JP2002354073A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
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- JP2002354073A JP2002354073A JP2001158987A JP2001158987A JP2002354073A JP 2002354073 A JP2002354073 A JP 2002354073A JP 2001158987 A JP2001158987 A JP 2001158987A JP 2001158987 A JP2001158987 A JP 2001158987A JP 2002354073 A JP2002354073 A JP 2002354073A
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】
【解決手段】 下部筐体２５ａと上蓋２５ｂとが開閉可
能に結合されている携帯電話において、下部筐体２５ａ
にＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０が設けられ、上蓋
２５ｂまたは下部筐体２５ａの表面部分にＧＰＳアンテ
ナ１が設けられ、上蓋２５ｂの開閉を検出する開閉検出
信号に基づいて、上蓋が開いているときにはアンテナ切
替スイッチ２２をＧＰＳアンテナ１側に、上蓋が閉じて
いるときにはアンテナ切替スイッチ２２をＣＤＭＡ／Ｇ
ＰＳ共用アンテナ側に切替えるように構成される。
能に結合されている携帯電話において、下部筐体２５ａ
にＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０が設けられ、上蓋
２５ｂまたは下部筐体２５ａの表面部分にＧＰＳアンテ
ナ１が設けられ、上蓋２５ｂの開閉を検出する開閉検出
信号に基づいて、上蓋が開いているときにはアンテナ切
替スイッチ２２をＧＰＳアンテナ１側に、上蓋が閉じて
いるときにはアンテナ切替スイッチ２２をＣＤＭＡ／Ｇ
ＰＳ共用アンテナ側に切替えるように構成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＧＰＳアンテナと
ＣＤＭＡアンテナとを有する携帯電話機に関し、詳しく
は、上蓋の開閉によるＧＰＳアンテナの感度劣化を防止
した折畳み式の携帯電話機に関する。
ＣＤＭＡアンテナとを有する携帯電話機に関し、詳しく
は、上蓋の開閉によるＧＰＳアンテナの感度劣化を防止
した折畳み式の携帯電話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に携帯電話機にはＣＤＭＡアンテナ
が使用されているが、近年、携帯電話機にＧＰＳアンテ
ナを付加した使用が考えられている。図４および図５
は、ＧＰＳアンテナを付加したＣＤＭＡ携帯電話機のブ
ロック図である。
が使用されているが、近年、携帯電話機にＧＰＳアンテ
ナを付加した使用が考えられている。図４および図５
は、ＧＰＳアンテナを付加したＣＤＭＡ携帯電話機のブ
ロック図である。
【０００３】図４は、ＧＰＳアンテナをＣＤＭＡアンテ
ナと別個に設ける場合の携帯電話機の一般的な構成例で
ある。図４において、ＧＰＳアンテナ１から入力した受
信信号は、バンドパスフィルタ２、アンプ３、バンドパ
スフィルタ４、ミキサ５、バンドパスフィルタ６を介し
て復調器１４に入力される。
ナと別個に設ける場合の携帯電話機の一般的な構成例で
ある。図４において、ＧＰＳアンテナ１から入力した受
信信号は、バンドパスフィルタ２、アンプ３、バンドパ
スフィルタ４、ミキサ５、バンドパスフィルタ６を介し
て復調器１４に入力される。
【０００４】一方、ＣＤＭＡアンテナ７から入力された
受信信号は、アンテナ切替スイッチ２２で切り替えら
れ、デュプレクサ９、アンプ１０、バンドパスフィルタ
１１、ミキサ１２、バンドパスフィルタ１３を介して復
調器１４に入力される。復調器１４からの復調信号は、
ループフィルタおよび電圧制御発振器（ＶＣＯ）１５を
介して、ミキサ５、１２にフィードバックされる。
受信信号は、アンテナ切替スイッチ２２で切り替えら
