JP3054500U - ペット用飼育ケース - Google Patents

ペット用飼育ケース

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JP3054500U
JP3054500U JP1998004249U JP424998U JP3054500U JP 3054500 U JP3054500 U JP 3054500U JP 1998004249 U JP1998004249 U JP 1998004249U JP 424998 U JP424998 U JP 424998U JP 3054500 U JP3054500 U JP 3054500U
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JP
Japan
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outer frame
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side panel
slit
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JP1998004249U
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雅和 今野
秀次 小橋
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 側面パネルと扉体が外枠部材の周縁部への違
った場所に嵌挿しないように誤組立を防止したペット用
飼育ケースを提供する。 【解決手段】 外枠部材2の周縁部に嵌合させる複数の
側面パネル3に対し、切欠状のスリット部10を夫々非
対称位置となるように配置させる一方、外枠部材2に対
しスリット部10に対向してこれと係合させる係合用突
部11を設けることで、横方向へスライドさせることに
より開閉可能とした扉体4が外枠部材2の異なる場所に
嵌合しないように外枠部材2に対する側面パネル3の取
付位置を規制した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、小動物ペットである、例えばハムスター、マウス等の愛玩動物を飼 育し観察するためのペット用飼育ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のペット用飼育ケースとしては、例えば複数段のペット用飼育ケ ースの底板もしくは中板等を構成する外枠部材の周縁部への側面パネルの組付け の際に、各側面パネルの上下端縁側面部の略等間隔の複数箇所に形成した嵌合用 突起部を外枠部材の周縁部に円周状に沿って略等間隔に形成した嵌合孔に嵌合さ せることにより、各側面パネルを一旦取り付けたら抜脱が不可能となるような状 態で固定させていた。 そして、外枠部材に対し各側面パネルを設置させた後に、側面パネルの外側に 位置するように扉体の上下端縁部を外枠部材の周縁部へスライド自在にして嵌挿 させることで、側面パネルにより形成される前面開口部側を横開き状に開閉自在 とするのであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、外枠部材の周縁部への各側面パネルの嵌合位 置が任意であるために、各側面パネルを外枠部材の周縁部の決められた位置とは 異なる誤った位置に取り付けてしまうことがあり、この場合には扉体は自ずから 違った場所に嵌挿されてしまう問題点を有していた。 しかも、各側面パネルは一旦取り付けたら抜脱が不可能となるような状態で固 定されているため、再度取り外してから組付け直すことが困難であった。
【0004】 そこで本考案は、叙上のような従来存した問題点に鑑み創案されたもので、ス リット部と係合用突部との合致係合により、各側面パネルが外枠部材の周縁部の 正しい位置に設置され、その結果、扉体が外枠部材の周縁部の異なる場所に嵌合 しないようにした、所謂誤組立を防止する組付け構造を有するペット用飼育ケー スを提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案にあっては、複数の側面パネル3と扉体4とを周縁部に嵌合 させ、側面パネル3に対し扉体4を横方向にスライド移動させることにより複数 の側面パネル3により形成される前面開口部3A側を横開き状に開閉自在とした 外枠部材2を有するペット用飼育ケース1であって、外枠部材2の周縁部に嵌合 させる複数の側面パネル3に対し、切欠状のスリット部10を夫々非対称位置と なるように配置させる一方、外枠部材2に対しスリット部10に対向してこれと 係合させる係合用突部11を設けることで、横方向へスライドさせることにより 開閉可能とした扉体4が外枠部材2の異なる場所に嵌合しないように外枠部材2 に対する側面パネル3の取付位置を規制させたことで、上述した課題を解決した 。 また、複数の側面パネル3の上下端縁部を嵌合させる円形スリット状の側面パ ネル取付用溝条5と、扉体4の上下端縁部をスライド自在となるように嵌挿させ る円形スリット状の扉体ガイド用溝条6とを円形状の仕切壁面部7を介して隣接 させ、側面パネル3に対し扉体4を横方向にスライド移動させることにより複数 の側面パネル3により形成される前面開口部3A側を横開き状に開閉自在とした 外枠部材2を有するペット用飼育ケース1であって、該外枠部材2の仕切壁面部 7には側面パネル取付用溝条5に嵌入される各側面パネル3の上下端縁側面部の 複数箇所に形成した嵌合用突起部8を嵌合させて抜脱不可能な状態に係止させる 複数の嵌合孔9を形成すると共に、各側面パネル3の上下端縁側面部に対し嵌合 用突起部8に隣接して形成した切欠状のスリット部10を夫々の側面パネル3の 上下共に非対称位置に配置させる一方、外枠部材2の仕切壁面部7に対しスリッ ト部10に対向してこれと係合させる係合用突部11を設けることで、横方向へ スライドさせることにより開閉可能とした扉体4が外枠部材2の異なる場所に嵌 合しないようにしたことで、同じく上述した課題を解決した。
