JP3653732B2 - 液晶表示装置の駆動方法,液晶表示装置,電子機器及び駆動回路 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法,液晶表示装置,電子機器及び駆動回路 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、液晶表示装置の駆動方法に関するものであり、より詳しくは、単純マトリクス型の液晶表示装置の改良された駆動方法に関するものである。また、本発明は、そのような液晶表示装置の駆動方法を用いた液晶表示装置に関するものである。さらに、本発明は、そのような液晶表示装置を備えた電子機器に関するものである。さらにまた、本発明は、そのような液晶表示装置を駆動する駆動回路に関するものである。
背景技術
1.従来の単純マトリクス型液晶表示装置の駆動方法は、走査電極を1本づつ順次選択する駆動方法であった。
2.従来の別の単純マトリクス型液晶表示装置の駆動方法は、直交行列を用いて、複数本の走査電極を直交性を保持しつつ同時に選択する、いわゆるIHAT駆動方法と呼ばれている駆動方法であった。この駆動方法は、A GENERALIZED ADDRESSING TECHNIQUE FOR RMS RESPONDING MATRIX LCDS,1988 INTERNATIONAL DISPLAY RESERCH CONFERENCE P80〜P85.に開示されており、液晶表示装置の低電圧化を図ることができる旨が記載されている。
しかしながら、これらの従来の単純マトリクス型の液晶表示装置は、アクティブマトリクス型の液晶表示装置と比較して、製造コストが低いという長所を有するものの、高速応答特性及び良好なコントラスト特性をともに満足することが困難であるという短所を有していた。
3.米国の特許5,262,881号公報及び国際公開された国際出願WO93/18501号公報には、そのような従来の単純マトリクス型の液晶表示装置の短所となる問題点を解決し、高速応答特性及び良好なコントラスト特性をともに満足させるための技術として、選択期間を複数のサブ選択期間に分割し、それらのサブ選択期間を1フレームの期間中に分散させたいわゆるマルチライン駆動方法が開示されている。
それらの公報に開示されたマルチライン駆動方法を、第20図〜第23図を用いて簡単に説明する。
まず、それらのマルチライン駆動方法が適用される液晶表示装置は、単純マトリクス型の液晶表示装置(200)であり、複数本の走査電極(203)と、複数本の信号電極(204)と、表示要素(Eij)と、を備えている。また、走査電極には、選択期間には選択信号(V1又は−V1)を与え非選択期間には非選択信号(0V)を与える走査信号(X1〜Xn)が印加されており、信号電極には、表示データに基づいたデータ信号(Y1〜Ym)が印加されている。そして、表示要素は、前記走査信号と前記データ信号とにより駆動されている。
走査電極は複数のグループにグループ分けされており、同じグループに属する走査電極にはそれぞれ、1フレームで互いに直交するような選択信号(X1〜X4)が一括して与えられている。
その選択期間は、互いに分離された4個のサブ選択期間(t11〜t41)に分割され、その4個のサブ選択期間毎に選択信号の電位が設定されている。
データ信号(Y1、Y2、・・・)は、非選択信号の電位を基準とした選択信号の電位の極性(+/−)と、表示要素の表示データと、の比較に基づいて決定されている。
しかしながら、このような駆動方法の場合、信号電極方向(通常は縦方向)に表示むらが生じてしまうという問題点があった。その理由を第21図を用いて説明すると、そのような問題点が生じるのは、例えばY1で示されるようなパターンを有するデータ信号、すなわち1フレーム中の2fに示された期間のみにV3の電圧がかかり他の期間は電圧がかからないようなデータ信号、が信号電極に印加された場合、同じ輝度信号を表す他のパターンの場合と比較して、表示要素(Eij)に印加されている電圧の分布に時間的なかたよりが生じ、その結果、そのかたよりの影響が表示むらになるからである。この表示むらは、応答の早い液晶の場合、特に目立つようになる。
また、このような駆動方法の場合、表示内容が時々刻々と変化する場合には、そのような表示むらが特に激しくなるとともにちらつきも生じるという問題点もあった。その理由を、第22図を用いて説明する。第22図の駆動方法は第21図の駆動方法と同様の駆動方法であり、最初の選択期間t11には走査信号X1〜X4の選択信号が最初の4本の走査電極に同時に印加され、次の選択期間t12(図示せず)には走査信号X5〜X8(図示せず)の選択信号が次の4本の走査電極に同時に印加され、そのような電圧印加がすべての走査電極(X1〜Xn)について繰り返され、さらにそれらの電圧印加がすべてのフィールド(1f〜4f)について繰り返される。表示要素の輝度(透過率又は反射率)(T1、T2)は、表示要素に印加される電圧に従って時々刻々と変化する。
1フレーム目と2フレーム目とで、表示画面が変化しない場合には、その輝度の変化に周期性があり(T1を参照のこと)、そのような表示むらが特に激しくなることはない。一方、1フレーム目と2フレーム目とで、表示画面が変化する場合には、その輝度変化に周期性がなく(T2を参照のこと。)、そのような表示むらが特に激しくなりちらつきが生じてしまう。
以上述べたように、米国の特許5,262,881号公報及び国際公開された国際出願WO93/18501号公報に開示された駆動方法は、応答特性及びコントラスト特性が極めて低いという従来の単純マトリクス型の液晶表示装置の問題点を改善することができる長所を有する一方、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)に表示むらが生じるという問題点及び、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合には、そのような表示むらが特に激しくなるとともにちらつきも生じるという問題点を有していた。
本発明は、このような従来の駆動方法が有する問題点を解決し、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない液晶表示装置の駆動方法を提供することを目的とするものである。
発明の開示
本発明は、上記した目的を達成するためになされたものである。
まず、本発明が適用されるいわゆるマルチライン駆動方法が適用される液晶表示装置は、第20図に示したような単純マトリクス型の液晶表示装置(200)であり、複数本の走査電極(203)と、複数本の信号電極(204)と、表示画面(Eij)と、を備えている。また、第1図に示すように、走査電極には、選択期間には選択信号(V1又は−V1)を与え非選択期間には非選択信号(0V)を与える走査信号(X1〜Xn)が印加されており、信号電極には、表示データに基づいたデータ信号(Y1〜Ym)が印加されている。そして、表示要素は、前記走査信号と前記データ信号とにより駆動されている。
走査電極は複数のグループにグループ分けされており、同じグループに属する走査電極(X1〜X4)にはそれぞれ、ある期間で互いに直交するような選択信号が一括して与えられている。
その選択期間は、互いに分離されたp個のサブ選択期間(t11〜t41)に分割されている。
データ信号(Y1、Y2、・・・)は、非選択信号の電位を基準とした選択信号の電位の極性(+/−)と、表示要素の表示データと、の比較に基づいて決定されている。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
第1の発明では、サブ選択期間(t11、t21、t31、t41)をそれぞれq個(qは2以上の整数)の期間(以下、「分割サブ選択期間」という。)((s1、s2)、(s3、s4)、(s5、s6)、(s7、s8))に分割し、該分割サブ選択期間ごとに前記選択信号の電位が設定されており、前記サブ選択期間において、前記同一グループに属する複数の走査電極のうち、前記非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間と前記非選択信号の電位を基準として負極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号が印加されるものを含み、前記同一グループに属する走査電極に印加される前記選択信号の電位は、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響をある期間(図1では1フレーム)内で打ち消すように設定されてなることを特徴とする。すなわち、サブ選択期間をそれぞれ複数の期間に分割するとともに、該分割サブ選択期間ごとに前記走査信号の電位が設定を設定し、非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される分割サブ選択期間と負極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号が印加されるものを含む構成を有することによって表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを分散・均一化させることができ、その結果、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない。そのうえ、分割された複数の期間における選択信号の電位を、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響をある期間内で打ち消すように設定する構成を有することにより、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらを発生させることもない。
