JP2002356228A - 配送システム - Google Patents

配送システム

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JP2002356228A
JP2002356228A JP2001284661A JP2001284661A JP2002356228A JP 2002356228 A JP2002356228 A JP 2002356228A JP 2001284661 A JP2001284661 A JP 2001284661A JP 2001284661 A JP2001284661 A JP 2001284661A JP 2002356228 A JP2002356228 A JP 2002356228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定された物品を指定された場所へ配送する
システムにおいて、配送効率を向上すると共に、経験の
浅い作業者であっても正確に配送を行えるようにする。 【解決手段】 配送要求データベース22には、部品配
送に係わる要求が格納される。位置情報データベース2
4には、配送車の位置を表す位置情報が格納される。積
出し指示作成部26は、部品棚から積み出して配送車に
積載すべき部品を指定する積出し指示を配送車の表示装
置に表示する。経路データ作成部27は、配送車の現在
位置から部品の配送先までの経路を配送車の表示装置に
表示する。配送指示作成部28は、配送車が目的地に接
近したときに、その目的地に積み下ろすべき部品を識別
する情報を配送車の表示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送車を利用して
指定された物品を指定された場所へ配送するシステムに
係わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、物を生産する工場等におい
て、組立ラインに効率的に部品を配送するための手法と
して、いわゆる「かんばん方式」が広く導入されてい
る。「かんばん方式」では、一般に、部品納入カード
(いわゆる「かんばん」)を用いて、組立ラインが必要
とする部品を必要な数だけ要求し、その要求に応じて対
応する部品が適切なタイミングで指定された場所に配送
されるようになっている。
【0003】組立ラインから配送作業者に部品を要求す
る場合は、例えば、「かんばん」として使用されるプレ
ートに部品の種別、数量、配送場所等を書き込み、その
プレートが配送作業者に渡される(あるいは、配送作業
者により回収される)。そして、配送作業者は、そのプ
レートに書き込まれている要求に従って部品棚または倉
庫から対応する部品を積み出し、それを指定された場所
へ配送する。
【0004】このシーケンスにより、組立ラインには、
常に、必要な部品が必要な数だけ供給されることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、組立ライン
が要求する部品の種別、数量、配送場所等は、しばしば
変更される。このため、上述のシーケンスでは、組立ラ
インが要求する部品の種別、数量、配送場所等がかわっ
た場合に、部品配送側がそれに迅速に対処できないこと
がある。また、経験の浅い配送作業者は、配送すべき部
品の種別を間違えてしまったり、配送先に短時間で到着
できない可能性もある。さらに、部品配送のタイミング
が遅延したり、或いは早すぎた場合などに、それに迅速
に対処できないこともある。
【0006】本発明の課題は、指定された物品を指定さ
れた場所へ配送するシステムにおいて配送効率を向上す
ることである。本発明の他の課題は、経験の浅い作業者
であっても効率的に配送を行えるようにすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の配送システム
は、指定された物品を指定された場所へ配送するシステ
ムを前提とし、配送車と、上記配送車の位置を表す位置
情報を取得する取得手段と、配送すべき物品およびその
物品の配送先に係わる情報を上記配送車に通知する第1
の通知手段と、上記配送車が上記配送先に接近したとき
にその配送車の運転者にその旨を通知する第2の通知手
段とを有する。
【0008】上記システムにおいては、配送車の運転者
は、第1の通知手段からの通知により配送すべき物品お
よびその配送先を認識でき、また、第2の通知手段から
の通知により自分が目的地に到着したことを認識でき
る。したがって、経験の浅い作業者であっても、指定さ
れた物品を確実に目的地に配送できる。
【0009】上記配送システムにおいて、配送車に表示
装置を持たせ、第1の通知手段がその配送車の現在位置
から上記配送先までの経路をその表示装置に表示するよ
うにしてもよい。この構成によれば、配送車の運転者
は、より確実あるいは迅速に目的地に指定された物品を
配送できる。
【0010】また、上記配送システムにおいて、配送車
が配送先に接近したときに、第2の通知手段が配送すべ
き物品を識別する情報をその配送車の表示装置に表示す
るようにしてもよい。この構成によれば、配送先におい
て誤った物品を積み下ろしてしまう可能性が極めて低く
なる。
【0011】なお、本発明の配送システムは、物品の配
送先に係わる情報の代わりに、物品の格納場所に係わる
情報を配送車に通知するようにしてもよい。このとき、
配送車の表示装置には、配送すべき物品を識別する情報