【0006】 本考案に係るペット用飼育ケース1にあっては、各側面パネル3に対し夫々非 対称位置となるように配置させたスリット部10を外枠部材2の周縁部の係合用 突部11に合致させて係合させるだけで、扉体4が外枠部材2の異なる場所に嵌 合しないように外枠部材2に対する側面パネル3の取付位置を規制させる。しか も、外枠部材2の周縁部への各側面パネル3の嵌合位置が任意ではなくなるため 、扉体4が外枠部材2の周縁部への違った場所に嵌挿されてしまうという誤組立 等を防止させる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。本考案は、図1乃至図 5に示すように、上側の面に複数の略長円形の通気孔43を穿設した透明な合成 樹脂製の円筒部材を軸方向に沿って切断して例えば3分割にし、2枚の側面パネ ル3と1枚の扉体4とを構成する。また、図7に示すように、2枚の側面パネル 3の上下端縁部を嵌合させる円形スリット状の側面パネル取付用溝条5と、扉体 4の上下端縁部をスライド自在となるように嵌挿させる円形スリット状の扉体ガ イド用溝条6とを周縁部における円形状の仕切壁面部7を介して隣接させた略皿 型床面状の外枠部材2を有し、該外枠部材2を底板と中板とに使用して上段と下 段の2段式構造にしたペット用飼育ケース1(図1参照)を構成したり、該外枠 部材2を底板と2つの中板とに使用して上段と中段と下段の3段式構造にしたペ ット用飼育ケース1(図2参照)を構成する。そして、側面パネル3に対し外枠 部材2の扉体ガイド用溝条6に沿って扉体4を横方向にスライド移動させること により2枚の側面パネル3により形成される前面開口部3A側を横開き状に開閉 自在としてある。尚、図1及び図2に示すように、ペット用飼育ケース1内には 、上段と下段、上段と中段と下段とを連通させた筒状の通路40を設けたり、水 浴び用の貯水容器41や遊戯用の大車輪42等を設置してある。
【0008】 また、図6及び図7に示すように、外枠部材2の仕切壁面部7には、複数の嵌 合孔9を形成し、側面パネル取付用溝条5に嵌入される各側面パネル3の上下端 縁側面部の複数箇所に形成した嵌合用突起部8を嵌合させて抜脱不可能な状態に 係止させるものとしてある。また嵌合孔9の下方の床面には水抜き孔12が設け られている。さらに、図8に示すように、各側面パネル3の上下端縁側面部には 嵌合用突起部8に隣接して切欠状のスリット部10を形成してある。そして、該 スリット部10は夫々の側面パネル3に対して上下も含めて共に非対称位置に配 置させてある。一方、図6に示すように、外枠部材2の仕切壁面部7には、スリ ット部10に対向してこれと係合させる係合用突部11を設けてある。このよう にスリット部10と係合用突部11との合致係合により、各側面パネル3が外枠 部材2の周縁部の正しい位置に設置され、その結果、横方向へスライドして開閉 可能とした扉体4が外枠部材2の周縁部の異なる場所に嵌合しないようにしてあ る。
【0009】 さらに、図1乃至図4に示すように、上段の天井部33は、1/4球面状の裏 面パネル31と該裏面パネル31両端に揺動可能に枢支された支軸36を介して 上下方向に半回転させることにより開閉される1/4球面状の扉体32とによっ て全体が略半球ドーム状に形成され、しかも上側の面には複数の略長円形の通気 孔43を穿設し、さらに天井部33の裏面パネル31と扉体32との境界にて把 手部34Aを有するアーチ状枠部34を掛架させてある。
【0010】 次に、本実施の形態の組立順序の一例を説明する。まず、図7に示すように、 外枠部材2の側面パネル取付用溝条5に両側面パネル3のスリット部10と仕切 壁面部7の係合用突部11とを相互に合致係合させながら両側面パネル3を嵌入 させる。このとき、両側面パネル3の嵌合用突起部8を仕切壁面部7の嵌合孔9 に嵌合させることで、両側面パネル3は外枠部材2から再度抜脱が不可能となる 状態となって係止するのである。次いで、扉体4を外枠部材2の扉体ガイド用溝 条6に嵌挿させた後、上段側の外枠部材2を前記と同様な取付操作で組付ければ 良いのである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、複数の側面パネル3と扉体4とを周縁部に嵌合させ、側面パネル3 に対し扉体4を横方向にスライド移動させることにより複数の側面パネル3によ り形成される前面開口部3A側を横開き状に開閉自在とした外枠部材2を有する ペット用飼育ケース1であって、外枠部材2の周縁部に嵌合させる複数の側面パ ネル3に対し、切欠状のスリット部10を夫々非対称位置となるように配置させ る一方、外枠部材2に対しスリット部10に対向してこれと係合させる係合用突 部11を設けることで、横方向へスライドさせることにより開閉可能とした扉体 4が外枠部材2の異なる場所に嵌合しないように外枠部材2に対する側面パネル 3の取付位置を規制させた。