れ、デュプレクサ９、アンプ１０、バンドパスフィルタ
１１、ミキサ１２、バンドパスフィルタ１３を介して復
調器１４に入力される。復調器１４からの復調信号は、
ループフィルタおよび電圧制御発振器（ＶＣＯ）１５を
介して、ミキサ５、１２にフィードバックされる。
【０００５】また、ＣＤＭＡ送信信号は、バンドパスフ
ィルタ１６、アンプ１７、アイソレータ１８、およびデ
ュプレクサ９を介してアンテナ切替スイッチ２２で切り
替えられ、ＣＤＭＡアンテナから送信される。また、ア
ンテナ切替スイッチ２２で外部アンテナ接続端子１９の
方に切替えられた送信信号は、必要に応じて、外部アン
テナを介して送信される。
ィルタ１６、アンプ１７、アイソレータ１８、およびデ
ュプレクサ９を介してアンテナ切替スイッチ２２で切り
替えられ、ＣＤＭＡアンテナから送信される。また、ア
ンテナ切替スイッチ２２で外部アンテナ接続端子１９の
方に切替えられた送信信号は、必要に応じて、外部アン
テナを介して送信される。
【０００６】図５は、ＣＤＭＡアンテナをＧＰＳアンテ
ナとしても利用、すなわち、ＣＤＭＡとＧＰＳの共用ア
ンテナ２０を使用する場合の携帯電話機の一般的な構成
例である。同図において、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ２０から入力した受信信号は、ＲＦ切替スイッチ２１
で切り替えられ、ＧＰＳ系のＲＦ部またはＣＤＭＡ系の
ＲＦ部に送られる。その回路構成は図４と同じであるの
で、詳細な説明は省略する。
ナとしても利用、すなわち、ＣＤＭＡとＧＰＳの共用ア
ンテナ２０を使用する場合の携帯電話機の一般的な構成
例である。同図において、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ２０から入力した受信信号は、ＲＦ切替スイッチ２１
で切り替えられ、ＧＰＳ系のＲＦ部またはＣＤＭＡ系の
ＲＦ部に送られる。その回路構成は図４と同じであるの
で、詳細な説明は省略する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】図４に示すように、Ｇ
ＰＳアンテナ１をＣＤＭＡアンテナ７と別個に設置する
構成では、ＧＰＳ専用のアンテナを使用するのでＧＰＳ
アンテナの利得を最適に得ることができるという利点が
ある反面、ＧＰＳ専用のアンテナ回路が必要となり、回
路が複雑化する欠点がある。
ＰＳアンテナ１をＣＤＭＡアンテナ７と別個に設置する
構成では、ＧＰＳ専用のアンテナを使用するのでＧＰＳ
アンテナの利得を最適に得ることができるという利点が
ある反面、ＧＰＳ専用のアンテナ回路が必要となり、回
路が複雑化する欠点がある。
【０００８】また、図５に示すように、ＣＤＭＡ／ＧＰ
Ｓ共用アンテナを用いる構成では、回路構成が簡単にな
るという利点がある反面、アンテナマッチングをデュア
ルバンドで合わせなければならない等の難しい問題もあ
る。ただし、上記のような利点および欠点は、携帯電話
機がスティックタイプの場合であるが、図２に示すよう
な折畳み式の携帯電話機では、上記以外にも以下のよう
な問題点が生ずる。
Ｓ共用アンテナを用いる構成では、回路構成が簡単にな
るという利点がある反面、アンテナマッチングをデュア
ルバンドで合わせなければならない等の難しい問題もあ
る。ただし、上記のような利点および欠点は、携帯電話
機がスティックタイプの場合であるが、図２に示すよう
な折畳み式の携帯電話機では、上記以外にも以下のよう
な問題点が生ずる。
【０００９】図４に示すような回路構成のものを折畳み
式携帯電話機に適用した場合、ＧＰＳアンテナを組み込
む場所として、後述のように携帯電話機の上蓋を開いた
状態における下部筐体または上蓋の表面の空いたスペー
スが考えられる。しかしながら、ＧＰＳアンテナを上蓋
に設けると、上蓋を閉じたときに上蓋がＧＰＳアンテナ
の利得を悪化させ、このため充分なＧＰＳアンテナの受
信感度が得られない。また、ＧＰＳアンテナを下部筐体
に設けると、ユーザが携帯電話機を操作する際、ＧＰＳ
アンテナに手が掛かり、人体の影響でＧＰＳアンテナの
受信感度が悪化することがある。また、ＧＰＳアンテナ