およびそれらの物品を荷積みする順序を指定する情報を
表示するようにしてもよい。この場合、配送すべき物品
を配送車に効率的に荷積みできる。
【0012】また、上記配送システムにおいて、その表
示装置には、作業対象の物品のリストまたはそのリスト
に含まれる物品に対応するかんばんイメージが選択的に
表示されるようにしてもよい。この構成によれば、配送
車の運転者は作業中のかんばんイメージを表示させなが
ら物品の配送や荷積みをすることができるので、作業が
スムーズに行なえる。そして、作業対象の物品一覧を確
認できるので、運転者は用意に作業の全体を把握でき
る。
【0013】また、上記配送システムにおいて、その表
示装置には、上記リスト又はかんばんイメージは、上記
作業対象の物品について設定される作業スケジュールに
連動して表示されるようにしてもよい。この構成によれ
ば、配送車の運転者は物品の配送や荷積みをスケジュー
ル通りに行なうことができる。
【0014】また、上記配送システムにおいて、その表
示装置に、かんばんイメージを表示する際には、上記作
業対象の全ての作業量に対するそのかんばんイメージに
対応する物品の作業順が合わせて表示されるようにして
もよい。この構成によれば、配送車の運転者は配送また
は荷積みすべき物品の総数と、現在どこまで作業を行な
っているかを容易に把握することができ、配送先におい
て誤った物品を積み下ろしたり荷積み先で誤った物品を
荷積みしてしまう可能性がより低くなる。
【0015】また、上記配送システムにおいて、その表
示装置には、上記リストにおいて、既に処理が終了して
いる物品および未だ処理されていない物品がそれぞれ識
別表示されるようにしてもよい。この構成によれば、配
送車の運転者は作業すべき物品を認識し易くなり、同時
に作業を終えた物品についても確認することが可能とな
る。
【0016】また、上記配送システムにおいて、上記リ
スト又は部品納入カードのイメージは、設定時刻になる
とその表示装置に表示されるようにしてもよい。この構
成によれば、配送車の運転者は時間どおりに作業を開始
することが可能となるため、作業が早すぎるということ
がなくなり、運転者は常に組立ラインに必要な部品数を
供給できる。なお、上記設定時刻は、作業開始時刻に一
致させる必要はなく、作業開始時刻に対して、適宜前後
させてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図面を
参照しながら説明する。なお、以下では、物を生産する
工場において配送車を利用して部品を配送する構内配送
システムを例に採り上げる。
【0018】図1は、本実施形態に係わる配送システム
を模式的に示す図である。図1において、配送車1は、
工場内で部品を搬送する車両であって、例えば、フォー
クリフト、電動台車などである。一方、ハウスPC2
は、配送車1に対して部品配送に係わる指示を与えるサ
ーバコンピュータである。例えば、ハウスPC2は、組
立ライン(または、生産ライン)からの要求に基づい
て、対応する部品を部品棚3から積み出すための指示、
およびその部品を指定された部品置き場4に配送するた
めの指示等を配送車1に通知する。ここで、配送車1
は、表示装置を備え、ハウスPC2から通知された指示
を表示する。そして、配送車1の運転者は、その表示に
従って部品配送作業を進めることができる。なお、図1
では、配送車1が1台だけ描かれているが、ハウスPC
2は、複数の配送車に対して並列に指示を与えることが
出来る。
【0019】配送車1は、所定時間間隔ごとに自分の位
置をハウスPC2に通知する。この時間間隔は、例え
ば、0.1〜1秒程度である。また、配送車1からハウ
スPC2へ通知される位置情報は、無線通信路を介して
伝送される。通信方式は、例えば、スペクトル拡散方式
である。一方、ハウスPC2は、配送車1から送られて
くる位置情報を時系列に蓄積し、その蓄積した位置情報
を参照しながら配送指示を作成する。
【0020】図2は、部品配送作業の概略を示すフロー
チャートである。なお、このフローチャートは、ハウス
PC2の処理だけでなく、配送車1(または、その運転
者)の動作を含んでいる。ステップS1において、ハウ
スPC2は、組立ラインにより生成される生産情報を取
得する。ここで、生産情報は、直接的にあるいは間接的
に部品の配送を要求する配送要求であって、例えば、無
線通信によりハウスPC2に通知される。なお、生産情
報は、組立ラインが必要とする部品の数量を指示する情
報であってもよいし、組み立てるべき生産物の数量を指
示する情報であってもよい。
【0021】ステップS2において、ハウスPC2は、
受信した生産情報に基づいて、部品配送に係わる情報を
データベースに蓄積する。このとき、生産情報が組み立
てるべき生産物の数量を指示している場合は、その生産
物を組み立てるために必要な構成部品の各数量を解析
し、その解析結果をデータベースに蓄積する。さらに、
ハウスPC2は、ステップS3において、データベース
に蓄積されている情報を配送処理ごとに編集する。
【0022】ステップS4において、ハウスPC2は、
上記編集処理の結果に基づいて、部品棚3から積み出す
べき部品の種別、数量、配送時刻等を配送車1に通知す
る。そして、配送車1は、その通知を自車の表示装置に
表示する。このとき、配送車1の表示装置には、配送車
1の現在位置から部品の格納場所までの経路も表示され
る。また、配送車1が指定された部品の格納場所に近づ
