JPH11120334A - カメラ装置および撮像方法 - Google Patents

カメラ装置および撮像方法

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JPH11120334A
JPH11120334A JP9296199A JP29619997A JPH11120334A JP H11120334 A JPH11120334 A JP H11120334A JP 9296199 A JP9296199 A JP 9296199A JP 29619997 A JP29619997 A JP 29619997A JP H11120334 A JPH11120334 A JP H11120334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像時に表示されるスルー画像を変形加工ま
たは一部を加工して表示および記録する画像加工補助機
能を有するカメラ装置および撮像方法の提供。 【解決手段】 撮像時に加工/表示モードに切換えられ
ると(S1)、液晶ディスプレイ42に画像加工選択用
アイコンを表示し、ユーザが所望の加工処理を選択する
と(S2)、スルー画像データが画像加工用バッファに
書込まれる(S3)。次に、選択された加工処理を実行
し、加工処理が終ると結果を画像加工用バッファ155
に残してメインモジュール1120に復帰させ(S
4)、加工画像を表示し、ユーザが確認ボタンを押すと
S6に移行し、ユーザが確認ボタンを押すまで上記S
3,S4を繰返す(S5)。S5でユーザが確認ボタン
を押すと、元画像と加工画像の関係を示すリンクテーブ
ルに書込む所定の情報を生成して記録保存モードに移行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像加工表示技術に
関し、特に、撮像時に表示する画像を変形加工または一
部を加工して表示し、また、変形加工または一部を加工
して表示された画像データを記録媒体に記録する画像加
工補助機能を有するカメラ装置および撮像方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ン)等の画像処理装置を用いて画像データを加工し、原
画像とは印象の異なった画像を作成する画像加工技術が
ある。なお、画像加工技術の例としては、画像を浮彫り
風の表現や、全体或いは一部のディフォルメ(変形)、
透明感のある画像表現、境界を強調表示した表現、他の
画像を部分的に取込んだもの、全体的にぼかしを入れた
もの、等がある。
【0003】また、従来、上記パソコン等の画像処理装
置への画像データは、スキャナー装置により写真画像等
を読取って画像データに変換し直接入力するか、或いは
スキャナーで予め記録媒体に画像データを記録してお
き、その記録媒体から画像データを入力していたが、近
年、デジタルカメラ(電子スチルカメラ)の出現により
デジタルカメラをパソコン等の画像処理装置の画像デー
タ作成装置として利用する例が多くなっている。
【0004】ここで、デジタルカメラで撮像される被写
体像は、CCD等による光電変換、信号変換及び信号処
理等を経て画像データとして記憶媒体に記録される。ま
た、デジタルカメラの多くは液晶ディスプレイ等からな
る表示装置を備えており、このようなデジタルカメラで
は、CCDから周期的に取り込んでくる画像(スルー画
像)を表示装置に表示するので、ユーザは表示装置をフ
ァインダ代りに用いて表示される画像を見て確認しなが
ら取り込みたいタイミングでシャッターボタンを押し下
げて所望の画像を撮像(記録保存)することもできるし
(記録モード)、また、記録媒体に記録された画像情報
を読み出して表示装置上に再生表示することもできる
(再生モード)。
【0005】従って、ユーザがある被写体を撮影した場
合、記録後、撮影現場で直ちに撮影結果を記録媒体から
読み出して再生し表示装置に表示できるので、仮に、撮
影ミスがあったり、撮像結果が気に入らない場合でも撮
り直すことができるという光学カメラにはない便利さを
もっている。
【0006】また、デジタルカメラは撮像をデジタルデ
ータ化して記録するという特徴から、単に、光学カメラ
の電子的代替物としての写真撮影機としてだけではな
く、上述したように、パソコン等の画像処理装置用の画
像データ作成装置としても用いられるに至っている。
【0007】パソコン等の画像処理装置で画像加工を行
なう場合には、前述したようにスキャナーで読取った画
像データ或いはデジタルカメラで記録した画像データを
一旦パソコン側の記録媒体に読み込んでからモニターに
表示し、所望の画像加工処理用のプログラムにより加工
処理を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにパソコ
ンで画像加工を行なう場合はスキャナーやデジタルカメ
ラで記録した画像データを一旦パソコン側の記録媒体に
読み込んでから加工処理を行うので、画像データとして
