JP2002357867A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2002357867A JP2001192585A JP2001192585A JP2002357867A JP 2002357867 A JP2002357867 A JP 2002357867A JP 2001192585 A JP2001192585 A JP 2001192585A JP 2001192585 A JP2001192585 A JP 2001192585A JP 2002357867 A JP2002357867 A JP 2002357867A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理部の誤動作を抑制する。 【解決手段】 放電ランプ13と、高電圧を放電ランプ
13に印加してこれを点灯開始させるイグナイタ部7
と、このイグナイタ部7と電気的に接続され、放電電圧
を放電ランプ13に印加して放電ランプ13の点灯を維
持する点灯装置部8Aと、入力信号に応答した画像信号
を出力する信号処理部9と、信号処理部9からの画像信
号に従って、放電ランプ13の光を用いて投影される画
像を作成する画像表示部と、各部に電源を供給する電源
装置部6とをキャビネットに収納した。イグナイタ部7
の少なくとも高電圧を発生する部分(図ではイグナイタ
部7全部)を、点灯装置部8Aから配置構成上分離し
て、信号処理部9から遠く、放電ランプ13に近い位置
に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェク
タ、DLPプロジェクタ、あるいはリアプロジェクショ
ンTVなどの画像表示素子上の画像・映像を画像表示部
を用いて拡大投影する画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パソコンからの静止画若しくは動画、又
はビデオカメラ若しくはビデオデッキからのビデオ映像
若しくはTV映像などを拡大投影する液晶プロジェク
タ、DLPプロジェクタ、あるいはリアプロジェクショ
ンTVといった画像表示装置について、プロジェクタを
例に図14乃至図17を参照しながら説明する。
【0003】図14はキャビネット(図では点線)を除
いた状態で見た従来のプロジェクタ内の各部の配置構成
を示す斜視図である。図15は図14に示すプロジェク
タ内の各部の配置構成を上面から見た図である。図16
は同プロジェクタに収納されるランプハウスの構造図で
ある。図17は同プロジェクタの回路ブロック図であ
る。
【0004】画像表示装置(プロジェクタ)1PAは、キ
ャビネット2と、画像表示部3と、ランプハウス4と、
投射レンズ5と、電源装置部6と、イグナイタ部7と、
点灯装置部8と、信号処理部9と、複数台の強制空冷用
FAN10と、入力フィルタ部11とにより構成され
る。
【0005】キャビネット2はプロジェクタ全体を覆う
ケースであり、図14,図15の例では、キャビネット
2内の背面側とランプハウス4を除く上面側とに信号処
理部9が設けられている。
【0006】画像表示装置1PAは、AC入力用ケーブル
16を介して交流電源26に接続される。AC入力用ケ
ーブル16側には、入力フィルタ部11を介して電源装
置部6が接続される。なお、交流電源26の電圧は、例
えばAC100−240Vであり、これが電源装置部6
で例えばDC370V,DC12V,DC5V,DC
3.3Vなどの直流電圧に変換される。
【0007】電源装置部6には信号処理部9と点灯装置
部8が接続されている。信号処理部9には画像表示部3
が接続されている。画像表示部3は、液晶パネル、DM
D素子からなる画像表示素子3aと、放電ランプ13が
発した光の焦点を制御するコンデンサレンズ及びプリズ
ム(図示なし)からなる光学系とにより構成され、画像
表示素子3aに信号処理部9が出力する画像信号を入力
して画像を表示し、コンデンサレンズ及びプリズムなど
の光学系によって焦点を制御された放電ランプ13の光
によってその画像を投影させる。
【0008】点灯装置部8にはランプハウス4が接続さ
れている。具体的には、ランプハウス4は、メタルハラ
イド放電ランプや超高圧水銀放電ランプ(例えば、特開
平2−148561号公報および特開平6−52830
号公報などを参照)といった高輝度放電灯である放電ラ
ンプ13と、リフレクタ30と、ランプソケット14b
とにより構成され(図16参照)、放電ランプ13は、
高圧リード線12とランプソケット14bとを介して点
灯装置部8と接続される。ランプハウス4は、ユーザま
たは作業者が放電ランプ13を交換できるようにプロジ
ェクタ本体から着脱可能になっており、構造体の一部ま
たは全てに樹脂が使用されている。なお、図16中の4
2はリフレクタ30の固定金具である。
【0009】投射レンズ5は、放電ランプ13の光を画
像表示部3を介して受け取るもので、放電ランプ13か
ら画像表示部3により画像・映像情報が与えられた光を
拡大投射する。
【0010】電源装置部6は、整流部6aと、制御部6
bと、昇圧チョッパ回路6cと、4つのDC出力回路6
d〜6gとにより構成される。整流部6aは入力された
AC(交流)を整流してDC(直流)に変換する。制御
部6bは昇圧チョッパ回路6cを制御する。インダクタ
ンスL1と、MOSFET(Q1)と、ダイオードD1
と、平滑用コンデンサC1とが昇圧チョッパ回路6cを
構成し、MOSFET(Q1)をスイッチングさせるこ
とで所望の電圧に昇圧した直流電圧を出力する。DC出
力回路6d〜6gは、DC−DCコンバータであり、昇
圧チョッパ回路6cの出力を所望の直流電圧に変換して
各部に供給する。DC出力回路6d〜6fは信号処理部
9に、DC出力回路6gは点灯装置部8にそれぞれに合
った直流電圧を印加する。
【0011】点灯装置部8は、制御部8aと、降圧チョ
ッパ回路8bと、極性反転回路8cと、ランプ電圧検出
用の抵抗R2,R3と、ランプ電流検出用の抵抗R4と
で構成される。制御部8aは、コンデンサC7を介して
DC出力回路6gの直流出力を供給され、ランプ電圧検
出用の抵抗R2,R3と、ランプ電流検出用の抵抗R4
とで検出したランプ電圧、ランプ電流に応じて、降圧チ
ョッパ回路8b、極性反転回路8cなどを制御する。M
OSFET(Q2)と、ダイオードD2と、インダクタ
ンスL3と、コンデンサC3とからなる降圧チョッパ回
路8bは、MOSFET(Q2)をスイッチングするこ
とによって、インダクタンスL2と平滑用コンデンサC
2とから構成されたノイズフィルター15を介して入力
