JP2003112202A - 完全連続式熱間圧延方法 - Google Patents

完全連続式熱間圧延方法

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JP2003112202A
JP2003112202A JP2001301421A JP2001301421A JP2003112202A JP 2003112202 A JP2003112202 A JP 2003112202A JP 2001301421 A JP2001301421 A JP 2001301421A JP 2001301421 A JP2001301421 A JP 2001301421A JP 2003112202 A JP2003112202 A JP 2003112202A
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JP2001301421A
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English (en)
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Sunao Tanimoto
直 谷本
Shogo Tomita
省吾 富田
Yasuhiro Sotani
保博 曽谷
Tsuneo Ikeda
恒男 池田
Hiroshi Sekine
宏 関根
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 本来の完全連続圧延が有する効果を享受し、
さらに従来のような特別な溶接装置を必要とすることな
く、接合面の単位面積当りの接合強度を飛躍的に向上
し、確実な接合を実現できる簡便な完全連続式熱間圧延
方法を提供する。 【解決手段】 粗圧延と仕上圧延の間で圧延中の材料で
ある先行バーの尾端と後行バーの先端とを長手方向に沿
って重ね合わせ、圧延機により接合する完全連続式熱間
圧延方法において、先行バーと後行バーの長手方向の重
なり部の長さを40mm以上300mm以下とする。ま
たは先行バーと後行バーの長手方向の重なり部長さを、
圧延機への噛み込み時のロールバイトの接触弧相当長に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、完全連続式熱間圧
延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、ホットストリップミルのプロセス
を説明する。典型的なレイアウトを図1に示す。このレ
イアウトは、図1に示すように、上流側から下流側にか
けて順に、加熱炉1、粗圧延機群2、ディレーテーブル
3、クロップシア4、仕上げデスケーリング装置(FS
B)5、連続式仕上圧延機群6、ランアウトテーブル
7、コイラー群8が配置されている。
【0003】ホットストリップミルにおける圧延方法に
ついて説明する。加熱炉1から抽出された高温スラブ
(例えば、厚さ約250mm、幅は約700〜2000
mm、長さは約10m)は、複数の粗圧延機を備えた粗
圧延機群2で厚さ約30mmに減厚され、幅はスラブ幅
とほぼ同じ状態で長さは約80mで温度は約1100℃
の半製品となる。これをバーと呼ぶ。該バーはディレー
テーブル3上を連続式仕上圧延機(以降、仕上げ圧延機
と呼ぶ)群6側に搬送され、仕上げ圧延機群6での先端
部の安定通板を実現するためにクロップシア4で先端部
をバー長手方向にほぼ垂直に矩形断面に切断される。ク
ロップシア4でバー先端部を除去する際に、バー搬送速
度は最も低速になる。
【0004】その後、バー先端部は仕上げデスケーリン
グ装置(FSB)5を経て仕上げ圧延機群6を通板さ
れ、数mmの製品厚で約1150℃のストリップとな
る。ここで、バー尾端部はその間に温度降下を生じる
が、先端部と同様に矩形断面にクロップシア4で切断さ
れ、仕上げ圧延機群6内を通過(尾端部の抜出し)す
る。
【0005】仕上げ圧延機群6を出たストリップは、約
50km/hrの速度でランアウトテーブル7上を走行
して水冷却を受けてコイラーに巻き取られる。前記スト
リップ長は1km以上にもなる。この圧延方式は、バッ
チ連続式熱間圧延とも呼ばれる。
【0006】一方、このバッチ連続式熱間圧延に対し
て、近年、バーを接合して圧延を施し、コイラー前にフ
ライングシア等の走間切断装置を配置してストリップを
走間切断する、いわゆる完全連続式熱間圧延を実現する
設備が実用化されてきている。
【0007】ところで、バーの接合には、従来からホッ
