JP2003296593A - 著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著作物提供支援システム、及びプログラム - Google Patents

著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著作物提供支援システム、及びプログラム

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JP2003296593A
JP2003296593A JP2002097544A JP2002097544A JP2003296593A JP 2003296593 A JP2003296593 A JP 2003296593A JP 2002097544 A JP2002097544 A JP 2002097544A JP 2002097544 A JP2002097544 A JP 2002097544A JP 2003296593 A JP2003296593 A JP 2003296593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線網を介して、マルチメディアデータ
としての著作物をユーザに簡便に提供することが可能
な、著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著作物提供
支援システム、及びプログラムを提供することである。 【解決手段】 著作物提供支援装置となる販売サイトサ
ーバ20は、使用者の電子書籍装置10から著作物配信
前に送られてきた著作物立ち読みデータと著作物配信要
求データとを受信すると、この受信された著作物立ち読
みデータに従って、対応する著作物データを前記電子書
籍装置10に向けて自動的に配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物鑑賞装置、
著作物提供支援装置、著作物提供支援システム、及びプ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文字や音声や画像等の電子化が進
み、これらのデータを組み合わせた所謂マルチメディア
データを、インターネット等を介してPC(パーソナル
コンピュータ)等の端末に配信したり、これらのマルチ
メディアデータを再生する携帯型端末が開発されてい
る。こうした携帯型端末には、例えば、電子化された本
のデータを再生する電子書籍装置がある。
【0003】電子書籍装置は電子化された本のデータ
(以下、電子ブックデータという)を記憶する記憶媒
体、液晶表示部、読みたい電子ブックデータの選択やペ
ージ捲り等を手動操作する操作入力部、電子書籍装置の
各部動作を制御する制御部等を備え、操作入力部により
所望の電子ブックデータが選択されると、制御部は記憶
媒体から選択された電子ブックデータを読み出して、そ
の電子ブックデータの1ページ目のデータを液晶表示部
に表示する。又、操作入力部においてページ捲りが指示
されると、液晶表示部に表示されている電子ブックデー
タを次ページに切り替えて表示する。
【0004】上述の電子書籍装置は従来の紙の書籍と比
較して、資源の消費を抑えることができ、又、一つの装
置で複数の電子ブックデータを記憶できるので、携帯に
便利であるとともに管理が容易である。このように様々
な利点を持つことから、近年、電子書籍装置の開発が急
速に進められている。
【0005】そして、このような電子書籍装置のユーザ
を対象として、電子ブックデータをインターネット上で
販売する電子ブック販売サイトが知られている。従来の
ように書店で紙の書籍を購入する時と違って、電子ブッ
ク販売サイトを利用して電子ブックデータを購入すれ
ば、ユーザは自宅などで座ってゆっくりと電子ブックの
購入を吟味することができる。そして、気に入った電子
ブックがあれば、すぐにそれを購入することができる環
境にあるので、このような電子ブック販売サイトに関連
するサービスは、ユーザに広く浸透するチャンスを秘め
ているとともに、大きなビジネスチャンスをもたらす可
能性が高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子ブ
ック販売サイトを利用するにあたって、ユーザは必ずイ
ンターネットを介して、電子ブック販売サイトに通信接
続しなくてはならない。即ち、電子書籍装置にブラウザ
が搭載されていれば、当該ブラウザを起動させ、或い
は、ブラウザが搭載されていなければ、PCなどでブラ
ウザを起動させてインターネットを介して、電子ブック
販売サイトへ通信接続する必要がある。
【0007】通常、各電子ブック販売サイトが扱う電子
ブックの数は、出版社等により限定されているため、異
なる出版社から出版されている複数の電子ブックを見て
回りたい時、ユーザは、複数の電子ブック販売サイトに
アクセスしなければならない。従って、ユーザはこの
際、ホームページを検索する行為と、本を吟味する行為
という2つの行為の両方を同時に強いられることになっ
て、非常に煩雑に感じるという問題があった。又、ユー
ザは通常、回線の接続料金やプロバイダ料金などの費用
を負担しなくてはならないため、ホームページ等への接
続時間を意識せず、集中して本を吟味できる環境にある
とは言い難かった。
【0008】更に、電子ブック販売サイトにおける諸手
続きに関しても、各電子ブック販売サイトが夫々の形式
により行っているので、インターネット等に親しみのな
い人は、異なる形式のサービス利用方法をいちいち覚え
なければならず、折角のサービスを気軽に利用すること
ができないという問題があった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、通信回線網を介して、マルチメディアデータと
しての著作物をユーザに簡便に提供することが可能な、
著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著作物提供支援
システム、及びプログラムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、例えば、図1〜図20に示すように、請求項1記載
の発明は、著作物提供支援装置(例えば、販売サイトサ
ーバ20)において、使用者の電子著作物閲覧装置(例
えば、電子書籍装置10)から著作物配信前に送られて
きた著作物立ち読みデータを含む購入支援データと著作
物配信要求データとを受信する受信手段(例えば、伝送
制御部27;S130)と、この受信手段により受信された
購入支援データに従って、対応する著作物データを前記
電子著作物閲覧装置に向けて自動的に配信する配信手段
(例えば、伝送制御部27;S141)と、を備えているこ
とを特徴とする。請求項1記載の発明によれば、使用者
の電子著作物閲覧装置から著作物配信前に送られてきた
購入支援データと著作物配信要求データとを受信する
と、この受信された購入支援データに従って、対応する
著作物データを前記電子著作物閲覧装置に向けて自動的
に配信することができる。このため、使用者に対し著作
物を探すためのホームページの検索等を行わせることな
く、使用者が自己の電子著作物閲覧装置にて確認した著
作物立ち読みデータに対応する、気に入った著作物を迅
速かつ容易に電子著作物閲覧装置に向けて自動的に配信
することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、著作物を提供する
著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
に、通信回線を介して接続される著作物鑑賞装置(例え
ば、電子書籍装置10等)であって、前記著作物提供装
置にアクセスするためのアクセス情報(例えば、電子ブ
ックの販売サイトのサーバのアドレス13ch等)を含
む著作物取得支援情報(例えば、購入支援データ13
1)を記憶する記憶手段(例えば、記憶媒体18の立ち
読みデータファイル18b〜18i)と、前記記憶手段
に記憶された著作物取得支援情報を表示部(例えば、L
CD表示部15)に表示する表示制御手段(例えば、C
PU11;S113)と、前記表示部に表示された著作
物取得支援情報の中から任意の著作物取得支援情報を指
定する指定手段(例えば、キー入力部14、CPU1
1;S122)と、前記指定手段によって指定された著
作物取得支援情報の中のアクセス情報に基づいて、該当
する著作物提供装置にアクセスするアクセス手段(例え
ば、無線送受信部12、CPU11;S127)と、前
記アクセス手段によりアクセスされた著作物提供装置か
ら送信された著作物を受信し、受信された著作物を記憶
部(例えば、記憶媒体18の電子ブックデータファイル
18a)に記録する記録制御手段(例えば、CPU1
1;S145)と、を備えていることを特徴とする。請
求項2記載の発明によれば、著作物鑑賞装置において、
記憶手段により著作物提供装置にアクセスするためのア
クセス情報を含む著作物取得支援情報が記憶され、表示
制御手段により記憶手段によって記憶される著作物取得
支援情報が表示部に表示され、指定手段により表示手段
によって表示された著作物取得支援情報の中から任意の
著作物取得支援情報が指定され、アクセス手段により指
定手段によって指定された著作物取得支援情報の中のア
クセス情報に基づいて、該当する著作物提供装置がアク
セスされ、記憶制御手段によりアクセス手段によってア
クセスされた著作物提供装置から送信された著作物が受
信され、受信された著作物が記憶される。従って、著作
物取得支援情報を利用することにより、著作物鑑賞装置
のユーザにホームページの検索等を行わせることなく、
ユーザが気に入った著作物を容易に該当する著作物提供
装置から受信して記憶し、これをユーザに鑑賞させるこ
とができる。
【0012】請求項3記載の発明は、著作物を提供する
著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
に、通信回線を介して接続される著作物鑑賞装置(例え
ば、電子書籍装置10等)であって、前記著作物提供装
置にアクセスするためのアクセス情報(例えば、電子ブ
ックの販売サイトのサーバのアドレス13ch等)を含
む著作物取得支援情報(例えば、購入支援データ13
1)と、著作物の内容を紹介する著作物紹介情報(例え
ば、立ち読み文データ130)とを、対応付けて記憶す
る記憶手段(例えば、記憶媒体18の立ち読みデータフ
ァイル18b〜18i)と、前記記憶手段に記憶された
著作物紹介情報を閲覧する閲覧手段(例えば、LCD表
示部15、CPU11;S101)と、前記閲覧手段に
より閲覧された著作物紹介情報の中から任意の著作物紹
介情報を指定する指定手段(例えば、キー入力部14、
CPU;S122)と、前記指定手段によって指定され
た著作物紹介情報に対応付けられた著作物取得支援情報
の中のアクセス情報を取得して、該当する著作物提供装
置にアクセスするアクセス手段(例えば、無線送受信部
12、CPU11;S127)と、前記アクセス手段に
よりアクセスされた前記著作物提供装置から送信された
著作物を受信し、受信された著作物を記憶部(例えば、
記憶媒体18の電子ブックデータファイル18a)に記
録する記録制御手段(例えば、CPU;S145)と、
を備えていることを特徴とする。請求項3記載の発明に
よれば、著作物鑑賞装置において、記憶手段により著作
物提供装置にアクセスするためのアクセス情報を含む著
作物取得支援情報と、著作物の内容を紹介する著作物紹
介情報とが、対応付けて記憶され、閲覧手段により記憶
手段によって記憶される著作物紹介情報が閲覧され、指
定手段により閲覧手段によって閲覧された著作物紹介情
報の中から任意の著作物紹介情報が指定され、アクセス
手段により指定手段によって指定された著作物紹介情報
に対応付けられた著作物取得支援情報の中のアクセス情
報が取得され、該当する著作物提供装置がアクセスさ
れ、記憶制御手段によりアクセス手段によってアクセス
された著作物提供装置から送信された著作物が受信さ
れ、受信された著作物が記憶される。従って、著作物鑑
賞装置のユーザにホームページの検索等を行わせること
なく、著作物紹介情報を閲覧させて著作物の内容を参照
させ、著作物取得支援情報により、ユーザが気に入った
著作物を容易に該当する著作物提供装置から受信して記
憶し、これをユーザに鑑賞させることができる。又、著
作物鑑賞装置のユーザが著作物紹介情報を閲覧する際、
電子書籍装置を通信回線に接続する必要がなく、手軽に
著作物の内容を参照できる。又、著作物紹介情報は著作
物と比較してデータ量が少なくて済むので、著作物鑑賞
装置に大量に記憶することが可能である。又、著作物紹
介情報を著作物鑑賞装置に記憶させ、これをユーザに閲
覧させるので、著作物自体を不正に閲覧される恐れがな
い。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
著作物鑑賞装置において、前記著作物紹介情報は、前記
著作物提供装置毎に、記憶領域が割り当てられて前記記
憶手段に記憶されており、前記著作物紹介情報を記憶す
る記憶領域の割当情報(例えば、メモリ割当てファイル
18nのメモリ割当て情報)を受信する割当情報受信手
段(例えば、CPU11等)と、前記割当情報受信手段
により受信した割当情報により、一の著作物提供装置に
対する記憶領域の割当の増減を判断する割当増減判断手
段(例えば、CPU11等)と、前記割当増減判断手段
により、前記一の著作物提供装置に対する記憶領域の割
当が減らされたと判断された場合に、当該記憶領域に記
憶されている著作物紹介情報のうち、減らされた分に相
当する著作物紹介情報を、予め設定された基準に従って
削除する著作物紹介情報削除手段(例えば、CPU11
等)と、を備えていることを特徴とする。請求項4記載
の発明によれば、請求項3記載の発明と同様の効果が得
られることは無論のこと、特に著作物鑑賞装置におい
て、割当情報受信手段により著作物紹介情報を記憶する
記憶領域の割当情報が受信され、割当増減判断手段によ
り割当情報受信手段によって受信した割当情報により、
一の著作物提供装置に対する記憶領域の割当の増減が判
断され、著作物紹介情報削除手段により、割当増減判断
手段によって一の著作物提供装置に対する記憶領域の割
当が減らされたと判断された場合に、当該記憶領域に記
憶されている著作物紹介情報のうち、減らされた分に相
当する著作物紹介情報が、予め設定された基準に従って
削除される。従って、著作物鑑賞装置のユーザに何ら手
続きを取らせることなく、著作物紹介情報が記憶される
記憶領域を縮小変更して、著作物紹介情報を削除するこ
とができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4記載の著
