JP2002359170A - ステージ装置及び露光装置 - Google Patents

ステージ装置及び露光装置

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JP2002359170A
JP2002359170A JP2001162611A JP2001162611A JP2002359170A JP 2002359170 A JP2002359170 A JP 2002359170A JP 2001162611 A JP2001162611 A JP 2001162611A JP 2001162611 A JP2001162611 A JP 2001162611A JP 2002359170 A JP2002359170 A JP 2002359170A
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axis
actuator
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Keiichi Tanaka
慶一 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁場の乱れが少なく、装置を小型・軽量にも
しうるステージ装置等を提供する。 【解決手段】 ステージ装置1は、エアシリンダ28、
16でXY方向に駆動されるXY粗動ステージ2と、X
Y粗動ステージ2上に設置され、6本のピエゾアクチュ
エータ41〜46により6自由度(X、Y、Z、θX
θY、θZ)で駆動される微動テーブル30と、微動テー
ブル30上に設置され、ウェハWを載置するウェハテー
ブル60と、で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原版(マスク、レ
チクル等)上に形成されたパターンを感応基板(ウェハ
等)上に転写露光する露光装置等に用いられる精密移動
・位置決め用のステージ装置に関する。特には、磁場の
乱れが少なく、装置を小型・軽量にもしうるステージ装
置に関する。また、そのようなステージ装置を有する露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光露光機のステージ装置として
は、いわゆるH型あるいはI型XYステージ装置が主に
用いられている。これらのステージ装置は、ある方向に
平行に延びる2本の固定ガイド間に移動ガイドを掛け渡
し、該移動ガイド上で自走式のステージを走らせるもの
である。2本の固定ガイドと移動ガイドの形がアルファ
ベットのHやIの形をしているので、この名前が付けら
れている。このステージ装置の各軸の駆動アクチュエー
タには、最近一般的にはリニアモータが用いられる。こ
のステージ装置は、装置が簡単で、小型・軽量・高効率
を期待できる。なお、H型ステージは両軸が長ストロー
クのウェハステージに、I型ステージは一方向のみ長ス
トロークのレチクルステージに用いられることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のH型・I型ステ
ージ装置を、電子線露光装置中でマスクステージやウェ
ハステージとして用いようとすると、移動ガイド上で自
走する側の軸のリニアモータについては、固定子も可動
子も動くため、露光中の磁場変動が問題となる。この対
策として、リニアモータの磁気を磁気シールドで遮蔽す
ることも考えられるが、その場合は装置の構造が複雑に
なる。
【0004】他の代替案として、いわゆる十字型ステー
ジ装置がある。つまり、X及びY方向のいずれにも2本
の平行固定ガイドを設け、その間に十字型に交差する移
動ガイドを互いにスライド可能に設け、移動ガイドの交
差点上にステージを搭載する。そして、リニアモータを
構成する永久磁石と電機子コイルの内、変動磁場の大き
い永久磁石をXY両軸とも固定子として定盤上に固定
し、変動磁場の比較的少ない電機子コイルを可動子とす
れば、露光中の変動磁場を低減できる。しかしながら、
この十字型ステージ装置は、上述のH型ステージとI型
ステージとを中央で連結したような形態であって、装置
が大型になる。
【0005】さらに、他の代替案として2自由度リニア
モータを用いるステージ装置がある。2自由度リニアモ
ータとは、平面的に広く配置された固定子に沿って移動
子が2方向に運動可能なリニアモータである。しかし、
この2自由度リニアモータは、特殊な構成をしており、
高価である。
【0006】特開平9−34135には、空気軸受とバ
キュームパッドを利用してテーブルにZ方向の与圧をか
けるタイプのステージ装置が開示されている。このステ
ージ装置は、定盤に設けられたバキュームパッドと空気
軸受を利用して移動テーブルにZ方向の与圧を与えるも
のである。この装置では、移動テーブル等の重量を定盤
で直接受けることができるとともに与圧のメカニズムも
シンプルであるので、比較的、装置を軽量化しうる。し
かし、真空中ではバキュームによるプリロードがかけら
れないため、ステージの剛性を高めたい場合には、空気
軸受を多数配置する必要があり、ステージ構造が複雑に
なってしまう。また、バキュームの替りに磁石吸引力に
よる与圧をかけることも考えられるが、磁場変動を嫌う
荷電粒子線露光装置には使用しにくい。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、磁場の乱れが少なく、装置を小型・軽
