JP2002351958A - マンション管理システムおよびマンション管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、管理組合の管理業務を簡便かつ短
時間で正確に行うことができ、作成したデータや資料を
効率的に利用することができるマンション管理システム
およびマンション管理方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 入金情報を確認するために、管理組合事
務所端末１１からの入力により管理費収納データを作成
し、管理組合事務所端末１１からの指示に基づいて管理
組合事務所サーバ１０から振込先銀行ファームバンキン
グシステム４０に組合情報を送信し（ステップＡ１）、
組合情報を受信した振込先銀行ファームバンキングシス
テム４０は、組合情報に対応する管理費の振込情報を振
込データ５０として管理組合事務所サーバ１０に送信し
（ステップＡ２）、管理組合事務所サーバ１０は、受信
した振込データ５０を管理費収納データに反映させて格
納する（ステップＡ５）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、マンションの管理
業務を行うマンション管理システムおよびマンション管
理方法に関し、特にマンションの管理組合事務所と、理
事と、組合員との間を通信ネットワークで相互に接続し
てマンションの管理業務を行うマンション管理システム
およびマンション管理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、マンション管理組合の業務におい
て、管理費や修繕積立金の未収金の消込管理は銀行から
の入金情報（自動引落し情報、振込情報）を紙で入手し
た後、未収金未消込明細帳票を基に人間の目で見ながら
チェックして消込管理を実施していた。

【０００３】また組合員たる一般入居者の各種意識調査
のためのアンケートは紙を作成の上全戸に配布して回答
を回収の上、手作業で集計分析を実施していた。さらに
理事間の連絡は紙又は電話を利用し、理事会運営用の各
種資料も手作業による紙作成で実施していた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、手作業を中心としており、煩雑かつ時間を要す
ることに加えて間違いの発生も伴い、作成したデータや
資料の流用性も乏しいという問題点があった。

【０００５】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、管理組合の管理業
務を簡便かつ短時間で正確に行うことができ、作成した
データや資料を効率的に利用することができるマンショ
ン管理システムおよびマンション管理方法を提供する点
にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項１記載の発明
の要旨は、銀行のフォームバンキングシステムと通信ネ
ットワークを介して接続されているマンション管理シス
テムであって、組合員毎の管理費の収納状況を管理する
管理費収納データを作成する管理費収納データ作成手段
と、該管理費収納データ作成手段により作成された前記
管理費収納データを格納する管理費収納データ格納手段
と、前記フォームバンキングシステムから振込データを
取得する振込データ取得手段と、該振込データ取得手段
により取得された前記振込データを前記管理費収納デー
タに入金情報として書き込む入金情報書き込み手段と、
管理組合の理事が管理する管理組合理事用端末に前記管
理費収納データを前記通信ネットワークを介して送信す
る管理費収納データ送信手段とを具備することを特徴と
するマンション管理システムに存する。また請求項２記
載の発明の要旨は、前記管理組合理事用端末から指示さ
れた表示形式に基づいて前記管理費収納データを加工す
る管理費収納データ加工手段を具備することを特徴とす
る請求項１記載のマンション管理システムに存する。ま
た請求項３記載の発明の要旨は、前記管理費収納データ
に基づいて予め定められた処理手順で管理組合会計帳票
を作成する管理組合会計帳票作成手段を具備し、前記管
理費収納データ格納手段は、前記管理費収納データを一
般入居者の組合員端末からのアクセスが不可の状態で格
納させ、前記管理組合会計帳票を前記組合員端末からの
アクセスが可能な状態で格納させることを特徴とする請
求項１又は２記載のマンション管理システムに存する。
また請求項４記載の発明の要旨は、前記管理組合会計帳
票作成手段は、前記管理組合理事用端末からの指示によ
り前記管理組合会計帳票を作成させることを特徴とする
請求項１乃至３のいずれかに記載のマンション管理シス
テムに存する。また請求項５記載の発明の要旨は、銀行
のフォームバンキングシステムと通信ネットワークを介
して接続されているサーバにおけるマンション管理方法
であって、組合員毎の管理費の収納状況を管理する管理
費収納データを作成し、該作成した前記管理費収納デー
タを格納し、前記フォームバンキングシステムから振込
データを取得し、該取得した前記振込データを前記管理
費収納データに入金情報として書き込み、管理組合の理
事が管理する管理組合理事用端末に前記管理費収納デー
タを前記通信ネットワークを介して送信することを特徴
とするマンション管理方法に存する。また請求項６記載
の発明の要旨は、前記管理組合理事用端末から指示され
た表示形式に基づいて前記管理費収納データを加工する
ことを特徴とする請求項５記載のマンション管理方法に
存する。また請求項７記載の発明の要旨は、前記管理費
収納データに基づいて予め定められた処理手順で管理組
合会計帳票を作成し、前記管理費収納データを一般入居
者の組合員端末からのアクセスが不可の状態で格納し、
前記管理組合会計帳票を前記組合員端末からのアクセス
が可能な状態で格納することを特徴とする請求項５又は
６記載のマンション管理方法に存する。また請求項８記
載の発明の要旨は、前記管理組合理事用端末からの指示
により前記管理組合会計帳票を作成することを特徴とす
る請求項５乃至７のいずれかに記載のマンション管理方
法に存する。また請求項９記載の発明の要旨は、コンピ
ュータに請求項５乃至８のいずれかに記載のマンション
管理方法を実行させるためのプログラムに存する。

