JP2002362711A - 物品移載装置 - Google Patents

物品移載装置

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JP2002362711A
JP2002362711A JP2001167546A JP2001167546A JP2002362711A JP 2002362711 A JP2002362711 A JP 2002362711A JP 2001167546 A JP2001167546 A JP 2001167546A JP 2001167546 A JP2001167546 A JP 2001167546A JP 2002362711 A JP2002362711 A JP 2002362711A
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JP2001167546A
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Wataru Kiyokawa
渉 清川
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、センサの数を削減でき、さらに係
止具の停止精度を向上できる物品移載装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 伸縮式の移載手段HTのプライマリーフ
ォーク16に取付けられた係止具HKを物品の移載方向
へ出退移動操作させるフォーク出退モータ19を、サー
ボモータにより構成し、移載制御手段は、サーボモータ
内蔵のエンコーダの検出情報により移載手段HTの係止
具HKの位置を検出し、この係止具HKの出退移動を制
御する。この構成によれば、移載手段HTの係止具HK
の位置が、サーボモータ内蔵のエンコーダのみの検出情
報により求められることにより、係止具HKの停止毎に
停止位置を検出するセンサを設置する必要がなくなり、
省スペースを実現でき、またコストを低減することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納棚の物品
収納部が奥行き方向に2個の物品を収納するように構成
され、このような物品収納部に対して前記物品の移載を
行う物品移載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる物品移載装置は、たとえば物品移
載装置の本体載置部に相当するスタッカークレーンの昇
降台と、それの外方側に同高さ又は略同高さで位置する
外方載置部に相当する収納棚の物品収納部との間で物品
を移載するための装置であり、そのために、伸縮式の移
載手段に相当するフォーク機構の先端部に物品の被係止
部を係止する係止具(フック)を備えて、その先端部を
物品の移載方向に出退移動操作して物品の移載を行う。
ただし、フォークを物品収納部側に突出させたときは、
他の収納物品や物品収納部の構成部材等の外方側部材と
の接当干渉を回避する必要があり、またフォークを昇降
台側に引退させたときは、昇降台に物品が載置されるの
をフォーク機構の存在によって妨げることのないように
する必要がある。
【0003】そこで、フォーク機構の基端部を物品の移
載方向と交差する交差方向(上下方向)でのスライド移
動操作を可能として、フォークを物品収納部側に突出さ
せたときには前記交差方向において外方側部材との接当
干渉を回避する回避位置に位置させ、かつフォークを昇
降台側に引退させたときには前記交差方向において昇降
台に対する物品載置を許容する許容位置に位置させるよ
うに、交差方向でのスライド移動を伴いながら、出退移
動させるものとしている。このようなフォーク機構の具
体構成としては、従来、特開2000−211706号
公報に記載されているように、物品に、フォーク機構が
回避位置と許容位置間で交差方向(上下方向)にスライ
ド移動操作されたときにでも、係止具(フック)との係
合状態を維持する被係止部を備える構成が考えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、フォークが交差方向(上下方向)にスライ
ド移動操作されたときの係止具(フック)昇降位置、さ
らに物品の移載方向へスライド移動操作されたときの、
物品収納部の手前側の位置と奥側の位置の係止具(フッ
ク)出退位置を確認する必要があり、多くのセンサを取
り付ける必要があった。また狭い昇降台に多くのセンサ
を取り付けるためのスペースが必要となり、このスペー
スを確保するためにフォーク機構を複雑な形状にする必
要があった。
【0005】そこで、本発明は、センサの数を削減で
き、さらに係止具の停止精度を向上できる物品移載装置
を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、物品を載
置支持する本体載置部と、前記本体載置部とそれの外方
側に同高さまたは略同高さで位置する外方載置部との間
で物品を移載するために、物品の被係止部を係止して水
平方向にスライド移動させるための係止具と、基端部が
前記本体載置部側に支持されて、前記係止具を備えた先