くと、その旨が配送車1の運転者に通知される。
【0023】ステップS5において、配送車1の運転者
は、表示装置に表示されている指示に従って部品棚3か
ら指定されている部品を積み出し、それを搬送車1に積
み込む。このとき、配送車1の表示装置には、部品棚3
から積み出すべき部品のリストが表示されている。
【0024】ステップS6では、配送車1の現在位置ま
たは部品棚3から部品の配送先までの最短経路を示す経
路情報が配送車1の表示装置に表示される。このとき、
部品棚3から積み出すべき部品のリストを表示する画面
から、経路情報を表示する画面への表示切替えは、配送
車1の運転者により実行される。そして、配送車1の運
転者は、その表示に従って配送車1を走行させる。な
お、配送車1の表示装置14に表示される経路情報は、
ハウスPC2により作成され、配送車1に通知される。
【0025】配送車1が部品の配送先に接近すると、ス
テップS7において、配送車1の運転車にその旨が通知
され、また、そこで積み下ろすべき部品を識別する情報
が配送車1の表示装置に表示される。なお、配送車1が
部品の配送先に接近したか否かは、ハウスPC2により
検出されて配送車1に通知される。また、当該配送先で
積み下ろすべき部品は、ハウスPC2から指示される。
【0026】ステップS8において、配送車1の運転者
は、表示装置の表示に従って部品の積み下ろしを行う。
なお、部品の配送先が複数ある場合は、次の配送先への
経路を示す経路情報が表示され、配送車1に積まれてい
るすべての部品の配送が終了するまでステップS7〜S
8の処理が繰り返し実行される。
【0027】このように、本実施形態のシステムでは、
部品棚3から積み出すべき部品を指示する情報、および
配送先への経路を示す経路情報が配送車1の表示装置に
表示されるので、経験の浅い作業員であっても、指定さ
れた部品を確実に目的地へ配送できる。また、配送車1
が目的地に接近した際には、その目的地で積み下ろすべ
き部品を指示する情報が表示されるので、配送先に誤っ
た部品を配送してしまう危険性が極めて少なくなる。
【0028】図3は、配送車1のブロック図である。な
お、ここでは、本発明に直接的に係わる部分のみが描か
れている。位置センサ11は、配送車1の位置を検出す
る。なお、位置センサ11は、公知の技術で実現するこ
とができる。例えば、基準位置からの走行距離を検出す
る検出器および配送車1の走行方向を検出するジャイロ
を利用する方法、走行コースに沿って設置されている位
置情報発信器からの信号を受信する方法などにより実現
される。
【0029】コントローラ12は、所定時間間隔ごとに
位置センサ11の出力を取り込み、それをデータパケッ
トに格納して通信インタフェース13に渡す。また、コ
ントローラ12は、通信インタフェース13を介して受
信したデータを表示装置14に表示する。通信インタフ
ェース13は、配送車1とハウスPC2との間でパケッ
トを送受信するための通信インタフェースを提供する。
表示装置14は、例えば液晶表示装置であり、ハウスP
C2から送られてくるデータをコントローラ12からの
指示に従って表示する。スピーカ15は、コントローラ
12からの指示に従ってアラーム音または音声ガイダン
ス等を出力する。
【0030】図4は、ハウスPC2のブロック図であ
る。通信インタフェース21は、配送車1および組立ラ
インから送出されるデータパケットを受信する。なお、
特に図示しないが、組立ラインには生産管理コンピュー
タが設けられており、その生産管理コンピュータが、ハ
ウスPC2に対して部品の配送を要求する配送要求を送
出する。そして、ハウスPC2は、通信インタフェース
21を介してその配送要求を受け取る。一方、配送車1
は、上述した通り、自車の位置を表す位置情報を定期的
に送出する。そして、ハウスPC2は、通信インタフェ
ース21を介してその位置要求を次々と受け取る。
【0031】配送要求データベース22は、図5に示す
ように、組立ラインから送られてくる配送要求を格納す
る。ここで、「時刻」は、配送要求を受信した時刻であ
る。また、「品番」「品名」「色」「メーカ」「数量」
「配送先」は、組立ラインから送出される配送要求に設
定されている情報がそのまま書き込まれる。さらに、
「部品棚」は、組立ラインから要求された部品を格納し
ている場所を識別する情報であり、「品番」をキーとし
て部品管理ファイル23を参照することにより得られ
る。
【0032】なお、組立ラインは、配送要求として「品
番」「品名」「色」「メーカ」「数量」の代わりに「組
み立てるべき生産物」および「その数量」をハウスPC
2に通知するようにしてもよい。この場合、その生産物
を組み立てるために必要な部品、及び各部品の数量を定
義する情報が部品管理ファイル23に格納されているも
のとする。そして、「組み立てるべき生産物」をキーと
して部品管理ファイル23を検索することにより、図5
に示す「品番」「品名」「色」「メーカ」「数量」が得
られる。
【0033】部品管理ファイル23は、少なくとも、各
部品の格納場所を識別する情報を保持する。位置情報デ
ータベース24は、図6に示すように、配送車1から送
出された位置情報を時系列に蓄積する。このとき、各位
置情報は、位置情報を含むデータパケットの受信時刻に
対応づけて保存される。なお、工場内を複数の配送車1
が走行する場合は、これらの情報は配送車ごとに蓄積さ
れる。
【0034】配送先ファイル25は、図7(a) に示すよ
