JP2002344624A - 音声掲示板システム - Google Patents
音声掲示板システムInfo
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Abstract
声データを時系列順に再生することが可能な音声掲示板
システムを実現する。 【解決手段】 音声データを各自掲示板に記録し必要に
応じて記憶された音声データを再生する音声掲示板シス
テムにおいて、音声掲示板の識別子を管理するサーバ
と、音声入力手段で音声を取り込み赤外線通信により音
声データとして送信し、音声再生手段で赤外線通信によ
り受信した音声データを音声として再生するコマンダ
と、ネットワークによりサーバと接続されコマンダとの
間で赤外線通信を行うベースノードとを備え、ベースノ
ードがコマンダからの音声データを受信し時間情報を付
加して記憶手段に順次蓄積し、コマンダからの指令に基
づきネットワークに接続され同一の識別子に参加する他
のベースノードで蓄積した音声データを取得して前記コ
マンダに送信する。
Description
タを各自掲示板に記録し任意のユーザが記憶された音声
データを再生する音声掲示板システムに関し、分散して
記憶された音声データを時系列順に再生することが可能
な音声掲示板システムに関する。
単にコンピュータと呼ぶ。)や小型の携帯端末を用いて
行うグループコミュニケーションとしては、メーリング
リスト、電子掲示板、チャット、音声チャットや伝言ダ
イヤル等が存在する。
を用いたグループコミュニケーションの一例を示す構成
ブロック図である。図7において1はメーリングリスト
を管理するサーバであるメーリングリストシステム、2
はメーリングリスト等の情報が格納された記憶手段、
3,4及び5は電子メールを送受信するためのメーラが
インストールされたコンピュータ、100はインターネ
ットやイントラネット等の汎用のネットワークである。
2が接続され、メーリングリストシステム1はネットワ
ーク100に接続される。コンピュータ3,4及び5も
またネットワーク100に接続される。
る。記憶手段2にはメーリングリストに登録されたメン
バーのメールアドレスが格納されており、メーリングリ
ストシステム1は当該メーリングリストに対して送信さ
れてきた電子メールを登録メンバー全員に対して送信す
る。
コンピュータ3,4及び5のユーザのメールアドレスが
登録されており、図7中”SM01”に示すようにコン
ピュータ3のユーザからメーリングリスト”A”に対し
て電子メールが送信された場合、メーリングリストシス
テム1は図7中”BC01”、BC02”及び”BC0
3”に示すように登録メンバーであるコンピュータ3,
4及び5のユーザに対してメールが転送される。
ープコミュニケーションでは1つのメーリングリストに
電子メールを送信することにより、メーリングリストに
登録されているメンバーとの間で情報を共有することが
可能になる。
ループコミュニケーションの一例を示す構成ブロック図
である。図8において3a,4a及び5aは汎用のWe
bブラウザがインストールされたコンピュータ、6は電
子掲示板システム、7は記憶手段、100aは前述のよ
うなネットワークである。
続され、電子掲示板システム6はネットワーク100a
に接続される。コンピュータ3a,4a及び5aもまた
ネットワーク100aに接続される。
る。電子掲示板システム6はコンピュータ3a〜5aの
Webブラウザから電子掲示板に書き込まれたメッセー
ジを記憶手段7に順次記憶して蓄積する。
ブラウザは適宜電子掲示板システム6にアクセスして電
子掲示板に書き込まれているメッセージを閲覧する。
2”及び”WD13”に示すようにコンピュータ3a,
4a及び5aのWebブラウザから電子掲示板に書き込
まれたメッセージを電子掲示板システム6は記憶手段7
に書き込まれた順に順次格納しておく。
bブラウザからの電子掲示場の閲覧要求があった場合に
は図8中”RD11”に示すように記憶手段7に蓄積さ
れた電子掲示板の内容をコンピュータ3aのWebブラ
ウザに提供する。
バーが任意のタイミングで書き込んだメッセージを各自
の自由なタイミングで閲覧できるので、メンバー間での
情報の共有が可能になる。
ープコミュニケーションの一例を示す構成ブロック図で
ある。図9において3b,4b及び5bはチャット用の
ソフトウェアがインストールされたコンピュータ、8は
チャットシステム、9は記憶手段、100bは前述のよ
うなネットワークである。
され、チャットシステム8はネットワーク100bに接
続される。コンピュータ3b,4b及び5bもまたネッ
トワーク100bに接続される。
