JP2004217407A - エレベータ - Google Patents

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    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/047Shoes, sliders

Abstract

【課題】防振性能を損なわずに建屋内の昇降路スペースの縮小が可能で、且つシュー材のガイドレールへの押圧力の調整が容易なエレベータを提供する。
【解決手段】かご室3の両側面に取り付けられた縦枠5の内部にガイドシュー8が設けられている。ガイドシューは、ガイドレール1の側面に摺動自在に係合する一対の第1のシュー材9A、9Aと、ガイドシューの先端面に摺動自在に係合する第2のシュー材9Bとを有している。第1のシュー材は、第1の弾性支持手段10により、ガイドレールとの摺接面の反対側において弾性支持され、ガイドレールに対して前後方向に押圧されると共にガイドレールに対する押圧力を調節可能となっている。第2のシュー材は、第2の弾性支持手段11により、ガイドレールとの摺接面の前後において弾性支持され、ガイドレールに対して横方向外側に押圧されると共にガイドレールに対する押圧力を調節可能となっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエレベータに関し、より詳しくは、昇降路内に立設されたガイドレールに沿ってかご室を昇降自在に案内する案内装置を改良したエレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来のエレベータの一例の要部の正面図、図9は図8の平面図である。
【0003】
昇降路内には一対のガイドレール101、101(一方のみ図示)が立設されており、これらガイドレール101、101により乗りかご102が昇降自在に案内されている。乗りかご102は、一対のガイドレール101、101間に配置され乗客が乗り込むかご室103と、かご室103を支持するかご枠104とから成っている。
【0004】
かご枠104は、かご室103の両側面に取り付けられた縦枠105、105(一方のみ図示)と、これら縦枠105、105の上端部間に取り付けられた上梁106と、縦枠105、105の下端部間に取り付けられた下梁(図示せず)とから成っている。なお、かご枠104は、かご室103に対して床側と側面側において防振ゴム107を介して弾性支持されている。
【0005】
上梁106の両端にはガイドシュー108が設けられている。このガイドシュー108は、ガイドレール101に摺動自在に係合して乗りかご102を上下方向に案内する。
【0006】
ガイドシュー108は、上梁106に取付ボルト109を介して固定されたベース110と、このベース110に横方向に摺動自在に支持されたフレーム111と、このフレーム111をベース110に対して横方向外側に弾性付勢するコイルバネ112と、一端がコイルバネ112内に同軸状に収容されると共に他端がベース110に固定されたボルト113と、このボルト113に螺合されコイルバネ112のフレーム111に対する弾発力を調節するためのナット114と、フレーム111の内部にガイドレール101を前後方向に挟み込むように設けられガイドレール101の側面に摺動自在に係合する一対の第1のシュー材115A、115Aと、フレーム111の内部にガイドレール101とかご室103の間に位置するように設けられガイドレール101の先端面に摺動自在に係合する第2のシュー材115Bと、フレーム111の内部に設けられ第1のシュー材115A、115Aをガイドレール101との摺接面との反対側において弾性支持してガイドレール101に対して前後方向(図9で縦方向)に押圧する一対の防振ゴム116、116とを備えている。ベース110の上梁106に対する取り付け位置を変更したり、ナット114を回転させることによりガイドレール101に対する第2のシュー材115Bの前後方向の押圧力を調節することができる。
【0007】
また、図10は、従来のエレベータの他の例の要部平面図である。なお、上記従来例と同一又は類似の部分には同一の符号を付してあり、同一の部分については説明を省略してある。
【0008】
このエレベータでは、ガイドシュー108のシュー材115の前後に設けられた防振ゴム116、116が前後方向に対して傾いた状態で取り付けられており、シュー材115をガイドレール101に対して前後方向だけでなく横方向にも押圧するようになっている(下記特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−104755号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
近年、建屋内のスペース効率の向上のために、建屋内の昇降路スペースの縮小化が求められている。縮小化の方向は、上下方向、前後方向、及び横方向と、全ての方向に求められている。さらに、この要求は、振動等の乗り心地性能を維持しつつ達成しなければならない。
【0011】
上記要求の解決方法の一つとして、かご枠104の上梁106をかご室103の天井に近接させ、ガイドシュー108をコンパクトにして、上下方向で上梁106より下に位置する縦枠105の内部に取り付ける方式が提案されている。
