JP2002353752A - 差動増幅器 - Google Patents

差動増幅器

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JP2002353752A JP2001161794A JP2001161794A JP2002353752A JP 2002353752 A JP2002353752 A JP 2002353752A JP 2001161794 A JP2001161794 A JP 2001161794A JP 2001161794 A JP2001161794 A JP 2001161794A JP 2002353752 A JP2002353752 A JP 2002353752A
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晋一 秋田
Satoyuki Kono
智行 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧に自由に出力オフセット電圧を持た
せること。 【解決手段】 適応バイアス発生部30により差動増幅
部10の動作電流を増大させるときに該動作電流に対応
した電流を一時的に発生する電流源部40を設け、該電
流源部40で発生した電流を差動増幅部10の非反転出
力部又は反転出力部に一時的に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、差動増幅器の出力
オフセット電圧を制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示装置を駆動する駆動回
路として使用される差動増幅器では、本来の電圧よりも
高い電圧或いは低い電圧を液晶素子に印加することによ
り、その液晶素子の表示内容に所望の特性を持たせるこ
とが行われる。この場合、差動増幅器では、積極的に出
力電圧にオフセットを持たせている。例えば、本来の電
圧より高い電圧を与える場合には正側にオフセットを持
たせ、低い電圧を与える場合には負側にオフセットをも
たせることが行われる。
【0003】図9はこのような目的のために、積極的に
オフセットを施した従来の差動増幅器を示す回路図であ
る。この差動増幅器は、差動接続されたNMOSトラン
ジスタMN1,MN2、カレントミラー接続され能動負
荷として働くPMOSトランジスタMP1,MP2、抵
抗R1,R2および電流源A1からなる差動増幅部1
0’と、出力トランジスタとしてのPMOSトランジス
タMP3、電流源A4、位相補償用キャパシタC1から
なる出力部20’より構成されている。
【0004】この差動増幅器は、抵抗R1,R2の値を
調整する(製造時にトリミングする)ことにより出力電
圧の正側((VDD−VSS)/2より高い側)或いは負側((V
DD−VSS)/2より低い側)に出力オフセット電圧を積極的
に与えることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この差動増
幅器では、入力電圧の変化に出力電圧が高速で応答でき
るように、差動増幅部10’の動作電流が入力電圧の変
化に応じて適応的に制御される適応バイアス方式に適用
したとき、動作電流が大きく変化するために、抵抗R
1,R2の電圧降下分が一定とならず、一定の適正なオ
フセット電圧を与えることが困難になるという問題があ
った。
【0006】本発明の目的は、適応バイアス方式に適用
しても所望の出力オフセット電圧を容易に持たせること
ができるようにした差動増幅器を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の発明は、非反転入力端子および反転入力端子を
有する差動増幅部と、該差動増幅部の出力信号を入力し
て負荷を駆動する出力部と、前記非反転入力端子又は前
記反転入力端子の電圧が変化するときこれを検知して前
記差動増幅部の動作電流を一時的に増大させる適応バイ
アス発生部とを有する差動増幅器において、前記適応バ
イアス発生部により前記差動増幅部の動作電流を増大さ
せるときに該動作電流に対応した電流を一時的に発生す
る電流源部を設け、該電流源部で発生した電流を前記差
動増幅部の非反転出力部又は反転出力部に一時的に供給
