JP2002359586A - 適応送受信機 - Google Patents

適応送受信機

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JP2002359586A JP2001166365A JP2001166365A JP2002359586A JP 2002359586 A JP2002359586 A JP 2002359586A JP 2001166365 A JP2001166365 A JP 2001166365A JP 2001166365 A JP2001166365 A JP 2001166365A JP 2002359586 A JP2002359586 A JP 2002359586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一チャネル干渉波が存在する環境下やマル
チパス伝搬環境下において、通信相手側の受信特性を改
善する適応送受信機を提供すること。 【解決手段】 ベースバンド信号発生器52〜52
でアンテナ51〜51 からの受信信号を受信ベース
バンド信号にダウンコンバートする。適応制御プロセッ
サ59はサンプリング時間Tsごとに受信ベースバンド
信号とL個のビーム形成手段B1出力信号から、ビーム
形成手段B1で用いる重み付け係数と精度の高いL個の
推定到来波に対するフレームタイミングを出力する。送
信タイミング制御手段B3では、適応制御プロセッサ5
9から出力されるフレームタイミングを用いて、L個の
異なるタイミングの送信信号を生成する。送信ビーム形
成手段B4では送信タイミング制御手段B3出力を適応
制御プロセッサ59から出力される重み付け係数ベクト
ルで重み付けし、各要素毎の合成を行い出力する。RF
信号発生器5d〜5dでRF帯にアップコンバート
され、アンテナ51〜51から送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル無線通信
システムにおいて、同一チャネル干渉波が存在する伝搬
環境下、又はマルチパス伝搬環境下で複数のアンテナ素
子から成るアレーアンテナを用いてアンテナ指向性のビ
ームを生成してパスダイバーシチ受信を実現すると共
に、そのアンテナ指向性のビームを用いて送信を行う適
応送受信機の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】干渉波の存在する環境におけるディジタ
ル通信において、アダプティブアレーアンテナは干渉波
の方向に指向性のヌルを形成することによって干渉波を
抑圧する。また、図6に示すように従来のK個のアンテ
ナ素子からなるアレーアンテナを用いることによって、
受信された信号を先行波信号と複数の遅延波信号に分離
した後、遅延時間差から異なるタイミングの送信信号を
生成し、重み付けをして合成することにより通信相手の
受信環境に適した送信信号を生成し送信することを実現
している。
【0003】図6はアダプティブアレーアンテナを用い
た従来例の適応送受信機のブロック図である。同図にお
いて、Rは受信部、Tは送信部、31〜31はアン
テナ素子で、送受信用アレーアンテナを構成する。受信
部Rにおいて、32〜32 はベースバンド信号発生
器、33は参照信号メモリ、34は相関器、3511
35LKは複素用掛算器、36〜36は複素加算
器、37〜37は遅延補正器、38はM波合成器、
39は適応制御プロセッサである。また送信部Tにおい
て、3a〜3aは遅延器、3b11〜3bLKは複
素掛算器、3c〜3cは複素加算器、3d〜3d
はRF信号発生器である。上記適応送受信機は送信信
号に対する適応制御を行うが、その制御の為の情報は受
信部Rから得る。受信部Rで得られる受信信号は送受局
にてディジタル信号によりディジタル変調され、図5に
示すように、時間幅Tpreのフレーム同期タイミング
検出等に用いるプリアンブル信号の後に、時間幅Tdの
データ信号が続くフレーム構成で送られてくるものとす
る。まず、K個の各アンテナ素子31〜31Kからの
受信信号に対して、それぞれベースバンド信号発生器3
〜32Kで、RF周波数帯の受信信号をベースバン
ド帯へ周波数変換し、受信ベースバンド信号x (t)〜
(t)を生成する。次に、各ベースバンド信号発生器
32〜32Kからの受信ベースバンド信号x(t)〜
(t)は掛算器3511〜35により適応制御プロ
セッサ39からの異なるL個の重み付け係数のベクトル
〜W で重み付けを行い、先行波信号とN−1個の
遅延波信号を含む計L個の到来波信号y(t)〜y
(t)を推定して出力する。具体的には以下の式で到来
