JP2002344698A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JP2002344698A
JP2002344698A JP2001145373A JP2001145373A JP2002344698A JP 2002344698 A JP2002344698 A JP 2002344698A JP 2001145373 A JP2001145373 A JP 2001145373A JP 2001145373 A JP2001145373 A JP 2001145373A JP 2002344698 A JP2002344698 A JP 2002344698A
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Takashi Watanabe
隆 渡邉
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射部材の放熱作用を促進し、さらに、反射
部材に付着した塵埃を流れる外気により払拭する。 【解決手段】 棒状光源18と反射部材19とを搭載し
た走行体16を棒状光源18の長手方向と直交する副走
査方向に走査し、原稿面からの反射画像を読み取る画像
読取装置において、棒状光源18の光を原稿面に向けて
反射する反射部材19を、走行体16から露出する状態
でその走行体16により支持する。これにより、走行体
16を走行させるときに、反射部材19は相対的に流れ
る外気の流れに触れる面積が大きいため、反射部材19
の放熱作用を促進し、さらに、反射部材19に付着した
塵埃を外気の流れにより払拭することができ、この塵埃
の払拭により画像の欠落を防止して鮮明な画像を出力す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置及び
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンタクトガラスの下方に直線往
復動自在に設けられた走行体に光源と反射部材とを装着
し、コンタクトガラスの上に載置される原稿面に沿う副
走査方向に走行体を移動させる過程で光源からの照明光
を反射部材によって原稿面に向けて反射し、主走査方向
のライン毎に原稿面からの反射光をCCDリニアイメー
ジセンサに結像させるようにした画像読取装置がある。
この場合、光源は主走査方向に長い棒状光源、例えばハ
ロゲンランプが用いられている。
【0003】ところで、CCDイメージセンサに対する
必要な光量を得るためにはハロゲンランプの光量を調節
するが、カラー画像を読み取る画像読取装置において
は、モノクロ画像を読み取る画像読取装置に比較してC
CDイメージセンサの感度が悪く、また、高解像度化の
要求により光量アップの必要性は高くなってきている。
従来は光源からの照明光を効率よく原稿面に照射するた
めに、光源の周りに反射部材を配設した照明系が多用さ
れている。
【0004】光源の周りに反射部材を配設した場合、反
射部材及び周囲の温度上昇が問題になってきている。ま
た、反射部材の反射面が塵埃の堆積により汚れ易く、そ
の結果、読取画像が不鮮明になり、塵埃が存在する箇所
に対応する位置の画像が欠落するなどの不具合が生じて
いる。
【0005】光源の周りに反射部材を配設する例として
は、特開昭59-2029号公報、特開昭61-213835号公報、特
開昭63-205673号公報、特開平5-11362号公報、特開平7-
319082号公報などに記載されているものが挙げられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭59-2029号公報
には、光源からの光を原稿面に反射する反射部材にハニ
カム構造のものを用いることにより熱を発散させること
が記載されているが、反射部材が複雑化し、製作に困難
性が伴なうことが予想される。
【0007】特開昭61-213835号公報には、反射部材に
通風のための開口部を形成することにより反射部材の温
度上昇を抑制することが記載されているが、走行体の形
状、及び走行体に対する反射部材の支持構造が不明であ
る。反射部材が走行体に囲まれるようであれば、走行体
の走査時に外気が反射部材に触れにくくなるので冷却作
用も得られにくくなる。反射部材に開口部を形成するだ
けでは反射部材を積極的に冷却することは難しい。
【0008】特開昭63-205673号公報には、効率よく原
稿面を照明するために反射部材を位置調節可能に設けた
ことが記載されているが、反射部材の防塵に関しては不
明である。
【0009】特開平5-11362号公報には、原稿面からの
反射光を反射するミラーに、冷却ファンが運ぶ塵埃が付
着することを防止するために、非動作時に防塵カバーで
覆うことが記載されている。しかし、光源からの照明光
を原稿面に反射する照明系の反射部材に対する防塵対策
