JPS6261501B2 - - Google Patents

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JPS6261501B2
JPS6261501B2 JP56206339A JP20633981A JPS6261501B2 JP S6261501 B2 JPS6261501 B2 JP S6261501B2 JP 56206339 A JP56206339 A JP 56206339A JP 20633981 A JP20633981 A JP 20633981A JP S6261501 B2 JPS6261501 B2 JP S6261501B2
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JP
Japan
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tubular structure
hydraulic jack
car
stabilizer
hydraulic
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JP56206339A
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JPS57126380A (en
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Andoryuu Kapenhaagen Jooji
Fuoodo Jakuson Rii
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS57126380A publication Critical patent/JPS57126380A/ja
Publication of JPS6261501B2 publication Critical patent/JPS6261501B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/04Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B9/00Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B9/04Kinds or types of lifts in, or associated with, buildings or other structures actuated pneumatically or hydraulically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明はエレベーター装置に関し、特に油圧
ジヤツキのための安定装置を備えた直接式油圧エ
レベーター装置に関するものである。
[発明の背景] 高い細長比を持つ油圧エレベーター装置の油圧
ジヤツキは、シリンダーとプランジヤーとの同軸
性を高めて座屈を防ぐために、中間支持装置が必
要なことがある。
このような中間支持装置の必要な場合に、従
来、外側のガイド例えばエレベーターガイドレー
ルとプランジヤーとの間に延びた支持アームを使
用することが公知である。例えば、エレベーター
かごが上へ昇るに従つて、支持アームが或る間隔
で次次にプランジヤーと係合させられ、またエレ
ベーターかごが下へ降るのに従つて、アームがプ
ランジヤーから離脱してエレベーターかごの進路
から外へ出される。また、別の構成では、上昇中
のかごが予め定められた高さまで到達すると、支
持アームがプランジヤーをつかみ、プランジヤー
と共に移動する様に、支持アームが自動的にプラ
ンジヤーをつかんだり放したりする様になされ
る。
特願昭56−206338号(特開昭57−126379号)に
は、地面に油圧ジヤツキを入れる穴を掘る必要を
なくするために、エレベーターかごのかご枠を構
成する下方梁部材から上方梁部材へ延びる管状構
造に納められて、エレベーターかごの中を上向き
に伸びる油圧ジヤツキが用いられる油圧エレベー
ター装置が開示されている。この管状構造の上端
に設けられる端板と、プランジヤーの上端とが結
合される。エレベーターかごの縦方向移動距離と
して約16フイート(約4.9m)以上を取る必要の
ある場合に、ジヤツキのための穴が形成されない
