JP2002350040A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002350040A
JP2002350040A JP2001155944A JP2001155944A JP2002350040A JP 2002350040 A JP2002350040 A JP 2002350040A JP 2001155944 A JP2001155944 A JP 2001155944A JP 2001155944 A JP2001155944 A JP 2001155944A JP 2002350040 A JP2002350040 A JP 2002350040A
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irradiation device
ultraviolet irradiation
refrigerator
ultraviolet
duct
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Application number
JP2001155944A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Takahashi
靖行 高橋
Seiki Nagao
清貴 長尾
Toshihide Hasegawa
利英 長谷川
Motoyuki Murakoso
基幸 村社
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2317/00Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
    • F25D2317/066Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply
    • F25D2317/0665Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the air supply from the top

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫内における菌やカビなどの雑菌の繁殖
を防止すると共に、異臭の発生を解消することができる
冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 断熱箱体4内に貯蔵室5と冷気ダクト8
を画成し、冷気ダクト8内に配設された冷却器9と熱交
換した冷気を送風機10により貯蔵室5内に循環して成
る冷蔵庫Rにおいて、紫外線を照射可能な面と可視光線
を照射可能な面を有する紫外線照射装置30を備え、紫
外線照射装置30により紫外線を冷気ダクト8内に照射
し、可視光線を貯蔵室5内に照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱箱体内に貯蔵
室とダクトを画成し、該ダクト内に配設された冷却器と
熱交換した冷気を送風機により貯蔵室内に循環して成る
冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種冷蔵庫は、鋼板製の外箱
と硬質合成樹脂製の内箱間に発泡ポリウレタンなどの発
泡断熱材を現場発泡方式にて充填した断熱箱体から構成
されており、この断熱箱体内を区画することによって冷
凍室、冷蔵室、野菜室などの貯蔵室が形成されている。
【0003】そして、この断熱箱体の例えば下部には、
機械室が区画形成され、冷却装置を構成する圧縮機、凝
縮器及び凝縮器用送風機などが載置されている。貯蔵室
内の背面には、前記冷却装置と共に冷凍サイクルを構成
する冷却器が縦設され、この冷却器の上方には、冷却器
用送風機が設置される。この冷却器及び送風機の前方に
は、仕切板が設けられ、これにより、仕切板と断熱箱体
の背壁との間に冷気ダクトが形成される。
【0004】そして、冷却装置の圧縮機及び送風機が運
転されることにより、冷気ダクト内で冷却された冷気が
貯蔵室内に吐出され、これにより貯蔵室としての冷凍室
が−20℃などの凍結温度に冷却されると共に、同じく
貯蔵室としての冷蔵室が+5℃などの冷蔵温度に維持さ
れる。また、野菜室内には、乾燥を嫌う野菜などの食品
が適温に保存される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、冷蔵庫の貯蔵室
内に食品などを貯蔵すると、特に卵などの表面に付着し
た菌やカビなどの雑菌が貯蔵室内を循環する冷気によ
り、貯蔵室内に拡散され、他の食品に雑菌が付着する問
題があった。また、雑菌を含んだ冷気が冷気ダクトに帰
還することにより、冷気ダクト内の冷却器や冷却器用送
風機にまで、雑菌が付着する問題があった。
【0006】そのため、冷蔵庫内に雑菌が繁殖し、これ