するようにしたことを特徴とする差動増幅器とした。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力端子の電
圧に対して高レベル方向に変化するとき、前記電流源部
により前記反転出力部の電圧を低レベル方向に制御し
て、出力電圧の高レベル方向への変化を緩慢にすること
を特徴とする差動増幅器とした。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力端子の電
圧に対して高レベル方向に変化するとき、前記電流源部
により前記非反転出力部の電圧を低レベル方向に制御し
て、出力電圧の高レベル方向への変化を高速化すること
を特徴とする差動増幅器とした。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力端子の電
圧に対して低レベル方向に変化するとき、前記電流源部
により前記反転出力部の電圧を低レベル方向に制御し
て、出力電圧の低レベル方向への変化を高速化すること
を特徴とする差動増幅器とした。
【0011】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力端子の電
圧に対して低レベル方向に変化するとき、前記電流源部
により前記非反転出力部の電圧を低レベル方向に制御し
て、出力電圧の低レベル方向への変化を緩慢にすること
を特徴とする差動増幅器とした。
【0012】
【発明の実施の形態】[本発明の原理]本発明では、図
1に示すように、差動増幅部10と、その差動増幅部1
0の出力信号を入力して負荷を駆動する出力部20と、
その差動増幅部10のバイアス(動作電流)を入力電圧
変化時に一時的に増大させて動作を高速化する適応バイ
アス発生部30とを有する差動増幅器において、適応バ
イアス発生部30で発生するバイアス(動作電流)に対
応した電流を発生する電流源部40を設け、この電流源
部40で発生した電流を差動増幅部10の非反転出力部
又は反転出力部に供給して、所望の出力オフセット電圧
を与えるようにする。
【0013】[第1の実施の形態]図2は本発明の第1
の実施の形態の差動増幅器のブロック図である。これ
は、差動増幅部10において、非反転入力電圧が反転入
力電圧に比べて相対的に低レベル方向に変化するとき、
その変化の程度を増進させ又は抑制させる出力オフセッ
ト電圧を持たせた場合の例である。
【0014】適応バイアス発生部30Aは、差動増幅部
10の非反転入力端子11の入力電圧が低レベル方向に
変化したとき、つまりトランジスタMN2のドレイン
(非反転出力部)の電圧が高くなり、これに基づく電流
Ia1(この電流Ia1は差動増幅部10がバランス状
態にあるときは流れない。)が流れ込むので、その大き
さに対応して差動増幅部10に新たに設けた電流源A2
の電流を増大する方向に制御する。この結果、差動増幅
部10において、入力電圧の低レベル方向への変化に対
する回路動作が高速化する。すなわち、トランジスタM
N2のドレイン電圧上昇に対してその上昇をさらに押し
進める正帰還動作が行われる。なお、この正帰還動作が
短時間に終結するよう適応バイアス発生部30内では負
帰還動作(詳しくは後記する)が行われる。以上は、反
転入力端子12の入力電圧が高レベル方向に動作したき
も同様である。ただし、非反転入力端子11の入力電圧
が高レベル方向に変化したとき、又は反転入力端子12
の入力電圧が低レベル方向に変化したときは、トランジ
スタMN2のドレイン電圧が低くなる方向に変化するの
で、電流源A2の電流は減少し、適応バイアスの効果は
ない。
【0015】以上のようにして、非反転入力電圧が低レ
ベル方向に変化するときは、適応バイアス発生部30A
によって電流源部40Aにも対応した制御信号が出力さ
れ、この電流源部40Aから前記電流Ia1に応じた吸
込み電流Ib1を発生し、差動増幅部10のトランジス
タMN1のドレイン(反転出力部)側から吸い込む。
【0016】従って、出力端子21と反転入力端子12
を接続してボルテージフォロワとしたとき、電流Ia1
とIb1との関係を適宜設定することによって、出力端
子21の出力電圧にオフセットを与えることができる。
すなわち、非反転入力端子11の入力電圧の低レベル変
化に応じて出力電圧が低レベルに変化する程度(時間的