【０００７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。

【０００８】図１は、本発明に係るマンション管理シス
テムの実施の形態のシステム構成を示すシステム構成図
である。

【０００９】本実施の形態のマンション管理システム
は、管理組合事務所サーバ１０と、管理組合事務所端末
１１と、管理組合理事用端末２０と、組合員（一般入居
者）用端末３０と、振込先銀行ファームバンキングシス
テム４０とが、インターネット等の通信ネットワーク１
００を介して相互に接続される構成となっている。

【００１０】管理組合事務所サーバ１０は、パーソナル
コンピュータ等の情報処理装置であり、管理組合事務所
端末１１に接続されていると共に、管理組合理事用端末
２０、組合員用端末３０から通信ネットワーク１００を
介してアクセスが可能であり、組合管理業務に係るデー
タを管理する機能と、管理組合事務所端末１１からの指
示に基づいて管理費収納データを作成する機能と、振込
先銀行ファームバンキングシステム４０から振込データ
５０を受信する機能と、振込先銀行ファームバンキング
システム４０から受信した振込データ５０に基づいて管
理費収納データに入金情報（自動引落し情報、振込情
報）を書き込む機能と、管理組合理事用端末２０からの
指示された表示形式に基づいて管理費収納データを加工
して管理組合理事用端末２０に送信する機能と、開設さ
れたホームページ（ＨＰ）を通信ネットワーク１００上
に公開するＷＷＷ（World Wide Web）サーバとしての機
能とを有する。

【００１１】管理組合事務所サーバ１０が管理する組合
管理業務に係るデータとしては例えば、棟、号室、氏名
等の住民データ一式を含む組合員情報、管理組合会計シ
ステムデータ、管理組合理事会の運営データと各種資
料、理事間連絡の電子メールデータ等が考えられる。

【００１２】管理組合事務所端末１１は、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置であり、管理組合事務所サ
ーバ１０に管理費収納データの作成を指示する機能と、
管理組合事務所サーバ１０に対して各種指示を行う機能
と、管理組合事務所サーバ１０にＨＰを開設する機能と
を有する。

【００１３】管理組合理事用端末２０は、パーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置であり、管理組合事務所サ
ーバ１０に通信ネットワーク１００を介してアクセスす
る機能と、管理組合事務所サーバ１０に対して各種指示
を行う機能と、管理組合事務所サーバ１０に各種ＨＰを
開設する機能とを有する。

【００１４】組合員用端末３０は、パーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置であり、管理組合事務所サーバ１
０に通信ネットワーク１００を介してアクセスする機能
と、管理組合事務所サーバ１０の各種ＨＰを参照する機
能と、管理組合事務所サーバ１０に入力データを送信す
る機能とを有する。

【００１５】振込先銀行ファームバンキングシステム４
０は、振込先銀行がユーザに対してユーザの口座への振
込情報等を開示するためのシステムであり、管理組合事
務所サーバ１０から組合情報を受信して、当該組合の口
座への振込情報を振込データ５０として管理組合事務所
サーバ１０に送信する機能を有する。