波信号y(t)を推定する。
【0004】
【数1】
【0005】一方、L個の各到来波信号のフレーム同期
タイミングは、参照信号メモリ33に保持されているプ
リアンブル信号21と受信ベースバンド信号を元に計算
する。すなわち、相関器34においてフレーム信号区間
Tf(Tpre+Td)でプリアンブル信号と受信ベー
スバンド信号との間の相関値を計算し、その絶対値2乗
の大きいほうからL個のピークが検出されるタイミング
をL個の各到来波信号のフレーム同期タイミングt
とする。
【0006】相関器34で得られたL個の各到来波信号
のフレーム同期タイミングt〜t を元に、各受信信
号の遅延時間の補正を遅延補正器37〜37で行
い、また、相関器34で各到来波信号のタイミング検出
に利用する相関値のピークの高さから各到来波信号の受
信信号の電力P〜Pを推定し、M波合成器38で遅
延補正された各受信信号の内、受信信号電力の大きいほ
うからM個を選択し合成を行い、到来波信号を出力す
る。
【0007】遅延器3a〜3aでは相関器34で得
られたL個の各到来波信号のフレーム同期タイミングt
〜tに対応して、L個の異なるタイミングの送信信
号s(t)を生成する。そして、そのL個の送信信号に対
し掛算器3b11〜3bLKにより重み付け係数のベク
トルW〜Wで重み付けを行い加算器3c〜3c
で合成を行い、K個の各アンテナ素子31〜31
ら送信するK個の送信信号s(t)〜s(t)を出力す
る。具体的には以下の式で各アンテナ素子に対する送信
信号を生成する。
【0008】
【数2】
【0009】RF信号発生器3d〜3dではK個の
送信信号S(t)〜S(t)を周波数変換してRF信号
を出力する。
【0010】図7は図6に示す従来の適応送信機におけ
る適応制御プロセッサの構成を示している。図7におい
て、複素減算器42〜42は上述の推定されたL個
の到来波信号y(t)〜y(t)〜と参照信号メモリ4
3に保持されているプリアンブル信号21の差分である
誤差信号e(t)〜e(t)を出力する。重み演算回路
41では、受信ベースバンド信号x(t)〜x(t)と
誤差信号e(t)〜e (t)を用いて、誤差信号e
(t)〜e(t)の2乗平均が小さくなるように、重み
付け係数のベクトルW〜Wを任意のアルゴリズムで
求め、出力する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した従来の適
応送信機の構成では、上述したようにマルチパス伝搬環
境下で電力の大きいほうからL個の到来波信号のフレー
ム同期タイミングを検出して、そのタイミングでL個の
異なるタイミングの送信信号を遅延器3a〜3a
生成する。しかしこのような構成であると、マルチパス
フェージング環境下では各到来波信号の電力が時間と共
に変化し、フレーム同期タイミングのジッタが増える。
フレーム同期タイミングのジッタが増え、検出精度の劣
化が起こると、遅延器3a〜3aで送信信号に与え
る遅延時間に影響を及ぼす。また、同一チャネル干渉波
が存在し、その電力が所望波よりある程度以上強くなる
とフレーム同期の検出精度は劣化し、上述と同様の影響
がでる.この影響によって、通信相手側の受信信号が劣
化し通信相手側の受信特性に影響を及ぼす。
【0012】本発明の目的は、同一チャネル干渉波が所
望波より強いような環境においても、精度の高い各受信
波信号の同期タイミングの検出を行え、そのタイミング
を用いて送信ビームを形成する適応送受信機を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る請求項1記載された適応送受信機は、
所定の配置形状で近接して並置されたK個(Kは2以上
の整数)のアンテナ素子からなるアレーアンテナによっ
て受信されたK個の、フレーム同期信号を含むフレーム
構成の受信信号から、最も早くアレーアンテナに到達す
る先行波信号と、上記先行波信号から遅延して到達する
N−1個(NはK−1以下の整数)の遅延波信号とを用
いて送信信号に対するタイミングと重みを計算する適応
送受信機であって、上記受信信号を、上記K個のアンテ
ナ素子で受信し、ベースバンド帯へ周波数変換をして受
信ベースバンド信号を出力する受信手段と、上記受信ベ
ースバンド信号に対して、上記先行波信号と上記N−1
個の遅延波信号を含むL個の信号にそれぞれ対応する重
み付け係数を乗算し、合成することによって、上記先行
波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号を
取り出して出力するビーム形成手段と、上記受信ベース