変化)が大きくなるオフセットとなり、応答性が高速化
される。
【0017】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態の差動増幅器のブロック図である。これ
は、非反転入力端子11の入力電圧が低レベル方向に変
化したとき、図2の場合と逆に、電流源部40Aが差動
増幅部10のトランジスタMN2のドレイン(反転出力
部)から電流Ib1を吸い込むようにした例である。
【0018】従って、出力端子21と反転入力端子12
を接続してボルテージフォロワとしたとき、電流Ia1
とIb1の関係を適宜設定することによって、出力電圧
に前記とは異なった出力オフセット電圧を与えることが
できる。このときは、非反転入力端子11の入力電圧の
低レベル変化に応じて出力電圧が低レベルに変化する程
度が小さくなる出力オフセット電圧となり、応答性が緩
慢となる。
【0019】[第3の実施の形態]図4(a)は本発明の
第3の実施の形態の差動増幅器のブロック図である。こ
こでは、差動増幅部10として、反転入力側トランジス
タMN11のドレイン側に抵抗R11を介してカレント
ミラー接続のトランジスタMP11,MP12を、また
非反転入力側トランジスタMN12のドレイン側に抵抗
R12を介してカレントミラー接続のトランジスタMP
13,MP14を各々接続し、トランジスタMP12の
ドレインをトランジスタMP13のドレインに接続し、
トランジスタMP14のドレインをトランジスタMP1
1のドレインに接続している。抵抗R11、R12につ
いては後記する。そして、トランジスタMN12のドレ
イン電圧の増大(電流Ia1の増大)を検出して電流源
A2の電流を増大させる適応バイアス発生部30A、ト
ランジスタMN11のドレイン電圧の増大(Ia2の増
大)を検出して電流源A3の電流を増大させる適応バイ
アス発生部30Bを設ける。さらに電流Ia1が流入し
て適応バイアス発生部30Aが動作するとき吸込み電流
Ib1を発生させる電流源部40Aを設け、電流Ia2
が流入して応バイアス発生部30Bが動作するとき吸込
み電流Ib2を発生させる電流源部40Bを設けてい
る。各電流源部40A,40Bの出力端子である吸込み
電流端子は、差動増幅部10のトランジスタMN11の
抵抗R11とMP11の共通接続点(反転出力部)に接
続されている。
【0020】この差動増幅器では、ボルテージフォロワ
に接続した状態において、非反転入力端子11の電圧が
相対的に低レベル方向に変化したときは、トランジスタ
MP13のドレイン電圧が高くなり、トランジスタMP
11のドレイン電圧が低くなるので、トランジスタMP
12のドレイン電流増大によりトランジスタMP13の
ドレイン電圧がより高くなる。このため、電流Ia1
(この電流Ia1は差動増幅部10がバランス状態にあ
るときは流れない。)が適応バイアス発生部30Aに流
れ込み、その適応バイアス発生部30Aによって電流源
A2の電流が増大し高速動作が行われると共に、電流源
部40AによってトランジスタMP11のドレインから
電流Ib1が吸い出される。よって、トランジスタMP
12のドレイン電圧がさらに高くなる。よって、出力端
子21の電圧がより強く低レベル方向に制御される。す
なわち、非反転入力端子11の前記入力電圧が低レベル
方向に変化したことによって出力端子21の電圧が低レ
ベル方向に変化する動作が、更に強調される。
【0021】一方、上記と逆に、非反転入力端子11の
電圧が相対的に高レベル方向に変化したときは、トラン
ジスタMP13のドレイン電圧が低くなり、トランジス
タMP11のドレイン電圧が高くなるので、トランジス
タMP14のドレイン電流増大によりトランジスタMP
11のドレイン電圧がより高くなる。このため、電流I
a2(この電流Ia2は差動増幅部10がバランス状態
にあるときは流れない。)が適応バイアス発生部30B
に流れ込み、この適応バイアス発生部30Bによって電
流源A3の電流が増大し高速動作が行われると共に、電
流源部40BによってトランジスタMP11のドレイン
から電流Ib2が吸い出され、そのドレイン電圧が低レ
ベル方向に制御される。よって、トランジスタMP12
のドレイン電圧の低レベル方向への変化が緩慢になり、
出力端子21では電圧の高レベル方向への変化が緩慢に