なら、油圧ジヤツキは多段式のものとなろう。
[発明の目的] 本発明の目的は、エレベーターかごが上昇する
とき整列を確実にして座屈を防ぐ中間支持装置を
有する油圧ジヤツキ用の安定装置を備えた直接式
油圧エレベーター装置を得ることである。
[発明の概要] この発明は、エレベーターかごを貫いた縦のト
ンネル即ち管状構造を用いて油圧ジヤツキのため
のピツトを必要でなくすかあるいは少なくともピ
ツトの深さを減らした型の直接式油圧エレベータ
ー装置に関するものである。油圧ジヤツキから支
持アームを介してガイドレールに至る支え手段
と、油圧ジヤツキの伸展時に適時に支持アームを
働かせ、油圧ジヤツキとかごが降下するとき支持
アームを無効にする複雑な機構とを設けるかわり
に、この発明では、油圧ジヤツキの所定位置に常
に固定された安定装置が管状構造の中に設けられ
る。管状構造は、油圧ジヤツキが最大限に伸展し
た場合でも、安定装置が管状構造と係合する様
に、エレベーターかごの下まで延ばされている。
従つて、ジヤツキの伸展の最終段階では中間支点
が管状構造の上端から下端にまで移動する。
[発明の作用] このようにして、油圧ジヤツキに永久的に固定
された安定装置と、かご枠に永久的に固定された
管状構造と、かご枠に永久的に固定され、エレベ
ーターかごの縦移動中常にガイドレールに接触し
て回転するガイドローラとによつて、油圧ジヤツ
キからエレベーターガイドレールへの、しつかり
した支点が間接的に得られる。このしつかりした
支点は、エレベーターかごの昇降に従つてこの支
えを働かせたり或いは無効にする複雑な同期化機
構を必要としないで得られる。
[発明の実施例] 次に添付図面に示す本発明の実施例に沿つて本
発明を説明する。
第1図にこの発明のエレベーター装置10の斜
視図が、また第2図にこのエレベーター装置10
の背面図が示されている。このエレベーター装置
10は、建物16の昇降路14の中に置かれて、
この建物のそれぞれの階床に停止するエレベータ
ーかご12を備えている。昇降路14の底にあた
るピツト19に置かれる油圧ジヤツキ20がエレ
ベーターかご12の駆動装置となる。油圧ジヤツ
キ20は、シリンダー21、シリンダーヘツド2
5、第1のプランジヤー23、シリンダーヘツド
25′および第2のプランジヤー23′を備える多
段式ジヤツキであつてもよいし、或いは在来の単
段ジヤツキであつてもよい。
エレベーターかご12は、かご床22、このか
ご床22に載せられたかご室24、およびこのか
ご床とかご室とを支える構造的支持手段すなわち
かご枠26とを備えている。かご枠26は、以下
で述べる様に、油圧ジヤツキのために地面に形成
されるピツトをなくすか、またはそのピツトの深
さを減らすための油圧ジヤツキ20の入る長いト
ンネル状の、金属構造体即ち管状構造30を備え
ている。この発明の好ましい実施例に於ては、管
状構造30はエレベーターかご12の前端近くに
設けられている。
図示の実施例では、かご枠26は、下方梁部材
34と上方梁部材36で構成される底部分と上部
分と、直立する縦枠38,40で構成された第1
と第2の横部分とを備えている。下方梁部材34
は第1と第2の端42,44と、実質的にU字形
の図に示される断面とを持つている。このU字形
は、第1の直立する脚部分46と、第2の直立す
る脚部分48と二つの脚部分をつなぐU字の中間
部分47とを有している。
上方梁部材36は、第1と第2の端50と52
と実質的にU字形の図に示される断面を持つてい
る。このU字形断面も、第1と第2の垂下する脚
部分56,58と、これらの脚部分をつなぐ中間
部分54とを有している。
直立する縦枠38と40のそれぞれに、縦枠3
8の第1と第2の端60と62の様な、第1と第
2の端がある。これらの縦枠も実質的にU字形の
断面を有し、U字の中間部分64と第1と第2の
脚部分66,68がある。第1と第2の脚部分の
端には、一体の同じ平面で互いに逆に向けられた
フランジ70,72がある。
上方梁部材36には端50でのブラケツト73
の様なそれぞれの端に近く脚部分の間に熔接され
る取付けブラケツトが設けられている。これらの
ブラケツトは、縦枠38,40の第2の端の取付
点となり、また斜め支え部材110,112の取
付点ともなる。
管状構造30と縦枠38,40はかご枠の縦構
造部材となつている。これらは、縦方向の支持機
能の主な部分を管状構造30が受持つ様に、また