される直流電圧を降圧し、放電ランプ13に必要な電力
を安定供給する。MOSFET(Q3〜Q6)からなる
極性反転回路8cは、MOSFET(Q3,Q6)とM
OSFET(Q4,Q5)とを交互にスイッチングさせ
ることによって、降圧チョッパ回路8bのDC出力を極
性反転させ、放電ランプ13に交流電力を供給する。
【0012】イグナイタ部7は、抵抗R1と、コンデン
サC4〜C6と、サイダックSSSと、トランスT1、
T2と、ダイオードD3と、スパークギャップGAPと
により構成される。イグナイタ部7は点灯装置部8内の
降圧チョッパ回路8bの出力電圧を電源電圧とし、放電
ランプ13電極間に高圧パルス(例えば18kV0-P
ど)を印加して絶縁破壊を起こし点灯を開始させる。
【0013】信号処理部9は、入力側に信号用ケーブル
17を介してパソコン、ビデオ等が接続され、出力側に
画像表示部3の画像表示素子3aが接続されている。信
号処理部9は、信号用ケーブル17に接続されたパソコ
ンやビデオなどからのRGB信号やTV信号などを入力
し、画像表示素子3a上に表示させるための信号を出力
する。
【0014】強制空冷用FAN10は、画像表示装置1
内において発熱部品の温度上昇を抑えるためのものであ
り、それぞれイグナイタ部7の近傍、電源装置部6の近
傍、ランプハウス4の近傍に設けられている。
【0015】ここでイグナイタ部7の動作について詳し
く説明する。
【0016】イグナイタ部7は、降圧チョッパ回路8b
の出力電圧を電源電圧とし、抵抗R1を通じてコンデン
サC4を充電してコンデンサC4の充電電圧がサイダッ
クSSSのブレークオーバー電圧に達した際、サイダッ
クSSSが導通してコンデンサC4に充電されていた電
荷を放電する。
【0017】その際、トランスT1の1次側から見たイ
ンダクタンス成分との過渡現象により発生した過渡電圧
をトランスT1で2次側に伝え、ダイオードD3で整流
して、コンデンサC5に電荷を蓄える。その動作を繰り
返し、コンデンサC5の充電電圧が今度はスパークギャ
ップGAPのブレークオーバー電圧に達すると、ギャッ
プGAPが導通してコンデンサC5から電荷が放電され
る。放電した際、トランスT2の一次側から見たインダ
クタンス成分と過渡現象により発生した電圧がトランス
T2にて昇圧され、高圧パルスとなって出力される。
【0018】近年のプロジェクタの技術課題として、小
型軽量且つ携帯性が挙げられる。
【0019】プロジェクタの小型化を図る上で、光源で
ある放電ランプ13の始動用のイグナイタ部7で発生す
る高圧パルスは、図18に示すように数MHzの周波数
成分を持ち、高圧パルスの発生源であるイグナイタ部7
から放電ランプ13に印加される間の伝達経路(高圧リ
ード線12を含む)において、キャビネット2の各部に
存在する「浮遊容量」を通じて、高圧リード線12から
漏洩する。漏洩した高圧パルスの一部はこの浮遊容量に
よって分圧され、キャビネット2の各部に分散する。
【0020】この浮遊容量によって、キャビネット2内
の信号処理部9のマイコンやICに高圧パルスが減衰し
ながらも伝達された場合、マイコンやICの各端子のサ
ージ(あるいは静電気)耐量が最終的に伝達された高圧
パルスの電圧の大きさよりも低い場合、信号処理部9の
マイコンやICは誤動作したり、最悪の場合信号処理部
9の破壊に至る。その防止策として、高圧リード線12
の処理をできるだけ太く、短くする必要があった。
【0021】一方、イグナイタ部7は点灯装置部8の出
力電圧を電源電圧として入力するものであること、そし
てイグナイタ部7及び点灯装置部8は共に放電ランプ1
3に出力するものであることから、同一基板上に回路構
成されており、この一体化されたイグナイタ部7及び点
灯装置部8は信号処理部9から遠く放電ランプ13の近
傍に配置されている。なお、電源装置部6は放電ランプ
13のイグナイタ部7及び点灯装置部8とは離れた位置
に配設されているので、電源装置部6から電源供給を受
けるために、イグナイタ部7及び点灯装置部8にインダ
クタンスL1及びコンデンサC2からなるノイズフィル
タ15が設けられている。
【0022】また、点灯装置部8は放電ランプ13の点
灯状態で動作しており、放電ランプ13近傍に配置して
いるので、放電ランプ13からの輻射熱の影響を受け、
点灯装置部8自身の電力ロスによる発熱とあいまって、
点灯装置部8内の各電子部品の温度をさらに上昇させ
る。これを防止するために強制空冷用FAN10を点灯
装置部8のために設けたり、キャビネット2内の強制空
冷風の流路を設計する必要があった。
【0023】そういった点を考慮して設計されたのが図
14乃至図17に示すプロジェクタである。
【0024】なお、特開平7−114805号公報に
は、本願発明の画像表示装置とは異なる車両用前照灯装
置が記載されているが、このものは、反射鏡を内蔵する
灯体と、灯体内に反射鏡とともに配設された放電ランプ
と、放電ランプを安定点灯させる安定器と、放電ランプ
の起動時に高電圧の起動電圧を放電ランプに印加するイ
グナイタとを備え、イグナイタのうちで低電圧が入力さ
れて高電圧を発生する高圧発生部に放電ランプを装着す
る接続部を一体に設けるとともに、安定器とイグナイタ
とのうち少なくともイグナイタの高圧発生部を上記接合
部を灯体内に臨ませる形で灯体に取着して成る。この車
両用前照灯装置では、イグナイタのうちの高圧発生部に
放電ランプを装着する接続部が一体に設けられていな
い。
【0025】また、米国特許第3,180,981号に
は、空冷のプロジェクション・ランプとして、高周波端
子の付いた点火装置が、天面に排気口を持つランプハウ
ス中に納められた技術が提案されている。点火装置の出
力側には、高周波端子ではなく高圧リード線にてランプ
が接続されている。ランプを冷却する風を通す吸気口お
よび排気口は、ランプハウスの限られた面に存在するこ
とに限定していない。また、空冷用の風の流路は、画像
表示装置のキャビネットに納まった状態で構成されるよ
うな構造に、画像表示装置の内部、ランプハウスが構成
されている。
【0026】米国特許第4,902,943号には、H
IDランプの起動回路として、バラストに接続され、高
圧パルスを出力するプラグイン始動補助装置が記載され
ている。この装置では、少なくとも3つの端子がフレー
ムの一面から出ており、その1つ目の端子は電圧に感応
するスイッチに、2つ目の端子はコンデンサに、そして
3つ目の端子は放電ループの終端に繋がっている。な
お、これに対し、後述の本発明は、入出力端子が外郭の
一面から出ているとは限らず、また、電圧に感応するス
イッチに接続する端子、コンデンサに接続する端子、放
電ループの終端に接続する端子が各々独立しているとは
