JP2002357273A - オイル制御装置 - Google Patents

オイル制御装置

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JP2002357273A
JP2002357273A JP2002095863A JP2002095863A JP2002357273A JP 2002357273 A JP2002357273 A JP 2002357273A JP 2002095863 A JP2002095863 A JP 2002095863A JP 2002095863 A JP2002095863 A JP 2002095863A JP 2002357273 A JP2002357273 A JP 2002357273A
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oil control
oil
shaft
grooves
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JP2002095863A
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Inventor
James Mcewen
ジェイムズ・マッカーエン
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Cummins Turbo Technologies Ltd
Original Assignee
Holset Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で効率的に製造でき、かつ、変形もさせ
やすいオイル制御装置を提供すること。 【解決手段】 開口を貫く回転シャフトの通路をシール
するためのシステムに組み込まれるオイル制御装置であ
る。オイル制御装置は、上記シャフトと一緒に回転する
ための環状部材を備え、上記環状部材は、円周方向に間
隔をおいて配列されて上記シャフトが回転したとき流体
を遠心力で上記シャフトから離れさせる通路(24,2
5)を有し、上記通路(24,25)は、それらの長さ
に亘って開放された溝からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オイル制御装置
に関する。この発明は、異なる流体圧力の条件下にある
隣接する室を分離する壁を貫く回転シャフトの通路をシ
ールするためのシステムに組み込まれるのに特に適した
オイル制御装置を提供する。詳しくは、限定されるもの
ではないが、この発明は、ターボチャージャコンプレッ
サ等のコンプレッサのシステムをシールするスラスト軸
受に組み込まれるオイル制御装置に関係している。
【0002】
【従来の技術】ターボチャージャは、内部燃焼エンジン
の取り入れ口に空気を大気圧以上の圧力(ブースト圧
力)で供給する装置としてよく知られている。従来のタ
ーボチャージャは、本質的にタービンハウジングの内側
にある回転シャフトに取り付けられた排気ガス駆動のタ
ービンホイールを備える。タービンホイールの回転は、
コンプレッサハウジングの内側でシャフトの他端に取り
付けられたコンプレッサホイールを回転させる。コンプ
レッサホイールは、圧縮した空気をエンジンの取り入れ
口マニホールドに射出し、それによってエンジンパワー
を増大させる。
【0003】ターボチャージャシャフトは、通常ジャー
ナル軸受およびスラスト軸受によって支持され、適切な
潤滑システムを備え、タービンホイールハウジングとコ
ンプレッサホイールハウジングの間に接続される中央軸
受ハウジングの内側に位置している。中央軸受ハウジン
グからコンプレッサハウジングまたはタービンハウジン
グへのオイル漏れを回避する有効なシールシステムを提
供することに問題があることはよく知られている。この
ことは、ターボチャージャのコンプレッサ端についてい
え、なぜかというと、低いブースト圧力においては、コ
ンプレッサハウジングの中へのオイル漏れを促進する軸
受ハウジングからコンプレッサハウジングへのかなりの
圧力の低下がありうるからである。
【0004】従来のターボチャージャデザインでは、シ
ャフトは、コンプレッサハウジング後ろ板またはオイル
シール板における適切な通路を通して軸受ハウジングか
らコンプレッサハウジングまで通過し、スラスト軸受ア
センブリーは、軸受ハウジングの内部で上記板に隣接し
て配置される。コンプレッサハウジングの中に漏れ得る
