JP2019164763A - 集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラム - Google Patents

集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2019164763A
JP2019164763A JP2019014690A JP2019014690A JP2019164763A JP 2019164763 A JP2019164763 A JP 2019164763A JP 2019014690 A JP2019014690 A JP 2019014690A JP 2019014690 A JP2019014690 A JP 2019014690A JP 2019164763 A JP2019164763 A JP 2019164763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
management
installation
resident
cost
site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019014690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7118428B2 (ja
Inventor
哲夫 秋月
Tetsuo Akizuki
哲夫 秋月
亜子 秋月
Ako Akizuki
亜子 秋月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKIZUKI JIMUSHO KK
Original Assignee
AKIZUKI JIMUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AKIZUKI JIMUSHO KK filed Critical AKIZUKI JIMUSHO KK
Publication of JP2019164763A publication Critical patent/JP2019164763A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7118428B2 publication Critical patent/JP7118428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】居住者全員の満足が得られる集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラムを提供する。【解決手段】集合住宅10の管理支援装置は、敷地11に複数の建物12が建築された集合住宅10を管理するものである。管理支援装置は、敷地11に含まれた、管理が委託される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域Sに居住者が設置物を新たに設置するときに、管理組合に居住者が支払う管理費および/または修繕積立金の一部または全部から拠出される維持管理費用に、設置物に応じた金額を加算する管理費用演算手段と、管理費用演算手段により加算された維持管理費用を、居住者の口座から居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する送金手段とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、敷地に複数の建物が建築された集合住宅に居住する居住者を管理する集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラムに関するものである。
敷地に一棟以上の建物が建築された集合住宅が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1の戸建住宅には、建物における壁面の上塗りと称される壁表面を含む内側に居住者の自主管理となる専用部分の専用管理権が設定され、建物の外側に管理が委託される共用部分の共用管理権が設定され、敷地にも共用部分の共用管理権が設定されていることが記載されている。
特開2018−18491号公報
しかし、特許文献1に記載の戸建住宅では、敷地全体が共用部分であるため、居住者が、敷地に、倉庫や遊具を勝手に設置したり、生垣を勝手に植えたりすると、景観が乱れてしまう。
生活が便利になるようなものなどを、居住者が敷地に置きたいと思っても、景観への影響や、他の居住者への配慮から、我慢することがある。しかし、勝手に電気機器などを敷地の共用部分に置くような身勝手な居住者がいると迷惑に感じるものである。
そこで本発明は、居住者全員の満足が得られる集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の集合住宅の管理支援装置は、敷地に複数の建物が建築された集合住宅を管理するものであり、前記敷地に含まれた、管理が委託される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域に居住者が設置物を新たに設置する場合に、前記居住者が属する管理組合に前記居住者が支払う管理費および/または修繕積立金の一部または全部から拠出される維持管理費用に、前記設置物に応じた金額を加算する管理費用演算手段と、前記管理費用演算手段により加算された維持管理費用を、前記居住者の口座から前記居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する送金手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の集合住宅の管理支援プログラムは、敷地に複数の建物が建築された集合住宅を管理するものであり、コンピュータを、前記敷地に含まれた、管理が委託される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域に居住者が設置物を新たに設置する場合に、前記居住者が属する管理組合に前記居住者が支払う管理費および/または修繕積立金の一部または全部から拠出される維持管理費用に、前記設置物に応じた金額を加算する管理費用演算手段、前記管理費用演算手段により加算された維持管理費用を、前記居住者の口座から前記居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する送金手段として機能させることを特徴とする。
