JP2002348011A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002348011A
JP2002348011A JP2002066753A JP2002066753A JP2002348011A JP 2002348011 A JP2002348011 A JP 2002348011A JP 2002066753 A JP2002066753 A JP 2002066753A JP 2002066753 A JP2002066753 A JP 2002066753A JP 2002348011 A JP2002348011 A JP 2002348011A
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recording material
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roll paper
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Hideyuki Tanaami
英之 田名網
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙ジャムを発生することなく、複数段のロ
ールフォルダに格納されたロール状記録媒体に対して連
続記録を行う記録装置を提供する。 【解決手段】 上下段連続記録の上段記録(上段ロール
フォルダ10のロール紙Prに対する記録)中に、スプ
ール11にロール紙Prがないと検知されると、記録動
作を中断し、その位置でカッター142によりロール紙
Prをカットし、残りのロール紙Prを上段ロールフォ
ルダ10内に巻き戻す。一方、上下段連続記録の下段記
録(下段ロールフォルダ90のロール紙Prに対する記
録)中に、スプール91にロール紙Prがないと検知さ
れると、搬送路内ロール紙検知センサ115でロール紙
Prなしが検知されるまでは記録を続行し、搬送路内ロ
ール紙検知センサ115でロール紙Prなしが検知され
た後はロール紙Prの残量に応じて記録を続行し、記録
終了後に残りのロール紙Prを機外に排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンター、ファ
クシミリ、複写機などの記録装置に関し、特に、ロール
状記録紙やロール状記録フィルムなどのロール状被記録
材に対して画像や文字等を記録する記録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール状被記録材を搬送させなが
ら該ロール状被記録材に対して記録を行う記録装置とし
て、一般的に以下に述べるような構成のものが知られて
いる。
【0003】図10は、従来の記録装置の一構成例を示
す断面(紙パス)図である。なお、図10に示した記録
装置は、記録ヘッドがロール状被記録材上を走査しなが
ら記録を行い、記録中はロール状被記録材を間欠的に搬
送するインクジェット方式の記録装置であり、ロール状
被記録材として、ロール状記録紙(以下、ロール紙と称
する)を用いている。
【0004】図10に示した記録装置は、大きく分け
て、ロール紙Prを回転可能に保持しつつ給紙するため
のロールフォルダ100と、ロール紙Prをプラテン1
34上に保持した状態で画像や文字等の記録を行う記録
部130と、ロールフォルダ100から記録部130に
ロール紙Prを搬送するためのロール紙搬送部110
と、記録部130にて記録が行われたロール紙Prをカ
ットして機外へ排出するための排紙部140と、ロール
紙搬送部110内の搬送路中のロール紙Prの有無を検
知するための搬送路内ロール紙検知センサ115とから
構成される。
【0005】ロールフォルダ100内には回転自在に支
持されたスプール101が設けられている。ロール紙P
rは紙管に巻かれた構造になっていて、ロールフォルダ
100に格納される際は紙管の内側にスプール101を
通し、スプール101と紙管を固定する(以下、紙管と
スプールとをスプールと称する)。さらに、ロール紙P
rの先端部(図中A)は給紙ローラ102に挟持された
状態でセットされている。この状態でロール紙Prが給
紙ローラ102によって引き出されるとロールフォルダ
100内のロール紙Prとスプール101は一体となっ
て回転する。
【0006】ロールフォルダ100は、装置手前(図中
の右側)に引出し可能に構成され、ロール紙Prの交換
が容易に行えるようになっている。
【0007】以下に、上記のように構成された記録装置
の動作について説明する。
【0008】まず、給紙動作が開始され、給紙ローラ1
02の回転によりロール紙Prがロールフォルダ100
から送り出される。
【0009】ロール紙Prは、ロール紙搬送部110に
達すると、ロール紙搬送部110内で搬送ローラ111
の搬送力及び搬送ガイド対113,114の案内により
記録部130に搬送され、更に、記録部130内で搬送
ローラ131の表面に巻かれつつプラテン134上に搬
送される。
【0010】そして、ロール紙Prの先端が排紙部14
0内の排紙センサ144を過ぎると、一定時間後にロー
ル紙Prが停止する。
【0011】続いて、記録動作が開始され、プラテン1
34上に保持されたロール紙Prに対して記録ヘッド1
35により画像や文字等の記録が行われる。
【0012】記録動作が終了すると、カッター前排紙ロ
ーラ141及びカッター後排紙ローラ143により、ロ
ール紙Prの記録部分がカッター142の下流の位置に
達するまで搬送される。
【0013】その後、カッター142によるカット動作
が行われ、ロール紙Prの記録部分が機外に排出され
る。機内に残ったロール紙Prは、その先端部が給紙ロ
ーラ102に挟持される位置まで巻き戻される。
【0014】ここで、図10に示した記録装置において
は、排紙部140に用いられているカッター前排紙ロー
ラ141及びカッター後排紙ローラ143は、記録部1
30の直後に配置されているため、ローラの押さえ跡等
で画像の品位が損なわれないように圧接力の小さな拍車
ローラ等を用いた構成となっている。このため、カッタ
ー前排紙ローラ141及びカッター後排紙ローラ143
によるロール紙Prの搬送力は弱い。
【0015】また、ロール紙Prは、紙管に巻きついた
状態で格納されているため、巻き癖がつきカールしてい
る。このため、カットされたロール紙Prは、排紙動作
時にカールにより排紙部140の搬送路の途中で引っ掛
かり、滞留し易いという問題点がある。
【0016】そこで、カッター142によるカット動作
後に、機内に残ったロール紙Prにより、カットされた
ロール紙Prを押し出すことで、ロール紙Prの滞留を
防ぐ。
【0017】このような、ロール紙Prのカット排紙動
作を図11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0018】図11は、図10に示した記録装置におい
て記録動作が終了した後に行われるロール紙のカット排
紙動作を説明するためのフローチャートである。
【0019】記録動作が終了すると、まず、カッター前
排紙ローラ141及びカッター後排紙ローラ143によ
り、ロール紙Prの記録部分がカッター142の下流の
位置に達するまで搬送される(ステップS1101)。
【0020】次に、カッター142によりロール紙Pr
がカットされ(ステップS1102)、カットされたロ
ール紙Prの記録部分がカッター後排紙ローラ143に
より機外に排出され、同時に残ったロール紙Prも搬送
ローラ131およびカッター前排紙ローラ141により