限らない。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の構成で
は、点灯装置部8周辺で部品(ノイズフィルタ15、強
制空冷用FAN10など)の追加があることや、高圧パ
ルスを発生させるイグナイタ部7や高圧リード線と、マ
イコン、ICなどの高圧パルスに弱い電子回路を有する
信号処理部9とが狭い同一空間内にあることなどによ
る、信号処理部9の誤動作が技術的な課題となってい
た。従って、信号処理部9の誤動作の抑制が望まれ、よ
り好適には、故障の抑制、装置の小型軽量化、駆動時の
騒音抑制、電子回路へのノイズ影響の抑制、装置の設計
自由度の拡大などが望まれる。
【0028】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、信号処理部の誤動作を
抑制し得る画像表示装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の画像表示装置は、放電ランプ
と、高電圧を前記放電ランプに印加してこれを点灯開始
させるイグナイタ部と、このイグナイタ部と電気的に接
続され、放電電圧を前記放電ランプに印加してこの放電
ランプの点灯を維持する点灯装置部と、入力信号に応答
した画像信号を出力する信号処理部と、この信号処理部
からの画像信号に従って、前記放電ランプの光を用いて
投影される画像を作成する画像表示部と、各部に電源を
供給する電源装置部とをキャビネットに収納して備え、
前記イグナイタ部の少なくとも前記高電圧を発生する部
分を、前記点灯装置部から配置構成上分離して、前記信
号処理部から遠く、前記放電ランプに近い位置に配置し
たことを特徴とする。
【0030】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部はランプソケッ
トを有することを特徴とする。
【0031】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記点灯装置部及び電源装置部を
同一基板上に搭載したことを特徴とする。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部はランプソケッ
トを有し、前記点灯装置部及び電源装置部を同一基板上
に搭載したことを特徴とする。
【0033】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部と点灯装置部と
を電線で接続したことを特徴とする。
【0034】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部及び点灯装置部
をフレキシブルプリント基板上に設けたことを特徴とす
る。
【0035】請求項7記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記放電ランプを境にして、その
一方の側に前記イグナイタ部を配設し、その他方の側に
前記信号処理部、電源装置部及び点灯装置部を配設した
ことを特徴とする。
【0036】請求項8記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記放電ランプに高電圧を印加す
る高電圧発生回路と、前記点灯装置部と接続して前記高
電圧発生回路に電源を供給する電源回路とにより前記イ
グナイタ部を構成し、前記キャビネットに対して着脱自
在のランプハウスを設け、このランプハウスの内部を隔
壁によって2つの収納スペースに分離して、一方の収納
スペースに前記放電ランプを収納し、他方の収納スペー
スに前記高電圧発生回路を収納したことを特徴とする。
【0037】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像表示装置において、前記高電圧発生回路は周囲をケー
スで囲まれ、このケースの少なくとも1つの壁面は前記
ランプハウスの外殻であることを特徴とする。
【0038】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記隔壁は、前記放電ランプか
ら発せられた前記高電圧発生回路への輻射熱を遮断する
ことを特徴とする。
【0039】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記ランプハウスの内部には、
前記高電圧発生回路を前記イグナイタの電源回路に接続
するためのリード線と、前記放電ランプを前記点灯装置
部に接続するためのリード線とがあり、これらリード線
と前記放電ランプとの間に介設される隔壁を前記ランプ
ハウスに設けたことを特徴とする。
【0040】請求項12記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記キャビネット内を冷却する
強制空冷を行うファンを備え、前記高電圧発生回路は前
記放電ランプよりも前記ファンの送風方向に対して風上
の位置に配置されることを特徴とする。
【0041】請求項13記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記高電圧発生回路と前記放電
ランプとを高圧リード線で電気的に接続し、この高圧リ
ード線を前記高電圧発生回路における前記放電ランプ側
から引き出すことを特徴とする。
【0042】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
画像表示装置において、前記イグナイタ部を、前記高電
圧を前記放電ランプに印加する高圧発生部と、これに高
電圧を発生させるための電力を供給する電源回路部とに
分離してなることを特徴とする。
【0043】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、少なくとも前記高圧発生部を
前記放電ランプの近傍に設けてなることを特徴とする。
【0044】請求項16記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、前記高圧発生部を前記電源回
路部よりも前記放電ランプの近傍に設けてなることを特
徴とする。
【0045】請求項17記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、少なくとも前記高圧発生部
を、前記放電ランプが着脱自在に収納されるランプハウ
ス内に設けてなることを特徴とする。
【0046】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の画像表示装置において、前記ランプハウスは前記高圧
