JP2002346623A - 連続熱間圧延設備 - Google Patents

連続熱間圧延設備

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JP2002346623A
JP2002346623A JP2002104720A JP2002104720A JP2002346623A JP 2002346623 A JP2002346623 A JP 2002346623A JP 2002104720 A JP2002104720 A JP 2002104720A JP 2002104720 A JP2002104720 A JP 2002104720A JP 2002346623 A JP2002346623 A JP 2002346623A
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JP
Japan
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sheet bar
hot rolling
continuous hot
heating
finishing mill
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JP2002104720A
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English (en)
Inventor
Shinsaku Kimura
伸作 木村
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JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に熱間仕上圧延に適した温度でシートバー
を仕上圧延機に搬送することができる連続熱間圧延設備
を提供する。 【解決手段】 シートバー接合装置(80)を仕上圧延
機(90)のライン入側に配置し、このシートバー接合
装置(80)と仕上圧延機(90)との間にシートバー
の全幅を加熱するシートバー加熱装置(10)を配置し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粗圧延したシート
バーを接合して連続的に仕上圧延する連続熱間圧延設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の装置の一例である、連続熱
間圧延設備の仕上圧延機ライン入側の概念を示す側面
図、図6はシートバーの仕上圧延機迄の温度降下を示す
線図である。
【0003】図5に示すように、コイルボックス60の
保温カバー61内の入側クレードルロール62a上で巻
取ったコイル50をアーム63によって出側クレードル
ロール62bに移載して巻戻し、ピンチロール69によ
って搬送する。そして、その先端クロップをクロップシ
ャー70によって切断した後、シートバー51をピンチ
ロール89によって仕上圧延機90に搬送し、この複数
段の仕上圧延機90によって所要の板厚に順次熱間圧延
する。
【0004】このコイル50の巻戻しが終了すると、こ
のシートバー51の後端クロップをクロップシャー70
によって切断し、後端部が接合装置80の出側クランプ
83に来ると接合装置80をレール87の最上流部(図
5中左方)から台車82によってシートバー51の走行
と同一速度で走行させながらこの出側クランプ83で固
定する。
【0005】同時に、コイルボックス60内の入側クレ
ードルロール62a上で巻取って貯蔵していたコイル5
0をアーム63によって出側クレードルロール62b上
に移載して巻戻し、この巻戻したシートバー51の搬送
速度をピンチロール69によって速くし、その先端クロ
ップをクロップシャー70によって切断して前記走行す
る接合装置80に追いつかせ、その先端部を接合装置8
0の入側クランプ86で固定する。そして、この後続シ
ートバー51の先端部と既に出側クランプ83で固定し
ている先行シートバー51の後端部とを接合装置80の
加熱器84によって所要の接合温度に加熱し、入側クラ
ンプ86を接合装置80のハウジング81内で移動さ
せ、この後続シートバー51の先端部を先行シートバー
51の後端部に押圧して接合する。
【0006】このようにして、シートバー51を接合装
置80によって次々と接合し、仕上圧延機90によって
連続して仕上圧延する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の連続熱
間圧延設備では、仕上圧延機90の入側に長い距離を走
行する接合装置80を配置したために長いスペースが必
要になる。
【0008】このため、特に板厚が薄いシートバー51
や走行速度が遅いシートバー51では、仕上圧延機90
に搬送されたときには図6に示すように、シートバー5
1が熱間圧延に必要な温度(約1050℃)、即ち仕上
圧延機90出側温度がAr3変態点以上となるような温
度よりも低下する。図6の例では、シートバー51の板
厚が15mm、走行速度が32mpmの場合、コイルボ
ックス60で巻戻したときには1100℃であったシー
トバー51が、接合装置80によって接合して仕上圧延
機90に搬送する迄に約860℃まで降温し、熱間仕上
圧延に支障を来すことになる。
【0009】そこで、本発明の目的は、常に熱間仕上圧
延に適した温度でシートバーを仕上圧延機に搬送するこ
とができる連続熱間圧延設備を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る連続熱間圧
延設備は、シートバー接合装置を仕上圧延機のライン入
側に配置し、このシートバー接合装置と仕上圧延機との
間にシートバーの全幅を加熱するシートバー加熱装置を
配置したことを特徴とする。
【0011】また、前記シートバー加熱装置は誘導加熱
式であると、迅速加熱や板厚変化に伴う加熱制御の面で
好適である。
【0012】また、ライン上流側から順に、コイルボッ
クスとクロップシャーとシートバー接合装置とシートバ
ー加熱装置と仕上圧延機とを配列すると、熱間圧延の連
続化が高効率で行えて好適である。
【0013】[作用]前記構成によれば、先行シートバ
ーの後端部と後続シートバーの先端部とをシートバー接
合装置によって接合し、その温度が仕上圧延機入口で所
要の温度未満に降温していると、シートバー加熱装置に
よって熱間仕上圧延に必要な温度まで昇温し、仕上圧延
機によって所要の板厚に仕上圧延される。
【0014】このようにして、次々と搬送される先行シ
ートバーの後端部と後続シートバーの先端部とをシート
バー接合装置によって接合し、シートバー加熱装置によ
