JP2002348933A - ロータンク排水弁 - Google Patents

ロータンク排水弁

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JP2002348933A JP2001152480A JP2001152480A JP2002348933A JP 2002348933 A JP2002348933 A JP 2002348933A JP 2001152480 A JP2001152480 A JP 2001152480A JP 2001152480 A JP2001152480 A JP 2001152480A JP 2002348933 A JP2002348933 A JP 2002348933A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カムの動きを使用頻度が低い大洗浄のときに
実行することによりカムの動作を安定させることができ
るロータンク排水弁を提供すること。 【解決手段】 大及び小洗浄用の操作部2を設けると共
に排水筒4に連通させたケーシング3と、大洗浄用の操
作部によりケーシング3内に配置された一方の駆動リン
クと、この駆動リンクに連接され下端に弁体とその上方
にフロートとを備えたインナースリーブ11と、小洗浄
用の操作部によりケーシング3内に配置された他方の駆
動リンクと、この駆動リンクに連接されると共にインナ
ースリーブ11に外挿され且つウェイター12aを設け
たアウタースリーブ12とを備え、アウタースリーブと
インナースリーブとの間にアウタースリーブとインナー
スリーブを係合するためのカム13を設け、カムはイン
ナースリーブのみが昇降する大洗浄操作のときアウター
スリーブとインナースリーブとの係合を解除すべく構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器の洗浄水タン
クに備えられ小洗浄及び大洗浄に切り換えて使用できる
ロータンク排水弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から便器の洗浄水タンクにデュアル
・フラッシュバルブ方式のロータンク排水弁が使用され
ている。このデュアル・フラッシュバルブ方式のロータ
ンク排水弁は、洗浄水タンクの内部に組み込まれ小洗浄
及び大洗浄のそれぞれの操作ボタンを洗浄水タンクの表
面に配置したものである。
【0003】このようなデュアル・フラッシュバルブ方
式のロータンク排水弁の例として、たとえば米国特許明
細書第5,657,494号や豪州特許明細書第692
009号に記載されたものがある。これらの明細書に記
載のロータンク排水弁は、フロートとウェイターとを備
え、これらのフロート及びウェイターが水位を検知する
ことで閉弁を制御可能としたものである。すなわち、大
洗浄時ではフロートの位置まで水位が下がるとフロート
による浮力が減少して閉弁し、小洗浄時はウェイターと
連結されているアウタースリーブがウェイター下方に位
置するカム駆動でフロート上に乗り上げウェイターの位
置までタンク内の水位が下がるとウェイターの重みが浮
力に打ち勝って閉弁する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成では、
カムによる駆動は小洗浄時に行われる。ところが、小洗
浄は大洗浄に比べて使用頻度が高く、カムの動作は頻繁
に行われる。このため、カムの消耗度が大きくなり、部
材のがたつき等を発生して確実な動作が行えなくなる。
すなわち、使用頻度が高い小洗浄の度毎にカムが動作す
るので、カムの周面の磨耗等が速く進行してしまい安定
動作が維持できなくなる。
【0005】そこで、本発明はカムの動きを使用頻度が
低い大洗浄のときに実行することによりカムの動作を安
定させることができるロータンク排水弁を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上端に大洗浄
用および小洗浄用の操作部をそれぞれ設けるとともに下
端を排水筒に連通させたケーシングと、大洗浄用の操作
部によって前記ケーシング内に上下方向に回動自在に配
