JP2002348439A - エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物及び半導体装置Info
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- JP2002348439A JP2002348439A JP2001155218A JP2001155218A JP2002348439A JP 2002348439 A JP2002348439 A JP 2002348439A JP 2001155218 A JP2001155218 A JP 2001155218A JP 2001155218 A JP2001155218 A JP 2001155218A JP 2002348439 A JP2002348439 A JP 2002348439A
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- JP
- Japan
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- epoxy resin
- resin composition
- weight
- colorant
- semiconductor
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】YAGレーザーマーキング性に優れた半導体封
止用組成物を得る。 【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)フェノール樹
脂、(C)無機充填材、(D)硬化促進剤、(E)有機
着色剤及び(F)電気比抵抗値が100Ω-cm以上の炭
素前駆体着色剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成物に
おいて、全エポキシ樹脂組成物中に無機充填材65〜9
2重量%、有機着色剤0.1〜1.0重量%、炭素前駆
体着色剤0.3〜2.0重量%であることを特徴とする
半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
止用組成物を得る。 【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)フェノール樹
脂、(C)無機充填材、(D)硬化促進剤、(E)有機
着色剤及び(F)電気比抵抗値が100Ω-cm以上の炭
素前駆体着色剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成物に
おいて、全エポキシ樹脂組成物中に無機充填材65〜9
2重量%、有機着色剤0.1〜1.0重量%、炭素前駆
体着色剤0.3〜2.0重量%であることを特徴とする
半導体封止用エポキシ樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、YAGレーザーマ
ーキング性に優れた特性を有する半導体封止用エポキシ
樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置に関するもので
ある。
ーキング性に優れた特性を有する半導体封止用エポキシ
樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、主にエポキシ樹脂組成物で封止さ
れた半導体装置は、樹脂組成物中に着色剤として導電性
のカーボンブラックを含んでいる。これは半導体素子を
光から遮蔽すると共に半導体装置に品名やロット番号等
のマーキングを施す際、背景が黒だとより鮮明な印字が
得られるからである。更に最近では取り扱いが容易なY
AGレーザーマーキングを採用する電子部品メーカーが
増加していることによる。YAGレーザーの波長を吸収
するカーボンブラックは、半導体封止用エポキシ樹脂組
成物の必須成分となっている。
れた半導体装置は、樹脂組成物中に着色剤として導電性
のカーボンブラックを含んでいる。これは半導体素子を
光から遮蔽すると共に半導体装置に品名やロット番号等
のマーキングを施す際、背景が黒だとより鮮明な印字が
得られるからである。更に最近では取り扱いが容易なY
AGレーザーマーキングを採用する電子部品メーカーが
増加していることによる。YAGレーザーの波長を吸収
するカーボンブラックは、半導体封止用エポキシ樹脂組
成物の必須成分となっている。
【0003】しかし、最近の半導体装置のファインピッ
