JP2002362699A - タンクローリ車の荷卸し装置 - Google Patents
タンクローリ車の荷卸し装置Info
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- JP2002362699A JP2002362699A JP2001170924A JP2001170924A JP2002362699A JP 2002362699 A JP2002362699 A JP 2002362699A JP 2001170924 A JP2001170924 A JP 2001170924A JP 2001170924 A JP2001170924 A JP 2001170924A JP 2002362699 A JP2002362699 A JP 2002362699A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンクローリ車からの荷卸し作業を容易に行
い得るようにする。 【解決手段】 タンクローリ車にはそれぞれ石油製品を
収容する複数のハッチが設けられ、給油所には複数の地
下タンクに連通する複数の注油口が設けられている。ハ
ッチの底部には流出口12を開閉する底弁13が設けら
れ、流出口12は吐出弁19aを有する吐出管17aに
連通している。吐出弁19aには荷卸しホース25が接
続されたことを検出する注油口スイッチ28aが設けら
れ、注油口には荷卸しホース25が接続されたことを検
出する注油口スイッチが設けられている。給油所にはタ
ンクローリ車に給油所情報を送信するとともにタンクロ
ーリ車から荷卸し情報を受信する給油所側無線機が設け
られ、タンクローリ車には給油所側無線機からの給油所
情報を受信するとともに給油所側無線機に荷卸し情報を
送信する車両側無線機が設けられている。
い得るようにする。 【解決手段】 タンクローリ車にはそれぞれ石油製品を
収容する複数のハッチが設けられ、給油所には複数の地
下タンクに連通する複数の注油口が設けられている。ハ
ッチの底部には流出口12を開閉する底弁13が設けら
れ、流出口12は吐出弁19aを有する吐出管17aに
連通している。吐出弁19aには荷卸しホース25が接
続されたことを検出する注油口スイッチ28aが設けら
れ、注油口には荷卸しホース25が接続されたことを検
出する注油口スイッチが設けられている。給油所にはタ
ンクローリ車に給油所情報を送信するとともにタンクロ
ーリ車から荷卸し情報を受信する給油所側無線機が設け
られ、タンクローリ車には給油所側無線機からの給油所
情報を受信するとともに給油所側無線機に荷卸し情報を
送信する車両側無線機が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンクローリ車によ
り輸送される石油製品などの液状製品を給油所などの荷
卸し場所に荷卸しするタンクローリ車の荷卸し装置に関
する。
り輸送される石油製品などの液状製品を給油所などの荷
卸し場所に荷卸しするタンクローリ車の荷卸し装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】石油製品を運搬輸送するタンクローリ車
は、一度に複数種類の石油製品を運搬しており、車両に
設けられたタンク内には仕切板によって仕切られた複数
のハッチが形成されている。これにより、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン、灯油、軽油などのよう
に、相互に種類が相違した複数の石油製品をタンク内に
収容して一度に運搬することができる。一方、給油所つ
まりガソリンスタンドには、相互に種類が相違した石油
製品を収容するために複数の地下タンクが埋設されてお
り、給油所にはそれぞれの地下タンクに連通する複数の
注油口が地上に突出して設けられている。
は、一度に複数種類の石油製品を運搬しており、車両に
設けられたタンク内には仕切板によって仕切られた複数
のハッチが形成されている。これにより、ハイオクタン
ガソリン、レギュラーガソリン、灯油、軽油などのよう
に、相互に種類が相違した複数の石油製品をタンク内に
収容して一度に運搬することができる。一方、給油所つ
まりガソリンスタンドには、相互に種類が相違した石油
製品を収容するために複数の地下タンクが埋設されてお
り、給油所にはそれぞれの地下タンクに連通する複数の
注油口が地上に突出して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】タンクローリ車で運搬
された石油製品を給油所の地下タンクに注油する際に
は、タンクローリ車と注油口との間に荷卸しホースを接
続してハッチ内の石油製品を地下タンクに注油してお
り、ハッチ内の油種と地下タンク内の油種とが一致する
ようにして、荷卸しホースをタンクローリ車と注油口と
の間に接続する必要がある。
された石油製品を給油所の地下タンクに注油する際に
は、タンクローリ車と注油口との間に荷卸しホースを接
続してハッチ内の石油製品を地下タンクに注油してお
り、ハッチ内の油種と地下タンク内の油種とが一致する
ようにして、荷卸しホースをタンクローリ車と注油口と
の間に接続する必要がある。
【0004】従来、給油所の注油口に設けられたバーコ
ードを読取るカードリーダを有するハンディターミナル
を運転者が携帯するようにし、荷卸しホースが所定の注
油口に接続されたことを検出するようにした技術が、例
えば、特開平7-251900号公報に開示されている。この場
合には、ハンディターミナルのキー操作によってそれぞ
れのハッチからの荷卸しを可能としているが、運転者な
いし作業者は常時ハンディターミナルを携帯し、バーコ
ードを読取る操作やキー操作を行わなければならず、荷
卸し作業が煩雑となっている。
ードを読取るカードリーダを有するハンディターミナル
を運転者が携帯するようにし、荷卸しホースが所定の注
油口に接続されたことを検出するようにした技術が、例
えば、特開平7-251900号公報に開示されている。この場
合には、ハンディターミナルのキー操作によってそれぞ
れのハッチからの荷卸しを可能としているが、運転者な
いし作業者は常時ハンディターミナルを携帯し、バーコ
ードを読取る操作やキー操作を行わなければならず、荷
卸し作業が煩雑となっている。
【0005】また、注油口に油種キーを設ける一方、荷
卸しホースの端部に前記油種キーが差し込まれると油種
を判別する油種センサを設けるようにした技術も開発さ
れているが、この場合には荷卸しホースに油種センサか
らの信号を送る信号ケーブルを設ける必要がある。しか
しながら、荷卸しホースは作業時に地面を引き回される
ので、信号ケーブルが切断されることがあり、耐久性の
観点からこの方式は問題点がある。
卸しホースの端部に前記油種キーが差し込まれると油種
を判別する油種センサを設けるようにした技術も開発さ
れているが、この場合には荷卸しホースに油種センサか
らの信号を送る信号ケーブルを設ける必要がある。しか
しながら、荷卸しホースは作業時に地面を引き回される
ので、信号ケーブルが切断されることがあり、耐久性の
観点からこの方式は問題点がある。
【0006】本発明の目的は、タンクローリ車からの荷
卸し作業を容易に行い得るようにすることにある。
卸し作業を容易に行い得るようにすることにある。
【0007】本発明の目的は、タンクローリ車内の特定
の油種を特定の地下タンクに確実に荷卸し作業を行い得
るようにすることにある。
の油種を特定の地下タンクに確実に荷卸し作業を行い得
るようにすることにある。
【0008】本発明の目的は、所定量の石油製品を地下
タンクに確実に荷卸し作業を行い得るようにすることに
ある。
タンクに確実に荷卸し作業を行い得るようにすることに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のタンクローリ車