与えられるもの(入力画像データ)の加工を行なうこと
はできるが、被写体を所望のアングルで観察して望まし
い画像を得てそれを加工したり、逆に、ある被写体をあ
る加工方法で処理したら実際にはどうなるかを臨場的に
把握することは原理上できなかった。
【0009】ここで、発明者は、デジタルカメラでは被
写体を表示装置(通常は液晶ディスプレイ)に表示しな
がら所望の画像を記録できることから、スルー画像を加
工して表示できるようにデジタルカメラを構成すること
により、パソコンによる画像加工処理ではできない、撮
像の際に画像の加工結果の確認ができるという着想を得
た。また、上記着想により、デジタルカメラでスルー画
像および再生画像の加工/表示等を行なえば極めて便利
でありデジタルカメラの応用性がより広くなることが見
込まれる。
【0010】本発明は上記着想に基づいてなされたもの
であり、撮像時に表示されるスルー画像を変形加工また
は一部を加工して表示し、また、変形加工または一部を
加工して表示された画像データを記録媒体に記録する画
像加工補助機能を有するカメラ装置および撮像方法の提
供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のカメラ装置は、被写体像を取り込んで表示
装置に表示し、撮像指示による撮像時に所望の表示画像
を記録媒体に記録可能なカメラ装置において、取込まれ
た被写体像を変形加工して表示装置に表示する画像加工
手段を有するとともに、撮像指示があった際に表示装置
に表示されている画像を記録媒体に記録することを特徴
とする。
【0012】また、上記カメラ装置では画像加工手段
が、変形加工処理として下記(1)〜(5)の処理のう
ち少なくとも1つを含んでいる。 (1) 被写体像をモザイク状に表現するように被写体
像データを加工するモザイク処理、(2) 表示密度を
部分的或いは全体的に変化させて、被写体像を部分的或
いは全体的に変形する変形処理、(3) 被写体像をぼ
かして表現するぼかし処理、(4) 被写体像を浮き上
がるように表現する浮彫り処理、(5) 被写体像の輪
郭抽出を行なう輪郭抽出処理。
【0013】また、本発明のカメラ装置は、被写体像を
取り込んで表示装置に表示し、撮像指示による撮像時に
所望の表示画像を記録媒体に記録庚なカメラ装置におい
て、取込まれた被写体像の一部を加工して表示装置に表
示する画像加工手段を有するとともに、撮像指示があっ
た際に表示装置に表示されている画像を記録媒体に記録
することを特徴とする。
【0014】なお、上記発明のカメラ装置は、画像加工
/表示手段が、被写体像のユーザ指定の範囲の色彩を置
換してユーザ指定の色に塗り替える色置換処理を含むよ
うにに構成してもよい。
【0015】更に、上記各カメラ装置を、記録時に、取
込まれた被写体像データと当該被写体像加工画像と、両
者を対応づける情報を記録媒体に記録するよう構成す
る。
【0016】また、本発明の撮像方法は、被写体像を取
り込んで表示装置に表示し、撮像指示による撮像時に所
望の表示画像を記録媒体に記録可能なカメラ装置におい
て、取込まれた被写体像を変形加工する工程と、変形加
工された被写体像を表示装置に表示する工程と、撮像指
示があった際に表示装置に表示されている画像を記録媒
体に記録する工程を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
<回路構成例>図1は、本発明を適用したデジタルカメ
ラの回路構成例を示すブロック図であり、図1(a)
で、デジタルカメラ100は、画像データ入力系10、
制御部20、操作部30、表示部40、記録部50およ
びインターフェイス81を有している。
【0018】画像データ入力系10は、光学系11,信
号変換部12,信号処理部13,データ圧縮/伸張部1
4,およびDRAM(ダイナミックメモリー)15を有
している。
【0019】光学系11は、撮像レンズおよび絞り等の
光学系機構11を含み、被写体からの光を後段の信号変
換部12のCCD121上に結像させる。信号変換部1
2は、CCD121,CCD駆動用タイミング信号生成
回路(TG)122,CCD駆動用垂直ドライバ12
3,サンプルホールド回路124およびA/D変換器1
25を含み、前段の光学系11を介してCCD121に
結像した画像を電気信号に変換し、デジタルデータに変
換して一定の周期で1フレーム分出力する。
【0020】信号処理部13は、カラープロセス回路1
31およびDMAコントローラ132を有している。カ
ラープロセス回路131は信号変換部12からの出力を
カラープロセス処理して、デジタルの輝度、色差マルチ
プレクス信号(YUVデータ(以下、画像データ))と
してDMAコントローラ132のバッファに書込む。D
MAコントローラ132はバッファに書込まれた画像デ
ータをDRAM14の指定領域にDMA(ダイレクトメ
モリーアクセス)転送し、展開する。また、DMAコン
トローラ132は、記録保存の際にDRAM15に書込
まれているYUVデータを読み出してデータ圧縮/伸張