第2の発明では、qを偶数としたことにより、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響を1フレーム内で完全に打ち消すことようにでき、「▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらを発生させることもない。」という効果をより強めることができる。
第3の発明では、qを2としたことにより、比較的単純で駆動周波数の低い駆動波形で上記した▲1▼▲2▼及び▲3▼の効果を発揮するため、液晶表示装置の消費電流を低くすることができる。
第4の発明では、表示要素に印加される電圧の極性をある周期で反転してなる構成を有するため、液晶セルの基板間の不均一に基づく表示むらを抑制するとともに、液晶パネルの寿命を延ばすことができる。
第5の発明では、表示要素に印加される電圧の極性を同一フィールド内では反転させず、
あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号のうち前記サブ選択期間(例えばT11)内における前記q個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最後の分割サブ選択期間(s2)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、そのグループの次に選択されるグループ(例えばG2)に属する走査電極のうち前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうち前記サブ選択期間(t12)内における前記q個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最初の分割サブ選択期間(s1)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、を同じ符号にする構成を有することにより、データ信号(Y1、Y2、・・・)のオンオフの切り替わりの回数を減らすことができ、その結果、液晶表示装置の消費電流を低くすることができる。
第6の発明では、あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号(例えばX1)によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループ(G2)に属し前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択信号(X5)によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、を同一フィールド内で反転させない場合と反転させる場合とを有し、
反転させない場合には、あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号のうち前記サブ選択期間(例えばT11)内における前記q個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最後の分割サブ選択期間(s2)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、そのグループの次に選択されるグループ(例えばG2)に属する走査電極のうち前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうち前記サブ選択期間(t12)内における前記q個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最初の分割サブ選択期間(s1)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、を同じ符号にする構成を有することにより、複数本の走査線単位でいわゆる極性反転を行う場合であっても、データ信号(Y1、Y2、・・・)のオンオフの切り替わりの回数を減らすことができ、その結果、液晶表示装置の消費電流を低くすることができる。
第7の発明では、表示画面のうち、あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号(例えばX1)によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループ(G2)に属し前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択信号(X5)によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、を同一フィールド内で反転させる場所を、1フィールド又は1フレーム毎に変化させる構成を有することにより、極性反転により発生することがある横方向の表示むらを均一化することができる。
第8の発明では、qを偶数とするとともに、1フレーム内のp×q個のうち前半の(p×q/2)個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の(p×q/2)個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番とした構成としてことにより、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりをよりいっそう分散・均一化させることができ、その結果、「▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない。」という効果をよりいっそう強めることができる。
第9の発明では、サブ選択期間はそれぞれq個の連続した分割サブ選択期間に分割され、該分割サブ選択期間ごとに前記選択信号の電位が設定されており、サブ選択期間において、同一グループに属する複数の走査電極のうち、非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される分割サブ選択期間と非選択信号の電位を基準として負極性の電位が印加される分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号が印加されるものを含む構成とすることにより、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない、という効果を有す。
第10の発明では、qを2とするとともに、1フレーム内の前半のp個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半のp個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方を逆の順番とした上で、後半のp個の分割サブ選択期間においては同一サブ選択期間内で選択信号の電位の現れ方を逆の順番とした構成を有する。
第11の発明では、pを4とし、かつ、qを2をするとともに、1フレーム内の前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方を逆の順番とした上で、後半の4個の分割サブ選択期間のうち2個目の分割サブ選択期間の選択信号の電位と3個目の分割サブ選択期間の選択信号の電位とを入れ替えた構成を有する。
第10の発明も第11の発明もともに技術の豊富化に資するものであるとともに、比較的単純で駆動周波数の低い駆動波形で上記した効果を発揮するため、液晶表示装置の消費電流を低くすることができる。
第12の発明では、表示画面の、表示データの切替りのタイミングの異なる各ブロック毎に、1フレーム内のp×q個の分割サブ選択期間の間での選択信号の電位の入れ替わり方のパターンを異ならした構成を有することにより、データ信号を決定する計算を行う際に必要なメモリを節約した液晶表示装置においても、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない効果を奏するとともに、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらも発生させることがないという効果を有するものである。
