JP2002351326A - 配送伝票及び配送伝票用シート - Google Patents
配送伝票及び配送伝票用シートInfo
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Abstract
送品に貼付される配送伝票及び配送用伝票用シートに関
し、剥離紙を不要として低コスト化を図ると共に、省資
源化を図ることを目的とする。 【解決手段】配達票12が貼付票13と擬似接着層16
で分離可能であり、貼付票13の裏面全面に形成された
粘着層15に対して、配達票12および貼付票13で並
設されて形成された配送情報記入領域の表面上であっ
て、当該粘着層15と対向する部分に剥離層19A,1
9Bを形成させる構成とする。
Description
にあたり、当該配送品に貼付される配送伝票及び配送用
伝票用シートに関する。
って、配送品に配送伝票を貼付することが一般的となっ
ており、配送伝票は配達票と貼付票とを同一面上に並設
させることでノンインパクトプリンタ等で届け先や送り
主等を印字できるようになっている。このような配送伝
票においても、その作製における低コスト化が望まれて
おり、また、昨今の省資源化の要請に伴う配慮が必要で
ある。
に配達票と貼付票とが同一面上に並設されて一体となっ
ており、配送品に貼付されて配送された後に、受取人の
受領印が押された配達票を配送者が持ち帰ることにより
配送管理等として用いられている。このような配送伝票
は、配送品に貼付するためにその裏面に粘着剤が塗布さ
れており、貼付前に粘着剤による他への接着を防止する
ために剥離紙が被覆保護される。すなわち、剥離紙を用
いることにより、配送伝票を所定数連続させてロール状
とすることができると共に、ノンインパクトプリンタに
より届け先等を連続で印字することができるもので、貼
付にあたっては剥離紙を剥離して配送品に貼付するもの
である。このような剥離紙を用いた配送伝票として、例
えば特開平06−239058号公報、特開平07−0
76191号公報等に開示されている。
ような剥離紙を用いた配送伝票においては、貼付に際し
て剥離された剥離紙は廃棄される運命にある。すなわ
ち、剥離紙を用いることは配送伝票の作製にあたって当
該剥離紙を被覆する行程が必要となると共に、この剥離
紙自体の費用をも必要となり、その分の製造コストが嵩
むという問題があり、省資源化という要請にも応えるこ
とができない。
たもので、剥離紙を不要として低コスト化を図ると共
に、省資源化を図る配送伝票及び配送用伝票用シートを
提供することを目的とする。
に、本発明に係る配送伝票は、少なくとも第1及び第2
の伝票のそれぞれの表面側に配送情報記入領域が形成さ
れ、それぞれの当該配送情報記入領域が並設される配送
伝票であって、前記第1及び第2の伝票を配送品に貼付
させるための粘着層が少なくとも形成される接着構造層
と、少なくとも前記第1の伝票の裏面に、前記配送品の
配送後に前記接着構造層と分離させるための一時接着機
能を有して形成される擬似接着層と、前記第1及び第2
の伝票の表面上の前記接着構造層の粘着層と対向する部
分に形成されて、当該粘着層に対する接着を規制する剥
離層と、を有する構成とする。
も第1及び第2の伝票のそれぞれの表面側に配送情報記
入領域が形成され、それぞれの当該配送情報記入領域が
並設される配送伝票であって、前記第1及び第2の伝票
を配送品に貼付させるための層であり、所定の条件を付
与することで活性化する条件粘着層が少なくとも形成さ
れる接着構造層と、少なくとも前記第1の伝票の裏面
に、前記配送品の配送後に前記接着構造層と分離させる
ための一時接着機能を有して形成される擬似接着層と、
を有する構成とする。
は、上記配送伝票が連続されて形成される構成とする。
2の伝票と擬似接着層で分離可能であり、接着構造層の
粘着層に対して、第1及び第2の伝票の表面上の当該粘
着層と対向する部分に剥離層を形成させる。すなわち、
上記配送伝票を連続させたとき、特に剥離紙を使用せず
にロール状としたときに粘着層と第1及び第2の伝票と
が接着されずに配送情報が破壊されることを回避できる
もので、剥離紙を不要として配送伝票の製造における低
コスト化が可能となると共に、省資源化を図ることが可
能となるものである。
票と擬似接着層で分離可能であり、第1及び第2の伝票
を配送品に貼付するための接着構造層を構成する粘着層
に、所定の条件を付与することで活性化する条件粘着層
を形成させる。すなわち、上記同様に、上記配送伝票を
連続させたとき、特に剥離紙を使用せずにロール状とし
たときに活性化条件以外の通常環境では条件粘着層と第
1及び第2の伝票とが接着されずに配送情報が破壊され
ることを回避できるもので、剥離紙を不要として配送伝
票の製造における低コスト化が可能となり、省資源化を
図ることが可能となると共に、剥離層をも不要としてさ
らなる低コスト化を可能とするものである。