【００１６】次に、本実施の形態の動作について図２乃
至図６を参照して詳細に説明する。図２は、本発明に係
るマンション管理システムの実施の形態の管理費収納デ
ータ例を示す図であり、図３は、本発明に係るマンショ
ン管理システムの実施の形態の振込データ取得動作を説
明するフローチャートであり、図４は、本発明に係るマ
ンション管理システムの実施の形態の管理組合会計帳票
作成動作を説明するフローチャートであり、図５は、本
発明に係るマンション管理システムの実施の形態の管理
費未収金明細一覧画面例を示す図であり、図６は、本発
明に係るマンション管理システムの実施の形態のアンケ
ート実施動作を説明するフローチャートである。

【００１７】まず管理費の自動引落し、振込等の入金情
報を確認するために、管理組合事務所端末１１からの入
力により図２（ａ）に示す管理費収納データを作成す
る。管理費収納データは、図２（ａ）に示すように、
棟、号室、氏名をキー項目とし、各組合員毎に月額の管
理費の入金日、入金金額および未収金が確認できる表形
式のデータであり、２００１年３月度の入金を確認する
場合には、太字で示す２００１年３月の管理費の金額を
管理組合事務所端末１１から入力する。なお、月額の管
理費が予め決まっている場合には、毎月の管理費を予め
入力しておいても良い。また、管理費には、修繕積立
金、臨時の徴収金等が含まれる場合もある。また、管理
費収納データは、管理組合事務所サーバ１０に管理組合
事務所端末１１および管理組合理事用端末２０からアク
セスが可能な状態で格納され、組合員用端末３０からの
アクセスは不可となっている。

【００１８】次に本実施の形態の振込データ取得動作、
すなわち銀行自動引落しとなっている管理費の入金情報
を入手するための動作は、図３を参照すると、管理組合
事務所端末１１からの指示に基づいて管理組合事務所サ
ーバ１０から振込先銀行ファームバンキングシステム４
０に組合情報を送信する（ステップＡ１）。送信される
組合情報は、マンション管理組合固有のＩＤ番号等であ
り、振込先銀行との間で予め設定されている。

【００１９】組合情報を受信した振込先銀行ファームバ
ンキングシステム４０は、組合情報に対応する管理費の
振込情報を振込データ５０として管理組合事務所サーバ
１０に送信する（ステップＡ２）。振込データ５０は、
組合情報と、日付、棟、号室、氏名、住所、金額、摘要
等の情報とが含まれている。

【００２０】管理組合事務所サーバ１０は、振込データ
５０の受信に際し、振込データ５０に含まれる組合情報
が送信した組合情報と一致するか否かをチェックし（ス
テップＡ３）、振込データ５０に含まれる組合情報が送
信した組合情報と一致した場合に振込データ５０を受信
し（ステップＡ４）、受信した振込データ５０を図２
（ｂ）に示すように管理費収納データに反映させて格納
する（ステップＡ５）。すなわち、振込データ５０から
各組合員毎の入金日および入金額を選択し、それぞれの
組合員の管理費収納データの入金日および入金額の欄に
入金情報として書き込む。

【００２１】すなわち、２００１年３月度の振込を確認
する場合には、２００１年３月３１日以降に振込データ
取得動作を行い、２００１年３月度の管理費の入金日、
入金金額を振込データ５０として受信して、各組合員毎
の管理費収納データに図２（ｂ）に太字で示すように反
映させ、２００１年３月度の未収金を算出する。

【００２２】次に本実施の形態の管理組合会計帳票作成
動作は、図４を参照すると、管理費収納データに対して
アクセスが許可された理事の管理組合理事用端末２０か
ら管理組合事務所サーバ１０の管理費収納データに表示
形式を指定してアクセスする（ステップＢ１）。指定す
る表示形式は、例えば、未収金情報を表示する形式、全
組合員の入金情報一覧を表示する形式等が考えられ、基
準となる日付を指定してアクセスする。

【００２３】管理組合理事用端末２０からアクセスされ
た管理組合事務所サーバ１０は、指定された表示形式に
管理費収納データを加工して管理組合理事用端末２０に
送信し（ステップＢ２）、管理組合理事用端末２０は、
受信した加工された管理費収納データを図示しないディ
スプレイ等の表示手段に表示する（ステップＢ３）。例
えば指定された表示形式が未収金情報を表示する形式で
ある場合には、図５に示すような管理費未収金明細一覧
画面が管理組合理事用端末２０の表示手段に表示され
る。