る。チャットは専用のソフトウェアでサーバ(チャット
システム8)を介して相互に接続された複数のコンピュ
ータ間でリアルタイムな文字列によるメッセージ交換を
行うものである。
コンピュータ3bからチャットシステム8に書き込まれ
たメッセージは、図9中”BC21”、”BC22”及
び”BC23”に示すように即座にチャットに参加して
いるコンピュータ3b,4b及び5bに転送されて表示
される。
リアルタイムに応答することにより、コンピュータの画
面上に次々メッセージが表示され、リアルタイムなメッ
セージ交換を行うことが可能になる。
字列によるリアルタイムなメッセージ交換であったが、
音声によるチャットも存在する。
いたグループコミュニケーションの一例を示す構成ブロ
ック図である。図10において10は伝言ダイヤルシス
テム、11は伝言が記憶される記憶手段、12は加入電
話、13は携帯電話、14は公衆電話、100cは公衆
回線等のネットワークである。
1が接続され、伝言ダイヤルシステム10はネットワー
ク100cに接続される。加入電話12、携帯電話13
及び公衆電話14もまたネットワーク100cに接続さ
れる。
する。情報を共有するグループのメンバーの一人が伝言
ダイヤルシステム10に伝言ボックスを開設し、ID及
びパスワードを得て当該伝言ボックスにメッセージを録
音する。
他のメンバーは各種電話を用いて当該伝言ボックスにア
クセスして録音されたメッセージを確認する。
にメンバーが公衆電話14を用いて伝言ボックスを開設
しメッセージを録音し、図10中”PM31”に示すよ
うに他のメンバーが加入電話12が伝言ボックスに録音
されているメッセージを確認する。
ードを共有するメンバーの間で音声による情報の共有が
可能になる。
来例ではコンピュータ等を用いて文字情報しか送受信す
ることができず、コンピュータを用いることにより気軽
に情報共有をすることが困難であったり、メール機能を
有する携帯端末を用いた場合には通信料の問題や文字入
力に時間がかかってしまうと言った問題点があった。
報のみの共有やコンピュータを用いることが想定されて
おり、チャットのようなリアルタイム性が欠けると言っ
た問題点があった。
性はあるものの、情報の交換中はコンピュータの前を離
れることが困難であると言った問題点があった。音声を
用いたチャットではマイクロフォンやヘッドフォン等の
設備が必要になり環境設定も必要になる。
ジの交換をするために、常時電話を掛け続ける必要性が
あり実用的ではない。従って本発明が解決しようとする
課題は、小型のベースノードに分散して記憶された音声
データを時系列順に再生することが可能な音声掲示板シ
ステムを実現することにある。
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、音声デ
ータを各自掲示板に記録し必要に応じて記憶された音声
データを再生する音声掲示板システムにおいて、前記音
声掲示板の識別子を管理するサーバと、音声入力手段で
音声を取り込み赤外線通信により音声データとして送信
し、音声再生手段で赤外線通信により受信した音声デー
タを音声として再生するコマンダと、ネットワークによ
り前記サーバと接続され前記コマンダとの間で赤外線通
信を行うベースノードとを備え、前記ベースノードが前
記コマンダからの音声データを受信し時間情報を付加し
て記憶手段に順次蓄積し、前記コマンダからの指令に基
づき前記ネットワークに接続され同一の前記識別子に参
加する他のベースノードで蓄積した音声データを取得し
て前記コマンダに送信することにより、再生される音声
データは時系列順で再生されることになる。
明である音声掲示板システムにおいて、前記ベースノー
ドが、前記他のベースノードから取得した音声データと
前記ベースノードに蓄積されている音声データとを時系
列順に並び替えて前記コマンダに送信することにより、
再生される音声データは時系列順で再生されることにな
る。
明である音声掲示板システムにおいて、前記コマンダ
が、操作手段と、前記音声を取り込む前記音声入力手段
と、前記音声を再生する前記音声再生手段と、前記ベー
スノードとの間で赤外線通信を行う赤外線通信手段と、
全体を制御すると共に前記操作手段の出力に基づき音声
の取り込み及び音声の再生を行う制御手段とから構成さ
れることにより、再生される音声データは時系列順で再
生されることになる。
明である音声掲示板システムにおいて、前記ベースノー
ドが、前記コマンダとの間で赤外線通信を行う赤外線通
信手段と、前記ネットワークに接続され通信を行うネッ
トワーク通信手段と、前記コマンダから受信した音声デ
