JP2002344916A - フォーカスグループインタビュー実行システム及びその実行方法及びフォーカスグループインタビュー実行プログラム - Google Patents

フォーカスグループインタビュー実行システム及びその実行方法及びフォーカスグループインタビュー実行プログラム

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JP2002344916A JP2001152342A JP2001152342A JP2002344916A JP 2002344916 A JP2002344916 A JP 2002344916A JP 2001152342 A JP2001152342 A JP 2001152342A JP 2001152342 A JP2001152342 A JP 2001152342A JP 2002344916 A JP2002344916 A JP 2002344916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間の有効的な利用が可能で且つコストの低
減化が計れると共に、フォーカスグループインタビュー
の結果が早期に得られるフォーカスグループインタビュ
ー実行システム及びフォーカスグループインタビュー実
行方法を提供する。 【解決手段】 フォーカスグループインタビューを実行
するサービスを提供する事業体2、インタビュー実施施
設4及びフォーカスグループインタビューを依頼したク
ライアント6が使用するモニタールーム7とが、適宜の
通信回線8を介して互いに接続された通信システムに於
いて、事業体2がクライアント6の依頼に基づいてイン
タビュー実施施設4に於いて開催するフォーカスグルー
プインタビューの状況を、クライアント6が、通信回線
8を介して、インタビュー実施施設4が設定されている
場所とは異なる場所に設けられているモニタールーム7
でモニターする様に構成されているフォーカスグループ
インタビュー実行システム100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーカスグルー
プインタビュー実行システム及びフォーカスグループイ
ンタビュー実行方法に関するものであり、特に詳しく
は、従来のフォーカスグループインタビューの実施と比
べて、時間の有効的な利用が可能で且つコストの低減化
が計れると共に、フォーカスグループインタビューの結
果が早期に得られるフォーカスグループインタビュー実
行システム及びフォーカスグループインタビュー実行方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、フォーカスグループインタビ
ューは、一般的に行われており、その実施の方法は多種
多様であるが、基本的な方法は、マーケティング開始予
定の特定のサービス或いは特定の商品に付いて特定の地
域に於けるフォーカスグループインタビュー結果が欲し
い場合に、当該フォーカスグループインタビューを実施
しようとする当該新製品、新サービス商品を発売しよう
とする企業(クライアント)は、その地域に於て必要な
パネラーを集め、その地区でフォーカスグループインタ
ビューを実施する必要がある為、当該企業(クライアン
ト)の担当役員、担当責任者、担当者等かなりの人数の
人が当該企業の存在場所から当該地域に移動して、当該
フォーカスグループインタビューをモニターする事が必
要であった。
【0003】その為、場合によっては、当該フォーカス
グループインタビューに出席しなければならない担当者
が出席出来なかったり、当該フォーカスグループインタ
ビューの設定、及び人材の移動等に相当の費用が必要と
なっていた。又、従来の方法に於いては、当該フォーカ
スグループインタビューが終了してから、その結果を分
析し、必要なデータや画像情報を含むテキスト化された
報告書を当該クライアントの責任者が当該フォーカスグ
ループインタビューを開催したサービス企業から入手す
る迄に長期間かかり、当該新製品、新商品の開発スピー
ドに影響を与える事も多かった。
【0004】更に、従来のフォーカスグループインタビ
ューに於いては、当該フォーカスグループインタビュー
を特定の地域で実施する場合に、当該インタビュー実施
施設の隣室に例えば、マジックミラー等で仕切られたモ
ニタールームが設けられており、当該モニタールームに
当該フォーカスグループインタビューを企画した企業
(クライアント)の担当者等が出席して、当該インタビ
ュー実施施設内でのフォーカスグループインタビュー状
況をモニターする様になっているが、当該フォーカスグ
ループインタビューの前の部分の状況を忘れてしまった
り、パネラーの発言で重要な部分を聞き漏らすと言う事
も多くあり、効率的で正確な情報を得る事が難しいとい
う問題が有った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記した従来技術の欠点を改良し、時間の有効的な
利用が可能で且つコストの低減化が計れると共に、フォ
ーカスグループインタビューの結果に関する質的な向上
とフォーカスグループインタビューの結果が早期に得ら
れると言う便宜性の向上が可能なフォーカスグループイ
ンタビュー実行システム及びフォーカスグループインタ
ビュー実行方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明に於ける第1の態様は、少
なくとも、通信機能を有する情報端末を持つ、フォーカ
スグループインタビューを実行するサービスを提供する
事業体、通信機能を有する情報端末を備えたフォーカス
グループインタビューを実行するインタビュー実施施設
及び通信機能を有する情報端末を有する、当該フォーカ
スグループインタビューを依頼したクライアントが使用
するモニター部とが、適宜の通信回線を介して互いに接
続可能に配置されている通信システムに於いて、当該事
業体が、当該クライアントの依頼に基づいて当該インタ
ビュー実施施設に於いて開催される当該フォーカスグル
ープインタビューの状況を、当該クライアントが、当該
通信回線を介して、当該インタビュー実施施設が設定さ
れている場所とは異なる場所に設けられている当該モニ
ター部に於いてモニターする事が出来る様に構成されて
いるフォーカスグループインタビュー実行システムであ
り、又、本発明に於ける第2の態様は、少なくとも、通
信機能を有する情報端末を持つ、フォーカスグループイ
ンタビューを実行するサービスを提供する事業体、通信
機能を有する情報端末を備えたフォーカスグループイン
タビューを実行するインタビュー実施施設及び通信機能
を有する情報端末を有する、当該フォーカスグループイ
ンタビューを依頼したクライアントが使用するモニター
部とが、適宜の通信回線を介して互いに接続可能に配置
されている通信システムに於いて、当該事業体が、当該
クライアントの依頼に基づいて、当該クライアントが希
望する場所に設けられた当該インタビュー実施施設に於
いて開催される当該フォーカスグループインタビューの
状況を、当該クライアントが、当該通信回線を介して、
当該インタビュー実施施設が設定されている場所とは異
なる場所で且つ当該クライアントの希望する場所に設け
られている当該モニター部に於いてモニターする様に構
成されているフォーカスグループインタビュー実行方法
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該フォーカスグル
ープインタビュー実行システム及びフォーカスグループ
インタビュー実行方法は、上記した様な技術構成を採用
しているので、海外を含む遠隔地に於いて当該フォーカ
スグループインタビューを実行する場合でも、クライア
ントは、例えば本社のある場所に於いて、リアルタイム
でフォーカスグループインタビュー及び調査に参加出来
る事になり、実施した調査の内容に関する画像情報や音
声情報をリアルタイムでクライアント側に配信する事が
出来るので、クライアントの要望にフレキシブルに対応
出来ると同時に、当該クライアントとパネラー或いは事
業体との間での双方向コミュニケーションサービスが提
供されるものである。
【0008】又、当該フォーカスグループインタビュー
に関する調査の報告書も、当該フォーカスグループイン
タビューが終了してから極めて短時間にテキスト化され
てクライアントに送付されるので、クライアント側とし
ては、商品の設計、販売計画、販売地区、販売時期等、
所定の商品に対する販売戦略を容易に且つ迅速に決定す
る事が可能となるシステムが提供されるものである。特
に、当該フォーカスグループインタビューを海外で実施
する場合、必要な言語間の同時通訳或いは同時翻訳シス
テムの併用する事によって、インターナショナルなフォ
ーカスグループインタビューを容易に実現する事も可能
である。
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係るフォーカスグループイ
ンタビュー実行システム及びフォーカスグループインタ
ビュー実行方法の一具体例の構成を図面を参照しながら
詳細に説明する。即ち、図1は、本発明に係るフォーカ
スグループインタビュー実行システム100に関する一
具体例の構成の概要を示す図であって、図中、少なくと
も、通信機能を有する情報端末1を持つ、フォーカスグ
ループインタビューを実行するサービスを提供する事業
体2、通信機能を有する情報端末3を備えたフォーカス
グループインタビューを実行する為のインタビュールー
ムを含むインタビュー実施施設4及び通信機能を有する
情報端末5を有し、当該フォーカスグループインタビュ
ーを依頼したクライアント6が使用するモニター部7と
が、適宜の通信回線8を介して互いに接続可能に配置さ
れている通信システムに於いて、当該事業体2が、当該
クライアント6の依頼に基づいて当該インタビュー実施
施設4に於いて開催される当該フォーカスグループイン
タビューの状況を、当該クライアント6が、当該通信回
線8を介して、当該インタビュー実施施設4が設定され
ている場所とは異なる場所に設けられている当該モニタ
ー部7に於いてモニターする事が出来る様に構成されて
いるフォーカスグループインタビュー実行システム10
0が示されている。
【0010】本発明に於ける当該インタビュー実施施設
4は、例えば、インタビュールームの様な閉鎖的空間内
でインタビューが実行されるもので有っても良く、場合
によっては、オープン空間、青空空間で当該インタビュ
ーが実行されるように構成されたもので有っても良い。
本発明に於ける当該インタビュー実施施設4には、司会
者9と複数のパネラー10のそれぞれに割り当てられた
領域、例えば、座席若しくはテーブルと座席で構成され
る様な領域11、12がそれぞれ配置されていると同時
に、当該司会者9が、当該クライアントの意向に従っ
て、予め定められたプログラムに沿って、特定商品の説
明、効能、商品の形状、使い方等をパネラーに説明する
為の、所謂プレゼンテーション用のテレビを含むモニタ
ー手段である表示手段13が設けられると共に、当該司
会者9が専用に使用する情報入力手段14及びモニター
手段15が設けられている。
【0011】本発明に於いては、当該司会者が、自ら当
該情報入力手段14を使用して、所定のプレゼンテーシ
ョンを自己のモニター手段15で確認しながらプレゼン
テーション用モニター手段13に所定の情報を表示する
様に構成されていても良く、又、当該プレゼンテーショ
ンは、当該事業体2が当該クライアント6との間で予め
定められたプログラムに沿って自動的に表示される様に
構成されているもので有っても良い。一方、当該インタ
ビュー実施施設4内には、当該フォーカスグループイン
タビューに参加しているパネラー10及び司会者9の内
で、現在発言しているパネラー10或いは司会者9の方
向に専ら指向して当該発言者の画像情報又は音声情報の
少なくとも何れかの情報を収集する情報収集手段16と
が設けられている。
【0012】係る情報収集手段16は、例えば、当該発
言者の音声或いは顔の動き等を検知して、その方向、つ
まり発言している司会者9或いは一人のパネラー10の
方向に音声情報入力部或いは画像情報入力部を指向させ
て、当該発言者の音声情報及び/又は当該発言者の動
き、顔の表情等の画像情報を収集して当該事業体の通信
機能を有する情報端末を介して、当該事業体に設けられ
た適宜の記憶手段に送信する機能を有するものである。
当該情報収集手段16は、例えば、CCDカメラを含む
画像撮像装置で有ってもよく、又、高性能マイクロフォ
ンで有っても良い。
【0013】更に、本発明に於いては、上記した情報収
集手段16の他に、当該インタビュー実施施設4内の適
宜の位置に、当該フォーカスグループインタビューに参
加しているパネラー10及び司会者9一部或いは全部の
画像情報が音声情報と共に得られる様な撮像手段30
0、例えば固定式或いは可動式のズーム型のカメラを少
なくと一つ、好ましくは複数個配置しておき、当該イン
タビュー実施施設4内の全体的な雰囲気をクライアント
が理解出来る様にしておく事も好ましい。本発明に於け
る当該フォーカスグループインタビュー実行システム1
00に於いては、当該情報収集手段16が収集した音声
情報或いは画像情報は、当該インタビュー実施施設4に
設けられている当該情報端末3から当該通信回線8を介
して当該事業体2の情報端末1に即時的に送信され、当
該事業体2に設けられている適宜の記憶手段17に格納
されると同時に、当該クライアント6が有する当該モニ
タールーム7に接続されている当該情報端末5にも即時
的に送信され、当該クライアント6は、当該モニタール
ーム7に設けられている適宜の表示手段18を介して当
該インタビュー実施施設4の状況をモニターすることが
出来る様に構成されているものである。
【0014】当該クライアントに於ける通信機能を有す
る端末5は、例えばパソコンで構成されていても良く、
又、当該クライアント側の当該モニタールーム7に設け
られている表示手段18及び音声再生手段19は、当該
パソコン5とは別体に設けられているもので有ってもよ
く、又当該パソコン5に一体化されたディスプレイ手段
及びスピーカーで有っても良い。本発明に於ける当該事
業体2は、上記した様な、クライアント6の要請に応じ
て、クライアントが希望する場所で、クライアントが希
望する性格、特性を有するパネラーを招集して、クライ
アント6が希望する内容のフォーカスグループインタビ
ューを実行して、その結果を即時的にクライアント6に
フィードバックするサービスを提供する企業体である。