を図により説明する。本実施形態に係る図面は、本発明
の特徴を理解しやすくするために、特に寸法を無視して
示してある。図1に、本発明に係る第1実施形態の配送
伝票の構成図を示す。図1(A)は概略斜視図、図1
(B)は図1(A)のA部分の概略断面図である。図1
(A)、(B)において、配送伝票11Aは、第1の伝
票である配達票12および第2の伝票である貼付票13
を含む。ここで、本実施形態では、配送伝票11Aを配
達票12と貼付票13で構成した場合として第1の伝票
を配達票12としたものであるが、例えば配送伝票を受
領票と配達票とで構成した場合には、受領票が第1の伝
票となる。要するに、配送伝票が配送品に貼付されて、
配送され、配送後に配送業者が持ち帰る伝票が第1の伝
票となるものである。
イトルと共に、受付年月日、送り主、届け先、品名等の
配送情報を記入するための、また受領印が押されるため
の対応数の配送情報記入領域が印刷又は印字により形成
される。また、貼付票13は、「貼付票」のタイトルと
共に、受領印領域を除き、配達票12と同様の配送情報
記入領域が印刷又は印字により形成される。そして、配
送伝票11Aの平面上で配達票12および貼付票13が
並設された状態で配置される。また、配送伝票11A
は、幅方向の両側にミシン目線(破線で示す)を境にし
て移送孔が等間隔に所定数形成されたマージナル部14
A,14Bが設けられる。
向全体で構成され、配達票12が位置される以外の部分
の表面側に上記配送情報記入領域が設けられる。この貼
付票13の裏面には配送品に貼付させるための粘着層1
5が、例えば全面に厚さ数十μmで塗布される。この粘
着層15は、例えばゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、
シリコーン系粘着剤等の通常使用されている粘着剤が使
用される。上記貼付票13の基材と粘着剤15により接
着構造層を構成するもので、貼付票13が兼ねられた接
着構造層である。
13と同様に、例えばNIP(Non Impact
Printing)用紙やサーマル紙、又は耐水紙、撥
水紙が使用され、その裏面には、配送品の配送後に上記
接着構造層(貼付票13)と分離させるための一時接着
機能を有して形成される擬似接着層16が粘着剤17に
より接着される。擬似接着層16は、ここでは通常使用
されている2枚の合成樹脂製フィルム16A,16Bが
擬似接着剤16Cにより一時接着機能で構成されたもの
で、一時接着機能とは接着後の通常の取り扱いでは接着
状態であり、人為的に剥離することで容易に剥離可能と
なるように擬似的に接着される機能をいう。この擬似接
着層16が接着された配達票12は、厚さが例えば数百
μmであり、貼付票13上で互いの配送情報記入領域が
並設されるように粘着剤18により接着される。
送情報記入領域の表面上に、上記接着構造層(貼付票1
3)の粘着層15と対向する部分として全面に剥離層1
9A,19Bが、例えば厚さ数十μmで形成される。こ
の剥離層19A,19Bは、上記粘着層15に対する接
着を規制するものとして、例えばその表面の滑性が高く
粘着剤に対する剥離性能を有するもので、少なくともシ
リコーン樹脂やフッ素系樹脂、ポリエチレンワックス等
に代表される低表面張力の滑性・剥離性物質を含有する
材質であればよい。ここで、規制とは、粘着層15に対
して密着状態にはなっても接着されていない程度の状態
である。
は、配達票12および貼付票13のそれぞれの必要な配
送情報記入領域に、例えばノンインパクトプリンタ等で
配送情報が印字され、対象の配送品に貼付されて配送さ
れ、届け先において受領印が押された配達票12は擬似
接着層16部分で剥離して分離されることにより持ち帰
られるものである。なお、貼付票13における、配達票
12が分離されて表出する部分に、予め所定の情報を印
刷又は印字しておいてもよい。
に構成することにより、この配送伝票11Aを後述のよ
うに連続させたとき、特に剥離紙を使用せずにロール状
としたときに粘着層15と配達票12および貼付票13
とが接着されず、単片化としたときに配送情報が破壊さ
れることを回避できるものである。すなわち、剥離紙を
不要として配送伝票11Aを低コストで製造することが
できると共に、省資源化を図ることもできるものであ
る。
配送伝票用シートの説明図を示す。図2(A)はシート
を構成する場合の対配送伝票の概略斜視図であり、図2
(B)はシートをロール状に形成した場合の概略図であ
る。図1に示す配送伝票11Aは、配達票12が擬似接
着層16で貼付票13より高く(厚く)、その境界部分
で必然的に段差を生じることから、これをそのまま連続
状態とした配送伝票用シートをロール状に形成すること
はロール形状が偏って取り扱い容易にはならない。
配送伝票11A,11Aを、互いに天地を逆にして並べ
た一組の対配送伝票21Aを折り兼切り用ミシン目(図
