JP2002364235A - 移動式パネルの緩衝装置 - Google Patents

移動式パネルの緩衝装置

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JP2002364235A JP2001171694A JP2001171694A JP2002364235A JP 2002364235 A JP2002364235 A JP 2002364235A JP 2001171694 A JP2001171694 A JP 2001171694A JP 2001171694 A JP2001171694 A JP 2001171694A JP 2002364235 A JP2002364235 A JP 2002364235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル走行中にキャスタが床面上の凹凸部に
遭遇しても、ガイドレールに急激な負荷を与えないだけ
でなく、パネルに横方向の力が作用しても床面上に安定
状態で立設支持することができるようにした移動式パネ
ルの緩衝装置を提供する。 【解決手段】 上端面に回転自在に枢支されたガイドロ
ーラ5bを介してガイドレール4に走行可能に支持され
るパネル2aが、ガイドローラ5bの支持軸32に圧縮
コイルバネ34を介して上下に付勢されて支持されてい
るので、走行中のパネル2aのキャスタが、床面に存在
する凹凸面に遭遇してもガイドレール4に急激な負荷を
与えることがなく、また、静止状態のパネル2aに横方
向の力が作用しても床面上に安定状態で立設支持するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部が天井に架設
したガイドレールに案内部材により案内され下部が床面
に走行自在のキャスタにより支持された移動式パネルの
緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の部屋内を仕切る移動パネル連接式
間仕切り装置として、パネル上部を天井に架設したガイ
ドレールに案内支持させ、パネル下部は床面に対して若
干の隙間を介した状態で吊支されて移動するものが知ら
れていた。そして、この種のガイドレールは、パネルの
全重量を支えるために天井内部の梁等を利用して曲げ剛
性の高い堅牢なレールとして構築されていた。そして、
部屋の間仕切りに際しては、パネルを順次ガイドレール
に沿って移動させ、パネル側端面同士を必要枚数連接さ
せ、パネル下部は落し部材等を用いて床面に固定して間
仕切り装置を立設していた。
【0003】発明者等は、鋭意研究の結果、パネルの自
重を床面上でキャスタ等を用いて走行可能に支持すれ
ば、従来のようにパネルを支えるガイドレールの負担が
軽減されるのでガイドレール並びにその取付け強度を簡
素化できる点を見出し、ガイドレールを、パネルの走行
時における案内並びに立設時において保持する強度を有
すれば良いことから、天井部の梁等の位置に関係なく天
井にガイドレールを直接架設することができるパネル連
接式間仕切り装置を開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この自重を支持するキ
ャスタは、床面上を走行することから、パネルの高さ
は、天井のガイドレールの下面と床面上を走行するキャ
スタまでの間の寸法に合わせて決定されており、パネル
使用時においてパネルの自重が直接ガイドレールに作用
しないように高さを設定するため、高さ調整装置を有す
るキャスタがパネルの下面に取付けられていた。
【0005】しかしながら、この種のパネルは、高さ調
整装置を介してパネルの高さが一旦設定されると、その
保持された状態で使用されるが、キャスタを介して床面
上を走行するよう構成されているため、床面上に凹凸部
が存在した場合に、キャスタがそれに乗り上げ又は落ち
込んだ際にガイドレールに急激な負荷が作用する問題が
生ずる。
【0006】また、間仕切りされたパネルに人や重量物
を寄り掛けて横方向の力を作用させると、パネルがガイ
ドレールを中心として横に振られて下端のキャスタが浮
き床面から浮き上がり易くなり、不安定な状態となる問
題を有していた。
【0007】上記課題を解決するために、本発明の移動
