JP2002356125A - 車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置 - Google Patents

車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置

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JP2002356125A JP2001342789A JP2001342789A JP2002356125A JP 2002356125 A JP2002356125 A JP 2002356125A JP 2001342789 A JP2001342789 A JP 2001342789A JP 2001342789 A JP2001342789 A JP 2001342789A JP 2002356125 A JP2002356125 A JP 2002356125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車高の低い車輌でも車体前端部が荷台に接触す
ることなく、当該車輌を荷台上に円滑に積み込むことが
でき、しかもスライドシリンダを利用して昇降装置を作
動させるため、別のアクチュエータが不要で構成が簡単
な車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置を提供する。 【解決手段】車輌を載置可能な荷台2が車枠1上に搭載
され、荷台2がスライドシリンダ4の作動による後方へ
のスライドにより車枠1の後端部において傾斜してその
後端が地上に接地し、荷台2の後端に設けられた歩み板
5を通じて荷台2上に車輌が積卸し可能に構成された車
輌運搬車において、荷台2の後端部には、荷台2の後端
部を上方に持ち上げる昇降装置6が設けられている。昇
降装置6は、スライドシリンダ4を利用して手動もしく
は自動的に昇降作動可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台上に車輌を載
置して運搬する車輌運搬車において、荷台を後方にスラ
イドさせて当該荷台を車枠と地上とに亘って傾斜して配
置し、この荷台と地上との間で車輌を積卸すための荷台
の車輌乗入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車輌運搬車としては、図
14に示すように、車輌を載置する荷台bが車枠a上に
前後方向にスライド自在に設けられている。そして、荷
台b上に車輌を積み込む際には、荷台bを後方にスライ
ドさせることで、当該荷台bをその後端が地上に接地す
るように車枠aの後端部と地上とに亘って傾斜させた状
態に配置する。続いて、図14の二点鎖線で示すように
荷台bの後端に設けられた歩み板cを回動させて地上に
接地させ、この歩み板cを通じて車輌を地上から荷台b
上に乗り込ませた後、当該荷台bを前方にスライドさせ
て元の水平状態に配置することで、荷台b上に積み込ん
だ車輌を運搬している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車輌運搬車では、傾斜させた荷台b上に歩み板cを
通じて車輌を乗り込ませる際において、当該荷台bと歩
み板cとが図14の二点鎖線で示すように「く」の字状
に所定の角度屈折して配置されているため、車高の低い
車輌では、当該車輌を歩み板cから荷台b側に移動させ
るときに、車体の先端下部が荷台bと接触する場合があ
り、この接触により車輌が損傷するとともに、荷台bの
損傷も招くいう問題が生じ、このためこのような車高の
低い車輌の積み込みができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の車
輌運搬車における荷台の車輌乗入装置は、車輌を載置可
能な荷台が車枠上に搭載され、該荷台がスライドシリン
ダの作動による後方へのスライドにより車枠の後端部に
おいて傾斜してその後端が地上に接地し、荷台の後端に
設けられた歩み板を通じて当該荷台上に車輌が積卸し可
能に構成された車輌運搬車において、前記荷台の後端部
には、当該荷台の後端部を上方に持ち上げる昇降装置が
設けられたものである。
【0005】請求項2に係る発明の車輌運搬車における
荷台の車輌乗入装置は、前記昇降装置が、前記スライド
シリンダを利用して昇降作動可能に構成されたものであ
る。
【0006】請求項3に係る発明の車輌運搬車における
荷台の車輌乗入装置は、前記昇降装置は、一端部がスラ
イドシリンダ側に連結された前リンクと、この前リンク
の他端部が一端部に連結され、他端部が荷台の後端側に
