JP2002352690A - 回路しゃ断器の付属スイッチ装置 - Google Patents

回路しゃ断器の付属スイッチ装置

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JP2002352690A JP2001158058A JP2001158058A JP2002352690A JP 2002352690 A JP2002352690 A JP 2002352690A JP 2001158058 A JP2001158058 A JP 2001158058A JP 2001158058 A JP2001158058 A JP 2001158058A JP 2002352690 A JP2002352690 A JP 2002352690A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路しゃ断器の投入状態で付属スイッチからの
反力が主接点の接圧が低下することがないように付属ス
イッチのアクチュエータ構造を改良する。 【解決手段】回路しゃ断器に搭載する補助スイッチ(付
属スイッチ)11を、マイクロスイッチ15と、アクチ
ュエータレバーとして先端を回路しゃ断器の可動接触子
5に対峙させた主レバータ18と、主レバーと支点位置
を変えて主レバーとマイクロスイッチのアクチュエータ
15aの間に介装した補助レバー19とで構成し、かつ
主レバー/補助レバー間の作用点およびその噛み合わせ
角度を補助スイッチ切換え動作の前と後で変えるように
設定し、しゃ断器投入時にマイクロスイッチから補助レ
バーを介して主レバーに加わる力ベクトルをスイッチ切
換え動作の前と後でPからQの向きに変え、しゃ断器本
体の主接点の接圧を低下させる方向に作用する付属スイ
ッチからの反力を低く抑えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オートブレーカ,
漏電しゃ断器などの回路しゃ断器を対象に、そのしゃ断
器本体に搭載して回路しゃ断器の動作状態を電気信号と
して外部に出力する補助スイッチ,警報スイッチなどの
付属スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、頭記したオートブレーカを例に、
本発明の実施対象となる回路しゃ断器の構成を図4,図
5に示す。図4において、1はケース2とカバー3を組
合せた樹脂成形品のしゃ断器ケース、4は電源側端子と
一体になる固定接触子、5は可動接触子、6は開閉機
構、7は操作ハンドル、8は過電流引外し装置、9は負
荷側端子であり、前記カバー3には内部付属装置(オプ
ション品)として後記の付属スイッチを左右に並べて格
納するポケット状の凹所3aが画成されており、さらに
該凹所3aの上面には開閉蓋としての補助カバー10を
装備している。
【0003】ここで、図5で示すようにしゃ断器ケース
1のカバー3には、定ピッチ間隔に並べて凹所3aが4
箇所に画成されている。また、11は付属スイッチとし
ての補助スイッチ(回路しゃ断器の可動接触子5に連動
して主回路接点のON,OFF状態を電気信号として取
り出す)、12は警報スイッチ(回路しゃ断器のトリッ
プ動作時に外部に動作信号を取り出す)、13はスイッ
チ11,12から側方に引出したリード線、14はリー
ド線13に接続してしゃ断器ケース1の側面に装着する
付属端子台であり、図示例では補助スイッチ11と警報
スイッチ12を1基ずつ対にしてしゃ断器ケース1の左
側に並ぶ凹所3aに挿入セットし、そのリード線13を
一括してしゃ断器1の左側面に引出し、付属端子台14
に外部信号線を接続して補助スイッチ11,警報スイッ
チ12の出力信号を取り出すようにしている。なお、回
路しゃ断器の設置場所の状況によっては付属スイッチ1
1,警報スイッチ12をしゃ断器ケース1の右側に並ぶ
2箇所の凹所3aに装着してリード線13を右側に引き
出す場合もある。
【0004】次に、前記した補助スイッチ11を例に、
従来のスイッチ構造および動作を図6(a),(b) で説明す