本発明の集合住宅の管理支援装置によれば、設置物に応じた金額を追加の維持管理費用として管理組合へ支払うことで、居住者は、専用使用領域に設置物を設置することができるため、設置物による利便性の向上や居住性の向上を享受することができる。また、設置物を設置することの見返りとして維持管理費用が増額され、共用部分など、居住者のために使用されるため、集合住宅の美化の維持や保全に役立たせることができるので、他の居住者も満足させることができる。
前記管理費用演算手段は、前記設置物の購入金額に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出したり、前記設置物の耐久年数に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出したりすることができる。設置物の購入金額により、景観に影響を及ぼす設置物の規模を推定することができ、耐久年数によりメンテンスの頻度について推定することができる。
前記管理費用演算手段は、前記設置物の容積に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出することができる。設置物の容積に基づいて景観への影響を推定することができる。
前記設置物が与える周囲の悪影響の度合いに対応する前記設置物に応じた金額が格納された記憶手段を備え、前記管理費用演算手段は、前記設置物に基づいて前記記憶手段から金額を読み込み、前記設置物に応じた金額を決定することができる。
本発明の集合住宅の管理支援装置によれば、設置物を設置した居住者は、設置物による利便性の向上や居住性の向上を享受することができ、集合住宅の美化の維持や保全に役立たせることができるので、他の居住者も満足させることができる。従って、本発明の集合住宅の管理支援装置は、居住者全員の満足が得られる。
本発明の実施の形態に係る管理支援装置が用いられる集合住宅を説明するための図である。 図1に示す集合住宅の敷地に様々な附帯設備が設置された状態を説明するための図である。 図1に示す集合住宅の建物の専用部分と共用部分とを説明するための図である。 図1に示す集合住宅の「敷地および建物の区分表」における「建物の区分表」の概要の表である。 図1に示す集合住宅の「建物の管理権設定の範囲」の概要を示す表であり、(A)は専用管理権設定の範囲を示す表、(B)は共用管理権設定の範囲を示す表である。 図2に示す集合住宅の「敷地および建物の区分表」の表であり、(A)は「敷地および敷地の附帯設備の区分表」の概要の表、(B)は「建物の附帯設備等の区分表」の概要の表である。 図2に示す集合住宅の「敷地および建物の管理権設定の範囲」の表であり、(A)は「建物の附帯設備等の管理権設定の範囲」の概要の共用管理権設定の範囲の表、(B)は「敷地および敷地の附帯設備等の管理権設定の範囲」の概要の共用管理権設定の範囲の表である。 (A)は、図1および図3に示す専用使用領域における「敷地および建物の区分表」の概略の表、(B)は図1および図3に示す専用使用領域における「敷地および建物の管理権設定の範囲」の概略の表である。 敷地に複数棟の建物が建築された戸建住宅を管理会社が管理する際の関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る管理支援装置がインターネットを介して端末装置、金融機関に通信可能に接続された状態の図である。 図10に示す管理支援装置の構成を説明するための図である。 図10に示す管理支援装置の記憶手段に格納される算出基礎情報を説明するための図である。 図10に示す管理支援装置の記憶手段に格納される算出基礎情報の各サイズの配点を説明するための図である。 管理組合の端末装置に表示された入力画面の一例を示す図である。 設置物が与える周囲への悪影響の度合いを示す影響度テーブルの一例の図である。
本発明の実施の形態に係る集合住宅の管理支援装置を説明する。
まず、管理支援装置が用いられる集合住宅について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、集合住宅10は、敷地11に、複数の建物12が建築されている。
図1に示す集合住宅10の敷地11は、それぞれの居住者に割り当てられた区画地111〜114と、隣接した区画地111,112および区画地113,114の間に設けられた人が歩行可能な通路11aと、向き合う区画地111,113および区画地112,114の間に設けられた自動車が通行可能な通路11bとを備えている。
区画地111〜114には、それぞれの建物12が建築されている。建物12以外の区画地111〜114は、建物12に付設されたテラス13と、駐車場14と、専用庭15と、温水器16とが設置されている。敷地11は共用部分である。
このように、同じ敷地11内に居住者が集団で生活するような状態でも、建物12が離散して建築されているため、プライバシーの保護を維持しつつ、生活音や匂いに対する影響を抑制することができるので、居住者が安心して生活することができる。
集合住宅10には、敷地11内に、様々な附帯設備が設置されている。
この集合住宅10を、図2に基づいて敷地11の外側から順に説明すると、まず、集合住宅10に帰宅する居住者を事件・事故から守る防犯灯1101が、セキュリティゲート1102および門1103の外側に設置されている。