連結された後リンクと、当該前後リンクの連結部に設け
られた支持ローラとを備え、昇降装置の作動がロック装
置により固縛・解除可能に設けられたものである。
【0007】請求項4に係る発明の車輌運搬車における
荷台の車輌乗入装置は、前記ロック装置が、荷台の後端
部に前後に揺動自在に設けられた接地部材と、該接地部
材の揺動に連動して前記前リンクもしくは後リンクに設
けられた係止ピンに係脱自在なフックとを備え、荷台の
後端が接地して接地部材が揺動した際に、フックと係止
ピンとの係止が解除されるように構成されたものであ
る。
【0008】請求項5に係る発明の車輌運搬車における
荷台の車輌乗入装置は、前記荷台には、当該荷台上と地
上との間で車輌を積卸すためのウインチが設けられ、こ
のウインチ及び前記スライドシリンダは切換スイッチの
切換操作により2chのラジコン装置により択一的に操
作可能に構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は、車輌運搬車における荷台の車輌乗
入装置の構成を示している。
【0011】図1において、1は車輌運搬車の車枠であ
って、この車枠1上に荷台2が傾動枠3を介して設けら
れている。
【0012】傾動枠3は、車枠1にヒンジ31を中心に
して回動自在に設けられており、この傾動枠3に対して
前記荷台2がその長手方向(前後方向)にスライド自在
に設けられている。
【0013】具体的には、傾動枠3には前後左右に4個
のローラ32が設けられるとともに、荷台2の底面には
前後方向にチャンネル状のスライドガイド21が左右一
対設けられており、ローラ32がスライドガイド21内
に転動自在に嵌入されている。
【0014】傾動枠3と荷台2との間にはスライドシリ
ンダ4が連結されている。スライドシリンダ4は、その
基端部41が傾動枠3の前端部に連結されるとともに、
伸縮ロッド42の先端が荷台2底面の後端部に後述する
連結部材64、ロック装置7等を介して連結されてい
る。
【0015】従って、スライドシリンダ4の伸縮動作に
よりローラ32がスライドガイド21に沿って転動する
ことで、荷台2が傾動枠3に対してスライドするように
構成されている。
【0016】また、前記荷台2は、車枠1上に設けられ
たチャンネル状の傾動ガイド11によりその後方へのス
ライドに伴って前記傾動枠3とともにヒンジ31を中心
にしてその後端が下方に徐々に傾斜するように構成され
ている。具体的には、傾動ガイド11は、所定の間隔を
隔てて前後方向に左右一対がその開口を対峙するように
配置されるとともに、各傾動ガイド11の先端部11a
が下方に傾斜されて配設されており、この傾動ガイド1
1内に荷台2の底面前部側に設けられた左右一対のロー
ラ22が転動自在に嵌入されている。
【0017】従って、荷台2を図1に示す走行可能状態
から後方にスライドさせると、ローラ22が傾動ガイド
11に沿って後方に移動することで、当該ローラ22が
車枠1に対して徐々に上方に移動し、この移動により荷
台2の前端部側を傾動ガイド11の先端部11aの傾斜
分だけ上方に持ち上げる。そして、この状態でローラ2
2がヒンジ31側に徐々に近づいて行くことで、荷台2
が車枠1の後方において傾動枠3とともに徐々に傾斜し
ていくことになる。
【0018】また、荷台2の後端には、車輌の車輪の横
幅に応じた所定間隔を隔てて左右一対の歩み板5が設け
られている。この歩み板5は地上と荷台2との間で車輌
を円滑に積卸すためのもので、図1に示すように荷台2
に対して略垂直に立設する格納位置と、図2に示すよう
に荷台2の延長上に若干屈折して配置される作業位置と
の間で回動自在に設けられている。なお、歩み板5は格
納位置において図示しない固縛装置により安定的に固縛
保持される。
【0019】さらに、荷台2の底面後端部には、昇降装
置6が設けられている。昇降装置6は、荷台2が傾斜し
てその後端が地上に接地した際に当該荷台2の後端部を
上方に持ち上げ、荷台2と作業位置に配置された歩み板
5とを略一直線状に配置させるためのもので、図1及び
図3に示すように、所定間隔を隔てて左右一対設けられ
た前リンク61及び後リンク62と、当該前後リンク6
1、62の連結部に設けられた支持ローラ63とを備え
ている。
【0020】具体的には、前リンク61は、その前端部
が前記スライドシリンダ4の伸縮ロッド42の先端に連
結部材64を介して連結されている。連結部材64は、
荷台2の底面後端部にその幅方向に配置され、中央部が
前記伸縮ロッド42の先端に連結され、両端部に前記前
リンク61の前端部が回動自在に支持されている。この
連結部材64の両端にはローラ65が設けられており、
当該ローラ65が前記スライドガイド21内に転動自在