排紙側に搬送される(ステップS1103)。このよう
に、機内に残ったロール紙Prを排紙側に搬送すれば、
カッター142にカットされたロール紙Prが機内から
機外に押し出されることになるため、ロール紙Prの排
出性が向上する。
【0021】その後、機内に残ったロール紙Prがロー
ルフォルダ100内に巻き戻され(ステップS110
4)、ロール紙Prのカット並びに排紙動作が終了す
る。
【0022】次に、ロールフォルダ100内のスプール
回転検知機構の構成について図12を参照して説明す
る。スプール回転検知機構とは、スプール101の回転
に応じてロール紙Prの有無を検知する機構のことであ
る。
【0023】図12は、図10に示したロールフォルダ
100内のスプール回転検知機構の一例を示す図であ
る。
【0024】図12において、スプール101の芯棒1
03には円盤状のスリット板104が固定されており、
このスリット板104には等角度でスリット状の穴が形
成されている。また、ロールフォルダ100内には透過
型光学センサ105が固定されており、この透過型光学
センサ105により、スプール101の回転速度に応じ
たタイミングの電気パルスが生成され、電気パルスが生
成されたか否かに応じてスプール101の回転が検知さ
れる。なお、スプール101は、ロール紙Prの搬送時
には不図示のモータ等の動力によっては駆動されず、給
紙ローラ102により従動的に回転し、ロール紙Prを
巻き戻す時は不図示のモータ等の動力により駆動される
ような構造になっている。
【0025】従って、記録動作中にロール紙Prがスプ
ール101からなくなった場合には、透過型光学センサ
105において電気パルスが生成されず、スプール10
1の回転が検知されないことになるため、ロールフォル
ダ100内にロール紙Prがないことが検知可能にな
る。
【0026】以下に、搬送路内ロール紙検知センサ11
5の検知結果に基づいて行われるロール紙搬送制御動
作、及びロールフォルダ100内のスプール回転検知機
構の検知結果に基づいて行われるロール紙搬送制御動作
について説明する。
【0027】まず、搬送路内ロール紙検知センサ115
の検知結果に基づいて行われるロール紙搬送制御動作に
ついて、図13に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0028】図13は、図10に示した記録装置におけ
るロール紙搬送制御動作の一例を説明するためのフロー
チャートであり、搬送路内ロール紙検知センサ115に
おけるロール紙有無の検知結果に基づいて行われるロー
ル紙搬送制御動作を示している。
【0029】記録動作が開始されると(ステップS13
01)、搬送路内ロール紙検知センサ115でロール紙
Prなしが検知されているか否かが判定され(ステップ
S1302)、ロール紙Prなしが検知されていない場
合は、全ての記録が終了した時点で(ステップS130
3)、処理が終了する。
【0030】一方、ステップS1302において、搬送
路内ロール紙検知センサ115でロール紙Prなしが検
知されている場合は、記録動作が中断され(ステップS
1304)、ロール紙Prの機外への排出動作が開始さ
れる(ステップS1305)。
【0031】ロール紙Prの排出動作においては、排紙
センサ144でロール紙Prの終端部分が検出されると
(ステップS1306)、規定時間経過後にロール紙P
rが正常に機外に排出されたとみなされ、ロール紙Pr
の搬送が停止される(ステップS1307)。
【0032】また、ステップS1306において、排紙
センサ144でロール紙Prの終端部分が検出されない
場合は、規定時間経過後に(ステップS1308)、排
紙ジャムが発生したと判断される(ステップS130
9)。
【0033】次に、ロールフォルダ100内のスプール
回転検知機構の検知結果に基づいて行われるロール紙搬
送制御動作について、図14に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0034】図14は、図10に示した記録装置におけ
るロール紙搬送制御動作の他の例を説明するためのフロ
ーチャートであり、ロールフォルダ100内のスプール
回転検知機構におけるロール紙有無の検知結果に基づい
て行われるロール紙搬送制御動作を示している。
【0035】記録動作が開始されると(ステップS14
01)、ロールフォルダ100内のスプール回転検知機
構でスプール101の回転が検知されているか否かが判
定され(ステップS1402)、スプール101の回転
が検知されていない場合は、スプール101にロール紙
Prがないと判断され、その旨の情報が記録装置内に記
憶される(ステップS1403)。
【0036】全ての記録が終了すると(ステップS14
05)、ステップS1403にて記憶された情報に基づ
いてスプール101にロール紙Prがないと判定されて
いたか否かが判断され(ステップS1406)、スプー
ル101にロール紙Prがないと判定されていなかった
場合は、ロール紙Prがロールフォルダ100内に巻き
戻される(ステップS1407)。
【0037】一方、ステップS1406において、スプ
ール101にロール紙Prがないと判定されていた場合
は、ロール紙Prの後端がスプール101から離れてか
らも記録を続行していたため、ロール紙Prの後端がロ
ールフォルダ100の給紙ローラ102よりも搬送路下
流側に位置する場合がある。このように、ロール紙Pr
の後端がロールフォルダ100の給紙ローラ102より
搬送路下流に位置する状態でロール紙Prを巻き戻す
と、ロール紙Prが巻き癖によりカールしている場合、
ロールフォルダ100の給紙ローラ102にうまく入ら
ずジャムが発生する場合がある。このため、ロール紙P
rを巻き戻すことをせず、ロール紙Prを機外に排出す
る(ステップS1408)。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】図11に示したステッ
プS1103における通常のカット排紙動作は、カット
したロール紙Prがカールにより排紙部140の搬送路
で滞留することを防ぐため、カッター後排紙ローラ14
3でカットしたロール紙Prを排出し、同時に搬送ロー
ラ131で機内に残ったロール紙Prを更に排出方向に
搬送し、カットしたロール紙Prを押し出す動作を行っ
ている。
【0039】しかし、図14に示したステップS140
8におけるロール紙排紙動作は、ロール紙Prの最終部
分を機外に排出する動作であるため、排出するロール紙
Prを押し出すロール紙Prがない。従って、ロール紙
Prの最終部分の排紙動作は、カッター後排紙ローラ1
43の搬送力のみとなる。このため、排紙動作時には、
ロール紙Prがカールにより排出部140の搬送路の途
中で引っ掛かかることで滞留し、排紙ジャムが発生する
可能性がある。特に、ロール紙Prの最終端部分は、紙
管に近いために巻き癖によるカールが強くなっており、
排紙ジャムが発生する可能性が高い。なお、排紙動作時
には、カッター後排紙ローラ143を駆動し、排紙セン
サ144が紙なしを検知することで、排紙動作を正常終
了したと判断する。また、カッター後排紙ローラ143
を規定時間駆動しても排紙センサ144で紙なしを検出
しないと、排紙ジャムと判断する。
【0040】ここで、図10に示した記録装置の他の構
成例としては、上下段にロールフォルダを配置した記録
装置がある。この種の記録装置は、上下段のロールフォ
ルダに同じロール紙を格納し、上下段のロールフォルダ
に格納されたロール紙に対して連続記録を行うことが可
能となり、インクが十分にあれば、ロール紙を交換する
