JP2002345091A - スピーカ故障検知装置及びスピーカ故障検知方法 - Google Patents

スピーカ故障検知装置及びスピーカ故障検知方法

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JP2002345091A JP2001148042A JP2001148042A JP2002345091A JP 2002345091 A JP2002345091 A JP 2002345091A JP 2001148042 A JP2001148042 A JP 2001148042A JP 2001148042 A JP2001148042 A JP 2001148042A JP 2002345091 A JP2002345091 A JP 2002345091A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スピーカラインの故障検知の容易な構内放送シ
ステムを提供することにある。 【解決手段】 構内放送装置の使用に先立ち、電圧電流
変換器108から電流信号をスピーカ2に出力し、スピ
ーカ2からの電圧信号を整流した後コンパレータ110
及び111に入力する。この電圧信号がV1及びV2の
間になるように可変抵抗器109を調節し、調節後の抵
抗値を初期値としてメモリ112に格納する。故障検知
時には、メモリ112から初期値を読み出して可変抵抗
器109を設定し、電圧電流変換器109からスピーカ
2に電流信号を出力し、スピーカからの電圧信号を整流
後コンパレータ110及び111に入力する。ここで、
電圧信号がV1よりも小さければ、測定しているスピー
カ2は短絡しており、以後、このスピーカ2をパワーア
ンプ2から遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカ故障検知
装置及びスピーカ故障検知方法、なかでも、パワーアン
プに接続されたスピーカが正常であるか否かを検査する
スピーカ故障検知装置及びスピーカ故障検知方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルやショッピングモール等のように複
数のスピーカゾーンを有する構内放送システムでは、非
常放送を確実に行うために、各ゾーンのスピーカライン
の状態を監視する必要がある。具体的には、各ゾーンの
スピーカラインの断線、短絡、地絡を定期的に検査し、
各ゾーンのスピーカラインが正常であるか監視してい
る。
【0003】このようなスピーカラインの検査には、パ
イロットトーン方式、エンドオブライン方式が知られて
いる。パイロットトーン方式では、構内放送装置から可
聴帯域外の周波数(例えば20kHz)のパイロットト
ーンをスピーカラインに出力し、スピーカラインの末端
部からモニタ用の信号線を配線して構内放送装置に設け
られた検知器に入力する。そして、検知器によりパイロ
ットトーンの有無を検知し、もとのパイロットトーンが
検知された場合はスピーカラインが正常であると評価
し、もとのパイロットトーンが検知されない場合はスピ
ーカラインが断線、短絡又は地絡していると評価してい
る。
【0004】エンドオブライン方式では、構内放送装置
から1本の幹線により複数のスピーカに配線される構内
放送システムに用いられる。この方式では、構内放送装
置から最も離れた末端のスピーカに検知器を接続する。
そして、構内放送装置からの可聴帯域外の周波数の信号
をスピーカラインの幹線に出力し、この信号を検知器で
検出して別線により構内放送装置に入力する。また直流
信号をスピーカラインの幹線に出力する場合には、直流
信号を遮断するスピーカが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のパイロットトー
ン方式及びエンドオブライン方式では、スピーカと構内
放送装置との間にスピーカラインとは別の配線を設ける
必要があり、構内放送システムの設置工事の工数が多く
なり、コストダウンの妨げとなっている。また、直流信