トストリップミルの最終粗圧延機の後かつ仕上圧延機の
前で先行バーと後行バーを溶接する方式が一般的である
(特開平11−123453号公報)。ここでは、先行
バーの尾端を長手方向に垂直に切断した矩形端面と、後
行バーの先端を長手方向に垂直に切断した矩形端面を誘
導加熱または通電加熱して、各端面をその二つの断面中
心が一致するように水平方向に向き合わせて圧接する方
式が一般的である。
【0008】この方式によれば、先端通板・尾端抜き作
業(以下、非定常部圧延と呼ぶ)に起因して破片材料の
ロールヘの付着と噛み込みにより発生する仕上げ圧延ロ
ール表面のキズ発生を防止し、非定常部圧延時の材料張
力の変動で発生する板厚・板幅の変動を防止し、非定常
部圧延時に制御不良で発生するミスロールを減少し、熱
間潤滑効果を高め、ストリップ先端と尾端のランアウト
テーブル走行不良に起因する歩留まりロスを減少するな
どの効果をもたらすことができる。
【0009】しかし、本方式は以下の問題を有する。 a.両端面を5秒間程度で軟鋼の圧着可能な温度まで加
熱するには、大きな電源とその制御設備を必要とする。 b.先行バーと後行バーの両端部の間隙をほぼ零mmに
近い状態にする精密位置あわせ装置を必要とする。 c.先・後行バー端部を10m以上に渡りクランプして
バーに並走する装置を必要とする。 d.最終的に水平方向の圧接力に起因して発生するバリ
を取り除く装置を必要とする。 以上の各装置を実現するのは、既存のホットストリップ
ミルではスペース的に困難である。また、仮に可能でも
その設備費用は膨大なものとなる。
【0010】一方、この他に簡便な完全連続式熱間圧延
方法として、特開昭51−112459号公報が提案さ
れている。この技術は、仕上連続圧延機で図2に示すよ
うに、先行バー11(又は後行バー12)巾Wの1/2
以上の重なり長さLovで先行バー11と後行バー12を
重ねあわせ、圧延し圧着するものである。上記公報の表
1に記載されるように、例えば1225mm巾のバーの
場合、620mmの長さにわたって重ねる必要がある。
しかし、この方式は以下の理由で圧着強度が弱い欠点を
有する。
【0011】一般に、ほぼ同径の上下作業ロールによる
鋼板の圧延の場合、ロールバイト内では上下に面対称な
圧延現象となる。先行バー11と後行バー12を前記の
ように重ねた圧延では、図3に示すように、重なった先
・後行バー11,12の間のスケール(酸化鉄)13面
が対称面となる。圧延中のロールバイト内では、材料
(バー)は進行方向に移動することは勿論であるが、材
料は上作業ロール14,下作業ロール15により圧下力
を受けて対称面に向かって移動する。しかし、上下の先
行バー11,後行バー12から垂直に押されて、スケー
ル面は薄くなるが、上下材料の完全接触には至らない。
【0012】即ち、先行バー11,後行バー12はスケ
ール13で隔離されて互いには固着しない。先行バー1
1,後行バー12の端部では自由変形による剪断変形は
多少生じるが、相手材は前後が拘束されている定常変形
をするために、端部の付加的剪断変形は少なく限られ
る。ここで、先行バー11,後行バー12の重なり長さ
ovを増加させることは、面対称な圧延部分が増えるの
みで接合面の面積増加により上下の先行バー11,後行
バー12の全体の接合強度の増加を図ることであり、接
合面の単位面積当りの接合強度の上昇には全く寄与しな
い。
【0013】言い換えれば、上記完全連続式熱間圧延方
法によれば、接合面のスケールの破壊や剪断変形が充分
でないので、接合面の単位面積当りの接合強度が低い。
従って、全体の接合強度を増加させるためには、重ね長
さ(重なり部長さ)をバー幅Wの1/2以上と必要以上
に大きくとらざるをえない。また、上下の先行バー1
1,後行バー12の重なり部長さLovが大きいと、接合
部の長さが増大して最終製品での接合部除去量の増大を
招き、本来の完全連続式熱間圧延の利点を得られないと
言う問題を有していた。
【0014】更に、特開昭51−112459号公報の
完全連続式熱間圧延方法では、材料がロールに巻き付く
方向に反りが発生することを防止するために予め材料の
重なった部分の側面を板付け溶接する必要があり、その
ための溶接装置も必要であった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたもので、前記した本来の完全連続圧延が
有する効果を享受し、さらに従来のような特別な溶接装
置を必要とすることなく、接合面の単位面積当りの接合
強度を飛躍的に向上し、確実な接合を実現できる簡便な