部14に書込む。
【0021】データ圧縮/伸張部14はDMAコントロ
ーラ132により取り込まれたDRAM15からの画像
データにJPEG圧縮処理を施す。また、再生モード下
で記録部50を介して取り込まれた記録媒体51に保存
記録されていた画像データに伸張処理を施して画像デー
タを再生する。
【0022】制御部20は図2(b)に示すように、C
PU21、RAM22、及びROM23を有している。
CPU21は、上述の各回路および図示しない電源切換
えスイッチ等にバスラインを介して接続し、ROM23
に格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ
100全体の制御を行なうと共に、操作部30からの状
態信号に対応してデジタルカメラの各機能の実行制御、
例えば、ROM23内に格納された各モード処理手段の
実行による各モード処理の実行制御、を行なう。RAM
22はデータ或いは処理結果の一時記憶および中間作業
領域等に用いられる。ROM23は上述の制御プログラ
ムと画像加工/表示手段110およびデジタルカメラ1
00のその他の各機能を実行させるためのプログラムを
記録する記録媒体であり、PROM、FROM(フラッ
シュROM)等が用いられる。なお、これらプログラム
をROM23以外のリムーバブルな記録媒体(例えば、
フラッシュメモリー)に格納するように構成することも
できる。
【0023】操作部30は、図2に示すように処理モー
ド切換えスイッチ101、機能選択用ボタン31〜3
6、メインスイッチ102、シャッターボタン37、出
力用ボタン38および記録/再生モード切換えスイッチ
103等のスイッチやボタンを構成部分とし、これらの
スイッチ或いはボタンが操作されると状態信号がCPU
21に送出される。
【0024】表示部40は、デジタルビデオエンコーダ
(以下、ビデオエンコーダ)41および液晶ディスプレ
イ等の表示装置42から構成されている。
【0025】記録部50はフラッシュメモリーやメモリ
ーカード等の記録媒体(実施例ではフラッシュメモリ
ー)51を収容し、CPU21の制御によりフラッシュ
メモリー51上に画像データ入力系10からの画像デー
タを記録する。なお、後述するように、当該画像データ
と加工した画像を関連づける情報を有するリンクテーブ
ル80(図8)をフラッシュメモリー51に記録するよ
うに構成してもよい。また、記録部50はフラッシュメ
モリー51から画像データおよびリンクテーブル登録情
報を読み出してRAM22(或いは、DRAM14)に
転送する。なお、リンクテーブル80はフラッシュメモ
リー51の先頭に格納されることが望ましい。インター
フェイス81はデジタルカメラ100と、プリンタやパ
ソコン、その他のデジタルカメラ、CD−ROM等の外
部機器との間のデータの授受を行なう。フラッシュメモ
リー51に記録された画像データの外部機器への送信
(出力)は、出力用ボタン38が押し下げられた場合に
図示しない出力手段(プログラム)に基づいて行なわれ
る。
【0026】<装置外観例>図2は、図1のデジタルカ
メラの一実施例の斜視図(背面図)である。デジタルカ
メラ100の上面には、処理モードを切換える処理モー
ド切換えスイッチ(スライドスイッチ)101と、機能
選択用ボタン32〜36と、デジタルカメラ100を起
動するメインスイッチ102、シャッターボタン37お
よび出力用ボタン38が設けられている。背部には、記
録モードと再生モードを切換える記録/再生モード切換
えスイッチ103と、カーソル移動用の十字キー104
と、光学ファインダ105と、画像表示装置としての液
晶ディスプレイ42が設けられている。また、図示しな
い前面(正面)には、撮像レンズ部およびファインダ部
が設けられている。
【0027】<画像バッファ>図3は、図1のデジタル
カメラ100の回路構成を例としたDRAM15内の各
画像領域設定の実施例を示す説明図である。図1の例で
はCCD121からの画像データ、ビデオエンコーダ4
1への画像データ及びデータ圧縮/伸張部14への画像
データを同じDRAM15を用いている。このためにD
RAM15上の画像バッファの構成として、図3のよう
にいくつかの領域に分割した複数の画像領域(バッフ
ァ)151〜154を用意することで、目的に応じて各
領域を指定の画像領域として設定できる。また、加工画
像用バッファ155を設定することもできる。なお、記
号156は予備領域を、157はワークエリア(作業用
エリア)を示す。
【0028】<スルー表示時のデータ書込/読み出しタ
イミング>図4は、撮像モードでの各画像バッファでの
画像データの遷移の例を示す説明図である。ここで、C
CD121からDRAM15への画像データの書込時間
とDRAM15からビデオエンコーダ41への読み出し
タイミングは非同期である。従って、図3の例のように
DRAM内に画像バッファを4個設定した場合には、あ
る画像バッファにCCD121からの画像データの書込
が終了したことを受けて、その画像バッファの画像デー