式パネルの緩衝装置は、パネル走行中にキャスタが床面
上の凹凸部に遭遇しても、ガイドレールに急激な負荷を
与えないだけでなく、パネルに横方向の力が作用して床
面上に安定状態で立設支持することができるようにした
移動式パネルの緩衝装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の移動式パネルの緩衝装置は、上部が天井に
架設したガイドレールに案内部材により案内され下部が
床面に走行自在のキャスタにより支持された移動式パネ
ルの緩衝装置であって、前記移動式パネルは、緩衝装置
を介して前記案内部材から下方に延出した支持軸に上下
方向に摺動自在に支持されていることを特徴としてい
る。この特徴によれば、移動式パネルが緩衝装置を介し
て支持されているので、走行中のパネルのキャスタが、
床面に存在する凹凸面に遭遇してもガイドレールに急激
な負荷を与えることがなく、また、静止状態のパネルに
横方向の力が作用しても床面上に安定状態で立設支持す
ることができる。
【0009】本発明の移動式パネルの緩衝装置は、前記
緩衝装置が、弾性部材であり、前記パネルの上部フレー
ムに前記支持軸が挿通し、該支持軸と前記上部フレーム
間に前記弾性部材が配置されていることが好ましい。こ
のようにすれば、弾性部材を上部フレームと支持軸間に
収めることで、緩衝装置がパネル内に簡単に取付けら
れ、コンパクトに配設することができる。
【0010】本発明の移動式パネルの緩衝装置は、前記
上部フレームが、前記パネルの両側端面に装着されたサ
イドフレーム内に臨むように突設され、その突設部に前
記支持軸が挿通していることが好ましい。このようにす
れば、移動式パネルの両端側に支持軸が存在することに
なるから、パネルに作用する垂直軸回りの回転モーメン
トに対しより安定するだけでなく、走行方向前後の床面
で付勢力が効率良く作用する。
【0011】本発明の移動式パネルの緩衝装置は、前記
弾性部材が、前記パネルの自重を支持するように前記上
部フレームの下方に配置され、その付勢力は、少なくと
も、前記パネルの自重より弱く設定されていることが好
ましい。このようにすれば、弾性部材の前記パネルの床
面に対する押圧力が軽減されるので、前記パネルのキャ
スタが走行中に凹部に落下した際における衝撃が緩和さ
れる。
【0012】本発明の移動式パネルの緩衝装置は、前記
弾性部材が、前記フレームの上方に配置されて前記パネ
ルを下方に押圧付勢していることが好ましい。このよう
にすれば、弾性部材の付勢力により、前記パネルの床面
に対するキャスタの押圧力が増加するだけでなく、ガイ
ドレールに対しパネルの下面が伸張できるので、パネル
に横方向の外力が作用してもパネルの横振れに対し安定
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0014】図1〜図4は、本発明の移動式パネルの緩
衝装置が適用された移動式パネルの一実施形態を示し、
図1は天井のガイドレールに案内されて高さ調整装置を
備えたキャスタにより床面上を走行するパネルの正面
図、図2の(a)は走行パネルがガイドローラの支持軸
に外装された圧縮コイルバネにより支持される支持部の
部分拡大断面図、(b)は(a)のA−A断面図、図3
はガイドローラの支持軸に外装された圧縮コイルバネを
介して支持されるパネルの支持部を一部破断した拡大斜
視図であり、図4はガイドローラの支持軸が支持される
パネル支持部の分解斜視図である。
【0015】図1に示す符号1は、間仕切り装置を示
し、この間仕切り装置1は、上部が天井3に架設したガ
イドレール4に案内され下部が床面6に走行自在のキャ
スタC1、C2により支持された移動式パネル(以下パ
ネル2a、2bと称する)同士が、その側端面が相互に
接合し合って複数連接することにより部屋内を仕切るよ
うに構成されている。
【0016】これらパネル2a、2bは、図示しない矩
形状の薄い中板の表裏面にスペーサを介在させて化粧板
を張設して所定厚みのパネル板を構成し、その上下両端
にアルミサッシなどで構成された上部フレームFU及び
下部フレームFDが装着されると共に、左右両側端から
若干突出した中板13の左右両側端にアルミサッシなど
で構成されたサイドフレームFR、FLが装着された構
成となっている。
【0017】パネル2a、2b左右のサイドフレームF