に嵌入されている。
【0021】一方、前記後リンク62は、その後端部が
荷台2の底面後端に回動自在に支持されるとともに、前
端部が前記前リンク61の後端部と回動自在に連結され
ている。
【0022】前記支持ローラ63は、左右の前リンク6
1と後リンク62の連結部間に亘って設けられており、
後述するスライドシリンダ4の伸長動作により前リンク
61と後リンク62とがV字状に屈折することで、荷台
2の後端を支持するようになされている。
【0023】そして、前述のように両端部にローラ65
が設けられた連結部材64は、荷台2に設けられたロッ
ク装置7により荷台2と一体に固定されるとともに、ロ
ック装置7の固縛解除により荷台2に対して前後方向に
移動可能に構成されている。
【0024】ロック装置7は、上記連結部材64を荷台
2に固定することで、前述した前リンク61、後リンク
62及び支持ローラ63を備えなる昇降装置6の作動を
固縛するためのもので、図4に示すように前記ローラ6
5の軸部に係脱自在なロックピン71と、ロックピン7
1に連結され荷台2の側方に配置された操作ロッド72
とを備えている。
【0025】ロックピン71は、スライドガイド21の
外側面に固設されたブッシュ73に案内されて移動する
ことで、その内端部が当該スライドガイド21内に出没
自在になされている。
【0026】操作ロッド72は、その内端がロックピン
71の外端部に一体に連結されるとともに、途中部が荷
台2に設けられた支持プレート23の通孔24に挿通さ
れている。また、操作ロッド72の外端部には把手部7
5が形成され、この把手部75が荷台2の側方に配置さ
れている。
【0027】支持プレート23の通孔24は、図5に示
すように円形の通孔本体24aの下部に長孔24bが連
続して形成された鍵穴状に形成されている。上記通孔本
体24aには、操作ロッド72の途中部に設けた円筒状
のストッパ76(図4参照)が挿通可能になされ、上記
長孔24bには操作ロッド72の途中部のみが挿通可能
になされている。
【0028】また、支持プレート23の下端部と操作ロ
ッド72の把持部75との間には図4に示すようにスプ
リング77が傾斜した状態で連結されている。
【0029】このようにスプリング77を傾斜して連結
することで、当該スプリング77の付勢力は、把持部7
5を荷台2の内側に引っ張ってロックピン71をローラ
65の軸部に係止させる方向に作用するとともに、把持
部75を下方に引っ張って操作ロッド72の途中部を支
持プレート23の長孔24bに配置させる方向に作用す
る。従って、操作ロッド72を把持部75によってスプ
リング77の付勢力に抗して外側に引っ張り、ストッパ
76を通孔本体24aを挿通させて支持プレート23の
外側に配置することで、ストッパ76が長孔24bの外
側周縁に当接し、これによって図4に二点鎖線で示すよ
うに把持部75が外側に移動した状態で保持される。こ
の結果、ロックピン71は、ローラ65の軸部から外方
に引き抜かれてその係止を解除した状態で保持される。
【0030】さらに、荷台2の前端一側部には図6に示
すようにウインチ8が設けられている。このウインチ8
は、車輌を荷台2上に引っ張り上げるために使用するも
ので、先端にフック(図示省略)を備えたワイヤ82が
回転ドラム81に巻き取り・繰り出し自在に巻回されて
いる。ワイヤ82は他側部側に設けたシーブ83に巻回
して荷台2の前端中央に導いた後、当該前端中央に設け
たシーブ84に巻回して荷台2の後方に導くように張設
されている。
【0031】このウインチ8の前方となる荷台2の前端
部には操作ボックス9が設けられている。操作ボックス
9は、ウインチ8及びスライドシリンダ4の作動を操作
するためのもので、図7に示すように切換スイッチ81
と操作スイッチ82を備えるとともに、遠隔操作が可能
な2chのラジコン装置83が備えられている。
【0032】切換スイッチ81は、ウインチ8の操作と
スライドシリンダ4の操作とを選択するスイッチであ
り、この切換スイッチ81で選択した方の操作を操作ス
イッチ82によって行うことができる。操作スイッチ8
2は、例えば中立位置から上位置と下位置とに操作する
ことができ、この操作により、ウインチ8ではワイヤ8
2の巻き取りと、繰り出しの動作が行われ、スライドシ
リンダ4では伸長と縮退の動作が行われる。また、ラジ
コン装置83も同様に2つのスイッチ83a、83bの
操作により切換スイッチ81で選択した方のウインチ8
もしくはスライドシリンダ4の操作を行うことができ
る。
【0033】このように切換スイッチ81を設けたこと
で、従来の4chのラジコン装置に比べて安価な2ch
のラジコン装置によりウインチ8とスライドシリンダ4