ータが格納される前記記憶手段と、全体を制御すると共
に前記音声データに時間情報を付加して前記記憶手段に
順次蓄積し、前記コマンダからの指令に基づき前記他の
ベースノードから音声データを取得して前記コマンダに
送信する制御手段とから構成されることにより、再生さ
れる音声データは時系列順で再生されることになる。
明である音声掲示板システムにおいて、前記制御手段
が、前記他のベースノードから取得した音声データと前
記記憶手段に蓄積されている音声データとを時系列順に
並び替えて前記コマンダに送信することにより、再生さ
れる音声データは時系列順で再生されることになる。
項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、前
記ベースノードが音声データの送信要求に最後に音声を
再生した時刻を付加して送信し、前記他のベースノード
が前記時刻以降に格納された音声データを前記ベースノ
ード送信することにより、送信要求を受けたベースノー
ド側では当該時刻以降に格納された音声データのみを送
信することが可能になり、ネットワークの通信負荷を低
減させることが可能になる。
項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、前
記他のベースノードが音声データのインデックス及びそ
の容量を前記ベースノードに送信し、前記ベースノード
は前記記憶手段の残りの記憶容量から受信可能なインデ
ックスを選択して前記他のベースノードに要求すること
により、要求元のベースノードが自らの記憶手段の残り
の記憶容量から受信可能な音声データインデックスを選
択し、受信可能な音声データインデックスを再びベース
ノードに要求することができ、ネットワークの通信負荷
を低減させることが可能になる。
項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、前
記他のベースノードが音声データを小さなデータ容量に
分割し、前記ベースノードが分割された音声データの送
信要求を順次繰り返すことにより、音声再生をするベー
スノードの記憶手段の記憶容量を超過する時間の音声デ
ータを再生することが可能になる。
項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、前
記ベースノードが、特定の識別子に参加する他のベース
ノードに格納された音声データを一定時間間隔で監視し
て、未再生の音声データが存在する自動的に音声データ
を取得することにより、一定時間間隔を各ベースノード
毎に適宜設定することにより、特定のベースノードに対
して負荷が集中することを防止することができる。
求項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、
前記ネットワークに接続され同一の前記識別子に参加す
る前記他のベースノードが2以上存在し、前記ベースノ
ード及び前記他のベースノードが前記識別子に参加する
ベースノードのIDのリストを自らの記憶手段に格納す
ることにより、同一の”VoiceID”に参加する複
数のベースノードに分散して蓄積された音声データを時
系列順に再生することが可能になる。
の発明である音声掲示板システムにおいて、前記ベース
ノード若しくは前記他のベースノードが、自らの記憶手
段に格納された前記リストに基づき同一の前記識別子に
参加する前記ベースノード若しくは前記他のベースノー
ドを識別することにより、同一の”VoiceID”に
参加する複数のベースノードに分散して蓄積された音声
データを時系列順に再生することが可能になる。
求項2記載の発明である音声掲示板システムにおいて、
前記ベースノード若しくは前記他のベースノードが、特
定のベースノードのIDが記載された第2のリストを自
らの記憶手段に格納し、前記第2のリストに記載された
ベースノード以外のベースノードから音声データを取得
することにより、メンバーリストに記載されているベー
スノードであっても、必要に応じて適宜音声データの受
信を拒絶することができるので、聞きたくない情報や不
必要な情報を無視することが可能になる。
説明する。図1は本発明に係る音声掲示板システムの一
実施例を示す構成ブロック図である。
管理するサーバ、16及び17はベースノード、18及
び19はコマンダ、101はインターネット等の汎用の
ネットワークである。
れ、ベースノード16及び17もまたネットワーク10
1に接続される。また、コマンダ18は赤外線通信によ
りベースノード16に接続され、コマンダ19は赤外線
通信によってベースノード17に接続される。
