JP2002364246A - 車両用パワーウインド装置 - Google Patents

車両用パワーウインド装置

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JP2002364246A
JP2002364246A JP2001172647A JP2001172647A JP2002364246A JP 2002364246 A JP2002364246 A JP 2002364246A JP 2001172647 A JP2001172647 A JP 2001172647A JP 2001172647 A JP2001172647 A JP 2001172647A JP 2002364246 A JP2002364246 A JP 2002364246A
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pulse
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Taketo Sugawara
健人 菅原
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ電流の停止時にモータ慣性回転による
ウインド移動位置を検知し、ウインド位置を正確に検出
する車両用パワーウインド装置を提供する。 【解決手段】 操作スイッチ2、モータ3、スイッチ2
の操作によりモータ3を駆動する制御回路部1、モータ
電流のリップル成分からパルスを形成するパルス形成部
5を備え、制御回路部1は、パルス形成部5のパルスに
基づきウインド位置を演算するウインド位置演算部1
0、モータトルク値を検出するモータトルク検出部9、
モータトルク検出部9で得たモータートルク値と基準値
を比較し、モータートルク値が基準値を超えたとき挟み
込み有りと判断し、モータ3を駆動停止する挟み込み検
出部11、モータ3の駆動が停止した際、パルスに基づ
き停止直前のモータ3の回転速度に対応した慣性回転量
を表す付加パルスを形成する付加パルス形成部16を有
し、形成した付加パルスをウインド位置演算部10に供
給し、ウインド位置演算部10の設定ウインド位置を補
正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用パワーウイ
ンド装置に係り、特に、ウインド開閉用モータ(以下、
これをモータという)の回転時に得られるパルスを用い
てウインドガラス(以下、これをウインドという)の位
置を設定する際に、ウインド開閉駆動の停止時に、モー
タの慣性によって生じるウインド位置のずれを補正する
ようにした車両用パワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両用パワーウインド装置は、操
作スイッチの操作によりその操作スイッチに対応したモ
ータを回転させ、電気的な手段によってウインドを開閉
を行うことができることから、殆んどの車種に採用され
ている。また、このような車両用パワーウインド装置に
おいては、ウインドを開閉している際に、ウインドに何
等かの物体が挟み込まれたとき、ウインドの開閉を停止
させたり、ウインドの開閉状態を逆方向にする挟み込み
検知機能を備えたものが多くなってきている。
【0003】このような挟み込み検知機能を備えた車両
用パワーウインド装置においては、通常、後述するよう
に、開閉中のウインド位置を監視しているもので、ウイ
ンドの開閉中に何等かの物体が挟み込まれたとき、ウイ
ンドの開閉に要する負荷が増大したことを検出し、挟み
込みが生じたことの判断を行っているものである。この
場合、ウインドの開閉に要する負荷は、何等かの物体が
挟み込まれていない状態においても、常時変動してい
る。その理由は、開閉するウインドとそのウインドを保
持しているサッシとの間の摩擦や、開閉するウインドと
それ以外の構造体との間の摩擦は、ウインドの位置によ
って異なっているからである。
【0004】従って、車両用パワーウインド装置におい
て挟み込みが発生したとの判断は、挟み込みが発生して
いない状態における負荷変動の影響を除くために、ウイ
ンドの開閉位置を常時監視する必要がある。かかるウイ
ンドの開閉位置の監視は、モータに、モータの回転に同
