JP3119741B2 - ブロー成形容器の成形装置 - Google Patents

ブロー成形容器の成形装置

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JP3119741B2
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勝政 横田
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/78Measuring, controlling or regulating
    • B29C49/80Testing, e.g. for leaks

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロー成形容器の成形
装置に関し、さらに詳しくは、ブロー成形によって形成
される成形品の排出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二軸延伸ブロー成形容器と称さ
れる合成樹脂製の薄肉の包装容器は、射出あるいは押出
し成形によって得られたプリフォームをブロー型のキャ
ビティ内に位置させ、容器の軸方向に延伸させると共に
内部に吹き込んだ気体の圧力によって軸方向と直角な方
向に膨張させることが行われている。
【0003】ところで、二軸延伸ブロー容器の成形方法
においては、この容器に耐熱性と二次ブロー成形時での
機械的抵抗とを強化させる目的で熱処理工程を加えた、
所謂、オーブンブロー方式と称される成形方法がある。
この成形方法は、プリフォームの温調後に実行されるブ
ロー成形工程を一次と二次とに分け、一次ブロー成形で
は最終成形に相当する二次ブロー成形によって得られる
ものよりも縦方向での寸法を大きくして成形し、そし
て、この一次ブロー成形品を熱処理したうえで二次ブロ
ー成形を行い最終成形品である容器を得る。この成形方
法によると、一次ブロー成形品に生じていた歪が除去さ
れることによって高結晶化度を備え、これが二次ブロー
成形時での厳しい温度条件下に置かれた容器の耐熱性を
得ることができる。
【0004】上述したオーブンブロー方式を含めて、二
軸延伸ブロー成形容器は、例えば、装置の機台上で間欠
回転可能に設けられている回転盤に複数並べられ、首部
を保持された状態で、回転搬送路上に設けられた複数の
成形ステーションに向けて順次移動させられる。そし
て、この容器は、最終工程である二次ブロー成形が行わ
れた後に回転盤から取り出されて排出されるようになっ
ている。
【0005】そして、回転盤から取り出される容器は、
例えば、正常な成形が行われた場合と異常な成形が行わ
れた場合とで仕分けられるようになっており、このた
め、容器の取り出し位置には、2系統の搬送経路が設け
られている。
【0006】この場合の異常な成形とは、回転盤の保持
位置への一次ブロー成形品の搬入が適正に行われない
で、例えば、保持部の数に満たない数の一次ブロー成形
品が保持されている場合、あるいは、例えば、熱収縮成
形品の外形部がブロー型に挾まれてブロー型のパーティ
ング面が密着しないまま型締めが行われた場合、さらに
は、プリフォームの射出成形時に射出キャビティ型に予
めネックピースをインサートしておくインサート成形が
行われた際にネックピースの抜けが生じたままブロー成
形が行われた場合を対象としている。
【0007】そして、搬送経路の構造には、例えば、容
器の取り出し位置に2系統に並べられたベルトコンベヤ
を設け、このベルトコンベヤと取り出し位置との間に経
路を振り分ける向きに移動可能な排出デッキを設けたも
のや、あるいは、取り出し位置から延長された通路の途
中を分岐してその分岐位置に経路切り換え爪等を設けた
ものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、成形後
に排出される容器を仕分けることのできる搬送経路を設
ける場合には、仕分けのための搬送経路が特別に必要に
なる。従って、搬送経路を含めた場合には製造装置全体
の構造が大型化する。また、回転盤の取り出し位置に仕
分け構造を設ける関係上、製造装置の構造が複雑になる
虞れがあった。
【0009】そこで、本発明の目的とするところは、上
述した従来の容器の製造装置における問題に鑑み、最終
成形品の取り出し位置での排出構造を簡単にするととも
に正確な仕分けが行える容器の製造装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ループ状の搬送路に沿って
中間成形品を搬送し、前記搬送路途上にて前記中間成形
品をブロー成形して最終成形品を成形するブロー成形容
器の成形装置において、前記搬送路に対して進退可能に
設けられていて、最終成形品を搬送路から取り出す取出
し手段と、前記取出し手段に対向して設けられていて、
最終成形品を同一線上で相反する方向に移送する移送手
段と、最終成形品の選択基準に応じて前記移送手段での
移送方向を制御する移送制御手段と、を備えたことを特
徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、前記移送制御手段
が、異常成形および正常成形を判別した結果を前記選択
基準として用いることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、前記移送手段が、