量にもしうるステージ装置等を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のステージ装置は、 ある平面(XY平面)
内で移動し、比較的粗く位置決めされるXY粗動ステー
ジと、 該ステージ上に搭載され、前記平面内の2方向
(X方向、Y方向))及び該平面と交差する1方向(Z
方向)、並びに、各方向軸回り(θX、θY、θZ)の合
計6自由度を有する微動テーブルと、 を具備すること
を特徴とする。
【0009】XY粗動ステージで比較的粗く位置決め制
御を行い、6自由度微動テーブルで細かな位置決めを行
うことにより、より正確・高速にウェハWの位置決めを
行うことができる。
【0010】前記ステージ装置においては、 前記粗動
ステージを駆動するアクチュエータがいずれもエアシリ
ンダであることが好ましい。エアシリンダを用いること
で、磁場変動をほとんど発生させずにテーブルを駆動で
きる。
【0011】前記ステージ装置においては、 前記粗動
ステージを駆動するアクチュエータがいずれも超音波ア
クチュエータとすることもできる。超音波アクチュエー
タを用いることで、磁場変動をほとんど発生させずにテ
ーブルを駆動できる。
【0012】前記ステージ装置においては、 前記微動
テーブルが、前記ステージに対して、パラレルリンク機
構を介して支持されていることもできる。微動テーブル
の支持機構としてパラレルリンク機構を用いることによ
り、テーブルを高剛性且つ高速に駆動することができ
る。
【0013】前記ステージ装置においては、 前記XY
粗動ステージが、 前記XY平面内においてある方向に
延びる2つの固定ガイドと、 各固定ガイド上をガイド
されてスライドする2つの第1スライダと、 該第1ス
ライダの駆動機構と、 両第1スライダ間に掛け渡され
た、他の方向に延びる移動ガイドと、 該移動ガイド上
をガイドされてスライドする第2スライダと、 該第2
スライダの駆動機構と、 該第2スライダに搭載された
ステージと、 を有し、 前記第1スライダの駆動機構
のアクチュエータがリニアモータであり、 前記第2ス
ライダの駆動機構のアクチュエータが非電磁力アクチュ
エータであることもできる。
【0014】移動ガイドとともに第2スライダの駆動機
構が移動してもアクチュエータが非電磁力式であるため
変動磁場が生じない。
【0015】前記ステージ装置においては、 前記粗動
XYステージが、前記第1スライダの駆動軸をスキャン
軸とし、前記第2スライダの駆動軸をステップ軸とす
る、いわゆるH型ステージとすることもできる。
【0016】前記ステージ装置においては、 前記粗動
XYステージが、前記第1スライダの駆動軸をステップ
軸とし、前記第2スライダの駆動軸をスキャン軸とす
る、いわゆるI型ステージとすることもできる。
【0017】本発明の露光装置は、 所望のパターンが
形成されたマスクを載置するマスクステージと、 前記
マスクにエネルギ線照明を当てる照明光学系と、 前記
パターンを転写する感応基板を載置する感応基板ステー
ジと、 前記マスクを通過したエネルギ線を前記感応基
板上に投影結像させる投影光学系と、 を具備し、露光
中に、前記平面内におけるある方向に前記両ステージを
スキャンする露光装置であって; 前記マスクステージ
及び/又は感応基板ステージが上述のステージ装置であ
ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。まず、図4を参照しつつ本発明の実施の形態に係る
ステージ装置を搭載可能な荷電粒子ビーム(電子線)露
光装置について説明する。なお、本発明に係るステージ
装置は、大気中で使用することもでき、荷電粒子ビーム
露光装置に限らず、様々な用途に使用できる。
【0019】図4は、本発明の実施の形態に係るステー
ジ装置を搭載可能な荷電粒子ビーム(電子線)露光装置
を模式的に示す図である。図4には、電子線露光装置1
00が模式的に示されている。電子線露光装置100の
上部には、光学鏡筒(真空チャンバ)101が示されて
いる。光学鏡筒101には真空ポンプ102が接続され
ており、光学鏡筒101内を真空排気している。
【0020】光学鏡筒101の上部には、電子銃103
が配置されており、下方に向けて電子線を放射する。電
子銃103の下方には、コンデンサレンズ104aや電
子線偏向器104b等を含む照明光学系104、マスク
Mが配置されている。電子銃103から放射された電子
線は、コンデンサレンズ104aによって収束される。
続いて、偏向器104bにより図の横方向に順次走査
(スキャン)され、光学系104の視野内にあるマスク
Mの各小領域(サブフィールド)の照明が行われる。な
お、図ではコンデンサレンズ104aは一段であるが、
実際の照明光学系には、数段のレンズやビーム成形開口
等が設けられている。
【0021】マスクMは、マスクステージ111の上部
に設けられたチャック110に静電吸着等により固定さ
れている。マスクステージ111は、定盤116に載置
されている。
【0022】マスクステージ111には、図の左方に示
す駆動装置112が接続されている。なお、実際には、
図1等に示すように駆動装置112はステージ111に
組み込まれている。駆動装置112は、ドライバ114
を介して、制御装置115に接続されている。また、マ
スクステージ111の側方(図の右方)にはレーザ干渉
計113が設置されている。レーザ干渉計113は、制
御装置115に接続されている。レーザ干渉計113で
計測されたマスクステージ111の正確な位置情報が制
