JP2002358260A - コンテンツ視聴システム及びコンテンツ視聴方法 - Google Patents

コンテンツ視聴システム及びコンテンツ視聴方法

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JP2002358260A
JP2002358260A JP2001165265A JP2001165265A JP2002358260A JP 2002358260 A JP2002358260 A JP 2002358260A JP 2001165265 A JP2001165265 A JP 2001165265A JP 2001165265 A JP2001165265 A JP 2001165265A JP 2002358260 A JP2002358260 A JP 2002358260A
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Hiroo Morikawa
大補 森川
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升一 山崎
Takayuki Warabino
貴之 蕨野
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初 中村
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    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • G06Q20/105Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems involving programming of a portable memory device, e.g. IC cards, "electronic purses"

Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末を携行する携帯端末ユーザに常に優良
なマルチメディアコンテンツの視聴環境を提供するコン
テンツ視聴システム及びコンテンツ視聴を提供する。 【解決手段】インターネット,又はイントラネットと接
続された固有の通信路を有する端末と携帯端末とを連携
させ、このコンテンツ視聴環境内において、携帯端末上
から通信網上で配信されるマルチメディアコンテンツを
処理する端末を連携端末として自由に指定・変更すると
ともに、コンテンツを処理するように指示された連携端
末端末が、その固有の通信路を使用して、即ち,携帯端
末を経由することなしに、コンテンツを取得し、その取
得したコンテンツを携帯端末を介して携帯端末ユーザに
提供するように構成され、制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットや
イントラネットを代表とする通信網上で配信されるマル
チメディアコンテンツを、それぞれの固有の通信路を有
する複数の端末を使用して効果的、あるいは効率的に視
聴することを可能とするコンテンツ視聴システム及びコ
ンテンツ視聴方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、携帯電話端末やハンドヘルドタイ
プに代表される携帯端末では、処理能力や搭載している
メモリ容量、ディスプレイの大きさ、あるいは使用する
通信回線の制約により、インターネットやイントラネッ
ト上でパーソナルコンピュータ向けに配信されるマルチ
メディアコンテンツを十分な品質で閲覧、視聴すること
ができない。
【0003】このような問題を解消するために、携帯端
末の能力や、携帯端末が使用可能な通信能力、あるい
は、携帯端末が使用する通信路の通信状態の変化に合わ
せて、配信するコンテンツのレイアウトや品質を制御す
るアプローチが提案、実用化されている。
【0004】また、携帯端末の能力的な制約を軽減する
ため、携帯端末とディスプレイや家電機器等、携帯端末
の機能を補う機器を連携させるアプローチが提案、実用
化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯端
末のみを使用してコンテンツの閲覧、視聴を行う場合、
携帯端末やその携帯端末が使用する通信路が有する制約
に合わせてコンテンツを再生成するアプローチを適用し
ても、コンテンツのレイアウト変更や品質の劣化が発生
するため、コンテンツの作成者が意図した情報の全てを
取得し認識することができない場合がある。
【0006】一方、携帯端末と他の機器を連携させてコ
ンテンツの閲覧、視聴を行うアプローチにおいても、コ
ンテンツが携帯端末を経由して機器に転送される場合に
は、携帯端末の処理能力、携帯端末が使用可能な通信能
力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化
の影響を完全に排除することができず、快適なコンテン
ツの閲覧、視聴ができない場合がある。
【0007】また、上記のような携帯端末特有の制約を
排除しつつ、携帯端末ユーザが、家、オフィス、車内、
屋外等、様々な場所へ移動した場合に、それらの場所に
設置された端末と携帯端末を適切に連携させ、ユーザが
行うコンテンツの閲覧、視聴の連続性を保障するコンテ
ンツ視聴システムに関する提案は存在しない。
【0008】従って、本発明は、インターネット、ある
いはイントラネットと接続された固有の通信路を有する
端末と携帯端末とを連携させ、このコンテンツ視聴環境
内において、携帯端末上から通信網上で配信されるマル
チメディアコンテンツを処理する端末を連携端末として
自由に指定・変更できるとともに、コンテンツを処理す
るように指示された連携端末が、その固有の通信路を使
用して、すなわち携帯端末を経由することなく、コンテ
ンツを取得するよう制御することにより、携帯端末を携
行するユーザに常に優良なマルチメディアコンテンツの
視聴環境を提供するコンテンツ視聴システム及びコンテ
ンツ視聴方法を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、携帯端末を携行するユー
ザが移動する場合においても、携帯端末ユーザが、移動
元で行っていたコンテンツの閲覧、視聴作業を、移動
中、ならびに移動先においても継続的に実施できること
を実現したコンテンツの視聴環境を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明によるコンテンツ視聴システム並びにコン
テンツ視聴方法は、携帯端末のユーザが、携帯端末上で
表示しているコンテンツから連携端末に表示すべきコン
テンツを、携帯端末のユーザインタフェースを介して指
定し、その指定内容に基づき携帯端末内部で取得された
指定コンテンツの識別情報を連携端末に通知するととも
に、連携端末が指定されたコンテンツを取得するよう制
御されるとともに、携帯端末によるコンテンツ取得、携
帯端末から連携端末へのコンテンツの指定、ならびに連
携端末によるコンテンツ取得が、それぞれ異なる通信路
を介して行われるように制御するようにした点に第1の
特徴がある。
【0011】この特徴によれば、携帯端末を携帯する携
帯端末ユーザがコンテンツの表示を携帯端末から連携端
末へ必要に応じて変更することが可能となり、携帯端末
ユーザは、携帯端末の処理能力、携帯端末の表示能力、
携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使
用する通信路の通信状態変化の影響を受けることなく、
快適なコンテンツの閲覧、視聴を実現できる。
【0012】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末のユーザ
が、連携端末上で表示しているコンテンツから携帯端末
に表示すべきコンテンツを、携帯端末のユーザインタフ
ェースを介して指定し、その指定内容に基づき連携端末
内部で取得された指定コンテンツの識別情報が携帯端末
へ通知され、携帯端末が指定されたコンテンツを取得す
るように制御されるとともに、携帯端末によるコンテン
ツ取得、携帯端末から連携端末へのコンテンツの指定に
関わる制御情報あるいは連携端末から携帯端末へのコン
テンツ識別情報の通知、ならびに連携端末によるコンテ
ンツ取得が、それぞれ異なる通信路を介して行われるよ
うに制御するようにした点に第2の特徴がある。
【0013】この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連
携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテ
ンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツ
を携帯端末内部に取り込み表示することが可能となり、
連携端末が設置されている場所から移動する場合におい
ても、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続することがで
きる。
【0014】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末のユーザ
が、連携端末上で表示しているコンテンツから携帯端末
に表示すべきコンテンツを携帯端末の指定し、その指定
内容に基づき連携端末内部で取得された指定コンテンツ
の識別情報が携帯端末へ通知されるとともに、通知され
たコンテンツ識別情報が携帯端末内部に保持されるよう
に制御するようにした点に第3の特徴がある。
【0015】この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連
携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテ
ンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツ
の識別情報を、携帯端末内部に記録することが可能とな
り、連携端末が設置されている場所から移動した場合に
おいても、その移動先において、コンテンツの閲覧、視
聴作業を再開することができる。
【0016】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末ユーザの意
思により、携帯端末上で表示されているコンテンツを連
携端末へ表示させたり、連携端末上で表示されているコ
ンテンツを携帯端末に表示させたりすることを自由に制
御できるように構成し、携帯端末によるコンテンツ取
得、携帯端末から連携端末へのコンテンツの指定に関わ
る制御情報あるいは連携端末から携帯端末へのコンテン
ツ識別情報の通知、ならびに連携端末によるコンテンツ
取得のそれぞれが、それぞれ異なる通信路を介して行わ
れるように制御するようにした点に第4の特徴がある。
【0017】この特徴によれば、携帯端末ユーザは、移
動元の連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要
なコンテンツの全体あるいは一部を携帯端末内部取り込
み、移動中においてもコンテンツの閲覧、視聴作業を継
続できるとともに、移動先においては、携帯端末で表示
されているコンテンツの全体あるいは一部を移動先に設
置された連携端末に適切に表示させることが可能となる
ため、携帯端末ユーザのコンテンツの閲覧、視聴作業の
継続性を保証することができる。
【0018】また、これらのコンテンツの閲覧、視聴作
業において使用される連携端末は、それぞれ個別のコン
テンツの処理機能、コンテンツの表示機能、コンテンツ
取得のための通信路を有していることから、携帯端末ユ
ーザが連携端末を使用する場合には、携帯端末の処理能
力、携帯端末の表示能力、携帯端末が使用可能な通信能
力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化
の影響を受けることなく、快適なコンテンツの閲覧、視
聴を享受することができる。
【0019】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末内にあらかじめ登録されている連携端
末の中から、携帯端末のユーザが使用する連携端末を選
択することを可能とした点に第5の特徴がある。
【0020】この特徴によれば、携帯端末ユーザが使用
する連携端末が限定されている場合に、携帯端末と連携
端末間で通信路を確立する必要が生じるたびに、携帯端
末ユーザは連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を
入力する必要がなく、携帯端末ユーザが行っているコン
テンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることが
できる。
【0021】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末内に連携端末があらかじめ登録されて
いない場合においても、通信可能な連携端末の中から、
携帯端末のユーザが使用する連携端末を選択することを
可能とした点に第6の特徴がある。
【0022】この特徴によれば、携帯端末ユーザが使用
する連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を知らな
い場合においても、携帯端末と連携端末間で通信路を確
立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末
の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要がな
く、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視
聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0023】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユ
ーザに提示する段階で、携帯端末ユーザが利用したい連
携端末のコンテンツ処理機能を具備する連携端末のみが
提示されるように制御した点に第7の特徴がある。
【0024】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユ
ーザに提示する段階で、あらかじめ、携帯端末ユーザが
指定した所有者あるいは運用者が提供する連携端末のみ
が提示されるように制御した点に第8の特徴がある。
【0025】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を検索する段
階で、最初に応答があった連携端末との間で通信路を確
立できるよう制御した点に第9の特徴がある。
【0026】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユ
ーザに提示する段階で、携帯端末ユーザの現在位置の近
辺に存在する連携端末のみが提示されるように制御した
点に第10の特徴がある。
【0027】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユ
ーザに提示する段階で、携帯端末ユーザの現在位置から
見て特定の方角で、携帯端末の近辺に存在する連携端末
のみが提示されるように制御した点に第11の特徴があ
る。
【0028】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末上で連携可能な連携端末を検索する段
階で、携帯端末ユーザの現在位置に最も近い位置に存在
する連携端末との間で通信路を確立できるよう制御した
点に第12の特徴がある。
【0029】前記第7から第12の特徴によれば、携帯
端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯端
末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切に
限定されるため、あるいは携帯端末ユーザが連携端末を
選択する必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減
し、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視
聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0030】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末と連携端末の検索処理を、インターネ
ットあるいはイントラネット等の通信網上に配置された
サーバ上で行うように制御した点に第13の特徴があ
る。
【0031】この特徴によれば、携帯端末が利用可能な
連携端末を探索する際に、複数の連携端末にアクセスし
それらの応答を収集する必要がなくなるため、使用可能
な連携端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短
縮することができる。従って、携帯端末ユーザが行って
いるコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留め
ることができる。さらに、連携端末の所有者あるいは運
用者が複数の連携端末を効率的に設置、管理することが
可能となるため、携帯端末ユーザに対してコンテンツの
閲覧、視聴環境の整備を充実できる。
【0032】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、インターネットあるいはイントラネット等の通
信網上に配置されたサーバ上で行う携帯端末と連携端末
の検索処理において、携帯端末の現在位置を中心として
特定の距離の範囲内あるいは特定の方角に存在する連携
端末を検索するように制御した点に第14の特徴があ
る。
【0033】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、インターネットあるいはイントラネット等の通
信網上に配置されたサーバ上で行う携帯端末と連携端末
の検索処理において、携帯端末の現在位置から見て特定
の方角で、最も近くに存在する連携端末を検索するよう
に制御した点に第15の特徴がある。
【0034】前記第14から第15の特徴によれば、携
帯端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯
端末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切
に限定されるため、携帯端末ユーザの負荷を軽減し、携
帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業
の中断を最小限に留めることができる。
【0035】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立さ
れていた通信路を解放した場合においても、携帯端末上
でのコンテンツ出力状態を継続するとともに、携帯端末
と新しい連携端末との間に通信路が確立することによ
り、その新しい連携端末を利用したコンテンツの視聴作
業を継続できるように制御した点に第16の特徴があ
る。
【0036】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立さ
れていた通信路を解放した場合においても、携帯端末が
連携端末から取得したコンテンツ識別情報を記録し、携
帯端末と新しい連携端末との間に通信路が確立すること
により、記録したコンテンツ識別情報を使用することに
より、連携端末を利用したコンテンツの視聴作業を再開
できるように制御した点に第17の特徴がある。
【0037】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立さ
れていた通信路を解放した場合においても、携帯端末が
連携端末から取得したコンテンツ識別情報を記録し、記
録したコンテンツ識別情報に対応するコンテンツの携帯
端末上での出力を制限することで、連携端末を利用した
場合にのみコンテンツの視聴作業を再開できるように制
御した点に第18の特徴がある。
【0038】第16から第18の特徴によれば、携帯端
末ユーザは、連携端末が設置されている様々な場所を移
動した場合においても、その移動先において、コンテン
ツの閲覧、視聴作業を継続・再開できる。また、第18
の特徴によれば、コンテンツの視聴が連携端末上に限定
されるため、コンテンツ視聴システムの利用において、
携帯端末内部にコンテンツが不当に取得、保持されると
ともに、他の端末へ不当に流出するような脅威を排除す
ることができる。
【0039】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、連携端末との連携に必要な各種の情報処理機能
を、携帯端末と連携端末間の通信路の確立にあわせて携
帯端末内に動的に構築することを可能とするように制御
した点に第16の特徴がある。
【0040】この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連
携端末を制御するために必要なユーザインタフェースや
制御情報を生成する機能をあらかじめ取得し携帯端末内
に登録しておく必要がないため、携帯端末ユーザの負荷
を軽減することができるとともに、容量に制限のある携
帯端末のメモリを効率的に利用することができる。
【0041】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末が、プログラムファイルの取得元であ
る連携端末に、そのプログラムファイル利用に対する対
価を支払うためにネットワーク上で流通可能な電子的な
論理通貨を利用し、携帯端末ユーザが、論理通貨の発行
者が管理するサーバから必要な論理通貨を取得する段階
と、携帯端末が、連携端末からプログラムファイルを取
得する前に、プログラムファイルを利用するための対価
に相当する価値の論理通貨を連携端末に提供する段階
と、論理通貨を受領した連携端末が、取得した論理通貨
に対して、その受領の証明となる情報を記録した電子的
な領収情報データを生成して携帯端末へ送付する段階
と、連携端末が、取得した論理通貨の価値に基づき、携
帯端末のプログラムファイルの取得を制御する段階と、
連携端末が携帯端末から取得した論理通貨を、その発行
者が管理するサーバへ提示することで決済を行う段階と
を具備する点に第20の特徴がある。
【0042】この特徴によれば、連携端末の所有者ある
いは運用者が、連携端末の利用に関わる対価を取得でき
るため、これら連携端末の利用による不利益を被ること
なく、不特定のユーザに開放することが可能となる。従
って、携帯端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運
用者に対してその連携端末を利用する対価を支払うこと
で連携端末を使用できる場所や機会を多くすることがで
き、コンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めること
ができる。
【0043】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末が、プログラムファイルの取得元であ
る連携端末に、そのプログラムファイル利用に対する対
価を支払うために、ネットワーク上で流通可能な電子的
な論理通貨を利用し、携帯端末ユーザが、論理通貨の発
行者が管理するサーバから必要な論理通貨を取得する段
階と、携帯端末ユーザが、携帯端末を使用して、プログ
ラムファイルの利用に関わる対価に相当する価値の論理
通貨を提示することで、連携端末に関する情報を管理す
るサーバへ使用するプログラムファイルの登録を行う段
階と、携帯端末からプログラムファイルの取得を要求さ
れた連携端末が、連携端末に関する情報を管理するサー
バへ、携帯端末へのプログラムファイルの提示の可否を
問い合わせる段階と、連携端末に関する情報を管理する
サーバが、取得した論理通貨の価値の残高に基づき携帯
端末へのプログラムファイルの提供の可否を判断する段
階と、連携端末に関する情報を管理するサーバが、プロ
グラムファイルの使用に関わる対価に相当する価値を、
携帯端末から提供済みの論理通貨の価値から減算し、そ
の受領の証明となる情報を記録した電子的な領収情報デ
ータを生成して携帯端末へ送付する段階と、連携端末に
関する情報を管理するサーバの判断結果に基づき、連携
端末が携帯端末へのプログラムファイルの提供を制御す
る段階と、連携端末に関する情報を管理するサーバが、
携帯端末から取得した論理通貨をその発行者が管理する
サーバへ提示することで決済を行う段階とを具備する点
に第21の特徴がある。
【0044】この特徴によれば、連携端末の所有者ある
いは運用者が、連携端末の利用に関わる対価を取得でき
るため、これら連携端末の利用を、不利益を被ることな
く、不特定のユーザに開放することが可能となる。従っ
て、携帯端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運用
者に対してその連携端末を利用する対価を支払うことで
連携端末を使用できる場所や機会を多くすることがで
き、コンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めること
ができる。また、個々の連携端末にその連携端末の利用
に関する対価の入出管理機能を設置する必要がなく、連
携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効率
的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末ユ
ーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充実
できる。
【0045】さらに、携帯端末ユーザが連携端末の利用
に関わる対価の支払い処理を、連携端末との通信路の開
設の度に実施する必要がなくなるため、使用可能な連携
端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮する
ことができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコ
ンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めること
ができる。
【0046】また、本発明によるコンテンツ視聴システ
ムでは、携帯端末ユーザが連携端末上で実行する作業の
選択状況や実行状態を連携端末上で管理するように制御
し、その選択状況や実行状態を連携端末上で表示するよ
うに制御した点に第22の特徴がある。
【0047】この特徴によれば、携帯端末上に連携端末
上で実行する操作の選択状況卓や実行状態を管理する機
能を具備する必要がなく、携帯端末に実装されるべきソ
フトウェアの規模を小さくすることができる。また、選
択状況や実行状態を連携端末上で表示することにより、
連携端末の操作中においても、携帯端末上でのコンテン
ツ出力が視覚的に中断されることがなく、携帯端末ユー
ザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最
小限に留めることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。本発明方法は、本発明シ
ステムの構成と動作により理解することができるので、
以下主として本発明システムについて説明する。
【0049】図1は、携帯端末100で表示したコンテ
ンツを連携端末300上へ表示させる制御を行うコンテ
ンツ視聴システムの構成図の一例である。該システムを
構成する携帯端末100は、携帯端末ユーザ10との間
で必要な情報の授受をする入出力部106と、インター
ネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ2
00から、携帯端末ユーザ10により指定されたコンテ
ンツファイル210を取得し、取得されたコンテンツフ
ァイル210を処理し携帯端末ユーザ10に提示するた
めのコンテンツ処理部101と、コンテンツ処理部10
1により要求されたコンテンツファイル210をサーバ
200から取得するために使用される第1の通信処理部
102と、携帯端末ユーザ10が、提示されたコンテン
ツから該携帯端末100と連携する連携端末300に処
理させたいコンテンツを指定するための第1のユーザイ
ンタフェース部103と、第1のユーザインタフェース
部103を通じて指定されたコンテンツを識別する情報
として第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツフ
ァイル210から取得するコンテンツ識別情報取得部1
04と、端末ユーザ10の指示に基づき取得された第1
のコンテンツ識別情報120を前記連携端末300へ通
知するために使用される第2の通信処理部105と、を
具備する。
【0050】該システムを構成する連携端末300は、
携帯端末100から通知された第1のコンテンツ識別情
報120を取得するために使用される第3の通信処理部
301と、取得した第1のコンテンツ識別情報120の
内容に基づきコンテンツ処理を制御する第1のコンテン
ツ処理制御部302と、第1のコンテンツ処理制御部3
02により指定されたコンテンツファイル210を取得
し、取得されたコンテンツファイル210を処理し端末
ユーザ10に提示するためのコンテンツ処理部303
と、インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN
上のサーバ200から、コンテンツ処理部303により
要求されたコンテンツファイル210を取得するために
使用される第4の通信処理部304と、コンテンツを表
示するための出力部305とを具備する。
【0051】サーバ200には、携帯端末100と連携
端末300とに連絡するためにインターネット、イント
ラネット、宅内LAN等により第1の通信網51が接続さ
れている。携帯端末100と第1の通信網51との間に
は、アクセス網として第2の通信網52が配置されてい
る。携帯端末100と連携端末300との間には、端末
間通信網として第3の通信網53が配置されている。ま
た、連携端末300と第1の通信網51との間には、ア
クセス網として第4の通信網54が配置されている。
【0052】図2は、図1で示した構成のコンテンツ視
聴システムにおいて、携帯端末100で表示したコンテ
ンツを連携端末300上へ表示させる制御(請求項1及
び23に対応する)を説明する動作フローの一例であ
る。
【0053】携帯端末ユーザ10は、取得しようとする
コンテンツの識別情報(コンテンツ識別情報118)を
携帯端末100の入出力部106を介して、入力する
(S100)。具体的には、コンテンツ識別情報118
としてUniform Resource Locators (URL) やUniform Re
source Identifiers (URI) を使用することができる。
入力されたコンテンツ識別情報118は、コンテンツ処
理部101へ提示される(S101)。
【0054】コンテンツ処理部101は、第1の通信処
理部102を介して、サーバ200に指定されたコンテ
ンツ識別情報118に対応するコンテンツファイル21
0の転送を要求する(S102)。コンテンツ処理部1
01は、サーバ200からコンテンツファイル210を
取得し(S103)、同コンテンツファイル210を処
理する(S104)。具体的には、受領したコンテンツ
ファイル210がテキスト、画像を含む場合は、それら
のデータをデコードする。受領したコンテンツが音声デ
ータあるいは映像データを含む場合には、それらをデコ
ードし再生する。コンテンツ処理部101によるコンテ
ンツファイル210の処理結果は、入出力部106へ出
力され(S105)、携帯端末ユーザ10へ提示される
(S106)。
【0055】携帯端末ユーザ10は、第1のユーザイン
タフェース部103に、連携端末300へコンテンツの
表示を実施する要求を通知する(S107)。同通知を
受領した第1のユーザインタフェース部103は、携帯
端末100上でその携帯端末ユーザ10に表示されてい
るコンテンツに関して、連携端末300で表示させたい
部分を選択するように促し、携帯端末ユーザ10は、表
示されているコンテンツ全体、あるいは表示されている
コンテンツの構成要素となる部分領域を第1のユーザイ
ンタフェース部103上で選択する(S108)。
【0056】このとき、第1のユーザインタフェース部
103は、携帯端末ユーザ10に、連携端末300に表
示させるコンテンツが携帯端末100上に表示されてい
るコンテンツ全体(例えば、 Webページ全体)か、表示
コンテンツの構成要素であるか(Webページ上の画像や
そのWebページからリンクされた別のコンテンツ等)を
指定させてもよい。さらに、携帯端末ユーザ10が、表
示コンテンツの構成要素を連携端末300に表示させる
ことを指定した場合、第1のユーザインタフェース部1
03は、表示されているコンテンツに対して、その構成
要素となる部分領域を指定可能なインタフェースを提供
してもよい。また、携帯端末ユーザ10が表示されてい
るコンテンツの構成要素となる部分領域を選択する場合
には、第1のユーザインタフェース部103は、選択し
た領域にフォーカスを当て、その選択状態を表示するよ
うにコンテンツ処理部101に要求してもよい。
【0057】第1のユーザインタフェース部103は、
携帯端末ユーザ10からコンテンツの選択処理の終了を
通知されたとき(S109)、コンテンツ識別情報取得
部104にコンテンツ識別情報120の取得を指示する
(S110)。
【0058】コンテンツ識別情報取得部104は、コン
テンツ処理部101から、携帯端末ユーザ10が表示コ
ンテンツ全体を選択した場合には、コンテンツファイル
210の全体を識別するための識別情報を第1のコンテ
ンツ識別情報120として取得する。一方、携帯端末ユ
ーザ10が表示コンテンツの一部を指定した場合、現在
フォーカスが当たっている領域を構成するコンテンツフ
ァイル210を識別するための識別情報を第1のコンテ
ンツ識別情報120として取得する(S111)。
【0059】取得された第1のコンテンツ識別情報12
0は、第2の通信処理部105と連携端末300の第3の
通信処理部301を介して、第1のコンテンツ処理制御
部302へ通知される(S112)。
【0060】第1のコンテンツ処理制御部302は、取
得した第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツ処
理部303へ提示することで、そのコンテンツファイル
210の取得を促す(S113)。
【0061】コンテンツ処理部303は、第4の通信処
理部304を介して、サーバ200に指定されたコンテ
ンツに関するコンテンツファイル210の転送を要求す
る(S114)。
【0062】コンテンツ処理部303はコンテンツファ
イル210を取得し(S115)、同コンテンツファイ
ル210を処理する(S116)。具体的には、受領し
たコンテンツファイル210がテキスト、画像を含む場
合は、それらのデータをデコードする。受領したコンテ
ンツが音声データあるいは映像データを含む場合には、
それらをデコードし再生する。
【0063】コンテンツ処理部303によるコンテンツ
ファイル210の処理結果は、出力部305へ出力され
(S1117)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S1
18)。
【0064】図3は、連携端末300で表示したコンテ
ンツを携帯端末100上へ表示させる制御を実現するコ
ンテンツ視聴システムの構成図の一例である。
【0065】該システムを構成する携帯端末100は、
インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上の
サーバ200から、携帯端末ユーザ10により指定され
たコンテンツファイル210を取得し、取得されたコン
テンツファイル210を処理し携帯端末ユーザ10に提
示するコンテンツ処理部101と、コンテンツ処理部1
01により要求されたコンテンツのコンテンツファイル
210をサーバ200から取得するために使用される第
1の通信処理部102と、携帯端末ユーザ10との間で
指示や選択に関わる要求等の必要な情報の授受をする入
出力部106と、携帯端末ユーザ10が、携帯端末10
0と連携する連携端末300上のコンテンツ処理部30
3の動作を制御するとともに、連携端末300上で提示
されたコンテンツから携帯端末100に処理させたいコ
ンテンツを指定するための第2のユーザインタフェース
部107と、第2のユーザインタフェース部107を通
じて指定された携帯端末ユーザ10との間で指示や選択
に関わる要求等の必要な情報の授受をする入出力部10
6と、携帯端末ユーザ10の指示内容に基づき、連携端
末300上のコンテンツ処理部303を制御するための
制御情報121を生成する制御情報生成部108と、制
御情報121を連携端末300へ通知するとともに、携
帯端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の
必要な情報の授受をする入出力部106と、携帯端末ユ
ーザ10が指定したコンテンツに関するコンテンツ識別
情報320を連携端末300から取得するために使用さ
れる第2の通信処理部105と、取得したコンテンツ識
別情報320の内容に基づきコンテンツ処理部101の
動作を制御するコンテンツ処理制御部109とを具備す
る。
【0066】連携端末300は、携帯端末100から通
知された制御情報121を取得し、携帯端末100携帯
端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の必
要な情報の授受をする入出力部106と、に携帯端末ユ
ーザ10が指定したコンテンツに関するコンテンツ識別
情報320を通知するために使用される第3の通信処理
部301と、コンテンツを表示するための出力部305
と、取得した制御情報121の内容に基づきコンテンツ
処理部303の動作を制御する第2のコンテンツ処理制
御部306と、前記第2のコンテンツ処理制御部306
から指定されたコンテンツ識別情報320をコンテンツ
ファイル210から取得するコンテンツ識別情報取得部
307と、インターネット、イントラネットあるいは宅
内LAN上のサーバ200から、要求されたコンテンツフ
ァイル210を取得するために使用される第4の通信処
理部304と、コンテンツファイルの取得、処理、提示
を実行するコンテンツ処理部303と、を具備する。
【0067】図4から図7は、図3で示した構成のコン
テンツ視聴システムにおいて、連携端末300で表示し
たコンテンツを携帯端末100上へ表示させる制御を説
明する動作フローの一例である。図4から図6は、 (1)携帯端末ユーザ10の指示により、連携端末30
0が、サーバ200からコンテンツファイル210を取
得し連携端末300上に出力する。 (2)携帯端末ユーザが、連携端末300上に出力され
たコンテンツを監視し、携帯端末100に取得するコン
テンツを選択する。 (3)携帯端末100が、連携端末300上で選択され
たコンテンツに関するコンテンツファイル210を取得
し、携帯端末100上に出力する。という一連の動作
(請求項2及び24に対応する)を説明するものであ
る。また、図7は、上記(1)(2)に続けて、 (4)携帯端末100が、連携端末300上で選択され
たコンテンツに関するコンテンツ識別情報を取得し、携
帯端末100内に保持する。 という処理を行う場合の動作(請求項3及び25に対応
する)を説明するものである。
【0068】図4は、携帯端末ユーザ10の指示によ
り、連携端末300が、サーバ200からコンテンツフ
ァイル210を取得し連携端末300上に出力する処理
の動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、携
帯端末100の入出力部106を介して、第2のユーザ
インタフェース部107に取得するコンテンツの識別情
報を提示する(S120)。具体的には、コンテンツ識
別情報としてUniform Resource Locators (URL) やUnif
orm Resource Identifiers (URI) を使用できる。入力
されたコンテンツ識別情報に基づき、制御情報生成部1
08は、連携端末300上でのコンテンツ出力を指示す
る制御情報121を生成する(S121)。制御情報1
21は、第2の通信処理部105と連携端末300の第3
の通信処理部301を介して、第2のコンテンツ処理制
御部306へ通知される(S122)。第2のコンテンツ
処理制御部306は、受領した制御情報121に含まれ
るコンテンツ識別情報をコンテンツ処理部303に提示
する(S123)。コンテンツ処理部303は、第4の
通信処理部304を介して、サーバ200に指定された
コンテンツ識別情報に対応するコンテンツファイル21
0の転送を要求する(S124)。コンテンツ処理部3
03はサーバ200からコンテンツファイル210を取
得し(S125)、同コンテンツファイルを処理する(S
126)。具体的には、受領したコンテンツファイル2
10がテキスト、画像を含む場合は、それらのデータを
デコードする。受領したコンテンツが音声データあるい
は映像データを含む場合には、それらをデコードし再生
する。コンテンツ処理部303によるコンテンツファイ
ルの処理結果は、入出力部305へ出力され(S12
7)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S128)。
【0069】図5は、携帯端末ユーザ10が、連携端末
300上に出力されたコンテンツに監視、携帯端末に取
得するコンテンツを選択する処理の動作フローの一例で
ある。携帯端末ユーザ10は、携帯端末100の入出力
部106を介して第2のユーザインタフェース部107
に、連携端末300で表示されているコンテンツに関し
て、携帯端末100へ表示する処理を開始することを通
知する(S129)。同通知を受領した第2のユーザイ
ンタフェース部107は、携帯端末ユーザに、携帯端末
300に表示させるコンテンツが連携端末100上に表
示されているコンテンツ全体(例えば、Webページ全
体)か、表示コンテンツの構成要素であるか(Webペー
ジ上の画像やそのWebページからリンクされた別のコン
テンツ等)を指定させるメニューを提示する(S13
0)。このとき、携帯端末ユーザ10が、表示コンテン
ツの構成要素の取得を選択した場合(S131)、第2
のユーザインタフェース部107はコンテンツ選択モー
ドへ移行する(S132)。第2のユーザインタフェー
ス部107は、連携端末300上で表示されているコン
テンツに対してその構成要素となる部分領域を指定可能
なインタフェース、例えば連携端末300が具備するポ
インタ機能を制御したり、特定のタグ情報に基づきフォ
ーカスを移動させたりするためのインタフェースを提供
する。コンテンツ選択モードにおいて、携帯端末ユーザ
10は、連携端末300上でのポインタに移動方向の指
定及び決定操作、あるいはフォーカス移動方向の指定
等、連携端末300上で表示されているコンテンツに対
してその構成要素となる部分領域を指定する操作を第2
のユーザインタフェース部107上で行う(S13
3)。制御情報生成部108は、第2のユーザインタフ
ェース部107から通知されたイベント内容に基づき、
対応する制御情報121を生成する(S134)。制御
情報121は、第2の通信処理部105と連携端末30
0の第3の通信処理部301を介して、第2のコンテン
ツ処理制御部306へ通知される(S135)。第2の
コンテンツ処理制御部306は制御情報の内容に従い、
ポインタの移動や決定処理を実行したり、あるいはフォ
ーカス移動を指示することで(S136)、コンテンツ
処理部303に、連携端末300上に表示されたコンテ
ンツに関し、フォーカス移動を実行するように促す(S
137)。フォーカスの移動結果は出力部305に出力
され(S138)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S
139)。上記S145からS151の処理が繰り返され
ることにより、携帯端末ユーザ10は、連携端末300
上に表示されているコンテンツの部分領域を選択する
(S140)。
【0070】図6は、携帯端末10が、連携端末300
上で選択されたコンテンツに関するコンテンツファイル
を取得し、携帯端末100上に出力する処理の動作フロ
ーの一例である。携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体
の取得を選択した場合、あるいは、コンテンツ構成要素
の取得を決定した場合(S141)、第2のユーザイン
タフェース部107は制御情報生成部108にコンテン
ツ識別情報320の取得を指示する(S142)。この
とき、第2のユーザインタフェース部107は制御情報
生成部108に、少なくとも、携帯端末ユーザ10がコ
ンテンツ全体の取得を選択したか、コンテンツの構成要
素の取得を選択したかを識別するための選択種別情報を
提示する。制御情報生成部108は、第2のユーザイン
タフェース部107から提示された「選択種別情報」を
含む制御情報121を生成する(S143)。制御情報
121は、携帯端末100の第2の通信処理部105と
連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第
2のコンテンツ処理制御部306へ通知される(S14
4)。第2のコンテンツ処理制御部306は制御情報の
内容を、コンテンツ識別情報取得部307へ通知する
(S145)。コンテンツ識別情報取得部307は、コ
ンテンツ全体取得の通知を受領した場合には、コンテン
ツファイル全体を識別するための識別情報を第2のコン
テンツ識別情報320として取得する(S146)。一
方、コンテンツ部分領域取得の通知を受領した場合、現
在フォーカスが当たっている領域を構成するコンテンツ
ファイルを識別するための識別情報を第2のコンテンツ
識別情報320として取得する(S147)。取得され
た第2のコンテンツ識別情報320は、連携端末300
の第3の通信処理部301と携帯端末100の第2の通
信処理部105を介して、携帯端末100のコンテンツ
処理制御部109へ通知される(S148)。コンテン
ツ処理制御部109は、携帯端末100のコンテンツ処
理部101へ取得した第2のコンテンツ識別情報320
を提示することで、そのコンテンツファイル210の取
得を促す(S149)。コンテンツ処理部101は、第
1の通信処理部102を介して、サーバ200に指定さ
れたコンテンツに関するコンテンツファイル210の転
送を要求する(S150)。コンテンツ処理部101は
サーバ200からコンテンツファイル210を取得し
(S151)、同コンテンツファイルを処理する(S15
2)。具体的には、受領したコンテンツファイルがテキ
スト、画像を含む場合は、それらのデータをデコードす
る。受領したコンテンツが音声データあるいは映像デー
タを含む場合には、それらをデコードし再生する。コン
テンツ処理部101によるコンテンツファイルの処理結
果は、携帯端末100の入出力部106へ出力され(S
153)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S15
4)。
【0071】図7は、携帯端末100が、連携端末30
0上で選択されたコンテンツに関するコンテンツ識別情
報を取得し、携帯端末100内に保持する処理の動作フ
ローの一例である。前記の図5のフローに続き、携帯端
末ユーザ10がコンテンツ全体のコンテンツ識別情報の
取得を選択した場合、あるいは、表示コンテンツ構成要
素のコンテンツ識別情報の取得を選択した場合(S16
0)、第2のユーザインタフェース部107は制御情報
生成部108にコンテンツ識別情報320の取得を指示
する(S161)。このとき、第2のユーザインタフェ
ース部107は制御情報生成部108に、少なくとも、
携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体のコンテンツ識別
情報の取得を選択したか、表示コンテンツ構成要素のコ
ンテンツ識別情報の取得を選択したかを識別するための
選択種別情報を提示する。制御情報生成部108は、第
2のユーザインタフェース部107から提示された選択
種別情報を含む制御情報121を生成する(S16
2)。制御情報121は、携帯端末100の第2の通信
処理部105と連携端末300の第3の通信処理部30
1を介して、第2のコンテンツ処理制御部306へ通知
される(S163)。第2のコンテンツ処理制御部30
6は制御情報の内容を、コンテンツ識別情報取得部30
7へ通知する(S164)。コンテンツ識別情報取得部
307は、コンテンツ全体取得の通知を受領した場合に
は、コンテンツファイル全体を識別するための識別情報
を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S
165)。一方、コンテンツ部分領域取得の通知を受領
した場合、現在フォーカスが当たっている領域を構成す
るコンテンツファイル210を識別するための識別情報
を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S
166)。取得された第2のコンテンツ識別情報320
は、連携端末300の第3の通信処理部301と携帯端
末100の第2の通信処理部105を介して、携帯端末
100のコンテンツ処理制御部109へ通知される(S
167)。コンテンツ処理制御部109は、携帯端末1
00のコンテンツ処理部101へ取得した第2のコンテ
ンツ識別情報320を保持する(S168)。
【0072】図8は、携帯端末100と連携端末300
間でコンテンツ出力先を制御できるコンテンツ視聴シス
テムの構成図の一例である。該システムを構成する携帯
端末100は、前述の例で説明した、コンテンツ処理部
101、第1の通信処理部102、第1のユーザインタフ
ェース部103、コンテンツ識別情報取得部104、第
2の通信処理部105、入出力部106、第2のユーザイ
ンタフェース部107、制御情報生成部108、コンテ
ンツ処理制御部109に加え、携帯端末ユーザ10が前
記第1のユーザインタフェース部103と前記第2のユー
ザインタフェース部107を切り替えて使用するための
指示を入力するための第3のユーザインタフェース部1
10を具備する。
【0073】連携端末300は、前述の例で説明した、
第3の通信処理部301、第一のコンテンツ処理制御部
302、コンテンツ処理部303、第4の通信処理部3
04、出力部305、第2のコンテンツ処理制御部30
6、コンテンツ識別情報取得部307を具備する。
【0074】図9は、図8で示した構成のコンテンツ視
聴システムにおいて、携帯端末100で表示したコンテ
ンツを連携端末200上へ表示させる制御と、連携端末
300で表示したコンテンツを携帯端末100上へ表示
させる制御を切り替えて動作させる制御(請求項4及び
26に対応する)を説明する動作フローの一例である。
立ち上げ時等の初期状態において、携帯端末100は、
その携帯端末ユーザ10に対して、入出力部106から
の入力イベントの受領元が、コンテンツ処理部101と
第1のユーザインタフェース部103となるように制御
する(S170)。この状態において、携帯端末ユーザ
10は、携帯端末100のコンテンツ処理部101にコ
ンテンツAの識別情報を提示することで、コンテンツ処
理部101にコンテンツAを処理させ(S171)、その
処理結果を入出力部106へ出力させることができる
(S172)。さらに、携帯端末ユーザ10は、携帯端
末100のコンテンツ処理部101にコンテンツBの識
別情報を提示することで、コンテンツ処理部101にコ
ンテンツBを処理させ(S173)、その処理結果を入出
力部106へ出力させてもよい(S174)。また、携
帯端末ユーザ10は、携帯端末100上でのコンテンツ
出力処理中の任意の段階で、連携端末300のコンテン
ツ処理部303に、携帯端末100で表示されているコ
ンテンツ全体あるいはその部分領域のコンテンツ識別情
報を提示することで、コンテンツ処理部303にその処
理をさせ(S175)その出力先を連携端末300の出
力部305へ変更することができる(S176)。尚、
本例は、携帯端末100で表示されているコンテンツ全
