JP2002347143A - 多重ラベルの製造方法およびその装置 - Google Patents

多重ラベルの製造方法およびその装置

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JP2002347143A JP2001154582A JP2001154582A JP2002347143A JP 2002347143 A JP2002347143 A JP 2002347143A JP 2001154582 A JP2001154582 A JP 2001154582A JP 2001154582 A JP2001154582 A JP 2001154582A JP 2002347143 A JP2002347143 A JP 2002347143A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的製造が容易で、製造コストを抑えるこ
とができる、新規な多重ラベルの製造方法およびその装
置を提供する. 【解決手段】 この発明の多重ラベルの製造方法は、剥
離シート12にその粘着剤層24にて仮着された第1の
ラベル18を移送し、剥離シート12より剥離し、更に
移送する、移送ステップと、第1のラベル18とは別の
第2のラベル20がその粘着剤層28で剥離シート40
に仮着されたものを準備し、第1のラベル18の粘着剤
層24と第2のラベル20の粘着剤層28とが同一方向
に向くように、1または複数の第2のラベル20を剥離
シート40より剥離して剥離された第1のラベル18の
粘着剤層24に接着する、接着ステップと、第1のラベ
ル18と第2のラベル20とをともに、第1のラベル1
8および/または第2のラベル20の粘着剤層16で剥
離シート12に再仮着する、再仮着ステップとを含む、
請求項1に記載の多重ラベルの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2以上のラベル
が積層された多重ラベルの製造方法およびその装置に関
し、特に、たとえばICマウント済みのインレットをラ
ベルに装着するなど盗難・万引き防止の機能性ラベルと
して用いるに好適な、多重ラベルの製造方法およびその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、配送伝票、万引き防止、盗難防止
などの機能性を有するラベルが、たとえば特開2000
−334862などに提案されているが、印刷層と機能
性を有する集積回路部分とを1つの平面に形成するに
は、粘着剤にチップサイズの穴を形成し、前記穴に非接
触ICチップを嵌合する等、製造しにくくコスト高にな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】それゆえに、この発明
の主たる目的は、比較的製造が容易で、製造コストを抑
えることができる、新規な多重ラベルの製造方法および
その装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1に記載の多重ラベルの製造方法は、第1のラベルを移
送する、移送ステップと、第1のラベルの接着剤層と第
2のラベルの接着剤層とが同一方向に向くように、第1
のラベルの接着剤層に、1または複数の第2のラベルを
接着する、接着ステップと、第1のラベルと第2のラベ
ルとをともに、剥離シートに仮着する、仮着ステップと
を含む、多重ラベルの製造方法である。この発明にかか
る請求項2に記載の多重ラベルの製造方法は、剥離シー
トにその粘着剤層にて仮着された第1のラベルを移送
し、剥離シートより剥離し、更に移送する、移送ステッ
プと、第1のラベルとは別の第2のラベルがその粘着剤
層で剥離シートに仮着されたものを準備し、第1のラベ
ルの粘着剤層と第2のラベルの粘着剤層とが同一方向に
向くように、1または複数の第2のラベルを剥離シート
より剥離して剥離された第1のラベルの粘着剤層に接着
する、接着ステップと、第1のラベルと第2のラベルと
をともに、第1のラベルおよび/または第2のラベルの
粘着剤層で剥離シートに再仮着する、再仮着ステップと
を含む、請求項1に記載の多重ラベルの製造方法であ
る。この発明にかかる請求項3に記載の多重ラベルの製
造方法は、第1のラベルの接着剤層面とは反対側の面
に、第1のラベルとは別の第2のラベルの接着剤層に
て、1または複数の第2のラベルを接着する、接着ステ
ップと、第1のラベルと第2のラベルとをともに、第1
のラベルの接着剤層にて剥離シートに仮着する、仮着ス
テップとを含む、多重ラベルの製造方法である。この発