る。サーバ15は音声掲示板システムを管理するサーバ
であり、音声掲示板の識別子である”VoiceID”
を発行する。音声データは同一の”VoiceID”に
属するユーザ間で共有される。
バルアドレスが割り付けられ、インターネット等のネッ
トワーク101に常時接続される。一方、赤外線通信に
よりコマンダ18及び19との間で通信を行う。
ダ18及び19から送信されてくる音声データを蓄積
し、必要に応じて他のベースノードとの間で蓄積した音
声データの交換等を行う。
ロフォン等の音声入力手段により、音声を取り込みベー
スノードに赤外線通信により音声データとして送信す
る。
声入力手段により取り込まれた音声データは、赤外線通
信でベースノード16に送信され、ベースノード16の
記憶手段等にタイムスタンプ等の時間情報を付加された
上で格納蓄積される。
場合には、ベースノード16及び17が同一の”Voi
ceID”に属するユーザである場合、コマンダ18及
び19からの指令によりベースノード16及び17は他
のベースノードが蓄積した音声データをネットワーク1
01経由で取得し、コマンダ18及び19の内蔵スピー
カ等の音声再生手段により音声データを再生する。
同時にリアルタイム送信するのではく、コマンダ18及
び19(ユーザ)からの指令により、分散配置されたベ
ースノードから音声データを取得し再生することにな
る。
7に対して赤外線通信を用いて音声生成指令があった場
合には、ベースノード17はネットワーク101を介し
てベースノード16から蓄積されている音声データを取
得してコマンダ19に赤外線通信を用いて送信する。
コマンダ19の内蔵スピーカ等の音声再生手段により再
生されコマンダ19を操作するユーザによって認識され
る。
図3を用いて更に詳細に説明する。図2及び図3はコマ
ンダ及びベースノードの具体例を示す構成ブロック図で
ある。
る制御手段、21はキーやロータリノブ等のユーザが操
作する操作手段、22はマイクロフォン等の音声入力手
段、23はスピーカ等の音声再生手段、24はベースノ
ードとの間で赤外線通信を行う赤外線通信手段である。
また、20〜24はコマンダ50を構成する。
は制御手段20に接続され、制御手段20の出力は音声
再生手段23に接続される。また、制御手段20の入出
力が赤外線通信手段24に接続され、赤外線通信手段2
4の通信入出力はベースノード(図示せず。)に対して
送受信される。
説明する。操作手段21の操作により制御手段20に対
して音声入力の指令があった場合には、制御手段20は
音声入力手段22で取り込んだ音声をディジタル信号等
の音声データに変換して、赤外線通信手段24を介して
変換した音声データをベースノード(図示せず。)に送
信する。
20に対して音声再生の指令があった場合には、制御手
段20は赤外線通信手段24を介してベースノード(図
示せず。)に対して他のベースノードに蓄積された音声
データ(若しくは、ベースノードに蓄積された音声デー
タと当該ベースノードに蓄積されている音声データ)の
取得・送信を指令する。
外線通信手段24を介してベースノードから受信した音
声データをアナログ信号等に変換して、音声再生手段2
3を用いて音声を再生させる。
体を制御する制御手段、26はコマンダ(図示せず。)
との間で赤外線通信を行う赤外線通信手段、27は”V
oiceID”等の情報を格納する記憶手段、28は音
声データが格納され記憶手段、29はネットワーク10
1を介して通信を行うネットワーク通信手段である。ま
た、25〜29はベースノード51を構成する。
6に接続され、赤外線通信手段26の通信入出力はコマ
ンダ(図示せず。)に対して送受信される。また、制御
手段25の入出力は記憶手段27及び28に相互に接続
され、制御手段25の入出力はネットワーク通信手段2
9に接続され、ネットワーク通信手段29の通信入出力
はネットワーク101を介して他のベースノード(図示
せず。)に対して送受信される。
作を説明する。赤外線通信手段26を介してコマンダ
(図示せず。)から音声データを受信した場合、制御手
段25は受信した音声データに対してタイムスタンプ等
の時間情報を付加して記憶手段28の順次蓄積する。
他のベースノード(図示せず。)から蓄積されている音
声データの送信要求があった場合、制御手段25は他の
ベースノード(図示せず。)の”VoicceID”が
記憶手段27に格納されている”VoiceID”と一
致するか否かを判断する。
には、制御手段25は記憶手段28に蓄積されている音
声データを読み出し、ネットワーク通信手段29を用い
てネットワーク101を介して読み出した音声データを