端部が前記物品の移載方向に出退移動操作され、かつ前
記本体載置部側に対して前記基端部が上下方向に昇降移
動操作される伸縮式の移載手段と、その伸縮式の移載手
段の出退移動および昇降移動を制御する移載制御手段と
を設け、前記移載手段の先端部を物品の移載方向へ出退
移動操作させる駆動手段を、制御用モータにより構成
し、前記移載制御手段は、前記制御用モータ内蔵のエン
コーダの検出情報により前記移載手段の先端部の位置を
検出し、前記移載手段の先端部の出退移動を制御するこ
とを特徴とするものである。
【0007】この構成によれば、移載手段の先端部は制
御用モータを駆動することにより物品の移載方向へ出退
移動される。このとき、制御用モータ内蔵のエンコーダ
の検出情報により移載手段の先端部の位置が検出され、
移載手段の先端部の出退移動が制御される。このよう
に、移載手段の先端部の位置が、制御用モータ内蔵のエ
ンコーダのみの検出情報により求められることにより、
先端部の停止位置毎にその位置を検出するセンサを設置
する必要がなくなり、省スペースを実現でき、またコス
トを低減することが可能となる。
【0008】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、移載制御手段は、制御用モー
タのトルクが所定の値を超えることで、係止具が物品に
接触していること、または移載手段の先端部が出限まで
伸張していることを検知し、移載手段の先端部の伸張を
停止することを特徴とするものである。
【0009】この構成によれば、制御用モータのトルク
が所定の値を超えると、係止具が物品に接触しているこ
と、または移載手段の先端部が出限まで伸張しているこ
とが検知され、移載手段の先端部の伸張が停止される。
よって、係止具と物品の接触を検知するセンサや先端部
の出限を検知するセンサが不要となる。
【0010】また請求項3に記載の発明は、物品を載置
支持する本体載置部と、前記本体載置部とそれの外方側
に同高さまたは略同高さで位置する外方載置部との間で
物品を移載するために、物品の被係止部を係止して水平
方向にスライド移動させるための係止具と、基端部が前
記本体載置部側に支持されて、前記係止具を備えた先端
部が前記物品の移載方向に出退移動操作され、かつ前記
本体載置部側に対して前記基端部が上下方向に昇降移動
操作される伸縮式の移載手段と、その伸縮式の移載手段
の出退移動および昇降移動を制御する移載制御手段とを
設け、前記移載手段の基端部の昇降操作位置を検出する
エンコーダを設け、前記移載制御手段は、このエンコー
ダの検出情報により前記基端部の昇降操作位置を検出
し、基端部の昇降移動を制御することを特徴とするもの
である。
【0011】この構成によれば、エンコーダの検出情報
により移載手段の基端部の昇降操作位置が検出され、移
載手段の基端部の昇降移動が制御される。このように、
移載手段の基端部の昇降操作位置が、エンコーダのみの
検出情報により求められることにより、基端部の昇降停
止位置毎にその位置を検出するセンサを設置する必要が
なくなり、省スペースを実現でき、またコストを低減す
ることが可能となる。
【0012】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
3に記載の発明であって、本体載置部を昇降自在に構成
し、この本体載置部の昇降位置を検出する検出手段を設
け、この検出手段により検出される前記本体載置部の昇
降位置と、基端部の昇降操作位置により移載手段の先端
部の昇降高さを制御することを特徴とするものである。
【0013】この構成によれば、本体載置部の昇降位置
と基端部の昇降操作位置の組合せにより、移載手段の先
端部の昇降高さが制御され、本体載置部とそれの外方側
に同高さまたは略同高さで位置する外方載置部との間で
物品の移載が行われる。
【0014】また請求項5に記載の発明は、上記請求項
1〜請求項4に記載の発明であって、移載手段自体を、
物品の移載方向に出退自在に構成したことを特徴とする
ものである。
【0015】この構成によれば、移載手段自体が物品の
移載方向に出退される。よって、移載手段の先端部の伸
張位置を延ばすこと、すなわち外方載置部のさらに奥ま
で係止具を延ばすことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る物品移載装置を備えた物品保管設備の平面図、図2は
同物品保管設備の側面図である。
【0017】図示する物品保管設備LSはコンテナ(物
品の一例)C(図3)を収納保管する設備であり、コン
テナCを搬送する搬送装置としてのスタッカクレーン1
が、走行レール2に沿って移動可能に構成され、このス
タッカクレーン1の走行経路4を挟んでその両側には、
物品保管棚5が設置されている。これら物品保管棚5
は、図2および図4に示すように、上下方向に立設の複
数本の柱部材6や水平方向に配設の複数本の棚部材7な
どから構成され、物品収納部8を上下方向および横方向
に複数並べた構造となっている。各物品収納部8は、柱
部材6にコンテナCを載置支持する棚部材7が取付けら
れて構成され、その奥行き方向に2個のコンテナCを収
納することができる。なお、以下において、この奥行き
