JP4980577B2 - シンジケートローンのエージェント業務を支援するためのシステム - Google Patents

シンジケートローンのエージェント業務を支援するためのシステム Download PDF

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Description

本発明は、シンジケートローンのエージェント業務を支援するためのシステムに関する。
シンジケートローン(協調融資)とは、大口の資金調達を必要とする借入人に対し、複数の金融機関が協調融資団(シンジケート団)を組成して、1つの融資契約書に基づき同一条件で貸出等を行う融資形態である。一般に、シンジケートローンの中核的な役割を担う当事者をアレンジャーという。アレンジャーは、金融機関などの投資家を募集し、シンジケート団の幹事として借入人と投資家の双方のニーズを見極め、融資条件の設定、シンジケート団の組成、契約書の作成および調整等を行う。また、シンジケート団の事務代理人をエージェントといい、金融機関が投資家の窓口となって、借入人との元利金および各種の手数料等の通知および受け払いの事務の取り纏め、決済情報等の投資家への情報開示の手助けを行う。
シンジケートローンでは、まず、借入人の資金調達ニーズに応じて、アレンジャーがシンジケート団を組成し、契約条件の交渉を行う。契約条件には、主にタームローン、コミットメントラインおよびコミットメント期限付タームローンがある。タームローン(証書貸付)は、通常、融資期間が中長期となる証書貸付契約で、一括の条件で融資が契約され、実行される。コミットメントライン(融資枠)とは、借入人と金融機関の間で予め設定した融資の極度額および期間(通常は1年以内)などの一定の条件の範囲内で反復して融資を行うことを約束(コミット)する契約である。また、コミットメントライン期限付タームローンとは、契約時から一定期間(通常は1年)内に分割して、融資を行うことを約束するコミットメント期間が付与されているタームローンである。予め決められた枠内で分割して融資が実行される点でコミットメントラインに類似するが、融資の返済によって極度枠が復活しない点でコミットメントラインと異なる。
融資の内容および条件が纏まり、契約書が締結されると、エージェントがシンジケート団の事務を引き継ぎ、契約書に従って融資が実行される。具体的には、先ず、借入人の借り入れの申し込みの連絡を受けて、契約条件に基づいて、エージェントがアレンジャーおよび投資家に対する融資額の割り当て、適用利率、手数料等の融資に係るキャッシュフローを算定し、各当事者に通知する。次に、このキャッシュフローに基づいて、融資の当日に投資家からエージェントが管理する決済口座に資金が入金される。この決済口座で当日の融資額の入金が確認されると、資金が決済口座から借入人の指定口座へ送金され、借入人の資金調達が完了する。エージェントは、シンジケート団の各当事者および借入人に融資の完了を通知する。
融資の返済時には、借入人による返済の申し込みまたは事前に取り決めた返済スケジュールに従って、エージェントがシンジケート団の各当事者に対する元金および利息の返済額の割り当て、手数料等を含む返済に係るキャッシュフローを算定し、各当事者に通知する。次に、このキャッシュフローに基づいて、返済の当日に借入人からエージェントの決済口座に資金が入金される。エージェントは、決済口座で当日の元利金および手数料などの返済額の入金が確認されると、資金が決済口座から各投資家の指定口座に送金され、シンジケート団の各当事者に返済の完了を通知する。なお、特許文献1に、債権の起債手続に係る複数の証券会社によるシンジケート団の組成について記載されている。
特開2002−149982号公報
従来、エージェントは、シンジケート団の幹事であるアレンジャーが兼務することが多く、異なる案件ごとに異なる金融機関が担当している。また、シンジケート団の投資家は、多くが金融機関であり、複数の案件に対してアレンジャー、エージェント、投資家といった複数の役回りを担うことが多い。しかしながら、案件が異なっていても協調融資のエージェント業務は手続面で共通する部分が多く、システムを共通化することによって大幅な時間およびコストの削減が見込まれる。したがって、単にエージェント業務をシステム化するだけでなく、共通のプラットフォーム上で案件ごとに各当事者の役割に応じて異なるサービスが提供できるようにシステム化することが望まれる。
また、各案件の融資および返済は、コミットメントラインのように契約の枠内で複数の取引(子取引)に分けて実行されることがある。そのため、エージェントはこれら子取引について管理を行い、子取引の各イベントについて取引が正常に実行されるように調整しなければならない。また、状況に応じて、これら子取引の内容が変更されることもあり、その場合、変更内容の各当事者への通知および各当事者からの確認を行わなければならない。このように、様々な融資案件に対して柔軟に対応でき、各当事者への各イベントの通知および確認が的確に行われることが望まれる。
さらに、エージェントが管理する決済口座における融資または返済に係る資金の入金を自動的に確認し、各当事者に対する通知および確認の業務が自動化されることが望まれる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、シンジケートローンにおけるエージェント業務をシステム化することにより、エージェント業務を支援するための柔軟で効率的なシステムを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、シンジケートローンの借り入れを行う借入人と、前記借入人のためにシンジケートローン契約を取り纏めるアレンジャーと、前記シンジケートローン契約に参加する投資家と、前記シンジケートローンの事務を代行するエージェントとがアクセスすることができるシンジケートローンのエージェント業務を支援するためのコンピュータシステムであって、エージェント、アレンジャー、借入人および投資家からなる当事者をそれぞれ一意に特定する管理番号と、該管理番号に関連付けられた前記シンジケートローン契約の条件とを格納したデータベース手段と、コンピュータが、権限を有する前記当事者から子取引の要求を受け付けて、前記子取引が前記シンジケートローン契約の条件の範囲内にあるかどうかを検証して前記データベースに登録する子取引登録手段と、コンピュータが、前記子取引の内容に基づいて、各子取引の融資および返済のスケジュールを示す元利金キャッシュフローを生成して前記データベースに登録するキャッシュフロー生成手段と、コンピュータが、前記キャッシュフロー生成手段により登録された前記元利金キャッシュフローに従って、前記各当事者に所定の通知を行うイベント通知手段と、コンピュータが、前記子取引登録手段により登録された前記子取引が実行されたかどうかの入力を受け付けて、その結果を前記データベースに記録する取引確認手段と、コンピュータが、前記データベース手段に格納された各当事者の種別を示す種別情報に応じて、各当事者に関連付けられた取引内容を所定のフォーマットで提示する専用ウェブサイトを前記データベースから生成するウェブサイト生成手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコンピュータシステムであって、コンピュータが、前記当事者の取引口座に対する資金の入金および出金を記録する銀行の勘定系システムにアクセスして、前記元利金キャッシュフローに従って、前記勘定系システムの前記取引口座に取引金額の移動があったかどうかを監視する口座監視手段と、コンピュータが、前記口座監視手段により前記取引金額の移動があった場合に前記データベースにその結果を記録するデータベース更新手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載のコンピュータシステムであって、前記データベース手段は、当事者別管理データベースを備え、前記当事者別管理データベースは、エージェントの情報を登録するエージェント管理データベースと、アレンジャーの情報を登録するアレンジャー管理データベースと、投資家の情報を登録する投資家管理データベースと、借入人の情報を登録する借入人管理データベースとを備え、前記エージェント管理データベースは、エージェントを一意に特定するエージェント管理番号フィールドと、エージェントの名称を登録する顧客名フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールドと、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、前記アレンジャー管理データベースは、アレンジャーを一意に特定するアレンジャー管理番号フィールドと、アレンジャーの名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、投資家として登録されている場合の投資管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、前記投資家管理データベースは、投資家を一意に特定する投資家管理番号フィールドと、投資家の名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、借入人管理データベースは、借入人を一意に特定する借入人管理番号フィールドと、借入人の名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号と、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールドとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、シンジケートローンのエージェント業務に関し、各当事者が共通して利用することができるシステムを構築することにより、シンジケートローンに係る多くの人的労力および時間を大幅に削減することができ、低コストでのシンジケートローンの事務処理が可能となる。また、システム化によって、融資および返済時の資金の割り当て、適用利率、手数料等のキャッシュフローの算定が自動化され、人為的なミスによる不慮の事故を低減することができる。また、融資および返済の条件変更などに対しても柔軟に対応することができるようになる。さらに、取引実行時の各イベントの時限管理も自動化されるので、融資および返済の的確な実行に寄与する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に、本発明によるシンジケートローンのエージェント業務を支援するためのシステムの使用環境を例示した模式図を示す。エージェント業務支援システム100は、インターネットなどのネットワーク20を介して通信することのできるサーバ110と、エージェント業務の管理を行い、サーバ110を介してサービスを提供するエージェント業務管理システム120と、エージェント業務に係る各種のデータを格納するデータベース群130とを備えている。
シンジケートローンの案件Aに係わるエージェント30Aおよびアレンジャー40Aは、端末(図示せず)からネットワーク20を介してサーバ110と通信することによりエージェント業務管理システム120のサービスを受けることができる。同様に、シンジケートローンの案件BおよびCに係わるエージェント30Bおよび30Cと、アレンジャー40Bおよび40Cとはそれぞれ、端末31Bおよび31Cからネットワーク20を介してサーバ110と通信することによりエージェント業務管理システム120のサービスを受けることができる。また、シンジケートローンの案件Aに係わる投資家50A−1〜N(Nは任意の整数を表す)および借入人60Aも端末(図示せず)からネットワーク20を介してサーバ110と通信することによりエージェント業務管理システム120のサービスを受けることができる。同様に、シンジケートローンの案件BおよびCに係わる投資家50B−1〜Mおよび50C−1〜L(MおよびLは任意の整数を表す)と、借入人60Bおよび60Cとはそれぞれ、端末(図示せず)からネットワーク20を介してサーバ110と通信することによりエージェント業務管理システム120のサービスを受けることができる。
エージェント業務支援システム100により提供されるサービスには、例えば、シンジケートローンの各当事者がウェブブラウザなど(図示せず)を使用してサーバ110にアクセスすることにより必要な情報を入手したり、またエージェント業務管理システム120がサーバ110を介して電子メールなどで各当事者に情報を提供したりすることが含まれる。このように、本発明に係るエージェント業務支援システム100は、複数のシンジケートローンの案件に対して共通のプラットフォーム上で同時並行的にサービスを提供することができる。
(データベースの構成)
図2に、本発明によるエージェント業務支援システムにおけるエージェント業務管理システムとデータベース群の構成の一例を示す。本発明によるエージェント業務支援システム100は、上述したように、各当事者とのインターフェイスを提供するサーバ110と、システム全体の管理を司るエージェント業務管理システム120と、各種のデータを格納するデータベース群130とを備えている。図に示すように、エージェント業務管理システム120は、複数のデータベースを有するデータベース群130を管理している。
このデータベース群130は、シンジケートローンの各当事者の情報を登録する当事者別管理データベース140と、案件ごとに固有の番号を割り振って管理する案件番号管理データベース150と、案件ごとに契約に基づく取引内容を規定する案件情報管理データベース160と、案件ごとに発生するイベントの時限管理を行う時限管理データベース170と、エージェントごとにエージェント業務の時限管理を行うエージェント別Temp管理データベース180とから構成されている。
当事者別管理データベース140は、エージェントの情報を登録するエージェント管理データベース143と、アレンジャーの情報を登録するアレンジャー管理データベース144と、投資家の情報を登録する投資家管理データベース145と、借入人の情報を登録する借入人管理データベース146とを備えている。これらのデータベースは、エージェント業務支援システム100において、各案件について共通して利用される属性情報を格納しており、そのデータ構造の一例を図3に示す。
図3(a)は、エージェント管理データベースのデータ構造の一例を示している。エージェント管理データベース143は、エージェントを一意に特定するエージェント管理番号フィールド143aと、エージェントの名称を登録する顧客名フィールド143bと、アレンジャーとして登録さている場合のアレンジャー管理番号フィールド143cと、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールド143dと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールド143eと、専用のウェブサイトが登録される専用ウェッブサイト情報フィールド143fと、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの個別情報を登録する個別属性情報フィールド143gとを含む。