の荷卸し装置は、複数種類の石油製品を収容する複数の
ハッチが設けられたタンクローリ車から、複数の地下タ
ンクに連通する複数の注油口が設けられた給油所に荷卸
しホースを介して石油製品を注油するタンクローリ車の
荷卸し装置であって、それぞれの前記ハッチの底部に設
けられた流出口開閉用の底弁を開閉する底弁開閉機構
と、前記タンクローリ車に設けられ、前記流出口を吐出
口に連通する吐出管と、複数の前記注油口にそれぞれ設
けられ、前記荷卸しホースが接続されたことを検出する
複数の注油口スイッチと、前記吐出口に設けられ、前記
荷卸しホースが接続されたことを検出する吐出口スイッ
チと、前記給油所に設けられ、前記タンクローリ車に給
油所情報を送信する給油所側無線機と、前記タンクロー
リ車に設けられ、前記給油所側無線機からの給油所情報
を受信する車両側無線機と、前記吐出口スイッチと前記
注油口スイッチからの信号に基づいて、前記地下タンク
の油種に対応した前記ハッチの前記底弁開閉機構に底弁
作動信号を送る制御手段とを有することを特徴とする。
の荷卸し装置は、複数種類の石油製品を収容する複数の
ハッチが設けられたタンクローリ車から、複数の地下タ
ンクに連通する複数の注油口が設けられた給油所に荷卸
しホースを介して石油製品を注油するタンクローリ車の
荷卸し装置であって、それぞれの前記ハッチの底部に設
けられた流出口開閉用の底弁を開閉する底弁開閉機構
と、前記タンクローリ車に設けられ、前記流出口を吐出
口に連通する吐出管と、複数の前記注油口にそれぞれ設
けられ、前記荷卸しホースが接続されたことを検出する
複数の注油口スイッチと、前記吐出口に設けられ、前記
荷卸しホースが接続されたことを検出する吐出口スイッ
チと、前記給油所に設けられ、前記タンクローリ車に給
油所情報を送信する給油所側無線機と、前記タンクロー
リ車に設けられ、前記給油所側無線機からの給油所情報
を受信する車両側無線機と、前記吐出口スイッチと前記
注油口スイッチからの信号に基づいて、前記地下タンク
の油種に対応した前記ハッチの前記底弁開閉機構に底弁
作動信号を送る制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
相互に相違した前記流出口と複数の吐出口とを連通させ
る複数の吐出管と、それぞれ前記吐出口を前記注油口に
接続して同時に前記地下タンクに注油する複数の荷卸し
ホースとを有し、前記制御手段は特定の前記荷卸しホー
スが特定の前記注油口に接続されたことを判断後に、他
の前記荷卸しホースによる荷卸しを可能とすることを特
徴とする。
相互に相違した前記流出口と複数の吐出口とを連通させ
る複数の吐出管と、それぞれ前記吐出口を前記注油口に
接続して同時に前記地下タンクに注油する複数の荷卸し
ホースとを有し、前記制御手段は特定の前記荷卸しホー
スが特定の前記注油口に接続されたことを判断後に、他
の前記荷卸しホースによる荷卸しを可能とすることを特
徴とする。
【0011】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
前記注油口スイッチと前記吐出口スイッチを光センサま
たは機械式センサとしたことを特徴とする。
前記注油口スイッチと前記吐出口スイッチを光センサま
たは機械式センサとしたことを特徴とする。
【0012】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
前記吐出管に設けられて手動操作により流路を開閉する
吐出弁と、前記吐出弁を操作可能状態と操作停止状態と
に設定するロック機構とを有し、注油時に前記制御手段
は前記ロック機構を作動可能状態に設定することを特徴
とする。
前記吐出管に設けられて手動操作により流路を開閉する
吐出弁と、前記吐出弁を操作可能状態と操作停止状態と
に設定するロック機構とを有し、注油時に前記制御手段
は前記ロック機構を作動可能状態に設定することを特徴
とする。
【0013】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
所定の荷卸し開始時間が経過した後には、前記制御手段
は前記ロック機構を解放禁止状態に設定することを特徴
とする。
所定の荷卸し開始時間が経過した後には、前記制御手段
は前記ロック機構を解放禁止状態に設定することを特徴
とする。
【0014】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
前記給油所情報は前記給油所に荷卸しする油種と油量を
有し、前記給油所情報を作業者に表示する給油所情報表
示部をタンクローリ車に設けたことを特徴とする。
前記給油所情報は前記給油所に荷卸しする油種と油量を
有し、前記給油所情報を作業者に表示する給油所情報表
示部をタンクローリ車に設けたことを特徴とする。
【0015】本発明のタンクローリ車の荷卸し装置は、
複数の前記地下タンクにそれぞれ地下タンク内の油量を
検出する油量センサを設け、前記制御手段は前記油量セ
ンサからの信号に基づいて、前記地下タンク内への注油
量を演算することを特徴とする。
複数の前記地下タンクにそれぞれ地下タンク内の油量を
検出する油量センサを設け、前記制御手段は前記油量セ
ンサからの信号に基づいて、前記地下タンク内への注油
量を演算することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1はタンクローリ車の一
例を示す概略図であり、図2は他のタイプのタンクロー
リ車を示す概略図であり、図3は図1におけるA−A線
に沿う断面図である。
に基づいて詳細に説明する。図1はタンクローリ車の一
例を示す概略図であり、図2は他のタイプのタンクロー
リ車を示す概略図であり、図3は図1におけるA−A線
に沿う断面図である。
【0017】図1に示すタンクローリ車のタンク10内
には、仕切板によって6つの収納槽つまりハッチ11a
〜11fが設けられている。それぞれのハッチ11a〜
11fには、ハイオクタンガソリン、レギュラーガソリ
ン、灯油および軽油などの石油製品が収容されるように
なっている。図1に示すタンクローリ車においては、6
つのハッチが設けられているが、これに限られることな
く、任意の数のハッチとすることができ、さらに、ハッ
チの容積を相互に同一としても良く、相違させても良
い。
には、仕切板によって6つの収納槽つまりハッチ11a
〜11fが設けられている。それぞれのハッチ11a〜
11fには、ハイオクタンガソリン、レギュラーガソリ
ン、灯油および軽油などの石油製品が収容されるように
なっている。図1に示すタンクローリ車においては、6
つのハッチが設けられているが、これに限られることな
く、任意の数のハッチとすることができ、さらに、ハッ
チの容積を相互に同一としても良く、相違させても良
い。
【0018】それぞれのハッチの底部には、図1に示す
ように、ハッチ内に収容された石油製品をハッチ外に流
出させる流出口12が設けられており、この流出口12
を開閉するためにそれぞれの流出口12には底弁13が
設けられている。それぞれのハッチ内には下端部が底弁
13に取り付けられ、上端部がハッチ外部に突出した底
弁駆動軸14が取り付けられており、底弁駆動軸14の
上端部には回転体15がねじ結合されている。この回転
体15を回転駆動するために、タンク10の上面にはエ
アモータ16が装着されており、エアコンプレッサから
の圧縮空気を電磁弁を介してエアモータ16に供給する
ことによって、回転体15の回転運動が底弁駆動軸14
の軸方向運動に変換され、底弁13は流出口12を自動
的に開閉動作する。このように、底弁駆動軸14と回転
体15とエアモータ16により低弁開閉機構が形成され