完全連続式熱間圧延方法を提供することを目的する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本願
第1の発明に係る完全連続式熱間圧延方法は、粗圧延と
仕上圧延の間で圧延中の材料である先行バーの尾端と後
行バーの先端とを長手方向に沿って重ね合わせ、圧延機
により接合する完全連続式熱間圧延方法において、先行
バーと後行バーの長手方向の重なり部の長さを40mm
以上300mm以下とすることを特徴とする。
【0017】また、本願第2の発明に係る完全連続式熱
間圧延方法は、粗圧延と仕上圧延の間で圧延中の材料で
ある先行バーの尾端と後行バーの先端とを長手方向に沿
って重ね合わせ、圧延機により接合する完全連続式熱間
圧延方法において、先行バーと後行バーの長手方向の重
なり部の長さを圧延機への噛み込み時のロールバイトの
接触弧相当長にすることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、大きな設備投資を行なう
ことなく、圧延接合面の単位面積当りの接合強度の飛躍
的な向上を図り、確実な圧延接合を実現することができ
る。その結果、コイラー前にフライングシアを配置する
ことによって、仕上げ圧延機の中間スタンド以降での材
料先端の通板作業と材料尾端の抜き出し作業を無くし、
薄板の完全連続式熱間仕上圧延を実現することができ
る。
【0019】重なり部長さLov(図2)は、特開昭51
−112459号公報に提案される方法のようにバー巾
Wの1/2以上に長くする必要がなく、逆に、重なり部
長さLovは、40mm以上300mm以下と短くするこ
とができるので、最終製品の除去ロスを最少化できる。
【0020】なお、“接触弧相当長”とは、重なり部長
さを“接触弧長”とした場合と実質的に同等の効果を奏
する重なり部長さを指しており、具体的には図5で示す
接合強度比0.9以上を実現できる重なり部長さであ
る。“接触弧長”とは、図4において、後行バー12と
上作業ロール14が接する接触弧の水平方向の長さ(水
平面に投影したときの長さ)である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。先ず、本発明の限定理由について説明する。
【0022】図5は、作業ロール半径が400mmの圧
延機を用い、板厚25mm、板幅1225mm、温度1
150℃の低炭素鋼板を2枚重ねて圧延を行った後の材
料の接合強度を調査した結果を示す。但し、重なり部分
の長さを変化させ、先行バーの圧下率は20〜40%の
範囲(圧延後の板厚で20〜15mm)とした。また、
圧延後の材料から接合面を含むように幅30mmの引張
試験片を圧延方向に切り出して引張試験を行い、引張破
断強度を接合強度とした。図5において、縦軸の接合強
度比はこの接合強度を母材の引張強度で除したものであ
る。
【0023】図5において、重なり部分の長さが同じ場
合、圧下率が大きくなると、接合強度比は大きくなって
いる。また、重なり部の長さがバー(板)幅Wの1/2
では接合強度比は0.5程度であり、重なり部の長さが
これより増加しても接合強度比は余り変化しないことが
明らかである。これは、前述のように、重なり部分が長
い圧接方法では、上下対称な定常圧延がほとんどで、ス
ケールの破壊や剪断変形が小さいために上下材料の接合
面での固着状態が充分でなく単位面積当りの接合強度が
低いことによる。
【0024】一方、重なり部の長さをバー(板)幅Wの
1/2よりも十分小さくすると、前記に比べて大きな接
合強度比が得られている。特に、重なり部長さが圧延機
の噛み込み時のロールバイトの接触弧長の近傍で、非常
に大きな接合強度が得られている。
【0025】重なり部長さが前記接触弧長の近傍にある
場合に大きな接合強度が得られる理由は次のように考え
られる。すなわち、重なり部長さが前記接触弧長の近傍
にある場合、図4に示すように、重なり合う部分がある
瞬間に全てまたはその大部分がロールバイト部に収まる
ようになる。先行バー11の端部Aと後行バー12の端
部Bが接近してロールバイト内で両端部の非定常部が互
いに影響をしあう。その結果、上下に非対称な圧延状態
となり、さらに上下材料の端部では非常に大きな自由変
形が発生する。これにより、ロールバイト内では、材料
のスケール面に平行な流れだけでなく、同時に非常に大
きな垂直なせん断流れも発生して、上下の材料が互いに
入り込み合う。そして、界面でのスケールの著しい破壊
や大きな材料変形により接合面での固着が完全に行わ
れ、単位面積当りの接合強度を飛躍的向上できることに