本願発明に係る液晶表示装置は、上記した液晶表示装置の駆動方法を用いた液晶表示装置であるため、比較的安価な単純マトリクス型液晶表示でありながら、高速応答特性及び良好なコントラスト特性をともに備え、そのうえ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらが抑制され、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じないうえ、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらも発生しないという優れた特徴を有している。
本願発明に係る電子機器は、そのような比較的安価でありながら表示品質の優れた液晶表示装置を備えた電子機器であるため、電子機器としても比較的安価であるとともにユーザによって見やすい表示画面を有するユーザーフレンドリーな優れた電子機器である。
本願発明にかかる駆動回路は、上記のような液晶表示装置を駆動するための走査信号を発生するように構成しているため、上記のような優れた液晶表示装置を駆動するために不可欠な駆動回路である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1の駆動波形を示す図である(スパイク状の電圧は省略してある)。
第2図は、実施例1の駆動波形を示す図である(スパイク状の電圧は省略してない)。
第3図は、実施例2の駆動波形を示す図である。
第4図は、実施例3の駆動波形を示す図である。
第5図は、実施例4の選択信号の極性を示す図である。
第6図は、実施例5の選択信号の極性を示す図である。
第7図は、実施例6の選択信号の極性を示す図である。
第8図は、実施例7の選択信号の極性を示す図である。
第9図は、実施例8の駆動波形及び対応する表示要素の輝度変化を示す図である。
第10図は、実施例9の駆動波形及び対応する表示要素の輝度変化を示す図である。
第11図は、実施例10の選択信号の極性を示す図である。
第12図は、実施例11の駆動波形及び対応する表示要素の輝度変化を示す図である。
第13図は、実施例12の駆動波形及び対応する表示要素の輝度変化を示す図である。
第14図は、実施例13の選択信号の極性を示す図である。
第15図は、実施例14のデータドライバの構成を示す図である。
第16図は、実施例14の表示データのデータ蓄積手段への書込/読出タイミングと、表示データの切替タイミングとを示す図である。
第17図は、実施例14の表示データの切替タイミングを説明するための図である。
第18図は、実施例14の駆動波形を示す図である。
第19図は、実施例1の比較例の駆動波形を示す図である。
第20図は、従来及び本発明の単純マトリクス型の液晶表示装置の構成を示す図である。
第21図は、従来の駆動波形を示す図である。
第22図は、従来の駆動波形と輝度変化とを示す図である。
第23図は、従来の駆動波形を示す図である。
発明を実施するための最良の形態
本発明を、以下に示す実施例及び添付の図面に基づいてより詳細に説明する。
なお、この欄では、液晶表示装置として、表示要素に電圧を印加しないとき(オフ)に黒く、表示要素に電圧を印加するとき(オン)に白くなる、ノーマリブラックタイプの液晶表示装置を用いるが、それに限られるものではなく、ノーマリホワイトタイプ等のような他のタイプの液晶表示装置に対しても本発明を適用することができる。
(実施例1)
第20図は、本実施例に係る発明が適用される液晶表示装置(200)の構成を示す図である。液晶表示装置は、選択期間には選択信号(V1又は−V1)を与え非選択期間には非選択信号(0V)を与える走査信号(X1〜Xn)が印加される複数本の走査電極(203)と、表示データに基づいたデータ信号(Y1〜Ym)が印加される複数本の信号電極(204)と、走査信号とデータ信号とにより駆動されている複数の表示要素(Eij)と、を備えた単純マトリクス型の液晶表示装置である。
第1図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
基本的には第21図〜第23図に説明したようなマルチライン駆動方法と同様のを用いている。走査電極は4本ずつのグループにグループ分けされており、同じグループに属する走査電極(X1〜X4)にはそれぞれ1フレームで互いに直交するような選択信号が一括して与えられている。そして、選択期間は、互いに分離された4個のサブ選択期間(t11〜t41)に分割されており、その4個のサブ選択期間毎に選択信号の電位が設定されている。データ信号(Y1、Y2、・・・)は、走非選択信号の電位を基準とした選択信号の電位の極性(+/−)と、表示要素の表示データと、の比較に基づいて決定されている。
しかしながら、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、第21図〜第23図に示されたような従来のマルチライン駆動方法にはない以下の特徴を有する。すなわち、本実施例では、上記したサブ選択期間(t11、t21、t31及びt41)をそれぞれ2個の期間(以下、「分割サブ選択期間」という。)((s1、s2)、(s3、s4)、(s5、s6)及び(s7、s8))に分割している。さらに、選択信号の電位を、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響を1フレーム内で打ち消すように、1フレーム内の8個の分割サブ選択期間(s1〜s8)の間で入れ替えている。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そして、そのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs1、Vs3、Vs5、Vs7、Vs4、Vs2、Vs8、Vs6の順番となるようにしている。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを分散・均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない。
そのうえ、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、第2図に示されるように、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響を1フレーム内で打ち消すように構成されてなるので、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらを発生させることもない。
その理由を第2図を用いて説明する。第2図は、第1図に示された走査信号が走査電極ドライバから出力されたときに走査電極上で実際に計測される電位を示す図である。
走査信号X1の電位は、2フィールド目のs3が終わってs4が始まるときに、−V1から+V1に切り替わり、4フィールド目のs7が終わってs8が始まるときに、+V1から−V1に切り替わっている。そして、その切り替わりの瞬間に、走査電極X1が印加された走査電極に隣接する走査電極の走査信号X2にスパイク状の電圧(Sc、Sd)として影響を与える。
同様に走査信号X2の電位は、1フィールド目のs1が終わってs2が始まるときに、+V1から−V1に切り替わり、3フィールド目のs5が終わってs7が始まるときに、−V1から+V1に切り替わっている。そして、その切り替わりの瞬間に、走査電極X2が印加された走査電極に隣接する2本の走査電極の走査信号X1及びX3にスパイク状の電圧(X1はSa、Sb、X3は図示せず。)として影響を与える。
同様に、走査信号X3の電位は、1フィールド目のs1が終わってs2が始まるときに、−V1から+V1に切り替わり、3フィールド目のs5が終わってs7が始まるときに、+V1から−V1に切り替わっている。そして、その切り替わりの瞬間に、走査電極X2が印加された走査電極に隣接する2本の走査電極の走査信号X2及びX4にスパイク状の電圧(X2は図示せず。X4はSg、Sh)として影響を与える。
同様に、走査信号X4の電位は、2フィールド目のs3が終わってs4が始まるときに、+V1から−V1に切り替わり、4フィールド目のs7が終わってs8が始まるときに、−V1から+V1に切り替わっている。そして、その切り替わりの瞬間に、走査電極X4が印加された走査電極に隣接する走査電極の走査信号X3にスパイク状の電圧(Se、Sf)として影響を与える。
このようなスパイク状の電圧は、表示要素に印加される実効電圧に差を生じせしめ、横方向の表示むらを引き起こす原因となる。しかしながら、第2図の場合、SaとSb、ScとSd、SeとSf、SgとSh、はすべてそのスパイク状の電圧の極性が逆であり、互いにキャンセルしあっている。すなわち、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で打ち消されているのである。その結果、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらは効果的に抑制されている。