タのビデオエンコーダ41への転送を開始する。
【0029】図4で、(a)〜(h)に示す遷移を説明
すると、(a)では、画像バッファ151からビデオエ
ンコーダ41に画像データが転送中であり、画像バッフ
ァ152にはCCD121からの画像データの書込中で
ある。(b)では、画像バッファ151からビデオエン
コーダ41に画像データが転送中であるが、画像バッフ
ァ152ではCCD121からの画像データの書込が終
了し、次の画像バッファ153へのCCD121からの
画像データの書込が始っている。(c)では、画像バッ
ファ151からビデオエンコーダ41への画像データの
転送が終了し、画像バッファ152からビデオエンコー
ダ41への画像データの転送が開始され、画像バッファ
153にはCCD121からの画像データの書込中であ
る。(d)では、画像バッファ152からビデオエンコ
ーダ41に画像データが転送中であるが、画像バッファ
153ではCCD121からの画像データの書込が終了
し、次の画像バッファ154へのCCD121からの画
像データの書込が始っている。(e)では、画像バッフ
ァ152からビデオエンコーダ41への画像データの転
送が終了し、画像バッファ153からビデオエンコーダ
41への画像データの転送が開始され、画像バッファ1
54にはCCD121からの画像データの書込中であ
る。
【0030】(f)〜(h)でも上記(c)〜(e)と
同様に画像バッファからのビデオエンコーダ41への画
像データの転送、画像バッファ154へのCCD121
からの画像データの書込が行なわれ、画像バッファが順
に遷移し、(a)に戻って同じサイクルを繰返すことに
より、CCD121からのスルー画像が表示装置42に
表示される。すなわち、CCD121からの画像データ
の書込みは現在使用されていない画像バッファに連続的
に行なわれ、画像バッファからのビデオエンコーダ41
への画像データの読み出しはCCD121からの1フレ
ーム分の画像データが完全にそろっている画像バッファ
を選択して行なわれる。
【0031】<処理モード>図5はデジタルカメラ10
0の処理モードの構成例を示す説明図であり、デジタル
カメラ100の処理モードは記録モードおよび再生モー
ドからなる通常モードおよび近接撮影等の特殊撮影モー
ドに大別され、処理モード切換えスイッチ101の切換
えにより通常モードと特殊撮影モードとの切換えがなさ
れ、記録/再生モード切換えスイッチ103の操作によ
り記録モードと再生モードの切換えが行なわれる。な
お、各スイッチの切換えによる各モードへの分岐は、各
スイッチの操作により操作部30からCPU21に送ら
れる状態信号を調べて対応のモード処理用回路或いはプ
ログラムに分岐するモード判定手段(実施例ではプログ
ラムで構成)によって行なわれる。
【0032】[記録モード]記録モードはCCD121
から周期的に取り込んでくる画像データを液晶ディスプ
レイ42上にスルー画像として表示する撮像モードと、
CCDからの1フレーム分の画像データを加工して表示
する加工/表示モードと、ユーザがスルー表示画像或い
は加工画像を視覚的に確認しながら取り込みたいタイミ
ングでシャッタボタン37を押し下げすることによりそ
の時点で表示されている画像のデータをDRAM15等
の不揮発性メモリーからフラッシュメモリー51に保存
する記録保存モードを有している。なお、モード切換ス
イッチ103が記録モードに切換えられた段階で撮像モ
ードとなり、加工/表示機能用ボタン(例えば、ボタン
36)を押すと加工/記録モードとなり、シャッターボ
タン37を押すと記録保存モードとなる。
【0033】図1の回路構成を基に記録モード時のデジ
タルカメラ100の動作を述べると、CCD121はT
G22、垂直ドライバ133によって駆動され、一定の
周期毎に光電変換出力を1画像分出力する。光電変換出
力はS/H124でサンプルホールドされ、A/D変換
器125でデジタルデータに変換され、カラープロセス
回路131でカラープロセス処理を行なってデジタルの
輝度、色差マルチプレクス信号(画像データ)としてD
MAコントローラ132に出力され。DMAコントロー
ラ132はカラープロセス回路131の画像データ出力
を、同じくカラープロセス回路131の同期信号、メモ
リー書込イネーブル信号およびクロック信号を用いて一
度DMAコントローラ132内部のバッファ(図示せ
ず)に書込み、その後、DRAM15の指定領域(画像
バッファ)にDMA転送する。
【0034】一方、ビデオエンコーダ41はDMAコン
トローラ132を介してDRAM15の指定領域から画
像データを周期的に読み出し、これらの信号を基にビデ
オ信号を生成して表示装置42に出力し、表示装置(液
晶ディスプレイ)42に与える。表示装置42はこれら
のビデオ信号を元に画像を表示(スルー画像表示)す
る。CCD121からDRAM15の経路はTG122
で発生する一定の周期で1フレーム(1画面)分の画像
データのDRAM15への書込を繰返す。また、ビデオ
エンコーダ41は内部で発生する一定の周期でDMAコ