置された一方の駆動リンクと、当該駆動リンクに連接さ
れ下端に前記排水筒への流路に備えた弁座に着座する弁
体とこの弁体の上方にフロートとを備えたインナースリ
ーブと、小洗浄用の操作部によって前記ケーシング内に
上下方向に回動自在に配置された他方の駆動リンクと、
当該駆動リンクに連接されるとともに前記インナースリ
ーブに外挿され且つウェイターを設けたアウタースリー
ブとを備え、前記アウタースリーブとインナースリーブ
との間に当該アウタースリーブとインナースリーブを係
合するためのカムを設け、前記カムは前記インナースリ
ーブのみが昇降する大洗浄操作のとき前記アウタースリ
ーブとインナースリーブとの係合を解除すべく構成した
ことを特徴とする。
【0007】このような構成において、前記アウタース
リーブに、前記インナースリーブに設けた係合突起に係
合する前記カムを上下方向に回動可能に設けた構成とす
ることができる。
【0008】また、前記各駆動リンクはそれぞれ操作ア
ームを介してインナースリーブとアウタースリーブに連
接されており、前記カムはその上端側にリンクロッドを
一体に形成するとともにこのリンクロッドの基端に設け
た枢軸によってアウタースリーブに連接されており、か
つ、前記リンクロッドの先端がインナースリーブに連接
された操作アームに当接されて、操作アームの上昇によ
って前記カムが枢軸周りに回動し前記インナースリーブ
に設けた係合突起への係合を解除するように構成しても
よい。。
【0009】更に、前記係合突起は、下端側がテーパ形
状となっている構成とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、インナースリーブを
上昇させることによって弁体を弁座から離して開弁する
ことができ、インナースリーブだけを大洗浄用の操作部
によって上昇させた後には開弁によってタンク内の水位
が下がり、この水位がフロートの位置よりも下がるとイ
ンナースリーブの自重と排水力がフロートの浮力に打ち
勝ってインナースリーブは下降して弁体を弁座に着座さ
せて閉弁することができる。この場合、タンク内の貯溜
水がフロートの近傍位置まで排水されるので、大洗浄の
操作となる。一方、小洗浄用の操作部によって、アウタ
ースリーブを上昇させるとインナースリーブも同時に上
昇する構成とすることによって弁体を弁座から離して開
弁することができる。このような操作においては、アウ
タースリーブに設けたカムをインナースリーブの係合突
起に係合させることにより、アウタースリーブの重量と
ウェイター内の水の重量をインナースリーブに設けたフ
ロートの浮力に負荷することによって水位がウェイター
の近傍位置にきたときに閉弁することができ、小洗浄が
可能となる。
【0011】このように、このロータンク排水弁におい
ては、カムはインナースリーブのみが昇降する大洗浄操
作のときにアウタースリーブとインナースリーブとの係
合を解除すべく回動し、小洗浄の際にはカムは係合して
停止したままでインナースリーブを圧下する構成とする
ことができる。このため、使用頻度が高い小洗浄の場合
にはカムを動作させず、使用頻度が低い大洗浄の場合の
みカムが回動動作する。したがって、カムの動作回数を
減らすことができ、カムの耐久性を向上させることがで
きる。
【0012】
【実施例】図1は本発明のデュアル・フラッシュバルブ
方式のロータンク排水弁を洗浄水タンクに備えた例を示
す要部の縦断面図である。
【0013】図において、洗浄水タンクの上端壁101
(別体のタンク蓋でもよい)と下端壁102との間にロ
ータンク排水弁1が組み込まれている。このロータンク
排水弁1は上端壁101に組み込んだ操作部2とケーシ
ング3とから構成されたものである。
【0014】操作部2はハウジング2aの内部に隔壁2
bを挟んで配置した大洗浄用ボタン2cと小洗浄用ボタ
ン2dとを備えたもので、大洗浄用ボタン2c及び小洗
浄用ボタン2dのそれぞれにロッド2e,2fを連結し
ている。なお、大洗浄用ボタン2cと小洗浄用ボタン2
dとの間には隔壁2bが位置し、この隔壁2bによって
これらのボタン2c,2dとの間が遮断される。したが