R、FL上端には、案内部材としてのガイドローラ5
a、5bが突設しており、これらガイドローラ5a、5
bは垂直軸線の回りに回転可能に軸支され、ガイドレー
ル4内に移動可能に挿嵌されている。また、パネル2
a、2bの下部フレームFD内部には前後に床面6上を
走行するキャスタC1、C2が配置された構成となって
いる。
【0018】また、各パネル2a、2bには、図1に示
すように、間仕切り時における進行方向後端側における
サイドフレームFRの下端に挿入ロッド10が上下方向
に移動自在に設けられている。そして、この挿入ロッド
10に人為的に操作可能な操作ピン8を一体的に設けて
落とし部材を構成し、挿入ロッド10は、この操作ピン
8の操作により上下方向に移動自在となっている。
【0019】更に、床面6には間仕切り時において、各
パネル2a、2b…が連設接合された際に操作ピン8の
操作により落とし込まれた挿入ロッド10を受け入れる
ための受け坪12がそれぞれの挿入ロッド10に対応し
て設けられている。
【0020】また、パネル2a、2bの下部フレームF
D内部の前後に配置されたキャスタC1、C2には、キ
ャスタ高さ調整装置(以下高さ調整装置16と称する)
が設けられており、この高さ調整装置16は、詳細は図
示しないが、一方のサイドフレームFR下方の内側垂直
面に逆L字形アームの垂直な取付け面が上下方向摺動可
能に取付けられ、他方の水平面先端の下面にはキャスタ
C1が固定されている。
【0021】そして、逆L字形アーム水平面には傾斜面
が形成されており、該傾斜面上面には、図示しない移動
ローラが外方側端面から例えばドライバーによる回転操
作により進退移動に支持されている。
【0022】従って、ドライバーによる回転操作により
移動ローラを進退移動させることより、逆L字形アーム
先端のキャスタC1をパネル2aに対し上下方向に調整
できるようになっている。
【0023】次に、本発明の移動式パネルの緩衝装置に
つき図2〜図4を参照して詳説する。
【0024】すなわち、パネル2a、2bは、その前後
に装着された両サイドフレームFR、FL上端面に回転
自在に枢支されるガイドローラ5a、5bが天井3に架
設したガイドレール4に挿嵌されて案内されている。
【0025】詳しくは、パネル2aの一方のガイドロー
ラ5bについて説明する。パネル2aを構成する中板1
3上端面に装着される上部フレームFU内の水平支持部
18の上端面両側に沿って長手方向に所定高さのブラシ
体22a、22bがブラシ体支持部18a、18bに垂
直に植設されている。
【0026】また、上部フレームFU内の水平支持部1
8左右の端部下面には、支持装置20が取付けられてお
り、この支持装置20は下端が開口するコ字形断面の水
平部材24と、この水平部材24の内部に装着された角
ブロック25から成る水平取付け部材26と、この水平
取付け部材26に直交して溶接接合され上部フレームF
Uの側端面にサイドフレームFRの内部において該サイ
ドフレームFRと共に取付けられる垂直取付け部材28
とから構成されている。
【0027】垂直取付け部材28は、縦長矩形の鋼板の
両端を折曲して両側にフランジ28a、28bを形成す
ると共に、幅方向中央に下方を向く切欠き部30より外
方に向けて水平に挿通突設させた水平取付け部材26の
端部が溶接接合されている。
【0028】サイドフレームFR内部に臨むように、挿
通突設させた水平取付け部材26の端部には上下方向に
貫通するガイド孔26aが形成され、このガイド孔26
aに挿通したガイドローラ5bから下方に延出した支持
軸32に緩衝装置としての圧縮コイルバネ34を下端か
ら外装し、支持軸32の下端から螺合したナット35に
より圧縮コイルバネ34の下面を水平取付け部材26下
面との間で押圧することで、圧縮コイルバネ34の付勢
力を調整できるようになっている。なお、ガイドレール
4の下面と両サイドフレームFR、FLの上端で形成さ
れる間隙は、ガイドローラ5bの支持軸32に装着され
た円柱状の例えばスポンジで構成されるシール部材23
により隠蔽される。
【0029】圧縮コイルバネ34は、パネル2aの自重
を支持するようにパネル2aの前後に配置されており、
好ましくは、圧縮コイルバネ34の付勢力は、少なくと
も、パネル2aの自重より弱く設定されるようになって