が貯蔵した食品等の腐敗を急速に促す原因となり、異臭
の発生をもたらす問題があった。
【0007】そこで、本発明は、従来の技術的課題を解
決するために成されたものであり、冷蔵庫内における菌
やカビなどの雑菌の繁殖を防止すると共に、異臭の発生
を解消することができる冷蔵庫を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫は、断熱
箱体内に貯蔵室とダクトを画成し、該ダクト内に配設さ
れた冷却器と熱交換した冷気を送風機により貯蔵室内に
循環して成るものであって、紫外線を照射可能な面と可
視光線を照射可能な面を有する紫外線照射装置を備え、
該紫外線照射装置により紫外線をダクト内に照射し、可
視光線を貯蔵室内に照射することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、断熱箱体内に貯蔵室とダ
クトを画成し、該ダクト内に配設された冷却器と熱交換
した冷気を送風機により貯蔵室内に循環して成る冷蔵庫
において、紫外線を照射可能な面と可視光線を照射可能
な面を有する紫外線照射装置を備え、該紫外線照射装置
により紫外線をダクト内に照射し、可視光線を貯蔵室内
に照射するので、紫外線照射装置は、貯蔵室では、照明
及び発光状態のインジケータとして機能すると共に、ダ
クト内では循環冷気やダクト内壁面の殺菌及びダクト内
に設けられた機器の殺菌を行うことができるようにな
る。
【0010】これにより、貯蔵室内の照明効果を向上さ
せることができると共に、循環冷気の殺菌によって貯蔵
室及びダクト内の菌やカビなどの雑菌の繁殖や異臭の発
生を解消することができるようになる。
【0011】請求項2の発明の冷蔵庫は、請求項1の発
明に加えて、紫外線照射装置の可視光線を照射可能な面
には、蛍光体が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、紫外線照射装置の可視光線を照射可能な面に
は、蛍光体が設けられているので、貯蔵室内の照明効果
を向上させることができるようになる。
【0013】請求項3の発明の冷蔵庫は、請求項1又は
請求項2の発明に加えて、貯蔵室とダクトを区画する仕
切板を備え、紫外線照射装置は仕切板に取り付けられ、
紫外線を照射可能な面がダクト内に臨み、可視光線を照
射可能な面が貯蔵室内に臨むことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明に加えて、貯蔵室とダクトを区画する仕切
板を備え、紫外線照射装置は仕切板に取り付けられ、紫
外線を照射可能な面がダクト内に臨み、可視光線を照射
可能な面が貯蔵室内に臨むので、簡単な構成でなおかつ
一個の紫外線照射装置によって貯蔵室内とダクト内の双
方の可視光線、紫外線の照射が可能となる。
【0015】これにより、構造を簡素化することができ
るようになり、コストの削減を実現することができるよ
うになる。
【0016】請求項4の発明の冷蔵庫は、請求項3の発
明に加えて、紫外線照射装置は、貯蔵室側から仕切板に
対して着脱可能とされていることを特徴とする。
【0017】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
に加えて、紫外線照射装置は、貯蔵室側から仕切板に対
して着脱可能とされているので、紫外線照射装置を貯蔵
室側から容易にメンテナンスを行うことができるように
なる。
【0018】請求項5の発明の冷蔵庫は、請求項3又は
請求項4の発明に加えて、紫外線照射装置は平面型ラン
プであり、仕切板に沿って設けられることを特徴とす
る。
【0019】請求項5の発明によれば、請求項3又は請
求項4の発明に加えて、紫外線照射装置は平面型ランプ
であり、仕切板に沿って設けられるので、紫外線照射装
置の設置スペースが小さくすることができ、スペース効
率を向上させることができるようになる。これにより、
貯蔵室の収納容積を狭めないと共に、ダクト内や貯蔵室
内の冷気循環を阻害しないため、冷却効率を向上させる
ことができるようになる。
【0020】請求項6の発明の冷蔵庫は、請求項1、請
求項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、少なくとも紫外線照射装置からの紫外線が照射され
るダクトの内面を金属材料にて構成したことを特徴とす
る。
【0021】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、少なくとも紫外線照射装置からの紫外線が照射され
るダクトの内面を金属材料にて構成したので、ダクト内
面の紫外線による損傷を未然に回避することができるよ
うになる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の冷蔵庫Rの部分拡大縦断
側面図、図2は図1の部分拡大図をそれぞれ示してい
る。本発明の冷蔵庫Rは、前方に開口する鋼板製の外箱