図3(b)は、アレンジャー管理データベースのデータ構造の一例を示している。アレンジャー管理データベース144は、アレンジャーを一意に特定するアレンジャー管理番号フィールド144aと、アレンジャーの名称を登録する顧客名フィールド144bと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールド144cと、投資家として登録されている場合の投資管理番号フィールド144dと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールド144eと、専用のウェブサイトが登録される専用ウェブサイト情報フィールド144fと、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの個別情報を登録する個別属性情報フィールド144gとを含む。
図3(c)は、投資家管理データベースのデータ構造の一例を示している。投資家管理データベース145は、投資家を一意に特定する投資家管理番号フィールド145aと、投資家の名称を登録する顧客名フィールド145bと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールド145cと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールド145dと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールド145eと、専用のウェブサイトが登録される専用ウェブサイト情報フィールド145fと、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの個別情報を登録する個別属性情報フィールド145gとを含む。
図3(d)は、借入人データベースのデータ構造の一例を示している。借入人管理データベース146は、借入人を一意に特定する借入人管理番号フィールド146aと、借入人の名称を登録する顧客名フィールド146bと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールド146cと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号146dと、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールド146eと、専用のウェブサイトが登録される専用ウェブサイト情報フィールド146fと、担当者名、住所、電話番号、電子メールアドレスなどの個別情報を登録する個別属性情報フィールド146gとを含む。
本発明の一実施形態によれば、これらデータベースへのエントリの登録/削除は、エージェント業務管理システム120を介して行われる。例えば、エージェントのような権限を有する者が、ネットワーク20を介して端末31からエージェント業務管理システム120にアクセスして、当事者別管理データベース140へのエントリの登録/削除を行うことができる。
例えば、シンジケートローンの新規の案件を登録する場合、権限を有するエージェントが端末31からエージェント業務管理システム120にエントリを要求すると、案件番号管理データベース150で管理番号が自動採番され、当事者別管理データベース140の中から新規案件に該当する当事者を選択することができる。また、当事者別管理データベース140に登録されていない当事者については、新規当事者のエントリを要求すると、管理番号が自動採番され、顧客名や個別属性などの情報を登録することができる。
本発明の一実施形態によれば案件番号管理データベース150は、案件番号データベース151と、決済口座管理データベース152とを備えている。案件管理番号データベース150は、特定の案件と、その案件に係わる当事者の当事者管理番号を対応付けており、そのデータ構造の一例を図4(a)に示す。また、決済口座管理データベース152は、特定の案件と、その案件の融資または返済に係わる決済口座の口座番号を関連付けており、そのデータ構造の一例を図4(b)に示す。
図4(a)に示すように、案件番号データベース151は、案件を一意に特定する案件番号フィールド151aと、当事者の役割を示す当事者識別フィールド151bと、当事者別管理データベース140の当事者管理番号が転記される当事者管理番号151cとを備えている。このデータベースは、新規の案件の登録要求があると、案件番号151aが自動採番され、当事者を当事者別管理データベース150から選択することによって、当事者の役割に応じて当事者識別151bが付加され、当事者管理番号151cが当事者別管理データベース140から転記される。
また、図4(b)に示すように、決済口座管理データベース152は、案件を一意に特定する案件番号フィールド152aと、後述する決済口座の自動確認の可否を示す決済方法フィールド152bと、決済口座の金融機関を示す金融機関コードフィールド152cと、決済口座の口座種類を示す口座種類フィールド152d、決済口座の口座番号を示す口座番号フィールド152eとを備えている。このデータベースは、新規の案件が案件番号データベース151に登録されると、案件番号が案件番号データベース151から自動転記され、権限を有するエージェントがその案件に関する決済方法、金融機関コード、口座種類、口座番号を登録する。
次に、権限を有するエージェントは、登録された新規案件について、その案件の契約内容に基づいて、案件情報管理データベース160に案件情報を登録する。案件情報管理データベース160は、シンジケートローンに係わる契約内容を登録する案件情報データベース161と、その契約内容に基づいて子取引を設定するトランシェ情報データベース162とを備えている。
図5(a)に、案件情報データベース161のデータ構造の一例を示す。案件情報データベース161は、案件を一意に特定する案件番号フィールド161aと、取引の種類を示す取引種類フィールド161bと、取引に係る期間を示す取引期間フィールド161cと、取引の融資額を示す取引金額フィールド161dと、取引に適用される金利を示す金利情報フィールド161eと、各当事者に対する手数料の算出方法を示す手数料情報161fとを備えている。このデータベースは、新規の案件が案件番号データベース151に登録されると、案件番号が案件番号データベース151から自動転記され、権限を有するエージェントがその案件に関する取引種類、取引期間、取引金額、金利情報、手数料情報を登録する。
取引種類161bには、例えば、タームローン、コミットメントライン、コミットメント期限付タームローンなどがある。取引期間161cには、タームローンおよびコミットメント期限付タームローンの場合は融資の実行日および返済期限、コミットメントラインの場合は融資の取り扱い開始日および取り扱い最終日が登録される。取引金額161dには、タームローンの場合は融資額、コミットメントラインおよびコミットメント期限付タームローンの場合は融資枠が登録される。金利情報161eには、利率および算定方法などが登録される。手数料情報161fには、手数料の種別とその算出方法を示す情報が登録される。ここで、手数料の種別には、例えばアレンジャーフィー、エージェントフィーおよびコミットメントフィーがある。アレンジャーフィーとは、借入人がアレンジャーに支払う手数料である。エージェントフィーとは、借入人がエージェントに支払う手数料であり、コミットメントフィーとは、借入人が投資家に支払う手数料である。
また、図5(b)に、トランシェ管理データベース162のデータ構造の一例を示す。トランシェ管理データベース162は、案件を一意に特定する案件番号フィールド162aと、子取引を一意に特定するトランシェ番号162bと、子取引の融資額を示す子取引金額フィールド162cと、子取引の種類を示す子取引種類フィールド162dと、子取引の期間を示す子取引期間162eと、子取引に適用される金利を示す金利情報フィールド162fと、子取引の返済期限を示すValueDateフィールド162gと、エージェントの子取引に対する応諾の可否を示すエージェント取組確認フィールド162hと、アレンジャーの子取引に対する応諾の可否を示すアレンジャー取組確認フィールド162iと、投資家の子取引に対する応諾の可否を示す投資家取組確認フィールド162j、162kとを備えている。
