JP2002360130A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2002360130A JP2001172962A JP2001172962A JP2002360130A JP 2002360130 A JP2002360130 A JP 2002360130A JP 2001172962 A JP2001172962 A JP 2001172962A JP 2001172962 A JP2001172962 A JP 2001172962A JP 2002360130 A JP2002360130 A JP 2002360130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リールの脚部を釣竿の長手方向およびこれに直
交する方向の2方向について固定できる釣竿を提供す
る。 【解決手段】釣竿10のリールシート17の載置面部1
8上に、弾性部材21を配置した。弾性部材21は、板
ばねにより構成した。板ばね21は、釣竿の径方向に弾
性変形できるようにした。リールをリールシート17に
装着したときに、板ばね21が弾性変形し、その反力に
よって径方向にリールを固定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】この発明は、釣竿、特に釣
竿のリールシートの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】長尺
のラインを使用する釣りでは、ラインの放出または巻取
が自在に行えるリールが使用されるが、このリールは、
釣竿に装着されるものである。リールを釣竿に装着する
ために、釣竿にはリールシートが設けられている。この
リールシートは釣竿と一体的に形成される場合もある。
【0003】図6は、従来の釣竿のリールシート部分の
構造を示す要部拡大図である。同図に示すように、リー
ルシート1は、フード部2およびこれに対して矢印3の
方向に沿って近接/離反するフード部材4を備えてい
る。このフード部材4はナット5を備えており、このナ
ット5が釣竿に形成されたねじ部6と螺合している。し
たがって、ナット5をを回転させることによって、フー
ド部材4がフード部2に対して近接/離反するようにな
っている。すなわち、このリールシート1は、いわゆる
スクリュータイプのものである。そして、これらフード
部2とフード部材4との間にリールの脚部7を配置し、
フード部材4をフード部2側へ押し付けて両者間にリー
ルの脚部5を挟み込むことによって、リール全体を釣竿
に装着することができるようになっている。
【0004】従来のリールシート1はかかる構造である
から、釣竿の長手方向(上記矢印3の方向)に対しては
リールの脚部7を強固に締め付けて固定することができ
るが、当該方向に直交する方向(釣竿の径方向)には直
接締め付けることができず、がたつきが生じやすいとい
う問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、リールの脚部を
釣竿の長手方向およびこれに直交する方向の2方向につ
いて固定し、リールを確実に固定することができる釣竿
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願に係る釣竿は、釣用リールを装着するために釣
用リールの脚部を保持するリールシートを備えた釣竿で
あって、上記リールシートは、上記脚部が載置される載
置面と、載置面上に載置された上記脚部の一端部を収容
保持し得るフード部と、フード部に対して所定方向に沿
って近接/離反可能に設けられ、近接することによって
載置面上に載置された上記脚部の他端部を収容保持し得
るフード部材と、上記載置面上に配置され、上記脚部を
上記所定方向に交差する方向に付勢する付勢部材とを有
することを特徴とするものであるこの構成によれば、載
置面上に釣用リールの脚部を載置する。このとき、当該
脚部の一端部をフード部の内部に挿入する。その状態で
フード部材を所定方向に沿ってフード部に近接させる
と、上記脚部の他端部がフード部材の内部に挿入され
る。さらに、フード部材をフード部側に移動させると、
両者間に上記脚部の両端部が挟持される。しかも、上記
載置面上には付勢部材が配置されているから、上記脚部
の両端部がフード部材とフード部とによって挟持された
状態で、当該所定方向(挟持方向)に交差する方向に上
記脚部が付勢される。そして、上記脚部の両端部はフー
ド部材およびフード部に挿入されているから、この脚部
の両端部は、上記付勢部材とフード部材およびフード部
とによって、上記挟持方向に交差する方向に挟持され
る。
【0007】また、上記付勢部材は、上記所定方向に交