号をスピーカラインに入力する場合には、直流信号を遮
断するフィルタ等を備えたスピーカを使用する必要があ
り、この場合も構内放送システムのコストダウンの妨げ
となる。
【0006】本発明の目的は、スピーカラインの故障検
知の容易な構内放送システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピーカ故
障検知装置は、音声入力を増幅してスピーカに出力する
構内放送装置に設けられるスピーカ故障検知装置であっ
て、測定手段と蓄積手段と故障検知手段と遮断手段とを
備えている。測定手段は、構内放送装置の使用に先立ち
スピーカのインピーダンスの初期値を測定、初期値の測
定後、スピーカの故障検知のために再度インピーダンス
を測定する。切替手段は、スピーカを構内放送装置の出
力又は測定手段に切り替える。蓄積手段は、スピーカの
インピーダンスの初期値を蓄積する。故障検知手段は、
スピーカのインピーダンスの測定値と初期値とを比較
し、スピーカの短絡を検知する。遮断手段は、故障検知
手段によりスピーカの短絡が検知された場合に、スピー
カと構内放送装置とを遮断する。ここで、スピーカに
は、構内放送装置からスピーカまでの配線(スピーカラ
イン)も含まれるものとする。
【0008】発明1に係るスピーカ故障検知装置では、
初期設定時において測定手段によりスピーカのインピー
ダンスを測定し、この測定値を初期値として蓄積手段に
蓄積する。故障検知時には、測定手段により再度スピー
カのインピーダンスを測定する。故障検知手段は、再度
測定したインピーダンスと蓄積手段の初期値とを比較
し、これらの差が一定範囲であればスピーカは正常であ
ると判断する。一方、これらの差が上記一定範囲ではな
く、スピーカが短絡していると判断する場合には、スピ
ーカと構内放送装置とを遮断する。
【0009】このスピーカ故障検知装置では、複数のス
ピーカが構内放送装置に接続されている場合にも、切替
手段により測定対象のスピーカに測定手段を接続させな
がら、初期設定及び故障検知を自動的に行うことができ
る。また、切替手段によりスピーカを構内放送装置の出
力から切り離して故障検知装置に接続し、検査信号に対
する応答信号を構内放送装置側の故障検知装置で検出す
るので、スピーカからの検査信号を受信するためのモニ
タ用の別線を必要としない。
【0010】発明2に係るスピーカ故障検知装置は、発
明1に係るスピーカ故障検知装置において、測定手段
は、第1信号発生手段と第1判別手段と調節手段と書込
手段と第2信号発生手段と第2判別手段とを有してい
る。第1信号発生手段は、スピーカに検査信号を供給す
る。第1判別手段は、検査信号に対してスピーカから出
力される第1応答信号が正常範囲にあるか否かを判別す
る。調節手段は、応答信号が正常範囲にない場合に、応
答信号が正常範囲に入るように検査信号の大きさを調節
する。書込手段は、応答信号が正常範囲にある場合の検
査信号を初期値として蓄積手段に格納する。第2信号発
生手段は、蓄積手段に格納された初期値をスピーカに供
給する。第2判別手段は、初期値に対してスピーカから
出力される第2応答信号が正常範囲にあるか否か判別す
る。また故障検知手段は、第2判別手段による判別結果
に基づいてスピーカの短絡を検知する。ここで、第1検
査信号は、例えば、電圧信号(又は電流信号)である。
応答信号は、例えば電圧信号(又は電流信号)に対する
電流信号(又は電圧信号)である。
【0011】この故障検知手段によれば、スピーカのイ
ンピーダンスを算出することなく、第2応答信号が正常
範囲にあるか否か判別することにより、スピーカのイン
ピーダンスの変化を評価し、短絡を検知することができ
る。これにより、回路構成が簡単になる。
【0012】発明3に係るスピーカ故障検知装置は、発
明2に係るスピーカ故障検知装置において、検査信号は
電流信号であり、応答信号は電圧信号である。また信号
発生手段は電圧電流変換器を有している。また調節手段
は、電圧電流変換器に接続され、電気的に可変可能な可
変抵抗器を有している。また第1判別手段及び第2判別
