JP2002345357A - 小動物観賞用飼育容器 - Google Patents

小動物観賞用飼育容器

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JP2002345357A
JP2002345357A JP2001156788A JP2001156788A JP2002345357A JP 2002345357 A JP2002345357 A JP 2002345357A JP 2001156788 A JP2001156788 A JP 2001156788A JP 2001156788 A JP2001156788 A JP 2001156788A JP 2002345357 A JP2002345357 A JP 2002345357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造のものとすることができ、これに
より製作が容易で、コストの削減を図ることができると
ともに、蓋体のロック操作にあたって使い勝手の良い小
動物観賞用飼育容器を提供する。 【解決手段】 この小動物観賞用飼育容器1は、上面が
開放される容器本体2と、本体2の開放部6に開閉自在
に取り付けられた第1蓋体3と、この蓋体3の領域内に
設けられた開口部11に開閉自在に取り付けられた第2
蓋体4とを備える。また、第1ロック状態と、第2ロッ
ク状態と、解除状態との各状態を切換ることができるロ
ック機構5を備える。第1ロック状態においては、第1
蓋体3及び第2蓋体4をともに閉塞状態でロックする。
第2ロック状態においては、第1蓋体3のみを閉塞状態
でロックして第2蓋体4の開閉動作を許容する。解除状
態においては、少なくとも第1蓋体3の開閉動作を許容
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、爬虫類、両生
類、昆虫類、小型哺乳類等の小動物、例えばトカゲ、
亀、蛙類、甲虫、ハムスターなどの飼育に用いられる観
賞用飼育容器に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】このような小動物観賞用飼
育容器は、容器内の清掃の利便性を考慮して、容器本体
の上面が開放されて、この開放部に落とし込み状又は嵌
め込み状の第1蓋体が設けられるのが一般的である。ま
た、給餌や飼育動物の出し入れの便宜のため、前記の第
1蓋体の領域内に開口部が設けられ、該開口部に第2蓋
体が設けられることも多い。通常、これらの飼育容器に
は、飼育動物の逃出を防止するために、これらの蓋体を
閉塞状態でロックするロック機構が設けられている。
【0003】ところで、第1蓋体に設けられた開口部に
手を入れて給餌や飼育動物の出し入れを行う場合に、手
が開口部の周縁に引っ掛かって第1蓋体が開くこともあ
り、その隙を縫って飼育動物の不測の逃出を招くことも
ある。従って、このような事態を回避するために第2蓋
体が開かれている場合でも第1蓋体は閉塞状態でロック
されているのが好ましい。
【0004】従来、これらの蓋体を閉塞状態でロックす
るために各蓋体について別々のロック機構が設けられ、
これらのロック機構を個別に操作して各蓋体のロック及
びその解除を行っていた。
【0005】しかしながら、このような従来の飼育容器
は、各蓋体に対応して個別のロック機構を設ける必要が
あるため、少なくとも二種類以上のロック機構を設けな
ければならず、構造が複雑であるという問題点があっ
た。そのために、例えば部品点数が増えたり、第1及び
第2蓋体の各蓋体に応じてロック機構の設計及び製作を
しなければならず、製造にあたって、手間暇を要し、ひ
いては製造コストの増大を招くことが懸念されるもので
あった。
【0006】また、従来の飼育容器は、複数のロック機
構を備え、開閉させる蓋体によって操作するロック機構
