JP2002354693A - 車両用電源供給制御装置 - Google Patents

車両用電源供給制御装置

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JP2002354693A JP2001152769A JP2001152769A JP2002354693A JP 2002354693 A JP2002354693 A JP 2002354693A JP 2001152769 A JP2001152769 A JP 2001152769A JP 2001152769 A JP2001152769 A JP 2001152769A JP 2002354693 A JP2002354693 A JP 2002354693A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載負荷装置としてのパワーウインドウ制御
部等に対して、車両放置時の電源供給を遮断させて暗電
流による無駄な電力消費を無くた車両用電源供給制御装
置を低コストに提供する。 【解決手段】 車両が運行に供されず放置されている状
態を検出する車両操作情報検出部2を有して、この車両
操作情報検出部2よりの検出信号に応じて、+B端子
(バッテリ)7からパワーウインドウ制御部12への電
力供給の継断を行う電力制御部3とを備え、電力制御部
3は、車両操作情報検出部2による所定期間の車両の放
置状態を検出すると+B端子7からパワーウインドウ制
御部12への電力供給を遮断し、車両操作情報検出部2
による車両の運行開始状態を検出すると+B端子7から
パワーウインドウ制御部12への電力供給を再開させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用電源供給制
御装置に関し、特に車両放置時に暗電流による電力消費
をする負荷装置としてのパワーウインドウ制御部または
サンルーフ制御部等を車載した車両において、バッテリ
上がりの回避制御を行う車両用電源供給制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載されたバッテリよ
り電源供給される車載負荷装置によっては、暗電流によ
る電力消費をするものがある。この暗電流による電力消
費をする負荷装置を搭載する車両が運行に供されずに放
置される状態にあると、バッテリ上がりを起こす恐れが
ある。そして、この車載負荷装置としては、例えばパワ
ーウインドウ制御装置があり、パワーウインドウ制御装
置における制御部は開閉制御されて刻々と変化するウイ
ンドウの開閉位置データを更新記憶する記憶部を有して
いる。
【0003】このパワーウインドウ制御装置が記憶部を
有することで、ウインドウの全閉位置でのウインドウ駆
動モータの負荷上昇(電流値検出等)と、全閉以前の位
置での腕の挟み込み等の異常事態におけるウインドウ駆
動モータの負荷上昇とを判別可能とし、異常事態におけ
るウインドウ駆動モータの負荷上昇時における即反転制
御(ウインドウの開方向制御)を行っている。つまり、
例えばウインドウ駆動モータの回転パルスをカウント
し、このカウントした情報をウインドウの開閉位置デー
タとして記憶部に更新保持させることで、最新のウイン
ドウの開閉位置を認識している。このように、車両放置
期間においても、開閉位置データを記憶部が記憶保持す
ることで暗電流による電力消費をするのである。
【0004】ここで、記憶部への電源供給を遮断すれ
ば、ウインドウの開閉位置データが消えてしまう。この
データが消えた場合においては、電源供給が再開された
以降にウインドウを一旦開状態から全閉状態とし、この
ウインドウの全閉位置を原点位置として認識した後、例
えば開方向へのウインドウ駆動モータの回転パルスをカ
ウントすることでウインドウの開閉位置を認識可能とし
ている。つまり、ウインドウを一旦全閉状態とする初期
化駆動動作を実行させなければならない。
【0005】また、上記したパワーウインドウ制御装置
以外にも、パワーウインドウ制御装置と同様に暗電流に
よる電力消費をする車載負荷装置にサンルーフ制御装置