チ化に伴い、導電性着色剤であるカーボンブラックによ
る配線のショート不良のおそれがあり、カーボンブラッ
ク等の導電性着色剤を用いずに、鮮明なYAGレーザー
マーキングが可能なエポキシ樹脂組成物の開発が求めら
れており、例えば特開平2−127449号公報には、
「カーボン含有量が99.5重量%以上、水素含有量が
0.3重量%以下であるカーボンブラック」が同目的に
効果的であることが開示され、又その他の種々の研究が
なされているが、未だ特性としては不十分であり、開発
が強く望まれている。
チ化に伴い、導電性着色剤であるカーボンブラックによ
る配線のショート不良のおそれがあり、カーボンブラッ
ク等の導電性着色剤を用いずに、鮮明なYAGレーザー
マーキングが可能なエポキシ樹脂組成物の開発が求めら
れており、例えば特開平2−127449号公報には、
「カーボン含有量が99.5重量%以上、水素含有量が
0.3重量%以下であるカーボンブラック」が同目的に
効果的であることが開示され、又その他の種々の研究が
なされているが、未だ特性としては不十分であり、開発
が強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、導電性のカ
ーボンブラック等の着色剤を用いずに、YAGレーザー
マーキング性に優れた特性を有する半導体封止用エポキ
シ樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置を提供するも
のである。
ーボンブラック等の着色剤を用いずに、YAGレーザー
マーキング性に優れた特性を有する半導体封止用エポキ
シ樹脂組成物及びこれを用いた半導体装置を提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、[1](A)
エポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂、(C)無機充填
材、(D)硬化促進剤、(E)有機着色剤及び(F)電
気比抵抗値が100Ω-cm以上の炭素前駆体着色剤を必
須成分とするエポキシ樹脂組成物において、全エポキシ
樹脂組成物中に無機充填材65〜92重量%、有機着色
剤0.1〜1.0重量%、炭素前駆体着色剤0.3〜
2.0重量%であることを特徴とする半導体封止用エポ
キシ樹脂組成物、[2]炭素前駆体着色剤が、カーボン
含有量92.5〜95.0重量%、水素含有量0.7〜
6.0重量%、平均粒径0.5〜50μmである第
[1]項記載のエポキシ樹脂組成物、[3]第[1]項
又は[2]項記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を
用いて半導体、素子を封止してなることを特徴とする半
導体装置、である。
エポキシ樹脂、(B)フェノール樹脂、(C)無機充填
材、(D)硬化促進剤、(E)有機着色剤及び(F)電
気比抵抗値が100Ω-cm以上の炭素前駆体着色剤を必
須成分とするエポキシ樹脂組成物において、全エポキシ
樹脂組成物中に無機充填材65〜92重量%、有機着色
剤0.1〜1.0重量%、炭素前駆体着色剤0.3〜
2.0重量%であることを特徴とする半導体封止用エポ
キシ樹脂組成物、[2]炭素前駆体着色剤が、カーボン
含有量92.5〜95.0重量%、水素含有量0.7〜
6.0重量%、平均粒径0.5〜50μmである第
[1]項記載のエポキシ樹脂組成物、[3]第[1]項
又は[2]項記載の半導体封止用エポキシ樹脂組成物を
用いて半導体、素子を封止してなることを特徴とする半
導体装置、である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いるエポキシ樹脂は、
分子中にエポキシ基を有するものであれば特に限定しな
いが、例えばオルソクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェノ
ールメタン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキ
シ樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキ
シ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフト
ール型エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独でも混
合して用いてもよい。エポキシ樹脂組成物の硬化性のた
