JP2002345740A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2002345740A
JP2002345740A JP2001157514A JP2001157514A JP2002345740A JP 2002345740 A JP2002345740 A JP 2002345740A JP 2001157514 A JP2001157514 A JP 2001157514A JP 2001157514 A JP2001157514 A JP 2001157514A JP 2002345740 A JP2002345740 A JP 2002345740A
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curved
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Hitoshi Hiraoka
仁 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湾曲部を湾曲させても、湾曲部内に挿通されて
いる処置用チャンネルに座屈部が形成されないようにす
る。 【解決手段】超音波内視鏡の挿入部11の先端に設けた
先端構成部18に内視鏡機能と超音波機能とを配設する
と、この先端構成部18の外径が湾曲部13よりも大径
となるので、先端構成部18に連続する湾曲部13の先
端側は必然的に大径となり、湾曲部13の先端側の充填
率が手元側に比し低くなる。その結果、湾曲部13に挿
通されている処置用チャンネル30の先端側は、湾曲部
13を湾曲させたとき管路に交差する方向へ移動し易く
なるが、処置用チャンネル30の先端側が、それに隣接
する信号ケーブル27に対し柔軟性を有する固定手段3
3を介して固定されているため、信号ケーブル27と共
に緩やかな曲線を描いて屈曲されることとなり、この部
分に座屈部が形成されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湾曲部内に配設さ
れている処置用チャンネル等の構成物に屈曲部が形成さ
れてしまうのを防止する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より体腔内に細長の挿入部を挿入す
ることにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ
処置用チャンネル内に処置具を挿通する等して、各種治
療処置を行なう内視鏡が広く利用されている。又、医療
分野に限らず工業分野においても、ボイラ,タービン,
エンジン,化学プラントなどの内部の傷や腐蝕を観察・
検査するための工業用内視鏡が用いられている。
【0003】この種の内視鏡としては、内視鏡先端に配
設された対物光学系によって結像された光学像をイメー
ジガイドファイバ(イメージガイド光学系)で伝送して
観察する光学式の内視鏡、対物光学系によってCCDな
どの固体撮像素子に結像した光学像を光電変換する電子
式内視鏡、更には、超音波探触子から生体内に超音波パ
ルスを繰り返し送信し、生体内から反射する超音波パル
スのエコーを同一、或いは、別体に設けた超音波探触子
で受信し、この超音波パルスの送受信する方向を少しづ
つ変化させることによって、生体内の複数方向から収集
した情報を可視像の超音波診断画像として表示する超音
波内視鏡等がある。
【0004】電子式内視鏡の挿入部の先端構成部には、
対物光学系及び電荷結合素子からなる固体撮像素子を配
設すると共に、この固体撮像素子に結像した内視鏡像を
光電変換して伝送するイメージガイド光学系、固体撮像
素子から延出する信号ケーブル束、送気・送水用管路、
処置用チャンネル等の構成物を密状態で充填すると共
に、この構成物を挿入部内を挿通させて、手元側の操作
部、或いはユニバーサルコードなどに延出されている。
【0005】一般に、内視鏡の挿入部を構成する先端構
成部、湾曲部及び挿入管部は、ほぼ同径に形成されてい
るので、構成物は密状態ではあるが内視鏡の挿入部全長
において適度な間隙で配設されている。そのため、内視