差する方向に弾性変形し得る弾性部材により構成するこ
とができる。このようにすれば、釣用リールをリールシ
ートに装着する際には、釣用リールの脚部によって弾性
部材を弾性変形させながら、当該脚部を上記フード部お
よびフード部材に挿入する。これにより、上記脚部が弾
性部材の弾性力(変形による反力)によって上記所定方
向に交差する方向に付勢される。すなわち、釣用リール
をリールシートに装着することによって、弾性部材が弾
性変形し、その弾性力によって自動的に上記所定方向に
交差する方向に上記脚部が挟持される。
【0008】特に、上記弾性部材は、上記所定方向に交
差する方向に湾曲形成された板状部材により構成するこ
とができる。この構成では、釣用リールの脚部を板状部
材に押し付けながら釣用リールをリールシートに装着す
る。これにより、板状部材の湾曲部分が真っ直ぐにのば
されるように弾性変形し、その弾性力によって自動的に
上記脚部が上記挟持方向に交差する方向に挟持される。
しかも、弾性部材を板状に形成することによって、弾性
部材をきわめて簡単かつ安価に製造することができると
いう利点もある。
【0009】さらに、上記板状部材の一端部または他端
部の一方を、上記載置面に固定することもできる。この
場合、板状部材を既知の固着手段によって載置面に固着
してもよいし、載置面と一体的に形成してもよい。かか
る構成とすることにより、釣用リールの脚部を板状部材
に押し付けながら釣用リールをリールシートに装着する
と、板状部材の一端部または他端部の一方が載置面に対
してスライドしながらその湾曲部分が真っ直ぐに伸ばさ
れるように弾性変形し、その弾性力によって自動的に上
記脚部が上記所定方向に交差する方向に挟持される。し
かも、板状部材のリールシートからの脱落等を確実に防
止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿の
側面図である。
【0012】本実施形態に係る釣竿10は、いわゆる振
出式のものである。釣竿10は、第1節11〜第4節1
4までの各要素から構成されており、第1節11が第2
節12に対して伸縮する。同様に、第2節12および第
3節13は、それぞれ第3節13および第4節14に対
して伸縮するようになっている。なお、図1では第4節
14部分を明確に図示するために、釣竿10を全伸長さ
せた状態ではなく第1節11〜第3節13を若干伸長さ
せた状態で図示している。
【0013】釣竿10を構成する各節11〜14は細長
棒状に形成され、たとえばカーボン繊維を筒状に形成す
る等、公知の要領で製造することができる。本実施形態
では、釣竿10はいわゆるインナーガイドタイプのもの
である。このため、第4節14には釣糸導入部15が形
成されており、釣糸(図示せず)は、この釣糸導入孔1
5から釣竿10内部に導入され、先端部16から導き出
されるようになっている。
【0014】次に、第4節14には釣用リール(以下、
単に「リール」という。)が装着されるようになってお
り、そのためのリールシート17が設けられている。こ
の釣竿10では、リールシート17は第4節14と一体
的に形成されている。もっとも、第14節とは別にリー
ルシートを構成し、これを第4節14に取り付けるよう
にすることもできる。
【0015】本実施形態に係るリールシート17は、い
わゆるスクリュータイプのものである。すなわち、この
リールシート17は、フード部材20を備えており、こ
れを後述のように移動させることによってリールの脚部
を挟み込んで固定するようになっている。
【0016】図2は、第4節14の要部拡大図であり、
リールシート17の構造を詳細に示したものである。ま
た、図3は、リールシート17にリールを装着した状態
での第4節14の要部拡大図である。
【0017】図2および図3を参照して、リールシート
17は、リールの脚部24を載置するための載置面部1
8(載置面)と、載置面部18の左端(図中左側であっ
て、釣竿10の先端側)に連続して形成されたフード部
19と、載置面部18の右端(図中右側であって、釣竿
10の基端側)に設けられたフード部材20と、載置面
部18上に配設された板ばね21(弾性部材)とを有し
ている。本実施形態では、上述したようにリールシート
17が第4節14と共に一体的に形成されているから、
上記載置面部18およびフード部19は、第4節14に
連続して形成されている。
【0018】載置面部18は、第4節14の中間部分を
平坦に形成することにより構成されており、この載置面
部18にリールの脚部24が当接されるようになってい
る(図3参照)。また、本実施形態では載置面部18が
平面として構成されているが、この中央部を凹ませた形