めには、エポキシ当量は150〜300が望ましい。本
発明に用いるフェノール樹脂は、分子中にフェノール性
水酸基を有するのもであれば特に限定しないが、例えば
フェノールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹
脂、トリフェノールメタン型樹脂、テルペン変性フェノ
ール樹脂等が挙げられ、これらは単独でも混合して用い
てもよい。エポキシ樹脂組成物の硬化性のためには、水
酸基当量は80〜250が望ましい。
分子中にエポキシ基を有するものであれば特に限定しな
いが、例えばオルソクレゾールノボラック型エポキシ樹
脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、トリフェノ
ールメタン型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ
樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキ
シ樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキ
シ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフト
ール型エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独でも混
合して用いてもよい。エポキシ樹脂組成物の硬化性のた
めには、エポキシ当量は150〜300が望ましい。本
発明に用いるフェノール樹脂は、分子中にフェノール性
水酸基を有するのもであれば特に限定しないが、例えば
フェノールノボラック樹脂、フェノールアラルキル樹
脂、トリフェノールメタン型樹脂、テルペン変性フェノ
ール樹脂等が挙げられ、これらは単独でも混合して用い
てもよい。エポキシ樹脂組成物の硬化性のためには、水
酸基当量は80〜250が望ましい。
【0007】本発明に用いる無機充填材は、一般に封止
材料に用いられているものを使用することができ、特に
限定されるものではない。例えば溶融破砕シリカ、溶融
球状シリカ、結晶シリカ、アルミナ、チタンホワイト、
水酸化アルミニウム等が挙げられる。これらの無機充填
材の製法や粒度分布等については、特に限定するもので
はないが、成形時の金型の細部への充填性の点から、最
大粒径は150μm以下のものが好ましい。無機充填材
の配合量としては、全エポキシ樹脂組成物中に65〜9
2重量%が好ましく、65重量%未満だと樹脂成分によ
る印字の着色の影響が大きく、鮮明なYAGレーザーマ
ーキング性を得るためには、樹脂成分の熱変色防止等の
別の手段が必要となり、又エポキシ樹脂組成物の硬化物
の吸湿率が高くなるため、耐半田クラック性や耐湿性等
の特性が不充分となるので好ましくない。又92重量%
を越えると、流動性が不充分となるので好ましくない。
材料に用いられているものを使用することができ、特に
限定されるものではない。例えば溶融破砕シリカ、溶融
球状シリカ、結晶シリカ、アルミナ、チタンホワイト、
水酸化アルミニウム等が挙げられる。これらの無機充填
材の製法や粒度分布等については、特に限定するもので
はないが、成形時の金型の細部への充填性の点から、最
大粒径は150μm以下のものが好ましい。無機充填材
の配合量としては、全エポキシ樹脂組成物中に65〜9
2重量%が好ましく、65重量%未満だと樹脂成分によ
る印字の着色の影響が大きく、鮮明なYAGレーザーマ
ーキング性を得るためには、樹脂成分の熱変色防止等の
別の手段が必要となり、又エポキシ樹脂組成物の硬化物
の吸湿率が高くなるため、耐半田クラック性や耐湿性等
の特性が不充分となるので好ましくない。又92重量%
を越えると、流動性が不充分となるので好ましくない。
【0008】本発明に用いる硬化促進剤は、エポキシ基
とフェノール性水酸基の反応を促進するものであればよ
く、一般に封止材料に使用されているものを用いること
ができる。例えば1,8−ジアザビシクロ(5,4,
0)ウンデセン−7、トリフェニルホスフィン、ベンジ
ルジメチルアミン、2−メチルイミダゾール等が挙げら
れ、これらは単独でも混合して用いてもよい。
とフェノール性水酸基の反応を促進するものであればよ
く、一般に封止材料に使用されているものを用いること
ができる。例えば1,8−ジアザビシクロ(5,4,
0)ウンデセン−7、トリフェニルホスフィン、ベンジ
ルジメチルアミン、2−メチルイミダゾール等が挙げら
