JP2002361723A - ブロー成形装置 - Google Patents
ブロー成形装置Info
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- JP2002361723A JP2002361723A JP2001167151A JP2001167151A JP2002361723A JP 2002361723 A JP2002361723 A JP 2002361723A JP 2001167151 A JP2001167151 A JP 2001167151A JP 2001167151 A JP2001167151 A JP 2001167151A JP 2002361723 A JP2002361723 A JP 2002361723A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 最終成形品以外の成形品を取出装置により取
り出す場合でもライン停止や装置の停止等の要因となる
のを防止することのできるブロー成形装置を提供する。 【解決手段】 中間成形品を搬送する第２搬送路４０
と、第２搬送路４０の途中に設けられて前記中間成形品
をブロー成形する少なくとも一つのブロー成形部と、第
２搬送路４０上から装置外に最終成形品を取り出す取出
装置８０とを有し、取出装置８０は、最終成型品のみを
選別してベルトコンベア８４上に取出し、最終成形品以
外の中間成形品が搬送されてきた場合に、その中間成形
品をシュータ８２へと排出する。
り出す場合でもライン停止や装置の停止等の要因となる
のを防止することのできるブロー成形装置を提供する。 【解決手段】 中間成形品を搬送する第２搬送路４０
と、第２搬送路４０の途中に設けられて前記中間成形品
をブロー成形する少なくとも一つのブロー成形部と、第
２搬送路４０上から装置外に最終成形品を取り出す取出
装置８０とを有し、取出装置８０は、最終成型品のみを
選別してベルトコンベア８４上に取出し、最終成形品以
外の中間成形品が搬送されてきた場合に、その中間成形
品をシュータ８２へと排出する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロー成形装置に
関し、特に、取出装置により成形品を取り出すブロー成
形装置に関する。
関し、特に、取出装置により成形品を取り出すブロー成
形装置に関する。
【０００２】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】ブロー成
形装置として、例えば、プリフォームなどの中間成形品
を搬送路に沿って搬送し、搬送路の途中で中間成形品に
対してブロー成形を行って最終成形品とし、この最終成
形品を取出装置にて装置外に取り出すようなものが知ら
れている。
形装置として、例えば、プリフォームなどの中間成形品
を搬送路に沿って搬送し、搬送路の途中で中間成形品に
対してブロー成形を行って最終成形品とし、この最終成
形品を取出装置にて装置外に取り出すようなものが知ら
れている。
【０００３】この場合、搬送路にて中間成形品を倒立状
態で搬送し、取出装置は倒立状態の最終成形品を反転し
て装置外にあるコンベアに載せ、最終成形品を自立させ
て搬出するようなことが行われている。
態で搬送し、取出装置は倒立状態の最終成形品を反転し
て装置外にあるコンベアに載せ、最終成形品を自立させ
て搬出するようなことが行われている。
【０００４】しかし、このような取出装置は、最終成形
品のみならず、例えばプリフォームや、耐熱容器製造用
の２段ブロー成形装置においては、一次ブロー成形品あ
るいは一次ブロー成形後の熱処理成形品等の中間成形品
をも取り出すことがある。
品のみならず、例えばプリフォームや、耐熱容器製造用
の２段ブロー成形装置においては、一次ブロー成形品あ
るいは一次ブロー成形後の熱処理成形品等の中間成形品
をも取り出すことがある。
【０００５】このような場合、中間成形品をコンベア上
に取り出すと、中間成形品は自立できないため、コンベ
ア上に停滞し、ライン停止やブロー成形装置の停止の要
因となることがあるので、人手でコンベア上から取り除
いたり、別の排出装置を取り付けるなどの手段が必要と
なる。
に取り出すと、中間成形品は自立できないため、コンベ
ア上に停滞し、ライン停止やブロー成形装置の停止の要