門1103に隣接して、管理組合および管理会社が集合住宅10を管理するための管理棟1104および初期消火のための消火栓1105が設置されている。
管理棟1104の奥側には、居住者を建物12へ案内する誘導灯1106が設置されている。また、敷地11には、集合住宅10の価値を高め、居住者を和ませるビオトープ1107、アイストップ1108が設置されている。
居住者が居住する建物12が建設された区画地111〜114に隣接して通路11b(図1参照)となるインターロッキングブロック1109が敷設されている。
また、区画地111〜114のインターロッキングブロック1109側と反対となる側には、花壇1110が設置されている。花壇1110に隣接して、居住者が共同で使用するコミュニティセンター1111が設置されている。
そして、敷地11と外部との境界には、植栽1112と、敷地11の周囲を囲うフェンス1113およびグリーンベルト1114が設置されている。
このような集合住宅10における建物12は、専用部分と共用部分とに区分されている。
例えば、本実施の形態における建物12では、図3に示すように建物12における壁面12aの上塗りと称される壁表面を含む内側が専用部分であり、外側が共用部分である。また、建物12の壁面12aの外側が共用部分であるため、敷地11も共用部分となる。これは建物12が分譲でも、賃貸でも同じである。
詳細には、図4の「敷地および建物の区分表」における「建物の区分表」の概要に示すように、建物12を構成する各部材および建物12に設置された設備は、専用部分と共用部分とに区分されている。
例えば、集合住宅10の専用部分については、居住者の自主管理となる専用管理権が設定されている。また、専用管理権が設定された専用部分を除いた建物12の残余部分の共用部分については、管理が委託される共用管理権が設定されている。
更に、専用管理権が設定された専用部分に対して、どのような範囲で、どのようなことが居住者にできるか、共用管理権が設定された共用部分が、どのような範囲で、どのようなことが管理組合を通じて管理会社の管理の下で行われるかが、図5(A)および同図(B)に示す「敷地および建物の管理権設定の範囲」における「建物の管理権設定の範囲」の概要にて、専用管理権設定の範囲と共用管理権設定の範囲(管理権設定の範囲)とにより規定される。
例えば、図5(A)に示す専用管理権設定の範囲によると、床(フローリング)について、塗り替えたり、張り替えたり、また、リフォームの際に取り替えたりすることが、「○」であることから居住者に対して許容されていることがわかる。また、図5(B)に示す共用管理権設定の範囲によると、建具の玄関ドアについて、居住者は、「○」であることから、勝手に、塗り替え、修繕、リフォームすることができず、管理会社が行うことがわかる。
なお、床(フローリング)は、専用部分の専用管理権であるので、その下地の断熱材は共用部分の共用管理権で、居住者が専用使用権を有する。従って、排水管(床下)は、共用部分の共用管理権で、居住者が専用使用権を有する。
また、クロスと一体となった天井のプラスターボードや、壁材のプラスターボードは、専用部分の専用管理権とすることができる。従って、プラスターボードの裏地となる断熱材は、共用部分の共用管理権で、居住者に専用使用権を付与することができる。
また、このような集合住宅10では、敷地と敷地の附帯設備および建物の附帯設備が、図6(A)に示す「敷地および建物の区分表」における「敷地および敷地の附帯設備の区分表」の概要、および図6(B)に示す「建物の附帯設備等の区分表」の概要により、専用部分と共用部分とが区分され、専用管理権、共用管理権および専用使用権が設定されている。
また、敷地と敷地の附帯設備および建物の附帯設備は、図7(A)および同図(B)により示される「敷地および建物の管理権設定の範囲」により、共用管理権設定の範囲が規定されている。
更に、敷地における専用使用領域(詳細には後述する)に現状の状態から新たに設置される設置物(附帯設備)については、図8(A)により示される「敷地および建物の周囲(専用使用領域)に新たに設置される設置物の区分表」の概要により共用部分の共用管理権と、共用管理権について専用使用権が設定されている。そして、図8(B)により示される「敷地および建物の周囲(専用使用領域)に新たに設置される設置物の管理権設定の範囲」の概要により、塗り替え、張り替え、修繕、形状変更、部品交換、リフォームの際の取替が、「○」の有無により管理組合を通じて管理会社が行うか否かによって、居住者に対して許容されているか否かがわかるようになっている。
このように居住者は、図1に示す集合住宅10に入居する際に、図4のような「建物の区分表」の概要と、図5(A)に示す「専用管理権設定の範囲」および図5(B)に示す「共用管理権設定の範囲」、図6(A)および同図(B)に示す「敷地および建物の区分表」、図7に示す「敷地および建物の管理権設定の範囲」、図8(A)に示す「敷地および建物の区分表」、図8(B)に示す「敷地および建物の管理権設定の範囲」にて規定された内容を前の所有者から引き継ぎ、規約および管理権設定協定を締結することで、管理組合員となる。
ここで、管理の委託について説明する。居住者の自主管理となる部分(専用管理権が設定された部分)について、修繕・リフォームが居住者にて行うことができるが、共用管理権が設定された部分については、次の通りになる。
図9に示すような敷地11に複数棟の建物12が建築された集合住宅10を購入した居住者は、管理組合を設立して加入しなければならない。そして、管理組合が管理会社に管理を委託することができる。
そうすることで、集合住宅10の維持管理費用を軽減することができる。また、将来的に居住者よる敷地や建物管理の負担が軽減され、維持管理の責任を軽減することができる。
この委託により、集合住宅10は、管理会社の管理下となる。