よる。
【0026】仕上圧延機の圧延スタンド間でストリップ
にルーパ張力が負荷された場合に十分な接合強度を有す
るためには、接合強度比は0.7以上あることが必要で
ある。接合強度比が0.9以上であると、実操業上のト
ラブルで圧延材料の温度低下等(例えば通常温度より4
0℃程度低下する場合等)があっても仕上圧延機を安定
通板できる十分な接合強度が得られ、接合強度比が1の
場合と遜色ない圧延作業を行うことができるので、接合
強度比は0.9以上であることが好ましい。本明細書で
は、接合強度比を0.9以上にできる重なり部の長さを
圧延機への噛み込み時のロールバイトの接触弧相当長と
呼ぶ。
【0027】通常、第1仕上げ圧延機におけるバーの圧
下率は30%以上である。圧下率が30%の場合、図5
において、接合強度比0.7以上を実現できる先行バー
と後行バーの長手方向の重なり部の長さは40mm以上
300mm以下である。また接合強度比0.9以上を実
現できる該重なり部の長さは65mm以上170mm以
下である。
【0028】従って、本願第1の発明では、先行バーと
後行バーの長手方向の重ね部の長さを40mm以上30
0mm以下に規定し、第2の発明では、該重なり部の長
さを、圧延機への噛み込み時のロールバイトの接触弧相
当長に規定した。
【0029】なお、接触弧長、対応する重なり部長さは
次のようにして概略計算できる。例えば上下のバー厚H
が各25mmで、重なり部分の出口厚hが17.5mm
(すなわち圧下率:30%)で、作業ロール半径Rが4
00mmの場合、重なり部分では圧延荷重の増加に伴う
ロール間隙の増加で圧延出側厚が厚くなり、その厚さは
約20mmになる。この場合、重なり部のロールバイト
の接触弧長Lはロール半径Rと圧下量Δhの積の平方根
であり約110mmである。この値は、下記のようにし
て求める。
【0030】 L=(R・Δh)1/2 ={R・(2H−h)}1/2 =(400×30)1/2 ≒110mm この値と、ロールバイト形状を台形で近似した面積計算
から、圧延機入り側の重なり部長さLovとしては77m
mに相当する。この値は、入り側厚50mm、出側厚2
0mm、長さ110mmの台形の面積(3850m
2)を入り側厚50mmで除して求めた値である。図
5中に示す接触弧長は、前記で計算した圧下率が30%
の場合の接触弧長に対応する圧延機入り側での重なり部
長さを示す。即ち、77mmの重なり部長さの状態で上
記圧延を受けることで、接触弧内で上下材料の重なり部
分の圧延が行われ大きな接合強度を確保できる。これか
らも分るように、接合強度を高めるには、特開昭51−
112459号公報で記載される重なり部長さの一桁小
さい長さを要求する。
【0031】本発明で規定する方法で圧延すると、重な
り部分が短いために材料がロールに巻き付くことがな
く、予め板付け溶接は不要である。また、重なり部分が
小さいために最終製品での接合部除去ロスも最少化で
き、本来の完全連続式熱間圧延の利点を享受できる。
【0032】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。図6は、本発明の実施に使用
する完全連続式熱間圧延装置の制御系の構成例を示す図
である。図1及び図2と同じ作用の部分は同付番を付し
て説明を省略する。
【0033】図6において、付番21は粗圧延機群2の
最後に配置された粗最終圧延機を示す。また、付番22
は、連続式仕上圧延機6の最初に配置された第1仕上げ
圧延機を示す。前記粗最終圧延機(以下、RL)21、
連続式仕上圧延機6の各仕上げ圧延機には、夫々圧延機
駆動用モータ及び制御装置(含速度指令/速度実績)2
3が設けられている。ディレーテーブル群3の各テーブ
ル、クロップシア4、FSB5には、夫々テーブル駆動
用モータ及び制御装置(含速度指令/速度実績)24が
設けられている。前記第1仕上げ圧延機(以下、F1)
22の直前及びディレーテーブル群3の最後のテーブル
には、メジャリングロール25,26が夫々配置されて
いる。また、前記クロップシア4の直前には、バーの先
端、尾端の通過を検出する検出器27が配置されてい
る。
【0034】図6中の付番28は、圧延接合用コントロ
ーラを示す。該圧延接合用コントローラ28には、前記
制御装置23,24が接続されている。該圧延接合用コ
ントローラ28は、次に述べるトラッキング機能と予測
機能と制御機能を有する。 トラッキング機能:トラッキング機能とは、“先行バ
ーの尾端トラッキング”と“後行バーの先端トラッキン
グ”を行う機能を意味する。 予測機能:予測機能とは、先行バーの尾端のF1まで