状とすることもできる。そのようにしても、リールの脚
部24は、載置面部18の両端部分に載置され、後述の
ように確実に保持することができる。
【0019】フード部19は、第4節14に連続し、載
置面部18の左端部分を囲繞するように形成されてい
る。したがって、フード部19によって、当該フード部
19と載置面部18との間に空間22が形成され、この
空間22にリールの脚部24の一端部25が挿入される
ようになっている。なお、この空間22を区画するフー
ド部19の内面23は、図2に示すようなテーパ面に形
成されており、脚部24の一端部25が挿入されること
によって、当該一端部25に上記内面23が当接し、確
実に保持することができるようになっている。
【0020】フード部材20は、フード本体26とナッ
ト部材27とを有し、このナット部材27が第4節14
に螺合されている。ナット部材27は、フード本体26
に対して回動自在となっており、両者間の共回りを回避
している。すなわち、第4節14には長手方向(所定方
向)に沿って雄ねじ28が形成されており、ナット部材
27の内面には雌ねじ(図示せず)が形成されている。
そして、これら雄ねじ28および雌ねじが互いに螺合さ
れており、ナット部材27を回すことによって、ナット
部材27と共にフード本体26が矢印29の方向(第4
節14の長手方向)に移動することができるようになっ
ている。
【0021】フード本体26は筒状に形成されており、
第4節14に外嵌されている。フード本体26は、その
上部が上方に湾曲されており、上記載置面部18との間
で空間30が形成されている。この空間30にリールの
脚部24の他端部31(図3参照)が挿入されるように
なっている。なお、この空間22を区画するフード本体
26の内面は、上述したフード部19の内面23と同様
にテーパ面に形成されており、脚部24の他端部31が
挿入されることによって、当該他端部31と当該内面と
が当接し、確実に保持することができるようになってい
る。
【0022】図4は、板ばね21の構成を示す斜視図で
ある。
【0023】板ばね21は、上述したように載置面部1
8上に配設されている(図2参照)。板ばね21は、た
とえばSUS304CSPにより構成することができる
が、一般にばね鋼により構成することができる。もっと
も、板ばね21を構成する材料はばね鋼に限定されるも
のではなく、弾性を有する材料であれば他のものを採用
することができる。
【0024】板ばね21は、図4に示すように細長の板
状に形成されており、平坦な一端部32および他端部3
3と、これらに連続して形成された湾曲部34とを有し
ている。そして、図2に示すように、板ばね21の一端
部32が載置面部18の一端側(フード部19側)に配
置され、他端部33が載置面部18の他端側(フード部
材20側)に配置されている。また、載置面部18は、
上述したように平坦に形成されているから、板ばね21
の一端部32および他端部33は、ぴったりと載置面部
18上に当接している。したがって、湾曲部34は、第
4節14の長手方向に直交する方向、すなわち径方向
(所定方向に交差する方向)に突出するように配置さ
れ、当該径方向に弾性変形が可能となっている。
【0025】さらに、本実施形態では、板ばね21の一
端部32は、上記載置面部18上に固定されている。固
定するための手段としては、接着剤等を採用することが
できるが、リールシート17を構成する際に板ばね21
を一体的に形成することもできる。板ばね21の一端部
32を載置面部18に固定したことによる作用効果につ
いては後述する。なお、板ばね21を載置面部18に固
定させずに、単に載置面部18上に載置する構成とする
こともできるのは勿論である。
【0026】本実施形態によれば、次のようにしてリー
ルの着脱を行うことができる。
【0027】まず、図2の状態からナット部材27を緩
める方向に回転させ、フード部材20全体を図中右側に
移動させる。これにより、リールを装着するための十分
なスペースを確保する。
【0028】次いで、図3に示すように、リールの脚部
24の一端部25をフード部19の空間22内に挿入
し、その状態でナット部材27を締める方向に回転させ
ると、フード部材20が図中左側に移動し、さらにナッ
ト部材20を締め付けることによりフード部材20とフ
ード部19とが接近し、両者間で脚部24がしっかりと
締め付けられる。
【0029】このとき、載置面部18上には板ばね21
が配置されているから、上記脚部24の両端部25,3
1がフード部材20とフード部19とによって挟持され
た状態で、板ばね21が第4節14の径方向に伸ばされ
る。これにより、リールの脚部24は、当該径方向(図
中上方)に付勢される。しかも、上記脚部24の両端部