期したパルスを発生するパルス発生器を結合させ、この
パルス発生器から得られるパルス数をカウントすること
により、そのパルスカウント数からウインドの位置を検
出することが通常行われている。この際に用いるパルス
発生器としては、ホール素子をモータ軸や回転伝達機構
の回転部分に配置したホール素子検出タイプのものが多
く知られているが、その他にも構造が簡単でコストパフ
ォーマンスに優れたものとして、モータの電源電流のリ
ップル成分を検出し、検出したリップル成分を用いてパ
ルスを形成するリップル成分検出タイプのものが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記既知の車両用パワ
ーウインド装置においては、パルス発生器としてリップ
ル成分検出タイプのものを用いた場合、駆動電流の供給
を停止させ、モータの回転を停止させれば、その瞬間に
モータの電源電流が停止し、リップル成分の発生も停止
する。ところが、モータは、駆動電流の供給を停止させ
た後も、慣性によって僅かな期間慣性回転し続け、ウイ
ンドは慣性回転している間その回転に伴って僅かに移動
する。モータが慣性回転を行っている期間は、リップル
成分の発生がなく、パルス発生器からパルスを得ること
ができないので、その期間のウインドの位置を検知する
ことができず、結果的に、その後に検知されるウインド
位置に僅かな誤差が加わることになり、このような僅か
な誤差の積み重ねにより比較的大きなウインド位置の誤
差が加わるようになってしまう。
【0006】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、モータ電流の停止時にモ
ータの慣性回転により生じるウインド移動位置の検知を
行うことによって常時ウインド位置を正確に検出するよ
うにしたリップル成分検出タイプのパルス発生器を用い
た車両用パワーウインド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ウインド開閉用操作スイッチと、ウイン
ド開閉用モータと、ウインド開閉用操作スイッチの操作
状態に応じてウインド開閉用モータを回転駆動する制御
回路部と、ウインド開閉用モータの電流のリップル成分
からパルスを形成するパルス形成部とを備え、制御回路
部に、パルス形成部から順次供給されたパルスに基づい
て、ウインド位置を演算するウインド位置演算部と、挟
み込み検知のためのパラメータ値を検出するパラメータ
値検出部とを設けるとともに、パラメータ値検出部で検
出したパラメータ値と予設定された基準値とを比較し、
パラメータ値が基準値を一定値以上超えたときに挟み込
みがあったものと判断し、ウインド開閉用モータを駆動
停止または逆転駆動する挟み込み検出部とを設けた車両
用パワーウインド装置であって、制御回路部は、ウイン
ド開閉用モータの駆動が停止した際に、停止直前のウイ
ンド開閉用モータのモータ回転速度に対応した慣性回転
量を表す付加パルスを形成する付加パルス形成部とを備
え、付加パルス形成部から得られた付加パルスをウイン
ド位置演算部に供給し、ウインド位置演算部で設定され
るウインド位置を補正する手段を具備する。
【0008】前記手段によれば、モータの駆動が停止し
た際、付加パルス形成部において、パルス形成部から供
給されたパルスに基づいて停止直前のウインド開閉用モ
ータの回転速度に対応した慣性回転量を表す付加パルス
を形成し、パルス形成部から供給されたパルスと付加パ
ルス形成部で得られた付加パルスとを加算してウインド
位置演算部に供給し、それらのパルスの加算結果を用い
てウインド位置演算部でウインド位置の設定を行ってい
るので、ウインド位置演算部で設定されるウインド位置
はモータの慣性回転を加味したウインド位置になり、常
時ウインド位置を正確に検出することが可能になる。
【0009】この場合、前記手段における制御回路部
は、モータ回転速度と慣性回転量との関係特性を格納し
たデータテーブルを備え、データテーブルの格納内容に
基づいて付加パルスを形成するようにしている。
【0010】一般に、モータ回転速度と慣性回転量との
関係は、ウインドの上昇時(閉動作時)とウインドの下
降時(開動作時)とでは、重力の影響によって異なるも
のであるが、このような構成にすれば、モータ回転速度
と慣性回転量との関係特性を予めデータテーブルに格納
