JP2002365086A - タコグラフ - Google Patents
タコグラフInfo
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- JP2002365086A JP2002365086A JP2001177171A JP2001177171A JP2002365086A JP 2002365086 A JP2002365086 A JP 2002365086A JP 2001177171 A JP2001177171 A JP 2001177171A JP 2001177171 A JP2001177171 A JP 2001177171A JP 2002365086 A JP2002365086 A JP 2002365086A
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- Japan
- Prior art keywords
- cover
- casing
- flexible band
- band member
- tachograph
- Prior art date
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- Granted
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- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
方向への不規則な曲がりがなく、正確な収納が可能とな
り、フレキシブルバンド部材の他部品への悪影響をなく
したタコグラフを提供すること。 【解決手段】 ケーシング2と、このケーシング2に旋
回可能に支承されたカバー3と、ケーシング2とカバー
3との間に掛け渡されカバー3の最大開角度を規制する
ストッパ機構4とを備えたタコグラフであって、ストッ
パ機構4は、ケーシング2とカバー3との間に掛け渡さ
れカバー3側に高剛性部分11を部分的に設けてなるフ
レキシブルバンド部材5と、カバー3に突設され、カバ
ー3の閉時に高剛性部分11の一部に当接してフレキシ
ブルバンド部材5を内方向に押圧するガイド部材6とを
備えている。
Description
度を規制するストッパ機構を備えたタコグラフに関する
ものである。
1号公報に開示されている、従来のタコグラフ100を
示す。このタコグラフ100は、ケーシング2と、この
ケーシング2にヒンジ7を介して旋回可能に支承された
カバー3と、ケーシング2とカバー3との間に掛け渡さ
れカバー3の最大開角度を規制するストッパ機構4とを
備えて大略構成されている。なお、カバー3にはチャー
ト紙24が設けられている上記ストッパ機構4は、ケー
シング2とカバー3との間に掛け渡されるフレキシブル
バンド部材5と、カバー3に架設されたガイド部材6と
を備えている。このフレキシブルバンド部材5は、例え
ば圧延したポリプロピレンを用いて長尺に成形されてお
り、両端にはそれぞれバックル状の係止部材8、9が取
り付けられている。そして、一方の係止部材8をケーシ
ング2の側壁に形成したポケット12に差し込み、かつ
他方の係止部材9をカバー3の側壁に固着したポケット
13に差し込むことによって、ケーシング2とカバー3
との間に掛け渡される。
部材5がチャート紙24に掛からないようにするため
に、カバー3の側壁の一部をチャート紙24と平行にな
るように外方に延設して構成されている。なお、図8お
よび図9中、符号26は、タコグラフの測定装置部分を
外部から操作できないように仕切っているカバープレー
トであり、符号27は、フレキシブルバンド部材5の側
方案内部としてカバープレート26に形成される切欠き
である。
は、フレキシブルバンド部材5の緊張により規制される
と共に、カバー3の閉時の際のフレキシブルバンド部材
5の仕舞込みは、図9に示すようにガイド部材6による
フレキシブルバンド部材5のループ形成により行われ
る。
ようにカバー3の最大開角度を規制するストッパ機構4
として、ケーシング2とカバー3との間に掛け渡される
ひも状のバンド部材5を使用した構成では、次のような
問題がある。
可撓性を有しているため、図8のようにカバーが閉じら
れてバンドが仕舞い込まれた際、バンドが任意の方向、
例えば長手方向に対して左右の方向に曲がる可能性があ
る。このように、バンド部材5が曲がると、ケーシング
2やカバー3等に引っ掛かり、開閉操作に支障をきたし
たり、チャート紙24に触れて記録に支障をきたす等の
問題が生じていた。
ためになされたもので、カバーの閉時にフレキシブルバ
ンド部材の横方向への不規則な曲がりがなく、正確な収
納が可能となり、フレキシブルバンド部材の他部品への
悪影響をなくしたタコグラフを提供することを目的とす
る。
め、請求項1記載の発明は、ケーシングと、このケーシ
ングに旋回可能に支承されたカバーと、前記ケーシング
とカバーとの間に掛け渡され前記カバーの最大開角度を
規制するストッパ機構とを備えたタコグラフであって、
前記ストッパ機構は、前記ケーシングとカバーとの間に
掛け渡され前記カバー側に高剛性部分を部分的に設けて
なるフレキシブルバンド部材と、前記カバーに突設さ
れ、前記カバーの閉時に前記高剛性部分の一部に当接し
て前記フレキシブルバンド部材を内方向に押圧するガイ
ド部材とを備えていることを特徴とするものである。