【0012】
しかしながら、上下方向の寸法を縮小するために、図8、図9に示すガイドシュー108を縦枠105の内部に設置しようとすると、横方向の防振手段であるコイルバネ112がガイドレール101先端の摺接面と対向しているため、ガイドレール101とかご室103の側面との間隔を現状以上に大きくしなければならず、昇降路横断面方向の寸法が大きくなってしまうという問題点が有る。
【0013】
また、図10のエレベータの場合には、ガイドシュー108を上梁106より下に取り付けても昇降路横断面方向の寸法が大きくなることはないが、シュー材115の前後方向と横方向の弾性支持を同じ防振ゴム116が受け持っているため、前後、左右、それぞれの方向について、シュー材105のガイドレール101への押圧力の調整作業にかなりの困難が伴うという問題点が有る。
【0014】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、防振性能を損なわずに建屋内の昇降路スペースの縮小が可能で、且つシュー材のガイドレールへの押圧力の調整が容易なエレベータを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のエレベータは、
昇降路内に立設された一対のガイドレールと、
前記一対のガイドレール間に配置されたかご室と、
前記かご室の両側に設けられ前記かご室を前記ガイドレールに沿って昇降自在に案内するガイドシューと、を備え、
前記ガイドシューは、
前記ガイドレールを前後方向に挟み込むように設けられ前記ガイドレールの側面に摺動自在に係合する一対の第1のシュー材と、
前記ガイドレールと前記かご室の間に位置するように設けられ前記ガイドレールの先端面に摺動自在に係合する第2のシュー材と、
前記第1のシュー材を前記ガイドレールとの摺接面と反対側において弾性支持して前記ガイドレールに対して前後方向に押圧すると共に、前記第1のシュー材の前記ガイドレールに対する押圧力を調節可能な一対の第1の弾性支持手段と、
前記第2のシュー材を前記ガイドレールとの摺接面の前後において弾性支持して前記ガイドレールに対して横方向外側に押圧すると共に、前記第2のシュー材の前記ガイドレールに対する押圧力を調節可能な第2の弾性支持手段と、を有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。図1は本発明の第1の実施形態のエレベータの要部の一部破断正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の右側面図である。
【0017】
図1に示すように、昇降路内には一対のガイドレール1、1(一方のみ図示)が立設されており、これらガイドレール1、1により乗りかご2が昇降自在に案内されている。乗りかご2は、一対のガイドレール1、1間に配置され乗客が乗り込むかご室3と、かご室3を支持するかご枠4とから成っている。
【0018】
かご枠4は、かご室3の両側面に取り付けられた縦枠5、5と、これら縦枠5、5の上端部間に取り付けられた上梁6と、縦枠5、5の下端部間に取り付けられた下梁(図示せず)とから成っている。なお、かご枠4は、かご室3に対して床側と側面側において防振ゴム7を介して弾性支持されている。
【0019】
各縦枠5の上端内部にはそれぞれガイドシュー8が設けられている。このガイドシュー8は、ガイドレール1に摺動自在に係合して乗りかご2を上下方向に案内する。
【0020】
ガイドシュー8は、図2に示すように、ガイドレール1を前後方向に挟み込むように設けられガイドレール1の側面に摺動自在に係合する一対の板状の第1のシュー材9A、9Aと、ガイドレール1とかご室3の間に位置するように設けられガイドレール1の先端面に摺動自在に係合する板状の第2のシュー材9Bと、第1のシュー材9A、9Aをガイドレール1との摺接面の反対側において弾性支持してガイドレール1に対して前後方向に押圧すると共に、第1のシュー材9A、9Aのガイドレール1に対する押圧力を調節可能な第1の弾性支持手段10、10と、第2のシュー材9Bをガイドレール1との摺接面の前後において弾性支持してガイドレール1に対して横方向外側に押圧すると共に、第2のシュー材9Bのガイドレール1に対する押圧力を調節可能な第2の弾性支持手段11とを備えている。
【0021】
第1の弾性支持手段10は、縦枠5の両内側面から前方又は後方に向かって突出した支軸12、12と、これらに同軸状に外装されたコイルバネから成る弾発部材13、13と、これらの弾発力により第1のシュー材9A、9Aを押圧する押さえ板14、14と、支軸12、12の外周部に形成されたネジ山に螺合し弾発部材13、13の押さえ板14、14に対する押圧力を調節するためのナット15、15(図3参照)とから成っている。
【0022】
一方、第2の弾性支持手段11は、ガイドレール1の前後において縦枠5の内底面から横方向外側に向かって突出した一対の支軸16、16と、これらに同軸状に外装されたコイルバネから成る弾発部材17、17と、第2のシュー材9Bの片面に接するように配置された押さえ板18と、弾発部材17、17の弾発力により押さえ板18を介して第2のシュー材9Bを押圧する断面ハット形のブラケット19と、支軸16、16の外周部に形成されたネジ山に螺合し弾発部材17、17のブラケット19に対する押圧力を調節するためのナット20、20とから成っている。