1と、ABSなどの合成樹脂製の内箱2間に発泡ポリウ
レタン断熱材3を現場発泡方式により充填して成る断熱
箱体4により構成されている。
【0023】そして、この断熱箱体4の庫内は、略中央
部に設けられた図示しない区画部材によって上下に区画
され、この区画部材の上方を冷蔵温度(+5℃程)に維
持される冷蔵室5としている。尚、冷蔵室5内には、冷
蔵室5内の温度を検出する温度センサ17(図3のみ図
示)が設けられており、詳細は後述する制御装置として
のマイクロコンピュータ18により、所定温度に制御し
ている。
【0024】図1及び図2では冷蔵庫Rの区画部材下方
は図示しないが、区画部材の下方には、更に図示しない
断熱仕切壁にて上下に区画され、この断熱仕切壁と区画
部材の間には、野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するた
めの図示しない野菜室が形成される。そして、断熱仕切
壁の下方には、凍結温度(−20℃程)に冷却される図
示しない冷凍室が形成されているものとする。
【0025】また、断熱箱体4の下部後方には、図示し
ない機械室が構成されており、この機械室内には詳細は
後述する冷却器9と共に周知の冷凍サイクルを構成する
圧縮機11(図3のみ図示)、図示しない凝縮器、凝縮
器用送風機などが設置されている。
【0026】そして、冷蔵室5の前面開口は、開閉自在
に閉塞する断熱扉6が設けられている。この断熱扉6の
後面、即ち、冷蔵室5側には、大小様々の複数のドアポ
ケット20・・が形成されている。また、この断熱扉6
又は冷蔵室5の前面開口縁部には、該断熱扉6の開閉状
態を検出するための扉開閉検出手段としてのドアスイッ
チ12(図3のみ図示)が設けられている。そして、他
の冷凍室及び野菜室は、例えば引き出し式の断熱扉にて
開閉自在に閉塞されている。
【0027】また、冷蔵室5内には、例えば合成樹脂製
の棚部材13が上下に渡って複数架設されていると共
に、最下段の棚部材13の前端には、下方に向けて前後
に開閉自在の特別室扉14が設けられている。そして、
最下段の棚部材13の下方であって、冷蔵室5の下面に
は、前方に引き出し自在の引出部材15が設けられてお
り、この引出部材15と、特別室扉14と、最下段の棚
部材13及び仕切板7にて囲繞される空間には、特別室
16が形成される。
【0028】また、冷蔵室5内には、断熱箱体4の上面
から背壁上下に渡って、断熱箱体4とは所定間隔を存し
て仕切板7が設けられ、これにより、仕切板7と断熱箱
体4との間には、冷気ダクト8が形成されている。断熱
箱体4の背壁前面に位置する冷気ダクト8には、冷却器
9が縦設されている。この冷却器9の上方には、送風機
10が設けられる。また、前記図示しない区画部材内部
には、冷蔵室5からの戻り冷気が帰還する戻り冷気ダク
ト25が形成されており、この戻り冷気ダクト25は、
冷気ダクト8の下端と連通している。
【0029】また、送風機10は、戻り冷気ダクト25
を介して冷気ダクト8下方から冷気を吸い込み、冷気ダ
クト8に沿って冷気を上昇させた後、冷却器9にて冷気
を冷却し、冷蔵室5の天面を構成する仕切板7の前端に
形成された冷気吐出口23から吐出し、強制的に冷気ダ
クト8及び冷蔵室5内の冷気循環を行うものである。
【0030】そして、冷却器9の下方には、冷却器9か
ら滴下するドレン水を受容するためのドレン皿19が設
けられていると共に、このドレン皿19には、受容され
たドレン水の蒸発を促進するためのドレンヒータ21が
設けられている。尚、ドレン皿19を形成するため、前
記断熱箱体4の背面には、凹所4Aが形成されていると
共に、冷気ダクト8側に位置するドレン皿19及び冷却
器9及び送風機10の前側に位置する仕切板7の冷気ダ
クト8側には、着霜及び、仕切板7の過剰な冷却を防止
するための断熱材22が取り付けられている。
【0031】尚、図1において、天面に位置する仕切板
7の中央部に形成される凹所7Aには、庫内を照明する
照明灯24が設けられている。
【0032】一方、前記ドレン皿19の少許下方に対向
する仕切板7、即ち、冷却器9の冷気流入側であって、
該冷却器9から離間した位置に相当する仕切板7には、
紫外線を照射可能とする紫外線照射装置30が取り付け
られている。
【0033】この紫外線照射装置30は、例えば、図4
に示す如き平面型ランプであり、本実施例では、例えば
254nmの紫外線を透過可能な合成石英ガラスにて構
成される板ガラス31、32と、これらの板ガラス3
1、32を所定間隔を存して密閉されたガラス容器を形
成するためのガラス部材33とから構成されている。そ
して、このガラス容器の両側部を形成する前記ガラス部
材33の内側には、それぞれ図示しない放電電極が配設
され、この放電電極には、図示しない電極リードが接続
される。また、このガラス容器内はほぼ真空とされ、微
量の水銀蒸気(Hg)や例えばアルゴン(Ar)などの
微量の希ガスが封入される。