方向の2個の物品載置位置のうち、便宜上、手前側の位
置を「手前棚」、奥側の位置を「奥棚」という。
【0018】スタッカクレーン1は、物品保管棚5に対
する物品搬出入部LR(図1)と各物品保管棚5の物品
収納部8との間でコンテナCを搬送するもので、そのた
め、上下方向に昇降可能な昇降台10を備え、かつ、こ
の昇降台10には物品移載装置CTを備えている。な
お、物品搬出入部LRは、搬入部11と搬出部12とが
独立して備えられている。
【0019】物品移載装置CTは、図5〜図7に示すよ
うに、先端部に係止具HKを備えた伸縮式の移載手段H
Tと載置搬送手段BTとを備えて構成され、両者の共同
により物品移載装置CTにおいてコンテナCを載置支持
する本体載置部MS(詳細は後述する)と、それの外方
側に位置する外方載置部OS、すなわち走行経路4の両
側の物品収納部8および物品搬出入部LRとの間でコン
テナCを移載する。
【0020】伸縮式の移載手段HTには、固定フォーク
13と、固定フォーク13に対して物品移載方向にスラ
イド移動自在に取り付けられたサードフォーク14と、
サードフォーク14に対して物品移載方向にスライド移
動自在に取り付けられたセカンダリフォーク15と、セ
カンダリフォーク15に対して物品移載方向にスライド
移動自在に取り付けられたプライマリフォーク16とが
備えられ、プライマリフォーク16の上面には、コンテ
ナCの移載方向両端にそれぞれ係止具(フック)HKが
備えられている。
【0021】固定フォーク13、サードフォーク14、
セカンダリフォーク15およびプライマリフォーク16
はいわゆるスライドフォーク機構を構成しており、AC
サーボモータ(制御用モータの一例)からなるフォーク
出退モータ(駆動手段の一例)19によって固定フォー
ク13に対してサードフォーク14をスライド駆動する
ことで、図示しない連係機構によってセカンダリフォー
ク15、およびプライマリフォーク16が突出並びに引
退作動する。
【0022】各係止具HKは、コンテナCの移載方向と
直交する前後方向に垂直姿勢でプライマリフォーク16
の端部に固定された支持材17と、この前記前後方向の
両端側部にそれぞれ水平姿勢で回動自在に取付けられた
上下一対の係止用遊転ローラ18から構成されている。
なお、支持材17の両端部は、プライマリフォーク16
から上記前後方向へそれぞれ突出している。この係止具
HKが係止する対象となるコンテナCの被係止部20
は、図3に示すように、コンテナCの短辺側の側面にお
いて、鉤状に屈曲形成した一対の金属製の板材21,2
2を、先端21a,22aが互いに向かい合うように、
樹脂製のコンテナCと一体成形される保持部24に固定
して構成されている。図3では図示を省略しているが、
反対側の短辺側の側面にも同様に被係止部20が備えら
れている。
【0023】一対の板材21,22の取付け面からの立
ち上がり部21b,22bの間隔は、支持材17に支持
される前後の係止用遊転ローラ18の横幅よりも広くな
るように設定され、先端21a,22a間の間隔は、係
止具HKの支持材17に支持される前後の係止用遊転ロ
ーラ18の横幅よりも狭くなるように設定されている。
被係止部20を上述の形状に形成することで、被係止部
20に係合した係止具HKがその係合を維持した状態で
移載方向と交差する交差方向(具体的には上下方向)に
スライド移動するのを許容すると共に、一対の板材2
1,22の上下両端が係止具HKの口23となり、係止
具HKをコンテナCの移載方向と交差する交差方向(具
体的には上下方向)にスライド移動させることにより、
その口23を通じて係止具HKを被係止部20に係脱
し、上下両端の口23の間をスライド移動しているとき
は、コンテナCを水平方向にスライド移動させるについ
て係合状態を維持するものとなっている。
【0024】さらに、固定フォーク13には、下方に延
出する昇降駆動用ラック31が2箇所に取付けられ、こ
の昇降駆動用ラック31は、基台HTaに取付けられた
ACサーボモータからなるフォーク昇降モータ32の回
転軸に連結された2個の昇降駆動用ピニオンギヤ33と
それぞれ歯合しており、フォーク昇降モータ32の回転
駆動により固定フォーク13等が昇降する。基台HTa
には上方に延出する昇降レール(トラックレール)34
が3箇所に備えられ、固定フォーク13にこの昇降レー
ル34に摺動するスライドユニット35が設けられ、固
定フォーク13の昇降時にスライドユニット35が昇降
レール34に摺動することにより固定フォーク13の姿
勢を維持している。
【0025】移載手段HTの基台HTaは、昇降台10
の基台10aに対して物品移載方向へシフトが可能な構
成とされており、基台10aに物品移載方向に敷設され
た一対の移動レール(トラックレール)40に案内され
て物品移載方向へシフトする。基台HTaにはこの移動
レール40に摺動するスライドユニット41が設けられ
る。また基台HTaには、物品移載方向へシフト駆動用
ラック42が取付けられ、このシフト駆動用ラック42
は、昇降台10に取付けられたフォークシフトモータ4
3の回転軸に連結されたシフト駆動用ピニオンギヤ44
と歯合しており、フォークシフトモータ43の回転駆動
により移載手段HTが物品移載方向へシフトする。