他のベースノード(図示せず。)に送信する。
ンダ(図示せず。)から音声データの再生指令を受信し
た場合、制御手段25はネットワーク通信手段29を介
して他のベースノード(図示せず。)に蓄積されている
音声データの取得依頼を行う。
て他のベースノード(図示せず。)から取得した音声デ
ータ(若しくは、他のベースノードに蓄積された音声デ
ータと当該ベースノードに蓄積されている音声データを
時系列順に並び替えた音声データ)を赤外線通信手段2
6を用いてコマンダ(図示せず。)に送信する。
順次蓄積された音声データを必要に応じてベースノード
間で交換して再生することにより、チャットシステムの
ように情報の交換中はコンピュータの前から離れること
ができないと言った問題点が解決でき、分散配置された
ベースノードに順次蓄積された音声データを順次再生す
るので再生される音声データは時系列順で再生されるこ
とになる。
散的になるものの、再生される音声データは時系列順で
再生されることになる。
場合には、コマンダ18及び19からの指令によりベー
スノード16及び17は他のベースノードが蓄積した音
声データをネットワーク101経由で取得すると共に自
らが蓄積した音声データとの間でタイムスタンプ等の時
間情報に基づき並び換えを行い、時系列順に音声データ
を送信し、コマンダにおいて再生する。
ドで蓄積された音声データを併せて再生する場合であっ
ても、再生される音声データは時系列順で再生されるこ
とになる。
icdID”に対して2つのベースノードが存在する音
声掲示板システムを例示しているが、1つの”Voic
dID”に対して複数のベースノードが存在する場合で
あっても構わない。
システムの他の実施例を示す構成ブロック図である。図
4において30は音声掲示板システムを管理するサー
バ、31,32及び33はベースノード、102はイン
ターネット等の汎用のネットワークである。
れ、ベースノード31,32及び33もまたネットワー
ク102に接続される。また、ベースノード31,32
及び33との間で赤外線通信を行うコマンダに関しては
記載を省略している。
び図6を用いて説明する。図5はベースノードの音声蓄
積時の動作を説明するフロー図、図6はベースノードの
音声再生時の動作を説明するフロー図である。
2及び33にはそれぞれ”A”,”B”及び”C”と言
ったベースノードIDが付与されているものとする。ベ
ースノードIDとは工場出荷時に一意に割り振られた番
号である。
中”VI01”に示すように”VoiceID”を取得
して音声掲示板を開設しており、ベースノード32及び
33は当該”VoiceID”の音声掲示板のメンバー
を構成している。
のメンバーのリストは各ベースノードの記憶手段に格納
される。
2”及び”ML03”は各ベースノード31,32及び
33に設けられたメンバーリスト用の記憶手段(例え
ば、図3の記憶手段27に相当。)であり、メンバーリ
ストはこの記憶手段に格納される。
3の有するベースノードIDである”A”,”B”及
び”C”が記載されたメンバーリストとして格納されて
いる。
てベースノードは赤外線通信によりコマンダ(図示せ
ず。)から音声データを受信したか否かを判断する。
5中”S002”においてベースノードは音声データに
タイムスタンプ等の時間情報を付加すると共に図5中”
S003”に示すように自らの記憶手段に格納蓄積す
る。
示せず。)から受信した音声データを図4中”VM0
1”に示す音声データ用の記憶手段(例えば、図3の記
憶手段28に相当。)に順次格納・蓄積する。
てベースノードはコマンダ(図示せず。)から音声再生
の指令を受信したか否かを判断する。
中”S102”においてベースノードは記憶手段に格納
されているメンバーリストを参照し、図6中”S10
3”においてネットワーク102を介して同一の”Vi
oceID”に参加している他のベースノードに対して
個々に蓄積している音声データの送信を要求する。
ースノードは各々記憶手段に格納蓄積されている音声デ
ータを読み出して、ネットワーク102経由で要求元の
ベースノードに読み出した音声データを送信する。
示せず。)から音声再生の指令を受信した場合には、図
4中”ML01”に格納されているメンバーリストを読
み出して参照する。
び”C”が記載されているので、ベースノード31は自
らのベースノードIDである”A”以外のベースノー
ド、具体的には、ベースノード32及び33に対して個
々に蓄積している音声データの送信を要求する。
ベースノード32及び33は図4中”VM02”及び”
VM03”に示す各々記憶手段に格納蓄積されている音
声データを読み出して、ネットワーク102経由で要求