バンド信号と上記ビーム形成手段の出力信号から、上記
先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信
号にそれぞれ対応する上記重み付け係数を乗算して出力
するとともに、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波
信号を含むL個の信号に対応するフレームの同期タイミ
ングを出力する適応制御手段と、上記適応制御手段から
出力される上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号
を含むL個の信号に対応するフレームの同期タイミング
に基づいて、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信
号のフレーム同期タイミングが一致するように、上記先
行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号
の遅延補正を行う遅延補正手段と、上記受信ベースバン
ド信号と、参照信号メモリに保持されている上記フレー
ム同期信号との相関値から、上記先行波信号と上記N−
1個の遅延波信号の電力を推定して出力する電力推定手
段と、上記遅延補正手段の出力信号のうち、上記電力推
定手段の出力から推定した電力の大きいM(MはN以
下)波の出力信号を合成し、前記到来波信号を出力する
合成手段と、上記適応制御手段から出力される上記先行
波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に
対応するフレームの同期タイミングを用いて、L個の異
なるタイミングの送信信号を生成する送信タイミング制
御手段と、上記送信タイミング制御手段の出力に上記適
応制御手段から出力される上記先行波信号と上記N−1
個の遅延波信号を含むL個の信号にそれぞれ対応する重
み付け係数を乗算する送信ビーム形成手段と、上記送信
ビーム形成手段の出力をRF帯へ周波数変換をして送信
RF信号を出力する送信手段と、を備えたことを特徴と
する。
【0014】以上のように構成された請求項1記載の適
応送受信機においては、上記各アンテナ素子によって受
信されたK個の受信信号に対してそれぞれ、対応する重
み付け係数が乗算され、上記先行波信号と上記N−1個
の遅延波信号を含むL個の信号が、所定の時間間隔で取
り出されて上記ビーム形成手段から出力される。上記ビ
ーム形成手段から出力された上記先行波信号とN−1個
の遅延波信号を含むL個の信号に対してそれぞれ、上記
適応制御手段から出力されるフレームの同期タイミング
に基づいて、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信
号を含むL個の信号のフレーム同期タイミングが一致す
るよう遅延の補正が行われる。一方、L個の到来波信号
の受信電力が、受信信号とプリアンブル信号との間の相
関値から推定され、その値から遅延補正が行われた上記
先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信
号の内、電力の大きいM個が選択され合成されて出力さ
れる。また、上記適応制御手段から出力されるフレーム
同期タイミングに基づいて、L個の異なるタイミングの
送信信号を生成し、上記適応制御手段から出力される重
み付け係数を乗算することで送信側の指向性ビームを形
成する。これをRF信号に周波数変換をして送信する。
【0015】上記送信タイミング制御手段で正確なタイ
ミング制御が行われないと、正確な送信ビームが形成さ
れないので、より正確なフレームの同期タイミングを適
応制御手段から得ている。これによって、請求項1記載
の適応送受信機は、適切な送信ビームの形成が可能とな
り、従来例に比較して特性の改善を図ることができる。
【0016】また、本発明の請求項2に記載された適応
送受信機は、請求項1記載の適応送受信機において、前
記適応制御手段が、上記受信ベースバンド信号のサンプ
リング時間間隔毎に、上記アンテナ素子毎の受信ベース
バンド信号と、上記L個のビーム形成手段の出力信号と
参照信号との差を表す誤差信号とから、任意のアルゴリ
ズムを用いて誤差信号の平均2乗誤差が最小となるよう
に上記アンテナ素子毎の重み付けの為の重み付け係数を
決定する重み演算回路と、上記誤差信号の平均2乗誤差
を計算する平均2乗誤差演算器と、上記平均2乗誤差演
算器の出力と閾値との比較から上記先行波信号と上記N
−1個の遅延波信号を含むL個の信号の前記フレーム同
期タイミングを出力する閾値比較器と、で構成されたこ