このデータベースには、ある案件についてその契約の枠内で借入人が希望する子取引の内容を登録することができる。具体的には、借入人や権限のあるエージェントがある案件について子取引の登録を要求すると、その案件番号が案件番号データベース151から自動転記され、トランシェ番号162bが自動採番される。そして、権限を有するエージェントがその子取引に関する子取引金額162c、子取引種類162d、子取引期間162e、子取引金利情報162f、ValueDate162gを登録する。ただし、タームローンの場合は取引が一括して行われるため、案件情報データベース161の詳細が、トランシェ管理データベース162の対応するフィールドにそのまま転記される。これらの詳細は、同じ案件番号を有する案件情報データベースおよび他のトランシェ管理データベースの内容と比較されて、取り決めた契約内容の範囲内にあるか否かが自動検証され、範囲内にない場合はエラーが通知される。取組確認162h〜kは、後述するように、その子取引について、各当事者が応諾したかどうかの確認状況が記録される。
次に、トランシェ管理データベース162の内容に基づいて、時限管理データベース170が生成される。時限管理データベース170は、取引の融資および返済スケジュールを示す元利金キャッシュフローデータベース172と、各取引の手数料を示すキャッシュフローデータベース173と、各当事者との通知イベントを記録する通知イベントデータベース174とを備えている。
図6(a)に、元利金キャッシュフローデータベース172のデータ構造の一例を示す。元利金キャッシュフローデータベース172は、子取引を一意に特定するトランシェ番号フィールド172aと、元利金を一意に特定する元利金番号フィールド172bと、元金または利息を示す区分フィールド172cと、元利金に係る資金の移動日を示す資金授受日フィールド172dと、元利金の金額を示す金額フィールド172eと、元利金に係る資金の移動方向(受け/払い)を示すサイドフィールド172fと、資金移動の完了の可否を示す済みフラグフィールド172gとを備えている。このデータベースは、トランシェ管理データベース162が作成されると、自動生成される。具体的には、トランシェ管理データベース162の子取引金額、子取引種類、子取引期間、子取引金利情報、ValueDateに登録された情報から元利金を自動算出し、キャッシュフローデータが生成される。キャッシュフロー上の各元利金に対して元利金番号が自動採番され、区分172c、資金授受日172d、金額172e、サイド172fの各フィールドが埋められる。
図6(b)に、手数料キャッシュフローデータベース173のデータ構造の一例を示す。手数料キャッシュフローデータベース173は、案件を一意に特定するトランシェ番号フィールド173aと、手数料を一意に特定する手数料番号フィールド173bと、手数料の種類を示す区分フィールド173cと、手数料に係る資金の移動日を示す資金授受日フィールド173dと、手数料の金額を示す金額フィールド173eと、手数料に係る資金の移動方向(受け/払い)を示すサイドフィールド173fと、資金移動の完了の可否を示す済みフラグフィールド173gとを備えている。このデータベースは、案件情報データベース161が作成されると、自動生成される。具体的には、案件情報データベース161の取引種類、取引期間、取引金額、手数料情報に登録された情報から各当事者に対する手数料を自動算出し、キャッシュフローデータが生成される。キャッシュフロー上の各手数料に対して手数料番号が自動採番され、区分173c、資金授受日173d、金額173e、サイド173fの各フィールドが埋められる。
図6(c)に、通知イベントデータベース174のデータ構造の一例を示す。通知イベントデータベース174は、案件番号を一意に特定する案件番号フィールド174aと、トランシェ番号を一意に特定するトランシェ番号174bと、通知イベントを一意に特定する通知イベント番号フィールド174cと、通知の種類を記録する通知種類フィールド174dと、通知のあて先を記録する通知先フィールド174eと、通知のステータスを示す通知ステータスフィールド174fと、発信した時刻を示す発信時刻フィールド174gと、発信後の経過時間を示す経過時間フィールド174hと、最初の発信後に再送した回数を示す再送回数フィールド174iと、発信に対する返信の時刻を示す返信時刻フィールド174jとを備えている。このデータベースは、案件情報管理データベース160およびキャッシュフローデータベース172、173が作成されると、自動生成され、案件番号およびトランシェ番号がトランシェ管理データベース162から自動転記される。
通知種類フィールド174dは、当事者に対して行った通知の種類が登録される。具体的には、借入の申し込み通知、キャッシュフローの確認通知、融資予定の通知、返済の申し込み通知などが登録される。通知先フィールド174eは、通知を行った当事者の当事者管理番号が記録される。通知ステータスフィールド174fは、通知の発信を行ったか否か、発信した通知の受領が確認されたか否か、諾否を要する通知に対して応答があったか否かの状態が示される。
次に、元利金キャッシュフローデータベース172および手数料キャッシュフローデータベース174の内容に基づいて、エージェント別Temp管理データベース180が生成される。エージェント別Temp管理データベース180は、エージェントごとに生成され、各エージェントの当日のイベントを示す内容が含まれる。
図7に、エージェント別Tempデータベース180のデータ構造の一例を示す。エージェント別Tempデータベース180は、案件を一意に特定する案件番号フィールド180aと、トランシェを一意に特定するトランシェ番号フィールド180bと、通知イベントを一意に特定する通知イベント番号フィールド180cと、案件に係わる当事者を特定する当事者管理番号フィールド180dと、エージェントが当日のイベントについて確認した結果を格納する予定通知フラグフィールド180eと、当事者の当日のイベントに対する諾否の結果を格納する当日処理応諾フラグフィールド180fと、後述する決済口座の自動確認の可否を示す決済方法フィールド180gと、元利金に係る資金の移動方向(受け/払い)を示すサイドフィールド180hと、元金、利息または手数料を識別する区分フィールド180iと、元利金番号または手数料番号を特定する管理番号フィールド180jと、決済口座の自動確認が可の場合にその口座残高を示す決済口座残高フィールド180kとを備えている。このデータベースは、元利金キャッシュフローデータベース172および手数料キャッシュフローデータベース173から当日発生するイベントを抽出して自動作成される。このイベントは、通知イベントデータベース174を介して、各当事者に通知され、受領の確認および諾否の確認も通知イベントデータベースを介して行われる。具体的には、当日のイベントが通知イベントデータベースに転記され、各当事者に通知される。各当事者からの通知の受領確認は、通知イベントデータベースの通知ステータス174fに記録される。諾否を要する通知については、エージェントからの諾否は、通知イベントデータベースの通知ステータス174fに記録されるとともに、エージェント別Tempデータベースの予定通知フラグ180eに記録され、その他の当事者からの諾否は、通知イベントデータベースの通知ステータス174fに記録されるとともに、エージェント別Tempデータベースの当日処理応諾フラグ180fに記録される。
(処理フロー)