縦枠38,40が受持つ様に、或いはこれらが等
しく分担する様にすることができる。図示の如
く、上方および下方梁部材と両側の縦枠との結合
に、下方梁部材のボルト−ナツト80或いは上方
梁部材のボルト−ナツト82の様なボルト−ナツ
ト組立体を用いることができる。
上方および下方梁部材36,34のそれぞれの
端でU字の中間部分に、下方梁部材34の端42
での切り込み84或いは上方梁部材36の端5
0,52での切り込み86,88等の、ガイドレ
ール88,90等のガイドレールの先の入る切り
込みが設けられている。これらの二つの梁部材3
4,36のU字の中間部分には、例えば上方梁部
材36のガイドレール切り込み86の近くに形成
された窓92,94,96等の複数の長孔すなわ
ちガイドローラ98取付孔がガイドレール切り込
みの近くに設けられる。
かご枠の下方梁部材34と組合わせられて、エ
レベーターかごの床の全体を形成する様に、かご
床22が構成されている。かご床22は、ヒンジ
組立体100によつて図に示される水平の運転状
態と垂直に立てられた輸送状態との間で回動でき
る様にされている。
かご枠26とかご床22との間に、斜めの支え
部材110,112が取付けられている。例え
ば、支え部材110の一方の端が縦枠の上ブラケ
ツト73に、また他方の端がかご床22の手前の
角にボルトで取付けられる。これらの支え部材1
10,112はかご床22が立てられ輸送状態と
され、或いは倒されて運転状態とされるときかご
床22を支えるようにされている。
かご床22の上に適当な床材114が置かれ、
この床材の上にかご室24が置かれる。かご室2
4は側壁116,118と後壁120と天井12
2で構成される。
長い管状構造30は円形断面でも良いし或いは
非円形の例えば図に示されている様に正方形の断
面を持つものであつてもよいが、下方梁部材34
の、その断面に合う形の窓を通つて上へ延びてい
る。この管状構造は、その長さによつては、上方
梁部材の窓も通つて上へ延びる。管状構造30が
正方形の断面を持つとき、図示の如く4枚の金属
板からなる側壁124,126,128,130
を、適当に例えば熔接で互いに結合して形成され
る。管状構造30の上端に端板132があつて、
これにプランジヤー23の端が結合される。端板
132に小窓133が設けられ、これにプランジ
ヤー23の上端部分135が通されて、端板13
2に対してプランジヤー23の中心が正しく保た
れていることが示される。上端部分135の横孔
にピン139を挿込んでもよい。この管状構造ま
たは端板に、或いは両方に、目視によりチエツク
するための適当な窓(図示していない)を設けて
もよい。
油圧ジヤツキ20を設けるための、普通に設け
られるピツトをなくし、或いは少なくともそのピ
ツトの深さを減らすために、端板132は上方梁
部材36のレベルよりも充分に上に設けることが
好ましい。端板132をかご枠26の構造的な一
部分とするために、管状構造30を構成する側壁
124,126,128,130の内の少なくと
も幾つかは上方梁部材36と下方梁部材34とに
熔接される。また、図に示される様に管状構造3
0と上下の梁部材36,34に補強リブ136,
138が熔接される。端板132は、管状構造3
0を構成する側壁に例えばしつかりしたボルトで
取り外し可能に取付けるのが好ましい。例えば、
端板132にボルト137で取付けブロツク(図
に示されてない)が固定され、管状構造30のそ
れぞれの側壁の窓を通して、取付けブロツクのネ
ジ孔に結合されるボルト139で、端板132と
管状構造とが固定される。
管状構造30は、上方梁部材36の上まで延ば
すことの他に、下向きにエレベーターかご12を
完全に通り抜け、さらに下方梁部材34の下まで
充分に延びることが好ましい。かような構成の管
状構造で、油圧ジヤツキ20が完全に囲まれて保
護され、またエレベーターかご12の内部と油圧
ジヤツキ20とが分離される。管状構造30は、
強い鋼材の管状のものであり、これがかご枠の上
方および下方梁部材に熔接されて、前に指摘した
様にかご枠の強度が相当に高められる。
管状構造30をエレベーターかご12の前端近
くに置くことで、これがかご室24への出入口と
なる開口部138とかごに取付けられる行先選択
押しボタン装置142とかご位置指示器144の
様な操作制御部140との間にうまく納まつて、
エレベーターかごの乗客の目から管状構造を隠す
