JP4136330B2 - コンテンツ視聴システム及びコンテンツ視聴方法 - Google Patents

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    • G06Q20/105Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems involving programming of a portable memory device, e.g. IC cards, "electronic purses"

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットやイントラネットを代表とする通信網上で配信されるマルチメディアコンテンツを、それぞれの固有の通信路を有する複数の端末を使用して効果的、あるいは効率的に視聴することを可能とするコンテンツ視聴システム及びコンテンツ視聴方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、携帯電話端末やハンドヘルドタイプに代表される携帯端末では、処理能力や搭載しているメモリ容量、ディスプレイの大きさ、あるいは使用する通信回線の制約により、インターネットやイントラネット上でパーソナルコンピュータ向けに配信されるマルチメディアコンテンツを十分な品質で閲覧、視聴することができない。
【0003】
このような問題を解消するために、携帯端末の能力や、携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは、携帯端末が使用する通信路の通信状態の変化に合わせて、配信するコンテンツのレイアウトや品質を制御するアプローチが提案、実用化されている。
【0004】
また、携帯端末の能力的な制約を軽減するため、携帯端末とディスプレイや家電機器等、携帯端末の機能を補う機器を連携させるアプローチが提案、実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯端末のみを使用してコンテンツの閲覧、視聴を行う場合、携帯端末やその携帯端末が使用する通信路が有する制約に合わせてコンテンツを再生成するアプローチを適用しても、コンテンツのレイアウト変更や品質の劣化が発生するため、コンテンツの作成者が意図した情報の全てを取得し認識することができない場合がある。
【0006】
一方、携帯端末と他の機器を連携させてコンテンツの閲覧、視聴を行うアプローチにおいても、コンテンツが携帯端末を経由して機器に転送される場合には、携帯端末の処理能力、携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化の影響を完全に排除することができず、快適なコンテンツの閲覧、視聴ができない場合がある。
【0007】
また、上記のような携帯端末特有の制約を排除しつつ、携帯端末ユーザが、家、オフィス、車内、屋外等、様々な場所へ移動した場合に、それらの場所に設置された端末と携帯端末を適切に連携させ、ユーザが行うコンテンツの閲覧、視聴の連続性を保障するコンテンツ視聴システムに関する提案は存在しない。
【0008】
従って、本発明は、インターネット、あるいはイントラネットと接続された固有の通信路を有する端末と携帯端末とを連携させ、このコンテンツ視聴環境内において、携帯端末上から通信網上で配信されるマルチメディアコンテンツを処理する端末を連携端末として自由に指定・変更できるとともに、コンテンツを処理するように指示された連携端末が、その固有の通信路を使用して、すなわち携帯端末を経由することなく、コンテンツを取得するよう制御することにより、携帯端末を携行するユーザに常に優良なマルチメディアコンテンツの視聴環境を提供するコンテンツ視聴システム及びコンテンツ視聴方法を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、携帯端末を携行するユーザが移動する場合においても、携帯端末ユーザが、移動元で行っていたコンテンツの閲覧、視聴作業を、移動中、ならびに移動先においても継続的に実施できることを実現したコンテンツの視聴環境を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明によるコンテンツ視聴システム並びにコンテンツ視聴方法は、
携帯端末のユーザが、携帯端末上で表示しているコンテンツから連携端末に表示すべきコンテンツを、携帯端末のユーザインタフェースを介して指定し、その指定内容に基づき携帯端末内部で取得された指定コンテンツの識別情報を連携端末に通知するとともに、連携端末が指定されたコンテンツを取得するよう制御されるとともに、携帯端末によるコンテンツ取得、携帯端末から連携端末へのコンテンツの指定、ならびに連携端末によるコンテンツ取得が、それぞれ異なる通信路を介して行われるように制御するようにした点に第1の特徴がある。
【0011】
この特徴によれば、携帯端末を携帯する携帯端末ユーザがコンテンツの表示を携帯端末から連携端末へ必要に応じて変更することが可能となり、携帯端末ユーザは、携帯端末の処理能力、携帯端末の表示能力、携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化の影響を受けることなく、快適なコンテンツの閲覧、視聴を実現できる。
【0012】
また、本発明によるコンテンツ視聴システム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末のユーザが、連携端末上で表示しているコンテンツから携帯端末に表示すべきコンテンツを、携帯端末のユーザインタフェースを介して指定し、その指定内容に基づき連携端末内部で取得された指定コンテンツの識別情報が携帯端末へ通知され、携帯端末が指定されたコンテンツを取得するように制御されるとともに、携帯端末によるコンテンツ取得、携帯端末から連携端末へのコンテンツの指定に関わる制御情報あるいは連携端末から携帯端末へのコンテンツ識別情報の通知、ならびに連携端末によるコンテンツ取得が、それぞれ異なる通信路を介して行われるように制御するようにした点に第2の特徴がある。
【0013】
この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツを携帯端末内部に取り込み表示することが可能となり、連携端末が設置されている場所から移動する場合においても、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続することができる。
【0014】
また、本発明によるコンテンツ視聴システム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末のユーザが、連携端末上で表示しているコンテンツから携帯端末に表示すべきコンテンツを携帯端末の指定し、その指定内容に基づき連携端末内部で取得された指定コンテンツの識別情報が携帯端末へ通知されるとともに、通知されたコンテンツ識別情報が携帯端末内部に保持されるように制御するようにした点に第3の特徴がある。
【0015】
この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツの識別情報を、携帯端末内部に記録することが可能となり、連携端末が設置されている場所から移動した場合においても、その移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を再開することができる。
【0016】
また、本発明によるコンテンツ視聴システム並びにコンテンツ視聴方法では、携帯端末ユーザの意思により、携帯端末上で表示されているコンテンツを連携端末へ表示させたり、連携端末上で表示されているコンテンツを携帯端末に表示させたりすることを自由に制御できるように構成し、携帯端末によるコンテンツ取得、携帯端末から連携端末へのコンテンツの指定に関わる制御情報あるいは連携端末から携帯端末へのコンテンツ識別情報の通知、ならびに連携端末によるコンテンツ取得のそれぞれが、それぞれ異なる通信路を介して行われるように制御するようにした点に第4の特徴がある。
【0017】
この特徴によれば、携帯端末ユーザは、移動元の連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あるいは一部を携帯端末内部取り込み、移動中においてもコンテンツの閲覧、視聴作業を継続できるとともに、移動先においては、携帯端末で表示されているコンテンツの全体あるいは一部を移動先に設置された連携端末に適切に表示させることが可能となるため、携帯端末ユーザのコンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を保証することができる。
【0018】
また、これらのコンテンツの閲覧、視聴作業において使用される連携端末は、それぞれ個別のコンテンツの処理機能、コンテンツの表示機能、コンテンツ取得のための通信路を有していることから、携帯端末ユーザが連携端末を使用する場合には、携帯端末の処理能力、携帯端末の表示能力、携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化の影響を受けることなく、快適なコンテンツの閲覧、視聴を享受することができる。
【0019】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末内にあらかじめ登録されている連携端末の中から、携帯端末のユーザが使用する連携端末を選択することを可能とした点に第5の特徴がある。
【0020】
この特徴によれば、携帯端末ユーザが使用する連携端末が限定されている場合に、携帯端末と連携端末間で通信路を確立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要がなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0021】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末内に連携端末があらかじめ登録されていない場合においても、通信可能な連携端末の中から、携帯端末のユーザが使用する連携端末を選択することを可能とした点に第6の特徴がある。
【0022】
この特徴によれば、携帯端末ユーザが使用する連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を知らない場合においても、携帯端末と連携端末間で通信路を確立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要がなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0023】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示する段階で、携帯端末ユーザが利用したい連携端末のコンテンツ処理機能を具備する連携端末のみが提示されるように制御した点に第7の特徴がある。
【0024】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示する段階で、あらかじめ、携帯端末ユーザが指定した所有者あるいは運用者が提供する連携端末のみが提示されるように制御した点に第8の特徴がある。
【0025】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を検索する段階で、最初に応答があった連携端末との間で通信路を確立できるよう制御した点に第9の特徴がある。
【0026】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示する段階で、携帯端末ユーザの現在位置の近辺に存在する連携端末のみが提示されるように制御した点に第10の特徴がある。
【0027】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示する段階で、携帯端末ユーザの現在位置から見て特定の方角で、携帯端末の近辺に存在する連携端末のみが提示されるように制御した点に第11の特徴がある。
【0028】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末上で連携可能な連携端末を検索する段階で、携帯端末ユーザの現在位置に最も近い位置に存在する連携端末との間で通信路を確立できるよう制御した点に第12の特徴がある。
【0029】
前記第7から第12の特徴によれば、携帯端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切に限定されるため、あるいは携帯端末ユーザが連携端末を選択する必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0030】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末と連携端末の検索処理を、インターネットあるいはイントラネット等の通信網上に配置されたサーバ上で行うように制御した点に第13の特徴がある。
【0031】
この特徴によれば、携帯端末が利用可能な連携端末を探索する際に、複数の連携端末にアクセスしそれらの応答を収集する必要がなくなるため、使用可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮することができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
さらに、連携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効率的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充実できる。
【0032】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
インターネットあるいはイントラネット等の通信網上に配置されたサーバ上で行う携帯端末と連携端末の検索処理において、携帯端末の現在位置を中心として特定の距離の範囲内あるいは特定の方角に存在する連携端末を検索するように制御した点に第14の特徴がある。
【0033】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
インターネットあるいはイントラネット等の通信網上に配置されたサーバ上で行う携帯端末と連携端末の検索処理において、携帯端末の現在位置から見て特定の方角で、最も近くに存在する連携端末を検索するように制御した点に第15の特徴がある。
【0034】
前記第14から第15の特徴によれば、携帯端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切に限定されるため、携帯端末ユーザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0035】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立されていた通信路を解放した場合においても、携帯端末上でのコンテンツ出力状態を継続するとともに、携帯端末と新しい連携端末との間に通信路が確立することにより、その新しい連携端末を利用したコンテンツの視聴作業を継続できるように制御した点に第16の特徴がある。
【0036】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立されていた通信路を解放した場合においても、携帯端末が連携端末から取得したコンテンツ識別情報を記録し、携帯端末と新しい連携端末との間に通信路が確立することにより、記録したコンテンツ識別情報を使用することにより、連携端末を利用したコンテンツの視聴作業を再開できるように制御した点に第17の特徴がある。
【0037】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立されていた通信路を解放した場合においても、携帯端末が連携端末から取得したコンテンツ識別情報を記録し、記録したコンテンツ識別情報に対応するコンテンツの携帯端末上での出力を制限することで、連携端末を利用した場合にのみコンテンツの視聴作業を再開できるように制御した点に第18の特徴がある。
【0038】
第16から第18の特徴によれば、携帯端末ユーザは、連携端末が設置されている様々な場所を移動した場合においても、その移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続・再開できる。また、第18の特徴によれば、コンテンツの視聴が連携端末上に限定されるため、コンテンツ視聴システムの利用において、携帯端末内部にコンテンツが不当に取得、保持されるとともに、他の端末へ不当に流出するような脅威を排除することができる。
【0039】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
連携端末との連携に必要な各種の情報処理機能を、携帯端末と連携端末間の通信路の確立にあわせて携帯端末内に動的に構築することを可能とするように制御した点に第16の特徴がある。
【0040】
この特徴によれば、携帯端末ユーザは、連携端末を制御するために必要なユーザインタフェースや制御情報を生成する機能をあらかじめ取得し携帯端末内に登録しておく必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減することができるとともに、容量に制限のある携帯端末のメモリを効率的に利用することができる。
【0041】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末が、プログラムファイルの取得元である連携端末に、そのプログラムファイル利用に対する対価を支払うためにネットワーク上で流通可能な電子的な論理通貨を利用し、