ントローラ132を介してDRAM15の指定領域の画
像データを読み出し、ビデオ信号を発生して表示装置4
2に与えてスルー画像を表示させる動作を繰返す。
【0035】ユーザが現在CCD121から取り込んで
いる画像データを表示装置42の画面で視覚的に確認し
て所望のタイミングで加工表示用機能ボタンを押すと対
応のトリガ(状態信号)がCPU21に送られる。CP
U21はこのトリガに応じて、画像バッファ151〜1
54のうち1フレーム分の画像データが揃った画像バッ
ファからビデオエンコーダ41への画像データの出力を
停止し、加工/表示モードに移行する。また、ユーザが
シャッターボタン37を押すと対応のトリガ(状態信
号)がCPU21に送られ、CPU21はこのトリガに
応じてCCD121からDRAM15への経路を停止
し、記録保存モード処理に移行する。
【0036】[加工/表示モード]加工/表示モードで
は、画像バッファ151〜154のうち1フレーム分の
画像データが揃った画像バッファの画像データを加工用
画像バッファ155に書込んで、後述の画像加工/表示
手段110(図6,図7)により変形加工若しくは一部
の加工を行ない、ビデオエンコーダ41へ加工された画
像データを出力して液晶ディスプレイ42上に、モザイ
ク表示、ぼかし表示、油絵風の表示、浮彫り表示、輪郭
抽出表示、変形(デフォルメ)表示等を行なう。
【0037】[記録保存モード]撮像モードから記録保
存モードに遷移すると、液晶ディスプレイ42にその時
点で表示されている画像が静止画となり、画像バッファ
141の内容はJPEG圧縮処理されてフラッシュメモ
リー51に記録される。加工画像が表示されている場
合、当該加工画像のデータ(加工用画像バッファ155
の画像データ)の記録と共に、当該加工画像の元の画像
(以下、元画像)のデータ(画像バッファ151〜15
4のうち1フレーム分の画像データが揃った画像バッフ
ァの画像データ)をフラッシュメモリー51に記録す
る。この場合、フラッシュメモリー51上にリンクテー
ブル80を設けて加工画像とその元画像をフラッシュメ
モリー51上で関連づける情報(例えば、加工画像およ
び元画像の画像番号や、加工の種類、加工用パラメータ
等)を対応づけてリンクテーブル80に書込むようにし
てもよい。
【0038】[再生モード]再生モードは画像選択を行
なうために、フラッシュメモリー51に記録されている
画像データを読み出し再生して液晶ディスプレイ43に
表示するページ送りモードと、再生された画像データ
(元画像データおよび加工画像)をパソコンやプリンタ
等の外部装置に出力(送信)する送信モードを含んでい
る。
【0039】<画像加工/表示手段>画像加工/表示手
段110は、記録モード下で撮像モードから加工/表示
モードに切換えられた場合に、加工用画像バッファ15
5に書込まれた画像データを加工して、液晶ディスプレ
イに表示する画像加工/表示処理を実行する。図6は画
像加工/表示手段110の構成例を示すブロック図であ
り、画像加工/表示手段110は、加工方法選択手段1
11,画像加工処理手段112,加工画像表示手段11
3および加工情報付与手段114を有している。なお、
加工方法選択手段111,画像加工処理手段112,加
工画像表示手段113および加工情報付与手段114は
ハードウエア或いはソフトウエア(プログラム)で構成
され、プログラムで構成された場合にはROM23に記
録され、制御プログラムによりRAM22に読み出され
CPU21により実行制御されて処理を実行する。
【0040】加工方法選択手段111は、モード判別手
段から画像加工/表示手段110に遷移すると起動さ
れ、液晶ディスプレイ42に図10の例に示すような画
像加工方法選択用画面にアイコン(またはメニュー)を
表示してユーザによる画像加工方法の選択を促し、ユー
ザが所望のアイコン(またはメニュー)を選択するとそ
のアイコン(またはメニュー)に対応するコード(加工
方法コード)を受け取って画像加工手段112に遷移す
る。なお、実施例では加工方法選択手段111は画像加
工方法選択画面にアイコンを表示し、ユーザの選択を促
すが、これに限られず、画像加工方法を機能ボタン31
〜36に割当て、選択するように構成してもよい。
【0041】画像加工処理手段112は、ユーザの加工
方法選択の結果(加工方法コード)に基づいて、画像加
工用バッファ155の画像データを元に対応の画像処理
加工処理を実行する。図7は画像加工処理手段112の
構成例を示すブロック図であり、画像加工処理手段11
2はメインモジュール1120とサブモジュール112
1〜1126からなり、メインモジュール1120は加
工方法コードを調べて対応のサブモジュールに分岐す
る。サブモジュールは加工方法毎に予め画像加工処理手
段112に組込まれている。
【0042】図7の例では、サブモジュールは、被写体
像をモザイク状に表現するように画像加工バッファ15
5の画像データを加工するモザイク処理モジュール11
21、画像バッファ155の表示密度を部分的に変化さ