ことなく、終夜の無人運転等で、多量の記録が可能とな
るという利点を有している。
【0041】しかしながら、上述したように、上段、下
段の順番でロール紙に連続して記録しようとしたとき、
最初の上段ロール紙の終端において排紙ジャムが発生す
ると、排紙ジャムにより記録動作が停止されるため、下
段のロールフォルダに格納されたロール紙に対して連続
記録を行うことができず、複数の給紙段を生かした多量
の記録ができないという問題点がある。
【0042】本発明の目的は、排紙ジャムを発生するこ
となく、複数段のロールフォルダに格納されたロール状
被記録材に対して連続記録を行うことができる記録装置
を提供することにある。
【0043】本発明の他の目的は、記録中にロールフォ
ルダ内のスプールにロール状被記録材がなくなったこと
が検知された場合に、続けて別のロールフォルダに格納
されたロール状被記録材に対して記録を行うことが指定
されている時には、残りのロール状被記録材をロールフ
ォルダ内に巻き戻すことができる記録装置を提供するこ
とにある。
【0044】本発明のさらに他の目的は、2以上のロー
ルフォルダを指定して連続記録を行う場合、連続記録の
最後に使用されるように指定されたロールフォルダ以外
のロールフォルダに格納されたロール状被記録材を用い
た記録中は、スプールにロール状被記録材が無くなった
時点でロール状被記録材をロールフォルダ内に巻き戻す
ことができる記録装置を提供することにある。
【0045】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は次のような構成からなる。
【0046】ロール状被記録材を格納する複数の格納手
段と、前記格納手段内で前記ロール状被記録材を回転自
在な状態で保持する保持部材と、前記保持部材のロール
状被記録材の有無を検出する給紙検知部材と、前記ロー
ル状被記録材に対して記録を行う記録手段にて記録が行
われた前記ロール状被記録材を切断して記録装置外に排
出する排出手段と、前記ロール状被記録材を前記格納手
段から前記記録手段の方向またはその逆の方向に搬送可
能な搬送手段と、前記複数の格納手段の中から1つ以上
の格納手段を指定し、かつ1つ以上の格納手段を指定す
る場合はその順序を指定する操作手段とを有し、前記操
作手段によって指定された順序で前記格納手段に格納さ
れたロール状被記録材を前記搬送手段によって搬送し記
録を行う記録装置において、記録中に前記給紙検知部材
によって前記保持部材にロール状被記録材が無くなった
事が検出された場合、続けて別の格納手段に格納された
ロール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作手段
を介して指定されているか否かに応じて、前記搬送手段
に存在するロール状被記録材を記録装置外に排出するか
前記格納手段に戻すかを制御する制御手段を有すること
を特徴とする。
【0047】また、前記制御手段は、記録中に前記給紙
検知部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無
くなった事が検出された場合、続けて別の格納手段に格
納されたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記
操作手段を介して指定されている時には、前記搬送手段
に存在するロール状被記録材を前記格納手段に戻すこと
を特徴とする。
【0048】また、前記制御手段は、記録中に前記給紙
検知部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無
くなった事が検出された場合、続けて別の格納手段に格
納されたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記
操作手段を介して指定されていない時には、前記搬送手
段に存在するロール状被記録材を記録装置外に排出する
ことを特徴とする。
【0049】また、前記制御手段は、記録中に前記給紙
検知部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無
くなった事が検出された場合、続けて別の格納手段に格
納されたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記
操作手段を介して指定されていても、前記指定された格
納手段にロール状被記録材が格納されていない事が前記
給紙検知部材によって検知された時は、前記搬送手段に
存在するロール状被記録材を記録装置外に排出すること
を特徴とする。
【0050】また、前記搬送手段の搬送路中にロール状
被記録材が存在するか否かを検知する搬送路内検知部材
を有し、前記制御手段は、記録中に前記給紙検知部材に
よって前記保持部材にロール状被記録材が無くなった事
が検出された場合、続けて別の格納手段に格納されたロ
ール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作手段を
介して指定されていない時には、前記搬送路中にロール
状被記録材がない事が前記搬送路内検知部材によって検
知されるまで記録を続行し、前記搬送路内検知部材によ
ってロール状被記録材が無いことが検知された時にロー
ル状被記録材の残量と記録に必要な被記録材の量とに応
じて記録を続行するか否かを決定し、記録終了後にロー
ル状被記録材を記録装置外に排出することを特徴とす
る。
【0051】また、前記搬送手段の搬送路中にロール状
被記録材が存在するか否かを検知する搬送路内検知部材
を有し、前記制御手段は、記録中に前記給紙検知部材に
よって前記保持部材にロール状被記録材が無くなった事
が検出された場合、続けて別の格納手段に格納されたロ
ール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作手段を
介して指定されていても、前記指定された格納手段にロ
ール状被記録材が格納されていない事が前記給紙検知部
材によって検知された時は、前記搬送路中にロール状被
記録材がない事が前記搬送路内検知部材によって検知さ
れるまで記録を続行し、前記搬送路内検知部材によって
ロール状被記録材が無いことが検知された時にロール状
被記録材の残量と記録に必要な被記録材の量とに応じて
記録を続行するか否かを決定し、記録終了後にロール状
被記録材を記録装置外に排出することを特徴とする。
【0052】また、前記給紙検知部材は、前記保持部材
が回転しているか否かを検知する部材により、前記保持
部材のロール状被記録材の有無を検知することを特徴と
する。
【0053】また、前記給紙検知部材は、所定の支点を
中心に回転し、一方の端部が前記保持部材にロール状被
記録材がある場合はロール状被記録材に付勢し、前記保
持部材にロール状被記録材がない場合は前記保持部材に
付勢するレバーと、前記レバーの他方の端部を検知する
レバー検知部材とにより、前記保持部材のロール状被記
録材の有無を検知することを特徴とする。
【0054】また、前記給紙検知部材は、所定の支点を
中心に回転し、一方の端部が前記保持部材にロール状被
記録材がある場合はロール状被記録材に付勢し、前記保
持部材にロール状被記録材がない場合は前記保持部材に
付勢するレバーと、前記レバーの前記一方の端部に取り
付けられロール状被記録材の色と前記保持部材の色とを
区別して検知するレバー検知部材とにより、前記保持部
材のロール状被記録材の有無を検知することを特徴とす
る。
【0055】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、記録中に格納手段内の保持部材にロール状記