なお、専用管理権が設定された部分について、修繕・リフォームを居住者にて行うときには、居住者が管理組合を通じて管理会社に届け出て許可を得た上で行う。
集合住宅10の管理を委託された管理会社は、管理権(共用管理権・専用管理権)が設定された範囲の管理を行う。
ここで、管理権が設定された範囲の管理とは、例えば、専用管理権設定の範囲の修繕やリフォーム(取替)を居住者が行った場合、管理会社は、修繕やリフォーム(取替)を行った旨のデータを、修繕履歴やリフォーム(取替)履歴に記録すると共に、修繕計画書を更新したり、リフォーム計画書を更新したりして、専用管理権設定の範囲における居住者による自主管理の記録を、確実にしっかりと実施することである。
また、共用管理権設定の範囲では、柱や筋交い、梁などの木材の状態を、目視にて外観から判断することは困難である。管理会社は、放射線や超音波などを使用した非破壊検査による診断を行い、不具合の有無を確認する。また、屋根や外壁の破損を発見したり、敷地11に設置された設備や、建物12に設置された設備、建物12の附帯設備を検査して異常を発見したりする。管理会社は、不具合を発見して、修繕やリフォーム(取替)を行うときには、管理組合の承諾を得た上で行う。管理会社は、共用管理権設定の範囲にて、このような部品交換による修繕や、リフォームなどの管理を行い、現状の維持を図る。
このようにして、共用管理権設定の範囲の修繕やリフォーム(取替)を管理会社が行った場合、管理会社は、修繕やリフォーム(取替)を行った旨のデータを、修繕履歴やリフォーム(取替)履歴に記録すると共に、修繕計画書を更新したり、リフォーム計画書を更新したりして、共用管理権設定の範囲の管理および管理の記録並びに専用使用領域での管理の記録を、確実にしっかりと実施する。
なお、これら共用管理権設定の範囲の修繕や部品交換、リフォームなどに要する費用は、居住者が属する管理組合の修繕積立金から充当され、敷地および建物周囲の専用使用権の専用使用領域での設置物の修理は管理組合から委託された管理会社が行う。
管理組合員の運営上の取り決めについては、別途、管理規約に定められる。
図1に示す区画地111〜114には、共用部分の専用使用権が設定されており、建物12が建築された区画地111〜114以外の建物12の周囲全体には、専用使用領域S(図1および図3に示す網掛け部分)が設定されている。
つまり、区画地111〜114と区画地111〜114の範囲の空間とよる領域から、区画地111〜114における建物12の範囲と建物12の内部空間とを除いた領域が専用使用領域Sである。
図1に示すように、専用使用領域Sには、テラス13と、駐車場14と、専用庭15と、温水器16とが含まれる。
このテラス13と、駐車場14と、専用庭15と、温水器16とが含まれる専用使用領域Sに、居住者が新たに設置物を設置するときには、維持管理費用の増額分(追加管理費)を支払うことになる。
本実施の形態では、テラス13と、駐車場14と、専用庭15と、温水器16とが区画地111〜114に設置されているが、維持管理費用の増額となる対象の設置物は、専用使用領域Sに新たに設置されるものが対象となるため、例えば、2階の外壁に設置された室外機や屋根上に設置されるものなども対象である。
維持管理費用を使って設置物の修理等を行うときには、管理費または修繕積立金のいずれか一方または両方の一部または全部から拠出することができる。
ここで、管理支援装置について図面に基づいて説明する。
図10に示すように管理支援装置100は、運営会社に設置され、管理支援プログラムが動作するコンピュータである。管理支援装置100は、電気通信回線の一例であるインターネットWを介して、管理組合に設置された端末装置Tと、管理組合の維持管理費用の口座が開設された金融機関B1と、居住者の口座が開設された金融機関B2と通信可能に接続されている。
図11に示すように、管理支援装置100は、通信手段101と、管理費用演算手段102と、送金手段103と、記憶手段104とを備えている。
通信手段101は、インターネットWからのデータを受信して各部へ出力したり、各部からのデータを入力してインターネットWへ送信したりする機能を備えている。
管理費用演算手段102は、敷地11に含まれた、管理が委託される共用管理権が設定される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域Sに居住者が新たに設置物を設置するときに、使用内容に応じた金額を管理組合に居住者が支払う維持管理費用、例えば、管理費や修繕積立金に加算する。例えば、維持管理費用の増額分は、管理費分として管理費を増額させたり、修繕積立金分として修繕積立金を増額させたり、管理費と修繕積立金とに一定の割合で配分して増額させたりすることができる。
送金手段103は、管理費用演算手段102により加算された維持管理費用を、居住者の口座から居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する。
記憶手段104には、居住者の個人情報と、金融機関の口座情報、居住者による専用使用領域Sの設置状況が格納されていると共に、設置物ごとの算出基礎情報がデータベース化されて格納されている。
ここで、算出基礎情報について説明する。
算出基礎情報は、図12に示すように、設置物の種類名と、耐久年数bと、購入金額に対する調整値dと、演算情報とが関連付けられている。また、算出基礎情報には、図13に示すようなサイズを示す三辺(幅、奥行き、高さ)に対応した配点が含まれる。
耐久年数とは、メンテナンスしながら、または修理しながらも使用可能な年数を示す。耐久年数や調整値は、後述する追加の維持管理費用を算出するための基礎となる数値であり、管理組合が決定した任意の数値とすることができる。
演算情報には、購入金額aに耐久年数bを除算し、三辺の配点合計cと、調整値dを乗算することが示されている。