御装置115に入力される。マスクステージ111の位
置を目標位置とすべく、制御装置115からドライバ1
14に指令が送出され、駆動装置112が駆動される。
その結果、マスクステージ111の位置をリアルタイム
で正確にフィードバック制御することができる。
【0023】定盤116の下方には、ウェハチャンバ
(真空チャンバ)121が示されている。ウェハチャン
バ121の側方(図の右側)には、真空ポンプ122が
接続されており、ウェハチャンバ121内を真空排気し
ている。ウェハチャンバ121内には、コンデンサレン
ズ(投影レンズ)124aや偏向器124b等を含む投
影光学系124、及びウェハWが配置されている。
【0024】マスクMを通過した電子線は、コンデンサ
レンズ124aにより収束される。コンデンサレンズ1
24aを通過した電子線は、偏向器124bにより偏向
され、ウェハW上の所定の位置にマスクMの像が結像さ
れる。なお、図ではコンデンサレンズ124aは一段で
あるが、実際には、投影光学系中には複数段のレンズや
収差補正用のレンズやコイルが設けられている。
【0025】ウェハWは、ウェハステージ131の上部
に設けられたチャック130に静電吸着等により固定さ
れている。ウェハステージ131は、定盤136に載置
されている。ウェハステージ131には、図の左方に示
す駆動装置132が接続されている。なお、実際には、
図1等に示すように駆動装置132はステージ131に
組み込まれている。駆動装置132は、ドライバ134
を介して、制御装置115に接続されている。また、ウ
ェハステージ131の側方(図の右方)にはレーザ干渉
計133が設置されている。レーザ干渉計133は、制
御装置115に接続されている。レーザ干渉計133で
計測されたウェハステージ131の正確な位置情報が制
御装置115に入力される。ウェハステージ131の位
置を目標位置とすべく、制御装置115からドライバ1
34に指令が送出され、駆動装置132が駆動される。
その結果、ウェハステージ131の位置をリアルタイム
で正確にフィードバック制御することができる。
【0026】次に、本発明の第1の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態に係るステージ装置の全体構成を示す分解斜
視図である。図1には、XY平面に広がる定盤136
(図4参照)上に設置されているステージ装置1が分解
して示されている。ステージ装置1は、定盤136上に
設置されているXY粗動ステージ2と、XY粗動ステー
ジ2上に設置される6自由度微動テーブル30と、6自
由度微動テーブル30上に設置されるウェハテーブル6
0と、で構成される。このステージ装置1は、図4の露
光装置におけるウェハステージ131にあたる。
【0027】定盤136の上面の2箇所には、それぞれ
2つのガイド固定部5を介して、Y方向に平行に延びる
2本の固定ガイド6が、互いに平行に固定されている。
この2本の固定ガイド6及びその周辺の部材は、基本的
に同様の構成をしている。各固定ガイド6には、気体軸
受(エアパッド51、図2参照)を介して、中空のボッ
クス状をしたYスライダ7がY方向に摺動可能に嵌合さ
れている。この固定ガイド6とYスライダ7とは、エア
シリンダ16(図2を参照しつつ後述)を構成してお
り、Yスライダ7はY方向に移動可能となっている。
【0028】Yスライダ7の外面には、Yスライダ7の
エアパッドにエアを供給するエア配管8が接続されてい
る。Yスライダ7のエアパッドに供給されたエアは、詳
しくは図2を参照しつつ後述するように、固定ガイド6
内に設けられた回収・排気通路等から排気される。さら
に、固定ガイド6の両端部には、Yスライダ7内のエア
シリンダ気体室(図2参照)内のエアの圧力を制御する
圧空制御弁27が配置されている。この例では、圧空制
御弁27は、VCM(ボイス・コイル・モータ)で駆動
されるサーボ弁である。この圧空制御弁27は、その圧
力伝播遅れを小さくするため、エアシリンダ16に近接
して配置することが好ましい。
【0029】両Yスライダ7間には、X方向に延びる移
動ガイド21が掛け渡されている。移動ガイド21に
は、気体軸受(エアパッド51、図2参照)を介して、
中空のボックス状をしたXスライダ25がX方向に摺動
可能に嵌合されている。この移動ガイド21とXスライ
ダ25とは、エアシリンダ28(図2を参照しつつ後
述)を構成しており、Xスライダ25はX方向に移動可
能となっている。なお、エアシリンダ28の基本的な構
成は、図2に詳しく示すエアシリンダ16と同様であ
る。
【0030】Xスライダ25の両側面の下部には、フラ
ンジ26が突設されている。各フランジ26の中央部に
は、ネジ孔26aが設けられており、6自由度微動テー
ブル30が固定される。
【0031】6自由度微動テーブル30の下部には、フ
ランジ26上に固定される微動テーブル脚台31、32
が設けられている。各脚台31、32には、貫通孔31
a、32aが設けられており、図示せぬネジによりフラ
ンジ26上に固定される。
【0032】図の手前側の脚台31上には、Z方向にハ
の字型に2つのピエゾアクチュエータ41、42が設け
られている。一方、図の奥側の脚台32上には、Z方向
に平行に2つのピエゾアクチュエータ43、44が設け
られている。また、脚台32上には、Z方向に延びるア
クチュエータ固定部材33が設けられており、アクチュ
エータ固定部材33の上方の側面には、XY平面にハの
字型に広がるピエゾアクチュエータ45、46が設けら