固有の指向性の問題で携帯電話機の向きによってはまっ
たく受信できない場合が生じる。
式携帯電話機に適用した場合、ＧＰＳアンテナを組み込
む場所として、後述のように携帯電話機の上蓋を開いた
状態における下部筐体または上蓋の表面の空いたスペー
スが考えられる。しかしながら、ＧＰＳアンテナを上蓋
に設けると、上蓋を閉じたときに上蓋がＧＰＳアンテナ
の利得を悪化させ、このため充分なＧＰＳアンテナの受
信感度が得られない。また、ＧＰＳアンテナを下部筐体
に設けると、ユーザが携帯電話機を操作する際、ＧＰＳ
アンテナに手が掛かり、人体の影響でＧＰＳアンテナの
受信感度が悪化することがある。また、ＧＰＳアンテナ
固有の指向性の問題で携帯電話機の向きによってはまっ
たく受信できない場合が生じる。
【００１０】また、図５に示すように折畳み式携帯電話
機にＣＤＭＡアンテナとＧＰＳアンテナを共有したＣＤ
ＭＡ／ＧＰＳ共有アンテナを設置した場合、ＣＤＭＡア
ンテナはＧＰＳアンテナと比較して指向性は３６０°ほ
ぼ均一であるが、折畳み式携帯電話機の上蓋を開いた場
合、上蓋が下部筐体に設けられたＣＤＭＡアンテナを覆
う位置に来るため、ＧＰＳアンテナの感度劣化が生じて
しまうという問題があった。
機にＣＤＭＡアンテナとＧＰＳアンテナを共有したＣＤ
ＭＡ／ＧＰＳ共有アンテナを設置した場合、ＣＤＭＡア
ンテナはＧＰＳアンテナと比較して指向性は３６０°ほ
ぼ均一であるが、折畳み式携帯電話機の上蓋を開いた場
合、上蓋が下部筐体に設けられたＣＤＭＡアンテナを覆
う位置に来るため、ＧＰＳアンテナの感度劣化が生じて
しまうという問題があった。
【００１１】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、上蓋の開閉と連動してＧＰＳアン
テナとＣＤＭＡアンテナの切替えを行うことにより、上
蓋を開閉したときのアンテナ利得劣化を最小限に抑える
ことができる携帯電話機を提供することを目的とする。
めになされたもので、上蓋の開閉と連動してＧＰＳアン
テナとＣＤＭＡアンテナの切替えを行うことにより、上
蓋を開閉したときのアンテナ利得劣化を最小限に抑える
ことができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、上蓋が下部筐体に対して開閉可能に結
合されている折畳み式の携帯電話機において、下部筐体
に設けられたＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナと、上蓋の
表示部側または下部筐体のキー側の表面部分に設けられ
たＧＰＳアンテナと、上蓋の開閉を検出する上蓋開閉検
出回路と、上蓋開閉検出回路からの検出信号に基づい
て、上蓋が開いたとき前記ＧＰＳアンテナ側を選択し、
上蓋が閉じたときＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを選択
するアンテナ切替スイッチと、アンテナからの受信信号
がＧＰＳモードかＣＤＭＡモードかを検出するＧＰＳ/
ＣＤＭＡモード検出回路と、ＧＰＳ/ＣＤＭＡ信号検出
回路からの検出信号に基づいて、受信信号がＧＰＳモー
ドのとき受信信号をＧＰＳ受信回路側に切替え、受信信
号がＣＤＭＡモードのとき受信信号をＣＤＭＡ受信回路
側に切り替えるＲＦ切替スイッチとを備えたことを特徴
とする。
めに、本発明は、上蓋が下部筐体に対して開閉可能に結
合されている折畳み式の携帯電話機において、下部筐体
に設けられたＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナと、上蓋の
表示部側または下部筐体のキー側の表面部分に設けられ
たＧＰＳアンテナと、上蓋の開閉を検出する上蓋開閉検
出回路と、上蓋開閉検出回路からの検出信号に基づい
て、上蓋が開いたとき前記ＧＰＳアンテナ側を選択し、
上蓋が閉じたときＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを選択
するアンテナ切替スイッチと、アンテナからの受信信号
がＧＰＳモードかＣＤＭＡモードかを検出するＧＰＳ/
ＣＤＭＡモード検出回路と、ＧＰＳ/ＣＤＭＡ信号検出