れ、これらは単独でも混合して用いてもよい。
【0009】本発明に用いる有機着色剤は、アゾイック
染料、アゾ顔料、フタロシアニン顔料等の有機顔料が挙
げられる。これらの内では青〜黒色を呈するものが好ま
しく、これらは単独でも混合して用いてもよい。赤〜黄
色を呈すものは印字が不鮮明となり好ましくない。有機
着色剤の凝集形態等は、特に限定するものではなく、又
不純物等の値が半導体封止用エポキシ樹脂組成物に適用
できる範囲のものであればよい。有機着色剤の配合量と
しては、全エポキシ樹脂組成物中に0.1〜1.0重量
%が好ましく、0.1重量%未満だとエポキシ樹脂組成
物の硬化物の着色が不足し、硬化物自体の色が淡灰色に
なってしまうため鮮明な印字との白黒のコントラストが
得られないので好ましくない。又1.0重量%を越える
とスパイラルフローが長くなりエポキシ樹脂組成物の硬
化物に気泡が混入したり、未充填が発生するので好まし
くない。更にエポキシ樹脂組成物の硬化物の吸水量が増
え、耐半田クラック等の信頼性が低下するので好ましく
ない。
染料、アゾ顔料、フタロシアニン顔料等の有機顔料が挙
げられる。これらの内では青〜黒色を呈するものが好ま
しく、これらは単独でも混合して用いてもよい。赤〜黄
色を呈すものは印字が不鮮明となり好ましくない。有機
着色剤の凝集形態等は、特に限定するものではなく、又
不純物等の値が半導体封止用エポキシ樹脂組成物に適用
できる範囲のものであればよい。有機着色剤の配合量と
しては、全エポキシ樹脂組成物中に0.1〜1.0重量
%が好ましく、0.1重量%未満だとエポキシ樹脂組成
物の硬化物の着色が不足し、硬化物自体の色が淡灰色に
なってしまうため鮮明な印字との白黒のコントラストが
得られないので好ましくない。又1.0重量%を越える
とスパイラルフローが長くなりエポキシ樹脂組成物の硬
化物に気泡が混入したり、未充填が発生するので好まし
くない。更にエポキシ樹脂組成物の硬化物の吸水量が増
え、耐半田クラック等の信頼性が低下するので好ましく
ない。
【0010】本発明に用いる電気比抵抗値が100Ω-c
m以上の炭素前駆体着色剤は、芳香族ポリマーを原料と
して製造されたものであり、その組成はカーボン含有量
が92.5〜95.0重量%、水素含有量が0.7〜
6.0重量%のものが好ましい。カーボン含有量が9
2.5重量%未満、95.0重量%を越え、水素含有量
が0.7重量%未満、6.0重量%を越えると満足でき
る黒色が得られず印字が不鮮明となり好ましくない。又
電気比抵抗値が100 Ω-cm未満だとリーク電流の原
因となり好ましくない。平均粒径としては、0.5〜5
0μmが好ましく、この範囲を外れるとエポキシ樹脂組
成物の封入時にワイヤー間に挟まりワイヤー変形を引き
起こす可能性が懸念される。電気比抵抗値の測定法は、
試料約4gをベークライト製円筒状容器に詰め70kg
f/cm2の圧力で圧縮し、その両端の電圧、電流を測
定して抵抗値を求めた。
m以上の炭素前駆体着色剤は、芳香族ポリマーを原料と
して製造されたものであり、その組成はカーボン含有量
が92.5〜95.0重量%、水素含有量が0.7〜
6.0重量%のものが好ましい。カーボン含有量が9
2.5重量%未満、95.0重量%を越え、水素含有量
が0.7重量%未満、6.0重量%を越えると満足でき
る黒色が得られず印字が不鮮明となり好ましくない。又
電気比抵抗値が100 Ω-cm未満だとリーク電流の原
因となり好ましくない。平均粒径としては、0.5〜5
0μmが好ましく、この範囲を外れるとエポキシ樹脂組
成物の封入時にワイヤー間に挟まりワイヤー変形を引き
起こす可能性が懸念される。電気比抵抗値の測定法は、
試料約4gをベークライト製円筒状容器に詰め70kg
f/cm2の圧力で圧縮し、その両端の電圧、電流を測
定して抵抗値を求めた。
【0011】なお本発明に用いる炭素前駆体着色剤とな
る炭素材料は、特開平1−132832号公報、特開平
2−305822号公報に記載されている。本発明に用
いる炭素前駆体着色剤の凝集形態は円形であり、カーボ
ンブラックの様に二次的に絡み合った構造はとり難く、
ジブチルフタレート吸油量は100ml/100g以下
が好ましい。又不純物等の値は半導体封止用エポキシ樹
脂組成物に適用できる範囲のものであればよい。炭素前
駆体着色剤の配合量としては、全エポキシ樹脂組成物中
に0.3〜2.0重量%が好ましく、0.3重量%未満
だとエポキシ樹脂組成物の硬化物の着色が不足し、硬化
物自体の色が淡灰色になってしまうため、鮮明な印字と