ついては不明である。この光源の周りの反射部材を、原
稿面からの反射光を反射するミラーと同様に防塵カバー
で覆うように構成したとしても、その防塵カバーは画像
読取動作時にソレノイドなどのアクチュエータにより光
路の外側に退避させなければならず、構造が複雑化す
る。しかも、アクチュエータを走行体に搭載すると、走
行体を副走査方向に駆動する走行駆動系の負荷が大きく
なり、駆動電力も大きくなる問題がある。
【0010】特開平7-319082号公報は、反射部材の一部
を構成するサブリフレクタを変位させることにより原稿
面に入射する光量を調整する発明に関するものである。
同公報には、ハロゲンランプを用いた棒状光源と、この
棒状光源の照明光を原稿面に反射する反射部材と、原稿
面からの反射光を反射する反射板(ミラー)とを、走行
体として機能する支持部材に装着する構成が記載されて
いるが、この支持部材の副走査方向の一端は、反射部材
の高さより上下方向の長さが長い支持壁であるため、こ
の支持壁が外気の通り抜けの抵抗となると思われ、支持
部材の走行時に反射部材の周囲の通気作用を期待するこ
とは難しい。すなわち通気による放熱は得られにくい。
【0011】本発明の目的は、簡易な構造で温度上昇の
抑制を図ることである。
【0012】本発明の目的は、簡易な構造で反射部材の
防塵を図ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像読取
装置は、主走査方向に長い棒状光源と、この棒状光源の
光を原稿面に向けて反射する反射部材とを搭載した走行
体を前記棒状光源の長手方向と直交する副走査方向に走
査し、前記原稿面からの反射画像を読み取る画像読取装
置において、前記反射部材は前記走行体から露出する状
態で該走行体に支持されている。
【0014】したがって、走行体を走行させるときに、
反射部材は相対的に流れる外気の流れに触れる面積が大
きいために放熱作用が促進され、さらに、反射部材に付
着した塵埃が外気の流れにより払拭される。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記走行体は前記反射部材の周囲
を露出させる形状をもって形成されている。
【0016】したがって、反射部材の機能に何ら影響を
与えることなく、反射部材の放熱作用及び塵埃払拭作用
が促進される。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像読取装置において、前記走行体は、前記原稿面と平行
な平面上において扁平な形状であって前記反射部材を嵌
合状態で支持する枠状の形状に定められた支持部を備え
る。
【0018】したがって、走行体の支持部は扁平な形状
であるため、走行体の走行時に反射部材は外気の流れに
触れ易くなり、さらに、反射部材は下部が走行体の下方
に突出して露出して外気に触れる面積が広くなるため、
反射部材の放熱作用及び塵埃払拭作用がさらに促進され
る。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の何れか一記載の画像読取装置において、前記反射部材
には、前記走行体の走行時に周囲の空気を導入する開口
部が形成されている。
【0020】したがって、走行体の走行時に、外気が開
口部を流通する。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像読取装置において、前記開口部は、前記反射部材にお
ける前記走行体よりも下方に突出する部分に形成されて
いる。
【0022】したがって、走行体の走行時に、外気は走
行体の抵抗を受けることなく開口部から流通させること
が可能となる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の発明において、前記開口部は、前記走行体の読取方
向とは反対側の方向に向けて開口されている。
【0024】したがって、走行体の走行時のうち、画像
読取後のリターン時にのみ外気を開口部から流通させる
ことが可能となる。これにより、棒状光源としてハロゲ
ンランプを用いたときに、ハロゲンランプの駆動サイク
ルに影響を与えることなく、外気の流れによる反射部材
の放熱、及び反射部材に付着した塵埃の払拭を行うこと
が可能となる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1ないし6
の何れか一記載の画像読取装置において、前記反射部材
は、前記原稿面からの反射光路の両側に配置されて前記
棒状光源からの照明光を前記原稿面に照射する複数の反
射面を備える。
【0026】したがって、一つの棒状光源を用いた場合
でも、複棒状光源から広範囲に照射される照明光を複数
の反射面により原稿面の照明領域に有効に集めて照射す
ることが可能となる。
【0027】請求項8記載の画像形成装置は、請求項1