【0026】上記構成により、伸縮式の移載手段HTの
基端部である固定フォーク13が本体載置部MS側に支
持されて、係止具HKを備えた先端部であるプライマリ
ーフォーク16がフォーク出退モータ19の作動により
コンテナCの移載方向に出退移動操作され、かつ、本体
載置部MSに対して固定フォーク13がコンテナCの移
載方向と交差する方向(具体的には、上下方向)にスラ
イド移動操作され、さらに固定フォーク13自体が、フ
ォークシフトモータ43の作動によりコンテナCの移載
方向に出退移動操作される。このように、固定フォーク
13自体(移載手段自体)がコンテナC(物品)の移載
方向に出退されることによって、係止具HKを備えた先
端部であるプライマリーフォーク16の伸張位置を延ば
すこと、すなわち外方載置部OSのさらに奥まで係止具
HKを延ばすことが可能となる。また係止具HKは、本
体載置部MSとそれの外方側に同高さまたは略同高さで
位置する外方載置部OSとの間でコンテナCを移載する
ために、コンテナCの被係止部20を係止して水平方向
にスライド移動され、コンテナCの移載方向と交差する
方向(具体的には、上下方向)にスライド移動される。
【0027】上記載置搬送手段BTはベルトコンベア式
に構成されており、移載方向に沿う姿勢で複数のプーリ
51に掛け回された一対の搬送用ベルト52a,52b
が、フック式移載手段HTの両側に配置され、この一対
の搬送用ベルト52a,52bのがコンベア用モータ5
3にて駆動される。物品移載装置CTの本体載置部MS
は、この一対の搬送用ベルト52a,52b上に形成さ
れ、この本体載置部MSの両側にコンテナCの位置規制
をするガイド54が設けられている。
【0028】物品移載装置CTのフック式移載手段HT
および載置搬送手段BTは、図8に示すように、移載制
御装置(移載制御手段の一例)TCにより制御されて、
上述のように本体載置部MSと外方載置部OSとの間で
コンテナCの移載を行う。
【0029】移載制御装置TCには、操作手段として、
フォーク出退モータ19とフォーク昇降モータ32とフ
ォークシフトモータ43とコンベア用モータ53が接続
され、また係止具HKの出退位置を検出するために、A
Cサーボモータからなるフォーク出退モータ19に内蔵
されたエンコーダ(制御用モータに内蔵されたエンコー
ダの一例)19aが接続され、移載手段HTの係止具H
Kの昇降位置を検出するために、ACサーボモータから
なるフォーク昇降モータ32に内蔵されたエンコーダ
(移載手段の基端部の昇降操作位置を検出するエンコー
ダの一例)32aが接続され、さらに移載手段HTの基
台HTaのシフト位置を検出するために、ACサーボモ
ータからなるフォークシフトモータ43に内蔵されたエ
ンコーダ43aが接続され、またスタッカクレーン1の
本体制御装置MCが接続されている。また搬送用ベルト
52a,52bの近傍に、搬送用ベルト52a,52b
上のコンテナCの有無を検出する光電スイッチからなる
在荷検出器56が、コンテナCの移載方向にそれぞれ設
けられ、移載制御装置TCにこれら在荷検出器56が接
続されている。また移載制御装置TCには、ACサーボ
モータからなるフォーク出退モータ19のトルク信号が
入力されている。
【0030】移載制御装置TCは、エンコーダ19aか
ら出力されるパルスの数をカウントすることにより、図
9(a)に示すように、係止具HKの上端の高さが搬送
用ベルト52a,52bの上面より下まで下降されてい
るフック下限位置(イ)、係止具HKの上端の高さが搬
送用ベルト52a,52bの上面に位置するフック下位
置(ロ)、係止具HKが被係止部20の下部に係合して
いるフック下挿入位置(ハ)、係止具HKが被係止部2
0の上部に係合しているフック上挿入位置(ニ)、係止
具HKの上端の高さがコンテナCの上面に位置するフッ
ク上限位置(ホ)を検出している。またスタッカクレー
ン1の本体制御装置MCより昇降台10(本体載置部M
S)の昇降位置の誤差(停止位置誤差)が入力される
と、この停止位置誤差分だけ、パルス数のカウント値を
補正して、コンテナCに対する係止具HKの昇降停止位
置(ハ)(ニ)(ホ)を検出している。このように、昇
降台10の停止位置誤差とエンコーダ19aから出力さ
れるパルスの数のカウント値の組合せによりコンテナC
に対する係止具HKの昇降停止位置(ハ)(ニ)(ホ)
が求められている。
【0031】またエンコーダ32aから出力されるパル
スの数をカウントすることにより、図9(b)に示すよ
うに、係止具HKが搬送用ベルト52a,52bのコン
テナCの移載方向とは逆の端部に位置する卸し待機位置
(ヘ)、係止具HKを搬送用ベルト52a,52b上で
コンテナCに接触あるいは離脱させるフック上昇・下降
位置(ト)、係止具HKが搬送用ベルト52a,52b
のコンテナCの移載方向の端部に位置する掬い待機位置
(チ)、係止具HKが手前棚上でコンテナCの被係止部
20接触する手前出限位置(リ)、係止具HKが奥棚上
でコンテナCの被係止部20に接触する奥出限位置
(ヌ)を検出している。
【0032】またエンコーダ43aから出力されるパル
スの数をカウントすることにより、図9(c)に示すよ
うに、移載手段HTの基台HTaの移載方向の位置が搬