手段は、異なる設定値が設定された2つのコンパレータ
を有している。また書込手段は、電圧信号が所定範囲に
ある場合の可変抵抗器の抵抗値を、初期値として蓄積手
段に格納する。
【0013】このスピーカ故障検知装置では、初期設定
時には、電圧電流変換器が、入力電圧を電流信号(検査
信号)に変換してスピーカに出力する。電流信号が印加
されると、スピーカから第1電圧信号(第1応答信号)
が2つのコンパレータに入力される。2つのコンパレー
タでは、第1電圧信号がそれぞれの設定値と比較され、
第1電圧信号が2つの設定値の間にあるか判別される。
第1電圧信号が2つの設定値の間ない場合には、可変抵
抗器の抵抗値の大きさを調整し、第1電圧信号が2つの
設定値の間になるようにする。書込手段は、調節後の抵
抗値を初期値として蓄積手段に格納する。
【0014】故障検知時には、蓄積手段から抵抗値を読
み出し、読み出した抵抗値に可変抵抗器の抵抗値を設定
する。この抵抗値では、電圧電流変換器から初期設定時
と同じ電流信号が出力され、この電流信号に対するスピ
ーカからの第2電圧信号が2つのコンパレータに入力さ
れる。コンパレータでの比較の結果、第2電圧信号が2
つの設定値の間にある場合には、スピーカのインピーダ
ンスは初期値と同じであると判別し、スピーカは正常で
あると評価する。第2電圧信号が大きい設定値よりも大
きい場合には、スピーカのインピーダンスは初期値より
も大きく、スピーカは断線していると評価する。第2電
圧信号が小さい設定値よりも小さい場合には、スピーカ
のインピーダンスは初期値よりも小さく、スピーカは短
絡していると評価する。
【0015】このスピーカ故障検知装置によれば、可変
抵抗器の抵抗値を電気的に調整することにより、自動的
にインピーダンスの評価を行うことができる。発明4に
係るスピーカ故障検知方法は、音声入力を増幅してスピ
ーカに出力する構内放送装置に設けられるスピーカ故障
検知装置によりスピーカの故障を検知する検知方法であ
って、以下の第1から第4段階を含んでいる。第1段階
では、スピーカのインピーダンスの初期値を測定及び格
納する。第2段階では、スピーカのインピーダンスを再
度測定し、再度測定されたインピーダンスを初期値と比
較する。第3段階では、比較結果に基づいてスピーカの
短絡を検知する。第4段階では、第3段階においてスピ
ーカが短絡していると判断された場合に、スピーカと構
内放送装置とを遮断する。
【0016】発明4に係るスピーカ故障検知装置によれ
ば、発明1に係る故障検知装置において述べたと同様の
作用効果を奏する。発明5に係る構内放送装置は、音声
入力を増幅してスピーカに出力する構内放送装置であっ
て、音声入力を増幅してスピーカに出力する増幅器と、
構内放送装置に着脱自在である発明1から3のいずれか
に係るスピーカ故障検知装置とを有している。
【0017】発明5に係る構内放送装置によれば、発明
1から3のいずれかに係る故障検出装置において述べた
と同様の作用効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】〔構内放送システム〕図1は、本
発明の一実施形態に係るスピーカラインの故障検知装置
が設けられた構内放送システムの概略構成図である。こ
の構内放送システムは、構内放送装置1と、構内放送装
置1の出力側に接続されたスピーカ2と、構内放送装置
1の入力側に接続されたリモコン3とBGM音源4と非
常放送音源5とを備えている。
【0019】構内放送装置1は、リモコン3、BGM音
源4及び非常放送音源5からの音声入力を調整及び増幅
し、スピーカ2に出力する。スピーカ2は、ビルやショ
ッピングモール内の複数のスピーカゾーン(ZONE1
〜5)に設けられるスピーカ21〜25を含み、スピー
カラインを介して構内放送装置1の出力側に接続されて
いる。リモコン3は、音声を入力するためのマイクと、
構内放送装置1への入力をマイク、BGM音源4又は非
常放送音源5からの音声入力に切り替える入力切替ボタ
ン、構内放送装置1の出力と各ゾーンのスピーカ21〜
25とを接続又は切断するための出力切替ボタン(図示
