JP2002361844A - 印刷機および印刷機の制御方法 - Google Patents

印刷機および印刷機の制御方法

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JP2002361844A
JP2002361844A JP2001178260A JP2001178260A JP2002361844A JP 2002361844 A JP2002361844 A JP 2002361844A JP 2001178260 A JP2001178260 A JP 2001178260A JP 2001178260 A JP2001178260 A JP 2001178260A JP 2002361844 A JP2002361844 A JP 2002361844A
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Yoshiaki Kurata
良秋 倉田
Hideki Saito
英樹 斎藤
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Komori Corp
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Komori Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータの負担を軽減する。本刷りに移行
するまでの時間を短縮する。 【解決手段】 ディスプレイ上でオペレータにこれから
行う作業を選択指定させる。「機上製版+プレインキン
グ2」を行う場合には「インキリムービング」、「ブラ
ンケット洗浄」、「圧胴洗浄」、「紙サイズプリセッ
ト」、「紙厚プリセット」、「消去&スプレーイン
グ」、「プレインキング2」、「露光」、「試刷り」を
選択指定する。前の印刷より次の印刷に切り換える際
に、スタートスイッチSW1を押すと、スタート指令が
出力され、選択指定されている項目の作業が予め定めら
れた順番に自動的に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷機に関し、
特に版胴または版胴上に装着された部材に画像を焼き付
ける機上製版機能およびインキ膜厚の制御機能を備えた
印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】〔機上製版〕近年、製版作業の効率の向
上や見当精度の向上などを目的として、印刷機自体に製
版装置を付設し、この製版装置によって直接印刷機上で
製版作業を行うようにしている。すなわち、製版装置を
印刷機とは別に設けるようなことをせずに、印刷ユニッ
トに製版装置を付設し、版胴にポリマ溶液を吹き付けて
(スプレーイング)、ポリマの塗膜(ポリマコーチン
グ)を作像層として形成し、この作像層に製版装置のヘ
ッドからレーザを照射して絵柄(画像)を焼き付けてい
る。
【0003】具体的には、印刷機を指定の回転速度まで
上げ、回転速度が安定した時点で、ヘッドから作像層へ
のレーザ照射(露光)をスタートする。その後、露光を
続けながら、ヘッドを版胴の軸方向に移動させ、作像層
全体に絵柄を焼き付けて行く。露光時間は作像層のサイ
ズと露光時の指定回転速度によって決定される。なお、
レーザ照射によって作像層に絵柄を焼き付ける技術につ
いては、例えば特開平9−99535号公報(文献1)
や特開平7−314934号公報(文献2)などに示さ
れているので、ここでの詳しい説明は省略する。
【0004】図10は4色輪転印刷機への製版装置の付
設状態を示す側面図である。同図において、1−1〜1
−4は各色の印刷ユニットであり、この印刷ユニット1
−1〜1−4に製版装置2−1〜2−4が付設されてい
る。製版装置2−1〜2−4は、通常は図の二点鎖線で
示す位置にあり、露光作業を行う際に印刷ユニット1−
1〜1−4内の版胴3−1〜3−4に近づけられる。な
お、図10において、4−1〜4−4はブランケットが
装着されたゴム胴であり、図示してはいないがゴム胴4
−1〜4−4の下方には圧胴がある。
【0005】図11は製版装置2の要部を示す斜視図で
ある。製版装置2は、ヘッド2aを備えた露光装置2b
を有し、露光装置2bはテーブル2c上に固定されてい
る。テーブル2cは、モータ2dによって回転するボー
ルネジ2eによって、基台2f上のレール2f1,2f
2に案内されながら、版胴3の軸方向(図示矢印AB方
向)に移動する。版胴3にはポリマコーチングによる作
像層5が形成されている。
【0006】〔インキ膜厚の制御〕一方、満足すべき色
調を得るまでのインキ供給量の調整と試刷りの回数を少
なくすることを目的とし、特開平10−16193号公
報(文献3)に示されているようなインキ膜厚の制御方
法が提案されている。このインキ膜厚の制御方法には、
「プレインキング1」,「プレインキング2」と呼ばれ
るインキ膜厚の制御方法があり、版胴に刷版を初めてセ
ットするような場合には「プレインキング1」によって
インキ装置内にインキ膜厚分布を形成し、旧刷版から新
刷版へ交換するような場合には「プレインキング2」に
よってインキ装置内にインキ膜厚分布を形成する。
【0007】図12に4色輪転印刷機における印刷ユニ
ット1内のインキ装置(インカー)の要部を示す。同図
において、6はインキツボ、7はインキツボ6に蓄えら
れたインキ、8はインキツボローラ、9(9−1〜9−
n)はインキツボローラ8の軸方向に複数並設して設け
られたインキツボキー、10はインキ移しローラ、11
はインキローラ群、12は版胴3に装着された刷版であ
り、刷版12には既に絵柄が焼き付けられている。
【0008】このインキ装置では、インキツボキー9−
1〜9−nとインキツボローラ8との間よりインキツボ
6内のインキ7をインキツボローラ8に供給し、このイ
ンキツボローラ8に供給されたインキをインキ移しロー
ラ10の呼び出し動作によりインキローラ群11を介し
て刷版12へ供給する。この刷版12に供給されたイン
キがゴム胴4を介して印刷用紙に印刷される。
【0009】刷版12を交換して新しい刷版12′とし
た場合、この新刷版12′の絵柄に応じた値にインキツ
ボキー9−1〜9−nの開き量やインキツボローラ8の
回転量などがプリセットされる。すなわち、インキツボ
キー9−1〜9−nの開き量やインキツボローラ8の回
転量などを新刷版12′の絵柄に応じた値として、イン
キツボ6内のインキ7がインキローラ群11を介して新
刷版12′へ供給される。この場合、本刷りの前に試刷
りを行って、インキ供給量を調整し、満足すべき色調を
得る。これにより、インキローラ群11には、所望のイ
ンキ膜厚分布(インキ膜厚さの勾配)が作られる。
【0010】刷版12を交換して新刷版12′とした場
合、インキローラ群11には、旧刷版12に対するイン
キ膜厚分布が残っている。新刷版12′では、この旧刷
版12に対するインキ膜厚分布を新刷版12′に適する