【００２４】管理費未収金明細一覧画面は、図５に示す
ように、基準となる日付（図５の例では２００１年３月
度：２００１／３／３１時点）における未収金一覧、す
なわち未収金がある組合員（棟、号室、氏名）毎に未収
金、入金額、未収金残高が表示される。

【００２５】管理組合理事用端末２０からは、管理費収
納データの修正編集等の加工が許可されており、表示さ
れた管理費収納データを必要に応じて加工する（ステッ
プＢ４）。

【００２６】次に管理組合会計帳票を作成するために管
理組合理事用端末２０から管理組合事務所サーバ１０に
管理組合会計帳票作成指示を行い（ステップＢ５）、管
理組合会計帳票作成指示を受けた管理組合事務所サーバ
１０は、管理組合会計帳票を管理費収納データに基づい
て作成する（ステップＢ６）。管理組合会計帳票は、管
理費収納データに基づく、管理費未収金の発生および入
金状況等を組合員に知らせるための帳票であり、予め定
められた処理手順により管理費収納データから作成さ
れ、組合員用端末３０からもアクセス可能な状態で管理
組合事務所サーバ１０に格納される。

【００２７】次に本実施の形態のアンケート実施動作
は、図６を参照すると、管理組合理事用端末２０からの
入力に基づいて管理組合事務所サーバ１０にアンケート
用ＨＰを開設する（ステップＣ１）。なお、管理組合事
務所サーバ１０は、ＷＷＷ（World Wide Web）サーバと
しての機能を有するものとする。

【００２８】組合員用端末３０から管理組合事務所サー
バ１０のアンケート用ＨＰにアクセスすると（ステップ
Ｃ２）、管理組合事務所サーバ１０は、アンケート回答
用画面を組合員用端末３０に送信し（ステップＣ３）、
組合員用端末３０は、受信したアンケート回答用画面を
図示しないディスプレイ等の表示手段に表示する（ステ
ップＣ４）。

【００２９】組合員は、表示されたアンケート回答用画
面に基づいてアンケート入力を行うと共にアンケート結
果を管理組合事務所サーバ１０に送信し（ステップＣ
５）、管理組合事務所サーバ１０は、受信したアンケー
ト結果を格納する（ステップＣ６）。

【００３０】管理組合理事用端末２０から管理組合事務
所サーバ１０にアンケート結果集計指示を行うと（ステ
ップＣ７）、管理組合事務所サーバ１０は、格納した組
合員からのアンケート結果を集計し、組合員用端末３０
からアクセス可能なアンケート結果表示用ＨＰを作成す
る（ステップＣ８）。管理組合理事用端末２０からは、
アンケート結果を自由に集計加工分析できる。

【００３１】管理組合事務所サーバ１０がメールサーバ
としての機能を有する場合には、電子メールを利用して
理事間の管理組合業務運営にかかわる連絡および各種資
料を相互に送受信できる。また、管理組合事務所サーバ
１０がＷＷＷサーバとしての機能を有する場合には、組
合員向けの資料をＨＰとして開設することにより、各組
合員への資料提供を行うことができる。

【００３２】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、振込先銀行ファームバンキングシステム４０にアク
セス可能な管理組合事務所サーバ１０を設け、管理費の
振込データ５０を通信ネットワーク１００を介して管理
組合事務所サーバ１０の管理組合会計システムに取り込
むことにより、管理組合の管理業務を簡便かつ短時間で
正確に行うことができるという効果を奏する。

【００３３】さらに、本実施の形態によれば、管理組合
事務所サーバ１０に通信ネットワーク１００を介して管
理組合理事用端末２０および組合員用端末３０からアク
セス可能に構成したため、作成したデータや資料を効率
的に利用することができ、管理組合業務に係る理事間連
絡および組合員たる一般入居者と管理組合間の情報伝達
を容易かつ迅速に実施することができ、業務の効率化を
図ることができるという効果を奏する。

【００３４】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。

【００３５】

【発明の効果】本発明のマンション管理システムおよび
マンション管理方法は、振込先銀行ファームバンキング
システムにアクセス可能な管理組合事務所サーバを設
け、管理費の振込データを通信ネットワークを介して管
理組合事務所サーバの管理組合会計システムに取り込む
ことにより、管理組合の管理業務を簡便かつ短時間で正
確に行うことができるという効果を奏する。