せず)とを有している。
【0020】このような構内放送システムでは、リモコ
ン3の入力切替ボタンにより構内放送装置1に入力する
音源が選択され、リモコン3の出力切替ボタンにより構
内放送装置1から出力するスピーカ21〜25が選択さ
れる。そして、選択されたマイク、BGM音源4又は非
常放送音源5からの音声入力が構内放送装置1に入力さ
れると、入力された音声入力が構内放送装置1により調
整及び増幅され、選択されたスピーカ21〜25に出力
される。
【0021】〔スピーカ故障検知装置〕図2は、構内放
送装置1の機能ブロック図である。構内放送装置1は、
ミキサーアンプ104と、パワーアンプ102と、ミキ
サーアンプ104及びパワーアンプ102を制御するC
PU101と、スピーカ故障検知装置106とを主に備
えている。ミキサーアンプ104の入力側は、音声入力
端子105に接続されている。音声入力端子105は、
リモコン3、BGM音源4及び非常放送音源5からの音
声信号をミキサーアンプ104に出力する。ミキサーア
ンプ104の出力側には、ミュート回路103が接続さ
れている。ミュート回路103は、ミキサーアンプ10
4の出力側とパワーアンプ102の入力側とを接続又は
遮断する。パワーアンプ102の出力側は、後述するゾ
ーンセレクタ107を介して、5つのゾーン(ZONE
1〜ZONE5)に配置されたスピーカ21〜25に接
続されている。
【0022】スピーカ故障検出装置106は、切替手段
としてのゾーンセレクタ107と、信号発生手段として
の電圧電流変換器108と、調節手段としての可変抵抗
器109と、第1及び第2判別手段としてのコンパレー
タ110及び111と、蓄積手段としてのメモリ112
と、書込手段及び故障検知手段としてのCPU113と
を備えている。ゾーンセレクタ107以外の故障検知装
置の構成は、プリント基板上に配置されており、構内放
送装置1に着脱可能である。
【0023】ゾーンセレクタ107は、パワーアンプ1
02の出力側と接続されている5つの接点aと、スピー
カラインを介してスピーカ21〜25に接続される5つ
の接点bと、後述するスイッチ114を介して電圧電流
変換器108に接続される5つの接点cとを有してい
る。このゾーンセレクタ107は、CPU113からの
信号により、接点bを接点a又は接点cに接続する。ま
た接点cはスイッチ114の一端に接続されており、ス
イッチcの他端は電圧電流変換器108の出力側に接続
されている。また電圧電流変換器108の出力側は、交
流信号を直流信号に変換する整流回路116に接続され
ている。
【0024】電圧電流変換器108は、設定電圧信号が
入力されると、その設定電圧信号に対応した検査電流信
号を出力する。設定電圧信号は、可聴帯域外の周波数
(例えば20kHz)の交流電流信号である。電圧電流
変換器108の入力側は、可変抵抗器109の一端に接
続されている。可変抵抗器109は、電気的に抵抗値を
調整可能な抵抗器であり、CPU113からの信号によ
り抵抗値を変化する。可変抵抗器109の他端には、バ
ンドパスフィルタ115が接続されており、CPU11
3からの設定電圧信号に含まれるノイズを除去し、ノイ
ズ除去後の設定電圧信号を可変抵抗器109に出力す
る。CPU113から設定電圧信号が可変抵抗器109
に入力されると、設定電圧信号は、可変抵抗器109の
抵抗値により電圧降下されて大きさが調整される。調整
された設定電圧信号が電圧電流変換器108に入力され
ると、電圧電流変換器108は、入力された設定電圧信
号に対応する検査電流信号を出力する。
【0025】電圧電流変換器108から検査電流信号が
スイッチ114及びゾーンセレクタ107を介してスピ
ーカ21〜25に入力されると、検査電流信号に対応す
る検査電圧信号がゾーンセレクタ107及びスイッチ1
14を介して整流回路116に入力される。整流回路1
16は、検査電圧信号を整流するダイオード及び整流さ
れた検査電圧信号を平滑するコンデンサを有している。
整流回路116は、入力された検査電圧信号を整流及び
平滑し、直流検査電圧信号をコンパレータ110及び1