しておき、付加パルスを形成時に、そのデータテーブル
の格納内容に基づいて付加パルスの形成を行うことがで
きるので、付加パルスを形成する都度、付加パルスを計
算で求める必要がなく、その分、制御回路部における負
担が軽減する。
【0011】また、前記手段における制御回路部は、モ
ータ回転速度と慣性回転量との関係特性を制御プログラ
ムとして格納したROMを備え、ROMの格納内容に基
づいて付加パルスを形成するようにしてもよい。
【0012】このような構成にすれば、モータ回転速度
と慣性回転量との関係特性を予め制御プログラムの形で
ROMに格納しておき、付加パルスを形成時に、そのR
OMの格納内容に基づいて付加パルスの形成を行うこと
ができるので、付加パルスを形成する都度、付加パルス
を計算で求める必要がなく、その分、制御回路部におけ
る負担が軽減する。
【0013】さらに、前記手段における制御回路部は、
ウインド位置演算部で演算したウインド位置を格納する
ウインド位置記憶部を備え、ウインドが全開位置または
全閉位置の少なくとも一方に移動したとき、ウインド位
置記憶部に記憶したウインド位置の初期化を行っている
ものである。
【0014】このような構成にすれば、ウインド位置演
算部で演算したウインド位置に僅かな誤差が生じていた
としても、その誤差がウインドが全開位置または全閉位
置の少なくとも一方へに移動時にキャンセルされるの
で、ウインド位置をより正確に検出することが可能にな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明による車両用パワーウイン
ド装置の一つの実施の形態を示すもので、その要部構成
を表すブロック図であり、リップル成分検出タイプのパ
ルス発生器を用いているものである。
【0017】図1に示されるように、この実施の形態に
よる車両用パワーウインド装置は、制御回路部1と、ウ
インド開閉用操作スイッチ2と、ウインド開閉用モータ
(M)3と、増幅器(AMP)4と、パルス形成部5と
からなっている。この場合、制御回路部1は、中央制御
ユニット(CPU)6と、モータ駆動部7と、リレード
ライバ8と、モータトルク検出部9と、ウインド位置演
算部10と、挟み込み検出部11と、基準値設定部12
と、ウインド位置記憶部13と、モータ速度演算部14
と、速度/慣性データテーブル15と、付加パルス形成
部16と、パルス混合部17とを具備している。また、
ウインド開閉用操作スイッチ2は、アップ(UP)スイ
ッチ21 と、ダウン(DOWN)スイッチ22 と、オー
ト(AUTO)スイッチ23 とを具備し、リレードライ
バ8は、第1の1回路2接点リレー81 と、第2の1回
路2接点リレー82 とを具備している。
【0018】そして、制御回路部1において、中央制御
ユニット6は、ウインド開閉用操作スイッチ2の3つの
出力端と、モータ駆動部7の入力端と、モータトルク検
出部9の制御端と、挟み込み検出部11の制御端と、モ
ータ速度演算部14の制御端にそれぞれ接続される。モ
ータ駆動部7は、2つの出力端がリレードライバ8の対
応する2つの入力端に接続され、リレードライバ8は、
2つの出力端がウインド開閉用モータ3の両端に接続さ
れる。モータトルク検出部9は、入力端がパルス混合部
17の出力端に、出力端が挟み込み検出部11の入力端
にそれぞれ接続される。ウインド位置演算部10は、入
力端がパルス混合部17の出力端に、制御端がウインド
位置記憶部13に、出力端が挟み込み検出部11の入力
端にそれぞれ接続される。挟み込み検出部11は、制御
端が基準値設定部12に接続される。モータ速度演算部
14は、入力端がパルス形成部5の出力端に、制御端が
速度/慣性データテーブル15に、出力端が付加パルス
形成部16の入力端16にされぞれ接続される。付加パ
ルス形成部16は、出力端がパルス混合部17の入力端
に接続され、出力端がパルス混合部17は、入力端がパ
ルス形成部5の出力端に接続される。
【0019】ウインド開閉用操作スイッチ2において、
アップスイッチ21 、ダウンスイッチ22 オートスイッ
チ23 は、いずれも可動接点が中央制御ユニット6に接
続され、固定接点が接地接続されている。増幅器4は、
入力端がウインド開閉用モータ3のリップル成分検出端
に接続され、出力端がパルス形成部5の入力端に接続さ