の白黒のコントラストが得られず、2.0重量%を越え
るとエポキシ樹脂組成物の流動性が低下するので好まし
くない。
る炭素材料は、特開平1−132832号公報、特開平
2−305822号公報に記載されている。本発明に用
いる炭素前駆体着色剤の凝集形態は円形であり、カーボ
ンブラックの様に二次的に絡み合った構造はとり難く、
ジブチルフタレート吸油量は100ml/100g以下
が好ましい。又不純物等の値は半導体封止用エポキシ樹
脂組成物に適用できる範囲のものであればよい。炭素前
駆体着色剤の配合量としては、全エポキシ樹脂組成物中
に0.3〜2.0重量%が好ましく、0.3重量%未満
だとエポキシ樹脂組成物の硬化物の着色が不足し、硬化
物自体の色が淡灰色になってしまうため、鮮明な印字と
の白黒のコントラストが得られず、2.0重量%を越え
るとエポキシ樹脂組成物の流動性が低下するので好まし
くない。
【0012】本発明のエポキシ樹脂組成物は、(A)〜
(F)成分の他、必要に応じてカップリング剤、難燃
剤、離型剤、低応力剤、酸化防止剤等の各種添加剤を適
宜配合してもよい。本発明のエポキシ樹脂組成物は、
(A)〜(F)成分、及びその他の添加剤等をミキサー
等で均一に常温混合した後、加熱ロール又はニーダー、
押出機等の混練機で溶融混練し、冷却後粉砕して得られ
る。本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて、半導体等の
電子部品を封止し、半導体装置を製造するには、トラン
スファーモールド、コンプレッションモールド、インジ
ェクションモールド等の成形方法で硬化成形すればよ
い。
(F)成分の他、必要に応じてカップリング剤、難燃
剤、離型剤、低応力剤、酸化防止剤等の各種添加剤を適
宜配合してもよい。本発明のエポキシ樹脂組成物は、
(A)〜(F)成分、及びその他の添加剤等をミキサー
等で均一に常温混合した後、加熱ロール又はニーダー、
押出機等の混練機で溶融混練し、冷却後粉砕して得られ
る。本発明のエポキシ樹脂組成物を用いて、半導体等の
電子部品を封止し、半導体装置を製造するには、トラン
スファーモールド、コンプレッションモールド、インジ
ェクションモールド等の成形方法で硬化成形すればよ
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例で具体的に説明する。
配合割合は重量部とする。 実施例1 ビフェニル型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)・製、YX4000H 、融点105℃、エポキシ当量195g/eq) 8.5重量部 フェノールノボラック樹脂(軟化点65℃、水酸基当量104g/eq) 4.5重量部 球状溶融シリカ(最大粒径75μm) 83.8重量部 有機着色剤(フタロシアニン系顔料) 0.4重量部 炭素前駆体着色剤A(三井鉱山(株)・製、CB−3−500、電気比抵抗値 が1.3x1010Ω-cm、炭素含有量93.5重量%、水素含有量4.0重量% 、平均粒径2μm、最大粒径20μm) 1.0重量部 トリフェニルホスフィン 0.2重量部 三酸化アンチモン 1.0重量部 カルナバワックス 0.4重量部 シリコーンオイル 0.2重量部 をミキサーで常温混合し、80〜100℃の加熱ロール
で溶融混練し、冷却後粉砕し、エポキシ樹脂組成物を得
た。
配合割合は重量部とする。 実施例1 ビフェニル型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)・製、YX4000H 、融点105℃、エポキシ当量195g/eq) 8.5重量部 フェノールノボラック樹脂(軟化点65℃、水酸基当量104g/eq) 4.5重量部 球状溶融シリカ(最大粒径75μm) 83.8重量部 有機着色剤(フタロシアニン系顔料) 0.4重量部 炭素前駆体着色剤A(三井鉱山(株)・製、CB−3−500、電気比抵抗値 が1.3x1010Ω-cm、炭素含有量93.5重量%、水素含有量4.0重量% 、平均粒径2μm、最大粒径20μm) 1.0重量部 トリフェニルホスフィン 0.2重量部 三酸化アンチモン 1.0重量部 カルナバワックス 0.4重量部 シリコーンオイル 0.2重量部 をミキサーで常温混合し、80〜100℃の加熱ロール
で溶融混練し、冷却後粉砕し、エポキシ樹脂組成物を得
た。
【0014】評価方法 スパイラルフロー:EMMI−1−66に準じた金型を
用いて、金型温度175℃、射出圧力70kgf/cm