【００３６】さらに、本発明のマンション管理システム
およびマンション管理方法は、管理組合事務所サーバに
通信ネットワークを介して管理組合理事用端末および組
合員用端末からアクセス可能に構成したため、作成した
データや資料を効率的に利用することができ、管理組合
業務に係る理事間連絡および組合員たる一般入居者と管
理組合間の情報伝達を容易かつ迅速に実施することがで
き、業務の効率化を図ることができるという効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態のシステム構成を示すシステム構成図である。

【図２】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態の管理費収納データ例を示す図である。

【図３】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態の振込データ取得動作を説明するフローチャートで
ある。

【図４】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態の管理組合会計帳票作成動作を説明するフローチャ
ートである。

【図５】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態の管理費未収金明細一覧画面例を示す図である。

【図６】本発明に係るマンション管理システムの実施の
形態のアンケート実施動作を説明するフローチャートで
ある。

【符号の説明】

１０ 管理組合事務所サーバ １１ 管理組合事務所端末 ２０ 管理組合理事用端末 ３０ 組合員（一般入居者）用端末 ４０ 振込先銀行ファームバンキングシステム ５０ 振込データ １００ 通信ネットワーク

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 銀行のフォームバンキングシステムと通
   信ネットワークを介して接続されているマンション管理
   システムであって、 組合員毎の管理費の収納状況を管理する管理費収納デー
   タを作成する管理費収納データ作成手段と、 該管理費収納データ作成手段により作成された前記管理
   費収納データを格納する管理費収納データ格納手段と、 前記フォームバンキングシステムから振込データを取得
   する振込データ取得手段と、 該振込データ取得手段により取得された前記振込データ
   を前記管理費収納データに入金情報として書き込む入金
   情報書き込み手段と、 管理組合の理事が管理する管理組合理事用端末に前記管
   理費収納データを前記通信ネットワークを介して送信す
   る管理費収納データ送信手段とを具備することを特徴と
   するマンション管理システム。
2. 【請求項２】 前記管理組合理事用端末から指示された
   表示形式に基づいて前記管理費収納データを加工する管
   理費収納データ加工手段を具備することを特徴とする請
   求項１記載のマンション管理システム。
3. 【請求項３】 前記管理費収納データに基づいて予め定
   められた処理手順で管理組合会計帳票を作成する管理組
   合会計帳票作成手段を具備し、 前記管理費収納データ格納手段は、前記管理費収納デー
   タを一般入居者の組合員端末からのアクセスが不可の状
   態で格納させ、前記管理組合会計帳票を前記組合員端末
   からのアクセスが可能な状態で格納させることを特徴と
   する請求項１又は２記載のマンション管理システム。
4. 【請求項４】 前記管理組合会計帳票作成手段は、前記
   管理組合理事用端末からの指示により前記管理組合会計
   帳票を作成させることを特徴とする請求項１乃至３のい
   ずれかに記載のマンション管理システム。
5. 【請求項５】 銀行のフォームバンキングシステムと通
   信ネットワークを介して接続されているサーバにおける
   マンション管理方法であって、 組合員毎の管理費の収納状況を管理する管理費収納デー
   タを作成し、 該作成した前記管理費収納データを格納し、 前記フォームバンキングシステムから振込データを取得
   し、 該取得した前記振込データを前記管理費収納データに入
   金情報として書き込み、 管理組合の理事が管理する管理組合理事用端末に前記管
   理費収納データを前記通信ネットワークを介して送信す
   ることを特徴とするマンション管理方法。
6. 【請求項６】 前記管理組合理事用端末から指示された
   表示形式に基づいて前記管理費収納データを加工するこ
   とを特徴とする請求項５記載のマンション管理方法。
7. 【請求項７】 前記管理費収納データに基づいて予め定
   められた処理手順で管理組合会計帳票を作成し、 前記管理費収納データを一般入居者の組合員端末からの
   アクセスが不可の状態で格納し、 前記管理組合会計帳票を前記組合員端末からのアクセス
   が可能な状態で格納することを特徴とする請求項５又は
   ６記載のマンション管理方法。
8. 【請求項８】 前記管理組合理事用端末からの指示によ
   り前記管理組合会計帳票を作成することを特徴とする請
   求項５乃至７のいずれかに記載のマンション管理方法。
9. 【請求項９】 コンピュータに請求項５乃至８のいずれ
   かに記載のマンション管理方法を実行させるためのプロ
   グラム。