録媒体がなくなったことが検知された場合に、続けて別
の格納手段に格納されたロール状記録媒体に対して記録
を行うことが指定されている時には、残りのロール状記
録媒体を格納手段内に巻き戻す。
【0056】これにより、2以上の格納手段を指定して
連続記録を行う場合、連続記録の最後に指定されていな
い格納手段を用いた記録中には、保持手段にロール状記
録媒体が無くなった時点でロール状記録媒体を機外に排
出しないことになるため、排紙ジャムが発生せずに連続
記録が続行される。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0058】本発明の記録装置は、記録方式として、イ
ンクジェット方式、感熱方式あるいは静電方式などいか
なるものを適用しても良い。また、インクジェット方式
を適用する場合には、記録ヘッドがロール状被記録材上
を往復走査しつつ(かつ記録紙の間欠送りを繰り返しな
がら)記録が行われるものであっても、記録ヘッドが固
定された状態で(紙の連続搬送により)記録が行われる
ものであっても良い。また、ロール状被記録材として
は、ロール状記録紙やロール状記録フィルムなど、ロー
ル状であればいかなるものを用いても良い。
【0059】そこで、以下に説明する実施形態では、記
録方式として、記録ヘッドがロール状被記録材の搬送方
向と交差する方向に走査しつつロール状被記録材に対し
て画像や文字等の記録を行い、1走査分の記録が行われ
るとロール状被記録材が規定量だけ間欠搬送されるイン
クジェット方式を適用し、また、ロール状被記録材とし
て、ロール状記録紙(以下、ロール紙と称する)を用い
た構成について説明していく。
【0060】(第1の実施の形態)図1は、本発明の記
録装置の実施の一形態を示す断面(紙パス)図である。
【0061】図1に示す記録装置は、図10に示した記
録装置に対して、上下段に上段ロールフォルダ10及び
下段ロールフォルダ90が配置されている点が異なるも
のであり、上段ロールフォルダ10及び下段ロールフォ
ルダ90に同じロール紙Prを格納し、上段ロールフォ
ルダ10及び下段ロールフォルダ90に格納されたロー
ル紙Prに対して連続記録を行うことにより、ロール紙
Prを交換することなく、多量の記録が可能となるとい
う利点を有している。なお、図1において、図10に示
した記録装置と同様の部分については、同一の符号を付
し、説明を省略する。
【0062】上段ロールフォルダ10に格納されたロー
ル紙Prは、その紙管の内側に保持部材であるスプール
11を通し、スプール11と紙管を固定し、回転自在に
支持される。さらに、ロール紙Prの先端部(図中A)
は上段給紙ローラ12に挟持された状態でセットされ
る。そして上段給紙ローラ12の搬送力及び搬送ガイド
対117の案内によって搬送ローラ111まで搬送され
る。
【0063】同様に、下段ロールフォルダ90に格納さ
れたロール紙Prは、その紙管の内側から保持部材であ
るスプール91を通し、スプール91と紙管を固定し、
回転自在に支持されており、さらに、ロール紙Prの先
端部は下段給紙ローラ92に挟持された状態でセットさ
れる。そして、下段給紙ローラ92の搬送力及び搬送ガ
イド対118の案内によって搬送ローラ111まで搬送
される。各スプール11、91は、ロール紙Prの搬送
時には不図示のモータ等の動力によっては駆動されず、
給紙ローラ12(または給紙ローラ92)により従動的
に回転し、ロール紙Prを巻き戻す時は不図示のモータ
等の動力により駆動されるような構造になっている。こ
れら搬送ローラ111、131、上段給紙ローラ12、
下段給紙ローラ92を搬送手段と呼ぶ。なお、搬送ガイ
ド118内の搬送路には、搬送路中のロール紙Prの有
無を検知する搬送路内ロール紙検知センサ116が設け
られている。
【0064】上段ロールフォルダ10及び下段ロールフ
ォルダ90は、それぞれ独立に装置手前(図中の右側)
に引出し可能に構成され、ロール紙Prの交換が容易に
行えるようになっている。
【0065】また、上段ロールフォルダ10及び下段ロ
ールフォルダ90には、スプールにおけるロール紙Pr
の有無を検知する給紙検知手段がそれぞれ内部に設けら
れている。本実施形態においては、上段ロールフォルダ
10及び下段ロールフォルダ90のそれぞれの内部に、
給紙検知手段として、図12に示したスプール回転検知
機構が設けられているものとする。
【0066】上段または下段にロール紙Prがセットさ
れると、上段給紙ローラ12または下段給紙ローラ92
が駆動されて、自動的にロール紙Prの給紙動作が開始
される。ロール紙Prがある場合は、上段給紙ローラ1
2または下段給紙ローラ92の駆動にともなって、ロー
ル紙Prが引き出されることで、スプール11またはス
プール91が回転するため、スプール回転検知機構でロ
ール紙Prがあることを検出する。一方、ロール紙Pr
がなくなっている場合は、上段給紙ローラ12または下
段給紙ローラ92を規定時間駆動しても、スプール回転
検知機構で、スプール11またはスプール91の回転検
知をしないため、このときは、ロール紙Prがないと判
断する。
【0067】図2は、図1に示した記録装置のハードウ
ェア構成の一例を示すブロック図である。
【0068】図2において、制御手段であるCPU21
は、ROM22に格納されたプログラムに従って、記録
装置内の各種の制御を行う。
【0069】具体的には、CPU21は、センサ検知部
24からのセンサ入力信号を判別し、モータ制御部2
5、クラッチ制御部26、カッター制御部27及び記録
制御部28を制御することでロール紙搬送制御を行う。
【0070】RAM23は、情報を一時的に記憶するた
めの手段である。
【0071】センサ検知部24は、搬送路内ロール紙検
知センサ115,116、排紙センサ144、及びロー
ルフォルダ10,90内にそれぞれ設けられた給紙検知
手段の総称である。
【0072】モータ制御部25は、スプール11,9
1、搬送ローラ111,131、カッター前排紙ローラ
141及びカッター後排紙ローラ143を駆動するモー
タ(不図示)の制御を行う。
【0073】クラッチ制御部26は、モータ制御部25
に制御されるモータと、スプール11,91、搬送ロー
ラ111,131、カッター前排紙ローラ141及びカ
ッター後排紙ローラ143とを接続するクラッチ(不図
示)の制御を行う。なお、モータ制御部25及びクラッ
チ制御部26に制御されるモータ及びクラッチから駆動
手段が構成される。
【0074】カッター制御部27は、カッター142の
制御を行う。
【0075】記録制御部28は、記録ヘッド135の記
録制御を行う。
【0076】操作部29は、記録装置の状態を表示する
とともに、記録装置の設定入力が行われる。
【0077】図3は、図2に示した操作部29の一例を
示す図である。
【0078】図3に示すように操作部29は、例えば、
記録装置の状態を表示するLCD表示部301及びLE
D表示部302〜305と、記録装置の設定入力が行わ
れるキー306〜314とから構成される。
【0079】記録装置の使用者は、上段ロールフォルダ
10及び下段ロールフォルダ90に格納されたロール紙
Prに対して連続して記録を行う上下段連続記録、その
際の記録に用いるロール紙Prの順序や、上段ロールフ
ォルダ10或いは下段ロールフォルダ90のいずれか1
つに格納されたロール紙Prに対して記録を行う通常記
録等を、操作部29を介して指定する。
【0080】また、記録装置の使用者は、ロール紙Pr
なしが検知された場合に、残りのロール紙Prを記録装