せて、被写体像をデフォルメして表現する変形処理モジ
ュール1122、被写体像を霧が掛ったようにぼかして
表現するように画像加工バッファ155の画像データを
加工するぼかし処理モジュール1123、被写体像の色
を置換してユーザ指定の範囲をユーザ指定の色に塗り替
えるように画像加工バッファ155の画像データを加工
する色置換処理モジュール1124、被写体像を浮き上
がるように表現するために画像加工バッファ155の画
像データを加工する浮彫り処理モジュール1125、被
写体像の輪郭抽出のために画像加工バッファ155の画
像データを加工する輪郭抽出処理モジュール1126を
組込んでいる。なお、サブモジュールとして上述の加工
処理以外の処理モジュールを組込むことができる。ま
た、各サブモジュールでの処理が終るとメインモジュー
ル1120に復帰し、指定された加工処理が終ると画像
加工バッファ155の(加工後の)画像データをビデオ
エンコーダ41へ出力し、液晶ディスプレイ42に表示
する。各サブモジュールでの画像加工処理にはワークエ
リア157が用いられる。加工情報付与手段114はリ
ンクテーブル80に登録する情報、例えば、元画像と加
工画像の関係を示す画像番号や位置を示すポインタ情報
や、加工方法コード、パラメータ等の情報を生成する。
【0043】<リンクテーブル>図8はリンクテーブル
の構成例を示す説明図であり、リンクテーブル80は画
像番号81や、画像のシーケンス(順序)を示すポイン
タ82や、加工方法コード(例えば、コード=0は元画
像、コード=1はモザイク処理画像等)83、加工画像
のパラメータ84の他、それぞれのモード処理で必要と
する情報を登録することができる。
【0044】<画像加工/表示手段の基本動作>図9
は、画像加工/表示手段110の基本動作例を示すフロ
ーチャートである。撮像モードでユーザが加工/表示用
機能ボタン36を押すと、画像バッファ(151〜15
4)からビデオエンコーダ41への画像データの出力が
停止されて加工/表示モードに移行する(S1)。加工
画像モードでは、液晶ディスプレイ42に図10の例に
示すような画像加工選択用アイコン(またはメニュー)
を表示してユーザによる画像加工方法の選択を促し、ユ
ーザが所望のアイコン(またはメニュー)を選択すると
そのアイコン(またはメニュー)に対応するコード(加
工方法コード)をCPU21を介して受け取る(S
2)。スルー画像データが画像加工用バッファ155に
書込まれ、画像ディスプレイ41に画像加工用バッファ
155に書込まれた画像データに対応する画像(スルー
画像)が順次表示される(S3)。
【0045】次に、加工方法コードを調べて対応のサブ
モジュールに分岐し、対応のサブモジュールでのスルー
画像データの画像加工処理が終る毎に結果を画像加工用
バッファ155に残してメインモジュール1120に復
帰させる(S4)。更に、画像加工用バッファ155の
画像データをビデオエンコーダ41を介して液晶ディス
プレイ42に指定の加工画像を順次表示する(すなわ
ち、加工されたスルー画像が順次表示される)。そし
て、ユーザが確認ボタンを押すとS6に移行し、ユーザ
が確認ボタンを押すまで上記S3,S4を繰返す(S
5)。また、上記S5でユーザが確認ボタンを押すと、
リンクテーブル80に書込む所定の情報を生成して記録
保存モードに移行する。なお、上記S5で、加工された
スルー画像を順次表示する際、処理速度を早くすること
によりリアルタイムで表示することができる。
【0046】<実施例>図10は画像加工方法選択画面
の一実施例を示す図であり、画面にアイコンを表示して
ユーザの選択を促す。この例ではユーザがカーソル或い
はポインティングデバイスで「モザイク」を指定すると
モザイク処理モジュール1121に、「変形」を指定す
ると変形処理モジュール1122に、「ぼかし」を指定
するとぼかし処理モジュール1123に、「ぬりかえ」
を指定すると色置換処理モジュール1124に、「浮彫
り」を指定すると浮彫り処理モジュール1125に、
「輪郭」を指定すると輪郭抽出処理モジュール1126
に分岐して夫々の処理を実行し、メインモジュール11
20に復帰する。
【0047】[モザイク処理]図11はモザイク処理の
一実施例を示す図であり、(a)は元画像(この例では
人の顔)、(b)はモザイク加工された画像を示す。モ
ザイク処理モジュール1121は、図11(a)に示す
ような元画像を(b)に示すようにモザイク状に表現し
て表示する。モザイク加工は画像加工用バッファ155
上の画像データを細分割画像が矩形を呈すように細分割
し、分割された各区画内で最も多い色画素でその区画を
色表示する。これにより、画像は色付の矩形(または、
白黒のいづれか)で表現されたモザイクの集合として液
晶ディスプレイ42に表示される(図11(b)の例で
は、印刷上、白黒2色で示されている)。なお、ユーザ
の指定(例えば、カーソル或いはポインティングデバイ
スで画面に表示されるパラメータの指定)によりモザイ
クの大きさを変化させることができる。