なる。すなわち、非反転入力端子11の入力電圧が高レ
ベル方向に変化したことによって出力端子21の電圧が
高レベル方向に変化する動作が、抑制される。
【0022】図4(b)は図4(a)の差動増幅器の負荷特性
を示す図である。これは、反転入力端子11と出力端子
21を接続してボルテージフォロワとし、且つ非反転入
力端子11に5Vの一定電圧を印加し、出力端子21に
容量性負荷を接続して、その容量性負荷の充電電圧が5
Vより高い容量に変化した場合(左側)と5Vより低い
容量に変化した場合(右側)の特性を示す図である。横
軸の正側の負荷電流は出力端子21から電流を吐き出す
場合、負側の負荷電流は出力端子21から電流を吸い込
む場合である。
【0023】安定状態では出力端子21の電圧は、非反
転入力端子11の電圧と同じ電圧の5Vとなっている。
合計容量負荷が5Vより高い充電容量の負荷に変化した
ときは、反転入力端子12の電圧が高レベル側に変化す
るので、出力端子21では電圧が5Vに落ち着くまで電
流が吸い込まれるが、このときは電流源部40Aにより
トランジスタMP11のドレインから電流Ib1が引き
抜かれるので、そのドレイン電圧がより低くなり、トラ
ンジスタMP12のドレイン電圧はより高くなり、出力
端子21からの吸込み電流がより増大し、出力端子21
の電圧は早急に5Vに落ち着く(左側の特性)。
【0024】一方、合計容量負荷が5Vより低い充電容
量の負荷に変化したときは、反転入力端子12の電圧が
低レベル側に変化するので、出力端子21では電圧が5
Vに落ち着くまで電流が吐き出されるが、このときは電
流源部40BによりトランジスタMP11のドレインか
ら電流Ib2が引き抜かれるので、そのドレイン電圧が
低くなり、トランジスタMP13のドレイン電圧の低レ
ベル方向への変化が制御され、出力端子21からの吐出
電流が減少し、出力端子21の電圧が5Vに落ち着く動
作が抑制され緩慢となる(右側の特性)。
【0025】この結果、図4の(b)の特性では、出力電
圧(非反転入力電圧と等価)が多少変動しても負荷電流
が流れない不感帯が右側の特性で大きくなり、非反転入
力端子11に印加している5Vの一定電圧にノイズが重
畳しても、あるいは多少負荷が変動しても、現在の状態
が維持される。
【0026】以上から、この実施形態では、負荷電流吐
出側で大きな出力オフセット電圧を、吸込み側で小さな
出力オフセット電圧を与えることができ、吸込み側の動
作速度を高速化できる。これに対して、電流源部40
A,40Bを使用しない場合の破線の特性では、吐出
側、吸込み側で同じ負荷特性となっている。
【0027】[第4の実施の形態]図5(a)は第4の実
施の形態の差動増幅器のブロック図である。差動増幅部
10、出力部20、適応バイアス発生部30A,30
B、電流源部40A,40Bは図4(a)の差動増幅器と
同じであるが、各電流源部40A,40Bの出力端子で
ある吸込み電流端子は、差動増幅部10のトランジスタ
MP13のドレイン(非反転出力部)側に接続されてい
る。
【0028】この差動増幅器では、ボルテージフォロワ
に接続した状態において、非反転入力端子11の電圧が
相対的に低レベル方向に変化したときは、トランジスタ
MP13のドレイン電圧が高くなり、トランジスタMP
11のドレイン電圧が低くなるので、トランジスタMP
12のドレイン電流増大によりトランジスタMP13の
ドレイン電圧がより高くなる。このため、電流Ia1
(この電流Ia1は差動増幅部10がバランス状態にあ
るときは流れない。)が適応バイアス発生部30Aに流
れ込み、その適応バイアス発生部30Aによって電流源
A2の電流が増大し高速動作が行われると共に、電流源
部40AによってトランジスタMP13のドレインから
電流Ib1が吸い出される。よって、トランジスタMP
12のドレイン電圧が低い方向に制御される。このた
め、トランジスタMP12のドレイン電圧の高レベル方
向への変化が緩慢になり、出力端子21では電圧の低レ
ベル方向への変化が緩慢になる。すなわち、非反転入力
端子11の入力電圧が低レベル方向に変化したことによ
って出力端子21の電圧が低レベル方向に変化する動作
が、抑制される。
【0029】一方、上記と逆に、非反転入力端子11の
電圧が相対的に高レベル方向に変化したときは、トラン