11に出力する。
【0026】コンパレータ110の正相入力端子は抵抗
器R3及び抵抗器R2の接点に接続されており、逆相入
力端子は整流回路116の出力側に接続されており、出
力端子はCPU113に接続されている。コンパレータ
111の正相入力端子は整流回路116の出力側に接続
されており、逆相入力端子は抵抗器R2及び抵抗器R1
の接点に接続されており、出力端子はCPU113に接
続されている。コンパレータ110の正相入力端子に
は、電源ラインVDDが抵抗器R3と抵抗器R2及びR
1とで分圧された設定電圧V2が入力されている。また
コンパレータ111の逆相入力端子には、電源ラインV
DDが抵抗器R3及びR2と抵抗器R1とで分圧された
設定電圧V1が入力されている。これらの設定値V1及
びV2は、スピーカ21〜25のインピーダンスが変化
しているか否かを判別する基準となる範囲であり、V1
<V2に設定する。コンパレータ110は、整流回路1
16から逆相入力端子に入力される直流検査電圧と設定
電圧V2とを比較し、直流検査電圧が設定電圧V2より
も低ければHighを出力し、直流検査電圧が設定電圧
V2よりも高ければLowを出力する。コンパレータ1
11は、整流回路116から正相入力端子に入力される
直流検査電圧と設定電圧V1とを比較し、直流検査電圧
が設定電圧V1よりも高ければHighを出力し、直流
検査電圧が設定電圧V1よりも低ければLowを出力す
る。
【0027】コンパレータ110、111の出力及びイ
ンピーダンスの関係を図3に示す。図3に示すようにコ
ンパレータ110及び111の出力が共にHighであ
るときには、インピーダンスは変化しておらず、測定対
象のスピーカライン及びスピーカ21〜22は正常であ
ると判断する。またコンパレータ110の出力がHig
h、コンパレータ111の出力がLowであるときに
は、インピーダンスは大幅に小さくなっており、測定対
象のスピーカライン及びスピーカ21〜22は短絡して
いると判断する。またコンパレータ111の出力がLo
w、コンパレータ111の出力がHighであるときに
は、インピーダンスは大幅に大きくなっており、測定対
象のスピーカライン及びスピーカ21〜22は断線して
いると判断する。
【0028】CPU113は、コンパレータ110及び
111からの出力に基づいて、図3のようにスピーカ2
1〜25のインピーダンスを評価する。またCPU11
3には、初期設定/故障検知の起動入力端子117が接
続されている。この起動入力端子117には、リモコン
3から初期設定/故障検知の起動信号が入力される。ま
たCPU113には、アラーム出力端子が接続されてお
り、スピーカライン及びスピーカ2において故障が検知
されると、該当スピーカゾーンの故障を知らせるアラー
ムをリモコン3に出力する。またCPU113には、R
OM等の不揮発性のメモリ118が接続されており、各
スピーカゾーンのスピーカライン及びスピーカ21〜2
5のインピーダンスの初期値が蓄積されている。
【0029】このような故障検知装置では、通常の放
送、BGMの放送又は非常放送を行う場合には、リモコ
ン3からの信号によりCPU101が、スイッチ114
を開き、ゾーンセレクタ107を制御して放送しようと
するスピーカゾーンに接続された接点bを接点aに接続
する。例えば、全てのゾーンZONE1〜5に放送を出
力する場合には、ZONE1〜5に接続される接点bを
全て接点aに接続して放送を行う。
【0030】〔故障検知動作〕以下、例として、ZON
E1〜5の全てに放送を行っており、ゾーンセレクタ1
07の全ての接点bが接点aに接続されている場合につ
いて説明する。ZONE1〜5のいずれかに放送を行っ
ている場合も同様の処理が行われる。
【0031】〔初期設定時〕リモコン3からCPU11
3に初期設定の起動入力が入力されると、CPU113
がミュート回路103を制御してパワーアンプ102へ
の音声入力を遮断する。次に、CPU113は、スイッ
チ114を閉じ、電圧電流変換器108及び整流回路1
16と接点cとを接続する。続いて、CPU113は、