2(B)の23)を介して構成し、当該対配送伝票21
Aを折り兼切り用ミシン目(23)を介して所定数連続
させることで配送伝票用シート22Aを形成するもので
ある。そして、図2(B)に示すように、当該配送伝票
用シート22Aをロール形状にしてロール状配送伝票用
シート24を形成するものである。
配送伝票11Aの粘着層15が、配達票12および貼付
票13のそれぞれの表面と当接されることになるが、形
成された剥離層19A,19Bにより接着が回避される
ものである。すなわち、剥離紙を使用しなくともロール
形状とすることができるもので、配送伝票用シート22
A,24を製造するに際して、剥離紙不要による低コス
トを図ることができ、ひいては省資源化を図ることがで
きるものである。また、配送伝票用シート22Aを、二
つの配送伝票11A,11Aが天地を逆とした対配送伝
票21Aの連続とすることで、偏りのない好ましいロー
ル形状のロール状配送伝票用シート24を形成すること
ができるものである。
4の作製を簡単に説明する。まず、配達票12となる連
続用紙および貼付票13となる連続用紙を構成するそれ
ぞれの基材の表面側となる面上に、配送情報記入領域等
の印刷、印字を行う。配達票12となる連続用紙には、
印刷又は印字後に、その裏面に擬似接着層16が接着さ
れ、これが貼付票13となる連続用紙上(表面側)であ
って、幅方向に互いの配送情報記入領域が並設される位
置に接着される。その後、配送情報記入領域を有する表
面側に剥離層19A,19Bが塗布され、貼付票13と
なる連続用紙の裏面に粘着層15が塗布されて図2
(B)に示すように巻回されることでロール状配送伝票
用シート24が形成されるものである。
するにあたっては、マージナル部14A,14Bの移送
孔をトラクタに係合させて移送し、ノンインパクトプリ
ンタにより各配送情報記入領域に配送に関する所定情報
を印字する。そして、折り兼切りミシン目23より切断
して単片化することによって、配送品に貼付可能状態と
させるものである。この場合、マージナル部14A,1
4Bを除去してもよく、またマージナル部14A,14
Bを残した状態で使用してもよい。
トにおける他の形態の説明図を示す。図3において、配
送伝票11Bを図1の配送伝票11Aの配達票12と貼
付票13を左右逆とし、当該配送伝票11Bと配送伝票
11Aとを折り兼切りミシン目(23)を介して同方向
に連続させて対配送伝票22Bを構成させ、これを折り
兼切りミシン目(23)を介して所定数連続させて配送
伝票用シート22Bを形成させたものである。すなわ
ち、配送伝票用シート22B(対配送伝票21B)は、
配達票12と貼付票13とが並び方向で交互に配置され
た状態となる。このように配送伝票用シート22Bを構
成することによっても、図2と同様に偏りのない好まし
いロール形状のロール配送伝票用シートを形成すること
ができるものである。
の配送伝票の概略部分断面図を示す。図4に示す配送伝
票11Cは、図1の配送伝票11Aにおける擬似接着層
16を、フィルムを用いずに感圧接着剤を使用した擬似
接着層31としたもので、他の構成および作用効果は配
送伝票11Aと同様であり、説明を省略する。この擬似
接着層31を構成する感圧接着剤は、例えば天然ゴム1
00重量部に対し、スチレン2重量部とメタクリル酸メ
チル10重量部とをグラフト共重合させて得られた天然
ゴムラテックスに、テルペン樹脂系粘着付与剤5重量部
を添加して感圧性ペースト接着剤とし、このベース接着
剤100重量部に対し、平均粒径5μmのシリカゲル2
0重量部を添加して構成する。この感圧接着剤を用いる
ことで、上記擬似接着層16と同様の機能を有すること
ができるものである。
の配送伝票の概略断面図を示す。図5に示す配送伝票1
1Dは、フィルムや紙の基材41における下面の全面
に、上記同様の粘着剤15が塗布される。一方、配達票
12および貼付票13Aがスリット42により一体とさ
れてその表面側に上記配送情報記入領域が互いに並設状
態で形成され、その裏面側で擬似接着層43を介在させ
て基材41の上面に擬似接着される。この擬似接着層4
3は、図4の擬似接着層31と同様の感圧接着剤が使用
される。そして、配達票12および貼付票13Aの表面
上の全面に上記同様の剥離層19が形成されたものであ
る。この場合、基材41および粘着層15により接着構
造層を構成する。なお、この配送伝票11Dの幅方向の
両側に、マージナル部14A,14Bが形成されること
は上記と同様である。
たっては、特に配送品の配送後に配達票12を分離する
場合に、当該配達票12がスリット42で貼付票13A
より分離され、感圧接着剤の擬似接着層43により基材
41から容易に剥離することができる。
とは、剥離層19が形成される表面側に段差が生じない
もので、これを連続状態として配送伝票用シートとし、
ロール状に形成しても好ましいロール形状とすることが