回路からの検出信号に基づいて、受信信号がＧＰＳモー
ドのとき受信信号をＧＰＳ受信回路側に切替え、受信信
号がＣＤＭＡモードのとき受信信号をＣＤＭＡ受信回路
側に切り替えるＲＦ切替スイッチとを備えたことを特徴
とする。
【００１３】本発明の携帯電話機のＧＰＳアンテナは、
下部筐体のキーの上側または下側の面,または上蓋の表
示部の上側または下側の面に配置されることを特徴とす
る。
下部筐体のキーの上側または下側の面,または上蓋の表
示部の上側または下側の面に配置されることを特徴とす
る。
【００１４】本発明の携帯電話機のＣＤＭＡ／ＧＰＳ共
用アンテナは前記下部筐体のヒンジ側の端部に配置され
ることを特徴とする。
用アンテナは前記下部筐体のヒンジ側の端部に配置され
ることを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、図１において、図４およ
び図５と同一部材または同一機能のものは同一符号で示
して説明を省略する。図１は、本発明の一実施の形態で
あるＧＰＳアンテナとＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを
有するＣＤＭＡ方式の携帯電話機機における高周波（Ｒ
Ｆ）部のブロック図である。図１において、ＧＰＳアン
テナ１とＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０は、アンテ
ナ切替スイッチ２２で切り替えられ、受信されたＲＦ信
号は、ＲＦ切替スイッチ２１を介してＧＰＳ受信回路ま
たはＣＤＭＡ受信回路に供給される。上蓋開閉検出回路
２３は、上蓋２５ｂが開いた状態にあるか閉じた状態に
あるかを検出する回路であり、上蓋２５ｂが開いた状態
にあるときには、アンテナ切替スイッチ２２をＧＰＳア
ンテナ側に接続し、上蓋２５ｂが閉じた状態にあるとき
には、アンテナ切替スイッチ２２をＣＤＭＡ／ＧＰＳ共
用アンテナ２０側に接続する。
面に基づいて説明する。なお、図１において、図４およ
び図５と同一部材または同一機能のものは同一符号で示
して説明を省略する。図１は、本発明の一実施の形態で
あるＧＰＳアンテナとＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを
有するＣＤＭＡ方式の携帯電話機機における高周波（Ｒ
Ｆ）部のブロック図である。図１において、ＧＰＳアン
テナ１とＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０は、アンテ
ナ切替スイッチ２２で切り替えられ、受信されたＲＦ信
号は、ＲＦ切替スイッチ２１を介してＧＰＳ受信回路ま
たはＣＤＭＡ受信回路に供給される。上蓋開閉検出回路
２３は、上蓋２５ｂが開いた状態にあるか閉じた状態に
あるかを検出する回路であり、上蓋２５ｂが開いた状態
にあるときには、アンテナ切替スイッチ２２をＧＰＳア
ンテナ側に接続し、上蓋２５ｂが閉じた状態にあるとき
には、アンテナ切替スイッチ２２をＣＤＭＡ／ＧＰＳ共
用アンテナ２０側に接続する。
【００１６】一方、ＧＰＳ／ＣＤＭＡモード検出回路２
４は、ＧＰＳ受信回路とＣＤＭＡ受信回路を選択するス
イッチであり、上蓋開閉検出回路２３の出力がＧＰＳモ
ードであるときには、ＲＦ切替スイッチ２１をＧＰＳ受
信回路に接続し、上蓋開閉検出回路２３の出力がＣＤＭ
Ａモードであるときには、ＲＦ切替スイッチ２１をＣＤ
ＭＡ受信回路に接続する。ＧＰＳ受信回路またはＣＤＭ
Ａ受信回路の回路構成は、従来の図４および図５の回路
構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
４は、ＧＰＳ受信回路とＣＤＭＡ受信回路を選択するス
イッチであり、上蓋開閉検出回路２３の出力がＧＰＳモ
ードであるときには、ＲＦ切替スイッチ２１をＧＰＳ受
信回路に接続し、上蓋開閉検出回路２３の出力がＣＤＭ
Ａモードであるときには、ＲＦ切替スイッチ２１をＣＤ
ＭＡ受信回路に接続する。ＧＰＳ受信回路またはＣＤＭ
Ａ受信回路の回路構成は、従来の図４および図５の回路
構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