25,31はフード部材20内の空間30およびフード
部19内の空間22に挿入されているから、この脚部2
4の両端部25,31は、板ばね21とフード部材20
およびフード部19とによって、上記径方向についても
挟持される。
【0030】したがって、本実施形態では、リールの脚
部24を第4節14の長手方向および径方向についてし
っかりと固定することができ、釣竿10にリールを装着
した状態でがたつき等を防止することができる。その結
果、大型の魚がヒットした場合等においても、安定した
ファイティングを実現することができる。
【0031】一方、リールを取り外すときは、ナット部
材27を緩める方向に回転させ、再びフード部材20全
体を図中右側に移動させる。これにより、リールをリー
ルシート17から簡単に外すことができる。
【0032】また、本実施形態では、板ばね21という
弾性部材を用いて上記脚部24を付勢することとしてい
るから、この脚部24によって板ばね21を弾性変形さ
せながら、リールを装着する。つまり、リールの装着と
同時に、板ばね12の弾性力により容易且つ確実にリー
ルの脚部24を上記径方向に付勢することができるとい
う利点がある。
【0033】特に、本実施形態のように湾曲部34を備
えた板ばね21を採用することにより、リールを装着す
る際には、板ばね21の湾曲部34が真っ直ぐに伸ばさ
れ、その反力によってリールの脚部24が径方向に付勢
される。したがって、リールの脚部24を上記径方向へ
付勢するための手段をきわめて簡単且つ安価に構成する
ことができるという利点がある。
【0034】加えて、本実施形態では、板ばね21の一
端部32が載置面部18に固定されているから、リール
を装着する際には湾曲部34が伸ばされるが、このと
き、板ばね21の他端部33が載置面部18上をスライ
ドする。これにより、板ばね21の湾曲部34が伸ばさ
れ、その弾性力によって自動的にリールの脚部24が上
記径方向に挟持される。しかも、板ばね21が固定され
ていることにより、リールの着脱の際に、リールシート
からの脱落等を確実に防止することができるという利点
もある。
【0035】次に、本実施形態の変形例について説明す
る。
【0036】図5は、本実施形態の変形例に係る釣竿4
0の要部拡大図である。
【0037】この変形例が上記実施形態と異なるところ
は、上記実施形態に係るリールシート17がいわゆるス
クリュータイプのものであったのに対し、本変形例に係
るリールシート41はいわゆるスライド式のものである
点、および上記実施形態に係るリールシート17は釣竿
10と一体的に形成されていたのに対し、本変形例に係
るリールシート41は別部材として構成され、公知の固
定部材42により釣竿40に固定されている点である。
なお、その他の構成については上記実施形態と同様であ
る。
【0038】このリールシート41は公知の構成であ
り、基板43と、基板43の先端部に設けられたフード
部44と、基板43の後端部に設けられたフード部材4
5と、基板43の上面46(載置面)上に配設された板
ばね21とを備えている。
【0039】フード部材45は、基板43の後端側に形
成されたスライドレール47と係合している。スライド
レール47は、第4節14の長手方向に沿って形成され
ており、フード部材45は、当該方向に沿ってスライド
するようになっている。参照符号48は、フード部材4
5の固定レバーを示しており、この固定レバー48を起
立させることによりフード部材45が自由にスライドで
き、倒伏させることにより(図5に示す状態)、フード
部材45のスライドを規制するようになっている。
【0040】フード部44およびフード部材45の内部
には、それぞれ、リールの脚部が挿入される空間49,
50が形成されており、これら空間49,50にリール
の脚部の両端部が挿入されて保持されるようになってい
る。
【0041】リールシート41を釣竿40に固定してい
る固定部材42として、本変形例では固定用のテープを
採用しているが、接着剤等を使用することもできる。
【0042】板ばね21は上記実施形態で示したものと
同様であり、その両端部32,33が基板43の上面4
6に当接されており、一端部32が上面46に固定され
ている。なお、本変形例においても、板ばね21を上面
46に固定せずに、単に載置した状態で使用することが
できる。
【0043】この変形例についても、上記実施形態と同
様の作用効果を奏する。すなわち、固定レバー48を起
立させ、フード部材45を右側にスライドさせる。次い
で、リールの脚部を基板43上に配置し、そのまま押し
付けて板ばね21を弾性変形させる。そして、フード部
材45を左側にスライドさせて、フード部材45および
フード部44内に形成された上記空間49,50内にリ