その為、本発明に於ける当該事業体2は、サービスプロ
バイダを構成するものであり、当該事業体2が有する当
該通信機能を有する情報端末1はサーバ機能を有する事
が望ましい。
【0015】一方、本発明に於いて使用される当該通信
回線8は、有線若しくは無線による電話回線網、CAT
Vシステム、光ファイバーを使用したブロードバンド通
信システム或いはインターネットの何れかで構成される
ものであり、好ましくは、インターネットである。又、
本発明に於ける当該クライアント6に属する当該モニタ
ー部の一例であるモニタールーム7、当該インタビュー
実施施設4等に設けられる当該通信機能を有する情報端
末3、5は、デスクトップ型パソコン、ラップトップ型
パソコン、携帯型電話、モバイル型ノートパソコン、ゲ
ームパソコン、PDA等から選択された少なくとも一つ
で構成されているものである。特に、クライアント側6
に於いては、当該クライアント側の担当者が、当該モニ
タールーム7とは異なる場所にいて、当該フォーカスグ
ループインタビューをモニターする場合もあり得る。そ
の為に、当該クライアント側のモニター部は、モニター
ルーム7に限るものではなく、デスクトップ型パソコ
ン、ラップトップ型パソコン、モバイル型ノートパソコ
ン、ゲームパソコン6’で有っても良く又、携帯型電
話、PDA等6”で構成されているものであっても良
い。
【0016】一方、本発明に於いて使用される当該イン
タビュー実施施設4は、日本全国如何なる場所にでも設
置する事が可能であり、更には、海外にも設置する事が
可能である。そして、本発明に於ける当該インタビュー
実施施設4は、特定の建物の中に従来に於ける様な閉鎖
空間からなるインタビュールームの形式で有っても良
く、建物外部に設ける事も出来、更には、車両、船舶、
航空機、等の移動可能体上に設ける事も可能である。更
に、本発明に於ける当該インタビュー実施施設4は、イ
ンターネットを利用したサイバー空間内に形成されるも
のであっても良い。
【0017】同様に、クライアント6としては、従来の
システムとは異なり、クライアント6自身は、本社の建
物、支店、研究所等何れかの建物の特定の部屋に当該モ
ニター手段7と必要な机或いは椅子等を設置して、そこ
に、当該フォーカスグループインタビューを担当する担
当者、企画責任者、会社、企業の経営者等が集まって、
当該表示手段18及び音声再生手段19からの情報を確
認しながら、当該フォーカスグループインタビューの状
況を監視する事が出来る。従って、クライアント側が、
当該フォーカスグループインタビューを実施したい地域
に出掛ける必要は全くなくなる事になる。従って、本発
明に於いては、当該クライアントの本社が例えば、九州
にある場合で、当該フォーカスグループインタビューを
東京や大阪等或いはハワイ等で実施したい場合でも、当
該クライアント6は、当該本社のモニタールーム7で当
該フォーカスグループインタビューの状況を確認する事
が可能となる。
【0018】本発明に於ける当該クライアント6側の当
該モニタールーム7は、当該クライアント6が使用して
いる建物内に設けられた通信機能を有する情報端末5つ
まりパソコンそのものであっても良く、又移動可能な通
信機能を有する情報端末、例えば携帯電話そのもので構
成されていても良い。この場合には、当該クライアント
の特定の担当者は、移動しながら当該フォーカスグルー
プインタビューの状況を確認する事が可能となる。本発
明に於いては、当該事業体2は、自己のサービスを第3
者に周知させる為に、通常の宣伝活動を行う事も当然で
あるが、特には、当該事業体2が提供するフォーカスグ
ループインタビュー実施サービスを当該通信回線8を介
して公開する事が望ましく、より好ましくは、当該サー
ビスをインターネット上に当該事業体2のホームページ
を開設し、当該ホームページを介して公開するものであ
る。
【0019】又、本発明に於いては、当該事業体2は、
当該フォーカスグループインタビュー実行システムの利
用を希望するクライアント6がアクセスしてきた場合に
は、事前に当該クライアント6と直接面談するか、電
話、ファックス或いはインターネットを介したメイル、
或いはチャット手段を利用して、相互に意見交換を行
い、当該フォーカスグループインタビューの実行に関
し、開発プロジェクトの概要、背景、目的、アクション
スタンダード、対象者条件、インタビューフロー、スケ
ジュール、費用概算、、フォーカスグループインタビュ
ーの形式、フォーカスグループインタビューの進め方、
プレゼンテーションの形式或いはその方法、質問の形式
或いはその内容、時期、開催場所、対象パネラーの選択
基準、デモンストレーション、プレゼンテーションの内
容、パネラーの数、グループの数、招集するパネラーの
特性等に関して取決めを行い、当該取決めに基づいて所
定のフォーカスグループインタビュー実行プログラムを
作成し、当該プログラム格納手段に格納しておくもので
ある。
【0020】当該事業体2は、自己が所有するフォーカ
スグループインタビューのノウハウ、経験、データベー
ス、等を駆使して、当該クライアント6が意図するフォ
ーカスグループインタビューの最適な実施プログラムを
設計し、決定する。つまり、一例として、クライアント
が開発中の商品コンセプトに関する消費者の反応を見る
為に、その商品コンセプトの想定されるターゲットの消
費者を6−8人集めた座談会(インタビュー)を調査会
社に依頼することになるが、その場合、実施前にクライ
アントと調査会社との間で、パネラーのリクルーティン
グの為の対象者条件、並びに実施時の質問のフロー等に
関して、複数回にわたる詳細な打合せを行う必要があ
る。当該事業体2は、当該決定された内容に基づくフォ
ーカスグループインタビューを実行するプログラムを作
成し、当該プログラムを当該事業体2が所有する所定の
記憶手段17に格納する。
【0021】その後、当該事業体2は、決定された当該
フォーカスグループインタビュー実行プログラムに従っ
て、例えば、当該通信回線8を介してパネラー10の選
定基準を公開すると同時にパネラーの公募を行う事にな
る。つまり、本発明に於いては、主としてインターネッ
トを使用してパネラーの公募から以降の操作をソフト的
に実行するものであるが、当該パネラーの公募に関して
は、従来の様な、電話或いは郵便を利用したリクルート
方法を併用する事も可能である。例えば、当該事業体2
は、当該通信回線8を介して、ホームページ等で複数の
パネラーを公募して、予め定められた基本的な属性に合
うパネラーをランダムに選定すると同時に或いは別に電
話若しくは郵便を使用した従来の方法によって募集した
パネラー群から当該基本的な属性に合うパネラーをラン
ダムに選定した後、当該基本属性を基準としてランダム
リクルートされた複数のパネラー応募者に対して、当該
通信回線を介したホームページ若しくは電子メールによ
って、更に心理的属性に関するアンケート調査を実行し
てパネラーの絞り込みを行う方法を使用する事も可能で
ある。
【0022】当該パネラーの選択は、当該フォーカスグ
ループインタビューの結果を左右するくらい重要な事項
であり、フォーカスグループインタビューでは、出席者
(パネラー)が会話を通じてお互いに刺激し合って、与
えられた話題を発展・展開させる交互作用(グループダ
イナミックス)が重要な要因であり、井戸端会議の様な
状況で、テーマに関するディスカッションが進むのが理
想的である。その為には、パネラーがテーマに対して共
通の関心を持って、自由に発言しやすい状況をつくる為
に、基本属性(年齢・性別・職業の有無・未既婚・調査
内容に固有の属性―例えばある商品の使用者である事
等)が同一のパネラーを選定するのが重要な方法であ
る。通常、1つのグループでの評価だけでは、構成する
パネラーの質に左右されやすい為、基本属性が同質な2
つのグループでの評価によって調査結果を判断する事が
多く、その為にも基本属性、つまり表層基本属性(デモ
グラフィック)が共通なパネラーを構成する事が重要で
ある。
【0023】現状の問題点として、一般的に欧米人と比
べて日本人は、初対面の人々と自由に話をする事が苦手
であり、基本属性が同一であっても、性格やライフスタ
イル、価値基準が異なると、「井戸端会議」的な交互作
用が働く自由なディスカッションを実現する事が難し
く、パネラーによってインタビューの結果が大きく左右
される事が多い。しかしながら現状の電話によるリクル
ーティングでは、性格やライフスタイル、価値基準とい
った、個々人の内面的な属性を判断する為の詳細な質問
をする事が難しい為に、基本属性によってパネラーを選
定しているのが現状である。本発明に於いては、上記し
た従来の問題点を解決する為に、当該事業体2は、当該
公募に対して、従来のリクルート方法及び、又はインタ
ーネット等を介して応募のあったパネラー10希望者の
中から、更に心理的要因を加味した選考基準を使用して
パネラー10の絞り込みを行う事が好ましい。
【0024】つまり、上記の様な心理的要因を加味した
選考を実施する事によって、個々人の基本属性以上の内
面的な情報を収集し、クラスター分析等の手法を用いて
性格やライフスタイル、価値基準等が近い集団でフォー
カスグループインタビューを実施する事により、活発な
ディスカッションを実現させる事が可能になる。具体的
には、最初のパネラー10の公募は、当該クライアント
6の希望するパネラー10に関する一般的でかつ外面的
な要件、換言すれば、パネラー10個々人の基本属性
(例えば、年令、性別、既婚、未既婚、生活地域、職
業、フォーカスグループインタビュー開催日に出席可能
か否か、趣味等)を当該事業体2のホームページ40に
掲載するか、従来のリクルート方法を利用して、応募者
を募集し、応募してきたパネラー候補者に対して、心理
的或いは内面的な条件を基準に個々のパネラー候補者に
例えば、電子メール等を活用してアンケートを送付し
て、回答を求める様な方法も望ましい。
【0025】当該心理的或いは内面的な条件としては、
パネラー個人個人の性格、価値基準、ライフスタイル等
を特定出来る質問であって、例えば、 ──新しい商品に興味を示すほうだ、 ──自分の意見を主張するほうだ、 ──友達と一緒にいて話題に事欠かない、 ──よくしゃべるほうだ、 ──ひとの話は聞くほうだ、 ──まわりの人と協調しあって生きる事は大切だ、 ──仕事以外に熱中できる趣味を持っている、 等から構成されているものである。
【0026】上記した方法によって、最終的に、所定の
数のパネラー10が選出され、各パネラーに、当該フォ
ーカスグループインタビューが実施される特定の日時
に、当該インタビュー実施施設4である特定のインタビ
ュールーム4に集合する様に通知を、例えばインターネ
ットを介して各パネラー決定者に通知する。その後、所
定の日時に所定のインタビュー実施施設4に司会者9と
複数のパネラー10とが集合し、又、クライアント6も
当該クライアント6側のモニタールーム7に集合した
後、当該司会者9が、フォーカスグループインタビュー
開始信号を当該システム100に入力するか、タイマー
を使用した自動的操作によって、当該プログラムをスタ
ートさせる事によって、所定のフォーカスグループイン
タビューが、当該司会者9によって、進行される。その
間、当該事業体2は、主に当該システムの運用の監視を
行う事になる。
【0027】本発明に於いて、当該フォーカスグループ
インタビューが開始されると、当該事業体2では、当該
インタビュー実施施設4から送信されてきた当該フォー
カスグループインタビューの状況を示す当該音声情報若
しくは画像情報が、当該事業体2に設けられている適宜
の記憶手段17に逐次格納されると共に、当該クライア
ントに対して同時的或いは所定の遅延時間を介して配信
するものである。又、当該事業体2では、当該インタビ
ュー実施施設4から逐次送信されてくる音声情報若しく
は画像情報或いはその双方を、予め定められたキーワー
ド或いは項目別、或いは時間帯別、パネラー個人別にそ
れぞれ区分して記憶する事も望ましい。
【0028】本発明に於ける当該フォーカスグループイ
ンタビューに於ける音声情報及び画像情報を当該通信回
線を介して当該事業体2若しくは当該クライアント6に
配信する為には、例えば、ストリーミングメディア−配
信側(エンコーダー)において映像・音声等をファイル
形式に転換して、Real Player(登録商
標),Quick Time(登録商標),Windo
ws Media Player,Net Meeti
ng(登録商標)等のソフトによって受信側(デコーダ
ー)に視聴を可能にする技術が使用でき、或いはビデオ
会議システム(VCS:Video Conferen
ceSystem)等のソフトを使用する事も可能であ
る。更に、当該事業体2に於いては、フォーカスグルー
プインタビューに関する各種の音声情報及び画像情報を
検索する為に、例えば、速記録等のテキスト型データを
解析・検索するソフトウェア・システム或いは、映像・
音声等について見出し付け機能やキーワードからの検索
システムを使用する事も可能であり、更には、当該フォ
ーカスグループインタビューの結果を分析する為に、例
えば、適宜の統計処理ソフト、データ管理ソフト等のソ
フトを使用して適宜の統計処理を実行する機能を備えて
いることが望ましい。
【0029】この様に、インタビュー実施施設4に於け
る各種の情報を、適宜のコード情報を付して整理して記
憶する事によって、後刻、当該クライアント6が、特定
の音声情報若しくは画像情報を再生して見たい場合に
は、即時に当該特定の音声情報若しくは画像情報を再生
し、確認する事が可能である。つまり、本発明に於いて
は、当該クライアント6は、当該モニタールーム7に於
ける情報端末5を操作して、任意の時間に当該事業体2
の当該所定の記憶手段17に格納されている当該フォー
カスグループインタビューに係る音声情報若しくは画像
情報を当該モニタールーム7に設けられた当該表示手段
18に容易に且つ迅速に再生する事が出来る。即ち、本
発明に於いては、当該クライアント6は、当該モニター
ルーム7に於ける情報端末5を操作して、任意の時間に
当該事業体2の当該所定の記憶手段17に格納されてい
る当該フォーカスグループインタビューに係る音声情報
若しくは画像情報の内から、所望する特定の情報のみを
選択的に当該モニタールーム7に設けられた当該表示手
段18に再生する事が出来る様に構成されている。
【0030】一方、本発明に於いては、当該事業体2
は、当該フォーカスグループインタビューを実行する為
の各種のデータ或いは当該フォーカスグループインタビ