体(コンテンツB)の出力先を変更す場合の処理であ
る。さらに、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100の
コンテンツ処理部101にコンテンツCの識別情報を提
示することで、コンテンツ処理部101にコンテンツC
を処理させ(S177)、その処理結果を入出力部10
6へ出力させてもよい(S178)。また携帯端末ユー
ザ10は、上記の任意の段階で、第3のユーザインタフ
ェース部110にユーザインタフェース切り替え指示を
通知することで、入出力部106からの入力イベントの
受領元を第2のユーザインタフェース部107へ切り替
えることができる(S179)。以降、携帯端末ユーザ
10は、第2のユーザインタフェースを介して、連携端
末300上でのコンテンツの出力処理を制御できる。携
帯端末ユーザ10は、連携端末300のコンテンツ処理
部303にコンテンツDの識別情報を提示することで、
コンテンツ処理部303にコンテンツDを処理させ(S1
80)、その処理結果を出力部305へ出力させてもよ
い(S181)。また、携帯端末ユーザ10は、連携端
末100上でのコンテンツ出力処理中の任意の段階で、
携帯端末100のコンテンツ処理部101に、連携端末
300で表示されているコンテンツ全体あるいはその部
分領域のコンテンツ識別情報を提示することで、コンテ
ンツ処理部101にその処理をさせ(S182)、その
出力先を携帯端末100の入出力部106へ変更するこ
とができる(S183)。尚、本例は、連携端末300
で表示されているコンテンツ全体(コンテンツD)の出
力先を変更す場合の処理である。また、この後、携帯端
末ユーザ10は、連携端末300のコンテンツ処理部3
03にコンテンツEの識別情報を提示することで、コン
テンツ処理部303にコンテンツEを処理させ(S18
4)、その処理結果を出力部305へ出力させてもよい
(S185)。また携帯端末ユーザ10は、連携端末3
00上でのコンテンツ出力処理を制御している任意の段
階で、第3のユーザインタフェース部110にユーザイ
ンタフェース切り替え指示を通知することで、入出力部
106からの入力イベントの受領元を第1のユーザイン
タフェース部103へ切り替えることができる(S18
6)。以降、携帯端末ユーザ10は、第1のユーザイン
タフェース103を介して、携帯端末100上でのコン
テンツの出力処理を制御することができる。以降、上記
170から186までの処理を繰り返すことで、携帯端
末ユーザ10は、出力するコンテンツやそのコンテンツ
の出力先を自由に制御できる。
【0075】下記図10から図23では、コンテンツ視
聴システムが、携帯端末100と連携動作させる連携端
末300を携帯端末ユーザ10に選択させる機能を提供
する場合の構成ならびに動作フローを示す。
【0076】図10は、携帯端末ユーザ10が、携帯端
末100の連携先となる連携端末300を、あらかじめ
携帯端末100に登録しておいた連携端末300のリス
トから選択することを可能とした機能構成例である。な
お、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテン
ツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
携帯端末100は、連携端末300を識別するための少
なくとも1つの連携端末識別情報122と、連携端末識
別情報122により識別される連携端末300と通信を
行うために必要な少なくとも1つの第1のアドレス情報
123を管理する連携端末情報管理部111と、連携端
末情報管理部111が管理する少なくとも1つの連携端
末識別情報122、あるいは第1のアドレス情報123
をユーザに提示し、携帯端末100と連携動作させる連
携端末300を選択するよう促すとともに、携帯端末ユ
ーザ10からの選択内容を受け付ける第4のユーザイン
タフェース部112とを具備する。
【0077】図11は、図10で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項5に対応する)の一例を説明する
動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4
のユーザインタフェース部112へ連携端末300への
接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携
端末情報管理部111に通知される(S190)。同要
求信号を受領した連携端末情報管理部111は、同連携
端末情報管理部111が保持する少なくとも1つの連携
端末識別情報122を検索し、連携端末識別情報リスト
を生成する(S191)。連携端末識別情報リストは、
第4のユーザインタフェース部112に提示される(S1
92)。第4のユーザインタフェース部112は、受領
した連携端末識別情報リストの内容に基づき、携帯端末
ユーザ10へ連携端末選択メニューを提示する(S19
3)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択
メニューを通じて、接続すべき連携端末300を指定す
る(S194)。第4のユーザインタフェース部112
は、指定された連携端末に関する連携端末識別情報12
2を連携端末情報管理部111へ提示する(S19
5)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端
末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123
を検索し(S196)、その結果を第2の通信処理部1
05に提示することで、連携端末300の第3の通信処
理部301との間で通信路を確立することを促す(S1
97)。第二の通信処理部は,提示された第1のアドレ
ス情報1に産に基づき,そのアドレス情報123により
接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301と
の間で通信路を確立する(S198)。
【0078】図12は、携帯端末ユーザが、携帯端末1
00の連携先となる連携端末300を、連携の必要が生
じた場合に接続可能な連携端末300から選択すること
を可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述
の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの
追加機能に限定して記述している。この構成例では、図
10の構成例の各機能ブロクの他に、さらに携帯端末1
00において、連携端末300は、その連携端末300
を識別するための連携端末識別情報122を備え、連携
連端末300において連携端末100と通信を行うため
に必要な第1のアドレス情報123を管理する第1の端末
情報管理部308を具備する。
【0079】図13は、図12で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項6に対応する)の一例を説明する
動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4
のユーザインタフェース部112へ連携端末300への
接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携
端末情報管理部111に通知される(S200)。同要
求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端
末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通信
路53を通じて、少なくとも1つの連携端末300に、
その端末識別情報122ならびにアドレス情報123の
問い合わせを行う(S201)。問い合わせを受信した
連携端末300の第1の端末情報管理部308は、保持
している端末識別情報122ならびにアドレス情報12
3を参照し(S202)、これらの情報を含む応答を問
い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部11
1に返信する(S203)。携帯端末100の連携端末
情報管理部111は、一定の時間、連携端末300から
の応答を待ち、問い合わせ処理により取得した少なくと
も1つの連携端末300に関する連携端末識別情報12
2を元に、連携端末識別情報リストを生成する(S20
4)。連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタ
フェース部112に提示される(S205)。第4のユー
ザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情
報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端
末選択メニューを提示する(S206)。携帯端末ユー
ザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、
接続すべき連携端末300を指定する(S207)。第4
のユーザインタフェース部112は、指定された連携端
末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情
報管理部111へ提示する(S208)。連携端末情報
管理部111は、提示された連携端末識別情報122に
対応する第1のアドレス情報123を検索し(20
9)、その結果を第2の通信処理部105に提示するこ
とで、連携端末300の第3の通信処理部301との間
で通信路を確立することを促す(S210)。第2の通信
処理部105は、提示された第1のアドレス情報123
に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連
携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路
を確立する(S211)。
【0080】図14は、携帯端末ユーザ10が、携帯端
末100の連携先となる連携端末300を、特定のコン
テンツ処理機能を具備する連携端末300の中から選択
することを可能とした機能構成例である。なお、本例で
は、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴シス
テムへの追加機能に限定して記述している。本例では、
連携端末300の第1の端末情報管理部308が、端末
情報管理部308が搭載されている端末が具備するコン
テンツ処理部から、携帯端末100の携帯端末ユーザ1
0に使用を許可するコンテンツ処理部の種別のリスト3
21を管理する。
【0081】図15は、図14で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項7に対応する)の一例を説明する
動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4
のユーザインタフェース部112へ連携端末300への
接続を要求する(S220)。この要求信号を受領した
第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユー
ザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処理
部の種別を指定するための入力メニュを提示する(S2
21)。携帯端末ユーザは、提示された入力メニューを
介して、使用するコンテンツ処理部の種別を指定する
(S222)。第4のユーザインタフェース部112
は、携帯端末ユーザが選択したコンテンツ処理部の種別
を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部111に
通知する(S223)。同要求信号を受領した連携端末
情報管理部111は、携帯端末100と連携端末300
が共通に使用可能な同報通信路を通じて携帯端末ユーザ
10が指定したコンテンツ処理部の種別を提示すること
で、少なくとも1つの連携端末300に、その端末識別
情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを
行う(S224)。問い合わせを受信した連携端末30
0の第1の端末情報管理部308は、提示されたコンテ
ンツ処理部の種別に該当するコンテンツ処理部を具備し
ていない場合(S225)、処理を終了する(S22
6)。一方、提示されたコンテンツ処理部の種別に該当
するコンテンツ処理部を具備している場合(S22
7)、保持している端末識別情報122ならびにアドレ
ス情報123を参照し(S228)、これらの情報を含
む応答を問い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報
管理部111に返信する(S229)。携帯端末100
の連携端末情報管理部111は,一定の時間,連携端末3
00からの応答を待ち、問い合わせ処理により取得した
少なくとも1つの連携端末300に関する連携端末識別
情報122を元に、連携端末識別情報リストを生成する
(S230)。連携端末識別情報リストは、第4のユーザ
インタフェース部112に提示される(S231)。第4
のユーザインタフェース部112は、受領した連携端末
識別情報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ
連携端末選択メニューを提示する(S232)。携帯端
末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通
じて、接続すべき連携端末300を指定する(S23
3)。第4のユーザインタフェース部112は、指定さ
れた連携端末300に関する連携端末識別情報122を
連携端末情報管理部111へ提示する(S234)。連
携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情
報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し
(235)その結果を第2の通信処理部105に提示す
ることで、連携端末300の第3の通信処理部301と
の間で通信路を確立することを促す(S236)。第2の
通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報1
23に基づき、そのアドレス情報123により接続可能
な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通
信路を確立する(S237)。
【0082】図16は、携帯端末ユーザ10が、携帯端
末100の連携先となる連携端末300を、特定の所有
者あるいは運用者が提供する連携端末300の中から選
択することを可能とした機能構成例である。なお、本例
では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴シ
ステムへの追加機能に限定して記述している。本例で
は、連携端末300の第1の端末情報管理部308が、
連携端末300の所有者あるいは運用者を識別するため
の連携端末提供者識別情報322を管理し、携帯端末1
00の連携端末情報管理部111が、携帯端末100と
連携可能な連携端末300の所有者あるいは運用者を識
別するための連携端末提供者識別情報124を管理す
る。
【0083】図17は、図16で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項8に対応する)の一例を説明する
動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4
のユーザインタフェース部112へ連携端末300への
接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携
端末情報管理部111に通知される(S240)。同要
求信号を受領した連携端末情報管理部111は、連携端
末提供者識別情報124を参照し(S241)、この連
携端末提供者識別情報124を携帯端末100と連携端
末300が共通に使用可能な同報通信路53を通じて提
示することで、少なくとも1つの連携端末300に、そ
の端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問
い合わせを行う(S242)。問い合わせを受信した連
携端末300の第1の端末情報管理部308は、提示さ
れた連携端末提供者識別情報124と、その端末情報管
理部308が保持する連携端末提供者識別情報322が
一致しない場合(S243)処理を終了する(S24
4)。一方、提示された連携端末提供者識別情報124
と、その端末情報管理部308が保持する連携端末提供
者識別情報322が一致した場合(S245)、保持し
ている端末識別情報122ならびにアドレス情報123
を参照し(S246)、これらの情報を含む応答を問い
合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部111
に返信する(S247)。携帯端末100の連携端末情
報管理部111は、一定の時間、連携端末300からの
応答を待ち、問い合わせ処理により取得した少なくとも
1つの連携端末300に関する連携端末識別情報122
を元に、連携端末識別情報リストを生成する(S24
8)。連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタ
フェース部112に提示される(S249)。第4のユー
ザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情
報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端
末選択メニューを提示する(S250)。携帯端末ユー
ザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、
接続すべき連携端末300を指定する(S251)。第4
のユーザインタフェース部112は、指定された連携端
末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情
報管理部111へ提示する(S252)。連携端末情報
管理部111は,提示された連携端末識別情報1に荷に
対応する第1のアドレス情報123を検索し(253)
その結果を第2の通信処理部105に提示することで、
連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信
路を確立することを促す(S254)。第2の通信処理部
105は、提示された第1のアドレス情報123に基づ
き、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末
300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立
する(S255)。
【0084】図18は、携帯端末100が最初に取得で
きた第1のアドレスにより接続できる連携端末300と
の間で通信路の確立(請求項9に対応する)を実行する
よう構成された場合の動作フローの例である。この動作
フローは、図12、図14、図16で示した機能構成を
具備するコンテンツ視聴システムにおいて実現すること
ができる。携帯端末100は、携帯端末ユーザ10から
の指示により、少なくとも1つの連携端末300へその
端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い
合わせを行う(S260)。携帯端末100の連携端末
情報管理部111が、いずれの連携端末300からも応
答を受信していない場合、連携端末情報管理部111は
応答待ち状態を継続する(S261)。連携端末情報管
理部111が、いずれかの連携端末300から応答を受
信した場合(S262)、連携端末情報管理部111
は、受信した第1のアドレス情報123を第2の通信処理
部105に提示することで、連携端末300の第3の通
信処理部301との間で通信路を確立することを促す
(S263)。第2の通信処理部105は、提示された第
1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報1
23により接続可能な連携端末300の第3の通信処理
部301との間で通信路を確立する(S264)。
【0085】図19は、携帯端末ユーザ10が、携帯端
末100の連携先となる連携端末300を、携帯端末1
00の地理的な位置を中心として、ある特定の距離内に
存在する連携端末300の中から選択することを可能と
した機能構成例である。なお、本例では、前述の図1か
ら図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能
に限定して記述している。本例では、携帯端末100
は、その地理的な現在位置125を管理する位置情報管
理部113を具備するとともに、連携端末情報管理部1
11に検索距離範囲情報126を管理する。この検索距
離範囲情報126は携帯端末100からの地理的な距離
である。また、連携端末300は、その地理的な現在位
置322を管理する位置情報管理部309を具備する。
【0086】図20は、図19で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項10に対応する)の一例を説明す
る動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第
4のユーザインタフェース部112へ連携端末300へ
の接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連
携端末情報管理部111に通知される(S270)。同
要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯
端末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通
信路53を通じて、少なくとも1つの連携端末300
に、その端末識別情報122ならびにアドレス情報12
3の問い合わせを行う(S271)。問い合わせを受信
した連携端末300の第1の端末情報管理部308は、
位置情報管理部309に連携端末300の地理的な現在
位置を問い合わせ(S272)、位置情報管理部309
は、第1の端末情報管理部308へ保持している現在位
置323を提示する(S273)。次に、第1の端末情
報管理部308は、保持している端末識別情報122な
らびにアドレス情報123を参照し(S274)、端末
識別情報122ならびにアドレス情報123、ならびに
現在位置323を含む応答を問い合わせ元の携帯端末1
00の連携端末情報管理部111に返信する(S27
5)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は、
一定の時間連携端末300からの応答を待ち、携帯端末
100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現
在位置を問い合わせる(S276)。位置情報管理部1
13は、連携端末情報管理部111へ保持している現在
位置125を提示する(S277)。連携端末情報管理
部111は、連携端末100の現在位置323と携帯端
末100の現在位置125の関係から、携帯端末100
の現在位置125を中心として、検索距離範囲情報12
7が示す距離内に存在する連携端末300の情報のみを
抽出した連携端末識別情報リストを生成する(S27
8)。連携端末識別情報リストに登録されている連携端
末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置
125の関係から、携帯端末100と連携端末300の
位置関係を表現する情報を生成する(S279)。位置
関係表現情報は、第4のユーザインタフェース部112
に提示される(S280)。第4のユーザインタフェース
部112は、位置関係表現情報の内容に基づき連携端末
選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する
(S281)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携
端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定
する(S282)。第4のユーザインタフェース部112
は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情
報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S2
83)。連携端末情報管理部111は、提示された連携
端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報12
3を検索し(284)その結果を第2の通信処理部10
5に提示することで、連携端末300の第3の通信処理
部301との間で通信路を確立することを促す(S28
5)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアド
レス情報123に基づき、そのアドレス情報123によ
り接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301
との間で通信路を確立する(S286)。
【0087】図21は、携帯端末ユーザ10が、携帯端
末100の連携先となる連携端末300を、携帯端末1
00の地理的な位置を中心として、特定の方角で、特定
の距離内に存在する連携端末300の中から選択するこ
とを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前
述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへ
の追加機能に限定して記述している。携帯端末100
は、その携帯端末100の地理的な現在位置125を管
理する位置情報管理部113と、携帯端末ユーザ10が
