JP2002362842A - エレベータ表示器へのメッセージデータ伝送装置及び伝送方法並びにエレベータ表示装置 - Google Patents

エレベータ表示器へのメッセージデータ伝送装置及び伝送方法並びにエレベータ表示装置

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JP2002362842A
JP2002362842A JP2001161545A JP2001161545A JP2002362842A JP 2002362842 A JP2002362842 A JP 2002362842A JP 2001161545 A JP2001161545 A JP 2001161545A JP 2001161545 A JP2001161545 A JP 2001161545A JP 2002362842 A JP2002362842 A JP 2002362842A
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JP
Japan
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data
message data
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elevator
message
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JP2001161545A
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English (en)
Inventor
Masanori Nakamori
正則 中森
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器にメッセージデータを送信する場合に
1つのメッセージデータを複数の表示器に伝送する時間
の短縮化を図る。 【解決手段】 メッセージ作成送信装置1から送信され
たメッセージデータは、シリアル通信伝送路2を介して
エレベータ情報が入力される表示装置3aに供給され
る。表示装置3aには、エレベータコントローラ4aか
らエレベータ情報が供給される。表示装置3aには、シ
リアル通信伝送路2から供給されるメッセージデータの
受信部11が設けられ、この受信部11で受信されたデ
ータを、演算装置12に入力する。演算装置12は、C
PU12a、ROM12b、RAM12c、不揮発メモ
リ12dから構成され、演算装置12で自エレベータで
あると認識したかどうかを、アドレスから得てそのとき
のメッセージデータを表示出力部13から出力して表示
器14に表示する。または、そのメッセージデータをメ
モリに保持し、エレベータコントローラ4aからの信号
のタイミングにより表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プロトコルによ
るデータ転送方法に係り、特にエレベータ表示器へのメ
ッセージデータ伝送装置及び伝送方法並びにエレベータ
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータ表示器には、エレベータ号機
に対応したデータ(縦のデータ)と、サービスする階床
ごとに必要なデータ(横のデータ)と、グループのデー
タ(事務所、ホテル用などのデータ)を表示する必要が
ある。これらデータをエレベータ表示器に表示するに
は、各表示器が持つアドレスをグループ分けをして、送
信側にアドレステーブルを保存し、データに対応するグ
ループごとのデータを、1つのエレベータ表示器ごとに
繰り返し表示する手段を取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、エレベータ表示器1つ1つに固有のアドレスが設定
されていて、複数のエレベータ表示器には、1つ1つに
メッセージデータが送られていた。そのため、メッセー
ジデータの伝送時間が多大になり、エレベータシステム
の規模が大きくなると、最後に送られたメッセージデー
タをエレベータ表示器に表示する際に、リアルタイムに
表示できなかった。また、エレベータ制御に使用するコ
ンピュータシステムが、上記メッセージデータの伝送時
間の処理に多く費やされ、他のタスクプログラム(アプ
リケーションン)の処理に影響を及ぼす恐れがあった。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、エレベータの乗り場に設置された表示器をグルー
プ化して、その表示器にメッセージデータを送信する場
合に1つのメッセージデータを複数の表示器に伝送し
て、伝送時間の短縮と簡易化を図るようにしたエレベー
タ表示器へのメッセージデータ伝送装置及び伝送方法並
びにエレベータ表示装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、オフセットアドレス作
成部、マスクビットアドレス作成部及びメッセージデー
タ作成部から構成され、メッセージデータの先頭にオフ
セットアドレスとマスクビットアドレスが付されたメッ
セージ作成送信装置と、シリアル通信伝送路に複数接続
され、前記メッセージ作成送信装置からシリアル通信伝
送路に送信されるメッセージデータを受信し、その受信
データが自データであるかを判定する機能を有する複数
の表示装置と、これら複数の表示装置のうち自データで
あると判断した表示装置から表示データが送出され、そ
の表示データを表示する表示器とを備えたことを特徴と
するものである。
【0006】第2発明は、オフセットアドレス、マスク
ビットアドレスが先頭に付されたメッセージデータを作
成した後、このメッセージデータをシリアル通信伝送路
に送信し、このシリアル通信伝送路に接続された複数の
表示装置がメッセージデータを受信し、そのデータが自