例えば、空調機器の室外機であれば、演算情報として、(空調機の購入金額aを2で除算すると共に、耐久年数bで除算し、三辺の配点合計cと、調整値dとを乗算する。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る集合住宅の管理支援装置の動作および使用状態を図面に基づいて説明する。
例えば、図1に示す集合住宅10に居住する居住者は、毎月、管理費として1万円、修繕積立金として1.5万を管理組合に支払っているものとする。
図1に示す集合住宅10の状態から、居住者が新たに空調機器を設置するときには、室外機が図1に示す専用使用領域Sに設置される。集合住宅10では、図4および図5(B)に示すように室外機(エアコン)には共用管理権が設定される。従って、共用管理権が設定され、専用使用領域Sに新たに設置される空調機器の室外機は、居住者による修繕ができず、管理組合から委託された管理会社がメンテンスを行い、その費用は管理組合の維持管理費用から拠出される。
そのため、居住者が空調機器の設置を希望する場合には、管理組合の許可なく設置することはできないため、管理組合に申し出る。
管理組合では、端末装置Tを操作してインターネットWを介して管理支援装置100をアクセスする。
管理支援装置100では、管理費用演算手段102が図14に示す入力画面を端末装置Tへ送信する。
図14に示す入力画面P1では、まず、プルダウンメニューP11により設置物の種類を選択する。例えば、物置、自転車、カーポートなどから、室外機を設置するときには「空調機器」を選択する。そして、購入金額欄P12に購入金額を入力する。例えば、空調機器の購入金額を10万円と入力する。また、サイズ入力欄P13に各サイズを入力する。例えば、室外機の三辺(幅、奥行き、高さ)のサイズとして、0.9m,0.3m,0.7mと入力する。
このように設置物が選択され、購入金額が入力されたことで管理費用演算手段102は、次に、記憶手段104から設置物ごとの算出基礎情報から「空調機器」に対応する情報を読み出す。
管理費用演算手段102は、算出基礎情報の演算情報に従って演算する。まず、管理費用演算手段102は、空調機器の購入金額が10万円であり、室内機と室外機とにより按分できることから、購入金額を2で割り、室外機を5万円と算出する。次に、管理費用演算手段102は、室外機の想定価格5万円を耐久年数10年で除算して、5,000を算出する。次に、管理費用演算手段102は、5,000から三辺の配点合計を乗算する。家庭用として設置される室外機は、幅、奥行き、高さの全部が1m未満であることが多い。本実施の形態でも、幅、奥行き、高さの各サイズが0.9m,0.3m,0.7mであるため、1点ずつを加算すると三辺の配点合計が3となる。
また、調整値が0.02であることから、管理費用演算手段102は、5,000×3×0.02から300を算出する。この「300」が追加の維持管理費用となる。つまり、この空調機器の導入を予定する居住者は、毎月の維持管理費用に300円が追加される。この追加の維持管理費用は、追加管理費欄P14に表示される。
購入金額は電気機器の規模にある程度比例し、景観に影響を与える室外機の大きさを推定することができることから、乗算のパラメータとなり、耐久年数は長い方が故障し難くメンテンスの機会が少ないと考えられることから除算のパラメータとしている。
また、景観に影響を与える設置物のサイズ(容積)を算出するために、三辺の配点合計を乗算のパラメータとしている。
送金手段103は、管理費用演算手段102により加算された維持管理費用を、居住者が開設した金融機関B2の口座から、管理組合が開設した金融機関B1の維持管理費用の管理口座に送金を指示する。
そうすることで、追加の維持管理費用が加算された新たな維持管理費用が、毎月、維持管理費用の管理口座に振り込まれる。
上記例では、居住者が空調機器の設置を希望した場合を説明したが、次に、例えば、居住者がカーポートを設置する場合を説明する。
カーポートを設置するときには、図1に示す駐車場14に設置されるため、専用使用領域Sの範囲に含まれる。従って、居住者は、カーポートの設置を管理組合に申し出る必要がある。
カーポートの場合も同様に、管理組合では、端末装置Tを操作してインターネットWを介して管理支援装置100をアクセスすることで、端末装置Tに表示された図14に示す入力画面P1に、各種の値を入力する。
例えば、プルダウンメニューP11から「カーポート」が選択される。購入金額欄P12に購入金額が入力される。更に、サイズ入力欄P13に各サイズが入力される。
購入金額は、カーポートの本体価格と工事費用を含めた金額とすることができ、例えば、普通自動車1台分のカーポートが10万円とする。
各サイズは、幅と奥行きが、カーポートの長方形状の屋根の長辺と短辺となる。また、高さは、屋根を支持するポールの長さとなる。
例えば、幅(間口)が2.5mで配点が3、長さ(奥行き)が5mで配点が6、高さが2mで配点が3とする。
このように設置物が選択され、購入金額と各サイズとが入力されたことで管理費用演算手段102は、次に、記憶手段104から設置物ごとの算出基礎情報からカーポートに対応する情報を読み出す。
管理費用演算手段102は、算出基礎情報の演算情報に従って演算する。カーポートに対する演算方法は、10万円に耐久年数20年を除算し、三辺の合計配点12を乗算する。そして、調整値0.004を乗算することで240が算出される。この「240」が追加の管理費(追加管理費)となる。つまり、カーポートの導入を予定する居住者は、毎月の維持管理費用に追加管理費として240円が追加される。この追加管理費は、追加管理費欄P14に表示される。
送金手段103は、管理費用演算手段102により算出された追加管理費が加算された維持管理費用を、居住者が開設した金融機関B2の口座から、管理組合が開設した金融機関B1の維持管理費用の管理口座に送金を指示する。