送用ベルト52a,52bの中央に位置されている中央
位置(ル)、基台HTaが昇降台10の移載方向の端部
に位置されているシフト位置(ヲ)を検出している。
【0033】以下、スタッカクレーン1によるコンテナ
Cの入出庫作業を移載制御装置TCの制御による物品移
載装置CTの移載作動を中心に概略的に説明する。『入
庫の場合』先ず、コンテナCを入庫する場合は、作業者
が搬入部11にコンテナCを搬入すると、本体制御装置
MCの制御作動により、スタッカクレーン1が搬入部1
1に移動して、物品移載装置CTが搬入部11のコンテ
ナCを本体載置部MSに移載する。この搬入部11から
本体載置部MSへのコンテナCの移載は、後述する手前
棚から本体載置部MSへの移載と同様の動作であり、説
明を省略する。
【0034】この後、スタッカクレーン1は、入庫先の
物品収納部8に移動し、昇降台10の高さを、物品移載
装置CTの本体載置部MSの高さが外方載置部OSの高
さと同高さ又は少し上の高さ(略同高さの一例)となる
ように、すなわち、搬送用ベルト52a,52bの上面
の高さが入庫先の物品収納部8の棚部材7の上面の高さ
と同高さ又は少し上の高さとなるように調整して停止さ
せる。物品移載装置CTは、本体載置部MSに搭載して
いるコンテナCを物品収納部8に移載する場合におい
て、手前棚に移載する場合と奥棚に移載する場合とで、
その動作が異なる。 「手前卸し」先ず、コンテナCを手前棚に移載するとき
の動作を図10に基づいて説明する。係止具HKは、フ
ック下限位置(イ)、卸し待機位置(ヘ)にあるものと
する。なお、移載手段HTの基台HTaは中央位置
(ル)にあり、移載手段HTの基台HTaのシフト操作
は行われない。
【0035】図10(a)に示すように、コンベア用モ
ータ53により搬送用ベルト52a,52bを駆動して
移載対象の手前棚に向けてコンテナCの移動を開始し、
所定時間移動させ、図10(b)に示すようにコンテナ
Cが卸し待機位置(イ)を通過すると、図10(c)に
示すようにフォーク昇降モータ32を駆動させて係止具
HKをフック下挿入位置(ハ)まで上昇させる。
【0036】続いてフォーク出退モータ19とコンベア
用モータ53を駆動させて、図10(d)に示すように
係止具HKを手前出限位置(リ)まで伸張させ、コンテ
ナCを押し込む。
【0037】続いてフォーク出退モータ19を駆動させ
て係止具HKを少し戻し、図10(e)に示すようにフ
ォーク昇降モータ32を駆動させて係止具HKをフック
下位置(ロ)まで下降させる。
【0038】続いてフォーク出退モータ19を駆動させ
て、図10(f)に示すように係止具HKを掬い待機位
置(チ)まで退入させる。以上の操作によりコンテナC
が手前棚へ卸される。 「奥卸し」一方、コンテナCの移載対象が手前棚ではな
く奥棚である場合の動作を図11に基づいて説明する。
なお、コンテナCが平面視でプライマリフォーク16存
在範囲と重複する範囲に位置する間は、上述の手前棚へ
の移載動作と同様{図11(a)〜(d)参照}であ
り、この状態では、プライマリフォーク16等の伸縮式
の移載手段HTは本体載置部MSに対する物品載置を許
容する許容位置に位置するものとなっている。しかし、
係止具HKをフック下挿入位置(ハ)としたままでさら
に伸張させると、サードフォーク14、セカンダリフォ
ーク15およびプライマリフォーク16は、外方側部材
すなわち物品保管棚5の構成部材や下段のコンテナCと
接当干渉してしまう。
【0039】そこで、図11(e)に示すように、フォ
ーク昇降モータ32を作動させ、外方側部材すなわち物
品保管棚5の構成部材や下段のコンテナCとの接当干渉
を回避する回避位置に位置させるべく、係止具HKが被
係止部20に対して係合状態を維持する範囲内でプライ
マリフォーク16等を上昇させる。すなわち、係止具H
Kをフック上挿入位置(ニ)まで上昇させる。
【0040】続いてフォーク出退モータ19とフォーク
シフトモータ43を作動させて、図11(f)に示すよ
うに、フォーク出退モータ19にてサードフォーク14
を突出操作してプライマリフォーク16に支持される係
止具HKの奥棚側への移動させるとともに、移載手段H
Tの基台HTaをシフト位置(ヲ)まで移動させ、コン
テナCを押し込む。そして、係止具HKが奥出限位置
(ヌ)まで接近すると、フォーク出退モータ19のトル
ク信号を監視して所定のトルクを超えると、すなわちプ
ライマリフォーク16が出限まで伸びきると、フォーク
出退モータ19を停止させる。
【0041】続いてフォーク出退モータ19とフォーク
昇降モータ32を作動させ、図10(g)に示すよう
に、フォーク出退モータ19にて係止具HKを少し戻
し、フォーク昇降モータ32にて係止具HKをフック上
限位置(ホ)まで上昇させ、続いてフォーク出退モータ
19とフォークシフトモータ43を作動させて、移載手
段HTの基台HTaを中央位置(ル)まで移動させ、フ
ォーク出退モータ19にて係止具HKを掬い待機位置
(チ)まで引き戻す。
【0042】以上の操作によりコンテナCが奥棚へ卸さ
れる。 『出庫の場合』次に、コンテナCを物品保管棚5から出
庫させる場合について説明する。この場合は、スタッカ
クレーン1は、指示された物品収納部8に移動し、昇降