ゾーンセレクタ107を制御し、ZONE1に接続され
ている接点bのみを接点aから接点cに接続する。
【0032】ZONE1のみを電圧電流変換器108及
び整流回路116と接続した後、CPU113から設定
電圧信号をバンドパスフィルタ115に出力する。設定
信号は、バンドパスフィルタ115及び可変抵抗器10
9を介して電圧電流変換器108に入力され、電圧電流
変換器108から検査電流信号が出力される。検査電流
信号は、スイッチ114及びゾーンセレクタの接点c及
び接点bを介してZONE1のスピーカライン及びスピ
ーカ21に入力され、この検査電流信号に対応する検査
電圧信号が整流回路116に入力され、直流検査電圧信
号に変換される。直流検査電圧信号は、コンパレータ1
10及び111に入力され、上述したように設定値V1
及びV2とそれぞれ比較される。
【0033】次に、検査電圧信号が設定値V1からV2
の範囲に入るように可変抵抗器109の抵抗値を調節す
る。このように調節された可変抵抗器109の抵抗値を
スピーカライン及びスピーカ21のインピーダンスの初
期値としてメモリ112に格納する。
【0034】ZONE2〜5についても上記と同様に可
変抵抗器109の抵抗値を測定し、初期値としてメモリ
112に格納する。ZONE1〜5について初期値の格
納が完了した後、スイッチ114を開き、ミュート回路
103を制御してパワーアンプ102に音声信号を入力
し、放送を再開する。
【0035】〔故障検知時〕リモコン3からCPU11
3への故障検知の起動入力又はCPU113の内臓イン
ターバルタイマにより、以下の故障検知シーケンスが開
始される。まず、CPU113がミュート回路103を
制御してパワーアンプ102への音声入力を遮断する。
次に、CPU113は、スイッチ114を閉じ、電圧電
流変換器108及び整流回路116と接点cとを接続す
る。続いて、CPU113は、ゾーンセレクタ107を
制御し、ZONE1に接続されている接点bのみを接点
aから接点cに接続する。
【0036】ZONE1のみを電圧電流変換器108及
び整流回路116と接続した後、メモリ118からZO
NE1の初期値(抵抗値)を読み出し、可変抵抗器10
9の抵抗値を初期値に設定する。可変抵抗器9の抵抗値
を初期値に設定した後、CPU113から設定電圧信号
をバンドパスフィルタ115に出力する。この状態で電
圧電流変換器108から初期設定時と同じ大きさの検査
電圧信号が出力される。検査電流信号は、ZONE1の
スピーカライン及びスピーカ21に入力され、この検査
電流信号に対応する検査電圧信号が整流回路116に入
力され、直流検査電圧信号に変換される。直流検査電圧
信号は、コンパレータ110及び111に入力され、上
述したように設定値V1及びV2とそれぞれ比較され
る。この比較結果によって、コンパレータ110及び1
11からCPU113にHigh又はLowの信号が入
力される。CPU113は、図3に示すように、ZON
E1のスピーカライン及びスピーカ21のインピーダン
スを評価する。
【0037】即ち、コンパレータ110及び111の出
力が共にHighである場合には、直流検査電圧値がV
1からV2の範囲にあり、ZONE1のスピーカライン
及びスピーカ21のインピーダンスは初期値からの変動
が小さいと評価する。このとき、ZONE1のスピーカ
ライン及びスピーカ21は正常であると評価し、ゾーン
セレクタ107を制御し、ZONE1に接続された接点
bを接点cから接点aに戻す。
【0038】コンパレータ110出力がHigh、コン
パレータ111の出力がLowである場合には、直流検
査電圧値がV1よりも低くなっており、ZONE1のス
ピーカライン及びスピーカ21のインピーダンスは初期
値よりも大幅に小さくなったと評価する。このとき、Z
ONE1のスピーカライン及びスピーカ21は短絡して
いると評価し、ゾーンセレクタ107を制御し、ZON
E1に接続された接点bを接点cに固定し、以後パワー
アンプ102からの出力をZONE1のスピーカライン
及びスピーカ21に出力しない。この場合、ZONE1