携帯端末ユーザが、論理通貨の発行者が管理するサーバから必要な論理通貨を取得する段階と、携帯端末が、連携端末からプログラムファイルを取得する前に、プログラムファイルを利用するための対価に相当する価値の論理通貨を連携端末に提供する段階と、論理通貨を受領した連携端末が、取得した論理通貨に対して、その受領の証明となる情報を記録した電子的な領収情報データを生成して携帯端末へ送付する段階と、連携端末が、取得した論理通貨の価値に基づき、携帯端末のプログラムファイルの取得を制御する段階と、連携端末が携帯端末から取得した論理通貨を、その発行者が管理するサーバへ提示することで決済を行う段階とを具備する点に第20の特徴がある。
【0042】
この特徴によれば、連携端末の所有者あるいは運用者が、連携端末の利用に関わる対価を取得できるため、これら連携端末の利用による不利益を被ることなく、不特定のユーザに開放することが可能となる。従って、携帯端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運用者に対してその連携端末を利用する対価を支払うことで連携端末を使用できる場所や機会を多くすることができ、コンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めることができる。
【0043】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末が、プログラムファイルの取得元である連携端末に、そのプログラムファイル利用に対する対価を支払うために、ネットワーク上で流通可能な電子的な論理通貨を利用し、
携帯端末ユーザが、論理通貨の発行者が管理するサーバから必要な論理通貨を取得する段階と、
携帯端末ユーザが、携帯端末を使用して、プログラムファイルの利用に関わる対価に相当する価値の論理通貨を提示することで、連携端末に関する情報を管理するサーバへ使用するプログラムファイルの登録を行う段階と、
携帯端末からプログラムファイルの取得を要求された連携端末が、連携端末に関する情報を管理するサーバへ、携帯端末へのプログラムファイルの提示の可否を問い合わせる段階と、
連携端末に関する情報を管理するサーバが、取得した論理通貨の価値の残高に基づき携帯端末へのプログラムファイルの提供の可否を判断する段階と、
連携端末に関する情報を管理するサーバが、プログラムファイルの使用に関わる対価に相当する価値を、携帯端末から提供済みの論理通貨の価値から減算し、その受領の証明となる情報を記録した電子的な領収情報データを生成して携帯端末へ送付する段階と、
連携端末に関する情報を管理するサーバの判断結果に基づき、連携端末が携帯端末へのプログラムファイルの提供を制御する段階と、
連携端末に関する情報を管理するサーバが、携帯端末から取得した論理通貨をその発行者が管理するサーバへ提示することで決済を行う段階とを具備する点に第21の特徴がある。
【0044】
この特徴によれば、連携端末の所有者あるいは運用者が、連携端末の利用に関わる対価を取得できるため、これら連携端末の利用を、不利益を被ることなく、不特定のユーザに開放することが可能となる。従って、携帯端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運用者に対してその連携端末を利用する対価を支払うことで連携端末を使用できる場所や機会を多くすることができ、コンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めることができる。また、個々の連携端末にその連携端末の利用に関する対価の入出管理機能を設置する必要がなく、連携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効率的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充実できる。
【0045】
さらに、携帯端末ユーザが連携端末の利用に関わる対価の支払い処理を、連携端末との通信路の開設の度に実施する必要がなくなるため、使用可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮することができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0046】
また、本発明によるコンテンツ視聴システムでは、
携帯端末ユーザが連携端末上で実行する作業の選択状況や実行状態を連携端末上で管理するように制御し、その選択状況や実行状態を連携端末上で表示するように制御した点に第22の特徴がある。
【0047】
この特徴によれば、携帯端末上に連携端末上で実行する操作の選択状況卓や実行状態を管理する機能を具備する必要がなく、携帯端末に実装されるべきソフトウェアの規模を小さくすることができる。また、選択状況や実行状態を連携端末上で表示することにより、連携端末の操作中においても、携帯端末上でのコンテンツ出力が視覚的に中断されることがなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下では、図面を用いて、本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明方法は、本発明システムの構成と動作により理解することができるので、以下主として本発明システムについて説明する。
【0049】
図1は、携帯端末100で表示したコンテンツを連携端末300上へ表示させる制御を行うコンテンツ視聴システムの構成図の一例である。
該システムを構成する携帯端末100は、
携帯端末ユーザ10との間で必要な情報の授受をする入出力部106と、
インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ200から、携帯端末ユーザ10により指定されたコンテンツファイル210を取得し、取得されたコンテンツファイル210を処理し携帯端末ユーザ10に提示するためのコンテンツ処理部101と、
コンテンツ処理部101により要求されたコンテンツファイル210をサーバ200から取得するために使用される第1の通信処理部102と、
携帯端末ユーザ10が、提示されたコンテンツから該携帯端末100と連携する連携端末300に処理させたいコンテンツを指定するための第1のユーザインタフェース部103と、
第1のユーザインタフェース部103を通じて指定されたコンテンツを識別する情報として第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツファイル210から取得するコンテンツ識別情報取得部104と、
端末ユーザ10の指示に基づき取得された第1のコンテンツ識別情報120を前記連携端末300へ通知するために使用される第2の通信処理部105と、
を具備する。
【0050】
該システムを構成する連携端末300は、
携帯端末100から通知された第1のコンテンツ識別情報120を取得するために使用される第3の通信処理部301と、
取得した第1のコンテンツ識別情報120の内容に基づきコンテンツ処理を制御する第1のコンテンツ処理制御部302と、
第1のコンテンツ処理制御部302により指定されたコンテンツファイル210を取得し、取得されたコンテンツファイル210を処理し端末ユーザ10に提示するためのコンテンツ処理部303と、
インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ200から、コンテンツ処理部303により要求されたコンテンツファイル210を取得するために使用される第4の通信処理部304と、
コンテンツを表示するための出力部305と
を具備する。
【0051】
サーバ200には、携帯端末100と連携端末300とに連絡するためにインターネット、イントラネット、宅内LAN等により第1の通信網51が接続されている。携帯端末100と第1の通信網51との間には、アクセス網として第2の通信網52が配置されている。携帯端末100と連携端末300との間には、端末間通信網として第3の通信網53が配置されている。また、連携端末300と第1の通信網51との間には、アクセス網として第4の通信網54が配置されている。
【0052】
図2は、図1で示した構成のコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100で表示したコンテンツを連携端末300上へ表示させる制御(請求項1及び23に対応する)を説明する動作フローの一例である。
【0053】
携帯端末ユーザ10は、取得しようとするコンテンツの識別情報(コンテンツ識別情報118)を携帯端末100の入出力部106を介して、入力する(S100)。具体的には、コンテンツ識別情報118としてUniform Resource Locators (URL) やUniform Resource Identifiers (URI) を使用することができる。入力されたコンテンツ識別情報118は、コンテンツ処理部101へ提示される(S101)。
【0054】
コンテンツ処理部101は、第1の通信処理部102を介して、サーバ200に指定されたコンテンツ識別情報118に対応するコンテンツファイル210の転送を要求する(S102)。
コンテンツ処理部101は、サーバ200からコンテンツファイル210を取得し(S103)、同コンテンツファイル210を処理する(S104)。具体的には、受領したコンテンツファイル210がテキスト、画像を含む場合は、それらのデータをデコードする。受領したコンテンツが音声データあるいは映像データを含む場合には、それらをデコードし再生する。
コンテンツ処理部101によるコンテンツファイル210の処理結果は、入出力部106へ出力され(S105)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S106)。
【0055】
携帯端末ユーザ10は、第1のユーザインタフェース部103に、連携端末300へコンテンツの表示を実施する要求を通知する(S107)。
同通知を受領した第1のユーザインタフェース部103は、携帯端末100上でその携帯端末ユーザ10に表示されているコンテンツに関して、連携端末300で表示させたい部分を選択するように促し、携帯端末ユーザ10は、表示されているコンテンツ全体、あるいは表示されているコンテンツの構成要素となる部分領域を第1のユーザインタフェース部103上で選択する(S108)。
【0056】
このとき、第1のユーザインタフェース部103は、携帯端末ユーザ10に、連携端末300に表示させるコンテンツが携帯端末100上に表示されているコンテンツ全体(例えば、 Webページ全体)か、表示コンテンツの構成要素であるか(Webページ上の画像やそのWebページからリンクされた別のコンテンツ等)を指定させてもよい。さらに、携帯端末ユーザ10が、表示コンテンツの構成要素を連携端末300に表示させることを指定した場合、第1のユーザインタフェース部103は、表示されているコンテンツに対して、その構成要素となる部分領域を指定可能なインタフェースを提供してもよい。また、携帯端末ユーザ10が表示されているコンテンツの構成要素となる部分領域を選択する場合には、第1のユーザインタフェース部103は、選択した領域にフォーカスを当て、その選択状態を表示するようにコンテンツ処理部101に要求してもよい。
【0057】
第1のユーザインタフェース部103は、携帯端末ユーザ10からコンテンツの選択処理の終了を通知されたとき(S109)、コンテンツ識別情報取得部104にコンテンツ識別情報120の取得を指示する(S110)。
【0058】
コンテンツ識別情報取得部104は、コンテンツ処理部101から、携帯端末ユーザ10が表示コンテンツ全体を選択した場合には、コンテンツファイル210の全体を識別するための識別情報を第1のコンテンツ識別情報120として取得する。一方、携帯端末ユーザ10が表示コンテンツの一部を指定した場合、現在フォーカスが当たっている領域を構成するコンテンツファイル210を識別するための識別情報を第1のコンテンツ識別情報120として取得する(S111)。
【0059】
取得された第1のコンテンツ識別情報120は、第2の通信処理部105と連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第1のコンテンツ処理制御部302へ通知される(S112)。
【0060】
第1のコンテンツ処理制御部302は、取得した第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツ処理部303へ提示することで、そのコンテンツファイル210の取得を促す(S113)。
【0061】
コンテンツ処理部303は、第4の通信処理部304を介して、サーバ200に指定されたコンテンツに関するコンテンツファイル210の転送を要求する(S114)。
【0062】
コンテンツ処理部303はコンテンツファイル210を取得し(S115)、同コンテンツファイル210を処理する(S116)。具体的には、受領したコンテンツファイル210がテキスト、画像を含む場合は、それらのデータをデコードする。受領したコンテンツが音声データあるいは映像データを含む場合には、それらをデコードし再生する。
【0063】
コンテンツ処理部303によるコンテンツファイル210の処理結果は、出力部305へ出力され(S1117)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S118)。
【0064】
図3は、連携端末300で表示したコンテンツを携帯端末100上へ表示させる制御を実現するコンテンツ視聴システムの構成図の一例である。
【0065】
該システムを構成する携帯端末100は、
インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ200から、携帯端末ユーザ10により指定されたコンテンツファイル210を取得し、取得されたコンテンツファイル210を処理し携帯端末ユーザ10に提示するコンテンツ処理部101と、
コンテンツ処理部101により要求されたコンテンツのコンテンツファイル210をサーバ200から取得するために使用される第1の通信処理部102と、携帯端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の必要な情報の授受をする入出力部106と、
携帯端末ユーザ10が、携帯端末100と連携する連携端末300上のコンテンツ処理部303の動作を制御するとともに、連携端末300上で提示されたコンテンツから携帯端末100に処理させたいコンテンツを指定するための第2のユーザインタフェース部107と、
第2のユーザインタフェース部107を通じて指定された携帯端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の必要な情報の授受をする入出力部106と、携帯端末ユーザ10の指示内容に基づき、連携端末300上のコンテンツ処理部303を制御するための制御情報121を生成する制御情報生成部108と、制御情報121を連携端末300へ通知するとともに、携帯端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の必要な情報の授受をする入出力部106と、携帯端末ユーザ10が指定したコンテンツに関するコンテンツ識別情報320を連携端末300から取得するために使用される第2の通信処理部105と、
取得したコンテンツ識別情報320の内容に基づきコンテンツ処理部101の動作を制御するコンテンツ処理制御部109と
を具備する。
【0066】
連携端末300は、
携帯端末100から通知された制御情報121を取得し、携帯端末100携帯端末ユーザ10との間で指示や選択に関わる要求等の必要な情報の授受をする入出力部106と、に携帯端末ユーザ10が指定したコンテンツに関するコンテンツ識別情報320を通知するために使用される第3の通信処理部301と、
コンテンツを表示するための出力部305と、
取得した制御情報121の内容に基づきコンテンツ処理部303の動作を制御する第2のコンテンツ処理制御部306と、
前記第2のコンテンツ処理制御部306から指定されたコンテンツ識別情報320をコンテンツファイル210から取得するコンテンツ識別情報取得部307と、
インターネット、イントラネットあるいは宅内LAN上のサーバ200から、要求されたコンテンツファイル210を取得するために使用される第4の通信処理部304と、
コンテンツファイルの取得、処理、提示を実行するコンテンツ処理部303と、
を具備する。
【0067】
図4から図7は、図3で示した構成のコンテンツ視聴システムにおいて、連携端末300で表示したコンテンツを携帯端末100上へ表示させる制御を説明する動作フローの一例である。図4から図6は、(1)携帯端末ユーザ10の指示により、連携端末300が、サーバ200からコンテンツファイル210を取得し連携端末300上に出力する。
(2)携帯端末ユーザ10が、連携端末300上に出力されたコンテンツを監視し、携帯端末100に取得するコンテンツを選択する。
(3)携帯端末100が、連携端末300上で選択されたコンテンツに関するコンテンツファイル210を取得し、携帯端末100上に出力する。という一連の動作(請求項2及び24に対応する)を説明するものである。また、図7は、上記(1)(2)に続けて、(4)携帯端末100が、連携端末300上で選択されたコンテンツに関するコンテンツ識別情報を取得し、携帯端末100内に保持する。
という処理を行う場合の動作(請求項3及び25に対応する)を説明するものである。
【0068】
図4は、携帯端末ユーザ10の指示により、連携端末300が、サーバ200からコンテンツファイル210を取得し連携端末300上に出力する処理の動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、携帯端末100の入出力部106を介して、第2のユーザインタフェース部107に取得するコンテンツの識別情報を提示する(S120)。具体的には、コンテンツ識別情報としてUniform Resource Locators (URL) やUniform Resource Identifiers (URI) を使用できる。