【0048】[変形処理]図12は変形(ディフォル
メ)処理方法の説明図、図13は変形処理の一実施例を
示す図であり、図13(a)は元画像(この例では人の
顔)、図13(b)は変形された画像を示す。変形され
ない画像(元画像:図13(a))では液晶ディスプレ
イ42の画面上の画素と画像データ(YUVデータ)は
正規化した場合、図11(a)に示すように1対1に対
応付けられている。変形処理モジュール1122は、液
晶ディスプレイ42の画面上の画素と画像データの対応
付け(表示密度)を(b)に示すように部分的に変化さ
せることにより(この例では中央を疎に、周辺部を密に
している)画面上に図13(b)の例のようにディフォ
ルメされた画像が表示される。なお、変形処理において
1ラインの画素密度は変らない。
【0049】図13(b)の例では中央部分の画像デー
タの分布を疎にし、周辺部分の画像データの分布を密に
することにより視覚的にユニークな歪んだ画像を表示し
ている。ユーザは、液晶ディスプレイ42に表示された
元画像の変形所望部分をカーソル或いはポインティング
デバイスで指定してその部分を中心に元画像を変形させ
ることができる。また、変形の度合い(歪度)もその際
画面に表示されるパラメータを指定することにより変化
させることができる。
【0050】[ぼかし処理]図14は、ぼかし処理の一
実施例を示す図であり、(a)は元画像、(b)はぼか
し加工された画像を示す。ぼかし処理モジュール112
3は、元画像を図14(b)に示すようにぼかして表示
する(図14(b)では、印刷上、ぼかし画像を破線像
で表示している)。ぼかし処理は画像加工用バッファ1
55上の画像データを間引くか、画像加工用バッファ1
55からビデオエンコーダ41に画像データを出力する
段階で、マスク処理(例えば、密で細い網目模様のマス
クデータと画像加工用バッファ155の画像データの合
成処理)等を行なうことにより実現され、画像全体に霧
のかかったような画像が液晶ディスプレイ42に示され
る。この場合、ユーザは画面に表示されるパラメータを
カーソル或いはポインティングデバイスで指定してぼか
しの度合いを指定することができる。
【0051】[色置換処理]図15は、色置換処理(ぬ
りかえ処理)の一実施例を示す図であり、(a)は元画
像、(b)は色置換によりぬりかえ加工された画像であ
る(図15(b)では、印刷上、塗り潰した部分を青
に、濃い格子模様の部分を緑に、薄い斜線の部分を薄い
茶色に、白地が橙色に塗り替えたものとしている)。色
置換処理モジュール1124は、元画像の色彩を全体的
に、或いは部分的に他の色に置換(塗り替え)する。色
置換処理モジュール1123はユーザが指定した部分の
色をユーザの指定した置換色で置換する。この場合、十
字キー104やポインティングデバイスでカーソルを囲
うように移動させてポイント(位置付け)するとその部
分が色置換部分195として指定される。
【0052】次に、色置換処理モジュール11234は
画面上に置換する色彩をOSD(0nScreen Display;挿
入表示)で表示する(図15(a)。この場合、OSD
には、図15(c)に示すように3原色(R(赤)、G
(緑)、B(青))が均等比率でグラフ表示されるの
で、ユーザはこれらを適宜ポイントして比率を変化させ
所望の色を得て、指定された色置換部分195、19
6、197、198の色を指定色(この例では、青、
緑、薄い茶色、橙色)で塗り替えることができる。ま
た、OSDの中央部分Pは明るさを指定する部分であ
り、この部分をポイントすると明→暗→明といったよう
に明るさが循環するので、ユーザは指定された色置換部
分195〜198を所望の色調とすることができる。色
置換処理により、元画像を油絵風に表現することができ
る。また、顔の輪郭部分を原色で強調表示したり、髪や
眉の色を変えたりして歌舞伎役者風や浮世絵風の画像を
得ることができる。
【0053】[浮彫り処理]図16は、浮彫り処理の一
実施例を示す図であり、(a)は元画像、(b)は浮彫
り加工された画像である。浮彫り処理モジュール112
5は、画像加工用バッファ155の画像データをエンボ
ス(emboss)加工して液晶ディスプレイ42の画面上に
浮彫り表示する。エンボス加工は対象画像と背景のコン
トラスト比率を変えて対象画像を浮び上がらせたり、遠
近技法により対象画像を立体表現したり、対象画像の画
素密度を変えて立体表現したりすることにより行なうこ
とができる。
【0054】[輪郭抽出処理]図17は、輪郭抽出処理
の一実施例を示す図であり、(a)は元画像、(b)は
輪郭抽出画像である。輪郭抽出処理モジュール1126
は、元画像の輪郭を抽出して液晶ディスプレイ42の画
面に表示する。また、輪郭抽出は背景処理による境界線
強調等により行なわれ、強調された輪郭線が表示され
る。以上本発明の実施例のいくつかについて説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像時に表示装置に表示される被写体像を加工してその結
