JP2002147281A - 電子制御装置のプログラムおよびデータ書換え装置 - Google Patents

電子制御装置のプログラムおよびデータ書換え装置

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JP2002147281A JP2000347723A JP2000347723A JP2002147281A JP 2002147281 A JP2002147281 A JP 2002147281A JP 2000347723 A JP2000347723 A JP 2000347723A JP 2000347723 A JP2000347723 A JP 2000347723A JP 2002147281 A JP2002147281 A JP 2002147281A
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満 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書換え不要なデータの誤変更やエンジン回転
中のデータ書込みを防止して、安全性を向上させた電子
制御装置のプログラムおよびデータ書換え装置を得る。 【解決手段】 車両1に搭載された電子制御装置2に選
択的に接続されて、電子制御装置2内のデータ書換えを
行うために、電子制御装置2内の第1データに対応した
書換え用の第2データがあらかじめ格納された記憶部8
と、電子制御装置2に接続された状態で、第1データに
代えて記憶部8内の第2データを電子制御装置2内に書
込む書換え手段6Aと、車両1側からの入力情報が書換
え禁止条件を満たす場合に、電子制御装置2に対する第
1データから第2データへの更新を禁止する書換え禁止
手段6Aとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車や2輪
(オートバイ)または船など(以下、総称して「車両」
という)に搭載された船内外機(以下、単に「エンジ
ン」という)を制御するための電子制御装置内の制御プ
ログラムおよびデータを書換える装置に関し、特に書換
え不要な電子制御装置に対する制御プログラムおよびデ
ータの誤変更を防止するとともに、エンジン回転中にお
ける電子制御装置への制御プログラムおよびデータの書
込みを防止して、安全性を向上させた電子制御装置のプ
ログラムおよびデータ書換え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されたエンジンは電
子制御装置により制御されるが、ユーザの要求や経時変
化などに対応するために、必要に応じて外部装置を接続
して電子制御装置内の制御プログラムおよびデータを書
換える必要がある。
【0003】図2は従来の電子制御装置のプログラムお
よびデータ書換え装置を示すブロック構成図である。図
2において、1は車両、2は車両1に搭載されたエンジ
ン(図示せず)を制御する各種の電子制御装置、3は電
子制御装置2を駆動するための電源すなわちバッテリで
あり、電子制御装置2およびバッテリ3は、車両1に搭
載されている。
【0004】4は複数のラインからなるハーネスであ
り、車両1に搭載された電子制御装置2およびバッテリ
3を、外部の書換え装置(後述する)に選択的に接続す
る。ハーネス4は、電源ライン、通信ラインおよび書換
え制御ラインの3本から構成されている。
【0005】5は外部の書換え装置であり、制御プログ
ラムおよびデータの書換え時に、ハーネス4を介して電
子制御装置2およびバッテリ3に選択的に接続される。
書換え装置5は、書換え装置5の全体を制御するCPU
6と、ハーネス4に接続される周辺IC7と、CPU6
および周辺IC7に接続された記憶部8とを備えてい
る。
【0006】書換え装置5は、ハーネス4を介してバッ
テリ3からの電源電圧により駆動される。また、CPU
6、周辺IC7および記憶部8は、互いにバスを介して
相互に接続されている。
【0007】記憶部8内には、車両1に搭載された電子
制御装置2内に書込まれる書換え用の第2の制御プログ
ラムおよびデータが、電子制御装置2内の書換え前の第
1の制御プログラムおよびデータに対応付けて、あらか
じめ格納されている。
【0008】次に、図2に示した従来装置による書換え
動作について説明する。車両1に搭載された電子制御装
置2内の第1(書換え前の)の制御プログラムおよびデ
ータの内容を変更したい場合、まず、作業者は、周辺I
C7およびハーネス4を介して、車両1内の電子制御装
置2を書換え装置5内のCPU6に接続する。
【0009】これにより、書換え装置5内のCPU6