次に、本発明によるエージェント業務支援システムの一実施形態に係る処理の流れについて説明する。先ず、当事者別管理データベース140への当事者の管理番号および属性情報を登録する。この処理の流れを図8に示す。この処理は、権限を有するエージェントが端末31からサーバ110を介してエージェント業務管理システム120にアクセスすることにより行われる。エージェントは、システム120上で新規当事者の登録を選択し(ステップS802)、登録すべき当事者が既に登録されているかを確認する(ステップS804)。これは、当事者別管理データベース140のリストを表示するか、当事者の名称で顧客名フィールドを検索することにより確認することができる。当事者がまだ登録されていない場合は登録すべき当事者の種別を選択する(ステップS806)。選択した当事者の種別に応じて、管理番号が当事者別管理データベース140上でシステム120により自動採番され(ステップS808)、エージェントが端末31からデータベース140に顧客名、個別属性情報を登録する(ステップS810)。当事者が既に登録されている場合は、その当事者の種別を選択し(ステップS812)、その種別でその当事者が既に登録されていれば、そのまま処理が終了し、登録されていなければその種別での管理番号が自動採番され(ステップS814)、処理が終了する。
また、新たに当事者に対して管理番号が自動採番されると、専用のウェブサイトが開設される。この処理の流れを図9に示す。この処理は、新たに登録された当事者に対してシステム120が自動的に処理を行う。先ず、新たに登録された管理番号を抽出する(ステップS902)。次に、当事者の種別に応じて(ステップS904)、それぞれの定型のフォーマットに則って専用のウェブサイトがサーバ110上に開設される(ステップS906〜S912)。以後、各当事者に対する各種の通知および情報はこの専用ウェブサイト上で提供することができるようになる。
新たに当事者が登録されると、各当事者に対して登録完了の通知が行なわれる。この処理の流れを図10に示す。この処理は、システム120が各当事者に対して自動的に通知処理を行うものであり、登録完了の通知だけでなく、その他の各種の通知についても適用される。先ず、通知を要する当事者の管理番号を抽出する(ステップS1002)。次に、当事者の種別に応じて(ステップS1004)、それぞれの定型のフォーマットに則って登録に関する通知書を作成する(ステップS1006〜S1012)。この通知書には、システム上への登録や専用ウェブサイトの開設等の通知内容を含めることができる。これらの通知書は、当事者別管理データベース140に登録されている内容に基づいて、郵便、電子メール、専用ウェブサイトなどの手段で各当事者に送付することができる(ステップS1014)。
次に、シンジケートローンの案件を登録する処理について説明する。この処理の流れを図11に示す。当事者別管理データベース140のエージェント管理データベース143に登録されたエージェントは、専用のウェブサイトが割り当てられており、例えばそのウェブサイトから新規案件の登録を行うことができる。エージェントは専用のウェブサイトにログインし、新規案件の登録を選択すると、システム120により案件番号データベース151上で案件番号が自動的に採番される(ステップS1102)。採番された案件番号に対して、当事者が既に当事者別管理データベース140に登録されている場合は当事者の選択を行い、そうでない場合は図8の処理フローに従ってデータベース140に当事者の登録を行う(ステップS1104)。次に、新規案件の契約内容に基づいて、取引種類、取引期間、金額、金利情報などの取引条件を設定することによりこれらの内容が案件情報データベース161に登録される(ステップS1106)。また、決済口座に関する情報を入力することにより、その内容が決済口座管理データベース152に登録される(ステップS1108)。これら登録された案件番号、案件情報、決済口座情報が、図10の処理フローに従って所定のフォーマットで各当事者に電子メールなどで通知される(ステップS1110)。
次に、登録された案件について、図12および図13を参照して、融資が完了するまでの処理について説明する。図12に、借入人の申し込みからその申し込みが受諾されるまでの処理の流れを示す。先ず、登録された案件について、コミットメントラインの場合、借入人は契約内容の枠内で子取引の申し込みを行うことができる。この場合、借入人は自身の専用のウェブサイトにログインし、案件番号を指定し、子取引の内容を設定することで子取引の申し込みを行う(ステップS1202)。この申し込みの内容は、トランシェ管理データベース162に登録され、電子メールなどでその案件を担当しているエージェントに通知される(ステップS1204)。エージェントがその申し込み通知を受領すると、申し込みを行った借入人に対して受領通知がなされる(ステップS1206)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知がエージェントに対して自動的に行われる。所定回数の再通知の後、受領通知がなされない場合はタイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。エージェントは、この申し込みについて、問題がなければ応諾の確認を行う(ステップS1208)。また、借入人からの申し込みにシンジケートローン契約との不一致がある場合には、エージェントから借入人に対して契約条件の不一致の通知がなされ(ステップS1210)、処理が終了する。この応諾または契約条件の不一致の通知は、トランシェ管理データベース162の取組確認162hに記録される。
エージェントが申し込みを応諾すると、各当事者別に処理が分岐する(ステップS1212)。エージェントとアレンジャーが同一でない場合、アレンジャーに対して申し込み内容が電子メールなどで通知される。アレンジャーがその申し込み通知を受領すると、エージェントに対して受領通知がなされる(ステップS1214)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知がアレンジャーに対して自動的に行われる。所定回数の再通知後、受領通知がなされない場合は、タイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。アレンジャーは、この申し込み内容について、応諾または拒否の確認を行う(ステップS1216)。この応諾または拒否は、トランシェ管理データベース162の取組確認162iに記録される。
一方、ステップS1212により、投資家に対しても並行して申し込み内容が電子メールなどで通知される。投資家がその申し込み通知を受領すると、エージェントに対して受領通知がなされる(ステップS1218)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知が投資家に対して自動的に行われる。所定回数の再通知後、受領通知がなされない場合は、タイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。投資家は、この申し込み内容について、応諾または拒否の確認を行う(ステップS1220)。この応諾または拒否は、トランシェ管理データベース162の取組確認162jに記録される。
アレンジャーおよび投資家のいずれかの当事者から拒否の通知がなされると、エージェントから借入人に対して拒否の通知が行われる(ステップS1210)。一方、アレンジャーおよび投資家のすべての当事者から応諾の通知を受領すると、エージェントから借入人に対して応諾の通知が行われる(ステップS1222)。このように子取引が応諾されると、その取引内容に応じて、元利金キャッシュフローデータベース172および手数料キャッシュフローデータベース173が生成され、これらのキャッシュフローデータベースから、当日のイベントに応じてエージェント別Tempデータベース180が生成される。上記はコミットメントラインの場合を例に説明したが、タームローンの場合は取引が一括して行われるので、ステップS1202をスキップして、ステップS1404でシステムがエージェントに対して自動通知を行うことになる。