オイルは、スラスト軸受アセンブリーに供給されるオイ
ルである。これを防止するために、そのようなスラスト
軸受アセンブリーには、オイル制御装置(ターボチャー
ジャ産業ではしばしば「オイルスリンガ(oil slinge
r)」と言及される)を有するシールアセンブリーを組
み込むことが普通である。オイルスリンガは、シャフト
と一緒に回転する環状部材であり、オイルをはねとばし
てシャフトから離し、とりわけ軸受ハウジングからコン
プレッサハウジングの中への通路からオイルを離す羽根
の役割を有効的に果たす幾つかの径方向に延びる通路を
備える。スラスト軸受およびシールアセンブリーの回り
に配置される環状スプラッシュ室(annular splash cha
mber)は、潤滑システムの内部での再循環の目的でオイ
ルを収集する。例えば、スプラッシュ室は、オイルをオ
イル溜めに排出する排液溝を備えるかもしれない。
【0005】多くのそのようなスラスト軸受シールシス
テムは、知られており、例えば、典型例は、米国特許
4,157,834に開示されている。このシステムで
は、オイルスリンガ部分は、スラスト軸受アセンブリー
のスラストカラー部分(thrust collar component)と
一体になっている。他の構成では、オイルスリンガは、
シャフトと一緒に回転するように適切に取り付けられた
分離部分であるかもしれない。
【0006】
【発明の目的と概要】この発明は、分離部分としての、
またはスラスト軸受とシールアセンブリーの少なくとも
一方の一部分等の他部材の一体部分としてのオイルスリ
ンガの形状に関する。シンプルな、したがって従来デザ
インより安価に製造できるオイルスリンガを提供するこ
とがこの発明の目的である。更なる目的は、従来デザイ
ンと比較し改良された汲み出し効率を有するオイルスリ
ンガを提供することである。
【0007】この発明の第1の側面によれば、開口を貫
く回転シャフトの通路をシールするためのシステムに組
み込まれるオイルスリンガが提供され、このオイルスリ
ンガは、上記シャフトと一緒に回転するための環状部材
を備え、上記環状部材は、円周方向に間隔をおいて配列
されて上記シャフトが回転したとき流体を遠心力で上記
シャフトから離れさせる通路を有し、上記通路は、それ
らの長さに亘って開放された溝として構成されている。
【0008】更に以下に検討するように、油切り通路を
開放溝として形成することは、油切り通路がオイルスリ
ンガにドリルで空けられた径方向の穴である従来のデザ
インよりも優れた幾つかの利点を提供する。オイルスリ
ンガの製造は、従来のオイルスリンガの製造に必要な機
械加工よりもいっそう効率的な焼結や射出成形のような
幾つかの公知のテクニックを使うことができるので簡単
になる。製造コストの削減に加えて、製造の容易さは、
通路の形状を変形させることを可能にし、その結果、オ
イルスリンガの汲み出し特性は「チューン(調整)」さ
れることができる。開放溝は、またドリル穴よりも低い
応力をうけるので、オイルスリンガの耐久性が増大する
かもしれない。
【0009】好ましくは、環状部材は、複数の上記溝が
形成される少なくとも1つの略径方向に広がる表面を形
成している。
【0010】好ましい実施形態では、環状部材は、中央
の円柱状の本体部分と、周囲の環状部分とを備え、上記
少なくとも1つの表面は、環状部分によって形成され、
例えば、環状部材の軸方向の端部に形成される。
【0011】環状部分は、好ましくは軸方向に延びる部
分を有し、この軸方向に延びる部分は、上記本体部分か
ら径方向に離間していて、それらの間に環状の間隙を形
成している。使用において、上記環状の間隙は、オイル
シール板のフランジ等を支持するかもしれず、上記フラ
ンジは、穴を形成している。この実施形態では、上記表
面での上記溝の少なくとも幾つかは上記環状の間隙と連
通する。
【0012】溝は、様々な形状を有するかもしれない。
例えば、上記溝の1つあるいはそれより多くは、略まっ
すぐで半径の方向になっているかもしれず、あるいは、
まっすぐでオイルスリンガの回転方向に対して前方ある
いは後方に延びているかもしれない。代わりに、上記溝
の少なくとも幾つかは、一定あるいは変動する曲率半径
を有する曲線であるかもしれない。
【0013】溝は、要求される汲み出し特性に依存し
て、一定の断面積またはオイルスリンガの回転軸から離
れる方向で各溝の長さに沿って増大あるいは減少する断
面積を有するかもしれない。変動する断面積は、例え
