JP2002344707A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2002344707A
JP2002344707A JP2001148276A JP2001148276A JP2002344707A JP 2002344707 A JP2002344707 A JP 2002344707A JP 2001148276 A JP2001148276 A JP 2001148276A JP 2001148276 A JP2001148276 A JP 2001148276A JP 2002344707 A JP2002344707 A JP 2002344707A
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JP2001148276A
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English (en)
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Katsuya Sakano
勝也 坂野
Koichi Nishimura
幸一 西村
Masaaki Adachi
政明 安達
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Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Systems and Services Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画素ずらしを用いる画像読取り装置において、
画像読取り時間の高速化を図る。 【解決手段】画素ずらしを用いる画像読取り装置におい
て、スキャナ(CCD13)を常に動作させ、画像デー
タ(被写体1)を連続して取り込み、ピエゾ素子(A)
11でY画素方向にCCD13を動作させ、ピエゾ素子
(B)12でX画素方向にCCD13を動作させ、画素
ずらしを行いながら連続して読み込む。読み込んだ画素
データはメモリ(A)340に逐次上書きし格納してお
く。画像取り込みスタート時には、メモリ(B)250
からすでに取り込んだ画像データを使用することによ
り、その先読みした画像データを取り込む時間分だけ見
かけ上の画像読取り時間を高速化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書原稿、画像等
の入力を行なう画像読取り装置に関し、特に画像読取り
時間を高速化することが可能な画像読取り装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、OCR処理用画像入力、印
鑑、肖像、サイン等のイメージ画像入力を行うスキャナ
としては、原稿を1枚ずつ搬送し読み取る方式(方式
1)と、いわゆるフラットベッドスキャナ方式(方式
2)の2種類が主流である。すなわち、手動で原稿を読
み取るハンディスキャナが方式1に含まれる。また、フ
ラッドベッドスキャナの場合、光源、鏡、レンズ、CC
Dを収めたキャリッジと呼ばれるボックスが原稿面を移
動しながら読み取る。原稿からの反射光を鏡やレンズを
使用してCCDに集め、電気信号に変換するものであ
る。なお、カラー原稿の場合には、光の3原色に分解し
てデータを作成する。赤、緑、青の各成分を重ね合わせ
ることにより、カラーを再現することができる。
【0003】これに対し2次元の画像読み取りセンサを
収納したカメラを用いる方法(方式3)もあるが、原稿
を文字認識処理ができるほど高精細に読みとるには現時
点では画素数が不足しており、狭い範囲の読みとりに限
り実用になっている。その他にも、写真フィルム専用の
フィルムスキャナ等がある。方式3を改善する方法とし
て、読みとり原稿の正面にレンズを配置し、原稿の画像
が結像する面で1次元画像読み取りセンサを副走査方向
に移動させる方式(方式4)、又は、CCDを2つのピ
エゾ素子を用いX軸、Y軸方向に動作させることにより得
られた画素をずらした何枚かの画像データを合成して、
1枚の高精細の画像を得る方式(方式5)が一部で行わ
れている。
【0004】方式3、方式4、方式5は、他のスキャナ
方式にはない特徴があり、方式1、方式2では対応でき
なかった原稿の種類によって厚みが変わる業務や、複数
枚の原稿が綴じられている場合にも対応できる。また、
フラットベッドスキャナのように、読みとる原稿面が原
稿設置者に見えなかったりすることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの方式1〜方式
5のうち、高精細の画像を得ることができ、かつ画像読
取り時間を高速に行えるのは方式5である。従って、本
発明が対象とするのは方式5の場合である。しかしなが
ら、方式5では、少ない画素数のCCDから高精細の画
像を得る代わりにピエゾ素子を利用し、CCDを動作さ
せて1枚の画像を取得するのに何枚もの画像を読み取る
必要がある為、画像読取り時間がかかってしまうという
問題点があった。
【0006】また、本来、画像取り込みスタートのタイ
ミングは、画像読取り装置上のスイッチ、又はPC(パ
ーソナルコンピュータ)上画面の操作で行っている。そ
して、その画像取り込みスタートのタイミングでCCD