ジスタMP13のドレイン電圧が低くなり、トランジス
タMP11のドレイン電圧が高くなるので、トランジス
タMP14のドレイン電流増大によりトランジスタMP
11のドレイン電圧がより高くなる。このため、電流I
a2(この電流Ia2は差動増幅部10がバランス状態
にあるときは流れない。)が適応バイアス発生部30B
に流れ込み、この適応バイアス発生部30Bによって電
流源A3の電流が増大し高速動作が行われると共に、電
流源部40BによってトランジスタMP13のドレイン
から電流Ib2が吸い出され、そのドレイン電圧がより
強く低レベル方向に制御される。よって、トランジスタ
MP12のドレイン電圧の低レベル方向への変化がより
強くなり、出力端子21では電圧の高レベル方向への変
化が高速化される。すなわち、非反転入力端子11の前
記入力電圧が高レベル方向に変化したことによって出力
端子21の電圧が高レベル方向に変化する動作が、更に
強調される。
【0030】図5(b)は図5(a)の差動増幅器の負荷特性
を示す図である。接続条件は図4(b)の場合と同じであ
る。合計容量負荷が5Vより高い充電容量の負荷に変化
したときは、反転入力端子12の電圧が高レベル側に変
化するので、出力端子21では電圧が5Vに落ち着くま
で電流が吸い込まれるが、このときは電流源部40Aに
よりトランジスタMP13のドレインから電流Ib1が
引き抜かれるので、そのドレイン電圧が低くなり、トラ
ンジスタMP13のドレイン電圧は低くなり、出力端子
21からの吸込み電流が減少し、出力端子21の電圧が
5Vに落ち着く動作が抑制され緩慢となる(左側の特
性)。
【0031】一方、合計容量負荷が5Vより低い充電容
量の負荷に変化したときは、反転入力端子12の電圧が
低レベル側に変化するので、出力端子21では電圧が5
Vに落ち着くまで電流が吐き出されるが、このときは電
流源部40BによりトランジスタMP13のドレインか
ら電流Ib2が引き抜かれるので、そのトランジスタM
P13のドレイン電圧は低レベル方向に制御され、出力
端子21からの吐出電流が増大し、出力端子21の電圧
が急速に5Vに落ち着く(右側の特性)。
【0032】この結果、図5の(b)の特性では、出力電
圧(非反転入力電圧と等価)が多少変動しても負荷電流
が流れない不感帯が左側の特性で大きくなり、非反転入
力端子11に印加している5Vの一定電圧にノイズが重
畳しても、あるいは多少負荷が変動しても、現在の状態
が維持される。以上から、この実施形態では、負荷電流
吸込み側で大きな出力オフセット電圧を、吐出し側で小
さな出力オフセット電圧を与えることができ、吐出し吸
込み側の動作速度を高速化できる。
【0033】[第5の実施の形態]図6(a)は第5の実
施の形態の差動増幅器のブロック図である。差動増幅部
10、出力部20、適応バイアス発生部30A,30
B、電流源部40A,40Bは図4(a)、図5(a)の差動
増幅器と同じであるが、電流源部40Aの出力端子であ
る吸込み電流端子は差動増幅部10のトランジスタMP
11のドレイン側に接続され、電流源部40Bの出力端
子である吸込み電流端子は差動増幅部10のトランジス
タMP13のドレイン側に接続されている。
【0034】この差動増幅器では、ボルテージフォロワ
に接続した状態において、非反転入力端子11の電圧が
相対的に低レベル方向に変化したときは、トランジスタ
MP13のドレイン電圧が高くなり、トランジスタMP
11のドレイン電圧が低くなるので、トランジスタMP
12のドレイン電流増大によりトランジスタMP13の
ドレイン電圧がより高くなる。このため、電流Ia1
(この電流Ia1は差動増幅部10がバランス状態にあ
るときは流れない。)が適応バイアス発生部30Aに流
れ込み、その適応バイアス発生部30Aによって電流源
A2の電流が増大し高速動作が行われると共に、電流源
部40AによってトランジスタMP11のドレインから
電流Ib1が吸い出される。よって、トランジスタMP
12のドレイン電圧がさらに高くなる。よって、出力端
子21の電圧がより強く低レベル方向に制御される。す
なわち、非反転入力端子11の前記入力電圧が低レベル
方向に変化したことによって出力端子21の電圧が低レ
ベル方向に変化する動作が、更に強調される。
【0035】一方、上記と逆に、非反転入力端子11の