の距離と搬送時間を予測して、各々を横軸(X軸)と縦
軸(Y軸)に表す“先行バー尾端搬送予測チャート”を
作製する機能を示す。 制御機能:制御機能とは、先行バーの圧延速度指令値
の補正と後行バーのRL圧延とディレーテーブル群3の
速度指令値を操作する機能を示す。該制御機能は、さら
に後述する“後行バー先端搬送予測チャート”を作成す
るとともに、これらの情報をもとに後行バー先端を先行
バーに追いつかせてその尾端に所定長さで重ねる後行バ
ーの追付き制御を行う機能を有する。
【0035】前記圧延接合用コントローラ28には、ホ
ットストリップミルプロセスコンピュータ29、F1圧
下制御装置30、RL圧下制御装置31及びトラッキン
グ用センサー群32が電気的に接続されている。
【0036】このように、本発明の実施に使用する上記
完全連続式熱間圧延装置は、先行スラブおよび後行スラ
ブを加熱する加熱炉1と、この加熱炉1の下流側に配置
されて前記各スラブを減厚してバーに圧延する粗最終圧
延機21を有した粗圧延機群1と、この粗圧延機群1の
下流側に配置されて前記バーを長手方向に垂直に切断す
るクロップシア4と、このクロップシア4の下流側に配
置され、前記バーに形成されたスケールを除去する仕上
げデスケーリング装置(FSB)5と、このFSB5の
下流側に配置され、第1仕上げ圧延機22を有した仕上
圧延機群6と、前記粗最終圧延機21、第1仕上げ圧延
機22等の構成部材に電気的に接続する制御系とを具備
し、前記制御系は圧延接合用コントローラ28と前記第
1仕上げ圧延機22の上流側に配置されたメジャリング
ロール25,26とを有し、かつ該制御系は、先行バー
の尾端と後行バーの先端の長手方向の重なり代を所定の
長さにして上下に重ね合わせ、仕上げ圧延機に進入させ
て圧延によりロールバイト内でバーを圧延接合する機能
を有した構成となっている。
【0037】次に、前記完全連続式熱間圧延装置の圧延
接合用コントローラ28の先行バー尾端と後行バー先端
を所定長さに重ねあわせる機能について説明する。 1.トラッキングの方法 “先行バーの尾端トラッキング”と“後行バーの先端ト
ラッキング”を以下のように行う。 1)“先行バーの尾端トラッキング”は、先行バー11
がRL21をロードオフした時のロードリレー信号から
トラッキング(バー尾端とF1との距離の算出)を開始
する。これは、例えばディレーテーブル3を駆動するモ
ータの回転数計の信号を実績速度として採取し、例えば
0.1秒毎に積分計算することで可能である。また、先
行バー尾端がクロップシア制御用の検出器27を通過し
た時点からは、F1直前に設置したメジャリンクロール
25の距離信号を用いて先行バー尾端のトラッキングを
行なう。該尾端が計算上でF1に到達した時点で本トラ
ッキングを終了する。
【0038】2)“後行バーの先端トラッキング”は、
後行バー12がRL21をロードオンした時のロードリ
レー信号からトラッキングを開始する。RL21のワー
クロール径と回転速度計および予測先進率からRL出側
の材料速度を把握でき、例えば0.1秒毎に積分計算す
ることで後行バー先端のトラッキング(先端とF1との
距離の算出)が可能である。後行バー先端がクロップシ
ア制御用の検出器27を通過してからは、メジャリング
ロール25を用いて後行バー先端のトラッキングを行な
う。該先端が計算上でF1に到達した時点で本トラッキ
ングを終了する。
【0039】2.“先行バー尾端搬送予測チャート”の
作製方法 先行バー尾端搬送予測チャートは、先行バーがF1に噛
み込んだ時点以降、該バーがF1をロードオフするまで
作成・更新する。先行バー尾端のF1入り側での今後の
材料速度は、現先行バーのF1ロール速度と予測後進率
とパススケジュールで事前に決る加速率と減速率から予
測できる。従って、上記先行バーの尾端トラッキングか
ら求まる先行バー尾端位置(Xtail)を元に、“先行バ
ー尾端搬送予測チャート”である関数Y=f
tail(X)、0≦X≦Xtailが求まる。該チャートは例
えば0.1秒毎に計算して更新する。
【0040】図7は、先行バー尾端がクロップシア4よ
りも上流側にある場合の“先行バー尾端搬送予測チャー
ト”と“後行バー先端搬送予測チャート”の利用方法を
説明する図である。図7では、X軸は位置、Y軸は時刻
を示し、X軸原点をF1にとり、Y軸原点は現在の時刻
に対応させる。XcropはF1とクロップシア4間距離
で、クロップシア4は位置Xcropに存在する。XrlはF
1とRL21間距離で、RL21は位置Xrlに存在す