も異なり、使い勝手の面からも十分に満足のいくもので
はなかった。
【0007】この発明は、かかる技術背景のもとになさ
れたものであり、蓋体のロック機構を簡単な構造のもの
とすることができ、これにより製作が容易で、コストの
削減を図ることができるとともに、蓋体のロック操作に
あたって使い勝手の良い小動物観賞用飼育容器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に掛かる小動物観賞用飼育容器は、上面が
開放された容器本体と、該本体の開放部に開閉自在に取
り付けられた第1蓋体と、該蓋体の領域内に設けられた
開口部に開閉自在に取り付けられた第2蓋体と、を備え
た小動物観賞用飼育容器において、前記第1蓋体及び第
2蓋体をともに閉塞状態でロックする第1ロック状態
と、前記第1蓋体のみを閉塞状態でロックして第2蓋体
の開閉動作を許容する第2ロック状態と、少なくとも前
記第1蓋体の開閉動作を許容する解除状態と、の各状態
を切換ることができるようになされた単一のロック機構
を備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、一種類のロック機構を
操作することにより、第1蓋体及び第2蓋体のロック状
態を3態様間で自在に切換ることができる。すなわち、
前記第1蓋体及び第2蓋体をともに閉塞状態でロックす
る第1ロック状態と、前記第1蓋体のみを閉塞状態でロ
ックして第2蓋体の開閉動作を許容する第2ロック状態
と、少なくとも前記第1蓋体の開閉動作を許容する解除
状態と、の各状態を切換ることができる。このため、各
蓋体に応じて複数種類のロック機構を設ける必要がなく
なり、飼育容器の構造を簡単なものにすることができ
る。しかも、第1蓋体及び第2蓋体のそれぞれについて
ロック機構を設計、製作等する必要がなく、1種類のロ
ック機構の設計及び製作をすれば足りるため、飼育容器
の製作も容易になるとともに、そのコストを可及的低廉
に抑えることができる。また、一種類のロック機構の操
作により第1及び第2蓋体のロック及びその解除するこ
とができ、蓋体の開閉操作にあたって使い勝手の良いも
のとなる。
【0010】この発明においては、第1及び第2蓋体
が、ともに後端縁を軸線として回動して開閉されるもの
となされる場合には、前記各状態を切換る切換ダイヤル
によりロック機構を構成するのが好ましい。
【0011】すなわち、該切換ダイヤルは、第1蓋体の
前端部に設けられ、その上端部に前記第2蓋体の前端縁
を上側から係止する係止用突片が突出して設けられると
ともに、その下端部に前記容器本体の開放部周縁に下側
から係止する扇形係止用舌片が突出して設けられる。前
記第1ロック状態において、前記係止用突片及び扇形係
止用舌片がともに係止状態にあり、前記切換ダイヤルを
所定角度回動させることにより第2ロック状態に切換ら
れ、この状態において、前記係止用突片はその係止状態
が解除される一方、前記扇形係止用舌片は係止状態で維
持され、更に前記切換ダイヤルを所定角度回動させるこ
とにより前記解除状態に切換られ、この状態において、
少なくとも扇形係止用舌片の係止状態が解除されるもの
となされている。
【0012】この構成によれば、各蓋体は、これらの後
端縁を軸線として回動するので、前端縁に例えば一個の
切換ダイヤルを設けるだけで各蓋体を閉塞状態にロック
することができ、一層簡単な構造のものとすることがで
きる。しかも、切換ダイヤルを回動させるだけで各蓋体
のロック状態を切換ることができるので、簡単に操作す
ることができ、使い勝手がより良いものとなる。
【0013】この発明において、前記第1蓋体は、その
開口部の後端縁に少なくとも一対の上部挟着用突片と、
これに対応して設けられた下部挟着用突片とを備え、前
記第2蓋体は、その後端縁を両突片間に嵌着されて回動
自在に開閉されるよう構成されてなる場合には、第2蓋