一方、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響を1フレーム内で打ち消すように構成されてない場合についてはどうなるかを第19図を用いて説明する。
第19図の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成される。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番に、Vs1、Vs3、Vs5、Vs7、Vs2、Vs4、Vs6、Vs8の順番となるようにしている。
その結果、最初に選択される4本の走査電極にはSa、Sb、Sc及びSdのスパイク電圧が発生するが、SaとSb、ScとSd、はいずれもそのスパイク状の電圧の極性が同じであり、互いにキャンセルすることはない。すなわち、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で打ち消されていないのである。その結果、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせないという効果を奏するものの、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらは抑制されない。
本実施例では、走査電極を4本ずつのグループにグループ分けしたが、2本ずつ、3本ずつ、5本ずつ、6本ずつ、その他の数ずつ....のグループにグループ分けした場合であっても、同じグループに属する走査電極にそれぞれ1フレームで互いに直交するような選択信号が一括して与えられている限り、本発明を適用することができる。
また、本実施例では、1フレーム中の選択期間を、互いに分離された4個のサブ選択期間に分割したが、4個に限られるものではなく、8個でも16個でもその他の数でも同様の効果がある。
本実施例では、1フレームで互いに直交するような選択信号を用いたが、直交する周期は1フレームに限られるものではなく他の周期であっても、本発明を適用することができる。
また、本実施例では、比較的単純で駆動周波数の低い駆動波形を用い液晶表示装置の消費電流を低くするという観点から、サブ選択期間を、それぞれ2個の分割サブ選択期間に分割したが、2個に限られるものではない。分割する数を多くすれば多くするほど、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせないという効果は強くなる。その場合でも、横方向の表示むらを完全になくすためにはqを偶数とすることが望ましいが、qが奇数であっても3以上であれば横方向の表示むらを実用上抑制することができる。
本実施例の駆動方法は、液晶セルの基板間の不均一に基づく表示むらを抑制するとともに、液晶パネルの寿命を延ばすために、表示要素に印加される電圧を1フレーム毎に極性反転しているが、反転周期は1フレームに限られるものではなく、例えば1フィールド毎、複数フィールド毎、複数フレーム毎等、の場合でも同様の効果がある。
(実施例2)
第3図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示すものであり、実施例1の液晶表示装置の駆動方法と同様の効果を有するものである。
すなわち、本実施例の液晶表示装置の駆動方法も、実施例1の液晶表示装置の駆動方法と同様に、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせないという効果を有し、そのうえ、SaとSb、ScとSd、はいずれもそのスパイク状の電圧の極性が逆であり、互いにキャンセルしあっており、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらを抑制するという効果も有する。
(実施例3)
第4図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法では、表示要素に印加される電圧を同一フィールド内では反転させない場合に適した駆動方法である。
そして、あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号のうち前記サブ選択期間(例えばt11)内における2個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最後の分割サブ選択期間(s2)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、そのグループの次に選択されるグループ(例えばG2)に属する走査電極のうち前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうち前記サブ選択期間(t12)内における2個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最初の分割サブ選択期間(s1)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、を同じ符号にしている。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じず、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらを発生させることもない、という実施例1や実施例2と同様の効果を有うえに、キャラクタ表示も映像表示もともに、同じ信号電極上では同じパターンの表示内容を繰り返す部分が多いため、データ信号のオンオフの切り替わりの回数を減らすことができ、液晶表示装置の消費電流を低くすることができるという効果を有する。(第2図のY1と第4図のY1を比較のこと。)
本実施例の選択信号のパターンも、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、その分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そして、本実施例ではその8つの電位を、これらのVs1〜Vs8の8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs3、Vs5、Vs1、Vs7、Vs6、Vs4、Vs8、Vs2の順番となるようにしている。
そして、X5〜X8の走査信号については、例えば、X5のs1の電位Vs1はX1のs2の電位Vs2と同じ極性とし、X5のs3の電位Vs3はX1のs4の電位Vs4と同じ極性とし、X5のs5の電位Vs5はX1のs6の電位Vs6と同じ極性とし、X5のs7の電位Vs7はX1のs8の電位Vs8と同じ極性とする。X6〜X8の走査信号も同様にしてX2〜X4の走査信号から作成する。X9〜X12の走査信号も同様にしてX5〜X8の走査信号から作成する。
本実施例の駆動方法は、液晶セルの基板間の不均一に基づく表示むらを抑制するとともに、液晶パネルの寿命を延ばすために、表示要素に印加される電圧を1フレーム毎に極性反転しているが、反転周期は1フレームに限られるものではなく、例えば1フィールド毎、複数フィールド毎、複数フレーム毎等、の場合でも同様の効果がある。
(実施例4)
第5図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法も、実施例3の液晶表示装置の駆動方法と同様に、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じないという効果を有し、そのうえ、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で打ち消されているため、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらを抑制するという効果も有する。
ここで、第5図のG1、G2、G3及びG4は、同時に選択される走査電極のグループを表す。また、X1〜X16は1番目の走査電極〜16番目の走査電極に印加される走査信号であり、第4図の場合と同様である。また、1f、2f、3f及び4fはそれぞれ、1番目のフィールド、2番目のフィールド、3番目のフィールド及び第4番目のフィールドであり、第4図と同じである。+と−は各選択信号の電位の非選択信号の電位を基準とした極性を表す。本実施例の場合、非選択信号の電位は0Vであるから、選択信号の電位が+V1の場合に+となり、−V1の場合に−となる。
(実施例5)