因となることがあるので、人手でコンベア上から取り除
いたり、別の排出装置を取り付けるなどの手段が必要と
なる。
【０００６】本発明の目的は、最終成形品以外の成形品
を取出装置により取り出す場合でもライン停止や装置の
停止等の要因となるのを防止することのできるブロー成
形装置を提供することにある。
を取出装置により取り出す場合でもライン停止や装置の
停止等の要因となるのを防止することのできるブロー成
形装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のブロー成形装置は、中間成形品を搬送する
搬送路と、前記搬送路の途中に設けられて前記中間成形
品をブロー成形する少なくとも一つのブロー成形部と、
前記搬送路上から装置外に最終成形品を取り出す取出装
置とを有し、前記取出装置は、前記最終成形品のみを選
別して取出位置に取り出し、最終成形品以外の前記中間
成形品が搬送されてきた場合に、その中間成形品を排出
位置へと排出することを特徴とする。
め、本発明のブロー成形装置は、中間成形品を搬送する
搬送路と、前記搬送路の途中に設けられて前記中間成形
品をブロー成形する少なくとも一つのブロー成形部と、
前記搬送路上から装置外に最終成形品を取り出す取出装
置とを有し、前記取出装置は、前記最終成形品のみを選
別して取出位置に取り出し、最終成形品以外の前記中間
成形品が搬送されてきた場合に、その中間成形品を排出
位置へと排出することを特徴とする。
【０００８】本発明によれば、取出装置によって最終成
形品のみを選別して取出位置に取出し、最終成形品以外
の中間成形品が搬出されてきた場合に中間成形品を排出
位置へと排出することで、最終成形品以外の中間成形品
が、例えばコンベア等の取出位置上に供給されることが
なく、したがって最終成形品以外の中間成形品がコンベ
ア等の上に停滞して、ライン停止や装置の停止等の要因
となるのを防止することを防止することができる。
形品のみを選別して取出位置に取出し、最終成形品以外
の中間成形品が搬出されてきた場合に中間成形品を排出
位置へと排出することで、最終成形品以外の中間成形品
が、例えばコンベア等の取出位置上に供給されることが
なく、したがって最終成形品以外の中間成形品がコンベ
ア等の上に停滞して、ライン停止や装置の停止等の要因
となるのを防止することを防止することができる。
【０００９】本発明においては、最終の前記ブロー成形
部は、成形の良否を判別する判別手段を有し、成形不良
である場合には、前記取出装置は前記中間成形品を前記
排出位置へと排出することを特徴とする。
部は、成形の良否を判別する判別手段を有し、成形不良
である場合には、前記取出装置は前記中間成形品を前記
排出位置へと排出することを特徴とする。
【００１０】このような構成とすることにより、最終の
ブロー成形部によるブロー成形が行われた場合でも、成
形不良である場合には、コンベア等の上に停滞すること
となるため、成形不良時に中間成形品を排出位置に排出
することで、より確実にライン停止や装置の停止等の要
因となるのを防止することができる。
ブロー成形部によるブロー成形が行われた場合でも、成
形不良である場合には、コンベア等の上に停滞すること
となるため、成形不良時に中間成形品を排出位置に排出
することで、より確実にライン停止や装置の停止等の要
因となるのを防止することができる。
【００１１】また、本発明においては、前記搬送路は、
前記中間成形品または最終成形品を倒立状態で搬送し、
前記取出装置は、前記倒立状態の中間成形品または最終
成形品を把持する把持部材と、前記把持部材を昇降させ
て前記搬送路から前記中間成形品または最終成形品を取
り出し可能にする昇降手段と、前記把持部材を反転させ
て中間成形品または最終成形品を正立状態で取り出し可
能にする反転手段と、前記把持部材を前記搬送路に対し
て進退可能にする進退手段とを有し、前記進退手段は、
前記把持部材を前記取出位置上と排出位置上で停止可能
にすることができる。
前記中間成形品または最終成形品を倒立状態で搬送し、
前記取出装置は、前記倒立状態の中間成形品または最終
成形品を把持する把持部材と、前記把持部材を昇降させ
て前記搬送路から前記中間成形品または最終成形品を取
り出し可能にする昇降手段と、前記把持部材を反転させ
て中間成形品または最終成形品を正立状態で取り出し可