【0023】
第1、第2のシュー材9A、9Bは乗りかご2の移動中にガイドレール1に接し続けるため、摩擦の少ない滑り性の良好な素材で形成されている。
【0024】
押さえ板14、18は、ガイドレール1に対する第1、第2のシュー材9A、9Bの押圧力を全面にわたってほぼ均一とするように形成されており、弾発部材13、17により縦枠5に対して弾性支持されている。
【0025】
ナット15、20を回転させることにより弾発部材13、17が軸方向に収縮又は伸長して第1、第2のシュー材9A、9Bのガイドレール1への押圧力を調節することができる。
【0026】
ブラケット19は、第2のシュー材9Bとガイドレール1との摺接面(ガイドレール1の先端面)に対して前後にずらした位置で弾性支持されている。また、図3に示すように、第1の弾性支持手段10、10と第2の弾性支持手段11は上下方向にずらして配置され、弾発部材13、17による縦枠5への取り付け部が相互に干渉するのを避けている。
【0027】
本実施形態によれば、第1、第2のシュー材9A、9Bと、これらをガイドレール1に押圧する第1、第2の弾性支持手段10、11とが縦枠5の内部に設けられているため、乗りかご2及び昇降路の高さ方向の寸法を短縮することができる。
【0028】
また、乗りかご2のガイドレール1への横方向の弾性支持部が、ブラケット19により、ガイドレール1における第2のシュー材9Bとの摺接面に対して前後にずらした位置に配置されているため、ガイドレール1とかご室3側面との間隔を従来と同等もしくは小さくすることができる。このため、昇降路横断面方向の寸法が従来よりも拡大することはない。
【0029】
また、第1、第2のシュー材9A、9A、9Bをそれぞれ独立した弾性支持手段で支持しているため、ガイドレール1への押圧力の調節が容易である。押圧力の調節作業は、作業員がかご室3の天井に乗り、ナット15、20を回転させて第1、第2のシュー材9A、9Bの前後方向、横方向の押圧力の調節を行う。
【0030】
本発明によれば、ガイドシュー8の性能を損なうことなく、ガイドレール1とかご室3の側面との間に設置することができるため、建屋の昇降路寸法が従来よりも小さなエレベータを提供することができる。
【0031】
なお、本実施形態では、ガイドシュー8を縦枠5と一体化したものとしているが、縦枠5の横断面よりも小さな横断面のフレームを準備し、その内部にガイドシュー8の構成要素を収納したものを縦枠5内部に取り付けるようにしてもよい。この場合、エレベータの仕様に関係無くガイドシューを別体で手配することになるため、ガイドシューの標準化が可能となり、製造コストの低減が図れる。
【0032】
また、シュー材9A、9Bを弾性支持する部材はコイルバネに限られるものではなく、その他の弾発部材、例えばゴム等を用いてもよく、その場合においても防振性能及び調節容易性に関しては同等の効果を期待することができる。
【0033】
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。図4は本発明の第2の実施形態のエレベータの要部の平面図、図5は図4のエレベータの要部の右側面図である。なお、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一符号を付してあり、同一の部分については説明を省略してある。
【0034】
本実施形態では、第1のシュー材9Aをガイドレール1に押圧する弾発部材13が縦断面略台形状の板バネから成っている。弾発部材13の中央部には支軸12が摺動自在に貫通し、弾発部材13は支軸12の軸方向に摺動自在となっている。そして、弾発部材13の中央部を挟み込むように支軸12には一対のナット15、15が螺合されている。弾発部材13の両端は押さえ板14の片面に接しており、ナット15、15を回転させることにより弾発部材13が押さえ板14に与える弾発力、すなわち第1のシュー材9Aのガイドレール1に対する押圧力を調節することができる。
【0035】
また、本実施形態では、第2のシュー材9Bをガイドレール1に押圧する弾発部材17が横断面略台形状の板バネから成っており、この弾発部材17は、第1の実施形態のブラケット19(図2参照)を兼ねている。即ち、弾発部材17の両端には支軸16が摺動自在に貫通し、弾発部材17は支軸16、16の軸方向に摺動自在となっている。そして、弾発部材17の両端を挟み込むように支軸16、16にはそれぞれ一対のナット20、20が螺合されている。弾発部材17の中央部は押さえ板18の片面に接しており、ナット20、20を回転させることにより弾発部材17が押さえ板18に与える弾発力、すなわち第2のシュー材9Bのガイドレール1に対する押圧力を調節することができる。
【0036】
本実施形態においても、第1、第2のシュー材9A、9Bと、これらをガイドレール1に押圧する第1、第2の弾性支持手段10、11とが縦枠5の内部に設けられているため、乗りかご2及び昇降路の高さ方向の寸法を短縮することができる。
【0037】
また、乗りかご2のガイドレール1への横方向の弾性支持部が、弾発部材17により、ガイドレール1における第2のシュー材9Bとの摺接面に対して前後にずらした位置に配置されているため、ガイドレール1とかご室3側面との間隔を従来と同等もしくは小さくすることができる。このため、昇降路横断面方向の寸法が従来よりも拡大することはない。