れている。ピエゾアクチュエータ41〜46の先端に
は、ほぼ三角形の平板状の三角テーブル34が固定され
ている。三角テーブル34には、軽量化を図るため、3
つの貫通孔34a、34b、34c(図3参照)が開け
られている。三角テーブル34の3つの頂点付近には、
それぞれネジ孔35a、35b、35cが設けられてお
り、ウェハテーブル60が固定される。
【0033】ウェハテーブル60の端の3箇所には、3
個のネジ孔61a、61b、61cが設けられており、
図示せぬネジにより三角テーブル34上に固定される。
ウェハテーブル60上の中央部には、静電チャック13
0(図4参照)が取り付けられており、ウェハWを固定
している。ウェハテーブル60上のウェハWの脇の2箇
所には、ウェハテーブル60のX・Y方向の位置を確認
するためのマークプレート66が載置されている。ウェ
ハテーブル60の端面の2箇所には、移動鏡67a、6
7bが設置されている。移動鏡67a、67bの外側の
側面は高精度に研磨されており、図4に示したレーザ干
渉計133等の反射面として利用される。
【0034】続いて、図2を参照しつつ、エアシリンダ
16の構成について説明する。図2は、図1のステージ
装置のエアシリンダ部(固定ガイド及びYスライダ)の
構成を示す側面断面図である。固定ガイド6には、中空
のボックス状をしたYスライダ7が嵌合されている。こ
の固定ガイド6とYスライダ7とは、エアシリンダ16
を構成しており、Yスライダ7はY方向に移動可能とな
っている。
【0035】Yスライダ7両端部の内面は固定ガイド6
との摺動面となっており、エアパッド51が付設されて
いる。エアパッド51は、Yスライダ7の両端部付近の
摺動面の上下及び両側面(図示せず)に付設されてい
る。エアパッド51には、図1にも示したエア配管8か
らエアが供給される。エアパッド51の周囲には、順に
大気開放ガードリング52、低真空排気ガードリング5
3、高真空排気ガードリング55が設けられている。固
定ガイド6内には、ガードリング52、53、55から
気体を回収・排気するための通路(図示せず)も形成さ
れている。
【0036】固定ガイド6のほぼ中央には、しきり板6
e、6fが設けられている。Yスライダ7の中央部は、
しきり板6e、6fにより、2つの気体室7a、7bに
分割されている。固定ガイド6内には、Yスライダ7の
気体室7a、7bに気体を供給するための通路6aが破
線で示されている。通路6aの両端部には、圧空制御弁
27が設けられており、気体室7a、7bに供給する気
体の圧力を制御する。隣り合う気体室の圧力に差をつけ
ることにより、Yスライダ7をY方向に駆動する。例え
ば、気体室7aの圧力を気体室7bよりも高くすること
により、気体室の壁にかかる圧力の差が生じる。比較的
高い圧力のかかった気体室7aの図の左方の壁が押さ
れ、Yスライダ7が固定ガイド6上を相対的に図の左方
向に移動する。
【0037】続いて、上述のステージ装置1の微動テー
ブル30について詳しく説明する。図3は、ステージ装
置の微動テーブルの構成を示す図である。図3(A)は
正面図であり、図3(B)は平面図であり、図3(C)
は背面図であり、図3(D)は側面図である。
【0038】この微動テーブル30は、図3(B)に示
すように、ほぼ2等辺三角形状の三角テーブル34と、
その頂部を支持する6本のピエゾアクチュエータ41〜
46と、各ピエゾアクチュエータ41〜46の下部を支
えるY方向両端部2箇所の脚台31、32とから主に構
成されている。
【0039】図3(A)には、微動テーブル30の頂点
側の側面と微動テーブル脚台31が示されている。脚台
31上には、ZX面の斜め方向にハの字型に延びる2個
のピエゾアクチュエータ41、42が立設されている。
ピエゾアクチュエータ41、42の先端は、三角形の平
板状の三角テーブル34に接続されている。ピエゾアク
チュエータ41、42の両端部は、図示せぬピン等によ
り脚台31及び三角テーブル34に回動可能に係止され
ている。
【0040】脚台31上には、Z・X方向に延びるL字
型のセンサアーム36が設けられている。センサアーム
36の先端部には、静電容量式の位置センサ36aが設
けられている。同センサ36aの上面と三角テーブル3
4の間には、わずかな隙間があり、三角テーブル34側
には図示せぬセンサプレートが設けられている。また、
センサアーム36の先端の側面には、同じく静電容量式
の位置センサ36bが設けられており、三角テーブル3
4側にはセンサ36bに対向するように図示せぬセンサ
プレートが設けられている。
【0041】図3(C)には、底辺側の微動テーブル3
0の側面と微動テーブル脚台32が示されている。脚台
32上面のX方向両端部には、Z方向に平行に立ち上が
る2個のピエゾアクチュエータ43、44が立設されて
いる。これらのピエゾアクチュエータ43、44の先端
には、三角テーブル34が接続されている。ピエゾアク
チュエータ43、44は、図示せぬピン等により脚台3
2及び三角テーブル34に回動可能に係止されている。
【0042】図3(B)、(C)に分りやすく示すよう
に、脚台32上には、Z方向に延びるアクチュエータ固
定部材33が立設されている。アクチュエータ固定部材
33の上方には、XY平面にハの字型に広がるようにピ
エゾアクチュエータ45、46が設けられている。ピエ
ゾアクチュエータ45、46の先端には、三角テーブル
34が接続されている。ピエゾアクチュエータ45、4
6は、図示せぬピン等によりアクチュエータ固定部材3