体は単に両突片に嵌着されて第1蓋体に取り付けられて
いるものであるため、簡単に着脱することができる。従
って、例えば複数種類の第2蓋体を用意しておくことに
よって、飼育動物や飼育環境に応じて第2蓋体を交換す
ることができ、汎用性に優れた小動物観賞用飼育容器と
することができる。例えば、格子状の第2蓋体と透明樹
脂板からなる第2蓋体とを飼育動物や飼育環境等に応じ
て取り替えて使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる小動物観
賞用飼育容器を図面に示した一実施形態に基づいて説明
する。
【0015】図1及び図2に示すように、この実施形態
にかかる小動物観賞用飼育容器(1)は、上面が開放さ
れる容器本体(2)と、該本体(2)の開放部(6)に
開閉自在に取り付けられた第1蓋体(3)と、該蓋体
(3)の領域内に設けられた開口部(11)に開閉自在
に取り付けられた第2蓋体(4)と、を備える。また、
この小動物観賞用飼育容器(1)は、第1蓋体(3)及
び第2蓋体(4)のロック状態を3態様間で切換るロッ
ク機構として切換ダイヤル(5)を備える。
【0016】図1に示すように、容器本体(2)は、合
成樹脂からなる矩形状の底板(7)と、その四辺の外周
縁に水密状に立設された透明ガラス板或いは透明合成樹
脂板などの透明板による周壁(8)と、それらの上端縁
に設置固定された上部枠体(9)とを有する。図2に示
すように、上部枠体(9)は、その内周面下端縁に内方
に突出して第1フランジ部(9a)が全周に亘って形成
され、これに第1蓋体(3)が載置されるものとなされ
ている。
【0017】この第1蓋体(3)は、容器本体(2)の
開放部(6)に対応した大きさに設定された硬質合成樹
脂の板状成形品からなり、図2及び図4に示すように、
第1蓋体(3)の後端部左右対称の位置に引っ掛け部
(12)が下方に突出して設けられ、第1蓋体(3)の
前端縁を持ち上げた場合に該引っ掛け部(12)が容器
本体(2)の第1フランジ部(9a)下面に係止されて
回動するものとなされている。このように、第1蓋体
(3)は、引っ掛け部(12)により回動するものとな
されているので、簡単に取り外すことができ、飼育容器
(1)内の清掃にあたって邪魔にならず、飼育容器
(1)の取り扱いの利便性が向上する。
【0018】また、図1ないし図3に示すように、第1
蓋体(3)の中央には、給餌や飼育動物の出し入れの便
宜等のための平面視ほぼ矩形状の開口部(11)が設け
られ、この開口部(11)の両側方には、前後方向に長
いスリット状の通気孔(13)が多数並列状に形成され
る。また、開口部(11)及び通気孔(13)を囲む態
様で、第1蓋体(3)下面にリブが下方に突出して形成
されている。更に、第1蓋体(3)の前端部の長手方向
中央には、2段階の凹陥部(15)が形成されるととも
に、その底面に切換ダイヤル(5)が取り付けられるダ
イヤル取付孔(16)が上下に貫通して形成されてい
る。
【0019】図8及び図10、図11に示すように、第
1蓋体(3)におけるこのダイヤル取付孔(16)の前
半周の周辺には、これに沿って、位置決め用凹部(1
7)…が45度の間隔で5つ形成されている。これらの
位置決め用凹部(17)…は、後述する各ロック状態に
おける切換ダイヤル(5)の回動角に対応して設けられ
るものであり、後述する扇形係止用舌片(34)に設け
られた位置決め用膨出部(36)が嵌合されるものであ
る。また、図1及び図2に示すように、第1蓋体(3)
の後端縁部の右側端部には、切り目が入れられて剥ぎ取
り片(18)が形成され、必要に応じて該剥ぎ取り片
(18)を剥ぎ取ることにより簡単にヒーターの電気コ
ード等のコード導入孔を形成し得るものとなされてい
る。
【0020】更に、第1蓋体(3)は、この開口部(1
1)後端縁の左右対称位置に断面視フック形の上部挟着
用突片(19)(19)と、各突片(19)に対応して