能にする反転手段と、前記把持部材を前記搬送路に対し
て進退可能にする進退手段とを有し、前記進退手段は、
前記把持部材を前記取出位置上と排出位置上で停止可能
にすることができる。
【００１２】このような構成とすることにより、把持部
材により倒立状態の中間成形品または最終成形品を把持
して昇降手段により中間成形品または最終成形品を取り
出し、反転手段により反転することで正立状態で取り出
すことができ、しかも、進退手段により把持部材を取出
位置上と排出位置上で停止させることで、最終成形品を
取出位置のコンベア等の上に取り出して自立状態で搬出
し、それ以外の中間成形品を排出位置に確実に排出する
ことができる。
材により倒立状態の中間成形品または最終成形品を把持
して昇降手段により中間成形品または最終成形品を取り
出し、反転手段により反転することで正立状態で取り出
すことができ、しかも、進退手段により把持部材を取出
位置上と排出位置上で停止させることで、最終成形品を
取出位置のコンベア等の上に取り出して自立状態で搬出
し、それ以外の中間成形品を排出位置に確実に排出する
ことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
て、図面を参照して詳細に説明する。
【００１４】図１〜図３は、本発明の一実施の形態にか
かるブロー成形装置を示す図である。
かるブロー成形装置を示す図である。
【００１５】このブロー成形装置１０は、耐熱容器を成
形する２段ブロー成形装置で、図３に示すように、供給
部１２と、加熱ステーション１４と、転送部１６と、ブ
ロー成形ステーション１８とが、プリフォームの搬送方
向Ａに沿って直線状に配設されている。
形する２段ブロー成形装置で、図３に示すように、供給
部１２と、加熱ステーション１４と、転送部１６と、ブ
ロー成形ステーション１８とが、プリフォームの搬送方
向Ａに沿って直線状に配設されている。
【００１６】供給部１２は、供給レール２０により正立
状態で連続搬送されてきたプリフォーム２２（図２参
照）を整列機構２６により整列して、そのネック部２４
を把持部材２８により把持し、反転受渡し機構３０によ
り反転して倒立状態で加熱ステーション１４に供給する
ようになっている。
状態で連続搬送されてきたプリフォーム２２（図２参
照）を整列機構２６により整列して、そのネック部２４
を把持部材２８により把持し、反転受渡し機構３０によ
り反転して倒立状態で加熱ステーション１４に供給する
ようになっている。
【００１７】加熱ステーション１４は、供給部１２から
供給されたプリフォーム２２を加熱するもので、２本の
第１搬送路３２に沿ってプリフォーム２２を搬送し、各
第１搬送路３２上を搬送されるプリフォーム２２を図示
せぬ自転機構により自転させながら各第１搬送路３２に
配設した加熱ボックス３４にて加熱し、転送部１６まで
搬送するようになっている。
供給されたプリフォーム２２を加熱するもので、２本の
第１搬送路３２に沿ってプリフォーム２２を搬送し、各
第１搬送路３２上を搬送されるプリフォーム２２を図示
せぬ自転機構により自転させながら各第１搬送路３２に
配設した加熱ボックス３４にて加熱し、転送部１６まで
搬送するようになっている。
【００１８】転送部１６は、加熱ステーション１４で加
熱されたプリフォーム２２をピッチ換え機構３６により
プリフォーム２２のピッチをブロー成形時のピッチに変
換し、転送機構３８により倒立状態のままブロー成形ス
テーション１８に転送するようになっている。
熱されたプリフォーム２２をピッチ換え機構３６により
プリフォーム２２のピッチをブロー成形時のピッチに変
換し、転送機構３８により倒立状態のままブロー成形ス
テーション１８に転送するようになっている。
【００１９】ブロー成形ステーション１８は、長辺及び
短辺を有する略矩形状の第２搬送路４０の転送部１６側
の短辺に受取部４２が配置され、長辺の一辺に沿って一
次ブロー成形部４４、一次熱処理部４６、二次熱処理部
４８及び最終ブロー成形部５０が配置され、さらに、受
取部４２と対向する他の短辺に取出部５２が配置されて
いる。
短辺を有する略矩形状の第２搬送路４０の転送部１６側
の短辺に受取部４２が配置され、長辺の一辺に沿って一
次ブロー成形部４４、一次熱処理部４６、二次熱処理部
４８及び最終ブロー成形部５０が配置され、さらに、受
取部４２と対向する他の短辺に取出部５２が配置されて