3及び三角テーブル34に回動可能に係止されている。
【0043】図3(B)、(D)に詳しく示すように、
脚台32上には、Z方向に延びるセンサアーム37も立
設されている。センサアーム37の上面には、静電容量
式の位置センサ37a、37b、37c、37dが設け
られており、三角テーブル34側には各センサ37a、
37b、37c、37dに対向するように図示せぬセン
サプレートが設けられている。
【0044】上述のセンサ36a、37a、37dを用
いて、三角テーブル34のZ方向、θX方向、θY方向位
置を測定することができる。また、センサ36b、37
cを用いて、三角テーブル34のX方向、θZ方向位置
を測定することができる。さらに、センサ37bを用い
て、三角テーブル34のY方向位置を測定することがで
きる。
【0045】上述のピエゾアクチュエータ41、42、
43、44を同じ長さだけ伸縮させることにより三角テ
ーブル34をZ方向に駆動できる。また、ピエゾアクチ
ュエータ41、42、43、44をほとんど固定し、ピ
エゾアクチュエータ45、46を伸縮させることにより
三角テーブル34をY方向に駆動できる。さらに、ピエ
ゾアクチュエータ43、44をほとんど固定し、ピエゾ
アクチュエータ41、42、45、46を伸縮させるこ
とにより三角テーブル34をX方向に駆動できる。な
お、独立に駆動させるためには、6つのアクチュエータ
の全てを動かすことが好ましい。
【0046】例えば、ピエゾアクチュエータ43、4
4、45、46をほとんど固定し、ピエゾアクチュエー
タ41、42を伸縮させることにより三角テーブル34
をθX方向に駆動できる。また、例えば、ピエゾアクチ
ュエータ41、44を縮め、ピエゾアクチュエータ4
2、43を伸ばすことにより三角テーブル34をθY
向の正方向に駆動できる。さらに、ピエゾアクチュエー
タ43、44をほとんど固定し、ピエゾアクチュエータ
41、42、45、46を伸縮させることにより三角テ
ーブル34をθZ方向に駆動できる。上述のように、ピ
エゾアクチュエータ41〜46を伸縮させることによ
り、三角テーブル34を6自由度で(X、Y、Z、
θX、θY、θZ)駆動できる。
【0047】上述のように、この例のステージ装置1に
おいては、X方向及びY方向駆動用のエアシリンダ2
8、16を備えたXY粗動ステージ2を用いて、磁場変
動をほとんど発生させずに、テーブル30をX方向及び
Y方向に位置決めできる。また、XY粗動ステージ2上
に設けられた6自由度微動テーブル30を駆動すること
により、ウェハWの正確な位置決めを行うことができ
る。さらに、この例のステージ装置1においては、ピエ
ゾアクチュエータ41〜46で位置決めされる三角テー
ブル34の近くに位置センサを設けたことにより、応答
速度を向上させることができ、ピエゾアクチュエータの
非線形特性を補正できる。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図5は、本発明の第2の
実施の形態に係るステージ装置を構成するXY粗動ステ
ージを示す斜視図である。この例のXY粗動ステージ
は、X方向及びY方向駆動用のアクチュエータがいずれ
も超音波アクチュエータで構成されている例である。
【0049】図5には、XY平面に広がる定盤136
(図4参照)上に設置されているXY粗動ステージ2′
が示されている。このXY粗動ステージ2′上には、図
1に示したように、6自由度微動テーブル30及びウェ
ハテーブル60が設置される。
【0050】定盤136の上面の2箇所には、それぞれ
2つのガイド固定部5を介して、Y方向に平行に延びる
2本の固定ガイド6′が対向するように固定されてい
る。この2本の固定ガイド6′及びその周辺の部材は、
基本的に同様の構成をしている。各固定ガイド6′に
は、中空のボックス状をしたYスライダ7′がY方向に
摺動可能に嵌合されている。この固定ガイド6′とYス
ライダ7′とは、超音波アクチュエータ16′を構成し
ており、Yスライダ7′はY方向に駆動可能となってい
る。Yスライダ7′の側面には、超音波アクチュエータ
16′に電力を供給するための配線8′が設けられてい
る。
【0051】両Yスライダ7′間には、X方向に延びる
移動ガイド21′が掛け渡されている。移動ガイド2
1′には、中空のボックス状をしたXスライダ25′が
X方向に摺動可能に嵌合されている。この移動ガイド2
1′とXスライダ25′とは、超音波アクチュエータ2
8′を構成しており、Xスライダ25′はX方向に駆動
可能となっている。なお、超音波アクチュエータ28′
の基本的な構成は、超音波アクチュエータ16′と同様
である。Xスライダ25′の側面には、超音波アクチュ
エータ28′に電力を供給するための配線8′が設けら
れている。
【0052】Xスライダ25′の両側面の下部には、フ
ランジ26が突設されている。各フランジ26の中央部
には、ネジ孔26aが設けられており、6自由度微動テ
ーブル30(図1等参照)が固定される。
【0053】上述のように、この例のステージ装置にお
いては、X方向及びY方向駆動用の超音波アクチュエー
タ28′、16′を備えたXY粗動ステージ2′を用い
て、磁場変動をほとんど発生させずに、テーブル30等
をX方向及びY方向に位置決めできる。また、XY粗動
ステージ2′上に設けられる6自由度微動テーブル30
を駆動することにより、ウェハWの正確な位置決めを行
うことができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図6は、本発明の第3の