入力されたコンテンツ識別情報に基づき、制御情報生成部108は、連携端末300上でのコンテンツ出力を指示する制御情報121を生成する(S121)。
制御情報121は、第2の通信処理部105と連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第2のコンテンツ処理制御部306へ通知される(S122)。
第2のコンテンツ処理制御部306は、受領した制御情報121に含まれるコンテンツ識別情報をコンテンツ処理部303に提示する(S123)。
コンテンツ処理部303は、第4の通信処理部304を介して、サーバ200に指定されたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツファイル210の転送を要求する(S124)。
コンテンツ処理部303はサーバ200からコンテンツファイル210を取得し(S125)、同コンテンツファイルを処理する(S126)。具体的には、受領したコンテンツファイル210がテキスト、画像を含む場合は、それらのデータをデコードする。受領したコンテンツが音声データあるいは映像データを含む場合には、それらをデコードし再生する。
コンテンツ処理部303によるコンテンツファイルの処理結果は、入出力部305へ出力され(S127)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S128)。
【0069】
図5は、携帯端末ユーザ10が、連携端末300上に出力されたコンテンツ監視、携帯端末100に取得するコンテンツを選択する処理の動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、携帯端末100の入出力部106を介して第2のユーザインタフェース部107に、連携端末300で表示されているコンテンツに関して、携帯端末100へ表示する処理を開始することを通知する(S129)。同通知を受領した第2のユーザインタフェース部107は、携帯端末ユーザ10に、携帯端末100に表示させるコンテンツが連携端末300上に表示されているコンテンツ全体(例えば、Webページ全体)か、表示コンテンツの構成要素であるか(Webページ上の画像やそのWebページからリンクされた別のコンテンツ等)を指定させるメニューを提示する(S130)。このとき、携帯端末ユーザ10が、表示コンテンツの構成要素の取得を選択した場合(S131)、第2のユーザインタフェース部107はコンテンツ選択モードへ移行する(S132)。第2のユーザインタフェース部107は、連携端末300上で表示されているコンテンツに対してその構成要素となる部分領域を指定可能なインタフェース、例えば連携端末300が具備するポインタ機能を制御したり、特定のタグ情報に基づきフォーカスを移動させたりするためのインタフェースを提供する。コンテンツ選択モードにおいて、携帯端末ユーザ10は、連携端末300上でのポインタに移動方向の指定及び決定操作、あるいはフォーカス移動方向の指定等、連携端末300上で表示されているコンテンツに対してその構成要素となる部分領域を指定する操作を第2のユーザインタフェース部107上で行う(S133)。制御情報生成部108は、第2のユーザインタフェース部107から通知されたイベント内容に基づき、対応する制御情報121を生成する(S134)。制御情報121は、第2の通信処理部105と連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第2のコンテンツ処理制御部306へ通知される(S135)。第2のコンテンツ処理制御部306は制御情報の内容に従い、ポインタの移動や決定処理を実行したり、あるいはフォーカス移動を指示することで(S136)、コンテンツ処理部303に、連携端末300上に表示されたコンテンツに関し、フォーカス移動を実行するように促す(S137)。フォーカスの移動結果は出力部305に出力され(S138)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S139)。上記S145からS151の処理が繰り返されることにより、携帯端末ユーザ10は、連携端末300上に表示されているコンテンツの部分領域を選択する(S140)。
【0070】
図6は、携帯端末100が、連携端末300上で選択されたコンテンツに関するコンテンツファイルを取得し、携帯端末100上に出力する処理の動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体の取得を選択した場合、あるいは、コンテンツ構成要素の取得を決定した場合(S141)、第2のユーザインタフェース部107は制御情報生成部108にコンテンツ識別情報320の取得を指示する(S142)。このとき、第2のユーザインタフェース部107は制御情報生成部108に、少なくとも、携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体の取得を選択したか、コンテンツの構成要素の取得を選択したかを識別するための選択種別情報を提示する。制御情報生成部108は、第2のユーザインタフェース部107から提示された「選択種別情報」を含む制御情報121を生成する(S143)。制御情報121は、携帯端末100の第2の通信処理部105と連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第2のコンテンツ処理制御部306へ通知される(S144)。第2のコンテンツ処理制御部306は制御情報の内容を、コンテンツ識別情報取得部307へ通知する(S145)。コンテンツ識別情報取得部307は、コンテンツ全体取得の通知を受領した場合には、コンテンツファイル全体を識別するための識別情報を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S146)。一方、コンテンツ部分領域取得の通知を受領した場合、現在フォーカスが当たっている領域を構成するコンテンツファイルを識別するための識別情報を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S147)。取得された第2のコンテンツ識別情報320は、連携端末300の第3の通信処理部301と携帯端末100の第2の通信処理部105を介して、携帯端末100のコンテンツ処理制御部109へ通知される(S148)。コンテンツ処理制御部109は、携帯端末100のコンテンツ処理部101へ取得した第2のコンテンツ識別情報320を提示することで、そのコンテンツファイル210の取得を促す(S149)。コンテンツ処理部101は、第1の通信処理部102を介して、サーバ200に指定されたコンテンツに関するコンテンツファイル210の転送を要求する(S150)。コンテンツ処理部101はサーバ200からコンテンツファイル210を取得し(S151)、同コンテンツファイルを処理する(S152)。具体的には、受領したコンテンツファイルがテキスト、画像を含む場合は、それらのデータをデコードする。受領したコンテンツが音声データあるいは映像データを含む場合には、それらをデコードし再生する。コンテンツ処理部101によるコンテンツファイルの処理結果は、携帯端末100の入出力部106へ出力され(S153)、携帯端末ユーザ10へ提示される(S154)。
【0071】
図7は、携帯端末100が、連携端末300上で選択されたコンテンツに関するコンテンツ識別情報を取得し、携帯端末100内に保持する処理の動作フローの一例である。
前記の図5のフローに続き、携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体のコンテンツ識別情報の取得を選択した場合、あるいは、表示コンテンツ構成要素のコンテンツ識別情報の取得を選択した場合(S160)、第2のユーザインタフェース部107は制御情報生成部108にコンテンツ識別情報320の取得を指示する(S161)。このとき、第2のユーザインタフェース部107は制御情報生成部108に、少なくとも、携帯端末ユーザ10がコンテンツ全体のコンテンツ識別情報の取得を選択したか、表示コンテンツ構成要素のコンテンツ識別情報の取得を選択したかを識別するための選択種別情報を提示する。
制御情報生成部108は、第2のユーザインタフェース部107から提示された選択種別情報を含む制御情報121を生成する(S162)。
制御情報121は、携帯端末100の第2の通信処理部105と連携端末300の第3の通信処理部301を介して、第2のコンテンツ処理制御部306へ通知される(S163)。
第2のコンテンツ処理制御部306は制御情報の内容を、コンテンツ識別情報取得部307へ通知する(S164)。
コンテンツ識別情報取得部307は、コンテンツ全体取得の通知を受領した場合には、コンテンツファイル全体を識別するための識別情報を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S165)。
一方、コンテンツ部分領域取得の通知を受領した場合、現在フォーカスが当たっている領域を構成するコンテンツファイル210を識別するための識別情報を第2のコンテンツ識別情報320として取得する(S166)。
取得された第2のコンテンツ識別情報320は、連携端末300の第3の通信処理部301と携帯端末100の第2の通信処理部105を介して、携帯端末100のコンテンツ処理制御部109へ通知される(S167)。
コンテンツ処理制御部109は、携帯端末100のコンテンツ処理部101へ取得した第2のコンテンツ識別情報320を保持する(S168)。
【0072】
図8は、携帯端末100と連携端末300間でコンテンツ出力先を制御できるコンテンツ視聴システムの構成図の一例である。
該システムを構成する携帯端末100は、前述の例で説明した、コンテンツ処理部101、第1の通信処理部102、第1のユーザインタフェース部103、コンテンツ識別情報取得部104、第2の通信処理部105、入出力部106、第2のユーザインタフェース部107、制御情報生成部108、コンテンツ処理制御部109に加え、携帯端末ユーザ10が前記第1のユーザインタフェース部103と前記第2のユーザインタフェース部107を切り替えて使用するための指示を入力するための第3のユーザインタフェース部110を具備する。
【0073】
連携端末300は、前述の例で説明した、第3の通信処理部301、第一のコンテンツ処理制御部302、コンテンツ処理部303、第4の通信処理部304、出力部305、第2のコンテンツ処理制御部306、コンテンツ識別情報取得部307を具備する。
【0074】
図9は、図8で示した構成のコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100で表示したコンテンツを連携端末300上へ表示させる制御と、連携端末300で表示したコンテンツを携帯端末100上へ表示させる制御を切り替えて動作させる制御(請求項4及び26に対応する)を説明する動作フローの一例である。立ち上げ時等の初期状態において、携帯端末100は、その携帯端末ユーザ10に対して、入出力部106からの入力イベントの受領元が、コンテンツ処理部101と第1のユーザインタフェース部103となるように制御する(S170)。この状態において、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100のコンテンツ処理部101にコンテンツAの識別情報を提示することで、コンテンツ処理部101にコンテンツAを処理させ(S171)、その処理結果を入出力部106へ出力させることができる(S172)。さらに、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100のコンテンツ処理部101にコンテンツBの識別情報を提示することで、コンテンツ処理部101にコンテンツBを処理させ(S173)、その処理結果を入出力部106へ出力させてもよい(S174)。また、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100上でのコンテンツ出力処理中の任意の段階で、連携端末300のコンテンツ処理部303に、携帯端末100で表示されているコンテンツ全体あるいはその部分領域のコンテンツ識別情報を提示することで、コンテンツ処理部303にその処理をさせ(S175)その出力先を連携端末300の出力部305へ変更することができる(S176)。尚、本例は、携帯端末100で表示されているコンテンツ全体(コンテンツB)の出力先を変更す場合の処理である。さらに、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100のコンテンツ処理部101にコンテンツCの識別情報を提示することで、コンテンツ処理部101にコンテンツCを処理させ(S177)、その処理結果を入出力部106へ出力させてもよい(S178)。また携帯端末ユーザ10は、上記の任意の段階で、第3のユーザインタフェース部110にユーザインタフェース切り替え指示を通知することで、入出力部106からの入力イベントの受領元を第2のユーザインタフェース部107へ切り替えることができる(S179)。以降、携帯端末ユーザ10は、第2のユーザインタフェースを介して、連携端末300上でのコンテンツの出力処理を制御できる。携帯端末ユーザ10は、連携端末300のコンテンツ処理部303にコンテンツDの識別情報を提示することで、コンテンツ処理部303にコンテンツDを処理させ(S180)、その処理結果を出力部305へ出力させてもよい(S181)。また、携帯端末ユーザ10は、連携端末300上でのコンテンツ出力処理中の任意の段階で、携帯端末100のコンテンツ処理部101に、連携端末300で表示されているコンテンツ全体あるいはその部分領域のコンテンツ識別情報を提示することで、コンテンツ処理部101にその処理をさせ(S182)、その出力先を携帯端末100の入出力部106へ変更することができる(S183)。尚、本例は、連携端末300で表示されているコンテンツ全体(コンテンツD)の出力先を変更す場合の処理である。また、この後、携帯端末ユーザ10は、連携端末300のコンテンツ処理部303にコンテンツEの識別情報を提示することで、コンテンツ処理部303にコンテンツEを処理させ(S184)、その処理結果を出力部305へ出力させてもよい(S185)。また携帯端末ユーザ10は、連携端末300上でのコンテンツ出力処理を制御している任意の段階で、第3のユーザインタフェース部110にユーザインタフェース切り替え指示を通知することで、入出力部106からの入力イベントの受領元を第1のユーザインタフェース部103へ切り替えることができる(S186)。以降、携帯端末ユーザ10は、第1のユーザインタフェース103を介して、携帯端末100上でのコンテンツの出力処理を制御することができる。以降、上記170から186までの処理を繰り返すことで、携帯端末ユーザ10は、出力するコンテンツやそのコンテンツの出力先を自由に制御できる。
【0075】
下記図10から図23では、コンテンツ視聴システムが、携帯端末100と連携動作させる連携端末300を携帯端末ユーザ10に選択させる機能を提供する場合の構成ならびに動作フローを示す。
【0076】
図10は、携帯端末ユーザ10が、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、あらかじめ携帯端末100に登録しておいた連携端末300のリストから選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
携帯端末100は、連携端末300を識別するための少なくとも1つの連携端末識別情報122と、連携端末識別情報122により識別される連携端末300と通信を行うために必要な少なくとも1つの第1のアドレス情報123を管理する連携端末情報管理部111と、
連携端末情報管理部111が管理する少なくとも1つの連携端末識別情報122、あるいは第1のアドレス情報123をユーザに提示し、携帯端末100と連携動作させる連携端末300を選択するよう促すとともに、携帯端末ユーザ10からの選択内容を受け付ける第4のユーザインタフェース部112とを具備する。
【0077】
図11は、図10で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項5に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携端末情報管理部111に通知される(S190)。同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、同連携端末情報管理部111が保持する少なくとも1つの連携端末識別情報122を検索し、連携端末識別情報リストを生成する(S191)。
連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S192)。第4のユーザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端末選択メニューを提示する(S193)。
携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末300を指定する(S194)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S195)。
連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(S196)、その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S197)。