うに、部品の配送先として指定される可能性のある場所
の位置情報を格納する。ここで、部品の配送先として指
定される可能性のある場所は、例えば、組立ラインの部
品置き場である。また、配送先ファイル25には、各部
品を格納する部品棚3の位置を表す位置情報も登録され
ている。なお、図7(a) に示す配送先ファイル25は、
図7(b) に示す工場レイアウトを想定して作成されたも
のであり、組立ラインに設置されている3つの部品置き
場(A2、B2、C2)の位置、および部品棚3の位置
を表す各位置情報が登録されている。
【0035】積出し指示作成部26は、配送要求データ
ベース22に格納されている配送要求に基づいて、配送
車1の表示装置14に表示すべき積出し指示を作成す
る。ここで、積出し指示は、部品棚3から積み出して配
送車1に積載すべき部品を指示する情報である。また、
積出し指示は、各部品を配送すべきタイミングや配送車
1の最大積載量等を考慮して作成される。すなわち、積
出し指示作成部26は、例えば、配送すべき時刻の誤差
が許容範囲内である複数のレコードを配送要求データベ
ース22から抽出し、それら抽出した複数のレコードか
ら必要な情報を取り出すことにより積出し指示を作成す
る。
【0036】経路データ作成部27は、配送要求データ
ベース22に格納されている配送要求および位置情報デ
ータベース24に格納されている位置情報に基づいて、
配送車1の表示装置14に表示すべき経路データを作成
する。経路データは、配送車1の現在位置から部品の配
送先(または、目的地)までの経路を示す。ここで、配
送車1の現在位置は、位置情報データベース24の最新
レコードに格納されている。また、部品の配送先は、配
送要求データベース22の対応するレコードに設定され
ている。なお、配送車1が複数の配送先にそれぞれ対応
する部品を配送する場合の経路データは、例えば、配送
車1の現在位置から次に部品を配送すべき配送先までの
経路、または配送車1の現在位置から最も近接する配送
先までの経路を示す。
【0037】図8は、配送車1の表示装置14に表示さ
れる積出し指示および経路データの例である。なお、積
出し指示作成部26により作成された積出し指示および
経路データ作成部27により作成された経路データは、
通信インタフェース21を介して配送車1に送信され、
配送車1のコントローラ12がそれらを表示装置14に
表示する。
【0038】図8に示す例では、積出し指示として、
「△△1を部品棚3aから2箱積み出す」〜「△△6を
部品棚3fから4箱積み出す」が表示されている。この
表示により、配送車1の運転者は、部品棚3から積み出
すべき部品およびその個数を認識できる。このとき、積
み出すべき部品は、その積出し順に表示されており、運
転者は部品の荷取り順序を認識できる。なお、部品の積
み出し順序は、各部品を配送車1に効率的に積み込める
ようにハウスPC2により決定される。
【0039】また、表示装置14には、工場のレイアウ
トと共に、配送車1が進むべき走行経路が表示されてい
る。即ち、配送車1の現在位置が★印により表されてお
り、配送車1の現在位置から部品の格納場所までの経路
が破線で表示されている。この例では、最初に部品棚3
aから部品を積み出すので、配送車1の現在位置から部
品棚3aへ向かう走行経路が表示されている。そして、
配送車1がこの表示に従って部品棚3aに近づくと、そ
の旨を通知するための音声ガイダンスが出力されると共
に、表示装置14において「部品棚3a」が点滅する。
したがって、配送車1の運転者は、部品の格納場所や配
送先の正確な位置を知らなくても、そこへ確実にたどり
着くことが出来る。なお、配送車1が部品の格納場所に
近づいたことを検出して対応する通知する出力する機能
は、後述する配送指示作成部28による処理と基本的に
同じである。
【0040】図4に戻る。配送指示作成部28は、位置
情報データベース24を参照することにより配送車1の
位置をモニタしており、配送車1が部品の配送先に接近
したときに、配送車1の表示装置14に表示すべき配送
指示を作成する。なお、部品の配送先の位置は、配送先
ファイル25に登録されている。そして、作成された配
送指示は、通信インタフェース21を介して配送車1に
送信され、配送車1のコントローラ12がそれを表示装
置14に表示する。
【0041】図9は、配送車1の表示装置14に表示さ
れる配送指示の例である。この例では、配送車1を配送
先の1つである部品置き場A2に向かわせるための配送
指示が示されている。具体的には、配送車1の現在位置
から部品の配送先(部品置き場A2)までの経路が破線
で表示されている。また、部品置き場A2に積み下ろす
べき部品(△△1)およびその個数(2箱)も表示され
ている。なお、図9では、配送車1が次の配送先に向か
って走行しているときに、その配送先に積み下ろすべき
部品が表示されているが、配送車1がその配送先に近づ
いた時点でそこに積み下ろすべき部品を表示するように
してもよい。そして、上記表示に従って配送車1が指定
された配送先(部品置き場A2)に近づくと、その旨を
通知するための音声ガイダンスが出力されると共に、表
示装置14において「部品置き場A2」が点滅する。
【0042】このように、表示装置14には、工場のレ
イアウトと共に、配送車1が進むべき走行経路が表示さ
れている。従って、配送車1の運転者は、部品の配送先
の正確な場所を知らなくても、そこへ確実にたどり着く