れる。リレードライバ8において、第1の1回路2接点
リレー81 は、コイルの一端がモータ駆動部7の一方の
出力端に、コイルの他端が電源端子(図番なし)にそれ
ぞれ接続され、可動接点がウインド開閉用モータ3の一
方の端子に、一方の固定接点が電源端子(図番なし)
に、他方の固定接点が接地点にそれぞれ接続される。第
2の1回路2接点リレー82 は、コイルの一端がモータ
駆動部7の他方の出力端に、コイルの他端が電源端子
(図番なし)にそれぞれ接続され、可動接点がウインド
開閉用モータ3の一方の端子に、一方の固定接点が電源
端子(図番なし)に、他方の固定接点が接地点にそれぞ
れ接続される。
【0020】次に、図2は、速度/慣性データテーブル
15に格納されているモータ速度と慣性回転による移動
量との関係特性の一例を示す特性図である。
【0021】図2において、横軸はモータ速度であり、
縦軸はモータの慣性回転による移動量である。また、直
線A(一点鎖線)はウインド下降時(開方向移動時)の
特性であり、直線B(2点鎖線)はウインド上昇時(閉
方向移動時)の特性である。
【0022】ここで、図1に図示された車両用パワーウ
インド装置の動作を、図2に図示の特性図を併用して説
明すると、次の通りである。
【0023】いま、ウインド開閉用操作スイッチ2の中
の1つのスイッチ、例えば、アップスイッチ21 を操作
すると、アップスイッチ21 に接続されたマイクロ制御
ユニット6の入力がそれまでの正電圧、例えば5Vから
接地電圧に変化する。そして、マイクロ制御ユニット6
は、入力された接地電圧に応答してモーター制御部7に
ウインド開閉用モータ3を一方向、例えば正方向回転さ
せる制御信号を供給し、モータ制御部7は、その制御信
号に応答して第1及び第2の1回路2接点リレー81
2 の可動接点を切替え、ウインド開閉用モータ3を正
方向回転させる。ウインド開閉用モータ3が正方向に回
転すると、ウインド開閉用モータ3に連結されたウイン
ド駆動機構を介してウインドを閉じる方向に移動させ
る。ウインドが閉方向に移動するとき、ウインド開閉用
モータ3の駆動電流に基づいて増幅器4がリップル成分
を検出増幅し、増幅したリップル成分をパルス形成部5
に供給し、パルス形成部5から供給されたリップル成分
に基づくパルスが出力される。パルス形成部5から出力
されたパルスは、制御回路部1のモータ速度演算部14
とパルス混合部17に供給される。
【0024】モータ速度演算部14は、パルス形成部5
からパルスが供給されたとき、中央制御ユニット6から
未だウインド開閉用モータ3の駆動停止信号が供給され
ないので、非付勢状態に維持されており、供給されたパ
ルスが廃棄され、付加パルス形成部16に何等の制御信
号も出力されず、付加パルス形成部16からパルス混合
部17に付加パルスが供給されない。このとき、パルス
混合部17には、パルス形成部5からパルスが供給され
るが、付加パルス形成部16から付加パルスが供給され
ないので、パルス形成部5からのパルスをモータトルク
検出部9及びウインド位置検出部10に供給する。
【0025】モータトルク検出部9は、挟み込み検知の
ためのパラメータ値をモータトルクとしたときのパラメ
ータ値検出部であり、供給されたパルス幅に基づいてウ
インド開閉用モータ3のモータトルク値を検出し、検出
したモータトルク値を挟み込み検出部11に供給する。
一方、ウインド位置検出部10は、供給されたパルス数
をカウントし、そのカウント数をウインド位置情報とし
てウインド位置記憶部13に格納するとともに、カウン
ト数に基づいてウインド位置を演算し、演算によって得
られたウインド位置情報を挟み込み検出部11に供給す
る。挟み込み検出部11は、ウインド位置検出部10か
ら供給されたウインド位置情報に対応する基準値を基準
値設定部12から読み出し、読み出した基準値とモータ
トルク検出部9から供給されたモータトルク値とを比較
する。そして、挟み込み検出部11は、その比較の結
果、モータトルク値が基準値に対して一定基準領域内に
ある場合、挟み込みが生じていないと判断して中央制御
ユニット6によるウインド開閉用モータ3の駆動を続行
させ、一方、モータトルク値が基準値に対して一定基準
領域を超えている場合、挟み込みが生じたものと判断
し、中央制御ユニット6を通してウインド開閉用モータ