る。図において、補助スイッチ11は樹脂製のケース1
1aにマイクロスイッチ15,L字形のアクチュエータ
レバー16,および復帰ばね17を内蔵したユニットに
なり、しゃ断器本体への装着状態でケース11aから下
方に突き出したアクチュエータレバー16の先端が可動
接触子5(図4参照)に対峙している。なお、16aは
アクチュエータレバー16の揺動支点となる支軸であ
る。
【0005】かかる構成で、回路しゃ断器がOFF(ま
たはトリップ動作時)の状態では、図6(a) で示すよう
に可動接触子5がアクチュエータレバー16から後退し
ており、マイクロスイッチ15のアクチュエータ(マイ
クロスイッチから下向きに突き出ている)は復帰ばね1
7のばね力を受けたアクチュエータレバー16により押
し込まれてOFFである。一方、回路しゃ断器の投入操
作により可動接触子5がON位置に移動すると、図6
(b) のように可動接触子5がアクチュエータレバー16
を押す。これにより、アクチュエータレバー16が復帰
ばね17を圧縮しながら時計方向に傾動してレバー先端
がマイクロスイッチ15から後退し、マイクロスイッチ
15は反転動作してそのON信号を出力する。
【0006】なお、警報スイッチ12についても、アク
チュエータレバーの形状が異なる以外は補助スイッチ1
1と同様な構成になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の付属スイッチの構造では、次記のような問題点があ
る。すなわち、 (1) 回路しゃ断器の投入操作(主接点ON)により、可
動接触子5がアクチュエータレバー16を押し込んだ状
態(図6(b) 参照)では、アクチュエータレバー16を
介して可動接触子5に加わる復帰ばね17の圧縮ばね力
が、可動接触子荷重Fとして可動接触子5を押し戻す方
向、つまりしゃ断器本体の主接点の接圧を低める方向に
作用する。図7はこの様子を表したアクチュエータスト
ロークとアクチュエータレバー16を介して可動接触子
5に反力として作用する荷重Fとの関係図で、図中の特
性線Aが可動接触子荷重Fの推移を表しており、この図
から判るように主接点のON位置では可動接触子に大き
な荷重Fが作用する。この結果、回路しゃ断器の通電時
における主接点間の電気的な接触抵抗が増して異常に発
熱し、これが原因で回路しゃ断器の温度上昇、主接点の
寿命低下、しゃ断性能の変化などの悪影響を及ぼす。
【0008】(2) また、図5で述べたように、補助スイ
ッチ11と警報スイッチ12を組にしてしゃ断器本体に
装着する場合に、従来では各スイッチを別々にしゃ断器
ケース1の凹所3aに挿入セットする要があるほか、内
側に並ぶ警報スイッチ12のリード線13を外側に並ぶ
補助スイッチ11をまたいでしゃ断器ケース1の側方に
引き出す必要があり、そのリード線の始末が面倒であ
る。そこで、従来では補助スイッチ11と警報スイッチ
12を対にして装着する場合には、別部品として用意し
たセット用のアダプタにスイッチ11,12およびリー
ド線13を保持した上で、このアダプタと一緒にスイッ
チ11,12をしゃ断器ケースの凹所3aに一括して挿
入セットするようにしているが、付属スイッチとは別に
アダプタが必要でコストアップとなる。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その第1の目的は回路しゃ断器の投入状態で付属ス
イッチからの反力を受けて主接点の接圧が低下すること
がないように付属スイッチのアクチュエータ構造を改良
し、また第2の目的は複数の付属スイッチを組にしてし
ゃ断器本体に装着する場合の作業が簡単に行えるように
付属スイッチのケースを改良した回路しゃ断器の付属ス
イッチ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
りに次記のように構成することにより達成される。 (1) マイクロスイッチとアクチュエータレバーを組合せ
た構成になり、しゃ断器本体の可動接触子の動きを前記