でき、図2および図3に示すように対配送伝票を構成さ
せる必要がないものである。配送伝票11Dをこのよう
に構成することによっても、配送伝票用シートを製造す
るに際して、剥離紙不要による低コストを図ることがで
き、ひいては省資源化を図ることができるものである。
の配送伝票の概略構成図を示す。図6に示す配送伝票1
1Eは、図1に示す配送伝票11Aにおける粘着層15
を、幅方向の両側より所定長の領域で分断させた粘着層
15A,15Bとし、これに対向した配達票12および
貼付票13の表面上で分断させた剥離層19C,19D
を形成させたもので、他の構成は図1と同様である。こ
れは、このような配送伝票11Eを配送品に貼付するに
あたって、裏面両側の粘着層15A,15Bでも十分に
接着することができることによる。すなわち、粘着層1
5A,15B、剥離層19C,19Dとすることで、図
2および図3と同様に、当該配送伝票11Eを連続させ
て配送伝票用シートを形成し、ロール状に形成しても剥
離紙を不要とすることができ、低コスト化、省資源化を
図ることができるものである。
送伝票11C,11Dにおいても、形成される粘着層1
5が裏面の全面ではなく、幅方向の両側より所定長の領
域で分断されて形成される場合には、剥離層19も当該
分断された粘着層15に対向した位置に分断されて形成
されるものである。
の配送伝票の概略部分断面図を示す。図7(A)に示す
配送伝票11Fは、図1および図2に対応するもので、
粘着層15に代えて条件粘着層51を設け、剥離層を不
要として構成したもので、他の構成は図1および図2と
同様である。この条件粘着層51は、所定の条件を付与
することで活性化する粘着剤が使用されるもので、例え
ば一定温度(活性化温度)で活性化するものとして、エ
チレン−エチルアクリル酸共重合体、エチレン−メチル
メタクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−
エチレン共重合体、ポリメタクリル酸ブチル、塩化ビニ
ル−塩化ビニリデン共重合体、酢酸ビニル−アリル酸2
−エチルヘキシル共重合体、ビニルピロリドン−スチレ
ン共重合体、ビニルピロリドン−アクリル酸エチル共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリアミド樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリウレア樹脂などの熱接着性
樹脂、また、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリ
スリトール変性ロジン、石油樹脂、インデン樹脂、エチ
ルセルロース、αメチルスチレン−ビニルトルエン共重
合体、テンペル油重合体、テンペルフェノール重合体等
の粘着付与剤、そして、フタル酸ジヒドロアビエチル、
フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジフェニル、イソフタル
酸ジメチル、トリ安息香酸エチレングリコール、テトラ
安息香酸トリメチロールエタン、クエン酸トリジクロル
ヘキシル、ステアリン酸メトキシエチル−尿素錯体等の
可塑剤が挙げられる。さらに、必要に応じて、ワック
ス、酸化防止剤、乾燥剤、潤滑剤等の添加剤が添加され
てなるものである。
は、通常の状態では粘着性を有しないが、ある一定温度
(活性化温度)以上の熱の付与(温風を吹き付ける等)
によって粘着性を発現し、常温に冷却してもすぐには粘
着性を失わず、一定期間(数日〜1カ月程度)粘着性を
保持する性質を有するものである。したがって、加熱前
には粘着性を有しないので剥離紙は不要であり、一旦加
熱して粘着性を発現すれば、通常の粘着剤が塗布された
貼着用シートと全く同様にして被貼着体に貼着すること
ができるものである。
とにより、従前の剥離紙が不要で省資源化を図ることが
できるのはもちろん、図1等に示すような剥離層19,
19A〜19Dをも不要とすることができ、さらなる製
造コストの低減を図ることができるものである。
は図4に対応し、図7(C)に示す配送伝票11Hは図
5に対応するものであり、何れも粘着層15に代えて上
記条件粘着層51を設けたもので、上記同様に、剥離紙
不要で省資源化を図ることができることはもちろん、剥
離層19,19A〜19Dをも不要とすることができ、
さらなる製造コストの低減を図ることができるものであ
る。
ば、第1の伝票が第2の伝票と擬似接着層で分離可能で
あり、接着構造層の粘着層に対して、第1及び第2の伝
票の表面上の当該粘着層と対向する部分に剥離層を形成
させることにより、剥離紙を不要として配送伝票の製造
における低コスト化を図ることができると共に、省資源
化を図ることができるものである。
2の伝票と擬似接着層で分離可能であり、第1及び第2
の伝票を配送品に貼付するための接着構造層を構成する