ュー実行マニュアルを格納したデータベース20、フォ
ーカスグループインタビューを実行する為のアプリケー
ションソフトウェア23を格納したソフトウェア格納手
段21及び各種の操作の実行を制御する中央演算手段
(CPU)22とが設けられている事が望ましく、更に
は、当該事業体2に於ける当該ソフトウェア格納手段2
1には、当該フォーカスグループインタビューの実行中
に、当該インタビュー実施施設4から送信されて来る音
声情報をテキストに逐次的に変換する音声テキスト変換
ソフトウェア24が含まれている事も望ましい。本発明
に於ける当該事業体2に於ける当該ソフトウェア格納手
段21には、当該フォーカスグループインタビューの実
行中に、当該インタビュー実施施設4から送信されて来
る音声情報及び画像情報とから、画像情報を含むテキス
トを逐次的若しくは所定の時間経過後に作成する為のテ
キスト作成ソフトウェア25が含まれている事も好まし
い。
【0031】一方、本発明に於ける当該通信回線8に
は、通信機能を有する情報端末27を有し、且つ当該フ
ォーカスグループインタビューで発生する音声情報を逐
次的に速記録してテキスト化する機能を有する速記録作
成部26が接続されている。本発明に於ける当該速記録
作成部26は、従来は、インタビュールーム4に併設し
て設けられていたが、本発明に於いては、当該事業体2
内に設けて於いても良く、或いは海外を含めた当該クラ
イアント6の所在地、当該事業体2の所在地、当該イン
タビュールーム4の所在地とは全く異なる場所に設ける
事も可能である。当該速記録作成部26には、音声情報
を聞きながら、速記技術を使用して文章を作成する速記
録作成者を配置しておくか、パネラーの声をテキスト型
データに変換するソフトウェア・システムである音声変
換システム、例えば、図1のソフト格納手段に格納され
ているIBM・Via Voice等のソフトウェア、
を使用する事によって、パネラーの発言を逐次的にテキ
ストに変換処理して、当該事業体2の記憶手段17に送
信する様に構成されているものである。或いは、上記し
た音声変換システムを使用して作成されたテキストを速
記録作成者が修正するか、当該速記録作成者が作成した
テキストを音声変換システムを使用して修正する事も可
能である。
【0032】更に、本発明に於いては、日本で実施され
るフォーカスグループインタビューを海外に配信する場
合には、同時通訳或いは同時翻訳操作が必要となる。
又、外国に於て実施されるフォーカスグループインタビ
ューを日本やその他の国でクライアントがモニターする
場合でも同時通訳或いは同時翻訳操作が必要となる。そ
の為、本発明に於いては、当該通信回線8には、通信機
能を有する情報端末29を有し、且つ当該フォーカスグ
ループインタビューで発生する音声情報を逐次的に、現
在使用されている言語から予め定められた他の言語に通
訳若しくは翻訳する機能を有する1つ乃至複数の通訳・
翻訳部28が接続されている事も望ましい。
【0033】本発明に於いては、当該個々の通訳・翻訳
部28には、特定の言語を他の特定の言語に翻訳した
り、同時通訳する事が可能な翻訳者、通訳者を必要人数
それぞれ配置しておくものであってもよく、又適切な同
時翻訳ソフトウェアを使用する事も可能であり、又、当
該事業体2内に設けて於いても良く、或いは海外を含め
た当該クライアント6の所在地、当該事業体2の所在
地、当該インタビュールーム4の所在地とは全く異なる
場所に設ける事も可能である。かかる構成によって、日
本人のみのパネラーで構成されたグループでのフォーカ
スグループインタビューの結果を外国にいるクライアン
トがモニターしたい場合、或いは外国に於て外国人のみ
のパネラーで構成されたグループでのフォーカスグルー
プインタビューの内容を日本においてクライアントがモ
ニターしたい場合等では、同時通訳或いは同時翻訳シス
テムを併用する事によって、容易に且つリアルタイムで
そのインタビュー状況を把握する事が可能となり、グロ
ーバルなフォーカスグループインタビューを行う事が可
能となる。
【0034】又、当該フォーカスグループインタビュー
を外国で実施する場合でも、同様の効果を得る事が可能
である。又、本発明に於いては、当該速記録作成部26
は、先に当該音声テキスト変換ソフトウェアによって作
成されたテキストをチェックして、誤りの部分或いは意
味不明瞭な部分を速記録作成者によって修正して、正し
いテキストを作成する機能を有する事も望ましい。更
に、本発明に於いては、当該通訳・翻訳部28は、既に
作成されたテキスト或いは、修正テキストから、自動翻
訳ソフト或いは適宜の翻訳者を使用して翻訳テキストを
作成する機能を有する事も望ましい。
【0035】一方、本発明に於いては、当該通信回線8
を含む当該フォーカスグループインタビュー実行システ
ムに於いては、当該インタビュー実施施設4に於ける当
該通信機能を有する情報端末3を介して、当該司会者9
が当該司会者専用の音声或いはデータ入力端末を介し
て、フォーカスグループインタビュー中にパネラーから
出された質問或いは要請の内容等を当該アドバイザー3
2或いはクライアント6に伝達し、当該パネラーに対す
る回答内容の指示を受ける様に構成されている事も好ま
しい具体例である。又、本発明に於ける当該フォーカス
グループインタビューの実行中に、当該インタビュー実
施施設から出力される当該画像情報或いは音声情報に、
予め定められた適宜のキーワード或いは検査項目を付与
して、当該事業体2に設けられた当該記憶手段17に格
納しておき、当該各情報の再生時、或いは報告書作成時
に適宜の検索機能を使用して所定の情報を検索しえる様
に構成されている事も望ましい。
【0036】その他、本発明に於いては、当該通信回線
8には、通信機能を有する情報端末30を有し、且つ当
該インタビュー実施施設4に隣接した部位に配置されて
いるアドバイザ配置部31が設けられており、当該アド
バイザ配置部31は、少なくとも一人のアドバイザ32
が配置され、当該クライアント6、6’、6”からの追
加質問事項、ディスプレイの追加変更等の指示が出され
た場合のそれ等の質問や変更事項を整理し或いは順序建
を行い、その結果を当該アドバイザが当該インタビュー
実施施設4の司会者に直接口頭若しくはメモを手渡す
か、当該アドバイザ配置部に設けられた当該情報端末に
於ける所定の入力手段を使用して当該司会者9のモニタ
ー手段15上に表示する事によって当該司会者に伝達す
る様に構成され、当該司会者9は、その指示に沿って、
追加質問をパネラーに対して実行するか、表示手段に表
示されているプレゼンテーション部分の変更、修正、或
いは、展示しているサンプルの変更、取替えを実行する
様に構成されている事も好ましい。
【0037】更に、本発明に於いては、当該事業体2
は、当該クライアント6の依頼により実施した当該フォ
ーカスグループインタビューで得られた全ての情報を当
該事業体が所有する適宜の記憶手段17に格納し、当該
クライアント6の要請に応じて、当該情報を適宜加工処
理して、当該クライアント6に配信若しくは配布する様
に構成されている事も望ましい。本発明に於ける当該事
業体2は、当該クライアント6に対して、実行された当
該フォーカスグループインタビューに対する費用の請求
及び支払い方法を規定した課金システム41を当該通信
回線8上に設けている事も望ましい。本発明に係るフォ
ーカスグループインタビューに付いて、上記の具体例で
は、主に調査対象として商品コンセプトを例にとって説
明したが、フォーカスグループインタビューは同様の流
れで、広告・パッケージデザイン・試作品・商品の使用
実態など、様々な調査対象の案件に一般的に使用する事
が可能である。上記した様に、本発明にかかるフォーカ
スグループインタビューの実行に際しては、当該クライ
アント6と当該事業体2との間で事前に、上記各項目を
作り上げていく為に、従来の様に実際に会って打合せを
重ねる代わりにインターネットを活用して、オンライン
上のコミュニケーションにより効率的に事前打合せを進
める事ができる。
【0038】又、本発明に於いては、当該フォーカスグ
ループインタビューの実施に際しては、通常、クライア
ント側6の参加者はインタビューをマジックミラー越し
に、または設置された隠しカメラからの映像をテレビモ
ニターを通じて別室で観察する方法が採用されている
が、この為、参加者が限られる上に、追加質問も参加者
の関心事のみに限定されるとか、クライアント側の責任
者が参加できない場合には、インタビューの模様を共有
できない為に、調査会社が分析する事後の調査報告を待
たねばならず、時間的なロスが生じるとか、通常1.5
〜2時間のインタビューにおいて、全てのパネラー10
の意見を聞き漏らさぬ様に集中し続ける事はむずかし
く、大事な発言を聴き逃す事があると言った問題が指摘
されており、更には、事業体2の担当者がクライアント
の追加質問をモデレーター(司会)に伝える場合、イン
タビュールームに入ってメモを手渡す事になり、この為
インタビューの妨げにもなると言う問題も有った。又、
従来に於いては、パネラーに提示する調査対象物(商品
コンセプト・パッケージのモックアップ・TV広告のビデ
オテープ等)はアナログ素材であり、調査実施中の素材
の取扱いは見た目スマートでないばかりか手間と時間が
かかり、調査の運営上非効率的であり、また、その場で
の修正が不可能であると言う問題も有った。
【0039】これに対し、本発明に於いては、フォーカ
スグループインタビュー実施会場の制約が無く、クライ
アントは何人でも参加できるし、責任者も自社オフィス
から手軽に参加できることから、レポートを待たずに結
論に関するコンセンサスがスピーディに得られる事、速
記録の同時配信により、大事な発言を聞き逃すことなく
調査を観察できる事、オンラインによるモデレーター
(司会者)とのコミュニケーションとデジタル化された
調査対象物により、スムーズで効率的な調査の運営・進
行が期待できる事等多くの優れた効果を発揮するもので
ある。本発明に係るフォーカスグループインタビュー方
法に於いては、パネラーに提示する資料は、実物のサン
プル等を除いては、殆どデジタル化されているので、プ
レゼンテーションを行うに際し、パッケージの表示、コ
ンセプトの説明等、調査対象物を容易に修正、追加操作
を行う事が可能であり、事情の変化に対する即時的な対
応が可能となる。
【0040】更には、従来は、調査終了後調査会社は2
−3週間を費やして調査内容の分析、報告書の作成を行
う為、クライアントの開発業務は時間的なロスが大き
く、然かも一連の調査データ・報告書はアナログデータ
でクライアントに提出され、ファイリング等のスペース
を必要とするし、検索する際の便宜性やセキュリティも
悪かったのに対し、本発明に於いては、テキスト化され
た速記録が即時に完成出来ると共に、必要な情報、デー
タが容易に検索出来又再生する事が出来るので、レポー
ティングの迅速化が可能であると同時に、確認も容易で
あり、クライアントの開発業務の大幅なスピードアップ
が 期待できる他、サーバー上の一元管理によって、情
報の安全性・便宜性が高まると共に、時間的には調査結
果報告を数日中に作成する事が可能になる。
【0041】次に、本発明にかかるフォーカスグループ
インタビュー実行方法の構成及びその手順の具体例を詳
細に説明する。即ち、本発明にかかるフォーカスグルー
プインタビュー実行方法は、上記した説明から明らかな
様に、少なくとも、通信機能を有する情報端末を持つ、
フォーカスグループインタビューを実行するサービスを
提供する事業体、通信機能を有する情報端末を備えたフ
ォーカスグループインタビューを実行するインタビュー
実施施設及び通信機能を有する情報端末を有する、当該
フォーカスグループインタビューを依頼したクライアン
トが使用するモニター部とが、適宜の通信回線を介して
互いに接続可能に配置されている通信システムに於い
て、当該事業体が、当該クライアントの依頼に基づい
て、当該クライアントが希望する場所に設けられた当該
インタビュー実施施設に於いて開催される当該フォーカ
スグループインタビューの状況を、当該クライアント
が、当該通信回線を介して、当該インタビュー実施施設
が設定されている場所とは異なる場所で且つ当該クライ
アントの希望する場所に設けられている当該モニター部
に於いてモニターする様に構成されているフォーカスグ
ループインタビュー実行方法であり、より具体的には、
上記の方法に於いて、当該インタビュー実施施設には、
複数のパネラーと司会者のそれぞれに割り当てられた領
域と、プレゼンテーション様の表示手段、当該司会者が
専用に使用する情報入力手段及びモニター手段及び、当
該フォーカスグループインタビューに参加しているパネ
ラー及び司会者の内で発言しているパネラー或いは司会
者の方向に専ら指向して当該発言者の画像情報又は音声
情報の少なくとも何れかの情報を収集する情報収集手段
とを設けておくと共に、当該事業体には、少なくとも、
当該インタビュー実施施設に設けられている当該情報端
末から当該通信回線を介して当該事業体の情報端末に即
時的に送信される当該画像情報又は音声情報の少なくと
も一方を格納する記憶手段を設けておき、当該インタビ
ュー実行中に於て、少なくとも、発言している当該司会
者若しくはパネラーの発言内容を含む音声情報を当該事
業体の当該記憶手段に記憶させると共に、当該クライア
ントのモニター部に於て当該音声情報が再生される様に
構成されたフォーカスグループインタビュー実行方法で
ある。
【0042】本発明に於ける当該フォーカスグループイ
ンタビュー実行方法に於いては、当該音声情報は、当該
インタビュー実行中に於ける発言者の画像情報を伴って
配信する様に構成する事も好ましい。又、本発明に於い
ては、当該事業体では、当該インタビュー実施施設から
送信されてきた当該フォーカスグループインタビューの
状況を示す当該音声情報若しくは画像情報を予め定めら
れたキーワード或いは項目別に区分して記憶しておき、
後のクライアントからの要請に応じて、適宜に必要な部
分を検索して再生したりテキスト配信出来る様に構成さ
れている事も好ましい。一方、本発明に於けるフォーカ
スグループインタビュー実行方法に於いては、当該クラ
イアントは、当該モニター部に於ける情報端末を操作し
て、任意の時間に当該事業体の当該所定の記憶手段に格
納されている当該フォーカスグループインタビューに係
る音声情報若しくは画像情報の一部或いは全部を当該モ
ニター部に設けられた当該表示手段に再生する事が出来
る様に構成されているものである。
【0043】更に、本発明に於けるフォーカスグループ