電圧が相対的に高レベル方向に変化したときは、トラン
ジスタMP13のドレイン電圧が低くなり、トランジス
タMP11のドレイン電圧が高くなるので、トランジス
タMP14のドレイン電流増大によりトランジスタMP
11のドレイン電圧がより高くなる。このため、電流I
a2(この電流Ia2は差動増幅部10がバランス状態
にあるときは流れない。)が適応バイアス発生部30B
に流れ込み、この適応バイアス発生部30Bによって電
流源A3の電流が増大し高速動作が行われると共に、電
流源部40BによってトランジスタMP13のドレイン
から電流Ib2が吸い出され、そのドレイン電圧がより
強く低レベル方向に制御される。よって、トランジスタ
MP12のドレイン電圧の低レベル方向への変化がより
強くなり、出力端子21では電圧の高レベル方向への変
化が高速化される。すなわち、非反転入力端子11の前
記入力電圧が高レベル方向に変化したことによって出力
端子21の電圧が高レベル方向に変化する動作が、更に
強調される。
【0036】図6(b)は図6(a)の差動増幅器の負荷特性
を示す図である。接続条件は前記した場合と同じであ
る。合計容量負荷が5Vより高い充電容量の負荷に変化
したときは、反転入力端子12の電圧が高レベル側に変
化するので、出力端子21では電圧が5Vに落ち着くま
で電流が吸い込まれるが、このときは電流源部40Aに
よりトランジスタMP11のドレインから電流Ib1が
引き抜かれるので、そのドレイン電圧がより低くなり、
トランジスタMP12のドレイン電圧はより高くなり、
出力端子21からの吸込み電流がより増大し、出力端子
21の電圧は早急に5Vに落ち着く(左側の特性)。
【0037】一方、合計容量負荷が5Vより低い充電容
量の負荷に変化したときは、反転入力端子12の電圧が
低レベル側に変化するので、出力端子21では電圧が5
Vに落ち着くまで電流が吐き出されるが、このときは電
流源部40BによりトランジスタMP13のドレインか
ら電流Ib2が引き抜かれるので、そのトランジスタM
P13のドレイン電圧は低レベル方向に制御され、出力
端子21からの吐出電流が増大し、出力端子21の電圧
が急速に5Vに落ち着く(右側の特性)。
【0038】この結果、図6の(b)の特性では、出力電
圧(非反転入力電圧と等価)が多少変動しても負荷電流
が流れない不感帯が左側および右側で小さくなる。以上
から、この実施形態では、負荷電流吸込み側および吐出
し側の両方で小さな出力オフセット電圧を与えることが
でき、吸込みおよび吐出しの両側の動作速度を高速化で
きる。
【0039】[実施例]図7は図6(a)に示した差動増
幅器の具体的な実施例の回路図である。図7において、
MP11〜MP26はPMOSトランジスタ、MN11
〜MN28はNMOSトランジスタである。C11は位
相補償用キャパシタ、C12,C13は発振防止用キャ
パシタ、R11〜R14は抵抗である。MN16,MN
19,MN13,MN20,MN23,MN25のゲー
トには固定のバイアス電圧VB11が印加している。
【0040】なお、MN13は電流源A1として働き、
MN15はMN21とカレントミラー接続され電流源A
2として働き、MN14はMN18とカレントミラー接
続され電流源A3として働き、MN27はMN21とカ
レントミラー接続され電流源部40Aとして働き、MN
28はMN18とカレントミラー接続され電流源部40
Bとして働く。MN21とMN27のサイズ比、MN1
8とMN28のサイズ比を適宜設定することで、オフセ
ット量の調整ができる。
【0041】差動増幅部10において、抵抗R12は出
力部20に送り出す電圧を取り出すための負荷抵抗とし
て機能する。これによって、MP13のドレイン電圧は
VDD−Vth(MP13)から大きく変動しなくても、
抵抗R12の電流の変動に応じてその抵抗R12に大き
な振幅の電圧を得ることができる。R11はR12との
バランス用である。
【0042】この差動増幅部10では平衡状態にあると
きは、MN11,MN12に同じドレイン電流が流れて
いるが、その平衡が崩れて、例えばMN11のドレイン
電流が増大したときは、MP11、MP12からなるカ
レントミラー回路のMP11に流れる電流に対応した電
流がMP12にMP11,MP12のサイズ比に応じて