ば、各溝の幅と深さのうちの少なくとも1つを変化させ
ることによって供給されるかもしれない。
【0014】この発明の第2の側面に従えば、壁の開口
を貫く回転シャフトの通路をシールするためのシールシ
ステムが提供され、このシステムは、上記シャフトと一
緒に回転するように取り付けられたこの発明の第1の側
面に従うオイルスリンガを備えている。
【0015】例えば、この発明は、壁の開口を貫く回転
シャフトの通路を、このシャフトと結合するスラスト軸
受アセンブリーに供給される潤滑油が漏れないようシー
ルするためのシールシステムを提供し、このシステム
は、上記壁と上記スラスト軸受アセンブリーの間に、上
記シャフトと一緒に回転するように取り付けられたこの
発明の第1の側面に従うオイルスリンガを備える。
【0016】この発明に従うオイルスリンガは多数の変
形された応用を有するかもしれないけれど、それらは、
ターボチャージャのシールシステムに組み込まれるのに
特に適している。従って、この発明の第3の側面は、壁
によって分離されたコンプレッサハウジングと軸受ハウ
ジングと、上記軸受ハウジングの内部に収容された軸受
システムに取り付けられ、上記軸受ハウジングから上記
コンプレッサハウジングの中に上記壁を通じて延びてい
る回転シャフトと、上記軸受ハウジングからコンプレッ
サハウジングの中への潤滑油の漏れを防止するのに役立
たせるため、上記壁の上記軸受ハウジング側で上記シャ
フトに取り付けられた第1の側面に従ったオイルスリン
ガとを備えたターボチャージャを提供することである。
【0017】上記壁は、オイルスリンガと噛み合って協
働するようになっているコンプレッサ後ろ板または分離
したオイルシール板であるかもしれない。好ましくは、
オイルスリンガは、上記板と隙間をもって係合する第1
の略径方向に広がる軸方向端面(上記溝の少なくとも幾
つかは、上記第1端面に形成されることが好ましい)と
上記スラスト軸受アセンブリーに面する第2の略径方向
に広がる軸方向端面(上記溝の少なくとも幾つかは、上
記第2端面に形成されることが好ましい)のうちの少な
くとも1つを有することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】図を参照すると、図1は、この発
明を組み込んでいるターボチャージャーの部品を切断す
る軸方向の断面である。図示されているターボチャージ
ャーは、中心軸受ハウジング4を通して延びる共通シャ
フト3の両端に取り付けられたコンプレッサホイール1
とタービンホイール2とを備える。軸受ハウジングや軸
受構成の細部の大半は、この発明を実行したりまたは理
解したりするのに重要ではなく、それで深く立ち入るこ
とはしない。そのような細部は、従来そのままであるか
もしれない。
【0019】一般的に、軸受ハウジング4は、ジャーナ
ル軸受アセンブリー5,6を収容する中央部を有し、上
記ジャーナル軸受アセンブリー5,6は、各々軸受ハウ
ジングにおけるコンプレッサ端とタービン端の近傍に配
置させられている。軸受ハウジング自身のコンプレッサ
端は、スラスト軸受アセンブリー7を収容し、コンプレ
ッサのディフューザー部分を形成する径方向に広がるデ
ィフューザー部8で終わっている(コンプレッサカバー
(図示せず)はコンプレッサホイール1のまわりのディ
フューザー部分にボルトで締められている)。コンプレ
ッサホイール1が回転する室(以下、コンプレッサハウ
ジングと言う)は、軸受ハウジング4のディフューザー
部8の内部に存在しているオイルシール板9によって、
軸受ハウジング4から分離されている。オイルシール板
9は、この発明に係るオイルスリンガ10を更に組み入
れたオイルシールシステムの一部分である。これらの構
成部品の細部を特に図2−図6を参照することにより説
明する。
【0020】オイルシール板9とオイルスリンガ10を
備えているオイルシールシステムは、軸受ハウジングか
らコンプレッサハウジングを分離し、コンプレッサホイ
ール1とスラスト軸受アセンブリー7の間に位置してい
る。オイルシールシステムは、スラスト軸受アセンブリ
ー7に供給されなければならないオイルが、特に軸受ハ
ウジングからコンプレッサハウジングへ圧力低下がある
低いコンプレッサの速度において、コンプレッサハウジ
ングの中に漏れることを防止するために設けられてい
る。
【0021】オイルシール板は、ハウジングの内部の位
置に固定されるが、オイルスリンガ10は、シャフト3
と共に回転するように取り付けられ、したがってオイル