【0034】そして、前記電極リードに図示しない配線
によって交流電源を接続し、放電電極間を放電させる
と、加速された電子34が水銀(Hg)やアルゴン(A
r)分子に衝突し、エネルギー準位が基底状態から励起
状態に変化する。この励起された分子又は原子が基底状
態に戻るときに、各分子特有の紫外線が放射され、この
紫外線が前記板ガラス31、32を透過して、板ガラス
31、32の表面より紫外線が放出される。
【0035】また、この紫外線照射装置30は、図5及
び図6に示す如く仕切板7の紫外線照射装置30の取付
位置に予め形成された取付用開口35に取り付けられ
る。即ち、仕切板7に形成された取付用開口35の冷気
ダクト8側縁部の上下又は左右若しくは全周囲には、冷
気ダクト8側に少許突出すると共に、紫外線照射装置3
0を支持するための支持爪36が形成されている。ま
た、取付用開口35の冷蔵室5側縁部の上下又は左右に
は、冷蔵室5側から紫外線照射装置30を着脱可能とす
る係合爪37が形成されている。
【0036】そして、紫外線照射装置30は、図5に示
す如く紫外線照射装置30の天面、底面及び両側面外周
を囲繞する例えばゴム部材38を取り付けた後、係るゴ
ム部材38外周を保持する取付板39を取り付け、この
状態で、前記仕切板7の取付用開口35に填め込む。
尚、取付板39は、前記取付用開口35に着脱自在に形
成されていると共に、紫外線照射装置30の図示しない
電極リードは、取付用開口35に取り付けられた状態
で、通電可能な状態とされているものとする。
【0037】これにより、冷蔵室5側から容易に紫外線
照射装置30の着脱を行うことができる。そのため、冷
蔵庫Rを分解して紫外線照射装置30を取り外す必要が
なく、紫外線照射装置30のメンテナンスを容易に行う
ことができるようになる。
【0038】更にまた、冷蔵室5側に位置する紫外線照
射装置30の前面には、紫外線照射装置30の損傷を未
然に回避すると共に、紫外線を透過可能とする材料にて
構成されるカバー部材40が着脱自在に取り付けられて
いる。尚、紫外線照射装置30の詳細な取付状態は、図
6のみ図示するものとする。
【0039】取付板39に取り付けられた紫外線照射装
置30は、紫外線を放出(照射)する板ガラス31及び
32は、それぞれ冷気ダクト8内及び冷蔵室5内に臨ん
だ状態で取り付けられる。
【0040】以上の構成により、前記冷却装置の圧縮機
11及び送風機10が運転されると、冷却器9にて冷却
された冷気は、送風機10により上方に吸い上げられ、
冷気吐出口23より冷蔵室5内に吐出される。そして、
冷蔵室5内を循環して冷却した後、冷気は、戻り冷気ダ
クト25を介して冷気ダクト8内に帰還する。このと
き、冷蔵室5内には、菌やカビなどを付着した食品等が
収納されていることがあり、係る菌やカビなどが、循環
冷気により食品等から剥離され、冷気と共に、冷気ダク
ト8内に帰還される。
【0041】この場合、冷気ダクト8内に帰還した冷気
は、仕切板7に取り付けられた紫外線照射装置30が通
電されていることにより、紫外線照射装置30の板ガラ
ス31から紫外線が放出されており、係る循環冷気に紫
外線が照射される。
【0042】これにより、菌やカビなどの雑菌を含む冷
気は、紫外線により殺菌され、清潔な状態で、冷却器9
で冷却され、送風機10より再度冷蔵室5内に吐出され
る。そのため、雑菌が死滅された状態で冷気が冷蔵室5
内及び冷気ダクト8内を循環し、冷蔵室5内に収納され
る食品に雑菌が付着し、食品が容易に腐敗することを未
然に回避することができるようになる。
【0043】また、本実施例の紫外線照射装置30は、
板ガラス32から直接冷蔵室5内に紫外線が照射される
ため、直接冷蔵室5内に収納される食品等を殺菌するこ
とができるようになる。
【0044】更に、冷気ダクト内の循環冷気や冷蔵室5
内の食品の殺菌のみではなく、冷気ダクト8内及び冷蔵
室5内をも殺菌することができるようになり、冷気ダク
ト8の壁面や、冷気ダクト8内に設けられた送風機10
やドレン皿19等の機器の殺菌をも行うことができるよ
うになる。
【0045】これにより、冷蔵庫R内における菌やカビ
などの雑菌の繁殖を防止することができ、異臭の発生を
解消することができる。
【0046】また、本実施例の冷蔵庫Rに採用される紫
外線照射装置30は、板ガラス31、32に254nm
の紫外線を透過可能な合成石英ガラスを使用した場合に
ついて説明しているが、これ以外に、オゾンを発生させ
る波長(例えば185nm以下)の紫外線を透過させる
合成石英ガラスを使用してもよいものとする。
【0047】この場合、板ガラス31、32からは、オ
ゾンを発生される紫外線が放出されるため、冷気ダクト
8内や冷蔵室5内において、オゾンが発生され、これに
より、脱臭及び殺菌を行うことができるようになる。
【0048】また、冷気ダクト8内において、紫外線照
射装置30の紫外線が照射される位置に、光触媒など塗
布してもよい。係る光触媒により、冷気ダクト8内の冷