【0012】 すなわち、スリット部10を各側面パネル3に対し夫々非対称位置となるよう に配置させたので、スリット部10を外枠部材2の周縁部の係合用突部11に合 致係合させるだけで、扉体4が外枠部材2の異なる場所に嵌合しないように外枠 部材2に対する側面パネル3の取付位置を規制することができる。しかも、外枠 部材2の周縁部への各側面パネルの嵌合位置が任意ではなくなるため、従来のよ うな扉体4が外枠部材2の周縁部への違った場所に嵌挿されてしまうという誤組 立等を防止させるものである。 また、複数の側面パネル3の上下端縁部を嵌合させる円形スリット状の側面パ ネル取付用溝条5と、扉体4の上下端縁部をスライド自在となるように嵌挿させ る円形スリット状の扉体ガイド用溝条6とを円形状の仕切壁面部7を介して隣接 させ、側面パネル3に対し扉体4を横方向にスライド移動させることにより複数 の側面パネル3により形成される前面開口部3A側を横開き状に開閉自在とした 外枠部材2を有するペット用飼育ケース1であって、該外枠部材2の仕切壁面部 7には側面パネル取付用溝条5に嵌入される各側面パネル3の上下端縁側面部の 複数箇所に形成した嵌合用突起部8を嵌合させて抜脱不可能な状態に係止させる 複数の嵌合孔9を形成すると共に、各側面パネル3の上下端縁側面部に対し嵌合 用突起部8に隣接して形成した切欠状のスリット部10を夫々の側面パネル3の 上下共に非対称位置に配置させる一方、外枠部材2の仕切壁面部7に対しスリッ ト部10に対向してこれと係合させる係合用突部11を設けることで、横方向へ スライドさせることにより開閉可能とした扉体4が外枠部材2の異なる場所に嵌 合しないようにした。 このようにスリット部10と係合用突部11との合致係合により、各側面パネ ル3が外枠部材2の周縁部の正しい位置に設置され、その結果、横方向へスライ ドして開閉可能とした扉体4が外枠部材2の周縁部の異なる場所に嵌合しないよ うにしてあるのである。 そのため、誰もが簡単にペット用飼育ケース1を組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示した2段式構造のペッ
ト用飼育ケースの斜視図である。
【図2】同じく3段式構造のペット用飼育ケースの斜視
図である。
【図3】同じく2段式構造のペット用飼育ケースの正面
図である。
【図4】図3中におけるB−B線断面図である。
【図5】図3中におけるC−C線断面図である。
【図6】同じく側面パネルと外枠部材との組付け状態を
示す仕切壁面部周辺の拡大斜視図である。
【図7】同じく側面パネルと扉体とを外枠部材に組付け
る状態を示す一部切断の斜視図である。
【図8】同じく側面パネルの平面図であり、(a)は一
方の側面パネル、(b)は他方の側面パネルを示す。
【符号の説明】
1…ペット用飼育ケース 2…外枠部材 3…側面パネル 4…扉体 5…側面パネル取付用溝条 6…扉体ガイド用溝条 7…仕切壁面部 8…嵌合用突起部 9…嵌合孔 10…スリット部 11…係合用突部 12…水抜き孔 31…裏面パネル 33…天井部 32…扉体 33…天井部 34…アーチ状枠部 34A…把手部 40…通路 41…貯水容器 42…大車輪 43…通気孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の側面パネルと扉体とを周縁部に嵌
    合させ、側面パネルに対し扉体を横方向にスライド移動
    させることにより複数の側面パネルにより形成される前
    面開口部側を横開き状に開閉自在とした外枠部材を有す
    るペット用飼育ケースであって、外枠部材の周縁部に嵌
    合させる複数の側面パネルに対し、切欠状のスリット部
    を夫々非対称位置となるように配置させる一方、外枠部
    材に対しスリット部に対向してこれと係合させる係合用
    突部を設けることで、横方向へスライドさせることによ
    り開閉可能とした扉体が外枠部材の異なる場所に嵌合し
    ないように外枠部材に対する側面パネルの取付位置を規
    制させたことを特徴とするペット用飼育ケース。
  2. 【請求項2】 複数の側面パネルの上下端縁部を嵌合さ
    せる円形スリット状の側面パネル取付用溝条と、扉体の
    上下端縁部をスライド自在となるように嵌挿させる円形
    スリット状の扉体ガイド用溝条とを円形状の仕切壁面部
    を介して隣接させ、側面パネルに対し扉体を横方向にス
    ライド移動させることにより複数の側面パネルにより形
    成される前面開口部側を横開き状に開閉自在とした外枠
    部材を有するペット用飼育ケースであって、該外枠部材
    の仕切壁面部には側面パネル取付用溝条に嵌入される各
    側面パネルの上下端縁側面部の複数箇所に形成した嵌合
    用突起部を嵌合させて抜脱不可能な状態に係止させる複
    数の嵌合孔を形成すると共に、各側面パネルの上下端縁
    側面部に対し嵌合用突起部に隣接して形成した切欠状の
    スリット部を夫々の側面パネルの上下共に非対称位置に
    配置させる一方、外枠部材の仕切壁面部に対しスリット
    部に対向してこれと係合させる係合用突部を設けること
    で、横方向へスライドさせることにより開閉可能とした
    扉体が外枠部材の異なる場所に嵌合しないようにしたこ
    とを特徴とするペット用飼育ケース。
JP1998004249U 1998-05-30 1998-05-30 ペット用飼育ケース Expired - Lifetime JP3054500U (ja)

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