JP2002361307A - 圧延機の交換用搬送装置 - Google Patents
圧延機の交換用搬送装置Info
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- JP2002361307A JP2002361307A JP2001177735A JP2001177735A JP2002361307A JP 2002361307 A JP2002361307 A JP 2002361307A JP 2001177735 A JP2001177735 A JP 2001177735A JP 2001177735 A JP2001177735 A JP 2001177735A JP 2002361307 A JP2002361307 A JP 2002361307A
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Abstract
低減を図る。 【解決手段】 圧延ラインから離間した位置に敷設され
た案内レール1と、該案内レール1に沿って移動すると
共に、圧延機の交換時に案内レール1と圧延ラインの圧
延機設置位置との間を移動する圧延機3を搬入搬出可能
に載置する搬送台車4とを備えた圧延機の交換用搬送装
置において、搬送台車4は案内レール1をスライド移動
するスライド部7を備え、該スライド部7と案内レール
1とをリニアガイド10で構成する。
Description
間した位置に敷設された案内レールと、該案内レールに
沿って移動すると共に、圧延機の交換時に前記案内レー
ルと前記圧延ラインの圧延機設置位置との間を移動する
圧延機を搬入搬出可能に載置する搬送台車とを備えた圧
延機の交換用搬送装置に関する。
行に敷設された案内レールであり、この案内レールaと
圧延ラインの圧延機設置位置との間には引き込みレール
bが敷設されて、圧延機の交換時に該引き込みレールb
に沿って圧延機cが移動可能になっている。
て移動する搬送台車dが配置されている。搬送台車dの
下部には車輪eが取り付けられており、該車輪eが案内
レールa上を転がることにより、搬送台車dが案内レー
ルaに沿って移動するようになっている。また、搬送台
車dの上面は引き込みレールbの上面と略面一とされて
引き込みレールb上を移動する圧延機cが搬入搬出可能
に載置されるようになっている。
が引き込みレールb上を案内レールa側に移動して搬送
台車dに載置されると、該搬送台車dは案内レールaに
沿って退避位置まで移動し、該退避位置では搬送台車d
上の圧延機cが新たな圧延機に取り替えられる。かかる
取り替え後、搬送台車dは引っ込みレールb位置まで案
内レールaに沿って移動し、該位置では搬送台車dに載
置された新たな圧延機が引き込みレールbに搬出され、
引き込みレールbに搬出された圧延機は該引き込みレー
ルbに沿って圧延ラインの圧延機設置位置まで移動し、
ここで圧延機の交換作業が行われる。
来の圧延機の交換用搬送装置においては、通常、数tの
重量の圧延機を搬送するための搬送台車dの車輪eは直
径が200mm程度あり、しかも、案内レールaも高さ
が100mm程度で、搬送台車dの下部に合計300m
m以上のスペースが必要となる。このため、大規模な基
礎工事が必要となって高額な工事費用と長期の工事期間
が必要になり、特に既設フロアを改造する場合には長期
の操業停止を招き、多大な損失を被ることになるという
不都合がある。
になされたものであり、設置に際して工事期間の短縮及
び工事費用の低減を図ることができる圧延機の交換用搬
送装置を提供することを目的とする。
に、請求項1に係る圧延機の交換用搬送装置は、圧延ラ
インから離間した位置に敷設された案内レールと、該案
内レールに沿って移動すると共に、圧延機の交換時に前
記案内レールと前記圧延ラインの圧延機設置位置との間
を移動する圧延機を搬入搬出可能に載置する搬送台車と
を備えた圧延機の交換用搬送装置において、前記搬送台
車は前記案内レールをスライド移動するスライド部を備
え、該スライド部と前記案内レールとをリニアガイドで
構成したことを特徴とする。
は、請求項1において、前記搬送台車を二台有し、各搬
送台車を所定の間隔をあけて互いに連結すると共に、一
方の搬送台車に新たな圧延機を載置したことを特徴とす
る。
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である圧延機の交換用搬送装置を説明するための説
明図、図2は図1の平面図、図3は図2のA部詳細図、
図4は図2の左側面図、図5は図2の矢印Fから見た拡
大図、図6は図1のG−G線断面拡大図、図7はリニア
ガイドの説明図、図8は図7の右側面図である。
と略平行に敷設された案内レールであり、圧延ラインは
図示はしていないが図2の案内レール1の上方にあるも
のとする。この案内レール1と圧延ラインの圧延機設置
位置との間には引き込みレール2が案内レール1および
圧延ラインに対して略直角に敷設されており、圧延機の
交換時には圧延機3の下部に設けられた車輪3a(図5
及び図6参照)を介して圧延機が引き込みレール2に沿
って移動可能になっている。なお、案内レール1及び引
き込みレール2は共に二本のレールが平行に敷設されて
いる。
て移動する搬送台車4が二台配置されている。各搬送台
車4は所定の間隔をあけて例えばターンバックルのよう
な連結具5によって互いに連結されており、また、図の
右側の搬送台車4には新たな圧延機3が載置されてい
る。右側の搬送台車4の右側には該搬送台車4を押し引
きする駆動手段としての油圧シリンダ9が設けられてお
り、該油圧シリンダ9の駆動により二台の搬送台車4が
案内レール1上を走行するようになっている。
台車本体6と該台車本体6の下部に取り付けられて案内
レール1に沿ってスライド移動するスライド部7とを備
えており、台車本体6の上面には引き込みレール2と同
一方向を向く二本のレール8が引き込みレール2と同一
間隔且つ同一レベルで取り付けられている。台車本体6
のレール8が引き込みレール2と一致する位置(図3及
び図4参照)に配置されることにより、圧延機の交換時
に引き込みレール2を移動する圧延機3が台車本体6の
上面に搬入搬出可能に載置されるようになっている。
換の際に図1,図2における左側の搬送台車4の台車本