いる。
【００２０】第２搬送路４０は、搬送経路角部に配置し
た４つのスプロケット５４に複数の搬送部材５６を取り
付けた搬送チェーン５８を掛け渡し、この搬送部材５６
を搬送レール６０に案内させるようにしている。
た４つのスプロケット５４に複数の搬送部材５６を取り
付けた搬送チェーン５８を掛け渡し、この搬送部材５６
を搬送レール６０に案内させるようにしている。
【００２１】そして、搬送チェーン５８を間欠駆動し
て、搬送部材５６を間欠搬送するようにしている。
て、搬送部材５６を間欠搬送するようにしている。
【００２２】なお、搬送部材５６には、プリフォーム２
２のネック部２４を倒立状態で支持するプリフォーム支
持部６２が突出形成されている。
２のネック部２４を倒立状態で支持するプリフォーム支
持部６２が突出形成されている。
【００２３】受取部４２は、転送部１６から搬送部材５
６上にプリフォーム２２を受け取るもので、この受取部
４２に受け取り用の搬送部材５６が間欠停止されるよう
になっている。
６上にプリフォーム２２を受け取るもので、この受取部
４２に受け取り用の搬送部材５６が間欠停止されるよう
になっている。
【００２４】一次ブロー成形部４４は、第２搬送路４０
上に一次ブロー成形機構６４を有し、この一次ブロー成
形機構６４によって一次ブロー成形型６６を型締し、プ
リフォーム２２を２軸延伸ブロー成形して、一次成形品
を得るようにしている。
上に一次ブロー成形機構６４を有し、この一次ブロー成
形機構６４によって一次ブロー成形型６６を型締し、プ
リフォーム２２を２軸延伸ブロー成形して、一次成形品
を得るようにしている。
【００２５】一次熱処理部４６は、第２搬送路４０上に
一次熱処理機構６８を有し、加熱された熱処理型７０を
一次熱処理機構６８によって型締めして加圧することで
一次成形品を熱処理するようになっている。
一次熱処理機構６８を有し、加熱された熱処理型７０を
一次熱処理機構６８によって型締めして加圧することで
一次成形品を熱処理するようになっている。
【００２６】二次熱処理部４８は、二次熱処理ボックス
７２を有し、この二次熱処理ボックス７２内で一次熱処
理された中間成形品を加熱するようにしている。
７２を有し、この二次熱処理ボックス７２内で一次熱処
理された中間成形品を加熱するようにしている。
【００２７】最終ブロー成形部５０は、最終ブロー成形
機構７４を有し、この最終ブロー成形機構７４によって
最終ブロー成形型７６を型締し、中間成形品を二軸延伸
ブロー成形することで最終成形品７８を得るようにして
いる。
機構７４を有し、この最終ブロー成形機構７４によって
最終ブロー成形型７６を型締し、中間成形品を二軸延伸
ブロー成形することで最終成形品７８を得るようにして
いる。
【００２８】取出部５２は、第２搬送路４０上から最終
成形品をブロー成形装置１０の外に取り出す取出装置８
０を第２搬送路４０と対向させた状態で有している。
成形品をブロー成形装置１０の外に取り出す取出装置８
０を第２搬送路４０と対向させた状態で有している。
【００２９】また、ブロー成形装置１０外には、図１及
び図２にも示すように、最終整形品を次のラインへ搬送
するためのベルトコンベア８４が配置され、ベルトコン
ベア８４と取出装置８０の間の排出位置にシュータ８２
が配設されている。
び図２にも示すように、最終整形品を次のラインへ搬送
するためのベルトコンベア８４が配置され、ベルトコン
ベア８４と取出装置８０の間の排出位置にシュータ８２
が配設されている。
【００３０】上記次のラインには、リーク検査、ラベラ
ー、洗浄工程等があり、容器が自立したまま搬送される
ラインの場合には、熱処理後の容器では横倒し等でライ
ン搬送の障害となったり、ネック部を保持するラインで
も熱処理後の容器の場合には、後工程の装置で搬送障害
となったりすることが予想される。
ー、洗浄工程等があり、容器が自立したまま搬送される
ラインの場合には、熱処理後の容器では横倒し等でライ
ン搬送の障害となったり、ネック部を保持するラインで
も熱処理後の容器の場合には、後工程の装置で搬送障害
となったりすることが予想される。
【００３１】取出装置８０は、把持部材８６と、昇降手
段としての昇降シリンダ８８と、反転手段としての反転
アクチュエータ９０と、進退手段としての進退シリンダ
９２とを有している。
段としての昇降シリンダ８８と、反転手段としての反転