【００１７】図２は、本実施の形態の折畳み式携帯電話
機の外観図であって、（ａ）は上蓋を開いたとき、
（ｂ）は上蓋を閉じたときの状態を示している。図２に
おいて、携帯電話機２５は、下部筐体２５ａと上蓋２５
ｂとがヒンジ部２５ｃで開閉可能に結合されている。下
部筐体２５ａのヒンジ側の上端にはポール状のＣＤＭＡ
／ＧＰＳ共用アンテナ２０が取り付けられている。そし
て、図２（ａ）に示される携帯電話機２５の上蓋２５ｂ
を開いたときにみえるように、下部筐体２５ａまたは上
蓋２５ｂの表面の適当な位置にＧＰＳアンテナ１が組み
込まれている。ＧＰＳアンテナ１を組み込む位置として
は、下部筐体２５ａまたは上蓋２５ｂの表面の空きスペ
ース部分が適当である。図２（ａ）に示すように、ＧＰ
Ｓアンテナ１は、下部筐体２５ａのキー２６の上方また
は下方の位置ａまたはｂ、あるいは上蓋２５ｂの表示部
２７の上方または下方の位置ｃまたはｄのいずれか１箇
所に配置される。
機の外観図であって、（ａ）は上蓋を開いたとき、
（ｂ）は上蓋を閉じたときの状態を示している。図２に
おいて、携帯電話機２５は、下部筐体２５ａと上蓋２５
ｂとがヒンジ部２５ｃで開閉可能に結合されている。下
部筐体２５ａのヒンジ側の上端にはポール状のＣＤＭＡ
／ＧＰＳ共用アンテナ２０が取り付けられている。そし
て、図２（ａ）に示される携帯電話機２５の上蓋２５ｂ
を開いたときにみえるように、下部筐体２５ａまたは上
蓋２５ｂの表面の適当な位置にＧＰＳアンテナ１が組み
込まれている。ＧＰＳアンテナ１を組み込む位置として
は、下部筐体２５ａまたは上蓋２５ｂの表面の空きスペ
ース部分が適当である。図２（ａ）に示すように、ＧＰ
Ｓアンテナ１は、下部筐体２５ａのキー２６の上方また
は下方の位置ａまたはｂ、あるいは上蓋２５ｂの表示部
２７の上方または下方の位置ｃまたはｄのいずれか１箇
所に配置される。
【００１８】図２（ａ）のように上蓋２５ｂを開いたと
きには、ＧＰＳアンテナ１はＧＰＳ障害物がないのでア
ンテナゲインは大きいが、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ２０は、上蓋２５ｂで覆われアンテナゲインが低下す
る。一方、上蓋を閉じた時にはＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用ア
ンテナ２０は障害物がないのでアンテナゲインは大きい
が、ＧＰＳアンテナ１は上蓋２５ｂでアンテナが覆われ
アンテナゲインが低下する。
きには、ＧＰＳアンテナ１はＧＰＳ障害物がないのでア
ンテナゲインは大きいが、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ２０は、上蓋２５ｂで覆われアンテナゲインが低下す
る。一方、上蓋を閉じた時にはＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用ア
ンテナ２０は障害物がないのでアンテナゲインは大きい
が、ＧＰＳアンテナ１は上蓋２５ｂでアンテナが覆われ
アンテナゲインが低下する。
【００１９】次に、本発明の携帯電話機の動作を図３の
フローチャートを用いて説明する。まず、処理がスター
トすると、ステップＳ１で、携帯電話機の上蓋が開いて
いるか否かが判断される。ステップＳ１で、携帯電話機
の上蓋が開いていると判断されると（ステップＳ１でＹ
ｅｓの場合）、ステップＳ２で、アンテナ切替スイッチ
２２がＧＰＳアンテナ側に切り替えられ、ステップＳ４
に進み、携帯電話機の上蓋が開いていないと判断される
と（ステップＳ１でＮｏの場合）、ステップＳ３で、ア
ンテナ切替スイッチ２２がＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ側に切り替えられ、ステップＳ４に進む。
フローチャートを用いて説明する。まず、処理がスター
トすると、ステップＳ１で、携帯電話機の上蓋が開いて
いるか否かが判断される。ステップＳ１で、携帯電話機
の上蓋が開いていると判断されると（ステップＳ１でＹ
ｅｓの場合）、ステップＳ２で、アンテナ切替スイッチ
２２がＧＰＳアンテナ側に切り替えられ、ステップＳ４