元のベースノード31に対して読み出した音声データを
送信する。
は同一の”VioceID”に参加している他のベース
ノードから音声データの受信を待ち、音声データを受信
した場合には、図6中”S105”においてベースノー
ドは受信した音声データを時系列順に並び替え、若しく
は、自らが蓄積している音声データと受信した音声デー
タとを併せて時系列順に並び替え、図6中”S106”
において並び替えた音声データを赤外線通信でコマンダ
(図示せず。)に送信する。
している他のベースノード32及び33から音声データ
を受信したベースノード31は受信した音声データを時
系列順に並び替え、若しくは、図4中”VM01”に示
す記憶手段に自らが蓄積している音声データと受信した
音声データとを併せて時系列順に並び替えて赤外線通信
でコマンダ(図示せず。)に送信する。
加する複数のベースノードに分散して蓄積された音声デ
ータを時系列順に再生することが可能になる。
他のベースノードに蓄積された音声データを何ら制約な
く送信させて取得しているが、音声データの送信要求に
最後に音声を再生した時刻を付加して送信することによ
り、送信要求を受けたベースノード側では当該時刻以降
に格納された音声データのみを送信することが可能にな
り、ネットワーク102の通信負荷を低減させることが
可能になる。
は直ちに音声データを送信するのではなく、音声データ
の音声データインデックス及びその容量を一旦送信して
も構わない。
らの記憶手段の残りの記憶容量から受信可能な音声デー
タインデックスを選択し、受信可能な音声データインデ
ックスを再びベースノードに要求することができ、ネッ
トワーク102の通信負荷を低減させることが可能にな
る。
割して、当該分割された音声データの送信要求を順次繰
り返すことにより、音声再生をするベースノードの記憶
手段の記憶容量を超過する時間の音声データを再生する
ことが可能になる。
ユーザがコマンダで自ら音声再生を指示した時点で音声
再生されるが、特定の”VoiceID”に対して格納
された音声データを一定時間間隔で監視して、未再生の
音声データが存在する場合にはベースノードが自動的に
音声データを取得して再生しても構わない。
スノード毎に適宜設定することにより、特定のベースノ
ードに対して負荷が集中することを防止することができ
る。
憶手段に格納されている”IGNORE”リストに登録
して、当該”IGNORE”リストに登録されているベ
ースノードIDからの音声データの受信を拒絶すること
も可能である。
ているベースノードであっても、必要に応じて適宜音声
データの受信を拒絶することができるので、聞きたくな
い情報や不必要な情報を無視することが可能になる。
の簡単のためにメンバーリスト用の記憶手段と音声デー
タ用の記憶手段を別個に記載しているが、勿論、1つの
記憶手段に2つの情報を併せて記憶させても構わない。
本発明によれば次のような効果がある。請求項1,2,
3,4及び請求項5の発明によれば、分散配置されたベ
ースノードに順次蓄積された音声データを必要に応じて
ベースノード間で交換して再生することにより、音声の
入力と音声の再生とは離散的になるものの、再生される
音声データは時系列順で再生されることになる。
ば、最後に音声を再生した時刻以降に格納された音声デ
ータのみを送信することが可能になり、また、受信可能
な音声データインデックスをベースノードに要求するこ
とができるので、ネットワークの通信負荷を低減させる
ことが可能になる。
タを小さなデータ容量に分割して、当該分割された音声
データの送信要求を順次繰り返すことにより、音声再生
をするベースノードの記憶手段の記憶容量を超過する時
間の音声データを再生することが可能になる。
間隔を各ベースノード毎に適宜設定することにより、特
定のベースノードに対して負荷が集中することを防止す
ることができる。
よれば、同一の識別子に参加する他のベースノードが2
以上存在し、ベースノード及び他のベースノードが自ら
識別子に参加するベースノードのIDのリストを記憶手
段に格納することにより、同一の”VoiceID”に
参加する複数のベースノードに分散して蓄積された音声
データを時系列順に再生することが可能になる。
ベースノードIDを自らの記憶手段に格納されている”
IGNORE”リストに登録することにより、メンバー
リストに記載されているベースノードであっても、必要
に応じて適宜音声データの受信を拒絶することができる
ので、聞きたくない情報や不必要な情報を無視すること
が可能になる。
示す構成ブロック図である。
る。
ある。
を示す構成ブロック図である。
ロー図である。
ロー図である。