相反する方向にエアの吹き出しが可能なノズル部材によ
り構成されていることを特徴している。
【0013】
【作用】本発明によれば、最終成形品の選択基準に応じ
て最終成形品の移送方向が設定され、移送手段によって
同一線上で相反する方向で一方に移送される。
【0014】また、本発明によれば、取り出された成形
品が、同一線上で相反する方向に移送されるので、複数
経路の排出部を形成することがない。従って、成形品の
搬送経路を混同することがないので排出経路を簡略化す
るとともに、誤りが少ない選別搬送が行える。
【0015】
【実施例】以下、図面において本発明の詳細を説明す
る。
【0016】図1は、本発明による容器の製造装置を適
用する成形品を図示したものであり、この成形品は、例
えば、二軸延伸ブロー成形のうちの二次ブロー成形前
に、一次ブロー成形品を加熱炉において熱収縮させて耐
熱性のある成形品を得ることのできる、所謂、オーブン
ブロー成形によるものである。
【0017】すなわち、オーブンブロー成形は、詳細
が、例えば、本願出願人による先願にあたる特開平3−
205124号、特開平3−234520号の明細書に
記載されているように、例えば、ポリ・エチレン・テレ
フタレート(以下、PETと略記する)を用いて射出あ
るいは押し出し成形された延伸適温にあるプリフォーム
80を温調した後に一次ブロー成形品90、熱収縮成形
品100および二次ブロー成形品110を得るための各
工程をもつ。
【0018】そして、一次ブロー成形品90は、プリフ
ォーム80の首部から挿入された伸縮可能な延伸ロッド
(図示されず)により心出しガイドしながら容器を縦方
向に伸長されるとともに、内部への加圧流体、例えばエ
アの吹き出しによって横方向への膨張成形が行われる。
【0019】また、熱収縮成形品100は、180〜2
20℃の雰囲気中で一次ブロー成形品90が加熱される
ことによって一次ブロー成形品90の縦方向および横方
向に熱収縮させられる。そして、熱収縮成形品100
は、その高さが最終成形品と略同じかあるいは僅かに高
く、また横方向の大きさが最終成形品よりも小さく成形
される。
【0020】二次ブロー成形品110は、最終成形品の
寸法に形成されたブロー型のキャビティ内に熱収縮成形
品100が位置されて、エアの導入により熱収縮成形品
100をその横方向に延伸させて得られる。
【0021】一方、図2は、本発明による容器の製造装
置の一例であるオーブンブロー成形装置10のオーブン
ブローステージ20を示す平面図であり、このオーブン
ブローステージ20には、オーブンブロー成形装置10
の機台上に回転盤22が設けられている。回転盤22
は、機台によって、図示矢印方向に間欠回転可能に設け
られており、回転盤22の回転方向に沿って一次ブロー
成形品70の搬入路12Aを有する移送ステーション1
2、二次ブロー成形品90の排出路14Aを有する取り
出しステーション14が位置され、これら各ステーショ
ンの間には、第1乃至第5の加熱ステーション24A乃
至24Eが配置されている。また、第5の加熱ステーシ
ョン24Eの後方には、二次ブロー成形ステーションが
設けられ、このステーションにはブロー型を備えた型締
め装置30が配置されている。
【0022】回転盤22には、各ステーションに移動さ
せる間、成形品を保持するための構造が設けられてお
り、この構造は、例えば、特開平3ー234520号公
報に記載されている挾持部材が備えられいる。この挟持
部材は、本実施例の場合、例えば、回転盤22の周方向
に沿って、4個を1ブロックとして設けられている。
【0023】また、前記移送ステーション12および取
り出しステーション14には、回転盤22との間を往復
動可能な供給装置16および取出し装置18がそれぞれ
配置されている。
【0024】取り出しステーション14は、原理構造が
示されている図3において、排出路の一部を構成する搬
送ガイド40とこの搬送ガイド40に対向する位置に配
置されている揺動ガイド42とで構成されている。搬送
ガイド40は、機台上に固定されているガイド支持台4
4の上面に固定された平板で構成され、そして、揺動ガ
イド42は、図示しない製造装置の支持部によって基端
を支持されて揺動可能なアームで構成されている。
【0025】この揺動ガイド42は、取り出し装置18
の往復路中から退避している位置(二点鎖線で示されて
いる位置)を非動作位置として設定され、この非動作位
置から二次ブロー成形品110の首部側面を支える位置
に揺動することができ、取り出し装置18が取り出しス
テーション14から非動作位置に復帰する前に二次ブロ
ー成形品110の首部側面に当接して二次ブロー成形品
110の落下を防止するようになっている。
【0026】また、取り出し装置18は、二次ブロー成
形品110の首部に形成されている鍔部の下面を支えた
状態で首部を挾持するチャックであり、図示しない駆動
機構によって、回転盤22に保持されている二次ブロー
成形品110の移動路から退避した位置(実線で示され
ている位置)を非動作位置として設定され、二次ブロー
成形品110が取り出し位置に達した時点で二次ブロー
成形品110の首部を挾持できる位置(二点鎖線で示さ
れている位置)に移動し、そして、挾持した状態で搬送
ガイド42に向け二次ブロー成形品110を移動させる