って、大洗浄用ボタン2cと小洗浄用ボタン2dを同時
押しすることがなくなる。
【0015】ケーシング3はその下端側に隔壁3aを形
成するとともに下端に排水筒4を備えたもので、この排
水筒4を洗浄水タンクの下端壁102に開けた開口10
2aに差し込んでいる。排水筒4からの洗浄水は便器本
体(図示せず)に供給される。なお、図11の外観図に
示すように、ケーシング3の周壁には洗浄水タンク内に
連通する開口3bを開けておき、この開口3bからケー
シング3内に水が流入する構成とする。
【0016】ケーシング3の上端にはロッド2e,2f
に対向する位置に中間スイッチ5a,5bを備える。こ
れらの中間スイッチ5a,5bは圧縮のスプリング5
c,5dによってロッド2e,2f側に付勢されたもの
である。
【0017】ケーシング3の内部には支軸6が固定さ
れ、この支軸6周りに一対の駆動リンク7,8が回転自
在に保持されている。そして、駆動リンク7,8にはそ
れぞれ操作アーム9,10が連接されている。
【0018】操作アーム9の下端にはインナースリーブ
11を連接するとともに、操作アーム10の下端にはア
ウタースリーブ12を連接する。インナースリーブ11
は上端側に突起11aと係合突起11bを形成するとと
もに下端に弁体としてのパッキン11cを備え更にこの
パッキン11cの上方にフロート11dを形成したもの
である。アウタースリーブ12は水を溜めておくことが
できる桶状のウェイター12aを高さ位置調整可能に備
えるとともに、上端側にカム13を上下方向に回動自在
に備えている。
【0019】カム13はその上端側にリンクロッド13
aを一体に形成するとともにこのリンクロッド13aの
基端に設けた枢軸13bによってアウタースリーブ12
に連接されたものである。そして、リンクロッド13a
の先端部分はピン13cを介して操作アーム9に当接さ
れている。そして、操作アーム9の上昇によってピン1
3cが操作アーム9に沿って当接して移動するときカム
13は枢軸13b周りに時計方向に回動可能としてい
る。そして、静止位置にあるときには、アウタースリー
ブ12の下端が隔壁3aに着座するとともに、操作アー
ム9がインナースリーブ11を外挿している部分の上端
と突起11aの間に隙間ができるような部材の位置関係
としている。
【0020】以上の構成において、大洗浄するときには
大洗浄用ボタン2cを押す。これにより図2に示すよう
に中間スイッチ5aが押し下られ、駆動リンク7を支軸
6周りに時計方向に回動させる。この駆動リンク7の回
動によって操作アーム9が上に持ち上げられ、操作アー
ム9がインナースリーブ11を外挿している部分の上端
が突起11aに接触し、インナースリーブ11を上に引
き上げる。そして、このインナースリーブ11の上昇に
より、パッキン11cが排水筒4の上端の弁座4aから
離れてから開弁する。このとき、カム13は操作アーム
9の上昇によって時計方向に回動させられ、インナース
リーブ11の係合突起11bと干渉しない姿勢となる。
【0021】更に、大洗浄用ボタン2cを押し下げる
と、図3に示すように係合突起11bがカム13部分を
抜ける部分までインナースリーブ11は上昇して上限位
置まで達する。このとき、パッキン11cは排水筒4の
弁座4aから大きく離れて開弁状態に維持される。この
開弁によってタンク内に最高水位まで貯留されていた水
が排水筒4から便器側へ排水され、便器洗浄が行われ
る。パッキン11cの上昇による開弁の後には、タンク
内の水位が次第に下がっていき、大洗浄に必要な洗浄水
が排水筒4から排水されて、フロート11dの位置より
も水位が下がるとインナースリーブ11の自重と排水力
がフロート11dの浮力に打ち勝って、図4に示すよう
にインナースリーブ11が降下して図5に示す状態を経
て図1に示すようにパッキン11cを弁座4aに着座さ
せて閉弁する。このインナースリーブ11の下降におい
ては、係合突起11bの下端側がテーパ状となっている
ので、カム13が突起11bに接触した後に、図5に示
すようにこの突起11bのテーパ面に倣ってカム13が
時計方向に回動してインスリーブ11の下降を許す。こ
のインナースリーブ11の下降により図1の静止状態に