は、ハーネス4内の通信ラインおよび書換え制御ライン
を介して、電子制御装置2との間で書換え用のデータ通
信が可能な状態となる。
【0010】こうして、書換え用の接続が完了した後、
書換え装置5内のCPU6は、電子制御装置2内の第1
の制御プログラムおよびデータに代えて書換えるための
第2の制御プログラムおよびデータを記憶部8から読出
し、周辺IC7を介して書換え処理を実行する。
【0011】このとき、電子制御装置2内に新たに書込
むべき第2の制御プログラムおよびデータは、各種の車
両1の仕様に対応して複数準備されており、記憶部8に
あらかじめ蓄えられている。
【0012】したがって、CPU6は、書換え対象とな
る当該の車両1に対応した第2の制御プログラムおよび
データを記憶部8から読出し、書換え用の制御プログラ
ムを実行して、ハーネス4を介して第2(書換え後)の
制御プログラムおよびデータを電子制御装置2に転送
し、電子制御装置2内のメモリ(図示せず)に書込む。
【0013】しかしながら、一般に、電子制御装置2に
第2の制御プログラムおよびデータを書込む場合、作業
者自身が書込み処理の要否を判断して書換え装置5を使
用している。
【0014】したがって、作業者の操作ミスなどによ
り、電子制御装置2内に実際の車両1の仕様とは異なる
制御プログラムおよびデータが書込まれるおそれがあ
る。また、仮にエンジン制御中の電子制御装置2に書換
え装置5を接続操作して制御プログラムおよびデータの
書込み作業が行われた場合には、電子制御装置2が暴走
するおそれがある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子制御装置の
プログラムおよびデータ書換え装置は以上のように、作
業者自身が書込み処理の要否を決定して電子制御装置2
への書込み作業を実行しているので、車両1の仕様とは
異なる制御プログラムおよびデータが電子制御装置2内
に書込まれてしまい、誤った制御プログラムおよびデー
タで車両1を動作させてしまうといった問題点があっ
た。
【0016】また、エンジン回転中にエンジン制御用の
電子制御装置2内の制御プログラムおよびデータが変更
されるおそれがあり、この場合には電子制御装置2が暴
走してエンジンを破損してしまい、書込み作業中の安全
性を確保することができないという問題点があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、書換え不要な電子制御装置に対
する制御プログラムおよびデータの誤変更を防止すると
ともに、エンジン回転中における電子制御装置への制御
プログラムおよびデータの書込みを防止して、安全性を
向上させた電子制御装置のプログラムおよびデータ書換
え装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電子制御装置のプログラムおよびデータ書換え装置
は、車両などに搭載されたエンジンを制御するための電
子制御装置に選択的に接続されて、電子制御装置内の制
御プログラムおよびデータを書換える装置において、電
子制御装置内の第1の制御プログラムおよびデータに対
応した書換え用の第2の制御プログラムおよびデータが
あらかじめ格納された記憶部と、電子制御装置に接続さ
れた状態で、第1の制御プログラムおよびデータに代え
て、記憶部内の第2の制御プログラムおよびデータを電
子制御装置内に書込む書換え手段と、車両側からの入力
情報が書換え禁止条件を満たす場合に、電子制御装置に
対する第1の制御プログラムおよびデータから第2の制
御プログラムおよびデータへの更新を禁止する書換え禁
止手段とを備えたものである。
【0019】また、この発明の請求項2に係る電子制御
装置のプログラムおよびデータ書換え装置は、請求項1
において、書換え禁止手段は、第1の制御プログラムお
よびデータの管理番号を確認して、第1の制御プログラ
ムおよびデータの更新が必要と判定されたときに書換え
禁止条件を確認するものである。
【0020】また、この発明の請求項3に係る電子制御
装置のプログラムおよびデータ書換え装置は、請求項1
または請求項2において、電子制御装置の電源となるバ
ッテリに接続されたバッテリ電圧監視ラインを備え、書
換え禁止手段は、バッテリ電圧監視ラインを介したバッ
テリ電圧の変動がエンジンの回転中を示す場合に書換え
禁止条件を成立させ、書換え手段は、バッテリ電圧の変
動に基づいてエンジンが停止中であることを確認してか
ら、第2の制御プログラムおよびデータを電子制御装置
内に書込むものである。
【0021】また、この発明の請求項4に係る電子制御