いる。
【0030】このように圧縮コイルバネ34は、縦方向
中空のサイドフレームFR内に配置されているので、十
分に自由長の長い圧縮コイルバネ34を収容することが
できるので、弱いバネの設定力を得ることができる。
【0031】次に、本発明のパネルの緩衝装置の作用に
つき説明する。
【0032】先ず、最初に緩衝装置が作用していない状
態、すなわち、圧縮コイルバネ34の付勢力がゼロの状
態に設置されているとする。
【0033】この状態において、図1、図2に示すよう
に、先ず、左右のサイドフレームFR、FL上端に取付
けられたガイドローラ5a、5bを天井3のガイドレー
ル4内に挿入係合した際に、例えば、サイドフレームF
R、FL上端のガイドローラ5a、5bがガイドレール
4に吊り下げられた状態となりパネル2a、2bの自重
がガイドレール4に直接作用しているとする。
【0034】そこで、図1に示されるキャスタC1、C
2の高さ調整装置16を操作して、ガイドレール4に対
し直接作用するパネル2a、2bの自重を解消するため
に、パネル2a、2bを上昇させる作業が行われる。
【0035】すなわち、ドライバーを介して図示しない
移動ローラを移動させてアームの傾斜面上に転動させる
ことにより、キャスタC1、C2をパネル2aに対し高
さ方向下方に移動することで、キャスタC1、C2下面
とパネル2aの下部フレームFD間の寸法が増加する。
【0036】このように調整されたキャスタC1、C2
によってパネル2aの上昇移動により、パネル2a自重
の全てが作用しない弱い状態L(図5の(b)参照)に
設定する。
【0037】このように設定すると、パネル2aの床面
6に対する押圧力が軽減されるので、図5の(a)に示
されるように、走行するパネル2aのキャスタC1が、
床面6に形成されている深さYの凹部6aに落下した際
に、圧縮コイルバネ34が設定長さLからL2に伸張す
ることで、パネル2aの自重が吸収されるので、ガイド
ローラ5a、5bを介してガイドレール4の支持面に作
用する急激な衝撃力を緩和することができる。
【0038】また、図5の(b)に示されるように、パ
ネル2a、2bに横方向の外力が作用してその下面がガ
イドレール4を中心として横方向にX移動すると、圧縮
コイルバネ34が設定長さLからL1に伸張してパネル
2a、2bがキャスタC1、C2を介して付勢状態で支
持される。
【0039】従って、パネル2a、2bに横方向の外力
が作用してその下面がガイドレール4を中心として横方
向に振られても、圧縮コイルバネ34がL1に伸張して
キャスタC1、C2が床面6上から浮き上がらずに接触
しているので、パネル2a、2bを安定状態に支持する
ことができる。
【0040】このように圧縮コイルバネ34が、縦方向
中空のサイドフレームFR内に配置されるので、十分に
自由長の長い圧縮コイルバネ34を収容することがで
き、圧縮コイルバネ34により支持される荷重の調整範
囲を広くとることができる。
【0041】なお、前述した実施形態では、圧縮コイル
バネ34を、水平取付け部材26端部を上下に挿通した
支持軸32に外装して、水平取付け部材26の下方に配
置した構成として説明したが、水平取付け部材26上部
の支持軸34に圧縮コイルバネ34を外装し、支持軸3
4を横切る方向に挿通した図示しない係止ピンを介して
付勢状態で保持することで、パネル2aに下方に向く押
圧力を付勢させることができる。
【0042】このようにすることにより、圧縮コイルバ
ネ34の付勢力により、パネル2a、2bの床面6に対
するキャスタC1、C2の押圧力が増加するだけでな
く、ガイドレール4に対しパネル2a、2bの下面が伸
張できるので、パネル2a、2bに横方向の外力が作用
してもパネル2a、2bの横振れに対し安定する。
【0043】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0045】(a)請求項1に記載の発明によれば、移
動式パネルが緩衝装置を介して支持されているので、走
行中のパネルのキャスタが、床面に存在する凹凸面に遭
遇してもガイドレールに急激な負荷を与えることがな
く、また、静止状態のパネルに横方向の力が作用しても
床面上に安定状態で立設支持することができる。
【0046】(b)請求項2に記載の発明によれば、弾