鏡の湾曲部を湾曲操作したとき、挿入部に適度な間隙で
内設している構成物は、互いに干渉し合って湾曲部内を
管路方向に進退して湾曲動作するので、構成物は急激に
屈曲され難く、座屈部の発生は未然に回避される。
【0006】尚、例えば特公平3−6807号(特開昭
60−212142号)公報には、先端構成部と湾曲部
との継ぎ目付近で、先端構成部側から湾曲部側へ突き出
されている処置用チャンネルの根本部分に、変形防止用
の硬質部を設け、湾曲部を湾曲させた場合であっても、
処置用チャンネルの変形を防止し、処置具のスムーズな
挿抜を可能にする技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、特
開平10-225429号公報に開示されているような
超音波内視鏡は、図9に示すように、挿入部1に設けた
先端構成部2の先端側に超音波送受信部3を備えてお
り、先端構成部2内に、超音波送受信部3に内蔵されて
いる超音波振動子(図示せず)を回転自在に支持するベア
リング等、湾曲部1や挿入管部内の処置用チャンネル、
ケーブル類よりも大きな径を有する構成物が内装されて
いるため、先端構成部2は大径となり、従って、湾曲部
1は先端構成部2に連続する側が必然的に大径となり、
挿入管側へ移行するに従い、次第に細くなるように形成
される。
【0008】そのため、湾曲部1に挿通されている、鉗
子等の処置具を挿通し或いは体腔内の汚物等を吸引する
処置用チャンネル5や、固体撮像素子から延出する信号
ケーブル束、送気・送水用管路等の他のケーブル6、及
び湾曲部1を内部から牽引して屈曲させる湾曲操作ワイ
ヤ7等の構成物の充填率(湾曲部1内に配設されている
各構成物の断面積と湾曲部1の断面積との比)は、先端
構成部2側が低く、挿入管部側へ移行するに従い高くな
る。
【0009】このような、先端構成部2側が大径に形成
されている湾曲部1を湾曲させると、この湾曲部1の先
端側の処置用チャンネル5の周辺は、充填率が低いため
隙間が生じており、管路に交差する方向へ単独で移動し
易いが、湾曲部1の後端側は、充填率が高く、処置用チ
ャンネル5が他の構成物と接触しているので、湾曲部1
を湾曲させた場合であっても、管路に交差する方向への
移動は抑制される。その結果、湾曲部1の先端側では、
比較的自由に移動することのできる処置用チャンネル5
が、他のケーブル6等と一緒に緩やかに屈曲せずに、急
激に屈曲されて座屈部5aが形成されてしまうことがあ
る。
【0010】処置用チャンネル5の中途に座屈部5aが
形成されると、処置具をスムーズに挿抜させることが困
難となる。
【0011】又、処置用チャンネル5に一度座屈部5a
が形成されてしまうと、次に湾曲操作した際に、同一の
部分に座屈部5aが形成され易くなり、これを繰り返し
行なった場合、疲労を起こして耐久性の低下を招く不具
合がある。
【0012】本発明は、上記事情に鑑み、湾曲部内に構
成物の充填率の低い部分と高い部分とが存在しても、湾
曲部を湾曲させた際に充填率の低い部分で処置用チャン
ネルに座屈部が形成されることがなく、処置具を常にス
ムーズに挿抜させることができできると共に、耐久性を
向上させることのできる内視鏡を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、挿入部の先端に、少なくとも観察光学系
と照明光学系とを配した先端構成部を設け、該先端構成
部の手元側に湾曲部を設け、該湾曲部の手元側に軟性の
挿入管部を設けた内視鏡において、上記湾曲部に構成物
として、少なくとも処置用チャンネルと流体或いは気体
を送給する送気送水管路と固体撮像素子から延出された
信号ケーブル或いはイメージガイド光学系とライトガイ
ド光学系とを配設し、上記処置用チャンネルと他の少な
くとも1つの上記構成物とを上記湾曲部内にて固定手段
を介して屈曲自在に固定したことを特徴とする。
【0014】このような構成では、処置用チャンネルと
他の少なくとも1つの構成物とを湾曲部内にて固定手段
を介して屈曲自在に固定したので、処置用チャンネルが
急激に屈曲することがなくなり、座屈部が形成されるの
を未然に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8の図面に基づい