る。Xtailは先行バー尾端部のF1からの距離、X top
は後行バー先端部のF1からの距離である。
【0041】図中に示す関数Y=ftail(X)は、“先
行バー尾端搬送予測チャート”、関数Y=ftop(X)
は、先行バー尾端がクロップシア4よりも上流側にある
場合の後行バー先端部のクロップシア4までの“後行バ
ー先端搬送予測チャート”である。“後行バー先端搬送
予測チャート”の作製方法については後記する。
【0042】3.制御機能で“後行バー先端搬送予測チ
ャート”を作成し、後行バーの追付き制御を行う方法に
ついて 前記1.および2.で説明した機能を前提に、後行バー
12先端を先行バー11に追いつかせF1直前でで重ね
合わせ長さLovの状態とするために、“後行バー先端搬
送予測チャート”を作成し、後行バー12の追付き制御
(後行バー12の搬送速度制御)を行う。以下、これら
について説明する。
【0043】まず、先行バー11がF1に進入後の後行
バー12に対する圧延接合用コントローラ28の基本的
な動作を、先行バー11と後行バー12の各バーの位置
の組み合わせでケース分けして説明する。以下の説明で
は、設備制約上からRL21とF1の間ではバー先端の
クロップシア切断時のバー速度が最も遅いことに着目し
て、各バー先端がクロップシアの上流または下流にある
場合でケース分けして説明している。なお、以下の各ケ
ース1,2,3では、後行バー12はRL21に噛み込
んでいるか、あるいはRL21での圧延を完了している
状態にあるとする。RL21に噛み込んでいる状態での
該後行バー12に対する速度主幹はRL速度であり、該
後行バー12が乗る前後のテーブルは材料の先進率と後
進率を考慮してRL21に速度同期して、RL連動とな
る。一方、RL21での圧延を完了している後行バー1
2は、該後行バー12が乗るテーブル群に対して速度主
幹が設定されてテーブル連動となる。
【0044】(ケース1)先行バー11尾端がクロップ
シア4よりも上流にある場合(この場合、後行バー12
先端はクロップシア4の上流側にある。)、第一次近似
として後行バー12を可能な最大速度で圧延又は搬送す
る前提で、後行バー先端部のクロップシア4までの“後
行バー先端搬送予測チャート”である関数Y=f
top(X)、Xcro p≦X≦Xtopをクロップシア前の減速
(後記ケース3参照)も考慮して作成する。
【0045】図7中の関数Y=ftop(X)は、後行バ
ー12先端部のクロップシア4までの“後行バー先端搬
送予測チャート”である。ここで、XcropはF1とクロ
ップシア4の間の距離、Xtopは後行バー12先端部の
F1からの距離である。
【0046】該“後行バー先端搬送予測チャート”は、
前記1.の2)で説明した後行バー12先端のトラッキ
ング情報に基づき、例えば約0.1秒毎に計算して更新
される。関数Y=ftop(X)と関数Y=ftail(X)
がXcrop≦X≦Xtopの間でバー間時間がTsup秒となる
ように後行バーの現主幹速度を求める。即ち、後行バー
12の主幹速度を数値上で試行して関数Y=f
top(X)を作成して、上記バー間時間の条件を満たす
現主幹速度を繰り返し法で求める。この繰り返し法は、
数値解析手法で言うLinear Search法でも良いしSecant
法でも良い。そして、このようにして求められた後行バ
ーの主幹速度を設備に設定する。バー間時間Tsu p
は、制御の精度を考慮して、先行バーが後行バーとぶつ
からないように、かつ先行バー尾端をクロップシア4で
切断し、引き続き後行バーの先端を切断できるクロップ
シア4のサイクルタイムを考慮して適宜の時間(例えば
1秒程度)に設定される。
【0047】(ケース2)後行バー12先端がクロップ
シア4の下流にある場合(この場合、先行バー尾端はク
ロップシア4の下流にある。)、“先行バー尾端搬送予
測チャート”のY=ftail(0)なる時間に後行バー1
2先端が(Xtop+Lov)の距離を進むように、“後行
バー先端搬送予測チャート”である関数Y=f
top(X)を0≦X≦Xcropの範囲で作成する。
【0048】該“後行バー先端搬送予測チャート”は、
前記1.の2)で説明で説明した後行バー先端がクロッ
プシア制御用の検出器27を通過してから以降のメジャ
リングロール25を用いた後行バー先端のトラッキング
情報に基づき、例えば約0.1秒毎に計算して更新され
る。
【0049】そして、(Xtop+Lov)/ftail(0)
なる速度を後行バー12の速度主幹に設定する。但し、
この場合にFSB5の最終ローラよりも上流で先行バー
11と後行バー12が衝突する場合は、該ローラの直上