所定距離下がった位置に設けられた二個の板状の下部挟
着用突片(20)(20)とを備える。すなわち、図4
に示すように、平面視において一つの上部挟着用突片
(19)に対してこれを挟むような態様で二つの下部挟
着用突片(20)(20)が形成され、これらの上下両
挟着用突片(19)(20)(20)…間に第2蓋体
(4)の後端縁部を強制嵌着されるものとなされてい
る。このように、第2蓋体(4)は単に両突片(19)
(20)(20)…に嵌着されて第1蓋体(3)に取り
付けられているものであるため、簡単に着脱することが
できる。従って、例えば複数種類の第2蓋体(4)を用
意しておくことによって、飼育動物や飼育環境に応じて
第2蓋体(4)を交換することができ、汎用性に優れた
小動物観賞用飼育容器(1)とすることができる。ま
た、開口部(11)、すなわち第1蓋体(3)の内周面
の上記両挟着用突片(19)(20)(20)…が形成
されている部位を除いて内方に突出する第2フランジ部
(21)が設けられ、その上面に第2蓋体(4)を載置
しうるものとなされている。
【0021】第2蓋体(4)は、図1ないし図3に示す
ように、金属製の枠体(4a)内に多数の桟(4b)が
並列して形成された格子状のものに形成され、内部の通
気性を良好にするものとなされている。なお、第2蓋体
(4)は、この格子状蓋体に限られず、その他の蓋体、
例えば図6に示すように硬質合成樹脂からなる透明板状
蓋体(54)を用いるものであっても良い。この透明板
状蓋体(54)は、上記格子状蓋体(4)の桟間をすり
抜けることができる飼育動物に好適に適用することがで
きるものである。ただ、透明板状蓋体(54)を用いる
場合には、その後端縁における前記上部挟着用突片(1
9)(19)に対応する部位に突片取付孔(54a)
(54a)が形成されて、該部位が上下両挟着用突片
(19)(20)(20)…間に嵌着されるものとなさ
れていることを要する。
【0022】一方、切換ダイヤル(5)は、図7ないし
図9に示すように、上部円盤体(24)と下部舌片体
(25)とから構成され、これらの部材(24)(2
5)間に第1蓋体(3)のダイヤル取付孔(16)周縁
を挟み込んで第1蓋体(3)に取り付けられる。
【0023】前記上部円盤体(24)は、合成樹脂から
なる成形品であり、第1蓋体(3)のダイヤル取付孔
(16)よりも径大の円盤本体(26)と、該円盤本体
(26)の直径上に上方に突出して形成されたつまみ部
(27)と、円盤本体(26)の下面中心部に後述する
下部舌片体(25)の被嵌合突出部(36)と嵌合され
る嵌合突出部(28)とを有する。つまみ部(27)
は、これをつまんで切換ダイヤル(5)を回動させるも
のであり、その上端部の長手方向一側端縁が径方向に突
出して係止用突片(29)が形成されている。すなわ
ち、該係止用突片(29)は、平面視において円盤本体
(26)から径方向にはみ出して形成され、その先端部
で第2蓋体(4)の前端縁を上側から係止しうるように
なされている。一方、嵌合突出部(28)は、図7に示
すように、底面視において中心を円盤本体(26)と同
じくする円形胴部(28a)の両側にこれと中心を同じ
くし、かつ径大の一対の扇形翼部(28b)が一体化さ
れた形状を呈し、ダイヤル取付孔(16)を通して後述
する下部舌片体(25)の被嵌合突出部に(36)嵌め
合わされるものとなされている。また、円形胴部(28
a)の中心、すなわち上部円盤体(24)の回動中心に
は、ねじ孔(28c)が設けられている。
【0024】一方、下部舌片体(25)は、合成樹脂か
らなる左右対称形状の板状一体成形品であり、前記上部
円盤体(26)に取り付けられる方形状の後部取付片
(33)と、その前端縁に一体に設けられた扇形係止用
舌片(34)とからなる。後部取付片(33)は、その
中央の前よりの位置にねじ孔(35)が上下に貫通して
形成されるとともに、このねじ孔(35)を中心に前後