ことが可能になる。二つの脚部分148,150
を持つL字形の板146の、第1の脚部分148
がかご室24の内部の一部を形成し、これに操作
制御部の幾つかが取付けられる。第2の脚部分1
50は出入口の側壁とされている。この板146
と開口部138との上に横板152がおかれ、こ
れが管状構造30の目隠しの一部ともなつてい
る。
この発明の理解を助けるために、第1図のエレ
ベーター装置からかご12のかご室24,縦枠3
8,40、かごに取付けられる操作制御部14
0、板146を除いて、エレベーター装置の背面
が示されている。ピツト19に置かれた構造用鋼
材からなる長方形の枠体154に、油圧ジヤツキ
20のシリンダー部21が取付けられ、下側固着
装置156で固定される。この固着装着156は
ブラケツト(図に示されてない)でピツト19の
壁に固定される。ピツトの壁にブラケツト162
で取付けられる上側クランプ装置160もシリン
ダー部21の固定に利用される。枠体154には
バネ緩衝器161,163も設けられている。
管状構造30は、以下で述べる様に、かご枠1
2の下方梁部材の下まで充分に延ばされた下端部
分164と、かご枠の上下二つの梁部材間に置か
れる中間部分166と、上方梁部材より上になる
上端部分168とを備えている。下端部分164
には、エレベーターかごがその垂直移動の下端に
ある時、上側固着装置160と取付ブラケツト1
62との間に支えアームの位置に相当する位置
に、切り込みを設けてもよい。
エレベーターかご12にはかご枠の上下に二つ
ずつ合わせて4組のガイドローラ装置98,17
2,174,176があつて、ガイドローラ装置
98,174がガイドレール88と、またガイド
ローラ装置172,176はガイドレール90と
組み合わされて、エレベーターかご12がその端
板132とプランジヤー23の上端との結合によ
つて昇降する時その垂直移動経路に合わせて円滑
かつ正確に案内する。
このエレベーターかご12の駆動装置は、この
かごの垂直面に完全に納まる油圧ジヤツキ20で
ある。シリンダー21は、費用をかけて掘られる
ピツトを必要とせず、ピツト19の底に置かれる
だけであり、しかもエレベーターかご12は幾つ
かの階床の間にわたつて、垂直に運転される。そ
の階床の数は、管状構造30の上端部分168の
高さと、階床の間の間隔と、油圧ジヤツキが単段
型のものであるか多段型のものであるかできま
る。また、従来の直接式油圧エレベーターでは、
かご枠の構成要素に対する負荷が圧縮負荷であつ
たのに反して、この発明の構成では本質的に引張
負荷である。
この発明によれば、管状構造30に安定装置1
80が設けられる。安定装置180は、油圧ジヤ
ツキ20の最上段のプランジヤー部に隣接したシ
リンダ部分に設けられる。第1図、第2図および
第3図に示される様な多段型ジヤツキでは、安定
装置180がシリンダー23に取付けられてい
る。
安定装置180はこれが組み合わされるシリン
ダーの上端のすぐ近くに設けられる。例えば、第
1図、第2図および第3図で示されている多段型
ジヤツキの例では、シリンダー23のシリンダー
ヘツド25′(第3図)に設けられる。また、第
4図の単段ジヤツキの場合には、安定装置180
はシリンダーヘツド25に設けられる。従つて、
ジヤツキが縮められる即ち、単段ジヤツキのプラ
ンジヤーが引き込み、或いは多段型ジヤツキの全
ての段が引き込んだとき、安定装置180は管状
構造の端板132のすぐ隣にくることになる。後
で詳しく述べる様に、安定装置180は、端板1
32を取り除くだけで簡単に取付け取外し等の作
業ができる様に構成されている。前に述べた様
に、この実施例では管状構造30が下方梁部材3
4から下へ充分に延びていることが重要である。
管状構造30の下方梁部材から下にある部分16
4の寸法182は、油圧ジヤツキ20が完全に伸
展した時の安定装置180の位置により定められ
る。油圧ジヤツキ20が完全に伸展したとき安定
装置180は管状構造30内になければならない
ので、管状構造の下端部分164の寸法182が
その条件を満たす様に決められる。シリンダー2
1の支えと縦の管状構造の下端部分164との間
の千渉を除くのに必要なら、下端部分164に適
当な切り込みが形成される。
第3図には、第1図と第2図の多段型ジヤツキ
20が完全に伸展したときにも安定装置180が
管状構造30の中に残つていることを示すエレベ
ーター装置10の概略が示されている。第4図に