データであるか、どうかをオフセットとマスクビットア
ドレスから判定した後、メッセージデータが自データで
あると判定した全ての表示装置が受信したメッセージデ
ータを表示器に表示させることを特徴とするものであ
る。
【0007】第3発明は、オフセットアドレス、マスク
ビットアドレスが先頭に付されたメッセージデータを作
成した後、このメッセージデータをシリアル通信伝送路
に送信し、このシリアル通信伝送路に接続された複数の
表示装置がメッセージデータを受信し、そのデータが自
データであるか、どうかをオフセットとマスクビットア
ドレスから判定した後、メッセージデータが自データで
あると判定した全ての表示装置が受信したメッセージデ
ータの1つあるいは複数をメモリに保持し、エレベータ
コントローラからの信号のタイミングにより表示させる
ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態をエ
レベータの表示器へのメッセージデータ伝送に適用した
ブロック構成図で、図1において、1は詳細を後述する
メッセージ作成送信装置で、この送信装置1から送信さ
れたメッセージデータは、シリアル通信伝送路2を介し
てエレベータ情報が入力される表示装置3a〜3dに供
給される。表示装置3a〜3dには、エレベータコント
ローラ4a,4bからエレベータ情報が供給される。
【0009】表示装置3a〜3dは、図2に示すように
構成されている。図2において、11はシリアル通信伝
送路2から供給されるメッセージデータの受信部で、こ
の受信部11で受信されたデータは、演算装置12に入
力される。演算装置12は、CPU12a、ROM12
b、RAM12c、不揮発メモリ12d等から構成され
る。15はエレベータコントローラ4aからのエレベー
タ情報を受信する情報受信部で、この情報受信部15に
より受信されたエレベータ情報も演算装置12に入力さ
れる。
【0010】演算装置12で自エレベータであると認識
判定したかどうかを後述するアドレスから得て、そのと
きのメッセージデータを表示出力部13から出力して表
示器14に表示する。または、そのメッセージデータを
メモリに保持し、エレベータコントローラ4aからの信
号のタイミングにより表示する。
【0011】ここで、メッセージ作成送信装置1の詳細
を図3により述べる。図3において、メッセージ作成送
信装置1は、オフセット・アドレス(OFA)作成部2
1、マスクビット・アドレス(MBA)作成部22、メ
ッセージデータ作成部23と、これら作成部21、2
2、23で作成されたアドレス及びデータを合成する合
成部24と、この合成部24で合成された信号をシリア
ル通信伝送路2に送信する送信部25とから構成され
る。
【0012】前記表示器14は、図4に示すように、エ
レベータかご内のドア上方部にかご内表示器14aとし
て設けられるとともに、各階の乗り場表示器14bとし
て設けられる。そして、かご内及び乗り場表示器14
a,14bは、図5に示すように、A,B,C…グルー
プのエレベータ各号機毎に各階が通信伝送路2に縦方向
に並列接続され、通信伝送路2を介してコンピュータ等
からなるメッセージ作成送信装置1からのメッセージデ
ータが表示されるように形成されている。
【0013】表示器14a,14bには、後述する表1
に示すようにメッセージデータの先頭にオフセットアド
レス作成部21とマスクビットアドレス作成部22で作
成されたアドレスが予め設定されている。表1は、A,
B,Cのグループがあり、各グループのかご内表示器1
4aと、B1階(B1F)から4F、20F、21Fに
乗り場表示器14bがあることを表している表示器番号
(No.)とアドレスの関係を示す例である。表示器No.は、
図4、図5に示す表示器14a,14bに対応してい
る。表1に示すアドレスとしては、表示器14a,14
bにアクセスするために、独自のアドレス方式を採用し
ている。このアドレス方式は、説明を簡単にするために
1バイトの16進(HEX)として示している。
【0014】
【表1】
【0015】上記表1のように設定されたオフセットア
ドレスとマスクビットアドレスは、メッセージデータの
先頭に付すように、図3に示す合成部24で合成され、
送信部25からシリアル通信伝送路2に送信される。伝
送路2に送信されたアドレスとデータは、各エレベータ
の表示装置に伝送される。各エレベータは、伝送されて
来たメッセージデータが自エレベータへのデータである
かを、オフセットアドレスとマスクビットアドレスで判
断し、自エレベータへのメッセージデータであれば、そ
のデータを後述のように取り込む。
【0016】次に、自エレベータへのメッセージデータ
であるかを判断する方法について述べるに、各エレベー
タ表示器の自分のアドレスを「MYA」、オフセットア
ドレスを「OFA」、マスクビットアドレスを「MB
A」としたとき、 MYA and OFA=OFA なおかつ、 MYA or MBA=OFA or MBA の関係が成立するとき、そのデータを表示器が取り込む
こととする。表1を参照して説明するに、 例1)OFA=24H、MBA=03Hとすると、 MYA and 24H MYA or 03H=27H(OFA or 03H) となるのは、アドレス24−27Hの表示器No.41−
44(1FのBグループ)が相当する。ここで、“24
03今日は”のメッセージデータを送ると表示器No.4
1−44が、このデータ“今日は”を取り込み表示す
る。
【0017】例2)OFA=04H、MBA=F7Hと
すると、Bグループ全体を取り込む。
【0018】例3)OFA=03H、MBA=F0Hと
すると、A4号機のエレベータの全表示器を選択でき
る。
【0019】例4)OFA=00H、MBA=0FHと
すると、エレベータのかごの全表示器を選択できる。
【0020】表1では、MYAを1バイトで表したが、
2バイト以上に増設してもよい。このときの表示器No.