ようになっている。
【0027】従って、回転盤22に保持されている二次
ブロー成形品110は、取り出しステーション14に到
達したとき、取り出し装置18によって首部を挾持され
て搬送ガイド40に向け移動させられ、そして搬送ガイ
ド40に当接した時点で取り出し装置18による挾持が
解除されるが、この挾持が解除される直前に揺動ガイド
42が首部側面に当接することにより搬送ガイド40に
押し当てられて落下を防止される。
【0028】一方、搬送ガイド40の上面には、二次ブ
ロー成形品110の移送手段50が設けられている。
【0029】この移送手段50は、取り出しステーショ
ン14に搬送された二次ブロー成形品110の選択基準
に応じて移送方向、この場合には、排出方向を設定する
ために設けられており、移送方向としては、取り出しス
テーション14に設けられている排出路14Aの延長方
向に沿った同一線上で相反する方向に設定されている。
【0030】移送手段50は、搬送ガイド40の上面に
重ねられた2段のエア吹き出しノズルヘッダ50A、5
0Bを備えており、これらエア吹き出しノズルヘッダ5
0A、50Bは、図4に示されているように、排出路1
4Aの延長方向に沿って二次ブロー成形品110を移動
させるための分力が得られる角度を以って相反する方向
にノズルが傾斜させてある。
【0031】そして、このエア吹き出しノズルヘッダ5
0A、50Bは、ノズルに連通するエアチャンバを備え
ており、このエアチャンバには、例えば、パイプ52、
54を介して電磁駆動式の3方向切り換え弁56が接続
されている。3方向切り換え弁56は、通常態位を各パ
イプ52、54とエアポンプ58との間を遮断する態位
に設定されている。そして、3方向切り換え弁56は、
エアポンプ58とパイプ52、54との連通状態が後述
する制御部60によって設定されるようになっている。
【0032】制御部60は、最終成形品である二次ブロ
ー成形品の移送方向を制御するための移送制御手段を構
成するものであり、例えば、マイクロコンピュータによ
って主要部を構成されている。そして、この制御部60
は、図示しないI/Oインターフェースを介して入力側
には、本実施例に関係するものとして、移送ステーショ
ン12から供給されて回転盤22の1ブロックに保持さ
れている一次ブロー成形品90の数を検出するセンサ6
2および二次ブロー成形工程に用いられるブロー型締め
装置30(図1参照)でのパーティング面の隙間を検出
する間隙センサ64が接続され、そして出力側には、上
述した3方向切り換え弁56の駆動部66が接続されて
いる。上述したセンサのうち、一次成形品の数を検出す
るセンサ62には、例えば、光学センサが用いられ、そ
して、間隙センサ64には、光学センサあるいはパーテ
ィング面での接合圧力を検知する圧電センサ等が用いら
れる。なお、これらセンサに加えて、例えば、プリフォ
ームの射出成形時に射出キャビティ型に予めネックピー
スをインサートしておくインサート成形を対象とする場
合には、ネックピースの抜けを検知するための光学セン
サ(図示されず)を制御部60の入力側に接続すること
もある。
【0033】制御部60においては、最終成形品の選択
基準として、上述した各センサ62、64からの出力を
用いた正常/異常成形の判別結果が用いられる。異常な
成形が行われた場合というのは、一次成形品の数が回転
盤22の保持数に満たない場合、あるいは、ブロー型締
め装置70での型合わせが適正でない場合、さらには、
ネックピースの抜けが発生している場合が該当し、この
場合には、3方向切り換え弁56を励磁して異常成形品
を排出する方向を設定されているエア吹き出しノズルヘ
ッダへのエア供給を行わせる。また、各センサ62、6
4からの出力により異常成形でないと判別したときに
は、正常な成形品を排出する方向を設定されているエア
吹き出しノズルヘッダへのエア供給を行わせる。
【0034】次に作用について説明する。
【0035】オーブンブローステージ20においては、
移送されてくる一次ブロー成形品90が挾持部材によっ
て首部を保持された状態で回転盤22にセットされ、回
転盤22の回転に従って第1乃至第5の加熱ステーショ
ン24A乃至24Eを移動することができる。
【0036】そして、第5の加熱ステーション24Eを
通過した熱収縮成形品100は、型締め装置30によっ
て二次ブロー成形され、取り出しステーション14に向
け移動して取り出し装置18に対向する。取り出し位置
に達した二次ブロー成形品110は、取り出し装置18
によって首部を挾持された状態で取り出しステーション
14の搬送ガイド40に向け移動され、次いで、取り出
し装置18が退避するのに先立って揺動ガイド42によ
り首部側面を支えられる。
【0037】そして、取り出しステーション14中の搬
送ガイド40および揺動ガイド42によって首部を保持
されている二次ブロー成形品110は、移送手段50に
よって移送方向を設定される。このため、制御部60で
は、予め、各センサ62、64からの出力信号に基づい
て移送方向を決定しているので、その決定に応じて3方
向切り換え弁56のエア吹き出しノズルヘッダ50A、
50Bへのエア供給態位が設定される。従って、取り出
しステーション14に移動した二次ブロー成形品110
が正常成形によって得られたものである場合には良品と
しての移送方向が、また異常成形によって得られたもの