との操作が可能になり、装置全体のコストの低減を図る
ことができる。
【0034】なお、図1における符号33は、傾動枠3
の後端部側に設けられた支持脚であり、荷台2が傾斜し
てその後端が地上に接地した際に地上に接地して荷台2
全体を安定的に支持する。
【0035】次に、このように構成された車輌運搬車に
おける荷台の車輌乗入装置の動作について説明する。
【0036】まず、車輌を荷台2上に積み込む場合に
は、図1に示す走行可能状態において切換スイッチ81
をスライドシリンダ4側に切換え、ラジコン装置83も
しくは操作スイッチ82によってスライドシリンダ4を
伸長作動させる。この際、スライドシリンダ4の伸縮ロ
ッド42の先端に設けた連結部材64はロック装置7に
より荷台2側に固定されている。従って、スライドシリ
ンダ4を伸長作動させると、傾動ガイド11の作用によ
り荷台2の前端部が徐々に上方に持ち上げられながら当
該荷台2が後方に移動し、この移動に伴って荷台2が傾
斜枠3を介してヒンジ31を中心にして徐々に下方に傾
斜して図2に示すように荷台2の後端が地上に接地し、
当該荷台2が車枠1の後端部と地上との間に亘って傾斜
した状態で配置される。
【0037】この状態で、歩み板5を格納位置から図2
に示すように作業位置に回動させて地上に接地させると
ともに、ウインチ8のフックを地上の車輌に係止し、ウ
インチ8を作動させてワイヤを巻き取ることで、地上の
車輌を歩み板5を通じて荷台2上に移動させて当該荷台
2上に載置する。
【0038】上述のようにして荷台2上に載置すると、
今度はスライドシリンダ4を縮退作動させることで、荷
台2が前述した動作と逆の動作により車枠1上に移動し
て元の走行可能状態になり、荷台2上に載置した車輌を
目的地に運搬する。
【0039】ここで、上述したように車輌を荷台2に積
み込む際において、荷台2上に載置しようとする車輌の
車高が低く、上述した図2に示す状態で荷台2上に移動
させると、当該車輌の車体前端下部が荷台2に接触する
恐れがあり、この状態では車輌を積み込めない場合があ
る。この場合には、昇降装置6を作動させることで、車
高の低い車輌でも荷台2上に積み込むことが可能にな
る。
【0040】詳しくは、図2に示す状態において、把持
部75を外側に引っ張ってロックピン71をローラ65
の軸部から引き抜き、ローラ65とロックピン71との
係止を解除する。これによりロック装置7による連結部
材64の荷台2への固縛が解除され、この状態からスラ
イドシリンダ4をさらに伸長させることで、連結部材6
4が荷台2の後端側に移動する。この移動により前リン
ク61と後リンク62とがその連結部を下にして徐々に
屈折し、連結部に設けた支持ローラ63によって荷台2
の後端部を徐々に持ち上げることで、図2に示すように
「く」の字状に屈折して配置されていた荷台2と歩み板
5とが図8に示すように略一直線上に配置される。この
状態で前述と同様にウインチ8によって地上の車輌を歩
み板5を通じて荷台2上に移動させて当該荷台2上に載
置する。
【0041】このように昇降装置6により荷台2と歩み
板5を略一直線上に配置することで、車高の低い車輌で
も当該車輌の車体が荷台2に接触することなく円滑に荷
台2上に積み込むことができる。
【0042】そして、このようにして車高の低い車輌を
荷台2上に載置すると、スライドシリンダ4を縮退させ
ることで、連結部材64が荷台2の後端から前端側に移
動して図示しないストッパに当接して当該連結部材64
のローラ65をロック装置7のロックピン71と係止可
能な位置に配置する。これにより昇降装置6の支持ロー
ラ63が荷台2の底面側に移動し、荷台2の後端部が地
上に接地して当該荷台2と歩み板5とが元の屈折状態に
なる。
【0043】続いて、この状態でロックピン71をロー
ラ65に係止して連結部材64を荷台2と一体にした
後、スライドシリンダ4を縮退させることで、前述と同
様に元の走行可能状態になり、荷台2上に載置した車輌
を目的地に運搬する。
【0044】このようにロック装置7により昇降装置6
の作動を択一的に固縛・解除させることで、車高の低い
車輌でも積卸しが可能になり、しかも既存のスライドシ
リンダ4の作動を利用しているため、別のアクチュエー
タが不要で構成が簡単であり、コストの低減を図ること
ができる。
【0045】図9は、ロック装置の他の構成を示してい
る。なお、車輌乗入装置の構成は前述した車輌乗入装置
の構成とロック装置7を除いて同様であり、必要に応じ
て同部材に同符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0046】ロック装置100は、前述したロック装置