第二の通信処理部は,提示された第1のアドレス情報1に産に基づき,そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S198)。
【0078】
図12は、携帯端末ユーザが、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、連携の必要が生じた場合に接続可能な連携端末300から選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。この構成例では、図10の構成例の各機能ブロックの他に、さらに携帯端末100において、連携端末300は、その連携端末300を識別するための連携端末識別情報122を備え、連携連端末300において連携端末100と通信を行うために必要な第1のアドレス情報123を管理する第1の端末情報管理部308を具備する。
【0079】
図13は、図12で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項6に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携端末情報管理部111に通知される(S200)。
同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通信路53を通じて、少なくとも1つの連携端末300に、その端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S201)。
問い合わせを受信した連携端末300の第1の端末情報管理部308は、保持している端末識別情報122ならびにアドレス情報123を参照し(S202)、これらの情報を含む応答を問い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部111に返信する(S203)。
携帯端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間、連携端末300からの応答を待ち、問い合わせ処理により取得した少なくとも1つの連携端末300に関する連携端末識別情報122を元に、連携端末識別情報リストを生成する(S204)。
連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S205)。
第4のユーザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端末選択メニューを提示する(S206)。
携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末300を指定する(S207)。
第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S208)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(209)、その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S210)。
第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S211)。
【0080】
図14は、携帯端末ユーザ10が、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、特定のコンテンツ処理機能を具備する連携端末300の中から選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
本例では、連携端末300の第1の端末情報管理部308が、端末情報管理部308が搭載されている端末が具備するコンテンツ処理部から、携帯端末100の携帯端末ユーザ10に使用を許可するコンテンツ処理部の種別のリスト321を管理する。
【0081】
図15は、図14で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項7に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求する(S220)。この要求信号を受領した第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処理部の種別を指定するための入力メニュを提示する(S221)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を指定する(S222)。第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が選択したコンテンツ処理部の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部111に通知する(S223)。同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通信路を通じて携帯端末ユーザ10が指定したコンテンツ処理部の種別を提示することで、少なくとも1つの連携端末300に、その端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S224)。問い合わせを受信した連携端末300の第1の端末情報管理部308は、提示されたコンテンツ処理部の種別に該当するコンテンツ処理部を具備していない場合(S225)、処理を終了する(S226)。一方、提示されたコンテンツ処理部の種別に該当するコンテンツ処理部を具備している場合(S227)、保持している端末識別情報122ならびにアドレス情報123を参照し(S228)、これらの情報を含む応答を問い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部111に返信する(S229)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は,一定の時間,連携端末300からの応答を待ち、問い合わせ処理により取得した少なくとも1つの連携端末300に関する連携端末識別情報122を元に、連携端末識別情報リストを生成する(S230)。連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S231)。第4のユーザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端末選択メニューを提示する(S232)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末300を指定する(S233)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S234)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(235)その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S236)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S237)。
【0082】
図16は、携帯端末ユーザ10が、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、特定の所有者あるいは運用者が提供する連携端末300の中から選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
本例では、連携端末300の第1の端末情報管理部308が、連携端末300の所有者あるいは運用者を識別するための連携端末提供者識別情報322を管理し、
携帯端末100の連携端末情報管理部111が、携帯端末100と連携可能な連携端末300の所有者あるいは運用者を識別するための連携端末提供者識別情報124を管理する。
【0083】
図17は、図16で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項8に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携端末情報管理部111に通知される(S240)。
同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、連携端末提供者識別情報124を参照し(S241)、この連携端末提供者識別情報124を携帯端末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通信路53を通じて提示することで、少なくとも1つの連携端末300に、その端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S242)。
問い合わせを受信した連携端末300の第1の端末情報管理部308は、提示された連携端末提供者識別情報124と、その端末情報管理部308が保持する連携端末提供者識別情報322が一致しない場合(S243)処理を終了する(S244)。一方、提示された連携端末提供者識別情報124と、その端末情報管理部308が保持する連携端末提供者識別情報322が一致した場合(S245)、保持している端末識別情報122ならびにアドレス情報123を参照し(S246)、これらの情報を含む応答を問い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部111に返信する(S247)。
携帯端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間、連携端末300からの応答を待ち、問い合わせ処理により取得した少なくとも1つの連携端末300に関する連携端末識別情報122を元に、連携端末識別情報リストを生成する(S248)。
連携端末識別情報リストは、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S249)。第4のユーザインタフェース部112は、受領した連携端末識別情報リストの内容に基づき、携帯端末ユーザ10へ連携端末選択メニューを提示する(S250)。
携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末300を指定する(S251)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S252)。
連携端末情報管理部111は,提示された連携端末識別情報1に荷に対応する第1のアドレス情報123を検索し(253)その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S254)。
第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S255)。
【0084】
図18は、携帯端末100が最初に取得できた第1のアドレスにより接続できる連携端末300との間で通信路の確立(請求項9に対応する)を実行するよう構成された場合の動作フローの例である。この動作フローは、図12、図14、図16で示した機能構成を具備するコンテンツ視聴システムにおいて実現することができる。
携帯端末100は、携帯端末ユーザ10からの指示により、少なくとも1つの連携端末300へその端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S260)。
携帯端末100の連携端末情報管理部111が、いずれの連携端末300からも応答を受信していない場合、連携端末情報管理部111は応答待ち状態を継続する(S261)。連携端末情報管理部111が、いずれかの連携端末300から応答を受信した場合(S262)、連携端末情報管理部111は、受信した第1のアドレス情報123を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S263)。
第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S264)。
【0085】
図19は、携帯端末ユーザ10が、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、携帯端末100の地理的な位置を中心として、ある特定の距離内に存在する連携端末300の中から選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
本例では、携帯端末100は、その地理的な現在位置125を管理する位置情報管理部113を具備するとともに、連携端末情報管理部111に検索距離範囲情報126を管理する。この検索距離範囲情報126は携帯端末100からの地理的な距離である。また、連携端末300は、その地理的な現在位置322を管理する位置情報管理部309を具備する。
【0086】
図20は、図19で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項10に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求し、この要求信号は、携帯端末100の連携端末情報管理部111に通知される(S270)。同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100と連携端末300が共通に使用可能な同報通信路53を通じて、少なくとも1つの連携端末300に、その端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S271)。問い合わせを受信した連携端末300の第1の端末情報管理部308は、位置情報管理部309に連携端末300の地理的な現在位置を問い合わせ(S272)、位置情報管理部309は、第1の端末情報管理部308へ保持している現在位置323を提示する(S273)。次に、第1の端末情報管理部308は、保持している端末識別情報122ならびにアドレス情報123を参照し(S274)、端末識別情報122ならびにアドレス情報123、ならびに現在位置323を含む応答を問い合わせ元の携帯端末100の連携端末情報管理部111に返信する(S275)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間連携端末300からの応答を待ち、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S276)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S277)。連携端末情報管理部111は、連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100の現在位置125を中心として、検索距離範囲情報127が示す距離内に存在する連携端末300の情報のみを抽出した連携端末識別情報リストを生成する(S278)。連携端末識別情報リストに登録されている連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携端末300の位置関係を表現する情報を生成する(S279)。位置関係表現情報は、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S280)。第4のユーザインタフェース部112は、位置関係表現情報の内容に基づき連携端末選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する(S281)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する(S282)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S283)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(284)その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S285)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S286)。
【0087】
図21は、携帯端末ユーザ10が、携帯端末100の連携先となる連携端末300を、携帯端末100の地理的な位置を中心として、特定の方角で、特定の距離内に存在する連携端末300の中から選択することを可能とした機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
携帯端末100は、その携帯端末100の地理的な現在位置125を管理する位置情報管理部113と、携帯端末ユーザ10が認識可能な携帯端末100の特定の部位が向いている方角情報127を自動的に検出するためのセンサー部114を具備し、該携帯端末100の連携端末情報管理部113が検索距離範囲情報126を管理する。連携端末300は、その地理的な現在位置323を管理する位置情報管理部309を具備する。
【0088】