実施の形態に係るステージ装置を構成する6自由度微動
テーブルを示す斜視図である。この例の6自由度微動テ
ーブルは、駆動アクチュエータにパラレルリンク機構を
用いる例である。
【0055】図6には、移動ガイド21(図1参照)
と、移動ガイド21をスライドするXスライダ25(図
1参照)が示されている。Xスライダ25上には、6自
由度微動テーブル30′が設置されている。
【0056】Xスライダ25上には、ある厚さを有する
平板状をしたアクチュエータ固定プレート77aが設け
られている。アクチュエータ固定プレート77a上に
は、図示せぬ球面軸受を介して、2本のアクチュエータ
71、72が回動可能に係止されている。Xスライダ2
5上には、また、ある厚さを有する平板状をしたアクチ
ュエータ固定プレート77bが設けられている。アクチ
ュエータ固定プレート77b上には、図示せぬ球面軸受
を介して、4本のアクチュエータ73、74、75、7
6が回動可能に係止されている。アクチュエータ71〜
76には、ピエゾアクチュエータ等を用いることができ
る。
【0057】ここで、アクチュエータ71と76、アク
チュエータ72と75、アクチュエータ73と74は、
それぞれ平行に配置されており、パラレルリンク機構を
構成している。
【0058】6本のアクチュエータ71〜76の上端に
は、図示せぬ球面軸受を介して、想像線で示されている
三角テーブル34′が固定されている。6本のアクチュ
エータ71〜76を伸縮させることにより、三角テーブ
ル34′を6自由度で(X、Y、Z、θX、θY、θZ
駆動できる。なお、図示はしないが、三角テーブル3
4′付近には、複数の静電容量式の位置センサが配置さ
れており、三角テーブル34′の位置を測定する。
【0059】上述のように、この例のステージ装置にお
いては、微動テーブルの駆動アクチュエータにパラレル
リンク機構を用いるため、テーブルを高剛性で高速に駆
動することができる。
【0060】次に、本発明の第4の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図7は、本発明の第4の
実施の形態に係るステージ装置を構成するXY粗動ステ
ージを示す斜視図である。図8は、同ステージ装置のリ
ニアモータ部の断面図である。この例のXY粗動ステー
ジは、Y方向駆動用アクチュエータにリニアモータを用
い、X方向駆動用アクチュエータにエアシリンダを用い
る例である。つまり、このXY粗動ステージは、平行に
2本配置されたリニアモータでスキャン制御を行い、エ
アシリンダでステップ制御を行う、いわゆるH型ステー
ジである。
【0061】図7には、ガイド固定部85を介して、定
盤136(図4参照)上に固定された2本の固定ガイド
86が示されている。この2本の固定ガイド86及びそ
の周辺の部材は、互いに基本的に同じ構成である。各固
定ガイド86には、気体軸受(エアパッド51、図2参
照)を介して、中空のボックス状をしたYスライダ87
がY方向に摺動可能に嵌合されている。この例のステー
ジ装置では、Yスライダ87側にエアパッドやガードリ
ング(溝)が形成されており、固定ガイド86側にエア
の回収・排気を行う通路が形成されている。
【0062】各Yスライダ87の外側の側面には、ある
厚さを有する平板状をした可動子固定プレート81が取
り付けられている。可動子固定プレート81の内側の側
面の上下には、XZ断面において横たわったT字型をし
たY方向に延びるコイルジョイント82がステージ内側
に向けて突設されている。コイルジョイント82の先に
は、長方形の平板状をした可動子コイル89(図8のみ
図示)が設けられている。
【0063】各Yスライダ87の上下には、それぞれ固
定子83がある隙間をもって配置されている。固定子8
3は、Nd−Fe−B系等の永久磁石がSN交互に配列
されたものである。固定子83はY方向に延びる帯状を
しており、そのXZ断面は平たいコの字型をしており、
そのコの字の中央の溝83aの開口側がステージ装置の
外側に向けて配置されている。上下の固定子83のY方
向両端部には、図7に示すように、コの字型をした固定
子固定部材84が設けられており、両固定子83を定盤
136に固定している。
【0064】上述の各可動子コイル89は、それぞれに
対応する固定子83の溝83aの中に入り込んでおり、
該コイル89と固定子83はY方向駆動用のリニアモー
タ88を形成する。なお、Yスライダ87の上下2つの
リニアモータ88の駆動力の合点は、Yスライダ87の
重心位置とほぼ一致しているので、Yスライダ87の重
心部に駆動力を与えることができ、高精度・高速に位置
制御ができる。
【0065】両Yスライダ87間には、図1のステージ
装置と同様に、X方向に延びる移動ガイド21が掛け渡
されている。移動ガイド21には、気体軸受(エアパッ
ド51、図2参照)を介して、中空のボックス状をした
Xスライダ25がX方向に摺動可能に嵌合されている。
この移動ガイド21とXスライダ25とは、エアシリン
ダ28(図2参照)を構成しており、Xスライダ25は
X方向に駆動可能となっている。
【0066】Xスライダ25の両側面の下部には、フラ
ンジ26が突設されている。各フランジ26の中央部に
は、ネジ孔26aが設けられており、6自由度微動テー
ブル30(図3参照)が固定される。
【0067】続いて、この例のXY粗動ステージの速度
制御方法について説明する。図9は、本発明の実施の形
態に係るステージ装置の速度制御のブロック線図であ
る。図9には、図7に示したステージ装置のリニアモー