次に、エージェント別Tempデータベースに基づいて、融資が行われるまでの処理について説明する。この処理の流れを図13に示す。先ず、エージェント別Tempデータベースに基づいて、当日の融資予定が抽出される(ステップS1302)。抽出された融資予定は、電子メールなどでその案件を担当しているエージェントに通知される(ステップS1304)。エージェントがその通知を受領すると(ステップS1306)、通知イベントデータベース174の通知ステータス174fが更新される。エージェンがその融資予定を応諾すると(ステップS1308)、エージェントTempデータベース180の予定通知フラグ180eがセットされ、ステップS1310へ進む。エージェントが融資予定を拒否すると(ステップS1308)、ステップS1316へ進み、当事者へ融資の不成立が通知される。ステップS1310では、その他の当事者(アレンジャー、投資家および借入人)に融資予定が通知される。その他の当事者がその通知を受領し(ステップS1312)、融資予定を応諾すると(ステップS1314)、エージェントTempデータベース180の当日処理応諾フラグがセットされる。その他の当事者のいずれかから融資予定が拒絶されるか、所定の時間内に融資予定の応諾がない場合は、当事者に対して融資の不成立が通知される(ステップS1316)。その他の当事者のすべてから融資予定が応諾されると、エージェントは投資家からの決済口座への入金を確認する(ステップS1318)。期限までに入金が確認されない場合(ステップS1320)、エージェントに対して融資の不成立が通知される(ステップS1316)。投資家から決済口座への所定の資金の入金が確認されると(ステップS1320)、すべての当事者に融資の完了についての通知がなされる(ステップS1322)。
次に、融資が行なわれた案件について、図14および図15を参照して、返済が完了するまでの処理について説明する。図14に、借入人の返済の申し込みからその申し込みが受諾されるまでの処理の流れを示す。先ず、融資の行われた案件について、コミットメントラインの場合、借入人は契約に定められた範囲内において返済の申し込みを行うことができる。この場合、借入人は自身の専用のウェブサイトにログインし、案件番号を指定し、返済の内容を設定することで返済の申し込みを行う(ステップS1402)。この申し込みの内容は、トランシェ管理データベース162に登録され、電子メールなどでその案件を担当しているエージェントに通知される(ステップS1404)。エージェントがその申し込み通知を受領すると、申し込みを行った借入人に対して受領通知がなされる(ステップS1406)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知がエージェントに対して自動的に行われる。所定回数の再通知の後、受領通知がなされない場合はタイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。エージェントは、この申し込みについて、問題がなければ応諾の確認を行う(ステップS1408)。また、借入人からの申し込みにシンジケートローン契約との不一致がある場合には、エージェントから借入人に対して契約条件の不一致の通知がなされ(ステップS1410)、処理が終了する。この応諾または契約条件の不一致の通知は、トランシェ管理データベース162の取組確認162hに記録される。
エージェントが申し込みを応諾すると、各当事者別に処理が分岐する(ステップS1412)。エージェントとアレンジャーが同一でない場合、アレンジャーに対して申し込み内容が電子メールなどで通知される。アレンジャーがその申し込み通知を受領すると、エージェントに対して受領通知がなされる(ステップS1414)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知がアレンジャーに対して自動的に行われる。所定回数の再通知後、受領通知がなされない場合は、タイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。アレンジャーは、この申し込み内容について、応諾または拒否の確認を行う(ステップS1416)。この応諾または拒否は、トランシェ管理データベース162の取組確認162iに記録される。
一方、ステップS1412により、投資家に対しても並行して申し込み内容が電子メールなどで通知される。投資家がその申し込み通知を受領すると、エージェントに対して受領通知がなされる(ステップS1418)。所定の時間内に受領通知がなされない場合は、申し込み内容の再通知が投資家に対して自動的に行われる。所定回数の再通知後、受領通知がなされない場合は、タイムアウトとなる。なお、これらの通知イベントは、すべて通知イベントデータベース174に記録される。投資家は、この申し込み内容について、応諾または拒否の確認を行う(ステップS1420)。この応諾または拒否は、トランシェ管理データベース162の取組確認162jに記録される。
アレンジャーおよび投資家のいずれかの当事者から拒否の通知がなされると、エージェントから借入人に対して拒否の通知が行われる(ステップS1410)。一方、アレンジャーおよび投資家のすべての当事者から応諾の通知を受領すると、エージェントから借入人に対して応諾の通知が行われる(ステップ1420)。このように返済が応諾されると、その取引内容に応じて、元利金キャッシュフローデータベース172および手数料キャッシュフローデータベース173が生成され、これらのキャッシュフローデータベースから、当日のイベントに応じてエージェント別Tempデータベース180が生成される。上記はコミットメントラインの場合を例に説明したが、タームローンの場合は返済が一括して行われるので、ステップS1202をスキップして、ステップS1404でシステムがエージェントに対して自動通知を行うことになる。
次に、エージェント別Tempデータベースに基づいて、返済が行われるまでの処理について説明する。この処理の流れを図15に示す。先ず、エージェント別Tempデータベースに基づいて、当日の返済予定が抽出される(ステップS1502)。抽出された返済予定は、電子メールなどでその案件を担当しているエージェントに通知される(ステップS1504)。エージェントがその通知を受領すると(ステップS1506)、通知イベントデータベース174の通知ステータス174fが更新される。エージェンがその返済予定を応諾すると(ステップS1508)、エージェントTempデータベース180の予定通知フラグ180eがセットされ、ステップS1510へ進む。エージェントが返済予定を拒否すると(ステップS1508)、ステップS1516へ進み、当事者へ返済の不成立が通知される。ステップS1510では、その他の当事者(アレンジャー、投資家および借入人)に返済予定が通知される。その他の当事者がその通知を受領し(ステップS1512)、返済予定を応諾すると(ステップS1514)、エージェントTempデータベース180の当日処理応諾フラグがセットされる。その他の当事者のいずれかから返済予定が拒絶されるか、所定の期間内に返済予定の応諾がない場合は、当事者に対して返済の不成立が通知される(ステップS1516)。その他の当事者のすべてから返済予定が応諾されると、エージェントは借入人からの決済口座への入金を確認する(ステップS1518)。期限までに入金が確認されない場合(ステップS1520)、エージェントに対して返済の不成立が通知される(ステップS1516)。借入人から決済口座への所定の資金の入金が確認されると(ステップS1520)、すべての当事者に返済の完了についての通知がなされる(ステップS1522)。