アクチュエータレバーに伝えてマイクロスイッチを切換
え操作するようにした付属スイッチにおいて、前記のア
クチュエータレバーとして、レバー先端をしゃ断器本体
の可動接触子に対峙させた主レバーと、主レバーとは支
点位置を変えてレバー先端を主レバーとマイクロスイッ
チのアクチュエータとの間に介装した補助レバーとを組
合せ、かつ主レバーと補助レバーとの間の作用点および
その噛み合わせ角度をマイクロスイッチの動作位置の
前,後で変えるように設定し、回路しゃ断器の投入操作
時にマイクロスイッチから補助レバーを介して主レバー
を押し戻す方向に加わる復帰ばね力のベクトル方向をマ
イクロスイッチの切換え動作の前と後で変え、しゃ断器
本体の主接点に作用する反力を低く抑えるように構成す
る(請求項1)。
【0011】上記の構成で、回路しゃ断器の投入操作時
に可動接触子が付属スイッチの主レバーを押し込んで行
くと、付属スイッチのマイクロスイッチが切換え動作す
るまでの前半行程では、主レバーが補助レバーを背後か
ら押してマイクロスイッチのアクチュエータを動作位置
に向けて駆動する。この場合に、マイクロスイッチから
補助レバー,主レバーを介して可動接触子に加わる反力
(マイクロスイッチの接点機構復帰ばねの力)のベクト
ルの向きは可動接触子の投入方向と殆ど逆向きになる。
一方、マイクロスイッチを切換え動作位置まで押し込む
と、補助レバーの先端が主レバーの先端に乗り上げて重
なり合うようになって主レバーと補助レバーの間の作用
点およびその噛み合い角度がマイクロスイッチの切換え
前と変わる。これにより、マイクロスイッチから補助レ
バーを介して主レバーに加わる復帰ばね力のベクトル方
向が可動接触子の押し込み方向と殆ど直交するようにな
り、主レバーを介して可動接触子を押し戻す方向に働く
力が急減する。その結果、回路しゃ断器の投入状態で、
付属スイッチから可動接触子に加わる反力で主接点の接
圧が低下する不具合を防ぐことができる。
【0012】(2) また、第2の目的を達成するために、
本発明によれば、しゃ断器ケースに画成した付属スイッ
チ格納用の凹所に挿入し、リード線を一括してしゃ断器
ケースの側方に引き出して外部信号線と接続するように
した付属スイッチについて、その付属スイッチのケース
頂部に嵌め込み式のリード線通し溝を設け、内側の凹所
に装着した付属スイッチのリード線を外側の凹所に装着
した付属スイッチの前記通し溝を経由してしゃ断器ケー
スの側方に一括して引き出すようにし(請求項2)、さ
らにしゃ断器ケースに画成した凹所の配列ピッチに対応
して、付属スイッチのケース頂部から側方に張出した突
き合わせ耳部を設け、複数の付属スイッチをしゃ断器本
体に装着する際に、隣接する付属スイッチの間でリード
線をケース頂部の通し溝に通し、かつ前記の耳部同士を
突き合わせた状態で各付属スイッチを一括してしゃ断器
本体の凹所に装着するように構成する(請求項3)。
【0013】この構成により、複数基の付属スイッチ
(補助スイッチ,警報スイッチ)を組にしてしゃ断器本
体に装着する場合でも、各基の付属スイッチ同士をその
耳部で突き合わせ、かつリード線を介して一体連結した
状態でしゃ断器本体の凹所に挿入セットすることかで
き、付属スイッチの装着作業が簡単に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
実施例に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図
4,図5に対応する同一部材には同じ符号を付してその
説明は省略する。 〔実施例1〕図1は本発明の請求項1に対応する付属ス
イッチ(補助スイッチを例示する)の構成図であり、図
示実施例の補助スイッチ11においては、マイクロスイ
ッチ15に組合せたアクチュエータレバーとして、ケー
ス11aに主レバー18および補助レバー19を装備し
た構成になり、図5で述べたようにしゃ断器ケース1に
画成した凹所3aに装着して使用される。
【0015】ここで、しゃ断器本体の可動接触子5の開
閉移動方向をX軸、X軸と直交する方向をY軸として、