認識可能な携帯端末100の特定の部位が向いている方
角情報127を自動的に検出するためのセンサー部11
4を具備し、該携帯端末100の連携端末情報管理部1
13が検索距離範囲情報126を管理する。連携端末3
00は、その地理的な現在位置323を管理する位置情
報管理部309を具備する。
【0088】図22は、図21で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項11に対応する)の一例を説明す
る動作フローの一例である。携帯端末100は、携帯端
末ユーザ10からの指示により、少なくとも1つ以上の
連携端末300へその端末識別情報122ならびにアド
レス情報123の問い合わせを行う(S290)。携帯
端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間
連携端末300からの応答を待ち、携帯端末100の位
置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問
い合わせる(S291)。位置情報管理部113は、連
携端末情報管理部111へ保持している現在位置125
を提示する(S292)。携帯端末100の連携端末情
報管理部111は、携帯端末100のセンサー部114
へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角を問
い合わせる(S293)。センサー部114は、連携端
末情報管理部111へ保持している方角情報127を提
示する(S294)。連携端末情報管理部111は、連
携端末100の現在位置323と携帯端末100の現在
位置125、方角情報127の関係から、携帯端末10
0の現在位置125を中心として、方角情報127が示
す方角で、検索距離範囲情報126が示す距離内に存在
する連携端末300の情報のみを抽出した連携端末識別
情報リストを生成する(S295)。連携端末識別情報
リストに登録されている連携端末300の現在位置32
3と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯
端末100と連携端末300の位置関係を表現する情報
を生成する(S296)。位置関係表現情報は、第4のユ
ーザインタフェース部112に提示される(S29
7)。第4のユーザインタフェース部112は、位置関
係表現情報の内容に基づき連携端末選択画面提示を生成
し、携帯端末ユーザ10へ提示する(S298)。携帯
端末ユーザは、提示された連携端末選択メニューを通じ
て、接続すべき連携端末を指定する(S299)。第4の
ユーザインタフェース部112は、指定された連携端末
300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報
管理部111へ提示する(S300)。連携端末情報管
理部111は、提示された連携端末識別情報122に対
応する第1のアドレス情報123を検索し(301)、
その結果を第2の通信処理部105に提示することで、
連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信
路を確立することを促す(S302)。第2の通信処理部
105は、提示された第1のアドレス情報123に基づ
き、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末
300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立
する(S303)。
【0089】図23は、携帯端末100が、その携帯端
末100と地理的に最も近い連携端末300との間で通
信路の確立(請求項12に対応する)を実行するよう構
成された場合の動作フローの例である。この動作フロー
は、図19、図21で示した機能構成を具備するコンテ
ンツ視聴システムにおいて実現することができる。携帯
端末100は、携帯端末ユーザ10からの指示により、
少なくとも1つの連携端末300へその端末識別情報1
22ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う
(S310)。携帯端末100の連携端末情報管理部1
11は、一定の時間連携端末300からの応答を待ち、
携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末1
00の現在位置を問い合わせる(S311)。位置情報
管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持して
いる現在位置125を提示する(S312)。携帯端末
100がセンサー部114を具備している場合、携帯端
末100の連携端末情報管理部111は、携帯端末10
0のセンサー部114へ、携帯端末100の特定の部位
が向いている方角を問い合わせてもよい。このとき、セ
ンサー部114は、連携端末情報管理部111へ保持し
ている方角情報127を提示する。連携端末情報管理部
111は、連携端末100の現在位置323と携帯端末
100の現在位置125の関係から、携帯端末100の
現在位置125を中心として、方角情報127が示す方
角で、その携帯端末100と地理的に最も近い連携端末
300の情報を抽出する(S313)。尚、携帯端末1
00がセンサー部114を具備している場合には、携抽
出される連携端末300が、携帯端末100の現在位置
125をから方角情報127で示される方角に限定され
てもよい。連携端末情報管理部111は、提示された連
携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報1
23を検索し(314)その結果を第2の通信処理部1
05に提示することで、連携端末300の第3の通信処
理部301との間で通信路を確立することを促す(S3
15)。第2の通信処理部105は、提示された第1のア
ドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123に
より接続可能な連携端末300の第3の通信処理部30
1との間で通信路を確立する(S316)。
【0090】上記の図10から図23では、コンテンツ
視聴システムが、携帯端末ユーザ10に連携端末300
を選択させる機能、あるいはこの選択処理を省略する機
能を提供する場合の構成ならびに動作フローを示したも
のである。説明においては各選択機能が独立に実装され
た場合の例を示しているが、コンテンツ視聴システム内
にこれらの選択機能が組み合わせて実装されてもよい。
【0091】下記の図24から図28では、コンテンツ
視聴システムが、携帯端末100と連携動作させる連携
端末300の選択処理を、連携端末300の属性情報を
管理するサーバである連携端末情報管理サーバ400か
ら提示される情報に基づき実行する機能を提供する場合
の構成ならびに動作フローを示す。
【0092】図24は、携帯端末100から所望のコン
テンツ処理部の種別と現在位置125が、連携端末情報
管理サーバ400へ提示される場合の機能構成例であ
る。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコ
ンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述して
いる。連携端末300の所有者あるいは運用者が、少な
くとも1つの連携端末300に関して、連携端末識別情
報122ならびに第1のアドレス情報123を、少なく
とも、連携端末300の地理的な現在位置420、連携
端末300が具備するコンテンツ処理部の種別リスト4
21から構成される連携端末属性と対応付けて管理する
第2の端末情報管理部410を具備する連携端末情報管
理サーバ400を用意する。携帯端末100は、その地
理的な現在位置125を管理する位置情報管理部113
を具備し、携帯端末100の連携端末情報管理部111
が、連携端末300の所有者あるいは運用者が提供する
連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部
410へ接続するための第2のアドレス情報128と、
連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部
410から提示される連携端末識別情報リスト422を
管理する。
【0093】図25は、図24で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項13に対応する)の一例を説明す
る動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第
4のユーザインタフェース部112へ連携端末300へ
の接続を要求する(S320)。この要求信号を受領し
た第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユ
ーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処
理部の種別を指定するための入力メニューを提示する
(S321)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力
メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を
指定する(S322)。第4のユーザインタフェース部
112は、携帯端末ユーザが選択したコンテンツ処理部
の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部1
11に通知する(S323)。同要求信号を受領した連
携端末情報管理部111は、携帯端末100の位置情報
管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わ
せる(S324)。位置情報管理部113は、連携端末
情報管理部111へ保持している現在位置125を提示
する(S325)。連携端末情報管理部111は第2の
アドレス情報128と検索距離範囲情報126を取得す
る(S326)。連携端末情報管理部111は、連携端
末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410
へ、第4のユーザインタフェース部112から提示され
たコンテンツ処理部種別、現在位置125、検索距離範
囲情報126を提示することで、連携端末識別情報リス
トの提示を依頼する(S327)。連携端末情報管理サ
ーバ400の第2の端末情報管理部410は、提示され
たコンテンツ処理部種別に対応するコンテンツ処理部
(図示せず)を具備し、携帯端末100の現在位置を中
心として、検索範囲指定情報126が示す距離内に存在
する連携端末300の情報のみを抽出し、連携端末識別
情報リストを生成し(S328)、要求元の連携端末情
報管理部111へ返送する(S329)。連携端末情報
管理部111は、連携端末識別情報リストに登録されて
いる連携端末300の現在位置420と携帯端末100
の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携端
末300の位置関係を表現する情報(位置関係表現情報
323)を生成する(S330)。位置関係表現情報3
23は、第4のユーザインタフェース部112に提示さ
れる(S331)。第4のユーザインタフェース部112
は、位置関係表現情報323の内容に基づき連携端末選
択画面提示を生成し、携帯端末ユーザへ提示する(S3
32)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選
択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する
(S333)。第4のユーザインタフェース部112は、
指定された連携端末300に関する連携端末識別情報1
22を連携端末情報管理部111へ提示する(S33
4)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端
末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123
を検索し(335)その結果を第2の通信処理部105
に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部
301との間で通信路を確立することを促す(S33
6)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアド
レス情報123に基づき、そのアドレス情報123によ
り接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301
との間で通信路を確立する(S337)。
【0094】図26は、携帯端末100から所望のコン
テンツ処理部の種別、現在位置125、及び方角情報1
27が、連携端末情報管理サーバ400へ提示される場
合の機能構成例である。なお、本例では、前述の図1か
ら図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能
に限定して記述している。連携端末300の所有者ある
いは運用者が、少なくとも1つ以上の連携端末300に
関して、連携端末識別情報122ならびに第1のアドレ
ス情報123を、少なくとも、連携端末の地理的な現在
位置420、連携端末が具備するコンテンツ処理部の種
別リスト421から構成される連携端末属性と対応付け
て管理する第2の端末情報管理部410を具備する連携
端末情報管理サーバ400を用意する。携帯端末100
は、その地理的な現在位置125を管理する位置情報管
理部113と、携帯端末ユーザ10が認識可能な携帯端
末100の特定の部位が向いている方角情報127を自
動的に検出するためのセンサー部114を具備し、携帯
端末100の連携端末情報管理部111が、連携端末3
00の所有者あるいは運用者が提供する連携端末情報管
理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ接続す
るための第2のアドレス情報128と、連携端末情報管
理サーバ400の第2の端末情報管理部410から提示
される連携端末識別情報リスト422を管理する。
【0095】図27は、図26で示した構成の通信路確
立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通
信路確立処理(請求項14に対応する)の一例を説明す
る動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第
4のユーザインタフェース部112へ連携端末300へ
の接続を要求する(S340)。この要求信号を受領し
た第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユ
ーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処
理部の種別を指定するための入力メニューを提示する
(S341)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力
メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を
指定する(S342)。第4のユーザインタフェース部
112は、携帯端末ユーザ10が選択したコンテンツ処
理部の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理
部111に通知する(S343)。同要求信号を受領し
た連携端末情報管理部111は、携帯端末100の位置
情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い
合わせる(S344)。位置情報管理部113は、連携
端末情報管理部111へ保持している現在位置125を
提示する(S345)。連携端末情報管理部111は、
携帯端末100のセンサー部114へ、携帯端末100
の特定の部位が向いている方角現を問い合わせる(S3
46)。センサー部114は、連携端末情報管理部11
1へ保持している方角情報127を提示する(S34
7)。連携端末情報管理部111は第2のアドレス情報
128と検索距離範囲情報126を取得する(S34
8)。連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理
サーバ400の第2の端末情報管理部410へ、第4のユ
ーザインタフェース部112から提示されたコンテンツ
処理部種別、現在位置125、検索距離範囲情報12
6、方角情報127を提示することで、連携端末識別情
報リストの提示を依頼する(S349)。連携端末情報
管理サーバ400の第2の端末情報管理部410は、提
示されたコンテンツ処理部種別に対応するコンテンツ処
理部を具備し、携帯端末100の現在位置を中心とし
て、特定の方角で、検索範囲指定情報が示す距離内に存
在する連携端末300の情報のみを抽出し、連携端末識
別情報リストを生成し(S350)、要求元の連携端末
情報管理部111へ返送する(S351)。連携端末情
報管理部111は、連携端末識別情報リストに登録され
ている連携端末300の現在位置323と携帯端末10
0の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携
端末300の位置関係を表現する情報(位置関係表現情
報323)を生成する(S352)。位置関係表現情報
323は、第4のユーザインタフェース部112に提示
される(S353)。第4のユーザインタフェース部11
2は、位置関係表現情報323の内容に基づき連携端末
選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する
(S354)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携
端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定
する(S355)。第4のユーザインタフェース部112
は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情
報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S3
36)。連携端末情報管理部111は、提示された連携
端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報12
3を検索し(357)、その結果を第2の通信処理部1
05に提示することで、連携端末300の第3の通信処
理部301との間で通信路を確立することを促す(S3
58)。第2の通信処理部105は、提示された第1のア
ドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123に
より接続可能な連携端末300の第3の通信処理部30
1との間で通信路を確立する(S359)。
【0096】図28は、連携端末情報管理サーバ400
が携帯端末100へ提供する唯一の第1のアドレス情報
123により接続できる連携端末300との間で通信路
の確立(請求項15に対応する)を実行するように構成
された場合の動作フローの例である。この動作フロー
は、図24、図26で示した機能構成を具備するコンテ
ンツ視聴システムにおいて実現することができる。携帯
端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部11
2へ連携端末300への接続を要求する(S360)。
この要求信号を受領した第4のユーザインタフェース部
112は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で使
用したいコンテンツ処理部の種別を指定するための入力
メニューを提示する(S361)。携帯端末ユーザ10
は、提示された入力メニューを介して、使用するコンテ
ンツ処理部の種別を指定する(S362)。第4のユー
ザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が選
択したコンテンツ処理部の種別を含む連携端末接続要求
を連携端末情報管理部111に通知する(S363)。
同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携
帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末10
0の現在位置を問い合わせる(S364)。位置情報管
理部113は、連携端末情報管理部111へ保持してい
る現在位置125を提示する(S365)。携帯端末1
00がセンサー部114を具備する場合には、連携端末
情報管理部111は、携帯端末100のセンサー部11
4へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角を
問い合わせてもよい(S366)。このとき、センサー
部114は、連携端末情報管理部111へ保持している
方角情報127を提示する(S367)。連携端末情報
管理部111は第2のアドレス情報128と検索距離範
囲情報126を取得する(S368)。連携端末情報管
理部111は、連携端末情報管理サーバ400の第2の
端末情報管理部410へ、第4のユーザインタフェース
部112から提示されたコンテンツ処理部種別、現在位
置125、検索距離範囲情報126、方角情報127を
提示することで、連携端末識別情報リストの提示を依頼
する(S369)。連携端末情報管理サーバ400の第2
の端末情報管理部410は、提示されたコンテンツ処理
部種別に対応するコンテンツ処理部を具備し、携帯端末
100の現在位置中心として、特定の方角で、地理的に
最も近い位置に存在する連携端末識別情報と第1のアド
レス情報123を取得(S370)し、要求元の連携端
末情報管理部111へ返送する(S371)。第2の端末
情報管理部410に方角情報127が提示された場合に
は、連携端末300の検索範囲を指定された方角に限定
してもよい。連携端末情報管理部111は、受領した第
1のアドレス情報を第2の通信処理部105に提示するこ
とで、連携端末300の第3の通信処理部301との間
で通信路を確立することを促す(S372)。第2の通信
処理105部は、提示された第1のアドレス情報123
に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連
携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路
を確立する(S373)。
【0097】図29から図31は、設置されている様々
な場所に設置された連携端末300を利用することによ
り、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続・再開する処理
に関する動作フローの一例である。図29は、連携動作
のため携帯端末100と連携端末300間で確立されて
いた通信路を解放した場合に、携帯端末100上でコン
テンツ視聴作業を継続する場合の制御(請求項16に対
応する)動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10
は、携帯端末100と第1の連携端末300aを利用し
てコンテンツの視聴、閲覧作業を行う(S380)。携
帯端末ユーザ10からの指示により(S381)、第2の
通信処理部105が第1の連携端末300aの第3の通信
処理部301との間で確立されている通信路を解放する
(S382)。尚、該通信路が解放された場合において
も、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100のコンテン
ツ処理部101を利用してコンテンツの視聴、閲覧作業
を継続して行う(S383)。携帯端末ユーザ10から
の指示により(S384)、第2の通信処理部105が、
第2の連携端末300bの第3の通信処理部301との間
に通信路を確立する(S385)。携帯端末ユーザ10
が、携帯端末100と第2の連携端末300bを利用し
て、コンテンツの視聴、閲覧作業を実行する(S38
9)。
【0098】図30は、連携動作のため携帯端末100
と連携端末300間で確立されていた通信路を解放した
場合に、携帯端末100が連携端末300から取得した
第2のコンテンツ識別情報320を記録する場合の制御
(請求項17に対応する)動作フローの一例である。携
帯端末ユーザ10が携帯端末100と第1の連携端末3
00aを利用してコンテンツの視聴、閲覧作業を行う
(S390)。同コンテンツ視聴、閲覧作業の任意の段
階で、携帯端末ユーザ10からの指示により携帯端末1
00のコンテンツ処理制御部109が指定された第2の
コンテンツ識別情報320が第1の連携端末300のコ
ンテンツ識別情報取得部307から通知され(S39
1)、携帯端末100のコンテンツ処理制御部109
が、通知された第2のコンテンツ識別情報320を保持
する(S392)。携帯端末ユーザ10からの指示によ
り(S393)、第2の通信処理部105が第1の連携端
末300aの第3の通信処理部301との間で確立され
ている通信路を解放する(S394)。尚、新しい連携
端末300と通信路が確立されるまでの間、携帯端末ユ
ーザは携帯端末100上でのコンテンツ視聴、閲覧作業
を行わなくてもよい。携帯端末ユーザ10からの指示に
より(S395)、第2の通信処理部105が第2の連携
端末300bの第3の通信処理部301との間に通信路
を確立する(S396)。携帯端末ユーザ10からの指
示により(S397)、携帯端末100のコンテンツ識
別情報取得部104が、携帯端末100上のコンテンツ
処理制御部109から、保持している第2のコンテンツ
識別情報320を第1のコンテンツ識別情報120とし
て取得する(S398)。携帯端末100のコンテンツ
識別情報取得部104が、第1のコンテンツ識別情報1
20を第2の連携端末300bの第1のコンテンツ処理制
御部302へ通知する(S399)。その第1のコンテン
ツ処理制御部302は、取得した第1のコンテンツ識別
