JP2000158007A - 剪断機を有する熱間圧延設備 - Google Patents

剪断機を有する熱間圧延設備

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JP2000158007A
JP2000158007A JP10338785A JP33878598A JP2000158007A JP 2000158007 A JP2000158007 A JP 2000158007A JP 10338785 A JP10338785 A JP 10338785A JP 33878598 A JP33878598 A JP 33878598A JP 2000158007 A JP2000158007 A JP 2000158007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設備長の短縮及び種々の圧延材の製造を可能と
する熱間圧延設備を得る。 【解決手段】スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延
されたスラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを同一ラ
インに配置した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と
前記仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設
け、且つ、該粗圧延機と該剪断機との間に圧延材の取り
出し又は圧延材を別ラインに搬送する圧延材横送り装置
を設ける。 【効果】小規模な圧延設備で任意の長さ及び板厚の厚板
と任意板厚のコイル材を生産することが可能な熱間圧延
設備を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延設備に関
し、特に剪断機を有する熱間圧延設備に係わる。
【0002】
【従来の技術】剪断機を有する圧延設備としては、特開
昭58−32502号公報,特開昭61−52906号公報,特開昭61
−269904号公報及び実開平2−114102 号公報の技術があ
げられる。そして、特に、『高性能ステッケルミル圧延
設備』(日立評論,1988,6,vol70,P6
7)において、仕上圧延機としてステッケル式圧延機を
用いた圧延設備が紹介されている。
【0003】この日立評論に記載の技術では、加熱炉で
加熱したスラブ材を粗圧延機及びステッケル式仕上圧延
機にて、それぞれ1回または複数回の圧延を行う。そし
て、コイル材を生産する場合は、圧延材をダウンコイラ
ーで巻き取り圧延ラインから取出す。また、厚板を生産
するためにダウンコイラーの後方に厚板用のラインを設
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の圧延設備では、
走間剪断機にて切断された厚板をダウンコイラーの後方
から取出すため、圧延設備全長が長くなる。また厚板用
の剪断機が必要であり設備が大型化してしまう。また、
設備長を短くしようとすると、種々の厚さの板材の製造
が困難である。
【0005】本発明の目的は、小規模な圧延設備で任意
の長さ及び板厚の厚板と任意板厚のコイル材を生産する
ことが可能な熱間圧延設備を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の熱間圧延設備
は、スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延されたス
ラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを同一ラインに配
置した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と前記仕上
圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設け、且つ、
該粗圧延機と該剪断機との間に圧延材の取り出し又は圧
延材を別ラインに搬送する圧延材横送り装置を設けるこ
とを特徴とする。
【0007】或いは、本発明の熱間圧延設備は、スラブ
材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延されたスラブ材を仕
上げ圧延する仕上圧延機とを備えた第一のラインを配置
した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と前記仕上圧