がある。このサンルーフ制御装置においても、電源供給
の遮断後、電源供給が再開された以降にアウターパネル
の開閉位置を認識可能となる初期化駆動動作が必要であ
る。
【0006】このような事由により、パワーウインドウ
制御装置およびサンルーフ制御装置等は、上記した記憶
部による開閉位置データを記憶保持させる必要性から、
バッテリより常時電源供給されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バッテリより
常時電源供給が必要となるような負荷装置を搭載した車
両にあっては、バッテリ上がりを起こすことがある。そ
こで、本発明等は、パワーウインドウ制御装置またはサ
ンルーフ制御装置等が暗電流による電力消費を無くして
バッテリ上がりを回避でき、かつウインドウまたはアウ
ターパネル等が初期化駆動動作を必要とせずに開閉位置
を認識可能となるかを検討した。
【0008】この結果、電源供給が遮断されても記憶さ
せたデータが消えることのない不揮発性のEEPROM
等を用いた記憶部の構成とすればよいが、このEEPR
OM等は高コストとなる。
【0009】本発明の目的は上記の点に鑑み、車載負荷
装置に対して、車両放置時の電源供給を遮断させて暗電
流による無駄な電力消費を無くすことのできる車両用電
源供給制御装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、不揮発性メモリを使
用せずかつ電源供給遮断前の車載負荷装置の記憶データ
と一致させ、電源供給再開時の初期化駆動動作を必要と
せずかつ低コストとなる車両用電源供給制御装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1記載の車両用電源供給制御装
置によると、車両が運行に供されず放置されている状態
を検出する車両操作情報検出部と、車両操作情報検出部
よりの検出信号に応じて、バッテリから負荷装置への電
力供給の継断を行う電力制御部とを備え、電力制御部
は、車両操作情報検出部による所定期間の車両の放置状
態を検出するとバッテリから負荷装置への電力供給を遮
断し、車両操作情報検出部による車両の運行開始状態を
検出するとバッテリから負荷装置への電力供給を再開さ
せることを特徴とする。
【0012】それにより、電力制御部は、車両操作情報
検出部よりの検出信号に応じてバッテリから負荷装置へ
の電力供給の遮断、およびバッテリから負荷装置への電
力供給を再開させる。つまり、電力制御部は、車両操作
情報検出部よりの検出信号から車両が放置されている期
間を検知することができ、この検知した車両の放置より
所定期間以降におけるバッテリから負荷装置への無駄な
電力供給(暗電流)を抑制することができる。
【0013】本発明の請求項2の記載によると、車両操
作情報検出部は、イグニッションキースイッチ操作情
報、ドア開閉操作情報、シフトポジション操作情報、サ
イドブレーキ操作情報、車輪回転検出情報、アクセル踏
込み操作情報、ブレーキ踏込み操作情報、クラッチ踏込
み操作情報のうちの少なくとも一つの情報を検出し、車
両が放置状態にあることを正確に検知できる。
【0014】本発明の請求項3の記載によると、負荷装
置は、ウインドウの開閉制御を行うパワーウインドウ制
御部を有し、電力制御部は、車両操作情報検出部による
所定期間の車両の放置状態を検出すると、パワーウイン
ドウ制御部に対してウインドウを全閉操作させるように
指令し、かつこの指令後においてバッテリからパワーウ
インドウ制御部への電力供給を遮断することを特徴とす
る。
【0015】それにより、電力制御部は、所定期間の車
両の放置状態を車両操作情報検出部により検出してパワ
ーウインドウ制御部への電力供給を遮断するとともに、
この遮断する前のウインドウの開閉操作が可能な期間に
おいてウインドウを全閉操作させる。この遮断前時にお
けるウインドウの全閉操作は、雨滴等の侵入およびセキ
ュリティ上において効果がある。
【0016】本発明の請求項4の記載によると、電力制
御部は、パワーウインドウ制御部と一体に構成されるこ
とを特徴とする。それにより、電力制御部を別個に設け