情報120をコンテンツ処理部303へ提示する(S4
00)。そのコンテンツ処理部303は、提示された第
1のコンテンツ識別情報120に対応するコンテンツフ
ァイル210をサーバ200から取得し、その処理結果
を第2の連携端末300bの出力部305に出力する(S
401)。以降、携帯端末ユーザは、携帯端末100と
第2の連携端末300bを利用して、コンテンツの閲
覧、視聴作業を継続する(S402)。
【0099】図31は、連携動作のため携帯端末100
と連携端末300間で確立されていた通信路を解放した
場合に、携帯端末100が連携端末300から取得した
第2のコンテンツ識別情報320を記録し、記録したコ
ンテンツ識別情報320に対応するコンテンツの携帯端
末上での出力を制限する場合の制御(請求項18に対応
する)動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10が
携帯端末100と第1の連携端末300aを利用してコ
ンテンツの視聴、閲覧作業を行う(S410)。同コン
テンツ視聴、閲覧作業の任意の段階で、携帯端末ユーザ
10からの指示により携帯端末100のコンテンツ処理
制御部109が指定された第2のコンテンツ識別情報3
20が第1の連携端末300aのコンテンツ識別情報取
得部307から通知され(S411)、携帯端末100
のコンテンツ処理制御部109が、通知された第2のコ
ンテンツ識別情報320を保持する(S412)。携帯
端末ユーザ10からの指示により(S413)、第2の通
信処理部105が第1の連携端末300aの第3の通信処
理部301との間で確立されている通信路を解放する
(S414)。尚、新しい連携端末300と通信路が確
立されるまでの間、携帯端末ユーザは携帯端末100上
でのコンテンツ視聴、閲覧作業を行わなくてもよい。携
帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末100のコン
テンツ処理部101が、コンテンツ処理制御部109に
保持している第2のコンテンツ識別情報320の提示を
要求した場合(S415)、コンテンツ処理制御部10
9は視聴規制情報324により、その提示要求を拒否す
る(S416)。携帯端末ユーザ10からの指示により
(S417)、第2の通信処理部105が第2の連携端末
300bの第3の通信処理部301との間に通信路を確
立する(S418)。携帯端末ユーザ10からの指示に
より(S419)、携帯端末100のコンテンツ識別情
報取得部104が、携帯端末100上のコンテンツ処理
制御部109から、保持している第2のコンテンツ識別
情報320を第1のコンテンツ識別情報120として取
得する(S420)。携帯端末100のコンテンツ識別
情報取得部104が、第1のコンテンツ識別情報120
を第2の連携端末300bの第1のコンテンツ処理制御部
302へ通知する(S421)。その第1のコンテンツ処
理制御部302は、取得した第1のコンテンツ識別情報
120をコンテンツ処理部303へ提示する(S42
2)。そのコンテンツ処理部303は、提示された第1
のコンテンツ識別情報120に対応するコンテンツファ
イル210をサーバ200から取得し、その処理結果を
第2の連携端末300bの出力部305に出力する(S4
23)。以降、携帯端末ユーザは、携帯端末100と第
2の連携端末300bとを利用して、コンテンツの閲
覧、視聴作業を継続する(S424)
【0100】下記図32から図34では、携帯端末10
0が、連携端末300のコンテンツ処理部303の連携
動作を実現する機能群を、連携端末300から取得する
ことを可能としたコンテンツ視聴システムの構成ならび
に動作フロー(請求項19に対応する)を示す。
【0101】図32は、携帯端末100のと連携端末3
00との間で通信路が確立された直後に、連携動作を実
現する機能群を携帯端末が取得する場合の機能構成例で
ある。なお、本例では、前述の図1から図28で説明し
たコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述
している。連携端末300は、その連携端末300が携
帯端末100に提供する連携処理を実現するために必要
なプログラムファイルの識別情報が記述されたサービス
定義ファイル325と、連携端末300と連携動作を可
能とするために必要となる、第1のユーザインタフェー
ス部プログラムファイル326とコンテンツ識別情報取
得部プログラムファイル327、あるいは第2のユーザ
インタフェース部プログラムファイル328と制御情報
生成部プログラムファイル329とコンテンツ処理制御
部プログラムファイル330、あるいは第3のインタフ
ェース部プログラムファイル331を保持、管理するプ
ログラムファイルサーバ部310を具備する。携帯端末
100は、連携端末300のからプログラムファイルサ
ーバ部310から取得したプログラムファイルの実行管
理を行うプログラム実行管理部を具備する。
【0102】図33は、図32で示した構成を具備する
コンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100がサ
ービス定義ファイル325に記述された全てのファイル
を自動的に取得する場合の動作フローの一例である。本
例では、サービス定義ファイル325内に、少なくと
も、 (1)第1のユーザインタフェース部プログラムファイ
ル326の所在情報 (2)コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル3
27の所在情報 (3)第2のユーザインタフェース部プログラムファイ
ル328の所在情報 (4)制御情報生成部プログラムファイル329の所在
情報 (5)コンテンツ処理制御部プログラムファイル330
の所在情報 (6)第3のインタフェース部プログラムファイル33
1の所在情報が記述されている場合を示している。 携帯端末ユーザ10は、連携端末300が提供するサー
ビスの利用を、携帯端末100のプログラム実行管理部
115に通知する(S431)。同要求を受領したプロ
グラム実行管理部115は、連携端末300のプログラ
ムファイルサーバ310に、サービス定義ファイル32
5を要求し(S432)、プログラムファイルサーバ3
10は、要求元のプログラム実行管理部115へ、サー
ビス定義ファイル325を提示する(S433)。プロ
グラム実行管理部115は、取得したサービス定義ファ
イル325の内容を解析し(S434)、その内容に基
づき、プログラムファイルを取得する(S435)。プ
ログラム実行管理部115は、取得したプログラムファ
イルを実行可能な状態にロードし(S436)、準備が
完了した段階で、サービス利用開始を携帯ユーザに通知
する(S437)。この段階で、携帯端末ユーザ10
は、携帯端末100から連携端末300の機能を利用し
たコンテンツ閲覧・視聴作業を開始できる(S43
8)。
【0103】図34は、図32で示した構成を具備する
コンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100が、
そのユーザから指定されたサービスに関するファイルの
みを取得するように制御された場合の動作フローの一例
である。本例では、サービス定義ファイル325内に、
少なくとも、 (1)第1のユーザインタフェース部プログラムファイ
ル326の所在情報 (2)コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル3
27の所在情報 (3)第2のユーザインタフェース部プログラムファイ
ル328の所在情報 (4)制御情報生成部プログラムファイル329の所在
情報 (5)コンテンツ処理制御部プログラムファイル330
の所在情報 (6)第3のインタフェース部プログラムファイル33
1の所在情報 が記述されており、携帯端末ユーザ10がそれら全ての
プログラムファイルを使用することを指定した場合を示
している。携帯端末ユーザ10は、連携端末300が提
供するサービスの利用を、携帯端末100のプログラム
実行管理部115に通知する(S441)。同要求を受
領したプログラム実行管理部115は、連携端末300
のプログラムファイルサーバ310に、サービス定義フ
ァイル325を要求し(S442)、プログラムファイ
ルサーバ310は、要求元のプログラム実行管理部11
5へ、サービス定義ファイル325を提示する(S44
3)。プログラム実行管理部115は、取得したサービ
ス定義ファイル325の内容を解析し(S444)、そ
の内容に基づき、サービス選択メニューを携帯端末ユー
ザに提示する(S445)。携帯端末ユーザ10は、提
示されたサービス選択メニューを通じて、接続すべき連
携端末を指定する(S446)。携帯端末ユーザ10か
らの指定内容を受領したプログラム実行管理部115
は、指定されたプログラムファイルを連携端末300の
プログラムファイルサーバ310から取得する(S44
7)。プログラム実行管理部115は、取得したプログ
ラムファイルを実行可能な状態にロードし(S44
8)、準備が完了した段階で、サービス利用開始を携帯
ユーザ10に通知する(S449)。この段階で、携帯
端末ユーザ10は、携帯端末100から連携端末300
の機能を利用したコンテンツ閲覧・視聴作業を開始する
ことができる(S450)。
【0104】尚、上記図33、図34で示した例におい
て、サービス定義ファイル325への登録するプログラ
ムファイルの種類や数は、連携端末300の提供者が自
由に設定することができる。
【0105】以下図35から図38では、ネットワーク
上を流通可能な論理的な通貨を利用し、適正な価値の論
理通貨が支払われることにより連携端末300の利用を
許容するような、コンテンツ視聴システムの例を示す。
【0106】図35は、携帯端末100と連携端末30
0のそれぞれが論理通貨の授受に関わる機能を具備する
場合の構成例である。少なくとも、決済者の識別情報を
付加した、ネットワーク上で流通可能な電子的な論理通
貨520を発行するとともに、該論理通貨の利用状況に
関わる情報を収集、管理する決済サーバ500がインタ
ーネット、あるいはイントラネット上に用意される。ま
た、携帯端末100は、決済サーバ500からの論理通
貨520の取得と取得した論理通貨の使用状況を管理す
る第1の論理通貨管理部116と、連携端末300のか
らプログラムファイルサーバ部310から取得したプロ
グラムファイルの実行管理を行うプログラム実行管理部
115を具備する。連携端末300は、プログラムファ
イルを保持しその配信管理を行うプログラムファイルサ
ーバ部310と、連携端末300が提供可能なプログラ
ムファイルの第1のプログラムファイル名332に対応
付けて第1の価値情報333を管理するとともに、携帯
端末100からの論理通貨520を取得し、取得した論
理通貨に対して電子的な領収情報データ334を生成す
る第2の論理通貨管理部311を具備する。50は,論
理通貨520を発行する論理通貨発行者である。
【0107】図36は、携帯端末100と連携端末30
0のそれぞれが論理通貨の授受に関わる機能を具備する
場合の動作フロー(請求項20に対応する)の一例であ
る。連携端末300の所有者あるいは運用者は、連携端
末300の第2の論理通貨管理部311に、連携端末3
00が提供可能な第1のプログラムファイル名332
と、その第1の価値情報333を登録する(S460)。
論理通貨の発行者30は、決済サーバ500に、携帯端
末ユーザ10の識別情報130毎に提供可能な第2の価
値情報521に相当する論理通貨520を登録する(S
461)。携帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末
100の第1の論理通貨管理部116は、第1の通信処理
部102を介して、決済サーバ500に携帯端末ユーザ
10の識別情報130を提示し、第3の価値情報129
を有する論理通貨520の取得を要求する(S46
2)。決済サーバ500は、第3の価値情報129に相
当する論理通貨520を発行する。このとき、決済サー
バ500は、第2の価値情報521から携帯端末100
が取得した論理通貨520の第3の価値情報129を減
算した値を、新しい第2の価値情報521として保持す
る(S463)。決済サーバ500が発行した論理通貨
520を受領した第1の論理通貨管理部116は(S46
4)、その論理通貨520を保持する(S465)。携
帯端末ユーザ10がサービス選択処理によって選択処理
した(S466)内容に基づき、携帯端末100のプロ
グラム実行管理部115が、携帯端末100の第1の論
理通貨管理部116へ使用する第1のプログラムファイ
ル名332を通知し、第1の論理通貨管理部116は、
通知された第1のプログラムファイル名332を連携端
末300の第2の論理通貨管理部311へ通知する(S
467)。第2の論理通貨管理部311が、通知された
第1のプログラムファイル名332からその取得のため
に必要な第1の価値情報333を携帯端末100の第1の
論理通貨管理部116に提示する(S468)。第1の
論理通貨管理部116は、通知された第1の価値情報3
33に相当する論理通貨520を第2の論理通貨管理部
311へ転送するとともに(S469)、第1の論理通
貨管理部116は保持していた論理通貨520の第3の
価値情報129から転送した論理通貨520の第1の価
値情報333を減算した値を、新しい第3の価値情報1
29として保持する(S470)。第2の論理通貨管理
部311は、転送された論理通貨520の第1の価値情
報333を確認し、連携端末100のプログラムファイ
ルサーバ部310に、論理通貨520の転送元の携帯端
末100によるプログラムファイルの取得の可否を設定
する(S471)。第2の論理通貨管理部311は、取
得した論理通貨520の受領に関して第1の領収情報デ
ータ334を生成し(S472)、論理通貨520の取
得元である携帯端末100の第1の論理通貨管理部11
6へ転送する(S473)。第1の領収情報データ334
には、取得した論理通貨に対して、少なくとも論理通貨
の使用者である携帯端末ユーザ識別情報、取得するプロ
グラムファイル名、論理通貨の受領日時情報、受領した
論理通貨の価値情報、該連携端末の所有者あるいは運用
者の識別情報が記録される。第1の領収情報データ33
4を取得した第1の論理通貨管理部116は、該携帯端
末100のプログラム実行管理部115へ、プログラム
ファイルの取得を促し(S474)、プログラム実行管
理部115は、連携端末300のプログラムファイルサ
ーバ部310へプログラムファイルの取得を要求する
(S475)。プログラムファイルサーバ部310は、
要求されたプログラムファイルの取得可否状態を確認し
(S476)、その状態が可である場合にプログラムフ
ァイルを転送する(S477)。プログラム実行管理部
115は、取得したプログラムファイルをロードし、連
携端末のサービスを利用可能な状態にする(S47
8)。第2の論理通貨管理部311は、決済サーバ50
0へ、受領した第1の価値情報333の論理通貨520
と発行した領収情報データ334を提示し(S47
9)、決済者(論理通貨発行者30)は、提示された論
理通貨520と領収情報データ334の内容に基づき、
連携端末300の所有者あるいは運用者に対して清算を
行う(S480)。また、決済者は、携帯端末ユーザ1
0毎に記録された論理通貨520の取得状況に基づき、
携帯端末ユーザ10から使用した論理通貨520に相当
する額の清算を行う(S481)。
【0108】図37は、携帯端末100と連携端末情報
管理サーバ400のそれぞれが論理通貨の授受に関わる
機能を具備する場合の構成例である。少なくとも、決済
者の識別情報を付加した、ネットワーク上で流通可能な
電子的な論理通貨520を発行するとともに、該論理通
貨の利用状況に関わる情報を収集、管理する決済サーバ
500がインターネット、あるいはイントラネット上に
用意される。また、携帯端末100は、携帯端末ユーザ
10に関する携帯端末ユーザの識別情報130を保持す
るとともに、決済サーバ500からの論理通貨520の
取得と取得した論理通貨の使用状況を管理する第1の論
理通貨管理部116と、連携端末300のプログラムフ
ァイルサーバ部310から取得したプログラムファイル
の実行管理を行うプログラム実行管理部115を具備す
る。連携端末情報管理サーバ400は、少なくとも、携
帯端末100から通知された携帯端末ユーザの識別情報
130に関連付けてプログラムファイルの利用可否情報
422を管理する第2の端末情報管理部410と、連携
端末情報管理サーバ400が提供可能なプログラムファ
イルの第2のプログラムファイル名423に対応付けて
第4の価値情報424を管理するとともに、論理通貨の
受領に対して電子的な第2の領収情報データ425を生
成する第3の論理通貨管理部411とを具備ししてい
る。連携端末300は、少なくとも、プログラムファイ
ルを保持し、その配信管理を行うプログラムファイルサ
ーバ部310と、携帯端末100からの論理通貨520
を取得し、取得した論理通貨に対して電子的な領収書情
報データ334を生成する第2の論理通貨管理部311
とを具備する。
【0109】図38は、図37に示す携帯端末100と
連携端末情報管理サーバ400のそれぞれが、論理通貨
の授受に関わる機能を具備する場合(請求項21に対応
する)の動作フローの一例である。連携端末300の所
有者あるいは運用者は、連携端末情報管理サーバ400
の第2の端末情報管理部410に、連携端末300が提
供可能な第2のプログラムツファイル名423と、その
第4の価値情報424を登録する(S490)。論理通
貨の発行者30は、決済サーバ500に、携帯端末ユー
ザ10の識別情報130毎に提供可能な第2の価値情報
521に相当する論理通貨520を登録する(S49
1)。携帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末10
0の第1の論理通貨管理部116は、第1の通信処理部1
02を介して、決済サーバ500に、第3の価値情報1
29を有する論理通貨520の取得を要求する(S49
2)。決済サーバ500は、第3の価値情報129に相
当する論理通貨520を発行する。このとき、決済サー
バ500は、第2の価値情報521から携帯端末100
が取得した論理通貨520の第3の価値情報129を減
算した値を新たな第2の価値情報521として保持する
(S493)。第2の価値情報521に対応する論理通
貨520は,決済サーバ500から形態端末100の第
1の論理通過管理部116へ転送される(S494)。
決済サーバ500が発行した論理通貨520を受領した
第1の論理通貨管理部116は、その論理通貨520を
保持する(S495)。携帯端末ユーザ10の指示によ
り、連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理サ
ーバ400の第2の端末情報管理部410から、携帯端
末ユーザ10が利用可能なプログラムファイル名を記述
した、プログラムファイル名リストを取得する(S49
6、S497)。プログラムファイル名リストを受領し
た連携端末情報管理部111は、入出力部106を介し
て、携帯端末ユーザ10に、使用するプログラムファイ
ルの選択を促す(S498)。携帯端末ユーザ10がサ
ービス選択処理によって選択した内容に基づき(S49
8)、携帯端末100のプログラム実行管理部115
が、携帯端末100の第1の論理通貨管理部116へ使
用する第2のプログラムファイル名422を通知し、第
1の論理通貨管理部116は、通知された第2のプログ
ラムファイル名422と第1の携帯端末ユーザ識別情報
130を連携端末管理情報サーバ400の第3の論理通
貨管理部411へ通知する(S499)。第3の論理通
貨管理部411は、通知された第2のプログラムファイ
ル名422からその取得のために必要な第4の価値情報
423を携帯端末の第1の論理通貨管理部116に提示
する(S500)。第1の論理通貨管理部116は、提
示された第4の価値情報423に相当する論理通貨52
0を第3の論理通貨管理部411へ転送するとともに
(S501)、第1の論理通貨管理部116は保持して
いた論理通貨520の第3の価値情報129から転送し
た論理通貨520の第4の価値情報423を減算した値
を、新しい第3の価値情報129として保持する(S5
02)。第3の論理通貨管理部411が、受領した論理
通貨520を確認し、連携端末情報管理サーバ400の
第2の端末情報管理部410に、論理通貨520の転送
元携帯端末ユーザに関するプログラムファイル利用可否
情報422を設定する(S503)。携帯端末のプログ
ラム実行管理部115は、携帯端末ユーザからの指示に
基づき、連携端末のプログラムファイルサーバ310
へ、少なくとも該携帯端末ユーザ10の識別情報を提示
することでプログラムファイルの取得を要求する(S5
04)。連携端末のプログラムファイルサーバ310
は、携帯端末から提示された該携帯端末ユーザの識別情
報を提示することにより、連携端末情報管理サーバ40
0の第2の端末情報管理部410に対して、該携帯端末
100によるプログラムファイル取得の可否の判断を依
頼する(S505)。連携端末情報管理サーバ400の
第2の端末情報管理部410は、受信した携帯端末ユー
ザ10の識別情報に基づき、携帯端末100が取得可能
なプログラムファイルを決定し、そのプログラムファイ
ル名のリストを生成するとともに、受信した携帯端末ユ
ーザ10の識別情報を提示することで該携帯端末情報管
理サーバ400の第3の論理通貨管理部411から、プ
ログラムファイルを取得する携帯端末100に対する電
子的な領収情報データ425を取得する(S506)。
第2の端末情報管理部410は、プログラムファイル名
リストと領収情報データ425を連携端末300のプロ
グラムファイルサーバ310へ転送する(S507)。
連携端末300のプログラムファイルサーバ310は、
プログラムファイル名リストにより指定されたプログラ
ムファイルと領収情報データを携帯端末100のプログ
ラム実行管理部115へ転送する(S508)。プログ
ラム実行管理部115は、取得したプログラムファイル
をロードし、連携端末のサービスを利用可能な状態にす
る(S509)。第3の論理通貨管理部411は、決済
サーバ500へ、受領した第4の価値情報424の論理
通貨520と発行した領収情報データ425を提示し
(S510)、決済者は、提示された論理通貨520と
領収情報データ425の内容に基づき、連携端末300
の所有者あるいは運用者に対して清算を行う(S51
1)。また、決済者は、携帯端末ユーザ10毎に記録さ
れた論理通貨520の取得状況に基づき、携帯端末ユー
ザ10から使用した論理通貨に相当する額の清算を行う
(S512)。
【0110】図39は、携帯端末ユーザが連携端末上で
実行する作業の選択状況や実行状態を連携端末上で管理
管理する形態をとった場合の構成例である。該システム
を構成する携帯端末100は、少なくとも、コンテンツ
処理部101、第1の通信処理部102、第2の通信処理
部105、入出力部106、第2のユーザインタフェー
ス部107、制御情報生成部108、コンテンツ処理制
御部109を具備する。携帯端末300は、少なくと
も、第3の通信処理部301、コンテンツ処理部30
3、第4の通信処理部304、出力部305、第2のコン
テンツ処理制御部306、コンテンツ識別情報取得部3
07に加え、携帯端末ユーザ10に、連携端末300上
で実行する作業の選択状況や実行状態を提示するための
操作状況提示部312を具備するとともに、第2のコン
テンツ処理制御部306は、携帯端末100から通知さ
れる入力イベントに応じて、携帯端末ユーザ10に提供
できる作業の遷移状態を規定する操作遷移状態定義情報
335を管理する。
【0111】図40は、図39で示した構成のコンテン
ツ視聴システム(請求項22に対応する)の動作フロー
である。携帯端末ユーザ10は携帯端末100上の第2
のユーザインタフェース部107を介して入力処理を行
う(S520)。入力イベントは制御情報生成部108
に通知され、その内容が第2の通信処理部105を介し
て連携端末300の操作状況提示部部312へ通知され
る(S521)。操作状況提示部部312は、通知内容
が選択状況の変更を指示する内容であった場合、操作遷
移状態定義情報334を参照し(522)、取得した入
力イベント内容と現在の操作状況提示部312での提示
内容の対応関係を解析し、操作遷移状態定義情報334
に基づき操作状況提示部312上での提示内容を更新す
る(S523)。一方、通知された入力イベントの内容
が実行状態の変更を指示する内容であった場合(S52
4〜S525)、操作状況提示部部312は、取得した
入力イベント内容と現在の操作状況提示部312での提
示内容に基づき、操作状況提示部312上での提示内容
を更新する(S526)。また、操作状況提示部部31
2は、携帯端末100の制御情報生成部108が実行す
る処理内容を決定し(S527)、その決定結果を制御
情報生成部108へ通知する(S528)。携帯端末1
00の制御情報生成部108は、通知された決定結果に
基づき、対応する制御情報を生成し(S529)、その
制御情報を連携端末300の第2のコンテンツ処理部3
06へ通知する(S530)。第2のコンテンツ処理部3
06は、取得した制御情報に基づき処理を実行する(S
531)。
【0112】
【発明の効果】以上詳細に示したように、本発明のコン
テンツ視聴システムによれば、まず、携帯端末を携帯す
るユーザがコンテンツの表示を携帯端末から連携端末へ
必要に応じて変更することが可能となり、携帯端末ユー
ザは、携帯端末の処理能力、携帯端末の表示能力、携帯
端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使用す
る通信路の通信状態変化の影響を受けることなく、快適
なコンテンツの閲覧、視聴を実現することができる。
【0113】また、携帯端末ユーザは、連携端末上に表
示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あ
るいは一部を指定し、指定したコンテンツを携帯端末内
部に取り込み表示することが可能となり、連携端末が設
置されている場所から移動する場合においても、コンテ
ンツの閲覧、視聴作業を継続することができる。