装置のプログラムおよびデータ書換え装置は、請求項1
から請求項3までのいずれかにおいて、書換え禁止手段
は、電子制御装置からの入力情報に含まれるエンジンの
ギアシフト位置がドライブ位置を示す場合に書換え禁止
条件を成立させ、書換え手段は、ギアシフト位置がニュ
ートラルまたはパーキング位置にあることを確認してか
ら、第2の制御プログラムおよびデータを電子制御装置
内に書込むものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック構
成図であり、前述と同様のものについては、同一符号付
して、または符号の後にAを付して詳述を省略する。
【0023】図1において、9はバッテリ3に接続され
たバッテリ電圧監視ラインであり、書換え装置5A内に
設けられている。バッテリ電圧監視ライン9により検出
されたバッテリ電圧は、CPU6Aに入力される。
【0024】CPU6Aは、電子制御装置2に接続され
た状態で、第1の制御プログラムおよびデータに代え
て、記憶部8内の第2の制御プログラムおよびデータを
電子制御装置2内に書込む書換え手段と、車両1側から
の入力情報が書換え禁止条件を満たす場合に、電子制御
装置2に対する第1の制御プログラムおよびデータから
第2の制御プログラムおよびデータへの更新を禁止する
書換え禁止手段とを含む。
【0025】具体的には、CPU6A内の書換え禁止手
段は、電子制御装置2内の第1の制御プログラムおよび
データの管理番号(バージョンなどの内容が識別できる
データ)を確認して、第1の制御プログラムおよびデー
タの更新が必要と判定されたときに書換え禁止条件を確
認する。
【0026】また、CPU6Aはバッテリ電圧監視ライ
ン9を介してバッテリ電圧を監視しており、CPU6A
内の書換え禁止手段は、バッテリ電圧監視ライン9を介
したバッテリ電圧の変動がエンジンの回転中を示す場合
に書換え禁止条件を成立させる。
【0027】一方、CPU6A内の書換え手段は、バッ
テリ電圧の変動に基づいてエンジンが停止中であること
を確認してから、第2の制御プログラムおよびデータを
電子制御装置内に書込むようになっている。
【0028】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1による書換え動作について説明する。
【0029】車両1に搭載されている電子制御装置2内
の第1の制御プログラムおよびデータを変更して書換え
たい場合、まず、前述と同様に、周辺IC7およびハー
ネス4を介して、車両1内の電子制御装置2と書換え装
置5A内のCPU6Aとの間に通信ラインを形成する。
【0030】これにより、書換え装置5A内のCPU6
Aは、ハーネス4内の電源ライン、通信ラインおよび書
換え制御ラインを介して、電子制御装置2との間で書換
え用のデータ通信を実行可能な状態となる。
【0031】こうして通信ラインが形成された後、書換
え装置5A内のCPU6Aは、ハーネス4内の電源ライ
ンのバッテリ電圧をバッテリ電圧監視ライン9を介して
モニタ監視する。
【0032】このとき、車両1のエンジンが回転中の場
合は、エンジンに直結された発電機の出力によりバッテ
リ電圧に変動が発生するので、CPU6Aは、バッテリ
電圧の変動からエンジン回転の有無を判定する。
【0033】したがって、バッテリ電圧の変動から、エ
ンジンが掛かっていると判定された場合には、CPU6
A内の書換え禁止手段は、電子制御装置2に対する第2
の制御プログラムおよびデータの書換え処理を禁止させ
るための処置を実行する。
【0034】たとえば、書換え禁止手段は、警報ランプ
やブザーなどを駆動することにより、作業者に警告した
り、以降の作業を中止させるなどの処置を行う。
【0035】また、書換え装置5Aは、ハーネス4を介
して電子制御装置2とデータ通信を行い、電子制御装置
2内の第1の制御プログラムやデータの管理番号を読取
り、読取った管理番号を判読して書換えの要否を判定
し、書換え不要と判定された場合には、以降の書込み作
業を中止する。
【0036】このように、書換え装置5A内のCPU6
Aは、電子制御装置2からハーネス4を介してデータ通
信を行い、第1の制御プログラムおよびデータの管理番
号を読み取って新旧の判定や書換え要否の判定を行うと
ともに、電源ライン上のバッテリ電圧変化を検知してエ
ンジンの運転状態を判定し、電子制御装置2内の第1の
制御プログラムおよびデータの管理番号が書換え対象を
示し、且つエンジンが停止している場合に、電子制御装
置2内への第2の制御プログラムおよびデータの書込み
処理を実行する。
【0037】したがって、書換え不要な電子制御装置2
への書換えが行われることはなく、また、エンジン回転