作物鑑賞装置において、前記著作物紹介情報削除手段
は、前記著作物紹介情報を記録された日付の古いものか
ら順に削除することを特徴とする。請求項5記載の発明
によれば、請求項4記載の発明と同様の効果が得られる
ことは無論のこと、特に著作物鑑賞装置において、著作
物紹介情報削除手段により著作物紹介情報が記録された
日付の古いものから順に削除される。従って、著作物紹
介情報が削除される際、著作物鑑賞装置のユーザがこれ
から読む可能性の高い、日付の新しい著作物紹介情報が
削除されることを防止することができる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項4記載の著
作物鑑賞装置において、前記著作物紹介情報の閲覧履歴
(例えば、立ち読み履歴データ132)を記憶する閲覧
履歴記憶手段(例えば、立ち読みデータファイル18b
〜18i)を備え、前記著作物紹介情報削除手段は、前
記閲覧履歴記憶手段に記憶された閲覧履歴に基づいて、
著作物紹介情報を削除することを特徴とする。請求項6
記載の発明によれば、請求項4記載の発明と同様の効果
が得られることは無論のこと、特に著作物鑑賞装置にお
いて、閲覧履歴記憶手段により著作物紹介情報の閲覧履
歴が記憶され、著作物紹介情報削除手段により閲覧履歴
記憶手段によって記憶された閲覧履歴に基づいて、著作
物紹介情報が削除される。従って、著作物紹介情報が削
除される際、著作物鑑賞装置のユーザが閲覧済みの著作
物紹介情報が削除されることになって、ユーザが未読の
著作物紹介情報が削除されることを防止することができ
る。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項4〜6の何
れかに記載の著作物鑑賞装置において、前記割当増減判
断手段により、前記一の著作物提供装置に対する記憶領
域の割当が増やされたと判断された場合に、増やされた
分に相当する著作物紹介情報を、追加する追加手段(例
えば、CPU11)と、を備えていることを特徴とす
る。請求項7記載の発明によれば、請求項4〜6の何れ
かに記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこ
と、特に著作物鑑賞装置において、追加手段により、割
当増減判断手段によって一の著作物提供装置に対する記
憶領域の割当が増やされたと判断された場合に、増やさ
れた分に相当する著作物紹介情報が追加される。従っ
て、著作物鑑賞装置のユーザに何ら手続きを取らせるこ
となく、著作物鑑賞装置の記憶領域に、著作物紹介情報
を新たに追加して、著作物紹介情報を更新することがで
きる。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項4〜7の何
れかに記載の著作物鑑賞装置において、前記閲覧手段に
より前記著作物紹介情報が閲覧された場合、当該閲覧済
み著作物紹介情報を削除する第2の削除手段(例えば、
CPU11)を備えていることを特徴とする。請求項8
記載の発明によれば、請求項4〜7の何れかに記載の発
明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に著作
物鑑賞装置において、第2の削除手段により、閲覧手段
によって著作物紹介情報が閲覧された場合、当該閲覧済
み著作物紹介情報が削除される。従って、閲覧済みとな
り削除された著作物紹介情報が記憶されていた記憶領域
が空き領域となって、当該記憶領域を有効活用できる。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何
れかに記載の著作物鑑賞装置において、前記著作物取得
支援情報には、著作物を特定するための著作物特定情報
が含まれ、著作物の取得手続きに必要なユーザの個人情
報を記憶する個人情報記憶手段(例えば、記憶媒体18
の購入手続き関連情報ファイル18k)と、前記指定手
段によって指定された著作物取得支援情報の中の著作物
特定情報と、前記個人情報記憶手段に記憶された個人情
報と、に基づいて著作物取得手続情報を作成する作成手
段(例えば、CPU11等)と、前記作成手段によって
作成された著作物取得手続情報を、前記指定手段による
指定に基づく著作物取得支援情報の中のアクセス情報に
基づいて、該当する著作物提供装置に送信する送信手段
(例えば、無線送受信部12、CPU11等)と、を備
えていることを特徴とする。請求項9記載の発明によれ
ば、請求項1〜8の何れかに記載の発明と同様の効果が
得られることは無論のこと、特に著作物鑑賞装置におい
て、個人情報記憶手段により著作物の取得手続きに必要
なユーザの個人情報が記憶され、作成手段により、指定
手段によって指定された著作物取得支援情報の中の著作
物特定情報と、個人情報記憶手段に記憶された個人情報
と、に基づいて著作物取得手続情報が作成され、送信手
段により作成手段によって作成された著作物取得手続情
報が、指定手段による指定に基づく著作物取得支援情報
の中のアクセス情報に基づいて、該当する著作物提供装
置に送信される。従って、著作物鑑賞装置のユーザに何
ら手続きを取らせることなく、著作物の特定や取得手続
が行われるので、著作物の取得作業が簡略化される。
【0019】請求項10記載の発明は、著作物を提供す
る著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
と、前記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑
賞する著作物鑑賞装置(例えば、電子書籍装置10等)
とに、通信回線を介して接続される著作物提供支援装置
(例えば、管理サイトサーバ60)であって、前記著作
物提供装置にアクセスするためのアクセス情報を含む著
作物取得支援情報を記憶する記憶手段(例えば、記憶媒
体66の立ち読みデータファイル66a)と、予め設定
された送信条件の成立に基づいて、前記記憶手段に記憶
された著作物取得支援情報を前記著作物鑑賞装置に送信
する著作物取得支援情報送信手段(例えば、CPU6
1;S305)と、を備えていることを特徴とする。請
求項10記載の発明によれば、著作物提供支援装置にお
いて、記憶手段により、著作物提供装置にアクセスする
ためのアクセス情報を含む著作物取得支援情報が記憶さ
れ、著作物取得支援情報送信手段により予め設定された
送信条件の成立に基づいて、記憶手段に記憶された著作
物取得支援情報が著作物鑑賞装置に送信される。従っ
て、著作物鑑賞装置への著作物取得支援情報の送信や提
供形式を容易に管理することができる。
【0020】請求項11記載の発明は、著作物を提供す
る著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
と、前記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑
賞する著作物鑑賞装置(例えば、電子書籍装置10等)
とに、通信回線を介して接続される著作物提供支援装置
(例えば、管理サイトサーバ60)であって、前記著作
物提供装置にアクセスするためのアクセス情報を含む著
作物取得支援情報と対応付けられ、著作物の内容を紹介
する著作物紹介情報を記憶する著作物紹介情報記憶手段
(例えば、記憶媒体66の立ち読みデータファイル66
a)と、予め設定された送信条件の成立に基づいて、前
記著作物紹介情報記憶手段に記憶された著作物紹介情報
を前記著作物鑑賞装置に送信する著作物紹介情報送信手
段(例えば、伝送制御部67、CPU61;305)
と、を備えていることを特徴とする。請求項11記載の
発明によれば、著作物提供支援装置において、著作物紹
介情報記憶手段により、著作物提供装置から当該著作物
提供装置にアクセスするためのアクセス情報を含む著作
物取得支援情報と対応付けられた、著作物の内容を紹介
する著作物紹介情報が受信されて記憶され、著作物紹介
情報送信手段により予め設定された送信条件の成立に基
づいて、著作物紹介情報記憶手段に記憶された著作物紹
介情報が著作物鑑賞装置に送信される。従って、著作物
鑑賞装置への著作物紹介情報の送信や提供形式を容易に
管理することができる。
【0021】請求項12記載の発明は、著作物を提供す
る著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
と、前記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑
賞する著作物鑑賞装置(例えば、電子書籍装置10等)
と、前記著作物の提供を支援する著作物提供支援装置
(例えば、管理サイトサーバ60)とが、通信回線を介
して接続される著作物提供システム(例えば、著作物提
供支援システム1)であって、前記著作物鑑賞装置は、
著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報(例
えば、電子ブックの販売サイトのサーバのアドレス13
ch等)を含む著作物取得支援情報(例えば、購入支援
データ131)と対応付けられ、著作物の内容を紹介す
る著作物紹介情報(例えば、立ち読み文データ130)
を、前記著作物提供装置毎に割り当てられた記憶領域に
記憶する記憶手段(例えば、記憶媒体18の立ち読みデ
ータファイル18b〜18i)と、前記著作物紹介情報
を記憶する記憶領域の割当情報を受信する割当情報受信
手段(例えば、CPU11;S405)と、前記割当情
報受信手段により受信した割当情報により、一の著作物
提供装置に対する記憶領域の割当の増減を判断する割当
増減判断手段(例えば、CPU11;S407)と、前
記割当増減判断手段により、前記一の著作物提供装置に
対する記憶領域の割当が減らされたと判断された場合
に、当該記憶領域に記憶されている著作物紹介情報のう
ち、減らされた分に相当する著作物紹介情報を、予め設
定された基準に従って削除する著作物紹介情報削除手段
(例えば、CPU11;S408)と、を備え、著作物
提供支援装置は、前記各著作物提供装置から得られる広
告料金に関する広告料金情報に基づいて、前記割当情報
を前記著作物鑑賞装置に送信する割当情報送信手段(例
えば、CPU61;S404)と、を備えていることを
特徴とする。請求項12記載の発明によれば、著作物鑑
賞装置において、記憶手段により、著作物提供装置にア
クセスするためのアクセス情報を含む著作物取得支援情
報と対応付けられた、著作物の内容を紹介する著作物紹
介情報が、著作物提供装置毎に割り当てられた記憶領域
に記憶され、割当情報受信手段により、著作物紹介情報
を記憶する記憶領域の割当情報が受信され、割当増減判
断手段により、割当情報受信手段によって受信した割当
情報により一の著作物提供装置に対する記憶領域の割当
の増減が判断され、著作物紹介情報削除手段により、割
当増減判断手段によって、一の著作物提供装置に対する
記憶領域の割当が減らされたと判断された場合に、当該
記憶領域に記憶されている著作物紹介情報のうち、減ら
された分に相当する著作物紹介情報が、予め設定された
基準に従って削除され、著作物提供支援装置において、
各著作物提供装置から得られる広告料金に関する広告料
金情報に基づく割当情報が割当情報送信手段により、著
作物鑑賞装置に送信される。従って、著作物鑑賞装置の
ユーザに何ら手続きを取らせることなく、各著作物提供
装置から得られる広告料金に基づいて、著作物鑑賞装置
の著作物紹介情報が記憶される記憶領域を縮小変更し
て、著作物紹介情報を削除することができ、著作物鑑賞
装置を利用した広告活動を容易、且つ効果的に行うこと
ができる。
【0022】請求項13記載の発明は、著作物を提供す
る著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
に、通信回線を介して接続されるコンピュータに、前記
著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報(例
えば、電子ブックの販売サイトのサーバのアドレス13
ch等)を含む著作物取得支援情報(例えば、購入支援
データ131)を記憶手段(例えば、記憶媒体18の立
ち読みデータファイル18b〜18i)により記憶させ
るための機能と、前記記憶手段に記憶された著作物取得
支援情報を表示部(例えば、LCD表示部15)により
表示させるための機能と、前記表示手段に表示された著
作物取得支援情報の中から任意の著作物取得支援情報を
指定手段(例えば、キー入力部14)により指定させる
ための機能と、前記指定手段に指定された著作物取得支
援情報の中のアクセス情報に基づいて、該当する著作物
提供装置にアクセス手段(例えば、無線送受信部12)
によりアクセスさせるための機能と、前記アクセス手段
にアクセスされた著作物提供装置から送信された著作物
を受信し、受信された著作物を記憶部(例えば、記憶媒
体18の電子ブックデータファイル18a)により記憶
させるための機能と、を実行させるためのプログラムで
ある。請求項13記載の発明によれば、著作物を提供す
る著作物提供装置に、通信回線を介して接続されるコン
ピュータに、当該プログラムが組み込まれることによ
り、著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
を含む著作物取得支援情報が記憶手段に記憶され、記憶
手段に記憶された著作物取得支援情報が表示手段に表示
され、表示手段に表示された著作物取得支援情報の中か
ら任意の著作物取得支援情報が指定手段に指定され、指
定手段に指定された著作物取得支援情報の中のアクセス
情報に基づいて、該当する著作物提供装置がアクセス手
段にアクセスされ、アクセス手段にアクセスされた著作
物提供装置から送信された著作物が鑑賞手段に受信さ
れ、受信された著作物が記憶される。従って、著作物取
得支援情報を利用して著作物鑑賞装置のユーザにホーム
ページの検索等を行わせることなく、ユーザが気に入っ
た著作物を容易に該当する著作物提供装置から受信し、
これをユーザに鑑賞させることができる。
【0023】請求項14記載の発明は、著作物を提供す
る著作物提供装置(例えば、販売サイトサーバ20等)
に、通信回線を介して接続されるコンピュータに、前記
著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報(例
えば、電子ブックの販売サイトのサーバのアドレス13
ch等)を含む著作物取得支援情報(例えば、購入支援
データ131)と、著作物の内容を紹介する著作物紹介
情報(例えば、立ち読み文データ130)とを、対応付
けて記憶手段(例えば、記憶媒体18の立ち読みデータ
ファイル18b〜18i)により記憶させるための機能
と、前記記憶手段に記憶された著作物紹介情報を閲覧手
段(例えば、LCD表示部15)により閲覧させるため