付属スイッチ11に内蔵したマイクロスイッチ15はY
軸方向に配置し、その内部の接点機構に連繋したアクチ
ュエータ15aの先端を接点機構の復帰ばねにより下向
けに突き出すように付勢している。また、主レバー18
はその上端側の支軸18aを揺動支点としてスイッチケ
ース11aに添わせるようにY軸方向に垂下延在してお
り、そのレバー先端が可動接触子5の移動経路に突き出
すようにして可動接触子と対峙させ、かつその上部側の
途中箇所が補助レバー19に向けて突き出しており、そ
の凸部の上縁が後記する補助レバー19の先端部と噛み
合うような輪郭形状に形成されている。なお、20は可
動接触子5がOFF位置に後退した際に、主レバー18
を初期位置に復帰させる役目を果たす極く弱い補助ばね
である。
【0016】一方、補助レバー19は、主レバー18と
支点位置を変えてレバー先端を主レバー18とマイクロ
スイッチ15のアクチュエータ15aとの間に介装し、
左右のレバーアームを支軸19aに軸支したコ字形レバ
ーになり、そのレバー先端部を図示のような断面多角形
としてその上面をマイクロスイッチ15のアクチュエー
タ15aに対峙させている。
【0017】かかる構成で、回路しゃ断器の投入操作時
に可動接触子5が図1(a) で示すようにOFF位置から
左方向に移動して来て付属スイッチ11の主レバー18
を背後から押すと、主レバー18は支軸18aを支点と
して実線位置から破線位置に向けて時計方向に揺動し、
その途上でレバーの凸部先端が補助レバー19の先端部
の後面に背後から突き当たって補助レバー19を前方に
押し出す。これにより、補助レバー19は支軸19aを
支点に時計方向に揺動し、その先端部がマイクロスイッ
チ15のアクチュエータ15aを上方に押し込む。この
場合に、マイクロスイッチ15の接点機構の復帰ばね力
がアクチュエータ15aと当接している補助レバー19
を介して主レバー19を押し戻す方向に作用することに
なるが、その力のベクトル方向は図示矢印Pで示すよう
主レバー18と可動接触子5との当接点(作用点)向い
ており、この力のベクトルPがそのまま可動接触子5に
対し荷重F1 (反力)として作用することになる。
【0018】一方、可動接触子5の投入移動がさらに進
むと、マイクロスイッチ15はその接点機構が切換え動
作するとともに、図1(b) で示すように補助レバー19
の先端部が主レバー18の凸部の上に乗り上げて上下に
噛み合うようになる。この状態になると、主レバー18
と補助レバー19との間の作用点およびその噛み合い角
度が図1(a) の実線位置から図1(b) の位置に変わり、
これに伴ってマイクロスイッチ15から補助レバー19
を介して主レバー18に作用する復帰ばね力のベクトル
の向きが図示矢印Qのように殆ど真下を向くようにな
る。したがって、この状態ではマイクロスイッチ15の
復帰ばね力は、そのベクトルQと略同じ方向に垂下延在
する主レバー18の支軸18aに受け止められ、可動接
触子5を押し戻す方向に作用する荷重がF2 に急減す
る。
【0019】図2は上記の動作に対応したマイクロスイ
ッチ15のアクチュエータストロークと可動接触子5に
反力として作用する可動接触子荷重Fとの関係を表した
図であり、図示の特性線Bから判るように、マイクロス
イッチ15の切換え動作位置を境に、その前半のストロ
ーク域では可動接触子5に大きな荷重F1 が作用する
が、マイクロスイッチの切換え動作後は荷重F2 に急減
するする。これにより、しゃ断器本体の主接点ON位置
では、補助スイッチ11から主接点の接圧を低めるよう
に作用する反力が図6に示した従来構造と比べて大幅に
減少し、回路しゃ断器に補助スイッチを装着した使用状
態でも主接点の通電能力を確保できる。
【0020】なお、回路しゃ断器のOFF操作,あるい
は過電流引外し動作により可動接触子5がOFF位置に
後退すると、主レバー18は補助ばね20のばね力で初
期位置に復帰し、また補助レバー19はマイクロスイッ
チ15の復帰ばね力で下方に突き出すアクチュエータ1