延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設け、且つ、前
記第一のラインと平行配置された第二のラインに圧延材
を搬送する圧延材横送り装置を該粗圧延機と該剪断機と
の間に設けることを特徴とする。
【0008】或いは、本発明の熱間圧延設備は、スラブ
材を粗圧延する可逆式粗圧延機と、可逆式走間剪断機
と、粗圧延後のスラブ材を仕上げ圧延する可逆式仕上圧
延機とを備えた熱間圧延設備であって、前記可逆式走間
剪断機を前記可逆式粗圧延機と前記可逆式仕上圧延機と
の間で該仕上圧延機側に配置し、且つ前記可逆式粗圧延
機と可逆式走間剪断機との間に圧延材横送り装置を配置
したことを特徴とする。或いは、本発明の熱間圧延設備
は、スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延されたス
ラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを同一ラインに配
置した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と前記仕上
圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設け、且つ、
該剪断機が、該粗圧延機から該仕上圧延機への搬送方向
及びその反対方向の双方の方向で剪断が可能な可逆式で
あることを特徴とする。
【0009】或いは、本発明の熱間圧延設備は、スラブ
材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延されたスラブ材を仕
上げ圧延する仕上圧延機とを備えた第一のラインを配置
した熱間圧延設備であって、前記粗圧延機と前記仕上圧
延機との間で該仕上圧延機側に走間剪断機を設け、且
つ、前記第一のラインの駆動側で該第一のラインに平行
配置された第二のラインに圧延材を搬送する圧延材横送
り装置を該粗圧延機と該剪断機との間に設け、前記第一
のラインの搬送方向と該第二のラインの搬送方向を逆に
することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】粗圧延機と、剪断機と、仕上圧延
機とを順次配置しているので、比較的薄い板材のコイル
材製造が容易である。
【0011】粗圧延機と剪断機との間に、圧延材横送り
装置を配置しているので、厚板の製造が容易である。ま
た、設備長を短くすることができる。
【0012】(実施例)本発明を具体的に実施例を用い
て説明する。図1に本発明の一実施例である熱間圧延設
備の斜視図を示す。
【0013】本実施例での熱間圧延設備は、上流工程か
ら搬送される材料であるスラブ材14を図1上の右下側
から設備内に搬入するものである。そして、この設備で
製造した材料は、熱間圧延コイル材として図1の左上側
から搬出する。また、厚板材として図1の右側から取出
す。
【0014】本実施例で、熱間圧延設備は、スラブ材1
4を粗圧延に要する温度に加熱する加熱炉1と、加熱炉
1から搬送されるスラブ材14を粗圧延する粗圧延機2
と、粗圧延された圧延材を別ライン又は取り出すために
横送りする圧延材横送り装置8と、圧延材をせん断する
走間剪断機3と、仕上圧延機4と、ダウンコイラー7を
備えている。また、加熱炉1,粗圧延機2,圧延材横送
り装置8,走間剪断機3,仕上圧延機4、及びダウンコ
イラー7は、上流側から順次、同一ライン(第一のライ
ン)に配置されている。
【0015】圧延材横送り装置8は、前述した第一のラ
インから別のライン(第二のライン)に、粗圧延されたス
ラブ材14を搬送する。この第二のライン(厚板用ライ
ン)には、上流側から順次、矯正機9,剪断機10が配
置される。また、粗圧延されたスラブ材14をこの圧延
材横送り装置8で第一のラインから取り出して搬出する
ことも可能である。
【0016】剪断装置として本実施例では、走間剪断機
3を用いている。剪断装置を走間式にすることにより、
スラブや圧延材の搬送を停止せずに剪断することができ
る。つまり、スラブや圧延材等の剪断対象物を停止せず
に搬送中に剪断することができるので、放熱による温度
低下を抑制することができる。この走間剪断機3は、粗
圧延機2から仕上圧延機4の順方向と、仕上圧延機4か
ら粗圧延機2の逆方向との両方向で、剪断可能な可逆式
とする。この走間剪断機3と粗圧延機2の最終スタンド
の間に前述の圧延材横送り装置8を設けている。
【0017】この剪断装置である走間剪断機3は、粗圧
延機2と仕上圧延機4との間で、仕上圧延機4側に設け
ている。つまり、粗圧延機2と仕上圧延機4との間の中
央より仕上圧延機4側に設けている。具体的には、粗圧