発生部を少なくとも収納する収納部を有していることを
特徴とする。
【0047】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の画像表示装置において、前記収納部には絶縁材が充填
されていることを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)発明に係る第1
実施形態の画像表示装置の回路ブロック図を図1に、同
画像表示装置の内部構成図を図2に示す。
【0049】第1実施形態の画像表示装置1について、
従来の技術と異なる構成は、電源装置部6と、ノイズフ
ィルタ15、コンデンサC7及びイグナイタ部7を除く
点灯装置部8Aとを同一基板上に、合体部6Aとして構
成したことと、この合体部6Aの点灯装置部8Aとイグ
ナイタ部7とを出力端子a1−a2、b1−b2間で電
線により分離接続し、イグナイタ部7と放電ランプ13
とを接続する高圧リード線12を短くなるように構成し
たことであり、その他の第1実施形態と同一構成につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0050】なお、イグナイタ部7と点灯装置部8Aと
を分離接続したことにより、放電ランプ13への交流電
力の供給のため、点灯装置部8Aの極性反転回路8cと
イグナイタ部7とは出力端子c1−c2、d1−d2間
で電線により分離接続している。
【0051】第1実施形態によれば、イグナイタ部7と
放電ランプ13とを接続する高圧リード線12を短くし
たことにより、イグナイタ部7から発生する高圧パルス
は最短で放電ランプ13に印加されるので、他の部位へ
浮遊容量を介して高圧パルスが漏洩することを抑制し、
マイコンやICなどの電子回路の誤動作や破壊を抑制す
ることができる。また、電磁的に遮蔽された空間の中で
映像信号処理のための電子回路基板(点灯装置部8Aを
除く)へのノイズの回り込みを抑制することができる。
【0052】さらに、電源装置部6と点灯装置部8Aと
を同一基板上に構成したにより、削減可能なスペース2
0(図2参照)が拡大し、強制空冷用FAN10を一つ
削減することができると共に、図17に示した電源装置
部6と点灯装置部8との接続に必要であったノイズフィ
ルタ15やコネクタ類も削減することができ、画像表示
装置1の小型化、軽量化を図ることができる。そして強
制空冷用FAN10を削減することにより、騒音レベル
が低下し画像表示装置1の駆動時の騒音を抑制すること
もできる。
【0053】また、プロジェクタ用のイグナイタ部7
は、大電流且つ高圧であり、図17に示した点灯装置部
8において最も大きい部品であったが、イグナイタ部7
と点灯装置部8Aとを別体にすることにより、画像表示
装置1の設計自由度を高めることができる。
【0054】さらに、図2に示すように、放電ランプ1
3の一方(同図では左下)の側にイグナイタ部7を、他
方(同図では上から右)の側に信号処理部9及び合体部
6Aを配設したことにより、他の部位へ浮遊容量を介し
て高圧パルスが漏洩することを抑制し、マイコンやIC
などの電子回路の誤動作や破壊を抑制することができ
る。
【0055】(第2実施形態)図3(a)は発明に係る
第2実施形態の画像表示装置におけるイグナイタ部を合
体部から分離した場合の構成斜視図であり、(B)のB
面視図には合体部6Aとの接続端子a2、b2、c2、
d2を、(c)のA面視図にはイグナイタ部7に取り付
けたランプソケット14aの端子を示す。
【0056】第2実施形態の画像表示装置について、第
1実施形態と異なる点は、イグナイタ部7にランプソケ
ット14aを設けた構成としたことであり、その他の第
1実施形態と同一構成については同一符号を付してその
説明を省略する。
【0057】第2実施形態によれば、イグナイタ部7に
ランプソケット14aを設けたことにより、他の部位へ
浮遊容量を介して高圧パルスが漏洩することを抑制し、
マイコンやICなどの電子回路の誤動作や破壊をさらに
抑制することができる。
【0058】(第3実施形態)発明に係る第3実施形態
の画像表示装置について、第1実施形態と異なる点は、
イグナイタ部7と点灯装置部8Aとを電線で接続したこ
とである。
【0059】第3実施形態によれば、イグナイタ部7と
合体部6Aにおける点灯装置部の部分とを電線で接続
し、両者間に物理的距離を設けたことにより、第1実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0060】(第4実施形態)発明に係る第4実施形態
の画像表示装置について、第1実施形態と異なる点は、
イグナイタ部7と合体部6Aとをフレキシブルプリント
基板上で回路構成したことである。
【0061】第4実施形態によれば、イグナイタ部7と
合体部6Aとをフレキシブルプリント基板上で回路構成
したことにより、電線などにより接続することなくイグ
ナイタ部7と合体部6Aの点灯装置部8Aとの間に物理
的距離を設けることができ、第1実施形態と同様の効果
を得ることができる。
【0062】(第5実施形態)図4は発明に係る第5実
施形態の画像表示装置内の各部の配置構成を示す斜視図
である。図5は同画像表示装置内の各部の配置構成を上
面から見た図である。図6(a),(b),(c)は、
それぞれ同画像表示装置のランプハウスの上面図、背面
図、側面図である。図7は同画像表示装置の回路ブロッ
ク図であり、第1実施形態と同様の要素、構成には同一
の符号を付して説明は省略する。
【0063】第5実施形態においては、図1に示したイ
グナイタ部7を、抵抗R1、コンデンサC4、サイダッ
クSSSからなる電源回路7aと、トランスT1,T
2、ダイオードD3、コンデンサC5,C6、スパーク
ギャップGAPとからなる高電圧発生回路7bとに分割
した。
【0064】そして、電源回路7aを合体部6Aの基板
上における点灯装置部8A内に配置した。以下、電源回
路7aをさらに搭載した点灯装置部8Aおよび合体部6
Aをそれぞれ点灯装置部8Bおよび合体部6Bという。
他方、高電圧発生回路7bをランプハウス4内に配置し
た。以下、ランプハウス4内に高電圧発生回路7bを配
置したものをランプハウス4Aという。
【0065】ランプハウス4Aは、キャビネット2とは
着脱自在に構成され、一部もしくは全部に樹脂が使われ
ており、前面の方向に光軸を合わせて放電ランプ13を
配置し、前面から背面に向かってリフレクタ30が被着
し、側面には外殻31が立設されており、背面は開口し
ている。外殻31は、一方の側面の背面側においてはラ
ンプハウス4Aの内側に入り込んだ状態で背面にまで延