シール板9に対して回転する。オイルスリンガ10とオ
イルシール板9は、オイル漏れを防止するために、軸受
ハウジングからコンプレッサハウジングまでラビリンス
通路を供給する従来の一般的な形状で互いに噛み合って
いる。オイルシール板9およびオイルスリンガ10の細
部と、これら二つの間の協力について、図3−図6をさ
らに参照することによって説明する。図3と図4は、軸
方向の両側から見たオイルスリンガ10(図1または図
2の縮尺とは異なる)の斜視図である。図5と図6は噛
み合わせられたオイルスリンガ10とオイルシール板9
を示し、図6は図5の径方向の断面となっている。
【0022】これらの図から、オイルシール板は、軸方
向に延びている環状フランジ13によって形成される中
央穴12を有する環状ディスク11を備え、上記環状フ
ランジ13は、軸受ハウジング4の中へ入り込んでいる
ことがわかる。フランジ13は、シャフト3を取り囲む
が、それらの間には環状の間隙が存在している。
【0023】オイルシール板9は、その外周部に隣接す
るところから軸方向に延びて軸受ハウジング4の中へと
軸方向に延びる第2環状フランジ14を有している。第
2環状フランジ14は、第1フランジ13よりも大きな
軸方向寸法と径方向寸法を有し、スラスト軸受アセンブ
リー7に当接する。環状ショルダ15は、フランジ14
とディスク11の外側表面の間に形成されてOリング1
6のための環状シートを提供しており、上記Oリング1
6は、オイルシール板9の径方向外側部分と軸受ハウジ
ング4の間のシールを提供する。第3環状フランジ17
は、環状ディスク11の中央穴12と環状ディスク11
の外面の略中ほどでオイルシール板9のコンプレッサ側
から径方向に延びている。
【0024】今、この発明の実施形態によるオイルスリ
ンガ10に注意を向けると、これは、中央の円柱状の本
体18と径方向に階段状になっている環状部分とを備
え、この径方向に階段状になっている環状部分は、径方
向に延びるフランジ部分19と径方向に拡張され軸方向
に延びる部分20とから略なる。拡張部分20は、フラ
ンジ部分19に隣接する本体18の部分を取り囲み、そ
れによって、オイルスリンガ10の本体18が、オイル
シール板9の中央穴12の中に入り込むように、オイル
シール板9の環状フランジ13を収容する環状スロット
21を画定する。オイルスリンガ10の拡張部分20の
径方向表面22は、径方向に段上になっていて、フラン
ジ13の回りのオイルシール板9のディスク11の表面
と間隙をもって係合する軸方向の一段高くなった部分を
提供する。環状溝がオイルスリンガ10の本体18の外
部表面に設けられ、この環状溝の中にオイルスリンガ1
0とオイルシール板9のフランジ13の間のシールを供
給するシールリング23が位置する。
【0025】オイルスリンギング機能、つまり油切り機
能は、オイルスリンガ10の環状部分の両端面に形成さ
れた開放溝によって画定される軸方向に離間した円周方
向の二組の油切り通路によって提供される。油切り溝2
4の第1の組は、オイルスリンガ10の環状部分におけ
る拡張部分20の軸方向端面22に設けられ、拡張部分
20の径方向内側面の開口と拡張部分20の外面の開口
との間で延びている。図示されている実施形態では、広
がり部分20のまわりに円周方向に間隔をおいた10個
の溝24が存在している。溝24は正確に径方向に延び
ておらず、今の場合にはわずかな角度で前方に傾斜して
いる。油切り通路の第2の組は、オイルスリンガ10の
フランジ部分19に形成された溝25によって構成され
ており、各々はフランジ部分19の外側面における開口
と環状スロット21への開口との間で延びている。この
実施形態では、再びわずかな角度を有して前方に広がる
10個の溝25が存在している。
【0026】動作においては、オイルスリンガ10は、
軸受ハウジング4からコンプレッサハウジングの中への
シャフト3の通路をシールしている。オイルスリンガの
中央の円柱状の本体18は、コンプレッサホイール1と
スラスト軸受アセンブリー7の一部分であるスラストカ
ラー7aとの間に延びている。上記のように、オイルス
リンガ10の拡張部分の表面22の一段高くなった部分
は、オイルシール板に隙間をもって係合している。溝2
4は、したがってオイルシール板9のディスク11の表
面を横切って延びている。同様に、オイルスリンガ10
の環状部分19の反対表面に形成されている溝25は、
スラスト軸受7の表面を横切って延びている。油切り溝
24,25の回転は、オイルシール板を横切るときの圧