ている。ただし、エアモータ16に代えて、電動モータ
や油圧モータにより底弁駆動軸14を開閉するようにし
ても良い。また、回転体の回転運動を底弁駆動軸14の
上下運動に変換することなく、エアシリンダにより底弁
駆動軸14を直接上下動させるようにしたエア式底弁駆
動機構を用いるようにしても良い。その場合には、底弁
駆動軸14を上昇移動させる際にはエアシリンダに圧縮
空気が供給され、底弁駆動軸14を下降させて底弁を閉
じる時にはエアの供給が停止されてばね力により底弁駆
動軸14が駆動される。
ように、ハッチ内に収容された石油製品をハッチ外に流
出させる流出口12が設けられており、この流出口12
を開閉するためにそれぞれの流出口12には底弁13が
設けられている。それぞれのハッチ内には下端部が底弁
13に取り付けられ、上端部がハッチ外部に突出した底
弁駆動軸14が取り付けられており、底弁駆動軸14の
上端部には回転体15がねじ結合されている。この回転
体15を回転駆動するために、タンク10の上面にはエ
アモータ16が装着されており、エアコンプレッサから
の圧縮空気を電磁弁を介してエアモータ16に供給する
ことによって、回転体15の回転運動が底弁駆動軸14
の軸方向運動に変換され、底弁13は流出口12を自動
的に開閉動作する。このように、底弁駆動軸14と回転
体15とエアモータ16により低弁開閉機構が形成され
ている。ただし、エアモータ16に代えて、電動モータ
や油圧モータにより底弁駆動軸14を開閉するようにし
ても良い。また、回転体の回転運動を底弁駆動軸14の
上下運動に変換することなく、エアシリンダにより底弁
駆動軸14を直接上下動させるようにしたエア式底弁駆
動機構を用いるようにしても良い。その場合には、底弁
駆動軸14を上昇移動させる際にはエアシリンダに圧縮
空気が供給され、底弁駆動軸14を下降させて底弁を閉
じる時にはエアの供給が停止されてばね力により底弁駆
動軸14が駆動される。
【0019】図1に示すタンクローリ車にあっては、車
両前側の3つの流出口12に連通させて前側の吐出管1
7aが接続され、後側の3つの流出口12に連通させて
後側の吐出管17bが接続されており、それぞれの吐出
管17a,17bの先端部には吐出口18a,18bが
設けられている。したがって、ハッチ11a〜11c内
の石油製品は吐出管17aの吐出口18aから吐出さ
れ、ハッチ11d〜11f内の石油製品は吐出管17b
の吐出口18bから吐出されることになる。
両前側の3つの流出口12に連通させて前側の吐出管1
7aが接続され、後側の3つの流出口12に連通させて
後側の吐出管17bが接続されており、それぞれの吐出
管17a,17bの先端部には吐出口18a,18bが
設けられている。したがって、ハッチ11a〜11c内
の石油製品は吐出管17aの吐出口18aから吐出さ
れ、ハッチ11d〜11f内の石油製品は吐出管17b
の吐出口18bから吐出されることになる。
【0020】それぞれの吐出管17a,17bの先端部
には流路を手動操作により開閉するための吐出弁19
a,19bが図3に示すように設けられており、ハンド
ル21a,21bを作業者が操作することにより吐出弁
19a,19bは吐出口18a,18bを開閉する。ハ
ッチ内の石油製品が荷卸し可能な時にハンドル21a,
21bにより吐出弁19a,19bの解放操作を可能に
設定し、荷卸しを禁止するときに解放操作を禁止状態に
設定するために、タンクローリ車にはロック機構22
a,22bが設けられている。それぞれのロック機構は
空気圧シリンダにより往復動するピストンに設けられた
係合爪を有し、吐出弁を開閉させる弁軸やハンドル21
a,21bに係合爪が係合すると、吐出弁19a,19
bを解放操作することができなくなる。ただし、ロック
機構が作動しても、吐出弁19a,19bを閉じる操作
は行うことができる。つまり、ロック機構は一方向の回
転を禁止するラチェット機構を有しており、吐出弁を閉
じる方向のハンドル操作は可能であるが、吐出弁を開く
操作は禁止される。
には流路を手動操作により開閉するための吐出弁19
a,19bが図3に示すように設けられており、ハンド
ル21a,21bを作業者が操作することにより吐出弁
19a,19bは吐出口18a,18bを開閉する。ハ
ッチ内の石油製品が荷卸し可能な時にハンドル21a,
21bにより吐出弁19a,19bの解放操作を可能に
設定し、荷卸しを禁止するときに解放操作を禁止状態に
設定するために、タンクローリ車にはロック機構22
a,22bが設けられている。それぞれのロック機構は
空気圧シリンダにより往復動するピストンに設けられた
係合爪を有し、吐出弁を開閉させる弁軸やハンドル21
a,21bに係合爪が係合すると、吐出弁19a,19
bを解放操作することができなくなる。ただし、ロック
機構が作動しても、吐出弁19a,19bを閉じる操作
は行うことができる。つまり、ロック機構は一方向の回
転を禁止するラチェット機構を有しており、吐出弁を閉
じる方向のハンドル操作は可能であるが、吐出弁を開く
操作は禁止される。
【0021】図2に示すタンクローリ車は、それぞれの
流出口12に接続された吐出管17の先端部にそれぞれ
吐出口18が設けられており、それぞれの吐出管17の
先端部には図3に示す場合と同様にハンドルにより操作
れさる吐出弁が設けられ、それぞれの吐出弁はロック機
構22によりロックされるようになっている。したがっ
て、それぞれのハッチ11a〜11f内の石油製品は、
それぞれ別々の吐出管17の吐出口18から吐出するこ
とになる。
流出口12に接続された吐出管17の先端部にそれぞれ
吐出口18が設けられており、それぞれの吐出管17の
先端部には図3に示す場合と同様にハンドルにより操作
れさる吐出弁が設けられ、それぞれの吐出弁はロック機
構22によりロックされるようになっている。したがっ
て、それぞれのハッチ11a〜11f内の石油製品は、
それぞれ別々の吐出管17の吐出口18から吐出するこ
とになる。
【0022】それぞれのハッチ内には内部に収容された
石油製品の充填量を検出するために油量センサ20が設
けられている。それぞれの油量センサ20は光を油面に
照射して反射光を受光することにより、三角測量の原理
によって油面の高さを検出し、その油面高さからハッチ
内に収容されている油量を演算する。ただし、この油量
センサとしては、油面に浮上するフロートをそれぞれの
ハッチ内に設けるようにして、フロートの上下方向の位
置の変化を検出するようにした機械式センサを用いるよ
うにしても良い。
石油製品の充填量を検出するために油量センサ20が設
けられている。それぞれの油量センサ20は光を油面に
照射して反射光を受光することにより、三角測量の原理
によって油面の高さを検出し、その油面高さからハッチ
内に収容されている油量を演算する。ただし、この油量
センサとしては、油面に浮上するフロートをそれぞれの
ハッチ内に設けるようにして、フロートの上下方向の位
置の変化を検出するようにした機械式センサを用いるよ
うにしても良い。
【0023】図4は給油所の一例を示す概略図であり、
図4に示す給油所には複数の地下タンク23a〜23d
が設けられ、例えば、地下タンク23aにはハイオクタ
ンガソリンが収容され、地下タンク23bにはレギュラ
ーガソリンが収容され、地下タンク23cには灯油が収
容され、地下タンク23dには軽油が収容されるように
なっている。ただし、地下タンクの数は図示する4つに
限られず、任意の数とすることができる。それぞれの地
下タンク23a〜23dに連通して注油口24a〜24
dが地上に突出して設けられており、タンクローリ車の
ハッチ内の石油製品を地下タンク内に注油する際には、
注油口と吐出口との間に荷卸しホース25が接続され
る。図3には吐出口に接続された荷卸しホース25の一
端部が示され、図4には注油口に接続された荷卸しホー