インキ膜厚分布に徐々に変えて行かなければならない。
このため、満足する色調を得るまでにインキ供給量の調
整と試刷りを過大に必要とし、「印刷前準備時間の増
加」、「労働負荷の増大」、「印刷資材の浪費」、「生
産効率の低下」、「コストアップ」等の問題が生じる。
【0011】そこで、先の文献3では、旧刷版12の新
刷版12′への交換に際して、先ずインキリムービング
を行う。すなわち、ディスプレイ(図示せず)上で、印
刷ユニットを選択のうえ、インキリムービングを選択
し、インキ移しローラ10の呼び出し動作をオフとした
うえ、旧刷版12を装着したままの状態で本機を運転
し、所定枚数の印刷を行い、これによってインキローラ
群11に上流から下流になるにしたがって薄くなる印刷
中に必要とされる最低限のインキ膜厚分布Ma(図13
(a)参照)、すなわち刷版12の絵柄のない部分に対
応する基準インキ膜厚分布Maを残す。
【0012】次に、ディスプレイ上でプレインキング2
を選択し、プレインキング2動作を行わせる。このプレ
インキング2では、インキツボキー9−1〜9−nの開
き量やインキツボローラ8の回転量などを新刷版12′
の絵柄に応じた値にプリセットしたうえ、本機を運転
し、インキ移しローラ10を所定回数呼び出し動作させ
て、インキローラ群11に残されている基準インキ膜厚
分布Maに新刷版12′の絵柄に応じたインキ膜厚分布
Mb(図13(b)参照)を重畳する。
【0013】そして、この基準インキ膜厚分布Maへの
Mbの重畳後、刷版を新刷版12′に交換した状態で、
所定枚数の試刷りを行い、その試刷りされた印刷物につ
いて濃度チェックを行う。この濃度チェックにおいて、
満足すべき色調であれば、「プレインキング2」による
インキ膜厚の制御を終了し、本刷りへ移行する。
【0014】インキローラ群11がインキを保有してい
ない場合、例えば版胴3に刷版12を初めてセットする
ような場合、ディスプレイ上で、印刷ユニットを選択し
たうえ、プレインキング1を選択する。このプレインキ
ング1では、インキツボキー9−1〜9−nの全ての開
き量を基準開量(例えば50%)としたうえ、またイン
キツボローラ8の回転量を基準回転量(例えば、50
%)としたうえ、本機を運転し、インキ移しローラ10
を所定回数呼び出し動作させて基準インキ膜厚分布Ma
をインキローラ群11に形成する。そして、この後、イ
ンキツボキー9−1〜9−nの開き量やインキツボロー
ラ8の回転量を刷版12の絵柄に応じた値にプリセット
し、インキ移しローラ10を所定回数呼び出し動作させ
て、インキローラ群11に形成されている基準インキ膜
厚分布Maに刷版12の絵柄に応じたインキ膜厚分布M
bを重畳する。
【0015】そして、この基準インキ膜厚分布MaへM
bを重畳した状態で、所定枚数の試刷りを行い、その試
刷りされた印刷物について濃度チェックを行う。この濃
度チェックにおいて、満足すべき色調であれば、「プレ
インキング1」によるインキ膜厚の制御を終了し、本刷
りへ移行する。
【0016】〔機上製版からインキ膜厚の制御、及び本
刷り〕本出願人は、上述した機上製版とインキ膜厚の制
御とを組み合わせて、製版から本刷りまでの一連の作業
を1台の印刷機上で連続して行っている。図14(a)
に機上製版とプレインキング2によるインキ膜厚分布の
形成とを組み合わせた作業の流れを示す。図14(b)
に機上製版とプレインキング1によるインキ膜厚分布の
形成とを組み合わせた作業の流れを示す。
【0017】図14(a)では、絵柄が焼き付けられた
作像層5が版胴3に形成されたままの状態でインキリム
ービングを行い(ステップS21)、インキローラ群1
1に基準インキ膜厚分布Maを残す。このインキリムー
ビングの後、圧胴やブランケットの洗浄を行う(ステッ
プS22)。また、この洗浄作業と並行して、紙サイズ
・紙厚のプリセットを行う(ステップS23)。そし
て、クリーニングユニット(図示せず)を作動させ、版
胴3に形成されている作像層5を除去(イメージ消去)
する(ステップ24−1)。このイメージ消去の後、作
像層5が除去された版胴3に、スプレーイングによって
新たな作像層5を形成する(ステップ24−2)。
【0018】そして、製版装置2を作動させての露光に
より(ステップS25)、作像層5に絵柄を焼き付け
る。この後、プレインキング2を行い(ステップS2
6)、インキローラ群11に残されている基準インキ膜
厚分布Maに作像層5に焼き付けた絵柄に応じたインキ
膜厚分布Mbを重畳する。この基準インキ膜厚分布Ma
へのMbの重畳後、試刷りを行い(ステップS27)、
満足する色調が得られれば本刷りへ移行する(ステップ
S28)。ステップS25での露光時間は、作像層のサ
イズと露光時の指定回転速度によって決定されるが、従
来の標準的な製版方法によれば、おおよそ3分40秒か
かる。また、従来の標準的なインキ膜厚の制御方法によ
れば、ステップS26でのプレインキング2によるイン
キ膜厚分布の形成には約1分30秒かかる。
【0019】図14(b)では、圧胴やブランケット,
インカーの洗浄を行う(ステップS11)。また、この
洗浄作業と並行して、紙サイズ・紙厚のプリセットを行
う(ステップ12)。そして、上述と同様にしてクリー
ニングユニットを作動させ、版胴3に形成されている作
像層5を除去(イメージ消去)する(ステップ13−
1)。なお、このイメージ消去は、インキローラ群11
がインキを保有していなくても、版胴3に絵柄が焼き付
けられた作像層5が形成されている場合もあり得ること
を考慮して行う。このイメージ消去の後、版胴3に、ス
プレーイングによって作像層5を形成する(ステップ1
3−2)。そして、製版装置2を動作させての露光によ
り(ステップS14)、作像層5に絵柄を焼き付ける。
【0020】この後、プレインキング1を行い(ステッ
プS15)、インキ膜厚分布Ma+Mbを形成する。こ
のインキ膜厚分布Ma+Mbの形成後、試刷りを行い
(ステップS16)、満足する色調が得られれば本刷り
へ移行する(ステップS17)。ステップS14での露
光時間は、作像層のサイズと露光時の指定回転速度によ
って決定されるが、従来の標準的な製版方法によれば、
おおよそ3分40秒かかる。また、従来の標準的なイン
キ膜厚の制御方法によれば、ステップS15でのプレイ
ンキング1によるインキ膜厚分布の形成には約2分30
秒かかる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来は「機上製版からインキ膜厚の制御、及び
本刷り」に至るまで、オペレータが各作業を順に行わせ
ている。すなわち、図14(a)に示す作業の流れで説
明すると、ディスプレイ上でインキリムービングを選択
し、インキリムービングを行わせる(ステップS2
1)。このインキリムービングの終了をオペレータが確
認し、ディスプレイ上で圧胴やブランケットの洗浄作業
を選択し、圧胴やブランケットの洗浄を行わせる(ステ
ップS22)。また、ディスプレイ上で紙サイズや紙厚
のプリセット作業を選択し、紙サイズ・紙厚のプリセッ