2、硬化時間120秒で測定した。単位はcm。スパイ
ラルフロー判定の基準は、80cm未満を不合格、80
cm以上を合格とした。 YAGレーザーマーキング性:低圧トランスファー成形
機を用いて、金型温度175℃、射出圧力70kgf/
cm2、保圧時間120秒で80pQFP(2.7mm
厚)を成形し、更に175℃、8時間でポストキュアし
た。次に日本電気(株)・製のマスクタイプのYAGレ
ーザー捺印機(印加電圧2.4kV、パルス幅120μ
sの条件)でマーキングし、印字の視認性(YAGレー
ザーマーキング性)を評価した。 外観(硬化物の色)及び外部ボイド(成形性):低圧ト
ランスファー成形機を用いて、金型温度175℃、射出
圧力70kgf/cm2、硬化時間70秒で80pQF
P(14×20×2.0mm厚)を成形し、12個のパ
ッケージを得た。光学顕微鏡を用いてボイドを観察し
た。 耐半田クラック性:低圧トランスファー成形機を用い
て、金型温度175℃、射出圧力70kgf/cm2、
保圧時間120秒で80pQFP(2.7mm厚)8個
を成形し、更に175℃、8時間でポストキュアした。
次に150℃で20時間乾燥させた後、恒温恒湿槽(8
5℃、相対湿度60%)に168時間放置後、IRリフ
ロー後、外部クラックの有無を光学顕微鏡にて観察し
た。不良品の個数がn個であるとき、n/8と表示し
た。 高温リーク特性:低圧トランスファー成形機を用いて、
金型温度175℃、射出圧力80kgf/cm2、保圧
時間90秒で60μmピッチのテスト用チップに径30
μmの金線を施した144pTQFPを作製。次にAD
VANTEST製・微少電流計8240A を用いてリ
ーク電流を測定。175℃においてリーク電流がそのメ
ジアン値より2オーダー以上高くなった場合を不良とし
た。
用いて、金型温度175℃、射出圧力70kgf/cm
2、硬化時間120秒で測定した。単位はcm。スパイ
ラルフロー判定の基準は、80cm未満を不合格、80
cm以上を合格とした。 YAGレーザーマーキング性:低圧トランスファー成形
機を用いて、金型温度175℃、射出圧力70kgf/
cm2、保圧時間120秒で80pQFP(2.7mm
厚)を成形し、更に175℃、8時間でポストキュアし
た。次に日本電気(株)・製のマスクタイプのYAGレ
ーザー捺印機(印加電圧2.4kV、パルス幅120μ
sの条件)でマーキングし、印字の視認性(YAGレー
ザーマーキング性)を評価した。 外観(硬化物の色)及び外部ボイド(成形性):低圧ト
ランスファー成形機を用いて、金型温度175℃、射出
圧力70kgf/cm2、硬化時間70秒で80pQF
P(14×20×2.0mm厚)を成形し、12個のパ
ッケージを得た。光学顕微鏡を用いてボイドを観察し
た。 耐半田クラック性:低圧トランスファー成形機を用い
て、金型温度175℃、射出圧力70kgf/cm2、
保圧時間120秒で80pQFP(2.7mm厚)8個
を成形し、更に175℃、8時間でポストキュアした。
次に150℃で20時間乾燥させた後、恒温恒湿槽(8
5℃、相対湿度60%)に168時間放置後、IRリフ
ロー後、外部クラックの有無を光学顕微鏡にて観察し
た。不良品の個数がn個であるとき、n/8と表示し
た。 高温リーク特性:低圧トランスファー成形機を用いて、
金型温度175℃、射出圧力80kgf/cm2、保圧
時間90秒で60μmピッチのテスト用チップに径30
μmの金線を施した144pTQFPを作製。次にAD
VANTEST製・微少電流計8240A を用いてリ
ーク電流を測定。175℃においてリーク電流がそのメ
ジアン値より2オーダー以上高くなった場合を不良とし
た。
【0015】実施例2〜5、比較例1〜4 実施例1と同様にしてエポキシ樹脂組成物を製造し、実
施例1と同様にして評価した。結果を表1、表2に示
す。比較例4のカーボンブラックは代表的なオイルファ
ーネスブラックを使用し、その一次粒子形は85nm、
ジブチルフタレート吸収量(JIS K6221A法に
準ずる)が70cm3/100gのものを使用した。な
お比較例4の高温リーク不良率0.01%とは、100
00個に1個の不良を表す。
施例1と同様にして評価した。結果を表1、表2に示
す。比較例4のカーボンブラックは代表的なオイルファ
ーネスブラックを使用し、その一次粒子形は85nm、
ジブチルフタレート吸収量(JIS K6221A法に
準ずる)が70cm3/100gのものを使用した。な
お比較例4の高温リーク不良率0.01%とは、100