力差を生成し、その結果、オイルシール板9とオイルス
リンガ10の間で漏れる傾向がある油は、油切り溝2
4,25の回転によって中心から外に向かって加速され
て、軸受ハウジングの内部に画定されているスプラッシ
室(オイルシール板フランジ14の内部環状表面とオイ
ルスリンガ10の外側表面の間)の中に注入される。移
動した油は、そのとき通常の方法で再循環のために流出
する。
【0027】この発明のオイルスリンガ10の基本動作
は、本質的に従来技術のオイルスリングと同じである。
この発明と従来技術の間の基本的な差異は、しかしなが
ら、従来のオイルスリンガに備えられている径方向の穴
とは対照的に、油切り通路が、開放溝によって形成され
ているということである。開放溝を採用したことによっ
て、オイルスリンガの形状の製作が非常に簡単になる。
この場合、難なく溝の形状に変化をつけることができる
のに対し、油切り通路をオイルスリンガの中にドリルで
空けられた穴によって形成する従来のオイルスリンガで
は、正確に径方向に広がる通路における単純配置(従来
技術で見られるような)からそれることは、極端に難し
くなるだろうと思われる。対照的に、この発明では、溝
の特性の幾つかの特徴は、オイルスリンガの吸い出し特
性の「チューン(tune)」を容易く変更できるというこ
とである。例えば、溝は、上記実施形態で示されるよう
なオイルスリンガ中央から延びる半径線に対して、ある
角度に向けられることができる。溝は、したがって、オ
イルスリンガの回転方向に対し、前方あるいは後方のい
ずれか一方に広がることができる。同様に、図示されて
いるようなまっすぐな溝よりも、曲がった溝を使用する
こともできる。
【0028】この図示された実施形態では、溝は平行縁
を有している。更なる変形として、縁は先細りになるこ
とができ、また各溝の深さは距離が進むと共に増大した
り、または減少したりすることができる。上記特徴の二
つあるいは三つ以上を、結び付けることができるという
こと、および隣接する溝が異なる形状を有することがで
きるということは、また認識されるだろう。
【0029】この発明によるオイルスリンガの製造に容
易く使用できる焼結および射出成形テクニックを含む幾
つかの現存する製造テクニックがある。そのようなテク
ニックは、従来のオイルスリンガデザインを製造するの
に必要な機械加工と比べると相対的に低コストになる。
この発明によるオイルスリンガを、それゆえに、現存す
るオイルスリンガデザインよりいっそう安価で効率的に
製造することができる。
【0030】更なる利点は、開放油切り溝が、従来のオ
イルスリンガの単純なドリル穴と同程度の応力を受けな
いということであり、それゆえに従来のオイルスリンガ
より耐久性があるということである。
【0031】実行できる上記特徴に加えて、述べられた
特定の例に対して幾つかの変更をすることができるとい
うことを認識することができる。例えば、溝はオイルス
リンガの環状部分の両面よりも片面に備えられるかもし
れず、またその配列あるいは各配列での溝の数は、図示
されている数から変更されるかもしれない。図示された
オイルスリンガは、分離した部材であるが、オイルシー
ル構成部分の他部やスラスト軸受アセンブリーの一体部
分とすることもできる。例えば、オイルスリンガは、ス
ラスト軸受カラー7aの一体部分とすることもできる。
加えて、オイルスリンガ10の細部の形状は、例えば、
オイルシール板9の変化した形状に適合するように変更
してもよい。更に、異なるターボチャージャの構成で
は、オイルスリンガ10は、図示された実施形態の分離
したオイルシール板ではなく、コンプレッサハウジング
の後ろ板と協働してもよい。
【0032】適切に熟練した人は、実現できる他の変形
を容易く理解できるだろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を組み込んだターボチャージャの軸
方向の断面である。
【図2】 図1における軸受ハウジングのコンプレッサ
端の拡大であり、この発明に従うオイルスリンガの位置
を詳細に示す図である。
【図3】 分離状態のオイルスリンガの片側を示す斜視
図である
【図4】 分離状態のオイルスリンガの図3とは反対側
の斜視図である。
【図5】 図1および図2に示されるオイルシール板と
一緒になった図3および図4のオイルスリンガを示す斜
視図である。
【図6】 オイルスリンガとオイルシール板との図5の
結合状態における径方向断面である。