トを行わせる(ステップS23)。以下、同様にして、
オペレータが次に実行する作業をその都度選択すること
によって、ステップS24−1のイメージ消去、ステッ
プS24−2のスプレーイング、ステップS25の露光
作業、ステップS26のプレインキング(プレインキン
グ2)作業、ステップ27の試刷り、ステップ28の本
刷りへと順に移行して行く。このため、オペレータに負
担がかかると共に、本刷りに移行するまでの時間も長引
くという問題が生じていた。
【0022】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、機上製版機
能およびインキ膜厚の制御機能を備えた印刷機におい
て、オペレータの負担を軽減すると共に、本刷りに移行
するまでの時間を短縮することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、ゴム胴に装着されたブランケットを
洗浄するブランケット洗浄手段と、版胴または版胴上に
装着された部材に画像を焼き付ける画像焼付手段と、こ
の画像焼付手段によって焼き付けられた画像を消去する
画像消去手段と、インキ装置内に次の印刷の画像に応じ
たインキ膜厚分布を形成するインキ膜厚分布形成手段と
を少なくとも備えた印刷機において、ブランケット洗浄
手段,画像焼付手段,画像消去手段およびインキ膜厚分
布形成手段をスタート指令によって予め定められた順番
に動作させるようにしたものである。この発明によれ
ば、前の印刷より次の印刷に切り換える際にスイッチを
操作すると、ブランケット洗浄手段,画像焼付手段,画
像消去手段およびインキ膜厚分布形成手段が予め定めら
れた順番に自動的に動作する。
【0024】また、本発明は、ゴム胴に装着されたブラ
ンケットを洗浄するブランケット洗浄手段と、版胴また
は版胴上に装着された部材に画像を焼き付ける画像焼付
手段と、この画像焼付手段によって焼き付けられた画像
を消去する画像消去手段と、インキ装置内に次の印刷の
画像に応じたインキ膜厚分布を形成するインキ膜厚分布
形成手段とを少なくとも備えた印刷機において、ブラン
ケット洗浄手段,画像焼付手段,画像消去手段およびイ
ンキ膜厚分布形成手段の選択指定を可能とし、選択指定
されている手段をスタート指令によって予め定められた
順番に動作させるようにしたものである。この発明によ
れば、ブランケット洗浄手段,画像焼付手段,画像消去
手段およびインキ膜厚分布形成手段を前もって選択指定
し、次の印刷に切り換える際にスイッチを操作すると、
選択指定されている手段が予め定められた順番に自動的
に動作する。本発明において、「予め定められた順番」
とは、各手段をシーケンシャルに動作させる場合はもち
ろんのこと、複数の手段を並行して動作させる場合も含
む概念である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。 〔機上製版とプレインキング2との組み合わせ〕図1
(b)に機上製版とプレインキング2によるインキ膜厚
分布の形成とを組み合わせて行う場合の作業の流れを示
す。この図は従来の図14(a)の作業の流れに対応す
る。
【0026】本実施の形態では、ディスプレイ上で、オ
ペレータにこれから行う作業を選択指定させる。図1
(a)にオペレータによる作業の選択指定状況を示す。
この例では、「インキリムービング」、「ブランケット
洗浄」、「圧胴洗浄」、「紙サイズプリセット」、「紙
厚プリセット」、「消去&スプレーイング」、「プレイ
ンキング2」、「露光」、「試刷り」を選択指定してい
る。
【0027】前の印刷より次の印刷に切り換える際に、
スタートスイッチSW1を押すと、スタート指令が出力
され、選択指定されている項目の作業が予め定められた
順番に自動的に行われ、本刷り前の段階まで自動的に一
連の作業が行われる。すなわち、本実施の形態におい
て、オペレータは、ディスプレイ上で、これから行う作
業を選択指定し、スタートスイッチSW1を押すだけで
よい。これにより、オペレータの負担が軽減されると共
に、本刷りに移行するまでの時間が短縮される。
【0028】図1(b)に示す作業の流れに従えば、ス
タートスイッチSW1が押されると、絵柄が焼き付けら
れた作像層5が版胴3に形成されたままの状態でインキ
リムービングが自動的に行われる(ステップS21)。
これにより、インキローラ群11には、基準インキ膜厚
分布Maが残る。このインキリムービングの後、圧胴の
洗浄、ブランケットの洗浄が自動的に行われる(ステッ
プS22)。また、この洗浄作業と並行して、紙サイズ
・紙厚のプリセットが自動的に行われる(ステップS2
3)。また、インキリムービングの後、イメージ消去に
よって版胴3に形成されている作像層5が除去され(ス
テップS24−1)、作像層5が除去された版胴3にス
プレーイングによって新たな作像層5が形成される(ス
テップS24−2)。
【0029】版胴3に形成されている作像層5の除去、
すなわち前の印刷の絵柄が焼き付けられている作像層5
の除去は、図2(a)に示すようなクリーニングユニッ
ト21を作動させることによって行う。クリーニングユ
ニット21は、一方のローラ21−3から他方のローラ
21−4へ繰り出される拭い材21−1と、拭い材21
−1にしみ込ませる溶剤の供給源21−2とを備え、版
胴3を回転させながら拭い材21−1を押し当てること
によって、版胴3上の作像層5を拭い取って行く。本実
施の形態では、拭い材21−1によって、版胴3上の作
像層5の全てを除去する。したがって、作像層5の除去
後は、版胴3の生地が現れる。
【0030】版胴3への新たな作像層5の形成は、すな
わち次の印刷の絵柄が焼き付けられる作像層5の作成
は、図2(b)に示すような塗布ユニット28を作動さ
せることによって行う。塗布ユニット28は、スプレー
部28−1と、スプレー部28−1へのポリマ溶液の供
給源28−2とを備え、版胴3を回転させながらスプレ
ー部28−1からポリマ溶液を吹き付けることによっ
て、版胴3上に作像層5を形成して行く。この際、硬化
ユニット29から熱を加えることによって、版胴3に吹
き付けたポリマ溶液の硬化を促進する。なお、この実施
の形態では、版胴3にポリマ溶液を直接吹き付けること
によって版胴3上に作像層5を形成するようにしたが、
図2(c)及び図2(d)に示すように版胴3に刷版等
の保護部材30を巻き付け、この保護部材30上に作像
層5を形成するようにしてもよい。
【0031】露光作業やプレインキング2によるインキ
膜厚分布の形成作業も同様にして自動的に行われる。但
し、本実施の形態では、露光作業(ステップS25)と
プレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業(ス
テップS26-2)とを並行して行わせ、かつ両作業が同
時に終了するようにプレインキング2によるインキ膜厚
分布の形成作業の開始タイミングを遅らせる。
【0032】また、プレインキング2によるインキ膜厚