00個に1個の不良を表す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】本発明に従うと、印字が白く、かつコン
トラストが鮮明なYAGレーザーマーキング性に優れた
特性を有するエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
従って電気・電子部品の封止用に用いた場合、YAGレ
ーザーによる良好な印字が高速、かつ低電圧で得られる
ので、工程短縮に大きな効果がある。又着色剤としてカ
ーボンブラック等の導電性粒子を用いる必要がないた
め、最近の半導体装置のファインピッチ化に伴い、導電
性粒子が配線間に詰まることによる配線のショート、リ
ーク不良等の不良原因を回避することができる。
トラストが鮮明なYAGレーザーマーキング性に優れた
特性を有するエポキシ樹脂組成物を得ることができる。
従って電気・電子部品の封止用に用いた場合、YAGレ
ーザーによる良好な印字が高速、かつ低電圧で得られる
ので、工程短縮に大きな効果がある。又着色剤としてカ
ーボンブラック等の導電性粒子を用いる必要がないた
め、最近の半導体装置のファインピッチ化に伴い、導電
性粒子が配線間に詰まることによる配線のショート、リ
ーク不良等の不良原因を回避することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/29 H01L 23/30 R 23/31 Fターム(参考) 4J002 CC042 CC052 CC062 CC072 CD011 CD041 CD051 CD061 CD071 DE136 DE146 DJ016 EQ017 FD016 FD097 FD098 FD142 FD159 GJ02 GQ05 4J036 AA02 AC01 AD07 AD08 AD10 AD12 AE05 AF06 DA01 DA02 DA05 DC02 DC05 DC40 DD07 FA02 FA05 FB07 JA07 4M109 AA01 BA01 CA21 EA02 EB03 EB04 EB08 EB12 EC20 GA08
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)エポキシ樹脂、(B)フェノール
樹脂、(C)無機充填材、(D)硬化促進剤、(E)有
機着色剤及び(F)電気比抵抗値が100Ω-cm以上の
炭素前駆体着色剤を必須成分とするエポキシ樹脂組成物
において、全エポキシ樹脂組成物中に無機充填材65〜
92重量%、有機着色剤0.1〜1.0重量%、炭素前
駆体着色剤0.3〜2.0重量%であることを特徴とす
る半導体封止用エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 炭素前駆体着色剤が、カーボン含有量9
2.5〜95.0重量%、水素含有量0.7〜6.0重
量%、平均粒径0.5〜50μmである請求項1記載の
エポキシ樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体封止用エポ
キシ樹脂組成物を用いて半導体素子を封止してなること
を特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001155218A JP2002348439A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001155218A JP2002348439A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
Publications (1)
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JP2002348439A true JP2002348439A (ja) | 2002-12-04 |
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ID=18999451
Family Applications (1)
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- 2001-05-24 JP JP2001155218A patent/JP2002348439A/ja active Pending
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