果を確認してから記録できるので、加工処理の種類に応
じて適切なカメラアングルで被写体像を得て、加工/表
示し、所望の加工画像を記録できる。また、カメラを移
動させながら所望の加工状態を表示できるので、所望の
加工画像を記録でき、また、加工画像と共にその元とな
った画像も記録することができる。このように臨場的に
加工画像を得られるのでユニークな画像や興味深い画像
を得ることができることから、この種のカメラ装置の応
用性がより広くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデジタルカメラの回路構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラの一実施例の斜視図(背
面図)である。
【図3】図1のデジタルカメラの回路構成を例としたD
RAM内の各画像領域設定の実施例を示す説明図であ
る。
【図4】撮像モードでの各画像バッファでの画像データ
の遷移の例を示す説明図である。
【図5】デジタルカメラの処理モードの構成例を示す説
明図である。
【図6】画像加工/表示手段の構成例を示すブロック図
である。
【図7】画像加工処理手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】リンクテーブルの構成例を示す説明図である。
【図9】画像加工/表示手段の基本動作例を示すフロー
チャートである。
【図10】画像加工方法選択画面の一実施例を示す図で
ある。
【図11】モザイク処理の一実施例を示す図である。
【図12】変形(デフォルメ)処理方法の説明図であ
る。
【図13】変形処理の一実施例を示す図である。
【図14】ぼかし処理の一実施例を示す図である。
【図15】色置換処理(ぬりかえ処理)の一実施例を示
す図である。
【図16】浮彫り処理の一実施例を示す図である。
【図17】輪郭抽出処理の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
41 液晶ディスプレイ(表示装置) 51 フラッシュメモリー(記録媒体) 100 デジタルカメラ(カメラ装置) 110 画像加工/表示手段(画像加工手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を取り込んで表示装置に表示
    し、撮像指示による撮像時に所望の表示画像を記録媒体
    に記録可能なカメラ装置において、 取込まれた被写体像を変形加工して前記表示装置に表示
    する画像加工手段を有するとともに、 撮像指示があった際に前記表示装置に表示されている画
    像を前記記録媒体に記録することを特徴とするカメラ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像加工手段が、変形加工処理とし
    て下記(1)〜(5)の処理のうち少なくとも1つを含
    むことを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。 (1) 被写体像をモザイク状に表現するように被写体
    像データを加工するモザイク処理、 (2) 表示密度を部分的或いは全体的に変化させて、
    被写体像を部分的或いは全体的に変形する変形処理、 (3) 被写体像をぼかして表現するぼかし処理、 (4) 被写体像を浮き上がるように表現する浮彫り処
    理、 (5) 被写体像の輪郭抽出を行なう輪郭抽出処理。
  3. 【請求項3】 被写体像を取り込んで表示装置に表示
    し、撮像指示による撮像時に所望の表示画像を記録媒体
    に記録可能なカメラ装置において、 取込まれた被写体像の一部を加工して前記表示装置に表
    示する画像加工手段を有するとともに、 撮像指示があった際に前記表示装置に表示されている画
    像を前記記録媒体に記録することを特徴とするカメラ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像加工手段が、被写体像のユーザ
    指定の範囲の色彩を置換してユーザ指定の色に塗り替え
    る色置換処理を含むことを特徴とする請求項3記載のカ
    メラ装置。
  5. 【請求項5】 更に、記録時に、取込まれた被写体像デ
    ータと当該被写体像加工画像と、両者を対応づける情報
    を記録媒体に記録することを特徴とする請求項1または
    3記載のカメラ装置。
  6. 【請求項6】 被写体像を取り込んで表示装置に表示
    し、撮像指示による撮像時に所望の表示画像を記録媒体
    に記録可能なカメラ装置において、 取込まれた被写体像を変形加工する工程と、変形加工さ
    れた被写体像を前記表示装置に表示する工程と、撮像指
    示があった際に前記表示装置に表示されている画像を前
    記記録媒体に記録する工程を有することを特徴とする撮
    像方法。
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