設した隔壁32を形成し、放電ランプ13を配置するラ
ンプ収納スペース38と、イグナイタ部の高電圧発生回
路7bを配置するイグナイタ収納スペース33とが互い
に隔壁32を挟んで分離して形成されている。
【0066】イグナイタ収納スペース33に配置された
高電圧発生回路7bは、周囲をケース39によって囲ま
れ、前面に高電圧発生回路7bの出力を供給する2本の
高圧リード線12を引き出すためのブッシング34を設
け、背面には高電圧発生回路7bへ入力を供給する4本
のリード線36を設けている。このとき、ケース39の
側面はランプハウス4Aの外殻を兼ねている。そして、
ランプ収納スペース38とイグナイタ収納スペース33
とを分離している隔壁32、及びケース39によって放
電ランプ13からの輻射熱と紫外線とを遮断するので、
高電圧発生回路7bの劣化、長期信頼性の低下を防止す
ることができる。
【0067】高圧リード線12は、高電圧発生回路7b
の前面、すなわち放電ランプ13の入力端子に近い箇所
から引き出されて、高電圧発生回路7bと放電ランプ1
3とを最短で接続するので、始動時に高電圧発生回路7
bで発生した高圧パルスがキャビネット2の各部に存在
する浮遊容量を通じて漏洩することを抑制し、マイコン
やIC等を誤動作や破壊に至らせる危険性を低減させる
ことができる。
【0068】リード線36は、ランプハウス4Aの他方
の側面の背面側に配置されたランプソケット25bと点
灯装置部8Bとを接続し、点灯装置部8Bの出力に接続
したランプソケット25aとランプソケット25bとを
接続することで(25aの端子a3,b1,c1,d1
は25bの端子a4,b2,c2,d2と各々対応)、
点灯装置部8Bからの出力を高電圧発生回路7b及び放
電ランプ13に供給するもので、ランプ収納スペース3
8の背面側に設けられたL字形の隔壁37によってラン
プ収納スペース38と分離されたスペースに配置され
て、隔壁37によって放電ランプ13からの輻射熱と紫
外線とを遮断するので、劣化、長期信頼性の低下を防止
することができる。
【0069】電源装置部6と点灯装置部8Bとは同一の
基板上に載置されており、図17に示す従来例で用いた
ノイズフィルタ15とコンデンサC7とを省略すること
ができる。
【0070】次に、高電圧発生回路7bは、放電ランプ
13の近傍に配置しているので、放電ランプ13からの
輻射熱の影響を受けて、高電圧発生回路7b内の各電子
部品の温度が上昇することを防止するために、図8に示
すように強制空冷用ファン10の送風方向Aがランプハ
ウス4の背面側から前面側となるように配置すれば、高
電圧発生回路7bが放電ランプ13よりも風上となり、
方向Bに風が抜けて、放電ランプ13を直射する輻射熱
を低減させて、高電圧発生回路7bの熱を効率よく放熱
させることができる。
【0071】また、スパークギャップGAPには寿命が
あり、その寿命によってイグナイタ部の高電圧発生回路
7bの寿命、延いてはプロジェクタの寿命は決まってい
たが、第5実施形態においては、放電ランプ13の寿命
時に放電ランプ13と共に高電圧発生回路7bも新品に
交換されるため、長期にわたり、始動性、信頼性の高い
プロジェクタを提供することができる。
【0072】(第6実施形態)図9は本発明の第6実施
形態に係る画像表示装置の回路構成図である。図10は
図9に示すイグナイタ部の一部回路構成図である。図1
1は図10のイグナイタ部の収納の様子を示す図であ
る。ただし、図11(a)は天面図、(b)は背面図、
(c)は側面図である。
【0073】第6実施形態の画像表示装置は、第5実施
形態の画像表示装置との相違点として、図9に示すよう
に、合体部6Bの点灯装置部8Bにおける降圧チョッパ
回路8bと極性反転回路8cとの間に設けられる前段部
としての電源回路7aと、これとは分離して設けられる
後段部としての高電圧発生回路7cとにより構成される
イグナイタ部を備えている。
【0074】電源回路7aは、第6実施形態と同様に、
降圧チョッパ回路8bの出力に設けられる抵抗R1、コ
ンデンサC4およびサイダックSSSと、ランプソケッ
ト25aとにより構成されている。ランプソケット25
aは、抵抗R1およびコンデンサC4の接続点に一端が
接続されているサイダックSSSの他端に接続される端
子a3と、グランドに接続される端子b1と、極性反転
回路8cのMOSFET(Q3,Q4)の接続点に接続
される端子c1と、MOSFET(Q5,Q6)の接続
点に接続される端子d1とを有している。
【0075】高電圧発生回路7cは、ランプソケット2
5bと、これに接続されるイグナイタ主要部70とによ
り構成されている。ランプソケット25bは、ランプソ
ケット25aの端子a3,b1,c1,d1とそれぞれ
接続される端子a4,b2,c2,d2を有している。
イグナイタ主要部70は、図10に示すように、コンデ
ンサC5,C6およびトランスT2により構成され、高
圧パルスを出力する高圧発生部72と、トランスT1、
ダイオードD3およびスパークギャップGAPにより構
成され、高圧発生部72に高圧パルスを発生させるため
の電力を供給する後段側の電源回路部71とにより構成
されている。なお、イグナイタ主要部70には、図9に
示すように、高圧リード線12などを介して放電ランプ
13が接続され(図17参照)、高圧発生部72が極性
反転回路8cと放電ランプ13との間に介在する構成に
なっている。
【0076】そして、第6実施形態でも、高電圧発生回
路7cは、図11に示すように、ランプハウス4B内に
収納される。高圧発生部72は、隔壁で覆われたケース
39内に収納され、これとは離れた位置に電源回路部7
1が設けられている。そして、電源回路部71および高
圧発生部72は、4本のリード線36により接続されて
いる。また、ケース39内には絶縁性の高い樹脂(例え
ばエポキシ材)が充填される。ただし、図11(a)中
の35はブッシングである。なお、上記4本のリード線
36には中継コネクタが使用される構成でもよい。
【0077】このように構成される第6実施形態によれ
ば、イグナイタ部を前段部としての電源回路7aと後段
部としての高電圧発生回路7cとに分離するとともに、
高電圧発生回路7cを電源回路部71と高圧発生部72
とにさらに分離したので、少なくとも高圧発生部72を
ランプハウス4B内にまたはこの近傍(図11ではラン
プハウス4B内)に設け、残りを別の部分に設けること
ができるから、ランプハウス4内Bにイグナイタ部の全
体を収納するスペースを確保できなくても信頼性を高め
ることが可能となる。
【0078】また、高圧発生部72内のコンデンサC5
の容量、トランスT2の巻線仕様を変更することで、高