7が手動式であるのに対して自動的に昇降装置6の作動
を固縛・解除させるようにしたもので、荷台2の後端部
に設けられた接地部材110と、前記後リンク62に設
けられた係止ピン62aに係脱自在なフック120とを
備えている。
【0047】具体的には、接地部材110は、その上端
部寄りが枢支ピン111により荷台2の後端部に前後方
向に揺動自在に支持されている。この接地部材110の
下端部には接地ローラ112が設けられており、荷台2
の後端が地上に接地した際に当該接地ローラ112も接
地し、これによって接地部材110が枢支ピン111を
中心にして前方に揺動するようになされている。
【0048】また、接地部材110の上端には、後方に
延長配置された連結ロッド113の前端部が連結され、
該連結ロッド113の後端部がブラケット121を介し
てフック120に連結されている。
【0049】フック120は、上端部に枢支された枢支
ピン122により前後方向に揺動自在に設けられ、下端
部に形成された係止部123が係止ピン62aに後方か
ら係止するようになされている。
【0050】そして、フック120は、当該フック12
0と荷台2とに連結されたバネ124により係止ピン6
2aと係止する方向に付勢されている。
【0051】つまり、接地部材110が地上に接地して
いない状態では、図9に二点鎖線で示すようにバネ12
4の付勢力によりフック120が係止ピン62aに係止
して固縛しており、接地部材110が地上に接地して前
方に揺動したときにフック120が後方に回動して係止
ピン62aから離脱して固縛を解除する動作が行われ
る。
【0052】次に、このように構成されたロック装置の
動作について説明する。
【0053】まず、走行可能状態である車枠1上の荷台
2を地上に接地させる場合について説明する。
【0054】荷台2が走行可能状態にあるときには、接
地部材110が地上に接地していないので、フック12
0はバネ124の付勢力によって係止ピン62aに係止
している。従って、スライドシリンダ4を伸長作動させ
ると、前リンク61と後リンク62とがフック120と
係止ピン62aとの係止によって屈折することなくその
状態を保持して、荷台2が前述した動作と同様に後方に
移動して当該荷台2の後端が地上に接地する。
【0055】このように荷台2の後端が地上に接地する
と、接地部材110も接地する。これにより接地部材1
10が前方に揺動し、これに伴って連結ロッド113を
通じてフック120が後方に回動して係止ピン62aか
ら離脱する。
【0056】そして、この状態からスライドシリンダ4
をさらに伸長させると、前述と同様にして前リンク61
と後リンク62とが徐々に屈折し、図10に示すように
荷台2と作動位置に配置された歩み板5とが略一直線上
に配置される。これにより荷台2と地上との間で車高の
低い車輌の積卸しが可能になる。
【0057】次に、車輌の積卸しが終了すると、スライ
ドシリンダ4を縮退させることで、前リンク61と後リ
ンク62とが上述とは逆に屈折状態から前後方向に伸
び、これによって荷台2の後端が地上に接地する。そし
て、さらにスライドシリンダ4を縮退させることで、荷
台2の後端が地上から離間して前述の逆の動作で荷台2
が車枠1上に配置されて走行可能状態になる。
【0058】この際、荷台2の後端が地上から離間する
のに伴い、接地部材110も地上から離間することで、
フック120がバネ124の付勢力で前方に回動して係
止ピン62aに係止した元の状態になる(図9二点鎖線
参照)。
【0059】つまり、荷台2の後端が接地する動作に連
動してフック120と係止ピン62aとを係脱させるこ
とで、荷台2と歩み板5とを略一直線上となるように自
動的に配置することができる。従って、荷台2と歩み板
5とを略一直線上に配置するための作業者による煩わし
い作業が不要となり、作業効率も良くなる。
【0060】また、車枠1上から移動させて荷台2の後
端が地上に接地した際に、スライドシリンダ4の伸長動
作を停止させることで、荷台2と歩み板5とが屈折した
図2に示す状態での車輌の積卸しも無論可能である。
【0061】なお、上述したロック装置100では、フ
ック120を後リンク62に設けた係止ピン62aに係
止するようにしているが、係止ピンを前リンク61に設
けてフック120で係止するようにしてもよい。
【0062】図11は、ロック装置のさらに他の構成を
示している。なお、車輌乗入装置の構成は前述した車輌
乗入装置の構成と各ロック装置7、100を除いて同様
であり、必要に応じて同部材に同符号を付し、詳細な説
明は省略する。
【0063】ロック装置130は、自動的に昇降装置6
の作動を固縛・解除させるようにしたもので、荷台2の