ュニケーションの一例を示す構成ブロック図である。
ーションの一例を示す構成ブロック図である。
ションの一例を示す構成ブロック図である。
ニケーションの一例を示す構成ブロック図である。
ンピュータ 6 電子掲示板システム 8 チャットシステム 10 伝言ダイヤルシステム 12 加入電話 13 携帯電話 14 公衆電話 15,30 サーバ 16,17,31,32,33,51 ベースノード 18,19,50 コマンダ 20,25 制御手段 21 操作手段 22 音声入力手段 23 音声再生手段 24,26 赤外線通信手段 29 ネットワーク通信手段 100,100a,100b,100c,101,10
2 ネットワーク
Claims (12)
- 【請求項1】音声データを各自掲示板に記録し必要に応
じて記憶された音声データを再生する音声掲示板システ
ムにおいて、 前記音声掲示板の識別子を管理するサーバと、 音声入力手段で音声を取り込み赤外線通信により音声デ
ータとして送信し、音声再生手段で赤外線通信により受
信した音声データを音声として再生するコマンダと、 ネットワークにより前記サーバと接続され前記コマンダ
との間で赤外線通信を行うベースノードとを備え、 前記ベースノードが前記コマンダからの音声データを受
信し時間情報を付加して記憶手段に順次蓄積し、前記コ
マンダからの指令に基づき前記ネットワークに接続され
同一の前記識別子に参加する他のベースノードで蓄積し
た音声データを取得して前記コマンダに送信することを
特徴とする音声掲示板システム。 - 【請求項2】前記ベースノードが、 前記他のベースノードから取得した音声データと前記ベ
ースノードに蓄積されている音声データとを時系列順に
並び替えて前記コマンダに送信することを特徴とする請
求項1記載の音声掲示板システム。 - 【請求項3】前記コマンダが、 操作手段と、 前記音声を取り込む前記音声入力手段と、 前記音声を再生する前記音声再生手段と、 前記ベースノードとの間で赤外線通信を行う赤外線通信
手段と、 全体を制御すると共に前記操作手段の出力に基づき音声
の取り込み及び音声の再生を行う制御手段とから構成さ
れることを特徴とする請求項1記載の音声掲示板システ
ム。 - 【請求項4】前記ベースノードが、 前記コマンダとの間で赤外線通信を行う赤外線通信手段
と、 前記ネットワークに接続され通信を行うネットワーク通
信手段と、 前記コマンダから受信した音声データが格納される前記
記憶手段と、 全体を制御すると共に前記音声データに時間情報を付加
して前記記憶手段に順次蓄積し、前記コマンダからの指
令に基づき前記他のベースノードから音声データを取得
して前記コマンダに送信する制御手段とから構成される
ことを特徴とする請求項1記載の音声掲示板システム。 - 【請求項5】前記制御手段が、 前記他のベースノードから取得した音声データと前記記
憶手段に蓄積されている音声データとを時系列順に並び
替えて前記コマンダに送信することを特徴とする請求項
4記載の音声掲示板システム。 - 【請求項6】前記ベースノードが音声データの送信要求
に最後に音声を再生した時刻を付加して送信し、前記他
のベースノードが前記時刻以降に格納された音声データ
を前記ベースノード送信することを特徴とする請求項1
及び請求項2記載の音声掲示板システム。 - 【請求項7】前記他のベースノードが音声データのイン
デックス及びその容量を前記ベースノードに送信し、前
記ベースノードは前記記憶手段の残りの記憶容量から受
信可能なインデックスを選択して前記他のベースノード
に要求することを特徴とする請求項1及び請求項2記載
の音声掲示板システム。 - 【請求項8】前記他のベースノードが音声データを小さ
なデータ容量に分割し、前記ベースノードが分割された
音声データの送信要求を順次繰り返すことを特徴とする
請求項1及び請求項2記載の音声掲示板システム。 - 【請求項9】前記ベースノードが、 特定の識別子に参加する他のベースノードに格納された
音声データを一定時間間隔で監視して、未再生の音声デ
ータが存在する自動的に音声データを取得することを特
徴とする請求項1及び請求項2記載の音声掲示板システ
ム。 - 【請求項10】前記ネットワークに接続され同一の前記
識別子に参加する前記他のベースノードが2以上存在
し、前記ベースノード及び前記他のベースノードが前記
識別子に参加するベースノードのIDのリストを自らの
記憶手段に格納することを特徴とする請求項1及び請求
項2記載の音声掲示板システム。 - 【請求項11】前記ベースノード若しくは前記他のベー
スノードが、 自らの記憶手段に格納された前記リストに基づき同一の