インタビュー実行方法に有っては、当該事業体は、当該
フォーカスグループインタビューの実行中に、当該イン
タビュー実施施設から送信されて来る音声情報を適宜の
音声テキスト変換ソフトウェアを使用して逐次的に若し
くは所定の時間経過後にテキストに変換する様に構成さ
れている事が好ましく、又、当該音声テキスト変換ソフ
トウェアを使用する代わりに速記技術を持ったオペレー
タを配しており、即時的に音声情報をテキスト化する事
も可能であり、更には、当該音声情報を先ず音声テキス
ト変換ソフトウェアを使用して一旦仮のテキストを作成
した後、当該速記技術を持ったオペレータが当該仮のテ
キストをチェックして、或いは音声情報を再生しながら
チェックして正確なテキストにする様に構成されていて
も良い。
【0044】又、当該事業体は、当該フォーカスグルー
プインタビューの実行中に、当該インタビュー実施施設
から送信されて来る音声情報及び画像情報とから、画像
情報を含むテキストを逐次的若しくは所定の時間経過後
に作成する事も望ましい。その為に、当該事業体2は、
当該通信回線8上に速記録作成部26を設けておき、当
該フォーカスグループインタビューで発生する音声情報
を逐次的に速記録してテキスト化する様に構成されてい
る事も望ましい。更に、当該事業体は、当該通信回線上
に通訳・翻訳部28を設けておき、当該フォーカスグル
ープインタビューで発生する音声情報を逐次的に、現在
使用されている言語から予め定められた他の言語に通訳
若しくは翻訳する様に構成されている事も望ましい。更
に、本発明に於いては、上記した様に完成されたテキス
トを翻訳して他国語のテキストを作成する事も可能であ
る。
【0045】一方、本発明に於けるフォーカスグループ
インタビュー実行方法に於いては、当該通信回線8上で
且つ当該インタビュー実施施設4に隣接した部位にアド
バイザ配置部31を設けると共に当該アドバイザ配置部
31に、少なくとも一人のアドバイザ32を配置せしめ
ておき、当該クライアントからの追加質問事項、ディス
プレイの追加変更等の指示があった場合には、当該追加
質問事項、ディスプレイの追加変更等の要請を整理し或
いは順序建を行い、その結果を当該アドバイザから当該
インタビュー実施施設の司会者9に直接或いは間接的に
通報する様に構成されている事も好ましい。
【0046】又、本発明に於けるフォーカスグループイ
ンタビュー実行方法に於いては、当該事業体は、当該ク
ライアントの依頼により実施した当該フォーカスグルー
プインタビューで得られた全ての情報を当該事業体が所
有する適宜の記憶手段に格納し、当該クライアントの要
請に応じて、当該情報を適宜加工処理して、当該クライ
アントに配信若しくは配布する様に構成されているもの
である。更に、本発明に於けるフォーカスグループイン
タビュー実行方法に於いては、当該事業体は、当該フォ
ーカスグループインタビューが終了した後、予め定めら
れた時間内に、当該インタビュー中に於て得られた各種
の情報を分析した報告書を作成して当該クライアントに
配布する様に構成されている。
【0047】以上述べた本発明にかかるフォーカスグル
ープインタビュー実行方法の操作手順の一具体例は、即
ち、本発明に於けるフォーカスグループインタビュー実
行方法の一具体例としては、少なくとも、通信機能を有
する情報端末を持つ、フォーカスグループインタビュー
を実行するサービスを提供する事業体、通信機能を有す
る情報端末を備えたフォーカスグループインタビューを
実行するインタビュー実施施設及び通信機能を有する情
報端末を有する、当該フォーカスグループインタビュー
を依頼したクライアントが使用するモニター部とが、適
宜の通信回線を介して互いに接続可能に配置されている
フォーカスグループインタビュー実行システムに於い
て、当該事業体が、当該事業体で提供するフォーカスグ
ループインタビュー実行サービスの内容を当該通信回線
を介して公開する工程、当該フォーカスグループインタ
ビュー実行サービスを希望するクライアントからのアク
セスがあった場合、当該事業体と当該クライアントの間
で、直接面談形式或いは当該通信回線を介した情報交換
を通じて、フォーカスグループインタビューの実施に関
する細目を打ち合わせる工程、当該事業体は、当該クラ
イアントとの間で決定された当該フォーカスグループイ
ンタビュー実施方針をプログラム化して所定の記憶手段
に記憶する工程、当該事業体は、当該プログラム化され
た当該フォーカスグループインタビュー実施方針に沿っ
て決定されたパネラーの選考基準を当該通信回線上に公
開してパネラーの希望者を公募するか、或いは電話若し
くは郵送手段を介して当該パネラーの選考基準をランダ
ムに選択したパネラー候補者に通知して公募する工程、
応募してきたパネラー候補者に対して、更に当該通信回
線を介してアンケート調査を実行して、複数の最適なパ
ネラーを決定する工程、当該事業体が、当該クライアン
トの希望する地区に当該通信回線に接続された当該イン
タビュー実施施設を開設する工程、当該インタビュー実
施施設内に、当該フォーカスグループインタビュー中に
発言する司会者若しくはパネラーの方向に自動的に指向
され、当該発言中の司会者若しくはパネラーの発言を含
む音声情報若しくは当該発言中の司会者若しくはパネラ
ーの動作、或いは表情を含む画像情報を収集する情報収
集手段を配置する工程、当該司会者と当該複数のパネラ
ーを当該インタビュー実施施設に招集する工程、フォー
カスグループインタビュー開始後、当該司会者より、サ
ンプルの展示を含めたプレゼンテーション或いは当該事
業体から当該プログラムに沿って当該インタビュー実施
施設に送信されるプレゼンテーション情報を当該インタ
ビュー実施施設に設けられた表示手段に表示してプレゼ
ンテーションを実行する工程、発言中の個々のパネラー
の発言内容或いは発言時の態度、表情等の画像情報又は
音声情報を逐次当該事業体に送信し、当該情報を当該事
業体が有する適宜の記憶手段に記憶させる工程、当該事
業体に送信された当該フォーカスグループインタビュー
実行中の画像情報又は音声情報を当該クライアントのモ
ニター部に当該事業体から転送する工程、当該クライア
ントは、当該モニター部に設けられた適宜の表示手段を
介して、当該インタビュー実施施設で実行中の当該フォ
ーカスグループインタビューの状況を確認する工程、当
該事業体は、当該クライアントの要請に応じて、当該フ
ォーカスグループインタビューに於ける過去に発生した
当該画像情報又は音声情報の少なくとも一部を、当該ク
ライアントのモニター部に送信する工程、当該クライア
ントは、当該フォーカスグループインタビュー実行中に
追加の質問が発生した場合或いはプレゼンテーション内
容、展示サンプル等に追加若しくは変更が発生した場合
に、その情報を当該インタビュー実施施設の司会者にそ
の内容を当該通信回線を介して通知して、当該フォーカ
スグループインタビューで実行して貰う工程、当該事業
体は、当該フォーカスグループインタビューが終了した
場合に、予め定められた時間内に、当該インタビュー中
に於て得られた各種の情報を分析した報告書を作成して
当該クライアントに配布する工程、とから構成されてい
るフォーカスグループインタビュー実行方法である。
【0048】上記した本発明に係るフォーカスグループ
インタビュー実行方法の操作手順の一例を図2、図3及
び図4のフローチャートを参照しながら説明する。スタ
ート後、ステップ(S−1)に於いて、当該事業体が、
当該事業体で提供するフォーカスグループインタビュー
実行サービスの内容をインターネットを介して公開し、
ステップ(S−2)に於いて、当該フォーカスグループ
インタビュー実行サービスを希望するクライアントから
のアクセスが有ったか否かが判断され、NOの場合に
は、当該ステップ(S−2)の操作が繰り返され、YE
Sの場合には、ステップ(S−3)に進んで、当該事業
体と当該クライアントの間で、直接面談形式或いは当該
通信回線を介した情報交換を通じて、フォーカスグルー
プインタビューの実施に関する細目を打ち合わせる工程
が実行される。
【0049】次いで、ステップ(S−4)に於いて、当
該事業体は、当該クライアントとの間で決定された当該
フォーカスグループインタビュー実施方針をプログラム
化して所定の記憶手段に記憶する工程が実行された後、
ステップ(S−5)に於いて、当該事業体は、当該プロ
グラム化された当該フォーカスグループインタビュー実
施方針に沿って決定されたパネラーの選考基準を当該通
信回線上に公開してパネラーの希望者を公募する工程が
実行される。その後、ステップ(S−6)に於いて、パ
ネラーへの応募者のアクセスが有ったか否かが判断さ
れ、NOの場合には当該ステップ(S−6)の操作が繰
り返され、YESの場合には、ステップ(S−7)に進
む事になる。
【0050】一方、本発明に於ける他の具体例として
は、ステップ(S−4)に於いて、当該フォーカスグル
ープインタビュー実施方針のプログラム化が完成した
後、ステップ(S−60)に於て、当該決定されたパネ
ラーの選考基準をランダムに選択したパネラー候補に電
話或いは郵便でアンケート形式による募集を行う工程が
実行され、ステップ(S−61)に於て、応募してきた
パネラー候補者から所定数のパネラー候補者を選択して
ステップ(S−7)に進む事も可能である。ステップ
(S−7)に於いては、応募してきたパネラー候補者或
いは選択したパネラー候補者に対して、更に当該通信回
線を介して心理的要因を含むアンケート調査を実行し
て、ステップ(S−8)に於いて、応募パネラーからの
アンケートの返事が有ったか否かが判断され、NOの場
合には当該ステップ(S−8)の操作が繰り返され、Y
ESの場合には、ステップ(S−9)に進み、応募して
きたパネラー候補者に対して採用を決定する操作が実行
される。
【0051】次いで、ステップ(S−10)に進み、当
該採用が決定されたパネラーの数が所定の数に到達した
か否かが判断され、NOである場合には、ステップ(S
−5)に戻って上記の工程が繰り返され、YESである
場合には、ステップ(S−11)に於いて、選定された
パネラーのそれぞれに対して、採用通知と指定した日時
に指定した場所に参集する様指示を出す工程が実行され
る。その後、ステップ(S−12)に於いて、予め定め
られた日時が来て、司会者、パネラー、クライアントの
全てが、フォーカスグループインタビューの開始体制に
入った事を事業体が確認した後、当該フォーカスグルー
プインタビューが開始される。
【0052】ステップ(S−13)に於いて、司会者よ
りプレゼンテーションが行われ、必要な情報やサンプル
等が表示手段を介して、又は実物を展示してパネラーに
説明が行われ、フォーカスグループインタビューに入
り、所定の質問が開始され、ステップ(S−14)に於
いて、司会者或いはパネラーの何れかから発言が有るか
否かが判断され、NOであれば、ステップ(S−14)
が繰り返され、YESであれば、ステップ(S−15)
に進んで、当該フォーカスグループインタビュー実施施
設の壁部或いは天井近傍に配置したフォーカスグループ
インタビュールーム内部の司会者及びパネラーの一部或
いは全部の画像情報及び音声情報を把握する少なくとも
一つの撮像手段300によって当該フォーカスグループ
インタビュールーム内の全体或いはその一部を概括的に
把握する画像情報或いは音声情報を収集すると共に、当
該撮像装置及びマイク16を当該発言者の方向に指向さ
せ、当該発言者の音声情報を収録すると同時に当該発言
者の顔を中心とした画像情報を撮像する。
【0053】次いで、ステップ(S−16)に進み、当
該音声情報と画像情報を当該事業体2に送信する操作が
実行され、ステップ(S−17)に於いて、当該情報が
音声情報であるか否かが判断され、NOである場合、つ
まり画像情報の場合には、直接ステップ(S−18)に
於いて事業体に送信されると同時にステップ(S−1
9)に於いてクライアントにも送信される事になる。
尚、上記したステップ(S−15)とステップ(S−1
6)とはリアルタイムで実行される事もあることは言う
までもない。一方、ステップ(S−17)に於いて音声
情報の場合には、ステップ(S−20)に於いて、当該
音声情報を同時通訳するか否かが判断され、YESの場
合にはステップ(S−21)に於て同時通訳処理が実行
され、その結果は後述するステップ(S−22)に送ら
れる。
【0054】一方、ステップ(S−20)でNOの場合
には、ステップ(S−22)に於て、当該音声情報を音
声変換ソフトを使用してテキスト化するか否かが判断さ
れ、YESの場合には、ステップ(S−23)に於て自
動的にテキストが作成され、当該ステップ(S−22)
に於てNOである場合には、ステップ(S−24)に進
み、速記オペレータによりテキストを作成するか否かが
判断され、NOの場合には、音声情報は直接ステップ
(S−18)に於て当該事業体2に送信される事にな
り、一方、ステップ(S−24)においてYESである
場合には、ステップ(S−25)に進んで、当該速記オ
ペレータによりテキストが作成される。当該ステップ
(S−23)に於て自動的に作成されたテキストは、ス
テップ(S−26)に於て、当該テキストに修正を加え
るか否かが判断され、YESである場合には、ステップ
(S−24)に進んで、当該速記オペレータによりテキ
ストの修正が実行され、当該ステップ(S−26)に於
て、NOである場合には、ステップ(S−27)に進ん
で、当該テキストを翻訳するか否かが判断される事にな
る。
【0055】当該ステップ(S−25)に於て作成され
たテキストも当該ステップ(S−27)に於て当該テキ
ストを翻訳するか否かが判断される事になる。当該ステ
ップ(S−27)に於て、YESである場合には、ステ
ップ(S−28)に於て、翻訳操作が実行され、その結
果がステップ(S−18)に於て当該事業体2に送信さ
れることになり、又、当該ステップ(S−27)に於
て、NOである場合には、当該テキストがそのままステ
ップ(S−18)に於て当該事業体2に送信されること
になる。尚、本具体例に於て、当該ステップ(S−2
0)、ステップ(S−22)、ステップ(S−24)或
いはステップ(S−27)に於ける個々の判断は、予め
当該事業体2とクライアント6とが事前に決定したフォ
ーカスグループインタビュー実行プログラムに基づいて
決定された所定のフラッグをそれぞれ個別に、事前に立
てておく事で実行されるものである。
【0056】つまり、ステップ(S−19)に於いて
は、当該クライアント6は、少なくとも画像情報と音声
情報、及び必要によっては当該翻訳或いは通訳情報或い