て、本発明の一実施の形態を示す。図1〜図7に本発明
の第1実施の形態を示す。尚、本実施の形態では、内視
鏡の代表として超音波内視鏡を例に挙げて説明する。こ
こで、図1は超音波内視鏡の挿入部の断面図、図2は超
音波内視鏡の挿入部の一部断面平面図、図3は図1のII
I-III断面図、図4は図1のIV-IV断面図、図5は図1の
V-V断面図、図6は図1のVI-VI断面図、図7は湾曲部を
湾曲させた状態の図2の一部断面側面図である。
【0016】図1、図2に示すように、超音波内視鏡の
挿入部11は、手元側の操作部(図示せず)に連続する、
可撓性を有する中空の挿入管部12を備え、この挿入管
部12の先端に湾曲自在な湾曲部13が連設され、この
湾曲部13の先端に、観察光学系14、照明光学系1
5、観察光学系14の表面を洗滌するためのノズル17
等を備えた先端構成部18が連設されている。
【0017】又、先端構成部18の先端に超音波送受信
部19が設けられている。この超音波送受信部19は、
先端構成部18に装着される超音波透過性を有する樹脂
製の先端キャップ20を有し、この先端キャップ20内
に、超音波探触子を構成する超音波振動子21が配設さ
れており、この超音波振動子21がベアリング22を介
して先端構成部18に回転自在に支持されている。
【0018】又、超音波振動子21の後端に、フレキシ
ブルシャフト23が連結され、このフレキシブルシャフ
ト23の後端が、図示しない操作部に設けられた回転駆
動部に接続されており、この回転駆動部からの回転力が
フレキシブルシャフト23を介して超音波振動子21に
伝達される。又、フレキシブルシャフト23の外周に、
ガイドチューブ24が装着されている。尚、フレキシブ
ルシャフト23内には、超音波振動子21に超音波信号
を伝達する信号ケーブル25が収容されている。
【0019】一方、図3〜図6に示すように、湾曲部1
3は、その内径が先端構成部18側では大径に形成さ
れ、挿入管部12側へ移行するに従い次第に小径に形成
されている。これは、先端構成部18には、ガイドチュ
ーブ24よりも大径のベアリング22や超音波振動子2
1などの構成物が存在し、更には観察光学系14が超音
波振動子21との干渉を回避するために斜めに配置され
ているので、この先端構成部の外径は必然的に大きくな
る。その結果、この先端構成部18の後端に連続する湾
曲部13の先端も、この湾曲部13内に納められている
各種の構成物によって決定される必要な内径よりも大き
な径となる。
【0020】又、湾曲部13の内には、構成物として、
バルーンへの給排水管路26、CCDを内蔵する観察光
学系14から延出する信号ケーブル27、照明光学系1
5へ繋がるライトガイド光学系であるライトガイドファ
イバ束29、処置具等を挿通したり体腔内の汚物等を吸
引する処置用チャンネル30、ノズル等へ連通する送気
送水管路31等が挿通されている。尚、処置用チャンネ
ル30の先端が先端構成部18に開口されている処置用
チャンネル出口32に連通され、後端が図示しない操作
部に開口されている鉗子口に連通されている。
【0021】又、図2、図3に示すように、湾曲部13
の先端側に配設されている処置用チャンネル30が、こ
の処置用チャンネル30に隣接する構成物(本実施の形
態では信号ケーブル27)に対し、ゴム系の接着剤或い
はシール材等、柔軟性を有する固定手段33を介して固
定されている。
【0022】又、図1に示すように、観察光学系14
は、超音波振動子21との干渉を回避するために、先端
構成部18内で斜めに配置されているため、この影響に
より、図3に示すように、先端構成部18の後端に連続
する湾曲部13の先端側では、ガイドチューブ24、信
号ケーブル27、ライトガイドファイバ束29、処置用
チャンネル30、送気送水管路31等が、おおよそ下半
分に片寄って配設される。
【0023】ところで、湾曲部13はリング状に形成さ
れた多数の湾曲駒34が、その前後に隣接する他の湾曲
駒34と上下、左右に対応する位置で互いに回動自在に
連結されて構成され、最先端の湾曲駒35が先端構成部
18の後部に外装されて固定されている。この最先端の
湾曲駒35に、4本の湾曲操作ワイヤ36a〜36dの