ることなく部品点数が軽減され、電源供給制御機能を備
えたパワーウインドウ制御部が低コストで提供できる。
【0017】本発明の請求項5の記載によると、パワー
ウインドウ制御部は、リアルタイムにウインドウの開閉
位置データを更新記憶するとともに、バッテリからの電
力供給が遮断されるとこの更新記憶された開閉位置デー
タが消失するウインドウ位置記憶部と、バッテリからの
電力供給が遮断されてもウインドウにおける全閉位置を
示す全閉位置データを記憶保持するウインドウ全閉位置
記憶部とを有し、パワーウインドウ制御部は、電力制御
部によるバッテリからの電力供給が再開されると、ウイ
ンドウ全閉位置記憶部に記憶されている全閉位置データ
を、開閉位置データが消失したウインドウ位置記憶部へ
設定記憶し、この全閉位置データよりウインドウが全閉
位置であると認識することを特徴とする。
【0018】それにより、パワーウインドウ制御部は、
バッテリからの電力供給が遮断された後の電力供給が再
開された時に、ウインドウ全閉位置記憶部に記憶保持さ
せた全閉位置データを開閉位置データが消失したウイン
ドウ位置記憶部へ設定記憶し、この全閉位置データより
ウインドウが全閉位置であると認識させる。つまり、パ
ワーウインドウ制御部は、パワーウインドウ制御部への
電力供給を遮断する前においてウインドウを全閉操作さ
せており、上記したウインドウ位置記憶部への全閉位置
データの設定記憶による全閉位置認識と一致させること
ができる。
【0019】よって、パワーウインドウ制御部は、電力
制御部による電源供給が遮断された後の電源供給の再開
後にウインドウ位置開閉位置を認識するための初期化駆
動動作を必要としない。また、ウインドウ全閉位置記憶
部は、電力供給が遮断されてもウインドウの全閉位置を
示す全閉位置データを記憶保持するデータ読み出し専用
メモリであるので、低コストとなる車両用電源供給制御
装置を提供できる。
【0020】本発明の請求項6の記載によると、負荷装
置は、ルーフに形成された開口部を開閉するアウターパ
ネルの開閉制御を行うサンルーフ制御部を有し、電力制
御部は、車両操作情報検出部による所定期間の車両の放
置状態を検出すると、サンルーフ制御部に対してアウタ
ーパネルを全閉操作させるように指令し、かつこの指令
後においてバッテリからサンルーフ制御部への電力供給
を遮断することを特徴とする。
【0021】それにより、電力制御部は、所定期間の車
両の放置状態を車両操作情報検出部により検出してサン
ルーフ制御部への電力供給を遮断するとともに、この遮
断する前のアウターパネルの開閉操作が可能な期間にお
いてアウターパネルを全閉操作させる。この遮断前時に
おけるアウターパネルの全閉操作は、雨滴等の侵入およ
びセキュリティ上において効果がある。
【0022】本発明の請求項7の記載によると、電力制
御部は、サンルーフ制御部と一体に構成されていること
を特徴とする。それにより、電力制御部を別個に設ける
ことなく部品点数が軽減され、電源供給制御機能を備え
たサンルーフ制御部が低コストで提供できる。
【0023】本発明の請求項8の記載によると、サンル
ーフ制御部は、リアルタイムに前記アウターパネルの開
閉位置データを更新記憶するとともに、バッテリからの
電力供給が遮断されるとこの更新記憶された開閉位置デ
ータが消失するアウターパネル位置記憶部と、バッテリ
からの電力供給が遮断されてもアウターパネルにおける
全閉位置を示す全閉位置データを記憶するアウターパネ
ル全閉位置記憶部とを有し、サンルーフ制御部は、電力
制御部によるバッテリからの電力供給が再開されると、
アウターパネル全閉位置記憶部に記憶されている全閉位
置データを、開閉位置データが消失したアウターパネル
位置記憶部へ設定記憶し、この全閉位置データよりアウ
ターパネルが全閉位置であると認識することを特徴とす
る。
【0024】それにより、サンルーフ制御部は、バッテ
リからの電力供給が遮断された後の電力供給が再開され
た時に、アウターパネル全閉位置記憶部に記憶保持させ
た全閉位置データを開閉位置データが消失したアウター
パネル位置記憶部へ設定記憶し、この全閉位置データよ