はテキストとを当該事業体から即時、リアルタイムで配
信を受けその情報をステップ(S−30)に於いて当該
クライアントのモニター部で確認する事になる。一方、
当該事業体2に送信された画像情報と音声情報、通訳情
報、及びテキスト情報或いは翻訳されたテキスト情報と
を、ステップ(S−29)に於いて、当該事業体2が有
する適宜の記憶手段17に格納し、記憶する工程が実行
される。当該事業体による当該記憶手段17への記録
は、上記した様に、適宜のソフトを使用して、適宜のキ
ーワードを使用するか、時間帯別、パネラー別、テクニ
カルターム別に区分してマトリックス状に記憶する事も
望ましい。
【0057】次いで、ステップ(S−31)に於いて、
クライアントがモニター中に於いて所定の音声情報或い
は画像情報を再生したい場合が発生する。その場合に
は、ステップ(S−31)に於いて、再生の必要がある
か否か判断され、NOであればステップ(S−34)に
進むが、YESである場合には、ステップ(S−32)
に於いて、事業体に対して、所定の情報の再生を請求
し、当該事業体はステップ(S−33)に於て、要求さ
れている再生が必要な情報を当該記憶手段17をサーチ
して抽出しその結果をステップ(S−19)に於てクラ
イアントに送信して、ステップ(S−30)以下の工程
が繰り返される。
【0058】一方、ステップ(S−31)に於いて、ク
ライアントが再生の必要がないと判断した場合には、ス
テップ(S−34)に進んで、クライアントが追加質
問、プレゼンテーションの変更等の要件が発生したか否
かが判断され、YESであれば、ステップ(S−35)
に於いて、アドバイザに対して当該追加質問或いはプレ
ゼンテーションの変更、追加を通知し、ステップ(S−
36)に於いて、アドバイザが当該追加質問或いはプレ
ゼンテーションの変更、追加に対して、整理し又は順序
の設定を実行し、ステップ(S−37)でその情報を司
会者に直接メモを手渡すか、通信回線を介して、当該ア
ドバイザの通信端末から当該司会者のモニターに送信す
る工程が実行され、ステップ(S−38)に於いて、司
会者がパネラーに対して追加の質問を行うか、プレゼン
テーションの変更や追加を司会者の入力手段を使用して
表示手段に表示するか、変更或いは修正されたサンプル
をパネラーに提示する工程が実行される事になる。
【0059】次いで、ステップ(S−39)に進み、パ
ネラーの発言が有ったか否かが判断され、YESであれ
ば、ステップ(S−15)に戻って上記の各工程が繰り
返されるが、NOである場合には、ステップ(S−4
0)に進んで、当該フォーカスグループインタビューは
終了か否かが判断される。一方、ステップ(S−34)
に於いてNOである場合、つまり、クライアントに於い
て追加の質問等が無い場合には、ステップ(S−40)
に進んで、当該フォーカスグループインタビューは終了
か否かが判断される。その後、ステップ(S−40)に
於いて、NOである場合には、ステップ(S−13)に
戻って上記の各工程が繰り返され、YESである場合に
は、ステップ(S−41)に進んで、当該事業体が、当
該フォーカスグループインタビューの結果をテキスト化
し、必要に応じて画像情報を添付したレポートを作成
し、ステップ(S−42)に於いて当該レポートをクラ
イアントに送付若しくは送信する事になる。
【0060】その後、ステップ(S−43)に於いて、
クライアントが更に当該フォーカスグループインタビュ
ーに於ける所定の情報に付いて再生を要求するか否かが
判断され、YESであれば、ステップ(S−44)に於
いて、所定の情報の再生処理がクライアントから事業体
に送信され、ステップ(S−45)に於いて、当該特定
の情報がクライアントに配信され、クライアントがその
情報をモニターする工程が実行されてステップ(S−4
3)に戻る事になる。
【0061】一方、ステップ(S−43)でNOの場合
には、ステップ(S−46)に於い当該事業体2による
全体サマリーの作成が行われ、その結果がステップ(S
−47)に於て当該クライアントに送付され、ステップ
(S−48)に於て、クライアントが、再モニターを必
要とするか否かが判断され、NOであれば、ステップ
(S−52)に於て、当該クライアントによる当該全体
サマリーに対する了承が決定されるが、当該ステップ
(S−48)に於て、YESである場合には、ステップ
(S−49)に於て、クライアントが指定する所定の情
報が事業体からクライアントに送信され、ステップ(S
−50)に於いて、当該クライアントがその情報をモニ
ターする工程が実行されてステップ(S−51)に於
て、全体サマリーを修正する必要が有るか否かが判断さ
れ、NOであれば、ステップ(S−52)に戻るがYE
Sである場合には、ステップ(S−47)に戻って、上
記した各工程が繰り返される事になる。ステップ(S−
52)に於て、当該フォーカスグループインタビューに
関する分析情報に対してクライアントが了承するとステ
ップ(S−53)に於いて当該クライアントから事業体
に対して当該フォーカスグループインタビューの実行に
対する精算処理が実行されENDとなる。
【0062】本発明に於ける他の態様としては、少なく
とも、通信機能を有する情報端末を持つ、フォーカスグ
ループインタビューを実行するサービスを提供する事業
体、通信機能を有する情報端末を備えたフォーカスグル
ープインタビューを実行するインタビュー実施施設及び
通信機能を有する情報端末を有する、当該フォーカスグ
ループインタビューを依頼したクライアントが使用する
モニター部とが、適宜の通信回線を介して互いに接続可
能に配置されているフォーカスグループインタビュー実
行システムに於いて、当該事業体が、当該事業体で提供
するフォーカスグループインタビュー実行サービスの内
容を当該通信回線を介して公開する工程、当該フォーカ
スグループインタビュー実行サービスを希望するクライ
アントからのアクセスがあった場合、当該事業体と当該
クライアントの間で、直接面談形式或いは当該通信回線
を介した情報交換を通じて、フォーカスグループインタ
ビューの実施に関する細目を打ち合わせる工程、当該事
業体は、当該クライアントとの間で決定された当該フォ
ーカスグループインタビュー実施方針をプログラム化し
て所定の記憶手段に記憶する工程、当該事業体は、当該
プログラム化された当該フォーカスグループインタビュ
ー実施方針に沿って決定されたパネラーの選考基準を当
該通信回線上に公開してパネラーの希望者を公募する工
程、応募してきたパネラー候補者に対して、更に当該通
信回線を介してアンケート調査を実行して、複数の最適
なパネラーを決定する工程、当該事業体が、当該クライ
アントの希望する地区に当該通信回線に接続された当該
インタビュー実施施設を開設する工程、当該インタビュ
ー実施施設内に、当該フォーカスグループインタビュー
中に発言する司会者若しくはパネラーの方向に自動的に
指向され、当該発言中の司会者若しくはパネラーの発言
を含む音声情報若しくは当該発言中の司会者若しくはパ
ネラーの動作、或いは表情を含む画像情報を収集する情
報収集手段を配置する工程、当該司会者と当該複数のパ
ネラーを当該インタビュー実施施設に招集する工程、フ
ォーカスグループインタビュー開始後、当該司会者よ
り、サンプルの展示を含めたプレゼンテーション或いは
当該事業体から当該プログラムに沿って当該インタビュ
ー実施施設に送信されるプレゼンテーション情報を当該
インタビュー実施施設に設けられた表示手段に表示して
プレゼンテーションを実行する工程、発言中の個々のパ
ネラーの発言内容或いは発言時の態度、表情等の画像情
報又は音声情報を逐次当該事業体に送信し、当該情報を
当該事業体が有する適宜の記憶手段に記憶させる工程、
当該事業体に送信された当該フォーカスグループインタ
ビュー実行中の画像情報又は音声情報を当該クライアン
トのモニター部に当該事業体から転送する工程、当該ク
ライアントは、当該モニター部に設けられた適宜の表示
手段を介して、当該インタビュー実施施設で実行中の当
該フォーカスグループインタビューの状況を確認する工
程、当該事業体は、当該クライアントの要請に応じて、
当該フォーカスグループインタビューに於ける過去に発
生した当該画像情報又は音声情報の少なくとも一部を、
当該クライアントのモニター部に送信する工程、当該ク
ライアントは、当該フォーカスグループインタビュー実
行中に追加の質問が発生した場合或いはプレゼンテーシ
ョン内容、展示サンプル等に追加若しくは変更が発生し
た場合に、その情報を当該インタビュー実施施設の司会
者にその内容を当該通信回線を介して通知して、当該フ
ォーカスグループインタビューで実行して貰う工程、当
該事業体は、当該フォーカスグループインタビューが終
了した場合に、予め定められた時間内に、当該インタビ
ュー中に於て得られた各種の情報を分析した報告書を作
成して当該クライアントに配布する工程、とから構成さ
れているフォーカスグループインタビュー実行方法をコ
ンピュータに実行させる為のプログラムである。
【0063】
【発明の効果】本発明に係る当該フォーカスグループイ
ンタビュー実行システム及びフォーカスグループインタ
ビュー実行方法は、上記した様な技術構成を採用してい
るので、従来技術の欠点を改良し、フォーカスグループ
インタビューにかかるクライアント側の負担を大幅に低
減できると共に、フォーカスグループインタビューの準
備段階から実行終了までの時間を大幅な短縮、フォーカ
スグループインタビュー情報の一元化管理の実行による
セキュリティーの大幅な向上及び便宜性の向上とが可能
なフォーカスグループインタビュー実行システムの実現
を可能とするものである。更に、本発明に於いては、フ
ォーカスグループインタビュー情報の質的な向上が期待
出来る。
【0064】通常、フォーカスグループインタビューに
於いては、クライアントの参加者はインタビューをマジ
ックミラー越しに、または設置された隠しカメラからの
映像をテレビモニターを通じて別室で観察する。この
為、参加者が限られる上に、追加質問も参加者の関心事
のみに限定されるとか、クライアントの責任者が参加で
きない場合には、インタビューの模様を共有できない為
に、調査会社が分析する事後の調査報告を待たねばなら
ず、時間的なロスが生じる。更には、通常1.5〜2時
間のインタビューにおいて、全ての消費者の意見を聞き
漏らさぬ様に集中し続ける事はむずかしく、大事な発言
を聴き逃す事があるばかりか、調査会社の担当者或いは
クライアント側のアドバイザがクライアントの追加質問
をモデレーター(司会)に伝える場合、インタビュール
ームに入ってメモを手渡す事になり、この為インタビュ
ーの妨げにもなる。
【0065】又、従来、パネラーに提示する調査対象物
(商品コンセプト・パッケージのモックアップ・TV広
告のビデオテープ等)はアナログ素材であり、調査実施
中の素材の取扱いは見た目スマートでないばかりか手間
と時間がかかり、調査の運営上非効率的であると同時
に、その場での修正が不可能であると言う問題が存在し
ていたが、本発明に於いては、当該フォーカスグループ
インタビューの実施会場の制約が無く、クライアントは
何人でも参加できるし、責任者も自社オフィスから手軽
に参加できることから、レポートを待たずに結論に関す
るコンセンサスがスピーディに得られる。更には、本発
明に於いては、フォーカスグループインタビューは、速
記録の同時配信により、大事な発言を聞き逃すことなく
調査を観察できる。同様に、本発明に於けるフォーカス
グループインタビューに於いては、オンラインによるモ
デレーター(司会者)とのコミュニケーションとデジタ
ル化された調査対象物により、スムーズで効率的な調査
の運営・進行が期待できる。
【0066】一方、本発明に従来のフォーカスグループ
インタビューに於いては、調査終了後調査会社は2−3
週間を費やして調査内容の分析、報告書の作成を行う
為、クライアントの開発業務は時間的なロスが大きかっ
た他、一連の調査データ・報告書はアナログデータでク
ライアントに提出され、ファイリング等のスペースを必
要とするし、検索する際の便宜性やセキュリティも悪か
ったが、本発明に於けるフォーカスグループインタビュ
ー実行システムに於いては、レポーティングの迅速化に
より、クライアントの開発業務の大幅なスピードアップ
が期待できる他、フォーカスグループインタビューに関
する全ての情報を事業体がサーバー上で一元管理にする
様に構成されているので、フォーカスグループインタビ
ューに関する情報の安全性・便宜性、機密性が高まる事
になる。
【0067】又、従来のフォーカスグループインタビュ
ー方法によれば、事業体とクライアント間の打合せに手
間がかかかる上に調査内容の徹底に不備が生じ易く特に
遠隔地でのフォーカスグループインタビューの実行に際
しては不便であったが、本発明によっては、インターネ
ットを活用したオンライン会議、掲示板・チャットシス
テム・電子メール等を使用した打合せを採用する事によ
って、フェイストウフェイスの打合せでなくとも、遠隔
地で有っても、調査内容の詳細を双方で確認し、詳細な
フォーカスグループインタビュー実施プログラムを策定
出来る。又、従来のフォーカスグループインタビューに
於いては、パネラーは、外面的な基本属性要素(デモグ
ラフィック)のみによって決定されているので、パネラ
ーの質にばらつきが生じ易かったのに対し、本発明に於
いては、ウェブサイトや電子メール(携帯端末を含む)
を活用した詳細な質問アンケート等を使用してパネラー
を選定するものであるから、個々人の価値基準も含めた
詳細なパネラー対象者条件の設定によるパネラーの選定
が可能となり、特定の消費者セグメント等、より適切な
パネラーのリクルーティングが可能となる。
【0068】更には、従来に於いては、インタビューの
実施場所への移動に伴う時間的、費用的制約が多く、出
席出来ないクライアント側の担当者が見受けられ、特に
遠隔地に所在する企業の場合には特にその制約が大きか
ったが、本発明に於いては、インターネットを活用した
映像及び音声情報のオンライン配信(携帯端末を含む)
と双方向コミュニケーションが可能であり、又クライア
ントは、フォーカスグループインタビューの実施場所に
行かなくとも当該フォーカスグループインタビュー調査
に参加出来、必要な指示もオンラインで伝達出来る他、
特に遠隔地に所在する企業或いは海外の企業にとっては
時間的或いは費用的メリットが大きい。更には、従来の
フォーカスグループインタビューに於いては、調査に使
用される調査資料(コンセプトボード、パッケージデザ
イ広告等)は、アナログ素材で有るために、調査実施中