台10の高さを、物品移載装置CTの本体載置部MSの
高さが外方載置部OSの高さと同高さ又は少し下の高さ
(略同高さの一例)となるように調整して停止させる。
物品移載装置CTは、本体載置部MSに搭載しているコ
ンテナCを物品収納部8に移載する場合において、上述
の入庫の場合と同様に、手前棚に移載する場合と奥棚に
移載する場合とで、その動作が異なる。 「手前すくい」先ず、コンテナCを手前棚から本体載置
部MSに移載するときの動作を図12に基づいて説明す
る。係止具HKは、フック下限位置(イ)、掬い待機位
置(チ)にあるものとする。なお、移載手段HTの基台
HTaは中央位置(ル)にあり、移載手段HTの基台H
Taのシフト操作は行われない。
【0043】まず図12(a)に示すように、係止具H
Kの上端が搬送用ベルト52a,52bの搬送面の高さ
よりも低い位置に位置する状態で、フック出退モータ1
9を作動させ、係止具HKが手前出限位置(リ)まで接
近すると、フォーク出退モータ19のトルク信号を監視
して所定のトルクを超えると、すなわちプライマリフォ
ーク16がコンテナCに接触すると、フォーク出退モー
タ19を停止させ、図12(b)に示すように、係止具
HKを手前出限位置(リ)まで移動させる。
【0044】この後、フォーク出退モータ19とフォー
ク昇降モータ32を作動させ、フォーク出退モータ19
にて係止具HKを少し戻し、図12(c)に示すよう
に、フォーク昇降モータ32にて係止具HKをフック下
挿入位置(ハ)まで上昇させ、続いて図12(d)に示
すように、コンベヤモータ53を作動させて搬送用ベル
ト52a,52bを搬送駆動しながら、フック出退モー
タ19を作動させて、その搬送用ベルト52a,52b
による搬送速度と同速度で係止具HKを引退させ、コン
テナCを引き込む。なお、このときの係止具HKの高さ
は、プライマリフォーク16の上端縁が搬送用ベルト5
2a,52bの搬送面よりも上方側に突出しない高さに
設定してある。搬送用ベルト52a,52bおよび係止
具HKにてコンテナCを本体載置部MS側へ搬送しなが
ら、係止具HKが、図12(d)に示すようにフック上
昇・下降位置(ト)まで移動すると、図12(e)に示
すように、フォーク昇降モータ32を作動させて係止具
HKをフック下限位置(イ)まで降下させて、被係止部
20から離脱させ、搬送用ベルト52a,52bのみに
より、コンテナCを掬う手前棚より遠い側の在荷検出器
56が動作するまで搬送させる。これにより、コンテナ
Cが本体載置部MSに適正に位置するまで搬送され、係
止具HKは卸し待機位置で待機される。
【0045】以上の操作によりコンテナCが手前棚より
本体載置部MSに掬われる。 「奥すくい」次に、コンテナCを奥棚から本体載置部M
Sに移載するときの動作を図13に基づいて説明する。
係止具HKは、卸し待機位置(チ)にあるものとする。
【0046】まず図13(a)に示すように、フォーク
昇降モータ32を作動させて係止具HKをフック上限位
置(ホ)、すなわちコンテナCの被係止部20の上側の
口23の高さよりも若干高い位置まで上昇させた後、図
13(b)に示すように、フォーク出退モータ19およ
びフォークシフトモータ43を作動させて、フォーク出
退モータ19にてサードフォーク14を突出操作してプ
ライマリフォーク16に支持される係止具HKの奥棚側
への移動させるとともに、フォークシフトモータ43に
て移載手段HTの基台HTaをシフト位置(ヲ)まで移
動させる。そして、係止具HKが奥出限位置(ヌ)まで
接近すると、フォーク出退モータ19のトルク信号を監
視して所定のトルクを超えると、すなわちプライマリフ
ォーク16が出限まで伸びきると、フォーク出退モータ
19を停止させる。
【0047】続いてフォーク出退モータ19とフォーク
昇降モータ32を作動させ、図13(c)に示すよう
に、フォーク出退モータ19にて係止具HKを少し戻
し、フォーク昇降モータ32にて係止具HKをフック上
挿入位置(ニ)まで下降させ、続いてフォーク出退モー
タ19とフォークシフトモータ43を作動させて、図1
3(d)に示すように、移載手段HTの基台HTaを中
央位置(ル)まで移動させ、フォーク出退モータ19に
て係止具HKを手前出限位置(リ)まで引き戻し、コン
テナCを引き込む。
【0048】その後、図13(e)に示すように、フォ
ーク昇降モータ32を作動させて係止具HKをフック下
限位置(ハ)まで降下させる。続いて図13(f)に示
すように、フォーク出退モータ19にて係止具HKを引
退させ、またコンベヤモータ53を作動させて搬送用ベ
ルト52a,52bを駆動させ、さらにコンテナCを引
き込む。
【0049】搬送用ベルト52a,52bおよび係止具
HKにてコンテナCを本体載置部MS側へ搬送しなが
ら、係止具HKが、図13(f)に示すようにフック上
昇・下降位置(ト)まで移動すると、図13(g)に示
すように、フォーク昇降モータ32を作動させて係止具
HKをフック下限位置(イ)まで降下させて、被係止部
20から離脱させ、搬送用ベルト52a,52bのみに
より、コンテナCを掬う奥棚より遠い側の在荷検出器5
6が動作するまで搬送させる。これによりコンテナCが
本体載置部MSに適正に位置するまで搬送され、係止具