延機2の最終スタンドと仕上圧延機4の最初のスタンド
との間で、それらの中央より仕上圧延機4側に、走間剪
断機3を設けている。
【0018】仕上圧延機4は、可逆式圧延機とし、且つ
その入側及び出側に、保熱炉付き巻き取り機を備え、ス
テッケル式圧延機を適用している。この保熱炉付き巻き
取り機の保熱手段では巻き取り材の温度を適切に維持し
たり、所望の温度にまで加熱することができる。このよ
うなステッケル式圧延機とすることで、特に、コイル材
を圧延する際にはタンデム式圧延設備に比べ設備が小さ
く、多品種少量生産に適した圧延設備とすることができ
る。
【0019】仕上圧延機4側に走間剪断機3を設けるこ
とにより、剪断装置の刃物間隔を大きくする必要が無
く、剪断装置の複雑化及び大型化を抑制することができ
る。つまり、粗圧延機2側に走間剪断機3を設けると、
剪断する必要の無いスラブ材14を走間剪断機3に通過
させる際、剪断装置の刃物間隔を広くする必要があり、
剪断装置が大型化及び複雑化してしまう。しかし、粗圧
延機2から遠く配置することで、厚いスラブの状態では
剪断装置に届かず、ある程度粗圧延された薄い状態で剪
断装置に届く。
【0020】そのため、剪断装置の刃物間隔を広くする
必要が無いので、剪断装置の小型化及び簡略化がはかれ
る。また、剪断装置が仕上圧延機4に近いので、製造し
た板材の移動回数が少なく、作業効率が良い。
【0021】図2は、本発明の一実施例である熱間圧延
設備の平面配置図であり、図3は比較例を示す圧延設備
の平面配置図である。
【0022】図2に示すように、本実施例では、加熱炉
1,粗圧延機2,圧延材横送り装置8,走間剪断機3,
巻き取り機5,仕上圧延機4,巻き取り機6及びダウン
コイラー7は、上流側から順次、同一ライン(第一のラ
イン)に配置されている。そして、粗圧延機2と、仕上
圧延機4との間で仕上圧延機4側に、走間剪断機3が設
けられている。また、この走間剪断機3の入側、つま
り、粗圧延機2と走間剪断機3との間に圧延材横送り装
置8が配置されている。
【0023】本実施例では、圧延材横送り装置8から、
順次、矯正機9と、厚板用剪断機10と、厚板取出部1
1とを備えた第二のライン(厚板生産ライン)を設けて
いる。この厚板生産ラインには、熱処理装置や洗浄装置
を更に設けても良い。このような厚板生産ラインをコイ
ル材生産ライン(第一のライン)に併設すれば、厚板生
産のための再加熱や運搬に伴う消費エネルギーが低減さ
れる。
【0024】また、第二のライン(厚板生産ライン)を
前記第一のラインと平行に配置することで、設備長の短
縮が可能になる。更に、第二のライン(厚板生産ライ
ン)の搬送方向と前記第一ラインの搬送方向を逆方向に
することで、容易に平行配置することができる。これ
は、従来、第一のラインの駆動側や操作側に別のライン
を平行配置することは困難であると考えられていた。そ
の理由は、駆動側では駆動装置類が邪魔であり別ライン
設置が困難であり、操作側ではロール組み替え装置や剪
断刃取り替え装置等が邪魔になり別ライン設置が困難で
あったからである。本実施例では、特に、第一のライン
の粗圧延機2の駆動側に着目している。一般的に粗圧延
用の作業ロール直径は大きく、仕上圧延用の作業ロール
直径は小さい。そのため、粗圧延設備用の上下作業ロー
ル駆動装置の上下スピンドル間隔は広く、仕上圧延設備
用の上下作業ロール駆動装置の上下スピンドル間隔は狭
い。つまり、仕上圧延設備では上下スピンドル間隔が狭
くて別ライン設置が困難であるが、粗圧延設備では上下
スピンドル間隔が広く、その間隙に別ラインを通過させ
ることで別ライン設置が可能である。このように、粗圧
延設備の上下スピンドル間隙を利用することにより、第
一のラインの近くで第二のラインを平行配置できる。つ
まり、第一のラインの粗圧延機2と粗圧延機駆動モータ
12との間に第二のラインを近接配置でき、設備の設置
面積縮小が可能となる。言い換えると、圧延材横送り装
置8の位置から前記第一ラインの搬送方向と同じ方向で
第一のラインの設備の駆動側に第二のラインを平行配置
しようすると、走間剪断機3の駆動部,巻き取り機5の
駆動部,仕上圧延機4の駆動部である仕上圧延機駆動モ
ータ13,巻き取り機6の駆動部等と、第二のラインと
が干渉してしまい、うまく第二のラインを配置できな
い。本実施例では図2に示すように、この厚板生産ライ
ン(第二のライン)は粗圧延機2と粗圧延機駆動モータ
12の間に設置が可能であり、厚板生産ラインを併設し
ても設備の全幅はコイル材のみ生産する設備とほぼ同一
とすることができる。
【0025】また、圧延材横送り装置8は、テーブルの