体6のレール8を引き込みレール2と一致する位置に配
置し、この状態で圧延ラインに設置された圧延機3が引
き込みレール2上を案内レール1側に移動して搬送台車
4の台車本体6上に搬入されると、油圧シリンダ9によ
って各搬送台車4を図の左方に移動させて図の右側の搬
送台車4の台車本体6のレール8を引き込みレール2と
一致する位置に配置し、該搬送台車4に載置された新た
な圧延機3を引き込みレール2に搬出する。引き込みレ
ール2に搬出された圧延機3は該引き込みレール2に沿
って圧延ラインの圧延機設置位置まで移動し、ここで圧
延機の交換作業が行われる。
8に示すように、案内レール1及び搬送台車4のスライ
ド部7をリニアガイド10によって構成している。従っ
て、案内レール1の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる
直線状の転動体転動溝11が形成され、スライド部7の
内側面には転動体転動溝11に対向する直線状の転動体
転動溝12が形成されている。
溝11,12の間には転動体としての多数の鋼球Bが転
動自在に装填され、その鋼球Bの転動を介してスライド
部7ひいては搬送台車4が案内レール1上を軸方向に沿
って移動できるようになっている。ところで、スライド
部7の移動につれて、案内レール1とスライド部7との
間に介在された鋼球Bは転動しつつスライド部7の端部
に移動するが、スライド部7を軸方向に継続して移動さ
せていくためには、これらの鋼球Bを無限に循環させる
必要がある。このため、スライド部7内に軸方向に貫通
する直線状の転動体通路(図示せず)を形成すると共
に、スライド部7の前後両端にそれぞれエンドキャップ
13を固定し、このエンドキャップ13に上記両転動体
転動溝11,12間と上記転動体通路とを連通する半円
弧状に湾曲した転動体循環R部(図示せず)を形成する
ことにより、鋼球Bを無限に循環させるようにしてい
る。
量が3tで高さが48mmのリニアガイドを用いて基礎
工事は従来のコンクリートフロアをそのまま使用し、ベ
ースのフレームとアンカーボルトを取り付けるためのわ
ずかな工事で設置が完了した。このようにこの実施の形
態では、案内レール1及び搬送台車4のスライド部7を
リニアガイド10によって構成しているため、重量が数
tの圧延機でも搬送台車4の下部スペースは100mm
以下で足り、この結果、設置に際して工事期間の短縮及
び工事費用の低減を図ることができる。
によれば、設置に際して工事期間の短縮及び工事費用の
低減を図ることができるという効果が得られる。
用搬送装置を説明するための説明図である。
の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧延ラインから離間した位置に敷設され
た案内レールと、該案内レールに沿って移動すると共
に、圧延機の交換時に前記案内レールと前記圧延ライン
の圧延機設置位置との間を移動する圧延機を搬入搬出可
能に載置する搬送台車とを備えた圧延機の交換用搬送装
置において、 前記搬送台車は前記案内レールをスライド移動するスラ
イド部を備え、該スライド部と前記案内レールとをリニ
アガイドで構成したことを特徴とする圧延機の交換用搬
送装置。 - 【請求項2】 前記搬送台車を二台有し、各搬送台車を
所定の間隔をあけて互いに連結すると共に、一方の搬送
台車に新たな圧延機を載置したことを特徴とする請求項
1記載の圧延機の交換用搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177735A JP4610794B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 圧延機の交換用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001177735A JP4610794B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 圧延機の交換用搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002361307A true JP2002361307A (ja) | 2002-12-17 |
JP4610794B2 JP4610794B2 (ja) | 2011-01-12 |
Family
ID=19018534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001177735A Expired - Lifetime JP4610794B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 圧延機の交換用搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4610794B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2620407C2 (ru) * | 2014-04-01 | 2017-05-25 | Кокс Техник Гмбх Унд Ко. Кг | Перевалочное устройство прокатных клетей |
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-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001177735A patent/JP4610794B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9782810B2 (en) | 2014-04-01 | 2017-10-10 | Kocks Technik Gmbh & Co. Kg | Roll stand changing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4610794B2 (ja) | 2011-01-12 |
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