ことができる。また、配送車1が配送先に近づいたとき
には、その配送先で積み下ろすべき部品およびその個数
が表示装置14に表示されている。したがって、配送先
で誤った部品を積み下ろすこと、或いは積み下ろす数量
を間違える可能性が極めて低くなる。
【0043】図10は、配送指示作成部28の動作を示
すフローチャートである。この処理は、例えば、所定間
隔ごとに発生するタイマ割り込みにより実行される。ス
テップS11では、配送車1の現在位置を検出する。な
お、配送車1の現在位置は、位置情報データベース24
の最新レコードに格納されている。ステップS12で
は、図7(a) に示した配送先ファイル25から各配送先
の位置情報を取り出す。そして、ステップS11で抽出
した配送車1の現在位置に近接する配送先が存在するか
否かを調べる。すなわち、配送車1がいずれかの配送先
に接近したか否かを調べる。なお、配送先ファイル25
に登録されている配送先は、必ずしも実際に部品が配送
される場所ではなく、部品の配送先として指定される可
能性のある場所を含んでいる。
【0044】配送車1がいずれかの配送先に接近してい
る場合には、ステップS13において、その配送先に積
み下ろすべき部品があるか否かを調べる。具体的には、
例えば、配送車1が部品置き場A2に接近している場合
には、配送要求データベース22に蓄積されている配送
要求から積出し指示を作成する際に抽出された1または
複数のレコードの中に、配送先として「A2」が設定さ
れているレコードがあるか否かを調べる。
【0045】配送車1が接近している配送先に積み下ろ
すべき部品がある場合には、ステップS14において、
接近アラームを配送車1に送出する。具体的には、配送
車1に接近アラームを出力させるための信号を配送車1
に送信する。これにより、配送車1は、接近アラームを
出力する。接近アラームは、例えば、表示装置14に表
示されてもよいし、或いは、スピーカ15から出力され
るアラーム音または音声ガイダンスであってもよい。な
お、接近アラームを表示装置14に表示する場合には、
コントローラ12は、例えば、配送車1が到着した配送
先を点滅させる表示を行う。
【0046】ステップS15では、配送車1が接近して
いる配送先に積み下ろすべき部品の種別、およびその個
数等を指示する配送指示を作成する。この配送指示は、
ステップS13において「配送先」をキーとして抽出さ
れたレコードから、必要な情報を取り出すことにより作
成される。そして、ステップS16において、作成した
配送指示を配送車1に送出する。この結果、配送車1の
表示装置14に、配送指示が表示される。なお、図9に
示す例では、配送車1が部品置き場A2に接近したとき
に、「△△1を2箱積み下ろす」を表す指示が表示され
ている。
【0047】このように、本実施形態のシステムでは、
配送車1が目的地に接近すると、その旨を運転者に知ら
せるためのアラームが出力され、且つその目的地で積み
下ろすべき部品の種別および個数が表示されるので、要
求された部品を正確に指定された配送先へ配送すること
が可能になる。
【0048】なお、図10に示すシーケンスでは、配送
車1が指定された配送先に近づいた時点でその配送先に
対応する配送指示が表示されるようになっているが、本
発明はこれに限定されるものではない。すなわち、図9
に示したように、配送車1が配送先に到着する前であっ
ても、その配送先に向かって走行しているときには、そ
の配送先に対応する配送指示を表示するようにしてもよ
い。この場合、たとえば、図10に示すフローチャート
において、配送車1の位置情報に基づいて配送車1が次
の配送先に向かって走行しているか否かを判断し、配送
車1が次の配送先に向かって走行している場合にその配
送先に対応する配送指示を作成して送出するようにすれ
ばよい。
【0049】図11は、配送車1が部品の格納場所の近
づいたときのハウスPC2の処理を示すフローチャート
である。この処理は、積出し指示作成部26により実行
されるが、基本的には、図10に示した処理と同じであ
る。ただし、ステップS22では、配送車1が部品の格
納場所に接近しているか否かが調べられる。また、ステ
ップS24およびS25では、格納場所から積み出すべ
き部品を指示する積出し指示が作成されて送出される。
なお、この処理においても、配送車1が格納場所に到着
する前であっても、その格納場所に向かって走行してい
るときには、表示装置14に積出し指示を表示するよう
にしてもよい。
【0050】ところで、ハウスPC2は、配送作業の遅
延又は進みすぎをモニタしている。即ち、ハウスPC2
は、配送車1が部品を配送する際に要する時間を定義し
た標準作業データを有すると共に、位置情報データベー
ス24に時系列に蓄積されている配送車1の位置情報に
基づいて配送車1の作業状況を認識する。そして、配送
車1による実際の作業状況と標準作業とを比較し、配送
作業の遅延または進みすぎを検出する。
【0051】配送作業の遅延または進みすぎを検出する
と、その旨を配送車1に通知する。図9に示す例では、
実際の作業が標準作業に対して遅延している旨が配送車
1の表示装置14に表示されている。また、配送作業の
遅延を検出すると、ハウスPC2は、必要に応じて他の
配送車に応援を要請するなどの処理を行う。
【0052】また、上述の実施例では、本発明が工場内
の部品配送に適用されているが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。次に、配送車1の表示装置14に表
