JP4325861B2 - トラバーサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トラバーサ装置に関し、特に、運搬台車を収納するトラバーサ装置に関する。
近年、シールドトンネル工事においては、小断面、長距離掘進が多くなってきている。
特に、このような条件下で、泥土圧シールド工法により従前のトラバーサ装置を用いて掘削土砂の搬出を行おうとすると、掘削土砂の搬出に時間がかかり、施工効率が低下して、工期の長期化、コストの増大を招くこととなる。
これは、従前のトラバーサ装置は、2〜3台の運搬台車を装置本体上に載せ、装置本体をスライドさせることで運搬台車をトンネル内の本線から移動させるようにしているため、運搬台車を一度に多く収納させることができず、また、多く収納させようとすれば装置本体が大きくなり、その大きな装置本体をスライドさせなければならないので、立坑を大きくしなければならないということに基づくものである。
また、特許文献1に示すように、立坑内の下部にリフトにより搬送されてきた資材を転載する中間ストックコンベアを設け、この中間ストックコンベア上の資材を移載装置に設けたトラバーサにより搬送台車へと転載することで、リフトと搬送台車との間にストック部分を確保するようにした搬送システムが提案されている。
特許第3060397号公報
特許文献1に示す搬送システムにあっては、中間ストックコンベアは資材を載置するには適するが、ズリトロ等の運搬台車を載置するには不向きであるという問題がある。
本発明の目的は、狭い空間で多くの運搬台車を一度に収納でき、掘削土砂の搬出を短時間で行って、施工効率を向上させ、工期短縮、施工コストの削減を行うことのできるトラバーサ装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のトラバーサ装置は、立坑内でトンネルと平行に配設された運搬台車載置用の複数のレールを前記トンネルと直交する方向に移動可能にしたトラバーサ装置であって、
前記各レールはレール支持面上で前記トンネルと直交する方向に移動可能に支持されると共に、前記各レールがループ状の移動手段により連結されて移動可能にされ
前記レール支持面は支持フレームの上面に形成され、
前記各レールには前記レール支持面を転動または滑動可能にする転動または滑動手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、立坑内でトンネルと平行に配設された運搬台車載置用の複数のレールをループ状の移動手段により連結し、レール支持面上でトンネルと直交する方向に移動可能に支持することで、トンネル内から順次ループ状の移動手段によりレールを移動させながら運搬台車をレールに載置していくことで、狭い空間で多くの運搬台車を一度に収納でき、掘削土砂の搬出を短時間で行って、施工効率を向上させ、工期短縮、施工コストの削減を行うことができる。
また、支持フレームの上面に形成されたレール支持面上をレールに設けた転動または滑動手段によりレールを移動させることで、レールの確実な支持と移動状態を確保することができる。
この場合、前記フレームと平行に他のトラバーサ装置を配設し、両トラバーサ装置間で前記運搬台車を移行可能にすることができる。
このような構成とすることにより、例えば、バッテリーロコの二両編成分のすべてを格納できるようにし、トンネル内から掘削土砂を積んで出てきた一両編成分を速やかにトラバーサ装置に収納させると同時に、空車の一両編成分の運搬台車をトラバーサ装置から引き出し切羽に運搬するようにして、ズリトロ等の運搬台車を地上に上げ下ろしする時間を掘削サイクルから外すことができ、運搬台車の搬入出の時間を短縮し、ひいては一次覆工全体のサイクルタイムを短縮することができる。
また、袋線の軌条設備が設置できない小断面シールドにおいて、長距離シールドで中間立坑がある場合、比較的小さな中間立坑で車両の入れ替えが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図20は、本発明の一実施の形態に係るトラバーサ装置を示す図である。
図1〜図16は、第1のトラバーサ装置及び第2のトラバーサ装置を用いて運搬台車の入れ替えを行う工程を示す図、図17は、(A)が第1のトラバーサ装置を図2のA方向からみた側面図、(B)が第1のトラバーサ装置を図6の矢視B方向からみた側面図、図18は、第1のトラバーサ装置の部分拡大平面図、図19は、図18の左側面図、図20は、図19の右側面図である。
図1〜図16に示すように、地上から立坑10が掘削形成され、この立坑10の下部から泥土圧シールド工法によりトンネル12の掘進が行われ、このトンネル12内には、シールド掘進機から立坑10まで坑内搬送レール14が敷設され、掘削土砂やセグメント等を搬送し得るようになっている。
また、立坑10の下部には、第1のトラバーサ装置16と、第2のトラバーサ装置18とが配設されている。
第1のトラバーサ装置16は、立坑10内のトンネル坑口20と反対側の位置にトンネル12と直交する方向に配設されるもので、図17〜図20にも示すように、フレーム22と、レール24と、移動手段としてのコンベアチェーン26とを有している。