性部材を上部フレームと支持軸間に収めることで、緩衝
装置がパネル内に簡単に取付けられ、コンパクトに配設
することができる。
【0047】(c)請求項3に記載の発明によれば、移
動式パネルの両端側に支持軸が存在することになるか
ら、パネルに作用する垂直軸回りの回転モーメントに対
しより安定するだけでなく、走行方向前後の床面で付勢
力が効率良く作用する。
【0048】(d)請求項4に記載の発明によれば、弾
性部材の前記パネルの床面に対する押圧力が軽減される
ので、前記パネルのキャスタが走行中に凹部に落下した
際における衝撃が緩和される。
【0049】(e)請求項5に記載の発明によれば、弾
性部材の付勢力により、前記パネルの床面に対するキャ
スタの押圧力が増加するだけでなく、ガイドレールに対
しパネルの下面が伸張できるので、パネルに横方向の外
力が作用してもパネルの横振れに対し安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係り、天井のガイドレー
ルに案内されて高さ調整装置を備えたキャスタにより床
面上を走行するパネルの正面図である。
【図2】(a)は走行パネルがガイドローラの支持軸に
外装された圧縮コイルバネにより支持される支持部の部
分拡大断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図3】ガイドローラの支持軸に外装された圧縮コイル
バネを介して支持されるパネルの支持部を一部破断した
拡大斜視図である。
【図4】ガイドローラの支持軸が支持されるパネル支持
部の分解斜視図である。
【図5】(a)は一実施形態に係る緩衝装置の作用説明
図であり、(b)は他の実施形態に係る緩衝装置の作用
説明図である。
【符号の説明】
1 間仕切り装置 2a、2b パネル(移動式パネル) 2A、2B パネル板 3 天井 4 ガイドレール 5a、5b ガイドローラ(案内部材) 6 床面 6a 凹部 8 操作ピン 10 挿入ロッド 12 受け坪 13 中板 14a、14b 化粧板 16 調整装置 18 水平支持部 18a、18b ブラシ体支持部 20 支持装置 22a、22b ブラシ体 23 シール部材 24 水平部材 25 角ブロック 26 水平取付け部材 26a ガイド孔 28 垂直取付け部材 28a、28b フランジ 30 切欠き部 32 支持軸 34 圧縮コイルバネ(弾性部材) 35 ナット C1、C2 キャスタ FD 下部フレーム FR、FL サイドフレーム FU 上部フレーム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が天井に架設したガイドレールに案
    内部材により案内され下部が床面に走行自在のキャスタ
    により支持された移動式パネルの緩衝装置であって、 前記移動式パネルは、緩衝装置を介して前記案内部材か
    ら下方に延出した支持軸に上下方向に摺動自在に支持さ
    れていることを特徴とする移動式パネルの緩衝装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝装置は、弾性部材であり、前記
    パネルの上部フレームに前記支持軸が挿通し、該支持軸
    と前記上部フレーム間に前記弾性部材が配置されている
    請求項1に記載の移動式パネルの緩衝装置。
  3. 【請求項3】 前記上部フレームが、前記パネルの両側
    端面に装着されたサイドフレーム内に臨むように突設さ
    れ、その突設部に前記支持軸が挿通している請求項2に
    記載の移動式パネルの緩衝装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、前記パネルの自重を支
    持するように前記上部フレームの下方に配置され、その
    付勢力は、少なくとも、前記パネルの自重より弱く設定
    されている請求項2または3に記載の移動式パネルの緩
    衝装置。
  5. 【請求項5】 前記弾性部材は、前記フレームの上方に
    配置されて前記パネルを下方に押圧付勢している請求項
    2または3の何れかに記載の移動式パネルの緩衝装置。
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