りアウターパネルが全閉位置であると認識させる。つま
り、サンルーフ制御部は、サンルーフ制御部への電力供
給を遮断する前においてアウターパネルを全閉操作させ
ており、上記したアウターパネル位置記憶部への全閉位
置データの設定記憶による全閉位置認識と一致させるこ
とができる。
【0025】よって、サンルーフ制御部は、電力制御部
による電源供給が遮断された後の電源供給の再開後にア
ウターパネル位置開閉位置を認識するための初期化駆動
動作を必要としない。また、アウターパネル全閉位置記
憶部は、電力供給が遮断されてもアウターパネルの全閉
位置を示す全閉位置データを記憶保持するデータ読み出
し専用メモリであるので、低コストとなる車両用電源供
給制御装置を提供できる。
【0026】本発明の請求項9の記載によると、所定期
間は、バッテリの上がりを生じない期間(例えば数日か
ら30日)とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
車両用電源供給制御装置を図面を参照して詳細に説明す
る。なお、以下説明する車両用電源供給制御装置は、車
載負荷装置としてのパワーウインドウ制御部およびサン
ルーフ制御部等に対して、車両放置の状態を検出しこの
検出情報を用いてバッテリよりの電源供給を遮断させる
ことで暗電流による無駄な電力消費を無くすことのでき
る技術に関する。
【0028】また以下説明する車両用電源供給制御装置
は、不揮発性メモリを使用せずかつ電源供給遮断前の車
載負荷装置の記憶データと一致させることで、バッテリ
よりの電源供給再開時の初期化駆動動作を必要とせずか
つ低コストとなる車両用電源供給制御装置を提供できる
技術に関する。
【0029】本発明の車両用電源供給制御装置の一実施
形態を、図1に示す車両用電源供給制御装置を含む車載
負荷装置を示す全体構成ブロック図を用いて説明する。
図1に示すように、車両用電源供給制御装置1は、車両
が運行に供されず放置されている状態を検出する車両操
作情報検出部2と、この車両操作情報検出部2よりの検
出信号に応じて、バッテリから後述する負荷装置への電
力供給の継断を行う電力制御部3とを備える。
【0030】車両操作情報検出部2は、車両に備えられ
乗員の操作対象機器等から発せられるイグニッションキ
ースイッチ操作情報、ドア開閉操作情報、シフトポジシ
ョン操作情報、サイドブレーキ操作情報、車輪回転検出
情報、アクセル踏込み操作情報、ブレーキ踏込み操作情
報、クラッチ踏込み操作情報のうちの少なくとも一つの
情報を検出するものである。
【0031】電力制御部3は、車両操作情報検出部2よ
りの検出情報を受けてバッテリから負荷装置への電力供
給の継断を指令する演算部4と、この演算部4の指令信
号に従ってバッテリから負荷装置への電力の遮断(スイ
ッチ部5aのオフ操作)、および供給再開(スイッチ部
5aのオン操作)を行う継電リレー(ラッチリレー)5
とを有する。この継電リレー(ラッチリレー)5は、ス
イッチ部5aの接点保持に電力を要さないリレーであ
る。
【0032】また、演算部4内部には、車両操作情報検
出部2よりの情報の1つである例えばイグニッションキ
ースイッチのオフ操作情報が受信され、この受信タイミ
ングからの所定期間(所定経過時間)をカウントするタ
イマ6を備える。なお、図1中の7は、定電圧化された
電源供給源としての車載されるバッテリの+B端子を示
す。そして、このタイマ6を備える演算部4は、端子7
と常時接続されて車両放置期間をカウントする。
【0033】上記した車両操作情報検出部2と演算部4
との間の信号交信により、バッテリから負荷装置への電
力供給を継断し、その詳細を以下に補足説明する。つま
り、車両操作情報検出部2からの情報を上述のいずれか
1つの情報としてもよいし、上述のいずれか複数の情報
を組合わせて演算部4へ送信してもよい。
【0034】ここで、車両操作情報検出部2からの複数
の情報を組合わせる場合については、例えばイグニッシ
ョンキースイッチがオフされ、かつその後ドアの開閉操
作情報が検出された時よりタイマ6によるカウントを開