図22は、図21で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項11に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。携帯端末100は、携帯端末ユーザ10からの指示により、少なくとも1つ以上の連携端末300へその端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S290)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間連携端末300からの応答を待ち、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S291)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S292)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は、携帯端末100のセンサー部114へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角を問い合わせる(S293)。センサー部114は、連携端末情報管理部111へ保持している方角情報127を提示する(S294)。連携端末情報管理部111は、連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125、方角情報127の関係から、携帯端末100の現在位置125を中心として、方角情報127が示す方角で、検索距離範囲情報126が示す距離内に存在する連携端末300の情報のみを抽出した連携端末識別情報リストを生成する(S295)。連携端末識別情報リストに登録されている連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携端末300の位置関係を表現する情報を生成する(S296)。位置関係表現情報は、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S297)。第4のユーザインタフェース部112は、位置関係表現情報の内容に基づき連携端末選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する(S298)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する(S299)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S300)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(301)、その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S302)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S303)。
【0089】
図23は、携帯端末100が、その携帯端末100と地理的に最も近い連携端末300との間で通信路の確立(請求項12に対応する)を実行するよう構成された場合の動作フローの例である。この動作フローは、図19、図21で示した機能構成を具備するコンテンツ視聴システムにおいて実現することができる。携帯端末100は、携帯端末ユーザ10からの指示により、少なくとも1つの連携端末300へその端末識別情報122ならびにアドレス情報123の問い合わせを行う(S310)。携帯端末100の連携端末情報管理部111は、一定の時間連携端末300からの応答を待ち、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S311)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S312)。携帯端末100がセンサー部114を具備している場合、携帯端末100の連携端末情報管理部111は、携帯端末100のセンサー部114へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角を問い合わせてもよい。このとき、センサー部114は、連携端末情報管理部111へ保持している方角情報127を提示する。連携端末情報管理部111は、連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100の現在位置125を中心として、方角情報127が示す方角で、その携帯端末100と地理的に最も近い連携端末300の情報を抽出する(S313)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(314)その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S315)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S316)。
【0090】
上記の図10から図23では、コンテンツ視聴システムが、携帯端末ユーザ10に連携端末300を選択させる機能、あるいはこの選択処理を省略する機能を提供する場合の構成ならびに動作フローを示したものである。説明においては各選択機能が独立に実装された場合の例を示しているが、コンテンツ視聴システム内にこれらの選択機能が組み合わせて実装されてもよい。
【0091】
下記の図24から図28では、コンテンツ視聴システムが、携帯端末100と連携動作させる連携端末300の選択処理を、連携端末300の属性情報を管理するサーバである連携端末情報管理サーバ400から提示される情報に基づき実行する機能を提供する場合の構成ならびに動作フローを示す。
【0092】
図24は、携帯端末100から所望のコンテンツ処理部の種別と現在位置125が、連携端末情報管理サーバ400へ提示される場合の機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
連携端末300の所有者あるいは運用者が、少なくとも1つの連携端末300に関して、連携端末識別情報122ならびに第1のアドレス情報123を、少なくとも、連携端末300の地理的な現在位置420、連携端末300が具備するコンテンツ処理部の種別リスト421から構成される連携端末属性と対応付けて管理する第2の端末情報管理部410を具備する連携端末情報管理サーバ400を用意する。
携帯端末100は、その地理的な現在位置125を管理する位置情報管理部113を具備し、携帯端末100の連携端末情報管理部111が、連携端末300の所有者あるいは運用者が提供する連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ接続するための第2のアドレス情報128と、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410から提示される連携端末識別情報リスト422を管理する。
【0093】
図25は、図24で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項13に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求する(S320)。この要求信号を受領した第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処理部の種別を指定するための入力メニューを提示する(S321)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を指定する(S322)。第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が選択したコンテンツ処理部の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部111に通知する(S323)。同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S324)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S325)。連携端末情報管理部111は第2のアドレス情報128と検索距離範囲情報126を取得する(S326)。連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ、第4のユーザインタフェース部112から提示されたコンテンツ処理部種別、現在位置125、検索距離範囲情報126を提示することで、連携端末識別情報リストの提示を依頼する(S327)。連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410は、提示されたコンテンツ処理部種別に対応するコンテンツ処理部(図示せず)を具備し、携帯端末100の現在位置を中心として、検索範囲指定情報126が示す距離内に存在する連携端末300の情報のみを抽出し、連携端末識別情報リストを生成し(S328)、要求元の連携端末情報管理部111へ返送する(S329)。連携端末情報管理部111は、連携端末識別情報リストに登録されている連携端末300の現在位置420と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携端末300の位置関係を表現する情報(位置関係表現情報323)を生成する(S330)。位置関係表現情報323は、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S331)。第4のユーザインタフェース部112は、位置関係表現情報323の内容に基づき連携端末選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する(S332)。携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する(S333)。第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S334)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(335)その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S336)。第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S337)。
【0094】
図26は、携帯端末100から所望のコンテンツ処理部の種別、現在位置125、及び方角情報127が、連携端末情報管理サーバ400へ提示される場合の機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図8で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。
連携端末300の所有者あるいは運用者が、少なくとも1つ以上の連携端末300に関して、連携端末識別情報122ならびに第1のアドレス情報123を、少なくとも、連携端末の地理的な現在位置420、連携端末が具備するコンテンツ処理部の種別リスト421から構成される連携端末属性と対応付けて管理する第2の端末情報管理部410を具備する連携端末情報管理サーバ400を用意する。
携帯端末100は、その地理的な現在位置125を管理する位置情報管理部113と、携帯端末ユーザ10が認識可能な携帯端末100の特定の部位が向いている方角情報127を自動的に検出するためのセンサー部114を具備し、携帯端末100の連携端末情報管理部111が、連携端末300の所有者あるいは運用者が提供する連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ接続するための第2のアドレス情報128と、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410から提示される連携端末識別情報リスト422を管理する。
【0095】
図27は、図26で示した構成の通信路確立機能を具備するコンテンツ視聴システムにおける、通信路確立処理(請求項14に対応する)の一例を説明する動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求する(S340)。この要求信号を受領した第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処理部の種別を指定するための入力メニューを提示する(S341)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を指定する(S342)。
第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が選択したコンテンツ処理部の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部111に通知する(S343)。
同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S344)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S345)。
連携端末情報管理部111は、携帯端末100のセンサー部114へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角現を問い合わせる(S346)。センサー部114は、連携端末情報管理部111へ保持している方角情報127を提示する(S347)。
連携端末情報管理部111は第2のアドレス情報128と検索距離範囲情報126を取得する(S348)。連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ、第4のユーザインタフェース部112から提示されたコンテンツ処理部種別、現在位置125、検索距離範囲情報126、方角情報127を提示することで、連携端末識別情報リストの提示を依頼する(S349)。
連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410は、提示されたコンテンツ処理部種別に対応するコンテンツ処理部を具備し、携帯端末100の現在位置を中心として、特定の方角で、検索範囲指定情報が示す距離内に存在する連携端末300の情報のみを抽出し、連携端末識別情報リストを生成し(S350)、要求元の連携端末情報管理部111へ返送する(S351)。
連携端末情報管理部111は、連携端末識別情報リストに登録されている連携端末300の現在位置323と携帯端末100の現在位置125の関係から、携帯端末100と連携端末300の位置関係を表現する情報(位置関係表現情報323)を生成する(S352)。位置関係表現情報323は、第4のユーザインタフェース部112に提示される(S353)。
第4のユーザインタフェース部112は、位置関係表現情報323の内容に基づき連携端末選択画面提示を生成し、携帯端末ユーザ10へ提示する(S354)。
携帯端末ユーザ10は、提示された連携端末選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する(S355)。
第4のユーザインタフェース部112は、指定された連携端末300に関する連携端末識別情報122を連携端末情報管理部111へ提示する(S336)。連携端末情報管理部111は、提示された連携端末識別情報122に対応する第1のアドレス情報123を検索し(357)、その結果を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S358)。
第2の通信処理部105は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S359)。
【0096】
図28は、連携端末情報管理サーバ400が携帯端末100へ提供する唯一の第1のアドレス情報123により接続できる連携端末300との間で通信路の確立(請求項15に対応する)を実行するように構成された場合の動作フローの例である。この動作フローは、図24、図26で示した機能構成を具備するコンテンツ視聴システムにおいて実現することができる。
携帯端末ユーザ10は、第4のユーザインタフェース部112へ連携端末300への接続を要求する(S360)。この要求信号を受領した第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で使用したいコンテンツ処理部の種別を指定するための入力メニューを提示する(S361)。携帯端末ユーザ10は、提示された入力メニューを介して、使用するコンテンツ処理部の種別を指定する(S362)。
第4のユーザインタフェース部112は、携帯端末ユーザ10が選択したコンテンツ処理部の種別を含む連携端末接続要求を連携端末情報管理部111に通知する(S363)。
同要求信号を受領した連携端末情報管理部111は、携帯端末100の位置情報管理部113へ、携帯端末100の現在位置を問い合わせる(S364)。位置情報管理部113は、連携端末情報管理部111へ保持している現在位置125を提示する(S365)。
携帯端末100がセンサー部114を具備する場合には、連携端末情報管理部111は、携帯端末100のセンサー部114へ、携帯端末100の特定の部位が向いている方角を問い合わせてもよい(S366)。このとき、センサー部114は、連携端末情報管理部111へ保持している方角情報127を提示する(S367)。
連携端末情報管理部111は第2のアドレス情報128と検索距離範囲情報126を取得する(S368)。連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410へ、第4のユーザインタフェース部112から提示されたコンテンツ処理部種別、現在位置125、検索距離範囲情報126、方角情報127を提示することで、連携端末識別情報リストの提示を依頼する(S369)。
連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410は、提示されたコンテンツ処理部種別に対応するコンテンツ処理部を具備し、携帯端末100の現在位置中心として、特定の方角で、地理的に最も近い位置に存在する連携端末識別情報と第1のアドレス情報123を取得(S370)し、要求元の連携端末情報管理部111へ返送する(S371)。第2の端末情報管理部410に方角情報127が提示された場合には、連携端末300の検索範囲を指定された方角に限定してもよい。
連携端末情報管理部111は、受領した第1のアドレス情報を第2の通信処理部105に提示することで、連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立することを促す(S372)。