明にかかる請求項4に記載の多重ラベルの製造方法は、
第1のラベルの粘着剤層面とは反対側の面に、第1のラ
ベルとは別の第2のラベルの接着剤層にて、1または複
数の第2のラベルを接着する、接着ステップと、第1の
ラベルと第2のラベルとをともに、第1のラベルの粘着
剤層にて剥離シートに再仮着する、再仮着ステップとを
含む、請求項3に記載の多重ラベルの製造方法である。
この発明にかかる請求項5に記載の多重ラベルの製造方
法は、移送ステップと接着ステップとは、剥離シートの
進行方向をラベルの設けられている面とは反対側に折り
返し進行方向を変更するステップを含む、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の多重ラベルの製造方法で
ある。この発明にかかる請求項6に記載の多重ラベルの
製造方法は、接着ステップは、第1のラベルに、複数の
第2のラベルが積層された状態で接着するステップを含
む、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の多重ラ
ベルの製造方法である。この発明にかかる請求項7に記
載の多重ラベルの製造方法は、第2のラベルは、磁性
体,集積回路、共振回路等のシート状体、板状体または
棒状体が固定された、請求項1ないし請求項6のいずれ
かに記載の多重ラベルの製造方法である。この発明にか
かる請求項8に記載の多重ラベルの製造方法は、第2の
ラベルは、磁性層、集積回路、アンテナ等の機能層が形
成された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
多重ラベルの製造方法である。この発明にかかる請求項
9に記載の多重ラベルの製造装置は、第1のラベルを移
送させる、第1のラベル移送手段と、第1のラベルの接
着剤層と第2のラベルの接着剤層とが同一方向を向くよ
うに、第1のラベルの接着剤層に向けて第2のラベルを
臨ませ、第2のラベルの接着剤層面とは反対側の面にて
第1のラベルの接着剤層に第2のラベルを接着する、ラ
ベル接着手段と、第1のラベルと第2のラベルとをとも
に送られてきた多重ラベルを、接着剤層にて剥離シート
に仮着する、ラベル仮着手段とを含む、多重ラベルの製
造装置である。この発明にかかる請求項10に記載の多
重ラベルの製造装置は、剥離シートに粘着剤層で仮着さ
れた第1のラベルを剥離し、第1のラベルを剥離シート
の進行方向に近い方向に進行させるとともに、第1のラ
ベルが剥離された剥離シートを第1のラベルの進行方向
とは異なった方向に向けて進行させる、第1のラベル剥
離手段を備える第1のラベル移送手段と、剥離シートの
進行を妨げない位置において設けられ、第1のラベルの
粘着剤層と第2のラベルの粘着剤層とが同一方向を向く
ように、剥離された第1のラベルの粘着剤層に向けて第
2のラベルを臨ませ、第2のラベルの粘着剤層面とは反
対側の面にて第1のラベルの粘着剤層に第2のラベルを
接着する、ラベル接着手段と、第1のラベルと第2のラ
ベルとをともに送られてきた多重ラベルを、粘着剤層に
て剥離シートに再仮着する、ラベル再仮着手段を備える
ラベル仮着手段とを含む、請求項9に記載の多重ラベル
の製造装置である。この発明にかかる請求項11に記載
の多重ラベルの製造装置は、第1のラベルを移送させる
第1のラベル移送手段と、第1のラベルの粘着剤層とは
反対側の面に向けて第2のラベルを臨ませ、第2のラベ
ルの粘着剤層にて第1のラベルの粘着剤層とは反対側の
面に第2のラベルを接着するラベル接着手段を含む、ラ
ベルの製造装置である。この発明にかかる請求項12に
記載の多重ラベルの製造装置は、ラベル接着手段は、剥
離シートに仮着された第2のラベルを剥離し、第2のラ
ベルを剥離シートの進行方向に近い方向に進行させると
ともに、第2のラベルが剥離された剥離シートを第2の
ラベルの進行方向とは異なった方向に向けて進行させる
第2ラベル剥離手段を含む、請求項9ないし請求項11
のいずれかに記載の多重ラベルの製造装置である。
【0005】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
である多重ラベルの構造を示す断面図解図であり、図2
は、この発明の一実施の形態である多重ラベルの構造を
示す斜視図解図である。図3は、この発明の一実施の形
態である多重ラベルの製造装置を示す図解図である。こ
の多重ラベル連続体10は、剥離シート12を含み、こ
の剥離シート12の剥離剤層側主面には、ラベル14が
その裏面に形成された粘着剤層16をもって、一定の間
隔をおいて仮着されている。
【0007】各ラベル14は、第1のラベル18に第2