【0114】また、携帯端末ユーザは、連携端末上に表
示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あ
るいは一部を指定し、指定したコンテンツの識別情報
を、携帯端末内部に記録することが可能となり、連携端
末が設置されている場所から移動した場合においても、
その移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を再
開することができる。
【0115】また、携帯端末ユーザが使用する連携端末
が限定されている場合に、携帯端末と連携端末間で通信
路を確立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連
携端末の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要
がなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲
覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0116】また、携帯端末ユーザが使用する連携端末
の識別情報あるいはアドレス情報を知らない場合におい
ても、携帯端末と連携端末間で通信路を確立する必要が
生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末の識別情報あ
るいはアドレス情報を入力する必要がなく、携帯端末ユ
ーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を
最小限に留めることができる。
【0117】また、携帯端末ユーザが利用すべき連携端
末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能
な連携端末の数が適切に限定されるため、あるいは携帯
端末ユーザが連携端末を選択する必要がないため、携帯
端末ユーザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行ってい
るコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留める
ことができる。
【0118】また、携帯端末が利用可能な連携端末を探
索する際に、複数の連携端末にアクセスしそれらの応答
を収集する必要がなくなるため、使用可能な連携端末を
携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮することが
できる。従って、携帯端末ユーザが行っているコンテン
ツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができ
る。さらに、連携端末の所有者あるいは運用者が複数の
連携端末を効率的に設置、管理することが可能となるた
め、携帯端末ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環
境の整備を充実することができる。
【0119】また、携帯端末ユーザが利用すべき連携端
末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能
な連携端末の数が適切に限定されるため、携帯端末ユー
ザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行っているコンテ
ンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることがで
きる。
【0120】また、携帯端末ユーザは、連携端末が設置
されている様々な場所を移動した場合においても、その
移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続・
再開できる。さらに、コンテンツの視聴が連携端末上に
限定されるため、コンテンツ視聴システムの利用におい
て、携帯端末内部にコンテンツが不当に取得、保持され
るとともに、他の端末へ不当に流出するような脅威を排
除することができる。
【0121】また、携帯端末ユーザは、連携端末を制御
するために必要なユーザインタフェースや制御情報を生
成する機能をあらかじめ取得し携帯端末内に登録してお
く必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減するこ
とができるとともに、容量に制限のある携帯端末のメモ
リを効率的に利用することができる。
【0122】また、連携端末の所有者あるいは運用者
が、連携端末の利用に関わる対価を取得できるため、こ
れら連携端末の利用による不利益を被ることなく、不特
定のユーザに開放することが可能となる。従って、携帯
端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運用者に対し
てその連携端末を利用する対価を支払うことで連携端末
を使用できる場所や機会を多くすることができ、コンテ
ンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めることができる。
【0123】また、個々の連携端末にその連携端末の利
用に関する対価の入出管理機能を設置する必要がなく、
連携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効
率的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末
ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充
実できる。さらに、携帯端末ユーザが連携端末の利用に
関わる対価の支払い処理を、連携端末との通信路の開設
の度に実施する必要がなくなるため、使用可能な連携端
末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮するこ
とができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコン
テンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯端末で表示したコンテンツを連携端末上へ
表示させる制御を行う本発明によるコンテンツ視聴シス
テムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本発明によるコンテンツ視聴システ
ムにおいて、携帯端末で表示したコンテンツを連携端末
上へ表示させる制御を説明するための動作フロー図であ
る。
【図3】連携端末で表示したコンテンツを携帯端末上へ
表示させる制御を行う本発明によるコンテンツ視聴シス
テムの一構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システ
ムにおいて、携帯端末ユーザの指示により、連携端末が
サーバからコンテンツファイルを取得し連携端末上に出
力する処理の動作を説明するための動作フロー図であ
る。
【図5】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システ
ムにおいて、携帯端末ユーザが、連携端末上に出力され
たコンテンツを監視して、携帯端末に取得するコンテン
ツを選択する処理の動作を説明するための動作フロー図
である。
【図6】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システ
ムにおいて、携帯端末が、連携端末上で選択されたコン
テンツに関するコンテンツファイルを取得し、携帯端末
上に出力する処理の動作を説明するための動作フロー図
である。
【図7】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システ
ムにおいて、携帯端末が、連携端末上で選択されたコン
テンツに関するコンテンツ識別情報を取得し、携帯端末
内に保持する処理の動作を説明するための動作フロー図
である。
【図8】携帯端末と連携端末間でコンテンツ出力先を制
御することができる本発明によるコンテンツ視聴システ
ムの一構成例を示すブロック図である。
【図9】図8に示したコンテンツ視聴システムにおい
て、携帯端末で表示したコンテンツを連携端末上へ表示
される制御と、連携端末で表示したコンテンツを携帯端
末上へ表示させる制御を切り替えて動作させる制御を説
明するための動作フロー図である。
【図10】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,予め携帯端末に登録しておいた連携端末の
リストから選択することを可能とする本発明によるコン
テンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】図10に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図12】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,連携の必要が生じた場合に接続可能な連携
端末の中から選択することを可能とする本発明によるコ
ンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【図13】図12に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図14】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,特定のコンテンツ処理機能を具備する連携
端末の中から選択することを可能とする本発明によるコ
ンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【図15】図14に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図16】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,特定の所有者または運用者が提供する連携
端末の中から選択することを可能とする本発明によるコ
ンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【図17】図16に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図18】携帯端末が最初に取得された第一のアドレス
により接続される連携端末との間で通信路の確立を実行
する機能構成を図12,図14,図16に示す本発明に
よるコンテンツ視聴システムにおいて実現された場合の
動作フロー図である。
【図19】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,携帯端末の地理的な位置を中心として、あ
る特定の距離内に存在する連携端末の中から選択するこ
とを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの
一構成例を示すブロック図である。
【図20】図19に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図21】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる
連携端末を,携帯端末の地理的な位置を中心として、特
定の方角、特定の距離内に存在する連携端末の中から選
択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムの一構成例を示すブロック図である。
【図22】図21に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図23】携帯端末が、その携帯端末と地理的に最も近
い連携端末との間で通信路の確立を実行する機能構成を
図19,図20に示す本発明によるコンテンツ視聴シス
テムにおいて実現された場合の動作フロー図である。
【図24】図1から図8に示す本発明によるコンテンツ
視聴システムにおいて、携帯端末と連携動作させる連携
端末の選択処理を行う際に、連携端末から所望のコンテ
ンツ処理部の種別と現在位置の情報に基づき実行する機
能構成例を示すブロック図である。
【図25】図24に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図26】図1から図8に示す本発明によるコンテンツ
視聴システムにおいて、携帯端末と連携動作させる連携
端末の選択処理を行う際に、連携端末から所望のコンテ
ンツ処理部の種別と現在位置及び方角の情報に基づき実
行する機能構成例を示すブロック図である。
【図27】図26に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおける通信確立処理の一例を説明するための動
作フロー図である。
【図28】連携端末情報管理サーバが携帯端末に提供す
る唯一の第一のアドレスにより接続される連携端末との
間で通信路の確立を実行する機能構成を図24,図2
6,に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおい
て実現された場合の動作フロー図である。
【図29】図24,図26,に示す本発明によるコンテ
ンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と
連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、
携帯端末上でコンテンツ視聴作業を継続するときの動作
フロー図である。
【図30】図24,図26,に示す本発明によるコンテ
ンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と
連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、
携帯端末が連携端末から取得した第2のコンテンツ識別
情報を記録するときの動作フロー図である。
【図31】図24,図26,に示す本発明によるコンテ
ンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と
連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、
携帯端末が連携端末から取得した第2のコンテンツ識別
情報を記録し、記録したコンテンツ識別情報に対応する
コンテンツの携帯端末上での出力を制限するときの動作
フロー図である。
【図32】図1から図28に示す本発明によるコンテン
ツ視聴システムに追加機能を付加して、携帯端末と連携
端末間で通信路が確立された直後に、連携端末内のコン
テンツ処理部の連携動作機能を取得する場合の機能構成
例を示すブロック図である。
【図33】図32に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおいて、携帯端末がサービス定義ファイルに記
述された全てのファイルを自動的に取得する場合の動作
フロー図である。
【図34】図32に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムにおいて、携帯端末がそのユーザから指定された
サービスに関するファイルのみを取得するように制御さ
れた場合の動作フロー図である。
【図35】ネットワーク上を流通可能な論理的な通貨を
利用して、適正な価値の論理通貨が支払われることによ
り連携端末の利用を許容する機能を実現するために、携
帯端末と連携端末の各々が論理通貨の授受に関わる機能
を備えた本発明によるコンテンツ視聴システムの構成例
を示すブロック図である。
【図36】図35に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムの動作フロー図である。
【図37】ネットワーク上を流通可能な論理的な通貨を
利用して、適正な価値の論理通貨が支払われることによ
り連携端末の利用を許容する機能を実現するために、携
帯端末と連携端末情報管理サーバの各々が論理通貨の授
受に関わる機能を備えた本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【図38】図37に示す本発明によるコンテンツ視聴シ
ステムの動作フロー図である。
【図39】携帯端末ユーザが連携端末上で実行する作業
の選択状況や実行状態を連携端末上で管理管理する形態
をとった場合の本発明によるコンテンツ視聴システムの
構成例を示すブロック図である。
【図40】図39で示した構成のコンテンツ視聴システ
ムの動作を説明するための動作フローである。
【符号の説明】
10 携帯端末ユーザ 20 連携端末所持者,運用者 30 論理通貨発行者 51 第1の通信網 52 第2の通信網 53 第3の通信網 54 第4の通信網 100 携帯端末 101 コンテンツ処理部(第1のコンテンツ処理部) 102 第1の通信処理部 103 第1のユーザインタフェース部 104 コンテンツ識別情報取得部 105 第2の通信処理部 106 入出力部 107 第2のユーザインタフェース部 108 制御情報生成部 109 コンテンツ処理制御部 110 第3のユーザインタフェース部 111 連携端末情報管理部 112 第4のユーザインタフェース部 113 位置情報管理部 114 センサー部 115 プログラム実行管理部 116 第1の論理通貨管理部 118 コンテンツ識別情報 120 第1のコンテンツ識別情報 121 制御情報 122 連携端末識別情報 123 第1のアドレス情報 124 連携端末提供者識別情報 125 現在位置 126 検索距離範囲情報 127 方角情報 128 第2のアドレス情報 129 第3の価値情報 130 携帯端末ユーザの識別情報 200 サーバ 210 コンテンツファイル 300 連携端末 300a 第1の連携端末 300b 第2の連携端末 301 第3の通信処理部 302 第1のコンテンツ処理制御部 303 コンテンツ処理部(第2のコンテンツ処理部) 304 第4の通信処理部 305 出力部 306 第2のコンテンツ処理制御部 307 コンテンツ識別情報取得部 308 第1の端末情報管理部 309 位置情報管理部 310 プログラムファイルサーバ部 311 第2の論理通貨管理部 312 操作状況提示部 320 第2のコンテンツ識別情報 322 第1のプログラムファイル名 323 位置関係表現情報 325 サービス定義ファイル 326 第1のユーザインタフェース部プログラムファ
イル 327 コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル 328 第2のユーザインタフェース部プログラムファ
イル 329 制御情報生成部 330 コンテンツ処理制御部 331 第3のユーザインタフェース部プログラムファ
イル 332 第1のプログラムファイル名 333 第1の価値情報 334 領収情報データ 335 操作遷移状態定義情報 400 連携端末情報管理サーバ 410 第2の端末情報管理部 411 第3の論理通貨管理部 412 第2の論理通貨管理部 420 連携端末の現在位置 421 コンテンツ処理部の種別リスト 422 連携端末識別情報リスト 423 第2のプログラムファイル名 424 第4の価値情報 425 領収情報データ 500 決済サーバ 520 論理通貨 521 第2の価値情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 大補 埼玉県上福岡市大原二丁目1番地15号 株 式会社ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 山崎 升一 埼玉県上福岡市大原二丁目1番地15号 株 式会社ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 蕨野 貴之 埼玉県上福岡市大原二丁目1番地15号 株 式会社ケイディーディーアイ研究所内 (72)発明者 中村 初 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内 (72)発明者 岩下 秀章 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケイ ディーディーアイ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK38 ND16 PQ02 5B082 EA01 HA05 HA08

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網上で配信されるマルチメディアコ
    ンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する連
    携端末を使用して視聴することを可能とするコンテンツ
    視聴システムであって、 前記携帯端末は、 該携帯端末を使用する携帯端末ユーザとの間で必要な情
    報の授受をする入出力部と、 インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上の
    サーバからコンテンツファイルを取得し、取得したコン
    テンツファイルを処理する第1のコンテンツ処理部と、 前記サーバとの情報の送受を行うための第1の通信処理
    部と、 前記携帯端末ユーザに当該携帯端末上で提示されたコン
    テンツから前記連携端末に処理させたいコンテンツの選
    択と指定とを実行させるための第1のユーザインタフェ
    ース部と、 前記第1のユーザインタフェース部を通じて指定された
    コンテンツの識別情報を前記コンテンツファイルから取
    得するコンテンツ識別情報取得部と、 前記連携端末との間で情報の送受を行うための第2の通
    信処理部と、 を備えて、前記第1のコンテンツ処理部の処理結果は前
    記入出力部を介して前記携帯端末ユーザに提示されるよ
    うに構成され、 連携端末は、 前記サーバとの情報の送受を行うための第4の通信処理
    部と、 前記サーバからコンテンツファイルを取得して当該取得
    した第2のコンテンツファイルを処理する第2のコンテ
    ンツ処理部と、 前記携帯端末との間で情報の送受を行うための第3の通
    信処理部と、 前記携帯端末から通知された前記コンテンツ識別情報の
    内容に基づき前記第2のコンテンツ処理部の動作を制御
    する第1のコンテンツ処理制御部と、 前記第2のコンテンツ処理部の処理結果を前記携帯端末
    ユーザに提示するための出力部とを具備し、 前記携帯端末の前記第1のコンテンツ処理部が、前記携
    帯端末ユーザから指定された前記コンテンツファイルを
    前記携帯端末の第1の通信処理部を介して取得し、前記
    入出力部を介して前記携帯端末ユーザへ提示する段階
    と、 前記携帯端末ユーザから、前記連携端末へのコンテンツ
    出力を実施することを通知された前記第1のユーザイン
    タフェース部が、前記携帯端末ユーザに前記携帯端末上
    で提示されているコンテンツに関して、前記連携端末上
    で処理させたいコンテンツを選択するように促す段階
    と、 前記携帯端末ユーザから前記連携端末で処理させるコン
    テンツの指定を受けた前記第1のユーザインタフェース
    部が、前記携帯端末の前記コンテンツ識別情報取得部に
    指定されたコンテンツの識別情報の取得を指示し、該コ
    ンテンツ識別情報取得部が指定されたコンテンツの識別
    情報を取得する段階と、 該コンテンツ識別情報取得部が取得した第1のコンテン
    ツ識別情報を、前記携帯端末の前記第2の通信処理部と
    前記連携端末の前記第3の通信処理部を介して、前記連
    携端末の前記第1のコンテンツ処理制御部へ通知する段
    階と、 前記第1のコンテンツ識別情報を受領した前記第1のコン
    テンツ処理制御部が、前記連携端末の前記第2のコンテ
    ンツ処理部へ該第1のコンテンツ識別情報を提示し、該
    第2のコンテンツ処理部が、前記第4の通信処理部を介
    して前記サーバから、前記第1のコンテンツ識別情報に
    対応するコンテンツファイルを取得する段階と、 該コンテンツ処理部が当該取得したコンテンツファイル
    を処理し、その処理結果を前記出力部を介して前記携帯
    端末ユーザへ提示する段階とを具備するように構成され
    たことを特徴とするコンテンツ視聴システム。
  2. 【請求項2】 通信網上で配信されるマルチメディアコ
    ンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する連
    携端末を使用して視聴することを可能とするコンテンツ
    視聴システムであって、 前記携帯端末は、 該携帯端末を使用する携帯端末ユーザとの間で必要な情
    報の授受をする入出力部と、 インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上の
    サーバから、コンテンツファイルを取得し、取得したコ
    ンテンツファイルを処理する第1のコンテンツ処理部
    と、 前記サーバとの情報の送受を行うための第1の通信処理
    部と、 前記携帯端末ユーザに前記連携端末上の第2のコンテン
    ツ処理部への指示及び該連携端末上で提示されたコンテ
    ンツから該携帯端末に処理させたいコンテンツの選択と
    指定とを実行させるための第2のユーザインタフェース
    部と、 前記第2のユーザインタフェース部へ入力されたユーザ
    の指示内容に基づき、前記連携端末の前記第2のコンテ
    ンツ処理部を制御するための制御情報を生成する制御情
    報生成部と、 前記連携端末との間で情報の送受を行うための第2の通
    信処理部と、 前記連携端末から通知されたコンテンツ識別情報の内容
    に基づき前記第1のコンテンツ処理部の動作を制御する
    コンテンツ処理制御部とを備え、 該第1のコンテンツ処理部の処理結果は前記入出力部を
    介して前記携帯端末ユーザに提示されるように構成さ