示される画面の別例を説明する。以下では、先ず、図1
2のフローチャートを用いて、表示装置14の画面展開
を説明する。
【0053】ハウスPC2は、図4には図示されていな
い作業スケジュール管理部を更に有し、この作業スケジ
ュール管理部には、積出や配送などの作業スケジュール
を管理している。そして、この作業スケジュール管理部
に設定された作業開始時刻になると、積出し指示作成部
26による積出し指示、経路データ作成部27による経
路データ、配送指示作成部28による配送指示などの配
送情報が通信インタフェース21を介して図3に示した
配送車1のコントローラ12に通知される。配送車1の
表示装置14は、配送情報を受けたコントローラ12の
指示に従って、配送の待機中に表示されていた待ち受け
画面(S31)から作業用の画面に切り替わって(S3
2)、配送車1が部品棚3から部品を積み出す際に利用
される部品積出情報として、例えば部品リスト、そのリ
ストに含まれる部品に対応するかんばんイメージ、作業
総量及び作業順、作業経路などが選択的に表示される
(S33)。この時、配送車1または運転者の待合所に
表示灯等を取り付けること等を併用し、作業開始時刻に
なったことを運転者に伝えるようにしてもよい。この配
送情報がコントローラ12に通知される時間間隔は例え
ば1分であり、配送情報に変更があればその都度表示装
置14の画面が更新される。なお、配送車1のコントロ
ーラ12に読み取り機能を設けて、ハウスPC2から通
知される配送情報等をコントローラ12から通信インタ
フェース13を介してハウスPC2に直接読みにいくよ
うにしてもよい。
【0054】ステップS33の部品積出情報画面では、
これから積み出すべき部品を部品棚3の指定場所へ取り
に行くよう配送車1に積み出し順に指示する画面で、指
定場所までの経路を示した経路表示や積み出すべき部品
の情報を全て示した部品積出リストを、例えばタッチパ
ネルやキーボードなどの図3に図示しない入力部からメ
ニュー選択することで、確認することができる。
【0055】部品積出情報画面に表示されているかんば
んに対応する部品の積み出し作業が完了するごとに、上
記入力部からコントローラ12に対して次に積み出すべ
き部品の指示を要求し(S34)、新たな指示が部品積
出情報画面(S33)に表示される。
【0056】ステップS34において、新たに積み出す
べき部品が無くなると、配送車1が部品置き場4に部品
を配送する指示を取得するための配送開始指示画面に切
り替わり(S35)、上記入力部からコントローラ12
に対して配送作業の開始を入力することで(S36)、
配送作業に関する部品配送情報として、例えば部品リス
ト、そのリストに含まれる部品に対応するかんばんイメ
ージ、作業総量及び作業順、作業経路などが選択的に表
示される(S37)。
【0057】ステップS37で表示される部品配送情報
画面は、これから配送すべき部品を部品置き場4の指定
場所へ配送するよう配送車1に指示する画面であり、配
送車1は、この画面上に表示される配送すべき部品のか
んばんイメージに従って対応する部品を指定場所へ配送
する。また、配送車1において、配送先までの詳しい経
路を示した経路表示画面または配送すべき全ての部品の
情報を示した部品配送リスト画面を、部品配送情報画面
から選択的に確認することが可能で、上記入力部から前
記何れかのメニューを選択することによって該当する画
面を呼び出すことができる。
【0058】部品の配送作業が完了するごとに上記入力
部からコントローラ12に対して次に配送すべき部品の
指示を要求し(S38)、新たな指示が部品配送情報画
面(S37)に表示される。ステップS38において、
新たに配送すべき部品が無くなると、配送完了画面に切
り替わり(S39)、指示待ちの状態の時には待ち受け
画面(S31)となる。次に、前述した画面展開におけ
る夫々の画面レイアウトについて説明する。
【0059】ステップS31の待ち受け画面は、次の作
業の開始予定時刻を表示する画面であり、この画面が表
示されている期間は、コントローラ12は運転者からの
入力を受け付けないようにしてもよい。ステップS33
の部品積出情報画面としては、図13の(a)に示すよ
うに、配送車が積み出すべき部品に対応する「かんば
ん」が表示される。さらに、現在表示されているかんば
んイメージに対応する部品の積み出しが、今回の作業総
量に対して何番目の作業であるかを把握できるように表
示させる。図13の(a)に示す例では、作業総量
「5」に対して3番目の部品を積み出ししていることが
分かる。
【0060】なお、表示装置14に表示される「かんば
ん」は、運転者が違和感無く作業できるようなものであ
ればよいが、従来使用していた「かんばん(いわゆるか
んばん方式において使用されているプレート状のかんば
ん)」とレイアウト、配色、記載内容等が同じであるこ
とが最も望ましい。
【0061】また、経路表示画面や部品積出リスト画面
は、部品積出情報画面内に表示させてもよいが、この部
品積出情報画面から呼び出せるように構成する方が望ま
しい。なお、この経路表示画面の内容については、上述
した実施形態で説明した方法が考えられる。また、部品
積出情報画面から呼び出し可能な部品積出リスト画面に
ついては、図13の(b)に示すように、配送車1の現
在の周回において積み出すべき全ての部品の、例えば仕
入先や品番や品名や箱数などを、積み出しする順に上か