【符号の説明】
9 オイルシール板 10 オイルスリンガ 18 円柱状の本体 19 フランジ部分 20 拡張部分 21 環状スロット 24,25 油切り溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・マッカーエン イギリス、エイチディ1・6アールエイ、 ハッダーズフィールド、セント・アンドリ ュース・ロード、ホルセット・エンジニア リング・カンパニー・リミテッド内 Fターム(参考) 3G005 EA16 FA13 FA30 FA31 FA41 GB42 GB73 GB78 3J042 AA08 BA02 CA20 CA21

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を貫く回転シャフトの通路をシール
    するためのシステムに組み込まれるオイル制御装置にお
    いて、 上記シャフトと一緒に回転するための環状部材を備え、
    上記環状部材は、円周方向に間隔をおいて配列されて上
    記シャフトが回転したとき流体を遠心力で上記シャフト
    から離れさせる通路を有し、上記通路は、それらの長さ
    に亘って開放された溝からなることを特徴とするオイル
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオイル制御装置におい
    て、上記環状部材は、複数の上記溝が形成される少なく
    とも一つの略径方向に広がる表面を形成することを特徴
    とするオイル制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のオイル制御装置におい
    て、上記環状部材は、中央の円柱状の本体部分と取り囲
    む環状部分とを備え、上記少なくとも一つの表面は、上
    記環状部分によって形成されることを特徴とするオイル
    制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のオイル制御装置におい
    て、上記少なくとも一つの表面は、上記環状部分の軸方
    向の端部に形成されていることを特徴とするオイル制御
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のオイル制御装置におい
    て、上記環状部分は、第1および第2の背中あわせに面
    する軸方向の端面を形成し、上記端面の各々は、上記溝
    の配列を備えていることを特徴とするオイル制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれか1つに記載の
    オイル制御装置において、上記環状部分は軸方向に延び
    る部分を有し、この軸方向に延びる部分は、上記本体部
    分から径方向に離間していて、それらの間に環状の間隙
    を形成していることを特徴とするオイル制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のオイル制御装置におい
    て、上記表面での上記溝の少なくとも幾つかは上記環状
    の間隙と連通していることを特徴とするオイル制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の
    オイル制御装置において、上記溝の1つあるいはそれよ
    り多くは、略まっすぐであることを特徴とするオイル制
    御装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のオイル制御装置におい
    て、上記略まっすぐの溝は、上記シャフトおよびオイル
    制御装置の回転軸から径方向に延びることを特徴とする
    オイル制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のオイル制御装置にお
    いて、上記まっすぐの溝は、オイル制御装置の回転軸か
    らのびる半径方向の線に対して角度を有してオフセット
    されており、上記溝は、回転方向に対して前方あるいは
    後方に延びることを特徴とするオイル制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1つに記
    載のオイル制御装置において、上記溝のすくなくとも幾
    つかは曲線であることを特徴とするオイル制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のオイル制御装置に