は単段ジヤツキ20′についての第3図と同じ状
態が示されている。
安定装置180′は前に述べた様に、それが組
合わされる油圧ジヤツキの定められた場所に設け
られ管状構造30の内面と接触する。この接触は
抵抗の小さいころがり接触であることが好まし
く、またしつかりした偏倚力即ち押し付け力を有
するバランスのよい接触であることが好ましい。
しつかりした案内点になるためにしつかりした偏
倚力が必要であり、油圧ジヤツキの全ての部分の
縦軸線の間で、またそれらの軸線と管状構造の中
心軸線との間で、所望の同軸関係が形成され維持
される様に、センタリングをする力のバランスが
必要である。
図示の実施例では、管状構造30が正方形断面
を持つものであり、その4個の角の直角の内隅が
ガイド位置に利用されている。このような正方形
断面を持つ管状構造30の安定装置180として
利用できる安定装置が第5図乃至第8図に示され
ている。
第5図には、第2図の安定装置180のすぐ上
での管状構造30の断面が示されている。この管
状構造30は1枚の平らな鋼板を正方形に管状に
曲げてシーム熔接したものでよい。或いは、4本
の直角のアングル部材で4つの角を形成し、これ
らのアングル部材に平らな鋼板を熔接してもよ
い。いずれにしても、管状構造30は第1、第
2、第3および第4の内隅184,186,18
8,190を備えている。安定装置180は、こ
の安定装置を油圧ジヤツキ20の定められた部分
に取付けるための取付け装置192と、この取付
装置に取付けられたガイドローラ194,19
6,198,200と、これらのガイドローラを
管状構造の内角184,186,190に押し付
ける偏倚装置202を備えている。
取付装置192は、管状構造30の上端から、
端板132を外して、油圧ジヤツキ20に取付け
たり、或いはそれから取外したりできる。この作
業の行われる間、エレベーターかご12はピツト
19にあるバネ緩衝器161,163まで降さ
れ、これらにより支えられる。取付装置192は
二つの半部分204,206からなる割りクラン
プであり、これらの二つの半部分がシリンダーヘ
ツド25の周りに置かれて組合わされて締付クラ
ンプ装置208,210で締めつけられる。
第6図に半円形のクランプ204とこれに関係
する部分の断面が示されている。クランプ204
はその内面とシリンダーヘツド25の外面とが密
着して、二つの半部分204と206がシリンダ
ーヘツドにうまく落ち着くような形にされる。こ
のうまく落ち着く形によつて、安定装置の取付け
の場合の位置決めがしやすくなり、またエレベー
ター運転中の、安定装置の滑りが防がれる。
クランプ半部分204はそのC字形の両端近く
に熔接された第1と第2の楔形部材212,21
4を有し、クランプ半部分206はそのC字形の
両端に熔接された第1と第2の楔形部材216,
218を有している。これらの二つの第1の楔形
部材212,216とU字形部材220とボルト
222で締付装置208が形成される。また、二
つの第2の楔形部材214,218とU字形部材
224とボルト226で締付装置210が形成さ
れる。第5図の線−に沿つて締付装置210
の正面を示す第7図でわかる様に、U字形部材2
24に二つの脚228,230とこれらに挾まれ
るU字の底に当たる部分232がある。二つの脚
部分228,230の内面の勾配が、楔形部材2
14,218の外面と滑り接触をする様に定めら
れる。U字の底に当たる部分232に、ボルト2
26の通るねじ孔234が設けられ、楔形部材2
14,218の向い合う面には、その間にボルト
の通るスペースが形成される様に溝が設けられ
る。油圧ジヤツキ20のまわりに二つの半円形の
クランプ半部分204,206を置き、二つの第
1の楔形部材212,216が隣りにあり、また
二つの第2の楔形部材214,218が反対側で
隣にある様にされる。これらの楔形部材の下から
U字形部材220,224を当てがい、上からボ
ルト222,226を挿し込み、U字形部材のね
じ孔にねじ込んで、これらが一体に結合される。
管状構造30と上端からボルト222,224を
締めつけると、二つの楔形部材がU字形部材の内
面の勾配に沿つて滑つて、寄せられて、二つのク
ランプ半部分204,206が油圧ジヤツキ20
の周りに締めつけられる。
それぞれのクランプにガイドローラの取付け装
置も設けられている。それらの取付け装置は同じ
構成のものであるので、ガイドローラ196の取