管理組合は、この追加管理費が追加された維持管理費用の全部を管理費または修繕積立金のいずれか一方に充当することができ、または、一定の割合で管理費および修繕積立金の両方に充当することができる。
このように共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域Sに、居住者が新たに設置物を設置するときに、設置物に応じた金額を追加管理費として前の維持管理費用に加算して管理組合に支払うことで、居住者は、設置物を設置することができ、設置物による利便性の向上や居住性の向上を享受することができる。
また、設置物の見返りとして維持管理費用が増額され、その増額分は新たに設置される設置物の修繕費用に充てたり、共用部分など、居住者のためにも使用されたりする維持管理費用となるため、集合住宅10の美化の維持や保全に役立たせることができるので、他の居住者も満足させることができる上、町並み整備につながる利点が得られる。
従って、管理支援装置100は、居住者全員に満足を与えることができる。
なお、図12に示す算出基礎情報の演算情報によれば、空調機器やカーポートなどは、三辺の配点合計が算出できるが、例えば、立木のように生長するものや、外灯などのように、厚みが無いものは、三辺の配点合計の代わりに本数とすることができる。また、立木や外灯のように高いものは、高さに基づいて追加管理費を演算したり、例えば、建物12の屋根より高いものは設置できない等の制限を掛けたりすることも可能である。
このように、維持管理費用の算出に、管理費用演算手段102は、記憶手段104に格納された算出基礎情報の演算情報に従って算出するため、柔軟に追加の維持管理費用を設定することができる。
また、居住者が設置する設置物が、算出基礎情報になければ、管理組合は、その都度、設置物の種類を追加して増やすことができる。
図12に示す算出基礎情報の演算情報では、購入金額、耐久年数、容積に基づいて追加管理費を演算していたが、重量に基づいて追加管理費を演算するようにしてもよい。
例えば、庭石は不定形であるため、サイズの判定に三辺(幅、奥行き、高さ)を用いるのは不適である。そのため、庭石などの不定形物は、重量に基づいて演算することにより設置物の大きさに見合う追加管理費を算出することができる。
また、図12に示す算出基礎情報の演算情報では、計算式によって追加管理費を算出していたが、追加管理費は、専用使用領域Sに現状の状態から新たに設置された設置物が周囲の住民に与える影響度によっても決定することができる。
図15に示す影響度テーブルでは、設置物が与える周囲への悪影響に応じてレベルが6段階に分けられており、設置物ごとにレベルが割り当てられている。
レベルは、例えば、「1」がほとんど無い、「2」がややある、「3」が少しある、「4」が相当ある、「5」が大いにある、「6」が非常にある、としている。
設置物が周囲に与える悪影響は、例えば、火気を取り扱うもの、音を発生させもの、臭いを発生するもの、飛散したり倒壊したりするおそれがあるもの、強い電磁波を発生するもの、などの観点で決定することができる。
火気を扱う設置物は火災が心配される。音が発生する設置物は騒音になるおそれがある。臭いを発する設置物は風により悪臭が拡散するおそれがある。飛散したり倒壊したりする設置物は、台風や嵐、地震などにより周囲の区画地に入り込んだり、建物を破壊したりするおそれがある。強い電磁波を発生する設置物は、電磁波過敏症の人に影響を与えたり、電磁波過敏症を発症させたりするおそれがある。
このような設置物による影響が考えられることから、図15に示すテーブルは、この影響の度合いによって追加管理費を対応付けて決定するものである。
例えば、物置は、火気を扱わず、音や臭いも発生しないことからレベル1である。カーポートは強い台風により倒壊するおそれがあることからレベル2、犬小屋は飼育される犬が臭いを発生することからレベル3、ピザ窯や焼物窯は火気を扱うことからレベル6である。更に、室外機や自家発電機は騒音の元になるが、室外機は常に稼働していることからレベル4、自家発電機は非常時にのみ稼働することからレベル3である。
アマチュア無線により無線アンテナは、強い電波を送信することから、本実施の形態では設置を規制しており、設置不可としている。
そして、影響度テーブルでは、レベル1〜6に応じて追加管理費を100円から600円まで対応付けている。
図11に示す管理費用演算手段102は、維持管理費用を、設置物に基づいて、記憶手段104に格納された影響度テーブルから追加管理費を決定することができる。そのため、この影響度テーブルに登録されていない設置物があれば、設置物を増やすことで、柔軟に追加の維持管理費用を設定することができる。
本発明は、敷地に複数の建物が建築された集合住宅に居住する居住者を管理するときに好適である。
10 集合住宅
11 敷地
11a,11b 通路
111〜114 区画地
1101 防犯灯
1102 セキュリティゲート
1103 門
1104 管理棟
1105 消火栓
1106 誘導灯
1107 ビオトープ
1108 アイストップ
1109 インターロッキングブロック
1110 花壇
1111 コミュニティセンター
1112 植栽
1113フェンス
1114 グリーンベルト
12 建物
12a 壁面
13 テラス
14 駐車場
15 専用庭
16 温水器
100 管理支援装置
101 通信手段
102 管理費用演算手段
103 送金手段
104 記憶手段
S 専用使用領域
P1 入力画面
P11 プルダウンメニュー
P12 購入金額欄
P13 サイズ入力欄
P14 追加管理費欄
T 端末装置
B1,B2 金融機関
W インターネット

Claims (6)

  1. 敷地に複数の建物が建築された集合住宅を管理する集合住宅の管理支援装置であって、
    前記敷地に含まれた、管理が委託される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域に居住者が設置物を新たに設置する場合に、前記居住者が属する管理組合に前記居住者が支払う管理費および/または修繕積立金の一部または全部から拠出される維持管理費用に、前記設置物に応じた金額を加算する管理費用演算手段と、