3の駆動を停止させるか、その駆動と反対方向への駆動
に切替える。
【0026】ここで、アップスイッチ21 の操作を停止
すると、アップスイッチ21 に接続されたマイクロ制御
ユニット6の入力が接地電圧から正電圧、例えば5Vに
変化する。このとき、マイクロ制御ユニット6は、入力
された正電圧に応答してモーター制御部7にウインド開
閉用モータ3の回転を停止する制御信号を供給し、モー
ター制御部7は、この制御信号に応答して第1及び第2
の1回路2接点リレー81 、82 の可動接点を切替え、
ウインド開閉用モータ3への電源供給を止め、ウインド
開閉用モータ3の回転を停止させる。ウインド開閉用モ
ータ3への電源供給が停止すると、ウインド開閉用モー
タ3に電流が流れなくなり、増幅器4によるリップル成
分の検出が停止され、増幅器4からのリップル成分の出
力がなくなってパルス形成部5からのパルスの出力も停
止する。
【0027】モータ速度演算部14は、パルス形成部5
からのパルスの供給が停止される直前に、中央制御ユニ
ット6からウインド開閉用モータ3の駆動停止信号が供
給されるので、それまでの非付勢状態からに付勢状態に
転換する。この時点に、モータ速度演算部14は、供給
されたパルスから停止直前のウインド開閉用モータ3の
モータ速度を演算し、演算したモータ速度に対応したモ
ータの慣性回転による移動量を速度/慣性データテーブ
ル15の中の直線B(2点鎖線)から読み出す。そし
て、モータ速度演算部14は、読み出したモータの慣性
回転による移動量からその移動量に対応する付加パルス
情報を付加パルス形成部16に供給し、付加パルス形成
部16は、供給された付加パルス情報に基づいた付加パ
ルスを形成し、パルス混合部17に供給する。パルス混
合部17は、パルス形成部5からのパルスに付加パルス
形成部16からの付加パルスを加算し、加算パルスをモ
ータトルク検出部9及びウインド位置検出部10に供給
する。
【0028】この場合も、モータトルク検出部9は、供
給された加算パルス幅に基づいてウインド開閉用モータ
3のモータトルク値を検出し、検出したモータトルク値
を挟み込み検出部11に供給する。一方、ウインド位置
検出部10は、供給された加算パルス数をカウントし、
そのカウント数をウインド位置情報としてウインド位置
記憶部13に格納するとともに、カウント数に基づいて
ウインド位置を演算し、演算によって得られたウインド
位置情報を挟み込み検出部11に供給する。挟み込み検
出部11は、ウインド位置検出部10から供給されたウ
インド位置情報に対応する基準値を基準値設定部12か
ら読み出し、読み出した基準値とモータトルク検出部9
から供給されたモータトルク値とを比較する。そして、
挟み込み検出部11は、その比較の結果、モータトルク
値が基準値に対して一定基準領域内にある場合、挟み込
みが生じていないと判断して中央制御ユニット6による
ウインド開閉用モータ3の駆動を続行させ、一方、モー
タトルク値が基準値に対して一定基準領域を超えている
場合、挟み込みが生じたものと判断し、中央制御ユニッ
ト6を通してウインド開閉用モータ3の駆動を停止させ
るか、その駆動と反対方向への駆動に切替える。
【0029】次に、ウインド開閉用操作スイッチ2の中
の他のスイッチ、例えば、ダウンスイッチ22 を操作す
ると、前述の場合と同様に、ダウンスイッチ22 に接続
されたマイクロ制御ユニット6の入力が接地電圧に変化
する。マイクロ制御ユニット6は、入力された接地電圧
に応答してモータ制御部7にウインド開閉用モータ3を
逆方向、例えば負方向回転させる制御信号を供給し、モ
ータ制御部7は、この制御信号に応答して第1及び第2
の1回路2接点リレー81 、82 の可動接点を切替え、
ウインド開閉用モータ3を逆方向に回転する。ウインド
開閉用モータ3が逆方向に回転すると、ウインド開閉用
モータ3に連結された駆動機構を介してウインドを開く
方向に移動させる。ウインドが開方向に移動するとき
も、ウインド開閉用モータ3の駆動電流に基づいて増幅
器4がリップル成分を検出増幅し、増幅したリップル成
分をパルス形成部5に供給し、パルス形成部5からその
リップル成分に基づいたパルスが出力される。パルス形
成部5から出力されたパルスは、制御回路部1のモータ
速度演算部14とパルス混合部17に供給される。