ス25の他端部が示されている。
図4に示す給油所には複数の地下タンク23a〜23d
が設けられ、例えば、地下タンク23aにはハイオクタ
ンガソリンが収容され、地下タンク23bにはレギュラ
ーガソリンが収容され、地下タンク23cには灯油が収
容され、地下タンク23dには軽油が収容されるように
なっている。ただし、地下タンクの数は図示する4つに
限られず、任意の数とすることができる。それぞれの地
下タンク23a〜23dに連通して注油口24a〜24
dが地上に突出して設けられており、タンクローリ車の
ハッチ内の石油製品を地下タンク内に注油する際には、
注油口と吐出口との間に荷卸しホース25が接続され
る。図3には吐出口に接続された荷卸しホース25の一
端部が示され、図4には注油口に接続された荷卸しホー
ス25の他端部が示されている。
【0024】それぞれの注油口24a〜24dには、図
4に示すように、注油口スイッチ26a〜26dが設け
られ、それぞれの注油口スイッチ26a〜26dは発光
素子27aと受光素子27bとを有する光センサにより
形成されている。それぞれの注油口24a〜24dに荷
卸しホース25が接続されると、発光素子27aから受
光素子27bに至る光が遮断されて、荷卸しホース25
の接続が検出される。一方、図1に示す2つの吐出口1
8a,18bには、図3に示されるように、それぞれ荷
卸しホース25が接続されると移動して電気的接点を短
絡させ、電気信号を出力する機械式の吐出口スイッチ2
8a,28bが設けられており、この吐出口スイッチ2
8a,28bにより荷卸しホース25の接続が検出され
る。
4に示すように、注油口スイッチ26a〜26dが設け
られ、それぞれの注油口スイッチ26a〜26dは発光
素子27aと受光素子27bとを有する光センサにより
形成されている。それぞれの注油口24a〜24dに荷
卸しホース25が接続されると、発光素子27aから受
光素子27bに至る光が遮断されて、荷卸しホース25
の接続が検出される。一方、図1に示す2つの吐出口1
8a,18bには、図3に示されるように、それぞれ荷
卸しホース25が接続されると移動して電気的接点を短
絡させ、電気信号を出力する機械式の吐出口スイッチ2
8a,28bが設けられており、この吐出口スイッチ2
8a,28bにより荷卸しホース25の接続が検出され
る。
【0025】なお、吐出口スイッチとして注油口スイッ
チと同様な光センサを使用するようにしても良く、注油
口スイッチとして吐出口スイッチと同様に機械式スイッ
チを使用するようにしても良い。機械式スイッチを使用
する場合には、電気的接点に石油製品が入り込まないよ
うに、防爆構造とする必要があるが、光センサを使用す
る場合には、そのような防爆対策は不要となる。
チと同様な光センサを使用するようにしても良く、注油
口スイッチとして吐出口スイッチと同様に機械式スイッ
チを使用するようにしても良い。機械式スイッチを使用
する場合には、電気的接点に石油製品が入り込まないよ
うに、防爆構造とする必要があるが、光センサを使用す
る場合には、そのような防爆対策は不要となる。
【0026】それぞれの地下タンク23a〜23dに
は、内部に収容された石油製品の量を検出するために、
図4に示すように、油量センサ29が設けられている。
それぞれの油量センサは、ハッチ内に設けられた油量セ
ンサ20と同様に光センサにより形成されており、油面
に光を照射して反射光の受光位置から液面の高さを検出
し、液面の高さから油量を演算するようにしている。た
だし、油量センサ20と同様に、機械式センサを油量セ
ンサ29として使用するようにしても良い。
は、内部に収容された石油製品の量を検出するために、
図4に示すように、油量センサ29が設けられている。
それぞれの油量センサは、ハッチ内に設けられた油量セ
ンサ20と同様に光センサにより形成されており、油面
に光を照射して反射光の受光位置から液面の高さを検出
し、液面の高さから油量を演算するようにしている。た
だし、油量センサ20と同様に、機械式センサを油量セ
ンサ29として使用するようにしても良い。
【0027】図5は図1に示されたタンクローリ車にお
けるそれぞれのエアモータ16とロック機構の作動を制
御する車両側制御装置を示すブロック図である。この車
両側制御装置は、中央演算処理装置(CPU)や機器の
制御手順が格納されたメモリ(ROM)や一時記憶用の
メモリ(RAM)などを有する車両側コントローラ31
を有し、この車両側コントローラ31は吐出口の近傍に
設けられているが、運転席に設けるようにしても良い。
車両側コントローラ31を収容するコントローラボック
スには、記録カード読取器32が設けられ、この記録カ
ード読取器32は車両側コントローラ31に接続されて
おり、これらの間で信号の受け渡しがなされる。
けるそれぞれのエアモータ16とロック機構の作動を制
御する車両側制御装置を示すブロック図である。この車
両側制御装置は、中央演算処理装置(CPU)や機器の
制御手順が格納されたメモリ(ROM)や一時記憶用の
メモリ(RAM)などを有する車両側コントローラ31
を有し、この車両側コントローラ31は吐出口の近傍に
設けられているが、運転席に設けるようにしても良い。
車両側コントローラ31を収容するコントローラボック
スには、記録カード読取器32が設けられ、この記録カ
ード読取器32は車両側コントローラ31に接続されて
おり、これらの間で信号の受け渡しがなされる。
【0028】図1に示すタンクローリ車には前側と後側
の吐出管17a,17bが設けられているので、それぞ
れの先端部に設けられた2つの吐出口スイッチ28a,
28bからの出力信号が車両側コントローラ31に送ら
れるようになっており、荷卸しホース25が吐出口18
a,18bに接続されると、その信号がコントローラ3
1に吐出口スイッチ28a,28bから送られる。
の吐出管17a,17bが設けられているので、それぞ
れの先端部に設けられた2つの吐出口スイッチ28a,
28bからの出力信号が車両側コントローラ31に送ら
れるようになっており、荷卸しホース25が吐出口18
a,18bに接続されると、その信号がコントローラ3
1に吐出口スイッチ28a,28bから送られる。
【0029】ハッチの数に対応させて図示するタンクロ
ーリ車には、それぞれの底弁13を開閉駆動するために
6つのエアモータ16が設けられており、エアモータに
対する圧縮空気の供給を制御するための6組の底弁用電
磁弁33には、それぞれ車両側コントローラ31から制
御信号が送られるようになっている。さらに、空気圧シ
リンダを有する2つのロック機構22a,22bに対し
ても、圧縮空気の供給を制御するためにロック用電磁弁
34が2組設けられており、それぞれのロック用電磁弁
に対して、車両側コントローラ31からの制御信号が送
られるようになっている。ロック機構22a,22bが
作動すると、作業者はハンドル21a,21bを操作し
て吐出弁19a,19bを閉じる操作は可能であるが、
吐出弁19a,19bを開く操作はできなくなる。
ーリ車には、それぞれの底弁13を開閉駆動するために
6つのエアモータ16が設けられており、エアモータに
対する圧縮空気の供給を制御するための6組の底弁用電
磁弁33には、それぞれ車両側コントローラ31から制
御信号が送られるようになっている。さらに、空気圧シ
リンダを有する2つのロック機構22a,22bに対し
ても、圧縮空気の供給を制御するためにロック用電磁弁
34が2組設けられており、それぞれのロック用電磁弁
に対して、車両側コントローラ31からの制御信号が送
られるようになっている。ロック機構22a,22bが
作動すると、作業者はハンドル21a,21bを操作し
て吐出弁19a,19bを閉じる操作は可能であるが、
吐出弁19a,19bを開く操作はできなくなる。
【0030】コントローラボックスには、操作盤35が