により最初の画像データを取得し、PCに画像データを
送る。次に、ピエゾ素子を制御してCCDを動かすこと
により、画素をずらした画像データを取得し、PCに画
像データを送る。画素ずらしする回数分だけ、この動作
を行い、1枚分の画像データが揃ったところでPC上で
画像処理を行い、場合によっては文字認識処理等を行
う。そして、通常、必要のないときは画素ずらしも画像
取り込みも行なわない。
【0007】本発明の目的は、これら従来の課題を解決
し、画素ずらしを用いる画像読取り装置において、画像
読取り時間の高速化の実現が可能な画像読取り装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取り装置では、常に画素ずらしをく
りかえし行って、画像データを連続して取り込み、メモ
リに逐次上書きし格納しておく。したがって、画像取り
込みスタート時には、少し前の画素ずらしの終了した画
像データが存在する。本発明は、この既に取り込んだ画
像データを使用することにより、その先読みした画像デ
ータを取り込む時間分だけ、見かけ上の画像読取り時間
を高速化させることが可能となる。
【0009】また、本発明の画像読取り装置では、上記
の画素ずらしを用いる画像読取り装置の先読み方式にお
いて、画像取り込みスタート時からソフト的にタイマー
監視を行い、擬似的に画像取り込みスタートのタイミン
グを自由につくりだすことにより、先読み量を可変させ
ることを可能にする。また、この方式は、特別にハード
ウェアの回路を必要としないという顕著な効果がある
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
画像読取り装置のシステム構成図である。図2は、ピエ
ゾによる9画素ずらしの手順を示すシーケンスチャー
ト、図3は取り込み画像データと画像取り込みスタート
のタイミングを示す図である。次に、本発明の画像読取
り装置の構成および動作を、図1、図2、および図3を
用いて説明する。
【0011】本実施例のシステムは、図1に示すよう
に、画像読取り装置100とPC200から構成され
る。画像読取り装置100は、CCD/ピエゾ素子制御
部10と画像採取部30とからなり、さらに画像採取部
30は、ピエゾ(A)11とピエゾ(B)12とCCD
13から構成される。また、PC200は、画像認識帳
票処理を行うもので、PCIボード300とメモリ
(B)250からなり、さらにPCIボード300はP
CIバス制御部310とメモリ制御部320とメモリ
(A)340とA/D変換部330とから構成される。
【0012】電圧により収縮、復元するピエゾ素子の性
質を利用して、任意の電圧を順次、画像採取部30のピ
エゾ(A)11、ピエゾ(B)12に与えることによ
り、Y軸方向をピエゾ11、X軸方向をピエゾ12にと
ピエゾの収縮により可動にするように固定したCCDを
動作させ、2/3画素ずつずらしていき、1回それぞれ
135万画素を取り込み、9回で1215万画素分の画
像を取り込む。CCD/ピエゾ素子制御部10は、制御
線50を介して画像採取部30を制御することにより、
ピエゾ素子11,12とCCD13を所定の機能で動作
するように制御する。A/D変換部330はCCD13
から出力された画像データをアナログ信号からデジタル
信号に変換する。PCIバス350は、PCとバスの間
にブリッジ回路を配置する構造であり、PCの種類に依
存することなく、どのようなPCでも対応できる。デー
タとアドレスの信号線を1本にして時分割で出力するた
め、線数が少なくて済む。PCIバス制御部310は、
このPCIバス350を制御するとともに、メモリ制御
部320を制御し、かつ画像読取り装置100のCCD
/ピエゾ素子制御部10を制御する。
【0013】先ず、被写体1の画像データを、レンズ部
を介して画像読取り装置100内のCCD13により取
り込み、画像データをアナログ信号で出力する。PC2
00内PCIボード300のA/D変換部330にてデジ
タル信号に変換し、メモリ(A)340に書き込む。そ
して、画像取り込みスタート時にPCIバス350経由
でPC200のメモリ(B)250に転送し、画像認識
及び帳票処理を行う。ここでは、135万画素のCCD
13を使用し、さらに高精細な画像を取り込む為、2つ
のピエゾ(A)11、ピエゾ(B)12をCCD13に
取り付けることにより、それぞれY軸方向、X軸方向に
CCD13を動作させるようにする。
【0014】そして、図2に示すように、CCDを2/
3画素づつずらしていき、9回135万画素の画像をと
り、その9個の画像データを合成して1枚の1200万
画素相当の画像を得る。現時点で適当な価格の1200
万相当のCCDはまだ存在しない。しかし、A4版の大
きさで画像を取り込み、さらに文字認識までを行う為に
は、このぐらいの解像度は必要である。そこで、上記の
ような画素ずらしを利用し、少ない画素数のCCDで高
解像度を得ているが、ピエゾをずらして何枚もの画像を
取り込まなければいけない為、画像取り込みに時間がか
かってしまうデメリットがある。そこで本実施例では、
図2の一連のからまでのCCDの画素ずらしを、常
に連続して行い、その画像データをメモリ(A)340
に逐次上書きしていく。
【0015】図3に示すように、画像読取り装置上のス
イッチ、又はPC上画面の操作による画像取り込みスタ