とを要旨とする。
【0017】このような構成により、上記先行波信号と
上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号の各フレー
ム同期タイミングを上記ビーム形成手段の出力と保持し
ておいたプリアンブル信号との差である誤差信号から得
ることを特徴としているので、請求項2記載の適応送受
信機は、従来の受信信号とプリアンブル信号との相関値
から得られるフレームの同期タイミングより精度の高い
同期タイミングを用いて、送信ビームの形成を行う為、
通信相手側の受信特性の改善を図ることができる。
【0018】本発明の請求項3に記載された適応送受信
機は、請求項1記載の適応送受信機において、上記先行
波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の到来波
推定信号の内、合成するM個の信号の選択基準が異なる
だけで、他の構成は同一である。請求項3記載の適応送
受信機は、請求項1記載の適応送信機における電力推定
手段がない。その代わりに、適応制御手段より出力され
る上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL
個の到来波推定信号の各フレーム同期タイミングを検出
した時刻における誤差信号の平均2乗誤差値の小さいM
波を選択して合成することを特徴とする。
【0019】以上のように、請求項3記載の適応送受信
機は請求項1乃至請求項2記載の適応送信機で必要であ
った電力推定手段を必要としないため、回路規模を少な
くした適応送受信機を実現することができる。
【0020】また、本発明の請求項4記載の適応送受信
機は、前記適応制御手段において、閾値比較器が、前記
フレームの同期タイミングだけでなく、これと同時に該
フレーム同期タイミングの検出に用いた上記平均2乗誤
差の値を出力する点が請求項2とは異なっている。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の適応送受信機の第
1の実施例を示す。同図において、51〜51はア
レーアンテナを構成するアンテナ素子、Rは受信部、T
は送信部である。受信部Rにおいて、52〜52
ベースバンド信号発生器、5511〜55LKは複素掛
算器及び56〜56は複素加算器でビーム形成手段
B1を構成する。57〜57は遅延補正器で遅延補
正手段B2を構成する。53は参照信号メモリ、54は
相関器、58はM波合成器、59は適応制御プロセッサ
である。
【0022】送信部Tにおいて、5a〜5aは遅延
器で、送信タイミング制御手段B3を構成する。5b
11〜5bLKは複素掛算器、5c〜5cは複素加
算器で送信ビーム形成手段B4を構成する。5d〜5
はRF信号発生器である。
【0023】上記実施例の主要な構成部分の機能は下記
の通りである。 (1) 受信ベースバンド信号発生器52〜52
Kは、複数のアンテナ素子51〜51Kからの受信信号
をベースバンド帯へ周波数変換をして受信ベースバンド
信号x(t)〜x(t)を生成する。 (2) 適応制御プロセッサ59は、ベースバンド信号
発生器52〜52Kの出力信号x(t)〜x(t)と
ビーム形成手段B1の出力信号y(t)〜y(t)に基
づいて、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を
含むL個の到来波信号に対応する重み付け係数のベクト
ルW〜W、及びフレームの同期タイミングt〜t
を推定し出力する。 (3) ビーム形成手段B1はベースバンド信号発生器
52〜52Kの出力信号x(t)〜x(t)を適応制
御プロセッサ59から出力される重み付け係数ベクトル
〜Wを用いて合成を行い、出力する。 (4) 相関器54は参照信号メモリ53に保持されて
いるプリアンブル信号21とベースバンド信号発生器5
から出力される受信ベースバンド信号x(t)との
間の相関値を計算し、L個の高いピーク値からL個の到
来波信号の受信電力を推定し出力する。 (5) 遅延補正手段B2は適応制御プロセッサ59か
ら出力されるL個の到来波信号y(t)〜y(t)のフ
レーム同期タイミングt〜tを用いて、各ビーム形
成手段B1出力信号y(t)〜y(t)のフレームの同
期が一致するよう、適切な遅延処理を行う。 (6) M波合成器58は相関器54で推定されたL個
の到来波信号の受信電力を用いて、遅延補正手段B2の
出力信号の内、電力の強いM波を選択して合成を行い出
力y(t)を生成する。 (7) 送信タイミング制御手段B3は適応制御プロセ
ッサ59から出力されるL個のタイミングを用いて、L