で衝突するように、後行バー12の速度を飽和させるこ
ととする。
【0050】(ケース3)後行バー12先端がクロップ
シア4前の先端部切断の為の減速制御領域にある場合
は、該後行バー12が乗るテーブル速度はその減速制御
シーケンスに従って制御するものとする。
【0051】上記3つのケース以外の状態に対しては、
各バーは前の時刻の速度制御状態が保持されるものとす
る。実際には、先行バー11と後行バー12の連動範囲
の切り分け等の機能もあるが、本質的ではないので詳細
は省く。
【0052】また、圧延接合用コントローラ28は、後
行バー12が先行バー11と離れ過ぎていて追付きが困
難な時には、仕上圧延機の主幹速度を下げることで、後
行バー12の先行バー11への追付きを実現する機能も
有している。
【0053】以上で圧延接合用コントローラ28のバー
先端・尾端に対するトラッキング機能と搬送予測機能と
後行バー12の先行バー11へ追つかせて重ね合わせる
追いつき制御機能の基本を説明した。圧延接合用コント
ローラ28の前記機能によって仕上げ圧延の前で先行バ
ーと後行バーの長手方向の重なり部長さを本発明で規定
する所定の長さにして第1仕上げ圧延機22に通板して
両バーを圧延接合することができる。
【0054】前記図6に示した制御系を備える完全連続
式熱間圧延装置は、図1に示したレイアウトのホットス
トリップミルの粗圧延機群2、ディレーテーブル3、ク
ロップシア4、FSB5及び連続仕上圧延機群6の部分
に配置され、さらに圧延接合されて走行するストリップ
を走行切断するためのフライングシア(図示なし)がコ
イラー前に配置される。
【0055】次に、前記で説明した制御系を備える完全
連続式熱間圧延機を配したホットストリップミルで完全
連続圧延を行う方法について説明する。
【0056】加熱炉1から高温スラブ(例えば、厚さ約
250mm、幅は約700〜2000mm、長さは約1
0m)が順次抽出され、該スラブは複数の粗圧延機を備
えた粗圧延機群2で減厚され、スラブ幅とほぼ同じ幅
で、所定厚さ(例えば約30mm)のバーとされる。該
バーはディレーテーブル3上を搬送され、クロップシア
4で先端部をバー長手方向にほぼ垂直に矩形断面に切断
される。その後、バー先端部は仕上げデスケーリング装
置(FSB)5で脱スケール後仕上げ圧延機群6を通板
される。ここで、バー尾端部は、先端部と同様に矩形断
面にクロップシア4で切断される。
【0057】その際、前記で説明した圧延接合用コント
ローラ28の機能によって、仕上げ圧延機で圧延中の先
行バー11尾端に、後行バー12先端を第1仕上げ圧延
機22(F1)の直前で追つかせ、先行バー11尾端と
後行バー12先端を重ねあわせ第1仕上げ圧延機22に
通板させ、重ねあわせた部分を圧延接合する。
【0058】上記重ね合わせをFSB5の最終ロールと
F1との間で確実に実現するために、FSB5の最終ロ
ールは10mmほどピックアップ(パスラインより上
昇)させておく。また、F1前では材料表裏面に窒素ガ
スパージを施す。これによって、脱スケールされた先行
バー11尾端の重ねあわせ面と脱スケールされた後行バ
ー12先端の重ねあわせ面がいずれも清浄化され、乾燥
されて、接合面が活性な接合面となり、また接合面にお
いて両バーの混合度が大きいため、以降の圧延で破断し
ない良好な接合を実現することができる。
【0059】重ねあわせ部の長さLovは、接合強度比を
0.7以上にできる40mm以上300mm以下、より
好ましくは接合強度比を0.9以上にできる接触弧相当
長(具体的な重なり部長さとしては65mm以上170
mm以下)とすることが好ましい。重ね合わせ部の長さ
ovは制御系のバー長手方向位置決め精度を考慮して設
定されるが、前記範囲内でなるべく狭くする方が有利で
ある。
【0060】仕上圧延機群6を通板されたストリップは
数mmの製品厚のストリップになる。仕上圧延機群6を
出た圧延接合されたストリップは、ランアウトテーブル
7上を走行して水冷却され、コイラー前に設置されたフ
ライングシア(図示なし)で走間切断され、コイラーに
巻き取られる。
【0061】なお、良好な圧延接合を行う観点から次の
ようにすることが好ましい。すなわち、圧延接合中のF
1ロードリレー信号は、F1荷重信号の微分重みを増す
ことで採取する。これによって圧延接合の際の圧延荷重
の変動に迅速に対処する圧延制御が可能になる。また、
実操業上はF1での重ね合わせ部の確実な噛み込みを実
現するために、後行バー先端は約10%ほどバー厚を薄
くする。これはRL21のロール間隙を噛み込み後0.