って加熱し、熱間仕上圧延に最適な温度に調整しながら
仕上圧延機で所要の板厚のストリップに連続して熱間圧
延する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連続熱間圧延
設備を実施例により詳細に説明する。
【0016】[実施例]図1は本発明の一実施例であ
る、連続熱間圧延設備の概念を示す側面図、図2は図1
の加熱装置を拡大した平面図、図3は図2のIII-III 線
断面図である。なお、従来の装置と同一の部材及び機器
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0017】図1において、接合装置80と仕上圧延機
90の入側ピンチロール89との間には、誘導加熱コイ
ルを用いた加熱装置10が配置されている。この加熱装
置10は、図2及び図3に示すように、各々のテーブル
ローラ30の間に配置され、走行するシートバー51が
誘導加熱コイル内を通過するように装設されている。そ
の他の構成は従来の設備と同一である。
【0018】このように構成されるため、粗圧延してコ
イルボックス60内の入側クレードルロール62a上で
巻取ったコイル50を出側クレードルロール62b上に
移載し、巻戻したシートバー51をピンチロール69に
よって搬送し、その先端クロップをクロップシャー70
によって直線状に切断する。
【0019】このシートバー51が熱間圧延に必要な温
度(約1050℃)よりも低下していると、加熱装置1
0によって加熱してその温度を調整し、ピンチロール8
9によって仕上圧延機90に搬送してこの複数段の仕上
圧延機90によって所要の板厚に順次熱間圧延する。
【0020】図示例では、加熱装置10とピンチロール
89との間にエッジ加熱装置40を設けて、中央部分よ
り早く冷えるシートバー51のエッジ部分を加熱するよ
うになっている。
【0021】このコイル50の巻戻しが終了すると、こ
のシートバー51の後端クロップをクロップシャー70
によって切断し、この後端部が接合装置80の出側クラ
ンプ83に来ると接合装置80をレール87の最上流部
(図1中左方)から台車82によってシートバー51の
走行と同一速度で走行させながら出側クランプ83で固
定する。
【0022】同時に、コイルボックス60内の入側クレ
ードルロール62a上で巻取って貯蔵していたコイル5
0を出側クレードルロール62b上に移載して巻戻しを
開始し、このシートバー51をピンチロール69によっ
て搬送速度を速くし、その先端クロップをクロップシャ
ー70によって切断して走行する接合装置80に追いつ
かせ、その先端部を接合装置80の入側クランプ86で
固定する。
【0023】そして、この後続シートバー51の先端部
と既に固定している先行シートバー51の後端部とを所
要の接合温度に加熱し、入側クランプ86をハウジング
81内で移動させて後続シートバー51の先端切断部を
先行シートバー51の後端切断部に押圧して接合する。
【0024】そして、このシートバー51が熱間圧延に
必要な温度(約1050℃)よりも低下していると、加
熱装置10によって加熱してその温度を調整し、ピンチ
ロール89によって仕上圧延機90に搬送してこの複数
段の仕上圧延機90によって所要の板厚に順次熱間圧延
する。
【0025】図4の例では、シートバー51の板厚が1
5mm、走行速度が32mpmの場合、コイルボックス
60で巻戻したときには1100℃であったシートバー
51が、加熱装置10の入口では約860℃迄降温する
が、加熱装置10で加熱することによって1100℃迄
上昇し、仕上圧延機90でのロール噛込み時には熱間圧
延に最適な1059℃に下降している。
【0026】このようにして、シートバー51を接合装
置80によって次々と誘導加熱により接合し、仕上圧延
機90によって連続して仕上圧延する。
【0027】尚、本発明は上記実施例には限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である
ことは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本発明では、シートバー接合装置を仕上
圧延機のライン入側に配置し、このシートバー接合装置
と仕上圧延機との間にシートバーの全幅を加熱するシー
トバー加熱装置を配置したことにより、熱間圧延の連続
化のために走行距離が長いシートバー接合装置を配置し
て仕上圧延機までの距離が長くなったにもかかわらず、
どのように板厚が薄いシートバーやその走行速度が遅く
ても、接合したシートバーをシートバー加熱装置によっ
て熱間仕上圧延に必要な温度に調整することができる。
従って、このシートバーを常時安定して連続熱間仕上圧
延を行うことが可能になり、高品質のストリップを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である、連続熱間圧延設備の
概念を示す側面図である。
【図2】図1の加熱装置を拡大した平面図である。
【図3】図2のIII-III 線断面図である。
【図4】シートバーの仕上圧延機迄の温度降下及び加熱
装置による温度上昇を示す線図である。
【図5】従来の一般的な連続熱間圧延設備の概念を示す
側面図である。
【図6】シートバーの仕上圧延機迄の温度降下を示す線
図である。
【符号の説明】
10 加熱装置 40 エッジ加熱装置 50 コイル 51 シートバー 60 コイルボックス 70 クロップシャー 80 接合装置 90 仕上圧延機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバー接合装置を仕上圧延機のライ
    ン入側に配置し、このシートバー接合装置と仕上圧延機
    との間にシートバーの全幅を加熱するシートバー加熱装
    置を配置して成ることを特徴とする連続熱間圧延設備。
  2. 【請求項2】 前記シートバー加熱装置は誘導加熱式で
    あることを特徴とする請求項1記載の連続熱間圧延設
    備。
  3. 【請求項3】 ライン上流側から順に、コイルボックス
    とクロップシャーとシートバー接合装置とシートバー加
    熱装置と仕上圧延機とを配列したことを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載の連続熱間圧延設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN103842104B (zh) * 2011-10-03 2016-03-02 杰富意钢铁株式会社 热连轧中的薄板坯的接合方法

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