一部として使用可能であり、コイル材生産ラインの全長
が増加することはない。
【0026】また、厚板生産ラインは、コイル材生産ラ
イン(第一のライン)より全長が短いので、剪断装置で
ある走間剪断機3を仕上圧延機4側に設置すれば、設備
の全長もコイル材のみ生産する設備とほぼ同一とするこ
とができる。
【0027】次に、本発明の設備によるコイル材製造
(1)と厚板製造(2)を両者に分けて説明する。ま
た、比較設備の製造(3)について説明する。図4及び
図5は本発明に基づく圧延設備で、それぞれコイル材及
び厚板材の製造過程を示す。
【0028】(1)コイル材製造の場合の工程別の圧延
設備概略図を図4に示す。まず、スラブ材14は、加熱
炉1内に搬送される。加熱炉1では、上流側の工程から
搬入されてきたスラブ材14を熱間圧延に適した温度に
まで加熱する。この加熱には時間が必要なので一般には
複数本のスラブ材14をストックする。そして、図4
(1)に示すように、スラブ材14を加熱炉1から粗圧
延機2に搬送する。
【0029】粗圧延機2は、可逆式圧延機として、可逆
粗圧延を行う。粗圧延機2の入側及び出側には、搬送ラ
イン方向で順方向及び逆方向にスラブ材14を搬送可能
な搬送手段であるテーブルを設けている。また、粗圧延
機2の台数は、1台もしくは複数台としても良い。そし
て、図4(2)に示すように、スラブ材14は粗圧延機
2の前後のテーブル上を往復しながら、粗圧延機2によ
って可逆粗圧延される。
【0030】圧延材(粗圧延されたスラブ材14)は、
圧延作業により圧延材の板厚が薄くなるとともにその全
長は長くなる。本実施例ではスラブ材14の最大寸法
を、厚さ100mm,長さ12mとしている。また、粗圧
延機2で板厚30mmまで往復圧延する。粗圧延後の圧延
材の長さは40mであり、加熱炉1と粗圧延機2の間の
テーブルは40m以上必要となる。
【0031】コイル材製造の場合には、走間剪断機3
は、必要に応じ、圧延材の板先後端の形状不良部を剪断
する。
【0032】次に、仕上圧延機4では、熱間圧延材とし
て所望の板厚になるまで1回又は複数回の仕上げ圧延を
行う。仕上げ圧延の段階では圧延材の長さは極めて長く
なっており、例えば前述のスラブ材を板厚3mmまで圧延
した場合の全長は約400mとなる。仕上圧延機の台数
を減らし、設備を小型化するために粗圧延機同様に可逆
圧延を行いたいが、このように長いテーブルを設けるこ
とは現実的ではない。そこで本設備では、図4(3)に
示すように、仕上圧延機の前後に巻き取り機5及び巻き
取り機6を設けている。複数回の圧延を必要とする場
合、仕上圧延機4を通過した圧延材を一旦仕上圧延機4
後方の巻き取り機6で巻き取る。1回目の仕上げ圧延終
了後、仕上圧延機4及び巻き取り機6を逆転させる。巻
き取り機6から巻き出した圧延材を仕上圧延機4で2回
目の圧延を行い、仕上圧延機4前方の巻き取り機5にて
巻き取る。所望の板厚となるまで同様の圧延作業を繰り
返す。
【0033】ここで、圧延材の温度の低下を防ぐため仕
上圧延機4前後の巻き取り機5及び巻き取り機6は保熱
炉付き巻き取り機であることが望ましいが、圧延材の材
質や圧延回数によっては保熱炉無しのいわゆるアップコ
イラーでも構わない。又ここでの付属の保熱炉は、巻き
取る圧延材を保熱するのみでなく加熱する手段を備えて
いることが望ましい。
【0034】また、仕上圧延機4の前方側(入側)は、
粗圧延機2前後の搬送手段であるテーブルが使用できる
ので、スラブ材14とコイル材の寸法によっては、仕上
圧延機4前方の巻き取り機5は不要としてもよい。
【0035】図4(4)に示すように、仕上げ圧延作業
終了後、または最終仕上げ圧延作業時には、圧延材を仕
上圧延機4前方の巻き取り機5から巻き出し、仕上圧延
機4及び後方の巻き取り機6を通過後、ダウンコイラー
7にて巻き取り、圧延ラインから取出す。
【0036】以上のように、粗圧延機と、剪断機と、仕
上圧延機とを順次配置しているので、比較的薄い板材の
コイル材製造が容易である。
【0037】(2)厚板製造の場合について、以下に説
明する。厚板を生産する場合、スラブ材の寸法と生産す
る厚板の寸法によって、製造方法がおおむね3通りに分
類される。この3通りとは、1枚の厚板生産(2−
1),比較的厚い厚板の複数枚生産(2−2),比較的
薄い厚板の複数枚生産(2−3)である。
【0038】(2−1)本発明の設備で1枚の厚板を生
産する場合について、以下説明する。
【0039】1本のスラブ材から1枚の厚板を生産する
場合、粗圧延終了後、圧延材を、粗圧延機2と走間剪断
機3との間に設けた圧延材横送り装置8に搬送する。そ