個の異なるタイミングの送信信号s(t)を生成する。 (8) 送信ビーム形成手段B4は、送信タイミング制
御手段B3から出力されるL個の送信信号に適応制御プ
ロセッサ59から出力される重み付け係数のベクトルW
〜Wを乗算し、その結果の要素毎の合成を行い、出
力する。 (9) RF信号発生器5d〜5dでは送信ビーム
形成手段B4から出力される信号を周波数変換して、R
F帯の信号を出力する。
【0024】また、適応制御プロセッサ59の構成を図
2に示す。同図において、61は重み演算回路、62
〜62は複素減算器、63は参照信号メモリ、64
〜64は平均2乗誤差演算器、65〜65は閾値
比較器で、同図における主要な構成部分の機能は下記の
通りである。 (1) 重み演算回路61はベースバンド信号発生器5
〜52の出力信号x(t)〜x(t)と減算器6
〜62から出力される誤差信号e(t)〜e
(t)を元に重み付け係数ベクトルW〜Wを出力す
る。 (2) 減算器62〜62はビーム形成手段B1の
出力信号y(t)〜y(t)と参照信号メモリ63に保
持されているプリアンブル信号21の内参照する信号区
間d(t)との差分を計算し、誤差信号e(t)〜e
(t)として出力する。 (3) 平均2乗誤差演算器64〜64は、誤差信
号e(t)〜e(t)の2乗平均を逐次計算し出力す
る。 (4) 閾値比較器65〜65は、平均2乗誤差演
算器64〜64の出力とある閾値との比較を行い、
平均2乗誤差演算器64〜64の出力が閾値以下に
下がった時刻をL個の到来波信号のフレーム同期タイミ
ングとして出力する。
【0025】次に、第1の実施例の動作を説明する。K
本(Kは2以上の整数)のアンテナ素子51〜51K
からの受信信号は、ベースバンド信号発生器52〜5
Kでベースバンド帯にダウンコンバートされ受信ベー
スバンド信号x(t)〜x(t)として出力される。適
応制御プロセッサ59はサンプリング周期Tsごとにベ
ースバンド信号発生器52〜52Kからの出力信号x
(t)〜x(t)と後述するビーム形成手段B1の出力
信号y(t)〜y(t)とを入力として、そのビーム形
成手段B1の出力信号y(t)〜y(t)と送信された
プリアンブル信号21との平均2乗が最小となるよう
に、任意のアルゴリズムを用いて重み付け係数のベクト
ルW〜Wを推定し、ビーム形成手段B1へ出力す
る。
【0026】ビーム形成手段B1はサンプリング周期T
sごとに更新され入力される重み付け係数のベクトルW
〜Wと受信ベースバンド信号x(t)〜x(t)を
複素乗算器551i〜55Li(1≦i≦K)で乗算
し、複素加算器56〜56において、その乗算結果
を足し合わせて、サンプリング周期Tsごとに合成信号
(t)〜y(t)を出力する.上述の操作は、L個の
独立な線形合成を行うことに相当し、受信ベースバンド
信号に含まれる干渉波信号を打ち消すことでその電力を
雑音電力程度にまで抑圧し、L個の到来波の信号を抽出
することができる。
【0027】参照信号メモリ63は時間間隔Tpreの
プリアンブル信号のうち参照する信号区間を保持してい
て、その信号d(t)を出力する。減算器62〜62
はプリアンブル信号d(t)とL個の到来波の推定信号で
あるビーム形成手段出力y(t)〜y(t)との差分で
ある誤差信号
【0028】
【数3】 を時刻サンプリング点jごとに出力する。
【0029】平均2乗誤差演算器64〜64では減
算器62〜62からのL個の誤差信号e(t)〜e
(t)の各平均2乗誤差
【0030】
【数4】
【0031】を計算する。閾値比較部65〜65
は、平均2乗誤差演算器64〜64 の出力を所定閾
値と比較を行い、誤差信号の2乗平均が閾値以下に落ち
たタイミングからL個の到来波のフレームの同期タイミ
ングを求め出力する。これは、プリアンブル信号d(t)
とビーム形成手段の出力信号y(t)〜y(t)とのタ
イミングが一致した時、誤差信号e(t)〜e(t)の
2乗平均が確率的に一番小さくなるからである。
【0032】遅延補正手段B2ではL個の到来波の推定
信号であるビーム形成手段B1の出力信号y(t)〜y
(t)の間のフレーム同期を一致させることを行う。L
個の到来波信号は各々違ったフレームタイミングで到来
するが、このL個の到来波信号の推定信号を後述のM波
合成器58で合成するためには、各々の信号のフレーム
同期を一致させる必要がある。適応制御プロセッサ59
より入力されるL個の到来波推定信号y(t)〜y
(t)に対するフレーム同期タイミングt〜tに基
づいて、各々のL個の信号を適切に遅延させL個全ての
推定信号のフレームを同期させる。
【0033】M波合成器58では遅延補正手段B2のL