付装置だけについて述べる。第6図にガイドロー
ラ196とその取付装置236が示されている。
取付装置236は、軸となるピン238、突片
240、二枚の互いに隔てられた板242、24
4、回転軸となるボルト246から成る。ピン2
38が突片240に熔接され、この突片240が
半円形クランプ半部分204に熔接されている。
二枚の板242,244のそれぞれにピン238
の端の入る孔と、ボルト246の端の入る孔とが
設けられている。ボルト246によつて、ローラ
196が二枚の板の間で保持される。ボルト24
6にナツト248が結合されると、ピン238も
二枚の板の間で保持される。
偏倚装置202は、4つの板バネ250,25
2,254,256と4つの張力調整装置25
8,260,262,264から成る。第6図で
わかる様に、二枚の板242,244の回転軸
は、ピン238である。それぞれの板に切り込み
が設けられ、例えば板242には切り込み266
が設けられる。これらの切り込みを通る板バネ2
50−256の端が張力調整装置へ入つている。
4つの張力調整装置は同じ構成のものであるの
で、その一つ258について述べる。第8図の張
力調整装置258は、円形断面を持つ柱274で
互いに隔てられた二枚の平行な板270と272
を有し、柱274にはその軸に垂直なネジの切ら
れた横孔276がある。二枚の板270,272
の間にストツパ278と二つのピン280,28
2とが挾着されている。ネジ孔276にネジ28
4がネジ込まれる。板バネ250の端がピン28
0と柱274の間に差込まれストツパ278に接
触する。別の板バネ252の端がピン282と柱
274の間を通つてストツパ278に達してい
る。ネジ284の頭が、クランプ半部分204の
外面に当たつている。調整ネジ284を回してネ
ジ孔276から出し入れすると、板バネの端が動
かされてバネの力すなわち、ガイドローラとそれ
が接触する管状構造の内角との間の接触圧力が調
整されることになる。このバネの力の調整も上の
方から行えるので、管状構造30の上端から端板
132を取外すだけで実施できる。
ガイドローラは、例えばガイドローラ194の
両側の面取部分290,292の様に、それぞれ
面取が施こされて、それぞれのガイドローラと組
合わされる管状構造の角の内面と接触する面が形
成される。
それぞれの板バネの張力を正しく調整すること
によつて、ガイドレール88,90からガイドロ
ーラ172−176を経てかご枠へ、さらにかご
枠の一部分である管状構造30を経て油圧ジヤツ
キ20に対するセンタリング力が与えられる。管
状構造の壁が、安定装置のガイドローラを介して
クランプにセンタリング力を与え、この力が油圧
ジヤツキに与えられる。油圧ジヤツキの作用でエ
レベーターかごが昇降する時、この力の作用する
点は管状構造に沿つて移動し、かごの上昇に伴つ
てセンタリング力の作用点と端板132との間隔
が増す。センタリング力は、一番上のプランジヤ
ーとその下の段とが移動の間、連続的にその下の
段に与えられて、これらの油圧ジヤツキの二つの
部分の座屈を防ぎ、シリンダーヘツドの寿命を長
くする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の直接式油圧エレベ
ーター装置の斜視図、第2図は第1図のエレベー
ター装置の一部分を取去つた背面図、第3図は多
段型油圧ジヤツキを完全に伸展した時の第2図の
エレベーター装置の概略図、第4図は単段油圧ジ
ヤツキを完全に伸展した時の第3図と同様のエレ
ベーター装置の概略図、第5図は第2図の線−
における管状構造の断面と安定装置を示す図、
第6図は第5図の線−における安定装置の一
部を示す断面図、第7図は第5図の線−にお
ける安定装置の一部を示す断面図、第8図は第5
図の安定装置の張力調整装置の分解斜視図であ
る。 12……エレベーターかご、14……昇降路、
16……建物、19……ピツト、20……油圧ジ
ヤツキ、21……シリンダー、22……かご床、
23……プランジヤー、24……かご室、26…
…かご枠、30……管状構造、124−130…
…管状構造の側壁、132……端板、180……
安定装置、184−190……管状構造の内隅、
192……取付け装置、194−200……ガイ
ドローラ、208,210……締付装置、250
−256……板ばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かご床と、このかご床上のかご室と、このか