配置されており、この操作盤35を作業者がキー操作す
ることにより、車両側コントローラ31に信号が送られ
て石油製品の荷卸し操作を行うことができる。一方、荷
卸し情報や荷卸し状況などを表示するために表示部36
がコントローラボックスに配置されており、給油所情報
表示部としての表示部36には、コントローラ31から
の信号により給油所情報や荷卸し情報などの種々の情報
が表示される。
配置されており、この操作盤35を作業者がキー操作す
ることにより、車両側コントローラ31に信号が送られ
て石油製品の荷卸し操作を行うことができる。一方、荷
卸し情報や荷卸し状況などを表示するために表示部36
がコントローラボックスに配置されており、給油所情報
表示部としての表示部36には、コントローラ31から
の信号により給油所情報や荷卸し情報などの種々の情報
が表示される。
【0031】タンクローリ車には車両側無線機37が設
けられており、この無線機37によって各給油所からの
給油所情報を受信してその内容が表示部36に点灯表示
される。
けられており、この無線機37によって各給油所からの
給油所情報を受信してその内容が表示部36に点灯表示
される。
【0032】図6は給油所に設けられた注油口スイッチ
26a,26bと油量センサ29からの信号に基づいて
給油所情報をタンクローリ車に送る制御装置を示すブロ
ック図であり、地下タンク側コントローラ41は車両側
コントローラ31と同様にCPUなどを有し、この地下
タンク側コントローラ41には、それぞれの注油口スイ
ッチ26a〜26dと油量センサ29からの検出信号が
送られるようになっている。さらに、この地下タンク側
コントローラ41には、給油所のコンピュータとの間で
信号の送受信が行われるようになっている。
26a,26bと油量センサ29からの信号に基づいて
給油所情報をタンクローリ車に送る制御装置を示すブロ
ック図であり、地下タンク側コントローラ41は車両側
コントローラ31と同様にCPUなどを有し、この地下
タンク側コントローラ41には、それぞれの注油口スイ
ッチ26a〜26dと油量センサ29からの検出信号が
送られるようになっている。さらに、この地下タンク側
コントローラ41には、給油所のコンピュータとの間で
信号の送受信が行われるようになっている。
【0033】地下タンク側コントローラ41からの制御
信号によって給油所側無線機42が作動するようになっ
ており、この無線機42は給油所情報をタンクローリ車
に送信する。
信号によって給油所側無線機42が作動するようになっ
ており、この無線機42は給油所情報をタンクローリ車
に送信する。
【0034】上述のように、車両側無線機37は給油所
側無線機42から給油所情報を受信し、給油所側無線機
42は給油所情報を送信しているが、車両側無線機37
から給油所側無線機42に対して荷卸し情報を送信し、
給油所側無線機42がその情報を受信するように、双方
向に情報の送受信を行うようにしても良い。
側無線機42から給油所情報を受信し、給油所側無線機
42は給油所情報を送信しているが、車両側無線機37
から給油所側無線機42に対して荷卸し情報を送信し、
給油所側無線機42がその情報を受信するように、双方
向に情報の送受信を行うようにしても良い。
【0035】タンクローリ車の各ハッチ内にはそれぞれ
油槽所において所定の石油製品が注油され、タンクロー
リ車は複数の給油所に対して石油製品の運搬輸送を行
う。各給油所つまりガソリンスタンドは、油槽所に対し
て輸送希望する油種と油量と給油所名を連絡する。これ
らの給油所情報は、油槽所におけるコンピュータ操作に
よってICカードや磁気カードなどからなる記録カード
に入力される。
油槽所において所定の石油製品が注油され、タンクロー
リ車は複数の給油所に対して石油製品の運搬輸送を行
う。各給油所つまりガソリンスタンドは、油槽所に対し
て輸送希望する油種と油量と給油所名を連絡する。これ
らの給油所情報は、油槽所におけるコンピュータ操作に
よってICカードや磁気カードなどからなる記録カード
に入力される。
【0036】タンクローリ車の運転手が、輸送を開始す
る際に記録カードを記録カード読取器32に挿入する
と、運搬すべき給油所のリストと、各給油所に給油する
石油製品の油種と油量とが表示部36に表示される。運
転者は給油所のリストを確認して所定の順序で給油所に
向かう。
る際に記録カードを記録カード読取器32に挿入する
と、運搬すべき給油所のリストと、各給油所に給油する
石油製品の油種と油量とが表示部36に表示される。運
転者は給油所のリストを確認して所定の順序で給油所に
向かう。
【0037】給油所に到着した後に運転者が車両側コン
トローラ31を起動させると、表示部36に給油所情報
や荷卸し情報が表示される。給油所情報は給油所におけ
るそれぞれの地下タンク23a〜23dに対応した注油
口24a〜24dの油種データを含み、そのデータは給
油所側無線機42により車両側無線機37を介して車両
側コントローラ31に送られる。したがって、例えば、
地下タンク23aがハイオクタンガソリン用のタンクで
あり、ハッチ11a内にハイオクタンガソリンが収容さ
れている場合には、作業者は荷卸しホース25の一端部
を吐出口18aに接続し、他端部を注油口24aに接続
する。これにより、吐出口スイッチ28aからは車両側
コントローラ31に検出信号が送られ、注油口スイッチ
26aからは地下タンク側コントローラ41に検出信号
が送られる。給油所側無線機42からは注油口スイッチ
26aの検出信号が車両側無線機37を介して車両側コ
ントローラ31に送られて、荷卸しホース25が適正な
注油口と吐出口との間に接続されたか否かが判定され
る。
トローラ31を起動させると、表示部36に給油所情報
や荷卸し情報が表示される。給油所情報は給油所におけ
るそれぞれの地下タンク23a〜23dに対応した注油
口24a〜24dの油種データを含み、そのデータは給
油所側無線機42により車両側無線機37を介して車両
側コントローラ31に送られる。したがって、例えば、
地下タンク23aがハイオクタンガソリン用のタンクで
あり、ハッチ11a内にハイオクタンガソリンが収容さ
れている場合には、作業者は荷卸しホース25の一端部
を吐出口18aに接続し、他端部を注油口24aに接続
する。これにより、吐出口スイッチ28aからは車両側
コントローラ31に検出信号が送られ、注油口スイッチ
26aからは地下タンク側コントローラ41に検出信号
が送られる。給油所側無線機42からは注油口スイッチ
26aの検出信号が車両側無線機37を介して車両側コ
ントローラ31に送られて、荷卸しホース25が適正な
注油口と吐出口との間に接続されたか否かが判定され
る。
【0038】例えば、地下タンク23bがレギュラーガ
ソリンを収容するタンクであり、注油口24bに荷卸し
ホース25が接続された場合には、表示部36には荷卸
しホース25の接続が適切に行われなかったことを点灯
表示したり、ブザーなどの警報音を発する。荷卸しホー
ス25が適切な吐出口に接続されなかった場合にも同様
である。
ソリンを収容するタンクであり、注油口24bに荷卸し
ホース25が接続された場合には、表示部36には荷卸
しホース25の接続が適切に行われなかったことを点灯
表示したり、ブザーなどの警報音を発する。荷卸しホー
ス25が適切な吐出口に接続されなかった場合にも同様
である。
【0039】荷卸しホース25の接続が適切に行われた
場合には、給油作業を行うことが可能であることが表示
部36に点灯表示される。作業者はその表示を確認し
て、操作盤35に設けられた荷卸しスイッチを操作して
荷卸し開始を指令する。この指令信号に基づいて、該当
するハッチ11aの底弁13をエアモータ16により開
くために、車両側コントローラ31から所定の底弁用電