始する。そして、所定時間が経過すると演算部4が車両
の放置状態と判断し、バッテリから負荷装置への電力供
給を遮断するように継電リレー5を操作させる。また、
ドアが開けられてドアの開閉操作情報が検出され、かつ
その後イグニッションキースイッチがオンされることで
演算部4が車両の運行開始状態と判断し、バッテリから
負荷装置への電力供給を再開するように継電リレー5を
操作させる。
【0035】なお、上記した所定期間は、バッテリの上
がりを生じない期間とするものであり、後述する負荷装
置における暗電流の消費量と車載されるバッテリの電力
蓄積容量とを考慮して、例えば数日から30日の間に設
定される。この設定される所定期間データは、演算部4
内に予め記憶保持される。
【0036】本実施形態における負荷装置は、パワーウ
インドウ制御装置10およびサンルーフ制御装置20を
備え、このパワーウインドウ制御装置10およびサンル
ーフ制御装置20は、各々手動操作スイッチ11、2
1、制御部12、22、およびモータ13、23を有す
る。
【0037】そして、演算部4は、車両操作情報検出部
2よりの情報に基づきキースイッチオフ時より所定期間
の間車両が放置状態にあると判断すると、パワーウイン
ドウ制御部12およびサンルーフ制御部22に対して、
ウインドウ8およびサンルーフ9(共に図3に示す)を
全閉操作させるように指令する。
【0038】次いで、この全閉操作指令を受けた制御部
12は、ウインドウ8が全閉したことを検出しこの検出
信号を演算部4へ伝える。そして、この後においてバッ
テリからパワーウインドウ制御部12およびサンルーフ
制御部22への電力供給を遮断するように継電リレー5
を操作する。
【0039】また、演算部4は、車両操作情報検出部2
よりの情報に基づき運行開始状態と判断すると、バッテ
リからパワーウインドウ制御部12およびサンルーフ制
御部22への電力供給を再開するように継電リレー5を
操作する。
【0040】ここで、図2を用いて、図1に示すパワー
ウインドウ制御部12内の一部を説明する。図2に示す
ように、パワーウインドウ制御部12内には、リアルタ
イムにウインドウ8の開閉位置データを更新記憶すると
ともに、バッテリからの電力供給が遮断されるとこの更
新記憶された開閉位置データが消失するウインドウ位置
記憶部12a(データの読み書き可能メモリ)と、バッ
テリからの電力供給が遮断されてもウインドウにおける
全閉位置を示す全閉位置データを記憶保持するウインド
ウ全閉位置記憶部12b(データの読み出し専用メモ
リ)とを有している。
【0041】なお、ウインドウ8の開閉位置データは、
例えばパワーウインドウモータ13の回転によりパルス
信号を発生する構成とし、この発生するパルス信号をカ
ウントしてウインドウ8の開閉位置とを対応させる構成
である。また、上述したウインドウ全閉位置記憶部12
bは、電力供給が遮断されてもウインドウの全閉位置を
示す全閉位置データを記憶保持するデータ読み出し専用
メモリであるので、低コストである。
【0042】上記したように、パワーウインドウ制御部
12は、バッテリからの電力供給が遮断されると、ウイ
ンドウ位置記憶部12aに更新記憶された開閉位置デー
タが消失する。この開閉位置データが消失した状態か
ら、パワーウインドウ制御部12への電源供給が再開さ
れてもパワーウインドウ制御部12はウインドウ8の開
閉位置が認識できない状態である。
【0043】このことは、例えばウインドウの全閉位置
でのパワーウインドウモータ13の負荷上昇(電流値検
出等)と、全閉以前の位置での腕の挟み込み等の異常事
態におけるパワーウインドウモータ13の負荷上昇とが
判別できず、このような異常事態におけるパワーウイン
ドウモータ13の負荷上昇時における即反転(ウインド
ウの開方向制御)を行うことができない。
【0044】そこで、パワーウインドウ制御部12にウ
インドウ8の開閉位置を認識させるために、パワーウイ
ンドウ制御部12に電源供給が再開された以降にウイン
ドウを一旦開状態から全閉状態とし、このウインドウの
全閉位置を原点位置として認識させる初期化駆動動作を
実行させればよいが、この初期化駆動動作を行うのは煩