    前記管理費用演算手段により加算された維持管理費用を、前記居住者の口座から前記居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する送金手段とを備えた集合住宅の管理支援装置。
  2. 前記管理費用演算手段は、前記設置物の購入金額に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出する請求項1記載の集合住宅の管理支援装置。
  3. 前記管理費用演算手段は、前記設置物の耐久年数に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出する請求項1または2記載の集合住宅の管理支援装置。
  4. 前記管理費用演算手段は、前記設置物の容積に基づいて、前記設置物に応じた金額を算出する請求項1から3のいずれかの項に記載の集合住宅の管理支援装置。
  5. 前記設置物が与える周囲の悪影響の度合いに対応する前記設置物に応じた金額が格納された記憶手段を備え、
    前記管理費用演算手段は、前記設置物に基づいて前記記憶手段から金額を読み込み、前記設置物に応じた金額を決定する請求項1記載の集合住宅の管理支援装置。
  6. 敷地に複数の建物が建築された集合住宅を管理する集合住宅の管理支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記敷地に含まれた、管理が委託される共用部分の専用使用権が設定された専用使用領域に居住者が設置物を新たに設置する場合に、前記居住者が属する管理組合に前記居住者が支払う管理費および/または修繕積立金の一部または全部から拠出される維持管理費用に、前記設置物に応じた金額を加算する管理費用演算手段、
    前記管理費用演算手段により加算された維持管理費用を、前記居住者の口座から前記居住者が属する管理組合の維持管理費用の管理口座に送金を指示する送金手段として機能させる集合住宅の管理支援プログラム。
JP2019014690A 2018-03-15 2019-01-30 集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラム Active JP7118428B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018048075 2018-03-15
JP2018048075 2018-03-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019164763A true JP2019164763A (ja) 2019-09-26
JP7118428B2 JP7118428B2 (ja) 2022-08-16

Family

ID=68064587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019014690A Active JP7118428B2 (ja) 2018-03-15 2019-01-30 集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7118428B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220078318A (ko) * 2020-12-03 2022-06-10 김정수 주택 관리 서비스와 관련된 정보 제공 방법 및 디바이스

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351958A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Nec Soft Ltd マンション管理システムおよびマンション管理方法
JP2005122524A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Friends Japan Kk 不動産管理支援システム、不動産管理支援方法及び不動産管理支援プログラム
JP2005352729A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Niko Sangyo Kk 建物修繕計画算出装置
JP2010237879A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Tooku:Kk マンション管理組合総会資料作成システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002351958A (ja) * 2001-05-24 2002-12-06 Nec Soft Ltd マンション管理システムおよびマンション管理方法
JP2005122524A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Friends Japan Kk 不動産管理支援システム、不動産管理支援方法及び不動産管理支援プログラム
JP2005352729A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Niko Sangyo Kk 建物修繕計画算出装置
JP2010237879A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Tooku:Kk マンション管理組合総会資料作成システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220078318A (ko) * 2020-12-03 2022-06-10 김정수 주택 관리 서비스와 관련된 정보 제공 방법 및 디바이스