気の脱臭を行うことができると共に、光触媒に吸着され
た菌を紫外線にてリフレッシュさせ、連続して冷気ダク
ト8内の冷気の脱臭を行うことができる。
【0049】更にまた、本実施例では、送風機10は、
冷却器9を挟んで紫外線照射装置30の、反対側、即
ち、冷却器9の冷気流出側の冷気ダクト8に位置するよ
うに取り付けられている。そのため、紫外線照射装置3
0により殺菌された冷気が冷却器9及び送風機10を順
次通過することができ、冷却器9及び送風機10への雑
菌の付着を未然に回避することができるようになる。
【0050】また、冷気ダクト8内で、一番温度が高い
と考えられる位置に紫外線照射装置30を設けるため、
紫外線照射装置30の温度が低くなり難くなり、紫外線
照射効率を向上させることができるようになる。
【0051】本実施例における紫外線照射装置30は、
冷気ダクト8内の限られたスペースに、設置スペースを
比較的節約することができる平面型ランプにより構成さ
れているため、有効的に冷気ダクト8内のスペースを利
用することができるようになる。
【0052】一方、この平面型ランプにより構成される
紫外線照射装置30は、仕切板7に形成された取付用開
口35に取り付けられているため、仕切板7に沿ったか
たちで、紫外線照射装置30を取り付けることができ、
より一層、紫外線照射装置30の設置スペースを小さく
することができ、冷気ダクト8のスペース効率を向上さ
せることができるようになる。これにより、冷蔵室5の
収容容積を狭めるという不具合を生じさせないと共に、
冷気ダクト8内や冷蔵室5内の冷気循環を阻害しないた
め、冷却効率を向上させることができるようになる。
【0053】また、前記紫外線照射装置30は、上述の
制御装置としてのマイクロコンピュータ18により通電
制御が成されている。即ち、マイクロコンピュータ18
の入力側には、図3に示す如く前記ドアスイッチ12及
び温度センサ17が接続されていると共に、マイクロコ
ンピュータ18の出力側には、圧縮機11、送風機10
及び紫外線照射装置30が接続されている。尚、図3に
は図示していないが、これ以外に庫内温度の設定手段や
庫内灯24などがマイクロコンピュータ18に接続され
ていてもよいものとする。
【0054】これにより、マイクロコンピュータ18が
ドアスイッチ12により、断熱扉6が冷蔵室5の開口を
閉塞している状態を検知した際には、紫外線照射装置3
0の通電を行い、冷蔵室5内及び冷気ダクト8内への紫
外線の照射を行う。また、断熱扉6が冷蔵室5の開口を
開放している状態を検知した際には、紫外線照射装置3
0の通電を遮断し、紫外線照射装置30からの紫外線の
照射を停止する。
【0055】そのため、冷蔵庫Rの使用者が、断熱扉6
を開放した際に、紫外線照射装置30から紫外線が冷蔵
室5内に照射されないため、紫外線が直接使用者に照射
される危険性を未然に回避することができ、安全性を向
上させることができるようになる。
【0056】また、前記ドアスイッチ12は、前記送風
機10の運転制御も行うものとする。即ち、ドアスイッ
チ12が、断熱扉6が冷蔵室5の開口を閉塞している状
態を検知した際には、送風機10の運転を行い、ドアス
イッチ12が、断熱扉6が冷蔵室5の開口を開放してい
る状態を検知した際には、送風機10の運転を停止す
る。但し、扉の開放状態を検知した場合に、送風機10
の運転を停止することを優先的に行うが、これ以外は、
温度センサ17に基づく温度制御による圧縮機11の運
転と同期して送風機10の運転制御を行うものとする。
【0057】更に、紫外線照射装置30により紫外線が
照射される場所、即ち、冷気ダクト8内では、仕切板7
であって紫外線照射装置30が取り付けられる位置に対
向する位置又は、その近傍の断熱壁4の内箱2前面又は
冷蔵室5内全面には、アルミ箔やステンレス板などによ
り構成される金属材料41が貼付されている。
【0058】これにより、特に紫外線により劣化を生じ
るABSなどの合成樹脂にて構成される内箱2の損傷を
未然に回避することができるようになる。また、仕切板
7が樹脂にて構成されている場合には、紫外線が照射さ
れる位置の仕切板7においても、金属材料が貼付されて
いても同様の効果を得ることができる。
【0059】また、紫外線照射装置30により紫外線が
照射される冷蔵室5内であって、直接紫外線の照射を受
ける棚部材13や、断熱扉6の冷蔵室5側を構成する内
板又はドアポケット20等が紫外線の照射により劣化を
生じる樹脂にて構成される場合にも、上述同様に金属材
料が貼付されていてもよいものとする。
【0060】尚、本実施例で用いられる紫外線照射装置
30は、図7及び図8に示す如く、前記特別室16の後
面に位置する仕切板7に取り付けられ、係る特別室16
を殺菌室としてもよいものとする。尚、取付用開口35
については、上記と同様のものが殺菌室16の後面に位
置する仕切板7に形成されており、取付板39により容
易に着脱自在とされているものとする。