圧パルスの仕様、T2の2次巻線を流れる負荷電流(ラ
ンプ電流)の許容値を変更することが可能であり、放電
ランプ13の仕様の違いに対して、イグナイタ部の高圧
発生部72のみを仕様変更することができる。この結
果、従来例と比べて、イグナイタ部の開発期間、金型投
資など、開発費を低く抑えることができ、全体のコスト
削減に寄与することができ、低コストのイグナイタ部を
短期間に供給することができる。
【0079】(第7実施形態)図12は本発明の第7実
施形態に係る画像表示装置の回路構成図である。図13
は図12に示すイグナイタ部の一部回路構成図である。
【0080】第7実施形態の画像表示装置は、第6実施
形態の画像表示装置との相違点として、図12に示すよ
うに、降圧チョッパ回路8bと極性反転回路8cとの間
に設けられる前段部としての電源回路7dと、これとは
分離して設けられる後段部としての高電圧発生回路7e
とにより構成されるイグナイタ部を備えている。
【0081】電源回路7dは、降圧チョッパ回路8bの
出力に設けられる抵抗R1、コンデンサC4およびサイ
ダックSSSと、ランプソケット27aとにより構成さ
れている。ランプソケット27aは、サイダックSSS
の他端に接続される端子a3と、極性反転回路8cのM
OSFET(Q3,Q4)の接続点に接続される端子c
1と、MOSFET(Q5,Q6)の接続点に接続され
る端子d1とを有している。
【0082】高電圧発生回路7eは、ランプソケット2
7bと、これに接続されるイグナイタ主要部70aとに
より構成されている。ランプソケット27bは、ランプ
ソケット27aの端子a3,c1,d1とそれぞれ接続
される端子a4,c2,d2を有している。イグナイタ
主要部70aは、図13に示すように、コンデンサC
5,C6、スパークギャップGAPおよびトランスT2
により構成され、高圧パルスを出力する高圧発生部72
aと、トランスT1およびダイオードD3により構成さ
れ、高圧発生部72aに高圧パルスを発生させるための
電力を供給する電源回路部71aとにより構成されてい
る。
【0083】そして、第7実施形態でも、高電圧発生回
路7eは、機構的には第6実施形態のランプハウス4B
と同様のランプハウス4D内に収納され、高圧発生部7
2aはケース39内に収納され、これとは離れた位置に
電源回路部71aが設けられる(図11参照)。ただ
し、リード線36は3本になる。
【0084】このように構成される第7実施形態によれ
ば、イグナイタ部を前段部としての電源回路7dと後段
部としての高電圧発生回路7eとに分離するとともに、
高電圧発生回路7eを電源回路部71aと高圧発生部7
2aとにさらに分離したので、少なくとも高圧発生部7
2aをランプハウス4D内にまたはこの近傍(図12で
はランプハウス4D内)に設け、残りを別の部分に設け
ることができるから、ランプハウス4D内にイグナイタ
部の全体を収納するスペースを確保できなくても信頼性
を高めることが可能となる。
【0085】また、イグナイタ部の寿命に影響を与える
スパークギャップGAP、コンデンサC5を放電ランプ
13の交換時に同時に交換することができるため、画像
表示装置の始動性自体が放電ランプ13の交換毎にリフ
レッシュする効果も得られる。
【0086】
【発明の効果】請求項1記載の発明の画像表示装置は、
放電ランプと、高電圧を前記放電ランプに印加してこれ
を点灯開始させるイグナイタ部と、このイグナイタ部と
電気的に接続され、放電電圧を前記放電ランプに印加し
てこの放電ランプの点灯を維持する点灯装置部と、入力
信号に応答した画像信号を出力する信号処理部と、この
信号処理部からの画像信号に従って、前記放電ランプの
光を用いて投影される画像を作成する画像表示部と、各
部に電源を供給する電源装置部とをキャビネットに収納
して備え、前記イグナイタ部の少なくとも前記高電圧を
発生する部分を、前記点灯装置部から配置構成上分離し
て、前記信号処理部から遠く、前記放電ランプに近い位
置に配置したので、信号処理部の誤動作を抑制すること
ができる。また、従来、点灯装置部と一体となっていた
イグナイタ部の少なくとも高電圧を発生する部分が単一
の小さなブロックとなることで自由な配置が可能とな
り、イグナイタ部の少なくとも高電圧を発生する部分を
放電ランプに近接配置することができ、もってイグナイ
タ部が放電ランプに印加する高電圧の漏洩が少なくな
り、マイコンやICなどの電子部品から回路構成された
信号処理部への誤動作、故障を少なくすることが可能と
なる。また、点灯装置部はイグナイタ部の少なくとも高
電圧を発生する部分から分離しているので、放電ランプ
点灯時の発熱を受ける場所を避けて配置することが可能
となり、点灯装置部の熱ストレスを少なくすることがで
きる共に、点灯装置部の配置によっては空冷用FANを
削減することも可能となる。
【0087】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部はランプソケッ
トを有するので、他の部位へ浮遊容量を介して高圧パル
スが漏洩することを抑制し、マイコンやICなどの電子
回路の誤動作や破壊をさらに抑制することができる。
【0088】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記点灯装置部及び電源装置部を
同一基板上に搭載したので、両者間の接続線に重畳する
高周波ノイズ除去のためのノイズフィルタや両者を接続
するのに必要なコネクタ類を削減することができる。
【0089】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部はランプソケッ
トを有し、前記点灯装置部及び電源装置部を同一基板上
に搭載したので、請求項2,3記載の発明の双方の効果
を奏することができる。
【0090】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部と点灯装置部と
を電線で接続したので、信号処理部の誤動作を抑制する
ことができる。
【0091】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記イグナイタ部及び点灯装置部
をフレキシブルプリント基板上に設けたので、電線など
により接続することなく、イグナイタ部と点灯装置部と
を物理的に離す配置構成が可能になる。
【0092】請求項7記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記放電ランプを境にして、その
一方の側に前記イグナイタ部を配設し、その他方の側に
前記信号処理部、電源装置部及び点灯装置部を配設した