置外に排出するか、またはロールフォルダ内に巻き戻す
搬送方法を、操作部29を介して指定することも可能で
ある。
【0081】以下に、上記のように構成された記録装置
におけるロール紙搬送制御動作について図4に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0082】図4は、本発明の記録装置の第1の実施形
態におけるロール紙搬送制御動作の一例を説明するため
のフローチャートである。なお、ここでは、記録装置の
使用者が上下段連続記録を指定する場合には、上段ロー
ルフォルダ10に格納されたロール紙Prに対する上段
記録に続いて、下段ロールフォルダ90に格納されたロ
ール紙Prに対する下段記録を行う上下段連続記録を指
定するものとして説明する。
【0083】記録動作が開始されると(ステップS40
1)、ロールフォルダ内のスプール回転検知機構でスプ
ールの回転が検知されているか否かが判定され(ステッ
プS402)、スプールの回転が検知されている場合
は、スプールにロール紙Prがあると判定され、ステッ
プS403及びステップS404を介してステップS4
05における処理に進む。
【0084】一方、ステップS402において、スプー
ルの回転が検知されていない場合は、スプールにロール
紙Prがないと判定され、その旨の情報が一時的に記録
装置内に記憶される(ステップS406)。
【0085】次に、上下段連続記録の上段記録中である
か否かが判定され(ステップS407)、上段記録中で
あると判定された場合は、記録動作が中断され(ステッ
プS412)、その位置でカッター142によりロール
紙Prがカットされ(ステップS413)、残りのロー
ル紙Prが上段ロールフォルダ10内に巻き戻される
(ステップS405)。このため、ロール紙Prがない
と検知された時の残りのロール紙Prの搬送方法とし
て、残りのロール紙Prを機外に排出する搬送方法が操
作部29を介して指定されている場合には、その搬送方
法が、残りのロール紙Prを上段ロールフォルダ10内
に巻き戻す搬送方法に変更されることになる。
【0086】その後、下段ロールフォルダ90に格納さ
れたロール紙Prに対して記録が続行される。
【0087】ステップS405における処理が終了した
時の排紙部140の様子を図1を参照して説明する。な
お、図1は、特にロール紙Prのカールが強く、カッタ
ー142によりカットされたロール紙Pr(以下、この
ロール紙Prを用紙Pと称する)が排紙部140に滞留
している場合の排紙部140の様子を示している。
【0088】カッター142によりカットされた用紙P
は、カッター後排紙ローラ143により搬送され機外に
排出されるが、図1に示すようにカッター後排紙ローラ
143の位置で滞留する場合がある。しかし、排紙セン
サ144は、カッター142よりも上流側にあるため、
カット動作後にロール紙Prを巻き戻せば、用紙Pが排
紙センサ144に滞留することはない。これにより、用
紙Pの排出動作が正常に完了したと判断され、続けて、
下段ロールフォルダ90に格納されたロール紙Prに対
して記録を続行することが可能となる。また、この様に
用紙Pがカッター後排紙ローラ143の位置で滞留して
も、次のロール紙Pr(この場合下段ロールフォルダ9
0にセットされたロール紙Pr)が搬送されてきて用紙
Pを押し出せば用紙Pの搬送の補助となり用紙Pを機外
に排出出来る。
【0089】このように、上下段連続記録の上段記録中
にスプール回転検知機構によりロール紙Prなしが検知
された場合には、ロール紙Prを上段ロールフォルダ1
0内に巻き戻すことで、排紙ジャムの発生要因を回避す
る。これにより、記録装置が排紙ジャムにより上下段連
続記録の途中で停止することなく、上下段連続記録を続
行することができる。
【0090】しかしながら、その一方で、スプール11
からカッター142までの搬送路中にロール紙Prが残
った状態で上段ロールフォルダ10内にロール紙Prを
巻き戻すことになるため、記録が行われていない無駄な
ロール紙が上段ロールフォルダ10内に残ってしまうと
いう不具合が生じてしまう。
【0091】従って、ステップS407において、上下
段連続記録の上段記録中でないと判定された時は、搬送
路内ロール紙検知センサ115でロール紙Prなしが検
知されているか否かが判定され(ステップS408)、
ロール紙Prなしが検知されている場合はステップS4
09における処理に進み、ロール紙Prなしが検知され
ていない場合は、ステップS403における処理に進
み、記録を続行する。
【0092】ステップS409においては、ロール紙P
rの残量と画像等の残量とが比較され、その結果、残り
の画像等をロール紙Prの残量で記録可能であると判断
された場合は、ステップS403における処理に進み、
記録を続行する。
【0093】一方、ステップS409における比較の結
果、残りの画像等をロール紙Prの残量で記録可能でな
いと判断された場合は、記録動作が中断され(ステップ
S410)、ロール紙Prが機外に排出される(ステッ
プS411)。このため、ロール紙Prがないと検知さ
れた時の残りのロール紙Prの搬送方法として、残りの
ロール紙Prを下段ロールフォルダ90内に巻き戻す搬
送方法が操作部29を介して指定されている場合には、
その搬送方法が、残りのロール紙Prを機外に排出する
搬送方法に変更されることになる。
【0094】このように、上下段連続記録の下段記録中
に、スプール回転検知機構でロール紙Prなしが検知さ
れた場合には、ロール紙Prを無駄にすることを防止で
き、ロール紙Prを有効に使用することができる。
【0095】ステップS403においては、記録が終了
しているか否かが判断され、記録が終了していない場合
は、ステップS401における処理に戻り、記録が終了
している場合は、ステップS404における処理に進
む。
【0096】ステップS404においては、ステップS
406にて記憶された情報に基づいてスプールにロール
紙Prがないと判定されていたか否かが判断され、スプ
ールにロール紙Prがないと判定されていない場合は、
ステップS405における処理に進み、ロール紙Prが
ロールフォルダ内に巻き戻され、スプールにロール紙P
rがないと判定されていた場合は、ステップS411に
おける処理に進み、ロール紙Prが機外に排出される。
【0097】上述したように本実施形態においては、上
下段連続記録の上段記録中に、上段ロールフォルダ10
内のスプール11にロール紙Prがないと検知された場
合、その位置でロール紙Prがカットされ、残りのロー
ル紙Prが巻き戻される。
【0098】これにより、上下段連続記録の上段記録中
には、ロール紙の無駄が生じることになるが、上段ロー
ルフォルダ10内のスプール11にロール紙Prが無く
なった時点で排紙ジャムにより記録が停止することは防
止され、上下段連続記録を続行することができる。
【0099】一方、上下段連続記録の下段記録中に、下
段ロールフォルダ90内のスプール91にロール紙Pr
がないと検知された場合は、搬送路内ロール紙検知セン
サにおけるロール紙Pr有無の検知結果に基づいて、ロ
ール紙Prの残りの部分に可能な限り記録を行った後、
ロール紙Prが機外に排出される。
【0100】これにより、上下段連続記録であっても上
段記録中でない場合には、ロール紙の無駄を防ぐことが
可能になる。なお、上段ロールフォルダ10或いは下段
ロールフォルダ90のいずれか1つを指定して通常記録
を行う場合にも、図4に示したステップS407におい
て、「NO」と判定されてステップS408以降の処理
が行われるため、ロール紙の無駄を防ぐことが可能にな