【0030】前の場合と同様に、モータ速度演算部14
は、パルス形成部5からパルスが供給されたとき、中央
制御ユニット6から未だウインド開閉用モータ3の駆動
停止信号の供給がないので、非付勢状態に維持され、供
給されたパルスが廃棄され、付加パルス形成部16に制
御信号が出力されず、付加パルス形成部16からパルス
混合部17に付加パルスが供給されない。この時点に、
パルス混合部17は、パルス形成部5からパルスが供給
されるだけであるので、パルス形成部5からのパルスを
モータトルク検出部9及びウインド位置検出部10に供
給する。
【0031】モータトルク検出部9は、パルス幅に基づ
いてウインド開閉用モータ3のモータトルク値を検出
し、検出したモータトルク値を挟み込み検出部11に供
給する。一方、ウインド位置検出部10は、供給された
パルス数をカウントし、そのカウント数をウインド位置
情報としてウインド位置記憶部13に格納するととも
に、カウント数に基づいてウインド位置を演算し、演算
により得られたウインド位置情報を挟み込み検出部11
に供給する。挟み込み検出部11は、ウインド位置検出
部10から供給されたウインド位置情報に対応する基準
値を基準値設定部12から読み出し、読み出した基準値
とモータトルク検出部9から供給されたモータトルク値
とを比較する。
【0032】この場合も、挟み込み検出部11は、比較
の結果、モータトルク値が基準値に対して一定基準領域
内にある場合、挟み込みが生じていないと判断して中央
制御ユニット6によるウインド開閉用モータ3の駆動を
続行させ、一方、モータトルク値が基準値に対して一定
基準領域を超えている場合、挟み込みが生じたものと判
断し、中央制御ユニット6を通してウインド開閉用モー
タ3の駆動を停止させるか、または、その駆動と反対方
向への駆動に切替える。
【0033】ここで、ダウンスイッチ22 の操作を停止
すると、ダウンスイッチ22 に接続されたマイクロ制御
ユニット6の入力が接地電圧から正電圧に変化する。マ
イクロ制御ユニット6は、入力された正電圧に応答して
モーター制御部7にウインド開閉用モータ3の回転を停
止する制御信号を供給し、モーター制御部7は、この制
御信号に応答して第1及び第2の1回路2接点リレー8
1 、82 の可動接点を切替え、ウインド開閉用モータ3
への電源供給を止め、ウインド開閉用モータ3の回転を
停止する。ウインド開閉用モータ3への電源供給が停止
すると、ウインド開閉用モータ3に電流が流れず、増幅
器4によるリップル成分の検出が停止され、増幅器4か
らのリップル成分の出力がなくなり、パルス形成部5か
らのパルスの出力も停止する。
【0034】この場合も、モータ速度演算部14は、パ
ルス形成部5からのパルスの供給が停止される直前に、
中央制御ユニット6からウインド開閉用モータ3の駆動
停止信号が供給され、それまでの非付勢状態からに付勢
状態に転換する。この時点に、モータ速度演算部14
は、供給されたパルスから停止直前のウインド開閉用モ
ータ3のモータ速度を演算し、演算したモータ速度に対
応したモータの慣性回転による移動量を速度/慣性デー
タテーブル15の中の直線A(1点鎖線)によって読み
出す。そして、モータ速度演算部14は、読み出したモ
ータの慣性回転による移動量からその移動量に対応する
付加パルス情報を付加パルス形成部16に供給し、付加
パルス形成部16は、供給された付加パルス情報に基づ
いた付加パルスを形成し、パルス混合部17に供給す
る。パルス混合部17は、パルス形成部5からのパルス
に付加パルス形成部16からの付加パルスを加算し、加
算パルスをモータトルク検出部9及びウインド位置検出
部10に供給する。
【0035】モータトルク検出部9は、パルス幅に基づ
いてウインド開閉用モータ3のモータトルク値を検出
し、検出したモータトルク値を挟み込み検出部11に供
給する。一方、ウインド位置検出部10は、供給された
加算パルス数をカウントし、そのカウント数をウインド
位置情報としてウインド位置記憶部13に格納するとと
もに、カウント数に基づいてウインド位置を演算し、演
算によって得られたウインド位置情報を挟み込み検出部
11に供給する。
【0036】挟み込み検出部11は、ウインド位置検出
部10から供給されたウインド位置情報に対応する基準
値を基準値設定部12から読み出し、読み出した基準値