    おいて、上記曲線の溝は、一定の曲率半径を有すること
    を特徴とするオイル制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のオイル制御装置に
    おいて、上記曲線の溝は、回転軸の中心から離れる方向
    で上記溝の長さに沿って増加するかあるいは減少する曲
    率半径を有することを特徴とするオイル制御装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれか1つに記
    載のオイル制御装置において、上記溝は、一定の断面積
    を有することを特徴とするオイル制御装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至13のいずれか1つに記
    載のオイル制御装置において、上記溝の少なくとも幾つ
    かの断面積は、オイル制御装置の回転軸から離れる方向
    で各溝の長さに沿って増大するかあるいは減少すること
    を特徴とするオイル制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のオイル制御装置に
    おいて、上記溝の幅は、上記変動する断面積を与えるた
    めに変動することを特徴とするオイル制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項15または16に記載のオイル
    制御装置において、上記溝の深さは、上記変動する断面
    積を与えるために変動することを特徴とするオイル制御
    装置。
  18. 【請求項18】 壁の開口を貫く回転シャフトの通路を
    シールするためのシールシステムにおいて、上記シャフ
    トと一緒に回転するように取り付けられた請求項1乃至
    17のいずれか1つに記載のオイル制御装置を備えたこ
    とを特徴とするシールシステム。
  19. 【請求項19】 壁の開口を貫く回転シャフトの通路
    を、このシャフトと協働するスラスト軸受アセンブリー
    に供給される潤滑油が漏れないようシールするためのシ
    ールシステムにおいて、上記壁と上記スラスト軸受アセ
    ンブリーの間に、上記シャフトと一緒に回転するように
    取り付けられた請求項1乃至17のいずれか1つに記載
    のオイル制御装置を備えたことを特徴とするシールシス
    テム。
  20. 【請求項20】 壁によって分離されたコンプレッサハ
    ウジングと軸受ハウジングと、 上記軸受ハウジングの内部に収容された軸受システムに
    取り付けられ、上記軸受ハウジングから上記コンプレッ
    サハウジングの中に上記壁を通じて延びている回転シャ
    フトと、 上記軸受ハウジングからコンプレッサハウジングの中へ
    の潤滑油の漏れを防止するのに役立たせるため、上記壁
    の上記軸受ハウジング側で上記シャフトに取り付けられ
    た請求項1乃至17のいずれか1つに記載のオイル制御
    装置とを備えたターボチャージャ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のターボチャージャ
    において、上記壁は、上記オイル制御装置と噛み合って
    協働するようになっているコンプレッサ後ろ板または分
    離したオイルシール板であることを特徴とするターボチ
    ャージャ。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のターボチャージャ
    において、上記オイル制御装置は、第1の略径方向に広
    がる軸方向端面を有し、この端面は上記板と隙間をもっ
    て係合しており、上記溝の少なくとも幾つかは、上記第
    1端面に形成されていることを特徴とするターボチャー
    ジャ。
  23. 【請求項23】 請求項21または22に記載のターボ
    チャージャにおいて、上記オイル制御装置は、上記スラ
    スト軸受アセンブリーに面する第2の略径方向に広がる
    軸方向端面を有し、上記溝の少なくとも幾つかは、上記
    第2端面に形成されていることを特徴とするターボチャ
    ージャ。
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