中に書換えが行われることもないので、安全性を確保す
るとともに、電子制御装置2に異常な制御プログラムや
データを書き込むことを防止することができる。
【0038】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、CPU6A内の書換え禁止手段が、電子制御装置2
内の第1の制御プログラムおよびデータの管理番号をチ
ェックして書換え必要性を判定するとともに、バッテリ
電圧をモニタしてエンジン停止状態を判定し、両方の条
件を満たす場合に書換え処理を実行したが、いずれか一
方の判定条件を満たす場合に書換え処理を実行してもよ
い。
【0039】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、CPU6Aがバッテリ電圧の変動に基づいてエンジ
ン回転状態を判定したが、電子制御装置2からの入力情
報として通常含まれるギアシフト位置を用いてギア段操
作状態を判定してもよい。
【0040】一般に、エンジンの変速装置(トランスミ
ッション)に関する電子制御装置2の入力情報には、イ
ンヒビタスイッチからのスイッチ情報として、ギアシフ
ト位置「P(パーキング)」、「N(ニュートラル)、
「D(ドライブ)」が含まれている。
【0041】したがって、書換え装置5A内のCPU6
Aは、ハーネス4を介して上記ギアシフト位置「P/N
/D」を一般的なスイッチ情報として読み取ることがで
きる。
【0042】この場合、CPU6A内の書換え禁止手段
は、電子制御装置2からの入力情報に含まれるエンジン
のギアシフト位置がドライブ位置を示す場合に書換え禁
止条件を成立させる。
【0043】また、CPU6A内の書換え手段は、ギア
シフト位置がニュートラルまたはパーキング位置にある
ことを確認してから、第2の制御プログラムおよびデー
タを電子制御装置内に書込む。
【0044】このように、ニュートラルまたはパーキン
グであることを確認した後に書換え処理を実行すること
により、特に変速機に関する電子制御装置2内のデータ
書換えにおいて、ドライブ位置での書換え処理が禁止さ
れるので、前述と同様に安全性を向上させた書換え処理
を実現することができる。
【0045】また、上記ギアシフト位置を用いた判定に
加えて、前述のバッテリ電圧の判定を併用すれば、さら
に安全性を高められることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、車両などに搭載されたエンジンを制御するための
電子制御装置に選択的に接続されて、電子制御装置内の
制御プログラムおよびデータを書換える装置において、
電子制御装置内の第1の制御プログラムおよびデータに
対応した書換え用の第2の制御プログラムおよびデータ
があらかじめ格納された記憶部と、電子制御装置に接続
された状態で、第1の制御プログラムおよびデータに代
えて、記憶部内の第2の制御プログラムおよびデータを
電子制御装置内に書込む書換え手段と、車両側からの入
力情報が書換え禁止条件を満たす場合に、電子制御装置
に対する第1の制御プログラムおよびデータから第2の
制御プログラムおよびデータへの更新を禁止する書換え
禁止手段とを備えたので、書換え不要な電子制御装置に
対する制御プログラムおよびデータの誤変更を防止する
とともに、エンジン回転中における電子制御装置への制
御プログラムおよびデータの書込みを防止して、安全性
を向上させた電子制御装置のプログラムおよびデータ書
換え装置が得られる効果がある。
【0047】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、書換え禁止手段は、第1の制御プログラ
ムおよびデータの管理番号を確認して、第1の制御プロ
グラムおよびデータの更新が必要と判定されたときに書
換え禁止条件を確認するようにしたので、書換え不要な
電子制御装置に対する制御プログラムおよびデータの誤
変更を防止した電子制御装置のプログラムおよびデータ
書換え装置が得られる効果がある。
【0048】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、電子制御装置の電源とな
るバッテリに接続されたバッテリ電圧監視ラインを備
え、書換え禁止手段は、バッテリ電圧監視ラインを介し
たバッテリ電圧の変動がエンジンの回転中を示す場合に
書換え禁止条件を成立させ、書換え手段は、バッテリ電
圧の変動に基づいてエンジンが停止中であることを確認
してから、第2の制御プログラムおよびデータを電子制
御装置内に書込むようにしたので、エンジン回転中にお