の後、圧延材横送り装置8により厚板を取出すことがで
きる。一般的に、1枚の厚板の長さは2.5m 〜30m
程度であり、その厚さはおおよそ26〜60mmである。
【0040】更に、圧延材横送り装置8からの厚板生産
ライン(第二のライン)を用いても良い。また、第二の
ラインに設けられた矯正機9,厚板用剪断機10及び厚
板取出部11、且つ、図には示していないが熱処理装置
や洗浄装置等を適用すれば、厚板生産のための再加熱や
運搬に伴う消費エネルギーが低減される。厚板用剪断機
10で必要に応じて圧延材先端及び後端を剪断しても良
い。
【0041】なお、圧延ロールは、ロール間隔の調整等
のために移動する。そのため、圧延機駆動モータ12と
圧延ロールを連結するスピンドルは、カップリングで誤
差が吸収できるだけの長さが必要である。一般には、圧
延機と圧延機駆動モータ12の間隔は、圧延材の全幅よ
りも充分大きい。そのため、この厚板生産ラインは、圧
延機と圧延機駆動モータ12の間に設置が可能である。
つまり、厚板生産ラインを併設しても設備の全幅はコイ
ル材のみ生産する設備とほぼ同一とすることができ、設
備の小型化が図れる。
【0042】また、圧延材横送り装置8は、テーブルの
一部、つまり、圧延材の搬送手段として、使用可能であ
る。従って、コイル材生産ラインの全長が増加すること
はない。
【0043】また、厚板生産ラインは、コイル材生産ラ
インより全長が短いので、走間剪断機3を仕上圧延機4
よりに設置すれば、設備の全長もコイル材のみ生産する
設備とほぼ同一とすることができる。つまり、従来の厚
板及びコイル材の両者を生産する設備に比べて、設備長
を短くすることができる。
【0044】また、走間剪断機3を仕上圧延機4よりに
設置すれば、粗圧延開始直後の板厚が厚く全長が短い圧
延材は、テーブル上を往復しても走間剪断機3まで到達
しないので、走間剪断機3の上下の刃物の間隔は小さく
てよいという効果もある。つまり、剪断装置である走間
剪断機3の設備が簡略化及び小型化が可能である。
【0045】以上のように、粗圧延機2と、圧延材横送
り装置8とを順次配置しているので、1枚の厚板の製造
が容易である。また、第二のライン(厚板用ライン)を
設けることで、1枚の厚板の製造が更に容易である。
【0046】(2−2)本発明の設備で比較的厚い厚板
を複数枚生産する場合について、以下説明する。
【0047】板厚が厚く、その全長がテーブルに収まる
複数の厚板(26〜60mm程度の厚さ)を生産する場合
に、まず、1本のスラブ材14を粗圧延する。その粗圧
延終了後、圧延材を圧延材横送り装置8に搬送し、順次
取り出すことができる。また、圧延材横送り装置8から
第二のラインに搬送して、第二のラインに設けられた厚
板用剪断機10により所望の長さに順次剪断していくこ
とで、比較的厚い厚板を複数枚得ることができる。
【0048】つまり、粗圧延機2と、圧延材横送り装置
8と、比較的厚い厚板を複数枚製造することを可能と
し、更に、厚板用の第二のラインを設置することで比較
的厚い厚板を複数枚製造することが容易である。
【0049】(2−3)本発明の設備で比較的薄い厚板
を複数枚生産することについて、以下説明する。
【0050】1本のスラブ材から板厚が比較的薄い厚板
を複数枚生産する場合、仕上圧延機4及び巻き取り機5
及び巻き取り機6を使用する。この際、圧延材の温度低
下を考慮すると、巻き取り機5及び巻き取り機6は加熱
可能な保熱炉付きが望ましい。
【0051】比較的薄い厚板を複数枚生産には、まず、
コイル材生産の場合と同様に、加熱炉1を経由して、粗
圧延機2で粗圧延し、仕上圧延機4に圧延材を搬送す
る。
【0052】次に、図5(1)に示すように、仕上圧延
機4で仕上げ圧延を行う。必要に応じて可逆圧延を行
う。そして、図5(2)に示すように圧延材を仕上圧延
機4後方の巻き取り機6から粗圧延機2方向に巻き出
し、圧延材を任意の長さ毎に走間剪断機3で剪断する。
つまり、剪断装置である走間剪断機3で、仕上圧延機4
から粗圧延機2への搬送方向に搬送される圧延材を任意
の長さに剪断する。なお、この剪断装置を可逆式として
いるので、このように仕上圧延機4から粗圧延機2への
搬送方向に搬送される圧延材を任意の長さに剪断するこ
と、及び前述した粗圧延機2から仕上圧延機4への搬送
方向に搬送される圧延材先後端の剪断することができ
る。
【0053】その後、図5(3)に示すように、圧延材
横送り装置8により剪断された圧延材を取出すことが可
能である。ここで、前述と同様に、図5(4)に示すよ
うに、厚板生産ラインを用いて矯正などの処理を直ちに
行っても良い。
【0054】また、圧延機後方の巻き取り機6内に残っ