ーの閉時にガイド部材がフレキシブルバンド部材を押し
込む際に高剛性部分によりフレキシブルバンド部材の捩
れが阻止され、正確にフレキシブルバンド部材がケーシ
ングとカバーとの間に折り畳まれる。
と、このケーシングに旋回可能に支承されたカバーと、
前記ケーシングとカバーとの間に掛け渡され前記カバー
の最大開角度を規制するストッパ機構とを備えたタコグ
ラフであって、前記ストッパ機構は、前記ケーシングと
カバーとの間に係止部材を介して掛け渡されるフレキシ
ブルバンド部材を備え、前記係止部材は、前記ケーシン
グおよびカバーに係止される本体部と、この本体部から
折曲げ形成されたバンドガイドとを有し、該バンドガイ
ドは中間に前記フレキシブルバンド部材が挿入される挿
入孔が、先端に前記フレキシブルバンド部材の表面に当
接する係合部が各々形成された構成であることを特徴と
するものである。
ーの閉時にバンドガイドでフレキシブルバンド部材が押
し込まれ、これにより、フレキシブルバンド部材の捩れ
が阻止され、正確にフレキシブルバンド部材がケーシン
グとカバーの間に折り畳まれる。
載のタコグラフであって、前記係合部は、前記カバーの
全閉時に相手方の係合部と相互に重なって係合するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
ーが閉じられたとき係合部は重なり合ってばね力で係合
し、これにより、カバーとケーシングがロック状態で保
持される。
に基づいて説明する。なお、図1乃至図6において、図
8および図9と同一部材または同一機能のものは同一符
号で示している。
施の形態を示す断面図である。
ケーシング2と、このケーシング2にヒンジ7を介して
旋回可能に支承されたカバー3とを備え、カバー3には
チャート紙24が設けられている。ケーシング2とカバ
ー3との間にストッパ機構4が掛け渡されている。
は、ケーシング2とカバー3との間に掛け渡されるフレ
キシブルバンド部材5と、カバー3に架設されたガイド
部材6とで構成されている。このフレキシブルバンド部
材5は、例えば、圧延したポリプロピレン等のプラスチ
ックにより長尺に成形されており、両端には板厚の厚い
バックル状の係止部材8、9が一体に形成されている。
そして、一方の係止部材8をケーシング2の側壁に形成
したポケット12に強制的に差し込み、かつ他方の係止
部材9をカバー3の側壁に形成したポケット13に強制
的に差し込むことによって、ケーシング2とカバー3と
の間に掛け渡されている。
寄り、すなわち、係止部材9寄りの表面部分に剛性を高
くした高剛性部11を形成している。この高剛性部11
は、図示のように別部材を貼り付けることにより形成し
てもよいし、あるいはフレキシブルバンド部材5をこの
部分だけ肉厚を大きくして形成してもよいし、さらに
は、硬化性の溶剤等を混ぜ合わせて硬化し、この部分の
剛性を大きくする構成でもよい。
に被さるようにカバー3から延出している。
る(図3〜図5参照)。
支点に回動させると、フレキシブルバンド部材5がたる
むと共に、ガイド部材6が高剛性部11の上端に当接
し、フレキシブルバンド部材5に内方向、すなわち、矢
印10方向へ力を加えながらカバー3は閉じられてい
く。そして、最終的に、図4に示すようにフレキシブル
バンド部材5は、ケーシング2とカバー3の間に折り畳
まれて収容された状態となる。
では、フレキシブルバンド部材5に高剛性部分11を形
成することにより、この部分11をガイド部材6が押し
込む際フレキシブルバンド部材5が捩れることがなくな
り、正確にフレキシブルバンド部材5がケーシング2と
カバー3の間に折り畳まれる。したがって、フレキシブ
ルバンド部材5が、ケーシング2、カバー3等に引っ掛
って開閉に支障を来したり、あるいはチャート紙24等
に触れてこれに傷を付けたりすることがなくなる。
2実施の形態を示している。
材5は、前述した第1実施の形態と同様の材質で形成さ
れており、ポケット12、13に挿入された係止部材1
4、15によりケーシング2およびカバー3に固定され
ている。
属薄板で形成されると共に、図7に示すように、ヘアピ
ン状の本体部16の先端に略直角に折曲されたバンドガ
イド23が形成されたものである。上記本体部16の対
向面には止め歯17、18が形成され、上辺部にはバン
ド係止片19が切り起こしで形成され、下辺部には抜け
止め片20が切り起こしで形成されている。バンドガイ
ド23には挿入孔21が形成され、かつ先端には半円形
に湾曲された係合部22が形成されている。
材5は、挿入孔21に挿入されると共に先端部が本体部
16に挟まれ、止め歯17、18とバンド係止片19で
係止され、かつ、抜け止め片20でポケット12、13
の内壁に係止し、かつ係合部22は、フレキシブルバン
ド部材5の表面側に突出してこの表面を押さえている。
でフレキシブルバンド部材5を内方向、すなわち、矢印
30方向へ力を加えながらカバー3は閉じられていく。
そして、最終的に、図6に示すようにフレキシブルバン
ド部材5はケーシング2とカバー3の間に折り畳まれて
収容された状態となる。
力で係合し、これにより、カバー3とケーシング2がロ
ック状態で保持されると共に、操作するものにクリック
感を付与することができる。
では、フレキシブルバンド部材5をバンドガイド23を
有する係止部材14、15に取り付け、カバー3の閉時
にバンドガイド23でフレキシブルバンド部材5を押し
込むようにしたので、フレキシブルバンド部材5が捩れ