ないし7の何れか一記載の画像読取装置と、前記画像読
取装置の出力により画像を形成する画像形成部と、を備
える。
【0028】したがって、画像読取装置の反射部材の放
熱作用の促進、及び反射部材に付着した塵埃の払拭が図
られるため、出力画像を鮮明にし、画像の欠落を防止し
得る画像形成装置を提供することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1及び
図2に基づいて説明する。図1は画像読取装置を実装し
た画像形成装置の内部構造を概略的に示す縦断正面図、
図2は画像読取装置の走行体と反射部材との関係を示す
縦断正面図である。
【0030】図1に示すように、本実施の形態における
画像形成装置1は、画像読取装置2を実装したデジタル
複写機の例である。この画像形成装置1の画像形成部3
は、電子写真方式により画像を出力する公知の構成であ
るので簡単に説明する。すなわち、画像形成部3では、
感光体4の外周を帯電器5により一様に帯電し、画像読
取装置2によって読み取られた原稿の画像データに基づ
いて光書き込みユニット6によって感光体4の帯電部分
に静電潜像を書き込み、その静電潜像を現像器7により
現像し、給紙部8,9,10の何れかから給紙された用
紙に、感光体4上の現像画像を転写ベルト11により転
写し、転写後の用紙を定着器12に送り込み、そこで転
写画像を定着した後、排紙トレイ13に排紙する。そし
て、次の作像のために、感光体4上のトナーをクリニン
グユニット14によりクリーニングする。
【0031】次に、画像読取装置2について説明する。
画像読み取りの原理については従来と同様であるので、
簡単に説明する。この画像読取装置2はコンタクトガラ
ス15の下面に沿って往復駆動される走行体としての第
一の走行体16と第二の走行体17とを具備する。第一
の走行体16には主走査方向(紙面に対して垂直方向)
に長い棒状光源としてのハロゲンランプ18と、反射部
材19と、ミラー20とが搭載され、第二の走行体17
にはミラー21,22が搭載されている。また、コンタ
クトガラス15の下方には結像レンズ23とCCDイメ
ージセンサ24とが設けられている。第一の走行体16
と第二の走行体17とは、副走査方向(紙面において左
右方向)の走査速度及び走査距離が2対1の関係で往復
駆動されるように構成されている。
【0032】次に、原稿画像の読取動作について説明す
る。コンタクトガラス15の上に原稿(図示せず)を載
置し、第一、第二の走行体16,17を図1に示すよう
に左方のホームポジションから右方(図2において矢印
X方向)に向けて移動させ、この過程でハロゲンランプ
18からの照明光を反射部材19によりコンタクトガラ
ス15上の原稿面に照射し、原稿面からの反射光をミラ
ー20,21,22の順に反射させ、その反射光を結像
レンズ23によりCCDイメージセンサ24に結像する
ことにより、原稿画像の読み取りを行う。
【0033】ここで、図2に示すように、走行体16は
反射部材19を支持する支持部25を有する。この支持
部25は、原稿面と平行な平面上において扁平な形状
(板状)であって反射部材19を嵌合状態で支持する角
穴26を有する枠状の形状に定められている。この板状
の支持部25の両側にはミラー20の両端を支持する支
持片27が一体に形成されている。
【0034】反射部材19は、ハロゲンランプ18の背
面を囲む反射面28と、ハロゲンランプ18からの照明
光及び反射面28からの反射光をコンタクトガラス15
上の原稿面に向けて反射する反射面29,30を有す
る。なお、複数の反射面28,29,30は、それぞれ
独立的に形成して第一の走行体16に装着してもよい
し、或いは一部材として一体に形成してもよい。反射部
材19は下部が第一の走行体16の下方に突出し、その
突出部分には主走査方向に長い開口部31が形成されて
いる。本実施の形態における開口部31は、第一の走行
体の読取方向(図2において矢印X方向)とは反対側の
方向に向けて開口されている。
【0035】このような構成において、ハロゲンランプ
18からの照明光は広範囲に向けて照射されるが、反射
面28,29,30により原稿面の照明領域に有効に集
めて照射される。照明された原稿面の反射光は前述のよ
うに、ミラー20,21,22の順に反射されてCCD
イメージセンサ24に結像される。
【0036】本実施の形態の反射部材19は、上記のよ
うに第一の走行体16から露出する状態でその第一の走
行体16に支持されているので、第一の走行体16を走
行させるときに、反射部材19は相対的に流れる外気の
流れに触れる面積が大きくなるために放熱作用が促進さ
れる。さらに、反射部材19に付着した塵埃を外気の流
れにより払拭することができる。この場合、第一の走行
体16は反射部材19の周囲を露出させるように扁平な
支持部25を有するので、反射部材19の機能に何ら影