先端が固設されている。この各湾曲操作ワイヤ36a〜
36dは、各湾曲駒34の内周に固設された円筒状のワ
イヤ受け37に挿通されて、手元側の操作部に設けられ
た湾曲操作ノブ(図示せず)に連設されている。
【0024】湾曲部13の内径は、先端側から後端方向
へ移行するに従い次第に小さくなっているため、図3に
示すように、先端側の各種構成物の充填率(湾曲部13
内に配設されている各構成物の断面積と湾曲部13の断
面積との比)が最小となり、図6に示す手元側で最大と
なる。尚、本実施の形態では、先端部側での充填率がお
およそ50%以下であり、手元側でおおよそ60〜65
%程度に設定されている。
【0025】次に、このような構成による内視鏡の湾曲
部13を湾曲操作する際の作用について説明する。
【0026】図示しない手元側の操作部に設けられてい
る湾曲操作ノブを回すと、各湾曲操作ワイヤ36a〜3
6dの中の一本が引かれ、湾曲部13は、図7に示すよ
うに、引かれた湾曲操作ワイヤ(図においては、湾曲操
作ワイヤ36a)の方向へ屈曲される。
【0027】すると、湾曲部13内に挿通されている処
置用チャンネル30も湾曲部13と同様に屈曲される
が、この処置用チャンネル30の先部が信号ケーブル2
7に対し、柔軟性を有する固定手段33を介して固定さ
れているため、この処置用チャンネル30は信号ケーブ
ル27と共に緩やかな曲線を描いて屈曲される。
【0028】そして、図示しない操作部に開口されてい
る鉗子口から鉗子等の処置具を挿入すると、この処置具
の先端が、湾曲部13内を通過する際に、処置用チャン
ネル30が緩やかな曲線を描いて屈曲されているため、
処置具の先端が処置用チャンネル30の内壁に衝突する
ことなく、スムーズに移動させることができる。
【0029】このように、本実施の形態によれば、湾曲
部13に、鉗子等の処置具を挿通する処置用チャンネル
30、体腔内へ水や空気を送る送気送水通路31、及
び、CCDから延出する信号ケーブル27(或いはイメ
ージガイドファイバ)とライトガイドファイバ束29と
を有し、処置用チャンネル30と、それ以外の少なくと
も1つの構成物である信号ケーブル27とを柔軟性を有
する固定手段33を介して固定したので、処置用チャン
ネル30の先部を、他の構成物と共に緩やかに屈曲指せ
ることができる。従って、処置用チャンネル30の先部
に座屈部が形成されることがなく、この処置用チャンネ
ル30に対して、鉗子等の処置具をスムーズに挿抜する
ことができ、処置時間の短縮化を実現することができ
る。
【0030】更に、湾曲部13を繰り返し湾曲させても
処置用チャンネル30の先部に座屈部が形成されないの
で、処置用チャンネル30の耐久性が向上する。
【0031】又、図8に本発明の第2実施の形態による
図3相当の断面図を示す。本実施の形態では、第1実施
の形態に加え、処置用チャンネル30以外の、湾曲部1
3内に挿通されているガイドチューブ24、送気送水管
路31等のチューブ類を、隣接するバルーンへの給排水
管路26、ライトガイドファイバ束29等の構成物に対
し、ゴム系の接着剤或いはシール材等の柔軟性を有する
他の固定手段38,39を介して、個別に固定するよう
にしたものである。
【0032】従って、本実施の形態では、湾曲部13を
湾曲させると、送気送水管路31やバルーンへの給排水
管路26が、それぞれ隣接するライトガイドファイバ束
29やガイドチューブ24と共に屈曲するので、送気送
水管路31やバルーンへの給排水管路26を、座屈部を
形成させることなく緩やかな曲線を描いて屈曲させるこ
とができる。
【0033】その結果、本実施の形態では、湾曲部13
を繰り返し湾曲させた場合であっても、処置用チャンネ
ル30はもとより、それ以外のチューブ類にも座屈部が
形成されないので、これらのチューブ類の耐久性を向上
させることができる。
【0034】尚、上述した実施の形態では、処置用チャ
ンネル30、送気送水管路31、バルーンへの給排水管
路26を、それぞれ隣接する挿入物である信号ケーブル
27、ライトガイドファイバ束29、ガイドチューブ2
4に対し、柔軟性を有する固定手段33,38,39を
介して個別に固定しているが、本発明は、これに限ら