磁弁33に信号が送られる。これと同時に、コントロー
ラ31からは吐出管17aに設けられた吐出弁19aの
開放ロックを解除するために、ロック用電磁弁34に信
号が送られて、所定のロック機構22aが吐出弁19a
を解放操作し得る状態に作動する。この状態のもとで、
作業者が手動で吐出弁19aのハンドル21aを操作す
ると、吐出管17aを介して地下タンク23a内にハイ
オクタンガソリンが注油される。
場合には、給油作業を行うことが可能であることが表示
部36に点灯表示される。作業者はその表示を確認し
て、操作盤35に設けられた荷卸しスイッチを操作して
荷卸し開始を指令する。この指令信号に基づいて、該当
するハッチ11aの底弁13をエアモータ16により開
くために、車両側コントローラ31から所定の底弁用電
磁弁33に信号が送られる。これと同時に、コントロー
ラ31からは吐出管17aに設けられた吐出弁19aの
開放ロックを解除するために、ロック用電磁弁34に信
号が送られて、所定のロック機構22aが吐出弁19a
を解放操作し得る状態に作動する。この状態のもとで、
作業者が手動で吐出弁19aのハンドル21aを操作す
ると、吐出管17aを介して地下タンク23a内にハイ
オクタンガソリンが注油される。
【0040】荷卸し可能が表示部36に点灯された後
に、作業者が荷卸しスイッチをオンしてから、所定の荷
卸し開始時間が経過すると、ハンドル操作が行われたか
否かに拘わらず、自動的にロック機構が作動してハンド
ルによる吐出弁の開放操作が禁止される。ハンドルによ
り吐出弁の開放動作が所定の時間内に行われていれば、
ロック機構が吐出弁の開放動作を禁止しても吐出弁をラ
チェック機構により閉じることはできる。これに対し
て、所定の荷卸し開始可能時間、たとえば、20秒程度
が経過しても、ハンドルによる吐出弁の開放動作が行わ
れていない場合には、作業者は吐出弁を開くことはでき
ず、再度荷卸しスイッチを操作する必要がある。これに
より、作業者により注油作業の再確認が行われて注油作
業の誤操作が防止される。
に、作業者が荷卸しスイッチをオンしてから、所定の荷
卸し開始時間が経過すると、ハンドル操作が行われたか
否かに拘わらず、自動的にロック機構が作動してハンド
ルによる吐出弁の開放操作が禁止される。ハンドルによ
り吐出弁の開放動作が所定の時間内に行われていれば、
ロック機構が吐出弁の開放動作を禁止しても吐出弁をラ
チェック機構により閉じることはできる。これに対し
て、所定の荷卸し開始可能時間、たとえば、20秒程度
が経過しても、ハンドルによる吐出弁の開放動作が行わ
れていない場合には、作業者は吐出弁を開くことはでき
ず、再度荷卸しスイッチを操作する必要がある。これに
より、作業者により注油作業の再確認が行われて注油作
業の誤操作が防止される。
【0041】地下タンク23a内への注油量は、地下タ
ンク内に設けられた油量センサ29によって液面変化を
検出し、その変化量から計測することができる。ただ
し、ハッチ11aに設けられた油量センサ20によって
ハッチ内の液面の変化を検出し、流出した油量に基づい
て計測するようにしても良い。予定されていた注油量が
注油されたことが計測されたならば、底弁13は自動的
に閉じられるとともに、ハッチ11a内への荷卸し作業
が終了したとを表示部36に点灯表示する。
ンク内に設けられた油量センサ29によって液面変化を
検出し、その変化量から計測することができる。ただ
し、ハッチ11aに設けられた油量センサ20によって
ハッチ内の液面の変化を検出し、流出した油量に基づい
て計測するようにしても良い。予定されていた注油量が
注油されたことが計測されたならば、底弁13は自動的
に閉じられるとともに、ハッチ11a内への荷卸し作業
が終了したとを表示部36に点灯表示する。
【0042】図1に示すタンクローリ車のように、前側
の吐出管17aと後側の吐出管17bとを有する場合に
は、2本の荷卸しホース25を用いて同時に2つの地下
タンクに対して給油することができる。例えば、ハッチ
11a内にハイオクタンガソリンが収容され、ハッチ1
1f内にレギュラーガソリンが収容されている場合に
は、2つの吐出口18a,18bから製品を吐出させる
ことができる。地下タンク23aがハイオクタンガソリ
ンであり、地下タンク23bがレギュラーガソリンであ
れば、吐出口18aと注油口24aとの間に荷卸しホー
スを接続し、吐出口18bと注油口24bとの間に別の
荷卸しホース25を接続することになる。
の吐出管17aと後側の吐出管17bとを有する場合に
は、2本の荷卸しホース25を用いて同時に2つの地下
タンクに対して給油することができる。例えば、ハッチ
11a内にハイオクタンガソリンが収容され、ハッチ1
1f内にレギュラーガソリンが収容されている場合に
は、2つの吐出口18a,18bから製品を吐出させる
ことができる。地下タンク23aがハイオクタンガソリ
ンであり、地下タンク23bがレギュラーガソリンであ
れば、吐出口18aと注油口24aとの間に荷卸しホー
スを接続し、吐出口18bと注油口24bとの間に別の
荷卸しホース25を接続することになる。
【0043】このように、2本の荷卸しホース25を用
いて同時給油を行う場合には、一方の荷卸しホース25
を注油口24aと吐出口18aとの間に接続した後に、
前述したように、吐出弁19aのハンドル21aを作業
者が操作することにより一方の荷卸しホース25による
注油が行われる。他方の荷卸しホース25による注油操
作は、一方の荷卸しホース25が適正に接続されたこと
が判定された後に、他方の荷卸しホース25を適正に接
続したときにのみ可能となる。つまり、2本の荷卸しホ
ース25の一端部を2つの吐出口18a,18bに接続
したり、逆に他端部を2つの注油口に接続した場合に
は、接続不良として荷卸し不可能が表示部36に点灯表
示される。
いて同時給油を行う場合には、一方の荷卸しホース25
を注油口24aと吐出口18aとの間に接続した後に、
前述したように、吐出弁19aのハンドル21aを作業
者が操作することにより一方の荷卸しホース25による
注油が行われる。他方の荷卸しホース25による注油操
作は、一方の荷卸しホース25が適正に接続されたこと
が判定された後に、他方の荷卸しホース25を適正に接
続したときにのみ可能となる。つまり、2本の荷卸しホ
ース25の一端部を2つの吐出口18a,18bに接続
したり、逆に他端部を2つの注油口に接続した場合に
は、接続不良として荷卸し不可能が表示部36に点灯表
示される。
【0044】荷卸しホース25の接続確認がなされてか
ら、他方の荷卸しホース25による接続が行われるよう
にするには、一方の荷卸しホースを介して地下タンクに
注油が可能となってから、所定の時間、例えば、10秒
程度が経過した後に、荷卸しホースの接続が適切になさ
れたことが検出されたときには、他の荷卸しホースによ
る給油がなされるようにすることが好ましい。この所定
の時間内に他の荷卸しホースの接続操作が行われた場合
には、表示部36には接続作業を待機するように点灯表
示される。したがって、同時給油が行われる際には、給
油の開始時間は同時ではないが、両方の荷卸しホースを
介して2つの地下タンクに並行して注油することができ
る。
ら、他方の荷卸しホース25による接続が行われるよう
にするには、一方の荷卸しホースを介して地下タンクに
注油が可能となってから、所定の時間、例えば、10秒
程度が経過した後に、荷卸しホースの接続が適切になさ
れたことが検出されたときには、他の荷卸しホースによ
る給油がなされるようにすることが好ましい。この所定
の時間内に他の荷卸しホースの接続操作が行われた場合
には、表示部36には接続作業を待機するように点灯表
示される。したがって、同時給油が行われる際には、給
油の開始時間は同時ではないが、両方の荷卸しホースを