第2の通信処理105部は、提示された第1のアドレス情報123に基づき、そのアドレス情報123により接続可能な連携端末300の第3の通信処理部301との間で通信路を確立する(S373)。
【0097】
図29から図31は、設置されている様々な場所に設置された連携端末300を利用することにより、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続・再開する処理に関する動作フローの一例である。
図29は、連携動作のため携帯端末100と連携端末300間で確立されていた通信路を解放した場合に、携帯端末100上でコンテンツ視聴作業を継続する場合の制御(請求項16に対応する)動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10は、携帯端末100と第1の連携端末300aを利用してコンテンツの視聴、閲覧作業を行う(S380)。
携帯端末ユーザ10からの指示により(S381)、第2の通信処理部105が第1の連携端末300aの第3の通信処理部301との間で確立されている通信路を解放する(S382)。尚、該通信路が解放された場合においても、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100のコンテンツ処理部101を利用してコンテンツの視聴、閲覧作業を継続して行う(S383)。
携帯端末ユーザ10からの指示により(S384)、第2の通信処理部105が、第2の連携端末300bの第3の通信処理部301との間に通信路を確立する(S385)。
携帯端末ユーザ10が、携帯端末100と第2の連携端末300bを利用して、コンテンツの視聴、閲覧作業を実行する(S389)。
【0098】
図30は、連携動作のため携帯端末100と連携端末300間で確立されていた通信路を解放した場合に、携帯端末100が連携端末300から取得した第2のコンテンツ識別情報320を記録する場合の制御(請求項17に対応する)動作フローの一例である。
携帯端末ユーザ10が携帯端末100と第1の連携端末300aを利用してコンテンツの視聴、閲覧作業を行う(S390)。
同コンテンツ視聴、閲覧作業の任意の段階で、携帯端末ユーザ10からの指示により携帯端末100のコンテンツ処理制御部109が指定された第2のコンテンツ識別情報320が第1の連携端末300のコンテンツ識別情報取得部307から通知され(S391)、携帯端末100のコンテンツ処理制御部109が、通知された第2のコンテンツ識別情報320を保持する(S392)。
携帯端末ユーザ10からの指示により(S393)、第2の通信処理部105が第1の連携端末300aの第3の通信処理部301との間で確立されている通信路を解放する(S394)。尚、新しい連携端末300と通信路が確立されるまでの間、携帯端末ユーザは携帯端末100上でのコンテンツ視聴、閲覧作業を行わなくてもよい。
携帯端末ユーザ10からの指示により(S395)、第2の通信処理部105が第2の連携端末300bの第3の通信処理部301との間に通信路を確立する(S396)。
携帯端末ユーザ10からの指示により(S397)、携帯端末100のコンテンツ識別情報取得部104が、携帯端末100上のコンテンツ処理制御部109から、保持している第2のコンテンツ識別情報320を第1のコンテンツ識別情報120として取得する(S398)。
携帯端末100のコンテンツ識別情報取得部104が、第1のコンテンツ識別情報120を第2の連携端末300bの第1のコンテンツ処理制御部302へ通知する(S399)。
その第1のコンテンツ処理制御部302は、取得した第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツ処理部303へ提示する(S400)。
そのコンテンツ処理部303は、提示された第1のコンテンツ識別情報120に対応するコンテンツファイル210をサーバ200から取得し、その処理結果を第2の連携端末300bの出力部305に出力する(S401)。
以降、携帯端末ユーザは、携帯端末100と第2の連携端末300bを利用して、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続する(S402)。
【0099】
図31は、連携動作のため携帯端末100と連携端末300間で確立されていた通信路を解放した場合に、携帯端末100が連携端末300から取得した第2のコンテンツ識別情報320を記録し、記録したコンテンツ識別情報320に対応するコンテンツの携帯端末上での出力を制限する場合の制御(請求項18に対応する)動作フローの一例である。携帯端末ユーザ10が携帯端末100と第1の連携端末300aを利用してコンテンツの視聴、閲覧作業を行う(S410)。同コンテンツ視聴、閲覧作業の任意の段階で、携帯端末ユーザ10からの指示により携帯端末100のコンテンツ処理制御部109が指定された第2のコンテンツ識別情報320が第1の連携端末300aのコンテンツ識別情報取得部307から通知され(S411)、携帯端末100のコンテンツ処理制御部109が、通知された第2のコンテンツ識別情報320を保持する(S412)。携帯端末ユーザ10からの指示により(S413)、第2の通信処理部105が第1の連携端末300aの第3の通信処理部301との間で確立されている通信路を解放する(S414)。尚、新しい連携端末300と通信路が確立されるまでの間、携帯端末ユーザ10は携帯端末100上でのコンテンツ視聴、閲覧作業を行わなくてもよい。携帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末100のコンテンツ処理部101が、コンテンツ処理制御部109に保持している第2のコンテンツ識別情報320の提示を要求した場合(S415)、コンテンツ処理制御部109は視聴規制情報324により、その提示要求を拒否する(S416)。携帯端末ユーザ10からの指示により(S417)、第2の通信処理部105が第2の連携端末300bの第3の通信処理部301との間に通信路を確立する(S418)。携帯端末ユーザ10からの指示により(S419)、携帯端末100のコンテンツ識別情報取得部104が、携帯端末100上のコンテンツ処理制御部109から、保持している第2のコンテンツ識別情報320を第1のコンテンツ識別情報120として取得する(S420)。携帯端末100のコンテンツ識別情報取得部104が、第1のコンテンツ識別情報120を第2の連携端末300bの第1のコンテンツ処理制御部302へ通知する(S421)。その第1のコンテンツ処理制御部302は、取得した第1のコンテンツ識別情報120をコンテンツ処理部303へ提示する(S422)。そのコンテンツ処理部303は、提示された第1のコンテンツ識別情報120に対応するコンテンツファイル210をサーバ200から取得し、その処理結果を第2の連携端末300bの出力部305に出力する(S423)。以降、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100と第2の連携端末300bとを利用して、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続する(S424)
【0100】
下記図32から図34では、携帯端末100が、連携端末300のコンテンツ処理部303の連携動作を実現する機能群を、連携端末300から取得することを可能としたコンテンツ視聴システムの構成ならびに動作フロー(請求項19に対応する)を示す。
【0101】
図32は、携帯端末100のと連携端末300との間で通信路が確立された直後に、連携動作を実現する機能群を携帯端末100が取得する場合の機能構成例である。なお、本例では、前述の図1から図28で説明したコンテンツ視聴システムへの追加機能に限定して記述している。連携端末300は、その連携端末300が携帯端末100に提供する連携処理を実現するために必要なプログラムファイルの識別情報が記述されたサービス定義ファイル325と、連携端末300と連携動作を可能とするために必要となる、第1のユーザインタフェース部プログラムファイル326とコンテンツ識別情報取得部プログラムファイル327、あるいは第2のユーザインタフェース部プログラムファイル328と制御情報生成部プログラムファイル329とコンテンツ処理制御部プログラムファイル330、あるいは第3のインタフェース部プログラムファイル331を保持、管理するプログラムファイルサーバ部310を具備する。携帯端末100は、連携端末300のからプログラムファイルサーバ部310から取得したプログラムファイルの実行管理を行うプログラム実行管理部を具備する。
【0102】
図33は、図32で示した構成を具備するコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100がサービス定義ファイル325に記述された全てのファイルを自動的に取得する場合の動作フローの一例である。
本例では、サービス定義ファイル325内に、少なくとも、
(1)第1のユーザインタフェース部プログラムファイル326の所在情報
(2)コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル327の所在情報
(3)第2のユーザインタフェース部プログラムファイル328の所在情報
(4)制御情報生成部プログラムファイル329の所在情報
(5)コンテンツ処理制御部プログラムファイル330の所在情報
(6)第3のインタフェース部プログラムファイル331の所在情報が記述されている場合を示している。
携帯端末ユーザ10は、連携端末300が提供するサービスの利用を、携帯端末100のプログラム実行管理部115に通知する(S431)。
同要求を受領したプログラム実行管理部115は、連携端末300のプログラムファイルサーバ310に、サービス定義ファイル325を要求し(S432)、プログラムファイルサーバ310は、要求元のプログラム実行管理部115へ、サービス定義ファイル325を提示する(S433)。
プログラム実行管理部115は、取得したサービス定義ファイル325の内容を解析し(S434)、その内容に基づき、プログラムファイルを取得する(S435)。プログラム実行管理部115は、取得したプログラムファイルを実行可能な状態にロードし(S436)、準備が完了した段階で、サービス利用開始を携帯ユーザに通知する(S437)。
この段階で、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100から連携端末300の機能を利用したコンテンツ閲覧・視聴作業を開始できる(S438)。
【0103】
図34は、図32で示した構成を具備するコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末100が、そのユーザから指定されたサービスに関するファイルのみを取得するように制御された場合の動作フローの一例である。本例では、サービス定義ファイル325内に、少なくとも、(1)第1のユーザインタフェース部プログラムファイル326の所在情報(2)コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル327の所在情報(3)第2のユーザインタフェース部プログラムファイル328の所在情報(4)制御情報生成部プログラムファイル329の所在情報(5)コンテンツ処理制御部プログラムファイル330の所在情報(6)第3のインタフェース部プログラムファイル331の所在情報が記述されており、携帯端末ユーザ10がそれら全てのプログラムファイルを使用することを指定した場合を示している。携帯端末ユーザ10は、連携端末300が提供するサービスの利用を、携帯端末100のプログラム実行管理部115に通知する(S441)。同要求を受領したプログラム実行管理部115は、連携端末300のプログラムファイルサーバ310に、サービス定義ファイル325を要求し(S442)、プログラムファイルサーバ310は、要求元のプログラム実行管理部115へ、サービス定義ファイル325を提示する(S443)。プログラム実行管理部115は、取得したサービス定義ファイル325の内容を解析し(S444)、その内容に基づき、サービス選択メニューを携帯端末ユーザ10に提示する(S445)。携帯端末ユーザ10は、提示されたサービス選択メニューを通じて、接続すべき連携端末を指定する(S446)。携帯端末ユーザ10からの指定内容を受領したプログラム実行管理部115は、指定されたプログラムファイルを連携端末300のプログラムファイルサーバ310から取得する(S447)。プログラム実行管理部115は、取得したプログラムファイルを実行可能な状態にロードし(S448)、準備が完了した段階で、サービス利用開始を携帯ユーザ10に通知する(S449)。この段階で、携帯端末ユーザ10は、携帯端末100から連携端末300の機能を利用したコンテンツ閲覧・視聴作業を開始することができる(S450)。
【0104】
尚、上記図33、図34で示した例において、サービス定義ファイル325への登録するプログラムファイルの種類や数は、連携端末300の提供者が自由に設定することができる。
【0105】
以下図35から図38では、ネットワーク上を流通可能な論理的な通貨を利用し、適正な価値の論理通貨が支払われることにより連携端末300の利用を許容するような、コンテンツ視聴システムの例を示す。
【0106】
図35は、携帯端末100と連携端末300のそれぞれが論理通貨の授受に関わる機能を具備する場合の構成例である。
少なくとも、決済者の識別情報を付加した、ネットワーク上で流通可能な電子的な論理通貨520を発行するとともに、該論理通貨の利用状況に関わる情報を収集、管理する決済サーバ500がインターネット、あるいはイントラネット上に用意される。
また、携帯端末100は、決済サーバ500からの論理通貨520の取得と取得した論理通貨の使用状況を管理する第1の論理通貨管理部116と、連携端末300のからプログラムファイルサーバ部310から取得したプログラムファイルの実行管理を行うプログラム実行管理部115を具備する。
連携端末300は、プログラムファイルを保持しその配信管理を行うプログラムファイルサーバ部310と、連携端末300が提供可能なプログラムファイルの第1のプログラムファイル名332に対応付けて第1の価値情報333を管理するとともに、携帯端末100からの論理通貨520を取得し、取得した論理通貨に対して電子的な領収情報データ334を生成する第2の論理通貨管理部311を具備する。
50は,論理通貨520を発行する論理通貨発行者である。
【0107】
図36は、携帯端末100と連携端末300のそれぞれが論理通貨の授受に関わる機能を具備する場合の動作フロー(請求項20に対応する)の一例である。連携端末300の所有者あるいは運用者は、連携端末300の第2の論理通貨管理部311に、連携端末300が提供可能な第1のプログラムファイル名332と、その第1の価値情報333を登録する(S460)。論理通貨の発行者30は、決済サーバ500に、携帯端末ユーザ10の識別情報130毎に提供可能な第2の価値情報521に相当する論理通貨520を登録する(S461)。携帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末100の第1の論理通貨管理部116は、第1の通信処理部102を介して、決済サーバ500に携帯端末ユーザ10の識別情報130を提示し、第3の価値情報129を有する論理通貨520の取得を要求する(S462)。決済サーバ500は、第3の価値情報129に相当する論理通貨520を発行する。このとき、決済サーバ500は、第2の価値情報521から携帯端末100が取得した論理通貨520の第3の価値情報129を減算した値を、新しい第2の価値情報521として保持する(S463)。決済サーバ500が発行した論理通貨520を受領した第1の論理通貨管理部116は(S464)、その論理通貨520を保持する(S465)。携帯端末ユーザ10がサービス選択処理によって選択処理した(S466)内容に基づき、携帯端末100のプログラム実行管理部115が、携帯端末100の第1の論理通貨管理部116へ使用する第1のプログラムファイル名332を通知し、第1の論理通貨管理部116は、通知された第1のプログラムファイル名332を連携端末300の第2の論理通貨管理部311へ通知する(S467)。第2の論理通貨管理部311が、通知された第1のプログラムファイル名332からその取得のために必要な第1の価値情報333を携帯端末100の第1の論理通貨管理部116に提示する(S468)。第1の論理通貨管理部116は、通知された第1の価値情報333に相当する論理通貨520を第2の論理通貨管理部311へ転送するとともに(S469)、第1の論理通貨管理部116は保持していた論理通貨520の第3の価値情報129から転送した論理通貨520の第1の価値情報333を減算した値を、新しい第3の価値情報129として保持する(S470)。第2の論理通貨管理部311は、転送された論理通貨520の第1の価値情報333を確認し、連携端末300のプログラムファイルサーバ部310に、論理通貨520の転送元の携帯端末100によるプログラムファイルの取得の可否を設定する(S471)。第2の論理通貨管理部311は、取得した論理通貨520の受領に関して第1の領収情報データ334を生成し(S472)、論理通貨520の取得元である携帯端末100の第1の論理通貨管理部116へ転送する(S473)。第1の領収情報データ334には、取得した論理通貨に対して、少なくとも論理通貨の使用者である携帯端末ユーザ識別情報、取得するプログラムファイル名、論理通貨の受領日時情報、受領した論理通貨の価値情報、該連携端末の所有者あるいは運用者の識別情報が記録される。第1の領収情報データ334を取得した第1の論理通貨管理部116は、該携帯端末100のプログラム実行管理部115へ、プログラムファイルの取得を促し(S474)、プログラム実行管理部115は、連携端末300のプログラムファイルサーバ部310へプログラムファイルの取得を要求する(S475)。プログラムファイルサーバ部310は、要求されたプログラムファイルの取得可否状態を確認し(S476)、その状態が可である場合にプログラムファイルを転送する(S477)。プログラム実行管理部115は、取得したプログラムファイルをロードし、連携端末のサービスを利用可能な状態にする(S478)。第2の論理通貨管理部311は、決済サーバ500へ、受領した第1の価値情報333の論理通貨520と発行した領収情報データ334を提示し(S479)、決済者(論理通貨発行者30)は、提示された論理通貨520と領収情報データ334の内容に基づき、連携端末300の所有者あるいは運用者に対して清算を行う(S480)。また、決済者は、携帯端末ユーザ10毎に記録された論理通貨520の取得状況に基づき、携帯端末ユーザ10から使用した論理通貨520に相当する額の清算を行う(S481)。