個の出力信号の内、相関器54より入力される各々の到
来波推定信号に対する受信電力Pを用い、その受信電力
の大きいM個の到来波推定信号のみを合成して到来波信
号を出力する。
【0034】送信タイミング制御手段B3ではL個の到
来波の推定信号から得られる各信号の遅延時間を用い
て、送信信号s(t)の送信タイミングの制御を行う。遅
延時間の差は伝播距離の差であるため、送信側で前もっ
てL個の異なるタイミングの送信信号を生成し、到来方
向にビームを向けて送信すれば、受信側ではタイミング
の一致したマルチパスを介して受信することが出来る。
【0035】送信ビーム形成手段B4ではサンプリング
周期Tsごとに更新され入力される重み付け係数のベク
トルW〜Wと異なるタイミングの送信信号s(t−
)〜s(t−t)を複素乗算器5b1i〜5bLi
(1≦i≦K)で乗算し、複素加算器5c〜5c
おいて、その乗算結果を足し合わせて、サンプリング周
期Tsごとに合成信号を出力する。上述の操作は、L個
の独立な線形合成を行うことに相当し、受信部で得られ
た重み付け係数ベクトルを用いることで、到来波と同じ
方向にビームを持つ放射パターンで送信信号を送信する
ことが出来る。RF信号発生器5d〜5dは送信ビ
ーム形成手段B3の出力信号に周波数変換を施し、RF
帯の信号としてアンテナ素子51〜51に送る。
【0036】本発明の第2の実施例を説明する構成図を
図3に示す。第2の実施例が図4で表された第1の実施
例と異なる点は、図3におけるM波合成器78と適応制
御プロセッサ79の機能である。適応制御プロセッサ7
9の具体的な構成を図4に示す。適応制御プロセッサ7
9の基本的な構成は第1の実施例の適応制御プロセッサ
59を表した図2とほぼ同じであるが、閾値比較器85
〜85の出力が異なる。閾値比較器85〜85
の出力は、入力である各々到来波推定信号の誤差信号e
(t)〜e(t)の2乗平均が閾値以下に落ちたタイミ
ングからL個の到来波のフレーム同期タイミングt
、およびその時点での誤差信号の2乗平均の値e
〜eを出力する。
【0037】M波合成器78は適応制御プロセッサ79
から入力されるL個の誤差値の内、値の小さいM個を選
択し、その誤差値が出力されるM個の到来波推定信号を
合成し出力する。以上が第1の実施例と異なる点であ
り、 他の動作は全く同じである。
【0038】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明による適応送受
信機によれば、干渉波抑圧のためにアレーアンテナを適
用し、重み付けのための重み付け係数を計算するために
必要な誤差信号を到来波のフレームタイミング検出にも
用いることで新たな同期回路が不要となる。また誤差信
号から得られるフレームタイミングの検出精度は高く、
そのタイミングを用いて送信信号の適応制御を行えば、
通信相手側の受信特性を改善することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適応送受信機の第1の実施例の構成を
説明するためのブロック図である。
【図2】図1の実施例における適応制御プロセッサの構
成を説明するためのブロック図である。
【図3】本発明の適応送受信機の第2の実施例の構成を
説明するためのブロック図である。
【図4】図3の実施例における適応制御プロセッサの構
成を説明するためのブロック図である。
【図5】送信信号のフレーム構成を説明するための図で
ある。
【図6】従来の適応送受信機の第1の実施例の構成を説
明するためのブロック図である。
【図7】図6の適応制御プロセッサの構成を説明するた
めのブロック図である。
【符号の説明】
21 プリアンブル信号 22 データ信号 31乃至31、51乃至51 アンテナ素子 32乃至32、52乃至52 ベースバンド信
号発生器 33、43、53、63 参照信号メモリ 34、54 相関器 351m乃至35Lm、3b1m乃至3bLm、55
1m乃至55Lm、5b 乃至5bLm 複素乗算器 36乃至36、3c乃至3c、56乃至56
、5c乃至5c複素加算器 37乃至37、3a乃至3a、57乃至57