ールの脚部を挿入し、その状態で固定レバー48を倒伏
し、フード部材45のスライドを規制する。これによ
り、リールの脚部は第4節14の長手方向について固定
される。
【0044】このとき、板ばね21の湾曲部34が第4
節14の径方向に弾性変形しているから、その反力によ
ってリールの脚部が当該径方向に付勢される。これによ
り、リールの脚部は、当該径方向にも固定される。
【0045】つまり、この変形例においても、リールの
脚部を第4節14の長手方向および径方向についてしっ
かりと固定することができ、釣竿40にリールを装着し
た状態でがたつき等を防止することができる。その結
果、大型の魚がヒットした場合等においても、安定した
ファイティングを実現することができる。
【0046】なお、上記実施形態および変形例では、釣
竿10,40が第1節11〜第4節14までの4つの要
素により構成されているが、これに限定されることなく
さらに多数の要素により構成することもできる。また、
上記実施形態に係る釣竿10は、いわゆるインナーガイ
ドタイプのものを示したが、本発明はこれに限定される
ことなく、いわゆるアウターガイドタイプのものにも適
用することができる。さらに、振出式のものに限定され
ることなく、インロー継式、並継式の釣竿にも適用する
ことができる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、釣用リ
ールの脚部はフード部材とフード部とによって所定方向
に挟持固定され、且つ付勢部材によって当該方向に交差
する方向に挟持される。したがって、釣用リールの脚部
を2方向(たとえば釣竿の長手方向および径方向)に確
実に固定することができ、釣用リールを釣竿に確実に固
定した状態で装着することができる。その結果、釣用リ
ールのがたつき等を確実に防止することができ、大型の
魚がヒットした場合等においても、安定したファイティ
ングを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る釣竿の側面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態に係る釣竿の第4節の要部
拡大図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る釣竿のリールシート
にリールを装着した状態での第4節の要部拡大図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係る板ばねの構成を示す
斜視図である。
【図5】本発明の一実施形態の変形例に係る釣竿の要部
拡大図である。
【図6】従来の釣竿のリールシート部分の構造を示す要
部拡大図である。
【符号の説明】
10 釣竿 17 リールシート 18 載置面部 19 フード部 20 フード部材 21 板ばね 24 脚部 25 一端部 31 他端部 32 板ばねの一端部 33 板ばねの他端部 34 湾曲部 40 釣竿 41 リールシート 43 基板 44 フード部 45 フード部材 46 上面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣用リールを装着するために釣用リール
    の脚部を保持するリールシートを備えた釣竿であって、 上記リールシートは、 上記脚部が載置される載置面と、 載置面上に載置された上記脚部の一端部を収容保持し得
    るフード部と、 フード部に対して所定方向に沿って近接/離反可能に設
    けられ、近接することによって載置面上に載置された上
    記脚部の他端部を収容保持し得るフード部材と、 上記載置面上に配置され、上記脚部を上記所定方向に交
    差する方向に付勢する付勢部材とを有することを特徴と
    する釣竿。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の釣竿において、 上記付勢部材は、上記所定方向に交差する方向に弾性変
    形し得る弾性部材からなることを特徴とする釣竿。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の釣竿において、 上記弾性部材は、上記所定方向に交差する方向に湾曲形
    成された板状部材により構成されていることを特徴とす
    る釣竿。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の釣竿において、 上記板状部材の一端部または他端部の一方が、上記載置
    面に固定されていることを特徴とする釣竿。
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