【0038】
また、第1、第2のシュー材9A、9A、9Bをそれぞれ独立した弾性支持手段で支持しているため、ガイドレール1への押圧力の調節が容易である。さらに、第1の弾性支持手段10、10と第2の弾性支持手段11は上下方向にずらして配置され、弾発部材13、17による縦枠5への取り付け部が相互に干渉するのを避けている。
【0039】
したがって、第1の実施形態と同様に、昇降路横断面方向の寸法を拡大することなく、乗りかご2及び昇降路の高さ寸法を短縮することができる。
【0040】
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。図6は本発明の第3の実施形態のエレベータの要部の平面図、図7は図6のエレベータの要部の右側面図である。
【0041】
本実施形態のエレベータはかご枠を備えておらず、ガイドシュー8が横断面コの字形のフレーム21を介してかご室3の側面でかつ天井面よりも下の位置に取り付けられている。本実施形態のガイドシュー8のフレーム21に対する取り付け態様は、第1の実施形態のガイドシュー8の縦枠5に対する取り付け態様と同様である。
【0042】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、昇降路横断面方向の寸法を拡大することなく、乗りかご2及び昇降路の高さ寸法を短縮することができる。特に本実施形態では、第1の実施形態のかご枠4が無く、ガイドシュー8がかご室3の天井よりも下に位置しているため、かご室3の天井と昇降路との間のスペースを最小限にすることができる。
【0043】
また、乗りかご2の構造が簡略化されているため、乗りかご2の重量や組立コストの低減も可能である。
【0044】
なお、今後、レール精度の向上や巻上機の制御方式の進歩等により昇降時の振動が減少した場合には防振ゴム7を介さずにガイドシュー8をかご室3の側面に取り付けることもできる。
【0045】
また、上記各実施形態では、第1の弾性支持手段10が第1のシュー材9Aを弾性支持する箇所は一箇所であるが、第2の弾性支持手段11が第2のシュー材9Bを弾性支持する箇所と干渉しないように、第1のシュー材9Aを複数箇所で分散して弾性支持するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、本発明のエレベータは、防振性能を損なわずに建屋内の昇降路スペースの縮小が可能で、且つシュー材のガイドレールへの押圧力の調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のエレベータの要部の一部破断正面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の右側面図
【図4】本発明の第2の実施形態のエレベータの要部の平面図
【図5】図4のエレベータの要部の右側面図
【図6】本発明の第3の実施形態のエレベータの要部の平面図
【図7】図6のエレベータの要部の右側面図
【図8】従来のエレベータの一例の要部の正面図
【図9】図8の平面図
【図10】従来のエレベータの他の例の要部の平面図
【符号の説明】
1 ガイドレール
3 かご室
5 縦枠
8 ガイドシュー
9A 第1のシュー材
9B 第2のシュー材
10 第1の弾性支持手段
11 第2の弾性支持手段

Claims (5)

  1. 昇降路内に立設された一対のガイドレールと、
    前記一対のガイドレール間に配置されたかご室と、
    前記かご室の両側に設けられ前記かご室を前記ガイドレールに沿って昇降自在に案内するガイドシューと、を備え、
    前記ガイドシューは、
    前記ガイドレールを前後方向に挟み込むように設けられ前記ガイドレールの側面に摺動自在に係合する一対の第1のシュー材と、
    前記ガイドレールと前記かご室の間に位置するように設けられ前記ガイドレールの先端面に摺動自在に係合する第2のシュー材と、
    前記第1のシュー材を前記ガイドレールとの摺接面と反対側において弾性支持して前記ガイドレールに対して前後方向に押圧すると共に、前記第1のシュー材の前記ガイドレールに対する押圧力を調節可能な一対の第1の弾性支持手段と、
    前記第2のシュー材を前記ガイドレールとの摺接面の前後において弾性支持して前記ガイドレールに対して横方向外側に押圧すると共に、前記第2のシュー材の前記ガイドレールに対する押圧力を調節可能な第2の弾性支持手段と、を有することを特徴とするエレベータ。
  2. 前記第1の弾性支持手段と前記第2の弾性支持手段とが上下方向にずらして配置されたことを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 前記ガイドシューが前記かご室の両側面に取り付けられた縦枠の内部に設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ。
  4. 前記ガイドシューが、前記かご室の両側面に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ。
  5. 前記ガイドシューが前記かご室の天井よりも下方に設けられたことを特徴とする請求項4記載のエレベータ。
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