一組の被嵌合突出部(36)が上方に突出して設けら
れ、上部円盤体(24)の嵌合突出部(28)と接合一
体化した場合に上部円盤体(24)と下部舌片体(2
5)とが相対的に回動しないようになされている。扇形
係止用舌片(34)は、その扇形の中心が前記のねじ孔
(35)の中心、すなわち切換ダイヤル(5)の回転軸
に設定され、その上面中央には、位置決め用膨出部(3
7)が上方に僅かに突出して形成され、これが上述の位
置決め用凹部(17)と嵌合するものとなされている。
このように、位置決め用膨出部(37)が前記位置決め
用凹部(17)に嵌合されるものとなされているので、
いわゆるクリックストップ効果を伴って段階的に切換ダ
イヤル(5)を回動することができ、すなわち、切換ダ
イヤル(5)を回動させる場合に容易に各ロック状態に
おける最適な回動角を知覚することができ、しかもこの
構造により切換ダイヤル(5)が不測に回動することも
なくなり、不測に各蓋体(3)(4)が開くこともない
ので、使い勝手がより良くなる。更に、扇形係止用舌片
(34)の前端縁には、その幅方向中央部に回動抑制突
出部(38)が設けられ、切換ダイヤル(5)が所定角
度回動した場合にこの突出部(38)が第1蓋体(3)
のリブに当接して切換ダイヤル(5)のそれ以上の回動
を抑制するものとなされている。
【0025】次に、この切換ダイヤル(5)の第1蓋体
(3)への取付構造について説明する。図8に示すよう
に、切換ダイヤル(5)の上部円盤体(24)が2段階
の凹陥部(15)に収納されて配置される一方、下部舌
片体(25)を第1蓋体(3)の下面側から、第1蓋体
(3)のダイヤル取付孔(16)を通して上部円盤体
(24)の嵌合突出部(28)と下部舌片体(25)の
被嵌合突出部(36)とが嵌合される態様で配置され、
これらがダイヤル取付孔(16)の周縁を挟み込んだ状
態でねじ(39)により接合一体化されて切換ダイヤル
(5)が取り付けられる。上述のように、切換ダイヤル
(5)が凹陥部(15)に収納されて配置されているの
で、飼育容器(1)を上下方向に複数段積み重ねる場合
でも、切換ダイヤル(5)が上方に突出して邪魔になる
ことがなく、安定状態で積み重ねることができ、使い勝
手が向上される。このように上部円盤体(24)と下部
舌片体(25)とを接合一体化された状態では、係止用
突片(29)と扇形係止用舌片(34)とは、それぞれ
反対方向に突出して設けられている。
【0026】次いで、切換ダイヤル(5)による上記第
1蓋体(3)と第2蓋体(4)のロック状態を切換ダイ
ヤル(5)の動きと併せて説明する。
【0027】図8は、前記第1蓋体(3)及び第2蓋体
(4)をともに閉塞状態でロックする第1ロック状態に
ある場合の切換ダイヤルを示す平面図である。この第1
ロック状態においては、前記係止用突片(29)及び扇
形係止用舌片(34)がともに係止状態にあるように切
換ダイヤル(5)の角度が調節される。すなわち、切換
ダイヤル(5)は、平面視において、そのつまみ部(2
7)の長手方向が飼育容器(1)の幅方向と直交するよ
うにその角度が調節される。図9に示すように、この状
態において、係止用突片(29)が第2蓋体(4)の前
端縁中央を上側から係止するとともに、その扇形係止用
舌片(34)の後端部が上部枠体(9)の第1フランジ
部(9a)の対応箇所を下側から係止する。なお、この
第1のロック状態では、扇形係止用舌片(34)の位置
決め用膨出部(37)が第1蓋体(3)の一の位置決め
用凹部(17)に嵌合されてダイヤル(5)の不測の回
動を制限するものとなされている。
【0028】図10は、前記第1蓋体(3)のみを閉塞
状態でロックして第2蓋体(4)の開閉動作を許容する
第2ロック状態にある場合の切換ダイヤル(5)を示す
平面図である。第2ロック状態は、第1ロック状態にあ
る切換ダイヤル(5)を反時計方向に45度回動させる