る。この記録装置内の最後のロール紙Prを排出処理し
た時に、ロール紙Prが排紙部140において滞留し排
紙センサ144によりジャム検出され記録装置が停止し
たとしても、記録装置内には記録可能なロール紙は存在
しない為問題ない。滞留したロール紙は、使用者が記録
装置から取り出す等の操作をすればよい。
【0101】なお、本実施形態においては、ロールフォ
ルダを2段設けた構成について説明したが、本発明にお
いては、ロールフォルダを3段以上設けた構成であって
も良い。
【0102】例えば、ロールフォルダを上段、中段、下
段に設けた構成とし、上段、中段、下段の順序で連続記
録を行う場合、連続記録の上段記録中及び中段記録中に
スプールにロール紙なしが検知された時には、ステップ
S412(図4参照)以降の処理を行い、連続記録時の
下段記録中にスプールにロール紙なしが検知された時に
は、ステップS408(図4参照)以降の処理を行う。
【0103】これにより、上段、中段、下段の順序で連
続記録を行う場合にも、連続記録の上段記録及び中段記
録中は、スプールにロール紙が無くなった時点で排紙ジ
ャムにより連続記録が停止することは防止され、連続記
録の下段記録中は、ロール紙の無駄を防ぐことが可能に
なる。
【0104】また、本実施形態においては、記録装置の
使用者が上下段連続記録を指定する場合には、上段記録
に続いて下段記録を行う上下段連続記録を指定するもの
として説明したが、本発明においては、記録装置の使用
者が上下段連続記録を指定する場合に、下段記録に続い
て上段記録を行うことを指定することも可能である。
【0105】記録装置の使用者が下段記録に続いて上段
記録を行う上下段連続記録を指定している場合、上下段
連続記録時の下段記録中にスプールにロール紙なしが検
知された時には、ステップS412(図4参照)以降の
処理を行い、上下段連続記録時の上段記録中にスプール
にロール紙なしが検知された時には、ステップS408
(図4参照)以降の処理を行う。
【0106】これにより、記録装置の使用者が下段記録
に続いて上段記録を行う上下段連続記録を指定している
場合にも、上下段連続記録の下段記録中は、スプールに
ロール紙が無くなった時点で排紙ジャムにより上下段連
続記録が停止することが防止され、上下段連続記録の上
段記録中は、ロール紙の無駄を防ぐことが可能になる。
【0107】(第2の実施の形態)図5は、本発明の記
録装置の第2の実施の形態に用いられるロールフォルダ
内の給紙検知手段の一構成例を示す図であり、(a)は
スプールにロール紙が多く残っている状態を示す図、
(b)はスプールにロール紙が無くなる直前の状態を示
す図、(c)はスプールにロール紙がなくなった状態を
示す図である。なお、図5は、図1に示した上段ロール
フォルダ10内の給紙検知手段を示しているが、下段ロ
ールフォルダ90内の給紙検知手段も同様の構成である
ものとする。
【0108】本実施形態は、第1の実施の形態に対し
て、ロールフォルダ10,90内で、ロール紙検知レバ
ー50を検知するロール紙検知レバーセンサ51を用い
て、ロール紙Prの有無を検知する点が異なるものであ
る。
【0109】図5において、ロール紙検知レバー50
は、支点Fを中心に回転するレバーであり、図中の右側
が重い構造となっている。このため、支点Fの左側がロ
ール紙Prの残量に応じてロール紙Pr或いは巻き芯に
付勢する。
【0110】ロール紙検知レバーセンサ51は、スプー
ル11にロール紙Prがなくなった時にロール紙検知レ
バー50を検知するセンサである。
【0111】スプール11にロール紙Prが多く残って
いる場合には(図5(a)参照)、ロール紙検知レバー
センサ51ではロール紙検知レバー50が検知されず、
ロール紙Prありと判定される。
【0112】また、スプール11にロール紙Prがなく
なる直前にも(図5(b)参照)、ロール紙検知レバー
50が、上段給紙ローラ12とスプール11との間にあ
る給紙状態のロール紙Prに付勢するため、ロール紙検
知レバーセンサ51ではロール紙検知レバー50が検知
されず、ロール紙Prありと判定される。
【0113】これに対して、スプール11にロール紙が
なくなった場合には(図5(c)参照)、ロール紙検知
レバー50がスプール11に付勢するため、ロール紙検
知レバーセンサ51ではロール紙検知レバー50が検知
され、ロール紙Prなしと判定される。
【0114】図6は、本発明の記録装置の第2の実施の
形態におけるロール紙搬送制御動作の一例を説明するた
めのフローチャートである。なお、ここでは、記録装置
の使用者が上下段連続記録を指定する場合には、上段ロ
ールフォルダ10に格納されたロール紙Prに対する上
段記録に続いて、下段ロールフォルダ90に格納された
ロール紙Prに対する下段記録を行う上下段連続記録を
指定するものとして説明する。
【0115】記録動作が開始されると(ステップS60
1)、ロールフォルダ内のロール紙検知レバーセンサで
ロール紙なしが検知されているか否かが判定され(ステ
ップS602)、ロール紙なしと検知されていない場合
はステップS603における処理に進み、ロール紙なし
と検知されている場合はステップS606における処理
に進む。
【0116】なお、ステップS603以降の動作は、図
4に示したステップS403以降の動作と同様であり、
また、ステップS606以降の動作は、図4に示したス
テップS406以降の動作と同様である。
【0117】(第3の実施の形態)図7は、本発明の記
録装置の第3の実施の形態に用いられるロールフォルダ
内の給紙検知手段の一構成例を示す図であり、(a)は
スプールにロール紙が残っている状態を示す図、(b)
はスプールにロール紙がなくなった状態を示す図であ
る。なお、図7は、図1に示した上段ロールフォルダ1
0内の給紙検知手段を示しているが、下段ロールフォル
ダ90内の給紙検知手段も同様の構成であるものとす
る。
【0118】本実施形態は、第1の実施の形態に対し
て、ロールフォルダ10,90内で、スプールにロール
紙Prがある時のロール紙Prの色(白色)と、スプー
ルにロール紙Prがない時の紙管の色(非白色)とを区
別して検出するロール紙スプール色検知センサ70を用
いて、ロール紙Prの有無を検知する点が異なるもので
ある。
【0119】図7において、ロール紙色検知レバー71
は、支点Fを中心に回転するレバーであり、図中の右側
が重い構造となっている。このため、支点Fの左側がロ
ール紙Prの残量に応じてロール紙Pr或いは紙管に付
勢する。
【0120】ロール紙スプール色検知センサ70は、ロ
ール紙Pr或いは紙管に付勢するように、ロール紙色検
知レバー71の一端に取り付けられ、ロール紙Pr或い
は紙管の色を検出する。
【0121】スプール11にロール紙Prが残っている
場合は(図7(a)参照)、ロール紙スプール色検知セ
ンサ70でロール紙Prの白色が検出され、ロール紙P
rありと判定される。
【0122】これに対して、スプール11にロール紙P
rがなくなった場合は(図7(b)参照)、ロール紙ス
プール色検知センサ70で紙管の色(非白色)が検出さ
れ、ロール紙Prなしと判定される。
【0123】図8は、本発明の記録装置の第3の実施の
形態におけるロール紙搬送制御動作の一例を説明するた
めのフローチャートである。なお、ここでは、記録装置
の使用者が上下段連続記録を指定する場合には、上段ロ
ールフォルダ10に格納されたロール紙Prに対する上
段記録に続いて、下段ロールフォルダ90に格納された
ロール紙Prに対する下段記録を行う上下段連続記録を
指定するものとして説明する。
【0124】記録動作が開始されると(ステップS80