アクチュエータ９０と、進退手段としての進退シリンダ
９２とを有している。
【００３２】把持部材８６は、２個１組で、４組設けら
れ、各組の把持部材８６は、フレーム９４に支持され、
相互に反対方向に連動して移動可能にされた一対の図示
せぬ開閉ロッドにそれぞれ別個に取り付けられ、開閉シ
リンダ９８にて一方の開閉ロッドを作動させることによ
り開閉可能にされている。
れ、各組の把持部材８６は、フレーム９４に支持され、
相互に反対方向に連動して移動可能にされた一対の図示
せぬ開閉ロッドにそれぞれ別個に取り付けられ、開閉シ
リンダ９８にて一方の開閉ロッドを作動させることによ
り開閉可能にされている。
【００３３】昇降シリンダ８８は、フレーム９４の下面
に固定されて、そのシリンダロッド先端をベース１００
に固定し、フレーム９４を昇降させることで把持部材８
６を昇降可能にしている。
に固定されて、そのシリンダロッド先端をベース１００
に固定し、フレーム９４を昇降させることで把持部材８
６を昇降可能にしている。
【００３４】なお、ベース１００は、進退レール１０２
を介して第２搬送路４０に対し進退可能にされている。
を介して第２搬送路４０に対し進退可能にされている。
【００３５】反転アクチュエータ９０は、フレーム９４
に取り付けられ、把持部材８６を回転させて第２搬送路
４０側から装置外へと成形品を反転可能にしている。
に取り付けられ、把持部材８６を回転させて第２搬送路
４０側から装置外へと成形品を反転可能にしている。
【００３６】進退シリンダ９２は、機台１０４側に取り
付けられ、ベース１００を進退可能にしている。
付けられ、ベース１００を進退可能にしている。
【００３７】そして、進退シリンダ９２により取出部の
第２搬送路４０から後退した状態で、かつ、把持部材８
６を第２搬送路４０に向けて開いた状態で待機する。
第２搬送路４０から後退した状態で、かつ、把持部材８
６を第２搬送路４０に向けて開いた状態で待機する。
【００３８】第２搬送路４０で成形品が搬送停止される
と、進退シリンダ９２によって把持部材８６が前進し、
開閉シリンダ９８により閉じ、成形品のネック部２４が
把持される。
と、進退シリンダ９２によって把持部材８６が前進し、
開閉シリンダ９８により閉じ、成形品のネック部２４が
把持される。
【００３９】この状態で、昇降シリンダ８８により把持
部材８６が上昇し、搬送部材５６からネック部２４がは
ずれる。
部材８６が上昇し、搬送部材５６からネック部２４がは
ずれる。
【００４０】次いで、反転アクチュエータ９０により把
持部材８６反転させて成形品を正立状態にする。
持部材８６反転させて成形品を正立状態にする。
【００４１】この場合、最終ブロー成形部５０で最終ブ
ロー成形が行われた場合、例えば、最終ブロー成形機構
７４のブローエアバルブのＯＮした信号によって、最終
ブロー成形が行われたものとして、進退シリンダ９２に
より把持部材８６をベルトコンベア８４上まで移動さ
せ、昇降シリンダ８８により下降させて開閉シリンダ９
８により把持部材８６を開けば、最終成形品７８を確実
にベルトコンベア８４上に取り出すことができる。
ロー成形が行われた場合、例えば、最終ブロー成形機構
７４のブローエアバルブのＯＮした信号によって、最終
ブロー成形が行われたものとして、進退シリンダ９２に
より把持部材８６をベルトコンベア８４上まで移動さ
せ、昇降シリンダ８８により下降させて開閉シリンダ９
８により把持部材８６を開けば、最終成形品７８を確実
にベルトコンベア８４上に取り出すことができる。
【００４２】また、最終ブロー成形部５０で最終ブロー
成形が行われていない場合、例えば、最終ブロー成形機
構７４のブローエアバルブのＯＮ信号が確認されない場
合には、最終ブロー成形が行われなかったものとして、
進退シリンダ９２により把持部材８６を移動させず、そ
の位置、すなわちシュータ８２上の位置で、開閉シリン
ダ９８により把持部材８６を開けば、最終成形品７８以
外の成形品、例えば、図２に示すプリフォーム２４や一
次成形品１０６あるいは図示せぬ一次加熱部または２次
加熱部で加熱されたままの中間成形品を確実にシュータ
８２に排出することができる。
成形が行われていない場合、例えば、最終ブロー成形機
構７４のブローエアバルブのＯＮ信号が確認されない場
合には、最終ブロー成形が行われなかったものとして、