第6図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法も、実施例3の液晶表示装置の駆動方法と同様に、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じないという効果を有し、そのうえ、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で打ち消されているため、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらを抑制するという効果も有する。
なお、本実施例の場合、同時に選択される走査電極の数が6本であるので、各グループ(G1〜G4)には、X1〜X6、X7〜X12、X13〜X18、X19〜X24の走査信号が対応する。また、1フレームには8個のサブ選択期間が含まれている。
(実施例6)
第7図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法も、実施例3の液晶表示装置の駆動方法と同様に、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを均一化させることができ、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じないという効果を有し、そのうえ、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で打ち消されているため、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらを抑制するという効果も有する。
それに加えて、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、各表示要素に印加される電圧を2フィールド目と3フィールド目とで反転している。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、液晶セルの基板間の不均一に基づく表示むらを効果的に抑制するとともに、液晶パネルの寿命を延ばすことができるという効果を有する。
(実施例7)
第8図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、あるグループに属するある走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループに属し前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、を同一フィールド内で反転させない場合(G1とG2、G3とG4)と反転させる場合(G2とG3)とを有する。
そして、その極性を反転させない場合には、あるグループ(例えばG1)に属するある走査電極に印加される選択信号のうち前記サブ選択期間(例えばt11)内における2個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最後の分割サブ選択期間(s2)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、そのグループの次に選択されるグループ(例えばG2)に属する走査電極のうち前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうち前記サブ選択期間(t12)内における2個の分割サブ選択期間(s1、s2)のうち最初の分割サブ選択期間(s1)に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、を同じ符号にする。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じず、▲3▼横方向(走査電極方向)の表示むらを抑制することができるという効果に加え、液晶セルの基板間の不均一に基づく表示むらを抑制するとともに、液晶パネルの寿命を延ばすために複数の走査電極単位で極性反転を行う場合であっても、データ信号(Y1、Y2、・・・)のオンオフの切り替わりの回数を減らすことができ、液晶表示装置の消費電流を低くすることができるという効果を有する。
ずらす
(実施例8)
第9図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、1フレーム内の8個の分割サブ選択期間のうちの前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたことを特徴としている。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そして、本実施例ではそのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs3、Vs7、Vs5、Vs1、Vs2、Vs6、Vs8、Vs4の順番となるようにしている。
第9図には、表示要素の輝度(T1、T2)が表示要素に印加される電圧に従って時々刻々と変化する様子も併せて示されている。第22図の従来の液晶表示装置の駆動方法の場合と比較しても明らかなように、1フレーム目と2フレーム目とで表示画面が変化する場合であっても、その輝度変化が緩和され(T2)、信号電極方向の表示むらが特に激しくなりちらつきが生じてしまうということがない。
これは、データ信号Y2のように、1F期間と2F期間の間で表示内容が変化した場合であっても、1F期間では1f期間と4f期間に±V3の部分があったものが、2F期間では2f期間と3f期間に移動するため、画素の輝度が、1Fの1f期間は明るく、2f〜3f期間は次第に暗くなっていき、4f期間で明るくなり、2Fの1f期間は暗くなり、2fと3f期間は次第に明るくなっていく、という具合に、大きく変化しないからである。第22図のAで示された箇所と第9図のAで示された箇所とでその輝度を比較するとその効果がはっきりわかる。
以上のように、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりをよりいっそう効果的に分散・均一化させることができ、その結果、「▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない。」という効果をよりいっそう強めることができる。また、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響は1フレーム内で完全に打ち消されており、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらを発生させることもない。
なお、本実施例では、1フィールド(1f)と2フィールド(2f)とで、表示要素に印加される電圧の極性を反転していないが、もちろん反転させてもよい。
(実施例9)
第10図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成する。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてそのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs3、Vs7、Vs5、Vs1、Vs6、Vs2、Vs4、Vs8の順番となるようにしている。
従って、本発明の液晶表示装置の駆動方法は、1フレーム内の前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方を逆の順番とした上で、後半の4個の分割サブ選択期間においては同一サブ選択期間内((s5、s6)又は(s7、s8))で選択信号の電位の現れ方を逆の順番とした構成を有する。
第10図には、表示要素の輝度(T1、T2)が表示要素に印加される電圧に従って時々刻々と変化する様子も併せて示されている。実施例8のときと同様に、1フレームと2フレームとで表示画面が変化する場合であっても、その輝度変化が緩和され(T2)、信号電極方向の表示むらが特に激しくなりちらつきが生じてしまうということがない。
これは、データ信号Y2のように、1F期間と2F期間の間で表示内容が変化した場合であっても、1F期間では1f期間と4f期間に±V3の部分があったものが、2F期間では2f期間と3f期間に移動するため、画素の輝度が、1Fの1f期間は明るく、2f〜3f期間は次第に暗くなっていき、4f期間で明るくなり、2Fの1f期間は暗くなり、2fと3f期間は次第に明るくなっていく、という具合に、大きく変化しないからである。
以上のように、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらの発生を抑制できないものの、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりをよりいっそう均一化させることができ、その結果、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない、という効果は有し、選択信号を選択する際の自由度を増すことができ、技術の豊富化に資するものである。