の機能と、前記閲覧手段に閲覧された著作物紹介情報の
中から任意の著作物紹介情報を指定手段(例えば、キー
入力部14)により指定させるための機能と、前記指定
手段に指定された著作物紹介情報に対応付けられた著作
物取得支援情報の中のアクセス情報を取得して、該当す
る著作物提供装置にアクセス手段(例えば、無線送受信
部12)によりアクセスさせるための機能と、前記アク
セス手段にアクセスされた著作物提供装置から送信され
た著作物を受信し、受信された著作物を記憶部(例え
ば、記憶媒体18の電子ブックデータファイル18a)
により記憶させるための機能と、を実行させるためのプ
ログラムである。請求項14記載の発明によれば、著作
物を提供する著作物提供装置に、通信回線を介して接続
されるコンピュータに、当該プログラムが組み込まれる
ことにより、著作物提供装置にアクセスするためのアク
セス情報を含む著作物取得支援情報と、著作物の内容を
紹介する著作物紹介情報とが、対応付けられて記憶手段
に記憶され、記憶手段に記憶された著作物紹介情報が閲
覧手段に閲覧され、閲覧手段に閲覧された著作物紹介情
報の中から任意の著作物紹介情報が指定手段に指定さ
れ、指定手段に指定された著作物紹介情報に対応付けら
れた著作物取得支援情報の中のアクセス情報が取得され
て、該当する著作物提供装置がアクセス手段にアクセス
され、アクセス手段にアクセスされた著作物提供装置か
ら送信された著作物が鑑賞手段に受信され、受信された
著作物が記憶される。従って、著作物鑑賞装置のユーザ
にホームページの検索等を行わせることなく、著作物紹
介情報を閲覧させて著作物の内容を参照させ、ユーザが
気に入った著作物を、著作物取得支援情報を利用して容
易に該当する著作物提供装置から受信し、これをユーザ
に鑑賞させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著作物提供装
置、著作物提供支援システム、及びプログラムの実施の
形態を詳細に説明する。
【0025】まず構成を説明する。図1は、本実施の形
態における著作物提供支援システム1の概略構成を示す
ブロック図である。
【0026】図1に示すように、著作物提供支援システ
ム1には、ユーザが所有する電子書籍装置10、電子ブ
ック販売サイトAが備える販売サイトサーバ20、電子
ブック販売サイトBが備える販売サイトサーバ30、電
子週刊誌発行サイトCが備える発行サイトサーバ40、
電子週刊誌発行サイトDが備える発行サイトサーバ5
0、電子書籍装置管理サイトEが備える管理サイトサー
バ60がネットワーク2を介して接続されている。
【0027】ここで、ネットワーク2は、電話回線網、
ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回
線、CATV回線網等の各種ネットワークを含み、電子
書籍装置10は、ネットワーク2を介して販売サイトサ
ーバ20、販売サイトサーバ30、発行サイトサーバ4
0、発行サイトサーバ50、及び管理サイトサーバ60
に通信接続できる構成となっている。
【0028】尚、以下の説明において「電子ブック」と
記した場合には、電子データからなる本を意味し、「書
籍」と記した場合には、紙に印刷された本を意味する。
又、単に「本」とした場合は、「電子ブック」及び「書
籍」の両方、或いはそれらに共通の属性を意味すること
とする。
【0029】電子書籍装置10は携帯型の電子書籍装置
であり、無線によりいつでもネットワーク2に接続でき
る。電子ブック販売サイトA、及び電子ブック販売サイ
トBは、異なる出版社の電子ブックや書籍を夫々販売し
ており、電子週刊誌発行サイトC、及び電子週刊誌発行
サイトDは、夫々独自の電子週刊誌を発行している。
【0030】電子書籍装置管理サイトEは、例えば、電
子書籍装置10の製造販売を行う会社等により運営され
ており、電子書籍装置10を対象とする宣伝広告等のサ
ービスを含む様々なデータの管理を行っている。電子書
籍装置管理サイトEは、電子ブック販売サイトA、及び
電子ブック販売サイトBから広告料金を得て、その金額
に応じて、電子書籍装置10の記憶媒体18の記憶領域
に各電子ブック販売サイト毎の割当てを設けている。そ
して、夫々の割当てを各電子ブック販売サイト専用の立
ち読みデータ記憶領域として用い、ここに記憶される立
ち読みデータをユーザに「立ち読み」させることによ
り、各電子ブック販売サイトで販売される電子ブックの
購入を促進するサービスを行っている。
【0031】電子ブック販売サイトA、及び電子ブック
販売サイトBは、電子書籍装置管理サイトEに定期的に
広告料金を支払うとともに、新規、或いは推奨する本に
対応する立ち読みデータを作成し、これを電子書籍装置
管理サイトEへ送信する。そして、電子書籍装置10
が、電子書籍装置管理サイトEへ定期的に通信接続する
ことにより、電子書籍装置10は、各電子ブック販売サ
イトの広告料金に応じた立ち読みデータ記憶領域の最新
の割当て情報18n1を受信し、電子書籍装置管理サイ
トEから送信される立ち読みデータのうち、各電子ブッ
ク販売サイトの割当てに収まる分の立ち読みデータを電
子書籍装置10の記憶媒体18に記憶する。
【0032】又、電子書籍装置管理サイトEは、電子週
刊誌発行サイトC、及び電子週刊誌発行サイトDから広
告料金を得て、電子書籍装置10の記憶媒体18に、各
電子週刊誌発行サイト毎の割当てを設けている。そし
て、夫々の割当てを各電子週刊誌発行サイト用の広告デ
ータ、及び購入支援データ記憶領域として用い、ここに
記憶される広告データをユーザに閲覧させることによ
り、各電子週刊誌発行サイトで発行される電子週刊誌の
購入を促進するサービスを行っている。
【0033】電子週刊誌発行サイトC、及び電子週刊誌
発行サイトDは、定期的に電子書籍装置管理サイトEへ
新規の広告データ、及び購入支援データを送信する。そ
して、電子書籍装置10は、電子書籍装置管理サイトE
へ定期的に通信接続することにより、新規の広告デー
タ、及び購入支援データを受信し、これを電子書籍装置
10の記憶媒体18に更新して記憶する。
【0034】次に、電子書籍装置10の外部構成を説明
する。図2に示すように、電子書籍装置10は筐体10
aにLCD(Liquid CrystalDisplay)表示部15を備
え、筐体10aの内部には、図3に示す電子書籍装置1
0の電子回路(図示省略)が内蔵されている。又、筐体
10aの表面、LCD表示部15の下方の所定位置に
は、キー入力部14、及び図示しない電源スイッチ等が
設けられ、裏面には電源部16(図3)が設けられてい
る。
【0035】次に、図3を参照して、電子書籍装置10
の内部構成を説明する。電子書籍装置10は、CPU
(Central Processing Unit)11、無線送受信部1
2、RAM(Random Access Memory)13、キー入力部
14、LCD表示部15、電源部16、記憶装置17、
及び記憶媒体18等により構成されており、記憶媒体1
8を除く各部はバス19によって接続されている。
【0036】CPU11は、キー入力部14から入力さ
れるキー操作信号に基づき、記憶媒体18の所定の記憶
領域に格納されている各種制御プログラムを読み出して
RAM13に一時的に格納し、当該プログラムに基づく
各種処理を実行して電子書籍装置10の各部を集中制御
する。
【0037】すなわち、CPU11は、読み出した所定
のプログラムに基づいて各種処理を実行し、その処理結
果をRAM13に一時的に格納させると共に、当該処理
結果をLCD表示部15に表示させる。又、CPU11
は、対応する処理プログラムを記憶媒体18から読み出
し、各プログラムに対応した処理を実行する。例えば、
CPU11は、立ち読み購入処理(図9〜図11参
照)、広告閲覧購入処理(図16、図17参照)、立ち
読みデータ補充処理(図19参照)、データ更新処理
(図20参照)等を実行する。
【0038】無線送受信部12は、ネットワーク2を介
して各サーバに接続し、所望の電子ブックデータ等をダ
ウンロードするために各種データを送受信する。
【0039】尚、図1に示す著作物提供支援システム1
において、各サーバと電子書籍装置10との間で送受信
されるデータには、例えば、電子ブック販売サイトAが
備える販売サイトサーバ20、及び電子ブック販売サイ
トBが備える販売サイトサーバ30から配信される電子
ブックデータや立ち読みデータ、電子週刊誌発行サイト
Cが備える発行サイトサーバ40、及び電子週刊誌発行
サイトDが備える発行サイトサーバ50から配信される
電子週刊誌データ、及び電子書籍装置10から各サーバ
へ送信される各種データ要求信号等が含まれる。
【0040】RAM13は、指定された処理プログラ
ム、入力指示、入力データ、及び処理結果等を一時的に
格納するワークメモリ13a、立ち読み選択画面データ
メモリ13b、購入支援データメモリ13c、立ち読み
文データメモリ13d、立ち読み履歴データメモリ13
e、電子ブックコードメモリ13f、書籍コードメモリ
13g、購入候補追加希望情報メモリ13h、購入希望
情報メモリ13i、暗証番号データメモリ13j、電子
ブック販売サイトアドレス情報メモリ13k、購入手続
き関連情報メモリ13l、最新売価データメモリ13
m、電子ブック定価データメモリ13n、書籍定価デー
タメモリ13o、電子ブックデータメモリ13p、注文
番号データメモリ13q、広告データメモリ13r、電
子週刊誌コードメモリ13s、電子週刊誌発行サイトア
ドレス情報メモリ13t、電子週刊誌データメモリ13
u、最新メモリ割当て情報メモリ13v、メモリ割当て
情報メモリ13w等を形成している。
【0041】キー入力部14は、図2に示す様に、筐体
10aの所定位置に配置され、後述する各処理において
使用するファンクションキー群14A、文字入力用キー
群14B、電子書籍装置操作用キー群14C、一つ前の
画面に戻す「戻る」キー14D、LCD表示部15上の
選択項目やカーソルを移動させる「上下左右」キー14
E、指定した項目を確定して実行させる「決定」キー1
4F等を備えており、これらのキーが押下されると、そ
の押下されたキーに対応する状態変化信号をCPU11
へ出力する。
【0042】ファンクションキー群14Aには、「電子
ブック選択画面」キー14a、「立ち読み選択画面」キ
ー14b、「読書開始/終了」キー14c、「定価その
他情報」キー14d、「購入候補追加」キー14e、
「削除/購入候補削除」キー14f、「購入候補閲覧」
キー14g、及び「購入」キー14hを備える。
【0043】「電子ブック選択画面」キー14aは、記
憶媒体18の領域番号1の電子ブックデータファイル1
8aに記憶される複数の電子ブックデータの中から、読
みたい電子ブックデータを選択するための電子ブック選
択画面を表示させるキーである。「立ち読み選択画面」
キー14bは、記憶媒体18の領域番号2〜10の立ち
読みデータファイル18b〜18iに記憶される大量の
立ち読みデータの中から、ユーザが「立ち読み」したい
立ち読みデータを選択するための立ち読み選択画面を表
示させるキーである。
【0044】「読書開始/終了」キー14cは、選択し
た本の読書を開始、又は終了させるキーである。「定価
その他情報」キー14dは、選択した本に関する定価等
の情報を確認するための定価その他情報画面を表示させ
るキーである。
【0045】「購入候補追加」キー14e、「削除/購
入候補削除」キー14f、及び「購入候補閲覧」キー1
4gは、複数の本を一括して購入する時に使用するキー
であって、「購入候補追加」キー14eは、選択した本
を購入候補リストに追加させるキーである。又、「削除
/購入候補削除」キー14fは、選択した本を購入候補
リストの中から削除させるキーであり、「購入候補閲
覧」キー14gは、購入候補リストを表示させるキーで
ある。「購入」キー14hは、購入する本を選択し終わ
った後に、実際の購入手続きを開始させるキーである。
【0046】文字入力用キー群14Bには、本を検索し
たり、電子ブックにメモを書き込む時に使用する、アル
ファベットやかな等のキーを備える。電子書籍装置操作
用キー群14Cには、例えば、ページ送りや戻り、しお
りの挿入・解除、ページのジャンプ等、電子書籍装置本
来の機能を操作するためのキーを備える。
【0047】LCD表示部15は、図2に示す様に、電
子書籍装置10の筐体10aの表面に装備され、CPU
11を介して入力されるキー入力データや、展開された
表示データ等を表示する。これには、例えば、電子ブッ
クデータに含まれる文字データや画像データ等が含まれ
る。又、LCD表示部15は、所定の言語で記述された
各サーバのホームページの表示も行う。
【0048】電源部16は、当該電子書籍装置10を構
成する各部に電力を供給する為の充電池を備えており、
CPU11からの制御信号に従って、電源のオン/オフ
の切替え等を行うとともに、充電池の残量を表すデータ
をCPU11へ通知する。
【0049】記憶装置17は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体18を有しており、この記
憶媒体18は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリ等により構成されており、CPU11で読み取り
可能である。この記憶媒体18は、ハードディスク等の
記憶装置17に固定的に設けられたもの、若しくはCD
−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着するもので
あり、この記憶媒体18には、電子書籍装置10に対応
する各種アプリケーションプログラムや、電子書籍装置
10の立ち読み購入処理(図9〜11参照)等の処理プ
ログラム、及び各処理プログラムで処理されたデータ等
を記憶する。
【0050】又、記憶媒体18には、例えば、図4に示
すように、領域番号1に電子ブックデータファイル18
aが、領域番号2〜10に立ち読みデータファイル18
b〜18iが、領域番号11に電子週刊誌データファイ
ル18jが、領域番号12に購入手続き関連情報ファイ
ル18kが、領域番号13に電子書籍装置暗証番号情報
ファイル18lが、領域番号14に立ち読みデータ履歴
ファイル18mが、領域番号15にメモリ割当て情報フ
ァイル18nが夫々記憶される。尚、図4における領域
番号、及び用途欄は、説明のために便宜的に設けたもの
である。
【0051】電子ブックデータファイル18aには、従
来の電子書籍装置と同様に、例えば、「人間失格」の電
子ブック本文データとそれに対応する読書支援データ、
「伊豆の踊り子」の電子ブック本文データとそれに対応
する読書支援データ等が格納される。読書支援データ
は、しおりの位置や、メモやアンダーラインといった、
ユーザが電子ブックを読む際に随時記憶させていくデー