【0108】
図37は、携帯端末100と連携端末情報管理サーバ400のそれぞれが論理通貨の授受に関わる機能を具備する場合の構成例である。少なくとも、決済者の識別情報を付加した、ネットワーク上で流通可能な電子的な論理通貨520を発行するとともに、該論理通貨の利用状況に関わる情報を収集、管理する決済サーバ500がインターネット、あるいはイントラネット上に用意される。また、携帯端末100は、携帯端末ユーザ10に関する携帯端末ユーザ10の識別情報130を保持するとともに、決済サーバ500からの論理通貨520の取得と取得した論理通貨の使用状況を管理する第1の論理通貨管理部116と、連携端末300のプログラムファイルサーバ部310から取得したプログラムファイルの実行管理を行うプログラム実行管理部115を具備する。連携端末情報管理サーバ400は、少なくとも、携帯端末100から通知された携帯端末ユーザの識別情報130に関連付けてプログラムファイルの利用可否情報422を管理する第2の端末情報管理部410と、連携端末情報管理サーバ400が提供可能なプログラムファイルの第2のプログラムファイル名423に対応付けて第4の価値情報424を管理するとともに、論理通貨の受領に対して電子的な第2の領収情報データ425を生成する第3の論理通貨管理部411とを具備ししている。連携端末300は、少なくとも、プログラムファイルを保持し、その配信管理を行うプログラムファイルサーバ部310と、携帯端末100からの論理通貨520を取得し、取得した論理通貨に対して電子的な領収書情報データ334を生成する第2の論理通貨管理部311とを具備する。
【0109】
図38は、図37に示す携帯端末100と連携端末情報管理サーバ400のそれぞれが、論理通貨の授受に関わる機能を具備する場合(請求項21に対応する)の動作フローの一例である。連携端末300の所有者あるいは運用者は、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410に、連携端末300が提供可能な第2のプログラムファイル名423と、その第4の価値情報424を登録する(S490)。論理通貨の発行者30は、決済サーバ500に、携帯端末ユーザ10の識別情報130毎に提供可能な第2の価値情報521に相当する論理通貨520を登録する(S491)。携帯端末ユーザ10の指示により、携帯端末100の第1の論理通貨管理部116は、第1の通信処理部102を介して、決済サーバ500に、第3の価値情報129を有する論理通貨520の取得を要求する(S492)。決済サーバ500は、第3の価値情報129に相当する論理通貨520を発行する。このとき、決済サーバ500は、第2の価値情報521から携帯端末100が取得した論理通貨520の第3の価値情報129を減算した値を新たな第2の価値情報521として保持する(S493)。第2の価値情報521に対応する論理通貨520は,決済サーバ500から形態端末100の第1の論理通過管理部116へ転送される(S494)。決済サーバ500が発行した論理通貨520を受領した第1の論理通貨管理部116は、その論理通貨520を保持する(S495)。携帯端末ユーザ10の指示により、連携端末情報管理部111は、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410から、携帯端末ユーザ10が利用可能なプログラムファイル名を記述した、プログラムファイル名リストを取得する(S496、S497)。プログラムファイル名リストを受領した連携端末情報管理部111は、入出力部106を介して、携帯端末ユーザ10に、使用するプログラムファイルの選択を促す(S498)。携帯端末ユーザ10がサービス選択処理によって選択した内容に基づき(S498)、携帯端末100のプログラム実行管理部115が、携帯端末100の第1の論理通貨管理部116へ使用する第2のプログラムファイル名422を通知し、第1の論理通貨管理部116は、通知された第2のプログラムファイル名422と第1の携帯端末ユーザ識別情報130を連携端末管理情報サーバ400の第3の論理通貨管理部411へ通知する(S499)。第3の論理通貨管理部411は、通知された第2のプログラムファイル名422からその取得のために必要な第4の価値情報423を携帯端末100の第1の論理通貨管理部116に提示する(S500)。第1の論理通貨管理部116は、提示された第4の価値情報423に相当する論理通貨520を第3の論理通貨管理部411へ転送するとともに(S501)、第1の論理通貨管理部116は保持していた論理通貨520の第3の価値情報129から転送した論理通貨520の第4の価値情報423を減算した値を、新しい第3の価値情報129として保持する(S502)。第3の論理通貨管理部411が、受領した論理通貨520を確認し、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410に、論理通貨520の転送元携帯端末ユーザに関するプログラムファイル利用可否情報422を設定する(S503)。携帯端末100のプログラム実行管理部115は、携帯端末ユーザ10からの指示に基づき、連携端末300のプログラムファイルサーバ310へ、少なくとも該携帯端末ユーザ10の識別情報を提示することでプログラムファイルの取得を要求する(S504)。連携端末300のプログラムファイルサーバ310は、携帯端末100から提示された該携帯端末ユーザ10の識別情報を提示することにより、連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410に対して、該携帯端末100によるプログラムファイル取得の可否の判断を依頼する(S505)。連携端末情報管理サーバ400の第2の端末情報管理部410は、受信した携帯端末ユーザ10の識別情報に基づき、携帯端末100が取得可能なプログラムファイルを決定し、そのプログラムファイル名のリストを生成するとともに、受信した携帯端末ユーザ10の識別情報を提示することで該携帯端末情報管理サーバ400の第3の論理通貨管理部411から、プログラムファイルを取得する携帯端末100に対する電子的な領収情報データ425を取得する(S506)。第2の端末情報管理部410は、プログラムファイル名リストと領収情報データ425を連携端末300のプログラムファイルサーバ310へ転送する(S507)。連携端末300のプログラムファイルサーバ310は、プログラムファイル名リストにより指定されたプログラムファイルと領収情報データを携帯端末100のプログラム実行管理部115へ転送する(S508)。プログラム実行管理部115は、取得したプログラムファイルをロードし、連携端末のサービスを利用可能な状態にする(S509)。第3の論理通貨管理部411は、決済サーバ500へ、受領した第4の価値情報424の論理通貨520と発行した領収情報データ425を提示し(S510)、決済者は、提示された論理通貨520と領収情報データ425の内容に基づき、連携端末300の所有者あるいは運用者に対して清算を行う(S511)。また、決済者は、携帯端末ユーザ10毎に記録された論理通貨520の取得状況に基づき、携帯端末ユーザ10から使用した論理通貨に相当する額の清算を行う(S512)。
【0110】
図39は、携帯端末ユーザ10が連携端末300上で実行する作業の選択状況や実行状態を携帯端末100で管理する形態をとった場合の構成例である。該システムを構成する携帯端末100は、少なくとも、コンテンツ処理部101、第1の通信処理部102、第2の通信処理部105、入出力部106、第2のユーザインタフェース部107、制御情報生成部108、コンテンツ処理制御部109を具備する。連携端末300は、少なくとも、第3の通信処理部301、コンテンツ処理部303、第4の通信処理部304、出力部305、第2のコンテンツ処理制御部306、コンテンツ識別情報取得部307に加え、携帯端末ユーザ10に、連携端末300上で実行する作業の選択状況や実行状態を提示するための操作状況提示部312を具備するとともに、第2のコンテンツ処理制御部306は、携帯端末100から通知される入力イベントに応じて、携帯端末ユーザ10に提供できる作業の遷移状態を規定する操作遷移状態定義情報335を管理する。
【0111】
図40は、図39で示した構成のコンテンツ視聴システム(請求項22に対応する)の動作フローである。携帯端末ユーザ10は携帯端末100上の第2のユーザインタフェース部107を介して入力処理を行う(S520)。入力イベントは制御情報生成部108に通知され、その内容が携帯側端末通信処理部105を介して連携端末300の操作状況提示312へ通知される(S521)。操作状況提示312は、通知内容が選択状況の変更を指示する内容であった場合、操作遷移状態定義情報334を参照し(522)、取得した入力イベント内容と現在の操作状況提示部312での提示内容の対応関係を解析し、操作遷移状態定義情報334に基づき操作状況提示部312上での提示内容を更新する(S523)。一方、通知された入力イベントの内容が実行状態の変更を指示する内容であった場合(S524〜S525)、操作状況提示312は、取得した入力イベント内容と現在の操作状況提示部312での提示内容に基づき、操作状況提示部312上での提示内容を更新する(S526)。また、操作状況提示312は、携帯端末100の制御情報生成部108が実行する処理内容を決定し(S527)、その決定結果を制御情報生成部108へ通知する(S528)。携帯端末100の制御情報生成部108は、通知された決定結果に基づき、対応する制御情報を生成し(S529)、その制御情報を連携端末300の第2のコンテンツ処理部306へ通知する(S530)。第2のコンテンツ処理部306は、取得した制御情報に基づき処理を実行する(S531)。
【0112】
【発明の効果】
以上詳細に示したように、本発明のコンテンツ視聴システムによれば、
まず、携帯端末を携帯するユーザがコンテンツの表示を携帯端末から連携端末へ必要に応じて変更することが可能となり、携帯端末ユーザは、携帯端末の処理能力、携帯端末の表示能力、携帯端末が使用可能な通信能力、あるいは携帯端末が使用する通信路の通信状態変化の影響を受けることなく、快適なコンテンツの閲覧、視聴を実現することができる。
【0113】
また、携帯端末ユーザは、連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツを携帯端末内部に取り込み表示することが可能となり、連携端末が設置されている場所から移動する場合においても、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続することができる。
【0114】
また、携帯端末ユーザは、連携端末上に表示させたコンテンツの中から必要なコンテンツの全体あるいは一部を指定し、指定したコンテンツの識別情報を、携帯端末内部に記録することが可能となり、連携端末が設置されている場所から移動した場合においても、その移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を再開することができる。
【0115】
また、携帯端末ユーザが使用する連携端末が限定されている場合に、携帯端末と連携端末間で通信路を確立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要がなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0116】
また、携帯端末ユーザが使用する連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を知らない場合においても、携帯端末と連携端末間で通信路を確立する必要が生じるたびに、携帯端末ユーザは連携端末の識別情報あるいはアドレス情報を入力する必要がなく、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0117】
また、携帯端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切に限定されるため、あるいは携帯端末ユーザが連携端末を選択する必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0118】
また、携帯端末が利用可能な連携端末を探索する際に、複数の連携端末にアクセスしそれらの応答を収集する必要がなくなるため、使用可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮することができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
さらに、連携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効率的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充実することができる。
【0119】
また、携帯端末ユーザが利用すべき連携端末を選択する際、携帯端末ユーザに提示される使用可能な連携端末の数が適切に限定されるため、携帯端末ユーザの負荷を軽減し、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【0120】
また、携帯端末ユーザは、連携端末が設置されている様々な場所を移動した場合においても、その移動先において、コンテンツの閲覧、視聴作業を継続・再開できる。さらに、コンテンツの視聴が連携端末上に限定されるため、コンテンツ視聴システムの利用において、携帯端末内部にコンテンツが不当に取得、保持されるとともに、他の端末へ不当に流出するような脅威を排除することができる。
【0121】
また、携帯端末ユーザは、連携端末を制御するために必要なユーザインタフェースや制御情報を生成する機能をあらかじめ取得し携帯端末内に登録しておく必要がないため、携帯端末ユーザの負荷を軽減することができるとともに、容量に制限のある携帯端末のメモリを効率的に利用することができる。
【0122】
また、連携端末の所有者あるいは運用者が、連携端末の利用に関わる対価を取得できるため、これら連携端末の利用による不利益を被ることなく、不特定のユーザに開放することが可能となる。従って、携帯端末ユーザは、連携端末の所有者あるいは運用者に対してその連携端末を利用する対価を支払うことで連携端末を使用できる場所や機会を多くすることができ、コンテンツの閲覧、視聴作業の継続性を高めることができる。
【0123】
また、個々の連携端末にその連携端末の利用に関する対価の入出管理機能を設置する必要がなく、連携端末の所有者あるいは運用者が複数の連携端末を効率的に設置、管理することが可能となるため、携帯端末ユーザに対してコンテンツの閲覧、視聴環境の整備を充実できる。さらに、携帯端末ユーザが連携端末の利用に関わる対価の支払い処理を、連携端末との通信路の開設の度に実施する必要がなくなるため、使用可能な連携端末を携帯端末ユーザに提示するまでの時間を短縮することができる。従って、携帯端末ユーザが行っているコンテンツの閲覧、視聴作業の中断を最小限に留めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯端末で表示したコンテンツを連携端末上へ表示させる制御を行う本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末で表示したコンテンツを連携端末上へ表示させる制御を説明するための動作フロー図である。
【図3】連携端末で表示したコンテンツを携帯端末上へ表示させる制御を行う本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図4】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末ユーザの指示により、連携端末がサーバからコンテンツファイルを取得し連携端末上に出力する処理の動作を説明するための動作フロー図である。
【図5】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末ユーザが、連携端末上に出力されたコンテンツを監視して、携帯端末に取得するコンテンツを選択する処理の動作を説明するための動作フロー図である。
【図6】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末が、連携端末上で選択されたコンテンツに関するコンテンツファイルを取得し、携帯端末上に出力する処理の動作を説明するための動作フロー図である。
【図7】図3に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末が、連携端末上で選択されたコンテンツに関するコンテンツ識別情報を取得し、携帯端末内に保持する処理の動作を説明するための動作フロー図である。