分布の形成作業中、作像層5に焼き付ける絵柄に応じた
値にインキツボキー9−1〜9−nの開き量をプリセッ
トする作業は、ステップS26-1として、圧胴やブラン
ケットの洗浄作業(ステップS22)、紙サイズ・紙厚
プリセット作業(ステップS23)、イメージ消去(ス
テップS24−1)、スプレーイング(ステップS24
−2)と並行して行わせる。
【0033】なお、インキツボキー9−1〜9−nの開
き量を指定開量にプリセットするまでの作業時間(ツボ
キー指定開量セット時間)をtp4とした場合、図1
(b)に示すように、ツボキー指定開量セット時間tp
4をプレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業
時間(プレインキング時間)tpから除外する。
【0034】露光時間trとプレインキング2によるイ
ンキ膜厚分布の形成作業時間tpには差があり、一般的
にプレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業時
間tpの方が露光時間trよりも短い時間で済む。した
がって、露光作業とプレインキング2によるインキ膜厚
分布の形成作業を同時にスタートさせた場合、プレイン
キング2によるインキ膜厚分布の形成作業が終了しても
露光作業が完了せず、露光作業が完了するまで本機が回
転し続けることによって、インキ膜厚分布が変化する。
このため、露光作業完了時に、所望のインキ膜厚分布を
得ることができず、試刷り作業が長引く場合がある。
【0035】そこで、本実施の形態では、プレインキン
グ2によるインキ膜厚分布の形成作業の開始タイミング
を遅らせて、露光作業とプレインキング2によるインキ
膜厚分布の形成作業とが同時に終了するようにしてい
る。プレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業
時間tpは作像層5に焼き付ける絵柄の絵柄面積率によ
って異なる。露光時間trは作像層5のサイズと露光時
の指定回転速度によって定まる。そこで、露光時間tr
とプレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業時
間tpを計算し、露光時間trからプレインキング2に
よるインキ膜厚分布の形成作業時間tpを差し引いて、
露光作業を開始してからプレインキング2によるインキ
膜厚分布の形成作業を開始するまでの待ち時間tw(t
w=tr−tp)を計算する。この待ち時間をプレイン
キング待ち時間と呼ぶ。
【0036】プレインキング2によるインキ膜厚分布の
形成作業時間tpは、ツボローラ8へのインキ膜厚形成
時間(ツボローラ部指定膜厚形成時間)tp5と、イン
キローラ群11へのインキ膜厚分布形成時間(インカー
部指定膜厚形成時間)tp6とから、tp=tp5+t
p6として求める。
【0037】なお、ツボローラ部指定膜厚形成時間tp
5は、インキツボローラ8の回転量を作像層5に焼き付
ける絵柄に応じた値(指定回転量)にプリセットするま
での時間と、ステップ26-1においてプリセットされた
インキツボキー9−1〜9−nのその時の指定開量によ
り規定されたインキ膜厚がインキツボローラ8上のイン
キ移しローラ10と接触する部分にまで形成されるまで
の時間を足し合わせた値である。これに対し、インカー
部指定膜厚形成時間tp6は、インキ移しローラ10を
所定回数呼び出し動作させて、インキローラ群11に残
されている基準インキ膜厚分布Maに作像層5に焼き付
けられる絵柄に応じたインキ膜厚分布(指定インキ膜厚
分布)Mbを重畳するまでの時間である。
【0038】露光作業とプレインキング2によるインキ
膜厚分布の形成作業とを並行して行わせることにより、
すなわち作像層5への画像の焼き付け作業を行いなが
ら、プレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業
を行わせることにより、本刷りに移行するまでの時間が
さらに短縮される。
【0039】〔機上製版とプレインキング1との組み合
わせ〕図3(b)に機上製版とプレインキング1による
インキ膜厚分布の形成とを組み合わせて行う場合の作業
の流れを示す。この図は従来の図14(b)の作業の流
れに対応する。
【0040】本実施の形態では、ディスプレイ上で、オ
ペレータにこれから行う作業を選択指定させる。図3
(a)にオペレータによる作業の選択指定状況を示す。
この例では、「インカー洗浄」、「ブランケット洗
浄」、「圧胴洗浄」、「紙サイズプリセット」、「紙厚
プリセット」、「消去&スプレーイング」、「プレイン
キング1」、「露光」、「試刷り」を選択指定してい
る。
【0041】前の印刷より次の印刷に切り換える際に、
スタートスイッチSW1を押すと、スタート指令が出力
され、選択指定されている項目の作業が予め定められた
順番に自動的に行われる。図3(b)に示す作業の流れ
に従えば、スタートスイッチSW1が押されると、圧胴
の洗浄、ブランケットの洗浄、インカーの洗浄が自動的
に行われる(ステップS11)。また、この洗浄作業と
並行して、紙サイズ・紙厚のプリセットが自動的に行わ
れる(ステップS12)。また、イメージ消去によって
版胴3に形成されている作像層5が除去され(ステップ
S13−1)、作像層5が除去された版胴3にスプレー
イングによって新たな作像層5が形成される(ステップ
S13−2)。
【0042】露光作業やプレインキング1によるインキ
膜厚分布の形成作業も同様にして自動的に行われる。但
し、本実施の形態では、露光作業(ステップS14)と
プレインキング1によるインキ膜厚分布の形成作業(ス
テップS15-2)とを並行して行わせ、かつ両作業が同
時に終了するようにプレインキング1によるインキ膜厚
分布の形成作業の開始タイミングを遅らせる。
【0043】また、プレインキング1によるインキ膜厚
分布の形成作業中、インキツボキー9−1〜9−nの開
き量を基準開量にプリセットする作業は、ステップS1
-1として、圧胴やブランケット、インカーの洗浄作業
(ステップS11)、紙サイズ・紙厚プリセット作業
(ステップS12)、イメージ消去(ステップS13−
1)、スプレーイング(ステップS13−2)と並行し
て行わせる。
【0044】なお、インキツボキー9−1〜9−nの開
き量を基準開量にプリセットするまでの作業時間(全面
ツボキー基準開量セット時間)をtp1とした場合、図
3(b)に示すように、全面ツボキー基準開量セット時
間tp1をプレインキング1によるインキ膜厚分布の形
成作業時間(プレインキング時間)tpから除外する。
【0045】露光時間trとプレインキング1によるイ
ンキ膜厚分布の形成作業時間tpには差があり、一般的
にプレインキング1によるインキ膜厚分布の形成作業時
間tpの方が露光時間trよりも短い時間で済む。した
がって、露光作業とプレインキング1によるインキ膜厚
分布の形成作業を同時にスタートさせた場合、プレイン
キング1によるインキ膜厚分布の形成作業が終了しても