ことにより切換ることができる。この第2ロック状態で
は、前記係止用突片(29)はその係止状態が解除され
る一方、前記扇形係止用舌片(34)は係止状態で維持
される。すなわち、切換ダイヤル(5)がつまみ部(2
7)の長手方向と飼育容器(1)の幅方向とがなす傾斜
角度が45度になる状態にまで回動され、この時点で扇
形係止用突片(34)の位置決め用膨出部(37)が第
1蓋体(3)の他の位置決め用凹部(17)に嵌合され
る。この状態において、係止用突片(29)が第2蓋体
(4)の前端縁の上方から外れた位置に移動されてその
係止状態が解除され、第2蓋体の開閉動作が許容される
一方、扇形係止用舌片(34)が回動されて第1フラン
ジ部(9a)を係止する部位が変わるもののその係止状
態は維持され、第1蓋体は閉塞状態でロックされたまま
の状態で維持される。
【0029】図11は、第1蓋体(3)及び第2蓋体
(4)の両蓋体の開閉動作を許容する解除状態にある場
合の切換ダイヤル(5)を示す平面図である。この解除
状態は、第2ロック状態において切換ダイヤル(5)を
半時計方向にさらに45度回動させることにより切換る
ことができる。この解除状態では、係止用突片(29)
に続いて扇形係止用舌片(34)もその係止状態が解除
される。すなわち、切換ダイヤル(5)がつまみ部(2
7)の長手方向が飼育容器(1)の幅方向と平行となる
状態にまで回動され、その扇形係止用舌片(34)が上
部枠体(9)の第1フランジ部(9a)の下方を外れた
位置にまで移動されてその係止状態が解除され、第1蓋
体の開閉動作も許容される状態となる。
【0030】なお、本実施形態における切換ダイヤル
(5)は、第1ロック状態から時計方向に回動させるこ
とによっても、第2ロック状態、解除状態へと切換るこ
とができる。すなわち、第1ロック状態から時計、半時
計のどちらの方向に回動させても各ロック状態に切換る
ことができ、使い勝手がよいものとなされている。
【0031】このように、本実施形態による小動物飼育
容器(1)によれば、切換ダイヤル(5)という一種類
のロック機構を操作することにより、第1蓋体(3)及
び第2蓋体(4)のロック状態を3態様間で自在に切換
ることができる。このため、従来の飼育容器のように、
各蓋体に対応させた複数種類のロック機構を設ける必要
がなくなり、飼育容器(1)の構造を簡単なものにする
ことができ、飼育容器(1)の製作も容易になるととも
に、そのコストを可及的低廉に抑えることができる。ま
た、切換ダイヤル(5)を回動させるという簡単な操作
により第1及び第2蓋体(3)(4)のロック及びその
解除することができ、蓋体の開閉操作にあたって使い勝
手の良いものとなる。
【0032】なお、以上に本発明にかかる小動物観賞用
飼育容器の一実施形態について説明したが、本発明は上
述した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、以
下の変更をすることができる。
【0033】上記実施形態では、ロック機構は切換ダイ
ヤル(5)から構成されるものを用いたが、特にこれに
限定されるものではなく、各蓋体のロック状態を上述し
た3態様間で切換ることができるものであればこの発明
の範囲に含まれる。例えば、ロック機構は、図11に示
すように、スライド部材(70)からなるものであって
も良い。すなわち、このスライド部材(70)は、第1
蓋体(3)の前端部に設けられ、その上端部に第2蓋体
(4)の前端縁を上側から係止する係止用突片(71)
が突出して設けられるとともに、その下端部に前記容器
本体(2)の第1フランジ部(9a)に下側から係止す
る係止用舌片(72)が突出して設けられる一方、第2
蓋体(4)及び第1フランジ部(9a)はその一部に切
欠き(73)(74)が設けられ、第1ロック状態にお
いて、係止用突片(71)及び係止用舌片(72)がと