のスピーカライン又はスピーカ21に異常があることを
知らせるアラームが、CPU113からリモコン3に出
力される。
【0039】コンパレータ110出力がLow、コンパ
レータ111の出力がHighである場合には、直流検
査電圧値がV2よりも大きくなっており、ZONE1の
スピーカライン及びスピーカ21のインピーダンスは初
期値よりも大幅に大きくなったと評価する。このとき、
ZONE1のスピーカライン及びスピーカ21は断線し
ていると評価し、ゾーンセレクタ107を制御し、ゾー
ンセレクタ107を制御し、ZONE1に接続された接
点bを接点cから接点aに戻す。この場合、ZONE1
のスピーカライン又はスピーカ21に異常があることを
知らせるアラームが、CPU113からリモコン3に出
力される。
【0040】ZONE2〜5についても上記と同様に検
知を実行する。ZONE1〜5について故障の検知が終
了すると、スイッチ114を開き、ミュート回路103
を制御してパワーアンプ102に音声信号を入力する。
このとき、短絡していると判断されたゾーンのスピーカ
ライン及びスピーカ21〜25には、パワーアンプ10
2の出力が伝達されず、正常又は断線と判断されたゾー
ンのスピーカライン及びスピーカ21〜25にパワーア
ンプ102の出力が伝達される。
【0041】〔まとめ〕本実施形態によれば、スピーカ
ライン及びスピーカ2のインピーダンスの初期値と、故
障検知時におけるインピーダンスとを比較することによ
り、スピーカライン及びスピーカ2の短絡及び断線を検
知することができる。また、スピーカライン及びスピー
カ2の短絡及び断線を検知した場合には、該当スピーカ
ゾーン(ZONE1〜5)を切り離すことにより、パワ
ーアンプ102の故障を防止するとともに、正常なスピ
ーカゾーンについては放送を継続することができる。
【0042】また、構内放送システムの設置時に初期値
を設定し、可変抵抗器109を電気的に制御して抵抗値
を初期値として蓄積しておくので、初期設定作業を自動
化することができる。設定の自動化により、誤設定を防
止し、設置作業を容易にすることができる。
【0043】また、複数のスピーカゾーン(ZONE1
〜5)をCPU113により自動的に切り替えながら、
初期設定及び故障検知を行うことができるので、回路の
簡素化及び初期設定作業の短縮化を図ることができる。
【0044】また、スピーカライン又はスピーカ2から
の検知信号を受信する別線が必要ないので、構内放送シ
ステムの設置工事が容易となる。また、構内放送システ
ムのコストダウンを図ることができる。
【0045】ゾーンセレクタ107以外の故障検知装置
の構成が配置されたプリント基板は構内放送設備1に着
脱可能であるので、プリント基板をオプションとして販
売することができる。
【0046】〔他の実施形態〕上記実施形態では、5つ
のZONE1〜ZONE5に構内放送装置1が接続され
ている場合を示したが、5つ未満及び6つ以上のスピー
カゾーンに構内放送装置1が接続される場合も、上記と
同様の構成により故障検知装置を構成することができ
る。
【0047】また上記実施形態では、スピーカライン及
びスピーカ2に検査電流信号を入力し、検査電流信号に
対する検査電圧信号を評価したが、逆に、検査電圧信号
を入力し、検査電圧信号を評価するように構成してもよ
い。
【0048】また上記実施形態では、リモコン3から初
期設定/故障検知の起動信号が入力され、スピーカライ
ン及びスピーカ2の異常を知らせるアラームがリモコン
3に出力されているが、構内放送設備1本体に設けられ
たボタンから起動入力を受け付け、構内放送設備1本体
に設けられたLED等の表示部にアラームを出力するよ
うに構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、構内放送システムにお
いて、スピーカラインの故障検知が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る故障検知装置が採用
される構内放送システムの概略構成図。