露光作業が完了せず、本機が回転し続けることによっ
て、インキ膜厚分布が変化してしまう。このため、露光
作業完了時に、所望のインキ膜厚分布を得ることができ
ず、試刷り作業が長引く場合もある。
【0046】そこで、本実施の形態では、プレインキン
グ1によるインキ膜厚分布の形成作業の開始タイミング
を遅らせて、露光作業とプレインキング1によるインキ
膜厚分布の形成作業とが同時に終了するようにしてい
る。プレインキング1によるインキ膜厚分布の形成作業
時間tpは作像層5に焼き付ける絵柄の絵柄面積率によ
って異なる。露光時間trは作像層5のサイズと露光時
の指定回転速度によって定まる。そこで、露光時間tr
とプレインキング1によるインキ膜厚分布の形成作業時
間tpを計算し、露光時間trからプレインキング1に
よるインキ膜厚分布の形成作業時間tpを差し引いて、
露光作業を開始してからプレインキング1によるインキ
膜厚分布の形成作業を開始するまでのプレインキング待
ち時間tw(tw=tr−tp)を計算する。
【0047】プレインキング1によるインキ膜厚分布の
形成作業時間tpは、ツボローラ8への基準膜厚形成時
間(ツボローラ部基準膜厚形成時間)tp2と、インキ
ローラ群11への基準膜厚分布形成時間(インカー部基
準膜厚形成時間)tp3と、ツボキー指定開量セット時
間tp4と、ツボローラ部指定膜厚形成時間tp5と、
インカー部指定膜厚形成時間tp6とから、tp=tp
2+tp3+tp4+tp5+tp6として求める。
【0048】なお、ツボローラ部基準膜厚形成時間tp
2は、インキツボローラ8の回転量を基準回転量にプリ
セットするまでの時間と、ステップS15-1においてプ
リセットされているインキツボキー9−1〜9−nのそ
の時の基準開量により規定されたインキ膜厚がツボロー
ラ8上のインキ移しローラ10と接触する部分にまで形
成されるまでの時間を足し合わせた値である。インカー
部基準膜厚形成時間tp3は、インキ移しローラ10を
所定回数呼び出し動作させて、インキローラ群11に基
準インキ膜厚分布Maを形成するまでの時間である。
【0049】図4は上述した作業の流れを実行する制御
装置のブロック図である。同図において、14は中央装
置、15は機上製版制御装置、16は印刷機械制御装
置、17は呼び出し機構ON/OFF制御装置(以下、
呼出制御装置と呼ぶ)、18はツボローラ回転量制御装
置、19はツボキー開度制御装置、20はフロッピィ・
ディスク・ドライブ(以下、ドライブ装置と呼ぶ)、2
2はインカー洗浄制御装置、23はブラン洗浄制御装
置、24は圧胴洗浄制御装置、25は紙厚プリセット制
御装置、26は紙サイズプリセット制御装置である。中
央装置14は、CPU14−1と、ROM14−2と、
RAM14−3と、インターフェイス14−4〜14−
6と、タッチパネル式のディスプレイ14−7とを備え
ている。
【0050】CPU14−1は、インターフェイス14
−4〜14−6を介して与えられる各種入力情報を得
て、ROM14−2に格納されたプログラムに従い、R
AM14−3にアクセスしながら、各種処理動作を行
う。CPU14−1での各種処理情報は、インターフェ
イス14−4〜14−6を介して、ディスプレイ14−
7,機上製版制御装置15,印刷機械制御装置16,呼
出制御装置17,ツボローラ回転量制御装置18,ツボ
キー開度制御装置19,ドライブ装置20,インカー洗
浄制御装置22,ブラン洗浄制御装置23,圧胴洗浄制
御装置24,紙厚プリセット制御装置25,紙サイズプ
リセット制御装置26へ出力される。なお、本実施の形
態では、呼出制御装置17とツボローラ回転量制御装置
18とツボキー開度制御装置19とにより、プレインキ
ング制御装置27が構成されている。また、機上製版制
御装置15によって、製版装置2(図11)やクリーニ
ングユニット21(図2(a)),塗布ユニット28
(図2(b)),硬化ユニット29(図2(b))の動
作が制御される。
【0051】図5は中央装置14のディスプレイ14−
7上に出現する前準備作業選択画面の要部を示す図であ
る。この前準備作業選択画面には、インカー洗浄キーK
1、ブラン洗浄キーK2、圧胴洗浄キーK3,紙幅紙長
セットキーK4、紙厚セットキーK5、消去&スプレー
イングキーK6,インキリムービングキーK7,プレイ
ンキング1キーK8,プレインキング2キーK9、露光
キーK10、試刷りキーK11、中断キーK12、スタ
ートキーK13等が設けられている。
【0052】図6および図7は機上製版とプレインキン
グ(プレインキング1,2)によるインキ膜厚分布の形
成とを組み合わせて行う場合のこの制御装置の処理フロ
ーである。一つの図では示せなかったので図6と図7に
分割して示した。この処理フローは中央装置14での処
理を中心として示している。
【0053】〔機上製版+プレインキング2〕オペレー
タは、図5に示した前準備作業選択画面上で、これから
行う作業を選択指定する。図1(b)に従う「機上製版
+プレインキング2」の作業を行う場合には、ブラン洗
浄キーK2,圧胴洗浄キーK3,紙幅紙長セットキーK
4、紙厚セットキーK5、消去&スプレーイングキーK
6,インキリムービングキーK7,プレインキング2キ
ーK9,露光キーK10,試刷りキーK11を押す。こ
の作業の選択指定後、オペレータは、スタートキーK1
3を押す。すると、スタート指令が出力されて、中央装
置14のCPU14−1は、この前準備作業選択画面に
おける作業の選択指定状況をRAM14−3に記憶させ
る。CPU14−1は、RAM14−3に記憶された作
業の選択指定状況とROM14−2に格納されたプログ
ラムに従い、図6および図7に示したフローチャートに
沿って自動的に作業を進めて行く。
【0054】先ず、ステップ501において、インキリ
ムービングが選択されているか否かをチェックする。こ
の場合、インキリムービングキーK7が押されているの
で、インキリムービングが選択されているものとし、プ
レインキング制御装置27にインキリムービング指令を
送り(ステップ502)、版胴3に絵柄が焼き付けられ
た作像層5が形成されたままの状態でインキリムービン
グを行わせる(ステップ503)。これにより、インキ
ローラ群11に上流から下流になるにしたがって薄くな
る印刷中に必要とされる最低限のインキ膜厚分布Maが
残る。このステップ503の動作は図1(b)における
ステップS21の作業に対応する。
【0055】そして、このインキリムービングの終了
後、プレインキング2が選択指定されていることを確認
のうえ(ステップ504)、すなわちプレインキング2
キーK9が押されていることを確認のうえ、プレインキ
ング制御装置27に本刷り時のツボキー開量セット指令
を送り(ステップ505)、ツボキー9−1〜9−nの
開き量を作像層5に焼き付ける絵柄に応じた値にプリセ
ットする(ステップ506)。また、紙厚プリセットが
選択指定されていることを確認のうえ(ステップ50
7)、すなわち紙厚セットキーK5が押されていること