HKは卸し待機位置で待機される。
【0050】以上の操作によりコンテナCが奥棚より本
体載置部MSに掬われる。物品移載装置CTによるコン
テナCの本体載置部MSへの移載が終了すると、スタッ
カクレーン1は搬出部12に移動し、本体載置部MSが
搬出部12の載置面と同高さ又は少し上の高さとなるよ
うに昇降台10を昇降並びに停止させて、物品移載装置
CTの作動により本体載置部MSのコンテナCを搬出部
12に移載する。この移載作動は、上述の手前棚へのコ
ンテナCの移載と同様であるので説明を省略する。
【0051】以上のように、移載制御装置TCは、伸縮
式の移載手段HTの出退移動並びにスライド移動を制御
する移載制御手段として機能する。すなわち、移載手段
HTの先端部に相当する係止具HKは、サーボモータか
らなるフォーク出退モータ19を駆動することにより物
品の移載方向へ出退移動され、このとき、フォーク出退
モータ19内蔵のエンコーダ19aの検出情報により係
止具HKの位置が検出され、係止具HKの出退移動が制
御される。このように、係止具HKの位置が、(サーボ
モータ内蔵)エンコーダ19aのみの検出情報により求
められることにより、係止具HKの停止位置毎にその位
置を検出するセンサを設置する必要がなくなり、省スペ
ースを実現でき、またセンサのための電線の引回しを少
なくでき、コストを低減することが可能となる。
【0052】またサーボモータからなるフォーク出退モ
ータ19のトルクが所定の値を超えると、係止具HKが
コンテナCに接触していること、または移載手段の先端
部である係止具HKが出限まで伸張していることが検知
され、移載手段HTの伸張が停止されることによって、
係止具HKとコンテナCの接触を検知するセンサや先端
部の出限を検知するセンサが不要となる。
【0053】またフォーク昇降モータ32のエンコーダ
32aの検出情報により移載手段HTの基端部HTaの
昇降操作位置が検出され、移載手段HTの基端部HTa
の昇降移動が制御される。このように、移載手段HTの
基端部HTaの昇降操作位置が、エンコーダ32aのみ
の検出情報により求められ、基端部HTaの昇降停止位
置毎にその位置を検出するセンサを設置する必要がなく
なり、省スペースを実現でき、またセンサのための電線
の引回しを少なくでき、コストを低減することが可能と
なる。
【0054】なお、上記実施の形態では、移載される物
品の一例であるコンテナCの被係止部20を、鉤状に屈
曲形成した一対の金属製の板材21,22にて構成して
いるが、この板材21,22の部分も樹脂製のコンテナ
Cと一体成形しても良い。更に、板材21,22も一体
成形するときは、板材21,22の先端側から基端側に
回り込むように配置した補強板を複数並べて設けて、係
止具HKが被係止部20に係合した状態で引退動作する
ときの被係止部20の変形に対する強度を一層大きくす
るようにしても良い。
【0055】また上記実施の形態では、物品移載装置C
Tを物品保管設備LSの一部を構成するスタッカークレ
ーン1に備える場合を例示しているが、たとえば、いわ
ゆる無人搬送車や、スタッカークレーン1の走行車体に
相当する構成がない物品搬送手段(昇降台とフォーク装
置のみ)を有する物品保管設備に備えるなど、種々の用
途に適用できる。
【0056】また上記実施の形態では、物品移載装置C
Tに移載される物品の一例として、コンテナCを例示し
ているが、いわゆるパレットに上記実施の形態と同様の
被係止部50を付加したものの移載に適用するなど、種
々の形態の物品の移載に適用できる。
【0057】また上記実施の形態では、物品搬出入部L
Rとして、搬入部11と搬出部12を独立して備えてい
るが、これらを搬入出のいずれにも使用できるようにす
ることも可能である。
【0058】また上記実施の形態では、手前棚と奥棚の
いずれにおいても、コンテナCの掬い動作、卸し動作が
可能な物品移載装置CTとしているが、奥棚を有しない
手前棚だけから構成された物品保管棚に使用する物品移
載装置においても、制御用モータ(フォーク出退モータ
19やフォーク昇降モータ32)にエンコーダ(パルス
エンコーダ19a,32a)を内蔵させて、これらエン
コーダの検出情報によりフォーク先端部の位置を検出す
るようにすることもできる。
【0059】また上記実施の形態では、フォーク機構
を、固定フォーク13、サードフォーク14、セカンダ
リフォーク15およびプライマリフォーク16を4段の
フォークにより構成しているが、このように4段のフォ
ークに限ることなく、複数段のフォーク機構であればよ
い。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、移載
手段の先端部の位置が、制御用モータ内蔵のエンコーダ
のみの検出情報により求められることにより、先端部の
停止毎に停止位置を検出するセンサを設置する必要がな
くなり、省スペースを実現でき、またコストの低減を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における物品移載装置を備
えた物品保管設備の概略平面図である。
【図2】同物品移載装置を備えた物品保管設備の側面図
である。
【図3】同物品移載装置により移載されるコンテナおよ