粘着層に、所定の条件を付与することで活性化する条件
粘着層を形成させることにより、通常環境では条件粘着
層と第1及び第2の伝票とが接着されずに配送情報が破
壊されることを回避できるもので、上記同様に、剥離紙
を不要として配送伝票の製造における低コスト化を図る
ことができ、省資源化を図ることができると共に、剥離
層をも不要としてさらなる低コスト化を図ることができ
るものである。
の配送伝票を連続させ、適宜ロール状に形成させた配送
伝票用シートとすることにより、粘着層又は条件粘着層
と第1及び第2の伝票とが接着されることを回避するこ
とができるもので、剥離紙を不要として配送伝票用シー
トの製造における低コスト化を図ることができると共
に、省資源化を図ることができるものである。
送伝票を並べて一組の対配送伝票として当該対配送伝票
を連続させて配送伝票用シートを形成するに際し、当該
二つの配送伝票を互いに天地を逆とし、又は第1の伝票
と第2の伝票とを並び方向で交互に配置させることによ
り、偏りなくロール状に形成させることができるもので
ある。
である。
明図である。
説明図である。
分断面図である。
面図である。
成図である。
分断面図である。
ト 51 条件粘着層
Claims (6)
- 【請求項1】少なくとも第1及び第2の伝票のそれぞれ
の表面側に配送情報記入領域が形成され、それぞれの当
該配送情報記入領域が並設される配送伝票であって、 前記第1及び第2の伝票を配送品に貼付させるための粘
着層が少なくとも形成される接着構造層と、 少なくとも前記第1の伝票の裏面に、前記配送品の配送
後に前記接着構造層と分離させるための一時接着機能を
有して形成される擬似接着層と、 前記第1及び第2の伝票の表面上の前記接着構造層の粘
着層と対向する部分に形成されて、当該粘着層に対する
接着を規制する剥離層と、 を有することを特徴とする配送伝票。 - 【請求項2】少なくとも第1及び第2の伝票のそれぞれ
の表面側に配送情報記入領域が形成され、それぞれの当
該配送情報記入領域が並設される配送伝票であって、 前記第1及び第2の伝票を配送品に貼付させるための層
であり、所定の条件を付与することで活性化する条件粘
着層が少なくとも形成される接着構造層と、 少なくとも前記第1の伝票の裏面に、前記配送品の配送
後に前記接着構造層と分離させるための一時接着機能を
有して形成される擬似接着層と、 を有することを特徴とする配送伝票。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の配送伝票が連続され
て形成されることを特徴とする配送伝票用シート。 - 【請求項4】請求項3記載の配送伝票用シートであっ
て、二つの前記配送伝票が互いに天地を逆にして並べら
れて一組の対配送伝票を構成し、当該対配送伝票が連続
されて形成されることを特徴とする配送伝票用シート。 - 【請求項5】請求3記載の配送伝票用シートであって、
二つの前記配送伝票を並べて一組の対配送伝票を構成
し、前記第1の伝票と前記第2の伝票が並び方向で交互
に配置された当該対配送伝票が連続されて形成されるこ
とを特徴とする配送伝票用シート。 - 【請求項6】請求項3〜5の少なくとも何れかに記載の
配送伝票用シートであって、連続された前記所定数の前
記配送伝票をロール状に形成させることを特徴とする配
送伝票用シート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001162606A JP2002351326A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 配送伝票及び配送伝票用シート |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001162606A JP2002351326A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 配送伝票及び配送伝票用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001162606A Pending JP2002351326A (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | 配送伝票及び配送伝票用シート |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2002351326A (ja) |
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- 2001-05-30 JP JP2001162606A patent/JP2002351326A/ja active Pending
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