ら一覧表示させてもよい。
【0062】また、現在積み出し作業している部品に相
当する項目を、例えば網掛けや配色させたりするなどし
て、視覚的に分かるようにさせてもよい。また、現在積
み出し作業している部品よりも上に位置している項目は
全て積み出し作業が完了した部品であり、これらの項目
については、例えば現在積み出し作業している部品の項
目よりも上に位置するもの全てを上記とは別の配色をす
るようにコントローラ12を設定しておくことで、積み
出し作業をする部品の未作業、作業中、作業完了といっ
た進捗を一見して把握することができる。
【0063】なお、一覧の表示方法は、運転者が見易い
方式を採用すればよく、その際に前述したような配色が
できればよい。ステップS35の配送開始指示画面につ
いては、ステップS36で行なう配送作業を開始するた
めのボタンを画面内に配置してもよい。
【0064】ステップS37の部品配送情報画面は、前
述した部品積出情報画面の画面レイアウトと同様なイメ
ージとし、部品配送リスト画面も前述した部品積出リス
ト画面の画面レイアウトと同様なイメージとするのが望
ましい。但し、積出段階であるのか配送段階であるのか
がわかるように、例えばタイトルを入れるなどして区別
させることが望ましい。このように構成することで、配
送車1の運転者は、作業開始時刻を厳守することが可能
となり、また、作業段階を正確に把握することが可能と
なるので、部品の積出し作業及び配送作業がスケジュー
ル通りに進むようになる。さらに、配送車1に表示され
るかんばんイメージは、広く使用されているかんばんと
同じレイアウトなので、既存のかんばん方式で作業をし
てきた作業者であっても、違和感なく本実施形態の表示
に従った作業を進められる。また、作業スケジュール管
理部と連動しているため、作業スケジュールの変更にも
運転者のタイムリーな対応が可能となる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、配送車の位置情報を利
用しながらその配送車に配送指示を与えるので、指定さ
れた物品を指定された場所へ配送するシステムにおいて
配送効率が向上すると共に、経験の浅い作業者であって
も効率的に配送を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係わる配送システムを模式的に示
す図である。
【図2】部品配送作業の概略を示すフローチャートであ
る。
【図3】配送車のブロック図である。
【図4】ハウスPCのブロック図である。
【図5】配送要求データベースの例である。
【図6】位置情報データベースの例である。
【図7】(a) は配送先ファイルの例、(b) は工場レイア
ウトの例である。
【図8】配送車の表示装置に表示される積出し指示およ
び経路データの例である。
【図9】配送車の表示装置に表示される配送指示の例で
ある。
【図10】配送指示作成部の動作を示すフローチャート
である。
【図11】配送車が部品の格納場所に近づいたときのハ
ウスPCの処理を示すフローチャートである。
【図12】表示装置14における画面展開のフローチャ
ートである。
【図13】図12に示される画面の一部を示したもので
ある。
【符号の説明】
1 配送車 2 ハウスPC 11 位置センサ 14 表示装置 22 配送要求データベース 24 位置情報データベース 25 配送先ファイル 26 積出し指示作成部 27 経路データ作成部 28 配送指示作成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/00 G08G 1/00 D (72)発明者 栗谷 尚 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 (72)発明者 遠藤 恭 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機内 Fターム(参考) 5H180 AA07 AA15 AA20 BB04 FF04 FF10 FF13 FF17 FF23 FF25 FF27 FF33 FF38 5H215 AA09 BB09 CC07 CC09 CX06 GG03 GG05 GG09 JJ13 JJ15 KK07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された物品を指定された場所へ配送
    する配送システムであって、 配送車と、 上記配送車の位置を表す位置情報を取得する取得手段
    と、 配送すべき物品およびその物品の配送先に係わる情報を
    上記配送車に通知する第1の通知手段と、 上記配送車が上記配送先に接近したときに、その配送車
    の運転者にその旨を通知する第2の通知手段と、 を有する配送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送車は表示装置を有しており、 上記第1の通知手段は、上記配送車の現在位置から上記
    配送先までの経路を上記配送車の表示装置に表示する。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送車は表示装置を有しており、 上記第2の通知手段は、上記配送車が上記配送先に接近
    したときに、上記配送すべき物品を識別する情報を上記