なお、本実施例では、1フィールド(1f)と2フィールド(2f)とで、表示要素に印加される電圧の極性を反転していないが、もちろん反転させてもよい。
(実施例10)
第11図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、6本の走査電極を同時に選択する場合の駆動方法である。
1フレーム内の16個の分割サブ選択期間のうちの前半の8個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の8個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたことを特徴とする。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、実施例8の液晶表示装置の駆動方法の有する効果と同様の効果を有する。
(実施例11)
第12図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、1フレーム内の8個の分割サブ選択期間のうちの前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたことを特徴とし、さらに、その8個の分割サブ選択期間を互いに分離したことを特徴とする。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてこのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs1、Vs3、Vs5、Vs7、Vs8、Vs6、Vs4、Vs2の順番となるようにしている。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、実施例8の液晶表示装置の駆動方法の有する効果に加え以下の効果を有する。
まず、分割サブ選択期間をすべて分離することにより、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりをよりいっそう均一化させることができ、高速応答の液晶にも対応でき、高速応答の液晶表示装置の駆動方法として特に適している。
(実施例12)
第13図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、1フレーム内の8個の分割サブ選択期間のうちの前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたうえで、その6番目の電位と7番目の電位を入れ替えことを特徴とし、さらに、その8個の分割サブ選択期間を互いに分離したことを特徴とする。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。まず、第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてこのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs1、Vs3、Vs5、Vs7、Vs8、Vs4、Vs6、Vs2の順番となるようにしている。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、分割サブ選択期間をすべて分離することにより、▲3▼スパイク状の電圧の発生による横方向の表示むらをなくすことができる。また、表示要素に印加されている電圧の時間的なかたよりを分散・均一化させることができ、その結果、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない。また、高速応答の液晶にも対応でき、高速応答の液晶表示装置の駆動方法として特に適している。
(実施例13)
第14図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法を示す図である。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、6本の走査電極を同時に選択する場合の駆動方法である。
1フレーム内の16個の分割サブ選択期間のうちの前半の8個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の8個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたことを特徴とし、さらに、その16個の分割サブ選択期間を互いに分離したことを特徴とする。る。
その結果、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、実施例11の液晶表示装置の駆動方法の有する効果と同様の効果を有する。また、高速応答の液晶にも対応でき、高速応答の液晶表示装置の駆動方法として特に適している。
(実施例14)
第15図は、本実施例の液晶表示装置の駆動方法に用いるデータドライバを示す図である。本実施例では、走査電極数240本、同時選択ライン数4本の液晶表示装置を用いて、その作用を説明する。
本実施例のデータドライバ150は、バッファ手段153と、データ蓄積手段154と、デコード手段155と、ドライブ手段156と、制御手段151とを有している。
バッファ手段153は、データドライバに転送されてくる表示データを4ライン分づつバッファする働きをする。データ蓄積手段154は、1画面分のメモリ容量を有し、バッファ手段153でバッファされた4ライン分の表示データを蓄積していくと同時に、表示データが4ライン分ずつ読み出され、その読み出された表示データはデコード手段155に出力される。デコード手段155は、走査信号の選択パターンと表示データとからデータ信号を決定しドライブ手段156に出力し、そのドライブ手段156から信号電極(204)にデータ信号が出力される。
本実施例のデータ蓄積手段154は、2フレーム分のメモリ容量を有し、書込/読出の周期が等しいデータ蓄積手段とは異なり、メモリ容量を節約するために1フレーム分のメモリ容量しか有していない。そのため、データ蓄積手段154への表示データの書込/読出のタイミングが異なっている。第16図は、第15図のデータドライバ150の表示データのデータ蓄積手段154への書込/読出タイミングと、表示データの切り替えタイミングとを示す図である。
フレーム信号160のパルス電圧からパルス電圧までが1フレームに相当する期間で、この期間に162で示すように表示データが1ライン目から240ライン目まで順番にデータ蓄積手段154に書き込まれて行き、それと同時に163に示すように1ライン目から240ライン目まで順番に4ライン分ずつまとめてデータ蓄積手段154から読み出される。このように1画面分の表示データの読み出しは1フィールドに相当する期間で完了し、この読み出し動作を1フレームに4回繰り返すことになる。
このように表示データの書き込み周期と読み出し周期が違うため、表示画面の中で第17図のa部(aブロック)、b部(cブロック)、c部(cブロック)で表示データの切替りのタイミングがずれる。a部、b部、c部の各場所での表示データの切替りのタイミングを164に示す。164のa、b、cは各場所を示し、数字の0、1、2は各フレームを示す。
a部は、1fと2fの間で表示データが切り替わり、b部は、2fと3fの間で表示データが切り替わり、c部は、3fと4fの間で表示データが切り替わる。
このように、1画面の中の各場所毎に表示データの切替りのタイミングが違う場合、各場所毎に走査信号の選択パターンの組合せを変える必要がある。そこで、第15図の制御回路151の中に選択パターン切替手段152を設け、選択パターン切替手段152でどの走査電極上の表示データの読み出しが行われてデコード手段155に転送されたかを検出し、検出結果に合わせて選択パターンを切り替えて選択パターンをデコード手段155に転送する。
また、走査ドライバは選択パターン切替手段152の選択パターンに合わせて、第18図に示すように1画面の中の各場所毎に走査信号の選択パターンを変えて出力する。
本実施例の選択信号のパターンは、第23図に示した従来のマルチライン駆動方法の駆動波形から以下のようにして作成することができる。
まず、第17図のa部(aブロック)の場合を、第18図のG1に属する走査電極(X1〜X4)を例にして説明する。第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてこのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs5、Vs1、Vs2、Vs6、Vs7、Vs3、Vs4、Vs8の順番となるようにする。
次に、第17図のb部(bブロック)の場合を、第18図のG21に属する走査電極(X81〜X84)を例にして説明する。第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてこのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs3、Vs7、Vs5、Vs1、Vs2、Vs6、Vs8、Vs4の順番となるようにしている。