ず、これらの挿入物を、1つの固定手段を用いて、まと
めて固定するようにしても良い。
【0035】又、上述した各実施の形態では、何れも超
音波内視鏡を例に挙げて説明したが、本発明は、これに
限らず、通常の内視鏡であっても、対物光学系が大きく
湾曲部の先端側での充填率が50%以下とあまり大きく
ない内視鏡に適用できることは云うまでもない。
【0036】[付記]以上詳述したように、本発明によ
れば、以下のごとき構成を得ることができる。
【0037】1)挿入部の先端に、少なくとも観察光学
系と照明光学系とを配した先端構成部を設け、該先端構
成部の手元側に湾曲部を設け、該湾曲部の手元側に軟性
の挿入管部を設けた内視鏡において、上記湾曲部に構成
物として少なくとも、処置具を挿通可能な処置用チャン
ネルと流体或いは気体を送給可能な管路と固体撮像素子
から延出された信号ケーブル或いはイメージガイド光学
系とライトガイド光学系とを配設し、上記処置用チャン
ネルと他の少なくとも1つの構成物とを上記湾曲部内に
て固定手段を介して屈曲自在に固定したことを特徴とす
る。
【0038】2)1)において、上記固定手段はゴム系
の接着剤或いはシール材であることを特徴とする。
【0039】3)1)或いは2)において、上記先端構
成部の先端側に超音波探触子を設け、上記超音波探触子
へ信号を伝達するケーブル或いはこのケーブルを保護す
るガイドチューブを上記湾曲部内に配設し、上記ケーブ
ル或いは上記ガイドチューブと上記処置用チャンネルと
を上記固定手段を介して屈曲自在に固定したことを特徴
とする。
【0040】4)3)において、上記超音波探触子は上
記先端構成部に対して回転自在に取り付けられており、
上記湾曲部内に配設されている上記ガイドチューブに上
記超音波探触子に回転力を伝達するフレキシブルシャフ
トが収納されていることを特徴とする。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
湾曲部内に、構成物の充填率の低い部分と高い部分とが
存在しても、湾曲部を湾曲させた際に充填率の低い部分
で処置用チャンネルに座屈部が形成されることがなく、
処置具を常にスムーズに挿抜させることができる。
【0042】更に、湾曲部を繰り返し湾曲させても、処
置具チャンネルに座屈部が発生しないので、この処置具
チャンネルの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態による超音波内視鏡の挿入部の
断面図
【図2】同、超音波内視鏡の挿入部の一部断面平面図
【図3】同、図1のIII-III断面図
【図4】同、図1のIV-IV断面図
【図5】同、図1のV-V断面図
【図6】同、図1のVI-VI断面図
【図7】同、湾曲部を湾曲させた状態の図2の一部断面
側面図
【図8】第2実施の形態による図3相当の断面図
【図9】従来の超音波内視鏡の挿入部の一部断面側面図
【符号の説明】
11 挿入部 12 挿入管部 13 湾曲部 14 観察光学系 15 照明光学系 18 先端構成部 24 ガイドチューブ(構成物) 25 信号ケーブル(構成物) 26 給排水管路(構成物) 27 信号ケーブル(構成物) 29 ライトガイドファイバ束(構成物) 30 処置用チャンネル(構成物) 31 送気送水管路(構成物) 33,38,39 固定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部の先端に、少なくとも観察光学系と
    照明光学系とを配した先端構成部を設け、該先端構成部
    の手元側に湾曲部を設け、該湾曲部の手元側に軟性の挿
    入管部を設けた内視鏡において、 上記湾曲部に構成物として、少なくとも処置用チャンネ
    ルと流体或いは気体を送給する送気送水管路と固体撮像
    素子から延出された信号ケーブル或いはイメージガイド
    光学系とライトガイド光学系とを配設し、 上記処置用チャンネルと他の少なくとも1つの上記構成
    物とを上記湾曲部内にて固定手段を介して屈曲自在に固
    定したことを特徴とする内視鏡。
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