5aに押されて元の位置に戻る。また、図示実施例は補
助スイッチ11について述べたが、警報スイッチ12に
ついても同様に実施することができる。
【0021】〔実施例2〕次に、本発明の請求項2,3
に対応した実施例を図3(a) 〜(e) で説明する。この実
施例では、図5で述べた付属スイッチ11と警報スイッ
チ12を組にしてしゃ断器ケース1に画成した左側2箇
所の凹所3aに装着する場合を例示し、図3(a),(b) に
補助スイッチ11,図3(c),(d) に警報スイッチ12の
単独構造を、また図3(e) に補助スイッチ11と警報ス
イッチ12を一体連結した状態を示している。
【0022】ここで、補助スイッチ11,警報スイッチ
12は、樹脂ケース11a.12aにマイクロスイッチ
15を内蔵し、さらに先記実施例1で述べた主レバー1
8,補助レバー19を組付けた構造になり、その樹脂ケ
ース11a,12aの頂部側には上面にスリットを切欠
いたチャンネル状のリード線通し溝11b,12b、お
よびスイッチ11と12の間で向かい合わせになるよう
樹脂ケースから側方に張出した突き合わせ耳部11c,
12cが形成されている。なお、前記耳部11c,12
cの張出し寸法は、図5に示した凹所3aの配列ピッチ
に合わせて隣接する凹所間の間隔の半分の長さに設定さ
れている。
【0023】そして、補助スイッチ11と警報スイッチ
12を組にしてしゃ断器本体に装着する場合には、しゃ
断器ケースの内側凹所に挿入する警報スイッチ12から
引出したリード線13を外側凹所に挿入する補助スイッ
チ11の頂部に形成したリード線通し溝11bに嵌め込
んで補助スイッチ11のリード線13と一括して束ね、
さらに補助スイッチ11のケース頂部から右側に突き出
た耳部11cと警報スイッチ12のケース頂部から左側
に突き出た耳部12cとを突き合わせ、双方のスイッチ
を図3(e) ように連結した状態に組合せる。なお、リー
ド線13は図5に示した付属端子台14の端子に接続し
ておく。
【0024】この連結状態で、補助スイッチ11と警報
スイッチ12の連結組立体をしゃ断器ケース1の凹所に
位置を合わせて挿入すれば、一挙動で各スイッチを同時
に定位置に装着できる。しかも、各スイッチのリード線
13は面倒な始末を要することなく束に纏めてしゃ断器
ケース1の側方に引き出せる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば次記の効果を奏する。 (1) 本発明の請求項1の構成によれば、回路しゃ断器の
投入操作時にその可動接触子に連動して付属スイッチが
切換え動作すると、付属スイッチから可動接触子に作用
する反力が急減するようになる。これにより、回路しゃ
断器の投入状態でその主接点の接圧が付属スイッチから
の反力の影響を受けて低下することがなく、しゃ断器本
体に付属スイッチを装備した場合に従来問題となってい
た回路しゃ断器の温度上昇,主接点の寿命低下,しゃ断
性能の変化などへの影響を効果的に防ぐことができる。
【0026】(2) 本発明の請求項2,3の構成を採用す
ることにより、回路しゃ断器に複数の付属スイッチ(補
助スイッチ,警報スイッチ)を組にして装着する際の作
業が簡単に行えて、ユーザーへのサービス性向上が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応する付属スイッチの構
造,動作の説明図であり、(a),(b) はそれぞれスイッチ
切換え動作の前,後の状態を表す図
【図2】図1の付属スイッチによるアクチュエータスト
ロークと可動接触子荷重との関係を表す動作特性図
【図3】本発明の実施例2に対応する付属スイッチ(付
属スイッチ)の構成図であり、(a),(b) は付属スイッチ
の側面図,および正面図、(c),(d) は警報スイッチの側
面図,および正面図、(e) は付属スイッチと警報スイッ
チを連結した状態の正面図
【図4】本発明の付属スイッチを搭載する回路しゃ断器
の構成断面図
【図5】回路しゃ断器に搭載する付属スイッチ,付属端
子台とともに表した図4の回路しゃ断器の部分平面図