のラベル20を積層してなる。第1のラベル18は、
紙、合成樹脂シートなどのシート状体からなる第1ラベ
ル基材22の裏面に、粘着剤を塗布してなる第1粘着剤
層24が形成されている。第2のラベル20は、紙、合
成樹脂シートなどの第2ラベル基材26の裏面に粘着剤
を塗布してなる第2粘着剤層28が形成されるととも
に、第2ラベル基材26の表面には、導電材によるコイ
ルと対向する対向電極とを誘電体で隔壁し共振回路を構
成したあるいは磁性体の板状あるいは棒状の機能体30
が、静電容量,電磁波等によって万引き・盗難防止をす
る機能、たとえば検知する機能を妨げない合成樹脂シー
トまたはフィルム等からなる固定フィルム32で積層さ
れている。あるいは、第2ラベル基材26の表面に、集
積回路、ICチップとカーボン印刷によるアンテナ等が
印刷等により積層形成してもよい。あるいはまた、その
他の機能を有する素子や印刷等を形成してもよい。さら
にまた、第1のラベル18に上記のような機能等を有す
る素子や印刷等を形成することもできる。
【0008】この多重ラベルの製造装置は、剥離シート
12に一定の間隔をおいて仮着された複数の第1のラベ
ル18を剥離し、第1のラベル18が剥離される前の前
記剥離シート12の進行方向に近い方向に第1のラベル
18を進行させるとともに、第1のラベル18が剥離さ
れた後、剥離シート12を前記第1のラベル18の進行
方向とは異なる方向に向けて進行させるラベル剥離手段
102を含む。
【0009】ラベル剥離手段102は、第1のラベル1
8の第1粘着剤層24と剥離シート12との界面におい
て離間させる手段である剥離プレート104を含む。こ
の剥離プレート104は、第1のラベル18が剥離され
る前、剥離シート12を移送する水平平面106を備
え、この水平平面106に沿って水平の方向に送られて
きた剥離シート12がその先端108において第1のラ
ベル18の設けられている面とは反対側に急激に折り返
されて進行方向を変えるように、断面鋭角に形成されて
いる。そして、剥離シート12と第1のラベル18とは
剥離プレート104の先端108において離間され、第
1のラベル18のみ、その剛性によってそのまま略水平
方向に直進する。
【0010】そして、剥離プレート104の先端108
において折り返されて進行する前記剥離シート12の進
行を妨げない位置において、前記第1のラベル18の第
1粘着剤層24に向けて、第2のラベル20を臨ませ、
第2のラベル20を構成する第2ラベル基材26の第2
粘着剤層28が形成された面とは反対側の面において、
前記第1のラベル18の第1粘着剤層24に第2のラベ
ル20を接着する、ラベル接着手段120が設けられ
る。
【0011】ラベル接着手段120は、適宜な間隔をお
いて複数の第2のラベル20が仮着された剥離シート4
0から第2のラベル20を1枚ずつ剥離し、第2のラベ
ル20が剥離される前の前記剥離シート40の進行方向
に近い方向に第2のラベル20を進行させるとともに、
剥離シート40を前記第2のラベル20の進行方向とは
異なる方向に向けて進行させ、第2のラベル20が剥離
される第2ラベル剥離プレート122を含む。この第2
ラベル剥離プレート122は、第2のラベル20が剥離
される前において剥離シート40を移送する平面状移送
面124を備え、剥離プレート122の平面状移送面1
24に沿って送られてきた剥離シート40が、剥離プレ
ート122の先端126において第2のラベル20の設
けられている面とは反対側に急激に折り返されて進行方
向を変えることによって、剥離シート40と第2のラベ
ル20とは離間され、第2のラベル20のみが、その剛
性によってそのまま進行するように構成されている。第
2のラベル20は、剥離プレート122によって剥離さ
れた後、第2のラベル20が剥離される前において剥離
シート40が移送される平面状移送面124のほぼ延長
線上に繰り出され、上方において前方に進行する第1の
ラベル18の第1粘着剤層24に向けて送り出される。
【0012】この剥離プレート122の平面状移送面1
24は、前記ラベル剥離手段102の剥離プレート10
4の水平平面106と略々鋭角をなすように構成され、
第2のラベル20が第1のラベル18の裏面の第1粘着
剤層24に最初に接着された後、そのまま第1のラベル
18の前方への進行に従い、第2のラベル20が第1の
ラベル18の裏面側に送り出され、徐々に第1のラベル
18の裏面の第1粘着剤層24面に接着されるように、
ラベル接着手段120が構成されている。なお、前記ラ
ベル剥離手段102、ラベル接着手段120における剥
離プレート104,122の代わりに、たとえば、図5