復帰する。
【0022】以上の行程により大洗浄が行われ、洗浄に
必要な流量の洗浄水が便器側に供給される。そして、カ
ム13は操作アーム9の上昇と下降によって枢軸13b
周りに回動駆動されて動作し、インナースリーブ11の
昇降動作を可能とすることができる。
【0023】次いで、小洗浄するときには図1の静止状
態において小洗浄用ボタン2dを押す。これにより、図
6に示すように駆動リンク8が支軸6周りに反時計方向
に回動して操作アーム10を上昇させる。これによりア
ウタースリーブ12が上昇して、このアウタースリーブ
12の上端がインナースリーブ11を外挿している操作
アーム9の下端部分に接触する。
【0024】小洗浄用ボタン2dを図7に示すようにフ
ルストロークまで押し下げていくと、操作アーム10の
上昇に伴ってアウタースリーブ12とインナースリーブ
11が同時に上昇する。このインナースリーブ11の上
昇によりパッキン11cが弁座4aから離れて開弁し、
タンク内の水が排水筒4から便器側に供給される。洗浄
水の排水の期間ではフロート11dによる浮力によって
インナースリーブ11とアウタースリーブ12は図7の
位置に保持され、タンク内の水位の降下により、図8に
示すようにアウタースリーブ12はその自重とウェイタ
ー12a内の水の重さによって下降を始める。そして、
この下降により、同図8に示すようにカム13がインナ
ースリーブ11の突起11bに係合する。
【0025】カム13と係合突起11bの係合によっ
て、アウタースリーブ12の自重とウェイター12aの
中の水の重さがインナースリーブ11に伝達され、図9
に示すようにアウタースリーブ12と一体となってイン
ナースリーブ11が下降する。そして、アウタースリー
ブ12の下端がケーシング3に設けた隔壁3aに着座し
てアウタースリーブ12の下降が停止する。
【0026】次いで、図10に示すようにインナースリ
ーブ11はその自重と排水力によって下降する。なお、
係合突起11bとカム13は係合している状態を維持す
る。そして、同図10に示すように更にインナースリー
ブ11が下降するとパッキン11cが弁座4aに着座し
て排水が停止する。
【0027】以上のように小洗浄のときには、カム13
は図1の姿勢のままに保持され、回動動作しない。した
がって、使用頻度が多い小洗浄の際にはカム13は何ら
の動作もせず、アウタースリーブ12が下降するときに
インナースリーブ11の係合突起11bに係合してイン
ナースリーブ11を押し下げるだけである。このため、
カム13は大洗浄のときの回動動作を繰り返すだけで、
小洗浄の際に動作しないので、カム13の耐久性を向上
させることができる。
【0028】なお、上述したインナースリーブ11は、
上下端部が開口された筒形状となっており、タンク内の
貯水の水位がこのインナースリーブ11よりも高くなる
とこのインナースリーブ11を介して、便器内に排水す
るオーバーフロー機構を備えた構造となっている。
【0029】また、支軸6は水路を形成しており、大洗
浄や小洗浄時の便器への排水後、便器のトラップに水を
溜めて封水するために、この支軸6の水路からインナー
スリーブ11を介して水を流すようにする。このような
構成にすることで、従来のようにインナースリーブ11
に直接封水用の給水管を繋げる必要がなくなり、大洗浄
や小洗浄時のインナースリーブの上下可動をスムーズに
行なうことができる。
【0030】
【発明の効果】本発明ではアウタースリーブとインナー
スリーブとを連動させて下降させるカムを、使用頻度が
低い大洗浄のときのみ回動動作させるようにしているの
で、カムの耐久性を向上させることができるとともに大
洗浄及び小洗浄の両方で確実な動作ができるようにな
る。
【0031】また、大洗浄用の操作アームの上昇によっ
てカムの係合を解除するとともに、インナースリーブに
設けた係合突起の下端側に設けたテーパ形状によってカ
ムを誘導して元の係合状態に戻す構成としているため、
別部材を設けたり複雑な機構とせずに済み、安価に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデュアル・フラッシュバルブ方式の