ート時には、少し前の画素ずらしの終了したMIN8回
分、MAX9回分の画像データが存在する。この既に取
り込んだ画像データを使用することにより、その先読み
した画像データを取り込む時間分、見かけ上の画像読取
り時間を高速化させることを実現した。
【0016】上述の先読み方式で意図する画像より過去
の画像が取れてしまう等、先読みの量の調整も必須であ
る。そこで、画素ずらしを用いる画像読取り装置の先読
み方式において、画像取り込みスタート時からソフト的
にタイマー監視を行い、擬似的に画像取り込みスタート
のタイミングを自由につくりだすことにより、先読み量
を可変させる。この方式は、特別にハードウェアの回路
を必要としないことを特徴とする。
【0017】図4は、本発明の一実施例を示す画像読取
り装置の動作フローチャートである。CCD13により
被写体の画像データの読み込みが開始されると(ステッ
プ401)、PCIボード300はCCD13から送出
される画像データ20をアナログ信号からデジタル信号
に変換する(ステップ402)。また、CCD13は、
図2に示すピエゾによる9画素ずらしを繰り返し行う
(ステップ403)。そして、画素ずらしを行う毎にメ
モリ(A)340に逐次1回分の画像データを上書きす
る(ステップ404)。
【0018】次に、画像読み込み時には、タイマー監視
を開始し(ステップ405)、ソフト的に作られた画像
取り込みスタートによりメモリ(A)340上の9個の
画像データをPCI経由でPC200内メモリ(B)2
50に転送する(ステップ406)。PC200上で9
個の画像データから1枚の画像を生成し(ステップ40
7)、画像認識および帳票処理を実行する(ステップ4
08)。ここで、画像取り込み時に先読みした画像デー
タを利用することにより、画像読取りを高速に行う。
【0019】なお、図4に示す画像読取りフローの動作
をプログラムに変換して、そのプログラムをCD−RO
M等の記録媒体に格納しておくことで、それを任意のP
Cに装着してインストールするか、ネットワークを介し
てダウンロードし、プログラムを実行させれば、本発明
を容易に実現することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画素ずらしを用いる画像読取り装置において、先読みし
た画素を取り込むので、画像読取り時間の高速化を実現
することができる。また、ソフト的なタイマー監視を行
って、画像取り込みのタイミングを自由に作り出すの
で、特別なハードウェアは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像読取り装置のシス
テム構成図である。
【図2】本発明のピエゾによる9画素ずらしの手順を示
すシーケンスチャートである。
【図3】図2でずらされた取り込み画像データと画像取
り込みスタートのタイミング図である。
【図4】本発明の一実施例を示す画像読取り動作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…被写体、11…ピエゾA、12…ピエゾB、13…
CCD、10…CCD/ピエゾ素子制御部、30…画像
採取部、20…画像データ、100…画像読取り装置、
200…PC、250…メモリB、300…PCIボー
ド、330…A/D変換部、340…メモリA、350
…PCIバス、310…PCIバス制御部、320…メ
モリ制御部、50…制御線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 幸一 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所情報機器事業部内 (72)発明者 安達 政明 東京都大田区大森北三丁目2番16号 株式 会社日立システムアンドサービス内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 EA02 EB02 EB03 5C072 AA01 BA03 EA05 UA11 UA14 XA01 5C073 AA03 AB08 BA01 BA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素ずらしを用いる画像読取り装置にお
    いて、 動作させ画像データを連続して取り込むスキャナと、 該スキャナで取り込んだ画像データを逐次上書きし格納
    する第1のメモリと、 画像取り込みスタート時に、既に先読みした画像データ
    を取り込むことにより、該先読みした画像データの取り
    込む時間分だけ見かけ上の画像読取り時間を高速化させ
    る第2のメモリとを有することを特徴とする画像読取り
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像読取り装置におい
    て、 前記第1のメモリから画像データを取込む場合に、ソフ
    ト的にタイマー監視等の制御を行なうことにより、先読
    み量を可変させることを特徴とする画像読取り装置。
JP2001148276A 2001-05-17 2001-05-17 画像読取り装置 Pending JP2002344707A (ja)

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