において示すように、剥離プレート先端付近の位置に剥
離ロール140を設け、剥離ロール140を用いて剥離
シート12,40の進行方向を変えることもできる。あ
るいはまた、その他の方法を用いて、剥離シートの進行
方向を変えてもよい。
【0013】前記ラベル剥離手段102の剥離プレート
104の先端との間において、第1のラベル18の進行
方向における長さよりも短い間隔をおいて、ラベル再仮
着手段130が設けられる。ラベル再仮着手段130
は、第1のラベル18を剥離した後、剥離シート12を
迂回させ、再び剥離シート12の剥離剤層側主面に第1
のラベル18と第2のラベル20とが重層された状態で
再仮着するように構成された再仮着プレート132を含
む。再仮着プレート132は、その上面に水平平面状の
再仮着平面134が形成され、再仮着プレート132の
先端136が、前記ラベル剥離手段102の剥離プレー
ト104の先端との間において、第1のラベル18の進
行方向における長さよりも短い間隔をおいて、且つ再仮
着平面134が略前記ラベル剥離手段102とほぼ同一
の高さに位置するように設けられている。なお、前記ラ
ベル再仮着手段130における再仮着プレート132の
代わりに、たとえば、図5において示すように、再仮着
プレート132の先端付近の位置に再仮着ロール142
を設け、再仮着ロール142を用いて剥離シート50の
進行方向を変えることもできる。
【0014】なお、この実施の形態においては、第1の
ラベル18が積層されたラベル連続体10から一旦第1
のラベル18をラベル剥離手段102において剥離した
後、再び同一の剥離シート12をラベル再仮着手段13
0に移送し、再び第1のラベル18と第2のラベル20
とが重層された状態で再仮着するように、第1のラベル
18が剥離される前に使用したものと同一の剥離シート
12を利用しているが、ラベル再仮着手段130におい
て再仮着する剥離シート12としては、図5に示すよう
に、別の剥離シート50を準備して利用してもよい。あ
るいは、第2のラベル20が仮着されていた剥離シート
40を利用することもできる。
【0015】このラベル製造装置100によれば、第1
のラベル18が、剥離シート12にその第1粘着剤層2
4にて仮着された状態で移送されてきたものを、剥離シ
ート12より第1のラベル18を剥離するとともに、別
途、前記第1のラベル18とは別の第2のラベル20が
別の剥離シート40に仮着されたものを準備し、第1の
ラベル18の第1粘着剤層24と第2のラベル20の第
2粘着剤層28とが同一方向に向くように、剥離された
前記第1のラベル18の第1粘着剤層24に、1または
複数の第2のラベル20を剥離シート40より剥離しな
がら接着し、前記第1のラベル18に第2のラベル20
を積層して一体化し、第1のラベル18の第1粘着剤層
24と第2のラベル20の第2粘着剤層28によって構
成される粘着剤層16によって、剥離シート12に再仮
着することができる。なお、たとえば、剥離性を有する
ラベル基材と粘着剤層付きシートとを採用することによ
って、第2のラベル20部分には最終的には粘着剤層を
形成しない構成とすることもできる。
【0016】なお、第2のラベル20は、第1のラベル
18の第1粘着剤層24表面に、適宜な間隔をおいて複
数仮着するように構成してもよい。たとえば、一定の間
隔をおいて複数の第2のラベル20を1枚の第1のラベ
ル18に接着するには、ラベル剥離手段102によって
剥離される第1のラベル18の送る速度とラベル接着手
段120で第1のラベル18の裏面の第1粘着剤層24
表面に向けて送り出される第2のラベル20の進行速度
とを適宜調整し、あるいは複数のラベル接着手段120
を設けることによって、適宜な間隔をおいて複数の第2
のラベル20を第1のラベル18の裏面に接着する。
【0017】あるいは、図6に示すように、第1のラベ
ル18の裏面の第1粘着剤層24に、第2のラベル20
を複数、たとえば2枚重ねて接着するようにしてもよ
い。すなわち、第2のラベル20の裏面の第2粘着剤層
28の粘着力によりさらに別の第2のラベル20の第2
ラベル基材26上面を接着して複数層積層するようにし
てもよい。複数のラベルは、大きさ、形状が異なっても
よい。第2のラベル20を複数積層するには、ラベル剥
離手段102によって剥離される第1のラベル18の進
行を一旦停止させることにより、複数の第2のラベル2
0を積層した状態で第1のラベル18の第1粘着剤層2
4表面に積層接着するようにするか、あるいは複数のラ
ベル接着手段を設けるか、あるいはまた、第2のラベル
20を別の工程で複数積層したものを、剥離シート40