本発明によるエージェント業務支援システムの一実施形態においては、融資時の投資家からの決済口座への入金または返済時の借入人からの決済口座への入金を自動的に確認することもできる。これは、図2に示すように、エージェント業務管理システム120を勘定系システム200と連動させることによって実現する。この処理の流れを図16に示す。まず、エージェント別Tempデータベースの決済方法フィールド180gで、決済方法が自動であることが確認されると(ステップS1602)、決済口座管理データベース152で指定される勘定系システム200の決済口座に対して入金の確認が行われる(ステップS1604)。元利金キャッシュフローデータベース172または手数料キャッシュフローデータベース173の金額フィールド(172eまたは173e)に記録された金額が入金されていなければ(ステップS1606)、入金確認の処理に戻る。入金が確認されると(ステップS1606)、当事者に入金完了についての通知がなされる(ステップS1608)。
また、決済口座への入金が自動ではなく、マニュアルで行われる場合は次のようになる。すなわち、エージェント別Tempデータベースの決済方法フィールド180gで、決済方法がマニュアルであることが確認されると、決済口座管理データベース152で指定される決済口座に対して入金処理を行う当事者(通常、融資の場合は投資家、返済の場合は借入人)が決済口座への入金処理状況について専用ウェブサイトを通じてデータベースを更新する。これにより、その他の当事者は決済口座の入金について通知され、その状況を確認することができる。
(専用ウェブサイト)
次に、本発明によるエージェント業務支援システムの一実施形態における当事者別の専用ウェブサイトについて説明する。図9を参照して説明したように、新規に当事者が追加登録されると、当事者別に専用ウェブサイトが作成される。各当事者は、この専用ウェブサイトを通じて、データベース群130に格納された特定の情報にアクセスすることができる。
図17(a)に、エージェントの専用ウェブサイトのメニュー画面の一例を示す。このメニュー画面から、エージェントは、担当する案件の検索、指定した日付に発生するイベントの検索などを行うことができる。エージェントはまた、当日の資金移動の予定、その他案件当事者からのエージェント宛の通知、管理資料などの情報にアクセスすることができる。管理資料は、例えば、オフラインでの取り扱いが容易なExcel形式で提供される。
例として、図17(a)のイベント検索を実行すると、図17(b)に示すイベント情報の画面に遷移する。ここでは、指定した日付に予定されている各種のイベントがリスト表示される。このリストの案件番号をクリックすると、図17(d)に示すように、案件情報管理データベース160に記録されている案件の詳細が表示される。また、当事者別明細の詳細ボタンをクリックすると、当事者別管理データベース140に記録されているその案件に関する当事者別の詳細が表示される。決済口座モニターボタンをクリックすると、決済口座管理データベース152の口座情報とともに、キャッシュフロー情報データベース171に基づいて決済口座の資金移動の履歴が表示される。
また、図17(a)の当日の資金移動情報をクリックすると、図17(c)に示す当日の資金移動情報の画面に遷移する。ここでは、そのエージェントが関与している案件の当日のイベントがリスト表示される。このリストの案件番号をクリックすると、図17(d)に示すように、案件情報管理データベース160に記録されている案件の明細が表示される。また、決済口座残高は、決済口座の入金が自動確認される場合にはその確認結果が自動的に更新される。
図18(a)に、借入人の専用ウェブサイトのメニュー画面の一例を示す。このメニュー画面から、借入人は、自身の案件の検索、指定した日付に発生するイベントの検索などを行うことができる。借入人はまた、エージェントからの通知、投資家からの通知、管理資料などの情報にアクセスすることができる。管理資料は、例えば、オフラインでの取り扱いが容易なExcel形式で提供される。
例として、図18(a)の案件検索を実行すると、図18(b)に示す案件明細の画面に遷移する。ここでは、案件番号、当事者のリスト、契約内容などの案件明細が表示される。例えば、当事者の1つをクリックすると、当事者別管理データベース140に記録されているその当事者の連絡先などが表示される。また、図18(a)のイベント検索を実行すると、図18(c)に示すように、指定した日付に予定されている各種のイベントがリスト表示される。このリストの案件番号をクリックすると、案件情報管理データベース160に記録されている案件の明細が表示される。
また、図18(a)のエージェントからの通知をクリックすると、図18(d)に示すエージェントからの通知一覧の画面に遷移する。ここでは、その借入人が関与している案件についてエージェントからの通知がリスト表示される。このリストの案件番号をクリックすると、案件情報管理データベース160に記録されている案件の明細が表示される。また、このリストの通知者をクリックすると、その通知者からの通知内容が表示される。
以上、本発明について、特定の実施形態に基づいて説明してきたが、本発明の原理を適用できる多くの実施可能な形態に鑑みて、ここに記載した実施形態は、単に例示に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。ここに例示した実施形態は、本発明の趣旨から逸脱することなくその構成と詳細を変更することができる。さらに、説明のための構成要素は、本発明の趣旨から逸脱することなく変更、補足、またはその順序を変えてもよい。
本発明によるエージェント業務支援システムの使用環境の一例を示す模式図である。 本発明によるエージェント業務支援システムにおけるエージェント業務管理システムとデータベース群の構成の一例を示す概略図である。 本発明による当事者別管理データベースのデータ構造の一例を示し、図3(a)は、エージェント管理データベースのデータ構造の一例を示し、図3(b)は、アレンジャー管理データベースのデータ構造の一例を示し、図3(c)は、投資家管理データベースのデータ構造の一例を示し、図3(d)は、借入人管理データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明による案件番号管理データベースのデータ構造の一例を示し、図4(a)は、案件番号データベースのデータ構造の一例を示し、図4(b)は、決済口座管理データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明による案件情報管理データベースのデータ構造の一例を示し、図5(a)は、案件情報データベースのデータ構造の一例を示し、図5(b)は、トランシェ情報データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明による時限管理データベースのデータ構造の一例を示し、図6(a)は、元利金キャッシュフローデータベースのデータ構造の一例を示し、図6(b)は、手数料キャッシュフローデータベースのデータ構造の一例を示し、図6(c)は、通知イベントデータベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明によるエージェント別Tempデータベースのデータ構造の一例を示す図である。 本発明による当事者別管理データベースへの当事者の管理番号および属性情報を登録する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による当事者別の専用ウェブサイトを開設する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による当事者別の通知書を作成する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明によるシンジケートローンの案件を登録する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による借入人の融資の申し込みからその申し込みの諾否が確認されるまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明によるエージェント別Tempデータベースに基づいて融資が行われるまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による借入人の返済の申し込みからその申し込みの諾否が確認されるまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明によるエージェント別Tempデータベースに基づいて返済が行われるまでの処理の一例を示すフローチャートである。 