後端部に設けられた接地部材としての接地アーム140
と、前記後リンク62に設けられた係止ピン62aに係
脱自在なフック150とを備えている。
【0064】具体的には、接地アーム140は、その上
端部が枢支ピン141と一体的に荷台2の後端部に設け
られ、当該枢支ピン141を中心にして前後方向に揺動
自在に支持されている。この接地アーム140の下端部
142は荷台2から下方に突出して設けられており、荷
台2の後端が地上に接地した際に当該接地アーム140
の下端部142も接地し、これによって接地アーム14
0が枢支ピン141を中心にして前方に揺動するように
なされている。
【0065】フック150は、前記接地アーム140と
ともに前記枢支ピン141と一体的に設けられ、当該枢
支ピン141を中心に前後方向に揺動自在に支持されて
おり、下端部に形成された係止部151が係止ピン62
aに前方から係止するようになされている。
【0066】そして、上記フック150は、前記接地ア
ーム140の上端部と荷台2とに連結されたバネ143
により係止ピン62aと係止する方向に付勢されてい
る。
【0067】つまり、接地アーム140が地上に接地し
ていない状態では、図11に示すようにバネ143の付
勢力によりフック150が係止ピン62aに係止して固
縛しており、図12に示すように接地アーム140が地
上に接地して前方に揺動したときにフック150が前方
に回動して係止ピン62aから離脱して固縛を解除する
動作が行われる。
【0068】次に、このように構成されたロック装置の
動作について説明する。
【0069】まず、走行可能状態である車枠1上の荷台
2を地上に接地させる場合について説明する。
【0070】荷台2が走行可能状態にあるときには、接
地アーム140が地上に接地していないので、フック1
50はバネ143の付勢力によって係止ピン62aに係
止している。従って、スライドシリンダ4を伸長作動さ
せると、前リンク61と後リンク62とがフック150
と係止ピン62aとの係止によって屈折することなくそ
の状態を保持して、荷台2が前述した動作と同様に後方
に移動して当該荷台2の後端が地上に接地する。
【0071】このように荷台2の後端が地上に接地する
と、接地アーム140も図12に示すように接地する。
これにより接地アーム140が前方に揺動し、この揺動
とともにフック150が前方に回動して係止ピン62a
から離脱する。
【0072】そして、この状態からスライドシリンダ4
をさらに伸長させると、前述と同様にして前リンク61
と後リンク62とが徐々に屈折し、図13に示すように
荷台2と作動位置に配置された歩み板5とが略一直線上
に配置される。これにより荷台2と地上との間で車高の
低い車輌の積卸しが可能になる。
【0073】次に、車輌の積卸しが終了すると、スライ
ドシリンダ4を縮退させることで、前リンク61と後リ
ンク62とが上述とは逆に屈折状態から前後方向に伸
び、これによって荷台2の後端が地上に接地する。そし
て、さらにスライドシリンダ4を縮退させることで、荷
台2の後端が地上から離間して前述の逆の動作で荷台2
が車枠1上に配置されて走行可能状態になる。
【0074】この際、荷台2の後端が地上から離間する
のに伴い、接地アーム140も地上から離間すること
で、フック150がバネ143の付勢力で後方に回動し
て係止ピン62aに係止した元の状態になる(図11参
照)。
【0075】つまり、荷台2の後端が接地する動作に連
動してフック150と係止ピン62aとを係脱させるこ
とで、荷台2と歩み板5とを略一直線上となるように自
動的に配置することができる。従って、荷台2と歩み板
5とを略一直線上に配置するための作業者による煩わし
い作業が不要となり、作業効率も良くなる。
【0076】また、車枠1上から移動させて荷台2の後
端が地上に接地した際に、スライドシリンダ4の伸長動
作を停止させることで、荷台2と歩み板5とが屈折した
図2に示す状態での車輌の積卸しも無論可能である。
【0077】なお、上述したロック装置130では、フ
ック150を後リンク62に設けた係止ピン62aに係
止するようにしているが、係止ピンを前リンク61に設
けてフック150で係止するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の車輌運搬車
における荷台の車輌乗入装置によれば、必要に応じて昇
降装置により荷台の後端部を持ち上げて荷台と歩み板と
を略一直線上にすることで、車高の低い車輌でも車体前
端部が荷台に接触することなく、当該車輌を荷台上に円
滑に積み込むことができる。しかもスライドシリンダを
利用して昇降装置を作動させるため、別のアクチュエー
タが不要で構成が簡単であり、コストの低減を図ること