に適宜な間隔をおいて仮着したものを準備し、ラベル接
着手段120にて第1のラベル18に接着するようにし
てもよい。
【0018】前記実施の形態においては、第1のラベル
18が第2のラベル20と比して大きなラベルをもって
構成し、第1のラベル18の一部分に第2のラベル20
が接着されるように構成したが、図7に示すように、第
1のラベル18を第2のラベル20に比して小さな形状
にし、第1のラベル18を構成する第1ラベル基材22
の裏面に形成された第1粘着剤層24をもって、第2の
ラベル20を構成する第2ラベル基材26の表面の一部
に接着するように構成してもよい。また、図3における
ラベル接着手段120を第1のラベル18の移送方向の
上方に設けた多重ラベル製造装置により、第2のラベル
20をその第2粘着剤層28によって第1のラベル18
の表面側に設けた多重ラベルの構造としてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、別々の機能を有する
第1のラベルと第2のラベルとを積層することによって
一体化された多重ラベルを張り合わせるだけで製造する
ことができるので、製作が容易で、製造コストを抑える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である多重ラベルの構
造を示す断面図解図である。
【図2】この発明の一実施の形態である多重ラベルの構
造を示す斜視図解図である。
【図3】この発明の一実施の形態である多重ラベルの製
造装置を示す図解図である。
【図4】図3図示多重ラベルの製造装置の要部を拡大し
た図解図である。
【図5】別の多重ラベルの製造装置の要部を示す図解図
である。
【図6】別の多重ラベルの構成を示す断面図解図であ
る。
【図7】更に別の多重ラベルの構成を示す断面図解図で
ある。
【符号の説明】
10 ラベル連続体 12 剥離シート 14 ラベル 16 粘着剤層 18 第1のラベル 20 第2のラベル 22 第1ラベル基材 24 第1粘着剤層 26 第2ラベル基材 28 第2粘着剤層 30 機能体 32 固定フィルム 40 剥離シート 50 剥離シート 100 ラベル製造装置 102 ラベル剥離手段 104 剥離プレート 106 水平平面 108 先端 120 ラベル接着手段 122 剥離プレート 124 平面状移送面 126 剥離プレートの先端 130 ラベル再仮着手段 132 再仮着プレート 134 再仮着平面 136 再仮着プレートの先端 140 剥離ロール 142 再仮着ロール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のラベルを移送する、移送ステップ
    と、 前記第1のラベルの接着剤層と第2のラベルの接着剤層
    とが同一方向に向くように、前記第1のラベルの接着剤
    層に、1または複数の第2のラベルを接着する、接着ス
    テップと、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに、剥離シー
    トに仮着する、仮着ステップとを含む、 多重ラベルの製造方法。
  2. 【請求項2】 剥離シートにその粘着剤層にて仮着され
    た第1のラベルを移送し、剥離シートより剥離し、更に
    移送する、移送ステップと、 前記第1のラベルとは別の第2のラベルがその粘着剤層
    で剥離シートに仮着されたものを準備し、前記第1のラ
    ベルの粘着剤層と前記第2のラベルの粘着剤層とが同一
    方向に向くように、1または複数の前記第2のラベルを
    剥離シートより剥離して剥離された前記第1のラベルの
    粘着剤層に接着する、接着ステップと、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに、前記第1
    のラベルおよび/または第2のラベルの粘着剤層で剥離
    シートに再仮着する、再仮着ステップとを含む、請求項
    1に記載の多重ラベルの製造方法。
  3. 【請求項3】 第1のラベルの接着剤層面とは反対側の
    面に、前記第1のラベルとは別の第2のラベルの接着剤
    層にて、1または複数の第2のラベルを接着する、接着
    ステップと、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに、第1のラ
    ベルの接着剤層にて剥離シートに仮着する、仮着ステッ
    プとを含む、 多重ラベルの製造方法。
  4. 【請求項4】 第1のラベルの粘着剤層面とは反対側の