5秒間ほどプリセット計算時よりも小さく設定すること
で実現できる。更に、重ね合わせ部分がF1に噛み込む
直前に、1秒間に渡りF1ロール間隙指令値を圧下量の
10%程大きくしてF1の過負荷を防ぐこと、より正確
には、重ねあわせ部のF1での材料噛み込み角・荷重・
トルク制約を満たすべくスケジュール計算を施して、各
制約を満たす範囲でロール間隙を大きくすることが望ま
しい。
【0062】更に、ディレーテーブル3上でのバーヒー
タ(図示なし)を用いて、尾端部の温度を高めて接合を
さらに確実なものにしてもよい。
【0063】本発明の実施に使用するホットストリップ
ミルは、前記で説明したホットストリップミルに限定さ
れない。近年、ディレーテーブル上にシートバーコイラ
ー(別名コイルボックス)を設置して省エネルギーと仕
上げ強圧下を実現するホットストリップミルが設置され
ている。本発明は、シートバーコイラーを設置したホッ
トストリップミルでも実施可能である。即ち、シートバ
ーコイラーから送り出されたバー尾端に、次にシートバ
ーコイラーから送り出されるバーの先端をF1の前で追
付かせてF1で圧延接合する。このようにしても、前記
で説明したのと同様の効果を奏することができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の完全連続式熱
間圧延方法によれば、従来のような特別な溶接装置を必
要とすることなく、簡便な方法で、接合面の単位面積当
りの接合強度を飛躍的に向上し、確実な接合を実現する
ことができる。また、重なり部分が短いため、最終製品
での接合部除去ロスを最少化でき、本来の完全連続式熱
間圧延の利点を享受できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホットストリップミルのレイアウトを示す図。
【図2】先行バーと後行バーの重ね合わせ状況を示す
図。
【図3】先行・後行バーの重なり部が長い場合の圧延状
態を示す図。
【図4】先行・後行バーの重なり部が短い場合の圧延状
態を示す図。
【図5】先行・後行バーの重なり部の長さと接合強度比
との関係を示す特性図。
【図6】本発明の実施の形態の説明に参照した完全連続
式熱間圧延装置の制御系の説明図。
【図7】先行バー尾端がクロップシアよりも上流側にあ
る場合の“先行バー尾端搬送予測チャート”と“後行バ
ー先端搬送予測チャート”を示す図。
【符号の説明】
1 加熱炉 2 粗圧延機群 3 ディレーテーブル 4 クロップシア 5 仕上デスケーリング装置(FSB) 6 連続式仕上圧延機群 7 ランアウトテーブル 8 コイラー群 11 先行バー 12 後行バー 14 上作業ロール 15 下作業ロール 21 粗最終圧延機(RL) 22 第1仕上げ圧延機(F1) 23 圧延機駆動用モータ及び制御装置(MR) 24 テーブル駆動用モータ及び制御装置(MT) 25,26 メジャリングロール 27 検出器 28 圧延接合用コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽谷 保博 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 池田 恒男 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 関根 宏 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4E002 AD04 BD05 CB08 4E067 AA02 BB02 BD02 DA13 DA17 EC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗圧延と仕上圧延の間で圧延中の材料で
    ある先行バーの尾端と後行バーの先端とを長手方向に沿
    って重ね合わせ、圧延機により接合する完全連続式熱間
    圧延方法において、先行バーと後行バーの長手方向の重
    なり部の長さを40mm以上300mm以下とすること
    を特徴とする完全連続式熱間圧延方法。
  2. 【請求項2】 粗圧延と仕上圧延の間で圧延中の材料で
    ある先行バーの尾端と後行バーの先端とを長手方向に沿
    って重ね合わせ、圧延機により接合する完全連続式熱間
    圧延方法において、先行バーと後行バーの長手方向の重
    なり部の長さを圧延機への噛み込み時のロールバイトの
    接触弧相当長にすることを特徴とする完全連続式熱間圧
    延方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104815907A (zh) * 2015-05-05 2015-08-05 北京科技大学 一种热轧带钢中间坯的快速连接模具及方法
CN107716548A (zh) * 2016-08-10 2018-02-23 Posco公司 高级钢的热连轧方法

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