タである。通常、電子書籍装置が販売される時点で、領
域番号1は空き領域となっており、図4に示すのは、上
記のような電子ブックを何冊か購入した後の状態であ
る。
【0052】立ち読みデータファイル18b〜18iに
は、例えば、「戦争と平和」の最初の20ページ、或い
は「経済学入門」の紹介文と書評といった複数の立ち読
み文データ130とそれに対応する購入支援データ13
1、及び立ち読み履歴データ132が予め格納される。
これら立ち読みデータ130は、電子ブック販売サイト
別に立ち読みデータファイル18b〜18iに格納され
ており、各立ち読みデータファイルのデータ量は、例え
ば、電子ブック販売サイトから電子書籍装置管理サイト
Eへ支払われる広告料金に対応して決定される。尚、立
ち読みデータファイル18bは電子ブック販売サイトA
に、立ち読みデータファイル18cは電子ブック販売サ
イトBに夫々割り当てられているものとする。
【0053】購入支援データ131は、例えば、図5
(A)に示すように、「本のタイトル」13ca、「著
者名」13cb、「翻訳者名」13cc、「出版社名」
13cd、「ジャンル」13ce、「電子ブックのデー
タ量」13cf、「電子ブックの定価」13cg、「電
子ブックの販売サイトのサーバのアドレス」13ch、
「電子ブックコード」13ci、「書籍のページ数」1
3cj、「書籍のサイズ」13ck、「書籍の定価」1
3cl、「書籍の販売サイトのサーバのアドレス」13
cm、「書籍コード」13cnといった一つの本に関す
る各項目にわたるカタログ情報である。尚、一般的に、
電子ブックは存在するが書籍は存在しない本というもの
が多いので、その場合は例えば、「書籍コード」13c
nに特殊なコードを設定しておき、これに基づいて、電
子書籍装置10のCPU11は、ユーザに書籍の購入が
不可能な旨を通知することができる。
【0054】立ち読み履歴データ132は、例えば、図
5(B)に示すように、その本の立ち読みデータが使え
るようになった日を表す「立ち読みデータ発効日付」1
3ea、その本が立ち読みされたかどうかを表す「立ち
読み有無」13eb、立ち読みされた場合の日付を表す
「立ち読み日付」13ecといった各項目にわたる情報
である。「立ち読みデータ発効日付」13eaには、当
初、電子書籍装置10が購入された日付が入力されてい
るが、電子書籍装置10の購入後に新たに記憶された立
ち読みデータがある場合、その「立ち読みデータ発効日
付」13eaには、立ち読みデータが記憶された当日の
日付が入力される。尚、電子書籍装置10が購入された
日付には、後述する購入手続き関連情報ファイル18k
に、ユーザが個人情報を入力した日付を代用することも
可能である。
【0055】電子週刊誌データファイル18jには、例
えば、「電子週刊誌X2000年12月14日号」の広
告データと購入支援データ、「電子週刊誌Y2000年
12月14日号」の広告データと購入支援データ、及び
「電子週刊誌Zの2000年12月7日号」の電子週刊
誌本文データ等が格納される。図4に示すのは、予め記
憶されていた「電子週刊誌X」、及び「電子週刊誌Y」
の広告データが「2000年12月14日号」の最新号
に対応する広告データに更新され、又、「電子週刊誌Z
2000年12月7日号」を購入した後の状態である。
【0056】広告データとしては、例えば、電車の中吊
り広告に見られるような、その号の掲載内容を知らせる
情報が含まれる。購入支援データとしては、図示しない
「電子週刊誌のタイトル」、「出版社名」、「ジャン
ル」、「電子週刊誌のデータ量」、「電子週刊誌の定
価」、「電子週刊誌発行サイトのサーバのアドレス」、
「電子週刊誌コード」といった電子週刊誌に関する各項
目にわたるカタログ情報が含まれる。
【0057】購入手続き関連情報ファイル18kには、
「住所」、「氏名」、「電話番号」、「クレジットカー
ド番号」、「個人認証情報」等のユーザの個人情報デー
タが格納される。電子書籍装置購入直後に、ユーザがこ
れらの情報を予め入力しておくことにより、電子ブック
販売サイト等における登録手続きや購入手続きを自動で
行うことができる。
【0058】電子書籍装置暗証番号情報ファイル18l
には、当該電子書籍装置10の暗証番号データが格納さ
れる。本の購入手続き等を行う際に、ユーザに暗証番号
入力を要求し、その正誤を判定することによって、その
指示が当該電子書籍装置10の所有者であるユーザから
の指示であるかを確認することができる。
【0059】立ち読みデータ履歴ファイル18mには、
当該電子書籍装置10に記憶された立ち読みデータに対
応する電子ブックコードが、電子ブック販売サイト別に
記録される。ユーザの指示により、「立ち読み」済みの
立ち読みデータが削除された場合においても、この立ち
読みデータ履歴ファイル18mによって、過去に記憶さ
れたことのある立ち読みデータの電子ブックコードを参
照することができるので、削除した立ち読みデータを、
電子ブック販売サイトから再び受信するのを防止するこ
とができる。
【0060】メモリ割当て情報ファイル18nには、電
子ブック販売サイト毎のメモリ割当て情報が格納され
る。電子書籍装置10において、各電子ブック販売サイ
トに割り当てられる立ち読みデータ記憶領域のデータ量
は、管理サイトサーバ60から定期的に送信されるメモ
リ割当て情報に基づいて増減させられる。このメモリ割
当て情報は、例えば、各電子ブック販売サイトから電子
書籍装置管理サイトEに支払われる広告料金に対応して
決定され、管理サイトサーバ60がメモリ割当て情報の
更新を行っている。
【0061】この記憶媒体18に記憶するプログラム、
データ等は、その一部、若しくは全部をサーバやクライ
アントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Loc
al Area Network)などのネットワークを介して無線送
受信部12から受信する構成にしても良く、更に、記憶
媒体18はネットワーク2上に構築されたサーバやクラ
イアントの記憶媒体であっても良い。
【0062】次に、図6を参照して、電子ブック販売サ
イトAが備える販売サイトサーバ20の内部構成を説明
する。
【0063】販売サイトサーバ20はCPU21、入力
装置22、表示装置23、RAM24、記憶装置25、
記憶媒体26、伝送制御部27、及び印刷装置28等に
より構成されており、記憶媒体26を除く各部はバス2
9によって接続されている。
【0064】CPU21は、記憶媒体26に記憶されて
いる各種アプリケーションプログラムの中から指定され
たアプリケーションプログラム、入力装置22から入力
される各種指示、或いはデータをRAM24内のワーク
メモリ24aに格納し、この入力指示、及び入力データ
に応じてRAM24に格納したアプリケーションプログ
ラムに従って各種処理を実行し、その処理結果をRAM
24内のワークメモリ24aに格納するとともに、表示
装置23に表示させる。そして、ワークメモリ24aに
格納した処理結果を、記憶装置25内の記憶媒体26の
所定の保存先に保存する。
【0065】販売サイトサーバ20において、CPU2
1は、ネットワーク2を介して通信接続された電子書籍
装置10から送信される情報に応じた処理を実行する。
例えば、CPU21は、後述する立ち読み購入処理(図
9〜図11参照)等を実行する。
【0066】入力装置22は、カーソルキー、数字入力
キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポイ
ンティングデバイスであるマウスと、を備え、押下され
たキーの押下信号やマウスの操作信号をCPU21に出
力する。表示装置23は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成
され、CPU21を介して入力されるキー入力データや
表示データ等を表示する。
【0067】RAM24は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、入力データ、及び処理結果等
を格納するワークメモリ24a、購入手続き関連情報メ
モリ24b、電子ブックコードメモリ24c、書籍コー
ドメモリ24d、最新売価データメモリ24e、電子ブ
ックデータメモリ24f、注文番号データメモリ24g
等を形成している。
【0068】記憶装置25は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体26を有しており、この記
憶媒体26は磁気的、光学的記憶媒体、若しくは半導体
メモリ等により構成されており、CPU21で読み取り
可能である。この記憶媒体26は、ハードディスク等の
記憶装置25に固定的に設けられたもの、若しくはCD
−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着するもので
あり、この記憶媒体26には販売サイトサーバ20に対
応する各種アプリケーションプログラム、及び各処理プ
ログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0069】又、記憶媒体26には、最新売価ファイル
26a、電子ブックデータファイル26b等が記憶され
ている。最新売価ファイル26aには、電子ブックコー
ド、或いは書籍コードに対応して夫々の最新売価データ
が格納される。電子ブックデータファイル26bには、
電子ブックコードに対応する電子ブック本文データ、及
び各電子ブック本文データに対応する読書支援データが
格納される。
【0070】この記憶媒体26に記憶するプログラム、
データ等は、その一部、若しくは全部をサーバやクライ
アントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Loc
al Area Network)などのネットワークを介して伝送制
御部27から受信する構成にしても良く、更に、記憶媒
体26はネットワーク上に構築されたサーバやクライア
ントの記憶媒体であっても良い。
【0071】伝送制御部27は、モデム(MODEM:
Modulator/DEModulator)、又はターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)等によって構成され、ネッ
トワーク2を介して電子書籍装置10との通信を行うた
めの制御を行う。
【0072】印刷装置28は、インクジェットプリン
タ、又はレーザープリンタ等により構成され、CPU2
1から入力される印刷信号に応じて各種データを印刷す
る。
【0073】尚、電子ブック販売サイトBが備える販売
サイトサーバ30の内部構成は、上述の電子ブック販売
サイトAが備える販売サイトサーバ20の内部構成と同
様であるので、説明を省略する。
【0074】次に、図7を参照して、電子週刊誌発行サ
イトCが備える発行サイトサーバ40の内部構成の要部
を説明する。
【0075】発行サイトサーバ40はCPU41、入力
装置42、表示装置43、RAM44、記憶装置45、
記憶媒体46、伝送制御部47、及び印刷装置48等に
より構成されており、記憶媒体46を除く各部はバス4
9によって接続されている。
【0076】発行サイトサーバ40において、CPU4
1は、ネットワーク2を介して通信接続された電子書籍
装置10から送信される情報に応じた処理を実行する。
例えば、CPU41は、後述する広告閲覧購入処理(図
16、図17参照)等を実行する。
【0077】RAM44は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、入力データ、及び処理結果等
を格納するワークメモリ44a、購入手続き関連情報メ
モリ44b、電子週刊誌コードメモリ44c、電子週刊
誌データメモリ44d等を形成している。
【0078】記憶装置45は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体46を有しており、この記
憶媒体46には発行サイトサーバ40に対応する各種ア
プリケーションプログラム、及び各処理プログラムで処
理されたデータ等を記憶する。
【0079】又、記憶媒体46には、電子週刊誌データ
ファイル46a等が記憶されている。電子週刊誌データ
ファイル46aには、電子週刊誌コードに対応する電子
週刊誌本文データ等が格納されている。
【0080】尚、電子週刊誌発行サイトDが備える発行
サイトサーバ50の内部構成は、上述の電子週刊誌発行
サイトCが備える発行サイトサーバ40の内部構成と同
様であるので、説明を省略する。
【0081】次に、図8を参照して、電子書籍装置管理
サイトEが備える管理サイトサーバ60の内部構成の要
部を説明する。
【0082】管理サイトサーバ60はCPU61、入力
装置62、表示装置63、RAM64、記憶装置65、
記憶媒体66、伝送制御部67、及び印刷装置68等に
より構成されており、記憶媒体66を除く各部はバス6
9によって接続されている。
【0083】管理サイトサーバ60において、CPU6
1は、ネットワーク2を介して通信接続された電子書籍
装置10から送信される情報に応じた処理を実行する。
例えば、CPU61は、後述する立ち読みデータ補充処
理(図19参照)、データ更新処理(図20参照)等を
実行する。
【0084】RAM64は、指定されたアプリケーショ
ンプログラム、入力指示、入力データ、及び処理結果等
を格納するワークメモリ64a、電子ブックコードメモ
リ64b、立ち読みデータメモリ64c、最新メモリ割
当て情報メモリ64d、広告データメモリ64e、購入
支援データメモリ64f等を形成している。
【0085】記憶装置65は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体66を有しており、この記
憶媒体66には管理サイトサーバ60に対応する各種ア
プリケーションプログラム、及び各処理プログラムで処
理されたデータ等を記憶する。
【0086】又、記憶媒体66には、立ち読みデータフ
ァイル66a、メモリ割当て情報ファイル66b、広告
データファイル66c等が記憶されている。
【0087】立ち読みデータファイル66aには、販売
サイトサーバ20から送信された立ち読み文データとそ
れに対応する購入支援データ、及び立ち読み履歴データ
が格納される。メモリ割当て情報ファイル66bには、
電子ブック販売サイト毎のメモリ割当て情報が格納され
る。広告データファイル66cには、発行サイトサーバ
40から送信された電子週刊誌の掲載内容を知らせる広
告データ、及びそれに対応した購入支援データが格納さ
れる。
【0088】次に、本発明にかかる著作物提供支援シス
テム1における動作を説明する。
【0089】尚、後述の各フローチャートは、本発明に
かかる著作物提供支援システム1を構成する電子書籍装