KR102469351B1 (ko) * 2020-12-03 2022-11-22 김정수 주택 관리 서비스와 관련된 정보 제공 방법 및 디바이스

Also Published As

Publication number Publication date
JP7118428B2 (ja) 2022-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Taemthong et al. An analysis of green building costs using a minimum cost concept
US20150213558A1 (en) System and methodology for predictive modeling of mitigation scope and costs of structural water damage events
JP2019164763A (ja) 集合住宅の管理支援装置および管理支援プログラム
Marin et al. An uncertain future: Prospects for Bucharest’s large housing Estates
De Silva et al. Maintainability of condominiums constructed for low-income families in Sri Lanka
KR101638094B1 (ko) 공동주택 1층 분양 서비스 시스템
Mosha The impact of architectural designs and practices on the cost of housing in Tanzania
Borg A Methodology for the Quality Assessment of the Theatre
Holmes Agenda item-17/00733/FULM-Part of Fossetts Farm, Playing Fields, Jones Memorial Recreation Ground and SUFC Training Ground, Eastern Avenue, Southend-on-Sea, Essex (St. Lukes Ward)
Council Rating system for pilot demonstration of LEED for Homes Program
Radziejowska The assessment of the social performance of residential buildings
JP6954609B2 (ja) 情報格納装置およびこれを用いた戸建住宅
Donatello et al. EU Green Public Procurement (GPP) criteria for the design, construction, renovation, demolition and management of buildings.
Show et al. MANAGEMENT MAINTENANCE
Hussain Comparative Analysis of Green Building Rating Systems for Sustainability Assessment of a Residential Building
Mao A web-based framework for estimating premium costs of potential LEED new construction projects
Mason Project Description
Tam et al. Efficacy of gross floor area concession policy: Empirical study in Hong Kong
Buitrón Hervás Energy managementin a MEDIUM-SIZED office building: nudging towards zero carbon footprint
NWISHIENYI INTEGRATION OF ECO-EFFICIENT MEASURES AND INNOVATIONS FOR SUSTAINABILITY OF FEDERAL UNIVERSITY SENATE BUILDING LOKOJA, NIGERIA
Ramadhan et al. Community strategies in the development of Merapi permanent settlements
De Villiers Determining the construction cost gradient for green star-rated office buildings in the western cape
Ashraf DEVELOPMENT CONTROL BOARD
Rasmussen Model for refurbishment of heritage buildings
Ngoh et al. POST-OCCUPANCY MODIFICATION IMPACT AND WILLINGNESS TO PAY FOR IMPROVED INDOOR ENVIRONMENTAL QUALITIES IN A MEDIUM-LOW COST HIGH-RISE HOUSING IN KUALA LUMPUR

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7118428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150