もに係止状態にあり、スライド部材(70)を所定距離
移動させることにより第2ロック状態に切換られ、この
状態において、前記係止用突片(71)は第2蓋体
(4)の切欠き(73)に対向した位置に移動されてそ
の係止状態が解除される一方、前記係止用舌片(72)
は係止状態で維持され、更にスライド部材(70)を所
定距離移動させることにより前記解除状態に切換られ、
この状態において、係止用舌片(72)が第1フランジ
部(9a)の切欠き(74)に対向した位置に移動され
て係止用舌片(72)の係止状態も解除されるものであ
っても良い。
【0034】また、上記実施形態における切換ダイヤル
(5)は、解除状態において第1蓋体(3)及び第2蓋
体(4)の両蓋体の開閉動作を許容するものとなされて
いるが、解除状態は少なくとも第1蓋体(3)の開閉動
作を許容するものであれば良い。従って、図13に示す
ように、切換ダイヤル(105)に係止用突片(12
9)の突出方向と90度の角度をなす方向に突出する第
2の係止用突片(140)を設け、解除状態において第
2蓋体(4)を係止する切換ダイヤル(105)であっ
ても良い。
【0035】さらに、上記実施形態では、第1蓋体
(3)の領域内に第2蓋体(4)を一個だけ設けたもの
を示したが、第2蓋体の数は特に限定されるものではな
く、例えば第1蓋体の領域内に2個或いはそれ以上の複
数個の第2蓋体を設けるものとしても良い。この場合に
は、各第2蓋体に対応させて、それぞれにロック機構を
設けることはいうまでもない。
【0036】また、容器本体(2)の大きさとの関係
で、第1蓋体(3)に面積の大きい大蓋のものが用いら
れるような場合には、そのロック状態を開示実施形態の
ように中央部に1個だけ設けた第2蓋体兼用のロック装
置では、第1蓋体(3)の特に開閉側の両端縁部の完全
かつ確実な封鎖状態を確保することが困難であるため、
このような場合には当該端縁部に更に別途補助的なロッ
ク装置を付加設置するものとすることが望ましい。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、一種類のロック機構
を操作することにより、第1蓋体及び第2蓋体のロック
状態を3態様間で自在に切換ることができる。このた
め、複数種類のロック機構を設ける必要がなくなり、飼
育容器の構造を簡単なものにすることができる。しか
も、第1蓋体及び第2蓋体のそれぞれについてロック機
構を設計、製作等する必要がなく、一種類のロック機構
の設計及び製作をすれば足りるため、飼育容器の製作も
容易になるとともに、そのコストを可及的低廉に抑える
ことができる。また、一種類のロック機構の操作により
第1及び第2蓋体のロック及びその解除することがで
き、蓋体の開閉操作にあたって使い勝手の良いものとな
る。
【0038】前記第1蓋体及び第2蓋体が、それぞれ後
端縁を軸線として回動して開閉されるものとなされる一
方、前記ロック機構が、前記各状態を切換る切換ダイヤ
ルからなる場合には、一層簡単な構造のものとすること
ができる。しかも、切換ダイヤルを回動させるだけで第
1蓋体及び第2蓋体のロック状態を3態様間で相互に切
換ることができるので、簡単に操作することができ、使
い勝手がより良いものとなる。
【0039】前記第1蓋体は、その開口部の後端縁に少
なくとも一対の上部挟着用突片と、これに対応して設け
られた下部挟着用突片とを備え、前記第2蓋体は、その
後端縁を両突片間に嵌着されて回動自在に開閉されるよ
う構成されてなる場合には、第2蓋体は単に両突片に嵌
着されて第1蓋体に取り付けられているものであるた
め、簡単に着脱することができる。従って、複数種類の
第2蓋体を用意しておくことによって、飼育動物や飼育
環境に応じて第2蓋体を交換することができ、汎用性に
優れた小動物観賞用飼育容器とすることができる。例え
ば、格子状の第2蓋体と透明樹脂板からなる第2蓋体と