フレーム22は、立坑10の底部に設置される外フレーム28と、この外フレーム28上に設置される内フレーム30とを有する。
外フレーム28は、内フレーム30よりも両端が長く形成され、その一端部には、モータ取付部32が設けられ、このモータ取付部32上にコンベアチェーン26駆動用のモータ33が取り付けられるようになっている。
また、この外フレーム28の両端部側には、運搬台車の側面をガイドするサイドガイド34がトンネル12と平行に取り付けられている。
内フレーム30は、外フレーム28上で外フレーム28の内側位置にトンネル12と直交する方向に延びる3本の支持フレーム36が設けられ、この支持フレーム36の上面がレール支持面38とされている。
レール24は、坑内搬送レール14と同じ間隔の2本を1組として複数組、例えば、10組20本をトンネル12と平行に配設して各種運搬台車を載置可能とするもので、各レール24の下面には、3本の支持フレーム36のレール支持面38に接触して支持フレーム36に沿って転動可能にするローラフォロア41が設けられている。
コンベアチェーン26は、ループ状のもので、各レール24を各支持フレーム36に対応した3ヶ所の位置で、各支持フレーム36に沿って所定間隔で連結している。
また、各レール24間のコンベアチェーン26には、スペーサ39が取り付けられ、レール24の間隔を保持し得るようになっている。
各コンベアチェーン26は、両端にそれぞれスプロケット40が取り付けられ、各端部同士のスプロケット40は外フレーム28に回転可能に支持された連結ロッド42により連結された状態となっている。
また、モータ33側の端部に設けられた連結ロッド42のモータ33側の一端にスプロケット44が取り付けられ、このスプロケット44がチェーン46を介してモータ33側のスプロケット48と連結された状態となっている。
そして、モータ33がコンベアチェーン26を回転させることで、レール24を所定距離毎にトンネル12と直交する方向に正逆移動可能としている。
なお、内フレーム30の裏側に位置していたレール24がコンベアチェーン26の回転によって内フレーム30の下側に移動またはその逆の移動を行う際に、レール24の移動を容易にするため、外フレーム28側にレール滑り板50が設けられている。
このように、トンネル12と平行に配設された運搬台車載置用の複数のレール24をコンベアチェーン26によりトンネル12と直交する方向に移動させながら運搬台車をレール24上に載置していくことで、狭い空間で多くの運搬台車を一度に収納でき、掘削土砂の搬出を短時間で行って、施工効率を向上させ、工期短縮、施工コストの削減を行うことができる。
第2のトラバーサ装置18は、従前の一般的なトラバーサ装置であり、図1〜図16に示すように、立坑10のトンネル坑口20側の壁面と第1のトラバーサ装置16との間に設置されるもので、レール52と、スライドフレーム54とを有している。
レール52は、第1のトラバーサ装置16の支持フレーム36と平行に2本配設され、このレール52上をスライドフレーム54がトンネル12と直交する方向に移動可能とされている。
スライドフレーム54は、下面側にレール52上を転動する図示せぬ車輪が設けられており、上面側には、トンネルと平行に6本のレール56が配設され、3台の運搬台車を載置可能としている。
そして、坑内搬送レール14と第2のトラバーサ装置18との間及び第2のトラバーサ装置18と第1のトラバーサ装置16との間でそれぞれ運搬台車を移行できるようにしている。
次に、このような第1のトラバーサ装置16及び第2のトラバーサ装置18を用いた搬入出方法を図1〜図16に基づいて説明する。
まず、この第1のトラバーサ装置16及び第2のトラバーサ装置18は、バッテリーロコの2両編成分の運搬台車のすべてを格納できるようになっており、図1に示すように、第2のトラバーサ装置18をトンネル坑口20側に移動させた状態で、第1のトラバーサ装置16及び第2のトラバーサ装置18の坑内搬送レール14の延長上のレール24及び56を開けた状態となっている。
また、第1のトラバーサ装置16では、その開けたレール24の右(図中上方)隣に2つの空車のズリ鋼車58a、58bを収納し、第2のトラバーサ装置18では開けた位置のレール56の左(図中下方)隣に2台の空のズリ鋼車58g及び58hを収納している。
そして、ここにバッテリーロコ60の1両分の運搬台車、具体的には4両の実車のズリ鋼車58c、58d、58e、58f及び空のセグメント台車62が到着してバッテリーロコ60が坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18の開いているレール56へと移行することとなる。
次に、図2に示すように、バッテリーロコ60を第2のトラバーサ装置18から第1のトラバーサ装置16へと移行させる。
この状態で、実車のズリ鋼車58cは坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18へと移行することとなる。
次いで、図3に示すように、バッテリーロコ60とズリ鋼車58cとを切り離し、第1のトラバーサ装置16のレール24を1両分矢印のように右方向に移動させ、ズリ鋼車58cを第2のトラバーサ装置18から第1のトラバーサ装置16へと移行させる。