【0061】また、この場合における殺菌室16に設置
される引出部材15は、紫外線により劣化を生じない材
料、即ち、ステンレスなどの金属材料により構成されて
いるものとする。
【0062】以上の構成により、紫外線照射装置30が
通電されると、殺菌室16内に臨む板ガラス32より紫
外線が照射され、紫外線を殺菌室16内に反射・拡散さ
せることにより、集中的に紫外線を照射することができ
る。そのため特に、殺菌室16内にパンや生鮮食品又は
卵などを収納することにより、殺菌を特に必要とするも
の、又は剥き出しの状態で収納される食品を効果的に殺
菌することができるようになる。
【0063】また、キノコなどに紫外線が照射されるこ
とにより、キノコに含有されるビタミン成分を増加させ
ることができるようになる。果実などに紫外線が照射さ
れると、果実の甘味を増加させることができるようにな
る。
【0064】尚、この場合においても、紫外線照射装置
30の板ガラス31が冷気ダクト8内に臨んでいるた
め、冷気ダクト8内を循環する冷気の殺菌を行うことが
できるようになる。また、係る場合においても、紫外線
照射装置30により紫外線が照射される場所、即ち、冷
気ダクト8内では、仕切板7であって紫外線照射装置3
0が取り付けられる位置に対向する位置には、アルミ箔
やステンレス板などにより構成される金属材料41が貼
付されているものとする。
【0065】また更に、他の実施例としての冷蔵庫Sに
ついて、図9及び図10を参照して説明する。係る実施
例における冷蔵庫Sは、上記実施例に加えて、前記特別
室16が上下に2段に形成されているものである。即
ち、冷蔵室5内の最下段の棚部材13の下方には、2つ
の引出部材43、46が上下に設けられ、両者とも上面
に開口すると共に、前方に引出可能に取り付けられてい
る。これにより、特別室16内には、引出部材43内に
形成される例えば、氷温室と、引出部材46内に形成さ
れる殺菌室が形成される。
【0066】また、これら引出部材43、46は、それ
ぞれ紫外線により劣化されにくい、例えばステンレスな
どの金属材料にて構成されると共に、下側に位置する引
出部材46の上面開口は、上側に位置する引出部材43
の下面にて閉塞可能とされているものとする。更に、下
側に位置する引出部材46の後面には、後述する紫外線
照射装置30からの紫外線を引出部材46内に照射させ
るための開口42が形成されている。
【0067】そして、この引出部材46の後面に位置す
る仕切板7には、上記実施例と同様の紫外線照射装置3
0が取り付けられる。尚、取付用開口35については、
上記と同様のものが殺菌室16の後面に位置する仕切板
7に形成されており、取付板39により容易に着脱自在
とされているものとする。
【0068】これにより、紫外線照射装置30より紫外
線が引出部材46内に照射され、引出部材46内に紫外
線を反射・拡散させることにより集中的に紫外線を照射
することができる。そのため特に、引出部材46内にパ
ンや生鮮食品又は卵などを収納することにより、殺菌を
特に必要とするもの、又は剥き出しの状態で収納される
食品を効果的に殺菌することができるようになる。
【0069】また、引出部材43にて低温の物品を冷却
しながら、引出部材46内で物品の殺菌を行うことがで
きるようになる。そのため、特に、タンパク質により構
成される肉類など紫外線により変質されやすいものであ
っても、紫外線を透過しない仕切部材42にて区画され
る引出部材43にて係る肉類を冷却しつつ、引出部材4
6内にて野菜などの殺菌を行うことができるようにな
る。
【0070】係る実施例では、特別室16に設けられる
一方の氷温室を構成する引出部材43の下面にて他方の
殺菌室を構成する引出部材46の上面開口を閉塞するた
め、格別に引出部材46に蓋部材を設ける必要がないた
め、構造を簡素化することができるようになる。尚、本
実施例では、上下に引出部材43、46を設けた場合に
ついて説明しているが、これ以外に、一方の特別室とし
ての氷温室と他方の特別室としての殺菌室とが隣接して
形成されていればよいものとする。
【0071】また、この場合であっても、紫外線照射装
置30の板ガラス31が冷気ダクト8内に臨んでいるた
め、冷気ダクト8内を循環する冷気の殺菌を行うことが
できるようになる。更に、紫外線照射装置30により紫
外線が照射される場所、即ち、冷気ダクト8内では、仕
切板7であって紫外線照射装置30が取り付けられる位
置に対向する位置には、アルミ箔やステンレス板などに
より構成される金属材料41が貼付されているものとす
る。
【0072】尚、本実施例における冷蔵室5内を紫外線
照射装置により紫外線が照射されることを利用して、冷
蔵室5内にまな板や包丁などの台所用品を収納すること
により、これらについても殺菌することに使用してもよ
いものとする。
【0073】次に、更にもう一つの他の実施例としての
冷蔵庫Rの紫外線照射装置45について説明する。紫外