置10、販売サイトサーバ20、販売サイトサーバ3
0、発行サイトサーバ40、発行サイトサーバ50、管
理サイトサーバ60に各機能を実現させるためのプログ
ラムを説明するためのものである。これらのプログラム
は、各CPUが読み取り可能なプログラムコードの形態
で各記憶媒体に格納されている例で説明するが、全ての
機能を各記憶媒体に格納する必要はなく、必要に応じ
て、その一部、若しくは全部をネットワーク2を介して
各伝送制御部から受信して実現するようにしても良い。
【0090】(立ち読み購入処理)図9〜図11は、電
子書籍装置10、及び販売サイトサーバ20において実
行される立ち読み購入処理を説明するフローチャートで
ある。
【0091】電子書籍装置10では、電源がオンとされ
たのちに、キー入力部14のファンクションキー群14
Aに備えられる立ち読み選択画面キー14bが押下され
ると、CPU11は、記憶媒体18に格納された立ち読
み選択画面データを取得し、LCD表示部15に、例え
ば、図12(A)に示すような立ち読み選択画面を表示
させる(ステップS101)。
【0092】次に、CPU11は、文字入力による本の
検索の実行の有無を判定する(ステップS102)。検
索文字列入力部103aにキー入力部14から検索文字
が入力され、「検索開始」ボタン103b上にカーソル
が移動させられて、「決定」キー14Fが押下されて検
索が開始されると(ステップS102;Y)、CPU1
1は、記憶媒体18に記憶されている立ち読みデータフ
ァイル18bを検索し、LCD表示部15に検索結果を
表示させ(ステップS103)、ステップS112へ移
行する。
【0093】一方、ステップS102において、CPU
11は、文字が入力されないと判定した場合(ステップ
S102;N)、次に、著者名順による本の表示を指示
する入力の有無を判定する(ステップS104)。そし
て、CPU11は、図11(A)の「著者名順に表示す
る」104a部分をクリックすることにより著者名順に
よる本の表示指示がキー入力部14から入力されたと判
定した場合には(ステップS104;Y)、記憶媒体1
8に記憶されている立ち読みデータファイル18bを検
索して、LCD表示部15に著者名順による本のタイト
ルを表示させ(ステップS105)、ステップS112
へ移行する。
【0094】一方、ステップS104において、CPU
11は、著者名順による本の表示指示が入力されないと
判定した場合(ステップS104;N)、次に、タイト
ル名順による本の表示を指示する入力の有無を判定する
(ステップS106)。そして、CPU11は、図11
(A)の「タイトル名順に表示する」106a部分をク
リックすることによりタイトル名順による本の表示指示
がキー入力部14から入力されたと判定した場合には
(ステップS106;Y)、記憶媒体18に記憶されて
いる立ち読みデータファイル18bを検索して、LCD
表示部15にタイトル名順による本のタイトルを表示さ
せ(ステップS107)、ステップS112へ移行す
る。
【0095】一方、ステップS106において、CPU
11は、タイトル名順による本の表示指示が入力されな
いと判定した場合(ステップS106;N)、次に、ジ
ャンル別による本の表示を指示する入力の有無を判定す
る(ステップS108)。そして、CPU11は、図1
1(A)の「ジャンル別に表示する」108a部分をク
リックすることによりジャンル別による本の表示指示が
キー入力部14から入力されたと判定した場合には(ス
テップS108;Y)、LCD表示部15に、例えば、
図12(B)に示すように、「文芸」109a、「推理
・ミステリー」109b、「歴史・時代小説」109
c、「SF・ホラー・ファンタジー」109dといった
複数のジャンルを表示させる(ステップS109)。
【0096】そして、CPU11は、キー入力部14か
らジャンル選択の指示が入力されたと判定した場合(ス
テップS110)、記憶媒体18に記憶される立ち読み
データファイル18bを検索して、該当する本の購入支
援データを読み出し、LCD表示部15に、例えば、図
13(A)に示すように、「戦争と平和」111a、
「罪と罰」111bといった選択されるジャンルに分類
される複数の本のタイトル、「トルストイ」111c、
「ドストエフスキー」111dといった著者名、翻訳者
名111e、及びデータ量(KB)111fを表示させ
る(ステップS111)。この際、すべての本のタイト
ルを1画面で表示しきれない場合には、電子書籍装置操
作用キー群14Cに含まれるページ送りキーや、戻りキ
ー等による表示指示が入力されるようになっており、こ
の指示に基づいて複数にわたる画面を表示させる。
【0097】表示された本のタイトルの中から、「立ち
読み」したい本のタイトルがカーソルによって選択され
て、「決定」キー14F、或いは「読書開始/終了」キ
ー14cが押下されると(ステップS112)、CPU
11は、記憶媒体18に記憶される立ち読みデータファ
イル18bから選択された本の立ち読み文データを読み
出し、例えば、図13(B)に示すように、LCD表示
部15に表示させる(ステップS113)。具体的に
は、タイトル「戦争と平和」113a、著者「トルスト
イ」113b、および本文113cが表示される。
【0098】そして、CPU11は、記憶媒体18に記
憶される立ち読みデータファイル18bから、表示され
た立ち読み文データに対応する立ち読み履歴データを読
み出し、「立ち読み有無」、及び「立ち読み日付」の項
目を更新してこれを記憶する(ステップS114)。
【0099】次に、CPU11は、表示された立ち読み
文データの削除を指示する入力の有無を判定する(ステ
ップS115)。そして、CPU11は、「削除/購入
候補削除」キー14fが押下されたと判定した場合(ス
テップS115;Y)、記憶媒体18に記憶される立ち
読みデータファイル18bから、現在表示中の立ち読み
文データとそれに対応する購入支援データ、及び立ち読
み履歴データを削除して、当該立ち読みデータが記憶さ
れていた領域を空き領域とする(ステップS116)。
【0100】一方、ステップS115において、CPU
11は、表示された立ち読み文データの削除指示が入力
されないと判定した場合には(ステップS115;
N)、ステップS117へ移行する。
【0101】次に、CPU11は、表示された立ち読み
文データ以外の立ち読み文データの表示を指示する入力
の有無を判定し(ステップS117)、「立ち読み選択
画面」キー14bが押下されたと判定した場合(ステッ
プS117;Y)、ステップS101に移行する。
【0102】一方、ステップS117において、CPU
11は、表示された立ち読み文データ以外の立ち読み文
データの表示指示が入力されないと判定した場合(ステ
ップS117;N)、次に、定価などの情報の確認を指
示する入力の有無を判定する(ステップS118)。そ
して、CPU11は、「定価その他情報」キー14dが
押下されたと判定した場合(ステップS118;Y)、
CPU11は、記憶媒体18に記憶される立ち読みデー
タファイル18bから、表示中の立ち読み文データに対
応する購入支援データを読み出し、この読み出した購入
支援データに基づいて、LCD表示部15に、例えば、
図14(A)に示すような、定価その他情報画面を表示
させる(ステップS119)。
【0103】図14(A)に示す定価その他情報画面で
は、例えば、「戦争と平和」119aといった本のタイ
トル、「トルストイ」119bといった著者名、翻訳者
名119c、出版社名119dの他、電子ブック119
e、或いは書籍119fの価格119g、電子ブックの
データ量119h、或いは書籍のページ数119iやサ
イズ119j等が表示される。この際、CPU11は、
電子ブックコード、或いは書籍コードを参照して、電子
ブック、或いは書籍の形態で存在しないものに関して
は、定価その他情報画面に表示させない。一方、ステッ
プS118において、CPU11は、「定価その他情
報」キー14dが押下されないと判定した場合(ステッ
プS118;N)、ステップS120へ移行する。
【0104】次に、CPU11は、「購入候補追加」キ
ー14eの押下の有無を判定する(ステップS12
0)。即ち、CPU11は、キー入力部14から、電子
ブック、或いは書籍のどちらの購入を希望するかの選択
指示が入力されたうえで、「購入候補追加」キー14e
が押下されたと判定した場合(ステップS120;
Y)、購入候補追加を希望する本の購入支援データか
ら、電子ブックコード、或いは書籍コードを取得し、こ
のコードに対応づけて、購入候補追加希望をRAM13
の購入候補追加希望情報メモリ13hに記憶し(ステッ
プS121)、ステップS112へ移行する。
【0105】一方、ステップS120において、CPU
11は、「購入候補追加」キー14eが押下されないと
判定した場合(ステップS120;N)、キー入力部1
4から、電子ブック、或いは書籍のどちらの購入を希望
するかの選択指示が入力されたうえで、「購入」キー1
4hが押下される(ステップS122)。すると、CP
U11は、購入を希望する本の購入支援データから、電
子ブックコード、或いは書籍コードを取得し、このコー
ドに対応づけて、購入希望をRAM13の購入希望情報
メモリ13iに記憶する(ステップS123)。
【0106】そして、CPU11はLCD表示部15
に、例えば、図14(B)に示すような本人確認画面を
表示させる(ステップS124)。本人確認画面の暗証
番号入力欄126aに、キー入力部14から暗証番号が
入力されると(ステップS125)、CPU11は、記
憶媒体18の領域番号13に記憶される電子書籍装置暗
証番号情報ファイル18lを検索して、暗証番号データ
を読み出し、読み出された暗証番号データと暗証番号入
力欄126aに入力された暗証番号とを比較して(ステ
ップS126)、これらが一致した場合(ステップS1
26;Y)、CPU11は購入支援データを参照して、
購入を希望する電子ブックの電子ブックコード、或いは
書籍の書籍コードに対応する電子ブック販売サイトのア
ドレス(例えば、電子ブック販売サイトAのアドレス)
を取得し、このアドレスに基づいて、無線送受信部12
を介して、電子ブック販売サイトAが備える販売サイト
サーバ20へ通信接続する(ステップS127)。
【0107】一方、ステップS126において、CPU
11は、読み出された暗証番号データと暗証番号入力欄
126aに入力された暗証番号が一致しないと判定した
場合(ステップS126;N)、CPU11は、LCD
表示部15にエラーメッセージを表示させ(ステップS
128)、ステップS124に移行する。
【0108】販売サイトサーバ20へ接続した後に、C
PU11は、記憶媒体18の領域番号12に記憶される
購入手続き関連情報ファイル18kを検索して、住所、
氏名、電話番号、クレジットカード番号、個人認証情報
等の各データを読み出し、これらの各データを、購入希
望、又は購入候補追加希望として記憶される電子ブック
コード、或いは書籍コードとともに、無線送受信部12
を介して販売サイトサーバ20へ送信する(ステップS
129)。
【0109】すると、販売サイトサーバ20は、電子書
籍装置10から通信接続されると、CPU21は伝送制
御部27を介して、電子書籍装置10から送信される住
所、氏名、電話番号、クレジットカード番号、個人認証
情報等の各データ、及び電子ブックコード、或いは書籍
コードを受信して、これを記憶媒体26の所定の保存先
に記憶する(ステップS130)。そして、CPU21
は、記憶媒体26に記憶される最新売価ファイル26a
を検索して、受信した電子ブックコード、或いは書籍コ
ードに対応する最新売価データを読み出し(ステップS
131)、読み出した最新売価データを伝送制御部27
を介して、電子書籍装置10へ送信する(ステップS1
32)。
【0110】すると、電子書籍装置10では、CPU1
1は無線送受信部12を介して、販売サイトサーバ20
から送信される最新売価データを受信し(ステップS1
33)、次に、CPU11は、購入支援データに記憶さ
れる電子ブックの定価データ、或いは書籍の定価データ
を読み出して、この定価データと受信した最新売価デー
タとが一致するか比較判定する(ステップS134)。
そして、CPU11は、電子ブックの定価データ、或い
は書籍の定価データと最新売価データとが一致すると判
定した場合(ステップS134;Y)、無線送受信部1
2を介して、販売サイトサーバ20へ購入通知信号を送
信する(ステップS135)。
【0111】一方、ステップS134において、CPU
11は、電子ブックの定価データ、或いは書籍の定価デ
ータと最新売価データとが一致しないと判定した場合
(ステップS134;N)、LCD表示部15に、例え
ば、図15に示すように、「800円」136aといっ
た最新売価に価格変更された旨を通知する画面を表示さ
せる(ステップS136)。そして、CPU11は、購
入を指示する入力の有無を判定し(ステップS13
7)、「購入しない」136bが指示されたと判定した
場合には(ステップS137;N)、立ち読み購入処理
を終了し、「購入する」136cが指示されたと判定し
た場合には(ステップS137;Y)、ステップS13
5へ移行する。
【0112】一方、販売サイトサーバ20では、CPU
21は伝送制御部27を介して、電子書籍装置10から
送信される購入通知信号を受信する(ステップS13
8)。そして、送信された個人認証データに基づいて、
ユーザの認証確認を行い(ステップS139)、次に、
CPU21は送信されたコードが電子ブックコードか書
籍コードかを判定し(ステップS140)、電子ブック
コードが送信されたと判定した場合には(ステップS1
40;Y)、CPU21は、記憶媒体26に記憶される
電子ブックデータファイル26bを検索して、送信され
た電子ブックコードに対応する電子ブックデータを読み
出し、伝送制御部27を介してこれを電子書籍装置10
へ送信し(ステップS141)、立ち読み購入処理を終
了する。
【0113】一方、ステップS140において、CPU
21は、電子ブックコードが送信されずに書籍コードが
送信されたと判定した場合には(ステップS140;
N)、受信した書籍コードの注文受付を行い(ステップ
S142)、注文受付に対応する注文番号データを生成
して、この注文番号データを伝送制御部27を介して、
電子書籍装置10へ送信し(ステップS143)、立ち
読み購入処理を終了する。
【0114】すると、電子書籍装置10では、CPU1
1は販売サイトサーバ20からの電子ブックデータの送
信の有無を判定し(ステップS144)、無線送受信部
12を介して、販売サイトサーバ20から電子ブックデ
ータを受信した場合(ステップS144;Y)、CPU
11は受信した電子ブックデータを、記憶媒体18の領