流れ、この電流は抵抗R12やMN12側には流れず、
適応バイアス発生部30AにIa1として注入される。
【0043】逆に、MN12のドレイン電流が増大した
ときは、MP13、MP14からなるカレントミラー回
路のMP13に流れる電流に対応した電流がMP14に
MP13,MP14のサイズ比に応じて流れるが、この
電流は抵抗R11やMN11には流れず、適応バイアス
発生部30Bに電流Ia2として注入される。また、こ
のときは、R12に大きな電流が流れるので、前記した
ように、MP13のドレイン電圧が大きく変動しないの
にもかかわらず、そのR12とMN12の共通接続点の
電圧が大きく低下し出力部20のMP23を大きく駆動
する。
【0044】適応バイアス発生部30Aにおいて、MP
19とMP20,MN21とMN22,MP21とMP
22はそれぞれカレントミラー回路を構成し、MP19
のソースに差動増幅部10から電流Ia1が注入される
と、R14を経由しMN21に流れる。MN21のゲー
トにはキャパシタC13(例えば、0.1 pF)が接続さ
れているので、MN21に流れる電流は若干遅延する。
また、このMN21は電流源A2としてのMN15およ
び電流源部40AとしてのMN27とカレントミラー接
続されているので、それらのサイズ比に応じてMN1
5、MN27に電流を流す。これにより、MN15によ
って差動増幅部10は動作電流を増大させるので正帰還
がかかる。またMN27によってMP11のドレイン電
圧が低レベルに引き下げられる。
【0045】また、この適応バイアス発生部30Aで
は、サイズ比を、例えばMN21:MN22=4:1、
MP19:MP20=1:1、MP21:MP22=
1:10に設定した場合は、差動増幅部10からMP1
9のソースに電流Ia1が注入されると、MP19−R
14−MN21−MN22−MP20−MP22の経路
でMP21に1/40の係数の負帰還がかかり、その流入電
流を減らすよう動作するので、平衡状態においてはごく
少量の電流しか流れない。
【0046】このように、適応バイアス発生部30Aは
差動増幅部10のMN11のドレイン電流の増大変化を
検出してその差動増幅部10の動作電流が増大するよう
正帰還をかけているが、その正帰還の開始はキャパシタ
C13により若干遅れ、しかもその適応バイアス発生部
30A自体は負帰還動作するので正帰還動作は直ちに集
結し、正帰還量を決めるMN21とMN15のサイズ比
を10程度に設定しても安定に動作する。
【0047】なお、他方の適応バイアス発生部30Bは
差動増幅部10のMN12のドレイン電流が増大変化し
た場合に、電流Ia2をMP16のソースに注入されて
電流源A3としてのMN14のドレイン電流を増大させ
る正帰還動作を行う。またMN28によってMP13の
ドレイン電圧が低レベルに引き下げられる。この適応バ
イアス発生部30Aは、前記した適応バイアス発生部3
0Bとは動作が相補的になる。
【0048】出力部20において、MP23は差動増幅
部10のMN12のドレイン電圧により駆動されるが、
そのドレイン電圧は前記したようにそのドレイン電流を
R12により電圧変換して大きな電圧振幅として得られ
るようにしているので、充分な駆動力を発揮することが
できる。MP24,MN26は抵抗素子でありキャパシ
タC11と共に位相補償用として働く。MN24は適応
バイアス発生部30AのR14とMP19との共通接続
点の電圧によって駆動される。このMN24は前記した
差動増幅部10のR12と同様の動作を行う。つまり、
適応バイアス発生部30BのMN19のドレインがVS
S+Vth(MN21)で決まる電圧から大きく変化しな
いにもかかわらず、R14によりそのドレイン電流の変
化を大きな電圧振幅に変換している。よって、適応バイ
アス発生部30Aに電流Ia1が注入されたとき、MN
24は充分な駆動力を発揮してMN25の動作を補佐す
る動作を行う。
【0049】なお、図7とは逆の極性のトランジスタを
使用しても同様に差動増幅器を構成することができる。
図8はその差動増幅器の回路図である。MP31〜MP
48はPMOSトランジスタ、MN31〜44はNMO
Sトランジスタである。C31は位相補償用キャパシ
タ、C32,C33は発振防止用キャパシタ、R31〜
R14は抵抗である。
【0050】