とモータトルク検出部9から供給されたモータトルク値
とを比較する。そして、挟み込み検出部11は、比較の
結果、モータトルク値が基準値に対して一定基準領域内
にある場合、挟み込みが生じていないと判断して中央制
御ユニット6によるウインド開閉用モータ3の駆動を続
行させ、一方、モータトルク値が基準値に対して一定基
準領域を超えている場合、挟み込みが生じたものと判断
し、中央制御ユニット6を通してウインド開閉用モータ
3の駆動を停止させるか、または、その駆動と反対方向
への駆動に切替える。
【0037】次いで、アップスイッチ21 とオートスイ
ッチ23 とが同時操作した場合、または、ダウンスイッ
チ22 とオートスイッチ23 とを同時操作した場合の各
動作は、アップスイッチ21 の操作またはダウンスイッ
チ22 の操作が停止されても、ウインドが最上位位置
(全閉位置)に達するまで移動する、または、ウインド
が最下位位置(全開位置)に達するまで移動する点で、
前述のアップスイッチ2 1 単独操作の場合の動作または
ダウンスイッチ22 単独操作の場合の動作と異なってい
るだけで、それ以外の各動作については、前述の各動作
とほぼ同じ動作が行われるか、または、前述の各動作に
準じた動作が行われる。このため、これらの動作につい
ては、これ以上の説明は省略する。
【0038】このように、この実施の形態においては、
ウインド位置演算部10に供給されるパルスが、パルス
形成部5で形成されたウインド開閉用モータ3の電流か
ら検出したリップル成分に基づくパルスと、付加パルス
形成部16で形成されたウインド開閉用モータ3の慣性
回転による移動量に基づく付加パルスとの加算パルスで
あるので、ウインド位置演算部10で設定されるウイン
ド位置はモータの慣性回転を加味したウインド位置に等
しいものとなり、常時ウインド位置を正確に検出するこ
とが可能になる。
【0039】ところで、ウインド位置記憶部13に記憶
されるウインド位置情報(パルスカウント値)は、ウイ
ンド位置演算部10で設定された正確なウインド位置を
示すものであるが、ウインド位置を移動させる度毎に、
どうしてもほんの僅かのウインド位置誤差が含まれるの
で、それらのウインド位置誤差が順次加算されることに
よって、比較的大きなウインド位置誤差の発生につなが
ることがある。
【0040】このようなウインド位置誤差の発生を避け
るためには、ウインド位置が最上位位置(全閉位置)及
び/または最下位位置(全開位置)に移動したときに、
ウインド位置記憶部13に記憶されるウインド位置情報
(パルスカウント値)を初期化し、再度、ウインド位置
を移動させる度毎に、得られたウインド位置情報(パル
スカウント値)を記憶するようにすればよい。
【0041】なお、前記実施の形態においては、モータ
速度とモータの慣性回転による移動量との関係特性をデ
ータベースの形にして速度/慣性データテーブル15に
格納し、モータ速度演算部14が付勢状態になったと
き、速度/慣性データテーブル15から読み出して使用
する例を挙げて説明したが、本発明によるこのような関
係特性は必ずしもデータテーブル15に格納して使用す
る場合に限られるものでなく、中央制御ユニット6の制
御プログラムの形にしてROMに格納し、モータ速度演
算部14が付勢状態になったとき、モータ速度演算部1
4がROMから前記関係特性の供給を受けて使用するよ
うに変更してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、モータ
の駆動が停止した際、付加パルス形成部において、パル
ス形成部から供給されたパルスに基づいて停止直前のウ
インド開閉用モータの回転速度に対応した慣性回転量を
表す付加パルスを形成し、パルス形成部から供給された
パルスと付加パルス形成部で得られた付加パルスとを加
算してウインド位置演算部に供給し、それらのパルスの
加算結果を用いてウインド位置演算部でウインド位置の
設定を行っているので、ウインド位置演算部で設定され
るウインド位置はモータの慣性回転を加味したウインド
位置になり、常時ウインド位置を正確に検出することが
可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用パワーウインド装置の一つ