た圧延材は必要により再度仕上げ圧延して厚板材又はコ
イル材として取出せば、板厚及び長さの異なる圧延材を
多品種少量生産することも可能である。
【0055】以上のように、粗圧延機2と、圧延材横送
り装置8と、剪断装置である走間剪断機3と、仕上圧延
機4とを順次配置しているので、比較的薄い厚板を複数
枚製造することが容易である。
【0056】(3)比較設備の板材製造について、以下
図3を用いて説明する。
【0057】図3の設備では、ダウンコイラー7の後方
に、厚板取出し部を設置している。図3は矯正機などの
厚板生産ラインを含まない設備であるが、全長は193
m程度である。具体的には、加熱炉1と粗圧延機2との
間が約40m、粗圧延機2と仕上圧延機4との間が約5
0m、仕上圧延機4とダウンコイラー7との間が約70
m、ダウンコイラー7と厚板用剪断機10との間が約1
5m、厚板用剪断機10からライン終端までが約18m
である。
【0058】これに対して、図2の設備では、第一のラ
イン上で粗圧延機2と仕上圧延機4との間で仕上圧延機
4側に、圧延材横送り装置8を設けている。また、仕上
圧延機4の上流側に配置された走間剪断機3と粗圧延機
2との間で走間剪断機3側に圧延材横送り装置8を設け
ている。そのため、ダウンコイラー7の下流側に厚板ラ
インを設置しないので、設備長を短くすることができ
る。なお、第一のラインに沿って、圧延材横送り装置8
を起点に厚板用ラインを設置している。つまり、第一の
ラインの途中の位置から厚板用ラインが延びているた
め、厚板用ライン設置による設備長増加はほとんど無
い。具体的には、図2の設備では、具体的には、加熱炉
1と粗圧延機2との間が約40m、粗圧延機2と仕上圧
延機4との間が約50m、仕上圧延機4とダウンコイラ
ー7との間が約20mであり、その設備全長は約110
mである。なお、厚板ライン(第二のライン)上の矯正
機9と厚板用剪断機10との間が約22m、厚板用剪断
機10からライン終端までが約10mであり、図2の設
備では厚板ライン長さは、加熱炉1と圧延材横送り装置
8との距離より短く、設備の全体長さに影響しないもの
である。
【0059】ここで、図2の設備長(約110m)は、
図3の設備長(約193m)に比べて83m短く、図2
に示す本実施例により設備長の短縮が図れることがわか
る。また、図2の設備では、厚板用ライン(第二のライ
ン)を第一のライン駆動側で平行配置している。そし
て、第一のラインの粗圧延機2と粗圧延機駆動モータ1
2との間を、第二のライン(厚板用ライン)が通るよう
に設置しているので、設備幅が広がらずに、設置面積が
少ない設備を提供することができる。
【0060】また、図2の設備で、仕上圧延機4を使用
して、厚板を生産する場合は、仕上圧延機4の後方にも
厚板用の剪断装置が必要であり、設備が大型化してしま
う。しかし、図2に示す設備では大型化しない。
【0061】以上のように、本実施例によれば、設備長
の短い小規模な圧延設備で、種々の長さ及び板厚の厚板
と、任意の板厚のコイル材を容易に生産することが可能
である。
【0062】
【発明の効果】本発明によると、小規模な圧延設備で任
意の長さ及び板厚の厚板と任意板厚のコイル材を生産す
ることが可能な熱間圧延設備を得ることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱間板圧延設備の斜視図。
【図2】本発明による熱間板圧延設備の平面図。
【図3】比較例である熱間板圧延設備の平面図。
【図4】本発明による熱間板圧延設備でのコイル材生産
工程。
【図5】本発明による熱間板圧延設備での厚板材生産工
程。
【符号の説明】
1…加熱炉、2…粗圧延機、3…走間剪断機、4…仕上
圧延機、5…仕上圧延機前方巻き取り機、6…仕上圧延
機後方巻き取り機、7…ダウンコイラー、8…圧延材横
送り装置、9…矯正機、10…厚板用剪断機、11…厚
板取出部または一時保管場所、12…粗圧延機駆動モー
タ、13…仕上圧延機駆動モータ、14…スラブ材、1
5…厚板材、16…コイル材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21B 39/00 B21B 39/00 E 45/00 45/00 A (72)発明者 安藤 宏 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 Fターム(参考) 4E002 AB01 AD02 AD04 BD03 BD06 BD08 CB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延
    されたスラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを同一ラ
    インに配置した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と
    前記仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設
    け、且つ、該粗圧延機と該剪断機との間に圧延材の取り
    出し又は圧延材を別ラインに搬送する圧延材横送り装置
    を設けることを特徴とする熱間圧延設備。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の熱間圧延設備において、
    前記剪断機は、前記粗圧延機から前記仕上圧延機への搬
    送方向及び前記仕上圧延機から前記粗圧延機への搬送方
    向の双方の方向で圧延材を剪断可能な可逆式とすること
    を特徴とする熱間圧延設備。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の熱間圧延設備において、
    前記剪断機と前記仕上圧延機との間に加熱可能な保熱炉
    付き巻き取り機を設置して、該仕上圧延機をステッケル
    式圧延機とすること、若しくは、前記剪断機と前記仕上
    圧延機との間に保熱炉無しの巻き取り機を設置して、ア
    ップコイラーとすることを特徴とする熱間圧延設備。
  4. 【請求項4】スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延
    されたスラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを備えた
    第一のラインを配置した熱間圧延設備において、前記粗
    圧延機と前記仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断
    機を設け、且つ、前記第一のラインと平行配置された第
    二のラインに圧延材を搬送する圧延材横送り装置を該粗
    圧延機と該剪断機との間に設けることを特徴とする熱間
    圧延設備。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の熱間圧延設備において、
    前記第二のラインに、矯正機,剪断機を順次設け、且
    つ、前記第一のラインの搬送方向と該第二のラインの搬
    送方向を逆方向にすることを特徴とする熱間圧延設備。
  6. 【請求項6】スラブ材を粗圧延する可逆式粗圧延機と、
    可逆式走間剪断機と、粗圧延後のスラブ材を仕上げ圧延
    する可逆式仕上圧延機とを備えた熱間圧延設備であっ
    て、前記可逆式走間剪断機を前記可逆式粗圧延機と前記
    可逆式仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に配置し、且
    つ前記可逆式粗圧延機と可逆式走間剪断機との間に圧延
    材横送り装置を配置したことを特徴とする熱間圧延設
    備。
  7. 【請求項7】スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延
    されたスラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを同一ラ
    インに配置した熱間圧延設備において、前記粗圧延機と
    前記仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に剪断機を設
    け、且つ、該剪断機が、該粗圧延機から該仕上圧延機へ
    の搬送方向及びその反対方向の双方の方向で剪断が可能
    な可逆式であることを特徴とする熱間圧延設備。
  8. 【請求項8】スラブ材を粗圧延する粗圧延機と、粗圧延
    されたスラブ材を仕上げ圧延する仕上圧延機とを備えた
    第一のラインを配置した熱間圧延設備であって、前記粗
    圧延機と前記仕上圧延機との間で該仕上圧延機側に走間
    剪断機を設け、且つ、前記第一のラインの駆動側で該第
    一のラインに平行配置された第二のラインに圧延材を搬
    送する圧延材横送り装置を該粗圧延機と該剪断機との間
    に設け、前記第一のラインの搬送方向と該第二のライン
    の搬送方向を逆にすることを特徴とする熱間圧延設備。
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