域番号1の電子ブックデータファイル18aの空き領域
に記憶する(ステップS145)。そして、CPU11
は、電子ブックデータ、或いは注文番号データを受信し
ていない購入候補の有無を判定する(ステップS14
6)。
【0115】一方、ステップS144において、販売サ
イトサーバ20から電子ブックデータを受信しなかった
場合には(ステップS144;N)、CPU11は無線
送受信部12を介して、販売サイトサーバ20が送信し
た注文番号データを受信し(ステップS147)、ステ
ップS146へ移行する。そして、ステップS146に
おいて、CPU11は、電子ブックデータ、或いは注文
番号データを受信していない購入候補があると判定した
場合には(ステップS146;Y)、ステップS127
へ移行する。
【0116】一方、ステップS146において、電子ブ
ックデータ、或いは注文番号データを受信していない購
入候補がない場合には(ステップS146;N)、CP
U11は、販売サイトサーバ20への接続を切断し、立
ち読み購入処理を終了する。
【0117】(広告閲覧購入処理)図16〜図17は、
電子書籍装置10、及び発行サイトサーバ40において
実行される広告閲覧購入処理を説明するフローチャート
である。
【0118】電子書籍装置10では、電源がオンとされ
たのちに、キー入力部14のファンクションキー群14
Aに備えられる立ち読み選択画面キー14bが押下され
ると、CPU11はLCD表示部15に、例えば、図1
2(A)に示すような立ち読み選択画面を表示させる
(ステップS201)。
【0119】次に、CPU11は、図12(A)の電子
週刊誌広告閲覧202aを指示する入力の有無を判定し
(ステップS202)、電子週刊誌広告閲覧の指示が入
力されたと判定した場合には(ステップS202;
Y)、CPU11は、記憶媒体18の領域番号11に記
憶されている電子週刊誌データファイル18jを検索し
て、LCD表示部15に、例えば、図18(A)に示す
ような広告データ一覧画面を表示させる(ステップS2
03)。
【0120】次に、キー入力部14から、図18(A)
において、例えば、「電子週刊誌X(2000年12月
14日号の広告)」204a、「電子週刊誌Y(200
0年12月14日号の広告)」204b等の広告データ
の中から、「電子週刊誌X(2000年12月14日号
の広告)」204aの広告データを閲覧するとの指示が
入力されると(ステップS204)、CPU11は、電
子週刊誌データファイル18jから選択された広告デー
タを読み出し、LCD表示部15に、例えば、図18
(B)に示すような電子週刊誌広告画面を表示させる
(ステップS205)。
【0121】次に、CPU11は、表示された広告デー
タ以外の広告データの表示を指示する入力の有無を判定
し(ステップS206)、「立ち読み選択画面」キー1
4bが押下されと判定した場合(ステップS206;
Y)、ステップS203に移行する。
【0122】一方、ステップS206において、CPU
11は、表示された広告データ以外の広告データの表示
指示が入力されない場合(ステップS206;N)、次
に、定価などの情報の確認を指示する入力の有無を判定
する(ステップS207)。そして、CPU11は、
「定価その他情報」キー14dが押下されたと判定した
場合(ステップS207;Y)、記憶媒体18に記憶さ
れる電子週刊誌データファイル18jから、表示中の広
告データに対応する購入支援データを読み出し、この読
み出した購入支援データに基づいて、LCD表示部15
に、定価その他情報画面を表示させる(ステップS20
8)。
【0123】次に、CPU11は、「購入候補追加」キ
ー14eの押下の有無を判定する(ステップS20
9)。そして、CPU11は、「購入候補追加」キー1
4eが押下されたと判定した場合(ステップS209;
Y)、購入候補追加を希望する電子週刊誌の購入支援デ
ータから、電子週刊誌コードを取得し、この電子週刊誌
コードに対応づけて、購入候補追加希望をRAM13の
購入候補追加希望情報メモリ13hに)記憶し(ステッ
プS210)、ステップS203へ移行する。
【0124】一方、ステップS209において、「購入
候補追加」キー14eが押下されない場合(ステップS
209;N)、「購入」キー14hが押下され(ステッ
プS211)、CPU11は、購入を希望する電子週刊
誌の購入支援データから、電子週刊誌コードを取得し、
この電子週刊誌コードに対応づけて、購入希望をRAM
13の購入希望情報メモリ13iに記憶する(ステップ
S212)。
【0125】そして、CPU11は、LCD表示部15
に、例えば、図14(B)に示すような本人確認画面を
表示させる(ステップS213)。本人確認画面の暗証
番号入力欄126aに、キー入力部14から暗証番号が
入力されると(ステップS214)、CPU11は、記
憶媒体18の領域番号13に記憶される電子書籍装置暗
証番号情報ファイル18lを検索して、暗証番号データ
を読み出し、読み出された暗証番号データと、暗証番号
入力欄126aに入力された暗証番号とを比較する(ス
テップS215)。そして、CPU11は、これらが一
致したと判定した場合(ステップS215;Y)、購入
支援データを参照して、購入を希望する電子週刊誌コー
ドに対応する電子週刊誌発行サイトのアドレス(例え
ば、電子週刊誌発行サイトCのアドレス)を取得し、こ
のアドレスに基づいて、無線送受信部12を介して発行
サイトサーバ40へ通信接続する(ステップS21
6)。
【0126】一方、ステップS215において、CPU
11は、読み出された暗証番号データと、暗証番号入力
欄126aに入力された暗証番号とが一致しないと判定
した場合(ステップS215;N)、LCD表示部15
にエラーメッセージを表示させ(ステップS217)、
ステップS213に移行する。
【0127】次いで、発行サイトサーバ40へ接続した
後に、CPU11は、記憶媒体18の領域番号12に記
憶される購入手続き関連情報ファイル18kを検索し
て、住所、氏名、電話番号、クレジットカード番号、個
人認証情報等の各データを読み出し、これらの各データ
を、購入希望、又は購入候補追加希望として記憶される
週刊誌コード、及び購入通知信号をとともに、無線送受
信部12を介して発行サイトサーバ40へ送信する(ス
テップS218)。
【0128】一方、発行サイトサーバ40は、電子書籍
装置10から通信接続されると、CPU41は伝送制御
部47を介して、電子書籍装置10から送信される住
所、氏名、電話番号、クレジットカード番号、個人認証
情報等の各データ、電子週刊誌コード、及び購入通知信
号を受信して、これを記憶媒体46の所定の保存先に記
憶する(ステップS219)。
【0129】そして、CPU41は、送信された個人認
証データに基づいて、ユーザの認証確認を行い(ステッ
プS220)、記憶媒体46に記憶される電子週刊誌デ
ータファイル46aを検索して、受信した電子週刊誌コ
ードに対応する電子週刊誌データを読み出し、読み出し
た電子週刊誌データを伝送制御部47を介して、電子書
籍装置10へ送信し(ステップS221)、広告閲覧購
入処理を終了する。
【0130】一方、電子書籍装置10では、CPU11
は、無線送受信部12を介して、発行サイトサーバ40
から送信された電子週刊誌データを受信し、受信した電
子週刊誌データを、記憶媒体18の電子週刊誌データフ
ァイル18kの空き領域に記憶して(ステップS22
2)、発行サイトサーバ40への接続を切断し、広告閲
覧購入処理を終了する。
【0131】(立ち読みデータ補充処理)図19は、電
子書籍装置10、及び管理サイトサーバ60において実
行される立ち読みデータ補充処理を説明するフローチャ
ートである。
【0132】電子書籍装置10では、電源がオンとされ
たのちに、CPU11は、立ち読みデータの削除の有無
を判定し(ステップS301)、例えば、図4に示す立
ち読みデータファイル18cのように、立ち読みデータ
が削除されて、空き領域が存在する立ち読みデータファ
イルがある場合(ステップS301;Y)、CPU11
は、無線送受信部12を介して管理サイトサーバ60へ
通信接続する(ステップS302)。
【0133】管理サイトサーバ60へ接続した後に、C
PU11は、記憶媒体18の領域番号14に記憶されて
いる立ち読みデータ履歴ファイル18mを検索して、電
子書籍装置10が記憶した立ち読みデータに対応する電
子ブックコードのうち、空き領域が存在する立ち読みデ
ータファイル18cを割り当てられている電子ブック販
売サイトBが、電子書籍装置管理サイトEへ提供した立
ち読みデータに対応する電子ブックコードを読み出し、
この電子ブックコードを立ち読みデータ要求信号ととも
に、無線送受信部12を介して管理サイトサーバ60へ
送信する(ステップS303)。
【0134】一方、管理サイトサーバ60は、電子書籍
装置10から通信接続されると、CPU61は伝送制御
部67を介して、電子書籍装置10から送信される電子
ブックコード、及び立ち読みデータ要求信号を受信し
て、これをRAM64の電子ブックコードメモリ64b
に記憶する(ステップS304)。
【0135】次に、CPU61は、記憶媒体66に記憶
される立ち読みデータファイル66aを検索して、電子
ブック販売サイトBが提供した立ち読みデータのうち、
受信した電子ブックコードに含まれない電子ブックコー
ド、即ち電子書籍装置10が未記憶の電子ブックコード
に対応する立ち読みデータを読み出し、読み出した立ち
読みデータを伝送制御部67を介して、電子書籍装置1
0へ送信して(ステップS305)、立ち読みデータ補
充処理を終了する。
【0136】一方、電子書籍装置10では、CPU11
は、無線送受信部12を介して、管理サイトサーバ60
から送信された立ち読みデータを受信し(ステップS3
06)、これを立ち読みデータファイル18cの空き領
域がいっぱいになるまで記憶する(ステップS30
7)。そして、CPU11は、記憶した立ち読みデータ
に含まれる購入支援データから電子ブックコードを読み
出して、記憶媒体18の立ち読みデータ履歴ファイル1
8mに記憶し(ステップS308)、記憶した立ち読み
データに含まれる立ち読み履歴データの立ち読みデータ
発効日付を当日の日付に更新して記録し(ステップS3
09)、管理サイトサーバ60への接続を切断したうえ
で、立ち読みデータ補充処理を終了する。
【0137】(データ更新処理)図20は、電子書籍装
置10、及び管理サイトサーバ60において実行される
データ更新処理を説明するフローチャートである。
【0138】電子書籍装置10では、電源がオンとされ
たのちに、CPU11は、例えば、一週間に一度、定期
的に無線送受信部12を介して管理サイトサーバ60へ
通信接続して(ステップS401)、データ更新要求信
号を送信する(ステップS402)。
【0139】一方、管理サイトサーバ60では、電子書
籍装置10から通信接続されると、CPU61は、伝送
制御部67を介して、電子書籍装置10から送信された
データ更新要求信号を受信し(ステップS403)、記
憶媒体66に記憶されるメモリ割当て情報ファイル66
bを検索して、電子ブック販売サイト毎の最新メモリ割
当て情報を読み出し、この最新メモリ割当て情報を伝送
制御部67を介して、電子書籍装置10へ送信する(ス
テップS404)。
【0140】電子書籍装置10では、CPU11は、無
線送受信部12を介して、管理サイトサーバ60から送
信された最新メモリ割当て情報を受信し、これを記憶媒
体18の領域番号15に記憶されるメモリ割当て情報フ
ァイル18nに記憶する(ステップS405)。そし
て、CPU11は、メモリ割当て情報ファイル18nを
検索して、現在、電子書籍装置10に適用されているメ
モリ割当て情報を読み出し、このメモリ割当て情報と受
信した最新のメモリ割当て情報を比較し(ステップS4
06)、メモリ割当て量の減らされた電子ブック販売サ
イトの有無を判定する(ステップS407)。
【0141】そして、CPU11は、メモリ割当て量の
減らされた電子ブック販売サイトがあると判定した場合
(ステップS407;Y)、記憶媒体18に記憶され
る、当該電子ブック販売サイトが割り当てられる立ち読
みデータファイルから、夫々の立ち読みデータに対応す
る立ち読み履歴データを読み出して、立ち読みデータ発
効日付が最も古い立ち読みデータから順に削除し、当該
電子ブック販売サイトが割り当てられる立ち読みデータ
ファイルを、最新のメモリ割当て量に対応するデータ量
に調整する(ステップS408)。一方、ステップS4
07において、CPU11は、メモリ割当て量の減らさ
れた電子ブック販売サイトがないと判定した場合(ステ
ップS407;N)、ステップS409へ移行する。
【0142】次に、CPU11は、メモリ割当て量の増
やされた電子ブック販売サイトの有無を判定する(ステ
ップS409)。CPU11は、メモリ割当て量の増や
された電子ブック販売サイトがあると判定した場合(ス
テップS409;Y)、記憶媒体18の領域番号14に
記憶されている立ち読みデータ履歴ファイル18mを検
索して、電子書籍装置10が記憶した立ち読みデータに
対応する電子ブックコードのうち、メモリ割当て量が増
やされた電子ブック販売サイトが、電子書籍装置管理サ
イトEへ提供した立ち読みデータに対応する電子ブック
コードを読み出し、この電子ブックコードを立ち読みデ
ータ要求信号とともに、無線送受信部12を介して管理
サイトサーバ60へ送信する(ステップS410)。
【0143】すると、管理サイトサーバ60では、CP
U61は伝送制御部67を介して、電子書籍装置10か
ら送信される電子ブックコード、及び立ち読みデータ要
求信号を受信して、これをRAM64の電子ブックコー
ドメモリ64bに記憶する(ステップS411)。次
に、CPU61は、記憶媒体66に記憶される立ち読み
データファイル66aを検索して、メモリ割当て量が増
やされた電子ブック販売サイトが提供した立ち読みデー
タのうち、受信した電子ブックコードに含まれない電子
ブックコード、即ち電子書籍装置10が未記憶の電子ブ
ックコードに対応する立ち読みデータを読み出し、読み
出した立ち読みデータを伝送制御部67を介して、電子
書籍装置10へ送信する(ステップS412)。
【0144】すると、電子書籍装置10では、CPU1
1は、無線送受信部12を介して、管理サイトサーバ6
0から送信された立ち読みデータを受信する(ステップ
S413)。そして、当該電子ブック販売サイトが割り
当てられる立ち読みデータファイルが、最新のメモリ割
当て量に対応するデータ量になるよう、立ち読みデータ
ファイルの増やされた記憶領域がいっぱいになるまで、
受信した立ち読みデータを記憶する(ステップS41
4)。
【0145】そして、CPU11は、記憶した立ち読み
データに含まれる購入支援データから電子ブックコード