介して2つの地下タンクに並行して注油することができ
る。
【0045】図7は図1に示すタンクローリ車により運
搬された石油製品を図4に示した給油所の地下タンクに
注油する際の注油手順を示すフローチャートであり、起
動スイッチがオンされた後に、給油所に対する荷卸し情
報が表示部36にステップS1において表示される。さ
らに、車両側コントローラ31には、それぞれの注油口
24a〜24dに対応した地下タンク23a〜23d内
の油種情報を含む給油所情報が給油所側無線機42から
送られる。
搬された石油製品を図4に示した給油所の地下タンクに
注油する際の注油手順を示すフローチャートであり、起
動スイッチがオンされた後に、給油所に対する荷卸し情
報が表示部36にステップS1において表示される。さ
らに、車両側コントローラ31には、それぞれの注油口
24a〜24dに対応した地下タンク23a〜23d内
の油種情報を含む給油所情報が給油所側無線機42から
送られる。
【0046】作業者が荷卸しホース25を所定の吐出口
と注油口に接続すると、吐出口スイッチと注入口スイッ
チからの信号が車体側コントローラ31に送られてステ
ップS2において、スイッチの照合がさなれて、荷卸し
ホース25が適正な吐出口と注油口に接続されたか否か
が判断される。適正であると判断されたときには、ステ
ップS3で荷卸し可能であることが表示部36に表示さ
れる。この状態のもとで、ステップS4において作業車
によって荷卸しスイッチがオンされると、ステップS
5,S6が実行されて、該当する底弁13が開放される
とともに該当するロック機構が解除されてハンドル操作
による吐出弁の開放動作が可能となる。
と注油口に接続すると、吐出口スイッチと注入口スイッ
チからの信号が車体側コントローラ31に送られてステ
ップS2において、スイッチの照合がさなれて、荷卸し
ホース25が適正な吐出口と注油口に接続されたか否か
が判断される。適正であると判断されたときには、ステ
ップS3で荷卸し可能であることが表示部36に表示さ
れる。この状態のもとで、ステップS4において作業車
によって荷卸しスイッチがオンされると、ステップS
5,S6が実行されて、該当する底弁13が開放される
とともに該当するロック機構が解除されてハンドル操作
による吐出弁の開放動作が可能となる。
【0047】この状態のもとで、作業者がハンドルを操
作することにより、吐出弁が開放されると、地下タンク
内に石油製品が注油される。ステップS5,S6ととも
にステップS7ではタイマーが起動する。このタイマは
所定の時間を設定するものであり、例えば20秒程度の
荷卸し開始可能時間が経過したと、ステップS8で判断
されたときには、ステップS9により吐出弁の開放動作
を禁止するためにロック機構が作動する。したがって、
荷卸し開始可能時間が経過しても、作業者が吐出弁を開
放しなかった場合には、吐出弁を開くことができず、再
度荷卸しスイッチを操作する必要がある。
作することにより、吐出弁が開放されると、地下タンク
内に石油製品が注油される。ステップS5,S6ととも
にステップS7ではタイマーが起動する。このタイマは
所定の時間を設定するものであり、例えば20秒程度の
荷卸し開始可能時間が経過したと、ステップS8で判断
されたときには、ステップS9により吐出弁の開放動作
を禁止するためにロック機構が作動する。したがって、
荷卸し開始可能時間が経過しても、作業者が吐出弁を開
放しなかった場合には、吐出弁を開くことができず、再
度荷卸しスイッチを操作する必要がある。
【0048】油量センサ29によって所定の油量が注油
されたことがステップS10で判断されたときには、ス
テップS11が実行されて底弁が自動的に閉じられる。
ステップS2において、荷卸しホースの接続が適切に行
われなかったことが判断されたならば、ステップS13
において荷卸し不可能であることが表示部36に表示さ
れる。給油所に対する所定の製品の注油が終了したこと
がステップS12により判定されたならば、荷卸し作業
は終了する。
されたことがステップS10で判断されたときには、ス
テップS11が実行されて底弁が自動的に閉じられる。
ステップS2において、荷卸しホースの接続が適切に行
われなかったことが判断されたならば、ステップS13
において荷卸し不可能であることが表示部36に表示さ
れる。給油所に対する所定の製品の注油が終了したこと
がステップS12により判定されたならば、荷卸し作業
は終了する。
【0049】図1に示すタンクローリ車では、2つの吐
出口18a,18bが設けられているので、同時に2本
の荷卸しホースを用いて荷卸しすることができるが、図
2に示すタンクローリ車ではハッチの数に対応した数の
吐出口18が設けられているので、2本以上の荷卸しホ
ースを用いて荷卸し作業を並列させて行うことができ
る。
出口18a,18bが設けられているので、同時に2本
の荷卸しホースを用いて荷卸しすることができるが、図
2に示すタンクローリ車ではハッチの数に対応した数の
吐出口18が設けられているので、2本以上の荷卸しホ
ースを用いて荷卸し作業を並列させて行うことができ
る。
【0050】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。例えば、全てのハッチの流出口12に連通させて
吐出管を接続するようにし、1つの吐出口から順次石油
製品を吐出するようにしても良い。図示する場合には、
制御手段としての車両側コントローラ31によってハッ
チ内の油種と地下タンクの油種に対応した注油口の油種
とを照合しているが、車両側コントローラ31から給油
所情報を地下タンク側コントローラ41に取り込んで、
地下タンク側コントローラ41を制御手段としてこれに
よって油種の照合を行うようにしても良い。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。例えば、全てのハッチの流出口12に連通させて
吐出管を接続するようにし、1つの吐出口から順次石油
製品を吐出するようにしても良い。図示する場合には、
制御手段としての車両側コントローラ31によってハッ
チ内の油種と地下タンクの油種に対応した注油口の油種
とを照合しているが、車両側コントローラ31から給油
所情報を地下タンク側コントローラ41に取り込んで、
地下タンク側コントローラ41を制御手段としてこれに
よって油種の照合を行うようにしても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、給油所に設けられた注
油口の油種が無線によってタンクローリ車に送信される
ので、自動的に荷卸しホースが所定の注油口と吐出口と
に接続されたことが自動的に判断され、適正と判断され
たときには、自動的に底弁が開かれて注油を行うことが
できる。これにより、荷卸し作業を容易に行うことがで
きる。自動的に油種が判断されるので、確実に異種の石
油精勤が混じることが防止される。給油所の地下タンク
には所定量の石油製品が注油されると自動的に注油が停
止されるので、地下タンク内に所定の量の油が正確に注
油される。
油口の油種が無線によってタンクローリ車に送信される
ので、自動的に荷卸しホースが所定の注油口と吐出口と
に接続されたことが自動的に判断され、適正と判断され
たときには、自動的に底弁が開かれて注油を行うことが
できる。これにより、荷卸し作業を容易に行うことがで
きる。自動的に油種が判断されるので、確実に異種の石
油精勤が混じることが防止される。給油所の地下タンク
には所定量の石油製品が注油されると自動的に注油が停
止されるので、地下タンク内に所定の量の油が正確に注
油される。
【図1】タンクローリ車の一例を示す概略図である。
【図2】他のタイプのタンクローリ車を示す概略図であ
る。
る。