本発明による決済口座への入金の確認を自動的に行う処理の一例を示すフローチャートである。 本発明によるエージェント専用ウェブサイトの画面例を示し、図17(a)は、メニュー画面の一例を示し、図17(b)は、イベント情報画面の一例を示し、図17(c)は、当日の資金移動情報画面の一例を示し、図17(d)は、案件明細画面の一例を示す図である。 本発明による借入人専用ウェブサイトの画面例を示し、図18(a)は、メニュー画面の一例を示し、図18(b)は、案件明細画面の一例を示し、図18(c)は、イベント情報画面の一例を示し、図18(d)は、通知一覧画面の一例を示す図である。
符号の説明
20 ネットワーク
30A、30B、30C エージェント
40A、40B、40C アレンジャー
50A−1〜N、50B−1〜M、50C−1〜L 投資家
60A、60B、60C 借入人
100 エージェント業務支援システム
110 サーバ
120 エージェント業務管理システム
130 データベース群
140 当事者別管理データベース
143 エージェント管理データベース
144 アレンジャー管理データベース
145 投資家管理データベース
146 借入人管理データベース
150A 案件番号管理データベース
151A 案件番号データベース
152A 決済口座管理データベース
160A 案件情報管理データベース
161A 案件情報データベース
162A トランシェ情報データベース
170A 時限管理データベース
171A キャッシュフロー情報データベース
172A 元利金キャッシュフローデータベース
173A 手数料キャッシュフローデータベース
174A 通知イベント管理データベース
180 エージェント別Temp管理データベース
180A、180B、180C、180D エージェントTempデータベース
200 勘定系システム

Claims (3)

  1. シンジケートローンの借り入れを行う借入人と、前記借入人のためにシンジケートローン契約を取り纏めるアレンジャーと、前記シンジケートローン契約に参加する投資家と、前記シンジケートローンの事務を代行するエージェントとがアクセスすることができるシンジケートローンのエージェント業務を支援するためのコンピュータシステムであって、
    案件を一意に特定する案件番号と、エージェント、アレンジャー、借入人および投資家からなる当事者をそれぞれ一意に特定する管理番号と、該管理番号に関連付けられた前記シンジケートローン契約の条件とを格納する案件情報管理データベースを備えたデータベース手段と、
    コンピュータが、権限を有する前記当事者から子取引の要求を受け付けて、前記子取引が前記シンジケートローン契約の条件の範囲内にあるかどうかを検証して、前記案件番号と、子取引を一意に特定する子取引番号と、該子取引の内容とを格納する子取引管理データベースを前記データベースに生成する子取引登録手段と、
    コンピュータが、前記子取引の内容に基づいて、各子取引の融資および返済のスケジュールを示す元利金キャッシュフローを生成して前記データベースに登録するキャッシュフロー生成手段と、
    コンピュータが、前記案件情報管理データベースおよび前記キャッシュフロー生成手段による前記元利金キャッシュフローの生成に応答して、子取引に関連付けて通知イベントを一意に特定する通知イベント番号、通知の種類を記録する通知種類、通知のステータスを示す通知ステータスとを格納する通知イベントデータベースを前記データベースに生成する通知イベント生成手段と、
    コンピュータが、前記キャッシュフロー生成手段により登録された前記元利金キャッシュフローに従って、当日発生するイベントを抽出して前記各当事者に所定の通知を行うイベント通知手段であって、当事者の通知の受領に応答して、前記通知イベントデータベースの前記通知ステータスを更新する、イベント通知手段と、
    コンピュータが、前記子取引登録手段により登録された前記子取引が実行されたかどうかの入力を受け付けて、その結果を前記データベースに記録する取引確認手段と、
    コンピュータが、前記データベース手段に格納された各当事者の種別を示す種別情報に応じて、各当事者に関連付けられた取引内容を所定のフォーマットで提示する専用ウェブサイトを前記データベースから生成するウェブサイト生成手段と
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 請求項1に記載のコンピュータシステムであって、
    コンピュータが、前記当事者の取引口座に対する資金の入金および出金を記録する銀行の勘定系システムにアクセスして、前記元利金キャッシュフローに従って、前記勘定系システムの前記取引口座に取引金額の移動があったかどうかを監視する口座監視手段と、
    コンピュータが、前記口座監視手段により前記取引金額の移動があった場合に前記データベースにその結果を記録するデータベース更新手段と
    を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 請求項1または2に記載のコンピュータシステムであって、
    前記データベース手段は、当事者別管理データベースを備え、
    前記当事者別管理データベースは、エージェントの情報を登録するエージェント管理データベースと、アレンジャーの情報を登録するアレンジャー管理データベースと、投資家の情報を登録する投資家管理データベースと、借入人の情報を登録する借入人管理データベースとを備え、
    前記エージェント管理データベースは、エージェントを一意に特定するエージェント管理番号フィールドと、エージェントの名称を登録する顧客名フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールドと、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、
    前記アレンジャー管理データベースは、アレンジャーを一意に特定するアレンジャー管理番号フィールドと、アレンジャーの名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、投資家として登録されている場合の投資管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、
    前記投資家管理データベースは、投資家を一意に特定する投資家管理番号フィールドと、投資家の名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールドと、借入人として登録されている場合の借入人管理番号フィールドとを含み、
    借入人管理データベースは、借入人を一意に特定する借入人管理番号フィールドと、借入人の名称を登録する顧客名フィールドと、エージェントとして登録されている場合のエージェント管理番号フィールドと、アレンジャーとして登録されている場合のアレンジャー管理番号フィールドと、投資家として登録されている場合の投資家管理番号フィールドとを含むことを特徴とするコンピュータシステム。
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