、5a乃至5a遅延器 38、58、78 M波合成器 39、59、79 適応制御プロセッサ 41、61 重み演算回路 42乃至42、62乃至62 複素減算器 64乃至64 平均2乗誤差演算器 65乃至65、85乃至85 閾値比較器 3d乃至3d、5d乃至5d RF信号発生器 B1 ビーム形成手段 B2 遅延補正手段 B3 送信タイミング制御手段 B4 送信ビーム形成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 袁 浩 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 大関 武雄 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 石 嵩 埼玉県上福岡市大原2−1−15 株式会社 ケイディーディーアイ研究所内 Fターム(参考) 5K046 AA05 EE06 EE56 EF02 5K059 CC02 DD32 DD35 EE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の配置形状で近接して並置されたK
    個(Kは2以上の整数)のアンテナ素子からなるアレー
    アンテナによって受信されたK個の、フレーム同期信号
    を含むフレーム構成の受信信号から、最も早くアレーア
    ンテナに到達する先行波信号と、上記先行波信号から遅
    延して到達するN−1個(NはK−1以下の整数)の遅
    延波信号とを用いて送信信号に対するタイミングと重み
    を計算する適応送受信機であって、 上記受信信号を、上記K個のアンテナ素子で受信し、ベ
    ースバンド帯へ周波数変換をして受信ベースバンド信号
    を出力する受信手段と、 上記受信ベースバンド信号に対して、上記先行波信号と
    上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応する
    複数の重み係数を乗算し、合成することによって、上記
    先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信
    号を取り出して出力するビーム形成手段と、 上記受信ベースバンド信号と上記ビーム形成手段の出力
    信号から、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号
    を含むL個の信号にそれぞれ対応する上記重み付け係数
    を乗算して出力するとともに、上記先行波信号と上記N
    −1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応するフレー
    ムの同期タイミングを出力する適応制御手段と、 上記適応制御手段から出力される上記先行波信号と上記
    N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応するフレ
    ームの同期タイミングに基づいて、上記先行波信号と上
    記N−1個の遅延波信号のフレーム同期タイミングが一
    致するように、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波
    信号を含むL個の信号の遅延補正を行う遅延補正手段
    と、 上記受信ベースバンド信号と、参照信号メモリに保持さ
    れている上記フレーム同期信号との相関値から、上記先
    行波信号と上記N−1個の遅延波信号の電力を推定して
    出力する電力推定手段と、 上記遅延補正手段の出力信号のうち、上記電力推定手段
    の出力から推定した電力の大きいM(MはN以下)波の
    出力信号を合成し、前記到来波信号を出力する合成手段
    と、 上記適応制御手段から出力される上記先行波信号と上記
    N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応するフレ
    ームの同期タイミングを用いて、L個の異なるタイミン
    グの送信信号を生成する送信タイミング制御手段と、 上記送信タイミング制御手段の出力に上記適応制御手段
    から出力される上記先行波信号と上記N−1個の遅延波
    信号を含むL個の信号にそれぞれ対応する重み係数を乗
    算する送信ビーム形成手段と、 上記送信ビーム形成手段の出力をRF帯へ周波数変換を
    して送信RF信号を出力する送信手段と、を備えたこと
    を特徴とする適応送受信機。
  2. 【請求項2】 前記適応制御手段は、 上記受信ベースバンド信号のサンプリング時間間隔毎
    に、上記アンテナ素子毎の受信ベースバンド信号と、上
    記L個のビーム形成手段の出力信号と参照信号との差を
    表す誤差信号とから、任意のアルゴリズムを用いて誤差
    信号の平均2乗誤差が最小となるように上記アンテナ素
    子毎の重み付けの為の重み付け係数を決定する重み演算
    回路と、 上記誤差信号の平均2乗誤差を計算する平均2乗誤差演