ロータンク排水弁を洗浄水タンクに備えた例を示す要部
の縦断面図。
【図2】 大洗浄のときのインナースリーブ引き上げ開
始時期の動作を示す要部の縦断面図。
【図3】 大洗浄のときのインナースリーブが上限位置
まで到達したときの要部の縦断面図。
【図4】 大洗浄のときのインナースリーブ下降開始時
期を示す要部の縦断面図。
【図5】 大洗浄のときのインナースリーブの下降後期
を示す要部の縦断面図。
【図6】 小洗浄のときのアウタースリーブの引き上げ
開始の時期を示す要部の縦断面図。
【図7】 アウタースリーブとインナースリーブが共に
上限まで持ち上がった状態を示す要部の縦断面図。
【図8】 アウタースリーブが自重とウェイター内の水
の重さによって下降しカムが係合突起に接触した状態を
示す要部の縦断面図。
【図9】 カムと突起との係合によってアウタースリー
ブとインナースリーブが共に下降しアウタースリーブが
ケーシングの隔壁に着座した状態を示す要部の縦断面
図。
【図10】 インナースリーブが自重と排水力とによっ
て下降して排水筒を閉弁したときの要部の縦断面図。
【図11】 ケーシングの外観斜視図。
【符号の説明】 1 ロータンク排水弁 2 操作部 2a ハウジング 2b 隔壁 2c 大洗浄用ボタン 2d 小洗浄用ボタン 2e,2f ロッド 3 ケーシング 3a 隔壁 3b 開口 4 排水筒 4a 弁座 5a,5b 中間スイッチ 5c,5d スプリング 6 支軸 7 駆動リンク 9 操作アーム 9a 下端 10 操作アーム 11 インナースリーブ 11a 突起 11b 係合突起 11c パッキン 11d フロート 12 アウタースリーブ 12a ウェイター 13 カム 13a リンクロッド 13b 枢軸 13c ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に大洗浄用および小洗浄用の操作部
    をそれぞれ設けるとともに下端を排水筒に連通させたケ
    ーシングと、 大洗浄用の操作部によって前記ケーシング内に上下方向
    に回動自在に配置された一方の駆動リンクと、 当該駆動リンクに連接され下端に前記排水筒への流路に
    備えた弁座に着座する弁体とこの弁体の上方にフロート
    とを備えたインナースリーブと、 小洗浄用の操作部によって前記ケーシング内に上下方向
    に回動自在に配置された他方の駆動リンクと、 当該駆動リンクに連接されるとともに前記インナースリ
    ーブに外挿され且つウェイターを設けたアウタースリー
    ブとを備え、 前記アウタースリーブとインナースリーブとの間に当該
    アウタースリーブとインナースリーブを係合するための
    カムを設け、前記カムは前記インナースリーブのみが昇
    降する大洗浄操作のとき前記アウタースリーブとインナ
    ースリーブとの係合を解除すべく構成したことを特徴と
    するロータンク排水弁。
  2. 【請求項2】 前記アウタースリーブに、前記インナー
    スリーブに設けた係合突起に係合する前記カムを上下方
    向に回動可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    ロータンク排水弁。
  3. 【請求項3】 前記各駆動リンクはそれぞれ操作アーム
    を介してインナースリーブとアウタースリーブに連接さ
    れており、 前記カムはその上端側にリンクロッドを一体に形成する
    とともにこのリンクロッドの基端に設けた枢軸によって
    アウタースリーブに連接されており、 かつ、前記リンクロッドの先端がインナースリーブに連
    接された操作アームに当接されて、操作アームの上昇に
    よって前記カムが枢軸周りに回動し前記インナースリー
    ブに設けた係合突起への係合を解除することを特徴とす
    る請求項2記載のロータンク排水弁。
  4. 【請求項4】 前記係合突起は、下端側がテーパ形状と
    なっていることを特徴とする請求項3に記載のロータン
    ク排水弁。
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