に進み、携帯電話機の上蓋が開いていないと判断される
と（ステップＳ１でＮｏの場合）、ステップＳ３で、ア
ンテナ切替スイッチ２２がＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナ側に切り替えられ、ステップＳ４に進む。
【００２０】次に、ステップＳ４で現在の受信モードが
ＣＤＭＡモードかＧＰＳモードかが判断される。ステッ
プＳ４で、アンテナモードが、ＣＤＭＡモードであると
判断されると（ステップＳ４でＹｅｓの場合）、ステッ
プＳ５に進み、ＲＦ切替スイッチ２１がＣＤＭＡ受信回
路側に切り替えられる。一方、ステップＳ４で、アンテ
ナモードが、ＧＰＳモードであると判断されると（ステ
ップＳ４でＮｏの場合）、ＲＦ切替スイッチ２１がＧＰ
Ｓ受信回路側に切り替えられる。
ＣＤＭＡモードかＧＰＳモードかが判断される。ステッ
プＳ４で、アンテナモードが、ＣＤＭＡモードであると
判断されると（ステップＳ４でＹｅｓの場合）、ステッ
プＳ５に進み、ＲＦ切替スイッチ２１がＣＤＭＡ受信回
路側に切り替えられる。一方、ステップＳ４で、アンテ
ナモードが、ＧＰＳモードであると判断されると（ステ
ップＳ４でＮｏの場合）、ＲＦ切替スイッチ２１がＧＰ
Ｓ受信回路側に切り替えられる。
【００２１】ＲＦ切替スイッチ２１でＧＰＳ側受信回路
側に切り替えられた受信信号は、バンドパスフィルタ
２、アンプ３、バンドパスフィルタ４、ミキサ５、バン
ドパスフィルタ６を介して復調器１４に入力される。ま
た、ＲＦ切替スイッチ２１でＣＤＭＡ側受信回路側に切
り替えられた受信信号は、デュプレクサ９、アンプ１
０、バンドパスフィルタ１１、ミキサ１２、バンドパス
フィルタ１３を介して復調器１４に入力される。なお、
ＣＤＭＡ送信信号は、バンドパスフィルタ１６、アンプ
１７、アイソレータ１８、およびデュプレクサ９、ＲＦ
切替スイッチ２１およびアンテナ切替スイッチ２２を介
して、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０から送信され
る。
側に切り替えられた受信信号は、バンドパスフィルタ
２、アンプ３、バンドパスフィルタ４、ミキサ５、バン
ドパスフィルタ６を介して復調器１４に入力される。ま
た、ＲＦ切替スイッチ２１でＣＤＭＡ側受信回路側に切
り替えられた受信信号は、デュプレクサ９、アンプ１
０、バンドパスフィルタ１１、ミキサ１２、バンドパス
フィルタ１３を介して復調器１４に入力される。なお、
ＣＤＭＡ送信信号は、バンドパスフィルタ１６、アンプ
１７、アイソレータ１８、およびデュプレクサ９、ＲＦ
切替スイッチ２１およびアンテナ切替スイッチ２２を介
して、ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ２０から送信され
る。
【００２２】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、下部筐
体にＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを設け、上蓋の表示
部側または下部筐体のキー側の表面部分にＧＰＳアンテ
ナを設け、上蓋の開閉を検出する開閉検出信号に基づい
て、アンテナ切替スイッチを上蓋が開いているときには
ＧＰＳアンテナ側に、上蓋が閉じているときにはＣＤＭ
Ａ／ＧＰＳ共用アンテナ側に切替えるようにしたので、
上蓋開閉によるアンテナの感度劣化を最小限に抑えるこ
とができるという効果がある。
体にＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを設け、上蓋の表示
部側または下部筐体のキー側の表面部分にＧＰＳアンテ
ナを設け、上蓋の開閉を検出する開閉検出信号に基づい
て、アンテナ切替スイッチを上蓋が開いているときには
ＧＰＳアンテナ側に、上蓋が閉じているときにはＣＤＭ
Ａ／ＧＰＳ共用アンテナ側に切替えるようにしたので、
上蓋開閉によるアンテナの感度劣化を最小限に抑えるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の携帯電話機の一実施の形態を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明の携帯電話機の外観図であって、（ａ）