の取扱に手間がかかる上に、その場での修正、追加に対
応出来る様なフレキシブル性が無いのに対し、本願発明
では、このような問題は全く無い。
【0069】一方、従来に於いては、インタビューの結
果に事後分析と要約書を加えて、所定の報告書が提出さ
れる迄に数週間を要している為、企業の開発業務の過程
に於ける時間的ロスが大きいのに対して、本発明に於い
ては、インターネットを活用した映像情報及び音声情報
のオンライン配信(携帯端末を含む)と双方向コミュニ
ケーションを行う事が可能となり、又、クライアント
は、フォーカスグループインタビューの実施場所に行か
なくとも調査に参加出来、必要な指示もオンラインで伝
達出来る。特に遠隔地に所在する企業(海外も含む)に
とっては、時間的、費用的なメリットが大きい。更に、
本発明に於いては、海外に対する同時通訳の音声配信が
可能であるので、特に外資系等の企業に於いては、グロ
ーバルな環境で調査を実施する場合に有効である。
【0070】その他、本発明に於いては、同時速記、音
声変換技術による速記録配信を行う事によって、随時発
言を逐一把握する事が可能となる。又、デジタル化調査
使用(コンセプト・パッケージデザイン・広告等)をオ
ンライン配信する事によって、デジタル化された資料
は、高画質ディスプレイを使用する事によって取扱がス
マートに行われる上に、パネラーの反応に応じて即時に
修正・追加が可能である。又、本発明に於いては、映
像、音声、速記録等のデータをサーバー上に保管し、調
査後すぐに或いは調査中でも随時に閲覧が可能であり、
従って、時間的な制約を受けずに、実施調査の内容を確
認する事が可能となる。更に、本発明に於いては、独自
の検索ソフトを使用する事によって各種のデータを瞬時
に検索する事が可能となるので、必要な情報の検証を効
率的に行う事が可能である。又、本発明に於いては、自
動統計処理による分析と迅速なレポーティングが可能で
あり、従って、調査結果の質的な改善を実現し、又開発
業務のスピードを向上させる事も可能となる。一方、本
発明に於いては、クライアントの調査データを事業体に
於いて一元的に管理する事が出来るのでセキュリティー
サービスも可能であり、当該フォーカスグループインタ
ビューデータの安全性と便宜性を高める事が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるフォーカスグループイン
タビュー実行システムの一具体例の構成の概要を示すブ
ロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明に係るフォーカスグループイン
タビュー実行方法の一具体例に於ける操作手順を説明す
るフローチャートである。
【図3】図3は、本発明に係るフォーカスグループイン
タビュー実行方法の一具体例に於ける操作手順を説明す
るフローチャートである。
【図4】図4は、本発明に係るフォーカスグループイン
タビュー実行方法の一具体例に於ける操作手順を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1、3、5…通信機能を有する情報端末 2…事業体 4…インタビュー実施施設 6…クライアント 7…モニター部 8…通信回線 9…司会者 10…パネラー 11…司会者配置領域 12…パネラー配置領域 13…表示手段 14…司会者用入力手段 15…司会者用表示手段 16…情報収集手段 17…事業体の記憶手段 18…クライアント側表示手段 19…音声再生手段 20…データベース 21…ソフトウェア格納手段 22…中央演算手段(CPU) 23…アプリケーションソフトウェア 24…音声テキスト変換ソフトウェア 25…テキスト作成ソフトウェア 26…速記録作成部、テキスト作成部 27…通信機能を有する情報端末 28…通訳・翻訳部 29…通信機能を有する情報端末 30…通信機能を有する情報端末 31…アドバイザ配置部 32…アドバイザ 41…課金システム 40…ホームページ 100…フォーカスグループインタビュー実行システム 300…撮像手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 健一 神奈川県川崎市麻生区高石3−23−12 Fターム(参考) 5B085 AC11 BA06 BG07 5C064 AA02 AB03 AB04 AC02 AC05 AC06 AC14 AC16 AD08

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、通信機能を有する情報端末
    を持つ、フォーカスグループインタビューを実行するサ
    ービスを提供する事業体、通信機能を有する情報端末を
    備えたフォーカスグループインタビューを実行するイン
    タビュー実施施設及び通信機能を有する情報端末を有す
    る、当該フォーカスグループインタビューを依頼したク
    ライアントが使用するモニター部とが、適宜の通信回線
    を介して互いに接続可能に配置されている通信システム
    に於いて、当該事業体が、当該クライアントの依頼に基
    づいて当該インタビュー実施施設に於いて開催される当
    該フォーカスグループインタビューの状況を、当該クラ
    イアントが、当該通信回線を介して、当該インタビュー
    実施施設が設定されている場所とは異なる場所に設けら
    れている当該モニター部に於いてモニターする事が出来
    る様に構成されている事を特徴とするフォーカスグルー
    プインタビュー実行システム。
  2. 【請求項2】 当該インタビュー実施施設には、複数の
    パネラーと司会者のそれぞれに割り当てられた領域と、
    プレゼンテーション様の表示手段、当該司会者が専用に
    使用する情報入力手段及びモニター手段及び、当該フォ
    ーカスグループインタビューに参加しているパネラー及
    び司会者の内で発言しているパネラー或いは司会者の方
    向に専ら指向して当該発言者の画像情報又は音声情報の
    少なくとも何れかの情報を収集する情報収集手段とが設
    けられている事を特徴とする請求項1記載のフォーカス
    グループインタビュー実行システム。
  3. 【請求項3】 当該インタビュー実施施設には、更に、
    当該情報収集手段に加えて、当該インタビュー実施施設
    内の少なくとも一部の画像情報を撮像するインタビュー
    実施施設内部撮像手段が少なくとも一つ設けられている
    事を特徴とする請求項2記載のフォーカスグループイン
    タビュー実行システム。
  4. 【請求項4】 当該情報収集手段が収集した音声情報或
    いは画像情報は、当該インタビュー実施施設に設けられ
    ている当該情報端末から当該通信回線を介して当該事業
    体の情報端末に即時的に送信され、当該事業体に設けら
    れている適宜の記憶手段に格納されると同時に、当該ク
    ライアントが有する当該モニター部の当該情報端末にも
    即時的に送信され、当該クライアントは、当該モニター
    部に設けられている適宜の表示手段を介して当該インタ
    ビュー実施施設の状況をモニターすることが出来る様に
    構成されている事を特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載のフォーカスグループインタビュー実行システ
    ム。
  5. 【請求項5】 当該事業体では、当該インタビュー実施
    施設から送信されてきた当該フォーカスグループインタ
    ビューの状況を示す当該音声情報若しくは画像情報を予
    め定められたキーワード或いは項目別に区分して記憶す
    る事を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のフォ
    ーカスグループインタビュー実行システム。
  6. 【請求項6】 当該クライアントは、当該モニター部に
    於ける情報端末を操作して、任意の時間に当該事業体の
    当該所定の記憶手段に格納されている当該フォーカスグ
    ループインタビューに係る音声情報若しくは画像情報を
    当該モニター部で再生する事が出来る様に構成されてい
    る事を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のフォ
    ーカスグループインタビュー実行システム。
  7. 【請求項7】 当該クライアントは、当該モニター部に
    於ける情報端末を操作して、任意の時間に当該事業体の
    当該所定の記憶手段に格納されている当該フォーカスグ
    ループインタビューに係る音声情報若しくは画像情報の
    内から、所望する特定の情報のみを選択的に当該モニタ
    ー部に設けられた当該表示手段に再生する事が出来る様
    に構成されている事を特徴とする請求項6に記載のフォ
    ーカスグループインタビュー実行システム。
  8. 【請求項8】 当該事業体は、少なくともフォーカスグ
    ループインタビューを実行する為のアプリケーションソ
    フトウェアを格納したソフトウェア格納手段及び各種の
    操作の実行を制御する中央演算手段(CPU)とが設け
    られている事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記
    載のフォーカスグループインタビュー実行システム。
  9. 【請求項9】 当該事業体に於ける当該ソフトウェア格
    納手段には、当該フォーカスグループインタビューの実
    行中に、当該インタビュー実施施設から送信されて来る
    音声情報をテキストに逐次的に変換する音声テキスト変
    換ソフトウェアが含まれている事を特徴とする請求項1
    乃至8の何れかに記載のフォーカスグループインタビュ
    ー実行システム。
  10. 【請求項10】 当該事業体に於ける当該ソフトウェア
    格納手段には、当該フォーカスグループインタビューの
    実行中に、当該インタビュー実施施設から送信されて来
    る音声情報及び画像情報とから、画像情報を含むテキス
    トを逐次的若しくは所定の時間経過後に作成する為のテ
    キスト作成ソフトウェアが含まれている事を特徴とする
    請求項9記載のフォーカスグループインタビュー実行シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 当該通信回線には、通信機能を有する
    情報端末を有し、且つ当該フォーカスグループインタビ
    ューで発生する音声情報を逐次的に速記録してテキスト
    化する機能を有する速記録作成部が接続されている事を
    特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載のフォーカ
    スグループインタビュー実行システム。
  12. 【請求項12】 当該速記録作成部は、当該音声テキス
    ト変換ソフトウェアによって作成されたテキストを修正
    して修正テキストを作成する機能を有するものである事
    を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載のフォー
    カスグループインタビュー実行システム。
  13. 【請求項13】 当該通信回線には、通信機能を有する
    情報端末を有し、且つ当該フォーカスグループインタビ
    ューで発生する音声情報を逐次的に、現在使用されてい
    る言語から予め定められた他の言語に通訳若しくは翻訳
    する機能を有する通訳・翻訳部が接続されている事を特
    徴とする請求項1乃至12の何れかに記載のフォーカス
    グループインタビュー実行システム。
  14. 【請求項14】 当該通訳・翻訳部は、既に作成された
    テキストから、自動翻訳ソフト或いは適宜の翻訳者を使
    用して翻訳テキストを作成する機能を有する事を特徴と
    する請求項1乃至13の何れかに記載のフォーカスグル
    ープインタビュー実行システム。
  15. 【請求項15】 当該通信回線には、通信機能を有する
    情報端末を有し、且つ当該インタビュー実施施設に隣接
    した部位に配置されているアドバイザ配置部が設けられ
    ており、当該アドバイザ配置部は、少なくとも一人のア
    ドバイザが配置され、当該クライアントからの追加質問
    事項、ディスプレイの追加変更等の指示を整理し或いは
    順序建を行い、その結果を当該アドバイザが当該インタ
    ビュー実施施設の司会者に直接口頭若しくはメモを手渡
    すか、当該アドバイザ配置部に設けられた当該情報端末
    に於ける所定の入力手段を使用して当該司会者のモニタ
    ー手段上に表示する事によって当該司会者に伝達する様
    に構成されている事を特徴とする請求項1乃至14の何
    れかに記載のフォーカスグループインタビュー実行シス
    テム。
  16. 【請求項16】 当該通信回線は、当該インタビュー実
    施施設に於ける当該通信機能を有する情報端末を介し
    て、当該司会者が当該司会者専用の音声或いはデータ入
    力端末を介して、フォーカスグループインタビュー中に
    パネラーから出された質問或いは要請の内容等を当該ア
    ドバイザー或いはクライアントに伝達し、当該パネラー
    に対する回答内容の指示を受ける様に構成されている事
    を特徴とする請求項1乃至14の何れかに記載のフォー
    カスグループインタビュー実行システム。
  17. 【請求項17】 当該通信回線は、有線若しくは無線に
    よる電話回線網、CATVシステム、光ファイバーを使
    用したブロードバンド通信システム或いはインターネッ
    トを含んでいる事を特徴とする請求項1乃至16の何れ
    かに記載のフォーカスグループインタビュー実行システ
    ム。
  18. 【請求項18】 当該事業体が有する当該通信機能を有
    する情報端末はサーバ機能を有する事を特徴とする請求
    項1乃至17の何れかに記載のフォーカスグループイン
    タビュー実行システム。
  19. 【請求項19】 当該クライアントに属する当該モニタ
    ー部、当該インタビュー実施施設、当該速記録作成部、
    当該通訳・翻訳部或いは当該アドバイザ配置部にそれぞ