この状態で、ズリ鋼車58dが坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18へと移行した状態となる。
次に、図4に示すように、ズリ鋼車58cとズリ鋼車58dとを切り離し、第1のトラバーサ装置16のレール24を1両分矢印のように右側に移動させ、ズリ鋼車58dを第2のトラバーサ装置18から第1のトラバーサ装置16へと移行させる。
この状態で、ズリ鋼車58eは坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18へと移行した状態となる。
次いで、図5に示すように、ズリ鋼車58dとズリ鋼車58eとを切り離し、第1のトラバーサ装置16のレール24を1両分矢印のように右側に移動させ、ズリ鋼車58eを第2のトラバーサ装置18から第1のトラバーサ装置16へと移行させる。
この状態で、ズリ鋼車58fは坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18へと移行した状態となる。
次に、図6に示すように、ズリ鋼車58eとズリ鋼車58fとを切り離し、第1のトラバーサ装置16のレール24を1両分矢印で示すように右側に移動させ、ズリ鋼車58fを第2のトラバーサ装置18から第1のトラバーサ装置16へと移行させる。
この状態で、空のセグメント台車62が坑内搬送レール14から第2のトラバーサ装置18上へと移行した状態となる。
次いで、図7に示すように、空のセグメント台車62を収納した状態で第2のトラバーサ装置18を矢印のように右側に移動させ、空のセグメント台車62にセグメントを積み込む。
次に、図8に示すように、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を矢印に示すように左側へ戻し、実車のセグメント台車62と坑内搬送レール14との位置を一致させる。
次いで、図9に示すように、実車のセグメント台車62を第2のトラバーサ装置18から坑内搬送レール14上に移行させ、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を1両分右側に移動させて坑内搬送レール14の位置と一致させ坑内搬送レール14上の実車のセグメント台車62と空のズリ鋼車58gとを連結する。
次に、図10に示すように、空のズリ鋼車58gを第2のトラバーサ装置18上から坑内搬送レール14に移行させ、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を1両分矢印に示すように右側に移動させ、ズリ鋼車58gと空のズリ鋼車58hとを連結する。
次いで、図11に示すように、ズリ鋼車58hを第2のトラバーサ装置18から坑内搬送レール14上に移行させた後、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を右側に移動させ、空のズリ鋼車58a、58b及びバッテリーロコ60を第1のトラバーサ装置16から第2のトラバーサ装置18へと移行させる。
次に、図12に示すように、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を矢印のように左側方向へ移動させて元の位置に戻し、空のズリ鋼車58hと第2のトラバーサ装置18上の空のズリ鋼車58aとを連結する。
次いで、図13に示すように、空のズリ鋼車58bを第2のトラバーサ装置18から坑内搬送レール14上へと移行させた後、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を矢印のように1両分右側へ移動させ、空のズリ鋼車58aと空のズリ鋼車58bとを連結する。
次に、図14に示すように、空のズリ鋼車58bを第2のトラバーサ装置18上から坑内搬送レール14上へと移行させた後、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を矢印に示すように右方向に1両分移動させてズリ鋼車58bとバッテリーロコ60とを連結する。
この状態で、セグメントを積み込んだ1台のセグメント台車62と空の4台のズリ鋼車58g、58h、58a、58bと、バッテリーロコ60とからなる1両編成分の連結が終了することとなる。
次いで、図15に示すように、図14に示すバッテリーロコ60の1両編成分の運搬台車を切羽に向けて発進した後、第1のトラバーサ装置16上のレール24を移動させて実車のズリ鋼車58c、58d、58e、58fを矢印のように右側に移動させ、ズリ鋼車58c、58d、58e、58fの掘削土砂を吊り上げ土砂ピットに上げる。
そして、図16に示すように、空になったズリ鋼車58c、58dを第2のトラバーサ装置18に移行させ、第2のトラバーサ装置18のスライドフレーム54を左側に移動させ、坑内搬送レール14の延長上の第2のトラバーサ装置18のレール56及び第1のトラバーサ装置16のレール24を開けた状態で第1のトラバーサ装置16におけるズリ鋼車58e、58fを坑内搬送レール14の延長線上と隣接した位置まで移動させ、図1に示すバッテリーロコ60の1両編成分の運搬台車が到着するのを待つ状態とする。