を確認のうえ、紙厚プリセット制御装置25へ紙厚プリ
セット指令を送り(ステップ508)、紙厚をプリセッ
トする(ステップ509)。
【0056】また、紙サイズプリセットが選択指定され
ていることを確認のうえ(ステップ513)、すなわち
紙幅紙長セットキーK4が押されていることを確認のう
え、紙サイズプリセット制御装置26へ紙サイズプリセ
ット指令を送り(ステップ514)、紙サイズをプリセ
ットする(ステップ515)。また、ブラン洗浄が選択
指定されていることを確認のうえ(ステップ516)、
すなわちブラン洗浄キーK2が押されていることを確認
のうえ、ブラン洗浄制御装置23へブラン洗浄指令を送
り(ステップ517)、ブランケットの洗浄を行う(ス
テップ518)。そして、このブランケットの洗浄作業
終了後、圧胴洗浄が選択指定されていることを確認のう
え(ステップ519)、すなわち圧胴洗浄キーK3が押
されていることを確認のうえ、圧胴洗浄制御装置24へ
圧胴洗浄指令を送り(ステップ520)、圧胴の洗浄を
行う(ステップ532)。
【0057】ステップ509による紙厚プリセット、ス
テップ515による紙サイズプリセット、ステップ53
2による圧胴洗浄作業が終了すれば、消去&スプレーイ
ングキーK6が押されていることを確認のうえ(ステッ
プ521)、機上製版制御装置15へ指令を送り(ステ
ップ522)、版胴3上に形成されている作像層5の除
去(イメージ消去)および版胴3上への新たな作像層5
の形成(スプレーイング)を行う(ステップ523)。
なお、ステップ510において、インカー洗浄が選択指
定されているか否かをチェックするが、この場合、イン
カー洗浄は選択指定されていないので、すなわちインカ
ー洗浄キーK1は押されていないので、ステップ510
のNOに応じてステップ513へ進む。
【0058】ステップ518,532の動作は図1
(b)におけるステップS22の作業に対応し、ステッ
プ509,515の動作はステップS23の作業に対応
し、ステップ506の動作はステップS26-1の作業に
対応し、ステップ523の動作はステップS24−1,
S24−2の動作に対応する。なお、図1(b)では、
ステップS22,S23の作業と並行してイメージ消去
やスプレーイングを行うようにしているが、図7に示し
たフローチャートのように、ステップS22,S23に
対応する作業の終了後に、イメージ消去やスプレーイン
グを行うようにしてもよい。
【0059】ステップ523での「イメージ消去+スプ
レーイング」が終了すれば、露光が選択指定されている
ことを確認のうえ(ステップ524)、すなわち露光キ
ーK10が押されていることを確認のうえ、機上製版制
御装置15へ露光スタート指令を送り(ステップ52
5)、作像層5への絵柄の焼き付けを開始する(ステッ
プ526)。また、プレインキング2が選択指定されて
いることを確認のうえ(ステップ527)、すなわちプ
レインキング2キーK9が押されていることを確認のう
え、露光開始からプレインキング待ち時間twの経過
後、プレインキング制御装置27にプレインキング2ス
タート指令を送る(ステップ528)。このプレインキ
ング2スタート指令を受けて、プレインキング制御装置
27は、「プレインキング2」によるインキ膜厚分布の
形成作業を行う(ステップ529)。このステップ52
6,529の動作は図1(b)におけるステップS2
5,S26-2の作業に対応する。
【0060】図8にこのときのプレインキング待ち時間
twの算出過程を示す。CPU14−1は、ツボローラ
部指定膜厚形成時間tp5およびインカー部指定膜厚形
成時間tp6を計算し(ステップ701)、tp=tp
5+tp6としてプレインキング2によるインキ膜厚分
布の形成作業時間tpを計算する(ステップ702)。
次に、露光時の指定回転速度と作像層5のサイズとから
露光時間trを算出し(ステップ703)、この露光時
間trからプレインキング2によるインキ膜厚分布の形
成作業時間tpを差し引いて、露光作業を開始してから
プレインキング2によるインキ膜厚分布の形成作業を開
始するまでのプレインキング待ち時間tw(tw=tr
−tp)を計算する(ステップ704)。
【0061】露光作業が終了すると、機上製版制御装置
15は、露光終了信号をCPU14−1へ送る。プレイ
ンキング2によるインキ膜厚分布の形成作業が終了する
と、プレインキング制御装置27は、プレインキング2
終了信号をCPU14−1へ送る。CPU14−1は、
機上製版制御装置15からの露光終了信号とプレインキ
ング制御装置27からのプレインキング2終了信号を受
けて、試刷りが選択されていることを確認のうえ(ステ
ップ530)、すなわち試刷りキーK11が押されてい
ることを確認のうえ、試刷り指令を印刷機械制御装置1
6へ送り(ステップ531)、試刷りを開始する(ステ
ップ532)。この試刷りにおいて、満足すべき色調が
得られれば、本刷りへ移行する。
【0062】〔機上製版+プレインキング1〕オペレー
タは、図5に示した前準備作業選択画面上で、これから
行う作業を選択指定する。図3(b)に従う「機上製版
+プレインキング1」の作業を行う場合には、インカー
洗浄キーK1、ブラン洗浄キーK2、圧胴洗浄キーK
3,紙幅紙長セットキーK4、紙厚セットキーK5、消
去&スプレーイングキーK6,プレインキング1キーK
8、露光キーK10、試刷りキーK11を押す。この作
業の選択指定後、オペレータは、スタートキーK13を
押す。すると、中央装置14のCPU14−1は、この
前準備作業選択画面上からの作業の選択指定状況に従
い、図6および図7に示したフローチャートに沿って自
動的に作業を進めて行く。
【0063】先ず、ステップ501において、インキリ
ムービングが選択されているか否かをチェックする。こ
の場合、インキリムービングキーK7は押されていない
ので、インキリムービングは選択されていないものと
し、ステップ504へ進む。そして、プレインキング1
が選択指定されていることを確認のうえ(ステップ50
4)、すなわちプレインキング1キーK8が押されてい
ることを確認のうえ、プレインキング制御装置27に全
面ツボキー開量セット指令を送り(ステップ505)、
ツボキー9−1〜9−nの開き量を基準開量にプリセッ
トする(ステップ506)。また、紙厚プリセットが選
択指定されていることを確認のうえ(ステップ50
7)、紙厚プリセット制御装置25へ紙厚プリセット指
令を送り(ステップ508)、紙厚をプリセットする
(ステップ509)。
【0064】また、インカー洗浄が選択指定されている
ことを確認のうえ(ステップ510)、インカー洗浄制
御装置22へインカー洗浄指令を送り(ステップ51
1)、インカー洗浄を行う(ステップ512)。インカ
ー洗浄作業の終了後、紙サイズプリセットが選択指定さ
れていることを確認のうえ(ステップ513)、紙サイ
ズプリセット制御装置26へ紙サイズプリセット指令を
送り(ステップ514)、紙サイズをプリセットする
(ステップ515)。また、ブラン洗浄が選択指定され