    れ設けられている当該通信機能を有する情報端末は、デ
    スクトップ型パソコン、ラップトップ型パソコン、携帯
    型電話、モバイル型ノートパソコン、PDA等から選択
    された少なくとも一つで構成されている事を特徴とする
    請求項1乃至18の何れかに記載のフォーカスグループ
    インタビュー実行システム。
  20. 【請求項20】 当該インタビュー実施施設は、移動可
    能に構成されている事を特徴とする請求項1乃至19の
    何れかに記載のフォーカスグループインタビュー実行シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 当該インタビュー実施施設は、サイバ
    ー空間に形成されるものである事を特徴とする請求項1
    乃至20記載のフォーカスグループインタビュー実行シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 当該モニター部は、当該クライアント
    が使用している建物内に設けられた通信機能を有する情
    報端末若しくは、移動可能な通信機能を有する情報端末
    で構成されている事を特徴とする請求項1乃至21の何
    れかに記載のフォーカスグループインタビュー実行シス
    テム。
  23. 【請求項23】 当該事業体は、当該事業体が提供する
    フォーカスグループインタビュー実施サービスを当該通
    信回線を介してクライアントに公開する事を特徴とする
    請求項1乃至22の何れかに記載のフォーカスグループ
    インタビュー実行システム。
  24. 【請求項24】 当該事業体は、決定された当該フォー
    カスグループインタビュー実行プログラムに従って、当
    該通信回線を介してパネラーの選定基準を公開すると同
    時にパネラーの公募を行う事を特徴とする請求項1乃至
    23何れかに記載のフォーカスグループインタビュー実
    行システム。
  25. 【請求項25】 当該事業体は、応募のあったパネラー
    希望者の中から更に心理的要因を加味した選考基準を使
    用してパネラーの絞り込みを行う事を特徴とする請求項
    24に記載のフォーカスグループインタビュー実行シス
    テム。
  26. 【請求項26】 当該事業体は、当該通信回線を介して
    実行された募集活動或いは、電話若しくは郵便を使用し
    た募集活動により、パネラーとしての基本属性を基準と
    してランダムリクルートされた複数のパネラー応募者に
    対して、当該通信回線を介したホームページ若しくは電
    子メールによって、更に心理的属性に関するアンケート
    調査を実行してパネラーの絞り込みを行う事を特徴とす
    る請求項21乃至25の何れかに記載のフォーカスグル
    ープインタビュー実行システム。
  27. 【請求項27】 当該事業体は、当該クライアントの依
    頼により実施した当該フォーカスグループインタビュー
    で得られた全ての情報を当該事業体が管理する適宜の記
    憶手段に格納し、当該クライアントの要請に応じて、当
    該情報を適宜加工処理して、当該クライアントに配信若
    しくは配布する様に構成されている事を特徴とする請求
    項1乃至26の何れかに記載のフォーカスグループイン
    タビュー実行システム。
  28. 【請求項28】 当該事業体は、当該クライアントに対
    して、実行された当該フォーカスグループインタビュー
    に対する費用の請求及び支払い方法を規定した課金シス
    テムを当該通信回線上に設けている事を特徴とする請求
    項1乃至27の何れかに記載のフォーカスグループイン
    タビュー実行システム。
  29. 【請求項29】 少なくとも、通信機能を有する情報端
    末を持つ、フォーカスグループインタビューを実行する
    サービスを提供する事業体、通信機能を有する情報端末
    を備えたフォーカスグループインタビューを実行するイ
    ンタビュー実施施設及び通信機能を有する情報端末を有
    する、当該フォーカスグループインタビューを依頼した
    クライアントが使用するモニター部とが、適宜の通信回
    線を介して互いに接続可能に配置されている通信システ
    ムに於いて、当該事業体が、当該クライアントの依頼に
    基づいて、当該クライアントが希望する場所に設けられ
    た当該インタビュー実施施設に於いて開催される当該フ
    ォーカスグループインタビューの状況を、当該クライア
    ントが、当該通信回線を介して、当該インタビュー実施
    施設が設定されている場所とは異なる場所で且つ当該ク
    ライアントの希望する場所に設けられている当該モニタ
    ー部に於いてモニターする様に構成されている事を特徴
    とするフォーカスグループインタビュー実行方法。
  30. 【請求項30】 当該インタビュー実施施設には、複数
    のパネラーと司会者のそれぞれに割り当てられた領域
    と、プレゼンテーション様の表示手段、当該司会者が専
    用に使用する情報入力手段及びモニター手段及び、当該
    フォーカスグループインタビューに参加しているパネラ
    ー及び司会者の内で発言しているパネラー或いは司会者
    の方向に専ら指向して当該発言者の画像情報又は音声情
    報の少なくとも何れかの情報を収集する情報収集手段と
    を設けておくと共に、当該事業体には、少なくとも、当
    該インタビュー実施施設に設けられている当該情報端末
    から当該通信回線を介して当該事業体の情報端末に即時
    的に送信される当該画像情報又は音声情報の少なくとも
    一方を格納する記憶手段を設けておき、当該インタビュ
    ー実行中に於て、少なくとも、発言している当該司会者
    若しくはパネラーの発言内容を含む音声情報を当該事業
    体の当該記憶手段に記憶させると共に、当該クライアン
    トのモニター部に於て当該音声情報が再生される様に構
    成される事を特徴とする請求項29記載のフォーカスグ
    ループインタビュー実行方法。
  31. 【請求項31】 当該音声情報は、当該インタビュー実
    行中に於ける発言者の画像情報を伴う様に構成する事を
    特徴とする請求項30記載のフォーカスグループインタ
    ビュー実行方法。
  32. 【請求項32】 当該事業体では、当該インタビュー実
    施施設から送信されてきた当該フォーカスグループイン
    タビューの状況を示す当該音声情報若しくは画像情報を
    予め定められたキーワード或いは項目別に区分して記憶
    する事を特徴とする請求項29乃至31の何れかに記載
    のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  33. 【請求項33】 当該クライアントは、当該モニター部
    に於ける情報端末を操作して、任意の時間に当該事業体
    の当該所定の記憶手段に格納されている当該フォーカス
    グループインタビューに係る音声情報若しくは画像情報
    の一部或いは全部を当該モニター部で再生する事が出来
    る様に構成されている事を特徴とする請求項29乃至3
    2の何れかに記載のフォーカスグループインタビュー実
    行方法。
  34. 【請求項34】 当該事業体は、当該フォーカスグルー
    プインタビューの実行中に、当該インタビュー実施施設
    から送信されて来る音声情報を適宜の音声テキスト変換
    ソフトウェアを使用して逐次的に若しくは所定の時間経
    過後にテキストに変換する事を特徴とする請求項29乃
    至33の何れかに記載のフォーカスグループインタビュ
    ー実行方法。
  35. 【請求項35】 当該事業体は、当該フォーカスグルー
    プインタビューの実行中に、当該インタビュー実施施設
    から送信されて来る音声情報及び画像情報とから、画像
    情報を含むテキストを逐次的若しくは所定の時間経過後
    に作成する事を特徴とする請求項34記載のフォーカス
    グループインタビュー実行方法。
  36. 【請求項36】 当該事業体は、当該通信回線上に速記
    録作成部を設けておき、当該フォーカスグループインタ
    ビューで発生する音声情報を逐次的に速記録してテキス
    ト化する事を特徴とする請求項29乃至35の何れかに
    記載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  37. 【請求項37】 当該事業体は、当該通信回線上に通訳
    ・翻訳部を設けておき、当該フォーカスグループインタ
    ビューで発生する音声情報を逐次的に、現在使用されて
    いる言語から予め定められた他の言語に通訳若しくは翻
    訳する事を特徴とする請求項29乃至36の何れかに記
    載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  38. 【請求項38】 当該速記録作成部は、当該音声テキス
    ト変換ソフトウェアによって作成されたテキストを修正
    して修正テキストを作成する機能を有するものである事
    を特徴とする請求項36又は37に記載のフォーカスグ
    ループインタビュー実行方法。
  39. 【請求項39】 当該通訳・翻訳部は、既に作成された
    デキストから、自動翻訳ソフト或いは適宜の翻訳者を使
    用して翻訳テキストを作成する機能を有する事を特徴と
    する請求項37に記載のフォーカスグループインタビュ
    ー実行システム。
  40. 【請求項40】 当該事業体は、当該通信回線上で且つ
    当該インタビュー実施施設に隣接した部位にアドバイザ
    配置部を設けると共に当該アドバイザ配置部に、少なく
    とも一人のアドバイザを配置せしめておき、当該クライ
    アントからの追加質問事項、ディスプレイの追加変更等
    の指示があった場合には、当該追加質問事項、ディスプ
    レイの追加変更等の要請を整理し或いは順序建を行い、
    その結果を当該アドバイザから当該インタビュー実施施
    設の司会者に直接或いは間接的に通報する様に構成され
    ている事を特徴とする請求項29乃至39の何れかに記
    載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  41. 【請求項41】 当該通信回線は、当該インタビュー実
    施施設に於ける当該通信機能を有する情報端末を介し
    て、当該司会者が当該司会者専用の音声或いはデータ入
    力端末を介して、フォーカスグループインタビュー中に
    パネラーから出された質問或いは要請の内容等を当該ア
    ドバイザー或いはクライアントに伝達し、当該パネラー
    に対する回答内容の指示を受ける様に構成されている事
    を特徴とする請求項29乃至40にの何れかに記載のフ
    ォーカスグループインタビュー実行システム。
  42. 【請求項42】 当該通信回線は、有線若しくは無線に
    よる電話回線網、CATVシステム、光ファイバーを使
    用したブロードバンド通信システム或いはインターネッ
    トを含んでいる事を特徴とする請求項29乃至41の何
    れかに記載のフォーカスグループインタビュー実行方
    法。
  43. 【請求項43】 当該インタビュー実施施設は、国内外
    を問わず任意の地域に移動してその地域に設置する事を
    特徴とする請求項29乃至42の何れかに記載のフォー
    カスグループインタビュー実行方法。
  44. 【請求項44】 当該インタビュー実施施設は、サイバ
    ー空間に形成されるものである事を特徴とする請求項4
    3記載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  45. 【請求項45】 当該モニター部は、当該クライアント
    が使用している建物内に設けられた通信機能を有する情
    報端末、移動体内に設けられた通信機能を有する情報端
    末、若しくは、移動可能な通信機能を有する情報端末そ
    のもので構成されている事を特徴とする請求項29乃至
    44の何れかに記載のフォーカスグループインタビュー
    実行方法。
  46. 【請求項46】 当該事業体は、当該事業体が提供する
    フォーカスグループインタビュー実施サービスを当該通
    信回線を介してクライアントに公開する事を特徴とする
    請求項29乃至45の何れかに記載のフォーカスグルー
    プインタビュー実行方法。
  47. 【請求項47】 当該事業体は、当該フォーカスグルー
    プインタビュー実行システムの利用を希望するクライア
    ントと事前に当該フォーカスグループインタビューの実
    行に関し、その形式、方法、手順、時期、開催場所、対
    象パネラーの選択基準、デモンストレーション、プレゼ
    ンテーションの内容、パネラーに対する質問事項、等に
    関して相互に情報交換を行い、当該決定された内容に基
    づくフォーカスグループインタビューを実行するプログ
    ラムを作成し、当該プログラムに従ってフォーカスグル
    ープインタビューを実行する事を特徴とする請求項29
    乃至48の何れかに記載のフォーカスグループインタビ
    ュー実行方法。
  48. 【請求項48】 当該事業体は、決定された当該フォー
    カスグループインタビュー実行プログラムに従って、当
    該通信回線を介してパネラーの選定基準を公開すると同
    時にパネラーの公募を行う事を特徴とする請求項47記
    載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  49. 【請求項49】 当該事業体は、応募のあったパネラー
    希望者の中から更に心理的要因を加味した選考基準を使
    用してパネラーの絞り込みを行う事を特徴とする請求項
    48に記載のフォーカスグループインタビュー実行方
    法。
  50. 【請求項50】 当該事業体は、当該通信回線を介して
    実行された募集活動或いは、電話若しくは郵便を使用し
    た募集活動により、パネラーとしての基本属性を基準と