の実施の形態を示すもので、その要部構成を表すブロッ
ク図である。
【図2】図1に図示の速度/慣性データテーブルに格納
されているモータ速度と慣性回転による移動量との関係
特性の一例を示す特性図である。
【符号の説明】
1 制御回路部 2 ウインド開閉用操作スイッチ 21 アップ(UP)スイッチ 22 ダウン(DOWN)スイッチ 23 オート(AUTO)スイッチ 3 ウインド開閉用モータ(M) 4 増幅器(AMP) 5 パルス形成部 6 中央制御ユニット(CPU) 7 モータ駆動部 8 リレードライバ 81 第1の1回路2接点リレー 82 第2の1回路2接点リレー 9 モータトルク検出部(パラメータ値検出部) 10 ウインド位置演算部 11 挟み込み検出部 12 基準値設定部 13 ウインド位置記憶部 14 モータ速度演算部 15 速度/慣性データテーブル 16 付加パルス形成部 17 パルス混合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインド開閉用操作スイッチと、ウイン
    ド開閉用モータと、前記ウインド開閉用操作スイッチの
    操作状態に応じて前記ウインド開閉用モータを回転駆動
    する制御回路部と、前記ウインド開閉用モータの電流の
    リップル成分からパルスを形成するパルス形成部とを備
    え、前記制御回路部に、前記パルス形成部から順次供給
    されたパルスに基づいて、前記ウインド位置を演算する
    ウインド位置演算部と、挟み込み検知のためのパラメー
    タ値を検出するパラメータ値検出部とを設けるととも
    に、前記パラメータ値検出部で検出したパラメータ値と
    予設定された基準値とを比較し、前記パラメータ値が前
    記基準値を一定値以上超えたときに挟み込みがあったも
    のと判断し、前記ウインド開閉用モータを駆動停止また
    は逆転駆動する挟み込み検出部とを設けた車両用パワー
    ウインド装置であって、前記制御回路部は、前記ウイン
    ド開閉用モータの駆動が停止した際に、停止直前の前記
    ウインド開閉用モータのモータ回転速度に対応した慣性
    回転量を表す付加パルスを形成する付加パルス形成部と
    を備え、前記付加パルス形成部から得られた付加パルス
    をウインド位置演算部に供給し、前記ウインド位置演算
    部で設定されるウインド位置を補正することを特徴とす
    る車両用パワーウインド装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路部は、モータ回転速度と慣
    性回転量との関係特性を格納したデータテーブルを備
    え、前記データテーブルの格納内容に基づいて前記付加
    パルスを形成していることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用パワーウインド装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路部は、モータ回転速度と慣
    性回転量との関係特性を制御プログラムとして格納した
    ROMを備え、前記ROMの格納内容に基づいて前記付
    加パルスを形成していることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用パワーウインド装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路部は、前記ウインド位置演
    算部で演算したウインド位置を格納するウインド位置記
    憶部を備え、ウインドが全開位置または全閉位置の少な
    くとも一方に移動したとき、前記ウインド位置記憶部に
    記憶したウインド位置の初期化を行っていることを特徴
    とする請求項1に記載の車両用パワーウインド装置。
  5. 【請求項5】 前記モータ回転速度と慣性回転量との関
    係特性は、ウインド上昇時とウインド下降時とで異なる
    特性であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の車両用パワーウインド装置。
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