線照射装置45は、例えば254nmの紫外線を透過可
能な合成石英ガラスにて構成される板ガラス31と、2
90nm以上の可視光線を透過可能なソーダーガラスに
て構成される板ガラス44と、これらの板ガラスを所定
間隔を存して密閉されたガラス容器を形成するためのガ
ラス部材33とから構成されている。そして、上記実施
例の紫外線照射装置30と同様に放電電極及び電極リー
ドが接続させると共に、ガラス容器内に水銀蒸気やアル
ゴンなどが封入されているものとする。
【0074】そして、前記電極リードに図示しない配線
によって交流電源を接続し、放電電極間を放電させる
と、上記と同様に加速された電子34が水銀(Hg)や
アルゴン(Ar)分子に衝突し、エネルギー準位が基底
状態から励起状態に変化する。この励起された分子又は
原子が基底状態に戻るときに、各分子特有の紫外線が放
射され、板ガラス31側では、この紫外線が前記ガラス
板31を透過して、板ガラス31の表面より紫外線が放
出される。他方、板ガラス44側では、この紫外線が板
ガラス44に当たる際に可視光線として板ガラス44表
面から放出される。
【0075】そして、この紫外線照射装置45を仕切板
7に取り付ける際には、上記実施例と同様にゴム部材3
8及び取付板39を介して、冷却器9の冷気流入側であ
って、該冷却器9から離間した位置に相当する位置の仕
切板7の取付用開口35に着脱自在に取り付ける。この
際、紫外線照射装置45は、紫外線を放出(照射)する
板ガラス31を冷気ダクト8に臨んだ状態とすると共
に、板ガラス44を冷蔵室5内に臨んだ状態で取り付け
るものとする。
【0076】これにより、冷気ダクト8側では、紫外線
照射装置45の板ガラス31から照射される紫外線によ
り、上記実施例と同様に冷気ダクト8内を循環する冷気
や冷気ダクト8内の機器等を殺菌することができるよう
になる。
【0077】他方、冷蔵室5側では、紫外線照射装置4
5の板ガラス44から可視光が照射されることにより、
紫外線照射装置45を庫内灯24の補助灯又は主照明灯
として使用することができると共に、紫外線照射装置4
5の発光状態のインジケータとして機能することができ
るようになる。また、冷蔵室5内のインテリアとしての
デザイン性を向上させることができる。
【0078】また、紫外線照射装置45は、仕切板7の
取付用開口35に取り付けられることにより、容易に紫
外線を照射可能な面、即ち、板ガラス31が冷気ダクト
8内に臨むと共に、可視光線を照射可能な面、即ち、板
ガラス44が冷蔵室5内に臨むので、簡単な構成で、な
おかつ一個の紫外線照射装置45によって冷蔵室5内と
冷気ダクト8内の双方の可視光線及び紫外線の照射が可
能となる。そのため、構造の簡素化に伴い、コストの削
減を実現することができるようになる。
【0079】また更に、このとき、紫外線照射装置45
の可視光線を照射可能な面、即ち板ガラス44側には、
図示しない蛍光体が設けられていてもよいものとする。
この場合、ガラス容器内で発生した紫外線が板ガラス4
4の蛍光体に当たる際により一層強い可視光線を板ガラ
ス44表面から放出することができるようになり、冷蔵
室5内の照明効果を向上させることができるようにな
る。
【0080】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、断熱
箱体内に貯蔵室とダクトを画成し、該ダクト内に配設さ
れた冷却器と熱交換した冷気を送風機により貯蔵室内に
循環して成る冷蔵庫において、紫外線を照射可能な面と
可視光線を照射可能な面を有する紫外線照射装置を備
え、該紫外線照射装置により紫外線をダクト内に照射
し、可視光線を貯蔵室内に照射するので、紫外線照射装
置は、貯蔵室では、照明及び発光状態のインジケータと
して機能すると共に、ダクト内では循環冷気やダクト内
壁面の殺菌及びダクト内に設けられた機器の殺菌を行う
ことができるようになる。
【0081】これにより、貯蔵室内の照明効果を向上さ
せることができると共に、循環冷気の殺菌によって貯蔵
室及びダクト内の菌やカビなどの雑菌の繁殖や異臭の発
生を解消することができるようになる。
【0082】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、紫外線照射装置の可視光線を照射可能な面に
は、蛍光体が設けられているので、貯蔵室内の照明効果
を向上させることができるようになる。
【0083】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明に加えて、貯蔵室とダクトを区画する仕切
板を備え、紫外線照射装置は仕切板に取り付けられ、紫
外線を照射可能な面がダクト内に臨み、可視光線を照射
可能な面が貯蔵室内に臨むので、簡単な構成でなおかつ
一個の紫外線照射装置によって貯蔵室内とダクト内の双
方の可視光線、紫外線の照射が可能となる。
【0084】これにより、構造を簡素化することができ