    ご室とかご床とを支えるかご枠とを有するエレベ
    ーターかごと、 前記エレベーターかごの下方に取付けられたシ
    リンダーと、少なくとも1つのプランジヤーとを
    有する油圧ジヤツキとを備えた直接式油圧エレベ
    ーター装置に於いて、 前記かご枠が、垂直方向の軸心を持つ細長い管
    状構造を有し、 前記管状構造は、少なくとも部分的に閉じた上
    端と開いた下端と側壁部分とを有し、 前記油圧ジヤツキはその軸心が前記管状構造の
    軸心と同軸であり、前記プランジヤーの上端を前
    記管状構造の少なくとも部分的に閉じた上端に結
    合させて、前記管状構造内に延びており、 前記管状構造内で前記油圧ジヤツキに取付けら
    れて、前記シリンダーと、前記管状構造と、前記
    少なくとも1つのプランジヤーとの同軸整列関係
    を維持する心合わせ作用を得る様に、前記管状構
    造の側壁の少なくとも一部分と接触して作用し合
    う安定装置を備えてなることを特徴とする油圧ジ
    ヤツキ用安定装置を有する直接式油圧エレベータ
    ー装置。 2 前記油圧ジヤツキは1つのプランジヤーと1
    つのシリンダーとを有し、前記1つのシリンダー
    に前記安定装置が取付けられてなる特許請求の範
    囲第1項記載の油圧ジヤツキ用安定装置を有する
    直接式油圧エレベーター装置。 3 前記油圧ジヤツキは少なくとも最上段とその
    隣接段とを持つテレスコープ型ジヤツキであり、
    前記最上段のプランジヤーが前記管状構造の上端
    に取り付けられ、前記安定装置が前記隣接段に取
    付けられてなる特許請求の範囲第1項記載の油圧
    ジヤツキ用安定装置を有する直接式油圧エレベー
    ター装置。 4 前記管状構造の前記部分的に閉じた上端が取
    外し可能な端板を有し、前記安定装置は、前記油
    圧ジヤツキが縮められかつ前記端板が取外された
    時、前記管状構造の上端近くで前記管状構造の上
    端から手が届く場所に設けられてなる特許請求の
    範囲第1項、第2項又は第3項記載の油圧ジヤツ
    キ用安定装置を有する直接式油圧エレベーター装
    置。 5 前記安定装置は、前記油圧ジヤツキのまわり
    に配設できるようにした第1および第2の同等の
    半部分と、前記第1および第2の半部分を前記油
    圧ジヤツキのまわりに組立てて固着する固着装置
    とを備えている特許請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか一項に記載の油圧ジヤツキ用安定装置
    を有する直接式油圧エレベーター装置。 6 前記管状構造の側壁は、第1、第2、第3お
    よび第4の内隅を持つ略々正方形断面を形成する
    ものであり、前記安定装置は前記4つの内隅とそ
    れぞれ接触して作用し合う第1、第2、第3およ
    び第4の案内ローラを有してなる特許請求の範囲
    第1項、第2項又は第3項記載の油圧ジヤツキ用
    安定装置を有する直接式油圧エレベーター装置。 7 前記安定装置は、前記4つの案内ローラを前
    記管状構造の前記4つの内隅に偏倚させる偏倚装
    置を備えている特許請求の範囲第6項記載の油圧
    ジヤツキ用安定装置を有する直接式油圧エレベー
    ター装置。 8 前記偏倚装置は、バネ部材と、前記バネ部材
    の偏倚力を調整する装置とを備えている特許請求
    の範囲第7項記載の油圧ジヤツキ用安定装置を有
    する直接式油圧エレベーター装置。
JP56206339A 1980-12-22 1981-12-22 Elevator device Granted JPS57126380A (en)

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JPS57126380A JPS57126380A (en) 1982-08-06
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CA1177415A (en) 1984-11-06
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