進退シリンダ９２により把持部材８６を移動させず、そ
の位置、すなわちシュータ８２上の位置で、開閉シリン
ダ９８により把持部材８６を開けば、最終成形品７８以
外の成形品、例えば、図２に示すプリフォーム２４や一
次成形品１０６あるいは図示せぬ一次加熱部または２次
加熱部で加熱されたままの中間成形品を確実にシュータ
８２に排出することができる。
【００４３】したがって、ベルトコンベア８４上に最終
成形品７８以外のものを受け渡すのを防止することがで
きる。
成形品７８以外のものを受け渡すのを防止することがで
きる。
【００４４】また、最終ブロー成形部５０に設けた成形
の良否を判別する判別手段、例えば、ブローエア圧力セ
ンサやブローエアタンク内圧力センサなどによって、最
終ブロー成形が良好に行われたか否かを検出し、良好に
行われた場合には、ベルトコンベア８４に取り出し、成
形不良である場合には、シュータ８２に排出するように
してもよい。
の良否を判別する判別手段、例えば、ブローエア圧力セ
ンサやブローエアタンク内圧力センサなどによって、最
終ブロー成形が良好に行われたか否かを検出し、良好に
行われた場合には、ベルトコンベア８４に取り出し、成
形不良である場合には、シュータ８２に排出するように
してもよい。
【００４５】本発明は、前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態
に変形可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態
に変形可能である。
【００４６】例えば、前記実施の形態では、耐熱容器の
ブロー成形装置を示したが、この例に限らず通常の容器
の成形装置に適用することも可能である。
ブロー成形装置を示したが、この例に限らず通常の容器
の成形装置に適用することも可能である。
【００４７】また、倒立状態で搬送して正立状態で取り
出す場合に限らず、正立状態で搬送して正立状態で取り
出す場合にも適用可能である。
出す場合に限らず、正立状態で搬送して正立状態で取り
出す場合にも適用可能である。
【００４８】さらに、ブロー成形を複数回行う場合に限
らず、１度だけの場合にも適用可能である。
らず、１度だけの場合にも適用可能である。
【図１】本発明の一実施の形態にかかるブロー成形装置
を示す図３の要部拡大平面図である。
を示す図３の要部拡大平面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】本発明の一実施の形態にかかるブロー成形装置
を示す概略平面図である。
を示す概略平面図である。
１０ ブロー成形装置 ４０ 第２搬送路 ５０ 最終ブロー成形部 ５２ 取出部 ７８ 最終成形品 ８０ 取出装置 ８２ シュータ ８４ ベルトコンベア ８６ 把持部材 ８８ 昇降シリンダ ９０ 反転アクチュエータ ９２ 進退シリンダ
Claims (3)
- 【請求項１】 中間成形品を搬送する搬送路と、 前記搬送路の途中に設けられて前記中間成形品をブロー
成形する少なくとも一つのブロー成形部と、 前記搬送路上から装置外に最終成形品を取り出す取出装
置とを有し、 前記取出装置は、前記最終成形品のみを選別して取出位
置に取り出し、最終成形品以外の前記中間成形品が搬送
されてきた場合に、その中間成形品を排出位置へと排出
することを特徴とするブロー成形装置。 - 【請求項２】 請求項１において、 最終の前記ブロー成形部は、成形の良否を判別する判別
手段を有し、 成形不良である場合には、前記取出装置は前記中間成形
品を前記排出位置へと排出することを特徴とするブロー
成形装置。 - 【請求項３】 請求項１または２において、 前記搬送路は、前記中間成形品または最終成形品を倒立
状態で搬送し、 前記取出装置は、前記倒立状態の中間成形品または最終
成形品を把持する把持部材と、 前記把持部材を昇降させて前記搬送路から前記中間成形
品または最終成形品を取り出し可能にする昇降手段と、 前記把持部材を反転させて中間成形品または最終成形品
を正立状態で取り出し可能にする反転手段と、 前記把持部材を前記搬送路に対して進退可能にする進退
手段とを有し、 前記進退手段は、前記把持部材を前記取出位置上と排出
位置上で停止可能にすることを特徴とするブロー成形装
置。
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