【図6】従来における付属スイッチ(補助スイッチ)を
模式的に表した構造,動作の説明図であり、(a),(b) は
それぞれスイッチ切換え動作の前,後の状態を表す図
【図7】図6の付属スイッチによるアクチュエータスト
ロークと可動接触子荷重との関係を表す動作特性図
【符号の説明】
1 しゃ断器ケース 3 カバー 3a 凹所 5 可動接触子 11 補助スイッチ(付属スイッチ) 12 補助スイッチ(付属スイッチ) 11a,12a ケース 11b,12b リード線通し穴 11c,12c 突き合わせ耳部 13 リード線 15 マイクロスイッチ 15a マイクロスイッチのアクチュエータ 18 アクチュエータレバーの主レバー 18a 主レバーの支軸 19 アクチュエータレバーの補助レバー 19a 補助レバーの支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 忠久 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 5G030 CA01 XX00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】しゃ断器本体に搭載し、その開閉動作を捉
    えて外部に電気信号を出力する回路しゃ断器の付属スイ
    ッチ装置であり、その付属スイッチがマイクロスイッチ
    とアクチュエータレバーを組合せた構成になり、しゃ断
    器本体の可動接触子の動きを前記アクチュエータレバー
    に伝えてマイクロスイッチを切換え操作するようにした
    ものにおいて、 前記のアクチュエータレバーとして、レバー先端をしゃ
    断器本体の可動接触子に対峙させた主レバーと、主レバ
    ーとは支点位置を変えてレバー先端を主レバーとマイク
    ロスイッチのアクチュエータとの間に介装した補助レバ
    ーとを組合せ、かつ主レバーと補助レバーとの間の作用
    点およびその噛み合わせ角度をマイクロスイッチの動作
    位置の前,後で変えるように設定し、 回路しゃ断器の投入操作時にマイクロスイッチから補助
    レバーを介して主レバーを押し戻す方向に加わる復帰ば
    ね力のベクトル方向をマイクロスイッチの切換え動作の
    前と後で変えて、しゃ断器本体の主接点に作用する反力
    を低く抑えるようにしたことを特徴とする回路しゃ断器
    の付属スイッチ装置。
  2. 【請求項2】しゃ断器本体に搭載し、その開閉動作を捉
    えて外部に電気信号を出力する回路しゃ断器の付属スイ
    ッチ装置であり、各基の付属スイッチを左右に並べてし
    ゃ断器ケースに画成した付属スイッチ格納用の凹所に挿
    入して装着し、かつ各付属スイッチのリード線を一括し
    てしゃ断器ケースの側方に引き出し、外部信号線と接続
    するようにしたものにおいて、付属スイッチのケース頂
    部に嵌め込み式のリード線通し溝を設け、内側の凹所に
    装着した付属スイッチのリード線を外側の凹所に装着し
    た付属スイッチの前記通し溝を経由してしゃ断器ケース
    の側方に一括して引き出すようにしたことを特徴とする
    回路しゃ断器の付属スイッチ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の付属スイッチ装置におい
    て、しゃ断器ケースに画成した凹所の配列ピッチに対応
    して、付属スイッチのケース頂部から側方に張出した突
    き合わせ耳部を設け、複数の付属スイッチをしゃ断器本
    体に装着する際に、隣接する付属スイッチの間でリード
    線をケース頂部の通し溝に通し、かつ前記の耳部同士を
    突き合わせた状態で各付属スイッチを一括してしゃ断器
    本体の凹所に装着するようにしたことを特徴とする回路
    しゃ断器の付属スイッチ装置。
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