わしい。
【0045】この問題に対応して、パワーウインドウ制
御部12への電力供給が再開されると(図2中A)、こ
の電力供給の再開をパワーウインドウ制御部12が判断
し、ウインドウ全閉位置記憶部12bに記憶されている
全閉位置データを、開閉位置データが消失したウインド
ウ位置記憶部12aへデータ転送し、設定記憶させる。
つまり、バッテリからの電力供給を遮断する前にウイン
ドウ8を全閉操作させるように指令して全閉させてある
ので、この電力供給の再開により設定記憶させたウイン
ドウ位置記憶部12aの全閉位置データと合致し、この
全閉位置データを用いてパワーウインドウ制御部12に
よるウインドウ8の開閉制御が可能となる。なお、サン
ルーフ制御装置20におけるサンルーフ制御部22に対
しても、上述したパワーウインドウ制御部12と同様に
データの転送し、設定記憶させる構成である。
【0046】次に、図4を用いて本発明の車両用電源供
給制御装置を含む車載負荷装置において実行される電力
供給の継断制御処理動作を説明する。なお、パワーウイ
ンドウ制御装置10およびサンルーフ制御装置20の本
処理動作は同要領であり、パワーウインドウ制御装置1
0の例を以下に説明する。
【0047】先ず、S10にて演算部4は、車両操作情
報検出部2よりの情報に基づき所定期間の車両の放置状
態かを判断する。この判断時において、車両の放置状態
が所定期間を経過していない時は、所定期間の車両の放
置状態であると判断するまでS10の処理を実行する。
【0048】そして、S10にてイグニッションキース
イッチ7のオフ時より所定期間の間車両が放置状態にあ
ると判断すると、S20に移行する。S20において、
演算部4はパワーウインドウ制御部12に対しウインド
ウ8を全閉操作させるように指令する。これにより、パ
ワーウインドウ制御部12はパワーウインドウモータ1
3を駆動してウインドウ8の閉操作が実行される。
【0049】S30では、パワーウインドウ制御部12
がパワーウインドウモータ13によるウインドウ8の全
閉操作の完了を示す過電流を検知することで、ウインド
ウ8の全閉動作の完了を判断する。この判断時におい
て、全閉動作の完了を判断しない時は、全閉動作の完了
を判断するまでS20のウインドウ8の閉操作が実行さ
れる。
【0050】そして、S30にてパワーウインドウ制御
部12によるウインドウ8の全閉動作完了と判断する
と、この全閉操作の完了を示す検知信号を演算部4に送
信し、S40に移行する。S40では、演算部4よりの
指令によるバッテリからパワーウインドウ制御部12へ
の電力供給を遮断するように継電リレー5を操作する。
【0051】次いで、演算部4は、車両操作情報検出部
2よりの情報に基づき運行開始状態と判断すると、継電
リレー5を操作してバッテリからパワーウインドウ制御
部12への電力供給が再開される。この電力供給が再開
されたか否かを、S50にて判断する。この電力供給が
再開されるまでS50の処理を実行する。
【0052】そして、S50にて電力供給が再開される
と、S60に移行する。S60においては、ウインドウ
全閉位置記憶部12bに記憶されている全閉位置データ
を、開閉位置データが消失したウインドウ位置記憶部1
2aへデータ転送して設定記憶させ、一連の電力供給の
継断制御処理動作を終了する。
【0053】このように、本発明の車両用電源供給制御
装置1は、車両の放置状態時における負荷装置への電源
供給を遮断して暗電流消費によるバッテリ上がりを回避
するとともに、この遮断する前のウインドウの開閉操作
が可能な期間においてウインドウを全閉操作させ、雨滴
等の侵入およびセキュリティ上において効果を持たせて
いる。
【0054】(変形例)本発明の変形例である車両用電
源供給制御装置を説明する。図5は、本発明の変形例で
ある車両用電源供給制御装置を含む車載負荷装置の一部
を示すブロック図である。図1に示す一実施形態と実質
的に同一構成部品に同一符号を付し、説明を省略する。
なお、図5は、図1に示した車両用電源供給制御装置1
における電力制御部3をパワーウインドウ制御部12と