ることがなくなり、正確にフレキシブルバンド部材5が
ケーシング2とカバー3の間に折り畳まれる。
が、ケーシング2、カバー3等に引っ掛って開閉に支障
を来したり、あるいはチャート紙24等に触れてこれに
傷を付けたりすることがなくなる。
発明によれば、フレキシブルバンド部材に高剛性部分を
設け、この高剛性部分に当接してフレキシブルバンド部
材を内方向に押圧するガイド部材をカバーに設けたの
で、カバーの閉時にガイド部材がフレキシブルバンド部
材を押し込む際に高剛性部分によりフレキシブルバンド
部材の捩れが阻止され、正確にフレキシブルバンド部材
がケーシングとカバーの間に折り畳まれる。したがっ
て、フレキシブルバンド部材が、ケーシング、カバー等
に引っ掛って開閉に支障を来したり、あるいはチャート
紙に触れて傷を付けたりすることがなくなる。
ーの閉時にバンドガイドでフレキシブルバンド部材を押
し込むようにしたので、フレキシブルバンド部材の捩れ
が阻止され、正確にフレキシブルバンド部材がケーシン
グとカバーの間に折り畳まれる。したがって、フレキシ
ブルバンド部材が、ケーシング、カバー等に引っ掛って
開閉に支障を来したり、あるいはチャート紙に触れて傷
を付けたりすることがなくなる。
ーの全閉時に相手方の係合部と相互に重なって係合する
ように構成したので、請求項2記載の発明の効果に加え
て、カバーが閉じられたとき係合部は重なり合ってばね
力で係合し、カバーとケーシングがロック状態で保持さ
れると共に、操作するものにクリック感を付与すること
ができる。
部切欠側面図である。
ある。
面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケーシングと、このケーシングに旋回可
能に支承されたカバーと、前記ケーシングとカバーとの
間に掛け渡され前記カバーの最大開角度を規制するスト
ッパ機構とを備えたタコグラフであって、 前記ストッパ機構は、前記ケーシングとカバーとの間に
掛け渡され前記カバー側に高剛性部分を部分的に設けて
なるフレキシブルバンド部材と、前記カバーに突設さ
れ、前記カバーの閉時に前記高剛性部分の一部に当接し
て前記フレキシブルバンド部材を内方向に押圧するガイ
ド部材とを備えていることを特徴とするタコグラフ。 - 【請求項2】 ケーシングと、このケーシングに旋回可
能に支承されたカバーと、前記ケーシングとカバーとの
間に掛け渡され前記カバーの最大開角度を規制するスト
ッパ機構とを備えたタコグラフであって、 前記ストッパ機構は、前記ケーシングとカバーとの間に
係止部材を介して掛け渡されるフレキシブルバンド部材
を備え、前記係止部材は、前記ケーシングおよびカバー
に係止される本体部と、この本体部から折曲げ形成され
たバンドガイドとを有し、該バンドガイドは中間に前記
フレキシブルバンド部材が挿入される挿入孔が、先端に
前記フレキシブルバンド部材の表面に当接する係合部が
各々形成された構成であることを特徴とするタコグラフ - 【請求項3】 前記係合部は、前記カバーの全閉時に相
手方の係合部と相互に重なって係合するように構成され
ていることを特徴とする請求項2記載のタコグラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177171A JP3880813B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | タコグラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001177171A JP3880813B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | タコグラフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365086A true JP2002365086A (ja) | 2002-12-18 |
JP3880813B2 JP3880813B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=19018055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001177171A Expired - Fee Related JP3880813B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | タコグラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3880813B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010085432A (ja) * | 2008-09-29 | 2010-04-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2013195870A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001177171A patent/JP3880813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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