    配送車の表示装置に表示する。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送車は表示装置を有しており、 上記第2の通知手段は、上記配送車が上記配送先に向か
    って移動する際に、上記配送すべき物品を識別する情報
    を上記配送車の表示装置に表示する。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送すべき物品が格納されている場所を上記配送車
    に通知する第3の通知手段をさらに有する。
  6. 【請求項6】 指定された物品を指定された場所へ配送
    する配送車に対して指示を与える配送制御装置であっ
    て、 上記配送車の位置を表す位置情報を取得する取得手段
    と、 配送すべき物品およびその物品の配送先に係わる情報を
    上記配送車に通知する第1の通知手段と、 上記配送車が上記配送先に接近したときに、その配送車
    の運転者にその旨を知らせる第2の通知手段と、 を有する配送制御装置。
  7. 【請求項7】 指定された物品を指定された場所へ配送
    する配送システムであって、 配送車と、 上記配送車の位置を表す位置情報を取得する取得手段
    と、 配送すべき物品およびその物品の格納場所に係わる情報
    を上記配送車に通知する第4の通知手段と、 上記配送車が上記格納場所に接近したときに、その配送
    車の運転者にその旨を通知する第5の通知手段と、 を有する配送システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送車は表示装置を有しており、 上記第4の通知手段は、上記配送車の現在位置から上記
    格納場所までの経路を上記配送車の表示装置に表示す
    る。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の配送システムであっ
    て、 上記配送車は表示装置を有しており、 上記第5の通知手段は、上記配送車が上記格納場所に接
    近したときに、上記配送すべき物品を識別する情報を上
    記配送車の表示装置に表示する。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の配送システムであっ
    て、 上記第5の通知手段は、上記配送すべき物品を識別する
    情報およびそれらの物品を荷積みする順序を指定する情
    報を上記配送車の表示装置に表示する。
  11. 【請求項11】 指定された物品をその格納場所から積
    み出して指定された配送先へ配送する配送車に対して指
    示を与える配送制御装置であって、 上記配送車の位置を表す位置情報を取得する取得手段
    と、 配送すべき物品、およびその物品の格納場所または配送
    先に係わる情報を上記配送車に通知する第6の通知手段
    と、 上記配送車が上記格納場所または配送先に接近したとき
    に、その配送車の運転者にその旨を知らせる第7の通知
    手段と、 を有する配送制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1または7に記載の配送システ
    ムであって、 上記配送車は表示装置を有しており、 その表示装置には、作業対象の物品のリストまたはその
    リストに含まれる物品に対応する部品納入カードのイメ
    ージが選択的に表示される。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の配送システムであ
    って、 上記リスト又は部品納入カードのイメージは、上記作業
    対象の物品について設定される作業スケジュールに連動
    して表示される。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の配送システムであ
    って、 部品納入カードのイメージの表示の際には、上記作業対
    象の全ての作業量に対するその納入カードのイメージに
    対応する物品の作業順が合わせて表示される。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の配送システムであ
    って、 上記リストにおいて、既に処理が終了している物品およ
    び未だ処理されていない物品がそれぞれ識別表示され
    る。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の配送システムであ
    って、 上記リスト又は部品納入カードのイメージは、設定時刻
    になると表示される。
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JP2012138005A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Ns Solutions Corp 輸送支援システム及び輸送支援方法
JP2014085830A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Yazaki Energy System Corp ドライブレコーダ
CN111626654A (zh) * 2019-02-28 2020-09-04 丰田自动车株式会社 信息处理系统以及信息处理方法

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