響を与えることなく、換言すれば反射部材19の形状を
特別な形に変更することなしに、反射部材19の放熱作
用及び塵埃払拭作用を促進することができる。
【0037】さらに、反射部材19には、第一の走行体
16の走行時に周囲の空気を導入する開口部31が形成
されているので、第一の走行体16の走行時に、外気が
開口部31から導入されて反射部材19の内面を通り抜
ける。したがって、外気の流れによる反射部材19の放
熱作用及び塵埃を払拭する作用をさらに促進することが
できる。開口部31を第一の走行体16よりも下方に突
出する部分に形成したことは、第一の走行体16の走行
時に、その第一の走行体16の抵抗を受けることなく開
口部31から外気を流通させることができる点でさらに
有利である。
【0038】さらに、本実施の形態においては、開口部
31は、第一の走行体16の読取方向(図2における矢
印X方向)とは反対側の方向に向けて開口されているの
で、第一の走行体16の走行時のうち、画像読取後のリ
ターン時にのみ外気を開口部31から流通させることが
できる。これにより、ハロゲンランプ18の駆動サイク
ルに影響を与えることなく、外気の流れによる反射部材
19の放熱、及び反射部材19に付着した塵埃の払拭を
行うことができる。
【0039】さらに、反射部材19は、原稿面からの反
射光路(ミラー20に向かう反射光路)の両側に配置さ
れてハロゲンランプ18からの照明光、及び反射面28
からの反射光を原稿面に照射する反射面29,30を備
えるので、一つのハロゲンランプ18を用いた場合で
も、ハロゲンランプ18から広範囲に照射される照明光
を反射面29,30により原稿面の照明領域に有効に集
めて照射することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の画像読取装置によれば、
棒状光源の光を原稿面に向けて反射する反射部材は走行
体から露出する状態でその走行体に支持されているの
で、走行体を走行させるときに、反射部材は相対的に流
れる外気の流れに触れる面積が大きいため、反射部材の
放熱作用を促進し、さらに、反射部材に付着した塵埃を
流れる外気により払拭することができ、この塵埃の払拭
により画像の欠落を防止して鮮明な画像を出力すること
ができる。また、反射部材の放熱及び防塵のための構造
も極めて簡易である。
【0041】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像読取装置において、走行体は反射部材の周囲を
露出させる形状をもって形成されているので、反射部材
の機能に何ら影響を与えることなく、反射部材の放熱作
用及び塵埃払拭作用を促進することができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の画像読取装置において、走行体は、原稿面と平行な
平面上において扁平な形状であって反射部材を嵌合状態
で支持する枠状の形状に定められた支持部を備えるの
で、走行体の支持部は扁平な形状であるため、走行体の
走行時に反射部材を外気の流れに触れ易くすることがで
き、さらに、反射部材は下部が走行体の下方に突出して
露出して外気に触れる面積が広くなるため、反射部材の
放熱作用及び塵埃払拭作用をさらに促進することができ
る。
【0043】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3の何れか一記載の画像読取装置において、反射部
材には、走行体の走行時に周囲の空気を導入する開口部
が形成されているので、走行体の走行時に外気を開口部
から流通させることができ、これにより、反射部材の内
面に付着した塵埃をより有効に払拭することができる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の画像読取装置において、開口部は、反射部材におけ
る走行体よりも下方に突出する部分に形成されているの
で、走行体の走行時に、走行体の抵抗を受けることなく
外気を開口部から流通させることができ、したがって、
外気の流通による放熱作用及び塵埃払拭作用をさらに促
進することができる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、請求項4又
は5記載の発明において、開口部は、走行体の読取方向
とは反対側の方向に向けて開口されているので、走行体
の走行時のうち、画像読取後のリターン時にのみ外気を
開口部から流通させることができる。これにより、棒状
光源としてハロゲンランプを用いたときに、ハロゲンラ
ンプの駆動サイクルに影響を与えることなく、外気の流
れによる反射部材の放熱、及び反射部材に付着した塵埃
の払拭を行うことができる。
【0046】請求項7記載の発明によれば、請求項1な
いし6の何れか一記載の画像読取装置において、反射部
材は、原稿面からの反射光路の両側に配置されて棒状光