    れ、 連携端末は、 前記サーバとの情報の送受を行うための第4の通信処理
    部と、 前記サーバからコンテンツファイルを取得して当該取得
    したコンテンツファイルを処理する前記第2のコンテン
    ツ処理部と、 前記携帯端末との間で情報の送受を行うための第3の通
    信処理部と、 前記携帯端末から通知された制御情報の内容に基づき前
    記第2のコンテンツ処理部の動作を制御する第2のコン
    テンツ処理制御部と、 前記第2のコンテンツ処理制御部から指定されたコンテ
    ンツの識別情報をコンテンツファイルから取得するコン
    テンツ識別情報取得部と、 前記第2のコンテンツ処理部の処理結果を前記携帯端末
    ユーザに提示するための出力部とを具備し、 前記携帯端末の前記制御情報生成部が、前記携帯端末ユ
    ーザから提示されたコンテンツの識別情報に対応するコ
    ンテンツファイルの取得と前記連携端末での出力を指示
    する制御情報を生成するとともに、該制御情報を前記第
    2の通信処理部と前記第3の通信処理部を介して前記連携
    端末の前記第2のコンテンツ処理制御部へ通知する段階
    と、 前記連携端末上の前記第2のコンテンツ処理部が、前記
    第2のコンテンツ処理制御部から提示された前記制御情
    報に対応するコンテンツファイルを、前記第4の通信処
    理部を介して、前記サーバから取得し、その処理結果を
    前記出力部を介して前記携帯端末ユーザへ提示する段階
    と、 前記携帯端末ユーザから前記携帯端末へのコンテンツ表
    示を実施することを通知された前記第2のユーザインタ
    フェース部が、前記携帯端末ユーザに前記連携端末上で
    提示されているコンテンツに関して、前記携帯端末上で
    処理させたいコンテンツを選択するための制御メニュー
    を前記携帯端末上で提供する段階と、 前記制御情報生成部が、前記制御メニュー上で実施され
    る選択処理の内容に基づき制御情報を生成し、該制御情
    報を前記携帯端末の第2の通信処理部と前記連携端末の
    第3の通信処理部を介して、前記連携端末の第2のコン
    テンツ処理制御部へ通知する段階と、 前記第2のコンテンツ処理制御部が制御情報の内容を前
    記連携端末の前記第2のコンテンツ処理部に通知し、該
    第2のコンテンツ処理部が通知内容に基づき前記連携端
    末上で出力されているコンテンツ内でのフォーカス領域
    を変更し、同処理結果を前記連携端末の出力部を介して
    可視化して前記携帯端末ユーザに提示する段階と、 前記携帯端末ユーザが、前記第2のユーザインタフェー
    ス部に、前記連携端末上で表示されているコンテンツ全
    体を前記携帯端末へ出力することを通知するか又は前記
    連携端末上で出力されているコンテンツ内のフォーカス
    領域に相当するコンテンツを前記携帯端末へ出力するこ
    とを通知する段階と、 前記第2のユーザインタフェース部が前記制御情報生成
    部にコンテンツ識別情報の取得を指示し、該制御情報生
    成部が該第2のユーザインタフェース部から提示された
    指示内容に従い制御情報を生成し、該制御情報を前記携
    帯端末の前記第2の通信処理部と前記連携端末の前記第3
    の通信処理部を介して、前記連携端末の前記第2のコン
    テンツ処理制御部へ通知する段階と、 該第2のコンテンツ処理制御部からコンテンツ全体取得
    の通知を受領した前記連携端末上の前記コンテンツ識別
    情報取得部が、コンテンツファイル全体を識別するため
    の識別情報を第2のコンテンツ識別情報として取得する
    段階と、 該第2のコンテンツ処理制御部からフォーカス領域取得
    の通知を受領した場合には、前記連携端末上の前記コン
    テンツ識別情報取得部が、現在フォーカスが当たってい
    る領域を構成するコンテンツファイルを識別するための
    識別情報を第2のコンテンツ識別情報として取得する段
    階と、 前記連携端末上の前記コンテンツ識別情報取得部が、取
    得された第2のコンテンツ識別情報を、前記連携端末の
    前記第3の通信処理部と前記携帯端末の前記第2の通信
    処理部を介して、前記携帯端末の前記コンテンツ処理制
    御部へ通知する段階と、 該携帯端末の該第1のコンテンツ処理部が、前記携帯端
    末の前記コンテンツ処理制御部から指定されたコンテン
    ツファイルを前記携帯端末の前記第1の通信処理部を介
    して取得し、前記入出力部を介して前記携帯端末ユーザ
    へ提示する段階と、 を具備するように構成されていることを特徴とするコン
    テンツ視聴システム。
  3. 【請求項3】 通信網上で配信されるマルチメディアコ
    ンテンツを、携帯端末と、その携帯端末と連携動作する
    連携端末を使用して視聴することを可能とするコンテン
    ツ視聴システムであって、 前記携帯端末ユーザが、前記第2のユーザインタフェー
    ス部に、前記連携端末上で表示されているコンテンツ全
    体を前記携帯端末へ表示することを通知するか、又は前
    記連携端末上で表示されているコンテンツ内のフォーカ
    ス領域に相当するコンテンツに関するコンテンツ識別情
    報を取得することを通知する段階と、 前記第2のユーザインタフェース部が前記制御情報生成
    部にコンテンツ識別情報の取得を指示し、前記制御情報
    生成部が前記第2のユーザインタフェース部から提示さ
    れた指示内容に従い制御情報を生成し、該制御情報を前
    記携帯端末の前記第2の通信処理部と前記連携端末の前
    記第3の通信処理部を介して、前記連携端末の前記第2
    のコンテンツ処理制御部へ通知する段階と、 前記第2のコンテンツ処理制御部からコンテンツ全体取
    得の通知を受領した前記連携端末上の前記コンテンツ識
    別情報取得部が、コンテンツファイル全体を識別するた
    めの識別情報を第2のコンテンツ識別情報として取得す
    る段階と、 前記第2のコンテンツ処理制御部からフォーカス領域取
    得の通知を受領した場合には、前記連携端末上の前記コ
    ンテンツ識別情報取得部が、現在フォーカスが当たって
    いる領域を構成するコンテンツファイルを識別するため
    の識別情報を第2のコンテンツ識別情報として取得する
    段階と、 前記連携端末上の前記コンテンツ識別情報取得部が、取
    得された第2のコンテンツ識別情報を、前記連携端末の
    前記第3の通信処理部と前記携帯端末の前記第2の通信
    処理部を介して、前記携帯端末の前記コンテンツ処理制
    御部へ通知し、前記携帯端末のコンテンツ処理制御部が
    通知された該コンテンツ識別情報を保持する段階と、 を、さらに、具備するように構成されたことを特徴とす
    る請求項2に記載のコンテンツ視聴システム。
  4. 【請求項4】 通信網上で配信されるマルチメディアコ
    ンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する連
    携端末を使用して視聴することを可能とするコンテンツ
    視聴システムであって、 前記携帯端末は、 該携帯端末を使用する携帯端末ユーザとの間で必要な情
    報の授受をする入出力部と、 インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上の
    サーバからコンテンツファイルを取得し、取得したコン
    テンツファイルを処理する第1のコンテンツ処理部と、 前記サーバとの情報の送受を行うための第1の通信処理
    部と、 前記携帯端末ユーザに、前記携帯端末上で提示されたコ
    ンテンツから前記連携端末に処理させたいコンテンツの
    選択と指定とを実行させるための第1のユーザインタフ
    ェース部と、 前記第1のユーザインタフェース部を通じて指定された
    コンテンツの識別情報を前記コンテンツファイルから取
    得するコンテンツ識別情報取得部と、 前記携帯端末ユーザに、前記連携端末上の第2のコンテ
    ンツ処理部への指示及び該連携端末上で提示されたコン
    テンツから前記携帯端末に処理させたいコンテンツの選
    択と指定とを実行させるための第2のユーザインタフェ
    ース部と、 該第2のユーザインタフェース部へ入力されたユーザの
    指示内容に基づき、前記連携端末の前記第2のコンテン
    ツ処理部を制御するための制御情報を生成する制御情報
    生成部と、 前記連携端末との間で情報の送受を行うための第2の通
    信処理部と、 前記連携端末から通知されたコンテンツ識別情報の内容
    に基づき前記第1のコンテンツ処理部の動作を制御する
    コンテンツ処理制御部と、 前記携帯端末ユーザが前記第1のユーザインタフェース
    と前記第2のユーザインタフェースを切り替えて使用す
    るための指示を入力するための第3のユーザインタフェ
    ース部とを備えて、 前記第1のコンテンツ処理部の処理結果を前記携帯端末
    ユーザに提示するように構成され、 前記連携端末は、 前記サーバとの情報の送受を行うための第4の通信処理
    部と、 前記サーバから該コンテンツファイルを取得し、取得し
    たコンテンツファイルを処理する前記第2のコンテンツ
    処理部と、 前記携帯端末との間で情報の送受を行うための第3の通
    信処理部と、 前記携帯端末から通知された前記コンテンツ識別情報の
    内容に基づき前記第2のコンテンツ処理部の動作を制御
    する第1のコンテンツ処理制御部と、 前記携帯端末から通知された制御情報の内容に基づき前
    記第2のコンテンツ処理部の動作を制御する第2のコン
    テンツ処理制御部と、 該第2のコンテンツ処理制御部から指定されたコンテン
    ツの識別情報をコンテンツファイルから取得するコンテ
    ンツ識別情報取得部と、 前記第2のコンテンツ処理部の処理結果を前記携帯端末
    ユーザに提示するための出力部とを具備し、 前記携帯端末ユーザが、第1のユーザインタフェース部
    を利用して、前記携帯端末上で前記コンテンツを出力
    し、前記携帯端末上で該コンテンツを変更し、任意の時
    点で前記携帯端末上で出力されている出力コンテンツの
    出力先を前記連携端末へ変更し、該連携端末上にコンテ
    ンツを出力させた状態で携帯端末上の前記出力コンテン
    ツを変更するようなコンテンツ視聴・閲覧行為を実施す
    る段階と、 前記携帯端末ユーザが、前記第2のユーザインタフェー
    ス部を利用して、前記連携端末上での出力コンテンツを
    変更し、該連携端末上でのコンテンツ表示中の任意の時
    点で該連携端末上で表示されているコンテンツ全体、あ
    るいはその部分領域の出力先を前記携帯端末へ変更する
    ようなコンテンツ視聴・閲覧行為を行う段階と、 前記携帯端末ユーザが、前記任意の段階の任意の時点
    で、前記第3のユーザインタフェース部にユーザインタ
    フェース切り替え指示を通知して、使用するユーザイン
    タフェース部を第1のユーザインタフェース部と第2のユ
    ーザインタフェース部間で切り替える段階と、 を具備することを特徴とするコンテンツ視聴システム。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末ユーザが携行する前記携帯
    端末は、 少なくとも1つの前記連携端末の識別情報と該連携端末
    と通信を行うために必要な少なくとも1つの第1のアド
    レス情報を管理する連携端末情報管理部と、 該連携端末情報管理部が管理する少なくとも1つの前記
    連携端末の識別情報、あるいは第1のアドレス情報を前
    記携帯端末ユーザに提示し、前記携帯端末と連携動作さ
    せる前記連携端末を選択するように促すとともに、該携
    帯端末ユーザからの選択内容を受け付ける第4のユーザ
    インタフェース部とをさらに具備し、 前記携帯端末の前記第2の通信処理部が、前記第4のユ
    ーザインタフェース部上で選択された前記連携端末の第
    3の通信処理部との間に通信路を確立する機能を具備す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1から4の
    いずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  6. 【請求項6】 前記連携端末が、該連携端末の識別情報
    ならびに該連携端末と通信を行うために必要な第1のア
    ドレス情報を管理する第1の端末情報管理部をさらに具
    備し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、該携帯端末と通
    信可能な少なくとも1つの前記連携端末の第1の端末情
    報管理部から、該端末情報管理部に保持された該連携端
    末の識別情報ならびに第1のアドレス情報を取得し、 該携帯端末上の前記第4のユーザインタフェース部が、
    前記連携端末情報管理部が取得した該連携端末の識別情
    報、又は第1のアドレス情報を前記携帯端末ユーザに提
    示し前記携帯端末と連携動作させる前記連携端末を選択
    するように促すとともに、前記携帯端末ユーザからの選
    択内容を受け付け、 前記携帯端末の前記第2の通信処理部が、前記第4のユ
    ーザインタフェース部上で選択された前記連携端末の前
    記第3の通信処理部との間に通信路を確立する機能を具
    備するように構成されたことを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  7. 【請求項7】 前記連携端末の前記第1の端末情報管理
    部が、該第1の端末情報管理部が搭載されている当該連
    携端末が具備する前記第2のコンテンツ処理部から、前
    記携帯端末のユーザに使用を許可する前記第2のコンテ
    ンツ処理部の種別のリストを管理し、 前記携帯端末上の前記第4のユーザインタフェース部
    が、前記携帯端末ユーザに使用したい前記第2のコンテ
    ンツ処理部の種別を指定するように促すとともに、前記
    携帯端末ユーザからの指定内容を受付け、 前記携帯端末の前記連携端末情報管理部が、前記第4の
    ユーザインタフェース部上で指定された前記第2のコン
    テンツ処理部の種別を、前記携帯端末と連携可能な少な
    くとも1つの前記連携端末の前記第1の端末情報管理部へ
    通知し、 該第1の端末情報管理部が、受領した該第2のコンテン
    ツ処理部の種別の指定内容に基づき、要求元携帯端末と
    連携動作可能か否かを判断し、連携動作が可能な場合に
    のみ該第1の端末情報管理部が管理する端末の識別情
    報、ならびに第1のアドレス情報を返送する機能を具備
    するように構成されたことを特徴とする請求項1から6
    のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  8. 【請求項8】 前記連携端末の第1の端末情報管理部
    が、該連携端末の所有者あるいは運用者を識別するため
    の連携端末提供者識別情報を管理し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、該携帯端末と連
    携可能な連携端末の所有者あるいは運用者を識別するた
    めの連携端末提供者識別情報を管理し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が前記連携端末へ端
    末識別情報ならびに第1のアドレス情報の提示を要求す
    る際に、該連携端末情報管理部が保持する連携端末提供
    者識別情報を、少なくとも1つの該連携端末の第1の端末
    情報管理部へ通知し、 該第1の端末情報管理部が、受領した連携端末提供者識
    別情報と該第1の端末情報管理部が管理する連携端末提
    供者識別情報が一致するか否かを判断し、一致した場合
    にのみ該第1の端末情報管理部が管理する端末の識別情
    報、ならびに第1のアドレス情報を返送する機能をさら
    に具備するように構成されたことを特徴とする請求項1
    から7のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯端末が、少なくとも1つの前記
    連携端末から、その連携端末の識別情報ならびに第1の
    アドレスを取得する際に、 該携帯端末が、最初に取得した第1のアドレスにより接
    続できる連携端末との間に通信リンクを確立することを
    特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のコンテン
    ツ視聴システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯端末がその地理的な位置を管
    理する位置情報管理部を具備し、該携帯端末の連携端末
    情報管理部が検索距離範囲情報を管理し、 前記連携端末がその地理的な位置を管理する位置情報管
    理部を具備し、 該連携端末が、前記携帯端末にその端末識別情報ならび
    に第1のアドレス情報を通知する際に、該連携端末上の
    位置情報管理部から取得した該連携端末の現在位置を通
    知し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、該携帯端末の位
    置情報管理部から該携帯端末の現在位置を取得し、 該携帯端末の現在位置と少なくとも1つの連携端末から
    通知された現在位置に基づき、該携帯端末を中心として
    検索距離範囲情報で指定された距離内に存在し、該携帯
    端末と連携可能な少なくとも1つの連携端末を抽出し、 これら連携端末と携帯端末との位置関係を表現した情報
    を生成するとともに、同情報を該携帯端末の第4のユー
    ザインタフェースを介して提示する機能をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の
    コンテンツ視聴システム。
  11. 【請求項11】 前記携帯端末が、その地理的な位置を
    管理する位置情報管理部と、前記携帯端末ユーザが認識
    可能な前記携帯端末の特定の部位が向いている方角を自
    動的に検出するためのセンサー部を具備し、 該携帯端末の連携端末情報管理部が検索距離範囲情報を
    管理し、 前記連携端末がその地理的な位置を管理する位置情報管
    理部をさらに具備し、 該連携端末が、前記携帯端末にその端末識別情報ならび
    に第1のアドレス情報を通知する際に、該連携端末上の
    前記位置情報管理部から取得した該連携端末の現在位置
    を通知し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、該携帯端末の位
    置情報管理部から該携帯端末の現在位置を取得し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、該携帯端末のセ
    ンサー部から該携帯端末の特定の部位が向いている方角
    現を取得し、 該携帯端末の現在位置と方角と少なくとも1つの前記連
    携端末から通知された現在位置に基づき、該携帯端末を
    中心として特定の方角の検索距離範囲情報で指定された
    距離内に存在し、該携帯端末と連携可能な少なくとも1
    つの前記連携端末を抽出し、 これら連携端末と携帯端末との位置関係を表現した情報
    を生成するとともに、同情報を該携帯端末の前記第4の
    ユーザインタフェースを介して提示する機能をさらに具
    備するように構成されたことを特徴とする請求項10に
    記載のコンテンツ視聴システム。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末が、少なくとも1つの前
    記連携端末から、その連携端末の識別情報ならびに第1
    のアドレスを取得する際に、 該携帯端末が、当該携帯端末と地理的に最も近い連携端
    末との間に通信リンクを確立することを特徴とする請求
    項10又は11に記載のコンテンツ視聴システム。
  13. 【請求項13】 前記連携端末の所有者あるいは運用者
    が、少なくとも1つの連携端末に関して、該連携端末の
    識別情報ならびに該連携端末と通信を行うために必要な
    第1のアドレス情報を、少なくとも、前記連携端末の地
    理的な位置情報、前記連携端末が具備するコンテンツ処
    理部の種別から構成される端末属性と対応付けて管理す
    る第2の端末情報管理部を具備する連携端末情報管理サ
    ーバをさらに用意し、 前記携帯端末がその地理的な位置を管理する位置情報管
    理部をさらに具備し、 該携帯端末の連携端末情報管理部が,前記連携端末の所
    有者あるいは運用者が提供する連携端末情報管理サーバ
    の第2の端末情報管理部へ接続するための第2のアドレ
    ス情報を管理し、 該携帯端末上の前記第4のユーザインタフェース部が、
    前記携帯端末ユーザに使用したいコンテンツ処理部の種
    別を指定するように促すとともに該携帯端末ユーザから
    の指定内容を受付け、 前記携帯端末の前記連携端末情報管理部が、前記位置情
    報管理部から該連携端末情報管理部が搭載されている前
    記携帯端末の現在位置を取得し、 前記携帯端末の連携端末情報管理部が、前記第4のユー
    ザインタフェース部上で指定された前記コンテンツ処理
    部の種別と前記携帯端末の位置情報を第2のアドレス情
    報により接続可能な前記第2の端末情報管理部へ通知
    し、 前記連携端末情報管理サーバの該第2の端末情報管理部
    が、受領した該コンテンツ処理部の種別の指定内容と位
    置情報に基づき、要求元の前記携帯端末を中心とした特
    定のエリア内に存在し、指定された種別のコンテンツ処
    理部を具備する少なくとも1つの前記連携端末の識別情
    報、アドレス情報、ならびに位置情報を返送し、 該携帯端末の現在位置と前記連携端末情報管理サーバか
    ら取得した少なくとも1つの前記連携端末の現在位置に
    基づき、該携帯端末と、少なくとも1つの連携端末の位
    置関係を表現した情報を生成するとともに、同情報を該
    携帯端末の前記第4のユーザインタフェース部が提示
    し、 前記携帯端末の前記第2の通信処理部が、該第4のユー
    ザインタフェース部上で選択された前記連携端末の前記
    第3の通信処理部との間に通信路を確立する機能をさら
    に具備するように構成されたことを特徴とする請求項1
    から4のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  14. 【請求項14】 前記連携端末の所有者あるいは運用者
    が、少なくとも1つの前記連携端末に関して、該連携端
    末の識別情報ならびに該連携端末と通信を行うために必
    要な第1のアドレス情報を、少なくとも、前記連携端末
    の地理的な位置情報、前記連携端末が具備する前記第2
    のコンテンツ処理部の種別から構成される端末属性と対
    応付けて管理する第2の端末情報管理部を具備する連携
    端末情報管理サーバを用意し、 前記携帯端末が、その地理的な位置を管理する位置情報
    管理部と、前記携帯端末ユーザが認識可能な携帯端末の
    特定の部位が向いている方角を自動的に検出するための
    センサー部をさらに具備し、 前記携帯端末の前記連携端末情報管理部が、第2のコン
    テンツ処理部の種別と該携帯端末の位置情報と、前記セ
    ンサー部から取得された方角情報を、前記端末情報管理
    サーバの第2のアドレス情報により接続可能な前記第2
    の端末情報管理部へ通知し、 前記連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理
    部が、受領したコンテンツ処理部の種別と位置情報、方
    角情報に基づき、要求元の前記携帯端末を中心とした特
    定の方角の特定のエリア内に存在し、指定された種別の
    コンテンツ処理部を具備する少なくとも1つの前記連携
    端末の識別情報、アドレス情報、ならびに位置情報を返
    送し、 該携帯端末の現在位置と前記連携端末情報管理サーバか
    ら取得した少なくとも1つの連携端末の現在位置に基づ
    き、該携帯端末と、少なくとも1つの前記連携端末の位
    置関係を表現した情報を生成するとともに、同情報を該
    携帯端末の前記第4のユーザインタフェースが提示し、 前記携帯端末の前記第2の通信処理部が、前記第4のユ
    ーザインタフェース部上で選択された前記連携端末の前
    記第3の通信処理部との間に通信路を確立する機能をさ
    らに具備するように構成されたことを特徴とする請求項
    13に記載のコンテンツ視聴システム。
  15. 【請求項15】 前記携帯端末から、前記連携端末の識
    別情報ならびに第1のアドレスの提示要求を受領した前
    記連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理部
    が、該携帯端末と地理的に最も近い唯一の連携端末に関
    する当該連携端末の識別情報、第1のアドレス情報を返
    送するように構成されたことを特徴とする請求項13又
    は14に記載のコンテンツ視聴システム。
  16. 【請求項16】 前記携帯端末ユーザが前記携帯端末と
    第1の前記連携端末を利用してコンテンツの視聴、閲覧
    作業を行う中で、前記携帯端末ユーザからの指示によ
    り、該携帯端末のコンテンツ処理部が該携帯端末上の前
    記入出力部に指定されたコンテンツを表示させる段階