ので、他の部位へ浮遊容量を介して高圧パルスが漏洩す
ることを抑制し、マイコンやICなどの電子回路の誤動
作や破壊を抑制することができる。
【0093】請求項8記載の発明は、請求項1記載の画
像表示装置において、前記放電ランプに高電圧を印加す
る高電圧発生回路と、前記点灯装置部と接続して前記高
電圧発生回路に電源を供給する電源回路とにより前記イ
グナイタ部を構成し、前記キャビネットに対して着脱自
在のランプハウスを設け、このランプハウスの内部を隔
壁によって2つの収納スペースに分離して、一方の収納
スペースに前記放電ランプを収納し、他方の収納スペー
スに前記高電圧発生回路を収納したので、2つの収納ス
ペースに分離する隔壁によってイグナイタ部の高電圧発
生回路に直射する放電ランプからの輻射熱と紫外線とを
遮断して、イグナイタ部の高電圧発生回路の劣化、長期
信頼性の低下を防止することができ、またランプハウス
をキャビネットから着脱自在に構成したので、放電ラン
プの寿命時に放電ランプと共に高電圧発生回路も新品に
交換され、長期にわたり、始動性、信頼性の高いプロジ
ェクタを提供することができる。
【0094】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像表示装置において、前記高電圧発生回路は周囲をケー
スで囲まれ、このケースの少なくとも1つの壁面は前記
ランプハウスの外殻であるので、ケースによってイグナ
イタ部の高電圧発生回路に直射する放電ランプからの輻
射熱と紫外線とを遮断して、イグナイタ部の高電圧発生
回路の劣化、長期信頼性の低下を防止することができ
る。
【0095】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記隔壁は、前記放電ランプか
ら発せられた前記高電圧発生回路への輻射熱を遮断する
ので、請求項8と同様の効果を奏する。
【0096】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記ランプハウスの内部には、
前記高電圧発生回路を前記イグナイタの電源回路に接続
するためのリード線と、前記放電ランプを前記点灯装置
部に接続するためのリード線とがあり、これらリード線
と前記放電ランプとの間に介設される隔壁を前記ランプ
ハウスに設けたので、隔壁によってリード線に直射する
放電ランプからの輻射熱と紫外線とを遮断して、リード
線の劣化、長期信頼性の低下を防止することができる。
【0097】請求項12記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記キャビネット内を冷却する
強制空冷を行うファンを備え、前記高電圧発生回路は前
記放電ランプよりも前記ファンの送風方向に対して風上
の位置に配置されるので、イグナイタ部の高電圧発生回
路の熱を効率よく放熱させることができる。
【0098】請求項13記載の発明は、請求項8記載の
画像表示装置において、前記高電圧発生回路と前記放電
ランプとを高圧リード線で電気的に接続し、この高圧リ
ード線を前記高電圧発生回路における前記放電ランプ側
から引き出すので、始動時にイグナイタ部の高電圧発生
回路で発生した高圧パルスがキャビネットの各部に存在
する浮遊容量を通じて漏洩することが抑制されて、マイ
コンやIC等を誤動作や破壊に至らせる危険性を低減さ
せることができる。
【0099】請求項14記載の発明は、請求項1記載の
画像表示装置において、前記イグナイタ部を、前記高電
圧を前記放電ランプに印加する高圧発生部と、これに高
電圧を発生させるための電力を供給する電源回路部とに
分離してなるので、信号処理部の誤動作、故障の抑制、
装置の小型軽量化、駆動時の騒音抑制、電子回路へのノ
イズ影響の抑制、装置の設計自由度の拡大が可能になる
ほか、ランプハウス内にイグナイタ部を収納するスペー
スを確保できなくても信頼性を高めることが可能とな
る。
【0100】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、少なくとも前記高圧発生部を
前記放電ランプの近傍に設けてなるので、ランプハウス
内にイグナイタ部を収納するスペースを確保できなくて
も信頼性を高めることが可能となる。
【0101】請求項16記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、前記高圧発生部を前記電源回
路部よりも前記放電ランプの近傍に設けてなるので、信
号処理部の誤動作、故障の抑制、装置の小型軽量化、駆
動時の騒音抑制、電子回路へのノイズ影響の抑制、装置
の設計自由度の拡大が可能になる。
【0102】請求項17記載の発明は、請求項14記載
の画像表示装置において、少なくとも前記高圧発生部
を、前記放電ランプが着脱自在に収納されるランプハウ
ス内に設けてなるので、イグナイタ部の高圧発生部の仕
様変更が容易になる。
【0103】請求項18記載の発明は、請求項17記載
の画像表示装置において、前記ランプハウスは前記高圧
発生部を少なくとも収納する収納部を有しているので、
信号処理部の誤動作をより好適に防止することができ
る。
【0104】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の画像表示装置において、前記収納部には絶縁材が充填
されているので、高圧発生部に対する絶縁機能を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る第1実施形態の画像表示装置の回路
ブロック図である。
【図2】同画像表示装置の内部構成図である。
【図3】(a)は発明に係る第2実施形態の画像表示装
置におけるイグナイタ部を合体部から分離した場合の構
成斜視図、(b)は(a)のB面視図、(c)は(a)
のA面視図である。
【図4】発明に係る第5実施形態の画像表示装置内の各
部の配置構成を示す斜視図である。
【図5】同画像表示装置内の各部の配置構成を上面から
見た図である。
【図6】(a),(b),(c)は、それぞれ同画像表
示装置のランプハウスの上面図、背面図、側面図であ
る。
【図7】同画像表示装置の回路ブロック図である。
【図8】同画像表示装置におけるランプハウス内の空冷
の説明図である。
【図9】本発明の第6実施形態に係る画像表示装置の回
路構成図である。
【図10】図9に示すイグナイタ部の一部回路構成図で
ある。
【図11】(a),(b),(c)は、それぞれ図9の
画像表示装置のランプハウスの上面図、背面図、側面図
である。
【図12】本発明の第7実施形態に係る画像表示装置の
回路構成図である。