    算器と、 上記平均2乗誤差演算器の出力と閾値との比較から上記
    先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信
    号の前記フレーム同期タイミングを出力する閾値比較器
    と、で構成されたことを特徴とする請求項1記載の適応
    送受信機。
  3. 【請求項3】 所定の配置形状で近接して並置されたK
    個(Kは2以上の整数)のアンテナ素子からなるアレー
    アンテナによって受信されたK個の、フレーム同期信号
    を含むフレーム構成の受信信号から、最も早くアレーア
    ンテナに到達する先行波信号と、上記先行波信号から遅
    延して到達するN−1個(NはK−1以下の整数)の遅
    延波信号とを用いて送信信号に対するタイミングと重み
    を計算する適応送受信機であって、 上記受信信号を、上記K個のアンテナ素子で受信し、ベ
    ースバンド帯へ周波数変換をして受信ベースバンド信号
    として出力する受信手段と、 上記受信ベースバンド信号に対して、上記先行波信号と
    上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応する
    複数の重み付け係数を乗算し、合成することによって、
    上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個
    の信号を取り出して出力するビーム形成手段と、 上記受信ベースバンド信号と上記ビーム形成手段の出力
    信号から、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信号
    を含むL個の信号に対応する重み係数を演算して出力す
    るとともに、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信
    号を含むL個の信号に対応するフレームの同期タイミン
    グを出力すると共に、上記同期タイミングの検出に用い
    た上記平均2乗誤差の値を出力する適応制御手段と、 上記適応制御手段から出力される上記先行波信号と上記
    N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応するフレ
    ームの同期タイミングに基づいて、上記先行波信号と上
    記N−1個の遅延波信号のフレーム同期タイミングが一
    致するように、上記先行波信号と上記N−1個の遅延波
    信号を含むL個の信号の遅延補正を行う遅延補正手段
    と、 上記遅延補正手段の出力信号のうち、上記適応制御手段
    が出力するL個の平均2乗誤差値の内、値の小さいM
    (MはN以下)個を選択し、それに対応するM個の到来
    波推定信号を合成し出力する合成手段と、 上記適応制御手段から出力される上記先行波信号と上記
    N−1個の遅延波信号を含むL個の信号に対応するフレ
    ームの同期タイミングを用いて、L個の異なるタイミン
    グの送信信号を生成する送信タイミング制御手段と、 上記送信タイミング制御手段出力に上記適応制御手段か
    ら出力される上記先行波信号と上記N−1個の遅延波信
    号を含むL個の信号にそれぞれ対応する重みを乗算する
    送信ビーム形成手段と、 上記送信ビーム形成手段の出力をRF帯へ周波数変換を
    して送信RF信号を出力する送信手段と、を備えたこと
    を特徴とする適応送受信機。
  4. 【請求項4】 前記適応制御手段は、 上記受信ベースバンド信号のサンプリング時間間隔毎
    に、上記アンテナ素子毎の受信ベースバンド信号と、上
    記L個のビーム形成手段の出力信号と参照信号との差を
    表す誤差信号とから、任意のアルゴリズムを用いて誤差
    信号の平均2乗誤差が最小となるように上記アンテナ素
    子毎の重み付けの為の重み係数を決定する重み演算回路
    と、 上記誤差信号の平均2乗誤差を計算する平均2乗誤差演
    算器と、 上記平均2乗誤差演算器の出力と閾値との比較から上記
    先行波信号と上記N−1個の遅延波信号を含むL個の信
    号の前記フレームの同期タイミング及び該同期タイミン
    グの検出に用いた上記平均2乗誤差の値を出力する閾値
    比較器と、で構成されたことを特徴とする請求項3記載
    の適応送受信機。
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