別体で構成させていたのに対し、この両者を一体に構成
させた点が異なる。
【0055】図5に示すように、車両用電源供給制御装
置1Aは、電力制御部3とパワーウインドウ制御部12
とが一体に構成された電力制御機能付きパワーウインド
ウ制御部30を構成している。それにより、電力制御部
3を別個に設けることなく部品点数が軽減されコスト低
減効果がある。また、電力制御部3とパワーウインドウ
制御部12とを別体で構成することによる両者3、12
間の制御信号ラインへの信号ノイズ対策として、この両
者3、12の一体構成は有効である。なお、図1に示し
たサンルーフ制御部22と電力制御部3とを一体に構成
してもよく、上述したパワーウインドウ制御部30との
一体構成例と同様の効果を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である車両用電源供給制御
装置を含む車載負荷装置を示す全体構成ブロック図であ
る。
【図2】図1に示すパワーウインドウ制御部内の一部を
説明するブロック図である。
【図3】車両の上部を示す概略部分断面図である。
【図4】本発明の車両用電源供給制御装置を含む車載負
荷装置において実行される電力供給の継断制御処理を示
すフローチャートである。
【図5】本発明の変形例である車両用電源供給制御装置
を含む車載負荷装置の一部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車両用電源供給制御装置 2 車両操作情報検出部 3 電力制御部 7 +B端子(バッテリ) 8 ウインドウ 9 アウターパネル 12 パワーウインドウ制御部(負荷装置の一部を構
成) 12a ウインドウ位置記憶部 12b ウインドウ全閉位置記憶部 22 サンルーフ制御部(負荷装置の一部を構成)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 EA14 EA16 EB01 GA08 GA09 GA10 GB12 GB13 GB20 GC01 GD03 GD09 KA12 KA13 LA08 5G003 BA01 CC02 DA02 DA13 GC04 GC05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された負荷装置にバッテリか
    らの電力供給の制御を行う車両用電源供給制御装置にお
    いて、 前記車両が運行に供されず放置されている状態を検出す
    る車両操作情報検出部と、 前記車両操作情報検出部よりの検出信号に応じて前記バ
    ッテリから前記負荷装置への電力供給の継断を行う電力
    制御部とを備え、 前記電力制御部は、前記車両操作情報検出部による所定
    期間の前記車両の放置状態を検出すると前記バッテリか
    ら前記負荷装置への電力供給を遮断し、前記車両操作情
    報検出部による前記車両の運行開始状態を検出すると前
    記バッテリから前記負荷装置への電力供給を再開させる
    ことを特徴とする車両用電源供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両操作情報検出部は、イグニッシ
    ョンキースイッチ操作情報、ドア開閉操作情報、シフト
    ポジション操作情報、サイドブレーキ操作情報、車輪回
    転検出情報、アクセル踏込み操作情報、ブレーキ踏込み
    操作情報、クラッチ踏込み操作情報のうちの少なくとも
    一つの情報を検出することを特徴とする請求項1記載の
    車両用電源供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記負荷装置は、ウインドウの開閉制御
    を行うパワーウインドウ制御部を有し、 前記電力制御部は、前記車両操作情報検出部による所定
    期間の前記車両の放置状態を検出すると、前記パワーウ
    インドウ制御部に対して前記ウインドウを全閉操作させ
    るように指令し、かつこの指令後において前記バッテリ
    から前記パワーウインドウ制御部への電力供給を遮断す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車