タ88の駆動系、エアシリンダ28の駆動系、ステージ
装置のメカ系のブロック線図が示されている。
【0068】リニアモータ88の駆動系には、順にPI
Dコントローラ88a、リニアモータアンプの一次遅れ
要素88b、比例要素Kfが示されている。ここで、P
IDコントローラ88aの比例要素Pの要素を比較的小
さく、補償の強い積分・微分要素IDの要素を比較的大
きく設定すれば、細かな位置制御を行うことができ、露
光時のスキャン速度制御時及びステップ位置決め制御時
に有用である。また、リニアモータアンプの一次遅れ要
素88bには、比例要素K1を介して、フィードバック
回路が形成されている。これにより、より正確な位置制
御が実現できる。
【0069】エアシリンダ28の駆動系には、順にPI
Dコントローラ28a、エアシリンダのバルブアンプの
一次遅れ要素28b、バルブ開閉の一次遅れ要素及び圧
力伝播の一次遅れ要素のカスケード結合要素28cが示
されている。ここで、PIDコントローラ63aの比例
要素Pの要素を比較的大きく、積分・微分要素IDの要
素を比較的小さく設定すれば、短時間で目標速度と実際
の速度との偏差をほぼ無くすことができ、ステージの加
減速時に有用である。また、エアシリンダのバルブアン
プの一次遅れ要素28bには、比例要素K2を介して、
フィードバック回路が形成されている。これにより、よ
り正確な位置制御が実現できる。
【0070】ステージ装置のメカ系には、順に慣性系9
2a、加速度積分系92b、速度積分系92cが示され
ている。
【0071】図9のブロック線図の左方には、制御用の
コンピュータ等から出力された目標速度値V_comが示さ
れている。目標速度値V_comは、ブロック線図に入力さ
れると、加え合わせ点91aを通過し、リニアモータ8
8の駆動系とエアシリンダ28の駆動系の双方に伝送さ
れる。リニアモータ88の駆動系及びエアシリンダ28
の駆動系からは、上述の要素を介して、各々制御データ
Fm、Fcが出力される。制御データFm、Fcは、加
え合わせ点91bで足し合わされてステージ装置のメカ
系に入力される。なお、加え合わせ点91bには、配線
抵抗、振動、ステージ反力等の外乱が加えられる。メカ
系の加速度積分系91bから出力された速度値V_act
は、加え合わせ点91aに入力され、フィードバック回
路が形成されている。
【0072】この実施の形態においては、上述のよう
に、リニアモータ88の駆動系とエアシリンダ28の駆
動系をそれぞれ独立に制御し、フィードバックを行うこ
とにより、より高速・正確な位置決めを行えるハイブリ
ッド制御を実現する。
【0073】次に、本発明の第5の実施の形態に係るス
テージ装置について説明する。図10は、本発明の第5
の実施の形態に係るステージ装置を構成するXY粗動ス
テージを示す平面図である。この例のXY粗動ステージ
は、Y方向駆動用アクチュエータにエアシリンダを用
い、X方向駆動用アクチュエータにリニアモータを用い
る例である。つまり、このXY粗動ステージは、平行に
2本配置されたリニアモータでステップ制御を行い、エ
アシリンダでスキャン制御を行う、いわゆるI型ステー
ジである。なお、この例のXY粗動ステージの構成の大
部分は、図7に示したステージと同様であるが、スキャ
ン軸(Y軸)の可動距離をより長くし、ステップ軸(X
軸)の可動距離を比較的短くしてある。
【0074】図10には、ガイド固定部85′を介し
て、定盤136(図4参照)上に固定されたX方向に平
行に延びる2本の固定ガイド86′が示されている。こ
の固定ガイド86′は、図7の固定ガイド86より短
い。固定ガイド86′には、気体軸受(エアパッド5
1、図2参照)を介して、中空のボックス状をしたXス
ライダ87′がX方向に摺動可能に嵌合されている。こ
の固定ガイド86′とXスライダ87′とは、リニアモ
ータ88′(図8参照)を構成しており、Xスライダ8
7´はX方向(スキャン軸)に駆動可能となっている。
【0075】両Xスライダ87′間には、Y方向に延び
る移動ガイド21′′が掛け渡されている。移動ガイド
21′′には、気体軸受(エアパッド51、図2参照)
を介して、中空のボックス状をしたYスライダ25′′
がY方向に摺動可能に嵌合されている。この移動ガイド
21′′とYスライダ25′′とは、エアシリンダ2
8′′(図2参照)を構成しており、Yスライダ2
5′′はY方向(ステップ軸)に駆動可能となってい
る。
【0076】以上図1〜図10を参照しつつ、本発明の
実施の形態に係るステージ装置等について説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、以下のように
様々な変更を加えることができる。 (1)上述のステージ装置は、マスクステージ111
(図4参照)にも適用できる。この場合は、移動ガイド
21(図1参照)を平行に2本配置し、その間に電子ビ
ームを通過させることもできるし、移動ガイド21に片
持ちのテーブルを張り出させ、マスクを載置することも
できる。
【0077】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、磁場の乱れが少なく、装置を小型・軽量・高
効率にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るステージ装置
の全体構成を示す分解斜視図である。
【図2】ステージ装置のXY粗動ステージのエアシリン
ダ部の構成を示す側面断面図である。
【図3】ステージ装置の微動テーブルの構成を示す展開