源からの照明光を原稿面に照射する複数の反射面を備え
るので、一つの棒状光源を用いた場合でも、複棒状光源
から広範囲に照射される照明光を複数の反射面により原
稿面の照明領域に有効に集めて照射することができる。
これにより、棒状光源の駆動電圧を抑制しながら光量ア
ップを図ることで発熱の抑制に寄与することができる。
【0047】請求項8記載の画像形成装置によれば、請
求項1ないし7の何れか一記載の画像読取装置を備える
ので、画像読取装置の反射部材の放熱作用の促進、及び
反射部材に付着した塵埃の払拭が図られるため、出力画
像を鮮明にし、画像の欠落を防止し得る画像形成装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像読取装置を
実装した画像形成装置の内部構造を概略的に示す縦断正
面図である。
【図2】画像読取装置の走行体と反射部材との関係を示
す縦断正面図である。
【符号の説明】
2 画像読取装置 16 走行体 18 棒状光源 19 反射部材 25 支持部 28〜30 反射面 31 開口部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H108 AA01 CA01 CB01 2H109 AA15 5B047 AA01 BA02 BB02 BC05 BC09 BC14 5C072 AA01 BA12 CA02 DA02 DA04 DA21 EA05 XA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に長い棒状光源と、この棒状
    光源の光を原稿面に向けて反射する反射部材とを搭載し
    た走行体を前記棒状光源の長手方向と直交する副走査方
    向に走査し、前記原稿面からの反射画像を読み取る画像
    読取装置において、 前記反射部材は前記走行体から露出する状態で該走行体
    に支持されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記走行体は前記反射部材の周囲を露出
    させる形状をもって形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記走行体は、前記原稿面と平行な平面
    上において扁平な形状であって前記反射部材を嵌合状態
    で支持する枠状の形状に定められた支持部を備えること
    を特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記反射部材には、前記走行体の走行時
    に周囲の空気を導入する開口部が形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか一記載の画像読取
    装置。
  5. 【請求項5】 前記開口部は、前記反射部材における前
    記走行体よりも下方に突出する部分に形成されているこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記開口部は、前記走行体の読取方向と
    は反対側の方向に向けて開口されていることを特徴とす
    る請求項4又は5記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記反射部材は、前記原稿面からの反射
    光路の両側に配置されて前記棒状光源からの照明光を前
    記原稿面に照射する複数の反射面を備える請求項1ない
    し6の何れか一記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れか一記載の画像
    読取装置と、前記画像読取装置の出力により画像を形成
    する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729640B2 (en) 2006-11-17 2010-06-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Carriage for image scanning unit including radiation plate for conducting heat

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729640B2 (en) 2006-11-17 2010-06-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Carriage for image scanning unit including radiation plate for conducting heat

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