【図8】携帯端末と連携端末間でコンテンツ出力先を制御することができる本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図9】図8に示したコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末で表示したコンテンツを連携端末上へ表示される制御と、連携端末で表示したコンテンツを携帯端末上へ表示させる制御を切り替えて動作させる制御を説明するための動作フロー図である。
【図10】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,予め携帯端末に登録しておいた連携端末のリストから選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図11】図10に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図12】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,連携の必要が生じた場合に接続可能な連携端末の中から選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図13】図12に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図14】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,特定のコンテンツ処理機能を具備する連携端末の中から選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図15】図14に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図16】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,特定の所有者または運用者が提供する連携端末の中から選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図17】図16に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図18】携帯端末が最初に取得された第一のアドレスにより接続される連携端末との間で通信路の確立を実行する機能構成を図12,図14,図16に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて実現された場合の動作フロー図である。
【図19】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,携帯端末の地理的な位置を中心として、ある特定の距離内に存在する連携端末の中から選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図20】図19に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図21】携帯端末ユーザが、携帯端末の連携先となる連携端末を,携帯端末の地理的な位置を中心として、特定の方角、特定の距離内に存在する連携端末の中から選択することを可能とする本発明によるコンテンツ視聴システムの一構成例を示すブロック図である。
【図22】図21に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図23】携帯端末が、その携帯端末と地理的に最も近い連携端末との間で通信路の確立を実行する機能構成を図19,図20に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて実現された場合の動作フロー図である。
【図24】図1から図8に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末と連携動作させる連携端末の選択処理を行う際に、連携端末から所望のコンテンツ処理部の種別と現在位置の情報に基づき実行する機能構成例を示すブロック図である。
【図25】図24に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図26】図1から図8に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末と連携動作させる連携端末の選択処理を行う際に、連携端末から所望のコンテンツ処理部の種別と現在位置及び方角の情報に基づき実行する機能構成例を示すブロック図である。
【図27】図26に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおける通信確立処理の一例を説明するための動作フロー図である。
【図28】連携端末情報管理サーバが携帯端末に提供する唯一の第一のアドレスにより接続される連携端末との間で通信路の確立を実行する機能構成を図24,図26,に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて実現された場合の動作フロー図である。
【図29】図24,図26,に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、携帯端末上でコンテンツ視聴作業を継続するときの動作フロー図である。
【図30】図24,図26,に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、携帯端末が連携端末から取得した第2のコンテンツ識別情報を記録するときの動作フロー図である。
【図31】図24,図26,に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、連携動作のため携帯端末と連携端末間で確立していた通信路が開放された場合に、携帯端末が連携端末から取得した第2のコンテンツ識別情報を記録し、記録したコンテンツ識別情報に対応するコンテンツの携帯端末上での出力を制限するときの動作フロー図である。
【図32】図1から図28に示す本発明によるコンテンツ視聴システムに追加機能を付加して、携帯端末と連携端末間で通信路が確立された直後に、連携端末内のコンテンツ処理部の連携動作機能を取得する場合の機能構成例を示すブロック図である。
【図33】図32に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末がサービス定義ファイルに記述された全てのファイルを自動的に取得する場合の動作フロー図である。
【図34】図32に示す本発明によるコンテンツ視聴システムにおいて、携帯端末がそのユーザから指定されたサービスに関するファイルのみを取得するように制御された場合の動作フロー図である。
【図35】ネットワーク上を流通可能な論理的な通貨を利用して、適正な価値の論理通貨が支払われることにより連携端末の利用を許容する機能を実現するために、携帯端末と連携端末の各々が論理通貨の授受に関わる機能を備えた本発明によるコンテンツ視聴システムの構成例を示すブロック図である。
【図36】図35に示す本発明によるコンテンツ視聴システムの動作フロー図である。
【図37】ネットワーク上を流通可能な論理的な通貨を利用して、適正な価値の論理通貨が支払われることにより連携端末の利用を許容する機能を実現するために、携帯端末と連携端末情報管理サーバの各々が論理通貨の授受に関わる機能を備えた本発明によるコンテンツ視聴システムの構成例を示すブロック図である。
【図38】図37に示す本発明によるコンテンツ視聴システムの動作フロー図である。
【図39】携帯端末ユーザが連携端末上で実行する作業の選択状況や実行状態を連携端末上で管理管理する形態をとった場合の本発明によるコンテンツ視聴システムの構成例を示すブロック図である。
【図40】図39で示した構成のコンテンツ視聴システムの動作を説明するための動作フローである。
【符号の説明】
10 携帯端末ユーザ
20 連携端末所持者,運用者
30 論理通貨発行者
51 第1の通信網
52 第2の通信網
53 第3の通信網
54 第4の通信網
100 携帯端末
101 コンテンツ処理部(第1のコンテンツ処理部)
102 第1の通信処理部
103 第1のユーザインタフェース部
104 コンテンツ識別情報取得部
105 第2の通信処理部
106 入出力部
107 第2のユーザインタフェース部
108 制御情報生成部
109 コンテンツ処理制御部
110 第3のユーザインタフェース部
111 連携端末情報管理部
112 第4のユーザインタフェース部
113 位置情報管理部
114 センサー部
115 プログラム実行管理部
116 第1の論理通貨管理部
118 コンテンツ識別情報
120 第1のコンテンツ識別情報
121 制御情報
122 連携端末識別情報
123 第1のアドレス情報
124 連携端末提供者識別情報
125 現在位置
126 検索距離範囲情報
127 方角情報
128 第2のアドレス情報
129 第3の価値情報
130 携帯端末ユーザの識別情報
200 サーバ
210 コンテンツファイル
300 連携端末
300a 第1の連携端末
300b 第2の連携端末
301 第3の通信処理部
302 第1のコンテンツ処理制御部
303 コンテンツ処理部(第2のコンテンツ処理部)
304 第4の通信処理部
305 出力部
306 第2のコンテンツ処理制御部
307 コンテンツ識別情報取得部
308 第1の端末情報管理部
309 位置情報管理部
310 プログラムファイルサーバ部
311 第2の論理通貨管理部
312 操作状況提示部
320 第2のコンテンツ識別情報
322 第1のプログラムファイル名
323 位置関係表現情報
325 サービス定義ファイル
326 第1のユーザインタフェース部プログラムファイル
327 コンテンツ識別情報取得部プログラムファイル
328 第2のユーザインタフェース部プログラムファイル
329 制御情報生成部
330 コンテンツ処理制御部
331 第3のユーザインタフェース部プログラムファイル
332 第1のプログラムファイル名
333 第1の価値情報
334 領収情報データ
335 操作遷移状態定義情報
400 連携端末情報管理サーバ
410 第2の端末情報管理部
411 第3の論理通貨管理部
412 第2の論理通貨管理部
420 連携端末の現在位置
421 コンテンツ処理部の種別リスト
422 連携端末識別情報リスト
423 第2のプログラムファイル名
424 第4の価値情報
425 領収情報データ
500 決済サーバ
520 論理通貨
521 第2の価値情報

Claims (10)

  1. 通信網上で配信されるマルチメディアコンテンツを、携帯端末と連携端末との連携動作で視聴するコンテンツ視聴システムであって、
    前記携帯端末が、
    携帯端末ユーザとの間で情報を入出力するユーザインターフェースと、
    前記通信網上のサーバと通信する第1の通信処理部と、
    前記通信網とは異なる通信路で前記連携端末と通信する第2の通信処理部とを含み、
    前記連携端末が、
    前記通信網上のサーバと通信する第4の通信処理部と、
    前記通信網とは異なる通信路で前記携帯端末と通信する第3の通信処理部とを含み、
    前記携帯端末がさらに、
    前記ユーザインターフェースから入力され、コンテンツの識別情報を含む制御情報を、前記第2の通信処理部経由で連携端末へ送信する手段と、
    前記ユーザインターフェースから入力され、前記制御情報を受信した連携端末に表示されているコンテンツの全体またはその構成要素となる部分領域を選択する選択種別情報を、前記第2の通信処理部経由で前記連携端末へ送信する手段とを含み
    前記連携端末がさらに、
    前記携帯端末から前記第3の通信処理部経由で前記制御情報を取得する手段と、
    前記制御情報に含まれる識別情報に対応したコンテンツを前記第4の通信処理部経由でサーバから取得する手段と、
    前記取得したコンテンツを表示する手段と、
    前記携帯端末から前記第3の通信処理部経由で前記選択種別情報を取得する手段と、
    前記取得した選択種別情報に基づいて、前記表示中のコンテンツの全体またはその構成要素となる部分領域を指定する第2のコンテンツ識別情報を、前記第3の通信処理部経由で前記携帯端末へ送信する手段とを含み、
    前記携帯端末がさらに、
    前記第2のコンテンツ識別情報を前記第2の通信処理部経由で前記連携端末から受信する手段と、
    前記受信した第2のコンテンツ識別情報に対応したコンテンツを前記第1の通信処理部経由で前記サーバから取得する手段とを含むことを特徴とするコンテンツ視聴システム。
  2. 前記携帯端末が、
    少なくとも一つの連携端末に関して、その識別情報とアドレス情報とを対応づけて管理する連携端末情報管理手段を具備し、
    前記ユーザインターフェースは、前記連携端末情報管理手段で管理されている各連携端末情報を表示して、その一つを選択させ、
    前記第2の通信処理部は、前記選択された連携端末との間に通信リンクを確立することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  3. 前記連携端末情報管理手段が、前記第2の通信処理部経由で通信可能な各連携端末に識別情報およびアドレス情報を要求し、これらを連携端末情報として取得することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  4. 前記携帯端末が、
    連携端末に要求する能力を、前記第2の通信処理部経由で通信可能な連携端末へ通知する手段を含み、
    前記連携端末が、
    携帯端末から要求された能力を自身が備えているか否かを判定し、備えている場合のみ、自身の識別情報およびアドレス情報を携帯端末へ提供することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  5. 前記携帯端末が、
    連携端末に要求する所有者識別情報あるいは運用者識別情報を、前記第2の通信処理部経由で通信可能な連携端末へ通知する手段を含み、
    前記連携端末が、
    携帯端末から通知された所有者識別情報あるいは運用者識別情報が、自身の所有者識別情報あるいは運用者識別情報と一致するか否かを判定し、一致している場合のみ、自身の識別情報およびアドレス情報を携帯端末へ提供することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  6. 前記携帯端末は、識別情報およびアドレス情報を最初に取得した連携端末との間に通信リンクを確立することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  7. 前記携帯端末および連携端末が、
    自身の地理的な位置情報を管理する手段を含み、
    前記連携端末がさらに、
    前記位置情報を前記識別情報およびアドレス情報と共に携帯端末へ提供する手段を含み、
    前記携帯電話は、自身の位置情報および各連携端末の位置情報に基づいて、自身の位置から所定の距離内に位置する連携端末を、前記ユーザインターフェースに表示することを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  8. 前記携帯電話は、自身の位置情報および各連携端末の位置情報に基づいて、自身の位置から所定の距離内であって、かつ特定の方角に位置する連携端末を、前記ユーザインターフェースに表示することを特徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載のコンテンツ視聴システム。
  9. 前記携帯端末は、地理的に最も近い連携端末との間に通信リンクを確立することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ視聴システム。
  10. 通信網上で配信されるマルチメディアコンテンツを、携帯端末と連携端末との連携動作で視聴するコンテンツ視聴方法であって、
    前記携帯端末が、
    携帯端末ユーザとの間で情報を入出力するユーザインターフェースと、
    前記通信網上のサーバと通信する第1の通信処理部と、
    前記通信網とは異なる通信路で前記連携端末と通信する第2の通信処理部とを含み、
    前記連携端末が、
    前記通信網上のサーバと通信する第4の通信処理部と、
    前記通信網とは異なる通信路で前記携帯端末と通信する第3の通信処理部とを含み、
    前記携帯端末がさらに
    前記ユーザインターフェースから入力され、コンテンツの識別情報を含む制御情報を、前記第2の通信処理部経由で連携端末へ送信する手順と、
    前記ユーザインターフェースから入力され、前記制御情報を受信した連携端末に表示されているコンテンツの全体またはその構成要素となる部分領域を選択する選択種別情報を、前記第2の通信処理部経由で前記連携端末へ送信する手順とを含み
    前記連携端末がさらに
    前記携帯端末から前記第3の通信処理部経由で前記制御情報を取得する手順と、
    前記制御情報に含まれる識別情報に対応したコンテンツを前記第4の通信処理部経由でサーバから取得する手順と、
    前記取得したコンテンツを表示する手順と、
    前記携帯端末から前記第3の通信処理部経由で前記選択種別情報を取得する手順と、
    前記取得した選択種別情報に基づいて、前記表示中のコンテンツの全体またはその構成要素となる部分領域を指定する第2のコンテンツ識別情報を、前記第3の通信処理部経由で前記携帯端末へ送信する手順とを含み、
    前記携帯端末がさらに
    前記第2のコンテンツ識別情報を前記第2の通信処理部経由で前記連携端末から受信する手順と、
    前記受信した第2のコンテンツ識別情報に対応したコンテンツを前記第1の通信処理部経由で前記サーバから取得する手順とを含むことを特徴とするコンテンツ視聴方法。
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