ていることを確認のうえ(ステップ516)、ブラン洗
浄制御装置23へブラン洗浄指令を送り(ステップ51
7)、ブランケットの洗浄を行う(ステップ518)。
そして、このブランケットの洗浄作業終了後、圧胴洗浄
が選択指定されているこを確認のうえ(ステップ51
9)、圧胴洗浄制御装置24へ圧胴洗浄指令を送り(ス
テップ520)、圧胴の洗浄を行う(ステップ53
2)。
【0065】ステップ509による紙厚プリセット、ス
テップ515による紙サイズプリセット、ステップ53
2による圧胴洗浄作業が終了すれば、消去&スプレーイ
ングキーK6が押されていることを確認のうえ(ステッ
プ521)、機上製版制御装置15へ指令を送り(ステ
ップ522)、版胴3上に形成されている作像層5の除
去(イメージ消去)および版胴3上への新たな作像層5
の形成(スプレーイング)を行う(ステップ523)。
【0066】ステップ512,518,532の動作は
図3(b)におけるステップS11の作業に対応し、ス
テップ509,515の動作はステップS12の作業に
対応し、ステップ506の動作はステップS15-1の作
業に対応し、ステップ523の動作はステップS13−
1,S13−2の作業に対応する。なお、図3(b)で
は、ステップS11,S12の作業と並行してイメージ
消去やスプレーイングを行うようにしているが、図7に
示したフローチャートのように、ステップS11,S1
2に対応する作業の終了後に、イメージ消去やスプレー
イングを行うようにしてもよい。
【0067】ステップ523での「イメージ消去+スプ
レーイング」が終了すれば、露光が選択指定されている
ことを確認のうえ(ステップ524)、機上製版制御装
置15へ露光スタート指令を送り(ステップ525)、
作像層5への絵柄の焼き付けを開始する(ステップ52
6)。また、プレインキング1が選択指定されているこ
とを確認のうえ(ステップ527)、露光開始からプレ
インキング待ち時間twの経過後、プレインキング制御
装置27にプレインキング1スタート指令を送る(ステ
ップ528)。このプレインキング1スタート指令を受
けて、プレインキング制御装置27は、「プレインキン
グ1」によるインキ膜厚分布の形成作業を行う(ステッ
プ529)。このステップ526,529の動作は図3
(b)におけるステップS14,S15-2の作業に対応
する。
【0068】図9にこのときのプレインキング待ち時間
twの算出過程を示す。CPU14−1は、ステップ8
01において、ツボローラ部基準膜厚形成時間tp2お
よびインカー部基準膜厚形成時間tp3を計算し、ま
た、ステップ802において、ツボキー指定開量セット
時間tp4を計算し、ステップ803において、ツボロ
ーラ部指定膜厚形成時間tp5およびインカー部指定膜
厚形成時間tp6を計算する。そして、ステップ804
において、tp=tp2+tp3+tp4+tp5+t
p6としてプレインキング1によるインキ膜厚分布の形
成作業時間tpを計算する。次に、露光時の指定回転速
度と作像層5のサイズとから露光時間trを算出し(ス
テップ805)、この露光時間trからプレインキング
1によるインキ膜厚分布の形成作業時間tpを差し引い
て、露光作業を開始してからプレインキング1によるイ
ンキ膜厚分布の形成作業を開始するまでのプレインキン
グ待ち時間tw(tw=tr−tp)を計算する(ステ
ップ806)。
【0069】露光作業が終了すると、機上製版制御装置
15は、露光終了信号をCPU14−1へ送る。プレイ
ンキング1によるインキ膜厚分布の形成作業が終了する
と、プレインキング制御装置27は、プレインキング1
終了信号をCPU14−1へ送る。CPU14−1は、
機上製版制御装置15からの露光終了信号とプレインキ
ング制御装置27からのプレインキング1終了信号を受
けて、試刷りが選択されていることを確認のうえ(ステ
ップ530)、試刷り指令を印刷機械制御装置16へ送
り(ステップ531)、試刷りを開始する(ステップ5
32)。この試刷りにおいて、満足すべき色調が得られ
れば、本刷りへ移行する。
【0070】なお、上述した実施の形態においては、露
光作業とプレインキング1やプレインキング2によるイ
ンキ膜厚分布の形成作業とを同時に終了させるようにし
たが、必ずしも同時に終了させなくてもよく、露光作業
の終了後、少し遅らせてプレインキング1やプレインキ
ング2によるインキ膜厚分布の形成作業を終了させるよ
うにしてもよい。また、プレインキング1やプレインキ
ング2によるインキ膜厚分布の形成作業の終了後、少し
遅らせて露光作業を終了させるようにしてもよい。
【0071】また、上述した実施の形態では、図1
(b)において、プレインキング2によるインキ膜厚の
形成作業中、作像層5に焼き付ける絵柄に応じた値にイ
ンキツボキー9−1〜9−nの開き量をプリセットする
作業を除外し、洗浄作業や新たな作像層の形成作業と並
行して行わせるようにしたが、除外せずに露光作業と並
行して行わせるようにしてもよい。この場合、作像層5
に焼き付ける絵柄に応じた値にインキツボキー9−1〜
9−nの開き量をプリセットするまでのツボキー指定開
量セット時間tp4をプレインキング時間tpに含め
る。同様に、図3(b)において、プレインキング1に
よるインキ膜厚の形成作業中、インキツボキー9−1〜
9−nの開き量を基準開量にプリセットする作業を除外
せずに、露光作業と並行して行わせるようにしてもよ
い。この場合、インキツボキー9−1〜9−nの開き量
を基準開量にプリセットするまでの全面ツボキー基準開
量セット時間tp1をプレインキング時間tpに含め
る。
【0072】また、上述した実施の形態では、ディスプ
レイ上でオペレータに前準備作業を選択指定させるよう
にしたが、選択指定することなく、例えば、「機上製版
+プレインキング2」用のスタートスイッチを設け、こ
のスタートスイッチを押せば、「機上製版+プレインキ
ング2」の全ての作業が予め定められた順番に自動的に
行われて行くようにしてもよい。また、上述した実施の
形態では、各装置の動作開始をオペレータがスタートス
イッチSW1を押すことにより開始するようにしたが、
各装置の選択指定状況を上位の制御装置にあらかじめ記
憶させておき、印刷機械制御装置からの印刷終了信号に
応じて、自動的に動作開始させるようにしてもよい。
【0073】また、上述した実施の形態において、イン
カー洗浄装置については特開平10−193578号公
報や特開平10−286944号公報などに、ブランケ
ット洗浄装置については特開平5−200995号公報
や特開平9−39215号公報などに、圧胴洗浄装置に
ついては特公平4−64510号公報や特公平4−68
149号公報などに、紙サイズプリセット装置について
は特開昭63−127923号公報などに、紙厚プリセ
ット装置については特開昭63−134244号公報な
どに示されているので、ここでの詳細な説明は省略し
た。
【0074】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、前の印刷より次の印刷に切り換える際に