ける電子制御装置への制御プログラムおよびデータの書
込みを防止して、安全性を向上させた電子制御装置のプ
ログラムおよびデータ書換え装置が得られる効果があ
る。
【0049】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1から請求項3までのいずれかにおいて、書換え禁止
手段は、電子制御装置からの入力情報に含まれるエンジ
ンのギアシフト位置がドライブ位置を示す場合に書換え
禁止条件を成立させ、書換え手段は、ギアシフト位置が
ニュートラルまたはパーキング位置にあることを確認し
てから、第2の制御プログラムおよびデータを電子制御
装置内に書込むようにしたので、特に変速機に関連した
電子制御装置への制御プログラムおよびデータの書込み
を防止して、安全性を向上させた電子制御装置のプログ
ラムおよびデータ書換え装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成
図である。
【図2】 従来の電子制御装置のプログラムおよびデー
タ書換え装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 車両、2 電子制御装置、3 バッテリ、4 ハー
ネス、5A 書換え装置、6A CPU、7 周辺I
C、8 記憶部、9 バッテリ電圧監視ライン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両などに搭載されたエンジンを制御す
    るための電子制御装置に選択的に接続されて、前記電子
    制御装置内の制御プログラムおよびデータを書換える装
    置において、 前記電子制御装置内の第1の制御プログラムおよびデー
    タに対応した書換え用の第2の制御プログラムおよびデ
    ータがあらかじめ格納された記憶部と、 前記電子制御装置に接続された状態で、前記第1の制御
    プログラムおよびデータに代えて、前記記憶部内の第2
    の制御プログラムおよびデータを前記電子制御装置内に
    書込む書換え手段と、 前記車両側からの入力情報が書換え禁止条件を満たす場
    合に、前記電子制御装置に対する前記第1の制御プログ
    ラムおよびデータから前記第2の制御プログラムおよび
    前記データへの更新を禁止する書換え禁止手段とを備え
    たことを特徴とする電子制御装置のプログラムおよびデ
    ータ書換え装置。
  2. 【請求項2】 前記書換え禁止手段は、前記第1の制御
    プログラムおよびデータの管理番号を確認して、前記第
    1の制御プログラムおよびデータの更新が必要と判定さ
    れたときに前記書換え禁止条件を確認することを特徴と
    する請求項1に記載の電子制御装置のプログラムおよび
    データ書換え装置。
  3. 【請求項3】 前記電子制御装置の電源となるバッテリ
    に接続されたバッテリ電圧監視ラインを備え、 前記書換え禁止手段は、前記バッテリ電圧監視ラインを
    介したバッテリ電圧の変動が前記エンジンの回転中を示
    す場合に前記書換え禁止条件を成立させ、 前記書換え手段は、前記バッテリ電圧の変動に基づいて
    前記エンジンが停止中であることを確認してから、前記
    第2の制御プログラムおよびデータを前記電子制御装置
    内に書込むことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電子制御装置のプログラムおよびデータ書換え装
    置。
  4. 【請求項4】 前記書換え禁止手段は、前記電子制御装
    置からの入力情報に含まれる前記エンジンのギアシフト
    位置がドライブ位置を示す場合に前記書換え禁止条件を
    成立させ、 前記書換え手段は、前記ギアシフト位置がニュートラル
    またはパーキング位置にあることを確認してから、前記
    第2の制御プログラムおよびデータを前記電子制御装置
    内に書込むことを特徴とする請求項1から請求項3まで
    のいずれかに記載の電子制御装置のプログラムおよびデ
    ータ書換え装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6862505B2 (en) 2002-07-01 2005-03-01 Hitachi, Ltd. Vehicle-mounted information processing apparatus having magnetic disk device
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