【図13】図12に示すイグナイタ部の一部回路構成図
である。
【図14】キャビネットを除いた状態で見た従来のプロ
ジェクタ内の各部の配置構成を示す斜視図である。
【図15】図14に示すプロジェクタ内の各部の配置構
成を上面から見た図である。
【図16】同プロジェクタに収納されるランプハウスの
構造図である。
【図17】同プロジェクタの回路ブロック図である。
【図18】イグナイタ部で発生する高圧パルスの波形図
である。
【符号の説明】
1 画像表示装置 3a 画像表示素子 6 電源装置部 7 イグナイタ部 8A 点灯装置部 9 信号処理部 11 入力フィルタ部 12 高圧リード線 13 放電ランプ 14a,14b ランプソケット 26 交流電源

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ランプと、高電圧を前記放電ランプ
    に印加してこれを点灯開始させるイグナイタ部と、この
    イグナイタ部と電気的に接続され、放電電圧を前記放電
    ランプに印加してこの放電ランプの点灯を維持する点灯
    装置部と、入力信号に応答した画像信号を出力する信号
    処理部と、この信号処理部からの画像信号に従って、前
    記放電ランプの光を用いて投影される画像を作成する画
    像表示部と、各部に電源を供給する電源装置部とをキャ
    ビネットに収納して備え、前記イグナイタ部の少なくと
    も前記高電圧を発生する部分を、前記点灯装置部から配
    置構成上分離して、前記信号処理部から遠く、前記放電
    ランプに近い位置に配置したことを特徴とする画像表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記イグナイタ部はランプソケットを有
    することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記点灯装置部及び電源装置部を同一基
    板上に搭載したことを特徴とする請求項1記載の画像表
    示装置。
  4. 【請求項4】 前記イグナイタ部はランプソケットを有
    し、前記点灯装置部及び電源装置部を同一基板上に搭載
    したことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記イグナイタ部と点灯装置部とを電線
    で接続したことを特徴とする請求項1記載の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】 前記イグナイタ部及び点灯装置部をフレ
    キシブルプリント基板上に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記放電ランプを境にして、その一方の
    側に前記イグナイタ部を配設し、その他方の側に前記信
    号処理部、電源装置部及び点灯装置部を配設したことを
    特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記放電ランプに高電圧を印加する高電
    圧発生回路と、前記点灯装置部と接続して前記高電圧発
    生回路に電源を供給する電源回路とにより前記イグナイ
    タ部を構成し、前記キャビネットに対して着脱自在のラ
    ンプハウスを設け、このランプハウスの内部を隔壁によ
    って2つの収納スペースに分離して、一方の収納スペー
    スに前記放電ランプを収納し、他方の収納スペースに前
    記高電圧発生回路を収納したことを特徴とする請求項1
    記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記高電圧発生回路は周囲をケースで囲
    まれ、このケースの少なくとも1つの壁面は前記ランプ
    ハウスの外殻であることを特徴とする請求項8記載の画
    像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記隔壁は、前記放電ランプから発せ
    られた前記高電圧発生回路への輻射熱を遮断することを
    特徴とする請求項8記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記ランプハウスの内部には、前記高
    電圧発生回路を前記イグナイタの電源回路に接続するた
    めのリード線と、前記放電ランプを前記点灯装置部に接
    続するためのリード線とがあり、これらリード線と前記
    放電ランプとの間に介設される隔壁を前記ランプハウス
    に設けたことを特徴とする請求項8記載の画像表示装
    置。
  12. 【請求項12】 前記キャビネット内を冷却する強制空
    冷を行うファンを備え、前記高電圧発生回路は前記放電
    ランプよりも前記ファンの送風方向に対して風上の位置
    に配置されることを特徴とする請求項8記載の画像表示
    装置。
  13. 【請求項13】 前記高電圧発生回路と前記放電ランプ
    とを高圧リード線で電気的に接続し、この高圧リード線
    を前記高電圧発生回路における前記放電ランプ側から引
    き出すことを特徴とする請求項8記載の画像表示装置。
  14. 【請求項14】 前記イグナイタ部を、前記高電圧を前
    記放電ランプに印加する高圧発生部と、これに高電圧を
    発生させるための電力を供給する電源回路部とに分離し
    てなることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも前記高圧発生部を前記放電
    ランプの近傍に設けてなることを特徴とする請求項14
    記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記高圧発生部を前記電源回路部より
    も前記放電ランプの近傍に設けてなることを特徴とする
    請求項14記載の画像表示装置。
  17. 【請求項17】 少なくとも前記高圧発生部を、前記放
    電ランプが着脱自在に収納されるランプハウス内に設け
    てなることを特徴とする請求項14記載の画像表示装
    置。
  18. 【請求項18】 前記ランプハウスは前記高圧発生部を
    少なくとも収納する収納部を有していることを特徴とす
    る請求項17記載の画像表示装置。
  19. 【請求項19】 前記収納部には絶縁材が充填されてい
    ることを特徴とする請求項18記載の画像表示装置。
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