とアドレスを表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
表示器にメッセージデータを送信する場合に1つのメッ
セージデータを複数の表示器に伝送して、伝送時間の短
縮と簡易化を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態をエレベータの表示器へ
のメッセージデータ伝送に適用したブロック構成図。
【図2】表示装置の詳細を示すブロック構成図。
【図3】メッセージ作成送信装置の詳細を示すブロック
構成図。
【図4】エレベータの表示器の取付位置を示す説明図。
【図5】エレベータの表示器のグループと表示器番号と
の関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…メッセージ作成送信装置 2…シリアル通信伝送路 3a、3b、3c〜…表示装置 4a,4b〜…エレベータコントローラ 11…データ受信部 12…演算装置 13…表示出力部 14…表示器 14a…かご内表示器 14b…乗り場表示器 15…情報受信部 21…オフセットアドレス作成部 22…マスクビットアドレス作成部 23…メッセージデータ作成部 24…合成部 25…送信部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセットアドレス作成部、マスクビッ
    トアドレス作成部及びメッセージデータ作成部から構成
    され、メッセージデータの先頭にオフセットアドレスと
    マスクビットアドレスが付されたメッセージ作成送信装
    置と、 シリアル通信伝送路に複数接続され、前記メッセージ作
    成送信装置からシリアル通信伝送路に送信されるメッセ
    ージデータを受信し、その受信データが自データである
    かを判定する機能を有する複数の表示装置と、 これら複数の表示装置のうち自データであると判断した
    表示装置から表示データが送出され、その表示データを
    表示する表示器とを備えたことを特徴とするエレベータ
    表示器へのメッセージデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 オフセットアドレス、マスクビットアド
    レスが先頭に付されたメッセージデータを作成した後、
    このメッセージデータをシリアル通信伝送路に送信し、
    このシリアル通信伝送路に接続された複数の表示装置が
    メッセージデータを受信し、そのデータが自データであ
    るか、どうかをオフセットとマスクビットアドレスから
    判定した後、メッセージデータが自データであると判定
    した全ての表示装置が受信したメッセージデータを表示
    器に表示させることを特徴とするエレベータ表示器への
    メッセージデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 オフセットアドレス、マスクビットアド
    レスが先頭に付されたメッセージデータを作成した後、
    このメッセージデータをシリアル通信伝送路に送信し、
    このシリアル通信伝送路に接続された複数の表示装置が
    メッセージデータを受信し、そのデータが自データであ
    るか、どうかをオフセットとマスクビットアドレスから
    判定した後、メッセージデータが自データであると判定
    した全ての表示装置が受信したメッセージデータの1つ
    あるいは複数をメモリに保持し、エレベータコントロー
    ラからの信号のタイミングにより表示させることを特徴
    とするエレベータ表示装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6443478A (en) * 1987-08-12 1989-02-15 Hitachi Ltd Method and device for transmitting signal of elevator
JPH06345346A (ja) * 1993-06-03 1994-12-20 Hitachi Ltd エレベータ制御装置
JP2001031341A (ja) * 1999-07-26 2001-02-06 Toshiba Corp エレベータの群管理制御装置

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