    と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処理部と前記第1
    の連携端末の前記第3の通信処理部との間で確立されて
    いる通信路を解放する段階と、 該通信路が解放された場合においても、該携帯端末の前
    記第1のコンテンツ処理部がコンテンツの出力を継続し
    て行う段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処部と第2の前記
    連携端末の前記第3の通信処理部との間に通信路を確立
    する段階と、 前記携帯端末ユーザが、該携帯端末と前記第2の連携端
    末を利用して、コンテンツの視聴、閲覧作業を実行する
    段階とをさらに具備するように構成されたことを特徴と
    する請求項4に記載のコンテンツ視聴システム。
  17. 【請求項17】 前記携帯端末ユーザが前記携帯端末と
    第1の前記連携端末を利用してコンテンツの視聴、閲覧
    作業を行う中で、前記携帯端末ユーザからの指示によ
    り、該携帯端末のコンテンツ処理制御部が指定されたコ
    ンテンツの識別情報を保持する段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処理部と第1の前
    記連携端末の前記第3の通信処理部との間で確立されて
    いる通信路を解放する段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処部と第2の前記
    連携端末の第3の通信処理部との間に通信路を確立する
    段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記携帯端末の
    コンテンツ識別情報取得部が、該携帯端末上の前記第1
    のコンテンツ処理制御部から、保持しているコンテンツ
    識別情報を第1のコンテンツ識別情報として取得する段
    階と、 前記携帯端末のコンテンツ識別情報取得部が、第1のコ
    ンテンツ識別情報を第2の前記連携端末の第1のコンテン
    ツ処理制御部へ通知する段階と、 前記第2の連携端末の前記第2のコンテンツ処理部が、
    第1のコンテンツ処理制御部から提示された第1のコンテ
    ンツ識別情報に対応するコンテンツファイルを前記サー
    バから取得し、その処理結果を前記第2の連携端末の出
    力部に出力する段階とをさらに具備するように構成され
    たことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ視聴シ
    ステム。
  18. 【請求項18】 前記携帯端末ユーザが前記携帯端末と
    第1の前記連携端末を利用してコンテンツの視聴、閲覧
    作業を行う段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、第1の前記連携
    端末の前記コンテンツ識別情報取得部が指定されたコン
    テンツの識別情報を取得するとともに、該コンテンツを
    前記携帯端末上で視聴することを制限するための視聴規
    制情報を付加して該携帯端末の前記コンテンツ処理制御
    部へ返送し、該携帯端末のコンテンツ処理制御部が返送
    されたコンテンツの識別情報と視聴可否情報を保持する
    段階と、 該コンテンツ処理制御部が前記視聴規制情報を参照し、
    該携帯端末上のコンテンツ処理部へのコンテンツ識別情
    報の提示を制御する段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処理部と前記第1
    の連携端末の前記第3の通信処理部との間で確立されて
    いる通信路を解放する段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記第2の通信
    処理部が、該携帯端末の前記第2の通信処部と前記第2の
    連携端末の前記第3の通信処理部との間に通信路を確立
    する段階と、 前記携帯端末ユーザからの指示により、前記携帯端末の
    前記コンテンツ識別情報取得部が、該携帯端末上の前記
    コンテンツ処理制御部から、保持しているコンテンツ識
    別情報を第1のコンテンツ識別情報として取得する段階
    と、 前記携帯端末の前記コンテンツ識別情報取得部が、第1
    のコンテンツ識別情報を前記第2の連携端末の前記第1の
    コンテンツ処理制御部へ通知する段階と、 該第2の連携端末の前記第2のコンテンツ処理部が、前
    記第1のコンテンツ処理制御部から提示された第1のコン
    テンツ識別情報に対応するコンテンツファイルを前記サ
    ーバから取得し、その処理結果を前記第2の連携端末の
    出力部に出力する段階とを具備することを特徴とする請
    求項16又は17に記載のコンテンツ視聴システム。
  19. 【請求項19】 前記連携端末が、該連携端末と連携動
    作するために必要となる第1のユーザインタフェース部
    とコンテンツ識別情報取得部、あるいは第2のユーザイ
    ンタフェース部と制御情報生成部とコンテンツ処理制御
    部、あるいは第3のインタフェース部のプログラムファ
    イルを保持、管理するプログラムファイルサーバ部を具
    備し、 前記携帯端末が、前記少なくとも第1のユーザインタフ
    ェース部とコンテンツ識別情報取得部、あるいは第2の
    ユーザインタフェース部と制御情報生成部とコンテンツ
    処理制御部、あるいは第3のインタフェース部のプログ
    ラムファイルを前記連携端末から取得し、それらプログ
    ラムの実行管理を行うプログラム実行管理部を具備し、 該連携端末の所有者あるいは運用者が、前記第2のユー
    ザインタフェース部ならびに前記制御情報生成部を、該
    連携端末の前記サーバ部へ登録する段階と、 該携帯端末が、その第2の通信処理部と連携する連携端
    末の第3の通信処理部との間に通信路を確立する際に、
    前記プログラムファイルを連携端末のサーバ部から取得
    する段階と、 該携帯端末のプログラムの実行管理部が、取得したプロ
    グラムファイルを実行する段階とを経ることで、該携帯
    端末内に該連携端末との連携機能を動的に構築するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれ
    かに記載のコンテンツ視聴システム。
  20. 【請求項20】 前記連携端末の利用の対価を清算する
    ために、その決済者の識別情報を付加した、ネットワー
    ク上で流通可能な電子的な論理通貨を発行するととも
    に、その利用者の識別情報と関連付けて、該論理通貨の
    利用状況に関わる情報を収集、管理するための決済サー
    バを配備し、 前記携帯端末が、前記決済サーバからの前記論理通貨の
    取得状況と取得した該論理通貨の使用状況を管理する第
    1の論理通貨管理部を具備し、 前記連携端末が、前記携帯端末からの前記論理通貨の取
    得状況を管理し、取得した該論理通貨に対して、少なく
    とも該論理通貨の発行元となる決済者の識別情報、該論
    理通貨の使用者である前記携帯端末ユーザの識別情報、
    取得するプログラムファイル名、該論理通貨の受領日時
    情報、受領した該論理通貨の価値情報、該連携端末の所
    有者あるいは運用者の識別情報を記録した電子的な領収
    情報データを生成する第2の論理通貨管理部を具備し、 前記連携端末の所有者あるいは運用者が、前記連携端末
    の前記第2の論理通貨管理部に、該連携端末が提供可能
    なプログラムファイル名と、該プログラムファイル名に
    対応するプログラムファイルの取得の対価となる第1の
    価値情報を登録する段階と、 該論理通貨の発行者が、前記決済サーバに、前記携帯端
    末ユーザ毎に提供可能な第2の価値情報分の該論理通貨
    を登録する段階と、 前記携帯端末ユーザの指示により、該携帯端末の前記第
    1の論理通貨管理部が、前記第1の通信処理部を介して、
    前記決済サーバに、第3の価値情報を有する該論理通貨
    の取得を要求する段階と、 前記決済サーバが、第3の価値情報に相当する該論理通
    貨を発行し、前記携帯端末ユーザが取得した該論理通貨
    の第3の価値情報の累計を前記携帯端末ユーザの識別情
    報に関連付けて記録するとともに、その累計が第2の価
    値情報を超えないように該論理通貨の提供を制御する段
    階と、 前記決済サーバが発行した該論理通貨を受領した第1の
    論理通貨管理部が、その論理通貨を保持する段階と、 前記携帯端末のプログラム実行管理部が、前記携帯端末
    の第1の論理通貨管理部へ使用するプログラムファイル
    名を通知する段階と、 第1の論理通貨管理部が、その通知されたプログラムフ
    ァイル名を前記連携端末の前記第2の論理通貨管理部へ
    通知し、該第2の論理通貨管理部が、その通知されたプ
    ログラムファイル名からその取得のために必要な第1の
    価値情報を前記携帯端末の前記第1の論理通貨管理部に
    提示する段階と、 該第1の論理通貨管理部が、その通知された第1の価値
    情報に相当する前記第3の価値情報を有する該論理通貨
    を前記第2の論理通貨管理部へ転送するとともに、該第
    1の論理通貨管理部は保持していた該論理通貨の前記第
    2の価値情報から転送した該論理通貨の前記第3の価値
    情報を減算した値を、新しい第2の価値情報として保持
    する段階と、 前記第2の論理通貨管理部が、転送された該論理通貨の
    第3の価値情報を確認し、前記連携端末の前記プログラ
    ムファイルサーバ部に、該論理通貨の転送元の携帯端末
    によるプログラムファイルの取得の可否を設定する段階
    と、 前記第2の論理通貨管理部が、取得した該論理通貨の受
    領に関して領収情報データを生成し、該論理通貨の取得
    元である前記携帯端末の第1の論理通貨管理部へ転送す
    る段階と、 前記領収情報データを取得した該第1の論理通貨管理部
    が、該携帯端末の前記プログラム実行管理部へ、該プロ
    グラムファイルの取得を促し、該プログラム実行管理部
    が、前記連携端末の前記プログラムファイルサーバ部か
    らプログラムファイルを取得する段階と、 前記第2の論理通貨管理部が、前記決済サーバへ、受領
    した価値情報の該論理通貨と発行した前記領収情報デー
    タを提示し、決済者が、提示された該論理通貨と該領収
    情報データの内容に基づき、前記連携端末の所有者ある
    いは運用者に対して清算を行う段階と、 決済者が、前記携帯端末ユーザ毎に記録された該論理通
    貨の取得状況に基づき、前記携帯端末ユーザから使用し
    た該論理通貨に相当する額の清算を行う段階とを具備す
    るように構成されたことを特徴とする請求項19に記載
    のコンテンツ視聴システム。
  21. 【請求項21】 前記連携端末の利用の対価を清算する
    ために、その決済者の識別情報を付加した、ネットワー
    ク上で流通可能な電子的な論理通貨を発行するととも
    に、その利用者の識別情報と関連付けて、該論理通貨の
    利用状況に関わる情報を収集、管理するための決済サー
    バを配備し、 前記携帯端末が、前記決済サーバからの該論理通貨の取
    得状況と取得した該論理通貨の使用状況を管理する第1
    の論理通貨管理部を具備し、 前記携帯端末と前記連携端末とに通信路を介して接続さ
    れる連携端末情報管理サーバが、前記携帯端末からの該
    論理通貨の取得状況と取得した該論理通貨の使用状況を
    前記携帯端末ユーザの識別情報に対応付けて管理すると
    ともに、該携帯端末によるプログラムファイルの取得状
    況を該携帯端末ユーザの識別情報に関連付けて管理し、
    プログラムファイルを取得する前記携帯端末に対して、
    少なくとも該論理通貨の発行元となる決済者の識別情
    報、該論理通貨の使用者である前記携帯端末ユーザの識
    別情報、取得されたプログラムファイル名、プログラム
    ファイルの取得日時情報、プログラムファイルの取得に
    より消費される該論理通貨の価値情報、該連携端末の所
    有者あるいは運用者の識別情報を記録した電子的な領収
    情報データを生成する第3の論理通貨管理部を具備し、 前記連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理
    部が、前記携帯端末ユーザの識別情報に関連付けて、プ
    ログラムファイルの利用可否情報を管理し、 前記連携端末の所有者あるいは運用者が、前記連携端末
    情報管理サーバの前記第3の論理通貨管理部に、該連携
    端末が提供可能なコンテンツ処理部の種別と、該コンテ
    ンツ処理部の使用に応じて要求する価値情報を登録する
    段階と、 前記携帯端末の前記第1の論理通貨管理部が、前記決済
    サーバから該論理通貨を取得する段階と、 前記携帯端末の前記連携端末情報管理部が、該携帯端末
    を使用して前記連携端末情報管理サーバから、使用可能
    なプログラムファイル名のリストを取得し、第4のイン
    タフェースを介して、前記携帯端末ユーザに使用するプ
    ログラムファイルの選択を促すとともに、その選択内容
    を前記連携端末情報管理部へ通知する段階と、 前記連携端末情報管理部が、該携帯端末の該第1の論理
    通貨管理部へ使用するプログラムファイル名を通知し、
    該携帯端末の該第1の論理通貨管理部が、該通知内容を
    使用するプログラムファイル名を前記連携端末情報管理
    サーバの前記第3の論理通貨管理部へ通知する段階と、 該第3の論理通貨管理部が、通知されたプログラムファ
    イル名からその取得のために必要な該論理通貨の価値情
    報を前記携帯端末の前記第1の論理通貨管理部に提示す
    る段階と、 該第1の論理通貨管理部が、要求された価値情報に相当
    する該論理通貨を前記第3の論理通貨管理部へ転送する
    とともに、該第1の論理通貨管理部が保持していた該論
    理通貨の価値情報から転送した該論理通貨の価値情報を
    減算して保持する段階と、 前記第3の論理通貨管理部が、前記第1の論理通貨管理
    部から転送された該論理通貨の価値情報を確認し、前記
    連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理部
    に、該論理通貨の転送元である前記携帯端末ユーザによ
    るプログラムファイルの取得の可否を設定する段階と、 前記携帯端末の前記プログラム実行管理部が、前記連携
    端末の前記サーバ部へ、少なくとも該携帯端末ユーザの
    識別情報を提示することでプログラムファイルの取得を
    要求する段階と、 該連携端末のサーバ部が、前記携帯端末から提示された
    該携帯端末ユーザの識別情報を提示することにより、前
    記連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理部
    に対して、該携帯端末によるプログラムファイル取得の
    可否の判断を依頼する段階と、 前記連携端末情報管理サーバの前記第2の端末情報管理
    部が、受信した前記携帯端末ユーザの識別情報に基づ
    き、前記携帯端末が取得可能なプログラムファイルを決
    定し、そのプログラムファイル名のリストを生成すると
    ともに、受信した前記携帯端末ユーザの識別情報を提示
    することで該携帯端末情報管理サーバの前記第3の論理
    通貨管理部から、プログラムファイルを取得する該携帯
    端末に対する電子的な領収情報データを取得する段階
    と、 前記第2の端末情報管理部が、前記プログラムファイル
    名のリストと前記領収情報データを前記連携端末の前記
    サーバ部へ転送する段階と、 前記連携端末の前記サーバ部が、前記プログラムファイ
    ル名のリストにより指定されたプログラムファイルと前
    記領収情報データを前記携帯端末の前記プログラム実行
    管理部へ転送する段階と、 前記連携端末情報管理サーバの前記第3の論理通貨管理
    部が前記決済サーバへ発行した前記領収情報データを転
    送する段階と、 前記決済サーバで収集された該領収情報データの内容に
    基づき、決済者が前記連携端末情報管理サーバの所有者
    あるいは運用者に対して決済を行う段階を具備すること
    を特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のコンテ
    ンツ視聴システム。
  22. 【請求項22】 前記連携端末は、携帯端末ユーザに、
    前記連携端末上で実行する作業の選択状況や実行状態を
    提示するための操作状況提示部を具備し、該操作状況提
    示部が前記携帯端末の前記制御情報生成部から通知され
    る入力イベントの内容に応じて、前記携帯端末ユーザに
    提供できる作業の遷移状態を定義した操作遷移状態定義
    情報を管理し、前記携帯端末ユーザが、前記携帯端末上
    の前記入出力部を介して入力を行う段階と、該入出力部
    で取得された入力イベントが前記操作状況提示部へ通知
    される段階と、通知された該入力イベントが選択状況の
    変更を指示する内容であった場合、前記操作状況提示部
    が、取得した該入力イベントと前記操作状況提示部での
    現在の提示内容の対応関係に基づき該操作状況提示部上
    での提示内容を更新する段階と、通知された該入力イベ
    ントが実行状態の変更を指示する内容であった場合、該
    操作状況提示部が、取得した該入力イベントと該操作状
    況提示部での現在の提示内容に基づき、前記携帯端末上
    で実行すべき制御情報生成部処理とその処理の実行に必
    要となる情報を取得し、これらの情報を前記携帯端末へ
    通知する段階と、前記携帯端末の前記制御情報生成部
    が、通知された該制御情報生成部処理の識別情報とその
    制御情報生成部処理の実行に必要となる情報に基づき、
    対応する制御情報生成部処理を実行する段階とを具備す
    るように構成されたことを特徴とする請求項19に記載
    のコンテンツ視聴システム。
  23. 【請求項23】 通信網上で配信されるマルチメディア
    コンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する
    連携端末を使用して視聴することを可能とするコンテン
    ツ視聴方法であって、 前記携帯端末が、前記携帯端末を使用する前記携帯端末
    ユーザから指定された前記コンテンツファイルをインタ
    ーネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ
    から取得し、前記携帯端末ユーザへ提示する段階と、 前記携帯端末ユーザから、前記連携端末へのコンテンツ
    表示を実施することを通知された前記携帯端末が、前記
    携帯端末ユーザに前記携帯端末上で提示されているコン
    テンツに関して、前記連携端末上で処理させたいコンテ
    ンツを選択するように促す段階と、 前記携帯端末ユーザから前記連携端末で処理させるコン
    テンツの指定を受けた前記携帯端末が、該携帯端末に指
    定されたコンテンツの識別情報を取得する段階と、 該コンテンツ識別情報を、前記連携端末へ通知する段階
    と、 前記コンテンツ識別情報を受領した前記連携端末が、前
    記連携端末へ該コンテンツ識別情報を提示し、該コンテ
    ンツ処理部が、前記サーバから、前記コンテンツ識別情
    報に対応するコンテンツファイルを取得する段階と、 該連携端末が当該取得したコンテンツファイルを処理
    し、その処理結果を前記携帯端末ユーザへ提示する段階
    とを具備するように構成されたことを特徴とするコンテ
    ンツ視聴方法。
  24. 【請求項24】 通信網上で配信されるマルチメディア
    コンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する
    連携端末を使用して視聴することを可能とするコンテン
    ツ視聴方法であって、 前記携帯端末が、前記携帯端末の携帯端末ユーザから提
    示された第1のコンテンツ識別情報に対応するコンテン
    ツファイルの取得と前記連携端末での出力を指示する第
    1の制御情報を生成するとともに、該制御情報を前記連
    携端末へ通知する段階と、 前記連携端末が、前記通知された前記第1のコンテンツ
    識別情報に対応するコンテンツファイルを、前記サーバ
    から取得し、その処理結果を前記携帯端末ユーザへ提示
    する段階と、 前記携帯端末ユーザから前記携帯端末へのコンテンツ表
    示を実施することを通知された前記連携端末が、前記携
    帯端末ユーザに前記連携端末上で提示されているコンテ
    ンツに関して、前記携帯端末上で処理させたいコンテン
    ツを選択するための制御メニューを前記携帯端末上で提
    供する段階と、 前記携帯端末が、前記制御メニュー上で実施される選択
    処理の内容に基づき第2の制御情報を生成し、該第2の
    制御情報を前記連携端末へ通知する段階と、 該連携端末が該第2の制御情報の内容に基づき前記連携
    端末上で出力されているコンテンツ内でのフォーカス領
    域を変更し、同処理結果を前記連携端末から可視化して
    前記携帯端末ユーザに提示する段階と、 前記携帯端末ユーザが、前記連携端末上で表示されてい
    るコンテンツ全体を前記携帯端末へ表示することを通知
    するか又は前記連携端末上で表示されているコンテンツ
    内のフォーカス領域に相当するコンテンツを前記携帯端
    末へ表示することを通知する段階と、 前記携帯端末が提示された指示内容に従い第3の制御情
    報を生成し、該第3の制御情報を前記連携端末へ通知す
    る段階と、 該連携端末が、前記コンテンツファイル全体を識別する
    ための識別情報を第2のコンテンツ識別情報として取得
    する段階と、 前記フォーカス領域取得の通知を受領した場合には、前
    記連携端末が、現在フォーカスが当たっている領域を構
    成するコンテンツファイルを識別するための識別情報を
    第2のコンテンツ識別情報として取得する段階と、 前記連携端末が、取得された第2のコンテンツ識別情報
    を、前記携帯端末へ通知する段階と、 該携帯端末が、前記指定されたコンテンツファイルを前
    記携帯端末ユーザへ提示する段階と、 を具備するように構成されていることを特徴とするコン
    テンツ視聴方法。
  25. 【請求項25】 通信網上で配信されるマルチメディア
    コンテンツを、携帯端末と、その携帯端末と連携動作す
    る連携端末を使用して視聴することを可能とするコンテ
    ンツ視聴方法であって、 前記携帯端末ユーザが、前記連携端末上で表示されてい
    るコンテンツ全体を前記携帯端末へ表示することを通知
    するか、又は前記連携端末上で表示されているコンテン
    ツ内のフォーカス領域に相当するコンテンツに関する第
    1のコンテンツ識別情報を取得することを通知する段階
    と、 該携帯端末が、該第1のコンテンツ識別情報に提示され
    た指示内容に従い制御情報を生成し、該制御情報をへ通
    知する段階と、 前記コンテンツ全体取得の通知を受領した前記連携端末
    が、コンテンツファイル全体を識別するための識別情報
    を第2のコンテンツ識別情報として取得する段階と、 該連携端末は、前記フォーカス領域取得の通知を受領し
    た場合には、現在フォーカスが当たっている領域を構成
    するコンテンツファイルを識別するための識別情報を第
    2のコンテンツ識別情報として取得する段階と、 前記連携端末が、取得された第2のコンテンツ識別情報
    を、前記携帯端末へ通知し、前記携帯端末が通知された
    該コンテンツ識別情報を保持する段階と、 を、さらに、具備するように構成されたことを特徴とす
    る請求項24に記載のコンテンツ視聴方法。
  26. 【請求項26】 通信網上で配信されるマルチメディア
    コンテンツを携帯端末と、その携帯端末と連携動作する
    連携端末を使用して視聴することを可能とするコンテン
    ツ視聴方法であって、 前記携帯端末上で出力したコンテンツを連携端末上へ出
    力させる制御と、前記連携端末上へ出力させたコンテン
    ツを携帯端末上へ出力させる制御とを、切り替えて動作
    させるために、 前記携帯端末ユーザが、第1のユーザインタフェース部
    を利用して、前記携帯端末上で前記コンテンツを出力
    し、前記携帯端末上で該コンテンツを変更し、任意の時
    点で前記携帯端末上で出力されている出力コンテンツの
    出力先を前記連携端末へ変更し、該連携端末上に該コン
    テンツを表示させた状態で携帯端末上の前記出力コンテ
    ンツを変更するようなコンテンツ視聴・閲覧行為を実施
    する段階と、 前記携帯端末ユーザが、第2のユーザインタフェース部
    を利用して、前記連携端末上での出力コンテンツを変更
    し、該連携端末上でのコンテンツ表示中の任意の時点で
    該連携端末上で表示されているコンテンツ全体、あるい
    はその部分領域の出力先を前記携帯端末へ変更するよう
    なコンテンツ視聴・閲覧行為を行う段階と、 前記携帯端末ユーザが、前記任意の段階の任意の時点
    で、使用するユーザインタフェース部を第1のユーザイ
    ンタフェース部と第2のユーザインタフェース部間で切
    り替える段階と、を具備することを特徴とするコンテン
    ツ視聴方法。
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