は上蓋が開いたとき、（ｂ）は上蓋が閉じたときに状態
を示す。
は上蓋が開いたとき、（ｂ）は上蓋が閉じたときに状態
を示す。
【図３】本発明の携帯電話機の処理の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図４】ＧＰＳアンテナをＣＤＭＡアンテナと別個に設
けた携帯電話機の一般的な構成例である。
けた携帯電話機の一般的な構成例である。
【図５】ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを使用した携帯
電話機の一般的な構成例である。
電話機の一般的な構成例である。
１ ＧＰＳアンテナ ２、４、６、１１、１３、１６ バンドパスフィルタ ３、１０、１７ アンプ ５、１２ ミキサ ７ ＣＤＭＡアンテナ ９ デュプレクサ １４ 復調器 １５ 電圧制御発振器 １８ アイソレータ ２０ ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナ ２１ ＲＦ切替スイッチ ２２ アンテナ切替スイッチ ２３ 上蓋開閉検出回路 ２４ ＧＰＳ／ＣＤＭＡモード検出回路 ２５ 携帯電話機 ２５ａ 下部筐体 ２５ｂ 上蓋 ２６ キー ２７ 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｍ 1/02 Ｈ０４Ｍ 1/725 ５Ｋ０６７ 1/725 Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｖ Ｈ０４Ｑ 7/32 Ｂ (72)発明者 藤森 光太郎 東京都品川区北品川６丁目７番35号 ソニ ー株式会社内 Ｆターム(参考） 5J021 AA02 AB02 AB06 CA06 DB04 EA04 FA17 FA26 FA31 GA02 HA05 HA06 HA07 HA10 5J046 AA01 AA02 AA12 AB06 AB13 DA02 5J047 AA01 AA02 AA12 AB06 AB13 FD01 5K023 AA07 BB06 DD08 LL05 5K027 AA11 BB03 CC08 MM04 5K067 BB04 CC10 JJ56 KK03 KK17
Claims (4)
- 【請求項１】 上蓋が下部筐体に対して開閉可能に結合
されている折畳み式の携帯電話機において、 前記下部筐体に設けられたＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテ
ナと、 前記上蓋の表示部側または下部筐体のキー側の表面部分
に設けられたＧＰＳアンテナと、 前記上蓋の開閉を検出する上蓋開閉検出回路と、 前記上蓋開閉検出回路からの検出信号に基づいて、上蓋
が開いたとき前記ＧＰＳアンテナ側を選択し、上蓋が閉
じたとき前記ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナを選択する
アンテナ切替スイッチと、 アンテナからの受信信号がＧＰＳモードかＣＤＭＡモー
ドかを検出するＧＰＳ/ＣＤＭＡモード検出回路と、 前記ＧＰＳ/ＣＤＭＡ信号検出回路からの検出信号に基
づいて、受信信号がＧＰＳモードのとき前記受信信号を
ＧＰＳ受信回路側に切替え、受信信号がＣＤＭＡモード
のとき前記受信信号をＣＤＭＡ受信回路側に切り替える
ＲＦ切替スイッチと、を備えたことを特徴とする携帯電
話機。 - 【請求項２】 前記ＧＰＳアンテナは、前記下部筐体の
キーの上側または下側の面に配置されることを特徴とす
る請求項１記載の携帯電話機。 - 【請求項３】 前記ＧＰＳアンテナは、前記上蓋の表示
部の上側または下側の面に配置されることを特徴とする
請求項１記載の携帯電話機。 - 【請求項４】 前記ＣＤＭＡ／ＧＰＳ共用アンテナは前
記下部筐体のヒンジ側の端部に配置されることを特徴と
する請求項１乃至３のいずれかに記載の携帯電話機。
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