を読み出して、記憶媒体18の立ち読みデータ履歴ファ
イル18mに記憶し(ステップS415)、記憶した立
ち読みデータに含まれる立ち読み履歴データの立ち読み
データ発効日付を当日の日付に更新して記憶する(ステ
ップS416)。
【0146】又、管理サイトサーバ60では、CPU6
1は、記憶媒体66に記憶される広告データファイル6
6cを検索して、各電子週刊誌の最新の広告データ、及
びそれに対応する購入支援データを読み出し、これらを
伝送制御部67を介して電子書籍装置10へ送信し(ス
テップS417)、データ更新処理を終了する。
【0147】電子書籍装置10では、CPU11は無線
送受信部12を介して、管理サイトサーバ60から送信
された最新の広告データ、及びそれに対応する購入支援
データを受信する(ステップS418)。そして、これ
を記憶媒体18の電子週刊誌データファイル18jに記
憶し、電子週刊誌の広告データ、及び購入支援データを
夫々更新して(ステップS419)、管理サイトサーバ
60への接続を切断し、データ更新処理を終了する。
【0148】以上説明したように、電子書籍装置10
は、立ち読み購入処理を行うことにより、電子ブック販
売サイトA、或いは電子ブック販売サイトBへ自動接続
し、ユーザが「立ち読み」して気に入った電子ブックを
購入するので、ユーザは購入手続き等を自分で行う必要
がなく、容易に電子ブックを購入することができる。
又、電子書籍装置10は、広告閲覧購入処理を行うこと
により、電子週刊誌発行サイトC、或いは電子週刊誌発
行サイトDへ自動接続し、ユーザが広告を見て気に入っ
た電子週刊誌を購入するので、ユーザは購入等の手続き
を自分で行う必要がなく、手軽に電子週刊誌を購入する
ことができる。
【0149】又、電子書籍装置10は、立ち読みデータ
補充処理を行うことにより、電子書籍装置管理サイトE
へ自動接続し、削除された立ち読みデータに入れ替わる
新たな立ち読みデータを取得するので、ユーザは常に様
々な本の「立ち読み」をすることができる。更に、電子
書籍装置10は、データ更新処理を行うことにより、電
子書籍装置管理サイトEへ自動接続し、最新のメモリ割
当て情報と電子週刊誌の広告データを取得するので、常
に最新のメモリ割当てを電子書籍装置10に反映するこ
とができるとともに、ユーザは常に、最新の電子週刊誌
の広告を閲覧することができる。
【0150】尚、上記実施の形態における記述内容は、
本発明に係る著作物鑑賞装置、著作物提供支援装置、著
作物提供装置、著作物提供支援システム、及びプログラ
ムの好適な一例であり、これに限定されるものではな
い。例えば、電子書籍装置10は、携帯電話、携帯端末
等であってもよいし、又、「立ち読み」する際の操作
は、従来の電子ブックを読む際の操作と同様としたが全
く同一である必要はなく、ネットワーク2への接続やホ
ームページの検索といった特別な操作を省略することが
可能であって、従来と概ね同じ操作であれば良い。又、
電子書籍装置10が表示する対象は、電子ブックの最初
の一部、或いは書評、紹介文といったものに限定される
ものではなく、音声データや画像データからなる音楽や
映画等でも良い。この場合、音楽や映画の一部、或いは
宣伝情報等を立ち読みデータとして予め電子書籍装置1
0に記憶させておき、ユーザはこれを視聴して、音楽や
映画のデータの購入を検討することができる。
【0151】電子書籍装置10において、電子ブックの
立ち読みデータ、及び電子週刊誌の広告データは、予め
記憶媒体18に記憶されているとしたが、ユーザが電子
書籍装置10を購入した際には記憶媒体18には何も記
憶されておらず、管理サイトサーバ60への最初の通信
接続時に、これらのデータを一括してダウンロードする
ようにしても良い。或いは、電子書籍装置10に予め大
量の立ち読みデータを記憶させておき、以後、立ち読み
データの更新は行わないことも可能である。
【0152】又、立ち読みデータ記憶領域のデータ量は
固定としたが、ユーザが任意に変更することも可能であ
るし、電子ブックデータ記憶領域がいっぱいになった場
合には、立ち読みデータを自動的に削除して、立ち読み
データ記憶領域を縮小変更するようにしても良い。又、
電子書籍装置管理サイトEに広告料金を支払い、電子書
籍装置10の記憶媒体18にメモリ割当てを受ける対象
としては、電子ブック販売サイト以外にも、出版社や通
常の書店等が運営するサイトでも良い。
【0153】立ち読み購入処理において、電子書籍装置
10が書籍を取り扱っていない電子ブック販売サイトに
通信接続し、ここでユーザが書籍の購入を希望した場
合、当該電子ブック販売サイトから電子書籍装置10へ
エラーメッセージ信号を送信させ、これを受信した電子
書籍装置10に、希望する書籍を取り扱っている別の電
子ブック販売サイト、或いは書籍の宅配を専門に扱う販
売サイトを検索させて自動接続させ、購入手続きを続行
させるようにしても良い。電子ブックの購入手続き等に
おいても、すべてを自動で行う以外にも、その一部、例
えば、クレジットカード番号の入力等の手続きに関して
は、ユーザ本人が入力するようにしても良い。
【0154】立ち読みデータ補充処理、及びデータ更新
処理において、電子書籍装置10は管理サイトサーバ6
0に接続して立ち読みデータ等を取得するとしたが、管
理サイトサーバ60以外にも、例えば、電子ブック販売
サイト等に直接接続して、その電子ブック販売サイトで
扱っている電子ブックの立ち読みデータを取得すること
も可能である。又、データ更新処理において、電子書籍
装置10の記憶する立ち読みデータを削除して減らす必
要がある場合、「立ち読みデータ発効日付」の古いもの
から順に削除するとしたが、ユーザが「立ち読み」済み
の立ち読みデータの中で、「立ち読み日付」の古いもの
から順に削除するようにしても良い。更に、データ更新
処理において、電子週刊誌の広告データを最新のものに
更新したように、立ち読みデータについても「立ち読み
データ発効日付」がある一定期間を過ぎたものに関して
は、「立ち読み有無」に関わらず、新しい立ち読みデー
タと入れ替えるようにしても良い。
【0155】データ更新処理において、電子書籍装置1
0は、例えば一週間に一度、定期的に管理サイトサーバ
60へ自動接続してデータの更新を行うとしたが、電子
書籍装置10のユーザが、希望する本のジャンルや著者
名、本のタイトル等を予め指定しておき、これに該当す
る立ち読みデータを電子書籍装置10が取得するように
しても良い。又、電子書籍装置10にユーザの読書歴を
記憶させておき、この読書歴に基づくユーザの好みをC
PU11に検出させて、これによって新たに記憶する立
ち読みデータの自動選別を行っても良い。その他、電子
書籍装置10、及び各サーバの細部構成、及び詳細動作
に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で
適宜変更可能である。
【0156】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、使用者の
電子著作物閲覧装置から著作物配信前に送られてきた購
入支援データと著作物配信要求データとを受信すると、
この受信された購入支援データに従って、対応する著作
物データを前記電子著作物閲覧装置に向けて自動的に配
信することができる。このため、使用者に対し著作物を
探すためのホームページの検索等を行わせることなく、
使用者が自己の電子著作物閲覧装置にて確認した著作物
立ち読みデータに対応する、気に入った著作物を迅速か
つ容易に電子著作物閲覧装置に向けて自動的に配信する
ことができる。請求項2記載の発明によれば、著作物取
得支援情報を利用することにより、著作物鑑賞装置のユ
ーザにホームページの検索等を行わせることなく、ユー
ザが気に入った著作物を容易に該当する著作物提供装置
から受信して記憶し、これをユーザに鑑賞させることが
できる。
【0157】請求項3記載の発明によれば、著作物鑑賞
装置のユーザにホームページの検索等を行わせることな
く、著作物紹介情報を閲覧させて著作物の内容を参照さ
せ、著作物取得支援情報により、ユーザが気に入った著
作物を容易に該当する著作物提供装置から受信して記憶
し、これをユーザに鑑賞させることができる。又、著作
物鑑賞装置のユーザが著作物紹介情報を閲覧する際、電
子書籍装置を通信回線に接続する必要がなく、手軽に著
作物の内容を参照できる。又、著作物紹介情報は著作物
と比較してデータ量が少なくて済むので、著作物鑑賞装
置に大量に記憶することが可能である。又、著作物紹介
情報を著作物鑑賞装置に記憶させ、これをユーザに閲覧
させるので、著作物自体を不正に閲覧される恐れがな
い。
【0158】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、著作物鑑賞装置のユーザに何ら手続きを取らせるこ
となく、著作物紹介情報が記憶される記憶領域を縮小変
更して、著作物紹介情報を削除することができる。
【0159】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に著作物鑑賞装置において、著作物紹介情報削除手段に
より著作物紹介情報が記録された日付の古いものから順
に削除される。従って、著作物紹介情報が削除される
際、著作物鑑賞装置のユーザがこれから読む可能性の高
い、日付の新しい著作物紹介情報が削除されることを防
止することができる。
【0160】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に著作物鑑賞装置において、閲覧履歴記憶手段により著
作物紹介情報の閲覧履歴が記憶され、著作物紹介情報削
除手段により閲覧履歴記憶手段によって記憶された閲覧
履歴に基づいて、著作物紹介情報が削除される。従っ
て、著作物紹介情報が削除される際、著作物鑑賞装置の
ユーザが閲覧済みの著作物紹介情報が削除されることに
なって、ユーザが未読の著作物紹介情報が削除されるこ
とを防止することができる。
【0161】請求項7記載の発明によれば、請求項4〜
6の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に著作物鑑賞装置において、追加手段に
より、割当増減判断手段によって一の著作物提供装置に
対する記憶領域の割当が増やされたと判断された場合
に、増やされた分に相当する著作物紹介情報が追加され
る。従って、著作物鑑賞装置のユーザに何ら手続きを取
らせることなく、著作物鑑賞装置の記憶領域に、著作物
紹介情報を新たに追加して、著作物紹介情報を更新する
ことができる。
【0162】請求項8記載の発明によれば、請求項4〜
7の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に著作物鑑賞装置において、第2の削除
手段により、閲覧手段によって著作物紹介情報が閲覧さ
れた場合、当該閲覧済み著作物紹介情報が削除される。
従って、閲覧済みとなり削除された著作物紹介情報が記
憶されていた記憶領域が空き領域となって、当該記憶領
域を有効活用できる。
【0163】請求項9記載の発明によれば、請求項1〜
8の何れかに記載の発明と同様の効果が得られることは
無論のこと、特に著作物鑑賞装置において、個人情報記
憶手段により著作物の取得手続きに必要なユーザの個人
情報が記憶され、作成手段により、指定手段によって指
定された著作物取得支援情報の中の著作物特定情報と、
個人情報記憶手段に記憶された個人情報と、に基づいて
著作物取得手続情報が作成され、送信手段により作成手
段によって作成された著作物取得手続情報が、指定手段
による指定に基づく著作物取得支援情報の中のアクセス
情報に基づいて、該当する著作物提供装置に送信され
る。従って、著作物鑑賞装置のユーザに何ら手続きを取
らせることなく、著作物の特定や取得手続が行われるの
で、著作物の取得作業が簡略化される。
【0164】請求項10記載の発明によれば、著作物提
供支援装置において、記憶手段により、著作物提供装置
にアクセスするためのアクセス情報を含む著作物取得支
援情報が記憶され、著作物取得支援情報送信手段により
予め設定された送信条件の成立に基づいて、記憶手段に
記憶された著作物取得支援情報が著作物鑑賞装置に送信
される。従って、著作物鑑賞装置への著作物取得支援情
報の送信や提供形式を容易に管理することができる。
【0165】請求項11記載の発明によれば、著作物提
供支援装置において、著作物紹介情報記憶手段により、
著作物提供装置から当該著作物提供装置にアクセスする
ためのアクセス情報を含む著作物取得支援情報と対応付
けられた、著作物の内容を紹介する著作物紹介情報が受
信されて記憶され、著作物紹介情報送信手段により予め
設定された送信条件の成立に基づいて、著作物紹介情報
記憶手段に記憶された著作物紹介情報が著作物鑑賞装置
に送信される。従って、著作物鑑賞装置への著作物紹介
情報の送信や提供形式を容易に管理することができる。
【0166】請求項12記載の発明によれば、著作物鑑
賞装置のユーザに何ら手続きを取らせることなく、各著
作物提供装置から得られる広告料金に基づいて、著作物
鑑賞装置の著作物紹介情報が記憶される記憶領域を縮小
変更して、著作物紹介情報を削除することができ、著作
物鑑賞装置を利用した広告活動を容易、且つ効果的に行
うことができる。
【0167】請求項13記載の発明によれば、著作物取
得支援情報を利用して著作物鑑賞装置のユーザにホーム
ページの検索等を行わせることなく、ユーザが気に入っ
た著作物を容易に該当する著作物提供装置から受信し、
これをユーザに鑑賞させることができる。
【0168】請求項14記載の発明によれば、著作物鑑
賞装置のユーザにホームページの検索等を行わせること
なく、著作物紹介情報を閲覧させて著作物の内容を参照
させ、ユーザが気に入った著作物を、著作物取得支援情
報を利用して容易に該当する著作物提供装置から受信
し、これをユーザに鑑賞させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における、電子書籍装置、
販売サイトサーバ、発行サイトサーバ、管理サイトサー
バとがネットワークを介して通信接続されている状態の
著作物提供支援システムの一例を示す図である。
【図2】図1の電子書籍装置の外部構成を示す図であ
る。
【図3】電子書籍装置の内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】電子書籍装置の記憶媒体内の領域を説明するた
めの図である。
【図5】立ち読みデータを説明するための図であって、
立ち読み分データを説明するための図(A)、購入支援
データを説明するための図(B)と、立ち読み履歴デー
タを説明するための図(C)である。
【図6】図1の販売サイトサーバの内部構成を示す図で
ある。