スイッチを操作すると、ブランケット洗浄手段,画像焼
付手段,画像消去手段およびインキ膜厚分布形成手段が
予め定められた順番に自動的に動作するものとなり、オ
ペレータの負担を軽減すると共に、本刷りに移行するま
での時間を短縮することができるようになる。また、本
発明によれば、ブランケット洗浄手段,画像焼付手段,
画像消去手段およびインキ膜厚分布形成手段を前もって
選択指定し、次の印刷に切り換える際にスイッチを操作
すると、選択指定されている手段が予め定められた順番
に自動的に動作するものとなり、オペレータの負担を軽
減すると共に、本刷りに移行するまでの時間を短縮する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態において機上製版とプ
レインキング2によるインキ膜厚分布の形成とを組み合
わせて行う場合の作業の流れおよび前準備選択項目の選
択指定状況を示す図である。
【図2】 版胴に形成されている作像層の除去(イメー
ジ消去)および版胴への作像層の形成(スプレーイン
グ)を説明する図である。
【図3】 本発明の一実施の形態において機上製版とプ
レインキング1によるインキ膜厚分布の形成とを組み合
わせて行う場合の作業の流れおよび前準備選択項目の選
択指定状況を示す図である。
【図4】 図1や図3に示した作業の流れを実行する制
御装置のブロック図である。
【図5】 この制御装置のディスプレイ上に出現する前
準備作業選択画面の要部を示す図である。
【図6】 機上製版とプレインキング(プレインキング
1,2)によるインキ膜厚分布の形成とを組み合わせて
行う場合の処理フローの前半を示す図である。
【図7】 機上製版とプレインキング(プレインキング
1,2)によるインキ膜厚分布の形成とを組み合わせて
行う場合の処理フローの後半を示す図である。
【図8】 図6,図7に示した処理フローにおけるプレ
インキング2を行う場合のプレインキング待ち時間tw
の算出過程を示すフローチャートである。
【図9】 図6,図7に示した処理フローにおけるプレ
インキング1を行う場合のプレインキング待ち時間tw
の算出過程を示すフローチャートである。
【図10】 4色輪転印刷機への製版装置の付設状態を
示す側面図である。
【図11】 製版装置の要部を示す斜視図である。
【図12】 印刷ユニット内のインキ装置(インカー)
の要部を示す図である。
【図13】 インキ装置のインキローラ群上に形成され
るインキ膜厚分布MaおよびMbを示す図である。
【図14】 機上製版とプレインキングによるインキ膜
厚分布の形成とを組み合わせて行う場合の従来の作業の
流れを示す図である。
【符号の説明】
1(1−1〜1−4)…印刷ユニット、2(2−1〜2
−4)…製版装置、3(3−1〜3−4)…版胴、4
(4−1〜4−4)…ゴム胴、5…作像層、6…インキ
ツボ、7…インキ、8…インキツボローラ、9(9−1
〜9−n)…インキツボキー、10…インキ移しロー
ラ、11…インキローラ群、12(12′)…刷版、1
4…中央装置、14−1…CPU、14−2…ROM、
14−3…RAM、14−4〜14−6…インターフェ
イス、14−7…ディスプレイ、15…機上製版制御装
置、16…印刷機械制御装置、17…呼び出し機構ON
/OFF制御装置(呼出制御装置)、18…ツボローラ
回転量制御装置、19…ツボキー開度制御装置、20…
フロッピィ・ディスク・ドライブ(ドライブ装置)、2
1…クリーニングユニット、22…インカー洗浄制御装
置、23…ブラン洗浄制御装置、24…圧胴洗浄制御装
置、25…紙厚プリセット制御装置、26…紙サイズプ
リセット制御装置、27……プレインキング制御装置、
28…塗布ユニット、29…硬化ユニット、30…保護
部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム胴に装着されたブランケットを洗浄
    するブランケット洗浄手段と、 版胴または版胴上に装着された部材に画像を焼き付ける
    画像焼付手段と、 この画像焼付手段によって焼き付けられた画像を消去す
    る画像消去手段と、 インキ装置内に次の印刷の画像に応じたインキ膜厚分布
    を形成するインキ膜厚分布形成手段とを少なくとも備え
    た印刷機において、 前記ブランケット洗浄手段,前記画像焼付手段,前記画
    像消去手段および前記インキ膜厚分布形成手段をスター
    ト指令によって予め定められた順番に動作させる制御手
    段を備えたことを特徴とする印刷機。
  2. 【請求項2】 ゴム胴に装着されたブランケットを洗浄
    するブランケット洗浄手段と、 版胴または版胴上に装着された部材に画像を焼き付ける
    画像焼付手段と、 この画像焼付手段によって焼き付けられた画像を消去す
    る画像消去手段と、 インキ装置内に次の印刷の画像に応じたインキ膜厚分布
    を形成するインキ膜厚分布形成手段とを少なくとも備え
    た印刷機において、 前記ブランケット洗浄手段,前記画像焼付手段,前記画
    像消去手段および前記インキ膜厚分布形成手段の選択指
    定を可能とする選択指定手段と、 この選択指定手段によって選択指定されている手段をス
    タート指令によって予め定められた順番に動作させる制
    御手段とを備えたことを特徴とする印刷機。
  3. 【請求項3】 ゴム胴に装着されたブランケットを洗浄
    するブランケット洗浄手段と、 版胴または版胴上に装着された部材に画像を焼き付ける
    画像焼付手段と、 この画像焼付手段によって焼き付けられた画像を消去す
    る画像消去手段と、 インキ装置内に次の印刷の画像に応じたインキ膜厚分布
    を形成するインキ膜厚分布形成手段とを少なくとも備え
    た印刷機において、 前記ブランケット洗浄手段,前記画像焼付手段,前記画
    像消去手段および前記インキ膜厚分布形成手段をスター
    ト指令によって予め定められた順番に動作させるように
    したことを特徴とする印刷機の制御方法。
  4. 【請求項4】 ゴム胴に装着されたブランケットを洗浄
    するブランケット洗浄手段と、 版胴または版胴上に装着された部材に画像を焼き付ける
    画像焼付手段と、 この画像焼付手段によって焼き付けられた画像を消去す
    る画像消去手段と、 インキ装置内に次の印刷の画像に応じたインキ膜厚分布
    を形成するインキ膜厚分布形成手段とを少なくとも備え
    た印刷機において、 前記ブランケット洗浄手段,前記画像焼付手段,前記画
    像消去手段および前記インキ膜厚分布形成手段の選択指
    定を可能とし、 選択指定されている手段をスタート指令によって予め定
    められた順番に動作させるようにしたことを特徴とする
    印刷機の制御方法。
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