    両用電源供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記電力制御部は、前記パワーウインド
    ウ制御部と一体に構成されることを特徴とする請求項3
    に記載の車両用電源供給制御装置。
  5. 【請求項5】 前記パワーウインドウ制御部は、リアル
    タイムに前記ウインドウの開閉位置データを更新記憶す
    るとともに、前記バッテリからの電力供給が遮断される
    とこの更新記憶された開閉位置データが消失するウイン
    ドウ位置記憶部と、前記バッテリからの電力供給が遮断
    されても前記ウインドウにおける全閉位置を示す全閉位
    置データを記憶保持するウインドウ全閉位置記憶部とを
    有し、 前記パワーウインドウ制御部は、前記電力制御部による
    前記バッテリからの電力供給が再開制御されると、前記
    ウインドウ全閉位置記憶部に記憶されている全閉位置デ
    ータを、前記開閉位置データが消失した前記ウインドウ
    位置記憶部へ設定記憶し、この全閉位置データより前記
    ウインドウが全閉位置であると認識することを特徴とす
    る請求項3または請求項4に記載の車両用電源供給制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷装置は、ルーフに形成された開
    口部を開閉するアウターパネルの開閉制御を行うサンル
    ーフ制御部を有し、 前記電力制御部は、前記車両操作情報検出部による所定
    期間の前記車両の放置状態を検出すると、前記サンルー
    フ制御部に対して前記アウターパネルを全閉操作させる
    ように指令し、かつこの指令後において前記バッテリか
    ら前記サンルーフ制御部への電力供給を遮断することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用電源
    供給制御装置。
  7. 【請求項7】 前記電力制御部は、前記サンルーフ制御
    部と一体に構成されていることを特徴とする請求項5に
    記載の車両用電源供給制御装置。
  8. 【請求項8】 前記サンルーフ制御部は、リアルタイム
    に前記アウターパネルの開閉位置データを更新記憶する
    とともに、前記バッテリからの電力供給が遮断されると
    この更新記憶された開閉位置データが消失するアウター
    パネル位置記憶部と、 前記バッテリからの電力供給が遮断されても前記アウタ
    ーパネルにおける全閉位置を示す全閉位置データを記憶
    するアウターパネル全閉位置記憶部とを有し、 前記サンルーフ制御部は、前記電力制御部による前記バ
    ッテリからの電力供給が再開制御されると、前記アウタ
    ーパネル全閉位置記憶部に記憶されている全閉位置デー
    タを、前記開閉位置データが消失した前記アウターパネ
    ル位置記憶部へ設定記憶し、この全閉位置データより前
    記アウターパネルが全閉位置であると認識することを特
    徴とする請求項6または請求項7に記載の車両用電源供
    給制御装置。
  9. 【請求項9】 前記所定期間は、前記バッテリの上がり
    を生じない期間であることを特徴とする請求項1ないし
    請求項8のいずれか1項に記載の車両用電源供給制御装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009510296A (ja) * 2005-10-06 2009-03-12 ブローズ ファールツォイクタイレ ゲーエムベーハー ウント シーオー. カーゲー, コブルク 自動車が備える調節装置の制御装置
KR20170008383A (ko) * 2015-07-13 2017-01-24 현대모비스 주식회사 전동식 제동 시스템의 제어 장치 및 방법

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