1)、ロールフォルダ内のロール紙スプール色検知セン
サでロール紙なしが検知されているか否かが判定され
(ステップS802)、ロール紙なしと検知されていな
い場合はステップS803における処理に進み、ロール
紙なしと検知されている場合はステップS806におけ
る処理に進む。
【0125】なお、ステップS803以降の動作は、図
4に示したステップS403以降の動作と同様であり、
また、ステップS806以降の動作は、図4に示したス
テップS406以降の動作と同様である。
【0126】(第4の実施の形態)図9は、本発明の記
録装置の第4の実施の形態におけるロール紙搬送制御動
作の一例を説明するためのフローチャートである。な
お、ここでは、記録装置の使用者が上下段連続記録を指
定する場合には、上段ロールフォルダ10に格納された
ロール紙Prに対する上段記録に続いて、下段ロールフ
ォルダ90に格納されたロール紙Prに対する下段記録
を行う上下段連続記録を指定するものとして説明する。
【0127】本実施形態は、記録装置の構成自体は第1
の実施形態と同様であるが、上下段連続記録の上段記録
中に、上段ロールフォルダ10内のスプール11にロー
ル紙Prがなくなったことを検知した時に、続いて記録
を行う下段ロールフォルダ90内にロール紙Prがない
ことを検知した場合は、ロール紙Prを上段ロールフォ
ルダ10内に巻き戻すことを中止する点が第1の実施形
態と異なる。
【0128】図9において、ステップS901〜S91
3までの処理は、図4に示すステップS401〜S41
3までの処理と同様である。
【0129】ステップS907において、上下段連続記
録の上段記録中であると判定された場合は、次に記録を
行うロールフォルダ(ここでは下段ロールフォルダ9
0)にロール紙Prがあるか否かが判定される(ステッ
プS914)。
【0130】ステップS914において、下段ロールフ
ォルダ90にロール紙Prがあると判定された場合は、
連続記録が可能と判断され、ステップS912における
処理に進む。一方、下段ロールフォルダ90にロール紙
Prがないと判定された場合は、ロール紙Prの無駄を
防ぐため、ステップS903における処理に進み、記録
を続行する。
【0131】上述したように本実施形態においては、上
下段連続記録の上段記録中に、上段ロールフォルダ10
内のスプール11にロール紙Prがなくなったことを検
知した時に、続いて記録を行う下段ロールフォルダ90
内にロール紙Prがないことを検知した場合は、ロール
紙Prを上段ロールフォルダ10内に巻き戻すことを中
止し、ロール紙Prの残りの部分に可能な限り記録を行
った後でロール紙Prを機外に排出する。
【0132】これにより、記録可能な部分が残っている
ロール紙を途中で上段ロールフォルダ10内に巻き戻す
ことがなく、ロール紙の無駄を防ぐことが可能となる。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録中に格納手段内の保持部材にロール状被記録材がなく
なったことが検知された場合、続けて別の格納手段に格
納されたロール状被記録材に対して記録を行うことが指
定されているか否かに応じて、残りのロール状被記録材
を記録装置外に排出するかまたは格納手段内に巻き戻す
かを決定するように構成されており、続けて別の格納手
段に格納されたロール状被記録材に対して記録を行うこ
とが指定されている時には、残りのロール状被記録材を
格納手段内に巻き戻すこととしている。
【0134】これにより、2以上の格納手段を指定して
連続記録を行う場合、連続記録の最後に指定されていな
い格納手段を用いた記録中には、保持部材にロール状被
記録材が無くなった時点でロール状被記録材を機外に排
出しないことになるため、排紙ジャムを発生することな
く、連続記録を行う記録装置を提供できる。
【0135】また、本発明によれば、続けて別の格納手
段に格納されたロール状被記録材に対して記録を行うこ
とが指定されていない時には、搬送路中にロール状被記
録材がないことが検知されるまでは記録を続行し、搬送
路中にロール状被記録材がないことが検知された後はロ
ール状被記録材の残量に応じて記録を続行し、記録終了
後に残りのロール状被記録材を記録装置外に排出するよ
うな構成としている。
【0136】これにより、2以上の格納手段を指定して
連続記録を行う場合、連続記録の最後に指定されている
格納手段を用いた記録中には、ロール状被記録材の無駄
を防げる記録装置を提供できる。また、1つの格納手段
を指定して記録を行う場合にも、ロール状被記録材の無
駄を防げる記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施の一形態を示す断面図
である。
【図2】図1に示した記録装置のハードウェア構成の一
例を示すブロック図である。
【図3】図2に示した操作部の一例を示す図である。
【図4】本発明の記録装置の第1の実施の形態における
ロール紙搬送制御動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】本発明の記録装置の第2の実施の形態に用いら
れるロールフォルダ内の給紙検知手段の一構成例を示す
図であり、(a)はスプールにロール紙が多く残ってい
る状態を示す図、(b)はスプールにロール紙が無くな
る直前の状態を示す図、(c)はスプールにロール紙が
なくなった状態を示す図である。
【図6】本発明の記録装置の第2の実施の形態における
ロール紙搬送制御動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】本発明の記録装置の第3の実施の形態に用いら
れるロールフォルダ内の給紙検知手段の一構成例を示す
図であり、(a)はスプールにロール紙が残っている状
態を示す図、(b)はスプールにロール紙がなくなった
状態を示す図である。
【図8】本発明の記録装置の第3の実施の形態における
ロール紙搬送制御動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】本発明の記録装置の第4の実施の形態における
ロール紙搬送制御動作の一例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】従来の記録装置の一構成例を示す断面図であ
る。
【図11】図10に示した記録装置において記録動作が
終了した後に行われるロール紙のカット動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】図10に示したロールフォルダ内のスプール
回転検知機構の一例を示す図である。
【図13】図10に示した記録装置におけるロール紙搬
送制御動作の一例を説明するためのフローチャートであ
【図14】図10に示した記録装置におけるロール紙搬
送制御動作の他の例を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 上段ロールフォルダ 11 スプール 12 上段給紙ローラ 90 下段ロールフォルダ 91 スプール 92 下段給紙ローラ 110 ロール紙搬送部 111 搬送ローラ 114,117,118 搬送ガイド対 115,116 搬送路内ロール紙検知センサ 130 記録部 131 搬送ローラ 134 プラテン 135 記録ヘッド 140 排紙部 141 カッター前排紙ローラ 142 カッター 143 カッター後排紙ローラ 144 排紙センサ Pr ロール紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C060 AA04 BA10 BC03 BC13 BC84 BC96 2C061 AP03 AP04 AQ05 AS06 HK06 HN17 HV13 HV50 LL04 LL06 3F103 AA02 BA07 EA04 3F105 AA01 AB01 AB02 BA13 BA39 DA38 DA51