最後に、第17図のc部(cブロック)の場合を、第18図のG41に属する走査電極(X161〜X1644)を例にして説明する。第23図のX1の選択信号の場合、1フレームに8つの分割サブ選択期間(s1〜s8)があるが、この分割サブ選択期間に対応した8つの選択信号の電位を、順番にVs1、Vs2・・・Vs8とする。そしてこのVs1〜Vs8の8つの電位を、8つの分割サブ選択期間の間で入れ替え、1フレームのはじめから順番にVs7、Vs3、Vs4、Vs8、Vs5、Vs1、Vs2、Vs6の順番となるようにしている。
従って、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、表示画面の、表示要素毎の表示データの切替りのタイミングの異なる各ブロック(aブロック、bブロック、cブロック)毎に、1フレーム内のp×q個の分割サブ選択期間の間での選択信号の電位の入れ替わり方のパターンが異なった構成となている。
選択信号の電位の入れ替わり方のパターンを各ブロック毎に説明する。
まず、aブロックでは、第16図の164に示したように、表示データは各フレームの1番面のフィールドと2番目のフィールドの間で切り替わっている。従って、各フレームの2番目のフィールドと3番目のフィールドに含まれる分割サブ選択期間s3、s4、s5、s6と、4番目のフィールドと次のフレームの1番目のフィールドに含まれる分割サブ択期間s7、s8、s1、s2との間で、選択信号の電位の現れ方の順番が逆の順番となっている。
次に、bブロックでは、第16図の164に示したように、表示データは各フレームの2番面のフィールドと3番目のフィールドの間で切り替わっている。従って、各フレームの3番目のフィールドと4番目のフィールドに含まれる分割サブ選択期間s5、s6、s7、s8と、次のフレームの1番目のフィールドと2番目のフィールドに含まれる分割サブ択期間s1、s2、s3、s4との間で、選択信号の電位の現れ方の順番が逆の順番となっている。
最後に、cブロックでは、第16図の164に示したように、表示データは各フレームの3番面のフィールドと4番目のフィールドの間で切り替わっている。従って、各フレームの4番目のフィールドと次のフィールドの1番面のフィールドに含まれる分割サブ選択期間s7、s8、s1、s2と、次のフレームの2番目のフィールドと3番目のフィールドに含まれる分割サブ択期間s3、s4 s5、s6の間で、選択信号の電位の現れ方の順番が逆の順番となっている。
なお、本実施例では、実施例8の駆動方法と同様の駆動方法を用いたため、表示データの切替りのタイミングに対応した期間に含まれる8個の分割サブ選択期間のうちの前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンを逆の順番としたが、8個の分割サブ選択期間の間での選択信号の電位の入れ替え方は、これに限られるものではなく、他の実施例の駆動方法等を用いてもももちろんかまわない。
本実施例の液晶表示装置の駆動方法の走査は、以下のようにして行われる。
まず、第17図のa部に対応する1本目から4本目の走査電極に走査信号X1〜X4の選択信号がサブ選択期間t11に印加され、次の5本目から8本目の走査電極に走査信号X5〜X8の選択信号がサブ選択期間t12に印加され(図示せず)、その動作を20回繰り返すと、a部の動作が終了する。
次に、第17図のb部の動作に移る。第17図のb部に対応する81本目から84本目の走査電極に走査信号X81〜X84の選択信号がサブ選択期間t121に印加され、次の85本目から88本目の走査電極に走査信号X85〜X88の選択信号がサブ選択期間t122に印加され(図示せず)、その動作を20回繰り返す、第17図のb部の動作が終了する。
次に、第17図のc部の動作に移る。第17図のc部に対応する161本目から164本目の走査電極に走査信号X161〜X164の選択信号がサブ選択期間t141に印加され、次の165本目から168本目の走査電極に走査信号X165〜X168の選択信号がサブ選択期間t142に印加され(図示せず)、その動作を20回繰り返すと、c部の動作が終了する。
このように、同時に4本の走査電極を選択しながら1本目〜240本目の走査電極の走査が完了すると1番目のフィールド(1f)が終了し、2番目のフィールド(2f)に移り、1番目のフィールド(1f)のときと同様に4本の走査電極を選択しながら1本目〜240本目の走査電極を走査する。この動作を繰り返して、4番目のフィールド(4f)の走査が終了すると、1番目のフレーム(1F)が終了する。
以上のように、本実施例の液晶表示装置の駆動方法は、表示画面の、表示要素毎の表示データの切り替わりのタイミングの異なる各ブロック毎に、1フレーム内のp×q個の分割サブ選択期間の間での選択信号の電位の入れ替わり方のパターンを異ならせた構成を有することにより、1フレーム分のメモリ容量しか有さないデータ蓄積手段を備えた液晶表示装置においても、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらを抑制し、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じさせない効果を奏するとともに、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらも発生させることがないという効果を有するものである。
(実施例15)
実施例1〜14に示すような液晶表示装置の駆動方法を用いた液晶表示装置を作製し、その特性を評価した。その結果、縦方向の表示むら、横方向ともに表示むら及びちらつきがなく、高速応答特性と良好なコントラスト特性を有する優れた特性が確認できた。そのうえ、長時間使用したときの使用者の疲労感も少ないことが確認できた。
これらの液晶表示装置を小型携帯端末、ノートPC、小型TV等の電子機器の表示装置として使用することによって、比較的低い製造コストで、表示品質のよい見やすく疲労感にないユーザフレンドリーな小型携帯端末、ノートPC、小型TV等の電子機器が実現できた。
これらの液晶表示装置を駆動するための走査信号を発生するように構成された駆動回路及びこれらの液晶表示装置を駆動するためのデータ信号を発生するように構成された駆動回路は、これらの液晶表示装置を実現する上で欠くことのできない駆動回路である。
なお、本発明の液晶表示装置の駆動方法は、4本の走査電極を同時に選択する実施例と6本の走査電極を同時に選択する実施例を例にして説明したが、同時に選択する走査電極の数はこれに限られず、何本の場合であっても適用が可能である。また、本発明の液晶表示装置の駆動方法は、パルス幅変調、FRC変調、電圧快調等の階調表示の場合にも適用することができる。
産業上の利用の可能性
以上説明したように本発明は、▲1▼信号電極方向(通常は縦方向)の表示むらがなく、▲2▼表示内容が時々刻々と変化する場合にあっても、信号電極方向の表示むらが特に激しくなることもなく、ちらつきも生じないうえ、▲3▼走査電極方向(通常は横方向)の表示むらもない表示品質の優れた単純マトリクス型の液晶表示装置、そのような液晶表示装置を備えた小型携帯端末、ノートPC、小型TV等の電子機器、及びそのような液晶表示装置を駆動するための駆動回路を提供するために適している。

Claims (15)

  1. 選択期間には選択信号を与え非選択期間には非選択信号を与える走査信号が印加される複数本の走査電極と、表示データに基づいたデータ信号が印加される複数本の信号電極と、前記走査信号と前記データ信号とにより駆動される表示要素とを有する液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法において、
    複数のグループにグループ分けされた前記複数の走査電極のうち、同一グループに属する複数の走査電極には、ある期間でその電位状態が互いに直交関係をなすような選択信号が、前記選択期間ごとに一括して与えられ、
    前記データ信号は、前記非選択信号の電位を基準とした前記選択電位の極性と前記表示要素の表示データとの比較に基づいて決定され、
    前記選択期間は、1フレーム中に互いに分離されたp個(pは2以上の整数)のサブ選択期間を有し、
    前記サブ選択期間はそれぞれq個の連続した分割サブ選択期間に分割され、該分割サブ選択期間ごとに前記選択信号の電位が設定されており、
    前記サブ選択期間においては、前記同一グループに属する複数の走査電極のうちに、前記非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間と前記選択信号の電位を基準として負極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号が印加される走査電極を含み、