である場合には不良品としての移送方向が、取り出しス
テーション14上で相反する方向に向いているエア吹き
出しノズルヘッダ50A、50Bによりそれぞれ設定さ
れることになる。従って、二次ブロー成形品110は、
エア吹き出しヘッダのいずれかからのエアの吹き出しに
よって取り出しステーション14上で吹き飛ばされ、所
定の収容部に移送されることになる。
【0038】なお、上述した実施例においては、エア吹
き出しノズルヘッダに対するエア供給を3方向切り換え
弁によって行うようにしたが、これに代えて、例えば、
通常態位を正常成形により得られた二次ブロー成形品の
移送方向を設定する態位に決められ、異常成形により得
られた二次ブロー成形品が取り出しステーション14に
移動してきたときに、正常成形による二次ブロー成形品
の移送方向と相反する方向に切り換えるようにした2方
向切り換え弁を用いることも可能である。
【0039】また、本実施例の制御部の入力側には、正
常/異常成形を判別するだけでなく、例えば、最終成形
品を箱詰めするような場合には、収容されるために取り
出された二次ブロー成形品の総数をカウントするカウン
タを接続することも可能である。従って、カウンタを用
いた場合には、収容される二次ブロー成形品が箱内で溢
れるようなことが防止される。
【0040】さらに、本実施例においては、二次ブロー
成形前に熱処理工程を設けたオーブンブロー成形を対象
としたが、本発明は、この成形方式に限らず、熱処理工
程を設けない二軸延伸ブロー成形を対象とすることも可
能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
器の製造装置において、最終成形された成形品の仕分け
を、その成形品が排出される取り出しステーション上で
同一線上において相反する方向に切り換えることにより
行える。従って、装置の大型化や複雑化を招くことなく
既存の取り出しステーションの構造を用いて正常成形品
と異常成形品との仕分けが可能になる。また、この仕分
けに際しては、同一線上にある取り出しステーションの
排出路上で相反する方向に移送させるので、両方の成形
品が混在するような事態がなくなり、正確な仕分け作業
が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器の製造装置の一例であるオー
ブンブロー成形機によって得られる成形品を示す概略説
明図である。
【図2】本発明による容器の製造装置に用いられるオー
ブンブローステージの全体構成を説明するための平面図
である。
【図3】図2に示したオーブンブローステージに設けら
れている取り出しステーションおよび取り出し装置の概
略構成を示す模式図である。
【図4】図3に示した取り出しステーションでの移送手
段の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10 製造装置 14 取り出しステーション 18 取り出し装置 20 オーブンブローステージ 22 回転盤 30 二次ブロー型締め装置 40 搬送ガイド 42 揺動ガイド 50 移送手段 50A エア吹き出しノズルヘッダ 50B エア吹き出しノズルヘッダ 60 移送制御手段を構成する制御部 62 一次ブロー成形品の数を検知するセンサ 64 ブロー型のパーティング面の間隙を検知するセン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 三郎 長野県小諸市甲4586番地3 日精エー・ エス・ビー機械株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−23832(JP,A) 特開 平4−12822(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 49/00 - 49/80

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ループ状の搬送路に沿って中間成形品を
    搬送し、前記搬送路途上にて前記中間成形品をブロー成
    形して最終成形品を成形するブロー成形容器の成形装置
    において、 前記搬送路に対して進退可能に設けられていて、最終成
    形品を搬送路から取り出す取出し手段と、 前記取出し手段に対向して設けられていて、最終成形品
    を同一線上で相反する方向に移送する移送手段と、 最終成形品の選択基準に応じて前記移送手段での移送方
    向を制御する移送制御手段と、 を備えたことを特徴とするブロー成形容器の成形装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブロー成形容器の成形装
    置において、 前記移送制御手段は、異常成形および正常成形を判別し
    た結果を前記選択基準として用いることを特徴とするブ
    ロー成形容器の成形装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のブロー成形容器の成形装
    置において、 移送手段は、相反する方向にエアの吹き出しが可能なノ
    ズル部材により構成されているブロー成形容器の成形装
    置。
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