【図7】図1の発行サイトサーバの内部構成を示す図で
ある。
【図8】図1の管理サイトサーバの内部構成を示す図で
ある。
【図9】立ち読み購入処理の動作を示したフローチャー
ト(1)である。
【図10】立ち読み購入処理の動作を示したフローチャ
ート(2)である。
【図11】立ち読み購入処理の動作を示したフローチャ
ート(3)である。
【図12】電子書籍装置における立ち読み選択画面の表
示例を示す図(A)と、複数のジャンルの表示例を示す
図(B)である。
【図13】電子書籍装置におけるひとつのジャンルに分
類される本の表示例を示す図(A)と、立ち読み文デー
タの表示例を示す図(B)である。
【図14】電子書籍装置における定価その他情報画面の
表示例を示す図(A)と、本人確認画面の表示例を示す
図(B)である。
【図15】電子書籍装置における価格変更通知画面の表
示例を示す図である。
【図16】広告閲覧購入処理の動作を示したフローチャ
ート(1)である。
【図17】広告閲覧購入処理の動作を示したフローチャ
ート(2)である。
【図18】電子書籍装置における広告データ一覧画面の
表示例を示す図(A)と、電子週刊誌広告画面の表示例
を示す図(B)である。
【図19】立ち読みデータ補充処理の動作を示したフロ
ーチャートである。
【図20】データ更新処理の動作を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 著作物提供支援システム 10 電子書籍装置(著作物鑑賞装置) 11 CPU(表示制御手段、指定手段、アクセス手
段、記録制御手段、割当情報受信手段、割当増減判断手
段、著作物紹介情報削除手段、第2の削除手段、作成手
段、送信手段) 12 無線送受信部(アクセス手段、割当情報受信手
段) 13 RAM 14 キー入力部(指定手段) 15 LCD表示部(閲覧手段、表示部) 16 電源部 17 記憶装置 18 記憶媒体(記憶部) 20 販売サイトサーバ(著作物提供装置) 21 CPU 22 入力装置 23 表示装置 24 RAM 25 記憶装置 26 記憶媒体 27 伝送制御部 40 発行サイトサーバ(著作物提供装置) 41 CPU 42 入力装置 43 表示装置 44 RAM 45 記憶装置 46 記憶媒体 47 伝送制御部 60 管理サイトサーバ(著作物提供支援装置) 61 CPU(著作物支援情報送信手段、著作物紹介
情報送信手段) 62 入力装置 63 表示装置 64 RAM 65 記憶装置 66 記憶媒体 67 伝送制御部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の電子著作物閲覧装置から著作物配
    信前に送られてきた著作物立ち読みデータを含む購入支
    援データと著作物配信要求データとを受信する受信手段
    と、 この受信手段により受信された購入支援データに従っ
    て、対応する著作物データを前記電子著作物閲覧装置に
    向けて自動的に配信する配信手段と、 を備えていることを特徴とする著作物提供支援装置。
  2. 【請求項2】著作物を提供する著作物提供装置に、通信
    回線を介して接続される著作物鑑賞装置であって、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された著作物取得支援情報を表示部
    に表示する表示制御手段と、 前記表示部に表示された著作物取得支援情報の中から任
    意の著作物取得支援情報を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された著作物取得支援情報の
    中のアクセス情報に基づいて、該当する著作物提供装置
    にアクセスするアクセス手段と、 前記アクセス手段によりアクセスされた著作物提供装置
    から送信された著作物を受信し、受信された著作物を記
    録部に記録する記録制御手段と、 を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  3. 【請求項3】著作物を提供する著作物提供装置に、通信
    回線を介して接続される著作物鑑賞装置であって、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報と、著作物の内容を紹介する
    著作物紹介情報とを、対応付けて記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された著作物紹介情報を閲覧する閲
    覧手段と、 前記閲覧手段により閲覧された著作物紹介情報の中から
    任意の著作物紹介情報を指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定された著作物紹介情報に対応
    付けられた著作物取得支援情報の中のアクセス情報を取
    得して、該当する著作物提供装置にアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段によりアクセスされた前記著作物提供
    装置から送信された著作物を受信し、受信された著作物
    を記憶部に記憶する記憶制御手段と、 を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の著作物鑑賞装置におい
    て、 前記著作物紹介情報は、前記著作物提供装置毎に、記憶
    領域が割り当てられて前記記憶手段に記憶されており、 前記著作物紹介情報を記憶する記憶領域の割当情報を受
    信する割当情報受信手段と、 前記割当情報受信手段により受信した割当情報により、
    一の著作物提供装置に対する記憶領域の割当の増減を判
    断する割当増減判断手段と、 前記割当増減判断手段により、前記一の著作物提供装置
    に対する記憶領域の割当が減らされたと判断された場合
    に、当該記憶領域に記憶されている著作物紹介情報のう
    ち、減らされた分に相当する著作物紹介情報を、予め設
    定された基準に従って削除する著作物紹介情報削除手段
    と、 を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の著作物鑑賞装置において、 前記著作物紹介情報削除手段は、 前記著作物紹介情報を記録された日付の古いものから順
    に削除することを特徴とする著作物鑑賞装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の著作物鑑賞装置において、 前記著作物紹介情報の閲覧履歴を記憶する閲覧履歴記憶
    手段を備え、 前記著作物紹介情報削除手段は、 前記閲覧履歴記憶手段に記憶された閲覧履歴に基づい
    て、著作物紹介情報を削除することを特徴とする著作物
    鑑賞装置。
  7. 【請求項7】請求項4〜6の何れかに記載の著作物鑑賞
    装置において、 前記割当増減判断手段により、前記一の著作物提供装置
    に対する記憶領域の割当が増やされたと判断された場合
    に、増やされた分に相当する著作物紹介情報を、追加す
    る追加手段と、 を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  8. 【請求項8】請求項4〜7の何れかに記載の著作物鑑賞
    装置において、 前記閲覧手段により前記著作物紹介情報が閲覧された場
    合、当該閲覧済み著作物紹介情報を削除する第2の削除
    手段を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の何れかに記載の著作物鑑賞
    装置において、 前記著作物取得支援情報には、著作物を特定するための
    著作物特定情報が含まれ、 著作物の取得手続きに必要なユーザの個人情報を記憶す
    る個人情報記憶手段と、 前記指定手段によって指定された著作物取得支援情報の
    中の著作物特定情報と、前記個人情報記憶手段に記憶さ
    れた個人情報と、に基づいて著作物取得手続情報を作成
    する作成手段と、 前記作成手段によって作成された著作物取得手続情報
    を、前記指定手段による指定に基づく著作物取得支援情
    報の中のアクセス情報に基づいて、該当する著作物提供
    装置に送信する送信手段と、 を備えていることを特徴とする著作物鑑賞装置。
  10. 【請求項10】著作物を提供する著作物提供装置と、前
    記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑賞する
    著作物鑑賞装置とに、通信回線を介して接続される著作
    物提供支援装置であって、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報を記憶する記憶手段と、 予め設定された送信条件の成立に基づいて、前記記憶手
    段に記憶された著作物取得支援情報を前記著作物鑑賞装
    置に送信する著作物取得支援情報送信手段と、 を備えていることを特徴とする著作物提供支援装置。
  11. 【請求項11】著作物を提供する著作物提供装置と、前
    記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑賞する
    著作物鑑賞装置とに、通信回線を介して接続される著作
    物提供支援装置であって、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報と対応付けられ、著作物の内
    容を紹介する著作物紹介情報を記憶する著作物紹介情報
    記憶手段と、 予め設定された送信条件の成立に基づいて、前記著作物
    紹介情報記憶手段に記憶された著作物紹介情報を前記著
    作物鑑賞装置に送信する著作物紹介情報送信手段と、 を備えていることを特徴とする著作物提供支援装置。
  12. 【請求項12】著作物を提供する著作物提供装置と、前
    記著作物提供装置によって提供された著作物を鑑賞する
    著作物鑑賞装置と、前記著作物の提供を支援する著作物
    提供支援装置とが、通信回線を介して接続される著作物
    提供システムであって、 前記著作物鑑賞装置は、 著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報を含
    む著作物取得支援情報と対応付けられ、著作物の内容を
    紹介する著作物紹介情報を、前記著作物提供装置毎に割
    り当てられた記憶領域に記憶する記憶手段と、 前記著作物紹介情報を記憶する記憶領域の割当情報を受
    信する割当情報受信手段と、 前記割当情報受信手段により受信した割当情報により、
    一の著作物提供装置に対する記憶領域の割当の増減を判
    断する割当増減判断手段と、 前記割当増減判断手段により、前記一の著作物提供装置
    に対する記憶領域の割当が減らされたと判断された場合
    に、当該記憶領域に記憶されている著作物紹介情報のう
    ち、減らされた分に相当する著作物紹介情報を、予め設
    定された基準に従って削除する著作物紹介情報削除手段
    と、を備え、 著作物提供支援装置は、 前記各著作物提供装置から得られる広告料金に関する広
    告料金情報に基づいて、前記割当情報を作成する割当情
    報作成手段と、 前記割当情報作成手段によって作成された割当情報を前
    記著作物鑑賞装置に送信する割当情報送信手段と、 を備えていることを特徴とする著作物提供システム。
  13. 【請求項13】著作物を提供する著作物提供装置に、通
    信回線を介して接続されるコンピュータに、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報を記憶手段により記憶させる
    ための機能と、 前記記憶手段に記憶された著作物取得支援情報を表示手
    段により表示させるための機能と、 前記表示手段に表示された著作物取得支援情報の中から
    任意の著作物取得支援情報を指定手段により指定させる
    ための機能と、 前記指定手段に指定された著作物取得支援情報の中のア
    クセス情報に基づいて、該当する著作物提供装置にアク
    セス手段によりアクセスさせるための機能と、 前記アクセス手段にアクセスされた著作物提供装置から
    送信された著作物を受信し、受信された著作物を記憶部
    により記憶させるための機能と、 を実行させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】著作物を提供する著作物提供装置に、通
    信回線を介して接続されるコンピュータに、 前記著作物提供装置にアクセスするためのアクセス情報
    を含む著作物取得支援情報と、著作物の内容を紹介する
    著作物紹介情報とを、対応付けて記憶手段により記憶さ
    せるための機能と、 前記記憶手段に記憶された著作物紹介情報を閲覧手段に
    より閲覧させるための機能と、 前記閲覧手段に閲覧された著作物紹介情報の中から任意
    の著作物紹介情報を指定手段により指定させるための機
    能と、 前記指定手段に指定された著作物紹介情報に対応付けら
    れた著作物取得支援情報の中のアクセス情報を取得し
    て、該当する著作物提供装置にアクセス手段によりアク
    セスさせるための機能と、 前記アクセス手段にアクセスされた著作物提供装置から
    送信された著作物を受信し、受信された著作物を記憶部
    により記憶させるための機能と、 を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007535735A (ja) * 2004-03-19 2007-12-06 アービトロン インコーポレイテッド 出版物の使用に関するデータの収集
JP2012137840A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Dainippon Printing Co Ltd 電子書籍の試読データ作成装置および作成方法
JP2013191193A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Jdf Group モバイル端末におけるハイブリッド童話絵本提供装置及び方法
JP2015026145A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 大日本印刷株式会社 試し読み用コンテンツ配信システム、サーバ装置、コンピュータプログラム及びコンテンツの配信方法

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