び係止具の斜視図である。
【図4】同物品移載装置を備えたスタッカークレーンの
平面図である。
【図5】同物品移載装置の概略側面図である。
【図6】同物品移載装置の概略平面図である。
【図7】同物品移載装置の概略正面図である。
【図8】同物品移載装置のブロック構成図である。
【図9】同物品移載装置の係止具停止位置の説明図であ
る。
【図10】同物品移載装置の動作説明図である。
【図11】同物品移載装置の動作説明図である。
【図12】同物品移載装置の動作説明図である。
【図13】同物品移載装置の動作説明図である。
【符号の説明】
BT 載置搬送手段 CT 物品移載装置 HK 係止具 HT 伸縮式の移載手段 HTa 伸縮式の移載手段の基端部 LR 物品搬出入部 MS 本体載置部 OS 外方載置部 TC 移載制御手段 MC 本体制御装置 C コンテナ 1 スタッカークレーン 5 物品保管棚 8 物品収納部 10 昇降台 13,14,15,16 フォーク 19 フォーク出退モータ 19a,32a,43a パルスエンコーダ 20 被係止部 32 フォーク昇降モータ 43 フォークシフトモータ 52a,52b ベルトコンベヤ 53 コンベヤ用モータ (イ) フック下限位置 (ロ) フック下位置 (ハ) フック下挿入位置 (ニ) フック上挿入位置 (ホ) フック上限位置 (ヘ) 卸し待機位置 (ト) フック上昇・下降位置 (チ) 掬い待機位置 (リ) 手前出限位置 (ヌ) 奥出限位置 (ル) 中央位置 (ヲ) シフト位置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を載置支持する本体載置部と、 前記本体載置部とそれの外方側に同高さまたは略同高さ
    で位置する外方載置部との間で物品を移載するために、
    物品の被係止部を係止して水平方向にスライド移動させ
    るための係止具と、 基端部が前記本体載置部側に支持されて、前記係止具を
    備えた先端部が前記物品の移載方向に出退移動操作さ
    れ、かつ前記本体載置部側に対して前記基端部が上下方
    向に昇降移動操作される伸縮式の移載手段と、 その伸縮式の移載手段の出退移動および昇降移動を制御
    する移載制御手段とを設け、 前記移載手段の先端部を物品の移載方向へ出退移動操作
    させる駆動手段を、制御用モータにより構成し、 前記移載制御手段は、前記制御用モータに内蔵のエンコ
    ーダの検出情報により前記移載手段の先端部の位置を検
    出し、前記移載手段の先端部の出退移動を制御すること
    を特徴とする物品移載装置。
  2. 【請求項2】 移載制御手段は、制御用モータのトルク
    が所定の値を超えることで、係止具が物品に接触してい
    ること、または移載手段の先端部が出限まで伸張してい
    ることを検知し、移載手段の先端部の伸張を停止するこ
    とを特徴とする請求項1記載の物品移載装置。
  3. 【請求項3】 物品を載置支持する本体載置部と、 前記本体載置部とそれの外方側に同高さまたは略同高さ
    で位置する外方載置部との間で物品を移載するために、
    物品の被係止部を係止して水平方向にスライド移動させ
    るための係止具と、 基端部が前記本体載置部側に支持されて、前記係止具を
    備えた先端部が前記物品の移載方向に出退移動操作さ
    れ、かつ前記本体載置部側に対して前記基端部が上下方
    向に昇降移動操作される伸縮式の移載手段と、 その伸縮式の移載手段の出退移動および昇降移動を制御
    する移載制御手段とを設け、 前記移載手段の基端部の昇降操作位置を検出するエンコ
    ーダを設け、 前記移載制御手段は、このエンコーダの検出情報により
    前記基端部の昇降操作位置を検出し、基端部の昇降移動
    を制御することを特徴とする物品移載装置。
  4. 【請求項4】 本体載置部を昇降自在に構成し、この本
    体載置部の昇降位置を検出する検出手段を設け、 この検出手段により検出される前記本体載置部の昇降位
    置と、基端部の昇降操作位置により、移載手段の先端部
    の昇降高さを制御することを特徴とする請求項3に記載
    の物品移載装置。
  5. 【請求項5】 移載手段自体を、物品の移載方向に出退
    自在に構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4に
    記載の物品移載装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013177214A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Daifuku Co Ltd 物品移載装置
CN110127260A (zh) * 2019-06-03 2019-08-16 珠海创智科技有限公司 拉箱装置、物料运输机器人和物料运输方法
CN114537209A (zh) * 2022-03-18 2022-05-27 青岛科捷机器人有限公司 一种高效传输式充换电站

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