【図2】本発明の一実施形態に係る故障検知装置の概略
構成図。
【図3】本発明の一実施形態に係る故障検知装置におけ
るインピーダンスの評価方法を説明するための図。
【符号の説明】
1 構内放送装置 2 スピーカ 107 ゾーンセレクタ 108 電圧電流変換器 109 電子ボリューム 110、111 コンパレータ 112 メモリ 113 CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声入力を増幅してスピーカに出力する構
    内放送装置に設けられるスピーカ故障検知装置であっ
    て、 前記構内放送装置の使用に先立ち前記スピーカのインピ
    ーダンスの初期値を測定し、前記初期値の測定後前記ス
    ピーカの故障検知のために前記インピーダンスを測定す
    る測定手段と、 前記スピーカを前記構内放送装置の出力又は前記測定手
    段に切り替える切替手段と、 前記スピーカのインピーダンスの初期値を蓄積する蓄積
    手段と、 前記スピーカのインピーダンスの測定値と前記初期値と
    を比較し、前記スピーカの短絡を検知する故障検知手段
    と、 前記故障検知手段により前記スピーカの短絡が検知され
    た場合に、前記スピーカと前記構内放送装置とを遮断す
    る遮断手段と、 を備えるスピーカ故障検知装置。
  2. 【請求項2】前記測定手段は、 前記スピーカに検査信号を供給する第1信号発生手段
    と、 前記検査信号に対して前記スピーカから出力される第1
    応答信号が正常範囲にあるか否かを判別する第1判別手
    段と、 前記応答信号が正常範囲にない場合に、前記応答信号が
    正常範囲に入るように前記検査信号の大きさを調節する
    調節手段と、 前記応答信号が正常範囲にある場合の前記検査信号を前
    記初期値として前記蓄積手段に格納する書込手段と、 前記蓄積手段に格納された前記初期値を前記スピーカに
    供給する第2信号発生手段と、 前記初期値に対して前記スピーカから出力される第2応
    答信号が正常範囲にあるか否か判別する第2判別手段と
    を有し、 前記故障検知手段は、前記第2判別手段による判別結果
    に基づいて前記スピーカの短絡を検知する、 請求項1に記載のスピーカ故障検知装置。
  3. 【請求項3】前記検査信号は電流信号であり、前記応答
    信号は電圧信号であり、 前記第1及び第2信号発生手段は電圧電流変換器を有
    し、 前記調節手段は、前記電圧電流変換器に接続され、電気
    的に可変可能な可変抵抗器を有し、 前記第1及び第2判別手段は、異なる設定値が設定され
    た2つのコンパレータを有し、 前記書込手段は、前記電圧信号が所定範囲にある場合の
    前記可変抵抗器の抵抗値を、前記初期値として前記蓄積
    手段に格納する、 請求項2に記載のスピーカ故障検知装置。
  4. 【請求項4】音声入力を増幅してスピーカに出力する構
    内放送システムに設けられるスピーカ故障検知装置によ
    りスピーカの故障を検知する検知方法であって、 前記スピーカのインピーダンスを測定し、前記インピー
    ダンスを初期値として格納する第1段階と、 前記スピーカのインピーダンスを再度測定し、前記再度
    測定されたインピーダンスを前記初期値と比較する第2
    段階と、 前記比較結果に基づいて前記スピーカの短絡を検知する
    第3段階と、 前記第3段階において前記スピーカが短絡していると判
    断された場合には、前記スピーカと前記構内放送装置と
    を遮断する第4段階と、 を含むスピーカ故障検知方法。
  5. 【請求項5】音声入力を増幅してスピーカに出力する構
    内放送装置であって、 音声入力を増幅し、スピーカに出力する増幅器と、 前記構内放送装置に着脱自在である請求項1から3のい
    ずれかに記載のスピーカ故障検知装置と、 を備える構内放送装置。
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