【発明の効果】以上から本発明の差動増幅器によれば、
容易に出力電圧が高くなる方向への動作或いは低くなる
方向への動作に所望の異なった出力オフセット電圧を持
たせることが可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明用の差動増幅器のブロック
図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態の差動増幅器のブロ
ック図でる。
【図3】 本発明の第2の実施形態の差動増幅器のブロ
ック図である。
【図4】 (a)は本発明の第3の実施形態の差動増幅器
のブロック図、(b)はその負荷特性図である。
【図5】 (a)は本発明の第4の実施形態の差動増幅器
のブロック図、(b)はその負荷特性図である。
【図6】 (a)は本発明の第5の実施形態の差動増幅器
のブロック図、(b)はその負荷特性図である。
【図7】 図6の差動増幅器の具体例を示す回路図であ
る。
【図8】 図7の差動増幅器のトランジスタの極性を反
対にした差動増幅器の回路図である。
【図9】 従来の差動増幅器の回路図である。
【符号の説明】
10、10’:差動増幅部、11:非反転入力端子、1
2:反転入力端子 20、20’:出力部、21:出力端子 30,30A,30B:適応バイアス発生部 40,40A,40B:電流源部
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Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非反転入力端子および反転入力端子を有す
    る差動増幅部と、該差動増幅部の出力信号を入力して負
    荷を駆動する出力部と、前記非反転入力端子又は前記反
    転入力端子の電圧が変化するときこれを検知して前記差
    動増幅部の動作電流を一時的に増大させる適応バイアス
    発生部とを有する差動増幅器において、 前記適応バイアス発生部により前記差動増幅部の動作電
    流を増大させるときに該動作電流に対応した電流を一時
    的に発生する電流源部を設け、該電流源部で発生した電
    流を前記差動増幅部の非反転出力部又は反転出力部に一
    時的に供給するようにしたことを特徴とする差動増幅
    器。
  2. 【請求項2】前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力
    端子の電圧に対して高レベル方向に変化するとき、前記
    電流源部により前記反転出力部の電圧を低レベル方向に
    制御して、出力電圧の高レベル方向への変化を緩慢にす
    ることを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
  3. 【請求項3】前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力
    端子の電圧に対して高レベル方向に変化するとき、前記
    電流源部により前記非反転出力部の電圧を低レベル方向
    に制御して、出力電圧の高レベル方向への変化を高速化
    することを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
  4. 【請求項4】前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力
    端子の電圧に対して低レベル方向に変化するとき、前記
    電流源部により前記反転出力部の電圧を低レベル方向に
    制御して、出力電圧の低レベル方向への変化を高速化す
    ることを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
  5. 【請求項5】前記非反転入力端子の電圧が前記反転入力
    端子の電圧に対して低レベル方向に変化するとき、前記
    電流源部により前記非反転出力部の電圧を低レベル方向
    に制御して、出力電圧の低レベル方向への変化を緩慢に
    することを特徴とする請求項1に記載の差動増幅器。
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