    前記同一グループに属する走査電極に印加される前記選択信号の電位は、隣接する走査電極に印加される走査信号からのスパイク状の電圧の影響をある期間内で打ち消すように設定されてなることを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  2. qは偶数であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の駆動方法。
  3. qは2であることを特徴とする請求項2に記載の液晶時装置の駆動方法。
  4. 表示要素に印加される電圧の極性がある周期で反転してなることを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の液晶表示装置の駆動方法。
  5. 表示要素に印加される電圧の極性を同一フィールド内では反転させず、
    あるグループに属する走査電極に印加される選択信号のうち、前記サブ選択期間内における、前記非選択信号の電位を基準とした、前記q個の分割サブ選択期間のうち最後の分割サブ選択期間に印加される選択信号の電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループに属する走査電極のうち、前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうちの最初の分割サブ選択期間に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性とを同じにすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置の駆動方法。
  6. あるグループに属するある走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループに属し前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性とを同意フィールド内で反転させない場合と、反転させる場合とを有し、
    反転させない場合には、あるグループに属するある走査電極に印加される選択信号のうち前記サブ選択期間内における前記q個の分割サブ選択期間のうちの最後の分割サブ選択期間に印加される選択信号の電位の前記非選択信号の電位を基準とした極性と、そのグループの次に選択されるグループに属する走査電極のうち前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択期間のうちの前記サブ選択期間内における前記q個分の分割サブ選択期間のうちの最初の分割サブ選択期間に印加される選択信号の電位の極性とを同じにすることを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項に記載の液晶表示装置の駆動方法。
  7. 表示画面のうち、あるグループに属するある走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性と、そのグループの次に選択されるグループに属し、前記ある走査電極に対応する走査電極に印加される選択信号によって選択される表示要素に印加される電位の極性とを同一フィールド内で反転させるタイミングを、1フィールドまたは1フレーム毎に変化させることを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置の駆動方法。
  8. qは偶数であって、1フレーム内のp×q個のうち前半の(p×q/2)個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の(p×q/2)個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方のパターンが逆の順番になっていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置の駆動方法。
  9. 選択期間には選択信号を与え非選択期間には非選択信号を与える走査信号が印加される複数本の走査電極と、表示データに基づいたデータ信号が印加される複数本の信号電極と、前記走査信号と前記データ信号とにより駆動される表示要素とを有する液晶表示装置を駆動する液晶表示装置の駆動方法において、
    複数のグループにグループ分けされた前記複数の走査電極のうち、同一グループに属する複数の走査電極には、ある期間でその電位状態が互いに直交関係をなすような選択信号が前記選択期間ごとに一括して与えられ、
    前記データ信号は、前記非選択信号の電位を基準とした前記選択電位の極性と、前記表示要素の表示データとの比較に基づいて決定され、
    前記選択期間は、1フレーム中に互いに分離されたp個(pは2以上の整数)のサブ選択期間を有し、
    前記サブ選択期間はそれぞれq個の連続した分割サブ選択期間に分割され、該分割サブ選択期間ごとに前記選択信号の電位が設定されており、
    前記サブ選択期間においては、前記同一グループに属する複数の走査電極のうちに、前記非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間と前記非選択信号の電位を基準として負極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号が印加される走査電極を含むことを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  10. qが2であって、1フレーム内の前半のp個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半のp個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方を逆の順番とした上で、前記後半のp個の分割サブ選択期間においては同一サブ選択期間内で選択信号の電位の現れ方を逆の順番としたことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の駆動方法。
  11. pが4であって、かつqが2であって、1フレーム内の前半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号と、後半の4個の分割サブ選択期間に与えられる選択信号との間で、その電位の現れ方を逆の順番とした上で、前記後半の4個の分割サブ選択期間のうち2個目の分割サブ選択期間の選択信号の電位と3個目の分割サブ選択期間の選択信号の電位とを入れ替えたことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の駆動方法。
  12. 表示画面の表示データの切り替わりのタイミングの異なる各ブロック毎に、1フレーム内のp×q個の分割サブ選択期間の間での選択信号のパターンを異ならせたことを特徴とする請求項1乃至11いずれか記載の液晶表示装置の駆動方法。
  13. 請求項1乃至12いずれか記載の液晶表示装置の駆動方法を用いたことを特徴とする液晶表示装置。
  14. 請求項13記載の液晶表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  15. 選択期間には選択信号を与え、非選択期間には非選択信号を与える走査信号が印加される複数本の走査電極と、表示データに基づいたデータ信号が印加される複数本の信号電極と、前記走査信号と前記データ信号とにより駆動される表示要素とを有し、
    複数のグループにグループ分けられた前記複数の走査電極のうち、同一グループに属する複数の走査電極には、ある期間でその電位状態が互いに直交関係をなすような選択信号が前記選択期間ごとに一括して与えられ、
    前記データ信号は、前記非選択信号の電位を基準とした前記選択電位の極性と、前記表示要素の表示データとの比較に基づいて決定される液晶表示装置を駆動する液晶装置の駆動回路であって、
    前記選択期間は、互いに分離された1フレーム中にp個(pは2以上の整数)のサブ選択期間を有し、
    前記サブ選択期間はそれぞれq個の連続した分割サブ選択期間に分割され、該分割サブ選択期間ごとに前記選択信号の電位が設定されており、
    前記非選択信号の電位を基準として正極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間と、前記非選択信号の電位を基準として負極性の電位が印加される前記分割サブ選択期間とが連続してなる選択信号を、前記同一グループに属する複数の走査電極のうち所定の走査電極に印加することを特徴とする液晶表示装置の駆動回路。
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