前記識別子に参加する前記ベースノード若しくは前記他
のベースノードを識別することを特徴とする請求項10
記載の音声掲示板システム。 - 【請求項12】前記ベースノード若しくは前記他のベー
スノードが、 特定のベースノードのIDが記載された第2のリストを
自らの記憶手段に格納し、前記第2のリストに記載され
たベースノード以外のベースノードから音声データを取
得することを特徴とする請求項1及び請求項2記載の音
声掲示板システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001146396A JP3909655B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 音声掲示板システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001146396A JP3909655B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 音声掲示板システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002344624A true JP2002344624A (ja) | 2002-11-29 |
JP3909655B2 JP3909655B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=18992063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146396A Expired - Fee Related JP3909655B2 (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 音声掲示板システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3909655B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007116607A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声ガイダンスシステム |
JP2018139115A (ja) * | 2018-03-20 | 2018-09-06 | 株式会社 ディー・エヌ・エー | 音声チャットを可能とするシステム、方法及びプログラム |
US10469422B2 (en) | 2014-07-01 | 2019-11-05 | DeNA Co., Ltd. | System, method, and program that allow audio chatting |
JP2019195149A (ja) * | 2018-05-05 | 2019-11-07 | ナレルシステム株式会社 | グループ音声通信と過去音声確認のためのコンピュータシステム、コンピュータプログラム及び方法 |
-
2001
- 2001-05-16 JP JP2001146396A patent/JP3909655B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007116607A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声ガイダンスシステム |
JP4550714B2 (ja) * | 2005-10-24 | 2010-09-22 | 沖電気工業株式会社 | 音声ガイダンスシステム |
US10469422B2 (en) | 2014-07-01 | 2019-11-05 | DeNA Co., Ltd. | System, method, and program that allow audio chatting |
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JP2019195149A (ja) * | 2018-05-05 | 2019-11-07 | ナレルシステム株式会社 | グループ音声通信と過去音声確認のためのコンピュータシステム、コンピュータプログラム及び方法 |
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---|---|
JP3909655B2 (ja) | 2007-04-25 |
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