を飼育動物や飼育環境等に応じて取り替えて使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる小動物観賞用飼
育容器を示す斜視図である。
【図2】同飼育容器の上部を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】同飼育用器の平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】図3におけるV−V線断面図である。
【図6】この発明の一実施形態にかかる他の第2蓋体を
示す斜視図である。
【図7】切換ダイヤルを分解した状態で示す斜視図であ
る。
【図8】切換ダイヤルの各蓋体のロック状態を示す平面
図であり、図(イ)は第1ロック状態、図(ロ)は第2
ロック状態、図(ハ)は解除状態を示す平面図である。
【図9】図8(イ)におけるIX−IX線断面図であ
る。
【図10】この発明の小動物観賞用飼育容器に用いるロ
ック機構の他の構成形態を第1ロック状態で示す平面図
である。
【図11】この発明の小動物観賞用飼育容器に用いる切
換ダイヤルの他の構成形態を解除状態で示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…小動物観賞用飼育容器 2…容器本体 3…第1蓋体 4…第2蓋体 5…切換ダイヤル(ロック機構) 29…係止用突片 34…扇形係止用舌片 19…上部挟着用突片 20…下部挟着用突片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開放される容器本体と、該本体の
    開放部に開閉自在に取り付けられた第1蓋体と、該蓋体
    の領域内に設けられた開口部に開閉自在に取り付けられ
    た第2蓋体と、を備えた小動物観賞用飼育容器におい
    て、 前記第1蓋体及び第2蓋体をともに閉塞状態でロックす
    る第1ロック状態と、前記第1蓋体のみを閉塞状態でロ
    ックして第2蓋体の開閉動作を許容する第2ロック状態
    と、少なくとも前記第1蓋体の開閉動作を許容する解除
    状態と、の各状態を切換ることができるようになされた
    ロック機構を備えることを特徴とする小動物観賞用飼育
    容器。
  2. 【請求項2】 前記第1蓋体及び第2蓋体は、それぞれ
    後端縁を軸線として回動して開閉されるものとなされる
    一方、 前記ロック機構は、前記各状態を切換る切換ダイヤルか
    らなり、 該切換ダイヤルは、第1蓋体の前端部に設けられ、その
    上端部に前記第2蓋体の前端縁を上側から係止する係止
    用突片が突出して設けられるとともに、その下端部に前
    記容器本体の開放部周縁に下側から係止する扇形係止用
    舌片が突出して設けられ、 前記第1ロック状態において、前記係止用突片及び扇形
    係止用舌片がともに係止状態にあり、 前記切換ダイヤルを所定角度回動させることにより第2
    ロック状態に切換られ、この状態において、前記係止用
    突片はその係止状態が解除される一方、前記扇形係止用
    舌片は係止状態で維持され、 更に前記切換ダイヤルを所定角度回動させることにより
    前記解除状態に切換られ、この状態において、少なくと
    も扇形係止用舌片の係止状態が解除される請求項1に記
    載の小動物観賞用飼育容器。
  3. 【請求項3】 前記第1蓋体は、その開口部の後端縁に
    少なくとも一対の上部挟着用突片と、これに対応して設
    けられた下部挟着用突片とを備え、 前記第2蓋体は、その後端縁を両突片間に嵌着されて回
    動自在に開閉されるよう構成されてなる請求項1又は請
    求項2のいずれかに記載の小動物観賞用飼育容器。
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