【図3】図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図4】給油所の一例を示す概略図である。
【図5】タンクローリ車におけるエアモータとロック機
構の作動を制御する制御装置を示すブロック図である。
構の作動を制御する制御装置を示すブロック図である。
【図6】給油所に設けられた注油口スイッチと油量セン
サからの信号に基づいて給油所情報をタンクローリ車に
送る制御装置を示すブロック図である。
サからの信号に基づいて給油所情報をタンクローリ車に
送る制御装置を示すブロック図である。
【図7】タンクローリ車により運搬された石油製品を給
油所の地下タンクに注油する際の注油手順を示すフロー
チャートである。
油所の地下タンクに注油する際の注油手順を示すフロー
チャートである。
10 タンク 11a〜11f ハッチ 12 流出口 13 底弁 14 底弁駆動軸 15 回転体 16 エアモータ 17a,17b 吐出管 18a,18b 吐出口 19a,19b 吐出弁 20 油量センサ 21a,21b ハンドル 22a,22b ロック機構 23a〜23s 地下タンク 24a〜24d 注油口 25 荷卸しホース 26a〜26d 注油口スイッチ 27a 発光素子 27b 受光素子 28a,28b 吐出口スイッチ 29 油量センサ 31 車両側コントローラ(制御手段) 32 記録カード読取器 33 底弁用電磁弁 34 ロック用電磁弁 35 操作盤 36 表示部 37 車両側無線機 41 地下タンク側コントローラ 42 給油所側無線機
Claims (7)
- 【請求項1】 複数種類の石油製品を収容する複数のハ
ッチが設けられたタンクローリ車から、複数の地下タン
クに連通する複数の注油口が設けられた給油所に荷卸し
ホースを介して石油製品を注油するタンクローリ車の荷
卸し装置であって、 それぞれの前記ハッチの底部に設けられた流出口開閉用
の底弁を開閉する底弁開閉機構と、 前記タンクローリ車に設けられ、前記流出口を吐出口に
連通する吐出管と、 複数の前記注油口にそれぞれ設けられ、前記荷卸しホー
スが接続されたことを検出する複数の注油口スイッチ
と、 前記吐出口に設けられ、前記荷卸しホースが接続された
ことを検出する吐出口スイッチと、 前記給油所に設けられ、前記タンクローリ車に給油所情
報を送信する給油所側無線機と、 前記タンクローリ車に設けられ、前記給油所側無線機か
らの給油所情報を受信する車両側無線機と、 前記吐出口スイッチと前記注油口スイッチからの信号に
基づいて、前記地下タンクの油種に対応した前記ハッチ
の前記底弁開閉機構に底弁作動信号を送る制御手段とを
有することを特徴とするタンクローリ車の荷卸し装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のタンクローリ車の荷卸し
装置において、相互に相違した前記流出口と複数の吐出
口とを連通させる複数の吐出管と、それぞれ前記吐出口
を前記注油口に接続して同時に前記地下タンクに注油す
る複数の荷卸しホースとを有し、前記制御手段は特定の
前記荷卸しホースが特定の前記注油口に接続されたこと
を判断後に、他の前記荷卸しホースによる荷卸しを可能
とすることを特徴とするタンクローリ車の荷卸し装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のタンクローリ車
の荷卸し装置において、前記注油口スイッチと前記吐出
口スイッチを光センサまたは機械式センサとしたことを
特徴とするタンクローリ車の荷卸し装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のタ
ンクローリ車の荷卸し装置において、前記吐出管に設け
られて手動操作により流路を開閉する吐出弁と、前記吐
出弁を解放可能状態と解放禁止状態とに設定するロック
機構とを有し、注油時に前記制御手段は前記ロック機構
を解放可能状態に設定することを特徴とするタンクロー
リ車の荷卸し装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のタンクローリ車の荷卸し
装置において、所定の荷卸し開始時間が経過した後に
は、前記制御手段は前記ロック機構を解放禁止状態に設
定することを特徴とするタンクローリ車の荷卸し装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載のタ
ンクローリ車の荷卸し装置において、前記給油所情報は
前記給油所に荷卸しする油種と油量を有し、前記給油所
情報を作業者に表示する給油所情報表示部をタンクロー
リ車に設けたことを特徴とするタンクローリ車の荷卸し
装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のタ
ンクローリ車の荷卸し装置において、複数の前記地下タ
ンクにそれぞれ地下タンク内の油量を検出する油量セン
サを設け、前記制御手段は前記油量センサからの信号に
基づいて前記地下タンク内への注油量を演算することを
特徴とするタンクローリ車の荷卸し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001170924A JP2002362699A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | タンクローリ車の荷卸し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001170924A JP2002362699A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | タンクローリ車の荷卸し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362699A true JP2002362699A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19012774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001170924A Pending JP2002362699A (ja) | 2001-06-06 | 2001-06-06 | タンクローリ車の荷卸し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002362699A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014114019A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Tokiko Techno Kk | タンクローリ車の荷卸し装置 |
JP2021147066A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 燃料荷卸しシステム |
-
2001
- 2001-06-06 JP JP2001170924A patent/JP2002362699A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014114019A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Tokiko Techno Kk | タンクローリ車の荷卸し装置 |
JP2021147066A (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-27 | トキコシステムソリューションズ株式会社 | 燃料荷卸しシステム |
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