ができる。
【0079】また、荷台の後端が接地して接地部材が揺
動する動作に連動させてフックと係止ピンとの係止を解
除することで、昇降装置の作動を自動的に固縛・解除す
ることができ、車高の低い車輌を積卸すための作業者に
よる煩わしい作業が不要となり、作業効率も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車輌運搬車における荷台の車輌乗入装
置の構成を示す側面図である。
【図2】荷台が地上と車枠とに亘って配設された状態を
示す側面図である。
【図3】昇降装置の構成を示す平面図である。
【図4】ロック装置の構成を示す正面側から見た図であ
る。
【図5】支持プレートを示す正面図である。
【図6】ウインチの配設状態を示す平面図である。
【図7】操作ボックスを示す正面図である。
【図8】昇降装置が作動した状態を示す側面図である。
【図9】ロック装置の他の構成を示す側面図である。
【図10】同ロック装置の作動状態を示す側面図であ
る。
【図11】ロック装置のさらに他の構成を示す側面図で
ある。
【図12】同ロック装置の作動状態を示す側面図であ
る。
【図13】同ロック装置の作動状態を示す側面図であ
る。
【図14】従来の車輌運搬車を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車枠 2 荷台 4 スライドシリンダ 5 歩み板 6 昇降装置 61 前リンク 62 後リンク 62a 係止ピン 63 支持ローラ 7 ロック装置 81 切換スイッチ 83 ラジコン装置 100 ロック装置 110 接地部材 120 フック 130 ロック装置 140 接地アーム(接地部材) 150 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌を載置可能な荷台が車枠上に搭載さ
    れ、該荷台がスライドシリンダの作動による後方へのス
    ライドにより車枠の後端部において傾斜してその後端が
    地上に接地し、荷台の後端に設けられた歩み板を通じて
    当該荷台上に車輌が積卸し可能に構成された車輌運搬車
    において、 前記荷台の後端部には、当該荷台の後端部を上方に持ち
    上げる昇降装置が設けられたことを特徴とする車輌運搬
    車における荷台の車輌乗入装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降装置は、前記スライドシリンダ
    を利用して昇降作動可能に構成された請求項1記載の車
    輌運搬車における荷台の車輌乗入装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降装置は、一端部がスライドシリ
    ンダ側に連結された前リンクと、この前リンクの他端部
    が一端部に連結され、他端部が荷台の後端側に連結され
    た後リンクと、当該前後リンクの連結部に設けられた支
    持ローラとを備え、昇降装置の作動がロック装置により
    固縛・解除可能に設けられたことを特徴とする請求項2
    記載の車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック装置は、荷台の後端部に前後
    に揺動自在に設けられた接地部材と、該接地部材の揺動
    に連動して前記前リンクもしくは後リンクに設けられた
    係止ピンに係脱自在なフックとを備え、荷台の後端が接
    地して接地部材が揺動した際に、フックと係止ピンとの
    係止が解除されるように構成されたことを特徴とする請
    求項3記載の車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置。
  5. 【請求項5】 前記荷台には、当該荷台上と地上との間
    で車輌を積卸すためのウインチが設けられ、このウイン
    チ及び前記スライドシリンダは切換スイッチの切換操作
    により2chのラジコン装置により択一的に操作可能に
    構成されたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記
    載の車輌運搬車における荷台の車輌乗入装置。
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JP2020015458A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 株式会社タダノ 車両運搬車

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