るようになり、コストの削減を実現することができるよ
うになる。
【0085】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
に加えて、紫外線照射装置は、貯蔵室側から仕切板に対
して着脱可能とされているので、紫外線照射装置を貯蔵
室側から容易にメンテナンスを行うことができるように
なる。
【0086】請求項5の発明によれば、請求項3又は請
求項4の発明に加えて、紫外線照射装置は平面型ランプ
であり、仕切板に沿って設けられるので、紫外線照射装
置の設置スペースが小さくすることができ、スペース効
率を向上させることができるようになる。これにより、
貯蔵室の収納容積を狭めないと共に、ダクト内や貯蔵室
内の冷気循環を阻害しないため、冷却効率を向上させる
ことができるようになる。
【0087】請求項6の発明によれば、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4又は請求項5の発明に加え
て、少なくとも紫外線照射装置からの紫外線が照射され
るダクトの内面を金属材料にて構成したので、ダクト内
面の紫外線による損傷を未然に回避することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の部分拡大縦断側面図である。
【図2】図1の部分拡大縦断側面図である。
【図3】冷蔵庫の冷却装置の電気回路ブロック図であ
る。
【図4】紫外線照射装置の断面図である。
【図5】紫外線照射装置の正面図である。
【図6】紫外線照射装置を仕切板に取り付けた際に断面
図である。
【図7】本発明の冷蔵庫の部分拡大縦断側面図である。
【図8】図7の部分拡大断面図である。
【図9】他の実施例の冷蔵庫の部分拡大縦断側面図であ
る。
【図10】図9の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
R 冷蔵庫 4 断熱箱体 5 冷蔵室 6 断熱扉 7 仕切板 8 冷気ダクト 9 冷却器 10 送風機 11 圧縮機 12 ドアスイッチ 16 特別室(殺菌室) 30、45 紫外線照射装置 31、32、44 板ガラス 33 ガラス部材 34 電子 35 取付用開口 36 支持爪 37 係合爪 38 ゴム部材 39 取付板 40 カバー部材 41 金属材料 43、46 引出部材
フロントページの続き (72)発明者 長谷川 利英 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 村社 基幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA10 BB04 BB05 BB08 CC02 CC14 QQ01 QQ17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内に貯蔵室とダクトを画成し、
    該ダクト内に配設された冷却器と熱交換した冷気を送風
    機により前記貯蔵室内に循環して成る冷蔵庫において、 紫外線を照射可能な面と可視光線を照射可能な面を有す
    る紫外線照射装置を備え、該紫外線照射装置により紫外
    線を前記ダクト内に照射し、可視光線を前記貯蔵室内に
    照射することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記紫外線照射装置の可視光線を照射可
    能な面には、蛍光体が設けられていることを特徴とする
    請求項1の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記貯蔵室とダクトを区画する仕切板を
    備え、前記紫外線照射装置は前記仕切板に取り付けら
    れ、紫外線を照射可能な面が前記ダクト内に臨み、可視
    光線を照射可能な面が前記貯蔵室内に臨むことを特徴と
    する請求項1又は請求項2の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記紫外線照射装置は、前記貯蔵室側か
    ら前記仕切板に対して着脱可能とされていることを特徴
    とする請求項3の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記紫外線照射装置は平面型ランプであ
    り、前記仕切板に沿って設けられることを特徴とする請
    求項3又は請求項4の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記紫外線照射装置からの紫
    外線が照射される前記ダクトの内面を金属材料にて構成
    したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4又は請求項5の冷蔵庫。
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