このように、バッテリーロコ60の2両編成分のすべてを格納できるようにし、トンネル12内から掘削土砂等を積んで出てきた1両編成分を速やかに第1のトラバーサ装置16及び第2のトラバーサ装置18に格納させると同時に、空車の1両編成分の運搬台車を第1のトラバーサ装置16及び第2のトラバーサ装置18から引き出し切羽に運搬するようにすることで、ズリ鋼車等の運搬台車を地上に上げ下ろしする時間を掘削サイクルから外すことができ、運搬台車の搬入出の時間を短縮し、ひいては、一次覆工全体のサイクルタイムを短縮することができることとなる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
例えば、前記実施の形態では、第1のトラバーサ装置と第2のトラバーサ装置を組み合わせて用いるようにしているが、この実施の形態に限定されるものではなく、第2のトラバーサ装置を省略して第1のトラバーサ装置のみを用いるようにすることも可能である。
また、第2のトラバーサ装置として、従前の一般的なトラバーサ装置を用いているが、この例に限らず、第1のトラバーサ装置を2台平行に並べて用いるようにすることも可能である。
さらに、第1のトラバーサ装置におけるレールの移動手段としてコンベアチェーンを用いているが、この例に限らずループ状の移動手段であれば種々のものを採用することができる。
また、第1のトラバーサ装置においてレールを移動させる転動手段としてローラフォロアを用いているが、この例に限らず車輪等の転動手段を用いることができ、また、転動手段に代えて滑り移動を行わせる滑動手段を用いることも可能である。
本発明の一実施の形態に係る第1のトラバーサ装置及び第2のトラバーサ装置を用いて運搬台車の入れ替えを行う際に切羽側から運搬台車が到着した状態を示す平面図である。 図1の状態からバッテリーロコを第1のトラバーサ装置に移行させた状態を示す平面図である。 図2の状態から1番目のズリ鋼車を第1のトラバーサ装置に移行した状態を示す平面図である。 図3の状態から2番目のズリ鋼車を第1のトラバーサ装置に移行した状態を示す平面図である。 図4の状態から3番目のズリ鋼車を第1のトラバーサ装置に移行した状態を示す平面図である。 図4の状態から4番目のズリ鋼車を第1のトラバーサ装置に移行した状態を示す平面図である。 図6の状態から空のセグメント台車にセグメントを積載する状態を示す平面図である。 図7の状態から実車のセグメント台車を坑内搬送レール上へ移行させる準備を行う状態を示す平面図である。 図8の状態から実車のセグメント台車を坑内搬送レール上へ移行させた状態を示す平面図である。 図9の状態から1番目の空のズリ鋼車を坑内搬送レール上へ移行させた状態を示す平面図である。 図10の状態から2番目の空のズリ鋼車を坑内搬送レール上へ移行させ、かつ、空のズリ鋼車及びバッテリーロコを第1のトラバーサ装置から第2のトラバーサ装置へと移行させる状態を示す平面図である。 図11の状態から3番目の空のズリ鋼車を坑内搬送レールへ移行させる準備を行う状態を示す平面図である。 図12の状態から3番目の空のズリ鋼車を坑内搬送レール上へ移行させた状態を示す平面図である。 図13の状態から4番目の空のズリ鋼車を坑内搬送レール上へ移行させ、4番目のズリ鋼車とバッテリーロコとを連結した状態を示す平面図である。 図14の状態から坑内搬送レール上の運搬台車を切羽に向けて発進させ、第1のトラバーサ装置における実車のズリ鋼車から掘削土砂を地上の土砂ピットへと運搬する状態を示す平面図である。 図15の状態から空のズリ鋼車を次の運搬台車の入れ替えの準備を行う状態を示す平面図である。 (A)は第1のトラバーサ装置を図2の矢視A方向からみた側面ず、(B)は第1のトラバーサ装置を図6の矢視B方向からみた側面図である。 第1のトラバーサ装置の部分拡大平面図である。 図18の左側面図である。 図19の右側面図である。
符号の説明
10 立坑
12 トンネル
16 第1のトラバーサ装置
18 第2のトラバーサ装置
22 フレーム
24 レール
26 コンベアチェーン
28 外フレーム
30 内フレーム
36 支持フレーム
38 レール支持面
58a〜58h ズリ鋼車
60 バッテリーロコ
62 セグメント台車

Claims (2)

  1. 立坑内でトンネルと平行に配設された運搬台車載置用の複数のレールを前記トンネルと直交する方向に移動可能にしたトラバーサ装置であって、
    前記各レールはレール支持面上で前記トンネルと直交する方向に移動可能に支持されると共に、前記各レールがループ状の移動手段により連結されて移動可能にされ
    前記レール支持面は支持フレームの上面に形成され、
    前記各レールには前記レール支持面を転動または滑動可能にする転動または滑動手段が設けられていることを特徴とするトラバーサ装置。
  2. 請求項において、
    前記フレームと平行に他のトラバーサ装置が配設され、両トラバーサ装置間で前記運搬台車を移行可能にしたことを特徴とするトラバーサ装置。
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