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状被記録材を格納する複数の格納
    手段と、前記格納手段内で前記ロール状被記録材を回転
    自在な状態で保持する保持部材と、前記保持部材のロー
    ル状被記録材の有無を検出する給紙検知部材と、前記ロ
    ール状被記録材に対して記録を行う記録手段にて記録が
    行われた前記ロール状被記録材を切断して記録装置外に
    排出する排出手段と、前記ロール状被記録材を前記格納
    手段から前記記録手段の方向またはその逆の方向に搬送
    可能な搬送手段と、前記複数の格納手段の中から1つ以
    上の格納手段を指定し、かつ1つ以上の格納手段を指定
    する場合はその順序を指定する操作手段とを有し、前記
    操作手段によって指定された順序で前記格納手段に格納
    されたロール状被記録材を前記搬送手段によって搬送し
    記録を行う記録装置において、 記録中に前記給紙検知部材によって前記保持部材にロー
    ル状被記録材が無くなった事が検出された場合、続けて
    別の格納手段に格納されたロール状被記録材に対して記
    録を行う事が前記操作手段を介して指定されているか否
    かに応じて、前記搬送手段に存在するロール状被記録材
    を記録装置外に排出するか前記格納手段に戻すかを制御
    する制御手段を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、記録中に前記給紙検知
    部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無くな
    った事が検出された場合、続けて別の格納手段に格納さ
    れたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作
    手段を介して指定されている時には、前記搬送手段に存
    在するロール状被記録材を前記格納手段に戻すことを特
    徴とする、請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、記録中に前記給紙検知
    部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無くな
    った事が検出された場合、続けて別の格納手段に格納さ
    れたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作
    手段を介して指定されていない時には、前記搬送手段に
    存在するロール状被記録材を記録装置外に排出すること
    を特徴とする、請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、記録中に前記給紙検知
    部材によって前記保持部材にロール状被記録材が無くな
    った事が検出された場合、続けて別の格納手段に格納さ
    れたロール状被記録材に対して記録を行う事が前記操作
    手段を介して指定されていても、前記指定された格納手
    段にロール状被記録材が格納されていない事が前記給紙
    検知部材によって検知された時は、前記搬送手段に存在
    するロール状被記録材を記録装置外に排出することを特
    徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段の搬送路中にロール状被記
    録材が存在するか否かを検知する搬送路内検知部材を有
    し、 前記制御手段は、記録中に前記給紙検知部材によって前
    記保持部材にロール状被記録材が無くなった事が検出さ
    れた場合、続けて別の格納手段に格納されたロール状被
    記録材に対して記録を行う事が前記操作手段を介して指
    定されていない時には、前記搬送路中にロール状被記録
    材がない事が前記搬送路内検知部材によって検知される
    まで記録を続行し、前記搬送路内検知部材によってロー
    ル状被記録材が無いことが検知された時にロール状被記
    録材の残量と記録に必要な被記録材の量とに応じて記録
    を続行するか否かを決定し、記録終了後にロール状被記
    録材を記録装置外に排出することを特徴とする、請求項
    1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記搬送手段の搬送路中にロール状被記
    録材が存在するか否かを検知する搬送路内検知部材を有
    し、 前記制御手段は、記録中に前記給紙検知部材によって前
    記保持部材にロール状被記録材が無くなった事が検出さ
    れた場合、続けて別の格納手段に格納されたロール状被
    記録材に対して記録を行う事が前記操作手段を介して指
    定されていても、前記指定された格納手段にロール状被
    記録材が格納されていない事が前記給紙検知部材によっ
    て検知された時は、前記搬送路中にロール状被記録材が
    ない事が前記搬送路内検知部材によって検知されるまで
    記録を続行し、前記搬送路内検知部材によってロール状
    被記録材が無いことが検知された時にロール状被記録材
    の残量と記録に必要な被記録材の量とに応じて記録を続
    行するか否かを決定し、記録終了後にロール状被記録材
    を記録装置外に排出することを特徴とする、請求項1か
    ら4のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記給紙検知部材は、前記保持部材が回
    転しているか否かを検知する部材により、前記保持部材
    のロール状被記録材の有無を検知することを特徴とす
    る、請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙検知部材は、所定の支点を中心
    に回転し、一方の端部が前記保持部材にロール状被記録
    材がある場合はロール状被記録材に付勢し、前記保持部
    材にロール状被記録材がない場合は前記保持部材に付勢
    するレバーと、前記レバーの他方の端部を検知するレバ
    ー検知部材とにより、前記保持部材のロール状被記録材
    の有無を検知することを特徴とする、請求項1から6の
    いずれか1項に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記給紙検知部材は、所定の支点を中心
    に回転し、一方の端部が前記保持部材にロール状被記録
    材がある場合はロール状被記録材に付勢し、前記保持部
    材にロール状被記録材がない場合は前記保持部材に付勢
    するレバーと、前記レバーの前記一方の端部に取り付け
    られロール状被記録材の色と前記保持部材の色とを区別
    して検知するレバー検知部材とにより、前記保持部材の
    ロール状被記録材の有無を検知することを特徴とする、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の記録装置。
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