    面に、前記第1のラベルとは別の第2のラベルの接着剤
    層にて、1または複数の第2のラベルを接着する、接着
    ステップと、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに、第1のラ
    ベルの粘着剤層にて剥離シートに再仮着する、再仮着ス
    テップとを含む、 請求項3に記載の多重ラベルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記移送ステップと前記接着ステップと
    は、剥離シートの進行方向をラベルの設けられている面
    とは反対側に折り返し進行方向を変更するステップを含
    む、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多重ラ
    ベルの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記接着ステップは、前記第1のラベル
    に、複数の第2のラベルが積層された状態で接着するス
    テップを含む、請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の多重ラベルの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のラベルは、磁性体,集積回
    路、共振回路等のシート状体、板状体または棒状体が固
    定された、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
    多重ラベルの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のラベルは、磁性層、集積回
    路、アンテナ等の機能層が形成された、請求項1ないし
    請求項6のいずれかに記載の多重ラベルの製造方法。
  9. 【請求項9】 第1のラベルを移送させる、第1のラベ
    ル移送手段と、 第1のラベルの接着剤層と第2のラベルの接着剤層とが
    同一方向を向くように、第1のラベルの接着剤層に向け
    て第2のラベルを臨ませ、前記第2のラベルの接着剤層
    面とは反対側の面にて第1のラベルの接着剤層に第2の
    ラベルを接着する、ラベル接着手段と、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに送られてき
    た多重ラベルを、接着剤層にて剥離シートに仮着する、
    ラベル仮着手段とを含む、 多重ラベルの製造装置。
  10. 【請求項10】 剥離シートに粘着剤層で仮着された第
    1のラベルを剥離し、第1のラベルを前記剥離シートの
    進行方向に近い方向に進行させるとともに、前記第1の
    ラベルが剥離された剥離シートを前記第1のラベルの進
    行方向とは異なった方向に向けて進行させる、第1のラ
    ベル剥離手段を備える第1のラベル移送手段と、 前記剥離シートの進行を妨げない位置において設けら
    れ、前記第1のラベルの粘着剤層と第2のラベルの粘着
    剤層とが同一方向を向くように、剥離された前記第1の
    ラベルの粘着剤層に向けて第2のラベルを臨ませ、前記
    第2のラベルの粘着剤層面とは反対側の面にて第1のラ
    ベルの粘着剤層に第2のラベルを接着する、ラベル接着
    手段と、 前記第1のラベルと第2のラベルとをともに送られてき
    た多重ラベルを、粘着剤層にて剥離シートに再仮着す
    る、ラベル再仮着手段を備えるラベル仮着手段とを含
    む、請求項9に記載の多重ラベルの製造装置。
  11. 【請求項11】 第1のラベルを移送させる第1のラベ
    ル移送手段と、 前記第1のラベルの粘着剤層とは反対側の面に向けて第
    2のラベルを臨ませ、前記第2のラベルの粘着剤層にて
    第1のラベルの粘着剤層とは反対側の面に第2のラベル
    を接着するラベル接着手段を含む、ラベルの製造装置。
  12. 【請求項12】 前記ラベル接着手段は、剥離シートに
    仮着された第2のラベルを剥離し、第2のラベルを前記
    剥離シートの進行方向に近い方向に進行させるととも
    に、第2のラベルが剥離された剥離シートを前記第2の
    ラベルの進行方向とは異なった方向に向けて進行させる
    第2ラベル剥離手段を含む、請求項9ないし請求項11
    のいずれかに記載の多重ラベルの製造装置。
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