図である。図3(A)は微動テーブル30の正面図であ
り、図3(B)は平面図であり、図3(C)は背面図で
あり、図3(D)は側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るステージ装置を搭載
可能な荷電粒子ビーム(電子線)露光装置を模式的に示
す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るステージ装置
を構成するXY粗動ステージを示す斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るステージ装置
を構成する6自由度微動テーブルを示す斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るステージ装置
を構成するXY粗動ステージを示す斜視図である。
【図8】同ステージ装置のリニアモータ部の断面図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態に係るステージ装置の速度
制御のブロック線図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係るステージ装
置を構成するXY粗動ステージを示す平面図である。
【符号の説明】
W ウェハ 1 ステージ装置 2 XY粗動ステージ 6 固定ガイド 7 Yスライダ 16、28 エアシリンダ 21 移動ガイド 25 Xスライダ 27 圧空制御弁 30 6自由度微動テーブル 34 三角テーブル 41〜46 ピエゾアクチュエータ 60 ウェハテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F078 CA02 CA08 CB05 CB13 5F031 CA02 CA07 HA16 HA53 JA06 JA09 JA14 JA17 JA32 JA38 KA06 KA07 KA08 LA03 LA06 LA07 LA08 LA10 LA15 LA16 MA27 NA05 5F046 CC01 CC02 CC03 CC05 CC06 CC18 CC19 5F056 EA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある平面(XY平面)内で移動し、比較
    的粗く位置決めされるXY粗動ステージと、 該ステージ上に搭載され、前記平面内の2方向(X方
    向、Y方向))及び該平面と交差する1方向(Z方
    向)、並びに、各方向軸回り(θX、θY、θZ)の合計
    6自由度を有する微動テーブルと、 を具備することを特徴とするステージ装置。
  2. 【請求項2】 前記粗動ステージを駆動するアクチュエ
    ータがいずれもエアシリンダであることを特徴とする請
    求項1記載のステージ装置。
  3. 【請求項3】 前記粗動ステージを駆動するアクチュエ
    ータがいずれも超音波アクチュエータであることを特徴
    とする請求項1記載のステージ装置。
  4. 【請求項4】 前記微動テーブルが、前記ステージに対
    して、パラレルリンク機構を介して支持されていること
    を特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のステージ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記XY粗動ステージが、 前記XY平面内においてある方向に延びる2つの固定ガ
    イドと、 各固定ガイド上をガイドされてスライドする2つの第1
    スライダと、 該第1スライダの駆動機構と、 両第1スライダ間に掛け渡された、他の方向に延びる移
    動ガイドと、 該移動ガイド上をガイドされてスライドする第2スライ
    ダと、 該第2スライダの駆動機構と、 該第2スライダに搭載されたステージと、 を有し、 前記第1スライダの駆動機構のアクチュエータがリニア
    モータであり、 前記第2スライダの駆動機構のアクチュエータが非電磁
    力アクチュエータであることを特徴とする請求項1記載
    のステージ装置。
  6. 【請求項6】 前記粗動XYステージが、前記第1スラ
    イダの駆動軸をスキャン軸とし、前記第2スライダの駆
    動軸をステップ軸とする、いわゆるH型ステージである
    ことを特徴とする請求項5記載のステージ装置。
  7. 【請求項7】 前記粗動XYステージが、前記第1スラ
    イダの駆動軸をステップ軸とし、前記第2スライダの駆
    動軸をスキャン軸とする、いわゆるI型ステージである
    ことを特徴とする請求項5記載のステージ装置。
  8. 【請求項8】 所望のパターンが形成されたマスクを載
    置するマスクステージと、 前記マスクにエネルギ線照明を当てる照明光学系と、 前記パターンを転写する感応基板を載置する感応基板ス
    テージと、 前記マスクを通過したエネルギ線を前記感応基板上に投
    影結像させる投影光学系と、 を具備し、 露光中に、前記平面内におけるある方向に前記両ステー
    ジをスキャンする露光装置であって;前記マスクステー
    ジ及び/又は感応基板ステージが請求項1〜7いずれか
    1項記載のステージ装置であることを特徴とする露光装
    置。
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