    してランダムリクルートされた複数のパネラー応募者に
    対して、当該通信回線を介したホームページ若しくは電
    子メールによって、更に心理的属性に関するアンケート
    調査を実行してパネラーの絞り込みを行う事を特徴とす
    る請求項29乃至49の何れかに記載のフォーカスグル
    ープインタビュー実行システム。
  51. 【請求項51】 当該事業体は、当該クライアントの依
    頼により実施した当該フォーカスグループインタビュー
    で得られた全ての情報を当該事業体が管理する適宜の記
    憶手段に格納し、当該クライアントの要請に応じて、当
    該情報を適宜加工処理して、当該クライアントに配信若
    しくは配布する様に構成されている事を特徴とする請求
    項29乃至50の何れかに記載のフォーカスグループイ
    ンタビュー実行方法。
  52. 【請求項52】 当該事業体は、当該フォーカスグルー
    プインタビューが終了した後、予め定められた時間内
    に、当該インタビュー中に於て得られた各種の情報を分
    析した報告書を作成して当該クライアントに配布する事
    を特徴とする請求項29乃至51の何れかに記載のフォ
    ーカスグループインタビュー実行方法。
  53. 【請求項53】 少なくとも、通信機能を有する情報端
    末を持つ、フォーカスグループインタビューを実行する
    サービスを提供する事業体、通信機能を有する情報端末
    を備えたフォーカスグループインタビューを実行するイ
    ンタビュー実施施設及び通信機能を有する情報端末を有
    する、当該フォーカスグループインタビューを依頼した
    クライアントが使用するモニター部とが、適宜の通信回
    線を介して互いに接続可能に配置されているフォーカス
    グループインタビュー実行システムに於いて、当該事業
    体が、当該事業体で提供するフォーカスグループインタ
    ビュー実行サービスの内容を当該通信回線を介してクラ
    イアントに公開する工程、 当該フォーカスグループインタビュー実行サービスを希
    望するクライアントからのアクセスがあった場合、当該
    事業体と当該クライアントの間で、直接面談形式或いは
    当該通信回線を介した情報交換を通じて、フォーカスグ
    ループインタビューの実施に関する細目を打ち合わせる
    工程、 当該事業体は、当該クライアントとの間で決定された当
    該フォーカスグループインタビュー実施方針をプログラ
    ム化して所定の記憶手段に記憶する工程、 当該事業体は、当該プログラム化された当該フォーカス
    グループインタビュー実施方針に沿って決定されたパネ
    ラーの選考基準を当該通信回線上に公開してパネラーの
    希望者を公募する工程、 応募してきたパネラー候補者に対して、更に当該通信回
    線を介してアンケート調査を実行して、複数の最適なパ
    ネラーを決定する工程、 当該事業体が、当該クライアントの希望する地区に当該
    通信回線に接続された当該インタビュー実施施設を開設
    する工程、 当該インタビュー実施施設内に、当該フォーカスグルー
    プインタビュー中に発言する司会者若しくはパネラーの
    方向に自動的に指向され、当該発言中の司会者若しくは
    パネラーの発言を含む音声情報若しくは当該発言中の司
    会者若しくはパネラーの動作、或いは表情を含む画像情
    報を収集する情報収集手段を配置する工程、 当該司会者と当該複数のパネラーを当該インタビュー実
    施施設に招集する工程、 フォーカスグループインタビュー開始後、当該司会者よ
    り、サンプル若しくは調査対象物の展示を含めたプレゼ
    ンテーション或いは当該事業体から当該プログラムに沿
    って当該インタビュー実施施設に送信されるプレゼンテ
    ーション情報を当該インタビュー実施施設に設けられた
    表示手段に表示してプレゼンテーションを実行する工
    程、 発言中の個々のパネラーの発言内容或いは発言時の態
    度、表情等の画像情報又は音声情報を逐次当該事業体に
    送信し、当該情報を当該事業体が有する適宜の記憶手段
    に記憶させる工程、 当該事業体に送信された当該フォーカスグループインタ
    ビュー実行中の画像情報又は音声情報を当該クライアン
    トのモニター部に当該事業体から転送する工程、 当該クライアントは、当該モニター部に設けられた適宜
    の表示手段を介して、当該インタビュー実施施設で実行
    中の当該フォーカスグループインタビューの状況を確認
    する工程、 当該事業体は、当該クライアントの要請に応じて、当該
    フォーカスグループインタビューに於ける以前に発生し
    た当該画像情報又は音声情報或いはテキスト情報の少な
    くとも一部を、当該クライアントのモニター部に送信す
    る工程、 当該クライアントは、当該フォーカスグループインタビ
    ュー実行中に追加の質問が発生した場合或いはプレゼン
    テーション内容、展示サンプル等に追加若しくは変更が
    発生した場合に、その情報を当該インタビュー実施施設
    の司会者にその内容を当該通信回線を介して通知して、
    当該フォーカスグループインタビューで実行して貰う工
    程、 当該事業体は、当該フォーカスグループインタビューが
    終了した場合に、予め定められた時間内に、当該インタ
    ビュー中に於て得られた各種の情報を分析した報告書を
    作成して当該クライアントに配布する工程、 とから構成されている事を特徴とするフォーカスグルー
    プインタビュー実行方法。
  54. 【請求項54】 当該事業体は、当該通信回線を介して
    実行された募集活動或いは、電話若しくは郵便を使用し
    た募集活動により、パネラーとしての基本属性を基準と
    してランダムリクルートされた複数のパネラー応募者に
    対して、当該通信回線を介したホームページ若しくは電
    子メールによって、更に心理的属性に関するアンケート
    調査を実行してパネラーの絞り込みを行う工程が更に付
    加されている事を特徴とする請求項53に記載のフォー
    カスグループインタビュー実行方法。
  55. 【請求項55】 当該フォーカスグループインタビュー
    の実行中に、当該インタビュー実施施設から出力される
    当該音声情報を当該事業体に設けられたソフトウェア格
    納手段に格納されている適宜の音声テキスト変換ソフト
    ウェアを使用して逐次的に若しくは所定の時間経過後に
    テキストに変換する工程を含んでいる事を特徴とする請
    求項53記載のフォーカスグループインタビュー実行方
    法。
  56. 【請求項56】 当該フォーカスグループインタビュー
    の実行中に、当該インタビュー実施施設から送信されて
    来る音声情報及び画像情報とから、画像情報を含むテキ
    ストを逐次的若しくは所定の時間経過後に作成する事を
    特徴とする請求項55記載のフォーカスグループインタ
    ビュー実行方法。
  57. 【請求項57】 当該フォーカスグループインタビュー
    の実行中に、当該インタビュー実施施設から出力される
    当該音声情報を当該通信回線上に設けられた速記録作成
    部に於て、当該フォーカスグループインタビューで発生
    する音声情報を逐次的に速記録してテキスト化する工程
    が更に含まれている事を特徴とする請求項53乃至56
    の何れかに記載のフォーカスグループインタビュー実行
    方法。
  58. 【請求項58】 当該事業体は、当該通信回線上に通訳
    ・翻訳部を設けておき、当該フォーカスグループインタ
    ビューで発生する音声情報を逐次的に、現在使用されて
    いる言語から予め定められた他の言語に通訳若しくは翻
    訳する事を特徴とする請求項53乃至57の何れかに記
    載のフォーカスグループインタビュー実行方法。
  59. 【請求項59】 当該事業体は、当該通信回線上に速記
    録作成部を設けておき、当該速記録作成部は、当該音声
    テキスト変換ソフトウェアによって作成されたテキスト
    を修正して修正テキストを作成する事を特徴とする請求
    項53乃至58の何れかに記載のフォーカスグループイ
    ンタビュー実行方法。
  60. 【請求項60】 当該通訳・翻訳部は、既に作成された
    デキストから、自動翻訳ソフト或いは適宜の翻訳者を使
    用して翻訳テキストを作成する事を特徴とする請求項5
    3乃至59の何れかに記載のフォーカスグループインタ
    ビュー実行方法。
  61. 【請求項61】 当該通信回線は、当該インタビュー実
    施施設に於ける当該通信機能を有する情報端末を介し
    て、当該司会者が当該司会者専用の音声或いはデータ入
    力端末を介して、フォーカスグループインタビュー中に
    パネラーから出された質問或いは要請の内容等を当該ア
    ドバイザー或いはクライアントに伝達し、当該パネラー
    に対する回答内容の指示を受ける様に構成されている事
    を特徴とする請求項53乃至60の何れかに記載のフォ
    ーカスグループインタビュー実行方法。
  62. 【請求項62】 当該フォーカスグループインタビュー
    の実行中に、当該インタビュー実施施設から出力される
    当該画像情報或いは音声情報に適宜のキーワード或いは
    検査項目を付与して、当該事業体に設けられた当該記憶
    手段に格納しておき、当該各情報の再生時、或いは報告
    書作成時に適宜の検索機能を使用して所定の情報を検索
    しえる様に構成されている事を特徴とする請求項53乃
    至61の何れかに記載のフォーカスグループインタビュ
    ー実行方法。
  63. 【請求項63】 少なくとも、通信機能を有する情報端
    末を持つ、フォーカスグループインタビューを実行する
    サービスを提供する事業体、通信機能を有する情報端末
    を備えたフォーカスグループインタビューを実行するイ
    ンタビュー実施施設及び通信機能を有する情報端末を有
    する、当該フォーカスグループインタビューを依頼した
    クライアントが使用するモニター部とが、適宜の通信回
    線を介して互いに接続可能に配置されているフォーカス
    グループインタビュー実行システムに於いて、当該事業
    体が、当該事業体で提供するフォーカスグループインタ
    ビュー実行サービスの内容を当該通信回線を介して公開
    する工程、 当該フォーカスグループインタビュー実行サービスを希
    望するクライアントからのアクセスがあった場合、当該
    事業体と当該クライアントの間で、直接面談形式或いは
    当該通信回線を介した情報交換を通じて、フォーカスグ
    ループインタビューの実施に関する細目を打ち合わせる
    工程、 当該事業体は、当該クライアントとの間で決定された当
    該フォーカスグループインタビュー実施方針をプログラ
    ム化して所定の記憶手段に記憶する工程、 当該事業体は、当該プログラム化された当該フォーカス
    グループインタビュー実施方針に沿って決定されたパネ
    ラーの選考基準を当該通信回線上に公開してパネラーの
    希望者を公募する工程、 応募してきたパネラー候補者に対して、更に当該通信回
    線を介してアンケート調査を実行して、複数の最適なパ
    ネラーを決定する工程、 当該事業体が、当該クライアントの希望する地区に当該
    通信回線に接続された当該インタビュー実施施設を開設
    する工程、 当該インタビュー実施施設内に、当該フォーカスグルー
    プインタビュー中に発言する司会者若しくはパネラーの
    方向に自動的に指向され、当該発言中の司会者若しくは
    パネラーの発言を含む音声情報若しくは当該発言中の司
    会者若しくはパネラーの動作、或いは表情を含む画像情
    報を収集する情報収集手段を配置する工程、 当該司会者と当該複数のパネラーを当該インタビュー実
    施施設に招集する工程、 フォーカスグループインタビュー開始後、当該司会者よ
    り、サンプルの展示を含めたプレゼンテーション或いは
    当該事業体から当該プログラムに沿って当該インタビュ
    ー実施施設に送信されるプレゼンテーション情報を当該
    インタビュー実施施設に設けられた表示手段に表示して
    プレゼンテーションを実行する工程、 発言中の個々のパネラーの発言内容或いは発言時の態
    度、表情等の画像情報又は音声情報を逐次当該事業体に
    送信し、当該情報を当該事業体が有する適宜の記憶手段
    に記憶させる工程、 当該事業体に送信された当該フォーカスグループインタ
    ビュー実行中の画像情報又は音声情報を当該クライアン
    トのモニター部に当該事業体から転送する工程、 当該クライアントは、当該モニター部に設けられた適宜
    の表示手段を介して、当該インタビュー実施施設で実行
    中の当該フォーカスグループインタビューの状況を確認
    する工程、 当該事業体は、当該クライアントの要請に応じて、当該
    フォーカスグループインタビューに於ける過去に発生し
    た当該画像情報又は音声情報の少なくとも一部を、当該
    クライアントのモニター部に送信する工程、 当該クライアントは、当該フォーカスグループインタビ
    ュー実行中に追加の質問が発生した場合或いはプレゼン
    テーション内容、展示サンプル等に追加若しくは変更が
    発生した場合に、その情報を当該インタビュー実施施設
    の司会者にその内容を当該通信回線を介して通知して、
    当該フォーカスグループインタビューで実行して貰う工
    程、 当該事業体は、当該フォーカスグループインタビューが
    終了した場合に、予め定められた時間内に、当該インタ
    ビュー中に於て得られた各種の情報を分析した報告書を
    作成して当該クライアントに配布する工程、 とから構成されているフォーカスグループインタビュー
    実行方法をコンピュータに実行させる為のプログラム。
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